JPH08110480A - 可撓管 - Google Patents
可撓管Info
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- JPH08110480A JPH08110480A JP6246545A JP24654594A JPH08110480A JP H08110480 A JPH08110480 A JP H08110480A JP 6246545 A JP6246545 A JP 6246545A JP 24654594 A JP24654594 A JP 24654594A JP H08110480 A JPH08110480 A JP H08110480A
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- bending
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- tube
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Links
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小さい力量で湾曲させることができる可撓管を
提供することにある。 【構成】形状記憶合金からなり温度変化に応じて軸方向
に伸縮する形状記憶合金コイル14と、この形状記憶合
金コイル14の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾
曲する形状記憶合金からなる棒状の湾曲部材13とから
なり、前記形状記憶合金コイル14と湾曲部材13を通
電線15を介して加熱制御する制御手段に接続したこと
にある。
提供することにある。 【構成】形状記憶合金からなり温度変化に応じて軸方向
に伸縮する形状記憶合金コイル14と、この形状記憶合
金コイル14の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾
曲する形状記憶合金からなる棒状の湾曲部材13とから
なり、前記形状記憶合金コイル14と湾曲部材13を通
電線15を介して加熱制御する制御手段に接続したこと
にある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生体腔内等の管路内
に挿入される挿入部を湾曲させるための可撓管に関す
る。
に挿入される挿入部を湾曲させるための可撓管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、この体腔内を観察すると共に、必要に応じ
て処置具を使用して治療処理を行ったり、或いは前記挿
入部を管孔内に挿入して該管孔内の観察を行うことが可
能な内視鏡装置が広く用いられている。
ことにより、この体腔内を観察すると共に、必要に応じ
て処置具を使用して治療処理を行ったり、或いは前記挿
入部を管孔内に挿入して該管孔内の観察を行うことが可
能な内視鏡装置が広く用いられている。
【0003】これら体腔内や管孔内の被観察部位は前記
挿入部の進入方向に存在することはまれであるため、観
察等を行う際には、挿入部の先端側に設けられている湾
曲部を湾曲操作することにより先端部を前記被観察部位
へ指向させるようになっている。
挿入部の進入方向に存在することはまれであるため、観
察等を行う際には、挿入部の先端側に設けられている湾
曲部を湾曲操作することにより先端部を前記被観察部位
へ指向させるようになっている。
【0004】この湾曲部を湾曲させる手段としては、前
記挿入部に操作ワイヤを挿通し、この操作ワイヤの一端
を前記湾曲部の先端側に固定すると共に、基端を操作部
に設けられた湾曲操作ノブに連結した技術が一般に用い
られている。そして、湾曲操作ノブを操作して前記操作
ワイヤを引張或いは弛緩させることにより湾曲部を湾曲
させ、先端部を被観察部位へ指向させる。
記挿入部に操作ワイヤを挿通し、この操作ワイヤの一端
を前記湾曲部の先端側に固定すると共に、基端を操作部
に設けられた湾曲操作ノブに連結した技術が一般に用い
られている。そして、湾曲操作ノブを操作して前記操作
ワイヤを引張或いは弛緩させることにより湾曲部を湾曲
させ、先端部を被観察部位へ指向させる。
【0005】しかし、このような構成では構造が複雑に
ならざるを得ず、コストの低減化が困難である。
ならざるを得ず、コストの低減化が困難である。
【0006】そこで、例えば特開昭59−97115号
公報には、対向一対のフランジの一側を弾性体で連結
し、このフランジ間に形状記憶合金等の感熱変形部材を
コイル状に形成して介装したユニットを、挿入部に、回
動方向の向きを順次異ならせて直列状に配設すると共
に、前記感熱変形部材を選択的に加熱することが可能な
技術が開示されている。そして、任意の感熱変形部材へ
通電して該感熱変形部材を加熱すると、挿入部の該感熱
変形部材が配設されている部位が所定の方向へ屈曲され
るようになっている。
公報には、対向一対のフランジの一側を弾性体で連結
し、このフランジ間に形状記憶合金等の感熱変形部材を
コイル状に形成して介装したユニットを、挿入部に、回
動方向の向きを順次異ならせて直列状に配設すると共
に、前記感熱変形部材を選択的に加熱することが可能な
技術が開示されている。そして、任意の感熱変形部材へ
通電して該感熱変形部材を加熱すると、挿入部の該感熱
変形部材が配設されている部位が所定の方向へ屈曲され
るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の湾曲手
段は、フランジ状の弾性体の弾性力に反してコイル状の
形状記憶合金の力により弾性体を曲げる必要があり、大
きな力量が必要であり、コイル状の形状記憶合金を小型
化すると力量不足となり、小型化が難しいものである。
段は、フランジ状の弾性体の弾性力に反してコイル状の
形状記憶合金の力により弾性体を曲げる必要があり、大
きな力量が必要であり、コイル状の形状記憶合金を小型
化すると力量不足となり、小型化が難しいものである。
【0008】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、小さい力量で湾曲さ
せることができ、小形化が可能な可撓管を提供すること
にある。
もので、その目的とするところは、小さい力量で湾曲さ
せることができ、小形化が可能な可撓管を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
前記目的を達成するために、形状記憶合金からなり温度
変化に応じて軸方向に伸縮する筒状の伸縮部材と、この
伸縮部材の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾曲す
る形状記憶合金からなる湾曲部材と、前記伸縮部材と湾
曲部材を加熱制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする。
前記目的を達成するために、形状記憶合金からなり温度
変化に応じて軸方向に伸縮する筒状の伸縮部材と、この
伸縮部材の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾曲す
る形状記憶合金からなる湾曲部材と、前記伸縮部材と湾
曲部材を加熱制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0010】制御手段によって伸縮部材および湾曲部材
を加熱すると、伸縮部材が軸方向に収縮しようとする。
このとき、伸縮部材の一部が伸縮しないように湾曲部材
により拘束されているため伸縮部材と湾曲部材は湾曲す
る。また、伸縮部材および湾曲部材を冷却すると、伸縮
部材が軸方向に伸長しようとするが、湾曲部材により拘
束されているため伸縮部材と湾曲部材は直線状になる。
を加熱すると、伸縮部材が軸方向に収縮しようとする。
このとき、伸縮部材の一部が伸縮しないように湾曲部材
により拘束されているため伸縮部材と湾曲部材は湾曲す
る。また、伸縮部材および湾曲部材を冷却すると、伸縮
部材が軸方向に伸長しようとするが、湾曲部材により拘
束されているため伸縮部材と湾曲部材は直線状になる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0012】図1〜図6は第1の実施例を示し、図1は
内視鏡の挿入部に設けられる可撓管で、図2は内視鏡装
置である。図2に基づいて内視鏡装置の概略的構成を説
明すると、1は、例えば血管内等に挿入される内視鏡で
あり、挿入部2が1〜2mmの極細径に形成されている。
内視鏡の挿入部に設けられる可撓管で、図2は内視鏡装
置である。図2に基づいて内視鏡装置の概略的構成を説
明すると、1は、例えば血管内等に挿入される内視鏡で
あり、挿入部2が1〜2mmの極細径に形成されている。
【0013】挿入部2の基端側には分岐部3が設けら
れ、この分岐部3から延出された第1のケーブル3aと
第2のケーブル3bを備えている。第1のケーブル3a
はTVモータ5aを有するTVカメラユニット5及び光
源装置4に係脱自在に接続されている。そして、光源装
置4による照明光が前記ケーブル3a内に配設された図
示しないライトガイドを介して挿入部2の先端部6へ伝
達され、この先端部6より被観察部位へ照射される一
方、この被観察部位の映像が図示しないイメージガイド
を介して前記TVカメラユニット5へ伝達されて処理さ
れ、TVモニタ5aへ出力されるようになっている。ま
た、第2のケーブル3bは、湾曲操作部7を有する加熱
制御部8及び空冷の冷却装置9に係脱自在に接続されて
いる。
れ、この分岐部3から延出された第1のケーブル3aと
第2のケーブル3bを備えている。第1のケーブル3a
はTVモータ5aを有するTVカメラユニット5及び光
源装置4に係脱自在に接続されている。そして、光源装
置4による照明光が前記ケーブル3a内に配設された図
示しないライトガイドを介して挿入部2の先端部6へ伝
達され、この先端部6より被観察部位へ照射される一
方、この被観察部位の映像が図示しないイメージガイド
を介して前記TVカメラユニット5へ伝達されて処理さ
れ、TVモニタ5aへ出力されるようになっている。ま
た、第2のケーブル3bは、湾曲操作部7を有する加熱
