JPH08110376A - 超音波送受波器 - Google Patents
超音波送受波器Info
- Publication number
- JPH08110376A JPH08110376A JP6246649A JP24664994A JPH08110376A JP H08110376 A JPH08110376 A JP H08110376A JP 6246649 A JP6246649 A JP 6246649A JP 24664994 A JP24664994 A JP 24664994A JP H08110376 A JPH08110376 A JP H08110376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- laminated
- ultrasonic wave
- ultrasonic transducer
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】変調された超音波を送受波し、送受波超音波の
位相関係を分析して音波の伝播時間を検出する超音波計
測装置に用いる超音波送波器で必要とされる周波数帯域
の超音波を高い効率で伝送できるようにする。 【構成】端面に電極が密着して設けられた厚さの異なる
複数の圧電素子を音響的に接合して積層超音波振動子2
とし、この積層超音波振動子に媒体に超音波を案内する
クサビ3を音響的に接合して複数の端子7を備えたハウ
ジング8内にモールドして納め、積層超音波振動子を構
成する各圧電素子の端面の電極から引き出された導線
を、ハウジング8が備える端子7に接続して超音波送受
波器1を構成する。
位相関係を分析して音波の伝播時間を検出する超音波計
測装置に用いる超音波送波器で必要とされる周波数帯域
の超音波を高い効率で伝送できるようにする。 【構成】端面に電極が密着して設けられた厚さの異なる
複数の圧電素子を音響的に接合して積層超音波振動子2
とし、この積層超音波振動子に媒体に超音波を案内する
クサビ3を音響的に接合して複数の端子7を備えたハウ
ジング8内にモールドして納め、積層超音波振動子を構
成する各圧電素子の端面の電極から引き出された導線
を、ハウジング8が備える端子7に接続して超音波送受
波器1を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は媒体中の音波の伝播時間
を検出して超音波が伝播する媒体の流速や超音波を反射
する物体までの距離などを測定する超音波計測装置に用
いる超音波を発生して受信する超音波送受波器に関す
る。さらに詳述すると、送波器から変調された超音波を
送波し、受波器で受波される変調超音波の位相の送波側
との関係を分析して送受波器間の媒体中の音波の伝播時
間を検出する変調波法超音波流速計などの超音波計測装
置に用いる超音波送波器に関する。
を検出して超音波が伝播する媒体の流速や超音波を反射
する物体までの距離などを測定する超音波計測装置に用
いる超音波を発生して受信する超音波送受波器に関す
る。さらに詳述すると、送波器から変調された超音波を
送波し、受波器で受波される変調超音波の位相の送波側
との関係を分析して送受波器間の媒体中の音波の伝播時
間を検出する変調波法超音波流速計などの超音波計測装
置に用いる超音波送波器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変調波法の超音波測定装置に用い
る超音波送受波器では、励振回路の効率を高めるため超
音波振動子をその固有振動数で励振し、帯域の狭い単一
の周波数の超音波を発生させて測定対象の媒体に打ち込
み、受信側では送波側と同一の固有振動数を有する受波
器で受信しており、しばしば同一の超音波振動子を送波
と受波に切替えて使用している。
る超音波送受波器では、励振回路の効率を高めるため超
音波振動子をその固有振動数で励振し、帯域の狭い単一
の周波数の超音波を発生させて測定対象の媒体に打ち込
み、受信側では送波側と同一の固有振動数を有する受波
器で受信しており、しばしば同一の超音波振動子を送波
と受波に切替えて使用している。
【0003】図7は超音波送受波器を配管内の両側に設
けて配管内を流れる流体の流速を計測する超音波流量計
の構成の一例を示す図である。図7において、1aと1bと
が超音波送受波器であり、一定の期間一方の超音波送受
波器、たとえば1aに変換器30に設けられた励振回路から
の変調された超音波励振電圧が印加されて超音波を放射
し、この間、もう一方の超音波送受波器1bは受波モード
となり、送波モードの超音波送受波器1aから放射されて
配管10内の流体40を伝播してきた超音波を受波する。そ
して、送波超音波励振信号と受波超音波信号との相関が
変換器30の相関分析部で解析され、この解析結果にもと
づいて配管10内の流体40を伝播した超音波の伝播時間T1
が検出される。
けて配管内を流れる流体の流速を計測する超音波流量計
の構成の一例を示す図である。図7において、1aと1bと
が超音波送受波器であり、一定の期間一方の超音波送受
波器、たとえば1aに変換器30に設けられた励振回路から
の変調された超音波励振電圧が印加されて超音波を放射
し、この間、もう一方の超音波送受波器1bは受波モード
となり、送波モードの超音波送受波器1aから放射されて
配管10内の流体40を伝播してきた超音波を受波する。そ
して、送波超音波励振信号と受波超音波信号との相関が
変換器30の相関分析部で解析され、この解析結果にもと
づいて配管10内の流体40を伝播した超音波の伝播時間T1
が検出される。
【0004】上記の超音波送受波器1aから1bへの所定時
間の変調超音波の伝送が終了すると、こんどは伝送の方
向を反転して1bから1aの方向へ所定の時間超音波の伝送
が行われ、この方向への配管流体中の超音波伝播時間T2
が検出される。そして伝播時間の差(T1-T2) から配管内
流体の流速が検出されるのでこれを出力する。
間の変調超音波の伝送が終了すると、こんどは伝送の方
向を反転して1bから1aの方向へ所定の時間超音波の伝送
が行われ、この方向への配管流体中の超音波伝播時間T2
が検出される。そして伝播時間の差(T1-T2) から配管内
流体の流速が検出されるのでこれを出力する。
【0005】上述のように送受波超音波の相関関係の解
析によって伝播時間の検出を可能とするには、伝送超音
波に目印となるなんらかの変調がほどこされていること
が必要である。ところで、変調波は公知のように伝送を
担う搬送波の周波数を中心に変調方式によって定まる周
波数の広がりを有しているので、超音波送受波器は変調
によって生じる側波帯周波数の超音波も効率よく伝送す
る特性のものであると同時に、変調側波帯範囲外の周波
数の超音波は遮断してノイズの影響を受けないような特
性のものであることが望まれる。
析によって伝播時間の検出を可能とするには、伝送超音
波に目印となるなんらかの変調がほどこされていること
が必要である。ところで、変調波は公知のように伝送を
担う搬送波の周波数を中心に変調方式によって定まる周
波数の広がりを有しているので、超音波送受波器は変調
によって生じる側波帯周波数の超音波も効率よく伝送す
る特性のものであると同時に、変調側波帯範囲外の周波
数の超音波は遮断してノイズの影響を受けないような特
性のものであることが望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】超音波送受波器を、固
有振動数が同一であるそれぞれ1ケの超音波振動子によ
って構成し、この超音波振動子の固有振動周波数で励振
送波して受信する従来技術の超音波送受波器によれば、
超音波振動子の固有振動数の超音波は効率よく伝送され
るが、変調法による測定を行うとき、変調によって生じ
る側波帯域周波数の超音波成分の伝送が抑制されてしま
うので、変調法の効果が顕著に得られないという問題が
ある。
有振動数が同一であるそれぞれ1ケの超音波振動子によ
って構成し、この超音波振動子の固有振動周波数で励振
送波して受信する従来技術の超音波送受波器によれば、
超音波振動子の固有振動数の超音波は効率よく伝送され
るが、変調法による測定を行うとき、変調によって生じ
る側波帯域周波数の超音波成分の伝送が抑制されてしま
うので、変調法の効果が顕著に得られないという問題が
ある。
【0007】本発明は、従来技術にもとづく超音波送受
波器を変調法による超音波計測装置に適用する場合に生
じる上記の問題点を解決し、変調法で必要とされる周波
数帯域の超音波を高い効率で伝送でき、かつ雑音周波数
成分の侵入が抑制される超音波送受波器を提供して、変
調法による微少な時間差の正確な検出を可能とすること
を課題とする。
波器を変調法による超音波計測装置に適用する場合に生
じる上記の問題点を解決し、変調法で必要とされる周波
数帯域の超音波を高い効率で伝送でき、かつ雑音周波数
成分の侵入が抑制される超音波送受波器を提供して、変
調法による微少な時間差の正確な検出を可能とすること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、第1の発明では、端面に電極が密着して設けられた
厚さの異なる複数の圧電素子を音響的に接合してなる積
層超音波振動子と、積層超音波振動子に音響的に接合さ
れたクサビとを、複数の端子を備えたハウジング内にモ
ールドして設け、積層超音波振動子を構成する各圧電素
子の端面の電極から引き出された導線をハウジングが備
える端子に接続して超音波送受波器を構成する。
め、第1の発明では、端面に電極が密着して設けられた
厚さの異なる複数の圧電素子を音響的に接合してなる積
層超音波振動子と、積層超音波振動子に音響的に接合さ
れたクサビとを、複数の端子を備えたハウジング内にモ
ールドして設け、積層超音波振動子を構成する各圧電素
子の端面の電極から引き出された導線をハウジングが備
える端子に接続して超音波送受波器を構成する。
【0009】また、第2の発明では、積層超音波振動子
を構成する厚さの異なる複数の圧電素子それぞれの端面
の電極を互いに絶縁して接合し、前記各圧電素子の電極
から引き出された導線を並列接続してハウジングが備え
る端子に接続して超音波送受波器を構成する。
を構成する厚さの異なる複数の圧電素子それぞれの端面
の電極を互いに絶縁して接合し、前記各圧電素子の電極
から引き出された導線を並列接続してハウジングが備え
る端子に接続して超音波送受波器を構成する。
【0010】
【作用】第1の発明による超音波送受波器の積層超音波
振動子を構成する圧電素子の端面の電極から引き出され
た導線が接続されたハウジングに設けた端子間に、それ
ぞれの圧電素子の厚さで定まる機械的共振周波数の逆数
の関係にあるパルス幅の電圧パルスを印加されたとき効
率よく励振されるので、ハウジングに設けた端子間にパ
ルス幅を変調した電圧パルスを印加すると、そのパルス
幅に対応する厚さの圧電素子が励振され、変調によって
生じる側波帯域周波数の超音波成分が効率よく放射され
る。そして、受信側モードとした超音波送受波器では、
入射した超音波の振動数成分に相当する機械的共振周波
数に対応する厚さの圧電素子が超音波振動に感応して発
生した電荷にもとずく電圧信号が圧電素子の電極に接続
されたハウジングの端子間に現れる。
振動子を構成する圧電素子の端面の電極から引き出され
た導線が接続されたハウジングに設けた端子間に、それ
ぞれの圧電素子の厚さで定まる機械的共振周波数の逆数
の関係にあるパルス幅の電圧パルスを印加されたとき効
率よく励振されるので、ハウジングに設けた端子間にパ
ルス幅を変調した電圧パルスを印加すると、そのパルス
幅に対応する厚さの圧電素子が励振され、変調によって
生じる側波帯域周波数の超音波成分が効率よく放射され
る。そして、受信側モードとした超音波送受波器では、
入射した超音波の振動数成分に相当する機械的共振周波
数に対応する厚さの圧電素子が超音波振動に感応して発
生した電荷にもとずく電圧信号が圧電素子の電極に接続
されたハウジングの端子間に現れる。
【0011】また、第2の発明による超音波送受波器で
は、超音波振動子を構成する各圧電素子の端面の電極は
並列に接続されてハウジングに設けた端子に接続されて
いるので、このハウジングの端子間に変調した励振電圧
を印加すると、変調によって生じた側波帯周波数に近い
共振周波数をもつ圧電素子の振動が強く励起されて、そ
の振動数の超音波が発生し、受信側モードとした超音波
送受波器では、入射した超音波の振動数成分に相当する
機械的共振周波数に対応する厚さの圧電素子が超音波振
動に感応して発生した電荷にもとずく電圧信号がハウジ
ングの端子間に現れる。
は、超音波振動子を構成する各圧電素子の端面の電極は
並列に接続されてハウジングに設けた端子に接続されて
いるので、このハウジングの端子間に変調した励振電圧
を印加すると、変調によって生じた側波帯周波数に近い
共振周波数をもつ圧電素子の振動が強く励起されて、そ
の振動数の超音波が発生し、受信側モードとした超音波
送受波器では、入射した超音波の振動数成分に相当する
機械的共振周波数に対応する厚さの圧電素子が超音波振
動に感応して発生した電荷にもとずく電圧信号がハウジ
ングの端子間に現れる。
【0012】
【実施例】第1の発明に基づいて構成した超音波送受波
器1の一実施例の断面構造を図1に示し、この図によっ
て本発明を説明する。図1において、2は、端面に電極
が密着して設けられた厚さの異なる圧電素子の複数個、
図示の実施例では4素子を端面が音響的に密着するよう
に接合して構成した積層超音波振動子であり、3は積層
超音波振動子2が放射する超音波振動を計測対象の媒体
に案内する圧電素子の音響特性に近い特性の部材からな
るクサビであり、積層超音波振動子2とは音響的に密に
接合されている。そして、8は積層超音波振動子2とク
サビ3とを納めるハウジングであり、このハウジング8
の端面には、積層超音波振動子2を構成する圧電素子21
ないし24各々の端面に設けられた電極を接続する端子7
が設けられ、電極と端子とを接続した状態でモールド材
9によって封止されている。
器1の一実施例の断面構造を図1に示し、この図によっ
て本発明を説明する。図1において、2は、端面に電極
が密着して設けられた厚さの異なる圧電素子の複数個、
図示の実施例では4素子を端面が音響的に密着するよう
に接合して構成した積層超音波振動子であり、3は積層
超音波振動子2が放射する超音波振動を計測対象の媒体
に案内する圧電素子の音響特性に近い特性の部材からな
るクサビであり、積層超音波振動子2とは音響的に密に
接合されている。そして、8は積層超音波振動子2とク
サビ3とを納めるハウジングであり、このハウジング8
の端面には、積層超音波振動子2を構成する圧電素子21
ないし24各々の端面に設けられた電極を接続する端子7
が設けられ、電極と端子とを接続した状態でモールド材
9によって封止されている。
【0013】積層超音波振動子2を構成する複数の圧電
素子21〜24それぞれの厚さが図2に例示のようにti
(i=1,2,3,4)である場合、各圧電素子の機械
的共振周波数fiは下記式(1)で与えられる。
素子21〜24それぞれの厚さが図2に例示のようにti
(i=1,2,3,4)である場合、各圧電素子の機械
的共振周波数fiは下記式(1)で与えられる。
【0014】
【数1】fi=N/ti (1) ここに、Nは圧電素子部材に固有の周波数定数(m・k
Hz ) tiは圧電素子の厚み(mm) そして、積層超音波振動子2を構成する圧電素子21〜24
は、それぞれの機械的共振周波数fiと下記式(2)の
関係にある電圧パルスを印加されたとき効率よく励振さ
れる。
Hz ) tiは圧電素子の厚み(mm) そして、積層超音波振動子2を構成する圧電素子21〜24
は、それぞれの機械的共振周波数fiと下記式(2)の
関係にある電圧パルスを印加されたとき効率よく励振さ
れる。
【0015】
【数2】fi=1/Ti (2) ここに、Tiは圧電素子iに印可する電圧パルスの時間
巾(s) 式(1)と式(2)の関係から、積層超音波振動子2か
ら最も効率良く超音波を発生させるには、それぞれの圧
電素子に印加する電圧パルスを、下記式(3)の関係が
成り立つスキャニング時間Tiの間隔で切り換えるとよ
い。
巾(s) 式(1)と式(2)の関係から、積層超音波振動子2か
ら最も効率良く超音波を発生させるには、それぞれの圧
電素子に印加する電圧パルスを、下記式(3)の関係が
成り立つスキャニング時間Tiの間隔で切り換えるとよ
い。
【0016】
【数3】fi=N/ti=1/JTi (3) (Jは自然数) スキャニングによる送信波形を図3に示す。周波数は、
スキャニングした時点での振動子電極間の厚みにより決
まるため、任意の波形を成形することが可能である。
スキャニングした時点での振動子電極間の厚みにより決
まるため、任意の波形を成形することが可能である。
【0017】つぎに、第2の発明に基づいて構成した超
音波送受波器1の一実施例の断面構造を図5に示し、こ
の図によって第2の発明を説明する。図5の実施例の超
音波送受波器が、図1に例示の第1の発明による超音波
送受波器と異なる点は、積層超音波振動子を構成する圧
電素子の端面の電極が互いに絶縁されて接合され、各電
極はそれぞれ並列に接続されて2個の端子7aと7bとに接
続されている点にある。
音波送受波器1の一実施例の断面構造を図5に示し、こ
の図によって第2の発明を説明する。図5の実施例の超
音波送受波器が、図1に例示の第1の発明による超音波
送受波器と異なる点は、積層超音波振動子を構成する圧
電素子の端面の電極が互いに絶縁されて接合され、各電
極はそれぞれ並列に接続されて2個の端子7aと7bとに接
続されている点にある。
【0018】このように構成された積層超音波振動子の
二つの端子間に変調された励振電圧を印加すると、変調
によって生じた側波帯周波数に近い共振周波数をもつ圧
電素子の振動が強く励振されて、その振動数の超音波が
発生し、クサビ3を通じて計測対象の媒体中に伝送され
る。一方、図5の構成の超音波送受波器が受波器として
作用するときには、受波した超音波の振動数に最も近い
共振周波数をもつ圧電素子が強く振動して端面の電極間
に振動の変位に応ずる電荷を発生する。そこで積層超音
波振動子2に接続される増巾回路を電荷増巾形の増巾器
としておくと、積層超音波振動子の圧電素子に発生した
電荷は電荷増巾形増巾器に収集され、収集された電荷に
応じた出力信号が電荷増巾形の増巾器から得られる。
二つの端子間に変調された励振電圧を印加すると、変調
によって生じた側波帯周波数に近い共振周波数をもつ圧
電素子の振動が強く励振されて、その振動数の超音波が
発生し、クサビ3を通じて計測対象の媒体中に伝送され
る。一方、図5の構成の超音波送受波器が受波器として
作用するときには、受波した超音波の振動数に最も近い
共振周波数をもつ圧電素子が強く振動して端面の電極間
に振動の変位に応ずる電荷を発生する。そこで積層超音
波振動子2に接続される増巾回路を電荷増巾形の増巾器
としておくと、積層超音波振動子の圧電素子に発生した
電荷は電荷増巾形増巾器に収集され、収集された電荷に
応じた出力信号が電荷増巾形の増巾器から得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明による超音波送受波器は、異なる
共振周波数の複数の圧電素子を音響的に結合して個々の
圧電素子の音響伝送周波数の和の周波数範囲の音波の伝
送を可能にしているので、変調波法によって計測を行う
場合に個別の圧電素子の共振周波数に制約されることな
く種々のモードで変調をかけることができるので、送受
波間の相関を顕著明瞭にとらえられ、送受波器間の超音
波伝播時間を短時間で正確に検出できるようになり、そ
の結果正確な超音波計測の実行が可能になるという効果
が得られる。
共振周波数の複数の圧電素子を音響的に結合して個々の
圧電素子の音響伝送周波数の和の周波数範囲の音波の伝
送を可能にしているので、変調波法によって計測を行う
場合に個別の圧電素子の共振周波数に制約されることな
く種々のモードで変調をかけることができるので、送受
波間の相関を顕著明瞭にとらえられ、送受波器間の超音
波伝播時間を短時間で正確に検出できるようになり、そ
の結果正確な超音波計測の実行が可能になるという効果
が得られる。
【0020】また圧電素子の電極間を絶縁して接合し電
極を並列に引き出す構成の超音波送受波器においては個
々の圧電素子に同時に励振電圧を印可することができ、
この印加励振電圧に応じて振動が励振されるので、複雑
な変調とかける場合でも励振電源をそのモードで変調し
て超音波振動子に印加すれば所望の変調超音波が得られ
変調励振の装置を簡素に構成しうるという効果が得られ
る。
極を並列に引き出す構成の超音波送受波器においては個
々の圧電素子に同時に励振電圧を印可することができ、
この印加励振電圧に応じて振動が励振されるので、複雑
な変調とかける場合でも励振電源をそのモードで変調し
て超音波振動子に印加すれば所望の変調超音波が得られ
変調励振の装置を簡素に構成しうるという効果が得られ
る。
【図1】本発明による超音波送受波器の断面図
【図2】超音波振動子の構成説明図
【図3】図1の超音波送受波器の励振方法を説明する図
【図4】本発明による超音波送受波器伝送特性説明図
【図5】本発明の他実施例の断面図
【図6】図5の超音波送受波器の超音波振動子の構成説
明図
明図
【図7】超音波流量計の構成図
【符号の説明】 1,1a,1b 超音波送受波器 2 積層振動子 21〜24 圧電素子 3 クサビ 5,5a,5b 電極 6 絶縁層 7 端子 8 ハウジング 9 モールド 10 配管 30 変換器 40 流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 17/00 H E
Claims (2)
- 【請求項1】複数の端子を備えたハウジング内にモール
ドして設けられ、 端面に電極が密着して設けられた厚さの異なる複数の圧
電素子を音響的に接合してなる積層超音波振動子と、こ
の積層超音波振動子に音響的に接合されたクサビと、を
備え積層超音波振動子を構成する各圧電素子の端面の電
極から引き出された導線がハウジングに備えた端子に接
続されてなることを特徴とする超音波送受波器。 - 【請求項2】各圧電素子端面の電極が互いに絶縁されて
接合され、各電極が並列接続されてハウジングに備えた
端子に引き出されてなることを特徴とする請求項1に記
載の超音波送受波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246649A JPH08110376A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 超音波送受波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246649A JPH08110376A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 超音波送受波器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110376A true JPH08110376A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17151562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246649A Pending JPH08110376A (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 超音波送受波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110376A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-10-13 JP JP6246649A patent/JPH08110376A/ja active Pending
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