JPH08112721A - 水ガバナーのセンタコア及び小r部品成形金型の製造方法 - Google Patents
水ガバナーのセンタコア及び小r部品成形金型の製造方法Info
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- JPH08112721A JPH08112721A JP25244494A JP25244494A JPH08112721A JP H08112721 A JPH08112721 A JP H08112721A JP 25244494 A JP25244494 A JP 25244494A JP 25244494 A JP25244494 A JP 25244494A JP H08112721 A JPH08112721 A JP H08112721A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外周に放射方向に延びる複数の凸部とこれら
凸部の間に位置する凹部とを有するセンタコアと;この
センタコアの外周に嵌められ、凹部との間に流路を形成
する弾性リングと;このセンタコアと弾性リングを支持
し、流路に流体を流すケーシングと;を備えた水ガバナ
ーのセンタコアの成形金型の製造方法であって、このセ
ンタコアの凹部の底部のRを小Rに加工できる成形金型
の製造方法を得ること。 【構成】 センタコアの放射方向の複数の凸部のうちの
一つ置きの凸部に対応する成形凸部を備えた第一成形電
極と、同じ複数の凸部のうちの残りの一つ置きの凸部に
対応する成形凸部を備えた第二成形電極とが備えられ、
成形金型は、この第一成形電極による放電加工と、第二
成形電極による放電加工との複合加工により製造される
成形金型の製造方法。
凸部の間に位置する凹部とを有するセンタコアと;この
センタコアの外周に嵌められ、凹部との間に流路を形成
する弾性リングと;このセンタコアと弾性リングを支持
し、流路に流体を流すケーシングと;を備えた水ガバナ
ーのセンタコアの成形金型の製造方法であって、このセ
ンタコアの凹部の底部のRを小Rに加工できる成形金型
の製造方法を得ること。 【構成】 センタコアの放射方向の複数の凸部のうちの
一つ置きの凸部に対応する成形凸部を備えた第一成形電
極と、同じ複数の凸部のうちの残りの一つ置きの凸部に
対応する成形凸部を備えた第二成形電極とが備えられ、
成形金型は、この第一成形電極による放電加工と、第二
成形電極による放電加工との複合加工により製造される
成形金型の製造方法。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、水ガバナー(簡易流量制限装
置)のセンタコア、あるいはセンタコアと同程度の小R
を有する部品の成形金型の製造方法に関する。
置)のセンタコア、あるいはセンタコアと同程度の小R
を有する部品の成形金型の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図10、図11について、
本発明が直接対象とする水ガバナーの基本構造について
説明する。この水ガバナーは、上流側の圧力の大小に関
わらず、常に略一定の流量を供給することを目的とした
もので、集中式ボイラー、無タンク式水洗トイレ、ホテ
ル等での蛇口の最大流量規制等に用いられつつある。基
本形は特公昭51−23059号で提案された。この水
ガバナーは、ケーシング10、センタコア20、及びO
リング(弾性部材)30とからなっている。センタコア
20は、柱状のコア部20Aと、フランジ部20Bとを
有し、コア部20Aには、その外面に放射方向に延びる
複数の凸部21と、これらの凸部21の間の凹部22と
が形成されている。これらの凸部21と凹部22の稜線
はコア部20Aの軸線に対して傾斜している。Oリング
30は、センタコア20のコア部20Aの外周に嵌めら
れ、凹部22との間に流路23を形成する。センタコア
20のコア部20Aとフランジ部20Bとの間には、ブ
リッジ部25を除いて、複数の貫通孔24が形成されて
いる。タイプによっては、加えて中心部に貫通孔26を
形成する場合もある。ケーシング10は、このセンタコ
ア20とOリング30の結合体を支持するもので、セン
タコア20のフランジ20Bを受け入れる断面階段状を
なしている。このケーシング10は、上流側の圧力によ
りセンタコア20がケーシング10に押し付けられる方
向に向けて、例えば水道管路11内に定着される。
本発明が直接対象とする水ガバナーの基本構造について
説明する。この水ガバナーは、上流側の圧力の大小に関
わらず、常に略一定の流量を供給することを目的とした
もので、集中式ボイラー、無タンク式水洗トイレ、ホテ