制御部8及び空冷の冷却装置9に係脱自在に接続されて
いる。
【0014】さらに、前記先端部6の基端側には可撓管
としての湾曲部10が設けられており、この湾曲部10
を湾曲することにより、先端部6を目的とする被観察部
位に指向できるようになっている。
としての湾曲部10が設けられており、この湾曲部10
を湾曲することにより、先端部6を目的とする被観察部
位に指向できるようになっている。
【0015】図1に基づいて湾曲部10について説明す
ると、円筒部材11と可撓チューブ12の間に曲げ形状
を記憶した形状記憶合金からなる棒状の湾曲部材13が
固定接続され、さらに前記円筒部材11および可撓チュ
ーブ12と略同じ径のコイル状に形成された伸縮部材と
しての形状記憶合金コイル14が配設されている。
ると、円筒部材11と可撓チューブ12の間に曲げ形状
を記憶した形状記憶合金からなる棒状の湾曲部材13が
固定接続され、さらに前記円筒部材11および可撓チュ
ーブ12と略同じ径のコイル状に形成された伸縮部材と
しての形状記憶合金コイル14が配設されている。
【0016】前記形状記憶合金コイル14の両端には、
通電線15が接続され、通電加熱が可能である。そし
て、前記湾曲部材13の記憶形状は、図3に示すよう
に、加熱時に2点鎖線で示すように湾曲し、冷却すると
実線で示すように直線状、もしくは逆方向に曲がった形
状を示す2方向性の形状記憶合金であり、前記形状記憶
合金コイル14は、加熱すると軸方向に収縮し、冷却す
ると伸長する2方向性を示すものである。さらに、前記
湾曲部材13と前記形状記憶合金コイル14との位置関
係は、図4(a)に示すように、前記湾曲部材13の曲
げ方向が、前記形状記憶合金コイル14のほぼ中心方向
に矢印のように向いている。
通電線15が接続され、通電加熱が可能である。そし
て、前記湾曲部材13の記憶形状は、図3に示すよう
に、加熱時に2点鎖線で示すように湾曲し、冷却すると
実線で示すように直線状、もしくは逆方向に曲がった形
状を示す2方向性の形状記憶合金であり、前記形状記憶
合金コイル14は、加熱すると軸方向に収縮し、冷却す
ると伸長する2方向性を示すものである。さらに、前記
湾曲部材13と前記形状記憶合金コイル14との位置関
係は、図4(a)に示すように、前記湾曲部材13の曲
げ方向が、前記形状記憶合金コイル14のほぼ中心方向
に矢印のように向いている。
【0017】なお、この湾曲部材13と形状記憶合金コ
イル14との組み合わせ方法は、その他あり、例えば形
状記憶合金コイル14を加熱したときに伸び、冷却する
と縮むものとして、2つの配置位置を図4(b)に示す
ように湾曲部材13の曲げ方向を矢印のように周方向と
したものでもよい。また、変態温度は、形状記憶合金コ
イル14より湾曲部材13を低くしてある。または、形
状記憶合金コイル14と湾曲部材13との変態温度を略
同一とし、それぞれに対して加熱制御手段を設けてもよ
い。
イル14との組み合わせ方法は、その他あり、例えば形
状記憶合金コイル14を加熱したときに伸び、冷却する
と縮むものとして、2つの配置位置を図4(b)に示す
ように湾曲部材13の曲げ方向を矢印のように周方向と
したものでもよい。また、変態温度は、形状記憶合金コ
イル14より湾曲部材13を低くしてある。または、形
状記憶合金コイル14と湾曲部材13との変態温度を略
同一とし、それぞれに対して加熱制御手段を設けてもよ
い。
【0018】また、図5に示すように、形状記憶合金コ
イル14の外周部には、薄肉の外皮チューブ16、例え
ばシリコン、テフロン、ウレタン等のチューブで覆われ
ており、内部には観察用のイメージガイド17、照明用
のライトガイド18、通電線15、湾曲部材13および
例えば生検鉗子等の処置具を挿入して処置をするための
チャンネル19が内装されている。
イル14の外周部には、薄肉の外皮チューブ16、例え
ばシリコン、テフロン、ウレタン等のチューブで覆われ
ており、内部には観察用のイメージガイド17、照明用
のライトガイド18、通電線15、湾曲部材13および
例えば生検鉗子等の処置具を挿入して処置をするための
チャンネル19が内装されている。
【0019】次に、前述のように構成された湾曲部10
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0020】図2に示す湾曲操作部7を操作すると、加
熱制御部8により、形状記憶合金コイル14に通電さ
れ、形状記憶合金コイル14が通電加熱されるので、軸
方向に収縮しようとする。このとき、形状記憶合金コイ
ル14の一部が伸縮しないように湾曲部材13により拘
束されているため図1において上方向に曲がる。さら
に、湾曲部材13が形状記憶合金コイル14を通電加熱
したときの熱が伝わり、湾曲部材13も図1の上方向に
曲がる。
熱制御部8により、形状記憶合金コイル14に通電さ
れ、形状記憶合金コイル14が通電加熱されるので、軸
方向に収縮しようとする。このとき、形状記憶合金コイ
ル14の一部が伸縮しないように湾曲部材13により拘
束されているため図1において上方向に曲がる。さら
に、湾曲部材13が形状記憶合金コイル14を通電加熱
したときの熱が伝わり、湾曲部材13も図1の上方向に
曲がる。
【0021】したがって、図6のように湾曲部10を曲
げることになる。そして、湾曲操作部6の操作を止める
と、冷却装置9が動作して前記湾曲部材13および前記
形状記憶合金コイル14は強制的に冷却されるため、湾
曲部10の湾曲形状が直線状となる。この場合、前記形
状記憶合金コイル14が収縮することにより湾曲部10
を曲げようとする方向と、前記湾曲部材13の曲げ方向
とが一致している。
げることになる。そして、湾曲操作部6の操作を止める
と、冷却装置9が動作して前記湾曲部材13および前記
形状記憶合金コイル14は強制的に冷却されるため、湾
曲部10の湾曲形状が直線状となる。この場合、前記形
状記憶合金コイル14が収縮することにより湾曲部10
を曲げようとする方向と、前記湾曲部材13の曲げ方向
とが一致している。
【0022】前記第1の実施例によれば、形状記憶合金
コイル14を用いて湾曲させる構造として、コイル側面
の一部を伸縮しないように湾曲部材13で拘束する必要
があるが、この湾曲部材13が弾性体で湾曲に対して抵
抗力とならないため、湾曲角を大きくできるとともに、
形状記憶合金コイル14の小型化が可能となる。また、
内部が空間となっており、多くの内蔵物を入れるのに有
効である。
コイル14を用いて湾曲させる構造として、コイル側面
の一部を伸縮しないように湾曲部材13で拘束する必要
があるが、この湾曲部材13が弾性体で湾曲に対して抵
抗力とならないため、湾曲角を大きくできるとともに、
形状記憶合金コイル14の小型化が可能となる。また、
内部が空間となっており、多くの内蔵物を入れるのに有
効である。
【0023】図7は第2の実施例を示す。湾曲部10の
構成として、図7のように形状記憶合金パイプ20の周
壁の一部を切り欠き、その部分に形状記憶合金コイル1
4を固定したものである。そして、形状記憶合金パイプ
20の切り欠いた部分を第1の実施例と同様に加熱時曲
げ形状を示し、冷却すると直線状になる。また、形状記
憶合金コイル14と形状記憶合金パイプ20の切り欠き
部とは、電気的に絶縁されている。例えば、形状記憶合
金コイル14の外側に薄肉チューブを被覆し、絶縁コー
ティングを施すことや形状記憶合金パイプ20の切り欠
き部の内側を絶縁コーティングしてもよい。絶縁コーテ
ィングは、弗素樹脂、テフロン、セラミック等がある。
その他については第1の実施例と同じである。
構成として、図7のように形状記憶合金パイプ20の周
壁の一部を切り欠き、その部分に形状記憶合金コイル1
4を固定したものである。そして、形状記憶合金パイプ
20の切り欠いた部分を第1の実施例と同様に加熱時曲
げ形状を示し、冷却すると直線状になる。また、形状記
憶合金コイル14と形状記憶合金パイプ20の切り欠き
部とは、電気的に絶縁されている。例えば、形状記憶合
金コイル14の外側に薄肉チューブを被覆し、絶縁コー
ティングを施すことや形状記憶合金パイプ20の切り欠
き部の内側を絶縁コーティングしてもよい。絶縁コーテ
ィングは、弗素樹脂、テフロン、セラミック等がある。
その他については第1の実施例と同じである。
【0024】この第2の実施例によれば、第1の実施例
の効果に加え、湾曲部10を構成する部品点数が少な
く、構造がシンプルであり、組立性が良い。
の効果に加え、湾曲部10を構成する部品点数が少な
く、構造がシンプルであり、組立性が良い。
【0025】図8は第3の実施例を示す。第1の実施例
の湾曲部10を図8に示すように軸方向に複数個設け、
これらを接続したものである。連結部材21を介して形
状記憶合金コイル14を複数個連結して湾曲部材13を
第1の実施例と同じように各部に固定している。
の湾曲部10を図8に示すように軸方向に複数個設け、
これらを接続したものである。連結部材21を介して形
状記憶合金コイル14を複数個連結して湾曲部材13を
第1の実施例と同じように各部に固定している。
【0026】湾曲部材13の接続向きは、湾曲方向が9
0°置き、または180°置きに異なるように接続して
いる。または、複数個同じ向きで接続したものを1ユニ
ットとして、それをいくつか向きの異なるようにして接
続してもよい。そして、形状記憶合金コイル14にはそ
れぞれ通電線15が設けられており、独立して加熱制御
可能となっている。他の構成は、第1の実施例と同じで
ある。
0°置き、または180°置きに異なるように接続して
いる。または、複数個同じ向きで接続したものを1ユニ
ットとして、それをいくつか向きの異なるようにして接
続してもよい。そして、形状記憶合金コイル14にはそ
れぞれ通電線15が設けられており、独立して加熱制御
可能となっている。他の構成は、第1の実施例と同じで
ある。
【0027】第3の実施例の作用は、基本的には第1の
実施例と同じであり、湾曲させたい部分を選択的に加熱
を行う。この加熱する部分を選ぶことで、湾曲部10を
自由に曲げるものである。したがって、湾曲部10を多
自由度に曲げることが可能であり、観察性能が向上す
る。
実施例と同じであり、湾曲させたい部分を選択的に加熱
を行う。この加熱する部分を選ぶことで、湾曲部10を
