JPH08110228A - 墨出し装置 - Google Patents
墨出し装置Info
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- JPH08110228A JPH08110228A JP24613594A JP24613594A JPH08110228A JP H08110228 A JPH08110228 A JP H08110228A JP 24613594 A JP24613594 A JP 24613594A JP 24613594 A JP24613594 A JP 24613594A JP H08110228 A JPH08110228 A JP H08110228A
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- Japan
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- laser
- marking
- rotary table
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 墨出しに対する専門の知識がなくとも、誰で
も簡単に墨出し作業を行なうことができる墨出し装置を
提供する。 【構成】 基準点及び参照点に配置する2台のレーザ装
置と制御装置により墨出し装置を構成する。レーザ装置
は、360°全方位にレーザを照射して壁・床・天井等
にレーザラインを投影するレーザ照射器20と、レーザ
照射器20を搭載させる回転台21と、回転台21の位
置を微調節するx−yステージ22と、レーザの位置を
検出する位置検出素子23、水平較正器24及び指示針
25により構成される。制御装置は、墨出し点の2次元
位置に基づいて、2台のレーザ照射器20の相対的な位
置関係から回転台21を回転させるべき角度を計算し、
その角度に回転台21を回転させる。このとき2台のレ
ーザ照射器20から投影されたレーザラインの交点が墨
出し点を表しているので、その点にマーキングを行な
う。
も簡単に墨出し作業を行なうことができる墨出し装置を
提供する。 【構成】 基準点及び参照点に配置する2台のレーザ装
置と制御装置により墨出し装置を構成する。レーザ装置
は、360°全方位にレーザを照射して壁・床・天井等
にレーザラインを投影するレーザ照射器20と、レーザ
照射器20を搭載させる回転台21と、回転台21の位
置を微調節するx−yステージ22と、レーザの位置を
検出する位置検出素子23、水平較正器24及び指示針
25により構成される。制御装置は、墨出し点の2次元
位置に基づいて、2台のレーザ照射器20の相対的な位
置関係から回転台21を回転させるべき角度を計算し、
その角度に回転台21を回転させる。このとき2台のレ
ーザ照射器20から投影されたレーザラインの交点が墨
出し点を表しているので、その点にマーキングを行な
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築現場における電
灯、窓枠等の位置決めを行なう墨出し作業において、そ
の墨出し点を求める墨出し装置に関する。
灯、窓枠等の位置決めを行なう墨出し作業において、そ
の墨出し点を求める墨出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルや家等の建築現場においては、図1
3に示すように電灯1や窓枠2、柱3などの様々な部品
を取付けるために、壁4、床5、天井6等にその位置を
明記する必要がある。この位置(墨出し点7)の印付け
が墨出しと呼ばれる作業である。
3に示すように電灯1や窓枠2、柱3などの様々な部品
を取付けるために、壁4、床5、天井6等にその位置を
明記する必要がある。この位置(墨出し点7)の印付け
が墨出しと呼ばれる作業である。
【0003】従来、この墨出し作業に対する画期的な装
置はなく、ほとんど熟練作業員がトランシットを用いて
指定された各地点を実測によりマーキングを行なってい
た。この墨出し作業は、図14に示すように2人の作業
員S1,S2により以下の手順で行なわれる。 (1)トランシット8を基準点9の鉛直上に水平に設置
する。 (2)作業員S1がトランシット8を用いて、マーク予
定位置P1を指準する。 (3)作業員S1は、そのマーク予定位置P1を作業員
S2に声や手振りで指示する。 (4)作業員S2は、その指示に従ってマーク予定位置
P1にマークM1を印字する。
置はなく、ほとんど熟練作業員がトランシットを用いて
指定された各地点を実測によりマーキングを行なってい
た。この墨出し作業は、図14に示すように2人の作業
員S1,S2により以下の手順で行なわれる。 (1)トランシット8を基準点9の鉛直上に水平に設置
する。 (2)作業員S1がトランシット8を用いて、マーク予
定位置P1を指準する。 (3)作業員S1は、そのマーク予定位置P1を作業員
