JPH0810975A - 内視鏡用湾曲管カンセツ部品の製造方法 - Google Patents

内視鏡用湾曲管カンセツ部品の製造方法

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JPH0810975A
JPH0810975A JP6168814A JP16881494A JPH0810975A JP H0810975 A JPH0810975 A JP H0810975A JP 6168814 A JP6168814 A JP 6168814A JP 16881494 A JP16881494 A JP 16881494A JP H0810975 A JPH0810975 A JP H0810975A
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JP
Japan
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metal
pipe
inner peripheral
peripheral surface
metal member
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Withdrawn
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JP6168814A
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English (en)
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Tomonori Imamura
友紀 今村
Shigeo Kogure
茂生 小暮
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部に挿通するガラスファイバーやワイヤー
を損傷または切断することの無い、内視鏡用湾曲管カン
セツ部品の製造方法を得る。 【構成】 金属パイプ1内部に薄い肉厚を有する板状の
金属部材2を挿入し、予め金属パイプ1内周面に塗布さ
れている接着剤へ金属部材2を押し付けて密接させる。
その後、レーザ6により金属パイプ1と金属部材2とを
同時に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作部の操作によって
湾曲自在に作動する内視鏡用湾曲管を構成し、しかも連
結部においてリベットにて回動自在に連結するカンセツ
部品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示す様に、内視鏡用湾曲管
23はリベット22にて複数のカンセツ部品21を連結
して構成することにより、不図示の操作部にて上下およ
び左右方向へのいわゆる湾曲操作が可能となるように構
成されている。
【0003】内視鏡用カンセツ部品の製造方法として
は、例えば特開昭60−49884号公報記載の発明が
ある。上記発明は、図7および図8に示す様に、回転支
持具19に取り付けられたパイプ16の内部に、管状も
しくは棒状の比較的熱伝導率の良好な金属製の遮光体1
7が同軸的に設けられ、パイプ16と同期回転する。
【0004】上記構成において、ノズル10よりアシス
トガスを噴出しつつ、レーザ光Lを照射することにより
パイプ16は溶融および飛散によって切断が行われる。
前述、切断時に発生飛散したドロス11は、パイプ16
と同期回転している遮光体17に付着するためパイプ1
6の内周面に付着することは無いと提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来技
術においては以下の様な欠点がある。すなわち、図9に
示す様に、確かに、パイプ16の切断時に発生する溶融
された材料であるドロス11は、熱伝導率の高い遮光体
17に遮られるため、パイプ16内周下面には付着しな
い。しかし、パイプ16を好適に切断するためにアシス
トガス8を必要な圧力かけているので、アシストガス8
の勢いによってドロス11は飛散し、遮光体17の上面
にて跳ね返り、パイプ16内周面、特に内周上面に付着
する。
【0006】また、パイプ16内周面と遮光体17外面
との距離が近接していると、跳ね返りの影響は大きくな
り、さらに多量のドロス11がパイプ16内周面に付着
する。さらに、パイプ16の肉厚が厚いもの、または加
工条件により切断幅を広くしなければならないものは溶
融される材料が多くなるため、当然の如くドロス11の
発生量は増大する。このためドロス11は、パイプ16
内周面に益々多量に付着する。
【0007】他の欠点としては、図10に示す様に、レ
ーザ光Lにてパイプ16を切断する際、溶融された材料
はドロス11のみ発生するのではなく、溶融された材料
のかたまり(以下バリと称する)も発生する。そしてバ
リ12は切断部のパイプ16内周面に付着する。この様
に、ドロス11およびバリ12がパイプ16内周面に付
着して残留することは、内視鏡用湾曲管において内部に
挿通される、画像を伝えるガラスファイバーや湾曲自在
に操作するワイヤーを損傷または切断するという重大な
欠陥あるいは事故につながる。
【0008】このため、ドロス11およびバリ12は除
去しなければならない。しかし、ドロス11は高温であ
るためパイプ16内周面に溶着し、一度付着すると容易
に除去しにくい。すなわち、従来は人手によってブラシ
などでこすったり、また洗浄するなどを行っていた。ま
た、バリ12も人手によってヤスリなどで削り取ってい
た。従って、以上の工程がかかると生産数かつ良品率の
向上を図ることが出来ない。
【0009】請求項1,2および3の目的は、レーザに
て金属パイプを切断する際、ドロスおよびバリが金属パ
イプ内周面に付着せず、内視鏡用湾曲管において内部に
挿通するガラスファイバーやワイヤーを損傷または切断
することの無い、湾曲管カンセツ部品の製造方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザにて金
属パイプより内視鏡用湾曲管のカンセツ部品を切断加工
するにあたり、前記金属パイプ内周面に薄い肉厚の金属
部材を密接させた後、金属パイプを外周方向に回転させ
つつ金属パイプ内周面の金属部材も同時に切断すること
を特徴とする内視鏡用湾曲管カンセツ部品の製造方法で
ある。
【0011】
【作用】請求項1および2の作用を以下に説明する。レ
ーザにて金属パイプを切断する際、金属パイプ内周面に
密接している金属部材も同時に切断される。この時、ア
シストガスの勢いによって金属部材内部に飛散したドロ
スは内周下面に付着する。さらに金属部材の内周下面に
て跳ね返り、金属部材内周面に付着する。また、溶けた
材料の一部は切断部の金属部材用内周面にバリとして付
着する。
【0012】また、金属パイプの内周下面は、金属部材
の内周下面によりレーザ光を遮られるため、切断されな
いという作用もある。そして、切断後は金属部材を取り
除く。当然の如く、金属部材内周面に付着しているドロ
スおよびバリは除去される。すなわち、ドロスおよびバ
リは金属パイプ内周面に付着しないということである。
【0013】請求項1および3の作用を以下に説明す
る。ハンダ等の融点の低い金属材料を溶融し、金属パイ
プ内周面に固着させ、レーザにて金属パイプを切断す
る。その後、再び上記金属材料を溶融して除去する。こ
れも同様に、ドロスおよびバリは金属パイプ内周面に付
着しないということは言うまでもない。
【0014】
【実施例1】図1〜図3は本実施例を示し、図1はレー
ザによるパイプ切断時の斜視図、図2は板状の金属部材
の取付説明図、図3はレーザによるパイプ切断時の断面
図である。図1に示す様に、金属パイプ1の軸方向であ
るX軸方向に不図示のモータおよびボールネジにて移動
制御の可能なテーブル5が設けられている。テーブル5
上面には、回転軸を有する回転装置4が設置されてい
る。また回転装置4は不図示のモータに連結されていて
回転制御が可能である。
【0015】次に、図2に示す様に、予め金属パイプ1
内周面に接着剤24を塗布しておき、そして薄い肉厚を
有する板状の金属部材2を円柱または円筒部材20の外
周に巻き付け、金属パイプ1内部に挿入する。そして、
円柱または円筒部材20を抜き取り、不図示の棒状部材
にて金属部材2を金属パイプ1内周面に押し付けて密接
させる。さらに、切断後は金属部材2を取り外すことが
出来る。そして、金属部材2が密接している金属パイプ
1はコレットチャック3を介して回転装置4に保持され
る。
【0016】次に、レーザ6はレンズ9を介して金属パ
イプ1切断面の近傍にて焦点を結ぶように配設され、レ
ーザ6の光軸心は金属パイプ1の中心軸と交差するよう
に配設される。またレーザ6による金属パイプ1切断の
際には、ノズル10からアシストガス管7を介してアシ
ストガス8が噴出する機構になっている。
【0017】以下、本実施例の作用を説明する。まず、
金属部材2が密接している金属パイプ1を、コレットチ
ャック3を介してモータによって駆動する回転装置4に
保持する。次に、不図示の外部制御装置により、金属パ
イプ1の位置を切断開始位置に位置決めする。あらかじ
めレーザ6発振器を作動させておき、ノズル10からア
シストガス管7を介してアシストガス8を噴出させてレ
ーザ6のシャッターを開く。
【0018】そして回転装置4がモータの駆動によって
回転する。すなわち、レーザ6が順次金属パイプ1の外
周面に照射されて切断加工が施される。この状態を図3
にて説明する。レーザ6にて金属パイプ1と金属部材2
とが同時に切断される。この時、溶融した金属パイプ1
および金属部材2の材料は、ドロス11およびバリ12
となる。
【0019】ドロス11はアシストガス8の勢いによっ
て飛散し、金属部材2内周下面に付着する。また、金属
部材2の内周下面にて跳ね返ったものは、金属部材2内
周面に付着する。さらに、バリ12は切断部の金属部材
2内周面に付着する。また、金属パイプ1および金属部
材2を回転とX軸方向とに同時移動制御することによ
り、複雑なカンセツ部品の形状が切断出来ることは言う
までもない。
【0020】本実施例によれば、金属パイプと金属部材
とを同時にレーザにて切断し、切断後に金属部材を取り
外すことによって、金属パイプ内周面にドロスおよびバ
リが付着しないという効果をもたらす。さらに、板状の
金属部材を貼り付けることは、径の異なるパイプにも対
応が出来るという効果もある。また、内視鏡用湾曲管に
おいて内部に挿通するガラスファイバーやワイヤーを損
傷または切断することの無い、信頼性の高い湾曲管カン
セツ部品を提供することが出来る。
【0021】
【実施例2】図4および図5は本実施例を示し、図4は
レーザによるパイプ切断時の正面図、図5はレーザによ
るパイプ切断時の断面図である。本実施例は、前記実施
例1と同様な構成部分に同一番号を付してその説明を省
略する。図4および図5に示す様に、金属パイプ1内径
に薄い肉厚を有する管状の金属部材2を嵌合する。また
切断後は金属部材2を取り外すことが出来る。
【0022】前記実施例1とは異なる作用のみを以下に
説明する。レーザ6にて金属パイプ1を切断する際、金
属パイプ1内周面に嵌合している管状の金属部材2も同
時に切断される。この時、図3と同様に、切断時に発生
したドロス11およびバリ12は金属部材2内周面に付
着する。さらに切断後は、金属部材2を取り外す。
【0023】本実施例によれば、金属パイプと金属部材
を同時にレーザにて切断し、切断後に金属部材を取り外
すことによって、金属パイプ内周面にドロスおよびバリ
が付着しないという効果をもたらす。また、内視鏡用湾
曲管において内部に挿通するガラスファィバーやワイヤ
ーを損傷または切断することの無い、信頼性の高い湾曲
管カンセツ部品を提供することが出来る。さらに、金属
パイプ内周面に管状の金属部材を嵌合することによっ
て、数メートルの金属パイプを切断することが可能にな
り、生産性が向上するという効果をもたらす。
【0024】
【実施例3】本実施例では図1および図3を用いて説明
する。また、前記実施例1と同様な構成部分に同一番号
を付してその説明を省略する。ハンダ等の融点の低い材
料を溶融して金属部材2とし、金属パイプ1内周面へ均
一に固着させる。そして、図1に示す様に、金属パイプ
1をコレットチャック3を介して回転装置4に保持し、
レーザ6にて切断する。また、切断後は金属部材2を溶
融して除去することが出来る。
【0025】前記実施例1とは異なる作用のみを以下に
説明する。レーザ6にて金属パイプ1を切断する際、金
属パイプ1と金属部材2とは同時に切断される。そして
切断時に発生したドロス11およびバリ12は金属部材
2内周面に付着する。さらに切断後は、金属部材2に溶
融して除去する。
【0026】本実施例によれば、金属パイプと金属部材
を同時にレーザにて切断し、切断後に金属部材を取り除
くことによって、金属パイプ内周面にドロスおよびバリ
が付着しないという効果をもたらす。また、内視鏡用湾
曲管において内部に挿通するガラスファイバーやワイヤ
ーを損傷または切断することの無い、信頼性の高い湾曲
管カンセツ部品を提供することが出来る。さらに、溶融
した金属部材を金属パイプ内周面に固着させるというこ
とは、パイプ形状はもちろん、断面形状が複雑なもので
も可能であり、切断加工が出来るという効果をもたら
す。また、切断後に溶融除去した金属部材は、バリやド
ロスを分離して取り除くことによって何度も使用が可能
であり、コストを低減するという効果もある。
【0027】
【発明の効果】請求項1,2および3の効果は、金属パ
イプ内周面に薄い肉厚を有する金属部材を密接させ、金
属パイプと共に金属部材をレーザにて切断し、切断後に
金属部材を取り除くことにより、ドロスおよびバリが金
属パイプ内周面に付着することが無いという効果が得ら
れる。従って、内視鏡用湾曲管において内部に挿通する
ガラスファイバーやワイヤーを損傷または切断すること
の無い、内視鏡用湾曲管カンセツ部品の製造方法を提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すレーザによるパイプ切断時の斜
視図である。
【図2】実施例1を示す板状の金属部材の取付説明図で
ある。
【図3】実施例1を示すレーザによるパイプ切断時の断
面図である。
【図4】実施例2を示すレーザによるパイプ切断時の正
面図である。
【図5】実施例2を示すレーザによるパイプ切断時の断
面図である。
【図6】従来例を示す部分断面図である。
【図7】従来例を示す切断断面図である。
【図8】従来例を示す正面図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【図10】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金属パイプ 2 金属部材 3 コレットチャック 4 回転装置 5 テーブル 6 レーザ 7 アシストガス管 8 アシストガス 9 レンズ 10 ノズル 11 ドロス 12 バリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザにて金属パイプより内視鏡用湾曲
    管のカンセツ部品を切断加工するにあたり、前記金属パ
    イプ内周面に薄い肉厚の金属部材を密接させた後、金属
    パイプを外周方向に回転させつつ金属パイプ内周面の金
    属部材も同時に切断することを特徴とする内視鏡用湾曲
    管カンセツ部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記金属パイプ内周面の金属部材は、金
    属パイプに嵌合させた薄い肉厚の管状部材であることを
    特徴とする請求項1記載の内視鏡用湾曲管カンセツ部品
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記金属パイプ内周面の金属部材は、金
    属パイプ内周面に固着させた融点の低い溶融金属材料で
    あることを特徴とする請求項1記載の内視鏡用湾曲管カ
    ンセツ部品の製造方法。
JP6168814A 1994-06-28 1994-06-28 内視鏡用湾曲管カンセツ部品の製造方法 Withdrawn JPH0810975A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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