JPH081088A - 防食鋼管 - Google Patents
防食鋼管Info
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- JPH081088A JPH081088A JP6137402A JP13740294A JPH081088A JP H081088 A JPH081088 A JP H081088A JP 6137402 A JP6137402 A JP 6137402A JP 13740294 A JP13740294 A JP 13740294A JP H081088 A JPH081088 A JP H081088A
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- Japan
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- steel pipe
- resin
- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑性、防食性、はっ水性を良好にし、製造
過程において環境破壊をもたらすのを防止する。 【構成】 飽和ポリエステル樹脂中に、分子量が200
0でかつ末端までフッ素化した低分子量4フッ化エチレ
ン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で1体積%混入分散
させた水系潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布し
たのち、焼成して塗膜を形成する。
過程において環境破壊をもたらすのを防止する。 【構成】 飽和ポリエステル樹脂中に、分子量が200
0でかつ末端までフッ素化した低分子量4フッ化エチレ
ン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で1体積%混入分散
させた水系潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布し
たのち、焼成して塗膜を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は通信用ケーブル、電力
ケーブル等のケーブルを収納するケーブル収納管、水道
管などに使用する防食鋼管に関するものである。
ケーブル等のケーブルを収納するケーブル収納管、水道
管などに使用する防食鋼管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防食鋼管においては、鋼管の内面
にエポキシ・フェノール系溶剤型塗料を約100μmの
厚さにスプレー塗布したのち、150℃程度で焼成して
形成された塗膜が設けられている。
にエポキシ・フェノール系溶剤型塗料を約100μmの
厚さにスプレー塗布したのち、150℃程度で焼成して
形成された塗膜が設けられている。
【0003】この防食鋼管においては、鋼管の内面に塗
膜が設けられているから、防食性、潤滑性を有する。
膜が設けられているから、防食性、潤滑性を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような防
食鋼管をケーブル収納管として使用したときには、摩擦
係数が0.4程度であり、潤滑性が不十分であるから、
長尺のケーブルを収納する際には、ポリウォ−ター等の
潤滑剤を散布する必要があるので、ケーブルの収納作業
が面倒であり、また摩擦係数を小さくするために塗膜の
膜厚を約100μmとしているから、防食性が良好では
なく、しかもはっ水性も十分ではないので、浸水下での
防食寿命は10年程度と短い。また、このような防食鋼
管を水道管として使用したときには、潤滑性が不十分で
あり、しかもはっ水性も十分ではないから、水導水の流
れが良好ではなく、また防食性が良好ではなく、しかも
はっ水性も十分ではないから、寿命が短い。さらに、塗
膜が溶剤型塗料により形成されているから、製造過程に
おいて環境破壊をもたらす危険を有する。
食鋼管をケーブル収納管として使用したときには、摩擦
係数が0.4程度であり、潤滑性が不十分であるから、
長尺のケーブルを収納する際には、ポリウォ−ター等の
潤滑剤を散布する必要があるので、ケーブルの収納作業
が面倒であり、また摩擦係数を小さくするために塗膜の
膜厚を約100μmとしているから、防食性が良好では
なく、しかもはっ水性も十分ではないので、浸水下での
防食寿命は10年程度と短い。また、このような防食鋼
管を水道管として使用したときには、潤滑性が不十分で
あり、しかもはっ水性も十分ではないから、水導水の流
れが良好ではなく、また防食性が良好ではなく、しかも
はっ水性も十分ではないから、寿命が短い。さらに、塗
膜が溶剤型塗料により形成されているから、製造過程に
おいて環境破壊をもたらす危険を有する。
【0005】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、潤滑性、防食性、はっ水性が良好であ
り、製造過程において環境破壊をもたらすことがない防
食鋼管を提供することを目的とする。
されたもので、潤滑性、防食性、はっ水性が良好であ
り、製造過程において環境破壊をもたらすことがない防
食鋼管を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、飽和ポリエステル樹脂、フッ
素樹脂、アクリル樹脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の
少なくとも1種からなる樹脂中に、分子量が500〜2
0000でかつ末端までフッ素化した低分子量4フッ化
エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で0.5〜7
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料を鋼管の内面に
塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
め、この発明においては、飽和ポリエステル樹脂、フッ
素樹脂、アクリル樹脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の
少なくとも1種からなる樹脂中に、分子量が500〜2
0000でかつ末端までフッ素化した低分子量4フッ化
エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で0.5〜7
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料を鋼管の内面に
塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
【0007】また、飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹
脂、アクリル樹脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の少な
くとも1種からなる樹脂を鋼管の内面に付着させ、上記
水系潤滑性塗料を上記鋼管の内面に塗布したのち、焼成
して塗膜を形成する。
脂、アクリル樹脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の少な
くとも1種からなる樹脂を鋼管の内面に付着させ、上記