自由に曲げるものである。したがって、湾曲部10を多
自由度に曲げることが可能であり、観察性能が向上す
る。
【0028】図9および図10は第4の実施例を示す。
図9に示すように加熱すると収縮し、冷却すると伸びる
一本の形状記憶合金コイル22に対して、曲げ形状を記
憶した形状記憶合金からなる湾曲部材23を複数個、長
手方向に設け、この形状記憶合金コイル22と湾曲部材
23とは図10のように接触部が溶接、接着、機械的な
接続により固定されている。このとき、湾曲部材23
は、90°毎または180°毎に異なる方向または、同
じ向きに設けてある。そして、形状記憶合金コイル22
を分割する図の位置で通電線23aが接続されており、
各部独立に通電加熱可能となっている。その他は第3の
実施例と同じであるが、第3の実施例の効果に加えて構
成がシンプルであり、組立性が良い。
図9に示すように加熱すると収縮し、冷却すると伸びる
一本の形状記憶合金コイル22に対して、曲げ形状を記
憶した形状記憶合金からなる湾曲部材23を複数個、長
手方向に設け、この形状記憶合金コイル22と湾曲部材
23とは図10のように接触部が溶接、接着、機械的な
接続により固定されている。このとき、湾曲部材23
は、90°毎または180°毎に異なる方向または、同
じ向きに設けてある。そして、形状記憶合金コイル22
を分割する図の位置で通電線23aが接続されており、
各部独立に通電加熱可能となっている。その他は第3の
実施例と同じであるが、第3の実施例の効果に加えて構
成がシンプルであり、組立性が良い。
【0029】図11および図12は第5の実施例を示
す。図11に示すように2つの円筒部材24の間に加熱
により曲げを記憶した板状の形状記憶合金からなる湾曲
部材25を固定し、前記円筒部材24の間に加熱により
収縮し、冷却により伸長する形状記憶合金線26の一本
を複数回折り返して設けており、端部に通電線27を接
続してある。湾曲部材25には、図12の示すようにヒ
ータ28が貼り付けてある。この湾曲部10の後方には
細長いチューブ29が連結されてある。この場合は、湾
曲部材25および形状記憶合金線26の変態温度は略同
一である。その他の構成は第1の実施例と基本的には同
じである。
す。図11に示すように2つの円筒部材24の間に加熱
により曲げを記憶した板状の形状記憶合金からなる湾曲
部材25を固定し、前記円筒部材24の間に加熱により
収縮し、冷却により伸長する形状記憶合金線26の一本
を複数回折り返して設けており、端部に通電線27を接
続してある。湾曲部材25には、図12の示すようにヒ
ータ28が貼り付けてある。この湾曲部10の後方には
細長いチューブ29が連結されてある。この場合は、湾
曲部材25および形状記憶合金線26の変態温度は略同
一である。その他の構成は第1の実施例と基本的には同
じである。
【0030】次に、第5の実施例の作用について説明す
る。まず、形状記憶合金線26への通電加熱を行なうと
収縮するが一部が湾曲部材25で拘束されているため図
中上方向へと湾曲しようとする。このとき、ほぼ同時に
ヒータにより湾曲部材25への加熱も行なうことで、形
状記憶合金線26による湾曲に加え、湾曲部材25によ
る湾曲も行なわれる。そして双方の形状記憶合金への加
熱を止めるとともに、双方の形状記憶合金は、もとの形
状にもどり湾曲部10は直線状となる。
る。まず、形状記憶合金線26への通電加熱を行なうと
収縮するが一部が湾曲部材25で拘束されているため図
中上方向へと湾曲しようとする。このとき、ほぼ同時に
ヒータにより湾曲部材25への加熱も行なうことで、形
状記憶合金線26による湾曲に加え、湾曲部材25によ
る湾曲も行なわれる。そして双方の形状記憶合金への加
熱を止めるとともに、双方の形状記憶合金は、もとの形
状にもどり湾曲部10は直線状となる。
【0031】この実施例によれば、一般に形状記憶合金
線26は、大きい力を出すことが可能であり、湾曲させ
るとき力量を大きくすることができ湾曲部10の構成を
ある程度腰のあるものとでき、挿入性の向上を図ること
ができる。また、湾曲部10の耐久性のあるものが可能
である。
線26は、大きい力を出すことが可能であり、湾曲させ
るとき力量を大きくすることができ湾曲部10の構成を
ある程度腰のあるものとでき、挿入性の向上を図ること
ができる。また、湾曲部10の耐久性のあるものが可能
である。
【0032】図13は第6の実施例を示し、第5の実施
例の形状記憶合金線26の代りに、コイル状に形成され
た形状記憶合金コイル30の一本を複数回折り返した構
造である。その他は第5の実施例と同じである。
例の形状記憶合金線26の代りに、コイル状に形成され
た形状記憶合金コイル30の一本を複数回折り返した構
造である。その他は第5の実施例と同じである。
【0033】この実施例によれば、形状記憶合金コイル
30は、大きいストロークを得ることができるので、大
きい湾曲角を得ることができる。
30は、大きいストロークを得ることができるので、大
きい湾曲角を得ることができる。
【0034】なお、第5の実施例および第6の実施例に
おいては、形状記憶合金線26および形状記憶合金コイ
ル30の一本を複数回折り返して設けたが、複数本と
し、それぞれを接続して電気的に直列または機械的にも
並列、電気的にも並列としてもよい。
おいては、形状記憶合金線26および形状記憶合金コイ
ル30の一本を複数回折り返して設けたが、複数本と
し、それぞれを接続して電気的に直列または機械的にも
並列、電気的にも並列としてもよい。
【0035】図14は第1の開示例を示し、形状記憶合
金からなる湾曲部材13とコイル状に形成された形状記
憶合金コイル14とからなる湾曲部10において、湾曲
部材13を加熱する手段としてレーザ導光ファイバ31
を用いた場合である。レーザ導光ファイバ31は可撓チ
ューブ12に内装されており、先端部31aは湾曲部1
0の湾曲部材13に対向しており、基端部31bはハー
フミラー32を介して半導体レーザ33の出射部に対向
している。ハーフミラー32の反射面の反射光路上には
反射光検出器34が設けられ、この反射光検出器34の
検出信号は半導体レーザ33を制御する加熱制御部35
に入力される。
金からなる湾曲部材13とコイル状に形成された形状記
憶合金コイル14とからなる湾曲部10において、湾曲
部材13を加熱する手段としてレーザ導光ファイバ31
を用いた場合である。レーザ導光ファイバ31は可撓チ
ューブ12に内装されており、先端部31aは湾曲部1
0の湾曲部材13に対向しており、基端部31bはハー
フミラー32を介して半導体レーザ33の出射部に対向
している。ハーフミラー32の反射面の反射光路上には
反射光検出器34が設けられ、この反射光検出器34の
検出信号は半導体レーザ33を制御する加熱制御部35
に入力される。
【0036】したがって、半導体レーザ33から出射さ
れたレーザ光はハーフミラー32を通過してレーザ導光
ファイバ31の基端部31bに入射し、その先端部31
aから湾曲部材13に向って出射される。湾曲部材13
はレーザ光によって加熱されると、湾曲するとともに湾
曲部材13からの反射光がレーザ導光ファイバ31を介
してハーフミラー32に入射する。この反射光はハーフ
ミラー32によって反射され、反射光検出器34によっ
て検出される。このとき、湾曲部材13の湾曲量によっ
て距離が異なり反射光の強度が異なるため、その反射光
の強度を反射光検出器34によって検出することにより
湾曲部10の湾曲量を検出することができる。
れたレーザ光はハーフミラー32を通過してレーザ導光
ファイバ31の基端部31bに入射し、その先端部31
aから湾曲部材13に向って出射される。湾曲部材13
はレーザ光によって加熱されると、湾曲するとともに湾
曲部材13からの反射光がレーザ導光ファイバ31を介
してハーフミラー32に入射する。この反射光はハーフ
ミラー32によって反射され、反射光検出器34によっ
て検出される。このとき、湾曲部材13の湾曲量によっ
て距離が異なり反射光の強度が異なるため、その反射光
の強度を反射光検出器34によって検出することにより
湾曲部10の湾曲量を検出することができる。
【0037】図15は第2の開示例を示し、形状記憶合
金からなる湾曲部材13とコイル状に形成された形状記
憶合金コイル14とからなる湾曲部10において、形状
記憶合金コイル14を加熱する手段としてレーザ導光フ
ァイバ31を用いた場合である。レーザ導光ファイバ3
1は可撓チューブ12に内装されており、先端部31a
は湾曲部10の形状記憶合金コイル14に対向してい
る。
金からなる湾曲部材13とコイル状に形成された形状記
憶合金コイル14とからなる湾曲部10において、形状
記憶合金コイル14を加熱する手段としてレーザ導光フ
ァイバ31を用いた場合である。レーザ導光ファイバ3
1は可撓チューブ12に内装されており、先端部31a
は湾曲部10の形状記憶合金コイル14に対向してい
る。
【0038】したがって、湾曲部10の湾曲に伴う形状
記憶合金コイル14の変形、つまり湾曲部10の湾曲量
をレーザ導光ファイバ31によって検出することができ
る。図16は第3の開示例を示し、形状記憶合金からな
る湾曲部材13とコイル状に形成された形状記憶合金コ
イル14とからなる湾曲部10において、半導体レーザ
33によって湾曲部材13を直接加熱して湾曲部10を
湾曲するように構成したものである。すなわち、マイク
ロ化された固体デバイスからなるピックアップ36には
ハーフミラー32、半導体レーザ33、反射光検出器3
4および加熱制御部35が設けられており、このピック
アップ36を湾曲部10に設けて半導体レーザ33から
出射されるレーザ光によって湾曲部材13を直接加熱す
ることにより、湾曲部10を湾曲制御させることができ
る。
記憶合金コイル14の変形、つまり湾曲部10の湾曲量
をレーザ導光ファイバ31によって検出することができ
る。図16は第3の開示例を示し、形状記憶合金からな
る湾曲部材13とコイル状に形成された形状記憶合金コ
イル14とからなる湾曲部10において、半導体レーザ
33によって湾曲部材13を直接加熱して湾曲部10を
湾曲するように構成したものである。すなわち、マイク
ロ化された固体デバイスからなるピックアップ36には
ハーフミラー32、半導体レーザ33、反射光検出器3
4および加熱制御部35が設けられており、このピック
