JPH08108169A - 土壌汚染物質の吸引方法及びその吸引装置 - Google Patents
土壌汚染物質の吸引方法及びその吸引装置Info
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- JPH08108169A JPH08108169A JP6246233A JP24623394A JPH08108169A JP H08108169 A JPH08108169 A JP H08108169A JP 6246233 A JP6246233 A JP 6246233A JP 24623394 A JP24623394 A JP 24623394A JP H08108169 A JPH08108169 A JP H08108169A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一本の吸引管で汚染物質が滞留している地層
から重点的に汚染物質を除去し得る土壌汚染物質の吸引
方法を提供する。 【構成】 汚染領域に掘った井戸10の所定深さから汚
染物質を吸引する際に、該井戸10内に挿入された孔1
2、12・・が穿設されている挿入管14内に、拡径・
縮径可能に設けられたシール部材を具備する二個のシー
ル機構20a、20bが所定間隔を介して装着されてい
ると共に、シール機構20a、20b間の外周面に吸引
孔22、22・・が穿設された吸引管24を挿入した
後、シール機構20a、20bのシール部材を拡径して
挿入管14の内壁面に、シール部材の外周面を周接させ
て挿入管14と吸引管24との間をシールし、次いでシ
ール機構20a、20b間に形成された間隙26内に挿
入管14の孔12、12・・を介して汚染土壌から汚染
物質が吸引されるように、間隙26内のガスや水等を吸
引管24の吸引孔22、22・・を介して吸引すること
を特徴する。
から重点的に汚染物質を除去し得る土壌汚染物質の吸引
方法を提供する。 【構成】 汚染領域に掘った井戸10の所定深さから汚
染物質を吸引する際に、該井戸10内に挿入された孔1
2、12・・が穿設されている挿入管14内に、拡径・
縮径可能に設けられたシール部材を具備する二個のシー
ル機構20a、20bが所定間隔を介して装着されてい
ると共に、シール機構20a、20b間の外周面に吸引
孔22、22・・が穿設された吸引管24を挿入した
後、シール機構20a、20bのシール部材を拡径して
挿入管14の内壁面に、シール部材の外周面を周接させ
て挿入管14と吸引管24との間をシールし、次いでシ
ール機構20a、20b間に形成された間隙26内に挿
入管14の孔12、12・・を介して汚染土壌から汚染
物質が吸引されるように、間隙26内のガスや水等を吸
引管24の吸引孔22、22・・を介して吸引すること
を特徴する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は土壌汚染物質の吸引方法
及びその吸引装置に関し、更に詳細には汚染領域に掘っ
た井戸の所定深さから汚染物質を吸引除去する土壌汚染
物質の吸引方法及びその吸引装置に関する。
及びその吸引装置に関し、更に詳細には汚染領域に掘っ
た井戸の所定深さから汚染物質を吸引除去する土壌汚染
物質の吸引方法及びその吸引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トリクロロエチレン、テトラクロロエチ
レン等の揮発性有機溶剤や六価クロム等の水溶性物質に
よって汚染された土壌や地下水から土壌汚染物質を除去
する際には、特開平3−202586号公報において提
案されているように、汚染領域に掘った井戸から汚染物
質を吸引除去する方法が採用されている。しかし、地層
には、汚染物質が滞留し易い地層と、汚染物質が滞留し
難い地層とが存在するため、井戸全体から吸引すると、
空気やガスの抜け易い地層から空気やガスが選択的に抜
けてしまい、汚染物質が滞留している地層からの吸引が
実質的にできなくなることがある。このため、特開平5
−231086号公報で提案されている方法は、図7に
示す如く、汚染領域に掘った井戸102に、挿入深さの
異なる複数本の吸引管104、106を挿入し、吸引管
104、106の先端部に砂や砕石を充填してガスや水
が進入する層108、110を形成する。更に、この層
108、110の上下面にはコンクリート層112、1
14、116を形成し、他の地層からガスや水が層10
8、110に進入し難くしている。
レン等の揮発性有機溶剤や六価クロム等の水溶性物質に
よって汚染された土壌や地下水から土壌汚染物質を除去
する際には、特開平3−202586号公報において提
案されているように、汚染領域に掘った井戸から汚染物
質を吸引除去する方法が採用されている。しかし、地層
には、汚染物質が滞留し易い地層と、汚染物質が滞留し
難い地層とが存在するため、井戸全体から吸引すると、
空気やガスの抜け易い地層から空気やガスが選択的に抜
けてしまい、汚染物質が滞留している地層からの吸引が
実質的にできなくなることがある。このため、特開平5
−231086号公報で提案されている方法は、図7に
示す如く、汚染領域に掘った井戸102に、挿入深さの
異なる複数本の吸引管104、106を挿入し、吸引管
104、106の先端部に砂や砕石を充填してガスや水
が進入する層108、110を形成する。更に、この層
108、110の上下面にはコンクリート層112、1
14、116を形成し、他の地層からガスや水が層10
8、110に進入し難くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す方法によれ
ば、汚染物質が滞留している地層から重点的に汚染物質