水系潤滑性塗料を上記鋼管の内面に塗布したのち、焼成
して塗膜を形成する。
【0008】
【作用】この防食鋼管においては、4フッ化エチレンの
分子量を500以上としているから、4フッ化エチレン
の固体化が容易であり、しかも4フッ化エチレンの分子
量を20000以下としているから、炭素の結合の手を
完全にフッ素化することが容易であり、カルボニル基等
が骨格内に形成されることがなく、水分子との水素結合
が形成されないので、潤滑性、はっ水性が良好である。
また、低分子量4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後
の体積分率で0.5体積%以上混入分散させているか
ら、潤滑性、はっ水性が良好であり、しかも低分子量4
フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で70
体積%以下混入分散させているから、バインダとしての
樹脂表面に低分子量4フッ化エチレン粉末を確実に付着
することができるので、塗膜の強度が大きくなり、ケー
ブル収納時の剪断力に耐えることができる。
分子量を500以上としているから、4フッ化エチレン
の固体化が容易であり、しかも4フッ化エチレンの分子
量を20000以下としているから、炭素の結合の手を
完全にフッ素化することが容易であり、カルボニル基等
が骨格内に形成されることがなく、水分子との水素結合
が形成されないので、潤滑性、はっ水性が良好である。
また、低分子量4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後
の体積分率で0.5体積%以上混入分散させているか
ら、潤滑性、はっ水性が良好であり、しかも低分子量4
フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で70
体積%以下混入分散させているから、バインダとしての
樹脂表面に低分子量4フッ化エチレン粉末を確実に付着
することができるので、塗膜の強度が大きくなり、ケー
ブル収納時の剪断力に耐えることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る防食鋼管について実施
例および比較例によって具体的に説明する。
例および比較例によって具体的に説明する。
【0010】(実施例1)飽和ポリエステル樹脂中に、
分子量が2000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で1
体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼管
の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
分子量が2000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で1
体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼管
の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
【0011】上述の如き防食鋼管を半割にした試料を水
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.3であり、優れた潤滑性を示した。
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.3であり、優れた潤滑性を示した。
【0012】この試料を5%食塩水を1〜2ml/h噴
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
【0013】この試料に水滴を垂らして接触角を測定し
たところ、92度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
たところ、92度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
【0014】このような防食鋼管をケーブル収納管とし
て使用したときには、潤滑性が良好であるから、長尺の
ケーブルを収納する際に、ポリウォ−ター等の潤滑剤を
散布する必要がないので、ケーブルの収納作業が容易で
あり、また防食性、はっ水性が良好であるので、浸水下
での防食寿命が長い。また、このような防食鋼管を水道
管として使用したときには、潤滑性、はっ水性が良好で
あるから、水導水の流れが良好であり、また防食性、は
っ水性が良好であるから、寿命が長い。
て使用したときには、潤滑性が良好であるから、長尺の
ケーブルを収納する際に、ポリウォ−ター等の潤滑剤を
散布する必要がないので、ケーブルの収納作業が容易で
あり、また防食性、はっ水性が良好であるので、浸水下
での防食寿命が長い。また、このような防食鋼管を水道
管として使用したときには、潤滑性、はっ水性が良好で
あるから、水導水の流れが良好であり、また防食性、は
っ水性が良好であるから、寿命が長い。
【0015】また、水系潤滑性塗料を鋼管の内面に塗布
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
【0016】(実施例2)飽和ポリエステル樹脂中に、
分子量が2000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で3
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼
管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
分子量が2000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で3
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼
管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
【0017】上述の如き防食鋼管を半割にした試料を水
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.2であり、優れた潤滑性を示した。
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.2であり、優れた潤滑性を示した。
【0018】この試料を5%食塩水を1〜2ml/h噴
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
【0019】この試料に水滴を垂らして接触角を測定し
たところ、135度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
たところ、135度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
【0020】また、水系潤滑性塗料を鋼管の内面に塗布
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
【0021】(実施例3)飽和ポリエステル樹脂中に、
分子量が2000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で6
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼
管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
分子量が2000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で6
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼
管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
【0022】上述の如き防食鋼管を半割にした試料を水
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.15であり、優れた潤滑性を示した。
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.15であり、優れた潤滑性を示した。
【0023】この試料を5%食塩水を1〜2ml/h噴
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
【0024】この試料に水滴を垂らして接触角を測定し
たところ、150度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
たところ、150度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
【0025】また、水系潤滑性塗料を鋼管の内面に塗布
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
【0026】(実施例4)飽和ポリエステル樹脂中に、
分子量が8000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で7
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼
管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
分子量が8000でかつ末端までフッ素化した低分子量
4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体積分率で7
0体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をSS400鋼
管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜を形成する。
【0027】上述の如き防食鋼管を半割にした試料を水
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.1であり、優れた潤滑性を示した。
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.1であり、優れた潤滑性を示した。
【0028】この試料を5%食塩水を1〜2ml/h噴
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。
【0029】この試料に水滴を垂らして接触角を測定し
たところ、160度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
たところ、160度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
【0030】また、水系潤滑性塗料を鋼管の内面に塗布
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
【0031】(実施例5)飽和ポリエステル樹脂をSS
400鋼管の内面に付着させたのち、飽和ポリエステル
樹脂中に、分子量が8000でかつ末端までフッ素化し
た低分子量4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体
積分率で70体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をS
S400鋼管の内面に塗布し、焼成して、飽和ポリエス
テル樹脂塗膜、その上の潤滑性塗膜を形成する。
400鋼管の内面に付着させたのち、飽和ポリエステル
樹脂中に、分子量が8000でかつ末端までフッ素化し
た低分子量4フッ化エチレン粉末を揮発成分揮発後の体
積分率で70体積%混入分散させた水系潤滑性塗料をS
S400鋼管の内面に塗布し、焼成して、飽和ポリエス
テル樹脂塗膜、その上の潤滑性塗膜を形成する。
【0032】上述の如き防食鋼管を半割にした試料を水
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.1であり、優れた潤滑性を示した。
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.1であり、優れた潤滑性を示した。
【0033】この試料を5%食塩水を1〜2ml/h噴
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。この試料は鋭利な刃物で表面の潤滑性塗膜はたやす
く傷付いたが、飽和ポリエステル樹脂塗膜を強力な押下
力で数回切らないと、素地鋼管には達しなかった。
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、発錆等の異常は見られず、優れた防食性を示し
た。この試料は鋭利な刃物で表面の潤滑性塗膜はたやす
く傷付いたが、飽和ポリエステル樹脂塗膜を強力な押下
力で数回切らないと、素地鋼管には達しなかった。
【0034】この試料に水滴を垂らして接触角を測定し
たところ、160度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
たところ、160度の値を示し、優れたはっ水性を示し
た。
【0035】また、水系潤滑性塗料を鋼管の内面に塗布
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
して塗膜を形成するから、製造過程において環境破壊を
もたらすことがない。
【0036】(比較例)エポキシ・フェノール樹脂塗料
をSS400鋼管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜
を形成する。
をSS400鋼管の内面に塗布したのち、焼成して塗膜
を形成する。
【0037】上述の如き防食鋼管を半割にした試料を水
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.4であった。
平に置き、試料にポリエチレン樹脂ケーブルの外被をの
せ、その上から垂直荷重200gで押下して、水平方向
に引張速度100mm/minで引っ張ったところ、摩
擦係数は0.4であった。
【0038】この試料を5%食塩水を1〜2ml/h噴
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、点錆等の発生が認められた。
霧する塩水噴霧試験機内に2000h設置しておいたと
ころ、点錆等の発生が認められた。
【0039】この試料に水滴を垂らして接触角を測定し
たところ、62度の値を示した。
たところ、62度の値を示した。
【0040】なお、上述実施例においては、飽和ポリエ
ステル樹脂中に4フッ化エチレン粉末を混入分散させた
