JPH08111164A - ヒューズ - Google Patents

ヒューズ

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JPH08111164A
JPH08111164A JP6245544A JP24554494A JPH08111164A JP H08111164 A JPH08111164 A JP H08111164A JP 6245544 A JP6245544 A JP 6245544A JP 24554494 A JP24554494 A JP 24554494A JP H08111164 A JPH08111164 A JP H08111164A
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housing
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groove
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Hisashi Hanazaki
恒 花崎
Kenji Muramatsu
健次 村松
Naoki Matsuoka
直樹 松岡
Toshiharu Kudo
俊晴 工藤
Mitsuhiko Totsuka
光彦 戸塚
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料を増大させず、且つ組付け工数も増やす
ことなく可溶部の変形、破損を防止し、製造コストの低
減及び作業性の向上を図る。 【構成】 一対の平行な端子23a、23bの間に可溶
部25が設けられ、端子23a、23bの基端側がハウ
ジング31の挿入空間33に挿入されることでなるヒュ
ーズ43において、端子23a、23bの挿入方向以外
の移動を規制する嵌合手段27、37によって、端子2
3a、23bをハウジング31に対して挿入可能に設け
る。そして、嵌合手段27、37は、端子23a、23
bとハウジング31との間にわたって形成された溝27
及びこの溝27に嵌合する突起37であることが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の金属平板端子の
間に可溶部が設けられたエレメントを、ハウジング内に
組付けてなるブレード型ヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】ブレード型ヒューズは、一対の金属平板
端子(以下、「端子」という)の間に可溶部を設けるこ
とでヒューズ・エレメント(以下、「エレメント」とい
う)を構成し、このエレメントの、前記可溶部及び該可
溶部に接続した端子上部となる基端側をハウジング内に
収容することで組付けられるが、強度の低い可溶部が端
子に加わる外力によって変形或いは破損し易い問題があ
る。
【0003】このような問題を解消したものの一例とし
て、特公平1−45174号公報に記載されるものを図
6、図7に基づき説明する。図6は従来ヒューズの組付
け前の分解斜視図、図7は従来ヒューズの組付け状態に
おける断面図である。エレメント1の端子3a、3bの
間には可溶部5が設けられ、可溶部5は端子3a、3b
を電気的及び構造的に接続している。可溶部5は、所定
の断面積で形成されることから、一定以上の強度を保持
させることが困難となる。このため、端子3a、3bの
間には桁材7が固定され、桁材7は可溶部5へ加わる外
力を分担することで、外力による可溶部5の変形等を防
止している。
【0004】一方、端子3a、3bが挿入されるハウジ
ング9の挿入口中央にはフラップ11が設けられ、フラ
ップ11は薄肉のヒンジ等を介して一端が回動自在とな
ってハウジング9に連結される。
【0005】このように構成される従来のヒューズ13
では、エレメント1とハウジング9の組付けに際し、エ
レメント1の基端側がハウジング9に挿入された後、フ
ラップ11が回動されることで、端子3a、3bに形成
された突起部15に係止され、端子3a、3b間で固定
状態となる。これにより、ヒューズ13は、端子3a、
3bがハウジング9側に保持され、可溶部5への外力の
集中が防止されることになる。また、組付け後には桁材
7が打ち抜かれ、組付け前において可溶部5の変形を防
止していた手段が除去される。
【0006】従来のヒューズ13によれば、組付け時に
おいては、桁材7によって端子3a、3bに加わる外力
が担持され、また、組付け後においてはフラップ11に
よって外力が担持できたので、可溶部5に外力が集中せ
ず、外力による可溶部5の変形或いは破損を防止するこ
とができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヒューズ13では、端子3a、3bの間に桁材7を付設
することにより、組付け時における可溶部5の変形或い
は破損を防止していたので、桁材7の材料分が余計に必
要となり、材料費が増大する欠点があった。また、組付
け後には桁材7を除去しなければならず、そのために作