を除去することができる。しかしながら、図7に示す如
く、井戸102内に複数本の吸引管104、106を挿
入することを要するため、大径の井戸を掘る必要があ
る。このため、掘削が困難な大径の深井戸を掘る必要が
ある場合には、汚染物質が滞留している地層毎に深さの
異なる複数本の井戸を掘ることになる。また、吸引管1
04、106の途中は、コンクリート層112、114
に固着されているため、汚染物質の吸引除去が完了した
後に、吸引管104、106を抜き取ることができず放
置される。この様に、従来の土壌汚染物質の除去方法
は、作業手順が煩雑で且つ作業規模が大規模となるた
め、汚染物質の除去費用が高くなる。そこで、本発明の
目的は、一本の吸引管で汚染物質が滞留している地層か
ら重点的に汚染物質を除去し得る土壌汚染物質の吸引方
法及びその装置を提供することにある。
ば、汚染物質が滞留している地層から重点的に汚染物質
を除去することができる。しかしながら、図7に示す如
く、井戸102内に複数本の吸引管104、106を挿
入することを要するため、大径の井戸を掘る必要があ
る。このため、掘削が困難な大径の深井戸を掘る必要が
ある場合には、汚染物質が滞留している地層毎に深さの
異なる複数本の井戸を掘ることになる。また、吸引管1
04、106の途中は、コンクリート層112、114
に固着されているため、汚染物質の吸引除去が完了した
後に、吸引管104、106を抜き取ることができず放
置される。この様に、従来の土壌汚染物質の除去方法
は、作業手順が煩雑で且つ作業規模が大規模となるた
め、汚染物質の除去費用が高くなる。そこで、本発明の
目的は、一本の吸引管で汚染物質が滞留している地層か
ら重点的に汚染物質を除去し得る土壌汚染物質の吸引方
法及びその装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成すべく検討した結果、井戸内に挿入された複数個の
孔が穿設されている挿入管内に、拡径・縮径可能に設け
られたシール部材を具備する二個のシール機構が所定間
隔を介して装着されていると共に、シール機構間の外周
面に吸引孔が穿設された吸引管を、汚染物質が滞留して
いる地層に相当する位置に挿入し、シール機構のシール
部材を拡径して挿入管の内壁面に、シール部材の外周面
を周接させて挿入管と吸引管との間をシールした後、シ
ール機構間に形成された間隙内を吸引することによっ
て、汚染物質が滞留している地層から間隙内に汚染物質
を吸引できることを見出し、本発明に到達した。
達成すべく検討した結果、井戸内に挿入された複数個の
孔が穿設されている挿入管内に、拡径・縮径可能に設け
られたシール部材を具備する二個のシール機構が所定間
隔を介して装着されていると共に、シール機構間の外周
面に吸引孔が穿設された吸引管を、汚染物質が滞留して
いる地層に相当する位置に挿入し、シール機構のシール
部材を拡径して挿入管の内壁面に、シール部材の外周面
を周接させて挿入管と吸引管との間をシールした後、シ
ール機構間に形成された間隙内を吸引することによっ
て、汚染物質が滞留している地層から間隙内に汚染物質
を吸引できることを見出し、本発明に到達した。
【0005】すなわち、本発明は、汚染領域に掘った井
戸の所定深さから汚染物質を吸引する際に、該井戸内に
挿入された複数個の孔が穿設されている挿入管内に、拡
径・縮径可能に設けられたシール部材を具備するシール
機構が装着されていると共に、シール機構の上方又は下
方の外周面に吸引孔が穿設された吸引管を挿入した後、
前記シール機構のシール部材を拡径して挿入管の内壁面
に、シール部材の外周面の少なくとも一部を周接させて
挿入管と吸引管との間をシールし、次いで前記シール機
構、吸入管、及び吸引管によって囲まれた間隙内に挿入
管の孔を介して汚染土壌から汚染物質が吸引されるよう
に、前記間隙内のガスや水等を吸引管の吸引孔から吸引
することを特徴する土壌汚染物質の吸引方法にある。
戸の所定深さから汚染物質を吸引する際に、該井戸内に
挿入された複数個の孔が穿設されている挿入管内に、拡
径・縮径可能に設けられたシール部材を具備するシール
機構が装着されていると共に、シール機構の上方又は下
方の外周面に吸引孔が穿設された吸引管を挿入した後、
前記シール機構のシール部材を拡径して挿入管の内壁面
に、シール部材の外周面の少なくとも一部を周接させて
挿入管と吸引管との間をシールし、次いで前記シール機
構、吸入管、及び吸引管によって囲まれた間隙内に挿入
管の孔を介して汚染土壌から汚染物質が吸引されるよう
に、前記間隙内のガスや水等を吸引管の吸引孔から吸引
することを特徴する土壌汚染物質の吸引方法にある。
【0006】また、本発明は、汚染領域の井戸内に挿入
された挿入管に穿設された複数個の孔を介して挿入管内
に進入した汚染物質を吸引する土壌汚染物質の吸引装置
であって、該挿入管内に挿入され、上下方向の所定幅に
亘って外周面に吸引孔が穿設されている吸引管と、前記
吸引管に穿設された吸引孔の上方又は下方の境界近傍に
装着されるシール機構とから構成され、且つ前記シール
機構には、吸引管と共に挿入されて挿入管内で拡径され
たとき、挿入管の内壁面に外周面の少なくとも一部が周
接し挿入管と吸引管との間がシールされるように、拡径
・縮径可能のシール部材が設けられていることを特徴す
る土壌汚染物質の吸引装置にある。
された挿入管に穿設された複数個の孔を介して挿入管内
に進入した汚染物質を吸引する土壌汚染物質の吸引装置
であって、該挿入管内に挿入され、上下方向の所定幅に
亘って外周面に吸引孔が穿設されている吸引管と、前記
吸引管に穿設された吸引孔の上方又は下方の境界近傍に
装着されるシール機構とから構成され、且つ前記シール
