JPH08109279A - 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品 - Google Patents

発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品

Info

Publication number
JPH08109279A
JPH08109279A JP24602994A JP24602994A JPH08109279A JP H08109279 A JPH08109279 A JP H08109279A JP 24602994 A JP24602994 A JP 24602994A JP 24602994 A JP24602994 A JP 24602994A JP H08109279 A JPH08109279 A JP H08109279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer particles
monomer component
radical
weight
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24602994A
Other languages
English (en)
Inventor
徹 ▲吉▼川
Toru Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP24602994A priority Critical patent/JPH08109279A/ja
Publication of JPH08109279A publication Critical patent/JPH08109279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 スチレン系単量体を含む単量体成分(I)を
水性媒体中に懸濁して重合を開始し、前記単量体成分
(I)の重合転化率が70〜100重量%の時点でラジ
カル反応性シリコーンを添加し、その後にスチレン系単
量体を含む単量体成分(II)を更に添加して重合を行う
ことを特徴とする発泡性スチレン系重合体粒子の製造
法、発泡性スチレン系重合体粒子及び発泡成形品。 【効果】 発泡成形した際に表面平滑性の優れた発泡成
形品を得ることができるとともに、この粒子は優れた表
面平滑性を長期にわたって持続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡成形した際に表面
平滑性に優れた成形品が得られる発泡性スチレン系重合
体粒子、その製造法及び発泡成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発泡成形品の表面に各種の印刷が
行われることが多くなり、表面平滑性に優れた発泡成形
品が求められるようになってきた。これは、発泡成形品
の表面に凹凸があると、凹部分が印刷されずに白く残
り、印刷外観の見映えが低下するためである。特に発泡
性重合体粒子を使用する発泡ポリスチレンでは、発泡体
粒子間の間隙が十分に埋まりにくいため、表面平滑性を
向上させることが一層要求される。
【0003】この表面平滑性の向上技術として特開昭5
8−222121号公報、特開昭62−11740号公
報、特開昭61−214544号公報、特開昭63−6
9844号公報、特開平1−299841号公報及び特
開平1−299843号公報には、発泡剤を含浸した発
泡ポリスチレン用重合体粒子の表面に表皮部を侵食する
表面添加剤を塗ることにより表層部に発泡しない層を設
ける方法が記載されている。また、特開平4−2586
46号公報には、粒子表面層付近に最も多量となるよう
に特定量のシリコーンオイルを含浸し、かつ加熱又は減
圧によって粒子表面層付近の発泡剤を逸散せしめる方法
が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭58−2221
21号公報、特開昭62−11740号公報、特開昭6
1−214544号公報、特開昭63−69844号公
報、特開平1−299841号公報及び特開平1−29
9843号公報に示される方法は、発泡剤が逸散しやす
くなり、発泡性ポリスチレン系重合体粒子の製品として
の寿命が短くなるという欠点がある。特開平4−258
646号公報に示される方法には、発泡剤の逸散処理に
よって発泡剤の含有量が低下して、発泡性ポリスチレン
系重合体粒子の製品としての寿命が短くなるという欠点
がある。本発明は以上のような問題をすべて解決するも
のであり、発泡剤の逸散等の問題が長期にわたってな
く、発泡成形品の表面平滑性に優れる発泡性スチレン系
重合体粒子、その製造法及び発泡成形品を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、スチレン系単
