JPH08110960A - 硬貨送出装置 - Google Patents
硬貨送出装置Info
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- JPH08110960A JPH08110960A JP6281113A JP28111394A JPH08110960A JP H08110960 A JPH08110960 A JP H08110960A JP 6281113 A JP6281113 A JP 6281113A JP 28111394 A JP28111394 A JP 28111394A JP H08110960 A JPH08110960 A JP H08110960A
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- coins
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Abstract
ことなく、硬貨送出装置全体の小型化を図ることを目的
とする。 【構成】 硬貨送り円板の回転により硬貨を送り出す硬
貨送出装置において、ホッパクンク内に投入される硬貨
の堆積状況を検知する検知手段と、その検知手段の判断
により、ホッパタンク内に堆積した硬貨を崩し攪拌する
崩し攪拌手段を備えていることを特徴とする。
Description
り銭払出機、両替機およびゲーム機等に組み込まれ、硬
貨,メダル等(本明細書において「硬貨」と総称す
る。)を送出する硬貨送出装置、特に、バラ状態の硬貨
を収容するホッパータンクの収容量を増加させた硬貨送
出装置に関するものである。
ば、本出願人の出願にかかる特開昭61−281385
号公報に記載されたものがある。この装置は、同公報第
3頁左上段及び同頁右上段に記載されているように、次
のように構成されている。これを図7に基づいて説明す
る。この装置は、バラ状態で堆積される硬貨を収容する
ホッパタンク101と、このホッパタンク101の下端
に設けられて傾斜基板103上に固定された円筒形ケー
ス102と、この円筒形ケース102内で同心的に回転
し得るよう設けられた硬貨送り円板104と、硬貨送り
円板104を回転する駆動モータ106と駆動装置10
7とを備えている。
べき硬貨が入り得る寸法の複数個の硬貨受け孔105が
同円板の円周方向に一定の距離を隔てて同円板の厚み方
向に貫通して設けられる。硬貨受け孔105に入った硬
貨は、硬貨送り円板104の回転に伴って、装置外へ送
出される。
には開口部108が開口され、この開口部108に臨
む、たとえばベルトコンベヤ等の搬送手段109によっ
て硬貨110が投入される。
は、ホッパタンク内にバラ状態で堆積された硬貨を効率
的に送出し得るものであるが、これに対し、需要者から
次のような要望が寄せられるようになった。すなわち、
この種の硬貨送出装置は、各種の釣り銭払出機、自動販
売機、両替機およびゲーム機等に組み込まれるものであ
るところ、このような各種の自動販売機等の装置の小型
化が進み、その結果、これらの釣り銭払出機や自動販売
機等の内部空間を小さくする必要が生じた。
登録機等に接続され、この金銭登録機から受ける指令に
基づいて所望の釣り銭を払い出す釣り銭払出機を例にと
ってみると、その小型化の要請が特に強い。すなわち、
このような釣り銭払出機は、一般的に、買い物客が支払
う支払硬貨を店員が受け取り、それを釣り銭払出機に投
入する。釣り銭払出機は、投入された硬貨を種類別に分
別してベルトコンベヤ等の搬送手段によってそれぞれの
硬貨を組み込まれている硬貨送出装置のホッパタンクの
上方に搬送し落下させている。
た硬貨は、他の買い物客に返却する釣り銭として再利用
されるわけである。この場合において、買い物客から受
け取る支払硬貨より買い物客に返却する釣り銭硬貨のほ
うが多いと、ホッパタンクが空になってしまう。これで
は、釣り銭硬貨を補充する作業が必要になり業務を中断
しなければならないので、たいへん不便である。一方、
釣り銭硬貨の収容枚数を多くしようとすると、硬貨送出
装置ひいては釣り銭払出機自体が大型化し、重要者の求
める小型化の要請に反することになる。
