JPH08109925A - スラストころ軸受 - Google Patents
スラストころ軸受Info
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- JPH08109925A JPH08109925A JP24640694A JP24640694A JPH08109925A JP H08109925 A JPH08109925 A JP H08109925A JP 24640694 A JP24640694 A JP 24640694A JP 24640694 A JP24640694 A JP 24640694A JP H08109925 A JPH08109925 A JP H08109925A
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- JP
- Japan
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- holding portion
- roller bearing
- thrust roller
- race
- holding
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/30—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for axial load mainly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーシングの保持部に対して正規の方向での
み組み付け可能な構造を安価に提供する。又、軸方向寸
法が大きな保持部にも組み付け可能にする。 【構成】 組み付け時には、レース4bの外周縁に形成
した折り立て壁6bを、円形の凹部である保持部に内嵌
する。この折り立て壁6bの端縁から複数の延出片17
を延出し、各延出片17の先端部に、直径方向外方に突
出する突出部18を形成する。逆方向に組み付けようと
した場合には、この突出部18が保持部の周縁部と干渉
して、組み付けを不能にする。
み組み付け可能な構造を安価に提供する。又、軸方向寸
法が大きな保持部にも組み付け可能にする。 【構成】 組み付け時には、レース4bの外周縁に形成
した折り立て壁6bを、円形の凹部である保持部に内嵌
する。この折り立て壁6bの端縁から複数の延出片17
を延出し、各延出片17の先端部に、直径方向外方に突
出する突出部18を形成する。逆方向に組み付けようと
した場合には、この突出部18が保持部の周縁部と干渉
して、組み付けを不能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るスラストころ軸受
(ニードル軸受を含む。)は、自動車のトランスミッシ
ョンやカークーラ用コンプレッサの回転部分に装着して
スラスト荷重を支承するのに利用する。
(ニードル軸受を含む。)は、自動車のトランスミッシ
ョンやカークーラ用コンプレッサの回転部分に装着して
スラスト荷重を支承するのに利用する。
【0002】
【従来の技術】トランスミッションやカークーラ用コン
プレッサの回転部分にはスラストころ軸受を装着して、
回転軸等に加わるスラスト荷重を支承する様にしてい
る。図9は、この様な回転部分に使用されるスラストこ
ろ軸受の1例を示している。このスラストころ軸受1
は、放射方向に配列された複数のころ2と、このころ2
を保持する保持器3と、上記複数のころ2を上下(上下
は図面による。使用状態での上下位置を表すものではな
い。本明細書全体で同じ。)両側から挟持する1対のレ
ース4a、4bとから成る。上記保持器3は、それぞれ
が断面コ字形で全体を円輪状に造られた金属板を最中状
に組み合わせて成り、上記ころ2と同数のポケット5を
有する。
プレッサの回転部分にはスラストころ軸受を装着して、
回転軸等に加わるスラスト荷重を支承する様にしてい
る。図9は、この様な回転部分に使用されるスラストこ
ろ軸受の1例を示している。このスラストころ軸受1
は、放射方向に配列された複数のころ2と、このころ2
を保持する保持器3と、上記複数のころ2を上下(上下
は図面による。使用状態での上下位置を表すものではな
い。本明細書全体で同じ。)両側から挟持する1対のレ
ース4a、4bとから成る。上記保持器3は、それぞれ
が断面コ字形で全体を円輪状に造られた金属板を最中状
に組み合わせて成り、上記ころ2と同数のポケット5を
有する。
【0003】又、上記各レース4a、4bは、それぞれ
が十分な硬度を有する金属板により円輪状に造られてい
る。一般的に内輪と呼ばれる一方(図9の上方)のレー
ス4aの内周縁、並びに一般的に外輪と呼ばれる他方
(図9の下方)のレース4b外周縁には、それぞれ短円
筒状の折り立て壁6a、6bを形成している。そして、
このうちの折り立て壁6aの先端部複数個所は直径方向
外方に、折り立て壁6bの先端部複数個所は直径方向内
方に、それぞれ折り曲げる事で係止部7a、7bとして
いる。そして、これら各係止部7a、7bと上記保持器
3の内周縁或は外周縁とを互いに係合させて、上記スラ
ストころ軸受1の構成部品同士を互いに不離に結合して
いる。
が十分な硬度を有する金属板により円輪状に造られてい
る。一般的に内輪と呼ばれる一方(図9の上方)のレー
ス4aの内周縁、並びに一般的に外輪と呼ばれる他方
(図9の下方)のレース4b外周縁には、それぞれ短円
筒状の折り立て壁6a、6bを形成している。そして、
このうちの折り立て壁6aの先端部複数個所は直径方向
外方に、折り立て壁6bの先端部複数個所は直径方向内
方に、それぞれ折り曲げる事で係止部7a、7bとして
いる。そして、これら各係止部7a、7bと上記保持器
3の内周縁或は外周縁とを互いに係合させて、上記スラ
