JPH08113987A - 合成構造における接合構法 - Google Patents
合成構造における接合構法Info
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- JPH08113987A JPH08113987A JP27843794A JP27843794A JPH08113987A JP H08113987 A JPH08113987 A JP H08113987A JP 27843794 A JP27843794 A JP 27843794A JP 27843794 A JP27843794 A JP 27843794A JP H08113987 A JPH08113987 A JP H08113987A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄骨梁等の金属母材にスタッドジベルを溶接
により立装接合し、これにコンクリートを施すことで合
成構造を得る際、スタッドジベルの接合構法を改良し
て、溶接強度を大とし作業性と経済性を大幅に改善し合
成効率の向上を図る。 【構成】 金属母材10の被接合面10aに、直交状態
でスタッドジベル11Aの接合端面11aを溶接して立
装固着する。このスタッドジベル11Aに外力を加え、
金属母材10とこれに施工のコンクリート12間に生ず
る剪断力Fの方向へ向けて、被接合面10aに斜交状と
なるよう基根部11dから曲折し、斜傾状態のスタッド
ジベル11Bを形成する。 【効果】 スタッドジベルを最初から斜傾状態に溶接固
着する従来法の諸欠陥を解消して強固な溶着部による剪
断耐力を発揮可能とする。
により立装接合し、これにコンクリートを施すことで合
成構造を得る際、スタッドジベルの接合構法を改良し
て、溶接強度を大とし作業性と経済性を大幅に改善し合
成効率の向上を図る。 【構成】 金属母材10の被接合面10aに、直交状態
でスタッドジベル11Aの接合端面11aを溶接して立
装固着する。このスタッドジベル11Aに外力を加え、
金属母材10とこれに施工のコンクリート12間に生ず
る剪断力Fの方向へ向けて、被接合面10aに斜交状と
なるよう基根部11dから曲折し、斜傾状態のスタッド
ジベル11Bを形成する。 【効果】 スタッドジベルを最初から斜傾状態に溶接固
着する従来法の諸欠陥を解消して強固な溶着部による剪
断耐力を発揮可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉄骨梁にスタッ
ドジベルを溶接手段により固着し、この鉄骨梁上にスタ
ッドジベルが埋設されるようコンクリートを施工して得
られる合成梁等の合成構造に関し、特に、上記のスタッ
ドジベルを鉄骨梁等の金属母材に対し斜傾状態にて固着
する接合構法の改良に係るものである。
ドジベルを溶接手段により固着し、この鉄骨梁上にスタ
ッドジベルが埋設されるようコンクリートを施工して得
られる合成梁等の合成構造に関し、特に、上記のスタッ
ドジベルを鉄骨梁等の金属母材に対し斜傾状態にて固着
する接合構法の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従前にあっては、鉄骨や鋼板等の金属母
材にスタッドジベルを溶着するには、金属母材の被接合
面に対して直交状態となるように棒状のスタッドジベル
を、アーク溶接するようにし、これによって、鉄骨梁と
これに施工されたコンクリートとを一体化させ、当該金
属母材とコンクリートとの合成的効果を得ようとしてい
る。ところで、確かにスタッドジベルは、金属母材とコ
ンクリートとのずれ止めとしての効果を期待するもので
あるが、金属母材とコンクリートの間に剪断力が生ずる
と、このスタッドジベルに接するコンクリート面に圧壊
が生じて、金属母材とコンクリートとの一体性が失われ
てしまい、合成効果が減少してしまう事例が多発するよ
うになっている。
材にスタッドジベルを溶着するには、金属母材の被接合
面に対して直交状態となるように棒状のスタッドジベル
を、アーク溶接するようにし、これによって、鉄骨梁と
これに施工されたコンクリートとを一体化させ、当該金
属母材とコンクリートとの合成的効果を得ようとしてい
る。ところで、確かにスタッドジベルは、金属母材とコ
ンクリートとのずれ止めとしての効果を期待するもので
あるが、金属母材とコンクリートの間に剪断力が生ずる
と、このスタッドジベルに接するコンクリート面に圧壊
が生じて、金属母材とコンクリートとの一体性が失われ
てしまい、合成効果が減少してしまう事例が多発するよ
うになっている。
【0003】そこで、近年上記の難点に着目し、スタッ
ドジベルを金属母材に対して90°ではなしに、斜交状
となるよう溶接することにより、剪断耐力を向上しよう
とする研究がなされ、当該傾きの角度、すなわち、金属
母材の被接合面における法線とスタッドジベルとのなす
角度を10°〜60°とするのが望ましいこと(特開平
4−231178号)も、既に開示されている。
ドジベルを金属母材に対して90°ではなしに、斜交状
となるよう溶接することにより、剪断耐力を向上しよう
とする研究がなされ、当該傾きの角度、すなわち、金属
母材の被接合面における法線とスタッドジベルとのなす
角度を10°〜60°とするのが望ましいこと(特開平
4−231178号)も、既に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のスタッ
ドジベルの接合構法によるときは、以下の如く、種々の
難点を有している。すなわち、図8の(A)に示す通
り、金属母材1の被接合面1aに対して、スタッドジベ
ル2は斜め切りで形成の接合端面2aを当接し、溶接工
程にあってスタッドジベル2と、金属母材1との間が溶
融状態となった際、矢印Dが示すベクトル圧を加えるこ
とになるから、この際、その水平分力dが作用すること
となり、この結果、スタッドジベル2が、不本意に横動
し易くなり、正確な位置の確保が難事となるだけでな
く、当該横向きへのずれによって、溶接部に欠陥が生ず
る虞れがある。
ドジベルの接合構法によるときは、以下の如く、種々の
難点を有している。すなわち、図8の(A)に示す通
り、金属母材1の被接合面1aに対して、スタッドジベ
ル2は斜め切りで形成の接合端面2aを当接し、溶接工
程にあってスタッドジベル2と、金属母材1との間が溶
融状態となった際、矢印Dが示すベクトル圧を加えるこ
とになるから、この際、その水平分力dが作用すること
となり、この結果、スタッドジベル2が、不本意に横動
し易くなり、正確な位置の確保が難事となるだけでな
く、当該横向きへのずれによって、溶接部に欠陥が生ず
る虞れがある。
【0005】しかも、溶接工程にあって、スタッドジベ
ル2の先端部と金属母材1の被接合面1aたる接触面に
電流が流れ、電気抵抗熱によって、当該先端部が溶ける
が、先端部の爪先側2bは、踵側2cに比し肉薄である
ため容易に溶け落ちてしまい、図8の(B)に例示する
如く余盛部3が均一厚とならずに、爪先側2bが厚く踵
側は薄い偏肉状態となりがちである。このような偏肉状
態の溶接になると、図8(A)に示した踵側2cにおけ
る鋭角である傾斜角度αが大きくなるような曲げモーメ
ントBMに対して、図8の(D)の如く余盛部3の肉薄
な溶接部が容易に切り裂かれてしまい易いことになる。
ル2の先端部と金属母材1の被接合面1aたる接触面に
電流が流れ、電気抵抗熱によって、当該先端部が溶ける
が、先端部の爪先側2bは、踵側2cに比し肉薄である
ため容易に溶け落ちてしまい、図8の(B)に例示する
如く余盛部3が均一厚とならずに、爪先側2bが厚く踵
側は薄い偏肉状態となりがちである。このような偏肉状
態の溶接になると、図8(A)に示した踵側2cにおけ
る鋭角である傾斜角度αが大きくなるような曲げモーメ
ントBMに対して、図8の(D)の如く余盛部3の肉薄
な溶接部が容易に切り裂かれてしまい易いことになる。
【0006】さらに、同上傾斜状態による溶接にあって
は、スタッドジベル2の接合端面2aが斜め切りとなる
から、金属母材1に対する接触面積が、通常の溶接に比
し大きくなり、この結果、スタッドジベルの基端部にお
ける溶融に必要な電気接触抵抗による入熱量も大となっ
て、電源容量も大きくなり、かつ消費電力量も嵩むこと
になることから、コスト高になる欠陥をも有している。
従って、実際上現用のスタッド用溶接機を用いると、こ
れはスタッドジベルの最大径22mmに適応した設計と
なっているため、当該斜めの溶接を実施すると、接合端
面2aが最大径を上回ることになるので、適正電流が保
証されず、不安定な電流が流れることによる不良な溶接
となる虞れも大きくなる。
は、スタッドジベル2の接合端面2aが斜め切りとなる
から、金属母材1に対する接触面積が、通常の溶接に比
し大きくなり、この結果、スタッドジベルの基端部にお
ける溶融に必要な電気接触抵抗による入熱量も大となっ
て、電源容量も大きくなり、かつ消費電力量も嵩むこと
になることから、コスト高になる欠陥をも有している。
従って、実際上現用のスタッド用溶接機を用いると、こ
れはスタッドジベルの最大径22mmに適応した設計と
なっているため、当該斜めの溶接を実施すると、接合端
面2aが最大径を上回ることになるので、適正電流が保
証されず、不安定な電流が流れることによる不良な溶接
となる虞れも大きくなる。
【0007】このため、図8(C)に例示するような補
助資材としての傾斜型フェルール4を別途用意するだけ
でなく、これに傾斜状態に嵌合したスタッドジベル2
も、その接合端面2aを特殊形状とし、かつ、その下端
にアーク放電のための電極子2dを形成するなど、特異
な資材を制作し、これを使用しなければならない。尚、
図中2eはスタッドジベル2の頭を示している。
助資材としての傾斜型フェルール4を別途用意するだけ
でなく、これに傾斜状態に嵌合したスタッドジベル2
も、その接合端面2aを特殊形状とし、かつ、その下端
にアーク放電のための電極子2dを形成するなど、特異
な資材を制作し、これを使用しなければならない。尚、
図中2eはスタッドジベル2の頭を示している。
【0008】それだけでなく、従前の通りスタッドジベ
ルを垂直状態となるよう溶接する作業にあっては、2人
1組で1日当り約1500本程度のスタッドジベルを立
設することができるのであるが、前記のように斜め切り
したスタッドジベルの溶接作業によるときは、傾斜型フ
ェルール等の治具の取付け操作などの作業を考慮する
