JPH0811248A - 板紙製緩衝材の製造方法及び装置 - Google Patents

板紙製緩衝材の製造方法及び装置

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JPH0811248A
JPH0811248A JP17327294A JP17327294A JPH0811248A JP H0811248 A JPH0811248 A JP H0811248A JP 17327294 A JP17327294 A JP 17327294A JP 17327294 A JP17327294 A JP 17327294A JP H0811248 A JPH0811248 A JP H0811248A
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JP
Japan
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paperboard
cushioning material
mold
lower mold
upper mold
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JP17327294A
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English (en)
Inventor
Takao Sugiyama
高男 杉山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 板紙製緩衝材を容易な手段で作成する。 【構成】 組立て前の展開した状態で及び必要個所に切
込みを設けた板紙を用意し、これを上部金型21と下部
金型22とからなりその少なくとも一方が加熱された金
型内に配置し、上部金型21を降下させ又は下部金型2
2を上昇させて、板紙1の糊代を折り曲げながら、この
糊代に側壁を重ね合わせ、同時に表面に凹凸部を形成し
て板紙製緩衝材を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板紙(段ボール用紙を含
む)を用いて緩衝材を製造する方法、及びその製造に適
した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】耐衝撃度の弱い被包装物は、例外なく緩
衝材で例えば両端が固定され、その状態のままでケース
に収納されるようになっている。従来においては、緩衝
材は発泡スチロール等の発泡樹脂を素材に用い包装形態
に合うように製造されてきた。図9はその一例を表わし
たものである。
【0003】しかし、発泡樹脂を素材とした緩衝材は
(i)その使用後の再使用が困難である、(ii)燃焼
による処方では焼却時の熱容量が高く炉を傷め、中には
有毒なガスが発生するものもある、(iii)容積が大
きく腐蝕しない、等のために、近時は板紙を用いた緩衝
材が多く採用されるようになってきている。
【0004】板紙を発泡スチロールの成形品のように立
体形状に加工するには、複雑な折り曲げや貼り付け等を
避けることが実際には困難である。この困難性のため
に、板紙による緩衝材は人手に頼らざるを得ないし、大
量生産に不向きで品質も安定しないといった不都合があ
る。図10は図9に示した発泡スチロール製緩衝材を板
紙の代りに用いて製造した緩衝材の一例を表わしている
が、ここでは窪みを設けた板紙91が外側の板紙92に
貼着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、板紙
の折り曲げを機械的に行ない、短時間で品質の均一した
立体的な板紙製緩衝材の製造方法、及びこの製造方法に
好適な装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、板紙を
折り曲げ必要個所を固定して立体構造の緩衝材を製造す
る方法において、組立て前の展開した状態で及び必要個
所に切込み或いは空間部を設けた板紙を用意し、これを
上部金型及び下部金型からなりその少なくとも一方が加
熱された金型内に配置し、上部金型を降下させ又は下部
金型を上昇させて、該板紙の糊代を折り曲げながらこの
糊代に側壁を重ね合わせ、同時に表面に凹凸部を形成す
ることを特徴とする。
【0007】本発明の第2は、板紙製緩衝材の製造装置
であって、一組の上部金型及び下部金型を有し、少なく
ともその一方は加熱でき、かつ、該上部金型にはこの上
部金型が下降しながら又は該下部金型が上昇しながら該
下部金型とで板紙が折り曲げられる際その糊代に当たる
個所を他に先行して折り曲げるためのピン孔又は突起が
設けられており、該下部金型には該ピンを収めるピン孔
又は窪みが設けられていることを特徴とする。
【0008】以下に本発明を添付の図面を参照しながら
さらに詳細に説明する。図1は本発明方法により製造さ
れた板紙製緩衝材の一例の斜視図である。ここにあげた
板紙製緩衝材は電子写真方式の現像で使用されるトナー
カートリッジのものである。従って、以降は、この図1
に示した形態を有する板紙製緩衝材の製造方法、及びそ
の製造装置の実施に適した装置について説明を進めてい
くことにするが、板紙製緩衝材はトナーカートリッジに
限られないのは勿論である。なお、図1で破線で表わさ
れたところを糊代11、紙面についているとともに隆起
部12より外側の部分を鍔部13、糊代11と重なるか
外側に位置する面を側壁14、14’、鍔部13につな
がる水平部を平坦部15、鍔部13又は平坦部15と隆
起部12とにつながるところを垂直部16ということに
する。
【0009】図2に示したように、板紙1は立体的に組
立てられる以前の状態(展開した状態)を想定して一定
の形状に打抜れる。図2で実線で囲まれたところは打抜
れた空間部(O)を表わしており、破線は板紙1が立体
的に組立てられた際、折り曲げられる個所を表してい
る。空間部(O)の代りに又はそれと併せて切込みが設
けられてもよい。図3は図2で示した板紙を斜方向から
みた図である。
【0010】この板紙は、図4に示したように、上部金
型21及び下部金型22からなる一対の金型によって立
体的に組立てられるが、その組立て時の板紙と金型との
位置関係を図4に示す。ところで、板紙1が立体的に組
立てられるには、糊代11が側壁14と重なる必要があ
る。そのためには、糊代11は側壁14が折り曲げられ
るのに先立って折り曲げられねばならない。勿論、この
折り曲げの順は逆であってもかまわないが、側壁14に
比べて糊代11が小さいのが普通であることから、糊代
11が先に折り曲げられる方が好ましい。従って、上部
金型21が下降してきた時には、先ず板紙の糊代11が
先に折り曲げられるように、上部金型21には糊代11
を折り曲げるためのピン21a(又は突起)が設けられ
ている。ピン21aは下部金型22のピン孔22b(又
は窪み)に収まるようになっている。図4において、上
部金型21のピン21aで表わしたもの以外の破線は凹
部を形成していることを意味している。そして、この凹
部には下部金型22の凸部が板紙1を挾んで嵌め込まれ
るようになる。前記のように、ピン21aはピンでなく
ても適当な突起であってもよく、その場合、ピン孔22
bは前記突起が嵌合できる窪みであればよい。更に、上
部金型21は固定され、下部金型22が上昇しても、こ
れら二つの金型21、22がともに移動できるものであ
ってもよい。
【0011】図5は鍔部13に近接している糊代11の
ある隅部が金型の動きによって徐々に変化してゆき、上
部金型21と下部金型22とが最も近接した位置になっ
た時には、糊代11の外側に側壁14が密着するように
なる様子を(a)(b)(c)(d)の経時をもって表
わしたものである。図6(a)(b)は上記の様子の途
中経過を斜目方向からみたものである。図7は金型全体
を表わしたものである。
【0012】本発明の方法においては、側壁14に接す
る糊代11の部分には少なくとも予め接着剤が塗布され
ているのが望ましく、その接着剤はその他の必要とされ
る個所に塗布される。ここで用いられる接着剤は、板紙
が金型によって折り曲げられる段階においてはいまだ固
化されていることが必要である。この状態においても接
着剤が固化していないと、接着剤が不要な個所に転移し
てしまい、板紙同士や金型同士又はこれらの間で接着が
生じる不都合な現象がもたらされる。従って、折り曲げ
る時まで塗布した接着剤表面が固く、かつ接着剤機能を
保持していることが望ましい。そこで、本発明では、溶
融温度100〜150℃のホットメルト接着剤(にか
わ)を水系エマルジョンとして、印刷のインクの様に使
用してフレキソ印刷にて塗布するのが有利である。こう
することにより、接着剤を必要な個所に均一に塗布する
ことが可能となる。この接着剤は温度を150℃程度に
した時には本来の接着剤の機能を果たすが、一般温度
(20〜30℃)では表面は固く、重ねてもくっつくこ
ともなく、良好な作業性が得られる。
【0013】本発明では接着剤としてホットメルト型接
着剤が用いられることから、金型は上部金型、下部金型
の少なくとも一方は100〜200℃に加熱されるもの
でなければならない。この金型が加熱されていること
は、パルプ等を主原料にした板紙は熱により折り曲げや
すく破れにくいことからも効果的である。
【0014】板紙を上部金型及び下部金型で折り曲げる
際に、一方の金型が固定されている場合、複数の折り曲
げ個所が同時に折り曲げられる為、図11に示したよう
に、上部折り曲げ個所により上に引っ張られるのと同時
に、下部折り曲げ個所により下に引っ張られるので中間
部分で破断してしまうことがある。そのため、図8
(a)(b)に示したように、下部金型22の段差を成
形品の段差よりも高くして独立した動きをする構造にす
ることで下部金型21の段差は上部金型21の相当する
位置の段差よりも高くなる。従い、上部折り曲げ個所が
下部折り曲げ個所よりも先に上部金型21に当り折り曲
げが行われる。下部金型22の独立した部分にはスプリ
ングを取り付け、20kg以上の力で押されると下降
し、上部金型21の相当する段差と同一の高さになる構
造とする。これにより、上部折り曲げ個所の折り曲げが
終了してから、下部折り曲げが実施されることになり、
中間部分で破断することが阻止される。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、金型の一度の
移動操作で板紙を立体的な緩衝材として得ることがで
き、しかも上部金型、下部金型の少なくとも一方を加熱
させた状態で曲げるため、折り曲げ部分の破断が生じに
くくなり、複雑形状の緩衝材が容易に製造できる。請求
項2の発明によれば、当初から完成された緩衝材が得ら
れる。請求項3の発明によれば、金型が板紙の貼着部
(糊代)を他に優先して折り曲げるように設計され、し
かも上部金型、下部金型の少なくとも一方が加熱されて
いるので、糊代の重なる個所への折り曲げによる重ねあ
わせが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法で製造された板紙製緩衝材の一例
の斜視図。
【図2】図1で表わされた板紙緩衝材の展開図。
【図3】図2で表わされた板紙の斜視図。
【図4】上部金型と下部金型とで板紙を折り曲げる際の
位置関係を表わした図。
【図5】板紙が折り曲げられる経時による状態図。
【図6】板紙が折り曲げられる経時による斜視図。
【図7】本発明に係る板紙製緩衝材の製造装置の全体
図。
【図8】板紙を二段移動させて折り曲げる様子を説明す
るための図。
【図9】(a)は従来の発泡スチロール製緩衝材の一例
を表わした斜視図、(b)は図9(a)の9B−9B’
断面図。
【図10】(a)は従来の板紙製緩衝材の一例を表わし
た斜視図、(b)は図10(a)の10B−10B’断
面図。
【図11】金型の操作の如何によっては板紙が切れてし
まうことを説明するための図。
【符号の説明】
1 板紙 5 ヒートコントローラー及びプレスコントローラー 6 スライドシリンダー 8 過昇防止スイッチ 11 糊代 12 隆起部 13 鍔部 14、14’ 側壁 15 平坦部 16 垂直部 21 上部金型(21a ピン、 21c ヒーター) 22 下部金型(22b ピン孔) 71 基盤プレート 72 スライドプレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板紙を折り曲げ必要個所を固定して立体
    構造の緩衝材を製造する方法において、組立て前の展開
    した状態で及び必要個所に切込み或いは空間部を設けた
    板紙を用意し、これを上部金型及び下部金型からなりそ
    の少なくとも一方が加熱された金型内に配置し、上部金
    型を降下させ又は下部金型を上昇させて、該板紙の糊代
    を折り曲げながらこの糊代に側壁を重ね合わせ、同時に
    表面に凹凸部を形成することを特徴とする板紙製緩衝材
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記板紙の糊代に予めホットメルト接着
    剤を塗布しておき、板紙の折り曲げ終了時には必要個所
    が貼着される請求項1記載の板紙製緩衝材の製造方法。
  3. 【請求項3】 一組の上部金型及び下部金型を有し、少
    なくともその一方は加熱でき、かつ、該上部金型にはこ
    の上部金型が下降しながら又は該下部金型が上昇しなが
    ら該下部金型とで板紙が折り曲げられる際その糊代に当
    たる個所を他に先行して折り曲げるためのピン又は突起
    が設けられており、該下部金型には該ピン又は突起を収
    めるピン孔又は窪みが設けられていることを特徴とする
    板紙製緩衝材の製造装置。
JP17327294A 1994-07-01 1994-07-01 板紙製緩衝材の製造方法及び装置 Pending JPH0811248A (ja)

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