ストころ軸受1の構成部品同士を互いに不離に結合して
いる。
【0004】上述の様に構成されるスラストころ軸受1
は、例えば図9に示す様に、上記外輪と呼ばれるレース
4bの外周縁に形成した折り立て壁6bを、ケーシング
8に形成した円形凹部である保持部9に内嵌した状態
で、スラスト荷重が発生する回転部分に装着する。この
状態で上記レース4bの下面は上記保持部9の奥面9a
に当接し、別のレース4aの上面は相手部材10の端面
10aに当接する。この結果、この相手部材10がケー
シング8に対し回転自在に支持されると共に、これら両
部材10、8同士の間に作用するスラスト荷重が支承さ
れる。この様な回転支持装置の運転時に、上記スラスト
ころ軸受1内部のころ2転動部には、潤滑油を流通させ
る。この潤滑油は、レース4aの外周縁と折り立て壁6
bの先端縁との間の隙間11a、及びレース4bの内周
縁と折り立て壁6aの先端縁との間の隙間11bを通過
しつつ、上記スラストころ軸受1の直径方向に流れる。
は、例えば図9に示す様に、上記外輪と呼ばれるレース
4bの外周縁に形成した折り立て壁6bを、ケーシング
8に形成した円形凹部である保持部9に内嵌した状態
で、スラスト荷重が発生する回転部分に装着する。この
状態で上記レース4bの下面は上記保持部9の奥面9a
に当接し、別のレース4aの上面は相手部材10の端面
10aに当接する。この結果、この相手部材10がケー
シング8に対し回転自在に支持されると共に、これら両
部材10、8同士の間に作用するスラスト荷重が支承さ
れる。この様な回転支持装置の運転時に、上記スラスト
ころ軸受1内部のころ2転動部には、潤滑油を流通させ
る。この潤滑油は、レース4aの外周縁と折り立て壁6
bの先端縁との間の隙間11a、及びレース4bの内周
縁と折り立て壁6aの先端縁との間の隙間11bを通過
しつつ、上記スラストころ軸受1の直径方向に流れる。
【0005】この様なスラストころ軸受1は、図9に示
す様に正規の方向に組み付ければ特に問題を生じない
が、図10に示す様に逆方向に組み付けた場合には、こ
のスラストころ軸受1内に十分量の潤滑油を送り込めな
くなる。又、レース4bとケーシング8又は相手部材1
0とが滑り、摩耗、焼付き等が発生する。この様な不都
合を解消する為に従来から、ケーシングの保持部にスラ
ストころ軸受を逆方向に組み付けるのを防止する為の構
造が、種々提案され、一部は実際に使用されている。
す様に正規の方向に組み付ければ特に問題を生じない
が、図10に示す様に逆方向に組み付けた場合には、こ
のスラストころ軸受1内に十分量の潤滑油を送り込めな
くなる。又、レース4bとケーシング8又は相手部材1
0とが滑り、摩耗、焼付き等が発生する。この様な不都
合を解消する為に従来から、ケーシングの保持部にスラ
ストころ軸受を逆方向に組み付けるのを防止する為の構
造が、種々提案され、一部は実際に使用されている。
【0006】先ず、図11〜12は、従来から知られた
スラストころ軸受の誤組み付け防止構造の第1例とし
て、実開平1−67328号公報に記載された構造を示
している。この第1例の構造の場合には、保持部9の直
径L0 に比べて、レース4bの外周縁部に形成した折り
立て壁6bの外径L1 を僅かに小さく、レース4aの外
径L2 を十分に大きく(L1 <L0 <L2 )している。
従って、図11に示す様に、スラストころ軸受1aが正
規の向きであれば、上記折り立て壁6bを上記保持部9
に嵌合できるが、図12に示す様にスラストころ軸受1
aの向きが不正の場合には、上記折り立て壁6bを上記
保持部9に嵌合できない。この結果、スラストころ軸受
1aを保持部9に、間違った方向で組み付ける事がなく
なる。
スラストころ軸受の誤組み付け防止構造の第1例とし
て、実開平1−67328号公報に記載された構造を示
している。この第1例の構造の場合には、保持部9の直
径L0 に比べて、レース4bの外周縁部に形成した折り
立て壁6bの外径L1 を僅かに小さく、レース4aの外
径L2 を十分に大きく(L1 <L0 <L2 )している。
従って、図11に示す様に、スラストころ軸受1aが正
規の向きであれば、上記折り立て壁6bを上記保持部9
に嵌合できるが、図12に示す様にスラストころ軸受1
aの向きが不正の場合には、上記折り立て壁6bを上記
保持部9に嵌合できない。この結果、スラストころ軸受
1aを保持部9に、間違った方向で組み付ける事がなく
なる。
【0007】次に、図13〜17は、従来から知られた
誤組み付け防止構造の第2〜4例として、実開平1−8
7332号公報に記載された構造を示している。先ず、
図13〜14に示した第2例の構造の場合には、外輪と
呼ばれるレース4bの外周縁部に形成した折り立て壁6
bの外周面に保持環12を、不離に装着している。この
保持環12の上縁部は直径方向内方に折り曲げる事で折
り曲げ縁13とし、この折り曲げ縁13の内径dを保持
器3の外径Dよりも小さく(d<D)して、ころ2、2
を保持した保持器3が上記レース4bの内側から抜け出
さない様にしている。
誤組み付け防止構造の第2〜4例として、実開平1−8
7332号公報に記載された構造を示している。先ず、
図13〜14に示した第2例の構造の場合には、外輪と
呼ばれるレース4bの外周縁部に形成した折り立て壁6
bの外周面に保持環12を、不離に装着している。この
保持環12の上縁部は直径方向内方に折り曲げる事で折
り曲げ縁13とし、この折り曲げ縁13の内径dを保持
器3の外径Dよりも小さく(d<D)して、ころ2、2
を保持した保持器3が上記レース4bの内側から抜け出
さない様にしている。
【0008】上述の様なスラストころ軸受1bを構成す
るケーシング8の保持部9の内径Rは、後述する弾性片
14を除いた保持環12の外径rよりも僅かに大きく
(R>r)している。従って、この保持環12をその外
周に装着したスラストころ軸受1bは、上記保持部9内