と、前者に比し約1/4〜1/5程度の作業量となる。
ルを垂直状態となるよう溶接する作業にあっては、2人
1組で1日当り約1500本程度のスタッドジベルを立
設することができるのであるが、前記のように斜め切り
したスタッドジベルの溶接作業によるときは、傾斜型フ
ェルール等の治具の取付け操作などの作業を考慮する
と、前者に比し約1/4〜1/5程度の作業量となる。
【0009】本発明は上記従来技術の難点に鑑み、請求
項1にあっては、従来例の如くスタッドジベルを溶接工
程によって斜めに固着してしまうものでなく、最初は、
先ず前掲通常の溶接により、金属母材に垂直状態となる
よう固着するのであり、かくして得られた被接合面に対
する直交状態の溶接完了後に、これをスタッドジベルの
基根部から、スタッドジベルが受ける剪断力の方向へ向
けて、傾斜状態となるように、外力を加えて曲折するの
であり、このようにすることで、前記の従来例につき指
摘した傾斜状態の溶接による欠陥をすべて解消しようと
している。
項1にあっては、従来例の如くスタッドジベルを溶接工
程によって斜めに固着してしまうものでなく、最初は、
先ず前掲通常の溶接により、金属母材に垂直状態となる
よう固着するのであり、かくして得られた被接合面に対
する直交状態の溶接完了後に、これをスタッドジベルの
基根部から、スタッドジベルが受ける剪断力の方向へ向
けて、傾斜状態となるように、外力を加えて曲折するの
であり、このようにすることで、前記の従来例につき指
摘した傾斜状態の溶接による欠陥をすべて解消しようと
している。
【0010】さらに、請求項2にあっては、スタッドジ
ベルに対する外力の付加によって、金属母材と、これに
施工のコンクリート間に生ずる剪断力の方向へ向けて、
その傾きの角度を、金属母材の被接合面における法線に
対し30°〜45°とすることで、剪断耐力を向上し、
これにより金属母材に対するコンクリートのずれに対す
る充分な抵抗を発揮させ、合成効果を最も効率よく増強
させようとするのが、その目的である。
ベルに対する外力の付加によって、金属母材と、これに
施工のコンクリート間に生ずる剪断力の方向へ向けて、
その傾きの角度を、金属母材の被接合面における法線に
対し30°〜45°とすることで、剪断耐力を向上し、
これにより金属母材に対するコンクリートのずれに対す
る充分な抵抗を発揮させ、合成効果を最も効率よく増強
させようとするのが、その目的である。
【0011】請求項3にあっては、上記請求項2におけ
る接合構法を金属母材としての鉄骨梁に対して適切に採
択し、その作業性と合成効果を向上しようとしている。
る接合構法を金属母材としての鉄骨梁に対して適切に採
択し、その作業性と合成効果を向上しようとしている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、請求項1にあっては金属母材の被接合面と
直交状態となるようスタッドジベルの接合端面を、上記
被接合面に溶接した後、当該スタッドジベルに外力を加
えることにより、これを、前記金属母材と、これに施工
のコンクリート間に生ずる剪断力の方向へ向けて、金属
母材の被接合面と斜交状となるよう、当該スタッドジベ
ルの基根部より曲折斜傾するようにしたことを特徴とす
る合成構造における接合構法を提供しようとしている。
成するため、請求項1にあっては金属母材の被接合面と
直交状態となるようスタッドジベルの接合端面を、上記
被接合面に溶接した後、当該スタッドジベルに外力を加
えることにより、これを、前記金属母材と、これに施工
のコンクリート間に生ずる剪断力の方向へ向けて、金属
母材の被接合面と斜交状となるよう、当該スタッドジベ
ルの基根部より曲折斜傾するようにしたことを特徴とす
る合成構造における接合構法を提供しようとしている。
【0013】さらに、請求項2の接合構法では、請求項
1の実施に際し、金属母材の被接合面における法線に対
し、角度30°〜45°の傾きとなるようスタッドジベ
ルの曲折斜傾を行うようにするのが、その内容である。
1の実施に際し、金属母材の被接合面における法線に対
し、角度30°〜45°の傾きとなるようスタッドジベ
ルの曲折斜傾を行うようにするのが、その内容である。
【0014】請求項3では、鉄骨梁である金属母材の被
接合面に対し、これと直交状態となるよう所要複数本の
スタッドジベルにおける接合端面を、上記被接合面の全
長にわたってアーク溶接した後、これらのスタッドジベ
ルのうち、当該金属母材の長手方向中央部は、そのまま
放置し、左右の各端部におけるスタッドジベルについて
は、これに外力を加えることにより、これを夫々金属母
材の端部側である前記金属母材と、これに施工のコンク
リート間に生ずる剪断力の方向へ向けて、金属母材の被
接合面における法線に対し角度30°〜45°の傾きと
なるよう当該スタッドジベルの基根部より夫々左右へ曲
折斜傾するようにしたことを特徴とする合成構造におけ
る接合構法を提供しようとしている。
接合面に対し、これと直交状態となるよう所要複数本の
スタッドジベルにおける接合端面を、上記被接合面の全
長にわたってアーク溶接した後、これらのスタッドジベ
ルのうち、当該金属母材の長手方向中央部は、そのまま
放置し、左右の各端部におけるスタッドジベルについて