ばならないという要求と、ホッパタンク内になるべくた
くさんの硬貨を収容したいという要求という、相反する
課題を同時に解決するために、発明者は、ホッパ内に収
容された硬貨の堆積する様子をつぶさに観察したとこ
ろ、次のような結果を得た。
収容された硬貨110は、平坦に堆積するのではなく硬
貨がホッパタンク内に投入された際の落下点を頂点とす
る山なり形状に堆積しており、その山なり硬貨の裾野に
あたる部分のホッパタンク101内には堆積硬貨によっ
て満たされていない空間部分111が存在していること
に気がついた。これは、上述した釣り銭払出機のように
ホッパタンクの上部に臨むベルトコンベヤ等の搬送手段
109によって一定箇所に落下させるような場合は、特
に顕著に現れる。
硬貨送り円板を硬貨を、硬貨の送出に先駆けて一時的に
逆転させる硬貨送出装置が開示されている。この装置
は、硬貨が余分に払い出されることを防止することを目
的とするものである。硬貨が送出される際に、ホッパタ
ンク内の硬貨はある程度攪拌されるのであるが、このよ
うな消極的な方法では、硬貨送出と硬貨投入の釣り合い
が保てない場合、すなわち、硬貨の送出が長時間なされ
ることなく補充硬貨が投入される場合は、ホッパタンク
内で硬貨が山なりに堆積してしまい、前述したようにホ
ッパタンク内部の空間の有効利用が図れない。また、こ
れを放置すると、ホッパタンクに収容し切れなくなった
硬貨が溢れ出てしまうことも考えられる。
る硬貨の枚数を減らすことなく、硬貨送出装置全体の小
型化を図るためには、このホッパ内の空間部分を積極的
に利用することが必要であると考え、次のように構成し
た。
装置は、バラ状態で堆積される硬貨を収容するためのホ
ッパータンクと、当該ホッパタンク内において、当該硬
貨に一の側面を向けて回転する硬貨送り円板と、当該硬
貨送り円板を回転駆動するために、当該硬貨送り円板の
他の側面に設けられた駆動手段とを備え、 当該硬貨送
り円板が回転して硬貨を送り出す硬貨送出装置におい
て、当該ホッパタンク内に投入された硬貨の堆積状況を
検知する検知手段と、当該検知手段の判断により、当該
ホッパタンク内に堆積した硬貨を崩し攪拌する崩し攪拌
手段とを備えていることを特徴とする。すなわち、特許
請求の範囲にいう「検知手段」とは、ホッパタンク内に
投入された硬貨の堆積状況、すなわち、どのようにまた
はどのくらい積み重なっているのかを検知するための手
段をいう。その手段は、かかる検知目的が果たせる限り
なんらの制限もないが、たとえば、フォトセンサー等を
用いて投入された硬貨の枚数をチェックしておき、一定
の枚数が投入された場合はホッパタンク内に硬貨が山な
りに堆積しているとみなすことにより検知する手段があ
る。
記載の硬貨送出装置であって、当該崩し攪拌手段は、当
該検知手段の判断により逆転指令信号を発生する制御信
号発生手段と、当該逆転信号に基づいて、当該駆動手段
と当該硬貨送り円板とが、当該硬貨送り円板が硬貨送出
方向とは逆方向に一時的に回転するように構成してある
ことを特徴とする。すなわち、硬貨送出作用とは無関係
に、硬貨送り円板を送出方向とは逆方向に回転させ、こ
れにより堆積した硬貨の山を攪拌して崩そうとするもの
である。従って、この崩し攪拌作用が行われる時に硬貨
の送出は行われない。
記載の硬貨送出装置であって、当該崩し攪拌手段は、ホ
ッパタンク内部に設けられた摺り切り腕と、当該摺り切
り腕を水平方向に往復運動させる往復駆動手段から構成
してあることを特徴とする。すなわち、摺り切り腕を水
平方向に往復運動させることにより堆積硬貨を崩し攪拌
しようとするものである。なお、この摺り切り腕の形態
は、その目的の範囲内においてどのようなものでも良
く、たとえば、その一端を片持ち支持されたものや、そ
の両端を支持されたもの等あらゆるものを採用すること
ができる。水平方向とあるが、わずかな傾斜方向に運動
する場合も含む。また、往復運動は、一動作で同時に行
われる必要はなく、一動作で一方から他方へ移動し、次
の動作で他方から一方へ戻るように構成してもよい。
記載の硬貨送出装置であって、当該崩し攪拌手段は、当
該ホッパタンクに振動を与える振動付与手段から構成し
てあることを特徴とする。すなわち、振動付与手段によ