にがたつきなく嵌合自在である。弾性を有する薄板材に
より、上記レース4bよりも薄肉に造られた保持環12
の外周面の複数個所には、上方が開口した倒立コ字形の
切目15が形成されている。そして、この切目15によ
って三方を囲まれた矩形の部分を、下辺部分を中心とし
て少し直径方向外方に曲げ起す事により、上方に向かう
程直径方向外方に向かう様に一方向にのみ傾斜した弾性
片14としている。この弾性片14の先端部が保持環1
2の外周面から突出する量Hは、上記保持部9の内径R
と保持環12の外径rとの差に基づいて保持環12の外
周面と保持部9の内周面との間に形成される隙間の幅よ
りも大きく(H>(R−r)/2)している。従って、
弾性片14がその突出量Hを小さくする方向に弾性的に
変形しない限り、保持環12を外周面に装着したスラス
トころ軸受を保持部9に内嵌できない。
るケーシング8の保持部9の内径Rは、後述する弾性片
14を除いた保持環12の外径rよりも僅かに大きく
(R>r)している。従って、この保持環12をその外
周に装着したスラストころ軸受1bは、上記保持部9内
にがたつきなく嵌合自在である。弾性を有する薄板材に
より、上記レース4bよりも薄肉に造られた保持環12
の外周面の複数個所には、上方が開口した倒立コ字形の
切目15が形成されている。そして、この切目15によ
って三方を囲まれた矩形の部分を、下辺部分を中心とし
て少し直径方向外方に曲げ起す事により、上方に向かう
程直径方向外方に向かう様に一方向にのみ傾斜した弾性
片14としている。この弾性片14の先端部が保持環1
2の外周面から突出する量Hは、上記保持部9の内径R
と保持環12の外径rとの差に基づいて保持環12の外
周面と保持部9の内周面との間に形成される隙間の幅よ
りも大きく(H>(R−r)/2)している。従って、
弾性片14がその突出量Hを小さくする方向に弾性的に
変形しない限り、保持環12を外周面に装着したスラス
トころ軸受を保持部9に内嵌できない。
【0009】この様に構成される第2例のスラストころ
軸受1bの場合、ケーシング8に設けた保持部9への装
着時に、このスラストころ軸受1bの表裏方向を正しく
規制してから装着作業を行なわない限り、このスラスト
ころ軸受1bを保持部9に押し込む装着作業を行なえな
い。即ち、スラストころ軸受1bを、図13に示す様
に、保持部9に対して正しい方向に対向させた状態で装
着作業を行えば、保持環12の外周面に形成した弾性片
14が弾性変形しつつ保持部9の内側に進入する。この
為、自由状態に於ける弾性片14の突出量Hに拘らず、
外周に保持環12を装着した軸受を、保持部9に嵌合す
る事ができる。これに対して、スラストころ軸受1bを
保持部9に対して逆方向から嵌合させようとした場合に
は、保持環12の外周面から突出した弾性片14の先端
縁が上記保持部9の開口端縁部と衝合し、それ以上の軸
受の下降を阻止する。この為、軸受外周面の保持環12
と保持部9とが互いに嵌合する事がなく、スラストころ
軸受1bを、保持部9に対して逆方向に装着できない。
軸受1bの場合、ケーシング8に設けた保持部9への装
着時に、このスラストころ軸受1bの表裏方向を正しく
規制してから装着作業を行なわない限り、このスラスト
ころ軸受1bを保持部9に押し込む装着作業を行なえな
い。即ち、スラストころ軸受1bを、図13に示す様
に、保持部9に対して正しい方向に対向させた状態で装
着作業を行えば、保持環12の外周面に形成した弾性片
14が弾性変形しつつ保持部9の内側に進入する。この
為、自由状態に於ける弾性片14の突出量Hに拘らず、
外周に保持環12を装着した軸受を、保持部9に嵌合す
る事ができる。これに対して、スラストころ軸受1bを
保持部9に対して逆方向から嵌合させようとした場合に
は、保持環12の外周面から突出した弾性片14の先端
縁が上記保持部9の開口端縁部と衝合し、それ以上の軸
受の下降を阻止する。この為、軸受外周面の保持環12
と保持部9とが互いに嵌合する事がなく、スラストころ
軸受1bを、保持部9に対して逆方向に装着できない。
【0010】次に、図15〜16に示した第3例の場
合、ケーシング8aの一部に短円柱状の凸部を形成し、
この凸部を、スラストころ軸受1cを嵌合させる為の保
持部16としている。そして、内輪と呼ばれるレース4
aの内周縁に形成した折り立て壁6aの内周面に保持環
12aを装着し、この保持環12aの上縁部を直径方向
外方に折り曲げて、折り曲げ縁13aとしている。この
折り曲げ縁13aの外径は保持器3の内径よりも大きく
して、保持器3とレース4aとの分離を防止している。
上記保持環12aの内径は上記保持部16の外径よりも
僅かに大きくしている。又、保持環12aの内周面に
は、先端縁に向かうに従って直径方向内方に向かう方向
に傾斜した弾性片14aを形成している。この様な第3
例の構造の場合には、スラストころ軸受1cが正規の方
向を向いていない限り、保持環12aを保持部16に外
嵌する事ができない。従って、上記スラストころ軸受1
cをケーシング8に対して逆方向に組み付ける事がな
い。
合、ケーシング8aの一部に短円柱状の凸部を形成し、
この凸部を、スラストころ軸受1cを嵌合させる為の保
持部16としている。そして、内輪と呼ばれるレース4
aの内周縁に形成した折り立て壁6aの内周面に保持環
12aを装着し、この保持環12aの上縁部を直径方向
外方に折り曲げて、折り曲げ縁13aとしている。この
折り曲げ縁13aの外径は保持器3の内径よりも大きく
して、保持器3とレース4aとの分離を防止している。
上記保持環12aの内径は上記保持部16の外径よりも
僅かに大きくしている。又、保持環12aの内周面に
は、先端縁に向かうに従って直径方向内方に向かう方向
に傾斜した弾性片14aを形成している。この様な第3
例の構造の場合には、スラストころ軸受1cが正規の方