は、これに外力を加えることにより、これを夫々金属母
材の端部側である前記金属母材と、これに施工のコンク
リート間に生ずる剪断力の方向へ向けて、金属母材の被
接合面における法線に対し角度30°〜45°の傾きと
なるよう当該スタッドジベルの基根部より夫々左右へ曲
折斜傾するようにしたことを特徴とする合成構造におけ
る接合構法を提供しようとしている。
【0015】
【作用】請求項1の接合構法によるときは、先ずスタッ
ドジベルを金属母材の被接合面に対して垂直状態となる
ように溶接するから、斜めに溶接する場合の前記した作
業性、品質管理、経済性等における諸欠陥を解消するこ
とができ、しかも、この垂直状態のスタッドジベルを溶
接後において曲折し、これを金属母材の被接合面に対し
傾斜状態とするが、斜傾の向きは剪断力の方向としたこ
とから、充分に強固な溶着部を有効に利用して、大きな
剪断耐力を発揮させることができ、望ましい合成効果を
得ることができる。
ドジベルを金属母材の被接合面に対して垂直状態となる
ように溶接するから、斜めに溶接する場合の前記した作
業性、品質管理、経済性等における諸欠陥を解消するこ
とができ、しかも、この垂直状態のスタッドジベルを溶
接後において曲折し、これを金属母材の被接合面に対し
傾斜状態とするが、斜傾の向きは剪断力の方向としたこ
とから、充分に強固な溶着部を有効に利用して、大きな
剪断耐力を発揮させることができ、望ましい合成効果を
得ることができる。
【0016】また、頭付きのスタッドジベルを用いたと
きには、コンクリートの引張力に抵抗できる圧縮の支配
エリアが大となり、この結果、スタッドジベルの立装本
数を削減しても、充分に所期の合成効果を満足し得るこ
とになる。
きには、コンクリートの引張力に抵抗できる圧縮の支配
エリアが大となり、この結果、スタッドジベルの立装本
数を削減しても、充分に所期の合成効果を満足し得るこ
とになる。
【0017】請求項2にあっては、スタッドジベルの曲
折により斜傾させる角度を、法線に対して30°〜45
°としたことで、極めて効率的な合成効果を得ることが
可能となる。
折により斜傾させる角度を、法線に対して30°〜45
°としたことで、極めて効率的な合成効果を得ることが
可能となる。
【0018】請求項3にあっては、金属母材としての鉄
骨梁に対して、予め垂直状態でスタッドジベルを多数溶
着してしまい、そのうち、長手方向中央部のスタッドジ
ベルは、そのままとして、両端部におけるスタッドジベ
ルだけを、夫々左右の方向へ傾斜状態となるよう曲折し
たので、この種の鉄骨梁に対する曲げモーメントによ
り、鉄骨梁の中央部には圧縮力が加わり、端部には夫々
外へずれる力が作用することから、上記の垂直なスタッ
ドジベルと、左右へ斜傾のスタッドジベルとの適切な配
設により、効率的な合成効果を発揮し得ることになる。
骨梁に対して、予め垂直状態でスタッドジベルを多数溶
着してしまい、そのうち、長手方向中央部のスタッドジ
ベルは、そのままとして、両端部におけるスタッドジベ
ルだけを、夫々左右の方向へ傾斜状態となるよう曲折し
たので、この種の鉄骨梁に対する曲げモーメントによ
り、鉄骨梁の中央部には圧縮力が加わり、端部には夫々
外へずれる力が作用することから、上記の垂直なスタッ
ドジベルと、左右へ斜傾のスタッドジベルとの適切な配
設により、効率的な合成効果を発揮し得ることになる。
【0019】
【実施例】本発明に係る接合構法につき、図1ないし図
7を用いてこれを詳記すると、図1に示す如く先ず、従
前から実施されているように、鉄骨、鉄板等の金属母材
10にあって、その被接合面10aに対し、直交状態と
なるように、アーク溶接等の溶接手段により、既知のス
タッドジベル11Aを立装固着する。このため、図1
(A)に示す通りスタッドジベル11Aの軸線と直交す
る接合端面11aを、上記の被接合面10aに当接させ
て溶接するのであり、この状態を図1(B)では一点鎖
線で示している。ここで、図1にあって11bが上記ス
タッドジベル11Aの溶接による溶接部における余盛
部、11cがスタッドジベル11Aの頭、そしてYが被
接合面10aに対する法線を夫々示している。
7を用いてこれを詳記すると、図1に示す如く先ず、従
前から実施されているように、鉄骨、鉄板等の金属母材
10にあって、その被接合面10aに対し、直交状態と
なるように、アーク溶接等の溶接手段により、既知のス
タッドジベル11Aを立装固着する。このため、図1
(A)に示す通りスタッドジベル11Aの軸線と直交す
る接合端面11aを、上記の被接合面10aに当接させ
て溶接するのであり、この状態を図1(B)では一点鎖
線で示している。ここで、図1にあって11bが上記ス
タッドジベル11Aの溶接による溶接部における余盛
部、11cがスタッドジベル11Aの頭、そしてYが被
接合面10aに対する法線を夫々示している。
【0020】次に、上記の直交状態であるスタッドジベ
ル11Aに、手動また梃子などを用いて外力を加えるこ
とにより、金属母材10と、これに既知の如く施工され
るコンクリート12の間にあって生ずる剪断力Fの方向
へ向けて、当該スタッドジベル11Aを曲げ、これによ
り、その基根部11dから屈曲させて、当該金属母材1