アップ36を湾曲部10に設けて半導体レーザ33から
出射されるレーザ光によって湾曲部材13を直接加熱す
ることにより、湾曲部10を湾曲制御させることができ
る。
【0039】図17は第4の開示例を示し、第1の開示
例の反射光の検出に代って湾曲部材13の温度を検出す
るようにしたものである。すなわち、湾曲部材13には
示温材料37が貼着されているとともに、ハーフミラー
32の反射面の反射光路上には色検出器38が設けられ
ている。
例の反射光の検出に代って湾曲部材13の温度を検出す
るようにしたものである。すなわち、湾曲部材13には
示温材料37が貼着されているとともに、ハーフミラー
32の反射面の反射光路上には色検出器38が設けられ
ている。
【0040】したがって、半導体レーザ33から出射さ
れたレーザ光はハーフミラー32を通過してレーザ導光
ファイバ31の基端部31bに入射し、その先端部31
aから湾曲部材13の示温材料37に向って出射され
る。湾曲部材13はレーザ光によって加熱されると湾曲
するとともに、示温材料37が湾曲部材13の熱を受け
て変色する。示温材料37の色変化をレーザ導光ファイ
バ31およびハーフミラー32を介して色検出器38に
よって精密に計測することにより、湾曲部材13の湾曲
量を間接的に検出することができ、この色検出器38か
らの出力信号によって加熱制御部35が半導体レーザ3
3を制御して湾曲部10の湾曲量を制御できる。なお、
湾曲部材13に代って形状記憶合金コイル14に示温材
料37を貼着してもよい。
れたレーザ光はハーフミラー32を通過してレーザ導光
ファイバ31の基端部31bに入射し、その先端部31
aから湾曲部材13の示温材料37に向って出射され
る。湾曲部材13はレーザ光によって加熱されると湾曲
するとともに、示温材料37が湾曲部材13の熱を受け
て変色する。示温材料37の色変化をレーザ導光ファイ
バ31およびハーフミラー32を介して色検出器38に
よって精密に計測することにより、湾曲部材13の湾曲
量を間接的に検出することができ、この色検出器38か
らの出力信号によって加熱制御部35が半導体レーザ3
3を制御して湾曲部10の湾曲量を制御できる。なお、
湾曲部材13に代って形状記憶合金コイル14に示温材
料37を貼着してもよい。
【0041】図18は第5の開示例を示し、第3の開示
例の反射光の検出に代って湾曲部材13の放射温度を検
出するようにしたものである。すなわち、マイクロ化さ
れた固体デバイスからなるピックアップ36にはハーフ
ミラー32、半導体レーザ33、放射温度検出器39お
よび加熱制御部35が設けられており、このピックアッ
プ36を湾曲部10に設けて半導体レーザ33から出射
されるレーザ光によって湾曲部材13を直接加熱するこ
とにより湾曲させることができる。
例の反射光の検出に代って湾曲部材13の放射温度を検
出するようにしたものである。すなわち、マイクロ化さ
れた固体デバイスからなるピックアップ36にはハーフ
ミラー32、半導体レーザ33、放射温度検出器39お
よび加熱制御部35が設けられており、このピックアッ
プ36を湾曲部10に設けて半導体レーザ33から出射
されるレーザ光によって湾曲部材13を直接加熱するこ
とにより湾曲させることができる。
【0042】湾曲部材13の放射温度はハーフミラー3
2を反射して放射温度検出器39によって検出され、放
射温度を精密に計測することにより、湾曲部材13の湾
曲量を間接的に検出することができ、この放射温度検出
器39からの出力信号によって加熱制御部35が半導体
レーザ33を制御して湾曲部10の湾曲量を制御でき
る。なお、湾曲部材13に代って形状記憶合金コイル1
4を半導体レーザ33から出射されるレーザ光によって
直接加熱してもよい。
2を反射して放射温度検出器39によって検出され、放
射温度を精密に計測することにより、湾曲部材13の湾
曲量を間接的に検出することができ、この放射温度検出
器39からの出力信号によって加熱制御部35が半導体
レーザ33を制御して湾曲部10の湾曲量を制御でき
る。なお、湾曲部材13に代って形状記憶合金コイル1
4を半導体レーザ33から出射されるレーザ光によって
直接加熱してもよい。
【0043】図19は第6の開示例であり、図7で示し
た第2の実施例の変形である多方向湾曲機構を示す。テ
フロンチューブ等の第1チューブ41の先端部には柔軟
性を有するシリコンチューブ等の第2チューブ42が連
結され、さらに第2チューブ42の先端部には切り欠き
を有する形状記憶合金パイプ43が連結されている。こ
の形状記憶合金パイプ43の加熱時の記憶形状は第2の
実施例と同様に、図中aの方向に曲がるように記憶され
ている。第2チューブ42および形状記憶合金パイプ4
3の内部には加熱時に収縮し、冷却時に伸長する形状記
憶合金コイル44が内装されており、この一端部は第1
チューブ41に、他端部は形状記憶合金パイプ43の先
端部に連結されている。そして、第2チューブ42と形
状記憶合金コイル44とによってその軸芯を中心として
回転する(捩じれる)回転部45を構成している。
た第2の実施例の変形である多方向湾曲機構を示す。テ
フロンチューブ等の第1チューブ41の先端部には柔軟
性を有するシリコンチューブ等の第2チューブ42が連
結され、さらに第2チューブ42の先端部には切り欠き
を有する形状記憶合金パイプ43が連結されている。こ
の形状記憶合金パイプ43の加熱時の記憶形状は第2の
実施例と同様に、図中aの方向に曲がるように記憶され
ている。第2チューブ42および形状記憶合金パイプ4
3の内部には加熱時に収縮し、冷却時に伸長する形状記
憶合金コイル44が内装されており、この一端部は第1
チューブ41に、他端部は形状記憶合金パイプ43の先
端部に連結されている。そして、第2チューブ42と形
状記憶合金コイル44とによってその軸芯を中心として
回転する(捩じれる)回転部45を構成している。
【0044】形状記憶合金パイプ43はその周壁の一部
に切欠部46が設けられているとともに、加熱時に軸方
向に収縮し、冷却時に伸長する前記形状記憶合金コイル
44が内装されており、形状記憶合金パイプ43と形状
記憶合金コイル44とによって切欠部46側に湾曲する
湾曲部47を構成している。また、前記形状記憶合金コ
イル44は通電加熱用リード線48が接続されており、
第1チューブ41の手元側に設けられた電源(図示しな
い)に接続されている。
に切欠部46が設けられているとともに、加熱時に軸方
向に収縮し、冷却時に伸長する前記形状記憶合金コイル
44が内装されており、形状記憶合金パイプ43と形状
記憶合金コイル44とによって切欠部46側に湾曲する
湾曲部47を構成している。また、前記形状記憶合金コ
イル44は通電加熱用リード線48が接続されており、
第1チューブ41の手元側に設けられた電源(図示しな
い)に接続されている。
【0045】このように構成された多方向湾曲機構によ
れば、形状記憶合金コイル44に通電して加熱すること
により、湾曲部47は切欠部46によって矢印a方向に
湾曲し、回転部45においては、形状記憶合金コイル4
4が捩じれながら収縮するため、第2チューブ42も矢
印b方向に捩じれるため、湾曲と捩じれを組み合わせる
ことにより、形状記憶合金パイプ43の先端部を任意の
方向に湾曲させることができる。したがって、第1、第
2チューブおよび形状記憶合金パイプ41〜43にイメ
ージガイドファイバ、ライトガイドファイバ(図示しな
い)を内装することにより、医療用、工業用内視鏡に適
用できる。なお、先端部の形状記憶合金パイプの代りに
弾性チューブとしてウレタン、テフロン、シリコン等の
チューブとしてもよい。
れば、形状記憶合金コイル44に通電して加熱すること
により、湾曲部47は切欠部46によって矢印a方向に
湾曲し、回転部45においては、形状記憶合金コイル4
4が捩じれながら収縮するため、第2チューブ42も矢
印b方向に捩じれるため、湾曲と捩じれを組み合わせる
ことにより、形状記憶合金パイプ43の先端部を任意の
方向に湾曲させることができる。したがって、第1、第
2チューブおよび形状記憶合金パイプ41〜43にイメ
ージガイドファイバ、ライトガイドファイバ(図示しな
い)を内装することにより、医療用、工業用内視鏡に適
用できる。なお、先端部の形状記憶合金パイプの代りに
弾性チューブとしてウレタン、テフロン、シリコン等の
チューブとしてもよい。
【0046】図20は第7の開示例であり、多方向湾曲
機構の別の例を示す。テフロンマルチルーメンチューブ
等の第1チューブ51の先端部には柔軟性を有するシリ
コンマルチルーメンチューブ等の第2チューブ52が連
結され、さらに第2チューブ52の先端部にはテフロン
マルチルーメンチューブ等の第3チューブ53が連結さ
れている。第2チューブ52の外周には加熱時に収縮
し、冷却時に伸長する形状記憶合金コイル54が嵌合さ
れており、この一端部は第1チューブ51に、他端部は
第3チューブ53の末端部に連結されている。そして、
第2チューブ52と形状記憶合金コイル54とによって
その軸芯を中心として回転する(捩じれる)回転部55
を構成している。
機構の別の例を示す。テフロンマルチルーメンチューブ
等の第1チューブ51の先端部には柔軟性を有するシリ
コンマルチルーメンチューブ等の第2チューブ52が連
結され、さらに第2チューブ52の先端部にはテフロン
マルチルーメンチューブ等の第3チューブ53が連結さ
れている。第2チューブ52の外周には加熱時に収縮
し、冷却時に伸長する形状記憶合金コイル54が嵌合さ
れており、この一端部は第1チューブ51に、他端部は
第3チューブ53の末端部に連結されている。そして、
第2チューブ52と形状記憶合金コイル54とによって
その軸芯を中心として回転する(捩じれる)回転部55
を構成している。
【0047】第3チューブ53はその周壁の一部に加熱
時に湾曲し、冷却時に真直ぐに伸びる形状記憶合金ワイ
ヤ56が軸方向に亘って設けられ、第3チューブ53と
形状記憶合金ワイヤ56とによって湾曲部57を構成し
ている。また、前記形状記憶合金コイル54および形状
記憶合金ワイヤ56はそれぞれ通電加熱用リード線(図
示しない)が接続されており、第1チューブ51の手元
側に設けられた電源(図示しない)に接続されている。
時に湾曲し、冷却時に真直ぐに伸びる形状記憶合金ワイ