ル等での蛇口の最大流量規制等に用いられつつある。基
本形は特公昭51−23059号で提案された。この水
ガバナーは、ケーシング10、センタコア20、及びO
リング(弾性部材)30とからなっている。センタコア
20は、柱状のコア部20Aと、フランジ部20Bとを
有し、コア部20Aには、その外面に放射方向に延びる
複数の凸部21と、これらの凸部21の間の凹部22と
が形成されている。これらの凸部21と凹部22の稜線
はコア部20Aの軸線に対して傾斜している。Oリング
30は、センタコア20のコア部20Aの外周に嵌めら
れ、凹部22との間に流路23を形成する。センタコア
20のコア部20Aとフランジ部20Bとの間には、ブ
リッジ部25を除いて、複数の貫通孔24が形成されて
いる。タイプによっては、加えて中心部に貫通孔26を
形成する場合もある。ケーシング10は、このセンタコ
ア20とOリング30の結合体を支持するもので、セン
タコア20のフランジ20Bを受け入れる断面階段状を
なしている。このケーシング10は、上流側の圧力によ
りセンタコア20がケーシング10に押し付けられる方
向に向けて、例えば水道管路11内に定着される。
【0003】この水ガバナーによると、上流側の流体
(水とする)が、貫通孔24からOリング30側に流入
し、Oリング30と凹部22との間の流路23を通っ
て、下流側に流れる。この際、流路23を通過する水の
流速に応じて、Oリング30が内方に弾性変形して流路
23の面積を変化させる。Oリング30の弾性変形後の
位置の例は、図10に符号30’で示した。すなわち、
流速が速い程、Oリング30が内方に弾性変形して流路
23の流路が絞られるので、上流側の圧力の高低に関わ
らず、下流側には常に略一定の流量を取り出すことがで
きる。
(水とする)が、貫通孔24からOリング30側に流入
し、Oリング30と凹部22との間の流路23を通っ
て、下流側に流れる。この際、流路23を通過する水の
流速に応じて、Oリング30が内方に弾性変形して流路
23の面積を変化させる。Oリング30の弾性変形後の
位置の例は、図10に符号30’で示した。すなわち、
流速が速い程、Oリング30が内方に弾性変形して流路
23の流路が絞られるので、上流側の圧力の高低に関わ
らず、下流側には常に略一定の流量を取り出すことがで
きる。
【0004】この水ガバナーのセンタコア20は、量産
品では、樹脂材料の成形によって形成される。ところが
センタコア20は、小さいものはその径が10mm前後
と小型であるため、次のような問題があることが明らか
になった。図12ないし図14は、センタコア20の成
形型をつくるための成形電極20Fの理想的な形状、つ
まり図11の凸部21と凹部22と同一形状の成形凸部
21Fと成形凹部22Fを有する成形電極20Fを示し
ている。この成形電極20Fでは、加工刃物、あるいは
放電加工時の放電ギャップの制限から、必要な成形凹部
22Fの底部のR(曲率半径)は、実線で示す小R26
rであるのに、実際にできるRは、大R26Rとなって
しまう。このように、成形電極20Fの成形凹部22F
の底部のRが、必要な(設計上の)Rより大きくなって
しまうと、この成形電極20Fと同一形状に成形される
センタコア20では、必要な流量制限特性を得ることが
できない。つまり、流速が増したとき、流路23が絞ら
れ過ぎてしまい、上流側の圧力上昇に対して、流量が減
少してしまうという問題が生じる。別言すると、隣り合
う凸部21によって形成される凹部22の底部のR
(径)は、流量制限特性に大きな影響を与えるのに対
し、従来のセンタコア20の成形型は、この問題に対処
できなかった。
品では、樹脂材料の成形によって形成される。ところが
センタコア20は、小さいものはその径が10mm前後
と小型であるため、次のような問題があることが明らか
になった。図12ないし図14は、センタコア20の成
形型をつくるための成形電極20Fの理想的な形状、つ
まり図11の凸部21と凹部22と同一形状の成形凸部
21Fと成形凹部22Fを有する成形電極20Fを示し
ている。この成形電極20Fでは、加工刃物、あるいは
放電加工時の放電ギャップの制限から、必要な成形凹部
22Fの底部のR(曲率半径)は、実線で示す小R26
rであるのに、実際にできるRは、大R26Rとなって
しまう。このように、成形電極20Fの成形凹部22F
の底部のRが、必要な(設計上の)Rより大きくなって
しまうと、この成形電極20Fと同一形状に成形される
センタコア20では、必要な流量制限特性を得ることが
できない。つまり、流速が増したとき、流路23が絞ら
れ過ぎてしまい、上流側の圧力上昇に対して、流量が減
少してしまうという問題が生じる。別言すると、隣り合