ってホッパタンクに振動を与え、もって、堆積硬貨を崩
し攪拌しようとするものである。この「振動付与手段」
には、種々のものが考えられるが、たとえば、振動を発
生するバイブレーションモータをホッパタンクに取り付
けて振動を与えたり、何らかの手段によってホッパタン
ク自体を揺さぶったりするように構成するとよい。
ないし4何れか記載の硬貨送出装置であって、当該検知
手段は、当該ホッパタンクに投入される硬貨の枚数を計
数する計数手段と、当該計数手段から受け取る計数結果
を逐次記憶して当該ホッパタンクに投入される硬貨の枚
数が予め定められた枚数に達したかどうかを判断する記
憶手段とを備えていることを特徴とする。すなわち、投
入された硬貨が予め定められた枚数(たとえば、10枚
とする)に達した時に、崩し手段を作動させようとする
ものである。「計数手段」には、各種のセンサを用いる
ことができ、たとえば、磁気センサや次に述べるような
フォトセンサなどを好適に使用することができる。そし
て、センサからの信号を記憶手段が逐次記憶して、その
累積枚数が10枚に達した時に堆積硬貨を崩し攪拌しよ
うとするものである。また、「記憶手段」としても種々
考えられるが、一般に、CPU(中央処理装置:cen
tral processing unit)を用いる
ことにより好適に実施することができる。
ないし5何れか記載の硬貨送出装置であって、当該検知
手段は、当該ホッパタンクに取り付けられたフォトセン
サから構成してあることを特徴とする。なお、フォトセ
ンサは、たとえば、発光部と受光部とで一対をなす形式
のものや、発光部と受光部とが一体となっている形式な
どがあるが、これらに限られる必要はなく、どのような
ものでもよい。また、その個数に制限はない。
ないし4何れか記載の硬貨送出装置であって、当該検知
手段の代わりに、予め定められた時間を計時する計時手
段を備え、当該予め定められた時間ごとに当該制御信号
発生手段が制御信号を発生するように構成してあること
を特徴とする。すなわち、予め定められた時間(たとえ
ば、10分とする)ごとの間隔をおいて、その間に投入
された硬貨の枚数にかかわらず、崩し攪拌手段を作動さ
せようとするものである。なお、この間隔の設定は、硬
貨送出装置が組み込まれる装置が使用される状況に応じ
て最適なものとすべきことはいうまでもない。
で堆積される硬貨を収容するためのホッパータンクと、
当該ホッパタンク内において、当該硬貨に一の側面を向
けて回転する硬貨送り円板と、当該硬貨送り円板を回転
駆動するために、当該硬貨送り円板の他の側面に設けら
れた駆動手段とを備え、当該硬貨送り円板が回転して硬
貨を送り出す硬貨送出装置において、当該ホッパタンク
内に投入される硬貨の枚数を計数するフォトセンサと、
当該フォトセンサから受け取る計数結果を逐次記憶して
当該ホッパタンクに投入された硬貨の枚数が予め定めら
れた枚数に達したかどうかを判断する記憶手段とからな
る検知手段と、当該検知手段の判断により、当該ホッパ
タンク内に堆積した硬貨を崩し攪拌する崩し攪拌手段と
を備え、当該崩し攪拌手段は、当該検知手段の判断によ
り逆転指令信号を発生する制御信号発生手段を備え、当
該逆転指令信号に基づいて、当該駆動手段と当該硬貨送
り円板とが、当該硬貨送り円板が硬貨送出方向とは逆方
向に一時的に回転するように構成されていることを特徴
とする。
は、硬貨の堆積状況を検知できるものであればどのよう
なものでもよく、好ましくは先に述べたように、投入さ
れる硬貨の枚数を計数する方法、フォトセンサによって
堆積硬貨の高さを検知する方法または計時手段などによ
る方法がよい。
タンク内の堆積した硬貨を攪拌して崩す、すなわち、山
なり状態を攪拌しなから崩してほぼ平坦な状態にするた
めのものである。この崩し攪拌手段は、この目的を達成
することができれば、どのような手段を採用してもよ
い。たとえば、硬貨送り円板とは別個の回転円板を設け
ることなども考えられるが、好ましくは先に述べたよう
に、硬貨の送出作用とは無関係に硬貨送り円板を一時的
に逆回転させて崩し攪拌したり、水平方向に往復運動す
る摺り切り腕部によって摺り切るように崩攪拌したり、
振動を与えて崩し攪拌したりするなどの方法がよい。さ