機構には、吸引管と共に挿入されて挿入管内で拡径され
たとき、挿入管の内壁面に外周面の少なくとも一部が周
接し挿入管と吸引管との間がシールされるように、拡径
・縮径可能のシール部材が設けられていることを特徴す
る土壌汚染物質の吸引装置にある。
【0007】かかる構成を有する本発明において、少な
くとも二個のシール機構が所定の間隙を介して装着され
ていると共に、シール機構間の外周面に吸引孔が穿設さ
れている吸引管を使用することによって、汚染地層が三
層以上に亘っている場合、汚染地層毎に汚染物質を吸引
することができる。また、シール部材として、吸引管の
所定箇所に位置決めされた固定フランジと、吸引管の外
周面に沿って上下動可能に設けられた可動フランジとの
間に挟まれたゴム製シール部材をシール部材とするシー
ル機構を使用し、前記固定フランジと可動フランジとの
間隔を調整することによって、前記ゴム製シール部材の
拡径・縮径を行うこと、或いは吸引管の所定箇所の外周
面に沿って設けれられたドーナツ状のゴム製中空体をシ
ール部材とするシール機構を使用し、前記ゴム製中空体
に流体を出入せしめ、前記ゴム製中空体の拡径・縮径を
行うことによって、挿入管と吸引管との間隙を容易にシ
ールすることができる。尚、本発明において言う「シー
ル」とは、挿入管の内壁面と吸引管の外周面との間を密
封することをいう。
くとも二個のシール機構が所定の間隙を介して装着され
ていると共に、シール機構間の外周面に吸引孔が穿設さ
れている吸引管を使用することによって、汚染地層が三
層以上に亘っている場合、汚染地層毎に汚染物質を吸引
することができる。また、シール部材として、吸引管の
所定箇所に位置決めされた固定フランジと、吸引管の外
周面に沿って上下動可能に設けられた可動フランジとの
間に挟まれたゴム製シール部材をシール部材とするシー
ル機構を使用し、前記固定フランジと可動フランジとの
間隔を調整することによって、前記ゴム製シール部材の
拡径・縮径を行うこと、或いは吸引管の所定箇所の外周
面に沿って設けれられたドーナツ状のゴム製中空体をシ
ール部材とするシール機構を使用し、前記ゴム製中空体
に流体を出入せしめ、前記ゴム製中空体の拡径・縮径を
行うことによって、挿入管と吸引管との間隙を容易にシ
ールすることができる。尚、本発明において言う「シー
ル」とは、挿入管の内壁面と吸引管の外周面との間を密
封することをいう。
【0008】
【作用】本発明によれば、井戸内に挿入された複数個の
孔が穿設されている挿入管内に吸引管を挿入し、汚染物
質が滞留している汚染地層に相当する挿入管の位置にお
いて、吸引管の任意の位置に装着されているシール機構
のシール部材を拡径して挿入管と吸引管との間をシール
することによって、シール機構、吸入管、及び吸引管に
より囲まれた間隙を形成できる。次いで、この間隙内の
ガスや水を吸引管の吸引孔を介して吸引することによっ
て、間隙内を減圧状態にできるため、汚染地層から汚染
物質を間隙内に吸引できる。この様にして間隙内に吸引
された汚染物質は、吸引管を経由して地上に吸引するこ
とができる。従って、本発明によれば、掘られた井戸に
挿入された挿入管内に、抜入可能に挿入される一本の吸
引管を使用し、所定の汚染地層から汚染物質を重点的に
吸引できるのである。
孔が穿設されている挿入管内に吸引管を挿入し、汚染物
質が滞留している汚染地層に相当する挿入管の位置にお
いて、吸引管の任意の位置に装着されているシール機構
のシール部材を拡径して挿入管と吸引管との間をシール
することによって、シール機構、吸入管、及び吸引管に
より囲まれた間隙を形成できる。次いで、この間隙内の
ガスや水を吸引管の吸引孔を介して吸引することによっ
て、間隙内を減圧状態にできるため、汚染地層から汚染
物質を間隙内に吸引できる。この様にして間隙内に吸引
された汚染物質は、吸引管を経由して地上に吸引するこ
とができる。従って、本発明によれば、掘られた井戸に
挿入された挿入管内に、抜入可能に挿入される一本の吸
引管を使用し、所定の汚染地層から汚染物質を重点的に
吸引できるのである。
【0009】
【実施例】本発明を図面を使用して詳細に説明する。図
1において、汚染領域に掘られた井戸10内に、外周面
の略全面に亘って孔12、12・・が穿設された挿入管
14が挿入されている。この井戸10の内壁面と挿入管
12の外周面との間には、汚染物質が滞留している汚染
地層を区切るようにコンクリート層16a〜16dが設
けられ、コンクリート層16a〜16dによって挟まれ
た部分は、汚染地層に相当する部分であるため、汚染物
質が通過可能となるように、砂や砕石が充填された層1
8a〜18cとなっている。本実施例では、挿入管14
内に、二個のシール機構20a、20bが所定間隔を介
して外周面に装着されていると共に、シール機構20
a、20b間の外周面に複数個の吸引孔22が穿設され
た吸引管24を挿入している。このシール機構20a、
20bの各々は、コンクリート層16b、16cが形成
された位置において、挿入管14と吸引管24との間を
シールし、上下面がシールされた間隙26をシール機構
20a、20b間に形成する。
1において、汚染領域に掘られた井戸10内に、外周面
の略全面に亘って孔12、12・・が穿設された挿入管
14が挿入されている。この井戸10の内壁面と挿入管
12の外周面との間には、汚染物質が滞留している汚染
地層を区切るようにコンクリート層16a〜16dが設
けられ、コンクリート層16a〜16dによって挟まれ
た部分は、汚染地層に相当する部分であるため、汚染物
質が通過可能となるように、砂や砕石が充填された層1
8a〜18cとなっている。本実施例では、挿入管14
内に、二個のシール機構20a、20bが所定間隔を介