S2に声や手振りで指示する。 (4)作業員S2は、その指示に従ってマーク予定位置
P1にマークM1を印字する。
【0004】この処理を繰り返すことにより、一連の墨
出し作業を行なっている。更に、電灯の墨出しの様に、
天井に墨出しを行なう必要がある場合は、図15に示す
ように、糸の先に円錐状の重りを付けた下げ振り器10
を用いて、床5に描いた墨出し点7を天井6に描いてい
た。これは、以下の手順で行なわれる。 (1)作業員S2が脚立等を用いて床面上の墨出し点7
の鉛直上に下げ振り器10を持って上がる。 (2)作業員S1が下げ振り器10の円錐上の重りの先
が床面上の墨出し点7を示すように、作業員S2に声や
手振りで指示する。 (3)作業員S2は、その指示に従って下げ振り器10
を移動させ、天井6に墨出し点7を印字する。 この処理を繰り返すことにより、天井6への墨出し作業
を行なっている。
出し作業を行なっている。更に、電灯の墨出しの様に、
天井に墨出しを行なう必要がある場合は、図15に示す
ように、糸の先に円錐状の重りを付けた下げ振り器10
を用いて、床5に描いた墨出し点7を天井6に描いてい
た。これは、以下の手順で行なわれる。 (1)作業員S2が脚立等を用いて床面上の墨出し点7
の鉛直上に下げ振り器10を持って上がる。 (2)作業員S1が下げ振り器10の円錐上の重りの先
が床面上の墨出し点7を示すように、作業員S2に声や
手振りで指示する。 (3)作業員S2は、その指示に従って下げ振り器10
を移動させ、天井6に墨出し点7を印字する。 この処理を繰り返すことにより、天井6への墨出し作業
を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
墨出し法では、指定された各地点の実測を全て人手によ
って行なっており、その作用は熟練を要する。しかも、
複数の作業員が必要となるため、非常に多くの時間と人
手が必要となり、作業効率が低下するという課題があっ
た。
墨出し法では、指定された各地点の実測を全て人手によ
って行なっており、その作用は熟練を要する。しかも、
複数の作業員が必要となるため、非常に多くの時間と人
手が必要となり、作業効率が低下するという課題があっ
た。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、墨出しに対する専門の知識がなくとも、誰でも簡単
に墨出し作業を行なえ、床の墨出しだけでなく天井の墨
出しについても容易に行なえる墨出し装置を提供するこ
とを目的とする。
で、墨出しに対する専門の知識がなくとも、誰でも簡単
に墨出し作業を行なえ、床の墨出しだけでなく天井の墨
出しについても容易に行なえる墨出し装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザ照射に
よって墨出し位置を表示する2台のレーザ装置とこのレ
ーザ装置を制御する制御装置からなる墨出し装置におい
て、360°全方位にレーザを照射することにより壁・
床・天井等にレーザラインを投影する回転式レーザ照射
器、もしくは指定角度だけレーザを往復運動させてある
長さのレーザラインを投影するスキャン式レーザ照射
器、このレーザ照射器を搭載させる回転台、この回転台
を制御するドライバ、上記回転台の水平を取る水平較正
器、上記回転台の位置を微調節するx−yステージ、レ
ーザの位置を検出する位置検出素子からなるレーザ装置
と、外部入力される墨出し点を示す2次元位置に基づい
て、上記2台のレーザ装置におけるレーザ照射器の相対
的な位置関係から回転台を回転させるべき角度を計算
し、その角度に回転台を回転させる制御装置とを具備
し、上記2台のレーザ装置の各レーザ照射器から投影さ
れたレーザラインの交点が墨出し点を表すことを特徴と
する。
よって墨出し位置を表示する2台のレーザ装置とこのレ
ーザ装置を制御する制御装置からなる墨出し装置におい
て、360°全方位にレーザを照射することにより壁・
床・天井等にレーザラインを投影する回転式レーザ照射
器、もしくは指定角度だけレーザを往復運動させてある
長さのレーザラインを投影するスキャン式レーザ照射
器、このレーザ照射器を搭載させる回転台、この回転台
を制御するドライバ、上記回転台の水平を取る水平較正
器、上記回転台の位置を微調節するx−yステージ、レ
ーザの位置を検出する位置検出素子からなるレーザ装置
と、外部入力される墨出し点を示す2次元位置に基づい
て、上記2台のレーザ装置におけるレーザ照射器の相対
的な位置関係から回転台を回転させるべき角度を計算
し、その角度に回転台を回転させる制御装置とを具備
し、上記2台のレーザ装置の各レーザ照射器から投影さ
れたレーザラインの交点が墨出し点を表すことを特徴と
する。
【0008】
【作用】回転台にレーザ照射器を搭載したレーザ装置を
2台、x−yステージによって既知の位置に回転中心を
合わせ、水平較正器によって水平に設置する。一つのレ
ーザ装置は墨出し位置の原点とする。
2台、x−yステージによって既知の位置に回転中心を
合わせ、水平較正器によって水平に設置する。一つのレ
ーザ装置は墨出し位置の原点とする。
【0009】上記2台のレーザ装置において、一方のレ
ーザ装置から投影されるレーザラインを他方のレーザ装
置に搭載された位置検出素子によって両者の姿勢角度を
検出し、2つのレーザ装置から投影されるレーザライン
が同一平面上に存在するように較正する。
ーザ装置から投影されるレーザラインを他方のレーザ装
置に搭載された位置検出素子によって両者の姿勢角度を
検出し、2つのレーザ装置から投影されるレーザライン
が同一平面上に存在するように較正する。
【0010】作業員は、墨出し位置のx,y座標を制御
器に入力すると、設置したレーザ装置の位置から、2台
のレーザ装置から投影されるレーザラインの交点が墨出
し点になるような回転台の回転角が計算される。決定さ
れた回転角度は、回転台のドライバに送られ、ドライバ
は回転台をその角度だけ回転させる。結果として、レー
ザ装置から投影されるレーザラインの交点が墨出し点を
表すことになり、この交点に作業員がマーキングを行な
うことにより、容易に墨出しが行なえる。
器に入力すると、設置したレーザ装置の位置から、2台
のレーザ装置から投影されるレーザラインの交点が墨出
し点になるような回転台の回転角が計算される。決定さ
れた回転角度は、回転台のドライバに送られ、ドライバ
は回転台をその角度だけ回転させる。結果として、レー
ザ装置から投影されるレーザラインの交点が墨出し点を
表すことになり、この交点に作業員がマーキングを行な
うことにより、容易に墨出しが行なえる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る墨出し装
置の全体構成図である。本発明に係る墨出し装置は、2
台のレーザ装置11a,11bと制御装置12から構成
される。上記レーザ装置11a,11bは、回転台にレ
ーザ照射器等を搭載して例えば360°もしくは指定角
度だけレーザを照射できるようにしたもので、その詳細
については後述する。制御装置12は、例えばホストコ
ンピュータを使用し、レーザ装置11a,11bに制御
指令を与えて回転台を所定角度回転させる。
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る墨出し装
置の全体構成図である。本発明に係る墨出し装置は、2
台のレーザ装置11a,11bと制御装置12から構成
される。上記レーザ装置11a,11bは、回転台にレ
ーザ照射器等を搭載して例えば360°もしくは指定角
度だけレーザを照射できるようにしたもので、その詳細
については後述する。制御装置12は、例えばホストコ
ンピュータを使用し、レーザ装置11a,11bに制御
指令を与えて回転台を所定角度回転させる。
【0012】墨出しの手順の概略について以下に示す。 (1)レーザ装置の設置 作業空間において、基準点にレーザ装置11aを設置す
ると共に、上記基準点に対して既知の位置(参照点)に
レーザ装置11bを設置する。 (2)レーザ装置の制御 制御装置12に墨出し点の座標を入力する。制御装置1
2は、入力座標に基づいてレーザ装置11a,11bを
回転させるべき回転角度を決定し、この回転角度に従っ
てレーザ装置11a,11bを回転させる。 (3)墨出し レーザ装置11a,11bから照射されたレーザは、床
5や天井6にレーザライン13を描く。この交点が墨出
し点7であるので、作業員は、この床5もしくは天井6
の墨出し点7にマーキングを行なう。
ると共に、上記基準点に対して既知の位置(参照点)に
レーザ装置11bを設置する。 (2)レーザ装置の制御 制御装置12に墨出し点の座標を入力する。制御装置1
2は、入力座標に基づいてレーザ装置11a,11bを
回転させるべき回転角度を決定し、この回転角度に従っ
てレーザ装置11a,11bを回転させる。 (3)墨出し レーザ装置11a,11bから照射されたレーザは、床
5や天井6にレーザライン13を描く。この交点が墨出
し点7であるので、作業員は、この床5もしくは天井6
の墨出し点7にマーキングを行なう。
【0013】以上の手順により、墨出し作業を行なうこ
とができる。次に上記レーザ装置11a,11bの構成
について、図2ないし図7を用いて詳細に説明する。
とができる。次に上記レーザ装置11a,11bの構成
について、図2ないし図7を用いて詳細に説明する。
【0014】レーザ装置11a,11bは、図2に示す
ように、周囲にレーザを照射して壁・床・天井等にレー
ザラインを投影するレーザ照射器20、このレーザ照射
器20を搭載させる回転台21、この回転台21の位置
を微調節するx−yステージ22、レーザの位置を検出
する位置検出素子23、上記回転台21の水平を取る水
平較正器24、及び基準点31を指す指示針25により
構成される。また、レーザ装置11a,11bは、図示
しないが、回転台21を回転駆動するドライバを備えて
いる。このドライバは、制御装置12からの回転指令に
従って回転台21を指定角度回転させる。
ように、周囲にレーザを照射して壁・床・天井等にレー
ザラインを投影するレーザ照射器20、このレーザ照射
器20を搭載させる回転台21、この回転台21の位置
を微調節するx−yステージ22、レーザの位置を検出
する位置検出素子23、上記回転台21の水平を取る水
平較正器24、及び基準点31を指す指示針25により
構成される。また、レーザ装置11a,11bは、図示
しないが、回転台21を回転駆動するドライバを備えて
いる。このドライバは、制御装置12からの回転指令に
従って回転台21を指定角度回転させる。
【0015】図3は、回転式のレーザ照射器20を示し
たものである。この回転式のレーザ照射器20は、レー
ザ回転中心軸26に対して可視レーザ14を360°直
角方向に照射してレーザ照射平面28を構成し、レーザ
照射平面28と、壁4、床5、天井6等の交わりにレー
ザライン13を描く機能を有している。上記レーザ14
の回転方向は、発光体を直に回転させるものであって
も、また、発光体を固定しミラーなどにより反射させて
回転させるものであってもよい。
たものである。この回転式のレーザ照射器20は、レー
ザ回転中心軸26に対して可視レーザ14を360°直
角方向に照射してレーザ照射平面28を構成し、レーザ
照射平面28と、壁4、床5、天井6等の交わりにレー
ザライン13を描く機能を有している。上記レーザ14
の回転方向は、発光体を直に回転させるものであって
も、また、発光体を固定しミラーなどにより反射させて
回転させるものであってもよい。
【0016】また、上記レーザ14の照射角度は、36
0°回転でなく、視認性を高めるために、図4に示すス
キャン式のレーザ照射器20を使用し、角度指定によっ
て例えば45°等の角度θでレーザライン13を投影す
るようにしてもよい。
0°回転でなく、視認性を高めるために、図4に示すス
キャン式のレーザ照射器20を使用し、角度指定によっ
て例えば45°等の角度θでレーザライン13を投影す
るようにしてもよい。
【0017】そして、上記レーザ照射器20は、図5
(a)〜(c)に示すように、回転台21に対して、そ
の回転中心軸27がレーザ照射平面28内に存在し、か
つレーザ照射器20の中心を通るように取付けられる。
図5は、レーザ照射器20と回転台21との関係を示し
たもので、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は
側面図である。
(a)〜(c)に示すように、回転台21に対して、そ
の回転中心軸27がレーザ照射平面28内に存在し、か
つレーザ照射器20の中心を通るように取付けられる。
図5は、レーザ照射器20と回転台21との関係を示し
たもので、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は
側面図である。
【0018】上記レーザ照射器20と回転台21は、図
6に示すようにx−yステージ22に搭載され、x軸・
y軸方向の微少な位置ずれを補正する。基準点を指す指
示針25は、回転台21の回転中心軸27上に取付けら
れ、x−yステージ22に空けられた穴30を通り、レ
ーザ照射器20及び回転台21と一体となって動く。
6に示すようにx−yステージ22に搭載され、x軸・
y軸方向の微少な位置ずれを補正する。基準点を指す指
示針25は、回転台21の回転中心軸27上に取付けら
れ、x−yステージ22に空けられた穴30を通り、レ
ーザ照射器20及び回転台21と一体となって動く。
【0019】このレーザ照射器20と回転台21とx−
yステージ22は、水平較正器24上に搭載され、レー
ザ照射平面28が回転中、常に垂直平面となるよう較正
される。なお、上記x−yステージ22と水平較正器2
4の順序は逆でもよい。
yステージ22は、水平較正器24上に搭載され、レー
ザ照射平面28が回転中、常に垂直平面となるよう較正
される。なお、上記x−yステージ22と水平較正器2
4の順序は逆でもよい。
【0020】また、上記位置検出素子23は、図7
(a)〜(d)に示すように、レーザ照射器20の上
に、その中心が回転台回転中心軸27上に存在し、レー
ザ照射平面28に対して直角に取付けられている。図7
は、レーザ照射器20に対する位置検出素子23の取り
付け状態を示したもので、(a)は斜視図、(b)は正
面図、(c)は側面図、(d)は平面図である。
(a)〜(d)に示すように、レーザ照射器20の上
に、その中心が回転台回転中心軸27上に存在し、レー
ザ照射平面28に対して直角に取付けられている。図7
は、レーザ照射器20に対する位置検出素子23の取り
付け状態を示したもので、(a)は斜視図、(b)は正
面図、(c)は側面図、(d)は平面図である。
【0021】次に、先に述べた墨出し点の表示の手順に
