JPH0811319B2 - 順送り型プレス加工装置における素材案内方法 - Google Patents

順送り型プレス加工装置における素材案内方法

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JPH0811319B2
JPH0811319B2 JP23228386A JP23228386A JPH0811319B2 JP H0811319 B2 JPH0811319 B2 JP H0811319B2 JP 23228386 A JP23228386 A JP 23228386A JP 23228386 A JP23228386 A JP 23228386A JP H0811319 B2 JPH0811319 B2 JP H0811319B2
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downward
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信夫 飛
行一 上野
一広 信松
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Nachi Fujikoshi Corp
Toyota Motor Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、順送り型プレス加工装置において素材を案
内する方法に関するものであり、特に、素材の歩留りを
向上させることができる案内方法に関するものである。
従来の技術 プレス加工装置には、特願昭58−29598号公報に記載
されているように、帯板状の素材がその長手方向におい
て送られる間に複数のプレス加工が順次行われ、所望形
状の製品が成形される順送り型のものがある。この種の
プレス加工装置において複数のプレス加工機械は、一定
の間隔を隔てて配列されており、素材はその配列方向に
正確に案内されて送られることが必要である。しかし、
プレス機械が加工を施す部分を案内することはできない
ため、第9図に示されるように素材100の幅方向の両側
部を案内することが行われている。この素材100には、
図示矢印で示される方向に送られる間にその長手方向に
延びる中央線に対して対称に加工が施され、製品が2個
ずつ成形されるようになっている。成形途中にある各半
成形品102は、最終工程において素材100から切り離され
て製品とされるまで素材100の幅方向の中央部において
つながっており、素材100は、隣接する半成形品102をつ
なぐつなぎ部から側方に互に反対向きに延び出すように
それぞれ形成された横骨104と、素材100の長手方向に延
び、横骨104の突出端部をそれぞれ連結する一対の縦骨1
06とから成る桟107によって案内されるようになってい
る。この桟107は、一連をプレス加工の初期の工程にお
いて形成され、各縦骨106が素材100の両側にその長手方
向に沿ってそれぞれ配設された案内部材108の側壁によ
って移動を案内されるとともに、案内部材108から素材1
00側に向かって延び出させられた庇部110によって上方
への浮き上がりを阻止されることにより、素材100の送
りが案内されるのである。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のようにして素材100を案内する場合、
横骨104および縦骨106を設ける分、材料の歩留りが大幅
に低下し、製品のコストが高くなる問題があった。ま
た、素材100の幅が大きくなる上、その側方に案内部材1
08が設けられるため、プレス加工装置が大形となる問題
もあった。
この問題は、製品が2個ずつ成形される素材がその側
方において送りを案内される場合に限らず、製品が1個
ずつ成形される場合等においても素材がその側方におい
て案内される場合に同様に生ずる問題である。
問題点を解決するための手段 本発明に係る素材案内方法は、上記の問題を解決する
ために、素材に、下向きに突き出す係合部を素材の送り
方向に延びる直線に沿って適宜の間隔を隔てて点状に設
け、その係合部をその素材の下側に設けた案内部材の上
記送り方向に沿って延びる溝に嵌入させるようにしたも
のである。
作用および効果 以上のように構成された素材案内方法によれば、素材
は、係合部とその下側に設けられた案内部材の溝との係
合により案内されるのであり、素材をその側方において
案内する場合のようにリブや桟を設ける必要がなく、素
材の歩留りが向上し、製品コストを低減させ得る効果が
得られる。
また、案内部材を側方に設ける場合に比較してプレス
加工装置をコンパクトに構成し得る効果が得られる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図には、本発明の一実施例である素材案内方法に
より案内される素材10が示されている。この素材10は、
薄い帯板状を成し、図中矢印で示される方向に送られる
間に、複数のプレス加工が順次施され、所定形状の製品
が成形される。素材10は予めロール状に巻かれており、
図示しない供給装置によりプレス加工装置に供給される
ようになっている。本実施例のプレス加工装置において
は、その最初の工程において打ち抜き加工が為され、こ
のプレス加工装置により得られる製品を展開した形状に
ほぼ相当する形状の半成形品12が形成される。次いで、
素材10が間欠的に送られるのに伴って、半成形品12にA
ないしFの6工程のプレス加工が順次(場合によっては
アイドル工程を中に挟んで)施される。この一連のプレ
ス加工が為される間は、各半成形品12は素材10の幅方向
の中央部においてつながっており、最終段階において素
材10から切り離されて製品14が得られるようになってい
る。なお、この素材10には、その長手方向に延びる中央
線に対称に加工が施され、製品14が2個ずつ得られるよ
うになっている。
上記素材10の幅方向の中央部には、係合部としての切
曲片20が素材10の送り方向に延びる直線に沿って適宜の
間隔を隔てて点状に形成されている。各切曲片20は、半
成形品12が打ち抜きにより形成される初期の工程におい
て、半成形品12を位置決めするパイロットピンが挿入さ
れるパイロットピン穴22と同時に形成される。この切曲