して外周面に装着されていると共に、シール機構20
a、20b間の外周面に複数個の吸引孔22が穿設され
た吸引管24を挿入している。このシール機構20a、
20bの各々は、コンクリート層16b、16cが形成
された位置において、挿入管14と吸引管24との間を
シールし、上下面がシールされた間隙26をシール機構
20a、20b間に形成する。
【0010】かかる間隙26内のガスや水は、吸引管2
4の吸引孔22によって吸引され、間隙26内を減圧状
態とすることができる。このため、汚染地層内の汚染物
質は、層18bを経由して挿入管14の孔12を介し間
隙26内に吸引され、吸引孔22から吸引管24を経由
して地上に吸引される。この際に、汚染物質を吸引して
いる汚染地層以外の地層のガスや水は、コンクリート層
16b、16c及びシール機構20a、20bによって
シールされているため、間隙26内には進入することが
できず、特定の汚染地層の汚染物質を重点的に吸引除去
できる。この様に吸引管24に吸引されたガスや水は、
地上に設けられた図1に示す処理設備で処理される。つ
まり、吸引管24に吸引されたガスや水は、吸引管24
の地上端部から圧力ゲージ28及び調整バルブ30を経
由して気水分離槽32に入り、水と分離されたガスは活
性炭等の吸着材が充填された吸引ガス処理槽34を通過
して汚染物質が除去された後、浄化された空気を吸引ポ
ンプ36で吸引しつつ大気中に放出する。この吸引ポン
プ36は、吸引管24を含む系内を減圧状態とする。一
方、ガスと分離された水は、ポンプ38によって活性炭
等の吸着材が充填された水処理槽40を経由した後、下
水溝等に放水される。尚、バルブ42は、測定用バルブ
であって、吸引管24から吸引されるガス等の成分分析
用のサンプルを採取することができる。
4の吸引孔22によって吸引され、間隙26内を減圧状
態とすることができる。このため、汚染地層内の汚染物
質は、層18bを経由して挿入管14の孔12を介し間
隙26内に吸引され、吸引孔22から吸引管24を経由
して地上に吸引される。この際に、汚染物質を吸引して
いる汚染地層以外の地層のガスや水は、コンクリート層
16b、16c及びシール機構20a、20bによって
シールされているため、間隙26内には進入することが
できず、特定の汚染地層の汚染物質を重点的に吸引除去
できる。この様に吸引管24に吸引されたガスや水は、
地上に設けられた図1に示す処理設備で処理される。つ
まり、吸引管24に吸引されたガスや水は、吸引管24
の地上端部から圧力ゲージ28及び調整バルブ30を経
由して気水分離槽32に入り、水と分離されたガスは活
性炭等の吸着材が充填された吸引ガス処理槽34を通過
して汚染物質が除去された後、浄化された空気を吸引ポ
ンプ36で吸引しつつ大気中に放出する。この吸引ポン
プ36は、吸引管24を含む系内を減圧状態とする。一
方、ガスと分離された水は、ポンプ38によって活性炭
等の吸着材が充填された水処理槽40を経由した後、下
水溝等に放水される。尚、バルブ42は、測定用バルブ
であって、吸引管24から吸引されるガス等の成分分析
用のサンプルを採取することができる。
【0011】図1に示す吸引管24には、図2に示す様
に、所定間隔を介してシール機構20a、20bが装着
されている。このシール機構20a、20bには、拡径
・縮径可能に設けられたゴム製シール部材がシール部材
として設けられている。このシール機構20a、20b
のうち、上部側に装着されたシール機構20aの部分断
面図を図3に示す。図3に示すシール機構20aを構成
する中空の回転軸50は、吸引管24の一部を形成す
る。つまり、上方の吸引管24aと回転軸50の上端部
とがカップリング52によって連結されていると共に、
吸引孔22、22・・が穿設された下方の吸引管24b
とも、回転軸50の下端部に形成されたカップリング5
4によって連結されているからである。この回転軸50
のカップリング54の近傍にはネジ部56が形成され、
「く」字状に曲折された板バネ69、69の一端が外周
面に固着されたナット58が螺着されている。かかるカ
ップリング54の径は、図3に示す様に、回転軸50の
ネジ部56の径よりも大きいため、ナット58の回り止
めとなる。更に、カップリング52とナット58との各
端面に一面が当接しているフランジ60、62の間に
は、V字状断面のゴム製シール部材64、66がフラン
ジ68を介して重合されて装着されている。
に、所定間隔を介してシール機構20a、20bが装着
されている。このシール機構20a、20bには、拡径
・縮径可能に設けられたゴム製シール部材がシール部材
として設けられている。このシール機構20a、20b
のうち、上部側に装着されたシール機構20aの部分断
面図を図3に示す。図3に示すシール機構20aを構成
する中空の回転軸50は、吸引管24の一部を形成す
る。つまり、上方の吸引管24aと回転軸50の上端部
とがカップリング52によって連結されていると共に、
吸引孔22、22・・が穿設された下方の吸引管24b
とも、回転軸50の下端部に形成されたカップリング5
4によって連結されているからである。この回転軸50
のカップリング54の近傍にはネジ部56が形成され、
「く」字状に曲折された板バネ69、69の一端が外周
面に固着されたナット58が螺着されている。かかるカ
ップリング54の径は、図3に示す様に、回転軸50の
ネジ部56の径よりも大きいため、ナット58の回り止
めとなる。更に、カップリング52とナット58との各
端面に一面が当接しているフランジ60、62の間に
は、V字状断面のゴム製シール部材64、66がフラン
ジ68を介して重合されて装着されている。
【0012】また、下部側に装着されたシール機構20