ヤ56が軸方向に亘って設けられ、第3チューブ53と
形状記憶合金ワイヤ56とによって湾曲部57を構成し
ている。また、前記形状記憶合金コイル54および形状
記憶合金ワイヤ56はそれぞれ通電加熱用リード線(図
示しない)が接続されており、第1チューブ51の手元
側に設けられた電源(図示しない)に接続されている。
【0048】このように構成された多方向湾曲機構によ
れば、形状記憶合金ワイヤ56に通電して加熱すると湾
曲し、湾曲部57は矢印a方向に湾曲する。形状記憶合
金コイル54に通電して加熱すると、形状記憶合金コイ
ル54が捩じれながら収縮するため、第2チューブ52
も矢印b方向に捩じれるため、第3チューブ53も軸芯
を中心として矢印c方向に回転する。したがって、湾曲
と捩じれを組み合わせることにより、第3チューブ53
の先端部を任意の方向に湾曲させることができる。した
がって、第1〜第3チューブ51〜53にイメージガイ
ドファイバ、ライトガイドファイバ(図示しない)を内
装することにより、医療用、工業用内視鏡に適用でき
る。
れば、形状記憶合金ワイヤ56に通電して加熱すると湾
曲し、湾曲部57は矢印a方向に湾曲する。形状記憶合
金コイル54に通電して加熱すると、形状記憶合金コイ
ル54が捩じれながら収縮するため、第2チューブ52
も矢印b方向に捩じれるため、第3チューブ53も軸芯
を中心として矢印c方向に回転する。したがって、湾曲
と捩じれを組み合わせることにより、第3チューブ53
の先端部を任意の方向に湾曲させることができる。した
がって、第1〜第3チューブ51〜53にイメージガイ
ドファイバ、ライトガイドファイバ(図示しない)を内
装することにより、医療用、工業用内視鏡に適用でき
る。
【0049】図21は第8の開示例で、第7の開示例の
多方向湾曲機構における形状記憶合金ワイヤ5に代って
第3チューブ53にアクチュエータとして2方向性の形
状記憶合金板58を設け、第3チューブ53と形状記憶
合金板58とによって湾曲部59を構成したものであ
る。また、形状記憶合金板58に代ってアクチュエータ
として湾曲部59を手元操作部側で操作するアングルワ
イヤ(図示しない)を設けて湾曲させてもよい。
多方向湾曲機構における形状記憶合金ワイヤ5に代って
第3チューブ53にアクチュエータとして2方向性の形
状記憶合金板58を設け、第3チューブ53と形状記憶
合金板58とによって湾曲部59を構成したものであ
る。また、形状記憶合金板58に代ってアクチュエータ
として湾曲部59を手元操作部側で操作するアングルワ
イヤ(図示しない)を設けて湾曲させてもよい。
【0050】図22は第9の開示例で、図7で示した第
2の実施例の別の変形である湾曲機構を示す。図中、下
方向に曲げ記憶した形状記憶合金パイプ60の先端側に
はその周壁の切欠した切欠部61が設けられ、湾曲部6
2を構成している。湾曲部62に位置する形状記憶合金
パイプ60の内部には加熱時に伸長し、冷却時に収縮す
る第1の形状記憶合金コイル63が内装され、この両端
部は湾曲部62の両端部に固定されている。湾曲部62
より後方の形状記憶合金パイプ60には加熱時に収縮
し、冷却時に伸長する第2の形状記憶合金コイル64が
内装され、この基端部は形状記憶合金パイプ60に固定
され、先端部は第1の形状記憶合金コイル63を内部を
通る牽引ワイヤ65を介して湾曲部62の先端部に固定
されている。また、第1と第2の形状記憶合金コイル6
3,64はそれぞれ通電加熱用リード線(図示しない)
を介して形状記憶合金パイプ60の手元側に設けられた
電源(図示しない)に接続されている。
2の実施例の別の変形である湾曲機構を示す。図中、下
方向に曲げ記憶した形状記憶合金パイプ60の先端側に
はその周壁の切欠した切欠部61が設けられ、湾曲部6
2を構成している。湾曲部62に位置する形状記憶合金
パイプ60の内部には加熱時に伸長し、冷却時に収縮す
る第1の形状記憶合金コイル63が内装され、この両端
部は湾曲部62の両端部に固定されている。湾曲部62
より後方の形状記憶合金パイプ60には加熱時に収縮
し、冷却時に伸長する第2の形状記憶合金コイル64が
内装され、この基端部は形状記憶合金パイプ60に固定
され、先端部は第1の形状記憶合金コイル63を内部を
通る牽引ワイヤ65を介して湾曲部62の先端部に固定
されている。また、第1と第2の形状記憶合金コイル6
3,64はそれぞれ通電加熱用リード線(図示しない)
を介して形状記憶合金パイプ60の手元側に設けられた
電源(図示しない)に接続されている。
【0051】したがって、第1の形状記憶合金コイル6
3に通電して加熱すると、第1の形状記憶合金コイル6
3は伸長するとともに、形状記憶合金パイプ60の切欠
部61に第1の形状記憶合金コイル63を加熱したとき
熱が伝わり湾曲し、双方の力で湾曲部62は矢印a方向
に湾曲する。第1の形状記憶合金コイル63の通電を停
止すると、冷却されて第1の形状記憶合金コイル63は
収縮して反対方向に湾曲しようとするとともに形状記憶
合金パイプ60の切欠部61が冷却されて略真直ぐな状
態となる。また、第2の形状記憶合金コイル64に通電
して加熱すると、第2の形状記憶合金コイル64は収縮
するため、牽引ワイヤ65を牽引して湾曲部62の先端
部を引っ張り、湾曲部62は矢印b方向に湾曲する。こ
の時、形状記憶合金パイプ60の切欠部61は加熱され
ないので大きな抵抗とはならない。
3に通電して加熱すると、第1の形状記憶合金コイル6
3は伸長するとともに、形状記憶合金パイプ60の切欠
部61に第1の形状記憶合金コイル63を加熱したとき
熱が伝わり湾曲し、双方の力で湾曲部62は矢印a方向
に湾曲する。第1の形状記憶合金コイル63の通電を停
止すると、冷却されて第1の形状記憶合金コイル63は
収縮して反対方向に湾曲しようとするとともに形状記憶
合金パイプ60の切欠部61が冷却されて略真直ぐな状
態となる。また、第2の形状記憶合金コイル64に通電
して加熱すると、第2の形状記憶合金コイル64は収縮
するため、牽引ワイヤ65を牽引して湾曲部62の先端
部を引っ張り、湾曲部62は矢印b方向に湾曲する。こ
の時、形状記憶合金パイプ60の切欠部61は加熱され
ないので大きな抵抗とはならない。
【0052】このように第1と第2の形状記憶合金コイ
ル63,64に選択的に通電することにより、湾曲部6
2を矢印a方向および矢印b方向に湾曲することができ
る。なお、図22で先端部を形状記憶合金パイプとした
が、この代りにウレタン、テフロン、シリコン等の弾性
チューブとして第3チューブとしてもよい。この場合の
作用について説明する。
ル63,64に選択的に通電することにより、湾曲部6
2を矢印a方向および矢印b方向に湾曲することができ
る。なお、図22で先端部を形状記憶合金パイプとした
が、この代りにウレタン、テフロン、シリコン等の弾性
チューブとして第3チューブとしてもよい。この場合の
作用について説明する。
【0053】第1の形状記憶合金コイル63に通電して
加熱すると、第1の形状記憶合金コイル63は伸長する
ため、湾曲部62は矢印a方向に湾曲する。第1の形状
記憶合金コイル63の通電を停止すると、冷却されて第
1の形状記憶合金コイル63は収縮して反対方向に湾曲
しようとするが、チューブ本体60の切欠部61が抵抗
となって略真直ぐな状態となる。また、第2の形状記憶
合金コイル64に通電して加熱すると、第2の形状記憶
合金コイル64は収縮するため、牽引ワイヤ65を牽引
して湾曲部62の先端部を引っ張り、湾曲部62は矢印
b方向に湾曲する。
加熱すると、第1の形状記憶合金コイル63は伸長する
ため、湾曲部62は矢印a方向に湾曲する。第1の形状
記憶合金コイル63の通電を停止すると、冷却されて第
1の形状記憶合金コイル63は収縮して反対方向に湾曲
しようとするが、チューブ本体60の切欠部61が抵抗
となって略真直ぐな状態となる。また、第2の形状記憶
合金コイル64に通電して加熱すると、第2の形状記憶
合金コイル64は収縮するため、牽引ワイヤ65を牽引
して湾曲部62の先端部を引っ張り、湾曲部62は矢印
b方向に湾曲する。
【0054】このように第1と第2の形状記憶合金コイ
ル63,64に選択的に通電することにより、湾曲部6
2を矢印a方向および矢印b方向に湾曲することができ
る。また、第1と第2の形状記憶合金コイル63,64
は軸方向に分離して配置されているので、熱干渉が生じ
ないとともに、湾曲時に第1と第2の形状記憶合金コイ
ル63,64はそれぞれ加熱状態、冷却状態をとってお
り、しかもその状態で同じ方向に力を発生するような組
み合わせになっているため、湾曲力量が増し、湾曲角を
大きく取れるという効果がある。
ル63,64に選択的に通電することにより、湾曲部6
2を矢印a方向および矢印b方向に湾曲することができ
る。また、第1と第2の形状記憶合金コイル63,64
は軸方向に分離して配置されているので、熱干渉が生じ
ないとともに、湾曲時に第1と第2の形状記憶合金コイ
ル63,64はそれぞれ加熱状態、冷却状態をとってお
り、しかもその状態で同じ方向に力を発生するような組
み合わせになっているため、湾曲力量が増し、湾曲角を
大きく取れるという効果がある。
【0055】図23は第10の開示例であり、第9の開
示例の第2の形状記憶合金コイル64および牽引ワイヤ
65に代って形状記憶合金ワイヤ66を設けたものであ
り、他の部分は第9の開示例と同じである。
示例の第2の形状記憶合金コイル64および牽引ワイヤ
65に代って形状記憶合金ワイヤ66を設けたものであ
り、他の部分は第9の開示例と同じである。
【0056】第1の形状記憶合金コイル63に通電して
加熱すると、第1の形状記憶合金コイル63は伸長する
ため、湾曲部62は矢印a方向に湾曲する。このとき、
形状記憶合金ワイヤ66の一部が熱干渉を受けて収縮す
るが、形状記憶合金ワイヤ66自体が十分に長いので、
湾曲動作を阻害することはない。形状記憶合金ワイヤ6
6に通電して加熱すると、形状記憶合金ワイヤ66が収
縮し、湾曲部62は矢印b方向に湾曲する。このとき、
形状記憶合金ワイヤ66と重なっている第1の形状記憶
合金コイル63は熱影響を受けるが、熱容量が形状記憶
合金ワイヤ66より十分に大きいので変態温度に至らな
い。したがって、湾曲動作を阻害することはない。ま
た、第1の形状記憶合金コイル63の低温側での湾曲方
向を形状記憶合金ワイヤ66で増幅して大きな湾曲角が
実現できるという効果がある。
加熱すると、第1の形状記憶合金コイル63は伸長する
ため、湾曲部62は矢印a方向に湾曲する。このとき、
形状記憶合金ワイヤ66の一部が熱干渉を受けて収縮す
るが、形状記憶合金ワイヤ66自体が十分に長いので、
湾曲動作を阻害することはない。形状記憶合金ワイヤ6
6に通電して加熱すると、形状記憶合金ワイヤ66が収
縮し、湾曲部62は矢印b方向に湾曲する。このとき、
形状記憶合金ワイヤ66と重なっている第1の形状記憶
合金コイル63は熱影響を受けるが、熱容量が形状記憶
合金ワイヤ66より十分に大きいので変態温度に至らな
い。したがって、湾曲動作を阻害することはない。ま
た、第1の形状記憶合金コイル63の低温側での湾曲方
向を形状記憶合金ワイヤ66で増幅して大きな湾曲角が
実現できるという効果がある。
【0057】図24は第11の開示例であり、第10の
開示例の形状記憶合金ワイヤ66に代って第1の形状記
憶合金コイル63の内径より小さい外径の形状記憶合金
コイル67を設けたものであり、他の部分は第10の開
示例と同じであり、作用も同じであるので説明を省略す
る。
開示例の形状記憶合金ワイヤ66に代って第1の形状記
憶合金コイル63の内径より小さい外径の形状記憶合金
コイル67を設けたものであり、他の部分は第10の開
示例と同じであり、作用も同じであるので説明を省略す
る。
【0058】図25および図26は第12の開示例で、
図1に示した第1の実施例の変形例である湾曲機構を示
す。テフロンチューブ等のチューブ本体70の先端部に
はコイルばね71を介して先端リング72が連結され、
湾曲部73を構成している。湾曲部73に位置するコイ
ルばね71の内部には湾曲プレート74がコイルばね7
1の内周に沿って回転自在に収納されている。
図1に示した第1の実施例の変形例である湾曲機構を示
す。テフロンチューブ等のチューブ本体70の先端部に
はコイルばね71を介して先端リング72が連結され、
湾曲部73を構成している。湾曲部73に位置するコイ
ルばね71の内部には湾曲プレート74がコイルばね7
1の内周に沿って回転自在に収納されている。
【0059】また、湾曲部73より後方に位置するチュ
ーブ本体70には加熱時に収縮し、冷却時に伸長する形
状記憶合金からなるコイル部75が収納され、このコイ
ル部75の一端部には端子76aが設けられ、他端部に
は偏平U字状の直線部77が設けられている。この直線
部77の他端部は前記コイル部75を貫通し、その端部
には端子76bが設けられている。さらに、直線部77
は前記湾曲プレート74の表面に固定されている。端子
76a,76bはそれぞれ通電加熱用リード線78a,
78bを介してチューブ本体70の手元側に設けられた
電源(図示しない)に接続されている。
ーブ本体70には加熱時に収縮し、冷却時に伸長する形
状記憶合金からなるコイル部75が収納され、このコイ
ル部75の一端部には端子76aが設けられ、他端部に
は偏平U字状の直線部77が設けられている。この直線
部77の他端部は前記コイル部75を貫通し、その端部
には端子76bが設けられている。さらに、直線部77
は前記湾曲プレート74の表面に固定されている。端子
76a,76bはそれぞれ通電加熱用リード線78a,
78bを介してチューブ本体70の手元側に設けられた
電源(図示しない)に接続されている。
【0060】コイル部75および直線部77に通電して
加熱すると、コイル部75が収縮するとともに捩じれが
生じ、湾曲プレート74がコイルばね71の内部で矢印
d方向に回転する。さらに、直線部77が収縮すると、
湾曲プレート74が湾曲し、湾曲部73が湾曲する。し
たがって、湾曲部73の湾曲方向はコイル部75の捩じ
れに伴う湾曲プレート74の位置によって制御され、全
方向への湾曲が可能となる。
加熱すると、コイル部75が収縮するとともに捩じれが
生じ、湾曲プレート74がコイルばね71の内部で矢印
d方向に回転する。さらに、直線部77が収縮すると、
湾曲プレート74が湾曲し、湾曲部73が湾曲する。し
たがって、湾曲部73の湾曲方向はコイル部75の捩じ
れに伴う湾曲プレート74の位置によって制御され、全
方向への湾曲が可能となる。
【0061】図27は第13の開示例で、第12の開示
例のコイル部75の両端間に第1のダイオード79を設
け、直線部77の両端間に第2のダイオード80を設け
ることにより、コイル部75と直線部77を独立して通
電加熱し、湾曲動作を行うことができるようにしたもの
である。
例のコイル部75の両端間に第1のダイオード79を設
け、直線部77の両端間に第2のダイオード80を設け
ることにより、コイル部75と直線部77を独立して通
電加熱し、湾曲動作を行うことができるようにしたもの
である。
【0062】すなわち、湾曲プレート74を所望の向き
に回転させたい場合には、端子76a,76b間に負の
電圧を印加すると、電流は端子76a−コイル部75−
第2のダイオード80−端子76bの経路で流れ、コイ
ル部75が加熱されて回転する。次に、湾曲プレート7
4を湾曲する場合、端子76a,76b間に正の電圧を
印加すると、電流は端子76b−コイル部75−第2の
ダイオード80−端子76aの経路で流れ、直線部77
のみが通電加熱されて湾曲プレート74が湾曲する。し
たがって、湾曲プレート74を湾曲させたり、回転させ
たり、選択的に動作させることができる。
に回転させたい場合には、端子76a,76b間に負の
電圧を印加すると、電流は端子76a−コイル部75−
第2のダイオード80−端子76bの経路で流れ、コイ
ル部75が加熱されて回転する。次に、湾曲プレート7
4を湾曲する場合、端子76a,76b間に正の電圧を
印加すると、電流は端子76b−コイル部75−第2の
ダイオード80−端子76aの経路で流れ、直線部77
のみが通電加熱されて湾曲プレート74が湾曲する。し
たがって、湾曲プレート74を湾曲させたり、回転させ
たり、選択的に動作させることができる。
【0063】図28は第14の開示例で、第12の開示
例の変形で、コイルばねを用いずに湾曲と回転を行わせ
る湾曲機構を示す。81は可撓性を有する外チューブ
で、82は可撓性を有する内チューブである。内チュー
ブ82は大径のチャンネル83と2つの小径の貫通孔8
4を有するマルチルーメンチューブであり、貫通孔84
には先端側で折り返し、後端側で内チューブ82に固定
した形状記憶合金からなる直線部85が挿入されてい
る。
例の変形で、コイルばねを用いずに湾曲と回転を行わせ
る湾曲機構を示す。81は可撓性を有する外チューブ
で、82は可撓性を有する内チューブである。内チュー
ブ82は大径のチャンネル83と2つの小径の貫通孔8
4を有するマルチルーメンチューブであり、貫通孔84
には先端側で折り返し、後端側で内チューブ82に固定
した形状記憶合金からなる直線部85が挿入されてい
る。
【0064】内チューブ82の後方には直線部85の一
端部と連結された形状記憶合金からなるコイル部86が
設けられ、直線部85の他端部はコイル部86の内部を
通した導電線87が設けられている。コイル部86の端
部と導電線87の端部はリング状の端子台88を介して
リード線89a,89bに接続されている。
端部と連結された形状記憶合金からなるコイル部86が
設けられ、直線部85の他端部はコイル部86の内部を
通した導電線87が設けられている。コイル部86の端
部と導電線87の端部はリング状の端子台88を介して
リード線89a,89bに接続されている。
【0065】内チューブ81はコイル部86および端子
台88とともに前記外チューブ82に回転自在に挿入さ
れており、外チューブ82の後端部には後チューブ90
に接続されている。
台88とともに前記外チューブ82に回転自在に挿入さ
れており、外チューブ82の後端部には後チューブ90
に接続されている。
【0066】形状記憶合金からなるコイル部86および
直線部85に通電して加熱すると、コイル部86が収縮
して捩じれが発生し、コイル部86に接続された内チュ
ーブ82が外チューブ82の内部で回転する。さらに、
直線部85が収縮するので、内チューブ81が湾曲し、
外チューブ82とともに湾曲する。つまり、内チューフ
81を外チューブ82に対して回転しながら湾曲動作す
る。
直線部85に通電して加熱すると、コイル部86が収縮
して捩じれが発生し、コイル部86に接続された内チュ
ーブ82が外チューブ82の内部で回転する。さらに、
直線部85が収縮するので、内チューブ81が湾曲し、
外チューブ82とともに湾曲する。つまり、内チューフ
81を外チューブ82に対して回転しながら湾曲動作す
る。
【0067】図29は第15の開示例で、湾曲機構を示
す。テフロンチューブ等のチューブ本体91の先端部に
は加熱時に収縮し、冷却時に伸長する形状記憶合金コイ
ル92を介して先端リング93が連結されている。さら
に、チューブ本体91と先端リング93との間には加熱
時には図において実線で示すように上向きに湾曲し、冷
却時に破線で示すように下向きに湾曲する形状記憶合金
板94が設けられている。この形状記憶合金板94は形
状記憶合金コイル92に挿通したり状態で、端部がチュ
ーブ本体91と先端リング93とに固定され、湾曲部9
5を構成している。
す。テフロンチューブ等のチューブ本体91の先端部に
は加熱時に収縮し、冷却時に伸長する形状記憶合金コイ
ル92を介して先端リング93が連結されている。さら
に、チューブ本体91と先端リング93との間には加熱
時には図において実線で示すように上向きに湾曲し、冷
却時に破線で示すように下向きに湾曲する形状記憶合金
板94が設けられている。この形状記憶合金板94は形
状記憶合金コイル92に挿通したり状態で、端部がチュ
ーブ本体91と先端リング93とに固定され、湾曲部9
5を構成している。
【0068】また、湾曲部95は薄肉チューブ96に覆
われている。さらに、形状記憶合金コイル92は通電加
熱用リード線(図示しない)を介してチューブ本体91
の手元側に設けられた電源(図示しない)に接続されて
いる。
われている。さらに、形状記憶合金コイル92は通電加
熱用リード線(図示しない)を介してチューブ本体91
の手元側に設けられた電源(図示しない)に接続されて
いる。