片20は、第3図および第4図に示されるように、素材10
の一部がその幅方向に延びる1辺を残し、素材10から下
向きに延び出すように切り曲げられることにより形成さ
れており、最終段階において製品14が素材10から切り離
される際に素材10,製品14のいずれからも切り離され
る。
一方、素材10の幅方向の中央部の下側には、第3図に
示されるリフタ26が配設されている。リフタ26は、第2
図に示されるように長手形状を成し、素材10の下方に配
設された下型28の溝30内に前記送り方向に延びる姿勢で
昇降可能に嵌合されており、その下面にはロッド32が複
数本、長手方向に適宜の間隔を隔ててボルト34により固
定されている。これらロッド32は、下型28に溝30に開口
するように形成された段付孔36内に昇降可能に嵌合され
るとともに、その下側に配設されたスプリング38によっ
てリフタ26を上昇させる向きに付勢されている。リフタ
26は、非加工時にはその上部が下型28の上面から突出さ
せられ、素材10を下型28の上面から小距離浮き上がった
送り位置に維持する一方、加工時には、図示しない上型
の下降により素材10が下降させられるのに伴ってスプリ
ング38の付勢力に抗して下降させられ、上型の上昇時、
スプリング38の付勢力により上昇させられて素材10を送
り位置に戻すのである。
リフタ26の上面には、第2図および第3図に示される
ように、その長手方向に延びる溝40が形成されている。
この溝40の幅は、前記切曲片20がその前記送り方向に平
行な一対の側面において溝40の側面に係合し、かつ、溝
40内を移動し得る寸法に形成されており、切曲片20は前
記初期の工程において形成された後、溝40に嵌入させら
れ、それら切曲片20と溝40との係合により素材10の移動
が案内される。本実施例においてはリフタ26が案内部材
として機能しているのであり、このように素材10がその
下方に設けられたリフタ26によって案内されることによ
り、その側方において案内される場合のように桟を設け
る必要がなくなり、材料の歩留りを向上させ得る効果が
得られる。
また、リフタ26が案内部材を兼ねることにより、部品
点数が少なくて済み、プレス加工装置を安価に製造する
ことができる。
なお、上記実施例において係合部は切曲片とされてい
たが、第5図に示されるように、素材10の一部をその送
り方向に平行な一対の線に沿って切断するとともに、そ
の切断線の間の部分を下方へ円弧状に膨出させて湾曲片
44を形成し、係合部としてもよい。この場合、円弧状に
限らず、他の形状、例えば三角形状に膨出させるように
してもよい。
また、第6図に示されるように、素材10の一部にH字
形の開口46を形成するとともに、それによって開口46の
前記送り方向に平行な一対の辺からそれぞれ幅方向の中
心側に向かう向きに形成された舌辺48を下方に曲げ、係
合部とするようにしてもよい。
さらに、第7図および第8図に示されるように、素材
10に円形穴を形成するとともに、その円形穴の周縁部を
下方に曲げて環状突起52を形成し、係合部とするように
してもよい。なお、この環状突起は矩形の穴の周縁に形
成してもよい。
また、上記各実施例において係合部は、最終的に製品
とはならない部分に形成されていたが、製品となる部分
であっても、その製品の使用に支障がない部分であれ
ば、その部分に係合部を形成するようにしてもよく、ま
た、上記のような下向きの突部が製品に形成される場合
には、その突部を係合部として利用するようにすること
も可能である。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の
知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である素材案内方法によって
案内される素材を示す斜視図である。第2図は溝を備え
たリフタを示す斜視図である。第3図は上記素材に形成
された係合部たる切曲片が上記溝に嵌入させられた状態
を示すとともに、素材に施されるプレス加工工程を示す
図である。第4図は上記切曲片を示す斜視図である。第
5図,第6図および第7図はそれぞれ係合部の別の態様
を示す斜視図である。第8図は第7図におけるVIII−VI
II断面図である。第9図は順送り型プレス加工装置にお
いて従来の素材案内方法により案内される素材を案内部
材と共に示す斜視図である。 10:素材、14:製品 20:切曲片、26:リフタ 40:溝、44:湾曲片 46:開口、48:舌片 52:環状突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板状の素材がその長手方向に送られる間
    に複数のプレス加工が順次行われ、所望形状の製品が成
    形される順送り型プレス加工装置において前記素材を案
    内する方法であって、 前記素材に下向きに突き出す係合部を、前記送り方向に
    延びる直線に沿って適宜の間隔を隔てて点状に設け、そ
    の係合部をその素材の下側に設けた案内部材の前記送り
    方向に沿って延びる溝に嵌入させることを特徴とする順
    送り型プレス加工装置における素材案内方法。
  2. 【請求項2】前記係合部が、前記素材の一部がその幅方
    向に延びる1辺を残して切り曲げられることにより形成
    された切曲片である特許請求の範囲第1項記載の素材案
    内方法。
  3. 【請求項3】前記係合部が、前記素材の一部が前記送り
    方向に平行な一対の線に沿って切断されるとともに、そ
    の切断線の間の部分が下方へ膨出させられて成る湾曲片
    である特許請求の範囲第1項記載の素材案内方法。
  4. 【請求項4】前記係合部が、前記素材の一部に形成され
    た開口の前記送り方向に平行な一対の辺からそれぞれ幅
    方向に中心側に向かって延び出すように形成された後、
    下方に曲げられて成る一対の舌片である特許請求の範囲
    第1項記載の素材案内方法。
  5. 【請求項5】前記係合部が、前記素材に形成された穴の
    周縁がバーリング加工されて成る環状突起である特許請
    求の範囲第1項記載の素材案内方法。
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