bの部分断面図を図4に示す。シール機構20bの構造
も、シール機構20aと略同様の構造である。つまり、
中空の回転軸70は、吸引孔22、22・・が穿設され
た吸引管24bとカップリング72によってされて吸引
管24の一部を形成する。但し、吸引管24の下端開口
部は、回転軸70の下端部に形成されたカップリング7
4によって閉塞されている。この回転軸70のカップリ
ング74の近傍には、ネジ部76が形成され、「く」字
状に曲折された板バネ79、79の一端が外周面に固着
されたナット78が螺着されている。かかるカップリン
グ74の径は、図4に示す様に、回転軸70のネジ部7
6の径よりも大きいため、ナット78の回り止めとなっ
ている。更に、カップリング74とナット78との各端
面に一面が当接しているフランジ80、82の間には、
V字状断面のゴム製シール部材84、86がフランジ8
8を介して重合されて装着されている。
bの部分断面図を図4に示す。シール機構20bの構造
も、シール機構20aと略同様の構造である。つまり、
中空の回転軸70は、吸引孔22、22・・が穿設され
た吸引管24bとカップリング72によってされて吸引
管24の一部を形成する。但し、吸引管24の下端開口
部は、回転軸70の下端部に形成されたカップリング7
4によって閉塞されている。この回転軸70のカップリ
ング74の近傍には、ネジ部76が形成され、「く」字
状に曲折された板バネ79、79の一端が外周面に固着
されたナット78が螺着されている。かかるカップリン
グ74の径は、図4に示す様に、回転軸70のネジ部7
6の径よりも大きいため、ナット78の回り止めとなっ
ている。更に、カップリング74とナット78との各端
面に一面が当接しているフランジ80、82の間には、
V字状断面のゴム製シール部材84、86がフランジ8
8を介して重合されて装着されている。
【0013】この様に吸引管24に装着されたシール機
構20a、20bの動作を、図5(a)(b)によって
説明する。図5(a)(b)は、挿入管14内に挿入さ
れた吸引管24bの下端に装着されたシール機構20b
の動作について示したが、吸引管24bの上端に装着さ
れたシール機構20aの動作も同様である。挿入管14
に挿入されたシール機構20bは、ナット78に設けら
れた板バネ79、79の一部が挿入管14の内壁面に当
接する。但し、板バネ79、79と挿入管14の内壁面
との摩擦力に抗する力で吸引管24を押し込むことによ
って、シール機構20bを所望の深さとすることができ
る。かかる吸引管24を押し込む力を除去すると、図5
(a)に示す様に、板バネ79、79と挿入管14の内
壁面との摩擦力によってナット78の位置決めがなされ
る。この状態においては、図5(a)に示す様に、V字
状断面のゴム製シール部材84、86の外径は、挿入管
14の内径よりも小径である。
構20a、20bの動作を、図5(a)(b)によって
説明する。図5(a)(b)は、挿入管14内に挿入さ
れた吸引管24bの下端に装着されたシール機構20b
の動作について示したが、吸引管24bの上端に装着さ
れたシール機構20aの動作も同様である。挿入管14
に挿入されたシール機構20bは、ナット78に設けら
れた板バネ79、79の一部が挿入管14の内壁面に当
接する。但し、板バネ79、79と挿入管14の内壁面
との摩擦力に抗する力で吸引管24を押し込むことによ
って、シール機構20bを所望の深さとすることができ
る。かかる吸引管24を押し込む力を除去すると、図5
(a)に示す様に、板バネ79、79と挿入管14の内
壁面との摩擦力によってナット78の位置決めがなされ
る。この状態においては、図5(a)に示す様に、V字
状断面のゴム製シール部材84、86の外径は、挿入管
14の内径よりも小径である。
【0014】次いで、吸引管24aを一定方向に回転さ
せると、吸引管24bも吸引管24aの下端に装着され
たシール機構20aを介して同一方向に回転する。この
ため、図5(a)の矢印A方向に吸引管24bが回転す
るように、吸引管24aを回転させると、ナット78が
板バネ79、79によって実質的に回転せず一定の位置
に保たれるため、ナット78と噛合するネジ部76が形
成された回転軸70(図4)及び吸引管24bは回転し
つつ下方に移動する。従って、ナット78の端面に一面
が当接するフランジ82は一定の位置を保持する固定フ
ランジであり、カップリング72の端面に一面が当接す
るフランジ80は、カップリング72と共に下方に移動
する可動フランジである。尚、V字状断面のゴム製シー
ル部材84、86の間に挟まれたフランジ88もゴム製
シール部材84、86と共に移動する可動フランジであ
る。
せると、吸引管24bも吸引管24aの下端に装着され
たシール機構20aを介して同一方向に回転する。この
ため、図5(a)の矢印A方向に吸引管24bが回転す
るように、吸引管24aを回転させると、ナット78が
板バネ79、79によって実質的に回転せず一定の位置
に保たれるため、ナット78と噛合するネジ部76が形
成された回転軸70(図4)及び吸引管24bは回転し
つつ下方に移動する。従って、ナット78の端面に一面
が当接するフランジ82は一定の位置を保持する固定フ
ランジであり、カップリング72の端面に一面が当接す
るフランジ80は、カップリング72と共に下方に移動
する可動フランジである。尚、V字状断面のゴム製シー
ル部材84、86の間に挟まれたフランジ88もゴム製
シール部材84、86と共に移動する可動フランジであ
る。
【0015】この様なフランジ82とフランジ80との
間に挟まれた、V字状断面のゴム製シール部材84、8
6は、フランジ82とフランジ80との間隙が狭くなる