向を向いていない限り、保持環12aを保持部16に外
嵌する事ができない。従って、上記スラストころ軸受1
cをケーシング8に対して逆方向に組み付ける事がな
い。
【0011】更に、図17に示した第4例の場合、ころ
2、2の両側にレース4a、4bを設けて、スラストこ
ろ軸受1dを構成している。この様にころ2、2の両側
にレース4a、4bを設ける場合、両方のレース4a、
4bに保持環12、12aを設けて、これら両保持環1
2、12aにより、保持器3とレース4a、4bとの分
離を防止する。又、少なくとも一方(図示の例では両
方)の保持環12、12aに逆組み付け防止用の弾性片
14、14aを形成する。
2、2の両側にレース4a、4bを設けて、スラストこ
ろ軸受1dを構成している。この様にころ2、2の両側
にレース4a、4bを設ける場合、両方のレース4a、
4bに保持環12、12aを設けて、これら両保持環1
2、12aにより、保持器3とレース4a、4bとの分
離を防止する。又、少なくとも一方(図示の例では両
方)の保持環12、12aに逆組み付け防止用の弾性片
14、14aを形成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成される従来のスラストころ軸受に於いては、次に述
べる様な不都合を生じる。先ず、図11〜12に示した
第1例の場合には、装着部位が限定され、保持部9の深
さによってはスペーサ等の別部品を使用しないと装着で
きない場合がある。即ち、図18に示す様に上記保持部
9が深いと、レース4bが保持部9の奥面9aに当接す
る以前に、別のレース4aの外周寄り部分が上記保持部
9の周囲部分に当接してしまう。この結果、上記レース
4bと奥面9aとの間に隙間が形成され、スラストころ
軸受1aによる回転支持を行えない。
構成される従来のスラストころ軸受に於いては、次に述
べる様な不都合を生じる。先ず、図11〜12に示した
第1例の場合には、装着部位が限定され、保持部9の深
さによってはスペーサ等の別部品を使用しないと装着で
きない場合がある。即ち、図18に示す様に上記保持部
9が深いと、レース4bが保持部9の奥面9aに当接す
る以前に、別のレース4aの外周寄り部分が上記保持部
9の周囲部分に当接してしまう。この結果、上記レース
4bと奥面9aとの間に隙間が形成され、スラストころ
軸受1aによる回転支持を行えない。
【0013】又、図13〜17に示した第2〜4例の場
合には、上述の様な不都合がない代わりに、部品点数の
増大により製造コストが嵩むといった問題があった。即
ち、第2〜4例の構造の場合には、何れも保持環12、
12aが必要になり、その分だけ製造コストが嵩んでし
まう。
合には、上述の様な不都合がない代わりに、部品点数の
増大により製造コストが嵩むといった問題があった。即
ち、第2〜4例の構造の場合には、何れも保持環12、
12aが必要になり、その分だけ製造コストが嵩んでし
まう。
【0014】本発明のスラストころ軸受は、以上の様な
不都合を何れも解消すべく発明したものである。
不都合を何れも解消すべく発明したものである。
【0015】
【問題を解決するための課題】本発明のスラストころ軸
受は、前述した従来のスラストころ軸受と同様に、放射
方向に配列された複数のころを保持する保持器と、この
保持器に対向して設けられ、上記複数のころを当接させ
る少なくとも1枚のレースと、このレースの周面に形成
された円筒形の折り立て壁とを備えている。そして、こ
の折り立て壁の端縁部と上記保持器の周縁部との係合に
基づき上記レースと保持器との分離を防止し、上記折り
立て壁をケーシングの保持部に嵌合する事でこのケーシ
ングに装着される。
受は、前述した従来のスラストころ軸受と同様に、放射
方向に配列された複数のころを保持する保持器と、この
保持器に対向して設けられ、上記複数のころを当接させ
る少なくとも1枚のレースと、このレースの周面に形成
された円筒形の折り立て壁とを備えている。そして、こ
の折り立て壁の端縁部と上記保持器の周縁部との係合に
基づき上記レースと保持器との分離を防止し、上記折り
立て壁をケーシングの保持部に嵌合する事でこのケーシ
ングに装着される。
【0016】特に、本発明のスラストころ軸受に於いて
は、上記折り立て壁の端縁部から軸方向に延出する延出
片と、この延出片の先端部に形成された突出部とを備え
ている。そして、この突出部は、上記延出片の先端部か
ら直径方向一方で上記保持部と干渉する方向に折れ曲が
っている。
は、上記折り立て壁の端縁部から軸方向に延出する延出
片と、この延出片の先端部に形成された突出部とを備え
ている。そして、この突出部は、上記延出片の先端部か
ら直径方向一方で上記保持部と干渉する方向に折れ曲が
っている。
【0017】
【作用】上述の様に構成される本発明のスラストころ軸
受の軸受作用自体は、従来のスラストころ軸受と同様で
ある。又、本発明のスラストころ軸受の場合にも前述し
た従来構造の場合と同様に、ケーシングの保持部への装
着時に、表裏方向を正しく規制してから装着作業を行な
わない限り、スラストころ軸受を上記保持部に装着する
事ができない。この結果、スラストころ軸受を逆方向に
装着する事がなくなる。即ち、スラストころ軸受を保持
部に対して正しい方向で嵌合させる場合は、延出片の先
端部の突出部が保持部の周縁部と干渉する事がなく、折
り立て壁と保持部とが互いに嵌合する事を許容する。ス
ラストころ軸受を保持部に対して逆方向から嵌合させよ
うとした場合は、上記突出部が保持部の周縁部と干渉
し、折り立て壁と保持部とが互いに嵌合する事を阻止す
る。この為、スラストころ軸受を逆方向に装着する事が
できない。
受の軸受作用自体は、従来のスラストころ軸受と同様で
ある。又、本発明のスラストころ軸受の場合にも前述し
た従来構造の場合と同様に、ケーシングの保持部への装