水系潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布したが、
フッ素樹脂、アクリル樹脂、フタル酸樹脂またはエポキ
シ樹脂中に4フッ化エチレン粉末を混入分散させた水系
潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布してもよく、
また飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹
脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも2種を混
合した樹脂中に4フッ化エチレン粉末を混入分散させた
水系潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布してもよ
い。また、上述実施例においては、4フッ化エチレン粉
末の分子量を2000、8000としたが、4フッ化エ
チレン粉末の分子量を500〜20000にすればよ
い。また、上述実施例においては、4フッ化エチレン粉
末の揮発成分揮発後の体積分率を1、30、60、70
体積%としたが、4フッ化エチレン粉末の揮発成分揮発
後の体積分率を0.5〜70体積%とすればよい。
ステル樹脂中に4フッ化エチレン粉末を混入分散させた
水系潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布したが、
フッ素樹脂、アクリル樹脂、フタル酸樹脂またはエポキ
シ樹脂中に4フッ化エチレン粉末を混入分散させた水系
潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布してもよく、
また飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹
脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも2種を混
合した樹脂中に4フッ化エチレン粉末を混入分散させた
水系潤滑性塗料をSS400鋼管の内面に塗布してもよ
い。また、上述実施例においては、4フッ化エチレン粉
末の分子量を2000、8000としたが、4フッ化エ
チレン粉末の分子量を500〜20000にすればよ
い。また、上述実施例においては、4フッ化エチレン粉
末の揮発成分揮発後の体積分率を1、30、60、70
体積%としたが、4フッ化エチレン粉末の揮発成分揮発
後の体積分率を0.5〜70体積%とすればよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る防
食鋼管においては、潤滑性、防食性、はっ水性が良好で
あり、製造過程において環境破壊をもたらすことがな
い。
食鋼管においては、潤滑性、防食性、はっ水性が良好で
あり、製造過程において環境破壊をもたらすことがな
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/24 302 V 7415−4F L 7415−4F P 7415−4F U 7415−4F W 7415−4F (72)発明者 斎藤 博之 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 高井 健一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 上田 利信 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アク
リル樹脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも1
種からなる樹脂中に、分子量が500〜20000でか
つ末端までフッ素化した低分子量4フッ化エチレン粉末
を揮発成分揮発後の体積分率で0.5〜70体積%混入
分散させた水系潤滑性塗料を鋼管の内面に塗布したの
ち、焼成して塗膜を形成したことを特徴とする防食鋼
管。 - 【請求項2】飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アク
リル樹脂、フタル酸樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも1
種からなる樹脂を鋼管の内面に付着させ、請求項1に記
載の水系潤滑性塗料を上記鋼管の内面に塗布したのち、
焼成して塗膜を形成したことを特徴とする防食鋼管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6137402A JPH081088A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 防食鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6137402A JPH081088A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 防食鋼管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081088A true JPH081088A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15197812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6137402A Pending JPH081088A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 防食鋼管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081088A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9797539B1 (en) | 2016-06-22 | 2017-10-24 | Shonan Gosei-Jushi Seisakusho K.K. | Pipe rehabilitation method |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440837A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-31 | Nippon Steel Corp | Manufacturing of steel pipe having resin-lined inner surface |
| JPS6214973A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-23 | Nippon Valqua Ind Ltd | 金属表面へのフツ素樹脂層の形成方法 |
| JPH06106129A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Kobe Steel Ltd | 水系潤滑剤を溶接用ワイヤ材表面に塗布する方法 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP6137402A patent/JPH081088A/ja active Pending
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