に従い、次第に圧迫されてV字状形状が消滅して外径が
拡径される。このため、図5(b)に示す様に、ゴム製
シール部材84、86の外周面が挿入管14の内壁面と
周接し、吸引管24と挿入管14の内壁面との間をシー
ルできる。また、吸引管24bの上端に装着されたシー
ル機構20aのゴム製シール部材64、66の外径も、
シール機構20bのゴム製シール部材84、86の外径
の拡径と同時に拡径され、ゴム製シール部材64、66
の外周面が挿入管14の内壁面と周接し、吸引管24と
挿入管14の内壁面との間をシールする。その結果、シ
ール機構20aとシール機構20bとの間には、上下面
がシールされた間隙26を形成できる(図1)。
間に挟まれた、V字状断面のゴム製シール部材84、8
6は、フランジ82とフランジ80との間隙が狭くなる
に従い、次第に圧迫されてV字状形状が消滅して外径が
拡径される。このため、図5(b)に示す様に、ゴム製
シール部材84、86の外周面が挿入管14の内壁面と
周接し、吸引管24と挿入管14の内壁面との間をシー
ルできる。また、吸引管24bの上端に装着されたシー
ル機構20aのゴム製シール部材64、66の外径も、
シール機構20bのゴム製シール部材84、86の外径
の拡径と同時に拡径され、ゴム製シール部材64、66
の外周面が挿入管14の内壁面と周接し、吸引管24と
挿入管14の内壁面との間をシールする。その結果、シ
ール機構20aとシール機構20bとの間には、上下面
がシールされた間隙26を形成できる(図1)。
【0016】一方、図5(b)に示すゴム製シール部材
84、86によるシール状態の解除は、図5(b)に示
す矢印B方向に吸引管24を回転させることによって行
うことができる。つまり、吸引管24を矢印B方向に回
転させると、ナット78と噛合するネジ部76が形成さ
れた回転軸70及び吸引管24bが回転しつつ上方に移
動する。このため、フランジ82とフランジ80との間
隙が広くなり、ゴム製シール部材84、86のV字状形
状が次第に回復して外径が縮径され、ゴム製シール部材
84、86の外周面と挿入管14の内壁面との周接状態
を解消できる。かかる図5(a)に示す状態では、シー
ル機構20a及びシール機構20bの板バネ69、6
9、79、79と挿入管14の内壁面との摩擦力に抗す
る力で吸引管24を上下させることによって、挿入管1
4内で吸引管24を任意の位置に移動することができ
る。尚、ナット58、78をの位置決めを確実に行うべ
く、板バネ69、69、79、79と挿入管14の内壁
面との摩擦力を高めるように、挿入管14を塩ビ管又は
鋼管とすること、及び/又は板バネ69、69、79、
79の一部と当接する挿入管14の内壁面に、長手方向
に沿って凹部や刻み等の両者の摩擦力を高める手段を設
けてもよい。
84、86によるシール状態の解除は、図5(b)に示
す矢印B方向に吸引管24を回転させることによって行
うことができる。つまり、吸引管24を矢印B方向に回
転させると、ナット78と噛合するネジ部76が形成さ
れた回転軸70及び吸引管24bが回転しつつ上方に移
動する。このため、フランジ82とフランジ80との間
隙が広くなり、ゴム製シール部材84、86のV字状形
状が次第に回復して外径が縮径され、ゴム製シール部材
84、86の外周面と挿入管14の内壁面との周接状態
を解消できる。かかる図5(a)に示す状態では、シー
ル機構20a及びシール機構20bの板バネ69、6
9、79、79と挿入管14の内壁面との摩擦力に抗す
る力で吸引管24を上下させることによって、挿入管1
4内で吸引管24を任意の位置に移動することができ
る。尚、ナット58、78をの位置決めを確実に行うべ
く、板バネ69、69、79、79と挿入管14の内壁
面との摩擦力を高めるように、挿入管14を塩ビ管又は
鋼管とすること、及び/又は板バネ69、69、79、
79の一部と当接する挿入管14の内壁面に、長手方向
に沿って凹部や刻み等の両者の摩擦力を高める手段を設
けてもよい。
【0017】図2〜図5に示すシール機構のシール部材
は、V字状断面のゴム製シール部材であってが、図6に
示す様に、シール部材としてドーナツ状のゴム製中空体
90a、90bを使用することができる。図6におい
て、ドーナツ状のゴム製中空体90a、90bの各々
は、吸引管24の周面に所定間隔を置いて形成された凹
溝94、94に挿入されており、空気供給管92によっ
て相互に連結されている。このため、ゴム製中空体90
a、90bに空気を供給することなく挿入管14内に吸
引管24を挿入すると、吸引管24を任意の位置まで移
動させることができる。
は、V字状断面のゴム製シール部材であってが、図6に
示す様に、シール部材としてドーナツ状のゴム製中空体
90a、90bを使用することができる。図6におい
て、ドーナツ状のゴム製中空体90a、90bの各々
は、吸引管24の周面に所定間隔を置いて形成された凹
溝94、94に挿入されており、空気供給管92によっ
て相互に連結されている。このため、ゴム製中空体90
a、90bに空気を供給することなく挿入管14内に吸
引管24を挿入すると、吸引管24を任意の位置まで移
動させることができる。
【0018】次いで、所定深さに挿入したゴム製中空体
90a、90bに、空気供給管92を介して空気を供給
すると、ゴム製中空体90a、90bは膨張して拡径さ
れ、ゴム製中空体90a、90bの一部の周面は挿入管
14の内壁面に周接し、吸引管24と挿入管14の内壁
面との間をシールすることができる。その結果、ゴム製
中空体90a、90bの間には、上下面がシールされた
間隙26を形成できる(図1)。一方、ゴム製中空体9
0a、90bのシール状態を解除する場合には、ゴム製