0の被接合面10aと傾斜状態となるように傾け、図1
にあって実線で示されているようなスタッドジベル11
Bを得るのである。
ル11Aに、手動また梃子などを用いて外力を加えるこ
とにより、金属母材10と、これに既知の如く施工され
るコンクリート12の間にあって生ずる剪断力Fの方向
へ向けて、当該スタッドジベル11Aを曲げ、これによ
り、その基根部11dから屈曲させて、当該金属母材1
0の被接合面10aと傾斜状態となるように傾け、図1
にあって実線で示されているようなスタッドジベル11
Bを得るのである。
【0021】上記のようにすることで、傾斜状態となっ
たスタッドジベル11Bは、剪断力Fの方向へ曲げられ
ることとなるから、傾斜状態となるように、最初から溶
接する前記従来の手段がもつ欠陥は、すべて解消される
だけでなく、当該スタッドジベル11Bの剪断抵抗のみ
ならず、引張力に対しても抵抗させることができ、この
結果余盛部11bの周辺に印加される剪断力が減少し、
このことにより、同上スタッドジベル11Bにおける周
辺コンクリートが、前記の如く局部的に圧壊するといっ
たことも抑制することが可能となる。
たスタッドジベル11Bは、剪断力Fの方向へ曲げられ
ることとなるから、傾斜状態となるように、最初から溶
接する前記従来の手段がもつ欠陥は、すべて解消される
だけでなく、当該スタッドジベル11Bの剪断抵抗のみ
ならず、引張力に対しても抵抗させることができ、この
結果余盛部11bの周辺に印加される剪断力が減少し、
このことにより、同上スタッドジベル11Bにおける周
辺コンクリートが、前記の如く局部的に圧壊するといっ
たことも抑制することが可能となる。
【0022】また、頭11cを有するスタッドジベル1
1Bである場合には、図2に示されている通り、頭11
cによりコンクリート12に圧縮力が加わり、これによ
り、スタッドジベル11Bによる圧縮の支配部分Sが増
加することとなるから、この傾斜状態としたスタッドジ
ベル11Bの場合には垂直状態に立設したときに比し、
その立装本数を削減することができる。
1Bである場合には、図2に示されている通り、頭11
cによりコンクリート12に圧縮力が加わり、これによ
り、スタッドジベル11Bによる圧縮の支配部分Sが増
加することとなるから、この傾斜状態としたスタッドジ
ベル11Bの場合には垂直状態に立設したときに比し、
その立装本数を削減することができる。
【0023】一般に合成構造の設計上考慮しなければな
らない応力度の範囲は、弾性域内における初期剛性であ
り、図3にあって、直線状に示されているのが荷重Wに
対する変位量Vを表した初期剛性Lであり、曲線部分の
終点が破壊点Bを示している。ここで、請求項2にあっ
ては、剪断力Fの方向へ向け曲折したスタッドジベル1
1Bに関し、前記法線Yに対しての傾斜させるべき角度
θにつき提案しており、以下これにつき、上記した初期
剛性と角度θとの関係に着目して測知した図4によって
説示する。
らない応力度の範囲は、弾性域内における初期剛性であ
り、図3にあって、直線状に示されているのが荷重Wに
対する変位量Vを表した初期剛性Lであり、曲線部分の
終点が破壊点Bを示している。ここで、請求項2にあっ
ては、剪断力Fの方向へ向け曲折したスタッドジベル1
1Bに関し、前記法線Yに対しての傾斜させるべき角度
θにつき提案しており、以下これにつき、上記した初期
剛性と角度θとの関係に着目して測知した図4によって
説示する。
【0024】図4に示された実験結果から、θ=0°の
垂直状態から、θ=30°〜45°とすることで、その
初期剛性は約2倍近いものとなって合成効果が顕著にあ
らわれ、金属母材10とコンクリート12の一体性が、
他のθ領域よりも一層望ましい状態に保持されることを
確認できた。さらに、垂直状態のスタッドジベルと、θ
=30°〜45°の本発明に係るスタッドジベルにつ
き、夫々の初期剛性L1 、L2 を比較したのが図5であ
り、これにつき考察すると以下の通りである。
垂直状態から、θ=30°〜45°とすることで、その
初期剛性は約2倍近いものとなって合成効果が顕著にあ
らわれ、金属母材10とコンクリート12の一体性が、
他のθ領域よりも一層望ましい状態に保持されることを
確認できた。さらに、垂直状態のスタッドジベルと、θ
=30°〜45°の本発明に係るスタッドジベルにつ
き、夫々の初期剛性L1 、L2 を比較したのが図5であ
り、これにつき考察すると以下の通りである。
【0025】すなわち、本発明に係る初期剛性L2 にお
いて、一定の荷重W2 が加えられると、これによる変位
量はV2 なり、従って可成り大きな荷重W2 に対し、そ
の変位量V2 が少なくてすむのに対し、垂直状態に溶接
のスタッドジベルによる初期剛性L1 にあっては、上記
のW2 より半分以下の小さな荷重W1 に対し、上記V2
と同程度の変位量V1 となるのである。従って、本発明
により得られたスタッドジベルによるときは、同じ変位
量に対し大きな荷重に抵抗し得ることが理解され、これ
により合成効果の向上を確認することができる。同上図
中、B1 、B2 は夫々L1 、L2 の破壊点を示してい
る。
いて、一定の荷重W2 が加えられると、これによる変位
量はV2 なり、従って可成り大きな荷重W2 に対し、そ