着時に、表裏方向を正しく規制してから装着作業を行な
わない限り、スラストころ軸受を上記保持部に装着する
事ができない。この結果、スラストころ軸受を逆方向に
装着する事がなくなる。即ち、スラストころ軸受を保持
部に対して正しい方向で嵌合させる場合は、延出片の先
端部の突出部が保持部の周縁部と干渉する事がなく、折
り立て壁と保持部とが互いに嵌合する事を許容する。ス
ラストころ軸受を保持部に対して逆方向から嵌合させよ
うとした場合は、上記突出部が保持部の周縁部と干渉
し、折り立て壁と保持部とが互いに嵌合する事を阻止す
る。この為、スラストころ軸受を逆方向に装着する事が
できない。
【0018】特に、本発明のスラストころ軸受の場合に
は、保持部の軸方向に亙る寸法に関係なく、レースを相
手面に当接させる事ができる。この為、寸法が異なる保
持部に同種のスラスト転がり軸受を装着する事が可能に
なる。又、誤組み付け防止の為に、スラスト転がり軸受
が本来必要とする以外の部品を使用しない為、部品点数
の増大により製作費を高くする事もない。
は、保持部の軸方向に亙る寸法に関係なく、レースを相
手面に当接させる事ができる。この為、寸法が異なる保
持部に同種のスラスト転がり軸受を装着する事が可能に
なる。又、誤組み付け防止の為に、スラスト転がり軸受
が本来必要とする以外の部品を使用しない為、部品点数
の増大により製作費を高くする事もない。
【0019】
【実施例】図1〜4は本発明の第一実施例を示してい
る。尚、本発明のスラストころ軸受1Aの特徴は、ケー
シングの保持部に対して、正規の方向でのみ組み付け可
能にする部分の構造にある。その他の部分の構造及び作
用は、前記図9に示した従来のスラストころ軸受1と同
様であるから、同等部分には同一符号を付して重複する
説明を省略し、以下、本発明の特徴部分を中心に説明す
る。
る。尚、本発明のスラストころ軸受1Aの特徴は、ケー
シングの保持部に対して、正規の方向でのみ組み付け可
能にする部分の構造にある。その他の部分の構造及び作
用は、前記図9に示した従来のスラストころ軸受1と同
様であるから、同等部分には同一符号を付して重複する
説明を省略し、以下、本発明の特徴部分を中心に説明す
る。
【0020】外輪と呼ばれるレース4bの外周縁部に形
成した折り立て壁6bの端縁部複数個所(図示の例では
4個所)には、この端縁部から軸方向(図1の上下方
向、図2の表裏方向)に延出する延出片17、17を形
成している。そして、これら各延出片17、17の先端
部に、それぞれ突出部18、18を形成している。これ
ら各突出部18、18は、それぞれ上記各延出片17、
17の先端部外周面から直径方向外方に突出する。即
ち、これら各突出部18、18は、上記各延出片17、
17の先端部の幅方向中央部を直径方向外方に塑性変形
させる事により形成されており、上記各延出片17、1
7の先端部からケーシング8の保持部9の開口周縁部と
干渉する方向に折れ曲がっている。レース4bと保持器
3との分離を防止する為の係止部7b、7bは、上記各
延出片17、17の中間部に形成されている。上記各突
出部18、18を各延出片17、17に対して折り曲げ
る(塑性変形させる)角度は90度未満としている。従
って、これら各突出部18、18と各延出片17、17
との外周側面同士の交差角度は鈍角である。
成した折り立て壁6bの端縁部複数個所(図示の例では
4個所)には、この端縁部から軸方向(図1の上下方
向、図2の表裏方向)に延出する延出片17、17を形
成している。そして、これら各延出片17、17の先端
部に、それぞれ突出部18、18を形成している。これ
ら各突出部18、18は、それぞれ上記各延出片17、
17の先端部外周面から直径方向外方に突出する。即
ち、これら各突出部18、18は、上記各延出片17、
17の先端部の幅方向中央部を直径方向外方に塑性変形
させる事により形成されており、上記各延出片17、1
7の先端部からケーシング8の保持部9の開口周縁部と
干渉する方向に折れ曲がっている。レース4bと保持器
3との分離を防止する為の係止部7b、7bは、上記各
延出片17、17の中間部に形成されている。上記各突
出部18、18を各延出片17、17に対して折り曲げ
る(塑性変形させる)角度は90度未満としている。従
って、これら各突出部18、18と各延出片17、17
との外周側面同士の交差角度は鈍角である。
【0021】尚、上記各延出片17、17の先端部は、
図示の様に、内輪と呼ばれるレース4aの上面よりも上
方に突出していても良い。但し、突出しない様にすれ
ば、相手部材10(図9〜10)の形状に関係なく使用
可能なスラストころ軸受1Aを構成できて、汎用性を高
める事が可能になる。即ち、相手部材10の取付面が、
上記レース4aの上面に対向する部分のみが下方に突出
した形状であれば、上記各延出片17、17の先端部が
上記レース4aの上面よりも突出していても、特に問題
とはならない。これに対して、上記取付面が上記レース
4aの上面から上記各延出片17、17の先端部に対向
する部分まで達する単一平面であった場合には、上記各
延出片17、17の先端部が上記レース4aの上面より
も突出しない様にする必要がある。従って、相手部材1
0の取付面の形状に関係なく、スラストころ軸受1Aを
使用可能にする為には、上記各延出片17、17の先端
部が上記レース4aの上面よりも突出させない事が好ま
しい。
図示の様に、内輪と呼ばれるレース4aの上面よりも上
方に突出していても良い。但し、突出しない様にすれ
ば、相手部材10(図9〜10)の形状に関係なく使用
可能なスラストころ軸受1Aを構成できて、汎用性を高
める事が可能になる。即ち、相手部材10の取付面が、
上記レース4aの上面に対向する部分のみが下方に突出
した形状であれば、上記各延出片17、17の先端部が
上記レース4aの上面よりも突出していても、特に問題
とはならない。これに対して、上記取付面が上記レース
4aの上面から上記各延出片17、17の先端部に対向
する部分まで達する単一平面であった場合には、上記各
延出片17、17の先端部が上記レース4aの上面より
も突出しない様にする必要がある。従って、相手部材1
0の取付面の形状に関係なく、スラストころ軸受1Aを
使用可能にする為には、上記各延出片17、17の先端
部が上記レース4aの上面よりも突出させない事が好ま
しい。
【0022】上述の様に構成される本発明のスラストこ
ろ軸受1Aの軸受の場合、ケーシング8の保持部9への
装着時に、表裏方向を正しく規制してから装着作業を行
なわない限り装着作業を行えない。即ち、図4(A)に
示す様に、スラストころ軸受1Aを保持部9に対して正
しい方向で嵌合させる場合は、上記各延出片17の先端
部に形成した突出部18が、上記保持部9の開口周縁部
と干渉する事がない。従って、レース4bの折り立て壁
6bを上記保持部9に内嵌する事が可能になり、上記ス
ラストころ軸受1Aを回転支持部に組み付けられる。こ
れに対して、図4(B)に示す様に、スラストころ軸受
1Aを保持部9に対して逆方向から嵌合させようとした
場合は、上記各突出部18が保持部9の開口周縁部と衝
合し、上記折り立て壁6bが保持部9に内嵌する事を阻
止する。この為、スラストころ軸受1Aを逆方向に装着
する事ができない。
ろ軸受1Aの軸受の場合、ケーシング8の保持部9への
装着時に、表裏方向を正しく規制してから装着作業を行
なわない限り装着作業を行えない。即ち、図4(A)に
示す様に、スラストころ軸受1Aを保持部9に対して正
しい方向で嵌合させる場合は、上記各延出片17の先端
部に形成した突出部18が、上記保持部9の開口周縁部
と干渉する事がない。従って、レース4bの折り立て壁
6bを上記保持部9に内嵌する事が可能になり、上記ス
ラストころ軸受1Aを回転支持部に組み付けられる。こ
れに対して、図4(B)に示す様に、スラストころ軸受
1Aを保持部9に対して逆方向から嵌合させようとした
場合は、上記各突出部18が保持部9の開口周縁部と衝
合し、上記折り立て壁6bが保持部9に内嵌する事を阻
止する。この為、スラストころ軸受1Aを逆方向に装着
する事ができない。
【0023】特に、本発明のスラストころ軸受1Aの場
合には、上記保持部9の軸方向に亙る寸法(本実施例の
場合には保持部9の深さ)に関係なく、上記各延出片1
7、17及び突出部18、18を有するレース4bを相
手面である保持部9の奥面9aに当接させる事ができ
る。即ち、図4(A)の状態で上記保持部9がより深か
った場合には、上記各突出部18、18がこの保持部9
の開口縁に押される事で、上記各延出片17、17が直
径方向内方に弾性変形する。従って、上記各突出部1
8、18の存在に関係なく、上記スラスト軸受1Aを保
持部9の奥にまで押し込んで、上記レース4bと上記奥
面9aとを当接させることができる。この為、深さ寸法
が異なる保持部9に同種のスラスト転がり軸受1Aを組
み付ける事が可能になる。又、誤組み付け防止の為に、
保持環12、12a(図13、15、17)の様な、ス
ラスト転がり軸受1Aが本来必要とする以外の部品を使
用しない為、部品点数の増大により製作費を高くする事
もない。
合には、上記保持部9の軸方向に亙る寸法(本実施例の
場合には保持部9の深さ)に関係なく、上記各延出片1
7、17及び突出部18、18を有するレース4bを相
手面である保持部9の奥面9aに当接させる事ができ
る。即ち、図4(A)の状態で上記保持部9がより深か
った場合には、上記各突出部18、18がこの保持部9
の開口縁に押される事で、上記各延出片17、17が直
径方向内方に弾性変形する。従って、上記各突出部1
8、18の存在に関係なく、上記スラスト軸受1Aを保
持部9の奥にまで押し込んで、上記レース4bと上記奥
面9aとを当接させることができる。この為、深さ寸法
が異なる保持部9に同種のスラスト転がり軸受1Aを組
み付ける事が可能になる。又、誤組み付け防止の為に、
保持環12、12a(図13、15、17)の様な、ス
ラスト転がり軸受1Aが本来必要とする以外の部品を使
用しない為、部品点数の増大により製作費を高くする事
もない。
【0024】尚、図3に示した延出片17の形状は、図
5(A)に示す様な、折り立て壁6bの端縁と帯状部と
を四分の一円弧部で連続させたものであるが、同図
(B)に示す様な四分の一円弧部を省略した形状、或は
同図(C)に示す様な富士山形の形状とする事もでき
る。又、各延出片17の先端部に形成する突出部18の
形状に就いても、各延出片17の幅方向中間部のみを塑
性変形させるのに代えて、図6に示す様に、各延出片1
7の先端部全体を塑性変形させて突出部18aとする事
もできる。
5(A)に示す様な、折り立て壁6bの端縁と帯状部と
を四分の一円弧部で連続させたものであるが、同図
(B)に示す様な四分の一円弧部を省略した形状、或は
同図(C)に示す様な富士山形の形状とする事もでき
る。又、各延出片17の先端部に形成する突出部18の
形状に就いても、各延出片17の幅方向中間部のみを塑
性変形させるのに代えて、図6に示す様に、各延出片1
7の先端部全体を塑性変形させて突出部18aとする事
もできる。
【0025】次に、図7〜8は本発明の第二実施例を示
している。本実施例のスラストころ軸受1Bは、ケーシ
ング8aに形成した短円柱状の保持部16(図15、1
7)に装着する構造を備えている。この為に本実施例の
場合には、内輪と呼ばれるレース4aの内周縁部に形成
した折り立て壁6aの端縁に延出片17、17を形成
し、これら各延出片17、17の先端部に、それぞれが
直径方向内方に折れ曲がった突出部18b、18bを形
成している。
している。本実施例のスラストころ軸受1Bは、ケーシ
ング8aに形成した短円柱状の保持部16(図15、1
7)に装着する構造を備えている。この為に本実施例の
場合には、内輪と呼ばれるレース4aの内周縁部に形成
した折り立て壁6aの端縁に延出片17、17を形成
し、これら各延出片17、17の先端部に、それぞれが
直径方向内方に折れ曲がった突出部18b、18bを形
成している。
【0026】本実施例の場合、スラストころ軸受1Bを
保持部16に対して正しい方向で嵌合させる場合は、上
記各延出片17の先端部に形成した突出部18bが、上
記保持部16の先端面外周寄り部分と干渉しない。従っ
て、レース4aの折り立て壁6aを上記保持部16に外
嵌する事が可能になり、上記スラストころ軸受1Bを回
転支持部に組み付けられる。これに対して、スラストこ
ろ軸受1Bを保持部16に対して逆方向から嵌合させよ
うとした場合は、上記各突出部18bが保持部16の先
端面外周寄り部分と衝合し、上記折り立て壁6aを保持
部16が外嵌9する事を阻止する。この為、スラストこ
ろ軸受1Bを逆方向に装着する事ができない。
保持部16に対して正しい方向で嵌合させる場合は、上
記各延出片17の先端部に形成した突出部18bが、上
記保持部16の先端面外周寄り部分と干渉しない。従っ
て、レース4aの折り立て壁6aを上記保持部16に外
嵌する事が可能になり、上記スラストころ軸受1Bを回
転支持部に組み付けられる。これに対して、スラストこ
ろ軸受1Bを保持部16に対して逆方向から嵌合させよ
うとした場合は、上記各突出部18bが保持部16の先
端面外周寄り部分と衝合し、上記折り立て壁6aを保持
部16が外嵌9する事を阻止する。この為、スラストこ
ろ軸受1Bを逆方向に装着する事ができない。
【0027】本実施例の場合、上記保持部16の高さ寸
法が大きくても、各延出片17、17が直径方向外方に
弾性変形する事で、上記レース4aとケーシング8aと
を当接させる事が可能になる。尚、突出部18bの先端
縁位置とレース4bの上面位置との関係に就いて考慮す
べき点に関しては、前述した第一実施例の場合と同様で
ある。
法が大きくても、各延出片17、17が直径方向外方に
弾性変形する事で、上記レース4aとケーシング8aと
を当接させる事が可能になる。尚、突出部18bの先端
縁位置とレース4bの上面位置との関係に就いて考慮す
べき点に関しては、前述した第一実施例の場合と同様で
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明のスラストころ軸受は、以上に述
べた通り構成され作用する為、ケーシングに対して軸受
を逆方向に組み付ける事を確実に防止する事ができ、逆
方向組み付けに伴う作動不良や耐久性の低下を確実に防
止する事ができる。又、保持部の軸方向に亙る寸法に関
係なく、レースを相手面に当接させる事ができ、寸法が
異なる保持部に同種のスラスト転がり軸受を組み付ける
事が可能になる。しかも、誤組み付け防止の為に、スラ
スト転がり軸受が本来必要とする以外の部品を使用しな
い為、部品点数の増大により製作費を高くする事もな
い。この為、汎用性の向上と部品点数の低減とにより、
製作費、部品管理、製品管理の面からコスト低減が可能
になる。
べた通り構成され作用する為、ケーシングに対して軸受
を逆方向に組み付ける事を確実に防止する事ができ、逆
方向組み付けに伴う作動不良や耐久性の低下を確実に防
止する事ができる。又、保持部の軸方向に亙る寸法に関
係なく、レースを相手面に当接させる事ができ、寸法が
異なる保持部に同種のスラスト転がり軸受を組み付ける
事が可能になる。しかも、誤組み付け防止の為に、スラ
スト転がり軸受が本来必要とする以外の部品を使用しな
い為、部品点数の増大により製作費を高くする事もな
い。この為、汎用性の向上と部品点数の低減とにより、
製作費、部品管理、製品管理の面からコスト低減が可能
になる。
【図1】本発明の第一実施例を示す部分断面図。
【図2】第一実施例に使用するレースの平面図。
【図3】同じくレースの部分斜視図。
【図4】ケーシングの保持部への装着状況を示してお
り、(A)は正規の方向で装着した状態を、(B)は逆
方向から装着しようとした状態を、それぞれ表す部分断
面図。
り、(A)は正規の方向で装着した状態を、(B)は逆
方向から装着しようとした状態を、それぞれ表す部分断
面図。
【図5】延出片の形状の3例を示す、それぞれ図3のA
矢視図。
矢視図。
【図6】突出部の形状の別例を示す、図3と同様の図。
【図7】本発明の第二実施例を示す部分断面図。
【図8】第二実施例に使用するレースの平面図。
【図9】従来から知られたスラストころ軸受をケーシン
グに対して正規の方向に組み付けた状態を示す部分断面
図。
グに対して正規の方向に組み付けた状態を示す部分断面
図。
【図10】同じく逆方向に組み付けた状態を示す部分断
面図。
面図。
【図11】誤組み付け防止を考慮した従来構造の第1例
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
【図12】同じく逆方向から組み付けようとしている状
態で示す断面図。
態で示す断面図。
【図13】誤組み付け防止を考慮した従来構造の第2例
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
【図14】図13のB矢視図。
【図15】誤組み付け防止を考慮した従来構造の第3例
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
【図16】図15のC矢視図。
【図17】誤組み付け防止を考慮した従来構造の第4例
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
を、正規の方向から組み付けようとしている状態で示す
断面図。
【図18】上記第1例の構造を有するスラストころ軸受
を、深さ寸法が大きな保持部に組み付けようとした状態