中空体90a、90b内の空気を供給管92を介して排
出させることよって、ゴム製中空体90a、90bを縮
径することができ、シール状態を容易に解除できる。
90a、90bに、空気供給管92を介して空気を供給
すると、ゴム製中空体90a、90bは膨張して拡径さ
れ、ゴム製中空体90a、90bの一部の周面は挿入管
14の内壁面に周接し、吸引管24と挿入管14の内壁
面との間をシールすることができる。その結果、ゴム製
中空体90a、90bの間には、上下面がシールされた
間隙26を形成できる(図1)。一方、ゴム製中空体9
0a、90bのシール状態を解除する場合には、ゴム製
中空体90a、90b内の空気を供給管92を介して排
出させることよって、ゴム製中空体90a、90bを縮
径することができ、シール状態を容易に解除できる。
【0019】以上、述べてきた本実施例においては、土
壌汚染物質の除去についで説明してきたが、土壌汚染物
質の濃度分布等の土壌汚染状態を測定するためにも使用
することができる。この場合には、図1に示す水やガス
を処理する処理設備は不要であって、吸引管24に吸引
された水やガスのサンプルを採取する測定用バルブ42
が設けられていればよい。また、本実施例では、吸引管
24にシール機構20a、20bを装着しているが、吸
引管24に一つのシール機構が装着されている場合であ
ってもよい。例えば、図1においてコンクリート層16
bとコンクリート層16cによって区切られている中間
地層の吸引が完了した後、コンクリート層16cとコン
クリート層16dとによって区切られている下層地層の
吸引を行う場合には、吸引管にシール機構20aのみを
装着してコンクリート層16cに相当する部分をシール
することによって、吸引が完了した中間地層を含む上層
地層からの空気や水等の流体の流入を防止しつつ下層地
層の吸引を行うことができる。
壌汚染物質の除去についで説明してきたが、土壌汚染物
質の濃度分布等の土壌汚染状態を測定するためにも使用
することができる。この場合には、図1に示す水やガス
を処理する処理設備は不要であって、吸引管24に吸引
された水やガスのサンプルを採取する測定用バルブ42
が設けられていればよい。また、本実施例では、吸引管
24にシール機構20a、20bを装着しているが、吸
引管24に一つのシール機構が装着されている場合であ
ってもよい。例えば、図1においてコンクリート層16
bとコンクリート層16cによって区切られている中間
地層の吸引が完了した後、コンクリート層16cとコン
クリート層16dとによって区切られている下層地層の
吸引を行う場合には、吸引管にシール機構20aのみを
装着してコンクリート層16cに相当する部分をシール
することによって、吸引が完了した中間地層を含む上層
地層からの空気や水等の流体の流入を防止しつつ下層地
層の吸引を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、汚染領域に掘られた井
戸において、一本の吸引管によって土壌汚染物質が最も
高濃度に蓄積されている地層から順次重点的に吸引除去
できるため、複数本の井戸を掘る場合、或いは複数本の
吸引管を使用する場合に比較して、効率的に且つ低コス
トで土壌汚染物質の除去や土壌汚染状態の測定を行うこ
とができる。
戸において、一本の吸引管によって土壌汚染物質が最も
高濃度に蓄積されている地層から順次重点的に吸引除去
できるため、複数本の井戸を掘る場合、或いは複数本の
吸引管を使用する場合に比較して、効率的に且つ低コス
トで土壌汚染物質の除去や土壌汚染状態の測定を行うこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】図1に使用された吸引管の概略正面図である。
【図3】図1に示す吸引管に使用された一のシール機構
の構造を説明する部分断面図である。
の構造を説明する部分断面図である。
【図4】図1に示す吸引管に使用された他のシール機構
の構造を説明する部分断面図である。
の構造を説明する部分断面図である。
【図5】図4に示すシール機構の動作を説明するための
説明図である。
説明図である。
【図6】他のシール機構を説明する断面図である。
【図7】従来例を示す説明図である。
10 井戸 12 孔 14 挿入管 20a、20b シール機構 22 吸引孔 24 吸引管 64、66、84、86 ゴム製シール部材
Claims (8)
- 【請求項1】 汚染領域に掘った井戸の所定深さから汚
染物質を吸引する際に、 該井戸内に挿入された複数個の孔が穿設されている挿入
管内に、拡径・縮径可能に設けられたシール部材を具備
するシール機構が装着されていると共に、シール機構の
上方又は下方の外周面に吸引孔が穿設された吸引管を挿
入した後、 前記シール機構のシール部材を拡径して挿入管の内壁面
に、シール部材の外周面の少なくとも一部を周接させて
挿入管と吸引管との間をシールし、 次いで前記シール機構、吸入管、及び吸引管によって囲
まれた間隙内に挿入管の孔を介して汚染土壌から汚染物
質が吸引されるように、前記間隙内のガスや水等を吸引
管の吸引孔から吸引することを特徴する土壌汚染物質の
吸引方法。 - 【請求項2】 少なくとも二個のシール機構が所定の間
隙を介して装着されていると共に、前記シール機構間の
外周面に吸引孔が穿設されている吸引管を使用する請求
項1記載の土壌汚染物質の吸引方法。 - 【請求項3】 シール機構として、吸引管の所定箇所に
位置決めされた固定フランジと、吸引管の外周面に沿っ
て上下動可能に設けられた可動フランジとの間に挟まれ
たゴム製シール部材をシール部材とするシール機構を使
用し、 前記固定フランジと可動フランジとの間隔を調整するこ
とによって、前記ゴム製シール部材の拡径・縮径を行う