業工数が増大する問題があった。一方、組付け後に、可
溶部5の変形或いは破損を防止するフラップ11は、エ
レメント1をハウジング9に挿入した後、回動させるこ
とにより固定しなければならず、これによっても工数が
増大する問題があった。本発明は上記状況に鑑みてなさ
れたもので、材料を増大させずに且つ組付け工数も増や
すことなく可溶部の変形、破損が防止できるヒューズを
提供し、製造コストの低減及び作業性の向上を図ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るヒューズの構成は、一対の平行な端子の
間に可溶部が設けられ、前記端子の基端側がハウジング
の挿入空間に挿入されてなるヒューズにおいて、前記端
子の挿入方向以外の移動を規制する嵌合手段によって前
記端子がハウジングに挿入可能に設けられたことを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】端子の挿入時、端子とハウジングとが嵌合手段
を介して挿入され、端子に加わる挿入時の外力がこの嵌
合手段により担持され、端子の挿入方向以外の移動が規
制されることにより、外力が可溶部に集中しなくなる。
また、端子がハウジングの所定位置に組付けられた後に
おいても、端子に加わる外力がこの嵌合手段により担持
され、可溶部には外力が集中しなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るヒューズの好適な実施例
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
ヒューズの組付け状態における断面図、図2はエレメン
トの平面図、図3はエレメントの正面図、図4はハウジ
ングの断面図、図5はハウジングをエレメント挿入口側
から見た正面図である。図2に示すように、エレメント
21の端子23a、23bの間には可溶部25が設けら
れ、可溶部25は端子23a、23bを電気的及び構造
的に接続している。可溶部25は、所定の断面積で形成
され、その厚みが端子23a、23bの厚みt(図3参
照)の1/2程度となっている。
【0011】端子23a、23bの一方の面には端子2
3a、23bの挿入方向に長い溝27が形成され、溝2
7は端子23a、23bの先端部(電気接触部)後方か
ら基端に亘って縦走している。従って、端子23a、2
3bの基端面では、溝27が断面コ字形状で開口してい
る。溝27の深さは、端子23a、23bの強度上、可
溶部25の厚さと同じ(1/2)・t程度が妥当とな
る。なお、この溝27は、例えば、切削加工により形成
される。
【0012】一方、図4に示すように、樹脂材等により
形成されるハウジング31の内部には端子23a、23
bの基端側及び可溶部25が挿入される挿入空間33が
形成され、この挿入空間33はエレメント挿入口35と
なってハウジング31の下面で開口する。挿入空間33
にはエレメント挿入口35から奥方向に長い一対のレー
ル状突起(以下、「突起」という)37が形成され、突
起37は端子23a、23bの挿入の際、端子23a、
23bの溝27と嵌合する。
【0013】溝27と突起37とは、摺動困難とならな
い程度で嵌合される。従って、溝27を介して突起37
に挿入された端子23a、23bは、接近離反方向の移
動が規制されることになる。つまり、端子23a、23
bに加わる外力は、溝27と突起37の嵌合手段により
担持されるのである。なお、表裏面に直交する方向の端
子23a、23bの移動は、端子23a、23bの厚み
tと略同一で形成された挿入空間33によって、端子2
3a、23bの表裏面が挟持状態となり、当然に規制さ
れることとなる。
【0014】また、溝27及び突起37の長さは、可溶
部25の設計抵抗、ハウジング31の金型上差し支えの
ない範囲であれば、長ければ長い程、担持構造としての
効果が大きくなる。なお、エレメント21とハウジング
31との固定手段としては、例えば、端子23a、23
bの基端側に係止孔39を穿設する一方、ハウジング3
1の挿入空間33内にこの係止孔39と係合する係止凸
部41を突設し、係止孔39と係止凸部41を係合させ
ることで、端子23a、23bをハウジング31の所定
位置に固定するもの等が考えられる。
【0015】このように構成されたエレメント21、ハ
ウジング31を有したヒューズ43の作用を説明する。
エレメント21の挿入時、端子23a、23bの溝27
が、エレメント挿入口35の突起37に一致され、溝2
7を突起37に嵌合させて、エレメント21が挿入され
ると、端子23a、23bに加わる挿入時の外力(例え
ば、端子23a、23bの先端を外側から挟む接近方向
の外力、矢印a)がこの嵌合手段により担持され、端子
23a、23bの接近方向の移動が規制されることによ
り、外力が可溶部25に集中しなくなる。
【0016】この嵌合手段が無い場合、端子23a、2
3bの先端に接近方向の外力が作用すると、可溶部25
には変形の生じやすい曲げモーメント等の複合応力が生
じることとなるが、この嵌合手段を設けた場合では、そ
れぞれの端子23a、23bの挿入方向以外の移動が規
制されることにより、可溶部25には応力が生じなくな
る。
【0017】そして、端子23a、23bが所定位置ま
で挿入され、係止孔39を係止凸部41に係合して抜脱
不能に組付けられた状態においても、端子23a、23
bに加わる外力はこの嵌合手段により担持され、可溶部
25には外力が集中しなくなる。
【0018】このように、上述したヒューズ43によれ
ば、端子23a、23bに溝27を形成する一方、ハウ
ジング31に突起37を設け、この溝27と突起37の
嵌合手段により、端子23a、23bに加わる外力を担
持するようにしたので、可溶部25への外力の集中をな
くすことができるようになり、端子23a、23bに余
分な部材(例えば、桁材7)を付設することなく、しか
も、固定のための特別な部材(例えば、フラップ11)
をハウジング31に設けずに、可溶部25の変形及び破
損を防止することができる。また、組付けに際しては、
挿入工程以外に固定のための特別な工数(例えば、桁材
7の除去、フラップ11の回動工数等)は、一切発生せ
ず、少ない工数での組付けが可能となり、作業性が著し
く向上することとなる。
【0019】なお、上述の実施例では、溝27が切削に
より形成される場合を例に説明したが、ヒューズ43
は、溝27と同様の作用を有する凹部が端子23a、2
3bに形成されるものであれば、切削加工によるものに
限定されるものではない。例えば、このような凹部を形
成する別の例としては、ロールフォーミング等により、
端子23a、23bの所定部分を断面コ字状又はV字状
に形成するものが考えられる。このような構造とすれ
ば、端子23a、23bの加工性を向上させることがで
きる。
【0020】また、上述の実施例では、端子23a、2
3bの一方の面を切削することで溝27を形成したが、
上述の嵌合手段を形成するには、溝27の代わりに、ス
リット(細い切欠部)が形成されるものでもよい。溝2
7の代わりにスリットを形成した場合では、当然に突起
37も、このスリットと嵌合する形状に形成されるもの
となる。ただし、この場合には、エレメント21の設計
抵抗値に支障が生じない幅寸法及び位置でスリットを設
定することが条件となる。
【0021】以上のように、本発明のヒューズ43は、
種々の溝及び突起により構成されるものを含むものであ
り、言い換えれば、挿入方向のみに移動自在な嵌合手段
を有するものであればよいものである。従って、ヒュー
ズ43は、本実施例とは逆に、溝27がハウジング31
に形成され、突起37が端子23a、23bに形成され
るものであっても勿論よい。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るヒューズによれば、端子の挿入方向以外の移動を規制
する嵌合手段によって端子がハウジングに嵌合状態で挿
入可能に設けられ、端子に加わる外力が担持されるよう
にしたので、可溶部への外力の集中がなくなり、端子、
ハウジングに特別な部材を付設することなく、可溶部の
変形及び破損を防止することができる。この結果、製造
コストを低減することができるとともに、作業性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒューズの組付け状態における断
面図である。
【図2】エレメントの平面図である。
【図3】エレメントの正面図である。
【図4】ハウジングの断面図である。
【図5】ハウジングをエレメント挿入口側から見た正面
図である。
【図6】従来ヒューズの組付け前の分解斜視図である。
【図7】従来ヒューズの組付け状態における断面図であ
る。
【符号の説明】
23a、23b 端子 25 可溶部 27 溝(嵌合手段) 31 ハウジング 33 挿入空間 37 突起(嵌合手段) 43 ヒューズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 俊晴 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 戸塚 光彦 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の平行な端子の間に可溶部が設けら
    れ、前記端子の前記可溶部を設けた基端側がハウジング
    の挿入空間に挿入されてなるヒューズにおいて、 前記端子の挿入方向以外の移動を規制する嵌合手段によ
    って前記端子が前記ハウジングに挿入可能に設けられた
    ことを特徴とするヒューズ。
  2. 【請求項2】 前記嵌合手段は、前記端子と前記ハウジ
    ングとの間にわたって形成された溝及び該溝に嵌合する
    突起であることを特徴とする請求項1記載のヒューズ。
  3. 【請求項3】 挿入方向の溝が前記端子に形成され、挿
    入方向以外の移動を規制して該溝と嵌合する突起が前記
    ハウジングの挿入空間に形成されたことを特徴とする請
    求項2記載のヒューズ。
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