【0069】形状記憶合金コイル92に通電して加熱す
ると、形状記憶合金コイル92が収縮するとともに形状
記憶合金板84が上向きに湾曲するため、湾曲部95が
上向きに湾曲し、冷却すると、形状記憶合金コイル92
が伸長するとともに形状記憶合金板84が下向きに湾曲
するため、湾曲部95が下向きに湾曲する。形状記憶合
金板84が形状記憶合金コイル92とともに湾曲するこ
とにより、小さな力量で大きな湾曲角を得ることができ
る。また、前記構成を軸方向に複数個連結することによ
り、多関節マニピュレータを構成することができる。
ると、形状記憶合金コイル92が収縮するとともに形状
記憶合金板84が上向きに湾曲するため、湾曲部95が
上向きに湾曲し、冷却すると、形状記憶合金コイル92
が伸長するとともに形状記憶合金板84が下向きに湾曲
するため、湾曲部95が下向きに湾曲する。形状記憶合
金板84が形状記憶合金コイル92とともに湾曲するこ
とにより、小さな力量で大きな湾曲角を得ることができ
る。また、前記構成を軸方向に複数個連結することによ
り、多関節マニピュレータを構成することができる。
【0070】前記実施態様によれば、次のような構成が
得られる。
得られる。
【0071】(付記1)形状記憶合金からなり温度変化
に応じて軸方向に伸縮する筒状の伸縮部材と、この伸縮
部材の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾曲する形
状記憶合金部材からなる湾曲部材と、前記伸縮部材と湾
曲部材を加熱制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする可撓管。
に応じて軸方向に伸縮する筒状の伸縮部材と、この伸縮
部材の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾曲する形
状記憶合金部材からなる湾曲部材と、前記伸縮部材と湾
曲部材を加熱制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする可撓管。
【0072】(付記2)前記伸縮部材は、コイル状であ
ることを特徴とする付記1記載の可撓管。
ることを特徴とする付記1記載の可撓管。
【0073】(付記3)前記伸縮部材は、形状記憶合金
線の一本を複数回折り返して構成されていることを特徴
とする付記1記載の可撓管。
線の一本を複数回折り返して構成されていることを特徴
とする付記1記載の可撓管。
【0074】(付記4)前記伸縮部材は、コイル状の形
状記憶合金線の一本を複数回折り返して構成されている
ことを特徴とする付記1記載の可撓管。
状記憶合金線の一本を複数回折り返して構成されている
ことを特徴とする付記1記載の可撓管。
【0075】(付記5)前記伸縮部材と湾曲部材は、接
触部で固定支持されていることを特徴とする付記1記載
の可撓管。
触部で固定支持されていることを特徴とする付記1記載
の可撓管。
【0076】(付記6)前記伸縮部材は、形状記憶合金
線を円周状で長手方向に並列に設けられていることを特
徴とする付記1または4記載の可撓管。
線を円周状で長手方向に並列に設けられていることを特
徴とする付記1または4記載の可撓管。
【0077】(付記7)前記形状記憶合金線は、電気的
に直列に接続されていることを特徴とする付記4または
6記載の可撓管。
に直列に接続されていることを特徴とする付記4または
6記載の可撓管。
【0078】(付記8)前記伸縮部材と湾曲部材からな
る湾曲ユニットは、軸方向に複数個連結されていること
を特徴とする付記1記載の可撓管。
る湾曲ユニットは、軸方向に複数個連結されていること
を特徴とする付記1記載の可撓管。
【0079】(付記9)前記湾曲ユニットは、湾曲方向
が異なる方向であることを特徴とする付記8記載の可撓
管。
が異なる方向であることを特徴とする付記8記載の可撓
管。
【0080】(付記10)前記湾曲ユニットは、湾曲方
向が同一方向であることを特徴とする付記8記載の可撓
管。
向が同一方向であることを特徴とする付記8記載の可撓
管。
【0081】(付記11)前記伸縮部材は、一本で、こ
の伸縮部材に対して湾曲部材を軸方向に複数個配設し、
伸縮部材および湾曲部材を略同一に分割した長さで独立
して加熱する制御手段を設けていることを特徴とする付
記1記載の可撓管。
の伸縮部材に対して湾曲部材を軸方向に複数個配設し、
伸縮部材および湾曲部材を略同一に分割した長さで独立
して加熱する制御手段を設けていることを特徴とする付
記1記載の可撓管。
【0082】(付記12)前記伸縮部材および湾曲部材
のそれぞれに加熱のための制御手段を設け手いることを
特徴とする付記1記載の可撓管。
のそれぞれに加熱のための制御手段を設け手いることを
特徴とする付記1記載の可撓管。
【0083】(付記13)前記伸縮部材の変態温度を湾
曲部材の変態温度より高くしたことを特徴とする請求項
1記載の可撓管。
曲部材の変態温度より高くしたことを特徴とする請求項
1記載の可撓管。
【0084】(付記14)形状記憶合金からなり温度変
化に応じて軸方向に伸縮する筒状の伸縮部材、この伸縮
部材の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾曲する形
状記憶合金からなる湾曲部材とからなる内視鏡の湾曲部
と、前記伸縮部材と湾曲部材を加熱制御し、前記湾曲部
を湾曲する制御手段と、を具備したことを特徴とする内
視鏡装置。
化に応じて軸方向に伸縮する筒状の伸縮部材、この伸縮
部材の一部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾曲する形
状記憶合金からなる湾曲部材とからなる内視鏡の湾曲部
と、前記伸縮部材と湾曲部材を加熱制御し、前記湾曲部
を湾曲する制御手段と、を具備したことを特徴とする内
視鏡装置。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、形状記憶合金からなり温度変化に応じて軸方向に伸
縮する伸縮部材と、この伸縮部材の一部の伸縮を拘束し
温度変化に応じて湾曲する形状記憶合金からなる湾曲部
材と、前記伸縮部材と湾曲部材を加熱制御する制御手段
とから可撓管を構成することにより、可撓管を小さい力
量で湾曲させることができる。しかも、構造的に簡単で
小形化が可能であり、挿入部を細径化できるため、医療
用の内視鏡に使用することにより、患者の負担を軽減で
きるという効果がある。
ば、形状記憶合金からなり温度変化に応じて軸方向に伸
縮する伸縮部材と、この伸縮部材の一部の伸縮を拘束し
温度変化に応じて湾曲する形状記憶合金からなる湾曲部
材と、前記伸縮部材と湾曲部材を加熱制御する制御手段
とから可撓管を構成することにより、可撓管を小さい力
量で湾曲させることができる。しかも、構造的に簡単で
小形化が可能であり、挿入部を細径化できるため、医療
用の内視鏡に使用することにより、患者の負担を軽減で
きるという効果がある。
【図1】この発明の第1の実施例を示す可撓管の斜視
図。
図。
【図2】同実施例の内視鏡装置の構成図。
【図3】同実施例の可撓管の作用説明図。
【図4】同実施例の可撓管の作用説明図。
【図5】図1のA−A線に沿う断面図。
【図6】同実施例の可撓管の作用説明図。
【図7】この発明の第2の実施例を示す可撓管の斜視
図。
図。
【図8】この発明の第3の実施例を示す可撓管の斜視
図。
図。
【図9】この発明の第4の実施例を示す可撓管の斜視
図。
図。
【図10】同実施例の一部を示す側面図。
【図11】この発明の第5の実施例を示す可撓管の斜視
図。
図。
【図12】同実施例の一部の斜視図。
【図13】この発明の第6の実施例を示す可撓管の斜視
図。
図。
【図14】開示例1として湾曲機構を示す構成図。
【図15】開示例2として湾曲機構を示す構成図。
【図16】開示例3として湾曲機構を示す構成図。
【図17】開示例4として湾曲機構を示す構成図。
【図18】開示例5として湾曲機構を示す構成図。
【図19】開示例6として湾曲機構を示す斜視図。
【図20】開示例7として湾曲機構を示す斜視図。
【図21】開示例8として湾曲機構を示す斜視図。
【図22】開示例9として湾曲機構を示す斜視図。
【図23】開示例10として湾曲機構を示す斜視図。
【図24】開示例11として湾曲機構を示す斜視図。
【図25】開示例12として湾曲機構を示す側面図およ
び端面図。
び端面図。
【図26】同開示例の湾曲機構の一部を示す斜視図。
【図27】開示例13として湾曲機構の回路図。
【図28】開示例14として湾曲機構を示す斜視図。
【図29】開示例15として湾曲機構を示す斜視図およ
び形状記憶合金板の側面図。
び形状記憶合金板の側面図。
8…加熱制御部、10…湾曲部、13…湾曲部材、14
…形状記憶合金コイル(伸縮部材)。
…形状記憶合金コイル(伸縮部材)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】前記形状記憶合金コイル14の両端には、
通電線15が接続され、通電加熱が可能である。そし
て、前記湾曲部材13の記憶形状は、図3に示すよう
に、加熱時に2点鎖線で示すように湾曲し、冷却すると
実線で示すように直線状、もしくは逆方向に曲がった形
状を示す2方向性の形状記憶合金であり、前記形状記憶
合金コイル14は、加熱すると軸方向に収縮し、冷却す
ると伸長する2方向性を示すものである。さらに、前記
湾曲部材13と前記形状記憶合金コイル14との位置関
係は、図4(a)に示すように、前記湾曲部材13の加
熱時の曲げ方向が、前記形状記憶合金コイル14のほぼ
中心方向に矢印のように向いている。
通電線15が接続され、通電加熱が可能である。そし
て、前記湾曲部材13の記憶形状は、図3に示すよう
に、加熱時に2点鎖線で示すように湾曲し、冷却すると
実線で示すように直線状、もしくは逆方向に曲がった形
状を示す2方向性の形状記憶合金であり、前記形状記憶
合金コイル14は、加熱すると軸方向に収縮し、冷却す
ると伸長する2方向性を示すものである。さらに、前記
湾曲部材13と前記形状記憶合金コイル14との位置関
係は、図4(a)に示すように、前記湾曲部材13の加
熱時の曲げ方向が、前記形状記憶合金コイル14のほぼ
中心方向に矢印のように向いている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】なお、この湾曲部材13と形状記憶合金コ
イル14との組み合わせ方法は、その他あり、例えば形
状記憶合金コイル14を加熱したときに伸び、冷却する
と縮むものとして、2つの配置位置を図4(b)に示す
ように湾曲部材13の加熱時の曲げ方向を矢印のように
周方向としたものでもよい。また、変態温度は、形状記
憶合金コイル14より湾曲部材13を低くしてある。ま
たは、形状記憶合金コイル14と湾曲部材13との変態
温度を略同一とし、それぞれに対して加熱制御手段を設
けてもよい。
イル14との組み合わせ方法は、その他あり、例えば形
状記憶合金コイル14を加熱したときに伸び、冷却する
と縮むものとして、2つの配置位置を図4(b)に示す
ように湾曲部材13の加熱時の曲げ方向を矢印のように
周方向としたものでもよい。また、変態温度は、形状記
憶合金コイル14より湾曲部材13を低くしてある。ま
たは、形状記憶合金コイル14と湾曲部材13との変態
温度を略同一とし、それぞれに対して加熱制御手段を設
けてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】内チューブ82はコイル部86および端子
台88とともに前記外チューブ81に回転自在に挿入さ
れており、外チューブ81の後端部には後チューブ90
に接続されている。
台88とともに前記外チューブ81に回転自在に挿入さ
れており、外チューブ81の後端部には後チューブ90
に接続されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】形状記憶合金からなるコイル部86および
直線部85に通電して加熱すると、コイル部86が収縮
して捩じれが発生し、コイル部86に接続された内チュ
ーブ82が外チューブ81の内部で回転する。さらに、
直線部85が収縮するので、内チューブ82が湾曲し、
外チューブ81とともに湾曲する。つまり、内チューブ
82を外チューブ81に対して回転しながら湾曲動作す
る。
直線部85に通電して加熱すると、コイル部86が収縮
して捩じれが発生し、コイル部86に接続された内チュ
ーブ82が外チューブ81の内部で回転する。さらに、
直線部85が収縮するので、内チューブ82が湾曲し、
外チューブ81とともに湾曲する。つまり、内チューブ
82を外チューブ81に対して回転しながら湾曲動作す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】形状記憶合金コイル92に通電して加熱す
ると、形状記憶合金コイル92が収縮するとともに形状
記憶合金板94が上向きに湾曲するため、湾曲部95が
上向きに湾曲し、冷却すると、形状記憶合金コイル92
が伸長するとともに形状記憶合金板94が下向きに湾曲
するため、湾曲部95が下向きに湾曲する。形状記憶合
金板94が形状記憶合金コイル92とともに湾曲するこ
とにより、小さな力量で大きな湾曲角を得ることができ
る。また、前記構成を軸方向に複数個連結することによ
り、多関節マニピュレータを構成することができる。
ると、形状記憶合金コイル92が収縮するとともに形状
記憶合金板94が上向きに湾曲するため、湾曲部95が
上向きに湾曲し、冷却すると、形状記憶合金コイル92
が伸長するとともに形状記憶合金板94が下向きに湾曲
するため、湾曲部95が下向きに湾曲する。形状記憶合
金板94が形状記憶合金コイル92とともに湾曲するこ
とにより、小さな力量で大きな湾曲角を得ることができ
る。また、前記構成を軸方向に複数個連結することによ
り、多関節マニピュレータを構成することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
Claims (1)
- 【請求項1】 形状記憶合金からなり温度変化に応じて
軸方向に伸縮する筒状の伸縮部材と、この伸縮部材の一
部の伸縮を拘束し温度変化に応じて湾曲する形状記憶合
金からなる湾曲部材と、前記伸縮部材と湾曲部材を加熱
制御する制御手段とを具備したことを特徴とする可撓
管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246545A JPH08110480A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 可撓管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246545A JPH08110480A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 可撓管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110480A true JPH08110480A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17150009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246545A Withdrawn JPH08110480A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 可撓管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110480A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002177858A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-25 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
| JP2006102325A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Keio Gijuku | 光により過屈曲する細管 |
| JP2006158971A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Stm Medizintechnik Starnberg Gmbh | 回転可能末端内視鏡ヘッドを備えた内視鏡 |
| JP2006217141A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Audio Technica Corp | ハンギングマイクロホンおよびハンギングマイクロホン用マイクケーブル |
| US7223329B2 (en) | 1998-12-14 | 2007-05-29 | Masayoshi Esashi | Active slender tubes and method of making the same |
| KR101524683B1 (ko) * | 2014-11-12 | 2015-06-10 | 원종문 | 형상기억합금을 이용한 카메라 방향 전환장치를 갖는 산업용 내시경 장치 |
| KR20180081993A (ko) * | 2017-01-09 | 2018-07-18 | 인제대학교 산학협력단 | 유연 전극과 회전 코드를 구비한 단극성 전기 수술용 연필 |
| CN109259856A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-01-25 | 中国科学院理化技术研究所 | 射频加热探针装置及射频消融设备 |
| WO2019234799A1 (ja) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | オリンパス株式会社 | 剛性可変装置および内視鏡 |
| WO2021225535A1 (en) * | 2020-05-07 | 2021-11-11 | Ozyegin Universitesi | A guiding assembly for catheters. |
| CN117860177A (zh) * | 2024-03-08 | 2024-04-12 | 深圳科思明德医疗科技有限公司 | 一种弯管组件及内窥镜 |
| CN119159608A (zh) * | 2024-11-06 | 2024-12-20 | 清华大学深圳国际研究生院 | 一种混元变刚度机械臂关节 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP6246545A patent/JPH08110480A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2019234799A1 (ja) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | オリンパス株式会社 | 剛性可変装置および内視鏡 |
| JPWO2019234799A1 (ja) * | 2018-06-04 | 2021-04-01 | オリンパス株式会社 | 剛性可変装置および内視鏡 |
| US11839358B2 (en) | 2018-06-04 | 2023-12-12 | Olympus Corporation | Rigidity variable device and endoscope |
| CN109259856A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-01-25 | 中国科学院理化技术研究所 | 射频加热探针装置及射频消融设备 |
| WO2021225535A1 (en) * | 2020-05-07 | 2021-11-11 | Ozyegin Universitesi | A guiding assembly for catheters. |
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| CN119159608A (zh) * | 2024-11-06 | 2024-12-20 | 清华大学深圳国际研究生院 | 一种混元变刚度机械臂关节 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |