JPH08110648A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPH08110648A JPH08110648A JP27031294A JP27031294A JPH08110648A JP H08110648 A JPH08110648 A JP H08110648A JP 27031294 A JP27031294 A JP 27031294A JP 27031294 A JP27031294 A JP 27031294A JP H08110648 A JPH08110648 A JP H08110648A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 導電性基体上に少なくとも中間層、電荷発生
物質と電荷輸送物質及び結着樹脂とを含有する感光層を
順次設けた電子写真感光体において、感光層は一般式
(I)で表されるハイドロキノン誘導体と一般式(II)
で表される芳香族カルボン酸の金属錯体または金属塩を
含有し、前記中間層は純度が99.5重量%以上の無機
顔料を分散した樹脂層であることを特徴とする電子写真
感光体。 ArCOOH (II) 式中R1〜Ryは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
などを、Arは芳香環残基または芳香族複素環残基を表
す。 【効果】 帯電安定性が良く、残留電位上昇、感度変動
が少なく、環境による特性の変動の少なく、また、オゾ
ン、窒素酸化物等の反応性ガスに対する耐ガスに優れた
ものである。
物質と電荷輸送物質及び結着樹脂とを含有する感光層を
順次設けた電子写真感光体において、感光層は一般式
(I)で表されるハイドロキノン誘導体と一般式(II)
で表される芳香族カルボン酸の金属錯体または金属塩を
含有し、前記中間層は純度が99.5重量%以上の無機
顔料を分散した樹脂層であることを特徴とする電子写真
感光体。 ArCOOH (II) 式中R1〜Ryは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
などを、Arは芳香環残基または芳香族複素環残基を表
す。 【効果】 帯電安定性が良く、残留電位上昇、感度変動
が少なく、環境による特性の変動の少なく、また、オゾ
ン、窒素酸化物等の反応性ガスに対する耐ガスに優れた
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ、デジタル複
写機、レーザープリンター、レーザーファクシミリ等に
利用される電子写真感光体に関する。
写機、レーザープリンター、レーザーファクシミリ等に
利用される電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真感光体の光導電素材とし
てはセレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機物質が
知られているが、これらは毒性、耐熱性、コスト等の問
題があり、このため有機光導電物質を用いた電子写真感
光体が安価、大量生産性、無公害性をメリットとしてさ
かんに研究されるようになった。さらに近年では高感
度、高耐久を目的として、電荷発生層と電荷輸送層を分
離した機能分離型の感光体が提案され使用されはじめて
いる。また、電子写真感光体には、基体上の欠陥の被
覆、帯電安定性のために基体と中間層の間に中間層を設
けることが提案されている。この中間層には例えば、樹
脂のみの薄い層、樹脂中に導電性粒子を分散した層、樹
脂中に電子受容性物質を含有した層などが開示されてい
る。
てはセレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機物質が
知られているが、これらは毒性、耐熱性、コスト等の問
題があり、このため有機光導電物質を用いた電子写真感
光体が安価、大量生産性、無公害性をメリットとしてさ
かんに研究されるようになった。さらに近年では高感
度、高耐久を目的として、電荷発生層と電荷輸送層を分
離した機能分離型の感光体が提案され使用されはじめて
いる。また、電子写真感光体には、基体上の欠陥の被
覆、帯電安定性のために基体と中間層の間に中間層を設
けることが提案されている。この中間層には例えば、樹
脂のみの薄い層、樹脂中に導電性粒子を分散した層、樹
脂中に電子受容性物質を含有した層などが開示されてい
る。
【0003】しかしながら、樹脂のみの中間層は、中間
層の電気抵抗により高帯電性と低残留電位性を制御すべ
く作成されたものであるので、帯電性を良くするには膜
厚を厚くする必要があり、残留電位を低くするためには
逆に薄くする必要があるため、高帯電性、低残留電位性
の両方の条件を満足させることはきわめて困難であっ
た。またこれらの樹脂層は湿度によって特性が著しく変
動し、低湿時に残留電位が上昇し、高湿時に帯電性が低
下する。
層の電気抵抗により高帯電性と低残留電位性を制御すべ
く作成されたものであるので、帯電性を良くするには膜
厚を厚くする必要があり、残留電位を低くするためには
逆に薄くする必要があるため、高帯電性、低残留電位性
の両方の条件を満足させることはきわめて困難であっ
た。またこれらの樹脂層は湿度によって特性が著しく変
動し、低湿時に残留電位が上昇し、高湿時に帯電性が低
下する。
【0004】導電性粒子を分散した樹脂層は、導電性粒
子中に吸湿性の不純物を含んでいるため、高湿時に感光
体の感度変化等の不具合が生じてしまう。電子受容性物
質を含有した樹脂層は、電気特性の環境依存性は小さい
が、電子受容性物質が種々の溶媒に溶解しやすいため、
塗工時に感光層中に混入し感度が低下するという問題が
あり、また一般に電子受容性物質は結晶性が高く樹脂と
の相溶性が低いために膜中で結晶化しやすいという問題
もある。
子中に吸湿性の不純物を含んでいるため、高湿時に感光
体の感度変化等の不具合が生じてしまう。電子受容性物
質を含有した樹脂層は、電気特性の環境依存性は小さい
が、電子受容性物質が種々の溶媒に溶解しやすいため、
塗工時に感光層中に混入し感度が低下するという問題が
あり、また一般に電子受容性物質は結晶性が高く樹脂と
の相溶性が低いために膜中で結晶化しやすいという問題
もある。
【0005】また、これらの中間層を設けた電子写真感
光体においても、複写機内で発生するオゾン等の反応性
ガスにより帯電性の劣化が生じているという問題があ
る。
光体においても、複写機内で発生するオゾン等の反応性
ガスにより帯電性の劣化が生じているという問題があ
る。
【0006】このような反応性ガスによる酸化を防ぐ目
的で特定の酸化防止剤を添加することが知られている。
例えば特開昭57−122444号公報、特開昭61−
156052号公報、特開昭62−265666号公
報、特開昭63−18356号公報、特開昭64−44
451号公報等に記載されている。
的で特定の酸化防止剤を添加することが知られている。
例えば特開昭57−122444号公報、特開昭61−
156052号公報、特開昭62−265666号公
報、特開昭63−18356号公報、特開昭64−44
451号公報等に記載されている。
【0007】しかしながら、これらの方法においても耐
反応性ガス性が充分でないという問題や、また、耐反応
性ガス性が充分ではあっても残留電位上昇、感度劣化を
引き起こすという問題が生じており、現在までのところ
満足のいく感光体が得られておらず、より一層の改良が
望まれている。
反応性ガス性が充分でないという問題や、また、耐反応
性ガス性が充分ではあっても残留電位上昇、感度劣化を
引き起こすという問題が生じており、現在までのところ
満足のいく感光体が得られておらず、より一層の改良が
望まれている。
【0008】また、残留電位上昇を防ぐ目的で、特定の
化合物を添加することが知られており、例えば、特開平
3−48852号公報、特開平3−48853号公報、
特開平3−78753号公報等に記載されている。しか
し、これらの方法においても、添加によって帯電性の低
下、繰り返し使用による特性の変動等の副作用がおきる
問題がある。
化合物を添加することが知られており、例えば、特開平
3−48852号公報、特開平3−48853号公報、
特開平3−78753号公報等に記載されている。しか
し、これらの方法においても、添加によって帯電性の低
下、繰り返し使用による特性の変動等の副作用がおきる
問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は帯電安
定性が良く、残留電位上昇、感度変動が少なく、環境に
よる特性の変動の少ない電子写真感光体を提供すること
である。他の目的は、オゾン、窒素酸化物等の反応性ガ
スに対する耐ガス性に優れた電子写真感光体を提供する
ことである。
定性が良く、残留電位上昇、感度変動が少なく、環境に
よる特性の変動の少ない電子写真感光体を提供すること
である。他の目的は、オゾン、窒素酸化物等の反応性ガ
スに対する耐ガス性に優れた電子写真感光体を提供する
ことである。
【0010】
【発明を解決するための手段】本発明によれば、導電性
基体上に少なくとも中間層、電荷発生物質と電荷輸送物
質及び結着樹脂とを含有する感光層を順次設けた電子写
真感光体において、該感光層は下記一般式(I)(化
1)で表されるハイドロキノン誘導体と下記一般式(I
I)(化2)で表される芳香族カルボン酸の金属錯体ま
たは金属塩を含有し、該中間層は純度が99.5重量%
以上の無機顔料を分散した樹脂層であることを特徴とす
る電子写真感光体が提供される。
基体上に少なくとも中間層、電荷発生物質と電荷輸送物
質及び結着樹脂とを含有する感光層を順次設けた電子写
真感光体において、該感光層は下記一般式(I)(化
1)で表されるハイドロキノン誘導体と下記一般式(I
I)(化2)で表される芳香族カルボン酸の金属錯体ま
たは金属塩を含有し、該中間層は純度が99.5重量%
以上の無機顔料を分散した樹脂層であることを特徴とす
る電子写真感光体が提供される。
【化1】 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置
換または無置換のアルケニル基、置換または無置換のア
リール基、置換または無置換のシクロアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキ
ルアミノ基、アリールアミノ基、アシル基、アルキルア
シルアミノ基、アリールアシルアミノ基、アルキルカル
バモイル基、アリールカルバモイル基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルオキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルア
シルオキシ基、アリールアシルオキシ基、シリル基又は
複素環基を表わす。但し、R1、R2、R3、R4のうち少
なくとも1つは炭素原子数の総和が4以上の基であ
る。)
子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置
換または無置換のアルケニル基、置換または無置換のア
リール基、置換または無置換のシクロアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキ
ルアミノ基、アリールアミノ基、アシル基、アルキルア
シルアミノ基、アリールアシルアミノ基、アルキルカル
バモイル基、アリールカルバモイル基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルオキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルア
シルオキシ基、アリールアシルオキシ基、シリル基又は
複素環基を表わす。但し、R1、R2、R3、R4のうち少
なくとも1つは炭素原子数の総和が4以上の基であ
る。)
【化2】 ArCOOH (II) (式中、Arは置換基を有しても良い芳香環残基または
芳香族複素環残基を表す。) また、本発明によれば、電荷輸送物質が、下記一般式
(III)で示されるスチルベン誘導体である上記電子写
真感光体が提供され、
芳香族複素環残基を表す。) また、本発明によれば、電荷輸送物質が、下記一般式
(III)で示されるスチルベン誘導体である上記電子写
真感光体が提供され、
【化3】 (式中、Ar1及びAr2は、置換若しくは未置換のアリ
ール基又は置換若しくは未置換の複素環基を表わし、R
1、R2及びR3は、水素原子、置換若しくは未置換のア
ルキル基、置換若しくは未置換のアルコキシ基、置換若
しくは未置換のアリール基、又は置換若しくは未置換の
複素環基を表わすが、R2とR3は、互いに結合して環を
形成してもよい。Ar3は置換若しくは未置換のアリー
レン基を表わし、またnは0又は1を表わす。) 更には、中間層の無機顔料が酸化チタンである上記電子
写真感光体が提供される。
ール基又は置換若しくは未置換の複素環基を表わし、R
1、R2及びR3は、水素原子、置換若しくは未置換のア
ルキル基、置換若しくは未置換のアルコキシ基、置換若
しくは未置換のアリール基、又は置換若しくは未置換の
複素環基を表わすが、R2とR3は、互いに結合して環を
形成してもよい。Ar3は置換若しくは未置換のアリー
レン基を表わし、またnは0又は1を表わす。) 更には、中間層の無機顔料が酸化チタンである上記電子
写真感光体が提供される。
【0011】本発明に用いられる、ハイドロキノン誘導
体は感光層中における相溶性に優れ、感光層中に含有さ
せるとオゾン、窒素酸化物等の反応性ガスに対する耐ガ
ス性に優れ、繰り返し使用後の帯電安定性が著しく向上
する。前記一般式(I)で表されるハイドロキノン誘導
体の具体例としては次のものが挙げられるが、本発明は
これらに限定されるものではない。
体は感光層中における相溶性に優れ、感光層中に含有さ
せるとオゾン、窒素酸化物等の反応性ガスに対する耐ガ
ス性に優れ、繰り返し使用後の帯電安定性が著しく向上
する。前記一般式(I)で表されるハイドロキノン誘導
体の具体例としては次のものが挙げられるが、本発明は
これらに限定されるものではない。
【0012】
【表1−(1)】
【0013】
【表1−(2)】
【0014】
【表1−(3)】
【0015】
【表1−(4)】
【0016】
【表1−(5)】
【0017】
【表1−(6)】
【0018】
【表1−(7)】
【0019】
【表1−(8)】
【0020】
【表1−(9)】
【0021】
【表1−(10)】
【0022】
【表1−(11)】
【0023】
【表1−(12)】
【0024】
【表1−(13)】
【0025】
【表1−(14)】
【0026】
【表1−(15)】
【0027】
【表1−(16)】
【0028】
【表1−(17)】
【0029】
【表1−(18)】
【0030】
【表1−(19)】
【0031】
【表1−(20)】
【0032】
【表1−(21)】
【0033】
【表1−(22)】
【0034】
【表1−(23)】
【0035】
【表1−(24)】
【0036】
【表1−(25)】
【0037】
【表1−(26)】
【0038】
【表1−(27)】
【0039】
【表1−(28)】
【0040】
【表1−(29)】
【0041】
【表1−(30)】
【0042】
【表1−(31)】
【0043】
【表1−(32)】
【0044】
【表1−(33)】
【0045】
【表1−(34)】
【0046】
【表1−(35)】
【0047】
【表1−(36)】
【0048】
【表1−(37)】
【0049】
【表1−(38)】
【0050】また、本発明の感光層には前記一般式(I
I)で表される芳香族カルボン酸の金属錯体または金属
塩が含有される。中でもArの置換基としては水酸基を
もつものが好ましく使用される。次に一般式(II)で示
される芳香族カルボン酸の主な具体例を示すが、これら
に限定するものではない。
I)で表される芳香族カルボン酸の金属錯体または金属
塩が含有される。中でもArの置換基としては水酸基を
もつものが好ましく使用される。次に一般式(II)で示
される芳香族カルボン酸の主な具体例を示すが、これら
に限定するものではない。
【0051】
【表2−(1)】
【0052】
【表2−(2)】
【0053】
【表2−(3)】
【0054】また、用いられる金属としては、前記芳香
族カルボン酸と金属塩もしくは、金属錯体を形成するも
のであればいずれの金属でもよいが、特にAl、Zn、
Co、Ni、Feが好ましく、金属錯体もしくは金属塩
は市販されている試薬等を用いることができるし、公知
の方法により合成することができる。
族カルボン酸と金属塩もしくは、金属錯体を形成するも
のであればいずれの金属でもよいが、特にAl、Zn、
Co、Ni、Feが好ましく、金属錯体もしくは金属塩
は市販されている試薬等を用いることができるし、公知
の方法により合成することができる。
【0055】本発明の電子写真感光体において、感光層
中にハイドロキノン誘導体及び芳香族カルボン酸の金属
錯体または金属塩を含有することにより前記目的が達成
される理由については明らかではないが、感光層構成物
質との相溶性に優れること、電子及び正孔のトラップと
して作用しないこと、ラジカル物質と速やかに反応しト
ラップの生成を防止する能力が優れること、またハイド
ロキノン誘導体及び芳香族カルボン酸の金属錯体または
金属塩の間に何らかの相互作用があり相乗的な効果が発
現している可能性も考えられる。
中にハイドロキノン誘導体及び芳香族カルボン酸の金属
錯体または金属塩を含有することにより前記目的が達成
される理由については明らかではないが、感光層構成物
質との相溶性に優れること、電子及び正孔のトラップと
して作用しないこと、ラジカル物質と速やかに反応しト
ラップの生成を防止する能力が優れること、またハイド
ロキノン誘導体及び芳香族カルボン酸の金属錯体または
金属塩の間に何らかの相互作用があり相乗的な効果が発
現している可能性も考えられる。
【0056】本発明に使用する中間層の無機顔料として
は、可視光及び近赤外光に吸収のほとんど無い白色また
はこれに近いものが感光体の高感度化を考えたときに望
ましい。例えば酸化チタン、酸化スズ、酸化インジウ
ム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化カルシウム、酸化ジルコニウム等が挙げられるが、
特にレーザー光のような可干渉光で画像の書き込みを行
うレーザープリンター等に用いる感光体の場合は画像上
の干渉縞の発生を防止するために屈折率の大きな白色顔
料である酸化チタンを用いる方が良い。顔料の不純物に
はNa2O、K2Oのような吸湿性のものがあり、これが
高湿時に吸湿し、感光体特性、特に繰り返し使用による
感度変動を引き起こす原因となっている。従って、本発
明においては顔料の純度を99.5%以上とする。
は、可視光及び近赤外光に吸収のほとんど無い白色また
はこれに近いものが感光体の高感度化を考えたときに望
ましい。例えば酸化チタン、酸化スズ、酸化インジウ
ム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化カルシウム、酸化ジルコニウム等が挙げられるが、
特にレーザー光のような可干渉光で画像の書き込みを行
うレーザープリンター等に用いる感光体の場合は画像上
の干渉縞の発生を防止するために屈折率の大きな白色顔
料である酸化チタンを用いる方が良い。顔料の不純物に
はNa2O、K2Oのような吸湿性のものがあり、これが
高湿時に吸湿し、感光体特性、特に繰り返し使用による
感度変動を引き起こす原因となっている。従って、本発
明においては顔料の純度を99.5%以上とする。
【0057】無機顔料の分散に用いられる樹脂として
は、カゼイン、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂等の熱可塑性樹脂、また
はアルキド樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂、シリコン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂等のいずれかが用いられ、基体との接着性や顔料との
分散性などを考慮して選択される。これらのなかでも耐
溶剤性の点で熱硬化性樹脂のほうがより好ましい。
は、カゼイン、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂等の熱可塑性樹脂、また
はアルキド樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、エポキ
シ樹脂、シリコン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂等のいずれかが用いられ、基体との接着性や顔料との
分散性などを考慮して選択される。これらのなかでも耐
溶剤性の点で熱硬化性樹脂のほうがより好ましい。
【0058】中間層中の樹脂の量は体積比で25〜50
%が好ましい。25%以下では中間層中に空隙が多くな
り感光層の塗布乾燥時に気泡となり塗膜欠陥を生じる。
50%以上では感光体特性が中間層中の樹脂の特性に左
右され湿度の影響を受けやすくなってしまう。中間層の
膜厚は0.1〜50μmが良く、特に好ましくは0.3
〜20μmである。
%が好ましい。25%以下では中間層中に空隙が多くな
り感光層の塗布乾燥時に気泡となり塗膜欠陥を生じる。
50%以上では感光体特性が中間層中の樹脂の特性に左
右され湿度の影響を受けやすくなってしまう。中間層の
膜厚は0.1〜50μmが良く、特に好ましくは0.3
〜20μmである。
【0059】本発明においては、電荷輸送物質として、
下記一般式(III)で表されるスチルベン誘導体を用い
ることが好ましい。かかるスチルベン誘導体は高移動度
かつ耐久性に優れるものであり、一般的に使用されてい
る感光層のバインダー樹脂との相溶性に極めて優れてい
る。したがって、電荷輸送物質として、下記一般式(II
I)で表されるスチルベン誘導体を用いることにより高
感度、静電的な耐久性に優れた電子写真感光体を得るこ
とができる。
下記一般式(III)で表されるスチルベン誘導体を用い
ることが好ましい。かかるスチルベン誘導体は高移動度
かつ耐久性に優れるものであり、一般的に使用されてい
る感光層のバインダー樹脂との相溶性に極めて優れてい
る。したがって、電荷輸送物質として、下記一般式(II
I)で表されるスチルベン誘導体を用いることにより高
感度、静電的な耐久性に優れた電子写真感光体を得るこ
とができる。
【0060】
【化3】 (式中、Ar1及びAr2は、置換若しくは未置換のアリ
ール基又は置換若しくは未置換の複素環基を表わし、R
1、R2及びR3は、水素原子、置換若しくは未置換のア
ルキル基、置換若しくは未置換のアルコキシ基、置換若
しくは未置換のアリール基、又は置換若しくは未置換の
複素環基を表わすが、R2とR3は、互いに結合して環を
形成してもよい。Ar3は置換若しくは未置換のアリー
レン基を表わし、またnは0又は1を表わす。) 前記一般式(III)で示されるスチルベン誘導体の具体
例としては、表3に示されるものが挙げられるが、本発
明はこれらに限定されるものではない。なお、表3に示
される化合物は、それぞれn=0の化合物とn=1の化
合物のいずれもが存在する。n=0の化合物を表3−
(1)〜表3−(8)に、n=1の化合物を表3−
(9)に具体的に示す。
ール基又は置換若しくは未置換の複素環基を表わし、R
1、R2及びR3は、水素原子、置換若しくは未置換のア
ルキル基、置換若しくは未置換のアルコキシ基、置換若
しくは未置換のアリール基、又は置換若しくは未置換の
複素環基を表わすが、R2とR3は、互いに結合して環を
形成してもよい。Ar3は置換若しくは未置換のアリー
レン基を表わし、またnは0又は1を表わす。) 前記一般式(III)で示されるスチルベン誘導体の具体
例としては、表3に示されるものが挙げられるが、本発
明はこれらに限定されるものではない。なお、表3に示
される化合物は、それぞれn=0の化合物とn=1の化
合物のいずれもが存在する。n=0の化合物を表3−
(1)〜表3−(8)に、n=1の化合物を表3−
(9)に具体的に示す。
【0061】
【表3−(1)】
【0062】
【表3−(2)】
【0063】
【表3−(3)】
【0064】
【表3−(4)】
【0065】
【表3−(5)】
【0066】
【表3−(6)】
【0067】
【表3−(7)】
【0068】
【表3−(8)】
【0069】n=1の例:
【表3−(9)】
【0070】本発明の電子写真用感光体について、更に
詳しく説明する。本発明の電子写真用感光体は、導電性
支持体上に、少なくとも中間層、電荷発生物質、電荷輸
送物質及び前記一般式で表されるハイドロキノン誘導体
と前記一般式(II)で表される芳香族カルボン酸の金属
塩もしくは金属錯体を含有する感光層を設けたものであ
り、感光層は電荷発生物質、電荷輸送物質を組み合わせ
て、分散型若しくは機能分離型をとることができる。
詳しく説明する。本発明の電子写真用感光体は、導電性
支持体上に、少なくとも中間層、電荷発生物質、電荷輸
送物質及び前記一般式で表されるハイドロキノン誘導体
と前記一般式(II)で表される芳香族カルボン酸の金属
塩もしくは金属錯体を含有する感光層を設けたものであ
り、感光層は電荷発生物質、電荷輸送物質を組み合わせ
て、分散型若しくは機能分離型をとることができる。
【0071】層構成としては分散型の場合、導電性支持
体上に中間層、その上に結着剤中に電荷発生物質、電荷
輸送物質及び前記化合物を分散させた感光層を設ける。
機能分離型の場合は、導電性支持体上に中間層、電荷発
生物質及び結着剤を含む電荷発生層、その上に電荷輸送
物質、前記化合物及び結着剤を含む電荷輸送層を形成す
るものであるが、正帯電型とする場合には、電荷発生
層、電荷輸送層を逆に積層してもよい。なお、機能分離
型の場合、電荷発生層中に電荷輸送物質を含有させても
よい。
体上に中間層、その上に結着剤中に電荷発生物質、電荷
輸送物質及び前記化合物を分散させた感光層を設ける。
機能分離型の場合は、導電性支持体上に中間層、電荷発
生物質及び結着剤を含む電荷発生層、その上に電荷輸送
物質、前記化合物及び結着剤を含む電荷輸送層を形成す
るものであるが、正帯電型とする場合には、電荷発生
層、電荷輸送層を逆に積層してもよい。なお、機能分離
型の場合、電荷発生層中に電荷輸送物質を含有させても
よい。
【0072】また、本発明において、感光層と導電性支
持体との間に設ける中間層の構成は前記したとおりであ
るが、本発明においては、更に耐摩耗性等、機械的耐久
性を向上させるために、感光層上に保護層を設けてもよ
い。
持体との間に設ける中間層の構成は前記したとおりであ
るが、本発明においては、更に耐摩耗性等、機械的耐久
性を向上させるために、感光層上に保護層を設けてもよ
い。
【0073】導電性支持体とは、帯電電荷と逆極性の電
荷を基板側に供給することを目的とするものであり、該
支持体としては、感光層等の成膜条件に耐えられるもの
が使用される。これらの例としては、Al、Ni、C
r、Zn、ステンレス等の電気伝導性の金属及び合金並
びにガラス、セラミック等の無機絶縁物質及びポリエス
テル、ポリイミド、フェノール樹脂、ナイロン樹脂、紙
等の有機絶縁性物質の表面を、真空蒸着、スパッタリン
グ、吹付塗装等の方法によって、Al、Ni、Cr、Z
n、ステンレス、炭素、SnO2、In2O3等の電気導
電性物質を被覆して導電処理を行なったものが挙げられ
る。
荷を基板側に供給することを目的とするものであり、該
支持体としては、感光層等の成膜条件に耐えられるもの
が使用される。これらの例としては、Al、Ni、C
r、Zn、ステンレス等の電気伝導性の金属及び合金並
びにガラス、セラミック等の無機絶縁物質及びポリエス
テル、ポリイミド、フェノール樹脂、ナイロン樹脂、紙
等の有機絶縁性物質の表面を、真空蒸着、スパッタリン
グ、吹付塗装等の方法によって、Al、Ni、Cr、Z
n、ステンレス、炭素、SnO2、In2O3等の電気導
電性物質を被覆して導電処理を行なったものが挙げられ
る。
【0074】機能分離型の場合の電荷発生層は、電荷発
生物質のみから形成されていても、あるいは電荷発生物
質がバインダー(結着樹脂)中に均一に分散されて形成
されていてもよい。電荷発生層は、従って、これら成分
を適当な溶剤中に分散し、これを導電性支持体上に塗布
し、乾燥することにより形成される。
生物質のみから形成されていても、あるいは電荷発生物
質がバインダー(結着樹脂)中に均一に分散されて形成
されていてもよい。電荷発生層は、従って、これら成分
を適当な溶剤中に分散し、これを導電性支持体上に塗布
し、乾燥することにより形成される。
【0075】電荷発生物質としては、例えばシーアイピ
グメントブルー25〔カラーインデックス(CI)21
180〕、シーアイピグメントレッド41(CI 21
200)、シーアイアシッドレッド52(CI 451
00)、シーアイベーシックレッド3(CI 4521
0)等の他に、フタロシアニン系顔料、カルバゾール骨
格を有するアゾ顔料(特開昭53−95033号公報に
記載)、スチルベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53
−138229号公報に記載)、ジスチリルベンゼン骨
格を有するアゾ顔料(特開昭53−133455号公報
に記載)、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料
(特開昭53−132547号公報に記載)、ジベンゾ
チオフェン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−217
28号公報に記載)、オキサジアゾール骨格を有するア
ゾ顔料(特開昭54−12742号公報に記載)、フル
オレノン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−2283
4号公報に記載)、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔
料(特開昭54−17733号公報に記載)、ジスチリ
ルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54
−2129号公報に記載)、ジスチリルカルバゾール骨
格を有するアゾ顔料(特開昭54−17734号公報に
記載)、カルバゾール骨格を有するトリスアゾ顔料(特
開昭57−195767号公報、同57−195758
号公報に記載)、オキサゾール骨格を有するアゾ顔料
等、更にはシーアイピグメントブルー16(CI 74
100)等のフタロシアニン系顔料、シーアイバットブ
ラウン5(CI 73410)、シーアイバットダイ
(CI 73030)等のインジゴ系顔料、アルゴスカ
ーレットB(バイオレット社製)、インダンスレンスカ
ーレットR(バイエル社製)等のペリレン系顔料、スク
エアリック系顔料、4,10−ジブロモアントアントロ
ン等の多環キノン顔料等の有機顔料:Se、Se合金、
CdS、アモルファスSi等の無機顔料を使用すること
ができる。
グメントブルー25〔カラーインデックス(CI)21
180〕、シーアイピグメントレッド41(CI 21
200)、シーアイアシッドレッド52(CI 451
00)、シーアイベーシックレッド3(CI 4521
0)等の他に、フタロシアニン系顔料、カルバゾール骨
格を有するアゾ顔料(特開昭53−95033号公報に
記載)、スチルベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53
−138229号公報に記載)、ジスチリルベンゼン骨
格を有するアゾ顔料(特開昭53−133455号公報
に記載)、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料
(特開昭53−132547号公報に記載)、ジベンゾ
チオフェン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−217
28号公報に記載)、オキサジアゾール骨格を有するア
ゾ顔料(特開昭54−12742号公報に記載)、フル
オレノン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−2283
4号公報に記載)、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔
料(特開昭54−17733号公報に記載)、ジスチリ
ルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54
−2129号公報に記載)、ジスチリルカルバゾール骨
格を有するアゾ顔料(特開昭54−17734号公報に
記載)、カルバゾール骨格を有するトリスアゾ顔料(特
開昭57−195767号公報、同57−195758
号公報に記載)、オキサゾール骨格を有するアゾ顔料
等、更にはシーアイピグメントブルー16(CI 74
100)等のフタロシアニン系顔料、シーアイバットブ
ラウン5(CI 73410)、シーアイバットダイ
(CI 73030)等のインジゴ系顔料、アルゴスカ
ーレットB(バイオレット社製)、インダンスレンスカ
ーレットR(バイエル社製)等のペリレン系顔料、スク
エアリック系顔料、4,10−ジブロモアントアントロ
ン等の多環キノン顔料等の有機顔料:Se、Se合金、
CdS、アモルファスSi等の無機顔料を使用すること
ができる。
【0076】電荷発生層形成のための結着樹脂として
は、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリケ
トン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹
脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−N−ビニルカル
バゾール、ポリアクリルアミド等が用いられる。結着樹
脂の量は電荷発生物質100重量部に対し5〜500重
量部、好ましくは10〜200重量部が適当である。
は、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリケ
トン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹
脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−N−ビニルカル
バゾール、ポリアクリルアミド等が用いられる。結着樹
脂の量は電荷発生物質100重量部に対し5〜500重
量部、好ましくは10〜200重量部が適当である。
【0077】電荷発生層を形成するための溶媒として
は、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン、ジオキサ
ン、ジクロロエタン、シクロヘキサン、メチルエチルケ
トン、エチルセロソルブ等が好ましい。電荷発生層の平
均膜厚は0.01〜2μm。好ましくは0.1〜1μm
程度である。
は、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン、ジオキサ
ン、ジクロロエタン、シクロヘキサン、メチルエチルケ
トン、エチルセロソルブ等が好ましい。電荷発生層の平
均膜厚は0.01〜2μm。好ましくは0.1〜1μm
程度である。
【0078】機能分離型の場合の電荷輸送層は、電荷輸
送物質、前記結着樹脂及び前記低分子化合物、更に必要
ならばレベリング剤を適当な溶剤に溶解し、これを前記
の塗布法に従って電荷発生層上に塗布し乾燥することに
より形成される。
送物質、前記結着樹脂及び前記低分子化合物、更に必要
ならばレベリング剤を適当な溶剤に溶解し、これを前記
の塗布法に従って電荷発生層上に塗布し乾燥することに
より形成される。
【0079】本発明においては、電荷輸送物質として前
記一般式(III)で示されるスチルベン誘導体を用いる
ことが好ましい。また、結着樹脂としては、従来からこ
の分野で慣用されてきた以下のような樹脂が用いられ
る。
記一般式(III)で示されるスチルベン誘導体を用いる
ことが好ましい。また、結着樹脂としては、従来からこ
の分野で慣用されてきた以下のような樹脂が用いられ
る。
【0080】ポリスチレン、スチレン/アクリロニトリ
ル共重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン
/無水マレイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリレート樹脂、フェ
ノキシ樹脂、一般のポリカーボネート樹脂、酢酸セルロ
ース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポリ
−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シリコーン
樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フ
ェノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性又は熱硬化
性樹脂。なお、結着樹脂の量は、電荷輸送物質100重
量部に対し50〜500重量部が適当である。
ル共重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン
/無水マレイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリレート樹脂、フェ
ノキシ樹脂、一般のポリカーボネート樹脂、酢酸セルロ
ース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポリ
−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シリコーン
樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フ
ェノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性又は熱硬化
性樹脂。なお、結着樹脂の量は、電荷輸送物質100重
量部に対し50〜500重量部が適当である。
【0081】電荷輸送層を形成するための溶剤として
は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、モノ
クロルベンゼン、1,2−ジクロロエタン、シクロヘキ
サノン、塩化メチレン、1,1,2−トリクロロエタ
ン、1,1,2,2−テトラクロロエタン及びこれらの
混合溶剤が好ましい。電荷輸送層の膜厚は5〜100μ
m、好ましくは10〜40μmである。
は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、モノ
クロルベンゼン、1,2−ジクロロエタン、シクロヘキ
サノン、塩化メチレン、1,1,2−トリクロロエタ
ン、1,1,2,2−テトラクロロエタン及びこれらの
混合溶剤が好ましい。電荷輸送層の膜厚は5〜100μ
m、好ましくは10〜40μmである。
【0082】また、本発明のハイドロキノン誘導体の感
光層への添加量としては、電荷輸送物質100重量部に
対して0.01〜5重量部が好ましい。添加量がこれよ
り少ないと高耐久の効果が得られず、これより多いと感
度低下、残留電位上昇などを起こし光導電特性を損なっ
てしまう。
光層への添加量としては、電荷輸送物質100重量部に
対して0.01〜5重量部が好ましい。添加量がこれよ
り少ないと高耐久の効果が得られず、これより多いと感
度低下、残留電位上昇などを起こし光導電特性を損なっ
てしまう。
【0083】また、本発明の金属錯体、または金属塩の
感光層への添加量は、結着樹脂100重量部に対して
0.01〜2重量部が好ましい。添加量がこれより少な
いと残留電位低減効果が得られず、これより多いと帯電
性の低下を引き起こす。
感光層への添加量は、結着樹脂100重量部に対して
0.01〜2重量部が好ましい。添加量がこれより少な
いと残留電位低減効果が得られず、これより多いと帯電
性の低下を引き起こす。
【0084】分散型の場合は、前記した電荷発生物質、
電荷輸送物質を結着樹脂中に分散させた感光層を、中間
層を設けた導電性支持体上に設ける。これらの電荷発生
物質、電荷輸送物質、結着樹脂は単独または2種以上の
混合物として用いることができるが、感光層中には前記
に示されたハイドロキノン誘導体及び前記金属錯体、ま
たは金属塩を含有させる必要がある。
電荷輸送物質を結着樹脂中に分散させた感光層を、中間
層を設けた導電性支持体上に設ける。これらの電荷発生
物質、電荷輸送物質、結着樹脂は単独または2種以上の
混合物として用いることができるが、感光層中には前記
に示されたハイドロキノン誘導体及び前記金属錯体、ま
たは金属塩を含有させる必要がある。
【0085】
【実施例】以下本発明を実施例により説明するが、これ
により本発明の態様が限定されるものではない。部及び
%はいずれも重量基準である。
により本発明の態様が限定されるものではない。部及び
%はいずれも重量基準である。
【0086】実施例1 酸化チタン〔CR−EL(石原産業製)純度99.7重
量%〕40重量部、アルキド樹脂〔ベッコライトM64
01−50−S(大日本インキ化学工業製)固形分50
重量%〕12重量部、メラミン樹脂〔スーパーベッカミ
ンL−121−60(大日本インキ化学工業製)固形分
60重量%〕6重量部、メチルエチルケトン60重量部
からなる混合物をボールミルで24時間分散し、中間層
用塗布液を作成した。これを厚さ0.2mmのアルミ板
に塗布し130℃で20分間乾燥し膜厚4μmの中間層
を形成した。次にブチラール樹脂〔XYHL(UCC
製)〕5重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解
し、これに下記構造式(IV)のトリスアゾ顔料10重
量部を加えボールミルにより48時間分散した。更にシ
クロヘキサノン210重量部を加え3時間分散を行っ
た。これを固形分濃度が1.8重量%になるように、撹
拌しながらシクロヘキサノンで希釈した。こうして得ら
れた電荷発生層塗布液を前記中間層上に塗布し、130
℃で20分間乾燥し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形
成した。次に、例示化合物No.III−6の電荷輸送
物質8重量部、ポリカーボネート樹脂〔Z−300(三
菱ガス化学社製)〕10重量部、例示化合物No.I−
2のハイドロキノン誘導体0.03重量部、3,5−ジ
−tert−ブチルサリチル酸亜鉛0.03重量部、シ
リコンオイル〔KF−50(信越化学工業製)〕0.0
02重量部を90重量部の塩化メチレンに溶解した。こ
うして得られた電荷輸送層用塗布液を前記電荷発生層上
に塗布し、130℃で20分間乾燥し膜厚25μmの電
荷輸送層を形成し、実施例1の電子写真感光体を作成し
た。
量%〕40重量部、アルキド樹脂〔ベッコライトM64
01−50−S(大日本インキ化学工業製)固形分50
重量%〕12重量部、メラミン樹脂〔スーパーベッカミ
ンL−121−60(大日本インキ化学工業製)固形分
60重量%〕6重量部、メチルエチルケトン60重量部
からなる混合物をボールミルで24時間分散し、中間層
用塗布液を作成した。これを厚さ0.2mmのアルミ板
に塗布し130℃で20分間乾燥し膜厚4μmの中間層
を形成した。次にブチラール樹脂〔XYHL(UCC
製)〕5重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解
し、これに下記構造式(IV)のトリスアゾ顔料10重
量部を加えボールミルにより48時間分散した。更にシ
クロヘキサノン210重量部を加え3時間分散を行っ
た。これを固形分濃度が1.8重量%になるように、撹
拌しながらシクロヘキサノンで希釈した。こうして得ら
れた電荷発生層塗布液を前記中間層上に塗布し、130
℃で20分間乾燥し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形
成した。次に、例示化合物No.III−6の電荷輸送
物質8重量部、ポリカーボネート樹脂〔Z−300(三
菱ガス化学社製)〕10重量部、例示化合物No.I−
2のハイドロキノン誘導体0.03重量部、3,5−ジ
−tert−ブチルサリチル酸亜鉛0.03重量部、シ
リコンオイル〔KF−50(信越化学工業製)〕0.0
02重量部を90重量部の塩化メチレンに溶解した。こ
うして得られた電荷輸送層用塗布液を前記電荷発生層上
に塗布し、130℃で20分間乾燥し膜厚25μmの電
荷輸送層を形成し、実施例1の電子写真感光体を作成し
た。
【化4】
【0087】実施例2 実施例1の電荷輸送物質を下記構造式(V)のブタジエ
ン化合物に代え、3,5−ジ−tert−ブチルサリチ
ル酸亜鉛を3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸の
クロム錯体に代えた以外は実施例1と同様に実施例2の
電子写真感光体を作成した。
ン化合物に代え、3,5−ジ−tert−ブチルサリチ
ル酸亜鉛を3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸の
クロム錯体に代えた以外は実施例1と同様に実施例2の
電子写真感光体を作成した。
【化5】
【0088】実施例3 実施例1の電荷輸送物質を下記構造式(VI)のヒドラ
ゾン化合物に代え、3,5−ジ−tert−ブチルサリ
チル酸亜鉛を3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸
アルミニウムに代えた以外は実施例1と同様に実施例3
の電子写真感光体を作成した。
ゾン化合物に代え、3,5−ジ−tert−ブチルサリ
チル酸亜鉛を3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸
アルミニウムに代えた以外は実施例1と同様に実施例3
の電子写真感光体を作成した。
【化6】
【0089】比較例1 実施例1のハイドロキノン誘導体を添加しなかったこと
以外は実施例1と同様にして比較例1の電子写真感光体
を作成した。
以外は実施例1と同様にして比較例1の電子写真感光体
を作成した。
【0090】比較例2 実施例1の3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸亜
鉛添加をしなかったこと以外は実施例1と同様にして比
較例2の電子写真感光体を作成した。
鉛添加をしなかったこと以外は実施例1と同様にして比
較例2の電子写真感光体を作成した。
【0091】比較例3 実施例1の中間層の酸化チタンを純度97重量%の酸化
チタン〔JR(帝国化工製)〕に代えた以外は実施例1
と同様にして比較例3の電子写真感光体を作成した。
チタン〔JR(帝国化工製)〕に代えた以外は実施例1
と同様にして比較例3の電子写真感光体を作成した。
【0092】実施例4 アルコール可溶性ポリアミド〔アミランCM−8000
(東レ製)〕1重量部をメタノール8重量部、n−ブタ
ノール5重量部の混合溶媒に溶解した。これにアルミナ
粉末〔ショウライト(昭和電工製)純度99.7%〕を
4重量部を加えボールミルで12時間分散し、中間層用
塗布液を作成した。これを厚さ0.2mmのアルミ板に
塗布し130℃で20分間乾燥し膜厚4μmの中間層を
形成した。次にブチラール樹脂〔BM−S(積水化学
製)〕5重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解
し、これに下記構造式(VII)のビスアゾ顔料10重
量部を加えボールミルにより48時間分散した。更にシ
クロヘキサノン210重量部を加え3時間分散を行っ
た。これを固形分濃度が1.8重量%になるように、撹
拌しながらシクロヘキサノンで希釈した。こうして得ら
れた電荷発生層塗布液を前記中間層上に、130℃で2
0分間乾燥し、膜厚0.2μm電荷発生層を形成した。
次に、例示化合物No.III−116の電荷輸送物質
8重量部、ポリカーボネート樹脂〔Z−300(三菱ガ
ス化学社製)〕10重量部、例示化合物No.I−26
9のハイドロキノン誘導体0.05重量部、安息香酸亜
鉛0.05重量部、シリコンオイル〔KF−50(信越
化学工業製)〕0.002重量部を90重量部の塩化メ
チレンに溶解した。こうして得られた電荷輸送層用塗布
液を前記電荷発生層上に塗布し、130℃で20分間乾
燥し膜厚25μmの電荷輸送層を形成し、実施例4の電
子写真感光体を作成した。
(東レ製)〕1重量部をメタノール8重量部、n−ブタ
ノール5重量部の混合溶媒に溶解した。これにアルミナ
粉末〔ショウライト(昭和電工製)純度99.7%〕を
4重量部を加えボールミルで12時間分散し、中間層用
塗布液を作成した。これを厚さ0.2mmのアルミ板に
塗布し130℃で20分間乾燥し膜厚4μmの中間層を
形成した。次にブチラール樹脂〔BM−S(積水化学
製)〕5重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解
し、これに下記構造式(VII)のビスアゾ顔料10重
量部を加えボールミルにより48時間分散した。更にシ
クロヘキサノン210重量部を加え3時間分散を行っ
た。これを固形分濃度が1.8重量%になるように、撹
拌しながらシクロヘキサノンで希釈した。こうして得ら
れた電荷発生層塗布液を前記中間層上に、130℃で2
0分間乾燥し、膜厚0.2μm電荷発生層を形成した。
次に、例示化合物No.III−116の電荷輸送物質
8重量部、ポリカーボネート樹脂〔Z−300(三菱ガ
ス化学社製)〕10重量部、例示化合物No.I−26
9のハイドロキノン誘導体0.05重量部、安息香酸亜
鉛0.05重量部、シリコンオイル〔KF−50(信越
化学工業製)〕0.002重量部を90重量部の塩化メ
チレンに溶解した。こうして得られた電荷輸送層用塗布
液を前記電荷発生層上に塗布し、130℃で20分間乾
燥し膜厚25μmの電荷輸送層を形成し、実施例4の電
子写真感光体を作成した。
【化7】
【0093】実施例5 実施例4の電荷輸送物質を実施例2で使用したブタジエ
ン化合物に代え、安息香酸酸亜鉛を2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸亜鉛に代え以外は実施例4と同様に実施例
5の電子写真感光体を作成した。
ン化合物に代え、安息香酸酸亜鉛を2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸亜鉛に代え以外は実施例4と同様に実施例
5の電子写真感光体を作成した。
【0094】実施例6 実施例4の電荷輸送物質を実施例3で使用したヒドラゾ
ン化合物に代え、安息香酸酸亜鉛を2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸のコバルト錯体に代えた以外は、実施例4
と同様に実施例6の電子写真感光体を作成した。
ン化合物に代え、安息香酸酸亜鉛を2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸のコバルト錯体に代えた以外は、実施例4
と同様に実施例6の電子写真感光体を作成した。
【0095】比較例4 実施例4のハイドロキノン誘導体を添加しなかった以外
は、実施例4と同様にして比較例4の電子写真感光体を
作成した。
は、実施例4と同様にして比較例4の電子写真感光体を
作成した。
【0096】比較例5 実施例4の2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸亜鉛を添加
しなかった以外は、実施例4と同様にして比較例5の電
子写真感光体を作成した。
しなかった以外は、実施例4と同様にして比較例5の電
子写真感光体を作成した。
【0097】比較例6 実施例4の中間層のアルミナ粉末〔ショウライト〔昭和
電工製〕純度99.7%〕を純度99.3%のアルミナ
粉末〔A−32(日本軽金属製)〕に代えた以外は、実
施例4と同様に比較例6の電子写真感光体を作成した。
電工製〕純度99.7%〕を純度99.3%のアルミナ
粉末〔A−32(日本軽金属製)〕に代えた以外は、実
施例4と同様に比較例6の電子写真感光体を作成した。
【0098】実施例7 酸化チタン〔TP−2(富士チタン工業製)純度99.
9重量%〕60重量部、アクリル樹脂〔アクリディック
A−460−60(大日本インキ化学工業製)固形分6
0重量%〕12重量部、メラミン樹脂〔スーパーベッカ
ミンL−121−60(大日本化学工業製)固形分60
重量%〕8重量部、メチルエチルケトン60重量部から
なる混合物をボールミルで24時間分散し、中間層用塗
布液を作成した。これを厚さ0.2mmのアルミ板に塗
布し130℃で20分間乾燥し膜厚4μmの中間層を形
成した。次にブチラール樹脂〔BM−S(積水化学
製)〕5重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解
し、これにチタニルフタロシアニン10重量部を加えボ
ールミルにより48時間分散した。更にシクロヘキサノ
ン210重量部を加え3時間分散を行った。これを固形
分濃度が1.8重量%になるように、撹拌しながらシク
ロヘキサノンで希釈した。こうして得られた電荷発生層
用塗布液を前記中間層上に塗布し、130℃で20分間
乾燥し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。次
に、例示化合物No.III−6の電荷輸送物質8重量
部、ポリカーボネート樹脂〔パンライトK−1300
(帝人化成社製)〕10重量部、例示化合物物No.I
−263のハイドロキノン誘導体0.04重量部、5−
t−オクチルサリチル酸亜鉛0.04重量部、シリコン
オイル〔KF−50(信越化学工業製)〕0.002重
量部2重量部、シリコンオイル〔KF−50(信越化学
工業製)〕0.002重量部を90重量部の塩化メチレ
ンに溶解した。こうして得られた電荷輸送層用塗布液を
前記電荷発生層上に塗布し、130℃で20分間乾燥し
膜厚25μmの電荷輸送層を形成し、実施例7の電子写
真感光体を作成した。
9重量%〕60重量部、アクリル樹脂〔アクリディック
A−460−60(大日本インキ化学工業製)固形分6
0重量%〕12重量部、メラミン樹脂〔スーパーベッカ
ミンL−121−60(大日本化学工業製)固形分60
重量%〕8重量部、メチルエチルケトン60重量部から
なる混合物をボールミルで24時間分散し、中間層用塗
布液を作成した。これを厚さ0.2mmのアルミ板に塗
布し130℃で20分間乾燥し膜厚4μmの中間層を形
成した。次にブチラール樹脂〔BM−S(積水化学
製)〕5重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解
し、これにチタニルフタロシアニン10重量部を加えボ
ールミルにより48時間分散した。更にシクロヘキサノ
ン210重量部を加え3時間分散を行った。これを固形
分濃度が1.8重量%になるように、撹拌しながらシク
ロヘキサノンで希釈した。こうして得られた電荷発生層
用塗布液を前記中間層上に塗布し、130℃で20分間
乾燥し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。次
に、例示化合物No.III−6の電荷輸送物質8重量
部、ポリカーボネート樹脂〔パンライトK−1300
(帝人化成社製)〕10重量部、例示化合物物No.I
−263のハイドロキノン誘導体0.04重量部、5−
t−オクチルサリチル酸亜鉛0.04重量部、シリコン
オイル〔KF−50(信越化学工業製)〕0.002重
量部2重量部、シリコンオイル〔KF−50(信越化学
工業製)〕0.002重量部を90重量部の塩化メチレ
ンに溶解した。こうして得られた電荷輸送層用塗布液を
前記電荷発生層上に塗布し、130℃で20分間乾燥し
膜厚25μmの電荷輸送層を形成し、実施例7の電子写
真感光体を作成した。
【0099】実施例8 実施例1の酸化チタン〔CR−EL(石原産業製)純度
99.7重量%〕を酸化亜鉛〔SAZEX特号(堺化学
工業製)純度99.8重量%〕に代えた以外は実施例1
と同様に実施例8の電子写真感光体を作成した。
99.7重量%〕を酸化亜鉛〔SAZEX特号(堺化学
工業製)純度99.8重量%〕に代えた以外は実施例1
と同様に実施例8の電子写真感光体を作成した。
【0100】以上のようにして得られた電子写真感光体
に対して以下の評価を行った。23℃/55%RHと3
0℃/90%RHの環境で静電気帯電試験装置SP−4
28(川口電気製作所製)を用い、ダイナミックモード
にて測定した。まず感光体に−6kVのコロナ放電を行
い1秒後の電位V1(−V)、20秒間行った後の電位
Vm(−V)、その後20秒間暗減衰後の電位V0(−
V)を測定し、更に表面電位が−800Vになった時に
6luxのタングステンランプを照射して表面電位が−
80Vに光減衰するのに必要な露光量E1/10(lux
・sec)、露光30秒後の表面電位V30(−V)を測
定した。また、色温度2856°Kのタングステンラン
プ5luxの照射、−6KVでの帯電の繰り返しを30
000回繰り返した後(疲労後)の前記と同様の特性を
測定した。表4に23℃/55%RHでの疲労前と疲労
後のV1、V0/Vm、E1/10、V30の結果と30℃/9
0%RHでの疲労後のV30の結果を示す。また、オゾン
濃度5ppmの雰囲気中にこれらの感光体を5日間暴露
したあとのV1、V0/Vm、を測定した結果を表5に示
す。
に対して以下の評価を行った。23℃/55%RHと3
0℃/90%RHの環境で静電気帯電試験装置SP−4
28(川口電気製作所製)を用い、ダイナミックモード
にて測定した。まず感光体に−6kVのコロナ放電を行
い1秒後の電位V1(−V)、20秒間行った後の電位
Vm(−V)、その後20秒間暗減衰後の電位V0(−
V)を測定し、更に表面電位が−800Vになった時に
6luxのタングステンランプを照射して表面電位が−
80Vに光減衰するのに必要な露光量E1/10(lux
・sec)、露光30秒後の表面電位V30(−V)を測
定した。また、色温度2856°Kのタングステンラン
プ5luxの照射、−6KVでの帯電の繰り返しを30
000回繰り返した後(疲労後)の前記と同様の特性を
測定した。表4に23℃/55%RHでの疲労前と疲労
後のV1、V0/Vm、E1/10、V30の結果と30℃/9
0%RHでの疲労後のV30の結果を示す。また、オゾン
濃度5ppmの雰囲気中にこれらの感光体を5日間暴露
したあとのV1、V0/Vm、を測定した結果を表5に示
す。
【0101】
【表4】
【0102】
【表5】
【0103】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、帯電安定性
が良く、残留電位上昇、感度変動が少なく、環境による
特性の変動も少なく、また、オゾン、窒素酸化物等の反
応性ガスに対する耐ガス性に優れたものである。
が良く、残留電位上昇、感度変動が少なく、環境による
特性の変動も少なく、また、オゾン、窒素酸化物等の反
応性ガスに対する耐ガス性に優れたものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性基体上に少なくとも中間層、電荷
発生物質と電荷輸送物質及び結着樹脂とを含有する感光
層を順次設けた電子写真感光体において、該感光層は下
記一般式(I)(化1)で表されるハイドロキノン誘導
体と下記一般式(II)(化2)で表される芳香族カルボ
ン酸の金属錯体または金属塩を含有し、該中間層は純度
が99.5重量%以上の無機顔料を分散した樹脂層であ
ることを特徴とする電子写真感光体。 【化1】 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置
換または無置換のアルケニル基、置換または無置換のア
リール基、置換または無置換のシクロアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキ
ルアミノ基、アリールアミノ基、アシル基、アルキルア
シルアミノ基、アリールアシルアミノ基、アルキルカル
バモイル基、アリールカルバモイル基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルオキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルア
シルオキシ基、アリールアシルオキシ基、シリル基又は
複素環基を表わす。但し、R1、R2、R3、R4のうち少
なくとも1つは炭素原子数の総和が4以上の基であ
る。) 【化2】 ArCOOH (II) (式中、Arは置換基を有しても良い芳香環残基または
芳香族複素環残基を表す。) - 【請求項2】 該感光層の電荷輸送物質は、下記一般式
(III)で示されるスチルベン誘導体であることを特徴
とする請求項1記載の電子写真感光体。 【化3】 (式中、Ar1及びAr2は、置換若しくは未置換のアリ
ール基又は置換若しくは未置換の複素環基を表わし、R
1、R2及びR3は、水素原子、置換若しくは未置換のア
ルキル基、置換若しくは未置換のアルコキシ基、置換若
しくは未置換のアリール基、又は置換若しくは未置換の
複素環基を表わすが、R2とR3は、互いに結合して環を
形成してもよい。Ar3は置換若しくは未置換のアリー
レン基を表わし、またnは0又は1を表わす。) - 【請求項3】 前記中間層の無機顔料が酸化チタンであ
る請求項1記載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27031294A JPH08110648A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27031294A JPH08110648A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110648A true JPH08110648A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17484524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27031294A Pending JPH08110648A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110648A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007083714A1 (ja) * | 2006-01-23 | 2007-07-26 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | 電子写真用感光体 |
| WO2007029827A3 (ja) * | 2005-09-08 | 2008-06-05 | Hodogaya Chemical Co Ltd | 電子写真用感光体 |
| JP2014123113A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
| JP2014123112A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
| US10209639B2 (en) * | 2016-04-25 | 2019-02-19 | Ricoh Company, Ltd. | Photoconductor, image forming apparatus, and process cartridge |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP27031294A patent/JPH08110648A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007029827A3 (ja) * | 2005-09-08 | 2008-06-05 | Hodogaya Chemical Co Ltd | 電子写真用感光体 |
| US8003286B2 (en) | 2005-09-08 | 2011-08-23 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | Photoreceptor for electrophotography |
| JP5028265B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2012-09-19 | 保土谷化学工業株式会社 | 電子写真用感光体 |
| WO2007083714A1 (ja) * | 2006-01-23 | 2007-07-26 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | 電子写真用感光体 |
| US8088540B2 (en) | 2006-01-23 | 2012-01-03 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | Photoreceptor for electrophotography |
| JP5096931B2 (ja) * | 2006-01-23 | 2012-12-12 | 保土谷化学工業株式会社 | 電子写真用感光体 |
| JP2014123113A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
| JP2014123112A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
| US10209639B2 (en) * | 2016-04-25 | 2019-02-19 | Ricoh Company, Ltd. | Photoconductor, image forming apparatus, and process cartridge |
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