JPH08109652A - 建築物の基礎における断熱構造及びその施工方法 - Google Patents
建築物の基礎における断熱構造及びその施工方法Info
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- JPH08109652A JPH08109652A JP27565494A JP27565494A JPH08109652A JP H08109652 A JPH08109652 A JP H08109652A JP 27565494 A JP27565494 A JP 27565494A JP 27565494 A JP27565494 A JP 27565494A JP H08109652 A JPH08109652 A JP H08109652A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラス網を介して発泡樹脂板をコンクリートに
結合させ、その場合に発泡樹脂板とラス網とを予め強固
に一体化しておくことにより、発泡樹脂板とコンクリー
トとの結合力を高め且つ作業性を向上させると共に、発
泡樹脂板及びラス網のみで十分な自立性を確保して型枠
の支えなしでコンクリートを打設できるようにして更に
施工性を向上させる。発泡樹脂板におけるコンクリート
製基礎とは反対側の面にも、モルタル等を確実に付着で
きるようにする。 【構成】 発泡樹脂板10の少なくとも一側面にラス網
20を熱溶着してなるラス張り構造壁体BBが、コンク
リート製基礎Aの少なくとも一側面に対してラス網側で
接合している。
結合させ、その場合に発泡樹脂板とラス網とを予め強固
に一体化しておくことにより、発泡樹脂板とコンクリー
トとの結合力を高め且つ作業性を向上させると共に、発
泡樹脂板及びラス網のみで十分な自立性を確保して型枠
の支えなしでコンクリートを打設できるようにして更に
施工性を向上させる。発泡樹脂板におけるコンクリート
製基礎とは反対側の面にも、モルタル等を確実に付着で
きるようにする。 【構成】 発泡樹脂板10の少なくとも一側面にラス網
20を熱溶着してなるラス張り構造壁体BBが、コンク
リート製基礎Aの少なくとも一側面に対してラス網側で
接合している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の基礎における断
熱構造に係り、特に発泡樹脂板にラス網を一体化してな
るラス張り構造壁体を利用して設けた断熱構造に関す
る。
熱構造に係り、特に発泡樹脂板にラス網を一体化してな
るラス張り構造壁体を利用して設けた断熱構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、寒冷地における建築物の基礎とし
て、コンクリート製基礎の側面に発泡樹脂板を接合し、
この発泡樹脂板の断熱性により床下空間の保温性を向上
させたものが知られている。その施工方法としては、コ
ンクリート製基礎の打設後に発泡樹脂板を別途に接着等
により取り付ける方法があるが、更に作業性を向上させ
た方法としては、コンパネと呼ばれる型枠の内側に発泡
樹脂板をセットし、その内側に基礎用のコンクリートを
流し込み、コンクリートが固まった後に型枠を取り払う
ことにより、コンクリート製基礎の打設と同時にコンク
リートへの親和性等により発泡樹脂板を接着する方法が
ある。
て、コンクリート製基礎の側面に発泡樹脂板を接合し、
この発泡樹脂板の断熱性により床下空間の保温性を向上
させたものが知られている。その施工方法としては、コ
ンクリート製基礎の打設後に発泡樹脂板を別途に接着等
により取り付ける方法があるが、更に作業性を向上させ
た方法としては、コンパネと呼ばれる型枠の内側に発泡
樹脂板をセットし、その内側に基礎用のコンクリートを
流し込み、コンクリートが固まった後に型枠を取り払う
ことにより、コンクリート製基礎の打設と同時にコンク
リートへの親和性等により発泡樹脂板を接着する方法が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このうち後者
の方法によっても、発泡樹脂板を支持するための型枠を
必要とするから、それが施工上で非常に手間がかかる。
しかも、発泡樹脂板はコンクリートへの親和性等によっ
て接着されるに過ぎないから、その結合力は弱いもので
あった。その場合、発泡樹脂板の一側面にラス網を固定
し、このラス網側にコンクリートを打設することによ
り、発泡樹脂板とコンクリートとの結合力を高めること
が考えられるが、発泡樹脂板へのラス網の固定は針金等
によるしかないから、非常に手間のかかる作業になって
しまう。
の方法によっても、発泡樹脂板を支持するための型枠を
必要とするから、それが施工上で非常に手間がかかる。
しかも、発泡樹脂板はコンクリートへの親和性等によっ
て接着されるに過ぎないから、その結合力は弱いもので
あった。その場合、発泡樹脂板の一側面にラス網を固定
し、このラス網側にコンクリートを打設することによ
り、発泡樹脂板とコンクリートとの結合力を高めること
が考えられるが、発泡樹脂板へのラス網の固定は針金等
によるしかないから、非常に手間のかかる作業になって
しまう。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、ラス網を介し
て発泡樹脂板をコンクリートに結合させ、その場合に発
泡樹脂板とラス網とを予め強固に一体化しておくことに
より、発泡樹脂板とコンクリートとの結合力を高め且つ
作業性を向上させると共に、発泡樹脂板及びラス網のみ
で十分な自立性を確保して型枠の支えなしでコンクリー
トを打設できるようにして更に施工性を向上させること
にある。また、発泡樹脂板におけるコンクリート製基礎
とは反対側の面にも、モルタル等を確実に付着できるよ
うにする。
たものであり、その目的とするところは、ラス網を介し
て発泡樹脂板をコンクリートに結合させ、その場合に発
泡樹脂板とラス網とを予め強固に一体化しておくことに
より、発泡樹脂板とコンクリートとの結合力を高め且つ
作業性を向上させると共に、発泡樹脂板及びラス網のみ
で十分な自立性を確保して型枠の支えなしでコンクリー
トを打設できるようにして更に施工性を向上させること
にある。また、発泡樹脂板におけるコンクリート製基礎
とは反対側の面にも、モルタル等を確実に付着できるよ
うにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の断熱構造は、発泡樹脂板の少なくとも一
側面にラス網を熱溶着してなるラス張り構造壁体が、コ
ンクリート製基礎の少なくとも一側面に対してラス網側
で接合している構成としている。
め、請求項1の断熱構造は、発泡樹脂板の少なくとも一
側面にラス網を熱溶着してなるラス張り構造壁体が、コ
ンクリート製基礎の少なくとも一側面に対してラス網側
で接合している構成としている。
【0006】請求項2の断熱構造は、請求項1記載の建
築物の基礎における断熱構造において、発泡樹脂板の少