の変位量V2 が少なくてすむのに対し、垂直状態に溶接
のスタッドジベルによる初期剛性L1 にあっては、上記
のW2 より半分以下の小さな荷重W1 に対し、上記V2
と同程度の変位量V1 となるのである。従って、本発明
により得られたスタッドジベルによるときは、同じ変位
量に対し大きな荷重に抵抗し得ることが理解され、これ
により合成効果の向上を確認することができる。同上図
中、B1 、B2 は夫々L1 、L2 の破壊点を示してい
る。
【0026】ここで、図6に示したのは本発明に係る接
合構法の一使用例を示しており、この場合、コンクリー
ト12の打設に際して、埋込用金具である金属母材10
の被接合面10aに、本発明の接合構法によりスタッド
ジベル11Bを所要本数だけ溶接立装しておき、上記の
打設後に型枠を除去し、これにより露呈した埋込用金具
の表出面10bに、鉄骨梁10cを取着するようにした
場合を示している。そして、この後付けによる鉄骨梁1
0cに対する過重Wは下向きとなり、上記のスタッドジ
ベル11Bは、上向きである剪断力Fの方向へ向けて、
傾斜するよう曲折されている。
合構法の一使用例を示しており、この場合、コンクリー
ト12の打設に際して、埋込用金具である金属母材10
の被接合面10aに、本発明の接合構法によりスタッド
ジベル11Bを所要本数だけ溶接立装しておき、上記の
打設後に型枠を除去し、これにより露呈した埋込用金具
の表出面10bに、鉄骨梁10cを取着するようにした
場合を示している。そして、この後付けによる鉄骨梁1
0cに対する過重Wは下向きとなり、上記のスタッドジ
ベル11Bは、上向きである剪断力Fの方向へ向けて、
傾斜するよう曲折されている。
【0027】図7は、本願の請求項3に係り、前記スタ
ッドジベルの接合構法により得られた鉄骨梁10dであ
る金属母材10の被接合面10aに対して、多数のスタ
ッドジベルを溶接手段により立装固着した合成構造を示
している。ここでは、単純梁としての鉄骨梁10dに荷
重Wがかかると、コンクリート12の長手方向における
中央部には、圧縮力PF、PFが矢印方向へ付与される
ことになるが、その長手方向の両端部には、外側方向へ
外れようとする剪断力F1、F2 が働くこととなり、当
該端部は鉄骨梁10dの全長のうち、約1/4に当る端
部を意味しており、図中の仮想線は曲げモーメントBM
を示している。
ッドジベルの接合構法により得られた鉄骨梁10dであ
る金属母材10の被接合面10aに対して、多数のスタ
ッドジベルを溶接手段により立装固着した合成構造を示
している。ここでは、単純梁としての鉄骨梁10dに荷
重Wがかかると、コンクリート12の長手方向における
中央部には、圧縮力PF、PFが矢印方向へ付与される
ことになるが、その長手方向の両端部には、外側方向へ
外れようとする剪断力F1、F2 が働くこととなり、当
該端部は鉄骨梁10dの全長のうち、約1/4に当る端
部を意味しており、図中の仮想線は曲げモーメントBM
を示している。
【0028】そこで、請求項3にあっては、先ず鉄骨梁
10dである金属母材10の被接合面10aに対し、こ
れと直交状となるよう所要複数本のスタッドジベル11
Aを、その接合端面11aを当接して、上記被接合面1
0aの全長にわたってアーク溶接等の溶接手段により、
立装固着する。次に、これらのスタッドジベル11Aの
うち、鉄骨梁10dの中央部は、当該直交状態のまま放
置するが、長手方向両端部におけるスタッドジベル11
Aについては、前記の剪断力F1 、F2 の方向へ向け
て、被接合面10aの法線Yに対し角度30°〜45°
の傾きとなるように、当該スタッドジベル11Aの基根
部11dから、前記図1に示した如く曲折するのであ
る。このようにすることで、被接合面10aにコンクリ
ート12を施した合成構造にあって、圧縮力PF1 、P
F2 が夫々中央に向って作用し、両端部では夫々左右各
方向へ作用する剪断力F1 、F2 に対応でき、望ましい
合成効果を得ることができる。
10dである金属母材10の被接合面10aに対し、こ
れと直交状となるよう所要複数本のスタッドジベル11
Aを、その接合端面11aを当接して、上記被接合面1
0aの全長にわたってアーク溶接等の溶接手段により、
立装固着する。次に、これらのスタッドジベル11Aの
うち、鉄骨梁10dの中央部は、当該直交状態のまま放
置するが、長手方向両端部におけるスタッドジベル11
Aについては、前記の剪断力F1 、F2 の方向へ向け
て、被接合面10aの法線Yに対し角度30°〜45°
の傾きとなるように、当該スタッドジベル11Aの基根
部11dから、前記図1に示した如く曲折するのであ
る。このようにすることで、被接合面10aにコンクリ
ート12を施した合成構造にあって、圧縮力PF1 、P
F2 が夫々中央に向って作用し、両端部では夫々左右各
方向へ作用する剪断力F1 、F2 に対応でき、望ましい
合成効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記のようにして実施できるも
のであるから、請求項1の接合構法によるときは、先ず
金属母材に垂直にスタッドジベルを溶接してしまい、こ
れを曲げるという作業であるため、傾斜状態で溶接する
溶接作業の難度、作業能率、経済性、さらには溶着強度
等に係る品質管理上などの諸問題をすべて解消でき、溶
接部の信頼性を向上でき、また傾斜型フェルールなどの
余分な資機材も不要となり、溶接作業についてもスタッ
ドジベルを斜めに溶接する場合には、溶接作業そのもの
に時間を要していたのに対し、本発明では溶接時間が短
縮され、かつ、溶接と曲げの作業を分担すれば作業員の
増加は不必要となるので、全体として4〜5倍の作業量
となる。
のであるから、請求項1の接合構法によるときは、先ず
金属母材に垂直にスタッドジベルを溶接してしまい、こ
れを曲げるという作業であるため、傾斜状態で溶接する
溶接作業の難度、作業能率、経済性、さらには溶着強度
等に係る品質管理上などの諸問題をすべて解消でき、溶
接部の信頼性を向上でき、また傾斜型フェルールなどの
余分な資機材も不要となり、溶接作業についてもスタッ
ドジベルを斜めに溶接する場合には、溶接作業そのもの
に時間を要していたのに対し、本発明では溶接時間が短
縮され、かつ、溶接と曲げの作業を分担すれば作業員の
増加は不必要となるので、全体として4〜5倍の作業量
となる。
【0030】しかも、このスタッドジベルは、剪断力の
方向へ向け、外力により傾斜させるようにしたので、剪
断耐力を向上できると共に、頭付きのスタッドジベルを
用いるようにしたときは、その溶着すべきスタッドジベ
ルの本数を削減することも可能となる。さらに、請求項
2にあっては、スタッドジベルの傾斜させるべき角度θ
を30°〜45°としたので、このことにより最も望ま
しい剪断耐力を発揮させることができ、合成構造に対す
る大きな荷重に対しても変形量の少ないものを提供でき
るので、コンクリートの部分的な破壊などについても、
これを大幅に改善することが可能となる。
方向へ向け、外力により傾斜させるようにしたので、剪
断耐力を向上できると共に、頭付きのスタッドジベルを
用いるようにしたときは、その溶着すべきスタッドジベ
ルの本数を削減することも可能となる。さらに、請求項
2にあっては、スタッドジベルの傾斜させるべき角度θ
を30°〜45°としたので、このことにより最も望ま
しい剪断耐力を発揮させることができ、合成構造に対す
る大きな荷重に対しても変形量の少ないものを提供でき
るので、コンクリートの部分的な破壊などについても、
これを大幅に改善することが可能となる。
【0031】請求項3の接合構法によるときは、鉄骨梁
に対するスタッドジベルの溶着に際し、その曲げモーメ
ントに対応できるよう、垂直状態のスタッドジベルと、
これを曲折した傾斜状態のスタッドジベルを適所に配在
させるようにしたので、極めて効率的な作業を行うこと
により、合成構造における合成効果を向上させることが
できる。
に対するスタッドジベルの溶着に際し、その曲げモーメ
ントに対応できるよう、垂直状態のスタッドジベルと、
これを曲折した傾斜状態のスタッドジベルを適所に配在
させるようにしたので、極めて効率的な作業を行うこと
により、合成構造における合成効果を向上させることが
できる。
【図1】本発明の請求項1に係る接合構法を示し、
(A)はスタッドジベルを金属母材に垂直となるよう当
接した状態の正面図で、(B)は垂直状態で溶接立装し
たスタッドジベルを曲折したときの正面説明図である。
(A)はスタッドジベルを金属母材に垂直となるよう当
接した状態の正面図で、(B)は垂直状態で溶接立装し
たスタッドジベルを曲折したときの正面説明図である。
【図2】上記の接合構法により形成した合成構造にあっ
て、頭付きスタッドジベルが発揮できる引張力に対して
の抵抗、すなわちコンクリートに対する圧縮の支配部分
を示した縦断正面説明図である。
て、頭付きスタッドジベルが発揮できる引張力に対して
の抵抗、すなわちコンクリートに対する圧縮の支配部分
を示した縦断正面説明図である。
【図3】合成構造における荷重に対する変位量の一般的
な初期剛性を示す特性図である。
な初期剛性を示す特性図である。
【図4】本発明に係る接合構法にあって、スタッドジベ
ルの曲折による傾斜の角度θと、当該合成構造の初期合
成との関係を示した特性図である。
ルの曲折による傾斜の角度θと、当該合成構造の初期合
成との関係を示した特性図である。
【図5】本発明の接合構法により得られた合成構造と、
スタッドジベルを垂直に立設した合成構造との荷重に対
する変位量の変化を比較した特性図である。
スタッドジベルを垂直に立設した合成構造との荷重に対
する変位量の変化を比較した特性図である。
【図6】本発明の接合構法によって形成された後付け鉄
骨梁に係る合成構造を示した一部切欠の正面図である。
骨梁に係る合成構造を示した一部切欠の正面図である。
【図7】本発明の請求項3に係る接合構法により得られ
た鉄骨梁に係る合成構造を示す一部切欠の正面説明図で
ある。
た鉄骨梁に係る合成構造を示す一部切欠の正面説明図で
ある。
【図8】従来の合成樹脂におけるスタッドジベルの接合
構法を示し、(A)は金属母材にスタッドジベルを当接
した状態の正面説明図、(B)は当該スタッドジベルを
傾斜状態に溶接した状態を示す正面図、(C)は傾斜状
態にスタッドジベルを溶接する際に、傾斜型フェルール
を用いるようにしたスタッドジベル基根側の一部切欠正
面図、(D)は上記(B)のスタッドジベルにおける溶
接部破断状態を示す正面説明図である。
構法を示し、(A)は金属母材にスタッドジベルを当接
した状態の正面説明図、(B)は当該スタッドジベルを
傾斜状態に溶接した状態を示す正面図、(C)は傾斜状
態にスタッドジベルを溶接する際に、傾斜型フェルール
を用いるようにしたスタッドジベル基根側の一部切欠正
面図、(D)は上記(B)のスタッドジベルにおける溶
接部破断状態を示す正面説明図である。
10 金属母材 10a 被接合面 10d 鉄骨梁 11A スタッドジベル 11a 接合端面 11d 基根部 12 コンクリート A 法線 F 剪断力 F1 左方剪断力 F2 右方剪断力 θ 角度
Claims (3)
- 【請求項1】 金属母材の被接合面と直交状態となるよ
うスタッドジベルの接合端面を、上記被接合面に溶接し
た後、当該スタッドジベルに外力を加えることにより、
これを、前記金属母材と、これに施工のコンクリート間
に生ずる剪断力の方向へ向けて、金属母材の被接合面と
斜交状となるよう、当該スタッドジベルの基根部より曲
折斜傾するようにしたことを特徴とする合成構造におけ
る接合構法。 - 【請求項2】 金属母材の被接合面と直交状態となるよ
うスタッドジベルの接合端面を、上記被接合面に溶接し
た後、当該スタッドジベルに外力を加えることにより、
これを、前記金属母材と、これに施工のコンクリート間
に生ずる剪断力の方向へ向けて、金属母材の被接合面に
おける法線に対して角度30°〜45°の傾きとなるよ
う当該スタッドジベルの基根部より曲折斜傾するように
したことを特徴とする合成構造における接合構法。 - 【請求項3】 鉄骨梁である金属母材の被接合面に対
し、これと直交状態となるよう所要複数本のスタッドジ
ベルにおける接合端面を、上記被接合面の全長にわたっ
てアーク溶接した後、これらのスタッドジベルのうち、
当該金属母材の長手方向中央部は、そのまま放置し、左
右の各端部におけるスタッドジベルについては、これに
外力を加えることにより、これを夫々金属母材の端部側
である前記金属母材と、これに施工のコンクリート間に
生ずる剪断力の方向へ向けて、金属母材の被接合面にお
ける法線に対し角度30°〜45°の傾きとなるよう当
該スタッドジベルの基根部より夫々左右へ曲折斜傾する
ようにしたことを特徴とする合成構造における接合構
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27843794A JPH08113987A (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 合成構造における接合構法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27843794A JPH08113987A (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 合成構造における接合構法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08113987A true JPH08113987A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17597334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27843794A Pending JPH08113987A (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 合成構造における接合構法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08113987A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103422610A (zh) * | 2013-07-18 | 2013-12-04 | 杭州博数土木工程技术有限公司 | 受压翼缘加强型h型钢或工字钢 |
| KR101381898B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2014-04-04 | (주)제이스코리아 | 강재와 콘크리트의 결합구조물 |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP27843794A patent/JPH08113987A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101381898B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2014-04-04 | (주)제이스코리아 | 강재와 콘크리트의 결합구조물 |
| CN103422610A (zh) * | 2013-07-18 | 2013-12-04 | 杭州博数土木工程技术有限公司 | 受压翼缘加强型h型钢或工字钢 |
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