を示す部分断面図。
を、深さ寸法が大きな保持部に組み付けようとした状態
を示す部分断面図。
1、1a、1b、1c、1d、1A、1B スラストこ
ろ軸受 2 ころ 3 保持器 4a、4b レース 5 ポケット 6a、6b 折り立て壁 7a、7b 係止部 8、8a ケーシング 9 保持部 9a 奥面 10 相手部材 10a 端面 11a、11b 隙間 12、12a 保持器 13、13a 折り曲げ縁 14、14a 弾性片 15 切目 16 保持部 17 延出片 18、18a、18b 突出部
ろ軸受 2 ころ 3 保持器 4a、4b レース 5 ポケット 6a、6b 折り立て壁 7a、7b 係止部 8、8a ケーシング 9 保持部 9a 奥面 10 相手部材 10a 端面 11a、11b 隙間 12、12a 保持器 13、13a 折り曲げ縁 14、14a 弾性片 15 切目 16 保持部 17 延出片 18、18a、18b 突出部
Claims (1)
- 【請求項1】 放射方向に配列された複数のころを保持
する保持器と、この保持器に対向して設けられ、上記複
数のころを当接させる少なくとも1枚のレースと、この
レースの周縁部に形成された円筒形の折り立て壁とを備
え、この折り立て壁の端縁部と上記保持器の周縁部との
係合に基づき上記レースと保持器との分離を防止し、上
記折り立て壁をケーシングの保持部に嵌合する事でこの
ケーシングに装着されるスラストころ軸受に於いて、上
記折り立て壁の端縁部から軸方向に延出する延出片と、
この延出片の先端部に形成された突出部とを備え、この
突出部は、上記延出片の先端部から直径方向一方で上記
保持部と干渉する方向に、折れ曲がっている事を特徴と
するスラストころ軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24640694A JPH08109925A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スラストころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24640694A JPH08109925A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スラストころ軸受 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003189636A Division JP2004028342A (ja) | 2003-07-01 | 2003-07-01 | スラストころ軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08109925A true JPH08109925A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17148030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24640694A Pending JPH08109925A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | スラストころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08109925A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7927022B2 (en) | 2005-04-05 | 2011-04-19 | Nsk Ltd. | Thrust roller bearing |
| WO2012105662A1 (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-09 | 日本精工株式会社 | スラストころ軸受 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP24640694A patent/JPH08109925A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7927022B2 (en) | 2005-04-05 | 2011-04-19 | Nsk Ltd. | Thrust roller bearing |
| DE112005003532B4 (de) * | 2005-04-05 | 2011-09-08 | Nsk Ltd. | Axialrollenlager |
| WO2012105662A1 (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-09 | 日本精工株式会社 | スラストころ軸受 |
| CN102812260A (zh) * | 2011-02-02 | 2012-12-05 | 日本精工株式会社 | 推力滚子轴承 |
| JP2014081082A (ja) * | 2011-02-02 | 2014-05-08 | Nsk Ltd | スラストころ軸受 |
| JP5569590B2 (ja) * | 2011-02-02 | 2014-08-13 | 日本精工株式会社 | スラストころ軸受 |
| US8961029B2 (en) | 2011-02-02 | 2015-02-24 | Nsk Ltd. | Roller thrust bearing |
| KR101504810B1 (ko) * | 2011-02-02 | 2015-03-20 | 닛뽄 세이꼬 가부시기가이샤 | 스러스트 롤러 베어링 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |