JPH08109769A - パワーウインドーの制御装置 - Google Patents

パワーウインドーの制御装置

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JPH08109769A
JPH08109769A JP6247921A JP24792194A JPH08109769A JP H08109769 A JPH08109769 A JP H08109769A JP 6247921 A JP6247921 A JP 6247921A JP 24792194 A JP24792194 A JP 24792194A JP H08109769 A JPH08109769 A JP H08109769A
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JP
Japan
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window glass
area
motor
region
boundary
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JP6247921A
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Masahiro Ishikawa
聖浩 石川
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウインドーガラスの挟み込み検出の誤判定を
防止する。 【構成】 ウインドーガラスを駆動するモータを有し、
挟み込み検出領域で異物の挟み込みを検出するパワーウ
インドーの制御装置に上昇方向へのモータの起動時の回
転数にオーバーシュートが発生する期間をマスク時間と
して、マスク時間だけモータの回転数に応じた速度減少
率算出部44は起動時マスク部43を経たパルスの間隔
からモータの回転速度の減少率を算出する。挟み込み検
出部47は挟み込み検出領域内で上昇時に、減少率が一
定割合だけ大きくなったら異物の挟み込みと判定する。
境界領域検出部48は閉め切り領域と挟み込み領域との
境界から挟み込み領域側に、マスク時間と減少率算出期
間内にウインドーガラスが移動する領域を境界領域とし
て設け、ウインドーガラスがこの境界領域で停止しない
ようモータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のウインドーガラス
の上昇、下降方向の駆動を制御するパワーウインドーの
制御装置に関する。特に本発明は、ウインドーガラスが
上昇している場合、ウインドーガラスの速度減少率が大
きくなった時に、例えば搭乗者の手や顔の挟み込みがあ
ったとしてウインドーガラスを下降するパワーウインド
ーの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記パワーウインドーの制御装置とし
て、特開昭63−165682号公報に記載のものがあ
り、以下にこれを簡単に説明する。図10は従来のパワ
ーウインドーの制御装置を示す図である。本図に示すよ
うに、パワーウインドーの制御装置に、窓ガラス16を
アップ、ダウンさせるスイッチからなるスイッチパネル
28が設けられる。CPU24(Central Processing Un
it) はスイッチパネル28のスイッチ情報を入力してモ
ータ10の駆動方向を決定し、さらに窓ガラス16の位
置を検出し挟み込みを検出する。駆動回路18は、リレ
ーからなり、CPU24からの情報を基にモータ10を
駆動する。パルス発生回路20は駆動回路18からのモ
ータリップル電流によりモータ回転に対応したパルスを
生成する。カウンタ26はパルス発生回路20からのパ
ルス数をカウントする。
【0003】図11は上昇方向の駆動に伴うモータ10
の回転数の変化を説明する図である。本図に示すよう
に、モータ10を上昇方向に駆動した場合、所定時間回
転数が不安定であり(オーバーシュートが生じる場合有
り)その後一定速度になり、窓ガラス16が全閉状態に
近づくと回転数が減少する。ところで、CPU24の挟
み込み検出方法では、窓ガラス16が上昇動作中に、モ
ータ10の回転速度の減少率が大きくなると、手、顔等
の異物が挟まれたと判断し、窓ガラス16を下降するこ
とにしている。しかし窓ガラス16の全閉近傍では回転
速度が減少しているので、このままだと、異物が挟まれ
ていなくとも挟まれたと誤判定されてしまう。この全閉
近傍は数ミリメートルで、指等が挟まれることはないの
で、以下のように、挟み込み検出から除外する。
【0004】図12は窓ガラス16の挟み込み検出を行
う範囲を説明する図である。本図に示すように、窓ガラ
ス16の全閉近傍に全閉近傍内と、これ以外の部分に全
閉近傍外とが設けられる。全閉近傍外では挟み込み検出
が行われるが全閉近傍内では挟み込み検出が行われな
い。なお、全閉近傍内、全閉近傍外の判定はカウンタ2
6のカウント値を基に行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に戻り、起動時
に起動後100〜200msの間、前述のように、回転
速度にはオーバーシュートが生じる場合があり、この全
閉近傍外でも回転速度の減少率が大きくなる部分がある
ので、異物が挟まれていなくとも、挟まれたと誤判定す
る可能性がある。この起動後100〜200msの間を
挟み込み検出から除外するために、上記期間中挟み込み
検出にマスクを行う必要がある。
【0006】しかしながら、全閉近傍内と全閉近傍外と
の境界において、窓ガラス16が全閉近傍外の側にある
時に起動されると、上記マスク時間に窓ガラス16が全
閉近傍内に入るおそれがある(図12参照)。この場
合、起動前の全閉近傍外の側にある窓ガラス16位置で
は全閉まで十数ミリメートルあるのでこの間に指等が入
るおそれがある。全閉近傍外の起動後マスク時間は挟み
込み検出を行わず、全閉近傍内では、挟み込みを行わな
いので、この場合には挟み込み検出が有効に働かないこ
とになるとの問題がある。なお、回転速度の減少率の計
算は、パルスの間隔から速度が求められ、、その変化か
ら減少率が求めるので、最低限3つのパルスを必要とす
る。このために、このパルスを待つ間さらに窓ガラス1
6が上昇するので、挟み込み検出を行うことができない
前記境界の範囲が大きくなる。
【0007】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、窓ガラスの全閉近傍で、起動時のマスク時間等を考
慮しても指等の挟み込みを防止できるパワーウインドー
の制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次の構成を有するパワーウインドーの
制御装置を提供する。すなわち、ウインドーガラスを上
昇、下降方向に駆動するモータを有し、ウインドーガラ
スを閉め切る閉め切り領域よりも下部にある挟み込み検
出領域で異物の挟み込みを検出するパワーウインドーの
制御装置に、上昇方向へのモータの起動時の回転数にオ
ーバーシュートが発生する期間をマスク時間として、こ
の間は、挟み込み検出領域内でも挟み込み検出を行わな
い。速度減少率算出部はパルスの間隔からモータの回転
速度の減少率を算出する。挟み込み検出部は前記挟み込
み検出領域内でウインドーガラスの上昇時に、前記速度
減少率算出部により得られた減少率が一定割合だけ大き
くなったら異物の挟み込みと判定する。境界領域検出部
は前記閉め切り領域と前記挟み込み領域との境界から挟
み込み領域側に、前記マスク時間、これに加え前記減少
率の算出時間内にウインドーガラスが移動する領域を境
界領域として設け、ウインドーガラスがこの境界領域で
停止しないようモータを制御する。
【0009】
【作用】本発明のパワーウインドーの制御装置によれ
ば、前記閉め切り領域と前記挟み込み領域との境界から
挟み込み領域側に、起動時のマスク時間、これに加え前
記減少率の算出時間内にウインドーガラスが移動する領
域を境界領域として設け、ウインドーガラスがこの境界
領域で停止しないようモータを制御することにより、従
来境界領域で停止した場合にオーバーシュート時の誤判
定を防止するために異物が挟まれても挟み込み検出がで
きず挟み込みを防止できなかったが、このような挟み込
みを防止できるようになった。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係るパワーウインド
ーの制御装置を示す図である。本図に示すように、スイ
ッチ1及び2はウインドガラスを選択的に上昇(U
P)、下降(DOWN)させるスイッチである。スイッ
チ1及び2はウインドーガラスを同時に上昇、下降が選
択されないようになっている。電源回路3はバッテリ
(+B)に接続され+5Vの電圧を形成する回路であ
る。制御回路4は、マイクロコンピュータにより構成さ
れ、電源回路3から電源電圧が供給され、スイッチ1及
び2の選択信号を入力して制御信号を形成する回路であ
る。制御回路4の制御信号を受けるモータ駆動回路5
は、バッテリ(+B)からモータ7への電源供給を行
い、モータ7を右回り又は左回りに回転させる駆動を行
う回路である。ここに、モータ7はウインドーガラスを
駆動するパワーウインドーモータである。回転数検出回
路6はモータ7の回転数に応じたパルスを出力する回路
である。さらに、制御回路4は、回転数検出回路6から
の情報を入力しこれを基に、モータ7の回転速度、ウイ
ンドーガラス位置等を計算して、上記制御信号を形成す
る。
【0011】図2は図1のモータ駆動回路5を示す図で
ある。本図(a)に示すように、モータ駆動回路5に
は、モータ7とバッテリ(+B)との間に、ウインドー
ガラスを上昇させる主接点U−MC、下降させる主接点
D−MCが設けられる。本図(b)に示すように、主接
点の制御回路が設けられ、トランジスタのベースの端子
TU、TDには制御回路4からの制御信号が入力する。
【0012】図3は図2の制御回路4を示す図である。
本図に示すように、制御回路4は、スイッチ1及び2の
押圧情報を入力して電圧信号に変換する電圧変換部41
を有する。この電圧変換部41からの制御信号はモータ
駆動回路の主接点の開閉を制御するトランジスタのベー
スに接続され、スイッチ1又は2のいずれかが押圧され
れば「L(low)」信号から「H(high) 」信号へ変化す
る。スイッチ1又は2の押圧が解除されれば、電圧変換
部41は「L」信号を出力する。
【0013】次に、制御回路4は回転数検出回路6の出
力であるパルスをカウントし、カウント値からウインド
ーガラスの位置を求めるカウンタ42と、回転数検出回
路6の出力であるパルスを入力しかつ電圧変換部41の
出力である上昇信号の立ち上がりから一定時間だけ入力
パルスの受入れを拒否するマスクを行う起動時マスク部
43と、起動時マスク部43によりマスクされた回転数
検出回路6からのパルスを入力し、パルス間隔からウイ
ンドーガラスの移動速度の減少率を算出する速度減少率
算出部44とを有する。
【0014】図4は図2のカウンタ42及び速度減少率
算出部44を説明する図である。本図(a)に示すよう
に、カウンタ42の全閉時のカウント値0、全開時のカ
ウント値Nとし、ウインドーガラスの全閉、全開間の距
離Lとすると、カウンタ42のカウント値n場合のウイ
ンドーガラス位置Lxは全閉位置からL・n/Nとな
る。なお、ウインドーガラスが全閉位置の時に、カウン
タ42がリセットされ、全開位置の時に、全開から全閉
までの総パルス数Nが再設定される。次に、速度減少率
算出部44では、本図(b)に示すように、2パルスの
時間間隔Tからウインドーガラスの速度VはL/N・1
/Tを算出する。速度減少率は以下のように算出され
る。
【0015】減少率=Vn /Vn-1n :最新の速度 Vn-1 :直前の速度 なお、起動時のマスクがかかった場合は、Vn ,Vn-1
はマスク解除後、最初の速度が使用される。
【0016】図5は図2の起動時マスク43による起動
時マスク時間を説明する図である。本図(a)に示すよ
うに、前述のように、起動時には回転数にオーバシュー
トが発生する場合があるので、上昇時の大きな速度減少
率により、後述の全閉検出、全開検出、挟み込み検出の
と誤判断となるので、オーバシュートがある間は、速度
減少率算出部44にパルスを出力するのが禁止される。
なお、回転数検出回路6に代わりモータ7を駆動する電
流を使用することも可能であるが、この場合には、本図
(b)に示すように、起動時に突入電流が生じ、この突
入電流がある間は、速度減少率4にパルスを出力するの
が禁止される。
【0017】次に、全閉検出部45は、電圧変換部41
の上昇信号、カウンタ42のカウント値、速度減少率算
出部44の減少率データを入力しウインドーガラスの全
閉状態を検出する。全閉検出部45は以下の条件が全て
成立した場合にウインドーガラスを全閉と判定し、
「H」信号を出力する。 ウインドーガラスが上昇動作中であること。
【0018】ウインドーガラスの位置が後述する閉め
切り範囲にあること。 速度減少率がβ(所定値)以上あること。 次に、全開検出部46は、電圧変換部41の下降信号、
速度減少率算出部44の速度減少率データを入力しウイ
ンドーガラスの全開状態を検出する。全開検出部46は
以下の条件が全て成立した場合にウインドーガラスを全
開と判定し、「H」信号を出力する。
【0019】ウインドーガラスが下降動作中であるこ
と。 速度減少率がβ以上であること。 次に、挟み込み検出部47は、電圧変換部41の上昇信
号、カウンタ42のカウント値、速度減少率算出部44
の減少率データを入力しウインドーガラスへの異物の挟
み込みを、以下のように、検出する。
【0020】図6はウインドーガラスの閉め切り領域と
挟み込み検出領域を説明する図である。本図に示すよう
に、全閉状態から数ミリメートルで指が入らない範囲を
閉め切り領域とし、この領域から全開状態に向けた領
域を挟み込み検出領域とする。挟み込み検出部47
は、以下の条件が全て成立した場合に、異物の挟み込み
があったと判定し、「H」信号を出力する。
【0021】ウインドーガラスが上昇動作中であるこ
と。 ウインドーガラスの位置が挟み込み検出領域にある
こと。 速度減少率がα(一定値)以上であること。 なお、閉め切り領域を挟み込み検出領域から除外す
るのは、実際には指を挟み込むことが無いのに、ウイン
ドーガラスを上昇動作中に速度減少率が大きくなり、上
記条件により挟み込みと誤判断し、全閉できなくなるの
を回避するためである。
【0022】次に、境界領域検出部48はカウンタ42
のカウント値を入力し、起動時マスク43によるマスク
時間に起因して、以下のように、指等の異物が挟まれる
境界領域を検出する。図7はウインドーガラスの境界領
域を説明する図である。本図に示すように、閉め切り領
域と挟み込み検出領域との境界から挟み込み検出領
域側に幅γの境界領域が設けられる。
【0023】図8は図7の境界領域の幅γの決定を説明
する図である。先ず、速度減少率算出部44が最初の速
度減少率の算出に必要な時間、すなわち、起動時マスク
43による起動時のマスク時間と速度減少率の算出に必
要な時間(最低限3パルスの時間)との合計時間を起動
時算出時間と呼ぶ。この起動時算出時間に、本図(a)
の停止状態から本図(b)の閉め切り領域と挟み込み
検出領域の境界まで移動する幅γが境界領域として
決定される。このような境界領域の検出を行うのは、起
動時算出時間にウインドーガラスが閉め切り領域に入
ると、指等の異物が挟まれて速度減少率がα以上になっ
ても、挟み込み検出領域にはないので、挟み込みが無い
との誤判定を行うのを回避するためである。なお、境界
領域と閉め切り領域とを合わせた領域の幅は約十数
ミリメートルである。
【0024】したがって、境界領域検出部48は、ウイ
ンドーガラスが停止時にウインドーガラスの位置が境界
領域にあると、この境界領域にウインドーガラスを
止めないようにする「H」信号を出力する。次に、論理
積回路50は電圧変換部41の上昇信号と、全閉検出部
45の出力の反転信号とを入力し、上昇信号が「H」で
あっても、全閉検出部45の出力信号が「H」である
と、その出力信号は「L」となる。
【0025】論理積回路51は電圧変換部41の下降信
号と、全開検出部46の出力の反転信号とを入力し、下
降信号が「H」であっても、全開検出部46の出力信号
が「H」であると、その出力信号は「L」となる。論理
積回路52は論理積回路50の出力信号と、挟み込み検
出部47の出力の反転信号とを入力し、論理積回路50
の出力信号が「H」であっても、挟み込み検出部47の
出力信号が「H」であると、その出力信号は「L」とな
る。
【0026】論理和回路53は論理積51の出力信号
と、挟み込み検出部47の出力信号とを入力し、論理積
回路51の出力信号が「L」であっても、挟み込み検出
部47の出力信号が「H」であると、その出力信号は
「H」となる。論理和回路54は論理積52の出力信号
と、境界領域検出部48の出力信号とを入力し、論理積
回路51の出力信号が「L」であっても、挟み込み検出
部47の出力信号が「H」であると、その出力信号は
「H」となる。
【0027】論理和回路55は論理和53の出力信号
と、境界領域検出部48の出力信号とを入力し、論理積
回路53の出力信号が「L」であっても、挟み込み検出
部47の出力信号が「H」であると、その出力信号は
「H」となる。論理和回路54の出力は、制御信号とし
て、モータ駆動回路5の主接点の開閉を制御するトラン
ジスタのベース端子TUへ接続される。
【0028】論理和回路55の出力は、制御信号とし
て、モータ駆動回路5の主接点の開閉を制御するトラン
ジスタのベース端子TDへ接続される。図9は本発明の
実施例の一連の動作を説明するフローチャートである。
ステップS1において、上昇方向のスイッチ1がONか
否かを判断する。この判断が「YES」ならステップS
2に進み、「NO」ならステップS9に進む。
【0029】ステップS2において、ウインドーガラス
が上昇する。ステップS3において、起動後の経過時間
がマスク時間中か否かを判断する。この判断が「YE
S」ならステップS1に戻り、「NO」ならステップS
4に進む。ステップS4において、ウインドーガラスの
位置が挟み込み検出領域にあるか否かを判断する。この
判断が「YES」ならステップS5に進み、「NO」な
らステップS11に進む。
【0030】ステップS5において、モータ7の回転数
の低下又は駆動電流の低下に伴うウインドーガラスの速
度減少率を算出し、速度減少率が所定の閾値を越えて低
下したことを条件にウインドーガラスに指等の異物の挟
み込みの判定を行う。ステップS6において、挟み込み
判定においてウインドーガラスに異物の挟み込みがある
か否かを判断する。この判断が「YES」ならステップ
S7に進み、「NO」ならステップS1に進む。
【0031】ステップS7において、ウインドーガラス
を全開位置に下降させる。また、全開位置でなく、所定
量だけ下降するようにしてもよい。ステップS8におい
て、モータ7を停止し処理を終了する。ステップS9に
おいて、ウインドーガラス位置が境界領域にあるか否か
を判断する。この判断が「YES」ならステップS2に
進み、「NO」ならステップS10に進む。
【0032】ステップS10において、モータ7を停止
し、処理を終了する。ステップS11において、ウイン
ドーガラス位置が全閉位置にあるか否かを判断する。こ
の判断が「YES」ならステップS12に進み、「N
O」ならステップS1に進む。ステップS12におい
て、モータ7を停止し、処理を終了する。
【0033】また、ウインドーガラスの下降時にも、前
記境界領域内ではウインドーガラスを停止させないよう
制御を行う。このようにして、ウインドーガラスを境界
領域内に停止しないようにすることにより、挟み込みの
誤判定により挟み込みが行われるのを防止できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、閉
め切り領域と挟み込み領域との境界から挟み込み領域側
に、マスク時間、これに加え減少率の算出時間内にウイ
ンドーガラスが移動する領域を境界領域として設け、ウ
インドーガラスがこの境界領域で停止しないようモータ
を制御することにより、従来境界領域で停止した場合に
オーバーシュート時の誤判定を防止するために異物が挟
まれても挟み込み検出ができず挟み込みを防止できなか
ったが、このような挟み込みを防止できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るパワーウインドーの制御
装置を示す図である。
【図2】図1のモータ駆動回路5を示す図である。
【図3】図2の制御回路4を示す図である。
【図4】図2のカウンタ42及び速度減少率算出部44
を説明する図である。
【図5】図2の起動時マスク43による起動時マスク時
間を説明する図である。
【図6】ウインドーガラスの閉め切り領域と挟み込み検
出領域を説明する図である。
【図7】ウインドーガラスの境界領域を説明する図であ
る。
【図8】図7の境界領域の幅γの決定を説明する図であ
る。
【図9】本発明の実施例の一連の動作を説明するフロー
チャートである。
【図10】従来のパワーウインドーの制御装置を示す図
である。
【図11】上昇方向の駆動に伴うモータ10の回転数の
変化を説明する図である。
【図12】窓ガラス16の挟み込み検出を行う範囲を説
明する図である。
【符号の説明】
43…起動時マスク部 44…速度減少率算出部 47…挟み込み検出部 48…境界領域検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドーガラスを上昇、下降方向に駆
    動するモータを有し、ウインドーガラスを閉め切る閉め
    切り領域よりも下部にある挟み込み検出領域で異物の挟
    み込みを検出するパワーウインドーの制御装置におい
    て、 上昇方向へのモータの起動時の回転数の不安定区間内は
    挟み込み検出を行わないようにする起動時マスク部と、 前記起動時マスク部を経たパルスの間隔からモータの回
    転速度の減少率を算出する速度減少率算出部と、 前記挟み込み検出領域内で上昇時に、前記速度減少率算
    出部により得られた減少率が一定割合だけ大きくなった
    ら異物の挟み込みと判定する挟み込み検出部と、 前記閉め切り領域と前記挟み込み領域との境界から挟み
    込み領域側に、前記マスク時間、これに加え前記減少率
    の算出時間内にウインドーガラスが移動する領域を境界
    領域として設け、ウインドーガラスがこの境界領域で停
    止しないようモータを制御するための境界領域検出部と
    を備えることを特徴とするパワーウインドーの制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000002043A (ja) * 1998-06-12 2000-01-07 Omron Corp 開閉制御装置
JP2006132262A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Alps Electric Co Ltd 挟み込み検知機能付きパワーウインド装置

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JP2000002043A (ja) * 1998-06-12 2000-01-07 Omron Corp 開閉制御装置
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