JPH08109903A - 油圧システム - Google Patents
油圧システムInfo
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- JPH08109903A JPH08109903A JP6246453A JP24645394A JPH08109903A JP H08109903 A JPH08109903 A JP H08109903A JP 6246453 A JP6246453 A JP 6246453A JP 24645394 A JP24645394 A JP 24645394A JP H08109903 A JPH08109903 A JP H08109903A
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- Japan
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- suction
- brake fluid
- reservoir
- reservoirs
- piston
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、リザーバ内の作動液が吸引ポンプ
により吸い出された際に生ずる気泡発生を減少させるよ
う構成した油圧システムを提供することを目的とする。 【構成】 アンチロック制動力制御システムを有するブ
レーキ装置は、ホイールシリンダ6〜9から吐出された
ブレーキ液を供給側に還流させる還流系路45a,45
bと、還流系路45a,45bにブレーキ液を補充する
リザーバ4,5と、還流系路45a,45b内のブレー
キ液を吸引して供給系路側38a〜38dに吐出する吸
引ポンプ72,73とを有する。リザーバ4,5は、吸
引ポンプ72,73の吸引動作によりリザーバ4,5内
のブレーキ液が所定量以下に減少したとき、ピストン1
2が摺動して還流系路45a,45bを遮断してキャビ
テーションが発生する範囲をリザーバ4,5から吸引ポ
ンプ72,73までに短縮する。
により吸い出された際に生ずる気泡発生を減少させるよ
う構成した油圧システムを提供することを目的とする。 【構成】 アンチロック制動力制御システムを有するブ
レーキ装置は、ホイールシリンダ6〜9から吐出された
ブレーキ液を供給側に還流させる還流系路45a,45
bと、還流系路45a,45bにブレーキ液を補充する
リザーバ4,5と、還流系路45a,45b内のブレー
キ液を吸引して供給系路側38a〜38dに吐出する吸
引ポンプ72,73とを有する。リザーバ4,5は、吸
引ポンプ72,73の吸引動作によりリザーバ4,5内
のブレーキ液が所定量以下に減少したとき、ピストン1
2が摺動して還流系路45a,45bを遮断してキャビ
テーションが発生する範囲をリザーバ4,5から吸引ポ
ンプ72,73までに短縮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧システムに係り、特
にリザーバ内の作動液が吸引ポンプにより吸い出された
際に生ずる気泡発生を減少させるよう構成した油圧シス
テムに関する。
にリザーバ内の作動液が吸引ポンプにより吸い出された
際に生ずる気泡発生を減少させるよう構成した油圧シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】還流管路に設けられたリザーバに蓄積さ
れた作動油をポンプにより吸引し供給管路を介してアク
チュエータに供給する所謂自吸式ポンプを用いた油圧シ
ステムは従来から知られている。この油圧システムは、
図6に示すような構成になっており、ポンプ91の吸入
行程においては、ポンプ91の内部が負圧になることか
ら供給管路92に設けられた吐出側チェック弁93が
閉、還流管路94に設けられた吸入側チェック弁95が
開となり、吸入側チェック弁95より下流の作動油が吸
引される。ポンプ91の圧縮行程においては、ポンプ9
1の内部が正圧になることから吐出側チェック弁93が
開、還流管路94に設けられた吸入側チェック弁95が
閉となり、アクチュエータ96に作動油を供給してい
る。
れた作動油をポンプにより吸引し供給管路を介してアク
チュエータに供給する所謂自吸式ポンプを用いた油圧シ
ステムは従来から知られている。この油圧システムは、
図6に示すような構成になっており、ポンプ91の吸入
行程においては、ポンプ91の内部が負圧になることか
ら供給管路92に設けられた吐出側チェック弁93が
閉、還流管路94に設けられた吸入側チェック弁95が
開となり、吸入側チェック弁95より下流の作動油が吸
引される。ポンプ91の圧縮行程においては、ポンプ9
1の内部が正圧になることから吐出側チェック弁93が
開、還流管路94に設けられた吸入側チェック弁95が
閉となり、アクチュエータ96に作動油を供給してい
る。
【0003】このような、油圧システムを応用したもの
として、例えば特開昭63−240457号公報に記載
されるアンチロック制御装置が挙げられる。この油圧シ
ステムはホイールシリンダから吐出された作動油を供給
側に還流させる還流管路と、還流系路に設けられた作動
油(ブレーキ液)を蓄積するリザーバと、還流系路内の
作動油を吸引する吸引ポンプ(自吸式ポンプとも呼ばれ
ている)とを有する構成になっており、供給系路に設け
られた電磁弁を開閉したり、ポンプからホイールシリン
ダに液圧を供給したりすることによって急制動時の車輪
のロックを防止している。
として、例えば特開昭63−240457号公報に記載
されるアンチロック制御装置が挙げられる。この油圧シ
ステムはホイールシリンダから吐出された作動油を供給
側に還流させる還流管路と、還流系路に設けられた作動
油(ブレーキ液)を蓄積するリザーバと、還流系路内の
作動油を吸引する吸引ポンプ(自吸式ポンプとも呼ばれ
ている)とを有する構成になっており、供給系路に設け
られた電磁弁を開閉したり、ポンプからホイールシリン
ダに液圧を供給したりすることによって急制動時の車輪
のロックを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記図6に示
す従来の油圧システムにあっては、還流管路94に設け
られたリザーバ97に蓄積された作動油をポンプ91の
内部の負圧により吸引し、その吸引した作動油を供給管
路92を介してアクチュエータ96に供給しているた
め、リザーバ97の残油量がポンプ1回(1サイクル)
の吸入量以下となった場合(リザーバが空になった場
合)リザーバ97からエアを吸入してしまうか、作動油
圧力が低下して作動油に溶け込んでいたガスを分離させ
てしまい所謂エアレーションを起こしてしまう。
す従来の油圧システムにあっては、還流管路94に設け
られたリザーバ97に蓄積された作動油をポンプ91の
内部の負圧により吸引し、その吸引した作動油を供給管
路92を介してアクチュエータ96に供給しているた
め、リザーバ97の残油量がポンプ1回(1サイクル)
の吸入量以下となった場合(リザーバが空になった場
合)リザーバ97からエアを吸入してしまうか、作動油
圧力が低下して作動油に溶け込んでいたガスを分離させ
てしまい所謂エアレーションを起こしてしまう。
【0005】このような状態が生ずると、ポンプ91の
圧縮行程においてエアが供給管路を介してアクチュエー
タ96にまで押し出され、エアの弾性変形分アクチュエ
ータ96の作動効率が低下してしまうという課題があ
る。そこで、本発明は上記課題に鑑み、吸引ポンプの吸
引動作により還流系路内が負圧になっても気泡の発生を
減少させることを目的とする。
圧縮行程においてエアが供給管路を介してアクチュエー
タ96にまで押し出され、エアの弾性変形分アクチュエ
ータ96の作動効率が低下してしまうという課題があ
る。そこで、本発明は上記課題に鑑み、吸引ポンプの吸
引動作により還流系路内が負圧になっても気泡の発生を
減少させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
アクチュエータに作動油を供給する供給系路と、該アク
チュエータから吐出された作動油を供給側に還流させる
還流系路と、該還流系路に作動油を補充するリザーバ
と、該還流系路内の作動油を吸引して供給系路側に吐出
する吸引ポンプとを有する油圧システムにおいて、前記
還流系路の上流側管路及び下流側管路を前記リザーバに
連通させるとともに、該上流側管路又は下流側管路のい
ずれか一方に連通する連通孔を前記リザーバ内のピスト
ンに対向する位置に設け、前記吸引ポンプの吸引動作に
より前記リザーバ内の作動液が所定量以下に減少したと
き、前記ピストンが前記連通孔を閉塞する位置に変位す
ることを特徴とする。
アクチュエータに作動油を供給する供給系路と、該アク
チュエータから吐出された作動油を供給側に還流させる
還流系路と、該還流系路に作動油を補充するリザーバ
と、該還流系路内の作動油を吸引して供給系路側に吐出
する吸引ポンプとを有する油圧システムにおいて、前記
還流系路の上流側管路及び下流側管路を前記リザーバに
連通させるとともに、該上流側管路又は下流側管路のい
ずれか一方に連通する連通孔を前記リザーバ内のピスト
ンに対向する位置に設け、前記吸引ポンプの吸引動作に
より前記リザーバ内の作動液が所定量以下に減少したと
き、前記ピストンが前記連通孔を閉塞する位置に変位す
ることを特徴とする。
【0007】又、請求項2の発明は、前記アクチュエー
タがアンチロック制動力制御システムを有するブレーキ
装置であることを特徴とする。
タがアンチロック制動力制御システムを有するブレーキ
装置であることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記請求項1によれば、吸引ポンプの吸引動作
によりリザーバ内の作動液が所定量以下に減少したと
き、ピストンが連通孔を閉塞する位置に変位することよ
り、リザーバの残油量がポンプ1回の吸引量より少なく
なることはなく、リザーバからエアを吸い込んでしまう
ことがない。
によりリザーバ内の作動液が所定量以下に減少したと
き、ピストンが連通孔を閉塞する位置に変位することよ
り、リザーバの残油量がポンプ1回の吸引量より少なく
なることはなく、リザーバからエアを吸い込んでしまう
ことがない。
【0009】又、請求項2によれば、アクチュエータが
アンチロック制動力制御システムを有するブレーキ装置
であるため、自動車のブレーキ装置における還流系路で
のキャビテーションによる気泡発生量を大幅に減少させ
ることが可能になる。
アンチロック制動力制御システムを有するブレーキ装置
であるため、自動車のブレーキ装置における還流系路で
のキャビテーションによる気泡発生量を大幅に減少させ
ることが可能になる。
【0010】
【実施例】図1及び図2に本発明になる油圧システムの
一実施例が適用されたアンチロック制動力制御システム
を有するブレーキ装置を示す。両図中、1はブレーキペ
ダル、2はバキュームブースタ、3はブレーキペダル1
の踏込力やバキュームブースタ2の倍力作用に応じたブ
レーキ液圧を発生するマスタシリンダ(アクチュエー
タ)、4,5はブレーキ液(作動油)を後述する還流系
路に補充するリザーバ、6〜9はマスタシリンダ3から
のブレーキ液圧を受けて各車輪を制動するブレーキ機構
のホイールシリンダである。
一実施例が適用されたアンチロック制動力制御システム
を有するブレーキ装置を示す。両図中、1はブレーキペ
ダル、2はバキュームブースタ、3はブレーキペダル1
の踏込力やバキュームブースタ2の倍力作用に応じたブ
レーキ液圧を発生するマスタシリンダ(アクチュエー
タ)、4,5はブレーキ液(作動油)を後述する還流系
路に補充するリザーバ、6〜9はマスタシリンダ3から
のブレーキ液圧を受けて各車輪を制動するブレーキ機構
のホイールシリンダである。
【0011】上記リザーバ4,5は、夫々同じ構成であ
るので図2を参照して一方のリザーバ4の構成のみ説明
し、他方のリザーバ5の説明は省略する。図2中、リザ
ーバ4は、ハウジング10内に形成されたシリンダ室1
1と、シリンダ室11内に摺動自在に設けられたピスト
ン12と、ピストン12の凹部12a内に挿入されピス
トン12を上方に押圧するコイルバネ13と、コイルバ
ネ13の下端に当接するバネ受け14と、バネ受け14
をシリンダ室11の下部開口11aに係止するリング状
の止め輪15と、よりなる。
るので図2を参照して一方のリザーバ4の構成のみ説明
し、他方のリザーバ5の説明は省略する。図2中、リザ
ーバ4は、ハウジング10内に形成されたシリンダ室1
1と、シリンダ室11内に摺動自在に設けられたピスト
ン12と、ピストン12の凹部12a内に挿入されピス
トン12を上方に押圧するコイルバネ13と、コイルバ
ネ13の下端に当接するバネ受け14と、バネ受け14
をシリンダ室11の下部開口11aに係止するリング状
の止め輪15と、よりなる。
【0012】シリンダ室11の上部には、ブレーキ液が
供給される流入孔(連通孔)16と、ブレーキ液が吐出
される流出孔(連通孔)17とが穿設されている。流入
孔16はシリンダ室11の中心から外れたピストン12
の外周近傍に対向するように穿設されており、流出孔1
7はシリンダ室11の中心となるピストン12の軸線と
一致するように穿設されている。
供給される流入孔(連通孔)16と、ブレーキ液が吐出
される流出孔(連通孔)17とが穿設されている。流入
孔16はシリンダ室11の中心から外れたピストン12
の外周近傍に対向するように穿設されており、流出孔1
7はシリンダ室11の中心となるピストン12の軸線と
一致するように穿設されている。
【0013】又、ピストン12の上面には、ピストン1
2が上動したときシリンダ室11の上部内壁11aに当
接する当接部12bが突出している。この当接部12b
は、ピストン12の上面の中心部分に設けられており、
ピストン12の上面の外周近傍には、流入孔16に対向
する逃げ部12cが設けられている。従って、ピストン
12が上動して当接部12bがシリンダ室11の上部内
壁11bに当接すると、流出孔17が閉塞されるため後
述するブレーキ液の還流系路が遮断される。又、当接部
12bの上面には、逃げ部12cが設けられているの
で、ピストン12は当接部12bが上部内壁11bに当
接するまで上動することができる。さらに、当接部12
bは、研削加工により平滑な平面に加工されており、シ
リンダ室11の上部内壁11bに当接すると、流出孔1
7を気密状態に閉塞することができる。
2が上動したときシリンダ室11の上部内壁11aに当
接する当接部12bが突出している。この当接部12b
は、ピストン12の上面の中心部分に設けられており、
ピストン12の上面の外周近傍には、流入孔16に対向
する逃げ部12cが設けられている。従って、ピストン
12が上動して当接部12bがシリンダ室11の上部内
壁11bに当接すると、流出孔17が閉塞されるため後
述するブレーキ液の還流系路が遮断される。又、当接部
12bの上面には、逃げ部12cが設けられているの
で、ピストン12は当接部12bが上部内壁11bに当
接するまで上動することができる。さらに、当接部12
bは、研削加工により平滑な平面に加工されており、シ
リンダ室11の上部内壁11bに当接すると、流出孔1
7を気密状態に閉塞することができる。
【0014】本実施例では、後述するようにリザーバ4
のピストン12がシリンダ室11内のブレーキ液の残量
に応じてシリンダ室11を摺動することを利用して流出
孔17を開閉することができるので、リザーバ4は還流
系路の遮断弁として機能することができる。そのため、
還流系路にリザーバ4と別個の遮断弁を設けるよりも構
成が簡略化されている。
のピストン12がシリンダ室11内のブレーキ液の残量
に応じてシリンダ室11を摺動することを利用して流出
孔17を開閉することができるので、リザーバ4は還流
系路の遮断弁として機能することができる。そのため、
還流系路にリザーバ4と別個の遮断弁を設けるよりも構
成が簡略化されている。
【0015】又、ピストン12の外周には、シリンダ室
11に内壁との間をシールするOリング18が装着され
ている。そして、バネ受け14の中央には、貫通孔14
aが穿設されているため、ピストン12の下方は大気開
放となっている。そのため、シリンダ室11内のブレー
キ液が減少すると、ピストン12がコイルバネ13の押
圧力により上動してブレーキ液を流出孔17より還流系
路に吐出する。又、コイルバネ13のバネ力によるブレ
ーキ液圧がホイールシリンダ6〜9における最低ホイー
ルシリンダ圧となる。
11に内壁との間をシールするOリング18が装着され
ている。そして、バネ受け14の中央には、貫通孔14
aが穿設されているため、ピストン12の下方は大気開
放となっている。そのため、シリンダ室11内のブレー
キ液が減少すると、ピストン12がコイルバネ13の押
圧力により上動してブレーキ液を流出孔17より還流系
路に吐出する。又、コイルバネ13のバネ力によるブレ
ーキ液圧がホイールシリンダ6〜9における最低ホイー
ルシリンダ圧となる。
【0016】従って、上記リザーバ4のピストン12に
より加圧された最低ホイールシリンダ圧が低μ路を走行
する際のタイヤロック解除の限界圧となる。尚、コイル
バネ13のバネ力をピストン12の自重のみ支える程度
のバネ力に設定することにより限界圧を大気圧に保持す
ることができる。再び図1に戻って説明する。
より加圧された最低ホイールシリンダ圧が低μ路を走行
する際のタイヤロック解除の限界圧となる。尚、コイル
バネ13のバネ力をピストン12の自重のみ支える程度
のバネ力に設定することにより限界圧を大気圧に保持す
ることができる。再び図1に戻って説明する。
【0017】図1中、ブレーキペダル1が踏み込まれて
マスタシリンダ3より発生したブレーキ液圧は、第1,
第2ブレーキ管路20,21を介して各ホイールシリン
ダ6〜9に接続されている。22〜25は常開の2ポー
ト2位置スプリングオフセット電磁弁よりなる増圧用液
圧切換弁で、通常開弁してマスタシリンダ3からのブレ
ーキ液圧を各ホイールシリンダ6〜9に供給している
が、車輪のロック直前に閉弁状態に切り換わり、マスタ
シリンダ3からのブレーキ液圧供給を止めるように動作
する。
マスタシリンダ3より発生したブレーキ液圧は、第1,
第2ブレーキ管路20,21を介して各ホイールシリン
ダ6〜9に接続されている。22〜25は常開の2ポー
ト2位置スプリングオフセット電磁弁よりなる増圧用液
圧切換弁で、通常開弁してマスタシリンダ3からのブレ
ーキ液圧を各ホイールシリンダ6〜9に供給している
が、車輪のロック直前に閉弁状態に切り換わり、マスタ
シリンダ3からのブレーキ液圧供給を止めるように動作
する。
【0018】26〜29は常閉の2ポート2位置スプリ
ングオフセット電磁弁よりなる減圧用液圧切換弁で、通
常閉弁して各ホイールシリンダ6〜9へのブレーキ液圧
を保持しているが、車輪のロック直前に開弁状態に切り
換わり、各ホイールシリンダ6〜9へのブレーキ液圧を
リザーバ4,5に逃がしてブレーキ液圧を減圧するよう
に動作する。
ングオフセット電磁弁よりなる減圧用液圧切換弁で、通
常閉弁して各ホイールシリンダ6〜9へのブレーキ液圧
を保持しているが、車輪のロック直前に開弁状態に切り
換わり、各ホイールシリンダ6〜9へのブレーキ液圧を
リザーバ4,5に逃がしてブレーキ液圧を減圧するよう
に動作する。
【0019】第1,第2ブレーキ管路20,21に連通
された供給用管路30〜33及び、一端が供給用管路3
0〜33に連通され他端が各ホイールシリンダ6〜9に
連通された供給用管路34〜37は、各ホイールシリン
ダ6〜9毎の供給系路38a〜38dを形成している。
又、一端が液圧切換弁26〜29に連通し他端がリザー
バ4,5に連通された還流用管路39〜42、及びリザ
ーバ4,5から第1,第2ブレーキ管路20,21に接
続されるように延在する還流用管路43,44は、還流
系路45a,45bを形成している。還流用管路39〜
42は、リザーバ4,5の流入孔16に接続され、還流
用管路43,44は、リザーバ4,5の流出孔17に接
続されている。
された供給用管路30〜33及び、一端が供給用管路3
0〜33に連通され他端が各ホイールシリンダ6〜9に
連通された供給用管路34〜37は、各ホイールシリン
ダ6〜9毎の供給系路38a〜38dを形成している。
又、一端が液圧切換弁26〜29に連通し他端がリザー
バ4,5に連通された還流用管路39〜42、及びリザ
ーバ4,5から第1,第2ブレーキ管路20,21に接
続されるように延在する還流用管路43,44は、還流
系路45a,45bを形成している。還流用管路39〜
42は、リザーバ4,5の流入孔16に接続され、還流
用管路43,44は、リザーバ4,5の流出孔17に接
続されている。
【0020】そのため、還流用管路39〜42のブレー
キ液は、後述する吸引ポンプ72,73の吸引動作によ
り流入孔16を通過してシリンダ室11内に流入し、流
出孔17より還流用管路43,44に吸引されて供給側
に還流される。上記供給側の管路30〜33には、増圧
用液圧切換弁22〜25へのブレーキ液供給量を絞る絞
り46〜49と、絞り46〜49及び増圧用液圧切換弁
22〜25をバイパスするバイパス管路50〜53と、
バイパス管路50〜53を介して各ホイールシリンダ6
〜9側のブレーキ液をマスタシリンダ3側に戻すことを
許容するとともにブレーキ液がマスタシリンダ3側から
各ホイールシリンダ6〜9側へ流れることを防止する逆
止弁54〜57と、が配設されている。
キ液は、後述する吸引ポンプ72,73の吸引動作によ
り流入孔16を通過してシリンダ室11内に流入し、流
出孔17より還流用管路43,44に吸引されて供給側
に還流される。上記供給側の管路30〜33には、増圧
用液圧切換弁22〜25へのブレーキ液供給量を絞る絞
り46〜49と、絞り46〜49及び増圧用液圧切換弁
22〜25をバイパスするバイパス管路50〜53と、
バイパス管路50〜53を介して各ホイールシリンダ6
〜9側のブレーキ液をマスタシリンダ3側に戻すことを
許容するとともにブレーキ液がマスタシリンダ3側から
各ホイールシリンダ6〜9側へ流れることを防止する逆
止弁54〜57と、が配設されている。
【0021】さらに、後輪用のホイールシリンダ6,9
に連通される供給用管路34,37は、制動時後輪のロ
ックを防止するように後輪へのブレーキ液圧を制御する
プロポーショニングバルブ58,59が配設されてい
る。又、減圧用液圧切換弁26〜29の下流の還流用管
路39〜42には、各ホイールシリンダ6〜9から還流
されるブレーキ液量を所定量に絞る絞り60〜63が配
設されている。
に連通される供給用管路34,37は、制動時後輪のロ
ックを防止するように後輪へのブレーキ液圧を制御する
プロポーショニングバルブ58,59が配設されてい
る。又、減圧用液圧切換弁26〜29の下流の還流用管
路39〜42には、各ホイールシリンダ6〜9から還流
されるブレーキ液量を所定量に絞る絞り60〜63が配
設されている。
【0022】各還流用管路43,44には、リザーバ
4,5のブレーキ液を吸引してマスタシリンダ3側は還
流させる吸引ポンプユニット64,65と、フィルタ6
6,67と、マスタシリンダ3側へ還流させるブレーキ
液の流量を絞る絞り68,69と、ブレーキ液をマスタ
シリンダ3側に戻すことを許容するとともにブレーキ液
がマスタシリンダ3側から吸引ポンプユニット64,6
5へ流れることを防止する逆止弁70,71と、が配設
されている。
4,5のブレーキ液を吸引してマスタシリンダ3側は還
流させる吸引ポンプユニット64,65と、フィルタ6
6,67と、マスタシリンダ3側へ還流させるブレーキ
液の流量を絞る絞り68,69と、ブレーキ液をマスタ
シリンダ3側に戻すことを許容するとともにブレーキ液
がマスタシリンダ3側から吸引ポンプユニット64,6
5へ流れることを防止する逆止弁70,71と、が配設
されている。
【0023】上記吸引ポンプユニット64,65は、夫
々吸引ポンプ72,73と、吸引ポンプ72,73の上
流に配設され逆止弁74,75と、吸引ポンプ72,7
3の下流に配設され逆止弁76,77と、よりなる。吸
引ポンプ72,73は、前述したリザーバ4,5に近接
した位置に設けられており、吸引ポンプ72,73から
リザーバ4,5の流出孔17までの距離が比較的小さく
設定されている。
々吸引ポンプ72,73と、吸引ポンプ72,73の上
流に配設され逆止弁74,75と、吸引ポンプ72,7
3の下流に配設され逆止弁76,77と、よりなる。吸
引ポンプ72,73は、前述したリザーバ4,5に近接
した位置に設けられており、吸引ポンプ72,73から
リザーバ4,5の流出孔17までの距離が比較的小さく
設定されている。
【0024】各吸引ポンプ72,73は、アンチロック
制動力制御が実行されている間は常時ポンプモータ78
により駆動される。そして、吸引ポンプ72,73はポ
ンププランジャ(図示せず)が下動すると吸入工程とな
り、ポンププランジャ(図示せず)が上動すると吐出工
程となる。又、吸入工程では、上記吸引ポンプ72,7
3の上流に配設され逆止弁74,75開弁するととも
に、吸引ポンプ72,73の下流に配設され逆止弁7
6,77が閉弁する。そして、吐出工程では、上記吸引
ポンプ72,73の上流に配設され逆止弁74,75閉
弁するとともに、吸引ポンプ72,73の下流に配設さ
れ逆止弁76,77が開弁する。
制動力制御が実行されている間は常時ポンプモータ78
により駆動される。そして、吸引ポンプ72,73はポ
ンププランジャ(図示せず)が下動すると吸入工程とな
り、ポンププランジャ(図示せず)が上動すると吐出工
程となる。又、吸入工程では、上記吸引ポンプ72,7
3の上流に配設され逆止弁74,75開弁するととも
に、吸引ポンプ72,73の下流に配設され逆止弁7
6,77が閉弁する。そして、吐出工程では、上記吸引
ポンプ72,73の上流に配設され逆止弁74,75閉
弁するとともに、吸引ポンプ72,73の下流に配設さ
れ逆止弁76,77が開弁する。
【0025】このように、吸引ポンプ72,73のポン
ププランジャの動作方向に応じて吸引ポンプ72,73
の上流,下流に配設された各逆止弁74,75及び逆止
弁76,77が開閉することにより、ブレーキ液がマス
タシリンダ3へ還流される。上記構成になるアンチロッ
ク制動力制御システムを有するブレーキ装置では、ブレ
ーキペダル1が踏み込まれると、マスタシリンダ3によ
りブレーキ液圧が増圧されて増圧モードになる。この増
圧モードでは、増圧用液圧切換弁22〜25が開弁状態
に保持されるとともに、減圧用液圧切換弁26〜29が
閉弁状態に保持される。そのため、増圧されたブレーキ
液圧は、第1,第2ブレーキ管路20,21,供給用管
路30〜33,供給用管路34〜37を介して各ホイー
ルシリンダ6〜9に供給され、各車輪は制動される。
ププランジャの動作方向に応じて吸引ポンプ72,73
の上流,下流に配設された各逆止弁74,75及び逆止
弁76,77が開閉することにより、ブレーキ液がマス
タシリンダ3へ還流される。上記構成になるアンチロッ
ク制動力制御システムを有するブレーキ装置では、ブレ
ーキペダル1が踏み込まれると、マスタシリンダ3によ
りブレーキ液圧が増圧されて増圧モードになる。この増
圧モードでは、増圧用液圧切換弁22〜25が開弁状態
に保持されるとともに、減圧用液圧切換弁26〜29が
閉弁状態に保持される。そのため、増圧されたブレーキ
液圧は、第1,第2ブレーキ管路20,21,供給用管
路30〜33,供給用管路34〜37を介して各ホイー
ルシリンダ6〜9に供給され、各車輪は制動される。
【0026】そして、例えば低μ路を走行しているとき
に車輪がロックする直前まで制動されると、アンチロッ
ク制動力制御システムは減圧モード又は保持モードに切
り換わる。この減圧モードでは、ロック直前の車輪に対
応する増圧用液圧切換弁22〜25が閉弁状態に切り換
わるとともに、減圧用液圧切換弁26〜29が開弁状態
に切り換わる。これにより、ホイールシリンダ6〜9の
ブレーキ液圧が還流用管路39〜42を介してリザーバ
4,5に逃げるため、当該車輪への制動力が解除されて
車輪のロックが防止される。
に車輪がロックする直前まで制動されると、アンチロッ
ク制動力制御システムは減圧モード又は保持モードに切
り換わる。この減圧モードでは、ロック直前の車輪に対
応する増圧用液圧切換弁22〜25が閉弁状態に切り換
わるとともに、減圧用液圧切換弁26〜29が開弁状態
に切り換わる。これにより、ホイールシリンダ6〜9の
ブレーキ液圧が還流用管路39〜42を介してリザーバ
4,5に逃げるため、当該車輪への制動力が解除されて
車輪のロックが防止される。
【0027】又、保持モードでは、増圧用液圧切換弁2
2〜25及び減圧用液圧切換弁26〜29が閉弁状態の
保持され、ホイールシリンダ6〜9のブレーキ液圧が保
持される。このようなアンチロック制動動作中は、マス
タシリンダ3がブレーキ液不足にならないようにするた
め、常にポンプモータ78が起動される。そのため、ア
ンチロック制動動作中に減圧モードになって減圧用液圧
切換弁26〜29が開弁すると、ホイールシリンダ6〜
9側からのブレーキ液が還流用管路39〜42へ流出す
る。そして、還流用管路39〜42のブレーキ液は、ポ
ンプモータ78に駆動された吸引ポンプ72,73の吸
引動作によりリザーバ4,5の流入孔16を通過してシ
リンダ室11内に流入し、さらにリザーバ4,5の流出
孔17より還流用管路43,44に吸引される。
2〜25及び減圧用液圧切換弁26〜29が閉弁状態の
保持され、ホイールシリンダ6〜9のブレーキ液圧が保
持される。このようなアンチロック制動動作中は、マス
タシリンダ3がブレーキ液不足にならないようにするた
め、常にポンプモータ78が起動される。そのため、ア
ンチロック制動動作中に減圧モードになって減圧用液圧
切換弁26〜29が開弁すると、ホイールシリンダ6〜
9側からのブレーキ液が還流用管路39〜42へ流出す
る。そして、還流用管路39〜42のブレーキ液は、ポ
ンプモータ78に駆動された吸引ポンプ72,73の吸
引動作によりリザーバ4,5の流入孔16を通過してシ
リンダ室11内に流入し、さらにリザーバ4,5の流出
孔17より還流用管路43,44に吸引される。
【0028】その後、吸引ポンプ72,73に吸引され
たブレーキ液は、フィルタ66,67、絞り68,6
9、逆止弁70,71を通過して第1,第2ブレーキ管
路20,21へ戻される。しかるに、アンチロック制動
動作中は、例えば各車輪の回転数が高くなると、減圧モ
ードから増圧モード又は保持モードに切り換わり減圧用
液圧切換弁26〜29が閉弁するとともに、増圧用液圧
切換弁22〜25が開弁する。
たブレーキ液は、フィルタ66,67、絞り68,6
9、逆止弁70,71を通過して第1,第2ブレーキ管
路20,21へ戻される。しかるに、アンチロック制動
動作中は、例えば各車輪の回転数が高くなると、減圧モ
ードから増圧モード又は保持モードに切り換わり減圧用
液圧切換弁26〜29が閉弁するとともに、増圧用液圧
切換弁22〜25が開弁する。
【0029】このように減圧モードから増圧モード又は
保持モードに切り換わると、吸引ポンプ72,73の吸
引動作によりブレーキ液がマスタシリンダ3側に還流さ
れ続けるため、リザーバ4,5のシリンダ室11に充填
されたブレーキ液が流出孔17より還流用管路43,4
4に吸引される。そのため、シリンダ室11のブレーキ
液は、次第に減少し、これに伴ってピストン12は上動
する。さらに、吸引ポンプ72,73の吸引動作により
ブレーキ液が吸引されると、ピストン12は図3に示す
ように上部内壁11bに当接する。ピストン12の上面
中央には、当接部12bが突出しているため、シリンダ
室11のブレーキ液が吸引されると、当接部12bが上
部内壁11bに当接して流出孔17を閉塞する。
保持モードに切り換わると、吸引ポンプ72,73の吸
引動作によりブレーキ液がマスタシリンダ3側に還流さ
れ続けるため、リザーバ4,5のシリンダ室11に充填
されたブレーキ液が流出孔17より還流用管路43,4
4に吸引される。そのため、シリンダ室11のブレーキ
液は、次第に減少し、これに伴ってピストン12は上動
する。さらに、吸引ポンプ72,73の吸引動作により
ブレーキ液が吸引されると、ピストン12は図3に示す
ように上部内壁11bに当接する。ピストン12の上面
中央には、当接部12bが突出しているため、シリンダ
室11のブレーキ液が吸引されると、当接部12bが上
部内壁11bに当接して流出孔17を閉塞する。
【0030】これにより、還流系路45a,45bは、
リザーバ4,5のピストン12により遮断される。その
結果、アンチロック制動動作中に減圧モードから増圧モ
ード又は保持モードに切り換わり減圧用液圧切換弁26
〜29が閉弁しても、流入孔16より上流の還流管路3
9〜42でキャビテーションが生じて気泡が発生するこ
とが防止され、且つ、吸引ポンプ72,73からリザー
バ4,5の流出孔17までの距離が比較的小さく設定さ
れているので、リザーバ4,5の流出孔17から吸引ポ
ンプ72,73までの間でキャビテーションが発生して
の気泡発生量がかなり減少される。
リザーバ4,5のピストン12により遮断される。その
結果、アンチロック制動動作中に減圧モードから増圧モ
ード又は保持モードに切り換わり減圧用液圧切換弁26
〜29が閉弁しても、流入孔16より上流の還流管路3
9〜42でキャビテーションが生じて気泡が発生するこ
とが防止され、且つ、吸引ポンプ72,73からリザー
バ4,5の流出孔17までの距離が比較的小さく設定さ
れているので、リザーバ4,5の流出孔17から吸引ポ
ンプ72,73までの間でキャビテーションが発生して
の気泡発生量がかなり減少される。
【0031】従って、アンチロック制動動作中の気泡発
生量が微少に抑えられ、キャビテーションにより発生し
た気泡がマスタシリンダ3側に吐出されることが防止さ
れる。又、上記のように吸引ポンプ72,73の吸引動
作によりリザーバ4,5内のブレーキ液が吸引される
と、ピストン12が流出孔17を閉塞して還流系路45
a,45bを遮断するため、リザーバ4,5の残油量が
吸引ポンプ72,73の1回の吸引量より少なくなるこ
とはなく、リザーバ4,5からエアを吸い込んでしまう
ことがない。
生量が微少に抑えられ、キャビテーションにより発生し
た気泡がマスタシリンダ3側に吐出されることが防止さ
れる。又、上記のように吸引ポンプ72,73の吸引動
作によりリザーバ4,5内のブレーキ液が吸引される
と、ピストン12が流出孔17を閉塞して還流系路45
a,45bを遮断するため、リザーバ4,5の残油量が
吸引ポンプ72,73の1回の吸引量より少なくなるこ
とはなく、リザーバ4,5からエアを吸い込んでしまう
ことがない。
【0032】上記実施例では、リザーバ4,5のピスト
ン12が上動したとき、流出孔17を閉塞するものとし
て説明したが、これに限らず、流出孔17をシリンダ室
11の中心から外れたピストン12の外周近傍に対向す
るように穿設し、流入孔16をシリンダ室11の中心と
なるピストン12の軸線と一致するように穿設すること
により、流入孔16が開閉される構成としても良いのは
勿論である。
ン12が上動したとき、流出孔17を閉塞するものとし
て説明したが、これに限らず、流出孔17をシリンダ室
11の中心から外れたピストン12の外周近傍に対向す
るように穿設し、流入孔16をシリンダ室11の中心と
なるピストン12の軸線と一致するように穿設すること
により、流入孔16が開閉される構成としても良いのは
勿論である。
【0033】図4に本発明の変形例を示す。同図中、ピ
ストン12の当接部12bの上面には、流出孔17を囲
むように環状溝12dが形成されており、この環状溝1
2dにはOリング81が挿入されている。そのため、上
記アンチロック制動動作中に減圧モードから増圧モード
又は保持モードに切り換わり減圧用液圧切換弁26〜2
9が閉弁が閉弁されると、吸引ポンプ72,73の吸引
動作によりリザーバ4,5内のブレーキ液が吸引されて
リザーバ4,5のピストン12が上動する。
ストン12の当接部12bの上面には、流出孔17を囲
むように環状溝12dが形成されており、この環状溝1
2dにはOリング81が挿入されている。そのため、上
記アンチロック制動動作中に減圧モードから増圧モード
又は保持モードに切り換わり減圧用液圧切換弁26〜2
9が閉弁が閉弁されると、吸引ポンプ72,73の吸引
動作によりリザーバ4,5内のブレーキ液が吸引されて
リザーバ4,5のピストン12が上動する。
【0034】これにより、ピストン12の当接部12b
がシリンダ室11の上部内壁11bに当接する直前にO
リング81が上部内壁11bに当接して流出孔17の周
囲を密閉する。よって、流入孔16と流出孔17との間
は、Oリング81により液密にシールされ、流入孔16
より上流の還流管路39〜42でキャビテーションが生
じて気泡が発生することが防止される。その結果、吸引
ポンプ72,73に吸引される気泡が著しく減少する。
がシリンダ室11の上部内壁11bに当接する直前にO
リング81が上部内壁11bに当接して流出孔17の周
囲を密閉する。よって、流入孔16と流出孔17との間
は、Oリング81により液密にシールされ、流入孔16
より上流の還流管路39〜42でキャビテーションが生
じて気泡が発生することが防止される。その結果、吸引
ポンプ72,73に吸引される気泡が著しく減少する。
【0035】又、図5に本発明の別の変形例を示す。同
図中、ピストン12の当接部12bが当接する上部内壁
11bには、流出孔17を囲むように環状溝11cが形
成されており、この環状溝11cにはOリング82が挿
入されている。そのため、上記アンチロック制動動作中
に減圧モードから増圧モード又は保持モードに切り換わ
り減圧用液圧切換弁26〜29が閉弁されると、吸引ポ
ンプ72,73の吸引動作によりリザーバ4,5内のブ
レーキ液が吸引されてリザーバ4,5のピストン12が
上動する。
図中、ピストン12の当接部12bが当接する上部内壁
11bには、流出孔17を囲むように環状溝11cが形
成されており、この環状溝11cにはOリング82が挿
入されている。そのため、上記アンチロック制動動作中
に減圧モードから増圧モード又は保持モードに切り換わ
り減圧用液圧切換弁26〜29が閉弁されると、吸引ポ
ンプ72,73の吸引動作によりリザーバ4,5内のブ
レーキ液が吸引されてリザーバ4,5のピストン12が
上動する。
【0036】これにより、ピストン12の当接部12b
がシリンダ室11の上部内壁11bに当接する直前にO
リング82が当接部12bの上面壁11bに当接して流
出孔17の周囲を密閉する。よって、流入孔16と流出
孔17との間は、Oリング82により液密にシールさ
れ、流入孔16より上流の還流管路39〜42でキャビ
テーションが生じて気泡が発生することが防止される。
その結果、吸引ポンプ72,73に吸引される気泡が著
しく減少する。
がシリンダ室11の上部内壁11bに当接する直前にO
リング82が当接部12bの上面壁11bに当接して流
出孔17の周囲を密閉する。よって、流入孔16と流出
孔17との間は、Oリング82により液密にシールさ
れ、流入孔16より上流の還流管路39〜42でキャビ
テーションが生じて気泡が発生することが防止される。
その結果、吸引ポンプ72,73に吸引される気泡が著
しく減少する。
【0037】尚、上記実施例では、自動車のアンチロッ
ク制動力制御システムを有するブレーキ装置を一例とし
て説明したが、これに限らず、他の装置の油圧システム
にも適用できるのは勿論である。
ク制動力制御システムを有するブレーキ装置を一例とし
て説明したが、これに限らず、他の装置の油圧システム
にも適用できるのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、上記本発明の請求項1によ
れば、吸引ポンプの吸引動作によりリザーバ内の作動液
が所定量以下に減少したとき、ピストンが連通孔を閉塞
する位置に変位するため、リザーバの残油量がポンプ1
回の吸引量より少なくなることはなく、リザーバからエ
アを吸い込んでしまうことがない。しかも、キャビテー
ションが発生する範囲をリザーバから吸引ポンプまでの
短い還流系路に縮小することができ、これによりキャビ
テーションによる気泡発生量を大幅に減少させることが
できる。そのため、吸引ポンプの吸引動作継続されても