なくとも一側面にラス網を熱溶着してなるラス張り構造
壁体に代えて、ラス網の一側面に補強部材を固定してな
るラス体と、熱溶融により形成され且つ補強部材が嵌入
する凹陥部を少なくとも一側面に有する発泡樹脂板とか
らなるラス張り構造壁体を備えた構成としている。
築物の基礎における断熱構造において、発泡樹脂板の少
なくとも一側面にラス網を熱溶着してなるラス張り構造
壁体に代えて、ラス網の一側面に補強部材を固定してな
るラス体と、熱溶融により形成され且つ補強部材が嵌入
する凹陥部を少なくとも一側面に有する発泡樹脂板とか
らなるラス張り構造壁体を備えた構成としている。
【0007】請求項3の断熱構造は、請求項1又は2の
構成において、ラス張り構造壁体の他側面にもラス網又
はラス体が、熱溶着により又は補強部材の凹陥部への嵌
入により取り付けられており、この他側面のラス網にコ
ンクリート又はモルタルが付着している構成である。
構成において、ラス張り構造壁体の他側面にもラス網又
はラス体が、熱溶着により又は補強部材の凹陥部への嵌
入により取り付けられており、この他側面のラス網にコ
ンクリート又はモルタルが付着している構成である。
【0008】請求項4の断熱構造の施工方法は、請求項
1ないし3の構成のうちいずれかにおいて、ラス張り構
造壁体を立設し、このラス張り構造壁体を型枠として、
そのラス網側にコンクリートを打設する構成としてい
る。
1ないし3の構成のうちいずれかにおいて、ラス張り構
造壁体を立設し、このラス張り構造壁体を型枠として、
そのラス網側にコンクリートを打設する構成としてい
る。
【0009】
【作用】請求項1では、発泡樹脂板の断熱性により床下
空間の保温性が向上する。また、ラス網を介して発泡樹
脂板がコンクリートに結合し、しかも発泡樹脂板とラス
網とが強固に一体化しているので、発泡樹脂板とコンク
リートとの結合力が高い。また予めラス張り構造壁体を
作っておき、これを用いて断熱構造を施工すれば、作業
性が向上する。その場合、ラス張り構造壁体のみで十分
に自立性があるから、型枠の支えなしでコンクリートが
打設でき、更に施工性が向上する。
空間の保温性が向上する。また、ラス網を介して発泡樹
脂板がコンクリートに結合し、しかも発泡樹脂板とラス
網とが強固に一体化しているので、発泡樹脂板とコンク
リートとの結合力が高い。また予めラス張り構造壁体を
作っておき、これを用いて断熱構造を施工すれば、作業
性が向上する。その場合、ラス張り構造壁体のみで十分
に自立性があるから、型枠の支えなしでコンクリートが
打設でき、更に施工性が向上する。
【0010】請求項2のラス張り構造壁体の作用も請求
項1と同様である。その場合、凹陥部が複数あるときに
は凹陥部の側壁と補強部材との摩擦力等が相互に作用す
る共ぎき作用によって補強部材の保持強度が更に高くな
る。また凹陥部の開口付近が三次発泡により狭まってい
るから補強部材が凹陥部に強固に保持される(ここで発
泡樹脂板は例えば予備発泡した粒子を二次発泡させるこ
とにより製造されるが、三次発泡とは上記二次発泡に続
く発泡を指すものである)。また補強部材を介してラス
網と発泡樹脂板との間に隙間が形成されるから、この隙
間へモルタルが入ってラス網を抱き込むようにして固ま
り、これによって発泡樹脂板とコンクリートとの結合力
が向上する。
項1と同様である。その場合、凹陥部が複数あるときに
は凹陥部の側壁と補強部材との摩擦力等が相互に作用す
る共ぎき作用によって補強部材の保持強度が更に高くな
る。また凹陥部の開口付近が三次発泡により狭まってい
るから補強部材が凹陥部に強固に保持される(ここで発
泡樹脂板は例えば予備発泡した粒子を二次発泡させるこ
とにより製造されるが、三次発泡とは上記二次発泡に続
く発泡を指すものである)。また補強部材を介してラス
網と発泡樹脂板との間に隙間が形成されるから、この隙
間へモルタルが入ってラス網を抱き込むようにして固ま
り、これによって発泡樹脂板とコンクリートとの結合力
が向上する。
【0011】請求項3は、ラス張り構造壁体の他側面に
おいても、モルタル等がラス網によって発泡樹脂板に確
実に付着する。
おいても、モルタル等がラス網によって発泡樹脂板に確
実に付着する。
【0012】
【実施例】以下、実施例を説明する。図1及び図2は、
本発明に係る断熱構造の第1実施例を示し、寒冷地にお
ける建築物の基礎に適用されるものである。同図におい
て、Aはコンクリート製基礎、BBは基礎Aの一側に立
設するラス張り構造壁体、mはラス張り構造壁体BBの
一側に形成されたモルタル層である。上記ラス張り構造
壁体BBは、発泡樹脂板10の両側面にラス網20を熱
溶着してなるものである。そして、上記ラス張り構造壁
体BBは、上記基礎Aの一側面に対してラス網側で接合
している。
本発明に係る断熱構造の第1実施例を示し、寒冷地にお
ける建築物の基礎に適用されるものである。同図におい
て、Aはコンクリート製基礎、BBは基礎Aの一側に立
設するラス張り構造壁体、mはラス張り構造壁体BBの
一側に形成されたモルタル層である。上記ラス張り構造
壁体BBは、発泡樹脂板10の両側面にラス網20を熱
溶着してなるものである。そして、上記ラス張り構造壁
体BBは、上記基礎Aの一側面に対してラス網側で接合
している。
【0013】ここで、上記ラス張り構造壁体BBについ
て詳述する。図3ないし図5に示すように、発泡樹脂板
10の両側面にラス網20が直に配置され、各ラス網2
0の片面が、ほぼ全面にわたって発泡樹脂板10に熱溶
着している。すなわち、ラス網20は厚さ方向において
一部が発泡樹脂板10に入り込んで熱溶着しており、残
りは外部に露出したままである。ここで上記発泡樹脂板
10は、例えばサブロク(縦1800mm,横900m
m)程度の大きさで50mm程度の厚さのものである
が、これは一例であってそれ以外の寸法であってもよ
い。また材質は例えば発泡ポリプロピレン、発泡ポリエ
チレンなどに代表される発泡ポリオレフィンのほか、発
泡スチロール、発泡ウレタン、発泡塩化ビニールなどが
使用できるが、発泡樹脂製の板であれば材質は問わな
い。一方、ラス網20は例えば図4及び図5から分かる
ように薄板に孔が多数あけられた公知のもの(例えば薄
板に多数のスリットを板面に対して斜めに入れたあと、
板を縦方向及び横方向に引き延ばす方法により製造され
るもの)や、細い鋼線を編んでなる公知のものが使用で
きる。また発泡樹脂板10のラス網側の表面には、ラス
網20の熱溶着時に溶融して固まった再生層13が形成
されている。上記ラス網20には防錆処理又は防水処理
が施されている。すなわち、このラス網20には、例え
ばコールタールなどのタール系材料又は接着剤等が塗布
され、或いは樹脂材料がコーティングされている。
て詳述する。図3ないし図5に示すように、発泡樹脂板
10の両側面にラス網20が直に配置され、各ラス網2
0の片面が、ほぼ全面にわたって発泡樹脂板10に熱溶
着している。すなわち、ラス網20は厚さ方向において
一部が発泡樹脂板10に入り込んで熱溶着しており、残
りは外部に露出したままである。ここで上記発泡樹脂板
10は、例えばサブロク(縦1800mm,横900m
m)程度の大きさで50mm程度の厚さのものである
が、これは一例であってそれ以外の寸法であってもよ
い。また材質は例えば発泡ポリプロピレン、発泡ポリエ
チレンなどに代表される発泡ポリオレフィンのほか、発
泡スチロール、発泡ウレタン、発泡塩化ビニールなどが
使用できるが、発泡樹脂製の板であれば材質は問わな
い。一方、ラス網20は例えば図4及び図5から分かる
ように薄板に孔が多数あけられた公知のもの(例えば薄
板に多数のスリットを板面に対して斜めに入れたあと、
板を縦方向及び横方向に引き延ばす方法により製造され
るもの)や、細い鋼線を編んでなる公知のものが使用で
きる。また発泡樹脂板10のラス網側の表面には、ラス
網20の熱溶着時に溶融して固まった再生層13が形成
されている。上記ラス網20には防錆処理又は防水処理
が施されている。すなわち、このラス網20には、例え
ばコールタールなどのタール系材料又は接着剤等が塗布
され、或いは樹脂材料がコーティングされている。
【0014】上記第1実施例の断熱構造の施工方法を、
図6及び図7に基づいて説明する。基礎A上に配筋する
と共に、この鉄筋Sを挟んで一方にラス張り構造壁体B
Bを、ラス網20が外側になるように立設し、他方にコ
ンパネと称される型枠Cを立設し、セパレータと称され
る連結部材や支保等を利用してラス張り構造壁体BBと
型枠Cとを相互に固定する。そして、ラス張り構造壁体
BBと型枠Cとの間にコンクリートを打設する。そし
て、コンクリートの固化後に連結部材及び支保等を外
し、型枠Cを取り払うと、図7に示す状態となる。その
後に、ラス張り構造壁体BBの基礎側とは逆の面のラス
網20にモルタルmを付着して外壁を完成する。
図6及び図7に基づいて説明する。基礎A上に配筋する
と共に、この鉄筋Sを挟んで一方にラス張り構造壁体B
Bを、ラス網20が外側になるように立設し、他方にコ
ンパネと称される型枠Cを立設し、セパレータと称され
る連結部材や支保等を利用してラス張り構造壁体BBと
型枠Cとを相互に固定する。そして、ラス張り構造壁体
BBと型枠Cとの間にコンクリートを打設する。そし
て、コンクリートの固化後に連結部材及び支保等を外
し、型枠Cを取り払うと、図7に示す状態となる。その
後に、ラス張り構造壁体BBの基礎側とは逆の面のラス
網20にモルタルmを付着して外壁を完成する。
【0015】次に、上記ラス張り構造壁体BBの製造方
法を説明する。まず、図8に示すようにラス網20を、
鉛直方向及び水平方向にそれぞれ移動できるように設け
られた一対の発熱板31,32で挟み、この発熱板3
1,32によりラス網20を発泡樹脂板10の溶融温度
を超える温度まで加熱してラス網20の予熱を行う。こ
の予熱温度は、例えば発泡樹脂板10が発泡ポリスチレ
ンの場合には摂氏80度以上であればよいが、好ましく
は摂氏100度ないし210度、より好ましくは摂氏1
20度ないし200度程度であり、発泡樹脂板10への
押し込み時間や押し込み圧力との関係で適宜選択でき
る。次いで一方の発熱板31を退避させ、これに代えて
図9に示すように発泡樹脂板10をキャリア40で保持
しつつ搬入し、そして他方の発熱板32を上昇させてラ
ス網20を加熱したままで発泡樹脂板10に押しつけ、
ラス網20の一部を発泡樹脂板10に熱溶着させる。そ
の後に発熱板32をラス網20から離して退避させ、発
泡樹脂板10及びラス網20に冷風又は冷水を当てるな
どして全体を強制的に冷却し、次にラス網20にタール
系材料又は接着剤等を塗布することにより防錆処理又は
防水処理を施して一方の側面の処理を終わる。他方の側
面にラス網20を熱溶着する方法も上記同様に行われ、
この工程まで終了すると、製造が完了する。製造方法は
これに限られるものではなく、熱風炉中でラス網20を
加熱したり、発泡樹脂板10にラス網20を押圧した
り、発泡樹脂板10を押圧したり種々変更できることは
勿論である。上記製造方法によれば、ラス張り構造壁体
BBの生産効率を高めることができる。
法を説明する。まず、図8に示すようにラス網20を、
鉛直方向及び水平方向にそれぞれ移動できるように設け
られた一対の発熱板31,32で挟み、この発熱板3
1,32によりラス網20を発泡樹脂板10の溶融温度
を超える温度まで加熱してラス網20の予熱を行う。こ
の予熱温度は、例えば発泡樹脂板10が発泡ポリスチレ
ンの場合には摂氏80度以上であればよいが、好ましく
は摂氏100度ないし210度、より好ましくは摂氏1
20度ないし200度程度であり、発泡樹脂板10への
押し込み時間や押し込み圧力との関係で適宜選択でき
る。次いで一方の発熱板31を退避させ、これに代えて
図9に示すように発泡樹脂板10をキャリア40で保持
しつつ搬入し、そして他方の発熱板32を上昇させてラ
ス網20を加熱したままで発泡樹脂板10に押しつけ、
ラス網20の一部を発泡樹脂板10に熱溶着させる。そ
の後に発熱板32をラス網20から離して退避させ、発
泡樹脂板10及びラス網20に冷風又は冷水を当てるな
どして全体を強制的に冷却し、次にラス網20にタール
系材料又は接着剤等を塗布することにより防錆処理又は
防水処理を施して一方の側面の処理を終わる。他方の側
面にラス網20を熱溶着する方法も上記同様に行われ、
この工程まで終了すると、製造が完了する。製造方法は
これに限られるものではなく、熱風炉中でラス網20を
加熱したり、発泡樹脂板10にラス網20を押圧した
り、発泡樹脂板10を押圧したり種々変更できることは
勿論である。上記製造方法によれば、ラス張り構造壁体
BBの生産効率を高めることができる。
【0016】従って、上記第1実施例においては、発泡
樹脂板10の断熱性により床下空間の保温性が向上す
る。また、ラス網20を介して発泡樹脂板10が基礎A
のコンクリートに強く結合し、しかも発泡樹脂板10と
ラス網20とが強固に一体化しているので、発泡樹脂板
10とコンクリートとの結合力が高くなる。また予めラ
ス張り構造壁体BBを作っておき、これを用いて断熱構
造を施工するから、施工現場でラス網20を発泡樹脂板
10に取り付けることに比べて作業性が向上する。しか
も、ラス張り構造壁体BBのみで十分に自立性があるか
ら、コンクリートを打設する側の逆側にラス張り構造壁
体Bを直接支持する型枠を設ける必要がなく、そのため
に更に施工性が向上する。
樹脂板10の断熱性により床下空間の保温性が向上す
る。また、ラス網20を介して発泡樹脂板10が基礎A
のコンクリートに強く結合し、しかも発泡樹脂板10と
ラス網20とが強固に一体化しているので、発泡樹脂板
10とコンクリートとの結合力が高くなる。また予めラ
ス張り構造壁体BBを作っておき、これを用いて断熱構
造を施工するから、施工現場でラス網20を発泡樹脂板
10に取り付けることに比べて作業性が向上する。しか
も、ラス張り構造壁体BBのみで十分に自立性があるか
ら、コンクリートを打設する側の逆側にラス張り構造壁
体Bを直接支持する型枠を設ける必要がなく、そのため
に更に施工性が向上する。
【0017】また、ラス張り構造壁体BBの他側面にお
いても、モルタルmがラス網20によって発泡樹脂板1
0に確実に付着するから、モルタルmが剥がれたり、ク
ラックが入ることがない。
いても、モルタルmがラス網20によって発泡樹脂板1
0に確実に付着するから、モルタルmが剥がれたり、ク
ラックが入ることがない。
【0018】さらに、上記構成のラス張り構造壁体BB
を使用したことにより、以下の効果が得られる。まず、
発泡樹脂板10に対し、格子状金網等よりも遥かに薄い
ラス網20が付く構成であるから、壁の厚みを薄くする
ことができ、従って薄い基礎でも施工が可能である。ま
た格子状金網等よりも目の細かいラス網20を使用する
からモルタルmがほぼ均一な厚さで付着し、仕上げ作業
が不要になって施工が楽である。さらに格子状金網付き
発泡樹脂板等に比べれば製造コストが安い。さらに発泡
樹脂板10の表面に、ラス網20の熱溶着時に溶融して
固まった再生層13ができ、この再生層13が防水機能
を発揮すると共にその表面の凹凸がモルタルmの付着を
促進する。しかもラス網20に防錆処理又は防水処理が
施されるからラス網20に長期にわたって錆が発生せ
ず、或いは水をはじき、壁の耐久性が向上する。
を使用したことにより、以下の効果が得られる。まず、
発泡樹脂板10に対し、格子状金網等よりも遥かに薄い
ラス網20が付く構成であるから、壁の厚みを薄くする
ことができ、従って薄い基礎でも施工が可能である。ま
た格子状金網等よりも目の細かいラス網20を使用する
からモルタルmがほぼ均一な厚さで付着し、仕上げ作業
が不要になって施工が楽である。さらに格子状金網付き
発泡樹脂板等に比べれば製造コストが安い。さらに発泡
樹脂板10の表面に、ラス網20の熱溶着時に溶融して
固まった再生層13ができ、この再生層13が防水機能
を発揮すると共にその表面の凹凸がモルタルmの付着を
促進する。しかもラス網20に防錆処理又は防水処理が
施されるからラス網20に長期にわたって錆が発生せ
ず、或いは水をはじき、壁の耐久性が向上する。
【0019】図10は第2実施例を示す。第1実施例で
は、発泡樹脂板10の両側面にラス網20を熱溶着して
なるラス張り構造壁体BB(以下、両面ラス張り構造壁
体BBという)を使用したが、第2実施例では、発泡樹
脂板10の一側面にのみラス網20を熱溶着してなるラ
ス張り構造壁体B(以下、片面ラス張り構造壁体Bとい
う)を使用した。このため、他方の側面へのモルタルm
の付着処理は行っていない。従って、モルタル付着によ
る得られる装飾効果等を除いて、第1実施例と同様の効
果を得ることができる。また、図11は第3実施例を示
す。第1実施例では基礎Aの一側面を型枠Cで形成し、
基礎Aのコンクリートが固化した後にこの型枠Cを取り
払ったが、第3実施例では、この型枠Cに代えて片面ラ
ス張り構造壁体Bを立設し、両ラス張り構造壁体BB,
Bの間にコンクリートを打設し、その固化後においても
両ラス張り構造壁体BB,Bを共にそのまま残すように
したものである。この第3実施例によれば、断熱性を更
に向上できると共に、型枠Cの取り払いを不要とした
分、更に作業性を向上できる。さらに、図12は第4実
施例を示す。この実施例では、基礎Aの両側に、片面ラ
ス張り構造壁体Bを立設し、両ラス張り構造壁体B,B
の間にコンクリートを打設し、その固化後においても両
ラス張り構造壁体B,Bを共にそのまま残すようにした
ものであり、第3実施例類似の効果を得ることができ
る。
は、発泡樹脂板10の両側面にラス網20を熱溶着して
なるラス張り構造壁体BB(以下、両面ラス張り構造壁
体BBという)を使用したが、第2実施例では、発泡樹
脂板10の一側面にのみラス網20を熱溶着してなるラ
ス張り構造壁体B(以下、片面ラス張り構造壁体Bとい
う)を使用した。このため、他方の側面へのモルタルm
の付着処理は行っていない。従って、モルタル付着によ
る得られる装飾効果等を除いて、第1実施例と同様の効
果を得ることができる。また、図11は第3実施例を示
す。第1実施例では基礎Aの一側面を型枠Cで形成し、
基礎Aのコンクリートが固化した後にこの型枠Cを取り
払ったが、第3実施例では、この型枠Cに代えて片面ラ
ス張り構造壁体Bを立設し、両ラス張り構造壁体BB,
Bの間にコンクリートを打設し、その固化後においても
両ラス張り構造壁体BB,Bを共にそのまま残すように
したものである。この第3実施例によれば、断熱性を更
に向上できると共に、型枠Cの取り払いを不要とした
分、更に作業性を向上できる。さらに、図12は第4実
施例を示す。この実施例では、基礎Aの両側に、片面ラ
ス張り構造壁体Bを立設し、両ラス張り構造壁体B,B
の間にコンクリートを打設し、その固化後においても両
ラス張り構造壁体B,Bを共にそのまま残すようにした
ものであり、第3実施例類似の効果を得ることができ
る。
【0020】このように第1ないし第4実施例では、両
面ラス張り構造壁体BBと、片面ラス張り構造壁体Bと
を適宜組み合わせて断熱構造を構成したが、次に、これ
らラス張り構造壁体自体の変形例を以下に示す。説明を
簡単にするため、片面ラス張り構造壁体Bのみの変形例
で説明し、両面ラス張り構造壁体BBの説明は、これに
倣うものとして省略する。
面ラス張り構造壁体BBと、片面ラス張り構造壁体Bと
を適宜組み合わせて断熱構造を構成したが、次に、これ
らラス張り構造壁体自体の変形例を以下に示す。説明を
簡単にするため、片面ラス張り構造壁体Bのみの変形例
で説明し、両面ラス張り構造壁体BBの説明は、これに
倣うものとして省略する。
【0021】まず、片面ラス張り構造壁体Bの第1の変
形例を図13に示す。この変形例では、ラス網全体が波
状に形成されている。すなわち、図14及び図15に示
すようにラス網20’は薄い鋼板に多数のスリットを入
れてスリット間を斜めに起こしてなる鎧戸状であって、
さらに全体として波状に湾曲形成されている。そして、
一側面に溝11’を有する発泡樹脂板10’の当該側面
にラス網20’が配置され、このラス網20’の折れ曲
がり部分のみが発泡樹脂板10’に熱溶着している。上
記第1の変形例のラス張り構造壁体Bの製造方法、及び
これを用いた断熱構造の施工方法は第1実施例の場合と
同様である。
形例を図13に示す。この変形例では、ラス網全体が波
状に形成されている。すなわち、図14及び図15に示
すようにラス網20’は薄い鋼板に多数のスリットを入
れてスリット間を斜めに起こしてなる鎧戸状であって、
さらに全体として波状に湾曲形成されている。そして、
一側面に溝11’を有する発泡樹脂板10’の当該側面
にラス網20’が配置され、このラス網20’の折れ曲
がり部分のみが発泡樹脂板10’に熱溶着している。上
記第1の変形例のラス張り構造壁体Bの製造方法、及び
これを用いた断熱構造の施工方法は第1実施例の場合と
同様である。
【0022】片面ラス張り構造壁体Bの第2の変形例を
図16及び図17に示す。この変形例では、ラス網12
1の一側面に補強部材122を複数固定してラス体12
0とし、このラス体120の補強部材122がほぼ全面
で、発泡樹脂板110において熱溶融により形成された
複数の凹陥部112にそれぞれ嵌入している構成であ
る。ラス網121は例えば第1実施例で示したもの20
でも、第1の変形例で示したもの20’でもよい。また
補強部材122は鋼線よりなり、一端がラス網121に
溶接され且つ他端がL字形に折曲形成されて凹陥部11
2に嵌入している。この凹陥部112は、その開口形状
が上記補強部材122の発泡樹脂板110への投影形状
にほぼ一致し且つ深さは補強部材122が途中まで入る
程度に形成されている。
図16及び図17に示す。この変形例では、ラス網12
1の一側面に補強部材122を複数固定してラス体12
0とし、このラス体120の補強部材122がほぼ全面
で、発泡樹脂板110において熱溶融により形成された
複数の凹陥部112にそれぞれ嵌入している構成であ
る。ラス網121は例えば第1実施例で示したもの20
でも、第1の変形例で示したもの20’でもよい。また
補強部材122は鋼線よりなり、一端がラス網121に
溶接され且つ他端がL字形に折曲形成されて凹陥部11
2に嵌入している。この凹陥部112は、その開口形状
が上記補強部材122の発泡樹脂板110への投影形状
にほぼ一致し且つ深さは補強部材122が途中まで入る
程度に形成されている。
【0023】第2の変形例のラス張り構造壁体Bを用い
た断熱構造の施工方法は第1実施例の場合と同様であ
る。またラス張り構造壁体Bの製造方法も第1実施例の
場合と同様であるが、一対の発熱板31,32で挟む対
象がラス網20に代えてラス体120になる点が異な
る。この場合、補強部材122が発熱板31に、ラス網
121が発熱板32にそれぞれ接触するように置く。そ
うすると、発泡樹脂板110をキャリア40で保持しつ
つ搬入し、発熱板32を上昇させてラス体120を加熱
したままで発泡樹脂板110に押しつけたときに、熱せ
られた補強部材122が発泡樹脂板110を溶かして侵
入していき、凹陥部112を形成すると共に図14に示
すように凹陥部112の開口付近が三次発泡により狭ま
る。その後に全体を冷却して製造を完了する。この場
合、ラス体120の発泡樹脂板110への押しつけは、
ラス網121と発泡樹脂板110との間に所定の隙間が
残る程度で止めるようにする。
た断熱構造の施工方法は第1実施例の場合と同様であ
る。またラス張り構造壁体Bの製造方法も第1実施例の
場合と同様であるが、一対の発熱板31,32で挟む対
象がラス網20に代えてラス体120になる点が異な
る。この場合、補強部材122が発熱板31に、ラス網
121が発熱板32にそれぞれ接触するように置く。そ
うすると、発泡樹脂板110をキャリア40で保持しつ
つ搬入し、発熱板32を上昇させてラス体120を加熱
したままで発泡樹脂板110に押しつけたときに、熱せ
られた補強部材122が発泡樹脂板110を溶かして侵
入していき、凹陥部112を形成すると共に図14に示
すように凹陥部112の開口付近が三次発泡により狭ま
る。その後に全体を冷却して製造を完了する。この場
合、ラス体120の発泡樹脂板110への押しつけは、
ラス網121と発泡樹脂板110との間に所定の隙間が
残る程度で止めるようにする。
【0024】第2の変形例のラス張り構造壁体Bの作
用、効果は第1実施例とほぼ同様であるが、さらに、凹
陥部112及び補強部材122がそれぞれ複数あるか
ら、凹陥部112の側壁と補強部材122との摩擦力等
が相互に作用し合う共ぎき作用によって補強部材122
の保持強度が更に高くなる。すなわち、ラス体120を
発泡樹脂板110から剥そうとしても、少なくとも一部
の凹陥部112の側壁と補強部材122との摩擦力等の
ために「こじた状態」になってラス体120が剥れな
い。加えて凹陥部112の開口付近が三次発泡により狭
まっているから補強部材122が凹陥部112に強固に
保持される。さらに補強部材122を介してラス網12
1と発泡樹脂板110との間に隙間が形成されるから、
この隙間へモルタルmが入ってラス網121を抱き込む
ようにして固まり、これによって壁強度が向上し、また
モルタルmを厚く形成できる。
用、効果は第1実施例とほぼ同様であるが、さらに、凹
陥部112及び補強部材122がそれぞれ複数あるか
ら、凹陥部112の側壁と補強部材122との摩擦力等
が相互に作用し合う共ぎき作用によって補強部材122
の保持強度が更に高くなる。すなわち、ラス体120を
発泡樹脂板110から剥そうとしても、少なくとも一部
の凹陥部112の側壁と補強部材122との摩擦力等の
ために「こじた状態」になってラス体120が剥れな
い。加えて凹陥部112の開口付近が三次発泡により狭
まっているから補強部材122が凹陥部112に強固に
保持される。さらに補強部材122を介してラス網12
1と発泡樹脂板110との間に隙間が形成されるから、
この隙間へモルタルmが入ってラス網121を抱き込む
ようにして固まり、これによって壁強度が向上し、また
モルタルmを厚く形成できる。
【0025】なお、上記第2の変形例の場合、図18に
示すように凹陥部112に接着剤等113を充填して凹
陥部112を完全に塞ぐようにしてもよく、その場合に
はラス体120及び発泡樹脂板110が更に強く一体化
されるからラス張り構造壁体Bの剛性が向上する。その
場合の製造方法であるが、例えば補強部材122に接着
剤等を塗ってからラス体120を加熱し、このラス体1
20を加熱したままで発泡樹脂板110に押しつければ
よい。
示すように凹陥部112に接着剤等113を充填して凹
陥部112を完全に塞ぐようにしてもよく、その場合に
はラス体120及び発泡樹脂板110が更に強く一体化
されるからラス張り構造壁体Bの剛性が向上する。その
場合の製造方法であるが、例えば補強部材122に接着
剤等を塗ってからラス体120を加熱し、このラス体1
20を加熱したままで発泡樹脂板110に押しつければ
よい。
【0026】片面ラス張り構造壁体Bの第3の変形例を
図19に示す。この変形例では、補強部材をトラス構造
体222とし、ラス網221の一側面にこの補強部材2
22を固定してラス体220とし、このラス体220の
補強部材222が、発泡樹脂板210において熱溶融に
より形成された凹陥部212に嵌入している構成であ
る。すなわち、この補強部材222は、図20に示すよ
うに鋼線で組まれた2枚の格子状金網222a,222
bを間隔をおいて配置し、これらを梁状金網材222c
により連結したものである。上記梁状金網材222c
は、各格子状金網222a,222bの相対向する縦筋
を連結するものが互いに平行になり、且つ横筋の軸方向
に沿っては隣合うものが互いに交差するように配置され
ており、この構成によって補強部材全体として強度を高
くするようにしている。そして、ラス網221が一方の
格子状金網222bに溶接により固定されている。ラス
網221は例えば第1実施例で示したもの20でも、第
1の変形例で示したもの20’でもよい。上記凹陥部2
12は、開口形状が上記格子状金網222aの発泡樹脂
板210への投影形状にほぼ一致し且つ深さは梁状金網
材222cが途中まで入る程度に形成されている。
図19に示す。この変形例では、補強部材をトラス構造
体222とし、ラス網221の一側面にこの補強部材2
22を固定してラス体220とし、このラス体220の
補強部材222が、発泡樹脂板210において熱溶融に
より形成された凹陥部212に嵌入している構成であ
る。すなわち、この補強部材222は、図20に示すよ
うに鋼線で組まれた2枚の格子状金網222a,222
bを間隔をおいて配置し、これらを梁状金網材222c
により連結したものである。上記梁状金網材222c
は、各格子状金網222a,222bの相対向する縦筋
を連結するものが互いに平行になり、且つ横筋の軸方向
に沿っては隣合うものが互いに交差するように配置され
ており、この構成によって補強部材全体として強度を高
くするようにしている。そして、ラス網221が一方の
格子状金網222bに溶接により固定されている。ラス
網221は例えば第1実施例で示したもの20でも、第
1の変形例で示したもの20’でもよい。上記凹陥部2
12は、開口形状が上記格子状金網222aの発泡樹脂
板210への投影形状にほぼ一致し且つ深さは梁状金網
材222cが途中まで入る程度に形成されている。
【0027】第3の変形例のラス張り構造壁体Bを用い
た断熱構造の施工方法は第1実施例と同様である。また
ラス張り構造壁体Bの製造方法は第2の変形例と同様で
あり、ラス体220の発泡樹脂板210への押しつけ
は、ラス網221と発泡樹脂板210との間に所定の隙
間が残る程度で止めるようにする。
た断熱構造の施工方法は第1実施例と同様である。また
ラス張り構造壁体Bの製造方法は第2の変形例と同様で
あり、ラス体220の発泡樹脂板210への押しつけ
は、ラス網221と発泡樹脂板210との間に所定の隙
間が残る程度で止めるようにする。
【0028】第3の変形例のラス張り構造壁体Bの作
用、効果は第2の変形例の場合とほぼ同様であるが、補
強部材222がトラス構造体であるから、その剛性によ
りラス張り構造壁体の剛性が更に向上し、ラス網221
の変形が確実に防止され、モルタルmにクラックが発生
することがない。なお、上記第2の変形例と同様に凹陥
部212に接着剤等を充填してもよい。
用、効果は第2の変形例の場合とほぼ同様であるが、補
強部材222がトラス構造体であるから、その剛性によ
りラス張り構造壁体の剛性が更に向上し、ラス網221
の変形が確実に防止され、モルタルmにクラックが発生
することがない。なお、上記第2の変形例と同様に凹陥
部212に接着剤等を充填してもよい。
【0029】先の第2の変形例では鋼線で補強部材12
2を構成したが、格子状金網を補強部材としてもよい。
それを更に変形させたものが図21に示す第4の変形例
のラス張り構造壁体Bである。すなわち、図22に示す
ように格子状金網を補強部材322とし、ラス網321
の一側面にこの補強部材322を固定してラス体320
とし、このラス体320の補強部材322が、発泡樹脂
板310において熱溶融により形成された凹陥部312
に嵌入している構成である。ここで、ラス網321は要
所要所に凸部321aが形成され、この凸部321aが
補強部材322に溶接等で固定されている。ラス網32
1は例えば第1実施例で示したもの20でも第1の変形
例で示したもの20’でもよい。上記凹陥部312は、
開口形状が上記補強部材322の発泡樹脂板310への
投影形状にほぼ一致し且つ深さは補強部材322の厚み
と一致する程度に形成されている。
2を構成したが、格子状金網を補強部材としてもよい。
それを更に変形させたものが図21に示す第4の変形例
のラス張り構造壁体Bである。すなわち、図22に示す
ように格子状金網を補強部材322とし、ラス網321
の一側面にこの補強部材322を固定してラス体320
とし、このラス体320の補強部材322が、発泡樹脂
板310において熱溶融により形成された凹陥部312
に嵌入している構成である。ここで、ラス網321は要
所要所に凸部321aが形成され、この凸部321aが
補強部材322に溶接等で固定されている。ラス網32
1は例えば第1実施例で示したもの20でも第1の変形
例で示したもの20’でもよい。上記凹陥部312は、
開口形状が上記補強部材322の発泡樹脂板310への
投影形状にほぼ一致し且つ深さは補強部材322の厚み
と一致する程度に形成されている。
【0030】第4の変形例のラス張り構造壁体Bを用い
た断熱構造の施工方法は第1実施例と同様である。また
ラス張り構造壁体Bの製造方法は第2の変形例と同様で
あり、ラス体320の発泡樹脂板310への押しつけ
は、ラス網321と発泡樹脂板310との間に所定の隙
間が残る程度で止めるようにする。
た断熱構造の施工方法は第1実施例と同様である。また
ラス張り構造壁体Bの製造方法は第2の変形例と同様で
あり、ラス体320の発泡樹脂板310への押しつけ
は、ラス網321と発泡樹脂板310との間に所定の隙
間が残る程度で止めるようにする。
【0031】第4の変形例のラス張り構造壁体Bの作
用、効果は第2の変形例とほぼ同様であるが、補強部材
322が格子状金網であるから、その剛性によりラス張
り構造壁体の剛性が更に向上し、ラス網321の変形が
確実に防止され、モルタルmにクラックが発生すること
がない。なお、上記第2の変形例と同様に凹陥部312
に接着剤等を充填してもよい。
用、効果は第2の変形例とほぼ同様であるが、補強部材
322が格子状金網であるから、その剛性によりラス張
り構造壁体の剛性が更に向上し、ラス網321の変形が
確実に防止され、モルタルmにクラックが発生すること
がない。なお、上記第2の変形例と同様に凹陥部312
に接着剤等を充填してもよい。
【0032】なお、上記第2ないし第4の変形例では加
熱したラス体を発泡樹脂板に押し付けてラス張り構造壁
体を製造したが、ラス体の補強部材と同様な形状の治具
を別途に用意し、この治具を加熱して発泡樹脂板に押し
付けて凹陥部を形成し、その後に治具を発泡樹脂板から
引き離し、次いで凹陥部にラス体の補強部材を嵌入して
ラス張り構造壁体を製造するようにしてもよい。或い
は、発泡樹脂板の成形時に凹陥部を同時成形し、次いで
凹陥部にラス体の補強部材を嵌入してラス張り構造壁体
を製造するようにしてもよい。
熱したラス体を発泡樹脂板に押し付けてラス張り構造壁
体を製造したが、ラス体の補強部材と同様な形状の治具
を別途に用意し、この治具を加熱して発泡樹脂板に押し
付けて凹陥部を形成し、その後に治具を発泡樹脂板から
引き離し、次いで凹陥部にラス体の補強部材を嵌入して
ラス張り構造壁体を製造するようにしてもよい。或い
は、発泡樹脂板の成形時に凹陥部を同時成形し、次いで
凹陥部にラス体の補強部材を嵌入してラス張り構造壁体
を製造するようにしてもよい。
【0033】片面ラス張り構造壁体Bの第5の変形例を
図23に示す。この変形例では、図24に示すように、
ラス網421の上に更にラス網422を溶接等で固定
し、この複合ラス網420を発泡樹脂板410に熱溶着
している。第5の変形例のラス張り構造壁体Bを用いた
断熱構造の施工方法は第1実施例と同様である。またラ
ス張り構造壁体Bの製造方法は第2の変形例と同様であ
る。またラス張り構造壁体Bの作用、効果は第2の変形
例とほぼ同様であるが、ラス網が2枚固定されているか
ら、その剛性によりラス張り構造壁体Bの剛性が更に向
上する。
図23に示す。この変形例では、図24に示すように、
ラス網421の上に更にラス網422を溶接等で固定
し、この複合ラス網420を発泡樹脂板410に熱溶着
している。第5の変形例のラス張り構造壁体Bを用いた
断熱構造の施工方法は第1実施例と同様である。またラ
ス張り構造壁体Bの製造方法は第2の変形例と同様であ
る。またラス張り構造壁体Bの作用、効果は第2の変形
例とほぼ同様であるが、ラス網が2枚固定されているか
ら、その剛性によりラス張り構造壁体Bの剛性が更に向
上する。
【0034】以上のいずれの実施例においても、ラス網
及び補強部材の材質は鋼である必要はなく、アルミ合金
など他の金属で形成してもよい。さらに、樹脂であって
もよい。その場合、ラス網及び補強部材は発泡樹脂板よ
りも溶融温度が高い材質である必要がある。また、各変
形例において発泡樹脂板の他側面にもラス網又はラス体
を熱溶着すれば、両面ラス張り構造壁体BBを作ること
ができる。
及び補強部材の材質は鋼である必要はなく、アルミ合金
など他の金属で形成してもよい。さらに、樹脂であって
もよい。その場合、ラス網及び補強部材は発泡樹脂板よ
りも溶融温度が高い材質である必要がある。また、各変
形例において発泡樹脂板の他側面にもラス網又はラス体
を熱溶着すれば、両面ラス張り構造壁体BBを作ること
ができる。
【0035】また上記各実施例ではラス網又はラス体に
防錆処理又は防水処理を施したが、このような処理は必
ずしも必要ない。そして製造方法において防錆処理又は
防水処理を最後の工程で施したが、ラス網又はラス体に
予め防錆処理又は防水処理を施しておいてから発泡樹脂
板に熱溶着するようにしてもよい。さらに製造方法にお
いてラス網又はラス体の予熱工程はラス網又はラス体の
加熱をスムーズに行う上で好ましいが、必須の工程では
ない。同様に最後に全体を強制冷却する工程は製造効率
を上げる点で好ましいが、これも必須の工程ではない。
防錆処理又は防水処理を施したが、このような処理は必
ずしも必要ない。そして製造方法において防錆処理又は
防水処理を最後の工程で施したが、ラス網又はラス体に
予め防錆処理又は防水処理を施しておいてから発泡樹脂
板に熱溶着するようにしてもよい。さらに製造方法にお
いてラス網又はラス体の予熱工程はラス網又はラス体の
加熱をスムーズに行う上で好ましいが、必須の工程では
ない。同様に最後に全体を強制冷却する工程は製造効率
を上げる点で好ましいが、これも必須の工程ではない。
【0036】さらに上記断熱構造の実施例及びラス張り
構造壁体の変形例では、平面状のラス張り構造壁体を前
提にして説明したが、本発明の断熱構造は、コーナー部
(例えば出隅構造或いは入隅構造など)に用いるような
断面L字形のラス張り構造壁体を使用しても施工するこ
とができる。
構造壁体の変形例では、平面状のラス張り構造壁体を前
提にして説明したが、本発明の断熱構造は、コーナー部
(例えば出隅構造或いは入隅構造など)に用いるような
断面L字形のラス張り構造壁体を使用しても施工するこ
とができる。
【0037】なお、各実施例では、ラス網或いはラス体
補強部材の片面が、ほぼ全面にわたって発泡樹脂板に熱
溶着しているラス張り構造壁体を使用したが、必ずしも
全面で発泡樹脂板に熱溶着している必要はなく、例えば
ラス網においてはその要所要所に凸部を多数形成し、こ
の凸部のみを発泡樹脂板に熱溶着してもよいし、逆に発
泡樹脂板の要所要所に凸部を多数形成し、ラス網を発泡
樹脂板の凸部においてのみ熱溶着してもよい。このよう
にすれば、熱溶着している部位の周辺を除いてラス網と
発泡樹脂板との間に隙間が形成されるから、この隙間へ
モルタルmが入ってラス網を抱き込むようにして固ま
り、これによって壁強度が向上し、またモルタルmを厚
く形成できる。また発泡樹脂板の一側面にラス網又はラ
ス体を直に配置したが、直ではなく、発泡樹脂板の側面
にコーティングを施したりシートを張ったりした上から
ラス網又はラス体を熱溶着するようにしてもよい。
補強部材の片面が、ほぼ全面にわたって発泡樹脂板に熱
溶着しているラス張り構造壁体を使用したが、必ずしも
全面で発泡樹脂板に熱溶着している必要はなく、例えば
ラス網においてはその要所要所に凸部を多数形成し、こ
の凸部のみを発泡樹脂板に熱溶着してもよいし、逆に発
泡樹脂板の要所要所に凸部を多数形成し、ラス網を発泡
樹脂板の凸部においてのみ熱溶着してもよい。このよう
にすれば、熱溶着している部位の周辺を除いてラス網と
発泡樹脂板との間に隙間が形成されるから、この隙間へ
モルタルmが入ってラス網を抱き込むようにして固ま
り、これによって壁強度が向上し、またモルタルmを厚
く形成できる。また発泡樹脂板の一側面にラス網又はラ
ス体を直に配置したが、直ではなく、発泡樹脂板の側面
にコーティングを施したりシートを張ったりした上から
ラス網又はラス体を熱溶着するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の断熱構
造によれば、発泡樹脂板の断熱性により床下空間の保温
性を向上できると共に、発泡樹脂板とコンクリートとの
結合力を高めることができ、また予めラス張り構造壁体
を作っておくことにより、断熱構造の施工作業性の向上
を図ることができ、しかもラス張り構造壁体の自立性に
より、別途に型枠を使うことなくコンクリートが打設で
き、断熱構造の施工作業性を更に向上させることができ
る。
造によれば、発泡樹脂板の断熱性により床下空間の保温
性を向上できると共に、発泡樹脂板とコンクリートとの
結合力を高めることができ、また予めラス張り構造壁体
を作っておくことにより、断熱構造の施工作業性の向上
を図ることができ、しかもラス張り構造壁体の自立性に
より、別途に型枠を使うことなくコンクリートが打設で
き、断熱構造の施工作業性を更に向上させることができ
る。
【0039】請求項2の断熱構造によれば、いわゆる共
ぎき作用及び三次発泡による凹陥部開口付近の狭まりに
より補強部材の保持強度が高くなり、またラス網と発泡
樹脂板との間の隙間へモルタルが入ってラス網を抱き込
むようにして固まるから、発泡樹脂板とコンクリートと
の結合力を高くすることができる。
ぎき作用及び三次発泡による凹陥部開口付近の狭まりに
より補強部材の保持強度が高くなり、またラス網と発泡
樹脂板との間の隙間へモルタルが入ってラス網を抱き込
むようにして固まるから、発泡樹脂板とコンクリートと
の結合力を高くすることができる。
【0040】請求項3の断熱構造によれば、ラス張り構
造壁体の他側面においても、モルタル等を発泡樹脂板に
確実に付着させることができる。
造壁体の他側面においても、モルタル等を発泡樹脂板に
確実に付着させることができる。
【図1】第1実施例の断熱構造の縦断側面図、
【図2】図1の要部拡大図、
【図3】第1実施例で使用したラス張り構造壁体の斜視
図、
図、
【図4】同じくラス張り構造壁体の拡大平面図、
【図5】図4のV−V線断面における拡大端面図、
【図6】第1実施例の断熱構造の第1施工段階を示す縦
断面側面図、
断面側面図、
【図7】第2施工段階を示す図6相当図、
【図8】第1実施例で使用したラス張り構造壁体の第1
製造工程を示す説明図、
製造工程を示す説明図、
【図9】同じく第2製造工程を示す説明図、
【図10】第2実施例の断熱構造の縦断側面図、
【図11】第3実施例の断熱構造の縦断側面図、
【図12】第4実施例の断熱構造の縦断側面図、
【図13】片面ラス張り構造壁体の第1の変形例を示す
図5相当図、
図5相当図、
【図14】そのラス網の拡大側面図、
【図15】同じくラス網の拡大平面図、
【図16】片面ラス張り構造壁体の第2の変形例を示す
図5相当図、
図5相当図、
【図17】その補強部材を先端側からみた拡大断面図、
【図18】接着剤を使用したときの図17相当図、
【図19】片面ラス張り構造壁体の第3の変形例を示す
図5相当図、
図5相当図、
【図20】そのラス網及び補強部材を分離して示す拡大
組立斜視図、
組立斜視図、
【図21】片面ラス張り構造壁体の第4の変形例を示す
図5相当図、
図5相当図、
【図22】そのラス網及び補強部材を分離して示す拡大
組立斜視図、
組立斜視図、
【図23】片面ラス張り構造壁体の第5の変形例を示す
図5相当図、
図5相当図、
【図24】その複合ラス網を分離して示す拡大組立斜視
図である。
図である。
【符号の説明】 BB ラス張り構造壁体 B ラス張り構造壁体 A 基礎 m モルタル C コンパネ 10 発泡樹脂板 20 ラス網 10’ 発泡樹脂板 20’ ラス網 110 発泡樹脂板 112 凹陥部 120 ラス体 121 ラス網 122 補強部材 210 発泡樹脂板 212 凹陥部 220 ラス体 221 ラス網 222 補強部材 310 発泡樹脂板 312 凹陥部 320 ラス体 321 ラス網 322 補強部材 410 発泡樹脂板 420 ラス網
Claims (4)
- 【請求項1】発泡樹脂板の少なくとも一側面にラス網を
熱溶着してなるラス張り構造壁体が、コンクリート製基
礎の少なくとも一側面に対してラス網側で接合している
ことを特徴とする建築物の基礎における断熱構造。 - 【請求項2】請求項1記載の建築物の基礎における断熱
構造において、発泡樹脂板の少なくとも一側面にラス網
を熱溶着してなるラス張り構造壁体に代えて、ラス網の
一側面に補強部材を固定してなるラス体と、熱溶融によ
り形成され且つ補強部材が嵌入する凹陥部を少なくとも
一側面に有する発泡樹脂板とからなるラス張り構造壁体
を備えた建築物の基礎における断熱構造。 - 【請求項3】ラス張り構造壁体の他側面にもラス網又は
ラス体が、熱溶着により又は補強部材の凹陥部への嵌入
により取り付けられており、この他側面のラス網にコン
クリート又はモルタルが付着している請求項1又は2記
載の建築物の基礎における断熱構造。 - 【請求項4】ラス張り構造壁体を立設し、このラス張り
構造壁体を型枠として、そのラス網側にコンクリートを
打設する請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の
断熱構造の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27565494A JPH08109652A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 建築物の基礎における断熱構造及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27565494A JPH08109652A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 建築物の基礎における断熱構造及びその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08109652A true JPH08109652A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17558481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27565494A Pending JPH08109652A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 建築物の基礎における断熱構造及びその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08109652A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010189972A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Shoji Matsuzawa | 外断熱基礎構造及びその施工方法 |
| CN107119813A (zh) * | 2016-02-25 | 2017-09-01 | 北京杰特莱斯节能科技有限公司 | Ab装配式建筑节能保温墙体及墙体装饰一体化系统 |
| CN112251556A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-22 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 高炉热风炉炉箅子支柱设备性能恢复方法 |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP27565494A patent/JPH08109652A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010189972A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Shoji Matsuzawa | 外断熱基礎構造及びその施工方法 |
| CN107119813A (zh) * | 2016-02-25 | 2017-09-01 | 北京杰特莱斯节能科技有限公司 | Ab装配式建筑节能保温墙体及墙体装饰一体化系统 |
| CN112251556A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-22 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 高炉热风炉炉箅子支柱设备性能恢复方法 |
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