請求項1又は請求項2記載の土壌汚染物質の吸引方法。 - 【請求項4】 シール機構として、吸引管の所定箇所の
外周面に沿って設けれられたドーナツ状のゴム製中空体
をシール部材とするシール機構を使用し、 前記ゴム製中空体に流体を出入せしめ、前記ゴム製中空
体の拡径・縮径を行う請求項1又は請求項2記載の土壌
汚染物質の吸引方法。 - 【請求項5】 汚染領域の井戸内に挿入された挿入管に
穿設された複数個の孔を介して挿入管内に進入した汚染
物質を吸引する土壌汚染物質の吸引装置であって、 該挿入管内に挿入され、上下方向の所定幅に亘って外周
面に吸引孔が穿設されている吸引管と、 前記吸引管に穿設された吸引孔の上方又は下方の境界近
傍に装着されるシール機構とから構成され、 且つ前記シール機構には、吸引管と共に挿入されて挿入
管内で拡径されたとき、挿入管の内壁面に外周面の少な
くとも一部が周接し挿入管と吸引管との間がシールされ
るように、拡径・縮径可能のシール部材が設けられてい
ることを特徴する土壌汚染物質の吸引装置。 - 【請求項6】 少なくとも二個のシール機構が、吸引管
に穿設された吸引孔の上下方向の各境界近傍に、所定距
離を介して装着されている請求項1記載の土壌汚染物質
の吸引装置。 - 【請求項7】 シール機構が、吸引管の所定箇所に位置
決めされた固定フランジと、吸引管の外周面に沿って上
下動可能に設けられた可動フランジとの間に挟まれたゴ
ム製シール部材をシール部材とするシール機構であっ
て、 前記固定フランジと可動フランジとの間隔を調整するこ
とによって、前記ゴム製シール部材が拡径・縮径される
請求項5又は請求項6記載の土壌汚染物質の吸引装置。 - 【請求項8】 シール機構が、吸引管の所定箇所の外周
面に沿って設けれられたドーナツ状のゴム製中空体をシ
ール部材とするシール機構であって、 前記ゴム製中空体に流体を出入することによって、前記
ゴム製中空体が拡径・縮径される請求項5又は請求項6
記載の土壌汚染物質の吸引装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246233A JPH08108169A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 土壌汚染物質の吸引方法及びその吸引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246233A JPH08108169A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 土壌汚染物質の吸引方法及びその吸引装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08108169A true JPH08108169A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17145497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246233A Pending JPH08108169A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 土壌汚染物質の吸引方法及びその吸引装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08108169A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003033756A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-04 | Fujita Corp | 難透水性地盤の浄化方法 |
| GB2423766A (en) * | 2005-03-03 | 2006-09-06 | Rockbourne Environmental Ltd | Waste treatment |
| JP2007255167A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Wide Harbor:Kk | 既設井戸における多層取水層の採水方法及びそのストレーナーパッカー装置。 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP6246233A patent/JPH08108169A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003033756A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-04 | Fujita Corp | 難透水性地盤の浄化方法 |
| GB2423766A (en) * | 2005-03-03 | 2006-09-06 | Rockbourne Environmental Ltd | Waste treatment |
| GB2423766B (en) * | 2005-03-03 | 2009-03-11 | Rockbourne Environmental Ltd | Treatment of waste materials |
| JP2007255167A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Wide Harbor:Kk | 既設井戸における多層取水層の採水方法及びそのストレーナーパッカー装置。 |
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