らに、硬貨送り円板は、水平線と平行な状態に設けるこ
とが収容枚数をなるべく多くする点で有利であるが、こ
れに限る必要はなく、水平に対して傾斜した状態で設け
ることもできる。
硬貨はある程度攪拌されるのであるが、硬貨の送出が長
時間なされることなく補充硬貨が投入されると、送出と
投入のバランスが崩れ、その結果、ホッパタンク内で硬
貨が山なりに堆積してしまうことになる。これでは、前
述したようにホッパタンク内部の空間の有効利用が図れ
ない。また、これを放置すると、ホッパタンクに収容し
切れなくなった硬貨が溢れ出てしまうことも考えられ
る。そこで、硬貨送出作用とは別個に、ホッパタンク内
に堆積した硬貨の山を積極的に攪拌して崩そうとしたの
である。
回転させられる硬貨送り円板の働きにより、装置外へ送
り出される。一方、そのようにして送り出される硬貨
は、ホッパタンク内に投入されて堆積するが、平坦に堆
積するのではなく投入された落下点を頂点とする山なり
形状に堆積する。そして、その山なり硬貨の裾野にあた
る部分の空間部分に、堆積硬貨によって満たされない空
間が形成される。そこで、検知手段が堆積した硬貨を検
知してその堆積状況を判断する。その判断結果に基づ
き、崩し攪拌手段が、堆積した硬貨を攪拌して崩し、山
なり状態に堆積していた硬貨の頂上部分にあった硬貨
を、裾野部分にある空間部分に強制移動させる。これに
より、ホッパタンク内部の空間を有効に利用できるよう
になり、その結果、ホッパタンクの容量(高さ)を実質
的に小さくすることができ、硬貨送出装置全体の小型化
が実現する。
発明にかかる硬貨送出装置の全体を示す斜視図である。
本装置1は、バラ状態の硬貨を収容するホッパタンク2
と、ホッパ内にある硬貨を本装置外へ送出させるための
硬貨送出部5等を組み込む装置本体3および制御回路を
組み込む制御部4からおおむね構成されている。
するためのものであり、側面から見ると略矩形を呈して
いる。その底部には、収容した硬貨を効率よく硬貨送出
部5にすべり供給しうるように、傾斜面201が設けら
れている。さらに、収容硬貨を投入するための開口部2
02がその上端部に開口され、収容硬貨を硬貨送出部に
供給するための開口部203(図2参照)がその底部に
設けられている。
硬貨の必要枚数に応じた大きさに構成され、本実施例に
おいては、100円硬貨200枚を均した状態で収容で
きる大きさとされている。また、ホッパタンク2は本体
3に取り付けられるが、簡単に取り付けたり取りはずし
たりできるように着脱自在に構成されていることが好ま
しい。この着脱手段は、どのようなものでもよいが、本
実施例の場合は、後述するようなワンタッチで着脱でき
る手段が採用されている。このように構成されていれ
ば、簡単にホッパタンク2の交換や装置内部の保守等が
できるので、たいへん便利である。
の両側端にねじ固定された側板302および側板303
によって構成されている。基板301の上に硬貨送出部
5が設けられている。もっとも、本実施例においては、
基板301が水平に対して平行な状態で設けられている
が、これに限られる必要はない。水平に対して傾斜した
状態で構成されたものでもよい。かかる場合は、側板3
02と側板303が三角形状に構成されると好都合であ
る。
01の裏側と側板301および側板302によって形成
された空間の中に、硬貨送出部5の一部を構成するDC
モータ501を固定して設けられている。DCモータ5
01は、この制御方法については、後述する。なお、符
号401,401は、投入された硬貨を検知する検知手
段であるカウントセンサである。本実施例では、投光器
と受光器からなるフォトセンサが用いられているが、投
入される硬貨を検知できるものであれば、たとえば、金
属に反応する近接スイッチ等どのようなセンサでもよ
い。
について説明する。この硬貨送出部5は、フランジ部5
02と、硬貨送り円板503と、円筒形ケース部504
と、硬貨出口部505と、複数の硬貨案内孔50
6...からおおむね構成されている。ここで、フラン
ジ部502と円筒形ケース部504とは、ホッパタンク
2の一部として構成され、これら三者は透明な合成樹脂
によって一体成型で製造されている。もっとも、このよ
うな材質に限られる必要はなく、また、この三者を別個
に製造することも可能であるが、透明にしたことからホ
ッパタンク2内に収容された硬貨の堆積状態を目で確認
でき、また一体成型にしたことから安価に製造すること
ができ好都合である。
板301の上面に着脱自在に取り付けるためのものであ
る。その着脱は、基板301の上面に突き出して設けら
れた4本のガイドピンを4本(図示せず)と、フランジ
部502の四隅に貫通して設けられた嵌合孔50
8...とを嵌め合わせによって行われる。このような
構成によりホッパタンク2が円筒形ケース部503とフ
ランジ部502とともにワンタッチで基板301から取
り付けたり取り外したりすることができる。
6を複数個(本実施例では5個)厚み方向に貫通して設
けられるとともに、硬貨攪拌突起509がその上面中央
部に設けられている。そして、硬貨送り円板503の裏
面すなわち基板301の上面と対向する面に、各硬貨案
内孔506の間から基板301の上面に向けて硬貨送り
腕510...が突き出して設けられている。
は、基板301の上面にその表面を接触させながら硬貨
出口部(図示せず)に向かって押し動かされる。硬貨送
り円板503は、硬貨送り腕510の移動を許容するよ
うに送出硬貨の厚みより若干広い隙間を介して、基板3
01の上面に対向した位置に配置される。この硬貨送り
円板503は、DCモータ501によって、反時計回り
の方向(正転時)に回転させられる。なお、硬貨案内孔
506の形態は、本実施例に示すものに限られる必要は
なく、たとえば、硬貨案内孔506を硬貨送り円板5の
円周方向に開放するように切り欠かれたものなど、硬貨
が送出され得る限りどのような形態のものでもよい。
ドピンを基板301表面から上方に弾性的に突き出すよ
うに設けられている。これは、硬貨送り腕509によっ
て押し進められてきた硬貨を衝突させ、その硬貨の進行
方向を硬貨出口部505の方向へ転換させるためのもの
である。ガイドピン507が弾性的に設けられた理由
は、ガイドピン507が硬貨送り円板503の回転によ
り受け得る過大な硬貨荷重から逃げられるようにするた
めである。なお、このガイドピン507上端に、硬貨送
り円板503が逆転(時計回りの方向)したときに硬貨
を乗り上げさせるための傾斜面512を設けておくと、
硬貨が詰まるのを有効に防止することができる。
作用を、図3および図4に基づいて説明する。なお、本
実施例の場合は、ホッパタンク2の硬貨収容能力を10
0円硬貨200枚となるように設定してある。この硬貨
収容能力は、本硬貨送出装置が組み込まれる装置の使用
状況に応じて適切なものとする。図3において、符号4
01は計数手段であるカウントセンサを、符号402は
記憶手段であるCPUを、また、符号501は駆動手段
を構成するDCモータを示している。
を、図4に基づいて説明する。カウントセンサ401
は、ホッパタンク2内に投入される硬貨の枚数をカウン
トして、その結果をCPU402に信号で送る(S
1)。信号を受けたCPU402は、枚数が200枚を
超えるかどうか判断する(S2)。なお、枚数が収容能
力以上の200枚を超えるときは、本硬貨送出装置が組
み込まれる本体装置に投入枚数過剰の信号を送るように
構成するとよい(S3)。そして、この信号を受けた本
体装置は、予め組み込まれている、たとえば、リジェク
ト手段によって投入硬貨がホッパタンク2に投入されな
いように構成するとよい。一方200枚を超えないとき
(たとえば、90枚のとき)、この結果をCPU402
が記憶する(S4)。
カウントセンサ401がそれを検知し、その結果を逐次
CPU402に送る。CPU402は、その結果を累積
的に記憶して、その枚数(たとえば、20枚)を記憶す
る(S5)。そして、S4で記憶した枚数とS5で得た
枚数が120枚を超えるか否かを判断する。この場合は
90枚(S4)に20枚(S5)を加えても120枚を
超えないので、CPU402は、崩し攪拌手段であるD
Cモータ501およびこれと連結されている駆動装置硬
貨送り円板503を作用させる必要がない、すなわち、
ホッパタンク2内に収容枚数の余裕がある、と判断しS
1に戻る。
140枚のときは、収容枚数に比較的余裕がない場合で
あるから、堆積した硬貨を崩し攪拌してホッパタンク2
内の空間部分を有効に利用する必要がある。そこで、ま
ず、硬貨の送出が行われているかどうかを確認する(S
7)。硬貨の送出が行われていれば、収容硬貨の枚数が
140枚より送出された枚数分(たとえば、10枚)だ
け下回ることになるので(すなわち、130枚とな
る)、崩し攪拌手段を作用させる必要はこの時点では一
応ない。この演算結果である130枚となった収容枚数
は、すでにS4で記憶された収容枚数すなわち、140
枚に置き換えられる。この場合において、後に述べるS
10に進み、S5で記憶されている新たな投入枚数(2
0枚)をクリアした後に、S1に戻る。この時点で記憶
されている収容枚数は、130枚である。
(S7)、崩し攪拌手段を作動させる準備に入る。その
ために、まず、何枚の硬貨がホッパタンク2に投入され
ているのかを確認する。その投入硬貨の枚数が予め定め
られた枚数(たとえば、10枚)を超えるものであるか
どうかを確認する。ここで、確認された枚数は、逐次C
PU402に送られ、既に記憶されている収容枚数(こ
の場合は、140枚)と置き換えられる(S8)。すな
わち、たとえば、15枚の投入がなされたときには、1
40枚に投入枚数に逐次投入された枚数が加算され、最
終的に15枚を加えた枚数155枚がCPU402に記
憶される。
枚を超えているのでS9に進む。S9では、制御信号発
生手段でもあるCPU402が、駆動手段に対して硬貨
送出方向とは逆方向に回転すべき指令を与え、その結
果、硬貨送り円板が一時的に逆転させられる。逆転する
時間は、適宜設定することができるが、本実施例の場合
は、硬貨送出頻度等との兼ね合いから、3秒間に設定し
ている(S9)。そしてS5で記憶した連続投入枚数の
メモりをクリアしてS1に戻る(S10)。この3秒間
の逆転作用により、ホッパタンク2内に堆積した硬貨が
崩し攪拌され、これにより、ホッパタンク2内部の空間
を有効に利用できるようになり、その結果、ホッパタン
クの容量(高さ)を実質的に小さくすることができ、硬
貨送出装置全体の小型化が実現する。
に様々な機能を持たせているが、これらの機能をすべて
単独に行わせる必要は必ずしもない。複数のCPUにこ
れらの機能を分担させてもよい。また、硬貨送出装置の
外部から崩し攪拌手段を制御のるように構成することも
できる。さらに、本実施例の場合は、既存の硬貨送出装
置に改良を加えること、たとえばACモータが使用され
ている場合は、これを同等のDCモータと取り替えるこ
とや、既存のACモータが使用されている硬貨送出装置
に本実施例に示すような制御回路を組み込むこと等、に
より、かかる既存の硬貨送出装置のホッパタンクの収容
枚数を比較的簡単に増加させることができる。このこと
は、次に述べる実施例においても同様である。
号601は摺り切り腕部を、符号602は往復駆動手段
を示している。摺り切り腕部601と往復駆動手段60
2で崩し攪拌手段を構成している。この往復駆動手段6
02は、摺り切り腕部の一端に固定して設けられたDC
モータ603とそのモータ軸604に連結されたピニオ
ン605とこのピニオン605と噛み合うラック606
から概略構成されている。摺り切り腕部601には、主
として硬貨の衝突による衝撃を和らげるためのブラシが
下方に向けて取りつけられている。摺り切り腕部601
の他端は、ホッパタンク600内部に設けられた案内レ
ール607にリール608を介して移動可能となるよう
にに支持されている。
側板に設けられた貫通孔を介してホッパタンク2外へ突
き出すように設けられている。ここで、DCモータ60
3が回転するとピニオン605が回転し、ラック606
との噛み合いによって摺り切り腕部601がラック60
6と案内レール607に案内されて(図中矢印で示され
るように)往復運動を行うように構成されている。な
お、摺り切り腕部601は、ホッパタンク600の上端
に設けるのが収容枚数をなるべく多くする点から好まし
い。また、同様の理由から摺り切り腕部601を水平に
対して平行な方向に移動できるように構成することが好
ましい。なお、符号609は投光器を、同610は受光
器を示し、これらによって硬貨の堆積状況を検知する。
(図示せず)の制御手段の指令によりDCモータ603
が通電されるとピニオン605が回転し、ラック606
と案内レールに607案内されて摺り切り腕部601が
自走し、その結果、堆積した硬貨を崩し攪拌する。な
お、本実施例においては、ピニオン605とラック60
6との組み合わせによって、摺り切り腕部601を自走
させる方式を採用したが、この方式に限られるものでは
なく、上述した目的を達成することができる範囲におい
て摺り切り腕部601や往復駆動手段602の形態を変
更することが可能である。
0に与える崩し攪拌手段たる振動付与手段であるバイブ
レーションモータである。ホッパタンク700とバイブ
レーションモータ701の連結は、直接間接に同モータ
701の振動がホッパタンク700に伝わるように行
う。この振動付与手段としては、図に示すバイブレーシ
ョンモータ701の他、あらゆる振動付与手段を採用す
ることができる。バイブレーションモータを採用した場
合においては、ホッパタンク700に単振動を与える形
式や、ホッパタンク700を揺さぶる形式ものなど、ホ
ッパタンク700内部に堆積した硬貨を崩し攪拌できる
ものであればどのようなものでもよい。バイブレーショ
ンモータ701がホッパタンク700に振動を与える
と、堆積していた硬貨が崩し攪拌され、これによりホッ
パタンク700内の空間を有効に利用することができ
る。なお、振動付与手段の制御は、実施例2と同様にC
PU等によって行うことができる。
ときは、ホッパタンク内部の空間を有効に利用できるよ
うになる。その結果、ホッパタンクの容量(高さ)を実
質的に小さくすることができ、硬貨送出装置全体の小型
化が実現する。したがって、小型化した硬貨送出装置が
組み込まれた各種の自動販売機や釣り銭払出機等の小型
化が図られる。
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】バラ状態で堆積される硬貨を収容するため
のホッパータンクと、 当該ホッパタンク内において、当該硬貨に一の側面を向
けて回転する硬貨送り円板と、 当該硬貨送り円板を回転駆動するために、当該硬貨送り
円板の他の側面に設けられた駆動手段とを備え、 当該硬貨送り円板が回転して硬貨を送り出す硬貨送出装
置において、 当該ホッパタンク内に投入された硬貨の堆積状況を検知
する検知手段と、 当該検知手段の判断により、当該ホッパタンク内に堆積
した硬貨を崩し攪拌する崩し攪拌手段とを備えているこ
とを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項2】請求項1記載の硬貨送出装置であって、 当該崩し攪拌手段は、当該検知手段の判断により逆転指
令信号を発生する制御信号発生手段を備え、 当該逆転信号に基づいて、当該駆動手段と当該硬貨送り
円板とが、当該硬貨送り円板が硬貨送出方向とは逆方向
に一時的に回転するように構成してあることを特徴とす
る硬貨送出装置。 - 【請求項3】請求項1記載の硬貨送出装置であって、 当該崩し攪拌手段は、ホッパタンク内部に設けられた摺
り切り腕と、当該摺り切り腕を水平方向に往復運動させ
る往復駆動手段から構成してあることを特徴とする硬貨
送出装置。 - 【請求項4】請求項1記載の硬貨送出装置であって、 当該崩し攪拌手段は、当該ホッパタンクに振動を与える
振動付与手段から構成してあることを特徴とする硬貨送
出装置。 - 【請求項5】請求項1ないし4何れか記載の硬貨送出装
置であって、 当該検知手段は、当該ホッパタンクに投入された硬貨の
枚数を計数する計数手段と、 当該計数手段から受け取る計数結果を逐次記憶して当該
ホッパタンクに投入される硬貨の枚数が予め定められた
枚数に達したかどうかを判断する記憶手段とを備えてい
ることを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項6】請求項1ないし5何れか記載の硬貨送出装
置であって、 当該検知手段は、当該ホッパタンクに取り付けられたフ
ォトセンサから構成してあることを特徴とする硬貨送出
装置。 - 【請求項7】請求項1ないし4何れか記載の硬貨送出装
置であって、 当該検知手段の代わりに、予め定められた時間を計時す
る計時手段を備え、当該予め定められた時間ごとに当該
制御信号発生手段が制御信号を発生するように構成して
あることを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項8】バラ状態で堆積される硬貨を収容するため
のホッパータンクと、 当該ホッパタンク内において、当該硬貨に一の側面を向
けて回転する硬貨送り円板と、 当該硬貨送り円板を回転駆動するために、当該硬貨送り
円板の他の側面に設けられた駆動手段とを備え、 当該硬貨送り円板が回転して硬貨を送り出す硬貨送出装
置において、 当該ホッパタンク内に投入される硬貨の枚数を計数する
フォトセンサと、当該フォトセンサから受け取る計数結
果を逐次記憶して当該ホッパタンクに投入された硬貨の
枚数が予め定められた枚数に達したかどうかを判断する
記憶手段とからなる検知手段と、 当該検知手段の判断により、当該ホッパタンク内に堆積
した硬貨を崩し攪拌する崩し攪拌手段とを備え、 当該崩し攪拌手段は、当該検知手段の判断により逆転指
令信号を発生する制御信号発生手段を備え、 当該逆転指令信号に基づいて、当該駆動手段と当該硬貨
送り円板とが、当該硬貨送り円板が硬貨送出方向とは逆
方向に一時的に回転するように構成されていることを特
徴とする硬貨送出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6281113A JP2990573B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 収容均し形の硬貨送出装置 |
| TW83109562A TW299427B (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6281113A JP2990573B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 収容均し形の硬貨送出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110960A true JPH08110960A (ja) | 1996-04-30 |
| JP2990573B2 JP2990573B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17634540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6281113A Expired - Lifetime JP2990573B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 収容均し形の硬貨送出装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990573B2 (ja) |
| TW (1) | TW299427B (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6569006B1 (en) | 1999-08-06 | 2003-05-27 | Asahi Seiko Kabushiki Kaisha | Horizontal-type coin hopper |
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-
1994
- 1994-10-07 JP JP6281113A patent/JP2990573B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-14 TW TW83109562A patent/TW299427B/zh not_active IP Right Cessation
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2990573B2 (ja) | 1999-12-13 |
| TW299427B (ja) | 1997-03-01 |
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