吸引ポンプに吸引されて供給側に吐出される気泡量を著
しく減少させることができる。
れば、吸引ポンプの吸引動作によりリザーバ内の作動液
が所定量以下に減少したとき、ピストンが連通孔を閉塞
する位置に変位するため、リザーバの残油量がポンプ1
回の吸引量より少なくなることはなく、リザーバからエ
アを吸い込んでしまうことがない。しかも、キャビテー
ションが発生する範囲をリザーバから吸引ポンプまでの
短い還流系路に縮小することができ、これによりキャビ
テーションによる気泡発生量を大幅に減少させることが
できる。そのため、吸引ポンプの吸引動作継続されても
吸引ポンプに吸引されて供給側に吐出される気泡量を著
しく減少させることができる。
【0039】又、請求項2によれば、アクチュエータが
アンチロック制動力制御システムを有するブレーキ装置
であるため、減圧モードから増圧モード又は保持モード
に切り換わってもブレーキ装置における還流系路でのキ
ャビテーションによる気泡発生量を大幅に減少させるこ
とができる。
アンチロック制動力制御システムを有するブレーキ装置
であるため、減圧モードから増圧モード又は保持モード
に切り換わってもブレーキ装置における還流系路でのキ
ャビテーションによる気泡発生量を大幅に減少させるこ
とができる。
【図1】本発明になる油圧システムの一実施例が適用さ
れたアンチロック制動力制御システムを有するブレーキ
装置の概略構成図である。
れたアンチロック制動力制御システムを有するブレーキ
装置の概略構成図である。
【図2】リザーバの構成を示す縦断面図である。
【図3】リザーバのピストン動作を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の変形例の縦断面図である。
【図5】本発明の別の変形例の縦断面図である。
【図6】従来の油圧システムの一例を示す油圧回路の構
成図である。
成図である。
1 ブレーキペダル 3 マスタシリンダ 4,5 リザーバ 6〜9 ホイールシリンダ 10 ハウジング 11 シリンダ室 12 ピストン 13 コイルバネ 16 流入孔 17 流出孔 20 第1ブレーキ管路 21 第2ブレーキ管路 22〜25 増圧用液圧切換弁 26〜29 減圧用液圧切換弁 38a〜38d 供給系路 39〜44 還流用管路 45a,45b 還流系路 72,73 吸引ポンプ 78 ポンプモータ
Claims (2)
- 【請求項1】 アクチュエータに作動油を供給する供給
系路と、該アクチュエータから吐出された作動油を供給
側に還流させる還流系路と、該還流系路に作動油を補充
するリザーバと、該還流系路内の作動油を吸引して供給
系路側に吐出する吸引ポンプとを有する油圧システムに
おいて、 前記還流系路の上流側管路及び下流側管路を前記リザー
バに連通させるとともに、該上流側管路又は下流側管路
のいずれか一方に連通する連通孔を前記リザーバ内のピ
ストンに対向する位置に設け、 前記吸引ポンプの吸引動作により前記リザーバ内の作動
液が所定量以下に減少したとき、前記ピストンが前記連
通孔を閉塞する位置に変位することを特徴とする油圧シ
ステム。 - 【請求項2】 前記アクチュエータは、アンチロック制
動力制御システムを有するブレーキ装置であることを特
徴とする請求項1の油圧システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246453A JPH08109903A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 油圧システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246453A JPH08109903A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 油圧システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08109903A true JPH08109903A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17148664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246453A Pending JPH08109903A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 油圧システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08109903A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322349A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Toyota Motor Corp | 液圧制御装置 |
| JP2015031365A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP6246453A patent/JPH08109903A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322349A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Toyota Motor Corp | 液圧制御装置 |
| JP2015031365A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
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