JPH08108499A - 自動車燃料系ホース - Google Patents
自動車燃料系ホースInfo
- Publication number
- JPH08108499A JPH08108499A JP24354494A JP24354494A JPH08108499A JP H08108499 A JPH08108499 A JP H08108499A JP 24354494 A JP24354494 A JP 24354494A JP 24354494 A JP24354494 A JP 24354494A JP H08108499 A JPH08108499 A JP H08108499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- hose
- layer
- fluororesin
- fuel system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に内層をフッ素樹脂としたホースのシール
性および抜け性について大幅に改善することにある。 【構成】 内層1をフッ素樹脂、外層2を耐候性の優れ
たゴムとした自動車燃料系ホースにおいて、少なくとも
相手パイプとの嵌合部に当たるホース両端部の内側に
は、耐ガソリン性に優れたゴム製の最内層4を形成し、
その最内層4のゴム硬度は30〜60とする。
性および抜け性について大幅に改善することにある。 【構成】 内層1をフッ素樹脂、外層2を耐候性の優れ
たゴムとした自動車燃料系ホースにおいて、少なくとも
相手パイプとの嵌合部に当たるホース両端部の内側に
は、耐ガソリン性に優れたゴム製の最内層4を形成し、
その最内層4のゴム硬度は30〜60とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車燃料系ホースに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車燃料系ホースとしては、米国にお
ける蒸散ガス規制(SHED)の強化に伴い、ガソリン
の遮断層としてフッ素樹脂層を配したホースが脚光を浴
びている。一例を示すと、特開平6−99548号公報
には、内層にポリビニリデンフルオライド、ポリクロロ
トリフルオロエチレン等のフッ素樹脂を用い、外層にニ
トリルブタジエン系ゴム、エピクロルヒドリンゴムとい
ったゴム弾性材を用いた構成が、特開平5−44874
号公報には、内層にテトラフルオロエチレン−エチレン
共重合体、ポリテトラフルオロエチレンといったフッ素
樹脂を用い、外層にエピクロルヒドリンゴムを用いた構
成が開示されている。
ける蒸散ガス規制(SHED)の強化に伴い、ガソリン
の遮断層としてフッ素樹脂層を配したホースが脚光を浴
びている。一例を示すと、特開平6−99548号公報
には、内層にポリビニリデンフルオライド、ポリクロロ
トリフルオロエチレン等のフッ素樹脂を用い、外層にニ
トリルブタジエン系ゴム、エピクロルヒドリンゴムとい
ったゴム弾性材を用いた構成が、特開平5−44874
号公報には、内層にテトラフルオロエチレン−エチレン
共重合体、ポリテトラフルオロエチレンといったフッ素
樹脂を用い、外層にエピクロルヒドリンゴムを用いた構
成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にフッ素系樹脂は
曲げ弾性率が5000〜18000Kgf/cm2 と非常に硬
いため、ホースの内層をフッ素系樹脂とすると、相手パ
イプに挿入後、外側からバンドでもって締付けても、十
分な接圧を加えることが難しく、シール性が弱かった。
加えてフッ素系樹脂自体は滑り易い性質を有するため、
ホースは非常に抜け易かった。この他、使用が長期に亘
ると、フッ素系樹脂が永久変形してへたりを生ずるため
シール性は一層低下した。
曲げ弾性率が5000〜18000Kgf/cm2 と非常に硬
いため、ホースの内層をフッ素系樹脂とすると、相手パ
イプに挿入後、外側からバンドでもって締付けても、十
分な接圧を加えることが難しく、シール性が弱かった。
加えてフッ素系樹脂自体は滑り易い性質を有するため、
ホースは非常に抜け易かった。この他、使用が長期に亘
ると、フッ素系樹脂が永久変形してへたりを生ずるため
シール性は一層低下した。
【0004】因みに、そのシール性について、条件1:
ガソリン封入、40℃、70H後の漏れ圧力(Kgf/c
m2 )、条件2:ガソリン封入、40℃、70H後に組
付け部を20°曲げたときの漏れ圧力、また、抜け性に
ついては、条件1:組付直後の抜け荷重( Kgf)、条件
2:ガソリン封入、40℃、168H後、その儘引抜い
たときの抜け荷重、条件3:ガソリン封入、40℃、1
68H後、差込パイプに対しホースを左右に90°曲げ
た後に引抜いたときの抜け荷重で示すと、以下のとおり
である。
ガソリン封入、40℃、70H後の漏れ圧力(Kgf/c
m2 )、条件2:ガソリン封入、40℃、70H後に組
付け部を20°曲げたときの漏れ圧力、また、抜け性に
ついては、条件1:組付直後の抜け荷重( Kgf)、条件
2:ガソリン封入、40℃、168H後、その儘引抜い
たときの抜け荷重、条件3:ガソリン封入、40℃、1
68H後、差込パイプに対しホースを左右に90°曲げ
た後に引抜いたときの抜け荷重で示すと、以下のとおり
である。
【0005】
【0006】自動車燃料系ホースとして、シール性に劣
り、抜け性に対して弱いことは、ないがしろにできない
問題点であるから、本発明では、特に内層をフッ素樹脂
としたホースのシール性および抜け性について大幅に改
善することをその目的としてなされたものである。
り、抜け性に対して弱いことは、ないがしろにできない
問題点であるから、本発明では、特に内層をフッ素樹脂
としたホースのシール性および抜け性について大幅に改
善することをその目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、内層をフッ素樹脂、外層を耐候性の優れ
たゴムとした自動車燃料系ホースにおいて、少なくとも
相手パイプとの嵌合部に当たるホース両端部の内側にゴ
ム製の最内層を形成したことを特徴とするものである。
め、本発明は、内層をフッ素樹脂、外層を耐候性の優れ
たゴムとした自動車燃料系ホースにおいて、少なくとも
相手パイプとの嵌合部に当たるホース両端部の内側にゴ
ム製の最内層を形成したことを特徴とするものである。
【0008】本発明において使用される最内層のゴムと
して好適なものには、ニトリルブタジエンゴム(NB
R)、ニトリルブタジエンゴムとポリ塩化ビニルのブレ
ンド(NBR/PVC)、水素添加ニトリルブタジエン
ゴム(H−NBR)およびフッ素ゴム(FKM)があ
る。
して好適なものには、ニトリルブタジエンゴム(NB
R)、ニトリルブタジエンゴムとポリ塩化ビニルのブレ
ンド(NBR/PVC)、水素添加ニトリルブタジエン
ゴム(H−NBR)およびフッ素ゴム(FKM)があ
る。
【0009】内層のフッ素樹脂は、ポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、
テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体(EPE)、テトラフルオロエチレン−エチ
レン共重合体(ETFE)、ポリクロロフルオロエチレ
ン(PCTFE)、クロロトリフルオロエチレン−エチ
レン共重合体(ECTFE)、ポリビニリデンフルオラ
イド(PVDF)、ポリビニルフルオライド(PV
F)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン−ビニリデンフルオライド共重合体(TFE−HF
P−PVDF)があり、また、外層のゴムとしては、エ
ピクロルヒドリンゴム(ECO)、ニトリルブタジエン
ゴムとポリ塩化ビニールのブレンド(NBR/PV
C)、塩素化ポリエチレン(CM)、クロルスルホン化
ポリエチレン(CSM)がある。
エチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、
テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体(EPE)、テトラフルオロエチレン−エチ
レン共重合体(ETFE)、ポリクロロフルオロエチレ
ン(PCTFE)、クロロトリフルオロエチレン−エチ
レン共重合体(ECTFE)、ポリビニリデンフルオラ
イド(PVDF)、ポリビニルフルオライド(PV
F)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン−ビニリデンフルオライド共重合体(TFE−HF
P−PVDF)があり、また、外層のゴムとしては、エ
ピクロルヒドリンゴム(ECO)、ニトリルブタジエン
ゴムとポリ塩化ビニールのブレンド(NBR/PV
C)、塩素化ポリエチレン(CM)、クロルスルホン化
ポリエチレン(CSM)がある。
【0010】
【作 用】本発明では、ホースの最内層をゴム層とした
ことによって、相手パイプに嵌合後、その外側から締付
力を加えることによって、優れたシール性、抜け性を確
実に奏することができる。また、樹脂に比べると、へた
りにくいという利点があるため、そのシール性、抜け性
を長く維持させることができる。
ことによって、相手パイプに嵌合後、その外側から締付
力を加えることによって、優れたシール性、抜け性を確
実に奏することができる。また、樹脂に比べると、へた
りにくいという利点があるため、そのシール性、抜け性
を長く維持させることができる。
【0011】
【実施例】図1と図2に示した実施例において、1はフ
ッ素樹脂である内層、2は内層1を被覆している耐候性
にすぐれたゴム製の外層である。外層2のゴム層には、
要すれば補強層3を設けていてもよい。かような公知の
2層構成からなる自動車燃料系ホースにおいて、本発明
は、少なくとも相手パイプとの嵌合部に当たるホース両
端部の内側に、耐ガソリン性に優れたゴム製の最内層4
を形成したものである。すなわち、図1,2の如く、ホ
ースの全内面に最内層4を形成したものでもよいし、図
3の如く、相手パイプとの嵌合部に当たるホース両端部
だけに形成したものでもよい。最内層4の表面には、シ
ールリップ(図示せず)を形成して、接合パイプとのシ
ール性をより一層の確実性を図るようにもできる。
ッ素樹脂である内層、2は内層1を被覆している耐候性
にすぐれたゴム製の外層である。外層2のゴム層には、
要すれば補強層3を設けていてもよい。かような公知の
2層構成からなる自動車燃料系ホースにおいて、本発明
は、少なくとも相手パイプとの嵌合部に当たるホース両
端部の内側に、耐ガソリン性に優れたゴム製の最内層4
を形成したものである。すなわち、図1,2の如く、ホ
ースの全内面に最内層4を形成したものでもよいし、図
3の如く、相手パイプとの嵌合部に当たるホース両端部
だけに形成したものでもよい。最内層4の表面には、シ
ールリップ(図示せず)を形成して、接合パイプとのシ
ール性をより一層の確実性を図るようにもできる。
【0012】最内層4のゴム硬度(JIS−A)として
は、30〜60の範囲とする。30以下でも、60以上
でも、本発明の所期の目的は達成することができない。
は、30〜60の範囲とする。30以下でも、60以上
でも、本発明の所期の目的は達成することができない。
【0013】本発明になるホースは、通常の製造技術に
よって可能である。いま、押出成型によってホース素材
を成型し、これを160℃、30分、蒸気釜で加硫し
て、内径9mm、肉厚4mmのホースを得、このホースに相
手パイプ(外径9.5mm、バルジ径10.5mm)を挿入
し、ワイヤーバンドにて8Kg-cm のトルクにて締め付け
たものについて、上記したシール性、抜け性の試験を行
った。その結果は、以下のとおりである。
よって可能である。いま、押出成型によってホース素材
を成型し、これを160℃、30分、蒸気釜で加硫し
て、内径9mm、肉厚4mmのホースを得、このホースに相
手パイプ(外径9.5mm、バルジ径10.5mm)を挿入
し、ワイヤーバンドにて8Kg-cm のトルクにて締め付け
たものについて、上記したシール性、抜け性の試験を行
った。その結果は、以下のとおりである。
【0014】
【0015】
【0016】上表からゴム硬度は30〜60の範囲にあ
るべきことがわかる。また、従前のホースのシール性、
抜け性に比べて、顕著に改善されていることがわかる。
るべきことがわかる。また、従前のホースのシール性、
抜け性に比べて、顕著に改善されていることがわかる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、ガソリンの遮断層
としてフッ素樹脂層を内層に配したホースが有していた
シール性の悪さや抜け易さといった点は、最内層を、耐
ガソリン性に優れ、そのゴム硬度が30〜60としたゴ
ム層によって確実に改善されることになった。最内層の
ゴム層は、ガソリンによって膨潤することはあっても、
へたることはないから、時間の経過と共に、シール性の
低下や抜け性の低下を生じない。
としてフッ素樹脂層を内層に配したホースが有していた
シール性の悪さや抜け易さといった点は、最内層を、耐
ガソリン性に優れ、そのゴム硬度が30〜60としたゴ
ム層によって確実に改善されることになった。最内層の
ゴム層は、ガソリンによって膨潤することはあっても、
へたることはないから、時間の経過と共に、シール性の
低下や抜け性の低下を生じない。
【図1】 本発明になる自動車燃料系ホースの一実施
例を示す一部断面図
例を示す一部断面図
【図2】 その縦断面図
【図3】 他の実施例を示す一部断面図である。
1はフッ素樹脂である内層、 2は耐候性にすぐれたゴム製の外層、 3は補強層、 4は耐ガソリン性に優れたゴム製の最内層である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 将司 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三菱 自動車工業株式会社乗用車開発本部内 (72)発明者 三宅 孝史 岡山県倉敷市上富井58番地 丸五ゴム工業 株式会社内 (72)発明者 竹本 武資 岡山県倉敷市上富井58番地 丸五ゴム工業 株式会社内 (72)発明者 小川 泰道 岡山県倉敷市上富井58番地 丸五ゴム工業 株式会社内 (72)発明者 安松 一二三 岡山県倉敷市上富井58番地 丸五ゴム工業 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 内層をフッ素樹脂、外層を耐候性の優れ
たゴムとした自動車燃料系ホースにおいて、少なくとも
相手パイプとの嵌合部に当たるホース両端部の内側に
は、耐ガソリン性に優れたゴム製の最内層を形成し、そ
の最内層のゴム硬度は30〜60としたことを特徴とす
る自動車燃料系ホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24354494A JPH08108499A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 自動車燃料系ホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24354494A JPH08108499A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 自動車燃料系ホース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08108499A true JPH08108499A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17105459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24354494A Pending JPH08108499A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 自動車燃料系ホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08108499A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6923218B2 (en) | 2002-05-29 | 2005-08-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel hose and producing method therefor |
| EP1972434A1 (en) | 2007-03-23 | 2008-09-24 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Fuel Hose |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24354494A patent/JPH08108499A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6923218B2 (en) | 2002-05-29 | 2005-08-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel hose and producing method therefor |
| EP1972434A1 (en) | 2007-03-23 | 2008-09-24 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Fuel Hose |
| US7568505B2 (en) | 2007-03-23 | 2009-08-04 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Fuel hose |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010327 |