量体を含む単量体成分(I)を水性媒体中に懸濁して重
合を開始し、前記単量体成分(I)の重合転化率が70
〜100重量%の時点でラジカル反応性シリコーンを添
加し、その後にスチレン系単量体を含む単量体成分(I
I)を更に添加して重合を行うことを特徴とする発泡性
スチレン系重合体粒子の製造法、この製造法により得ら
れる発泡性スチレン系重合体粒子並びにこの発泡性スチ
レン系重合体粒子を発泡成形して得られる発泡成形品に
関する。
【0006】本発明の製造法に用いる水性媒体中には、
懸濁安定剤として、燐酸三カルシウム、ヒドロキシアパ
タイト、燐酸マグネシウム、燐酸バリウム、燐酸ストロ
ンチウム、燐酸アルミニウム、燐酸鉄、燐酸コバルト、
ピロ燐酸カルシウム等の難溶性無機塩、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナトリウ
ム、ドデシルスルホン酸ナトリウム、ジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム等の陰イオン界面活性剤、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性
高分子化合物などを使用することができる。これらの懸
濁安定剤は、通常水性媒体中に0.1〜1重量%使用さ
れる。
【0007】本発明に用いる単量体成分(I)及び(I
I)はともに、スチレン系単量体を必須成分として含
む。スチレン系単量体としては、スチレン、ビニルトル
エン、イソプロピルスチレン、α−メチルスチレン、ク
ロロスチレン、第3ブチルスチレン、ジビニルベンゼン
等が挙げられるが、特にスチレンが好ましい。スチレン
系単量体は、各成分(I)及び(II)中、それぞれ70
重量%以上含まれるのが好ましい。スチレン系単量体と
併用できるその他の単量体は特に制限はなく、例えばア
クリロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリ
ル、1,3−ブタジエン等のジエン、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、マレイン酸エ
ステル等が挙げられる。これらを併用する場合は、各成
分(I)及び(II)中、それぞれ30重量%以下含まれ
るのが好ましい。
【0008】また、その他の添加剤として上記単量体と
ともに、気泡形成剤として公知のエチレン酢ビ共重合
体、エチレンビスステアリルアミド、メチレンビスステ
アリルアミド等を添加しても良い。さらには、フタル酸
ジオクチル、アジピン酸ジオクチル等の可塑剤を添加し
ても良い。
【0009】本発明の製造法においては通常重合開始剤
を用いるが、重合開始剤としては過酸化ベンゾイル、過
酸化ラウロイル、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘ
キサノエート、メチルベンゾイルペルオキシド、1,1
−ビス(t−ブチルペルオキシ)3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサン、t−ブチルペルオキシベンゾエー
ト、t−ブチルペルオキシイソプロピルカルボネート等
の有機過酸化物系重合開始剤などが挙げられる。これら
の重合開始剤は、数種を組み合わせて用いても良い。重
合開始剤は単量体総量((I)成分及び(II)成分を含む)
成分に対して0.1〜1重量%用いるのが好ましい。
【0010】本発明に用いられるラジカル反応性シリコ
ーンは、ラジカル重合が可能な二重結合を有する基をも
つシリコーンオイル等であり、例えば、ジメチルシリコ
ーン、メチルフェニルシリコーン等のシリコーンオイル
の末端部分にラジカル重合が可能な二重結合を有する
基、例えばメタクリロキシアルキル基、アクリロキシア
ルキル基等、をもつ化合物、メタクリロキシプロピルト
リストリメチルシロキシシラン等の(メタ)アクリロキ
シアルキルトリストリアルキルシロキシシランなどが挙
げられる。なかでも、ジメチルシリコーン構造であり、
末端部等にラジカル重合が可能な二重結合を有する基を
もつ化合物が発泡時の外観向上等の効果が高く好まし
い。
【0011】次いで、本発明の製造法における製造工程
を説明する。本発明の製造法においては、まず前記単量
体成分(I)、重合開始剤及び必要に応じて用いられる
その他の添加剤を水性媒体中に懸濁して重合を開始す
る。単量体成分(I)の量は、使用する単量体総量
((I)成分及び(II)成分を含む)に対して95〜3
0重量%とするのが好ましい。95重量%を超える場合
又は30重量%未満の場合は、成形品の表面平滑性を向
上する効果が充分ではない。より好ましくは90〜50
重量%であり、さらに好ましくは85〜60重量%であ
る。この単量体成分(I)とともに気泡形成剤を添加す
るのが好ましく、これは単量体成分(I)に対して0.
01〜0.2重量%用いるのが好ましい。
【0012】ラジカル反応性シリコーンの添加は、単量
体成分(I)の重合転化率が70〜100重量%の時点
で行うが、必ずしも重合反応の進行中である必要はな
い。例えば、この時点で一旦冷却し重合反応を停止して
から添加したり、さらにビーズを取り出して分級などの
操作を行ってから添加しても差し支えない。ただし、ビ
ーズを取り出す場合には、重合転化率90重量%以上の
時点で行うことが、ブロッキングを防ぐ上で好ましい。
なお、重合転化率が70重量%未満で添加するとラジカ
ル反応性シリコーンが合成初期の粒子に均一に拡散して
しまい本発明の効果は得られない。
【0013】ラジカル反応性シリコーンの添加量は使用
する単量体総量((I)成分及び(II)成分を含む)に対し
て0.005〜1.0重量%とするのが好ましい。0.
005重量%未満では成形品の表面平滑性を向上する効
果が充分ではなく、1.0重量%を超えると成形品の表
面に融けが生じる傾向にある。より好ましくは0.01
〜0.5重量%であり、さらに好ましくは0.05〜
0.2重量%である。
【0014】ラジカル反応性シリコーンの添加後に添加
する単量体成分(II)の量は、使用する単量体総量
((I)成分及び(II)成分を含む)に対して5〜70重量
%とするのが好ましい。5重量%未満の場合又は70重
量%を超える場合は、成形品の表面平滑性を向上する効
果が充分ではない。より好ましくは10〜50重量%で
あり、さらに好ましくは15〜40重量%である。
【0015】単量体成分(II)の添加は、ラジカル反応
性シリコーンの添加後であればどの時点で行っても良
く、通常重合開始剤とともに添加される。重合を一旦停
止してラジカル反応性シリコーンを添加した場合は、単
量体成分(II)の添加後の重合反応を進行させるため
に、系を重合温度に再調整して行う。また、ビーズを一
旦取り出した場合は、再び水性媒体中に懸濁してから行
う。
【0016】得られたスチレン系重合体粒子を発泡性ス
チレン系重合体粒子とするには、プロパン、ブタン、ペ
ンタン、ヘキサン、シクロペンタン、シクロヘキサン等
の易揮発性炭化水素、メチレンクロリド、ジクロルジフ
ルオロメタン、トリフルオロメタン等の易揮発性ハロゲ
ン化炭化水素又はこれらの混合物などの発泡剤を重合途
中又は重合後に密閉した耐圧容器中で熱含浸することに
より行うことができる。これらの発泡剤の中で、ブタン
又はイソブタンを全発泡剤の50重量%以上用いるのが
好ましい。含浸時期としては、単量体総量((I)成分及
び(II)成分を含む)の重合転化率が90重量%以上の時
期が、重合中の粒子の集塊化や非球状粒子の生成といっ
たトラブルを防ぐ観点から好ましい。熱含浸は、前記の
ような懸濁安定剤を含んだ水性媒体中に粒子を懸濁した
状態で行うことが、ブロッキングを防ぐ上で好ましい。
【0017】以上の様にして得られた発泡性スチレン系
重合体粒子は、一般に行われる方法により、発泡成形さ
れて各種発泡成形品とされる。例えば予備発泡装置で予
備発泡した後、発泡成形金型に充填してスチームで加圧
加熱して発泡成形品とすることができる。このような方
法により、表面平滑性に優れる発泡成形品が得られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1 4リットルのオートクレーブに10重量%燐酸三カルシ
ウム分散液(日本化学工業(株)製、商品名スーパータイ
ト10)21g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム(和光純薬工業(株)製)0.06g及びイオン交換水
1200gを入れてよく撹拌し、均一な混合溶液(水性
媒体)とした。次いで75重量%過酸化ベンゾイル湿体
(日本油脂(株)製、商品名ナイパーBW)3.6g、t
−ブチルペルオキシイソプロピルカルボネート(日本油
脂(株)製、商品名パーブチルI)0.9g及びエチレン
酢ビ共重合体(気泡形成剤、日本合成(株)製、商品名ソ
アレックスCH)0.9gを溶解したスチレン(電気化
学工業(株)製)900gを撹拌しながら加え、90℃に
昇温して重合を開始した。重合転化率(比重法によって
測定)が90重量%に達した時点で、ラジカル反応性シ
リコーンの一種であるメタクリロキシプロピルトリスト
リメチルシロキシシラン(信越化学(株)製、商品名X−
22−5002)1.2g(単量体総量に対して0.1
重量%)を加えた。この30分後、75重量%過酸化ベ
ンゾイル湿体1.2g、t−ブチルペルオキシイソプロ
ピルカルボネート0.3g及び1,1−ビス(t−ブチ
ルペルオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(日本化薬(株)製、商品名トリゴノックス−29)0.
45gを加えた。この直後から、スチレン300gを1
時間かけて滴下して加えた。滴下終了の30分後から、
オートクレーブを密閉して、温度を115℃に1時間要
して昇温し、115℃に6時間保った。次に100℃に
1時間を要して冷却し、100℃に温度を保った状態
で、シクロヘキサン24gとブタン70gを1時間を要
して導入した。その後3時間温度を100℃に保った後
に室温まで冷却して目的とする発泡性ポリスチレン重合
体粒子を得た。得られた発泡性ポリスチレン重合体粒子
の一部をオートクレーブから取り出して5時間後に55
ml/gに予備発泡した。予備発泡粒子を24時間熟成し、
0.078MPaのスチーム圧で5秒間加熱成形を行っ
た。得られた成形品表面の最大陥没深さは75μmと浅
く、表面平滑性に優れていた。別に、得られた発泡性ポ
リスチレン重合体粒子の一部をオートクレーブから取り
出して2週間後に55ml/gに予備発泡した。予備発泡粒
子を24時間熟成し、0.078MPaのスチーム圧で5
秒間加熱成形を行った。得られた成形品表面の最大陥没
深さは75μmと浅く、表面平滑性に優れていた。
【0019】比較例1 実施例1において、ラジカル反応性シリコーンを用いな
かった以外は実施例1と同様に発泡性ポリスチレン系重
合体粒子を合成した。粒子を実施例1と同様に発泡成形
して得られた成形品表面の最大陥没深さは、オートクレ
ーブから取り出した5時間後及び2週間後とも90μm
であり、表面平滑性が悪くなった。
【0020】比較例2 実施例1において、ラジカル反応性シリコーンの代わり
に、ジメチルシリコーンを用いた以外は実施例1と同様
に発泡性ポリスチレン系重合体粒子を合成した。粒子を
実施例1と同様に発泡成形して得られた成形品表面の最
大陥没深さは、オートクレーブから取り出した5時間後
は76μmと浅く、表面平滑性に優れていたが、2週間
後のものは88μmであり、表面平滑性が悪くなった。
【0021】実施例2 4リットルのオートクレーブに10重量%燐酸三カルシ
ウム分散液(日本化学工業(株)製、商品名スーパータイ
ト10)21g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム(和光純薬工業(株)製)0.06g及びイオン交換水
1200gを入れてよく撹拌し、均一な混合溶液とし
た。次いで75重量%過酸化ベンゾイル湿体(日本油脂
(株)製、商品名ナイパーBW)4.8g、t−ブチルペ
ルオキシイソプロピルカルボネート(日本油脂(株)製、
商品名パーブチルI)1.2g及びエチレンビスステア
リルアミド(気泡形成剤、日本化成(株)製、商品名スリ
ーパックスE)1.2gを溶解したスチレン(電気化学
工業(株)製)1200gを撹拌しながら加え、90℃に
昇温して重合を開始した。重合転化率(比重法によって
測定)95重量%に達した時点で、室温まで冷却し、ビ
ーズを取り出して乾燥した。得られたビーズをふるいで
分級し、0.71mm〜1.19mmの粒径範囲のものを9
00g分取した。4リットルのオートクレーブに10重
量%燐酸三カルシウム分散液(日本化学工業(株)製、商
品名スーパータイト10)60g、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製)0.06
g、イオン交換水1200g及び分取したポリスチレン
ビーズ900gを入れて撹拌を開始し、90℃に昇温し
た。次いで、ラジカル反応性シリコーンの一種である片
末端メタクリロキシプロピル変性ジメチルシリコーン
0.6g((株)チッソ製、商品名SILAPLANEF
M−0721、単量体総量に対して0.05重量%)を
加えた。30分後、75重量%過酸化ベンゾイル湿体
1.2g、t−ブチルペルオキシイソプロピルカルボネ
ート0.3g及び1,1−ビス(t−ブチルペルオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(日本化薬
(株)製、商品名トリゴノックス−29)0.45gを加
えた。この直後から、スチレン300gを1時間かけて
滴下して加えた。滴下終了の30分後から、オートクレ
ーブを密閉して、温度を115℃に1時間を要して昇温
し、115℃に6時間保った。次に100℃に1時間を
要して冷却し、100℃に温度を保った状態で、シクロ
ヘキサン24gとブタン70gを1時間を要して導入し
た。その後3時間温度を100℃に保った後に室温まで
冷却して目的とする発泡性ポリスチレン重合体粒子を得
た。得られた発泡性ポリスチレン重合体粒子の一部をオ
ートクレーブから取り出して5時間後に55ml/gに予備
発泡した。予備発泡粒子を24時間熟成し、0.078
MPaのスチーム圧で5秒間加熱成形を行った。得られた
成形品表面の最大陥没深さは76μmと浅く、表面平滑
性に優れていた。別に、得られた発泡性ポリスチレン重
合体粒子の一部をオートクレーブから取り出して2週間
後に55ml/gに予備発泡した。予備発泡粒子を24時間
熟成し、0.078MPaのスチーム圧で5秒間加熱成形
を行った。得られた成形品表面の最大陥没深さは76μ
mと浅く、表面平滑性に優れていた。
【0022】比較例3 実施例2において、スチレン及び重合開始剤の追加を行
わなかった以外は実施例1と同様に発泡性ポリスチレン
重合体粒子を合成した。粒子を実施例2と同様に発泡成
形して得られた成形品表面の最大陥没深さは、オートク
レーブから取り出した5時間後及び2週間後とも99μ
mであり、表面平滑性が悪くなった。
【0023】
【発明の効果】本発明の発泡性スチレン系重合体粒子を
用いると、発泡成形した際に表面平滑性の優れた発泡成
形品を得ることができるとともに、この粒子は優れた表
面平滑性を長期にわたって持続できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08L 25:06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系単量体を含む単量体成分
    (I)を水性媒体中に懸濁して重合を開始し、前記単量
    体成分(I)の重合転化率が70〜100重量%の時点
    でラジカル反応性シリコーンを添加し、その後にスチレ
    ン系単量体を含む単量体成分(II)を更に添加して重合
    を行うことを特徴とする発泡性スチレン系重合体粒子の
    製造法。
  2. 【請求項2】 ラジカル反応性シリコーンの添加量が、
    使用する単量体総量に対して0.005〜1.0重量%
    である請求項1記載の発泡性スチレン系重合体粒子の製
    造法。
  3. 【請求項3】 単量体成分(II)の量が、使用する単量
    体総量に対して5〜70重量%である請求項1又は2記
    載の発泡性スチレン系重合体粒子の製造法。
  4. 【請求項4】 ラジカル反応性シリコーンが、ジメチル
    シリコーン構造の末端部分にラジカル重合が可能な二重
    結合を有する基をもつ化合物である請求項1、2又は3
    記載の発泡性スチレン系重合体粒子の製造法。
  5. 【請求項5】 単量体成分(I)とともに、気泡形成剤
    を添加する請求項1、2、3又は4記載の発泡性スチレ
    ン系重合体粒子の製造法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の製造法
    により得られる発泡性スチレン系重合体粒子。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の発泡性スチレン系重合体
    粒子を発泡成形してなる発泡成形品。
JP24602994A 1994-10-12 1994-10-12 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品 Pending JPH08109279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24602994A JPH08109279A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24602994A JPH08109279A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08109279A true JPH08109279A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17142398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24602994A Pending JPH08109279A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08109279A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037551A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 Dmノバフォーム株式会社 水架橋性発泡樹脂組成物並びに発泡体及びその製造方法
JP2016183255A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体
JP2017501294A (ja) * 2013-12-30 2017-01-12 アベリス アーエス 固体粒子状ビニル芳香族ポリマー組成物の調製用製造方法
JPWO2016006540A1 (ja) * 2014-07-09 2017-04-27 大日精化工業株式会社 樹脂ビーズ、樹脂ビーズの製造方法並びに該樹脂ビーズを含む製品
JP2017095621A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法
JP2018145285A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体
JP2018193460A (ja) * 2017-05-16 2018-12-06 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法、ポリスチレン系予備発泡粒子の製造方法及び発泡成形体の製造方法
WO2019026972A1 (ja) * 2017-08-04 2019-02-07 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017501294A (ja) * 2013-12-30 2017-01-12 アベリス アーエス 固体粒子状ビニル芳香族ポリマー組成物の調製用製造方法
JPWO2016006540A1 (ja) * 2014-07-09 2017-04-27 大日精化工業株式会社 樹脂ビーズ、樹脂ビーズの製造方法並びに該樹脂ビーズを含む製品
JP2016037551A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 Dmノバフォーム株式会社 水架橋性発泡樹脂組成物並びに発泡体及びその製造方法
JP2016183255A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体
JP2017095621A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法
JP2018145285A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体
JP2018193460A (ja) * 2017-05-16 2018-12-06 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法、ポリスチレン系予備発泡粒子の製造方法及び発泡成形体の製造方法
WO2019026972A1 (ja) * 2017-08-04 2019-02-07 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体
JPWO2019026972A1 (ja) * 2017-08-04 2020-08-20 株式会社カネカ 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子及び発泡成形体
US11312835B2 (en) 2017-08-04 2022-04-26 Kaneka Corporation Expandable polystyrene resin particles, polystyrene pre-expanded particles, and foam molded body

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4303757A (en) Process for producing expandable thermoplastic resin beads using polypropylene as nucleus
HU223709B1 (hu) Eljárás polimerszemcsék előállítására, habosítható polimerszemcsék
JP3171001B2 (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子及びそれを得るための懸濁重合法
JP5020234B2 (ja) 発泡性樹脂
JPH073068A (ja) ビーズ状発泡性スチレン重合体
JPH08109279A (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品
JPH11106548A (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子
JP2933707B2 (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子の製造方法
JPH04183706A (ja) スチレン改質ポリエチレン系樹脂粒子の製造法
JPH08134252A (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品
JPH09157432A (ja) 発泡性ポリスチレンの製造法
JPH08104772A (ja) 発泡性スチレン系重合体粒子、その製造法及び発泡成形品
KR100805577B1 (ko) 발포성 폴리스티렌과 사용하기 위한 뭉침 방지 화합물
JP3532323B2 (ja) 発泡成形体
JP3599450B2 (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子及びその製造方法
JP3475416B2 (ja) 発泡性スチレン系樹脂粒子、その製造方法及び発泡成形品
JP2001220458A (ja) 発泡性スチレン系樹脂粒子
JP3024522B2 (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子及びそれを用いて得た発泡成形体
JP4494113B2 (ja) 発泡性スチレン系樹脂粒子の製造方法
JP4463929B2 (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子の製造方法
JP4463938B2 (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子の製造方法
JP4026942B2 (ja) スチレン系樹脂粒子の製造方法
JP2000302903A (ja) 食品容器用ポリスチレン系樹脂、食品容器用ポリスチレン系樹脂発泡シート及びポリスチレン系樹脂発泡シート食品容器
JP3994911B2 (ja) スチレン系発泡性樹脂粒子、発泡ビーズ及び発泡成形品
JP4771457B2 (ja) スチレン系樹脂粒子の製造方法