う凸部21によって形成される凹部22の底部のR
(径)は、流量制限特性に大きな影響を与えるのに対
し、従来のセンタコア20の成形型は、この問題に対処
できなかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、直接的には、このセンタコア
の凹部の底部のRを小Rに加工できる成形金型の製造方
法を目的とし、より一般的には、小R部品の成形金型の
製造方法を得ることを目的とする。
の凹部の底部のRを小Rに加工できる成形金型の製造方
法を目的とし、より一般的には、小R部品の成形金型の
製造方法を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、外周に放射方向に延びる複数
の凸部とこれら凸部の間に位置する凹部とを有するセン
タコアと;このセンタコアの外周に嵌められ、凹部との
間に流路を形成する弾性リングと;このセンタコアと弾
性リングを支持し、流路に流体を流すケーシングと;を
備えた水ガバナーのセンタコアの成形金型の製造方法で
あって、センタコアの放射方向の複数の凸部のうちの一
つ置きの凸部に対応する成形凸部を備えた第一成形電極
と、同じ複数の凸部のうちの残りの一つ置きの凸部に対
応する成形凸部を備えた第二成形電極とが備えられ、成
形金型は、この第一成形電極による放電加工と、第二成
形電極による放電加工との複合加工により製造されるこ
とを特徴としている。この方法で製造した金型によれ
ば、成形されるセンタコアの凹部の底部のRを十分小さ
く、あるいは鋭角状にすることができる。
の凸部とこれら凸部の間に位置する凹部とを有するセン
タコアと;このセンタコアの外周に嵌められ、凹部との
間に流路を形成する弾性リングと;このセンタコアと弾
性リングを支持し、流路に流体を流すケーシングと;を
備えた水ガバナーのセンタコアの成形金型の製造方法で
あって、センタコアの放射方向の複数の凸部のうちの一
つ置きの凸部に対応する成形凸部を備えた第一成形電極
と、同じ複数の凸部のうちの残りの一つ置きの凸部に対
応する成形凸部を備えた第二成形電極とが備えられ、成
形金型は、この第一成形電極による放電加工と、第二成
形電極による放電加工との複合加工により製造されるこ
とを特徴としている。この方法で製造した金型によれ
ば、成形されるセンタコアの凹部の底部のRを十分小さ
く、あるいは鋭角状にすることができる。
【0007】成形されるセンタコアの凹部の底部のRが
小さ過ぎる場合には、さらに第一成形電極と第二成形電
極で形成された、センタコアの凹部の底部に相当する内
方凸部を後加工する工程を設ければよい。この後加工
は、例えば、後加工用の第三の成形電極を設け、これら
第一、第二の成形電極による加工の済んだ金型に対し、
この第三の成形電極による加工を施して行なうことがで
きる。
小さ過ぎる場合には、さらに第一成形電極と第二成形電
極で形成された、センタコアの凹部の底部に相当する内
方凸部を後加工する工程を設ければよい。この後加工
は、例えば、後加工用の第三の成形電極を設け、これら
第一、第二の成形電極による加工の済んだ金型に対し、
この第三の成形電極による加工を施して行なうことがで
きる。
【0008】また、本発明はより一般的には、外周に放
射方向に延びる複数の凸部とこれら凸部の間に位置する
凹部とを有する小R部品を樹脂成形するための成形金型
の製造方法において、小R部品の放射方向の複数の凸部
のうちの一つ置きの凸部に対応する成形凸部を備えた第
一成形電極と、同じ複数の凸部のうちの残りの一つ置き
の凸部に対応する成形凸部を備えた第二成形電極とが備
えられ、成形金型は、この第一成形電極による放電加工
と、第二成形電極による放電加工との複合加工により製
造されることを特徴としている。成形されるセンタコア
の凹部の底部のRが小さ過ぎる場合には、同様に第三の
成形電極を用いることができる。
射方向に延びる複数の凸部とこれら凸部の間に位置する
凹部とを有する小R部品を樹脂成形するための成形金型
の製造方法において、小R部品の放射方向の複数の凸部
のうちの一つ置きの凸部に対応する成形凸部を備えた第
一成形電極と、同じ複数の凸部のうちの残りの一つ置き
の凸部に対応する成形凸部を備えた第二成形電極とが備
えられ、成形金型は、この第一成形電極による放電加工
と、第二成形電極による放電加工との複合加工により製
造されることを特徴としている。成形されるセンタコア
の凹部の底部のRが小さ過ぎる場合には、同様に第三の
成形電極を用いることができる。
【0009】
【発明の実施例】以下図面について本発明の成形金型の
製造方法を説明する。この製造方法は、図10、図11
に形状を示したセンタコア20を成形するための金型の