着いて、詳細に説明する。 (1)レーザ装置の設置 図8に示すように、作業空間をおいて、床5の隅に原点
となる基準点31をけがく。次に、基準点31に対し
て、壁4に沿って既知の距離だけ離れた位置に参照点3
2をけがく。そして、基準点31と参照点32の上に、
それぞれレーザ装置11a,11bを設置する。それぞ
れの位置において、水平較正器24によって水平較正を
行ない、x−yステージ22によって指示針25を基準
点31と参照点32のマーク位置に合わせる。これによ
り、図9に示すように、レーザ装置11a,11bの回
転台回転中心軸27が基準点31と参照点32と一致
し、レーザ照射平面28が垂直面となる。
着いて、詳細に説明する。 (1)レーザ装置の設置 図8に示すように、作業空間をおいて、床5の隅に原点
となる基準点31をけがく。次に、基準点31に対し
て、壁4に沿って既知の距離だけ離れた位置に参照点3
2をけがく。そして、基準点31と参照点32の上に、
それぞれレーザ装置11a,11bを設置する。それぞ
れの位置において、水平較正器24によって水平較正を
行ない、x−yステージ22によって指示針25を基準
点31と参照点32のマーク位置に合わせる。これによ
り、図9に示すように、レーザ装置11a,11bの回
転台回転中心軸27が基準点31と参照点32と一致
し、レーザ照射平面28が垂直面となる。
【0022】次に、位置検出素子23を用いてレーザ装
置11a,11bのそれぞれのレーザ照射平面28を同
一水平面上に設定する。これをレーザ装置11a,11
bの原点とする。この設定方法を図10に示す。
置11a,11bのそれぞれのレーザ照射平面28を同
一水平面上に設定する。これをレーザ装置11a,11
bの原点とする。この設定方法を図10に示す。
【0023】レーザ照射平面28が基線33からずれて
いる場合、位置検出素子23におけるレーザ検出点34
が位置検出素子23の中心からずれるため、ずれ量35
が発生する。このずれ量35は、位置検出素子23によ
って検出され、制御装置12へ送られる。このずれ量3
5を「0」にするように回転台21を制御装置12によ
り制御すれば、レーザ照射平面28が基線33と一致
し、レーザ装置11a,11bが正確に平行に設置され
る。これをレーザ装置11a,11bの原点とする。 (2)レーザ装置の制御 レーザ装置11a,11bにおける回転台21は、制御
装置12によって制御される。ここでは、回転角の決定
方法について述べる。
いる場合、位置検出素子23におけるレーザ検出点34
が位置検出素子23の中心からずれるため、ずれ量35
が発生する。このずれ量35は、位置検出素子23によ
って検出され、制御装置12へ送られる。このずれ量3
5を「0」にするように回転台21を制御装置12によ
り制御すれば、レーザ照射平面28が基線33と一致
し、レーザ装置11a,11bが正確に平行に設置され
る。これをレーザ装置11a,11bの原点とする。 (2)レーザ装置の制御 レーザ装置11a,11bにおける回転台21は、制御
装置12によって制御される。ここでは、回転角の決定
方法について述べる。
【0024】図11に示すように、基準点31を原点
(0,0)とし、参照点(D,0)32方向にx軸を取
る座標系を考える。レーザ装置11a,11b間の距離
(基準点31と参照点32間の距離)Dと、墨出し点7
の座標(x,y)を与えると、レーザ装置11a,11
bの回転台21を回転させるべき回転角度α・βが次式
で求まる。
(0,0)とし、参照点(D,0)32方向にx軸を取
る座標系を考える。レーザ装置11a,11b間の距離
(基準点31と参照点32間の距離)Dと、墨出し点7
の座標(x,y)を与えると、レーザ装置11a,11
bの回転台21を回転させるべき回転角度α・βが次式
で求まる。
【0025】α=tan-1(y/x) β=tan-1{y/(D−x)} 更に、スキャン式レーザ照射器20を用いる場合、その
照射角度も求める必要がある。
照射角度も求める必要がある。
【0026】図12に示すように、基準点31を原点
(0,0)とし、参照点(D,0)32方向にx軸を取
り、天井方向にz軸を取る座標系を考える。レーザ装置
11a,11b間の距離(基準点31と参照点32間の
距離)Dと、墨出し点7の座標(x,y)と、天井6の
高さHを与えると、レーザ装置11a,11bのレーザ
照射器20の照射角度ω,φを次式で求めることができ
る。
(0,0)とし、参照点(D,0)32方向にx軸を取
り、天井方向にz軸を取る座標系を考える。レーザ装置
11a,11b間の距離(基準点31と参照点32間の
距離)Dと、墨出し点7の座標(x,y)と、天井6の
高さHを与えると、レーザ装置11a,11bのレーザ
照射器20の照射角度ω,φを次式で求めることができ
る。
【0027】
【数1】 (3)墨出し レーザ装置11a,11bから照射されたレーザ14
は、床5や天井6にレーザライン13を描き、この交点
が墨出し点7となる。スキャン式レーザ照射器20の場
合は、床5と天井6の切り替えを行なって床5や天井6
にレーザライン13を描く。上記のように床5や天井6
にレーザライン13を描くことにより、作業員は、その
交点にマーキングを行なうだけで墨出し作業を終了す
る。
は、床5や天井6にレーザライン13を描き、この交点
が墨出し点7となる。スキャン式レーザ照射器20の場
合は、床5と天井6の切り替えを行なって床5や天井6
にレーザライン13を描く。上記のように床5や天井6
にレーザライン13を描くことにより、作業員は、その
交点にマーキングを行なうだけで墨出し作業を終了す
る。
【0028】ここで、回転台21の制御に図示しないリ
モコン装置を用いると、作業員が制御装置12まで移動
する手間が省け、作業効率をより向上することができ
る。また、墨出し点のおおよその位置に、レーザによっ
て反応(変色)する塗料を予め塗布しておけば、半自動
的に墨出しが行なえる。この塗料の塗布は、レーザを照
射した後に行なってもよい。また、塗料ではなく、シー
ル状のものを用いてもよい。
モコン装置を用いると、作業員が制御装置12まで移動
する手間が省け、作業効率をより向上することができ
る。また、墨出し点のおおよその位置に、レーザによっ
て反応(変色)する塗料を予め塗布しておけば、半自動
的に墨出しが行なえる。この塗料の塗布は、レーザを照
射した後に行なってもよい。また、塗料ではなく、シー
ル状のものを用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳記したように本発明に係る墨出し
装置を用いることにより、墨出しに対する専門の知識が
なくとも、誰でも簡単に墨出し作業を行なうことができ
る。更に、レーザラインの交点は、床と天井の両方に現
れるので、床の墨出しだけでなく、天井の墨出しについ
ても容易に行なえるものであり、産業上の利用効果は極
めて大きい。
装置を用いることにより、墨出しに対する専門の知識が
なくとも、誰でも簡単に墨出し作業を行なうことができ
る。更に、レーザラインの交点は、床と天井の両方に現
れるので、床の墨出しだけでなく、天井の墨出しについ
ても容易に行なえるものであり、産業上の利用効果は極
めて大きい。
【図1】本発明の一実施例に係る墨出し装置の全体構成
図。
図。
【図2】同実施例におけるレーザ装置の構成図。
【図3】同実施例における回転式レーザ照射器の説明
図。
図。
【図4】同実施例におけるスキャン式レーザ照射器の説
明図。
明図。
【図5】同実施例におけるレーザ照射器と回転台の相対
位置を示す図。
位置を示す図。
【図6】同実施例におけるx−yステージ・水平較正器
の取付けを示す図。
の取付けを示す図。
【図7】同実施例における位置検出素子の取付け状態を
示す図。
示す図。
【図8】同実施例におけるレーザ装置の設置位置を示す
図。
図。
【図9】同実施例におけるレーザ装置の位置合わせを説
明するための図。
明するための図。
【図10】同実施例における位置検出素子を用いた原点
調節の説明図。
調節の説明図。
【図11】同実施例における墨出し点でレーザラインが
交差するための回転台の回転度を示す図。
交差するための回転台の回転度を示す図。
【図12】同実施例における墨出し点でレーザラインが
交差するためのレーザ照射器のレーザ照射角度を示す
図。
交差するためのレーザ照射器のレーザ照射角度を示す
図。
【図13】建築現場における墨出しの説明図。
【図14】従来の墨出し方法を示す図。
【図15】従来の天井に墨出しを行なう際の下げ振り作
業の説明図。
業の説明図。
4 壁 5 床 6 天井 7 墨出し点 11a,11b レーザ装置 12 制御装置 13 レーザライン 14 可視レーザ 20 レーザ照射器 21 回転台 22 x−yステージ 23 位置検出素子 24 水平較正器 25 指示針 26 レーザ回転中心軸 27 回転台回転中心軸 28 レーザ照射平面 31,32 基準点 33 基線 34 レーザ検出点 35 ずれ量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早柏 宏一 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 橋本 英喜 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 井田 登 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 森田 祐志 京都府相楽郡木津町相楽台3丁目1番地1 株式会社きんでん京都研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ照射によって墨出し位置を表示す
る2台のレーザ装置とこのレーザ装置を制御する制御装
置からなる墨出し装置において、 360°全方位にレーザを照射することにより壁・床・
天井等にレーザラインを投影する回転式レーザ照射器、
もしくは指定角度だけレーザを往復運動させてある長さ
のレーザラインを投影するスキャン式レーザ照射器、こ
のレーザ照射器を搭載させる回転台、この回転台を制御
するドライバ、上記回転台の水平を取る水平較正器、上
記回転台の位置を微調節するx−yステージ、レーザの
位置を検出する位置検出素子からなるレーザ装置と、 外部入力される墨出し点を示す2次元位置に基づいて、
上記2台のレーザ装置におけるレーザ照射器の相対的な
位置関係から回転台を回転させるべき角度を計算し、そ
の角度に回転台を回転させる制御装置とを具備し、 上記2台のレーザ装置の各レーザ照射器から投影された
レーザラインの交点が墨出し点を表すことを特徴とする
墨出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24613594A JPH08110228A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 墨出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24613594A JPH08110228A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 墨出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110228A true JPH08110228A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17144007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24613594A Withdrawn JPH08110228A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 墨出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110228A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008292163A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Asahi Kasei Homes Kk | 位置出し装置 |
| JP2010127823A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Asahi Kasei Homes Co | 部材の位置出し装置及び位置出し方法 |
| JP2012189603A (ja) * | 2012-05-14 | 2012-10-04 | Chuden Plant Co Ltd | レーザ照射装置 |
| CN110386528A (zh) * | 2018-04-20 | 2019-10-29 | 东芝电梯株式会社 | 基准位置设定方法、装置、系统及电梯机械材料设置方法 |
| CN118951095A (zh) * | 2024-10-16 | 2024-11-15 | 人民电器集团有限公司 | 一种电表箱安装定位装置及定位方法 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP24613594A patent/JPH08110228A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008292163A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Asahi Kasei Homes Kk | 位置出し装置 |
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| JP2012189603A (ja) * | 2012-05-14 | 2012-10-04 | Chuden Plant Co Ltd | レーザ照射装置 |
| CN110386528A (zh) * | 2018-04-20 | 2019-10-29 | 东芝电梯株式会社 | 基准位置设定方法、装置、系统及电梯机械材料设置方法 |
| JP2019189378A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム |
| CN110386528B (zh) * | 2018-04-20 | 2021-07-16 | 东芝电梯株式会社 | 基准位置设定方法、装置及电梯机械材料的设置方法 |
| CN118951095A (zh) * | 2024-10-16 | 2024-11-15 | 人民电器集团有限公司 | 一种电表箱安装定位装置及定位方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |