JPH08114009A - ベランダ入隅部の防水構造 - Google Patents

ベランダ入隅部の防水構造

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JPH08114009A
JPH08114009A JP25322194A JP25322194A JPH08114009A JP H08114009 A JPH08114009 A JP H08114009A JP 25322194 A JP25322194 A JP 25322194A JP 25322194 A JP25322194 A JP 25322194A JP H08114009 A JPH08114009 A JP H08114009A
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JP
Japan
Prior art keywords
wall
wall panel
waterproof
panel
veranda
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25322194A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Sagane
哲也 砂金
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベランダの入隅部を構成するに際し、建物の壁
面に形成された通気層を閉塞することなく、且つ防水工
事を容易に行う。 【構成】平行に配置された外壁11と内壁12の間に通気層
13を形成した壁パネルBと、平行に配置された外壁1と
防水内壁3を支柱5を介して結合し、防水内壁3を液密
に貫通して設けたブラケット6を支柱5に固定し、外壁
1と防水内壁3の間に通気層を形成した腰壁パネルAと
によってベランダ入隅部を構成するに際し、壁パネルB
の内壁から直角方向に突設し、外壁11を切り欠いて設け
た連結内壁部材17を配置し、該連結内壁部材17の下方の
端部を下階の壁パネルCの内壁12の上端にに当接させる
と共に側方の端部を腰壁パネルAの防水内壁3と当接さ
せ、壁パネルB,Cの内壁12と腰壁パネルAの防水内壁
3を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通気層を形成した壁パ
ネルと腰壁パネルとによってベランダを構成する際の入
隅部の防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内部に通気層を設けた壁パネルを用いて
住宅等の建築物の壁面を構成することによって建物全体
の通気性を確保し、結露やカビの発生を防止して居住者
に対する温度環境や健康環境を向上させるようにした建
物が提供されている。
【0003】上記壁パネルは建物の上下方向に連通させ
た通気層が形成され、上方の端部が軒天或いは庇の部分
で外気と連通し得るように構成されるのが一般である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内部に通気層を設けた
壁パネルを用いて構成した建物の上階にベランダを構成
する場合、ベランダに面する壁パネルとベランダを構成
する腰壁パネルとがT字型に接続されるため、通気層を
連続させて構成するのが困難であるという問題がある。
この問題を回避するために、腰壁パネルを取り付ける以
前にベランダの防水工事を行い、その後、通気層のない
腰壁パネル取り付けてベランダを構成するようにしてい
る。
【0005】然し、上記工法では、腰壁パネルを取り付
ける以前に防水工事を実施する必要があり、腰壁パネル
の取付時に防水層を損傷したり、防水工事と腰壁パネル
の取付工事を進行する順位が固定される等の問題があ
る。またベランダの下層の壁パネルでは通気層が防水層
によって閉塞され、通気性を確保する上での問題もあ
る。
【0006】本発明の目的は、建物の壁面に形成された
通気層を閉塞することなく、且つ防水工事を容易に行う
ことを可能としたベランダ入隅部の防水構造を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るベランダ入隅部の防水構造は、平行に配
置された外壁と内壁を有しこれ等の外壁と内壁の間に通
気層を形成した壁パネルと、平行に配置された外壁と防
水内壁を支柱を介して結合し且つ前記防水内壁を液密に
貫通して設けた躯体取付用金物を前記支柱に固定し前記
外壁と防水内壁の間に通気層を形成した腰壁パネルとに
よって構成されるベランダ入隅部の防水構造であって、
壁パネルの内壁から直角方向に突設され外壁を切り欠い
て設置された連結内壁部材の下端を下階の壁パネルの内
壁の上端に当接させると共に側方の端部を腰壁パネルの
防水内壁と当接させて前記壁パネルの内壁と腰壁パネル
の防水内壁を接続して構成されるものである。
【0008】
【作用】上記ベランダ入隅部の防水構造では、平行に配
置された外壁と内壁の間に通気層を形成した壁パネル
と、平行に配置された外壁と防水内壁との間に通気層を
形成した腰壁パネルとによって構成されるベランダ入隅
部に於いて、所定長さの連結内壁部材を壁パネルの内壁
から直角方向に突設し、壁パネルの外壁を切り欠いて腰
壁パネルの防水内壁の延長上に配置し、該連結内壁部材
の下端を下階の壁パネルの内壁の上端に当接させると共
に側端を腰壁パネルの防水内壁に当接させることで、ベ
ランダの入隅部に於ける壁パネルの内壁と腰壁パネルの
防水内壁を連結内壁部材によって接続する。この接続に
より、腰壁パネルと壁パネルの接触部分は壁パネルの外
壁と腰壁パネルの外壁が互いに接続され、且つ壁パネル
の内壁と腰壁パネルの防水内壁が接続される。
【0009】従って、腰壁パネルの通気層は防水内壁と
接続された連結内壁部材によって区画され、腰壁パネル
の通気層と連通したベランダの下階を構成する壁パネル
の内部に設けた通気層に雨水が浸入することを防止した
防水構造を得ることが出来る。
【0010】また建物の壁面を構成する壁パネルの取付
工事及びベランダを構成する腰壁パネルの取付工事を完
了した後、防水工事を実施することが可能となり、特に
各パネルの取付工事を連続して行うことが出来るため工
程上有利となる。
【0011】
【実施例】以下、上記ベランダ入隅部の防水構造の一実
施例について図を用いて説明する。図1はベランダ入隅
部の防水構造を示す模式展開図、図2はベランダ入隅部
の平断面図、図3は図2の III−III 矢視図、図4は腰
壁パネルの構成を説明する斜視図である。
【0012】先ず、腰壁パネルAの構成について図3,
図4により説明する。腰壁パネルAはベランダに用いら
れるものであり、下階の壁パネルBの上端に連続して配
置される。この腰壁パネルAは、予め設定された高さ
(図4の上下方向)を持ったサイディング,PC板,A
LC板等のパネルを外壁として用いており、上部に笠木
や手摺りを設けることでベランダの腰壁として構成する
ことが可能である。尚、腰壁パネルAは工場に於いて製
造され、建物に取り付ける際に完成品として供給され
る。
【0013】腰壁パネルAは、サイディング,PC板,
ALC板等のパネルからなる外壁1,内壁2を有し、こ
れ等の壁1,2の間に防水内壁3を設けて構成されてい
る。この外壁1,内壁2は幅方向(図4の左右方向)の
寸法が等しく、且つ高さは外壁1よりも内壁2の方が小
さい値を有している。そして各壁1,2の上端を揃えた
状態で、両端に配置したチャンネル状の接続部材4によ
って接続されており、各壁1,2及び接続部材4とによ
って中空状に形成されている。従って、内壁2の下端は
外壁1の下端よりも上方に位置し、これ等の部材1,
2,4の内部が通気層としての機能を有する。
【0014】各接続部材4の下方に該接続部材4の寸法
よりも小さい寸法を持った角パイプ状の支柱5が固着さ
れ、この支柱5に躯体取付用金物となるブラケット6が
溶接等の手段によって固着されている。ブラケット6は
後述する躯体側に取り付けられた支持金物15に対応する
長さを有し、且つ所定位置にボルト穴6aが形成されて
いる。そしてブラケット6は支柱5の側面から腰壁パネ
ルAの内側、即ち、内壁2の方向に突出して配置されて
いる。
【0015】防水内壁3は、各壁1,2の幅方向の寸法
と略等しい長さを有し、且つ幅寸法は各壁1,2の高さ
の差に応じた寸法を有している。この防水内壁3はプラ
スチック板或いは金属板等のパネルによって構成されて
おり、ブラケット6に対向する位置には該ブラケット6
を貫通させる穴が形成されている。
【0016】防水内壁3は、該内壁3に形成された穴に
ブラケット6を貫通させると共に該ブラケット6に固着
されたアングル状の取付部材7にボルト,ナット等の締
結部材8によって固定されている。即ち、防水内壁3は
ブラケット6を介して支柱5に取り付けられている。ま
た防水内壁3を支柱5に取り付けた後、前記穴と該穴を
貫通したブラケット6との間隙にはコーキング3aが施
されている。従って、ブラケット6は液密状態で防水内
壁3を貫通している。
【0017】上記の如く、腰壁パネルAは中空の部材と
して構成され、且つ内壁2と防水内壁3の間も間隙が形
成される。腰壁パネルAの上端部分には図示しない笠木
や手摺り等が取り付けられ、これ等の部材によって上端
の開放部分が閉鎖される。然し、雨水が内壁2と防水内
壁3の間に形成された間隙から腰壁パネルAの内部に浸
入し、下階の壁面を構成する壁パネルCの内部に落下す
る虞がある。この虞を回避することを目的として防水内
壁3の下方であって腰壁パネルAの内部に水切板9aが
取り付けられ、下階の壁パネルBに設けられた樋18に接
続している。また内壁2の下方には防水内壁3とによっ
て構成された間隙に沿って水切板9bが取り付けられて
いる。このようにして雨水の壁パネル内部への浸入を防
ぎつつ、下階の壁パネルCの通気層13内の空気は水切板
9aと樋18の間隙及び水切板9bと防水層19の間隙を通
して外部と連続し、通気路が確保される。
【0018】尚、ベランダを構成する場合、複数の腰壁
パネルAが幅方向に連続して躯体に取り付けられる。こ
のため、予め防水内壁3の側方及び下端部にガスケット
10を取り付けておき、隣接する他の腰壁パネルAとの接
続部分及び下階の壁パネルCとの接続部分をシールし得
るように構成している。
【0019】次に、ベランダ入隅部の防水構造について
図1〜図3により説明する。
【0020】建物の壁面を構成する壁パネルB及びC
は、サイディング,PC板,ALC板等のパネルからな
る外壁11と、通気性を有するボードからなる内壁12とを
有し、これ等の各壁11,12を平行に配置して腰壁パネル
Aと同様な接続部材(図示せず)によって接続すること
で中空状の部材として構成され、前記各部材11,12及び
接続部材の間に通気層13を構成している。
【0021】ベランダの入隅部には梁14が配置されてお
り、この梁14に腰壁パネルAを取り付ける支持金具15が
腰壁パネルAのブラケット6の取付ピッチと等しい間隔
を持って取り付けられている。また梁14にはベランダの
床を構成するPCパネルやALCパネル等からなる床板
16が固定されている。
【0022】建物の壁面を構成する壁パネルBであって
腰壁パネルAとによって入隅部を構成する部分には、予
め連結内壁部材17が配置されている。この連結内壁部材
17は、梁14に腰壁パネルAを取り付けたときの防水内壁
3の位置を想定し、該防水内壁3の端部と当接し得るよ
うな長さを有しており、壁パネルBの外壁11を切り欠い
て配置されており、下端が下階の壁パネルBの内壁12の
上端とガスケット10を介して当接し、側端がガスケット
10を介して腰壁パネルAの防水内壁3と当接し得るよう
に配置されている。
【0023】内壁部材17は、ベランダの入隅部に適用さ
れる壁パネルBに対し予め工場での製造段階で内壁12に
取り付けられる。従って、建物の躯体に壁パネルBを取
り付けたとき、ベランダの入隅部に対応する壁パネルB
には内壁部材17が外壁11から突出した状態で配置され
る。
【0024】上記の如く、複数の壁パネルBによって建
物の壁面を構成した後、梁14に腰壁パネルAを取り付け
る。この作業は、梁14に取り付けた支持金具15に腰壁パ
ネルAのブラケット6をボルト,ナットによって締結す
ることで行われる。
【0025】腰壁パネルAを梁14に取り付けたとき、防
水内壁3の下端は下階の壁面を構成する壁パネルCの上
端に設けたガスケット10と当接してシール性を発揮す
る。また水切板9aは、壁パネルCの外壁11の上端部近
傍に設けた樋18の上方に間隙を持って配置され、腰壁パ
ネルAの内部に水が浸入した場合であっても、該水を通
気層13に落下させることなく樋18を通して外部に排出さ
れる。
【0026】ベランダの入隅部では、壁パネルBの内壁
12から直角方向に突設させた連結内壁部材17の側端がガ
スケット10を介して腰壁パネルAの防水内壁3と当接
し、両者の間にシール性を発揮させる。このため、建物
の壁面を構成する壁パネルBの通気層13にベランダから
水が浸入することがない。
【0027】上記の如くして梁14に腰壁パネルAを取り
付けると共に防水内壁3を壁パネルBの連結内壁部材17
と接続したとき、壁面を構成する壁パネルB及び壁パネ
ルCの通気層13に対する水の浸入を防止することが可能
である。然し、梁14及び梁14と腰壁パネルAとの取り合
い部は露出した状態である。
【0028】このため、ベランダの床面となる床板16の
上面から防水内壁3及び連結内壁部材17にわたって防水
層19が形成されており、この防水層19によって床上の水
が躯体内に浸入することを防止している。
【0029】防水層19は、腰壁パネルAの防水内壁3及
び連結内壁部材17から床板16の端部に至る間に形成され
た塩ビ鋼板からなる剛性防水層19aと、床板16の上面に
敷設されたボード20の上面に形成された塩ビシートから
なる軟性防水層19bとによって構成され、剛性防水層19
aと軟性防水層19bを所定寸法重ね合わせて溶着により
一体化されている。
【0030】剛性防水層19aは、一方の端部を腰壁パネ
ルAの防水内壁3及び連結内壁部材17に当接させると共
にブラケット6を回避し得るようにクランク状に折り曲
げ成形されている。そして前記端部を防水内壁3及び連
結内壁部材17に当接させてビス21によって固着し、その
後、該端部にコーキング22を施して固着部から腰壁パネ
ルAの内部に形成された通気層への水の浸入を防止して
いる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
ベランダ入隅部の防水構造では、建物の壁面を構成する
壁パネルの内壁と下階の壁パネルの上方に連設された腰
壁パネルの防水内壁を連結内壁部材を介して接続するこ
とで、ベランダの防水内壁と壁面の内壁を容易に一体的
に接続することが出来る。このため、ベランダ入隅部の
防水工事を行う際に、壁パネルに構成された通気層を閉
鎖することなく、施工性を向上させると共に確実な防水
性能を発揮させることが出来る。
【0032】また建物の躯体に壁面を構成する壁パネル
及びベランダを構成する腰壁パネルを取り付けた後、ベ
ランダの床面上の防水工事を実施することが出来る。従
って、各壁パネルの取付工事とベランダの防水工事を独
立させ且つ連続させた工程として管理することが可能と
なり、特に、壁工事の二度手間を省略して施工性を向上
させると共に工程管理を容易に行うことが出来る等の特
徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベランダ入隅部の防水構造を示す模式展開図で
ある。
【図2】ベランダ入隅部の平断面図である。
【図3】図2の III−III 矢視図である。
【図4】腰壁パネルの構成を説明する斜視図である。
【符号の説明】
A 腰壁パネル B,C 壁パネル 1,11 外壁 2,12 内壁 3 防水内壁 4 接続部材 5 支柱 6 ブラケット 9 水切板 10 ガスケット 13 通気層 14 梁 15 支持金具 16 コンクリートパネル 17 連結内壁部材 18 樋 19 防水層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配置された外壁と内壁を有しこれ
    等の外壁と内壁の間に通気層を形成した壁パネルと、平
    行に配置された外壁と防水内壁を支柱を介して結合し且
    つ前記防水内壁を液密に貫通して設けた躯体取付用金物
    を前記支柱に固定し前記外壁と防水内壁の間に通気層を
    形成した腰壁パネルとによって構成されるベランダ入隅
    部の防水構造であって、壁パネルの内壁から直角方向に
    突設され外壁を切り欠いて設置された連結内壁部材の下
    端を下階の壁パネルの内壁の上端に当接させると共に側
    方の端部を腰壁パネルの防水内壁と当接させて前記壁パ
    ネルの内壁と腰壁パネルの防水内壁を接続することを特
    徴としたベランダ入隅部の防水構造。
JP25322194A 1994-10-19 1994-10-19 ベランダ入隅部の防水構造 Withdrawn JPH08114009A (ja)

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Effective date: 20020115