JPH0811013A - フライス工具 - Google Patents
フライス工具Info
- Publication number
- JPH0811013A JPH0811013A JP15018194A JP15018194A JPH0811013A JP H0811013 A JPH0811013 A JP H0811013A JP 15018194 A JP15018194 A JP 15018194A JP 15018194 A JP15018194 A JP 15018194A JP H0811013 A JPH0811013 A JP H0811013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- insert
- breaker
- main cutting
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 交換式インサートの切刃稜線が5〜9°の横
すいく角でもって取りつけられ、さらに上記ブレーカ溝
が12〜17°のブレーカ角で、且つ該ブレーカ角が任
意の位置にてほぼ一定の角度となるように取りつけられ
るようフライス工具を構成した。 【効果】 切削精度が高く、さらに刃先強度と切屑処理
性能が飛躍的に向上した。
すいく角でもって取りつけられ、さらに上記ブレーカ溝
が12〜17°のブレーカ角で、且つ該ブレーカ角が任
意の位置にてほぼ一定の角度となるように取りつけられ
るようフライス工具を構成した。 【効果】 切削精度が高く、さらに刃先強度と切屑処理
性能が飛躍的に向上した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属等の材料を切削加
工するべく、円筒形状をなすホルダーにブレーカー付交
換式インサートを交換自在に取りつけるフライス工具に
関するものである。
工するべく、円筒形状をなすホルダーにブレーカー付交
換式インサートを交換自在に取りつけるフライス工具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属等の材料の特定の切削加
工のために交換式インサート(以下、インサートと略称
する)を備えたフライス工具が用いられている。このよ
うなフライス工具10は、図14乃至図15の略図に示
すようにラジアル角nおよびアキシャル角mの両方に傾
きを持った取付面11にインサート12を取付けた状態
で切削加工を行うよう構成されており、且つ、水平な主
切刃稜を持ったシンプルな形状の多角形プレート状のイ
ンサートや、特公平2−95508号に示されるインサ
ートの如く、主切刃稜が水平方向に対し略20°程で直
線的に傾いたインサートが用いられていた。
工のために交換式インサート(以下、インサートと略称
する)を備えたフライス工具が用いられている。このよ
うなフライス工具10は、図14乃至図15の略図に示
すようにラジアル角nおよびアキシャル角mの両方に傾
きを持った取付面11にインサート12を取付けた状態
で切削加工を行うよう構成されており、且つ、水平な主
切刃稜を持ったシンプルな形状の多角形プレート状のイ
ンサートや、特公平2−95508号に示されるインサ
ートの如く、主切刃稜が水平方向に対し略20°程で直
線的に傾いたインサートが用いられていた。
【0003】しかしながら、これらのフライス工具の場
合、前記インサートをフライス工具のホルダーに取りつ
け切削加工を行う際、ラジアル方向およびアキシャル方
向の両方に傾きを持った取付面にインサートが取付けら
れていることにより、一般的に図16に示す主切刃稜に
よる回転体oの模式図に示すように切削面がわずかに湾
曲してしまうという不具合があった。
合、前記インサートをフライス工具のホルダーに取りつ
け切削加工を行う際、ラジアル方向およびアキシャル方
向の両方に傾きを持った取付面にインサートが取付けら
れていることにより、一般的に図16に示す主切刃稜に
よる回転体oの模式図に示すように切削面がわずかに湾
曲してしまうという不具合があった。
【0004】これに対し、特公平2ー98415号の発
明のインサートの如く、図17に示すような主切刃稜1
3を曲線状としたインサート12を取りつけるフライス
工具が用いられ、このようなフライス工具ではその主切
刃稜13を、図17の主切刃稜による回転体qの模式図
に示すように切削面が直線状となるような曲線で構成
し、上記の問題を解決しようとしていた。
明のインサートの如く、図17に示すような主切刃稜1
3を曲線状としたインサート12を取りつけるフライス