製造に本発明を適用したものである。図1、図2は、本
発明に用いる第一の成形電極40を示し、図3、図4は
同第二の成形電極50を示している。第一、第二の成形
電極40、50は、それぞれ同一の放電加工機に支持さ
れる軸41、51を有しており、この軸41、51の軸
心O1、O2を通るXY座標を基準にする成形凸部4
2、52を備えている。すなわち、いま図11のセンタ
コア20の各凸部21に対し、軸心Oを通る同図のよう
なXY座標を考え、凸部21に一つ置きにA、Bの符号
を付す。第一の成形電極40には、センタコア20の一
つ置きの凸部21Aに対応する成形凸部42を形成し、
一方、第二の成形電極50には、同凸部21Bに対応す
る成形凸部52を形成する。第一、第二の成形電極4
0、50のXY座標系は、この第一、第二の成形電極4
0、50によって成形電極を加工する間、同一に保持さ
れ、同一の電極ブランクに対して、第一、第二の成形電
極40、50による放電加工がなされる。
製造方法を説明する。この製造方法は、図10、図11
に形状を示したセンタコア20を成形するための金型の
製造に本発明を適用したものである。図1、図2は、本
発明に用いる第一の成形電極40を示し、図3、図4は
同第二の成形電極50を示している。第一、第二の成形
電極40、50は、それぞれ同一の放電加工機に支持さ
れる軸41、51を有しており、この軸41、51の軸
心O1、O2を通るXY座標を基準にする成形凸部4
2、52を備えている。すなわち、いま図11のセンタ
コア20の各凸部21に対し、軸心Oを通る同図のよう
なXY座標を考え、凸部21に一つ置きにA、Bの符号
を付す。第一の成形電極40には、センタコア20の一
つ置きの凸部21Aに対応する成形凸部42を形成し、
一方、第二の成形電極50には、同凸部21Bに対応す
る成形凸部52を形成する。第一、第二の成形電極4
0、50のXY座標系は、この第一、第二の成形電極4
0、50によって成形電極を加工する間、同一に保持さ
れ、同一の電極ブランクに対して、第一、第二の成形電
極40、50による放電加工がなされる。
【0010】図5は、この第一、第二の成形電極40、
50をそのXY座標系を一致させて重ねて描いた図であ
る。図の太線は第一の成形電極40の成形凸部42の形
状を示し、細線は第二の成形電極50の成形凸部52の
形状を示している。さらに、この第一、第二の成形電極
40、50によって、電極ブランクに形成される凹部
(有底凹部)の形状を図6及び図7に示す。図6及び図
7においては、第一の成形電極40の成形凸部42によ
って形成された凹部42Cの形状を太線で、第二の成形
電極50の成形凸部52によって形成された凹部52C
の形状を細線で描いている。
50をそのXY座標系を一致させて重ねて描いた図であ
る。図の太線は第一の成形電極40の成形凸部42の形
状を示し、細線は第二の成形電極50の成形凸部52の
形状を示している。さらに、この第一、第二の成形電極
40、50によって、電極ブランクに形成される凹部
(有底凹部)の形状を図6及び図7に示す。図6及び図
7においては、第一の成形電極40の成形凸部42によ
って形成された凹部42Cの形状を太線で、第二の成形
電極50の成形凸部52によって形成された凹部52C
の形状を細線で描いている。
【0011】このように、第一、第二の成形電極40、
50によって形成した成形金型は、センタコア20の凸
部21の間の凹部22の底部に相当する部分が、鋭角状
の内方凸部43となり、よって、図14で説明したよう
な凹部22Fの底部のRが理想Rより大きくなるという
事態は生じない。一方、このような内方凸部43によっ
て成形されたセンタコア20の凹部22の底部は鋭角状
で深いため、流路23を通過する水の流速が増してOリ
ング30が内方に弾性変形した際にも、流路23の流路
面積を十分に絞れないという可能性がある。
50によって形成した成形金型は、センタコア20の凸
部21の間の凹部22の底部に相当する部分が、鋭角状
の内方凸部43となり、よって、図14で説明したよう
な凹部22Fの底部のRが理想Rより大きくなるという
事態は生じない。一方、このような内方凸部43によっ
て成形されたセンタコア20の凹部22の底部は鋭角状
で深いため、流路23を通過する水の流速が増してOリ
ング30が内方に弾性変形した際にも、流路23の流路
面積を十分に絞れないという可能性がある。
【0012】このような場合には、内方凸部43に後加
工が施される。図8、図9の加工線44は、この内方凸
部43の先端を切断除去する後加工線である。この後加
工は、機械加工で行なうことも可能であるが、第三の成
形電極を用いて行なうことも可能である。図9は、この
後加工の終了した成形電極の凹部の形状を示している。
図7と比較すれば、内方凸部43の先端が、非鋭角状内
方凸部43Bとされていることが明らかである。このよ
うに凹部42Cと凹部52Cの間の内方凸部43を、非
鋭角状内方凸部43Bとすれば、この成形金型で成形さ
れるセンタコア20の凹部22の底部が深くなり過ぎる
ことがなく、よって、流路23を通過する水の流速が増
してOリング30が内方に弾性変形した際に、流路23
の流路面積を十分に絞れないという事態の発生を防止で
きる。つまり、流路23を通過する水の流速の増大に応
じて流量を略一定にするための好ましい凹部22(流路
23)の深さ(流路面積)を設定することができる。
工が施される。図8、図9の加工線44は、この内方凸
部43の先端を切断除去する後加工線である。この後加
工は、機械加工で行なうことも可能であるが、第三の成
形電極を用いて行なうことも可能である。図9は、この
後加工の終了した成形電極の凹部の形状を示している。
図7と比較すれば、内方凸部43の先端が、非鋭角状内
方凸部43Bとされていることが明らかである。このよ
うに凹部42Cと凹部52Cの間の内方凸部43を、非
鋭角状内方凸部43Bとすれば、この成形金型で成形さ
れるセンタコア20の凹部22の底部が深くなり過ぎる
ことがなく、よって、流路23を通過する水の流速が増
してOリング30が内方に弾性変形した際に、流路23
の流路面積を十分に絞れないという事態の発生を防止で
きる。つまり、流路23を通過する水の流速の増大に応
じて流量を略一定にするための好ましい凹部22(流路
23)の深さ(流路面積)を設定することができる。
【0013】以上は、図11に示す平面形状のセンタコ
ア20を成形する成形金型の製造方法に本発明を適用し
たものであるが、本発明は、放射状の凸部と凸部の間の
凹部を有し、凹部の底部を鋭角状にしあるいはそのRを
小さくしたい場合一般に広く適用可能である。
ア20を成形する成形金型の製造方法に本発明を適用し
たものであるが、本発明は、放射状の凸部と凸部の間の
凹部を有し、凹部の底部を鋭角状にしあるいはそのRを
小さくしたい場合一般に広く適用可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、凹部の底
部が鋭角状をなし、あるいはそのRが小さい水ガバナー
のセンタコア、あるいは同種の小R部品を成形する場合
において、その成形金型を容易にかつ確実に製造するこ
とができる。
部が鋭角状をなし、あるいはそのRが小さい水ガバナー
のセンタコア、あるいは同種の小R部品を成形する場合
において、その成形金型を容易にかつ確実に製造するこ
とができる。
【図1】本発明による成形金型の製造方法に用いる第一
成形電極の形状例を示す平面図である。
成形電極の形状例を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明による成形金型の製造方法に用いる第二
成形電極の形状例を示す平面図である。
成形電極の形状例を示す平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】第一成形電極と第二成形電極の複合加工の位相
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図6】加工後の成形金型の凹部形状を示す平面図であ
る。
る。
【図7】図6の一部拡大図である。
【図8】図6の成形金型に対して第三の成形電極により
施す加工の部位(センタコアの凹部底部に対応する内方
凸部)を説明する平面図である。
施す加工の部位(センタコアの凹部底部に対応する内方
凸部)を説明する平面図である。
【図9】第三の成形電極による加工を施した成形電極の
内方凸部の形状例を示す拡大平面図である。
内方凸部の形状例を示す拡大平面図である。
【図10】本発明が直接対象とする水ガバナーの例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図11】図10の水ガバナーに用いられているセンタ
コア単体の図10のA矢視平面図である。
コア単体の図10のA矢視平面図である。
【図12】図11のセンタコアの成形金型を製造するた
めの従来の成形電極の平面図である。
めの従来の成形電極の平面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図12の一部拡大図である。
10 ケーシング 20 センタコア 21 放射方向凸部 22 凹部 23 流路 24 貫通孔 25 ブリッジ部 30 Oリング(弾性部材) 40 第一の成形電極 50 第二の成形電極 41 51 軸 42 52 成形凸部 42C 52C 凹部 43 内方凸部 43C 非鋭角状内方凸部
Claims (4)
- 【請求項1】 外周に放射方向に延びる複数の凸部とこ
れら凸部の間に位置する凹部とを有するセンタコアと;
このセンタコアの外周に嵌められ、上記凹部との間に流
路を形成する弾性リングと;このセンタコアと弾性リン
グを支持し、上記流路に流体を流すケーシングと;を備
えた水ガバナーの上記センタコアの成形金型の製造方法
であって、 センタコアの放射方向の複数の凸部のうちの一つ置きの
凸部に対応する成形凸部を備えた第一成形電極と、同じ
複数の凸部のうちの残りの一つ置きの凸部に対応する成
形凸部を備えた第二成形電極とが備えられ、 成形金型は、この第一成形電極による放電加工と、第二
成形電極による放電加工との複合加工により製造される
ことを特徴とする水ガバナーのセンタコアの成形金型の
製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、さらに、第一成形電
極と第二成形電極で形成された、センタコアの凹部の底
部に相当する内方凸部を後加工する工程が備えられてい
る成形金型の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2において、後加工工程用の第三
の成形電極が備えられ、これら第一、第二及び第三の成
形電極の複合加工により成形金型が製造される製造方
法。 - 【請求項4】 外周に放射方向に延びる複数の凸部とこ
れら凸部の間に位置する凹部とを有する小R部品を樹脂
成形するための成形金型の製造方法であって、 小R部品の放射方向の複数の凸部のうちの一つ置きの凸
部に対応する成形凸部を備えた第一成形電極と、同じ複
数の凸部のうちの残りの一つ置きの凸部に対応する成形
凸部を備えた第二成形電極とが備えられ、 成形金型は、この第一成形電極による放電加工と、第二
成形電極による放電加工との複合加工により製造される
ことを特徴とする小R部品の成形金型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25244494A JP3213177B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 水ガバナーのセンタコア及び小r部品成形金型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25244494A JP3213177B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 水ガバナーのセンタコア及び小r部品成形金型の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112721A true JPH08112721A (ja) | 1996-05-07 |
| JP3213177B2 JP3213177B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=17237466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25244494A Expired - Fee Related JP3213177B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 水ガバナーのセンタコア及び小r部品成形金型の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3213177B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009250247A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Fujikura Rubber Ltd | 水ガバナー |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP25244494A patent/JP3213177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009250247A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Fujikura Rubber Ltd | 水ガバナー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3213177B2 (ja) | 2001-10-02 |
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