工具が用いられ、このようなフライス工具ではその主切
刃稜13を、図17の主切刃稜による回転体qの模式図
に示すように切削面が直線状となるような曲線で構成
し、上記の問題を解決しようとしていた。
【0005】
【従来技術の課題】しかしながら、上記主切刃稜を曲線
状としたインサートを取りつける従来のフライス工具
は、インサートの主切刃稜が曲線状なので強度が低く、
従って切屑処理範囲が非常に限定されるものであった。
状としたインサートを取りつける従来のフライス工具
は、インサートの主切刃稜が曲線状なので強度が低く、
従って切屑処理範囲が非常に限定されるものであった。
【0006】さらに、従来のインサートでは切刃稜の横
すくい角、及びブレーカ溝のすくい面のブレーカ角につ
いて最適な角度を設定するという工夫がなされていなか
ったため、SUS材の切削時に、図18に示すインサー
ト12の主切刃稜13の第1次境界線14での欠損が顕
著であった。
すくい角、及びブレーカ溝のすくい面のブレーカ角につ
いて最適な角度を設定するという工夫がなされていなか
ったため、SUS材の切削時に、図18に示すインサー
ト12の主切刃稜13の第1次境界線14での欠損が顕
著であった。
【0007】このように従来のフライス工具では、切削
精度、刃先強度および切屑処理性能の全ての面で満足い
くものではなかった。
精度、刃先強度および切屑処理性能の全ての面で満足い
くものではなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒形状をな
すホルダーにブレーカー付交換式インサートを交換自在
に取りつけるフライス工具において、上記交換式インサ
ートは、主切刃稜線が直線的に傾くとともに、ホルダー
に形成したインサート取付面のアキシャルレーキ角度お
よびラジアルレーキ角度並びに上記インサートの主切刃
稜の水平方向に対する傾斜角度および前記ブレーカ溝の
すくい角をそれぞれ調整し、これにより該インサートの
主切刃稜が4〜10°の横すいく角でもって取りつけら
れ、さらに上記ブレーカ溝が12〜17°のブレーカ角
で、且つ該ブレーカ角が任意の位置にてほぼ一定の角度
となるように取りつけられるよう構成したことによっ
て、切削精度を保ちつつ、刃先強度と切屑処理性能を向
上させたフライス工具を提供するものである。
すホルダーにブレーカー付交換式インサートを交換自在
に取りつけるフライス工具において、上記交換式インサ
ートは、主切刃稜線が直線的に傾くとともに、ホルダー
に形成したインサート取付面のアキシャルレーキ角度お
よびラジアルレーキ角度並びに上記インサートの主切刃
稜の水平方向に対する傾斜角度および前記ブレーカ溝の
すくい角をそれぞれ調整し、これにより該インサートの
主切刃稜が4〜10°の横すいく角でもって取りつけら
れ、さらに上記ブレーカ溝が12〜17°のブレーカ角
で、且つ該ブレーカ角が任意の位置にてほぼ一定の角度
となるように取りつけられるよう構成したことによっ
て、切削精度を保ちつつ、刃先強度と切屑処理性能を向
上させたフライス工具を提供するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は本実施例のフライス工具1を破断して示し、
このフライス工具1はホルダー本体2の下端部に複数の
多角形プレート状のインサート3を装着した正面フライ
ス工具1で、図2乃至図3に示すようにインサート取付
面4がアキシャルレーキ角20°、ラジアルレーキ角3
°でもって形成されている。
る。図1は本実施例のフライス工具1を破断して示し、
このフライス工具1はホルダー本体2の下端部に複数の
多角形プレート状のインサート3を装着した正面フライ
ス工具1で、図2乃至図3に示すようにインサート取付
面4がアキシャルレーキ角20°、ラジアルレーキ角3
°でもって形成されている。
【0010】図4は前記フライス工具1に装着するイン
サート3を示し、該インサート3は全周縁に切刃稜が形
成され、4つのコーナー角部がさらえ刃5、それ以外の
部分が主切刃稜6となっている。また、該主切刃稜6は
図5に示すようにV字状で直線的に形成され且つ水平方
向に対しα=1°〜6°傾斜している。さらに、図6乃
至図7に示すように主切刃稜6の内側にはブレーカ溝7
が形成されているが、そのすくい面のすくい角βは隣接
するさらえ刃5の近傍では、図6に示すように大きく、
中間点Pの近傍では、図7に示すように小さくなるよう
漸次角度を変えた構成となっている。
サート3を示し、該インサート3は全周縁に切刃稜が形
成され、4つのコーナー角部がさらえ刃5、それ以外の
部分が主切刃稜6となっている。また、該主切刃稜6は
図5に示すようにV字状で直線的に形成され且つ水平方
向に対しα=1°〜6°傾斜している。さらに、図6乃
至図7に示すように主切刃稜6の内側にはブレーカ溝7
が形成されているが、そのすくい面のすくい角βは隣接
するさらえ刃5の近傍では、図6に示すように大きく、
中間点Pの近傍では、図7に示すように小さくなるよう
漸次角度を変えた構成となっている。
【0011】このように構成されるインサート3を装着
した前記フライス工具1では、前述のように主切刃稜6
が水平方向に対しα=1°〜6°傾斜させることによっ
て、図8乃至図9に示す如く主切刃稜6の横すくい角x
=5°〜9°、アキシャルレーキ角y=21°〜26°
となる。
した前記フライス工具1では、前述のように主切刃稜6
が水平方向に対しα=1°〜6°傾斜させることによっ
て、図8乃至図9に示す如く主切刃稜6の横すくい角x
=5°〜9°、アキシャルレーキ角y=21°〜26°
となる。
【0012】ところで、前記インサート3のブレーカ溝
7のすくい角βを任意の位置で一定とした場合、これを
ホルダー本体2に取りつけた場合のブレーカ角zは図1
0乃至図11に示すように切り込み位置にて変化し、一
例によると切り込みd=0.5mmとd=2.0mmで
約1.5°の差が生じた。そこで、前記インサート3は
フライス工具1の形状を考慮して3次元CADを用いて
設計され、図12乃至図13に示すように前記ブレーカ
角zがほぼ一定で、且つブレーカ角z=12°〜17°
となるように設計されている。
7のすくい角βを任意の位置で一定とした場合、これを
ホルダー本体2に取りつけた場合のブレーカ角zは図1
0乃至図11に示すように切り込み位置にて変化し、一
例によると切り込みd=0.5mmとd=2.0mmで
約1.5°の差が生じた。そこで、前記インサート3は
フライス工具1の形状を考慮して3次元CADを用いて
設計され、図12乃至図13に示すように前記ブレーカ
角zがほぼ一定で、且つブレーカ角z=12°〜17°
となるように設計されている。
【0013】以上のように構成される本実施例のフライ
ス工具1は、以下のような特徴を有している。すなわ
ち、上記フライス工具1では、インサート3の主切刃稜
6の横すくい角x=5°〜9°となっているが、この範
囲であれば主切刃稜6が直線状であっても、切削面がほ
ぼ直線的となるとともに主切刃稜6が直線状であるので
耐欠損性に優れ、特にx=6°〜8°であればより好ま
しいことが判った。さらに、前記ブレーカ角z=12°
〜17°となるように設計しているので耐欠損性に優れ
る上に切屑処理が良好である、そして、このブレーカ角
zをほぼ一定としているので主切刃稜6の部位によって
強度や切屑処理にバラツキが出ることもない。このブレ
ーカ角zとしては13°〜15°であればさらに好まし
いことが判った。
ス工具1は、以下のような特徴を有している。すなわ
ち、上記フライス工具1では、インサート3の主切刃稜
6の横すくい角x=5°〜9°となっているが、この範
囲であれば主切刃稜6が直線状であっても、切削面がほ
ぼ直線的となるとともに主切刃稜6が直線状であるので
耐欠損性に優れ、特にx=6°〜8°であればより好ま
しいことが判った。さらに、前記ブレーカ角z=12°
〜17°となるように設計しているので耐欠損性に優れ
る上に切屑処理が良好である、そして、このブレーカ角
zをほぼ一定としているので主切刃稜6の部位によって
強度や切屑処理にバラツキが出ることもない。このブレ
ーカ角zとしては13°〜15°であればさらに好まし
いことが判った。
【0014】なお、前記横すくい角xが5°より小さい
時には切削面が湾曲状となるとともに切削抵抗が大きく
切削面にブレが生じ易くなった。他方、上記前記ブレー
カ角zが9°より大きい時には切削面が湾曲状となると
ともに主切刃稜6に欠損が生じる事例があった。
時には切削面が湾曲状となるとともに切削抵抗が大きく
切削面にブレが生じ易くなった。他方、上記前記ブレー
カ角zが9°より大きい時には切削面が湾曲状となると
ともに主切刃稜6に欠損が生じる事例があった。
【0015】また、前記ブレーカ角zが12°より小さ
い時、主切刃稜6の欠損がなかったが、切削抵抗が大き
く切削面にブレが生じ易くなるとともに切屑がゼンマイ
状にカールし難くなった。他方、前記ブレーカ角zが1
7°より大きい時、切削面は良好で切屑もゼンマイ状に
カールするが、主切刃稜6に欠損が生じる事例があっ
た。
い時、主切刃稜6の欠損がなかったが、切削抵抗が大き
く切削面にブレが生じ易くなるとともに切屑がゼンマイ
状にカールし難くなった。他方、前記ブレーカ角zが1
7°より大きい時、切削面は良好で切屑もゼンマイ状に
カールするが、主切刃稜6に欠損が生じる事例があっ
た。
【0016】なお、本実施例では、フライス工具1のイ
ンサート取付面4のアキシャルレーキ角20°、ラジア
ルレーキ角3°でもって形成されたものを示したが、こ
れらアキシャルレーキ角、ラジアルレーキ角は任意に設
定することができ、いずれにしてもホルダーに形成した
インサート取付面4のアキシャルレーキ角度およびジア
ルレーキ角度並びに上記インサート3の主切刃稜6の水
平方向に対する傾斜角度αおよび前記ブレーカ溝7のす
くい角βをそれぞれ調整し、これにより該インサート3
の主切刃稜6が4〜10°の横すいく角xでもって取り
つけられ、さらに上記ブレーカ溝7が12〜17°のブ
レーカ角zで、且つ該ブレーカ角zが任意の位置にてほ
ぼ一定の角度となるように取りつけられるよう構成すれ
ば良い。
ンサート取付面4のアキシャルレーキ角20°、ラジア
ルレーキ角3°でもって形成されたものを示したが、こ
れらアキシャルレーキ角、ラジアルレーキ角は任意に設
定することができ、いずれにしてもホルダーに形成した
インサート取付面4のアキシャルレーキ角度およびジア
ルレーキ角度並びに上記インサート3の主切刃稜6の水
平方向に対する傾斜角度αおよび前記ブレーカ溝7のす
くい角βをそれぞれ調整し、これにより該インサート3
の主切刃稜6が4〜10°の横すいく角xでもって取り
つけられ、さらに上記ブレーカ溝7が12〜17°のブ
レーカ角zで、且つ該ブレーカ角zが任意の位置にてほ
ぼ一定の角度となるように取りつけられるよう構成すれ
ば良い。
【0017】実施例1 ホルダー本体2のインサート取付面4のアキシャルレー
キ角20°、ラジアルレーキ角3°で前記主切刃稜6の
横すくい角x=7°、ブレーカ溝7のブレーカ角z=1
3°のインサート3と、比較例として波型状の主切刃稜
を有するインサートを同一のホルダー本体2に装着し、
本実施例のフライス工具1と比較例のフライス工具と
し、以下の条件でSUS304を切削加工した。
キ角20°、ラジアルレーキ角3°で前記主切刃稜6の
横すくい角x=7°、ブレーカ溝7のブレーカ角z=1
3°のインサート3と、比較例として波型状の主切刃稜
を有するインサートを同一のホルダー本体2に装着し、
本実施例のフライス工具1と比較例のフライス工具と
し、以下の条件でSUS304を切削加工した。
【0018】V=166、 d=2 f=0.2、 1パス切削長=200mm その結果、本実施例のフライス工具1では一次境界部の
損傷例がなかったが、比較例のインサートには一次境界
部の損傷例が発生した。また、本実施例のフライス工具
1では切屑がゼンマイ状に湾曲したが比較例のフライス
工具ではゼンマイ状に湾曲しなかった。さらに、チップ
摩耗状態、仕上げ面の評価でも本実施例のフライス工具
1の方が顕著に優れていた。
損傷例がなかったが、比較例のインサートには一次境界
部の損傷例が発生した。また、本実施例のフライス工具
1では切屑がゼンマイ状に湾曲したが比較例のフライス
工具ではゼンマイ状に湾曲しなかった。さらに、チップ
摩耗状態、仕上げ面の評価でも本実施例のフライス工具
1の方が顕著に優れていた。
【0019】実施例2 実施例1のフライス工具1と比較例のフライス工具を用
い、以下の条件でS50Cを加工した。
い、以下の条件でS50Cを加工した。
【0020】V=204、 d=2、 f=0.2、 1パス切削長=200mm その結果、本実施例のフライス工具1では切屑がゼンマ
イ状に湾曲したが比較例のフライス工具ではゼンマイ状
に湾曲しなかった。さらに、切削音、切屑飛散状態とも
に両者間に有意差は無かった。
イ状に湾曲したが比較例のフライス工具ではゼンマイ状
に湾曲しなかった。さらに、切削音、切屑飛散状態とも
に両者間に有意差は無かった。
【0021】実施例3 ホルダー本体2のインサート取付面4のアキシャルレー
キ角19°、ラジアルレーキ角2°、ブレーカ溝7のブ
レーカ角z=13°で前記主切刃稜6の横すくい角xが
表1に示すようなインサート3を実施例1の条件でSU
S304材を切削加工し、切削面の状態、インサート3
の摩耗状態や耐欠損性について観察した。
キ角19°、ラジアルレーキ角2°、ブレーカ溝7のブ
レーカ角z=13°で前記主切刃稜6の横すくい角xが
表1に示すようなインサート3を実施例1の条件でSU
S304材を切削加工し、切削面の状態、インサート3
の摩耗状態や耐欠損性について観察した。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示すように、インサート3の主切刃
稜6の横すくい角x=5°〜9°の時には主切刃稜6が
直線状であっても、切削面がほぼ直線的となるとともに
主切刃稜6が直線状であるので耐欠損性に優れ、特にx
=6°〜8°であればより好ましいことが判った。これ
に対して前記横すくい角xが5°より小さい時には切削
面が湾曲状となるとともに切削抵抗が大きく切削面にブ
レが生じ易くなり、他方、上記前記ブレーカ角zが9°
より大きい時には切削面が湾曲状となるとともに主切刃
稜6に欠損が生じる事例があった。
稜6の横すくい角x=5°〜9°の時には主切刃稜6が
直線状であっても、切削面がほぼ直線的となるとともに
主切刃稜6が直線状であるので耐欠損性に優れ、特にx
=6°〜8°であればより好ましいことが判った。これ
に対して前記横すくい角xが5°より小さい時には切削
面が湾曲状となるとともに切削抵抗が大きく切削面にブ
レが生じ易くなり、他方、上記前記ブレーカ角zが9°
より大きい時には切削面が湾曲状となるとともに主切刃
稜6に欠損が生じる事例があった。
【0024】実施例3 ホルダー本体2のインサート取付面4のアキシャルレー
キ角20°、ラジアルレーキ角3°、前記主切刃稜6の
横すくい角x=7°、ブレーカ溝7のブレーカ角zが表
1に示すようなインサート3を実施例1の条件でSUS
304材を切削加工し、切屑の処理具合やインサート3
の耐欠損性などについて観察した。
キ角20°、ラジアルレーキ角3°、前記主切刃稜6の
横すくい角x=7°、ブレーカ溝7のブレーカ角zが表
1に示すようなインサート3を実施例1の条件でSUS
304材を切削加工し、切屑の処理具合やインサート3
の耐欠損性などについて観察した。
【0025】
【表2】
【0026】表2に示すように、前記ブレーカ角zが1
2°〜17°の時には、耐欠損性に優れる上に切屑処理
が良好であり、13°〜15°であればさらに好ましい
ことが判った。
2°〜17°の時には、耐欠損性に優れる上に切屑処理
が良好であり、13°〜15°であればさらに好ましい
ことが判った。
【0027】なお、前記ブレーカ角zが12°より小さ
い時、主切刃稜6の欠損がなかったが、切削抵抗が大き
く切削面にブレが生じ易くなるとともに切屑がゼンマイ
状にカールし難くなった。他方、前記ブレーカ角zが1
7°より大きい時、切削面は良好で切屑もゼンマイ状に
カールするが、主切刃稜6に欠損が生じる事例があっ
た。
い時、主切刃稜6の欠損がなかったが、切削抵抗が大き
く切削面にブレが生じ易くなるとともに切屑がゼンマイ
状にカールし難くなった。他方、前記ブレーカ角zが1
7°より大きい時、切削面は良好で切屑もゼンマイ状に
カールするが、主切刃稜6に欠損が生じる事例があっ
た。
【0028】
【発明の効果】叙上のように本発明は、フライス工具に
おいて、交換式インサートの切刃稜線が5〜9°の横す
いく角でもって取りつけられ、さらに上記ブレーカ溝が
12〜17°のブレーカ角で、且つ該ブレーカ角が任意
の位置にてほぼ一定の角度となるように取りつけられる
よう構成したことによって、切削精度が高く、さらに刃
先強度と切屑処理性能が飛躍的に向上した。
おいて、交換式インサートの切刃稜線が5〜9°の横す
いく角でもって取りつけられ、さらに上記ブレーカ溝が
12〜17°のブレーカ角で、且つ該ブレーカ角が任意
の位置にてほぼ一定の角度となるように取りつけられる
よう構成したことによって、切削精度が高く、さらに刃
先強度と切屑処理性能が飛躍的に向上した。
【図1】本発明実施例のフライス工具の側面図である。
【図2】図1のF矢視図である。
【図3】図1のG矢視図である。
【図4】本発明実施例のフライス工具を構成する交換式
インサートの平面図である。
インサートの平面図である。
【図5】図4の交換式インサートの側面図である。
【図6】図4のAーA線断面図である。
【図7】図4のBーB線断面図である。
【図8】図1のF矢視図である。
【図9】図1のG矢視図である。
【図10】図4の交換式インサートのブレーカ溝のすく
い角を任意の位置で一定とした場合の図2におけるCー
C線断面図である。
い角を任意の位置で一定とした場合の図2におけるCー
C線断面図である。
【図11】図4の交換式インサートのブレーカ溝のすく
い角を任意の位置で一定とした場合の図2におけるDー
D線断面図である。
い角を任意の位置で一定とした場合の図2におけるDー
D線断面図である。
【図12】図2におけるCーC線断面図である。
【図13】図2におけるDーD線断面図である。
【図14】フライス工具の側面の略図である。
【図15】フライス工具の下面の略図である。
【図16】主切刃稜による回転体の側面図である。
【図17】(a)は主切刃稜を曲線状とした交換式イン
サートの斜視図であり、(b)はその主切刃稜による回
転体の側面図である。
サートの斜視図であり、(b)はその主切刃稜による回
転体の側面図である。
【図18】第1次境界線を示す略図である。
1 フライス工具 2 ホルダー本体 3 (交換式)インサート 4 インサート取付面 5 さらえ刃 6 主切刃稜 7 ブレーカ溝 α 傾斜 β すくい角 p 中心点 o、q 主切刃稜による回転体
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒形状をなすホルダーにブレーカ溝付
交換式インサートを交換自在に取りつけたフライス工具
であって、 上記交換式インサートは、主切刃稜線が直線的に傾くと
ともに、 ホルダーに形成したインサート取付面のアキシャルレー
キ角度およびラジアルレーキ角度並びに上記インサート
の主切刃稜の水平方向に対する傾斜角度および前記ブレ
ーカ溝のすくい角をそれぞれ調整することによって該イ
ンサートの主切刃稜が4〜10°の横すいく角でもって
取りつけられ、 さらに、上記ブレーカ溝が12〜17°のブレーカ角
で、且つ該ブレーカ角が任意の位置にてほぼ一定の角度
となるように取りつけられるよう、 構成されたフライス工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15018194A JPH0811013A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | フライス工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15018194A JPH0811013A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | フライス工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811013A true JPH0811013A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15491283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15018194A Pending JPH0811013A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | フライス工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811013A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002536197A (ja) * | 1999-02-15 | 2002-10-29 | サンドビック アクティエボラーグ | 旋削加工用の切削インサート |
| JP2004345081A (ja) * | 2004-07-12 | 2004-12-09 | Kyocera Corp | 回転式切削工具 |
| JP2013521140A (ja) * | 2010-03-04 | 2013-06-10 | ギューリング オッフェネ ハンデルスゲゼルシャフト | 正面フライスおよびその使用 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP15018194A patent/JPH0811013A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002536197A (ja) * | 1999-02-15 | 2002-10-29 | サンドビック アクティエボラーグ | 旋削加工用の切削インサート |
| JP2004345081A (ja) * | 2004-07-12 | 2004-12-09 | Kyocera Corp | 回転式切削工具 |
| JP2013521140A (ja) * | 2010-03-04 | 2013-06-10 | ギューリング オッフェネ ハンデルスゲゼルシャフト | 正面フライスおよびその使用 |
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