JPH08115175A - 不揮発性半導体ディスク装置およびその制御方法 - Google Patents

不揮発性半導体ディスク装置およびその制御方法

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JPH08115175A
JPH08115175A JP6252387A JP25238794A JPH08115175A JP H08115175 A JPH08115175 A JP H08115175A JP 6252387 A JP6252387 A JP 6252387A JP 25238794 A JP25238794 A JP 25238794A JP H08115175 A JPH08115175 A JP H08115175A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペア領域の代替先のセクタにエラーが発生
した場合にも、速やかに最終代替先セクタへアクセスる
ことができる不揮発性半導体ディスク装置の提供。 【構成】 スペア領域の代替先のセクタ2にもエラーが
発生して、このセクタ2が使用不可能となった場合、ユ
ーザ領域のセクタ1のユーザデータ部に格納されている
代替先のセクタ2のスペアアドレス2を、最終代替先の
セクタ3のスペアアドレス3に変更する。そして、ユー
ザデータ1をセクタ3のユーザデータ部に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フラッシュメモリを
用いた不揮発性半導体ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の不揮発性半導体ディスク装置は、
通常、コントローラ部、マイクロコントローラ部および
メモリ部を具えている。このコントローラ部は、パーソ
ナルコンピュータ等の上位装置とシステムバスで繋がれ
ており、また、インターフェイスバスでそれぞれマイク
ロコントローラ部とメモリ部とに個別に繋がれている。
また、このコントローラ部は、上位装置、マイクロコン
トローラ部およびメモリ部それぞれの間のインターフェ
イス制御を行う部分であり、マイクロコントローラ部
は、上位装置からのコマンドを解釈し、不揮発性半導体
ディスク装置の制御を行う部分である。
【0003】また、メモリ部はフラッシュメモリで構成
され、論理フォーマットとして、ユーザ領域およびスペ
ア領域を具えている。また、このユーザ領域およびスペ
ア領域は、それぞれ複数のセクタを具えている。各セク
タは、ヘッダ部とデータ部とを具えている。このヘッダ
部は、状態コードを格納するためのフラグ部、ライト回
数を格納するためのカウント部およびヘッダ部用CRC
情報部を具えおり、一方、データ部は、ユーザデータ部
およびユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部を具え
ている。
【0004】そして、従来の不揮発性半導体ディスク装
置においては、セクタの代替先制御、上位装置からメモ
リ部へのアクセス制御、メモリ部の初期化制御等一連の
制御を、通常、ファームウエアで処理している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発性半導体
ディスク装置においては、例えば、メモリ部のユーザ領
域のセクタにエラーが発生した場合、当該セクタのユー
ザデータ部に、代替先のスペア領域のセクタ(第1の代
替先セクタ)のアドレスが書き込まれていた。さらに、
第1の代替先セクタにもエラーが発生した場合には、第
1の代替先セクタのアドレスに、次なる代替先のスペア
領域のセクタ(第2の代替先セクタ)のアドレスが書き
込まれていた。
【0006】従って、従来は、代替先のスペア領域のセ
クタにもエラーが発生した場合、代替先のセクタのアド
レス(スペアアドレス)を順次に参照して最終代替先セ
クタにアクセスしていた。その結果、最終代替先セクタ
へアクセスに時間がかかっていた。特に、スペア領域の
代替先のセクタに次々にエラーが発生した場合は、エラ
ーの発生した代替先のセクタに順次にアクセスするた
め、最終代替先セクタへのアクセスに大変時間がかかっ
てしまうという問題点があった。
【0007】このため、スペア領域の代替先セクタにエ
ラーが発生した場合にも、速やかに最終代替先セクタへ
アクセスすることができる不揮発性半導体ディスク装置
および代替先処理方法の実現が望まれていた。
【0008】また、従来の不揮発性半導体ディスク装置
においては、CRC方式によりヘッダ部の全データにつ
いて各セクタのエラーの検出を行っていた。その結果、
メモリ部において、あるセクタのヘッダ部にのみエラー
が発生した場合、当該セクタのデータ部が正常であって
も、当該セクタ全部をエラーとみなして、上位装置に対
して異常終了通知を行っていた。このため、正常なデー
タを有効に利用して上位装置に転送することができない
という問題点がった。
【0009】このため、セクタのヘッダ部にのみエラー
が発生した場合に、当該セクタの正常なデータ部を有効
に利用できる不揮発性半導体ディスク装置およびアクセ
ス制御方法の実現が望まれていた。
【0010】また、通常のフラッシュメモリは、1つの
セクタに対するライト回数に制限が設けられている。こ
の制限回数を越えてライトを行った場合のデータは補償
されない。このため、ライト回数が制限回数に達したセ
クタに対して代替先処理を行う必要がある。
【0011】ところが従来は、上位装置からのフォーマ
ットコマンドによってメモリ部の各セクタの初期化を行
うにあたり、各セクタのヘッダ部のカウント部に格納さ
れている当該セクタへのライト回数も含めて初期化が行
われていた。その結果、メモリ部の各セクタは、セクタ
毎にその使用頻度が異なるので、初期化によって現在の
各セクタのライト回数が分からなくなっていた。
【0012】このため、ライト回数が制限回数に達した
セクタに対して効率的に代替先処理を行うことができな
かった。
【0013】このため、初期化を行っても現在の各セク
タのライト回数が分かる不揮発性半導体ディスク装置お
よび初期化制御方法の実現が望まれていた。
【0014】また、従来の不揮発性半導体ディスク装置
において、コントローラ部と上位装置とを繋ぐシステム
バスの仕様が日本電子工業振興協会で標準化されている
ICメモリガイドラインに準拠している場合、上位装置
からのリセット指示によって装置を立ち上げると設定が
常にメモリモードに設定されていた。その結果、ブート
デバイスとして不揮発性半導体ディスクメモリ装置を使
うことができなくなってしまっていた。
【0015】このため、システムバスの仕様がICメモ
リガイドラインに準拠している場合にもブートデバイス
として使用可能な不揮発性半導体ディスクメモリ装置お
よび立ち上げ制御方法の実現が望まれていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】
<第1の発明>この出願に係る第1の発明の不揮発性半
導体ディスク装置によれば、上位装置とシステムバスで
繋がれたコントローラ部を具え、当該コントローラ部と
インターフェイスバスでそれぞれ個別に繋がれたマイク
ロコントローラ部とメモリ部とを具え、このメモリ部
は、論理フォーマットとして、ユーザ領域およびスペア
領域を具え、このユーザ領域およびこのスペア領域は、
それぞれ複数のセクタを具え、各セクタは、ヘッダ部と
ユーザデータ部とを具えた不揮発性半導体ディスク装置
であって、マイクロコントローラ部は、ユーザ領域のセ
クタにエラーが発生して当該セクタが使用不可能とな
り、かつ、当該セクタのスペア領域の代替先セクタも使
用不可能となった場合に、当該セクタのユーザデータ部
に格納されているこの代替先セクタのアドレスを、スペ
ア領域の最終代替先セクタのアドレスに変更するための
代替先制御手段としてはたらくマイクロコントローラ部
であることを特徴とする。
【0017】<第2の発明>また、この出願に係る第2
の発明の不揮発性半導体ディスク装置によれば、上位装
置とシステムバスで繋がれたコントローラ部を具え、こ
のコントローラ部とインターフェイスバスでそれぞれ個
別に繋がれたマイクロコントローラ部とメモリ部とを具
え、このメモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ
領域およびスペア領域を具え、このユーザ領域およびこ
のスペア領域は、それぞれ複数のセクタを具え、各セク
タは、ヘッダ部とユーザデータ部とを具え、このヘッダ
部は、状態コードを格納するためのフラグ部、ライト回
数を格納するためのカウント部およびヘッダ部用エラー
検出・訂正情報部を具え、このデータ部は、ユーザデー
タ部およびユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部を
具えた不揮発性半導体ディスク装置であって、コントロ
ーラ部は、メモリ部のセクタのヘッダ部のみにエラーが
発生した場合、当該ヘッダ部のエラーを検出し、ヘッダ
部用エラー検出・訂正情報部を制御して、当該エラーの
訂正を行うためのヘッダ部用エラー検出・訂正手段を有
し、かつ、コントローラ部は、当該セクタのユーザデー
タ部に格納されている正常データを上位装置に転送する
ことにより、動作を正常終了させるためのアクセス制御
手段としてはたらくマクロコントローラであることを特
徴とする。
【0018】また、好ましくは、第2の発明の不揮発性
半導体ディスク装置において、コントローラ部は、正常
データを上位装置に転送した後、当該セクタのユーザデ
ータ部に、スペア領域の代替先セクタのアドレスを格納
し、当該代替先セクタのユーザデータ部に正常データを
格納するためのアクセス制御手段としてもはたらくコン
トローラ部であることを特徴とする不揮発性半導体ディ
スク装置。
【0019】<第3の発明>また、この出願に係る第3
の発明の不揮発性半導体ディスク装置によれば、上位装
置とシステムバスで繋がれたコントローラ部を具え、こ
のコントローラ部とインターフェイスバスでそれぞれ個
別に繋がれたマイクロコントローラ部とメモリ部とを具
え、このメモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ
領域およびスペア領域を具え、このユーザ領域およびこ
のスペア領域に、それぞれ複数のセクタを具え、各セク
タは、ヘッダ部とデータ部とを具え、このヘッダ部は、
状態コードを格納するためのフラグ部、ライト回数を格
納するためのカウント部およびヘッダ部用エラー検出・
訂正情報部を具え、このデータ部は、ユーザデータ部お
よびユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部を具えた
不揮発性半導体ディスク装置であって、コントローラ部
は、上位装置からのフォーマットコマンドにより、カウ
ント部に格納されているライト回数を保持して、メモリ
部を初期化するための初期化制御手段としてはたらくコ
ントローラ部であることを特徴とする。
【0020】<第4の発明>また、この出願に係る第4
の発明の不揮発性半導体ディスク装置によれば、ICメ
モリカードガイドライン準拠したシステムバスによって
上位装置と繋がれたコントローラ部を具え、このコント
ローラ部とインターフェイスバスでそれぞれ個別に繋が
れたマイクロコントローラ部とメモリ部とを具えた不揮
発性半導体ディスク装置であって、コントローラ部とイ
ンターフェイスバスで繋がれたコンフィギュレーション
設定部を具え、マイクロコントローラ部は、このコンフ
ィギュレーション設定部の設定により、コンフィギュレ
ーション可能なモードであるI/Oマップモードで立ち
上げるための立ち上げ制御手段としてはたらくマイクロ
コントローラ部であることを特徴とする。
【0021】<第5の発明>また、この出願に係る第5
の発明の不揮発性半導体ディスク装置の制御方法によれ
ば、上位装置とシステムバスで繋がれたコントローラ部
を具え、このコントローラ部とインターフェイスバスで
それぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ部とメモ
リ部とを具え、このメモリ部は、論理フォーマットとし
て、ユーザ領域およびスペア領域を具え、このユーザ領
域およびこのスペア領域は、それぞれ複数のセクタを具
え、各セクタは、ヘッダ部とユーザデータ部とを具えた
不揮発性半導体ディスク装置を用いた代替先制御処理方
法であって、ユーザ領域のセクタにエラーが発生して当
該セクタが使用不可能となり、かつ、当該セクタのスペ
ア領域の代替先セクタも使用不可能となった場合に、当
該セクタのユーザデータ部に格納されているこの代替先
セクタのアドレスを、スペア領域の最終代替先セクタの
アドレスに変更する代替先制御をマイクロコントローラ
部によって行うことを特徴とする。
【0022】<第6の発明>また、この出願に係る第6
の発明の不揮発性半導体ディスク装置の制御方法によれ
ば、上位装置とシステムバスで繋がれたコントローラ部
を具え、このコントローラ部とインターフェイスバスで
それぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ部とメモ
リ部とを具え、このメモリ部は、論理フォーマットとし
て、ユーザ領域およびスペア領域を具え、このユーザ領
域およびこのスペア領域は、それぞれ複数のセクタを具
え、各セクタは、ヘッダ部とユーザデータ部とを具え、
このヘッダ部は、状態コードを格納するためのフラグ
部、ライト回数を格納するためのカウント部およびヘッ
ダ部用エラー検出・訂正情報部を具え、このデータ部
は、ユーザデータ部およびユーザデータ部用エラー検出
・訂正情報部を具えた不揮発性半導体ディスク装置を用
いたアクセス制御方法であって、メモリ部のセクタのヘ
ッダ部のみにエラーが発生した場合、コントローラ部の
有するヘッダ部用エラー検出・訂正手段により、当該ヘ
ッダ部のエラーを検出し、ヘッダ部用エラー検出・訂正
情報部を制御して、当該エラーの訂正を行い、かつ、当
該セクタのユーザデータ部に格納されている正常データ
を上位装置に転送することにより、動作を正常終了させ
るためのアクセス制御をコントローラ部により行うこと
を特徴とする。
【0023】また、好ましくは、第6の発明の不揮発性
半導体ディスク装置の制御方法において、コントローラ
部により、正常データを上位装置に転送した後、当該セ
クタのユーザデータ部に、スペア領域の代替先セクタの
アドレスを格納し、当該代替先セクタのユーザデータ部
に正常データを格納すると良い。
【0024】<第7の発明>また、この出願に係る第7
の発明の不揮発性半導体ディスク装置の制御方法によれ
ば、上位装置とシステムバスで繋がれたコントローラ部
を具え、このコントローラ部とインターフェイスバスで
それぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ部とメモ
リ部とを具え、このメモリ部は、論理フォーマットとし
て、ユーザ領域およびスペア領域を具え、このユーザ領
域およびこのスペア領域に、それぞれ複数のセクタを具
え、各セクタは、ヘッダ部とデータ部とを具え、このヘ
ッダ部は、状態コードを格納するためのフラグ部、ライ
ト回数を格納するためのカウント部およびヘッダ部用エ
ラー検出・訂正情報部を具え、このデータ部は、ユーザ
データ部およびユーザデータ部用エラー検出・訂正情報
部を具えた不揮発性半導体ディスク装置を用いる初期化
制御方法であって、上位装置からのフォーマットコマン
ドにより、カウント部に格納されているライト回数を保
持してメモリ部を初期化するための初期化制御をコント
ローラ部により行うことを特徴とする。
【0025】<第8の発明>また、この出願に係る第8
の発明の不揮発性半導体ディスク装置の制御方法によれ
ば、ICメモリカードガイドラインに準拠したシステム
バスによって上位装置と繋がれたコントローラ部を具
え、このコントローラ部とインターフェイスバスでそれ
ぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ部、メモリ部
およびコンフィギュレーション設定部を具えた不揮発性
半導体ディスク装置を用いた立ち上げ制御方法であっ
て、このコンフィギュレーション設定部の設定により、
コンフィギュレーション可能なモードであるI/Oマッ
プモードで立ち上げるための立ち上げ制御をマイクロコ
ントローラにより行うことを特徴とする。
【0026】但し、ここで、ディスク装置とは、必ずし
も円盤状の形状の記憶媒体を具えたものに限定されな
い。
【0027】
【作用】
<第1および第5の発明>この出願に係る第1および第
5の発明の不揮発性半導体ディスク装置およびその代替
先制御方法によれば、ユーザ領域のセクタにエラーが発
生して当該セクタが使用不可能となり、かつ、当該セク
タのスペア領域の代替先セクタも使用不可能となった場
合に、当該セクタのユーザデータ部に格納されているこ
の代替先セクタのアドレスを、スペア領域の最終代替先
セクタのアドレスに変更する代替先制御をコントローラ
部により行う。
【0028】このため、スペア領域の代替先セクタにエ
ラーが発生した場合にも、速やかに最終代替先セクタへ
アクセスすることができる。
【0029】<第2および第4の発明>また、この出願
に係る第2および第6の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびそのアクセス制御方法によれば、メモリ部の
セクタのヘッダ部のみにエラーが発生した場合、コント
ローラ部の有するヘッダ部用エラー検出・訂正手段によ
り、当該ヘッダ部のエラーを検出し、ヘッダ部用エラー
検出・訂正情報部を制御して、当該エラーの訂正を行
い、かつ、当該セクタのユーザデータ部に格納されてい
る正常データを上位装置に転送することにより、動作を
正常終了させるためのアクセス制御をコントローラ部に
より行う。
【0030】このため、セクタのヘッダ部にのみエラー
が発生した場合に、当該セクタの正常なデータ部を有効
に利用できる。
【0031】さらに、正常データを上位装置に転送した
後、当該セクタのユーザデータ部に、スペア領域の代替
先セクタのアドレスを格納し、当該代替先セクタのユー
ザデータ部に正常データを格納すれば、上位装置から当
該セクタへの連続アクセスにたいして速やかに応答する
ことができる。
【0032】<第3および第7の発明>また、この出願
に係る第3および第7の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその初期化制御方法によれば、上位装置から
のフォーマットコマンドにより、メモリ部の初期化を行
うにあたり、カウント部に格納されているライト回数を
保持する初期化制御をコントローラ部により行う。
【0033】その結果、初期化を行っても現在の各セク
タのライト回数が分かる。このため、ライト回数が制限
回数に達したセクタに対して効率的に代替先処理を行う
ことができる。
【0034】<第4および第8の発明>また、この出願
に係る第4および第8の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその立ち上げ制御方法によれば、コンフィギ
ュレーション設定部の設定により、コンフィギュレーシ
ョン可能なモードであるI/Oマップモードで立ち上げ
る立ち上げ制御をマイクロコントローラ部により行う。
【0035】その結果、ブートデバイスとして不揮発性
半導体ディスクメモリ装置を使うことができる。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して、この出願に係る各発
明の実施例について説明する。尚、図面は、これらの発
明が理解できる程度に各構成成分の構成および関係を模
式的に示してあるにすぎない。従って、これらの発明は
図示例にのみ限定されるものでないことは明らかであ
る。
【0037】<第1実施例>第1実施例では、この出願
に係る第1および第5の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。
【0038】先ず、図1に、この実施例の不揮発性半導
体ディスク装置の機能ブロック図を示す。この実施例の
不揮発性半導体ディスク装置10は、コントローラ部1
2、マイクロコントローラ部14およびメモリ部16を
具えている。このコントローラ部12は、パーソナルコ
ンピュータ等の上位装置18とシステムバス20で繋が
れており、また、インターフェイスバス22、24でそ
れぞれマイクロコントローラ14部とメモリ部16とに
個別に繋がれている。
【0039】このコントローラ部12は、上位装置1
8、マイクロコントローラ部14およびメモリ部16そ
れぞれの間のインターフェイス制御を行う部分であり、
マイクロコントローラ部14は、上位装置18からのコ
マンドを解釈し、不揮発性半導体ディスク装置の制御を
行う部分である。
【0040】次に、図2に、第1実施例のメモリ部の論
理フォーマットを示す。このメモリ部16はフラッシュ
メモリで構成され、論理フォーマットとして、ユーザ領
域26およびスペア領域28を具えている。また、この
ユーザ領域26およびスペア領域28は、それぞれ複数
のセクタ30を具えている。各セクタ30は、ヘッダ部
32とデータ部34とを具えている。このヘッダ部32
は、状態コードを格納するためのフラグ36部、ライト
回数を格納するためのカウント38部およびヘッダ部用
CRC情報部40を具えおり、一方、データ部34は、
ユーザデータ部42およびユーザデータ部用エラー検出
・訂正情報部44を具えている。また、通常、上位装置
から直接できるのはユーザ領域のセクタのみであり、ス
ペア領域のセクタには直接アクセスすることはできな
い。
【0041】次に、図3を参照して、第1実施例におけ
るセクタの代替先制御について、従来例と対比させて説
明する。図3の(A)は、第1実施例の代替先制御の説
明に供するセクタの図であり、図3の(B)は、比較の
ための従来の代替先制御の説明に供するセクタの図であ
る。この実施例では、図2に示したセクタのユーザ領域
のセクタ1に注目して説明する。
【0042】先ず、セクタ1にエラーが発生するとこの
セクタ1は使用不可能となる。この場合、このセクタ1
のヘッダ部には、「GOOD」から「BAD」に変更さ
れた状態コードが格納される。また、このセクタの1の
ユーザデータ部には、スペア領域の代替先セクタである
セクタ2のアドレスであるスペアアドレス2が格納され
る。そして、このセクタ1のユーザデータ部に格納され
るはずであったユーザデータ1は、このセクタ2のユー
ザデータ部に格納される。
【0043】さらに、セクタ2にもエラーが発生して、
このセクタ2が使用不可能となった場合、この実施例で
は、図3の(A)に示すように、セクタ1のユーザデー
タ部に格納されている代替先セクタ2のアドレス2を、
スペア領域の最終代替先セクタであるセクタ3のアドレ
スであるスペアアドレス3に変更する。そして、セクタ
2のユーザデータ部に格納されていたユーザデータ1を
セクタ3のユーザデータ部に格納する。この代替先制御
はマイクロコントローラ部によって行われる。
【0044】このように、上位装置からコントローラ部
を介して直接アクセスされるセクタ1のユーザデータ部
に、最終代替先セクタであるセクタ3のアドレス(スペ
アアドレス3)が格納されるので、一端、セクタ1にア
クセスしてから直に最終代替先セクタにアクセスするこ
とができる。従って、スペア領域の代替先セクタにエラ
ーが発生した場合にも、速やかに最終代替先セクタへア
クセスすることができる。
【0045】一方、図3の(B)に示すように、従来の
代替先制御においては、代替先セクタのセクタ2にもエ
ラーが発生して、このセクタ2が使用不可能となった場
合、セクタ1のユーザデータ部には、セクタ2のスペア
アドレス2を格納したまま、セクタ2のユーザデータ部
に、次に代替先セクタであるセクタ3のアドレスである
スペアアドレス3を格納する。セクタ3にエラーが発生
しなければ、このセクタ3が最終代替先セクタとなる。
従って、従来例では、セクタ1にアクセスした後、セク
タ2にアクセスしてから漸く最終代替先アドレスのセク
タ3にアクセスすることなる。その結果、最終代替先セ
クタへのアクセスに時間がかかってしまう。特に、代替
先セクタに次々とエラーが発生した場合には、エラーが
発生した代替先セクタに順次にアクセスするため、最終
代替先セクタへのアクセスに大変時間がかかってしま
う。
【0046】この点、第1および第5の発明の不揮発性
半導体ディスク装置およびその制御方法によれば、スペ
ア領域の代替先のセクタに次々とエラー場発生した場合
にも、最終代替先セクタへ速やかにアクセスすることが
できる。
【0047】次に、これらの発明の理解をさらに容易に
するため、この実施例と従来例と比較してより詳細に説
明する。
【0048】先ず、図4を参照して、上位装置からメモ
リ部に対してライト処理を行う場合の代替先制御につい
て説明する。図4は、第1実施例の代替先制御(ライト
処理時)の説明に供する流れ図である。
【0049】先ず、上位装置からメモリ部のセクタ1に
対してライト処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部によりメモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリードする。
【0050】次に、セクタ1のヘッダ部のフラグ部に格
納されている状態コードをチェックする。チェック結果
により、以下の(1)または(2)のいずれかの処理を
行う。
【0051】(1)セクタ1にエラーがない場合 セクタ1のフラグ部の状態コードに「GOOD」を格納
し、セクタ1のデータ部のユーザデータ部にユーザデー
タ1をライト(格納)して、ライト処理は終了する。
【0052】(2)セクタ1にエラーが発生した場合 先ず、セクタ1のフラグ部の状態コートに「BAD」を
格納し、セクタ1のデータ部のユーザデータ部には、ス
ペア領域の代替先セクタであるセクタ2のアドレス(ス
ペアアドレス2)をライト(格納)する。
【0053】次に、セクタ1に対して行ったのと同様に
してセクタ2のエラーのチェックを行う。そして、セク
タ2のチェック結果により、以下の(i)または(ii)
のいずれかの処理を行う。
【0054】(i)セクタ2にエラーがない場合 セクタ2のフラグ部の状態コードに「GOOD」を格納
し、セクタ2のデータ部のユーザデータ部にユーザデー
タ1をライト(格納)して、ライト処理は終了する。こ
の場合は、セクタ2が最終代替先セクタとなる。
【0055】(ii)セクタ2にもエラーが発生した場合 先ず、セクタ2のフラグ部の状態コートに「BAD」を
格納し、セクタ2のデータ部のユーザデータ部には、ス
ペア領域の代替先のセクタであるセクタ3のアドレス
(スペアアドレス3)をライトする。
【0056】次に、セクタ1やセクタ2に対して行った
のと同様にしてセクタ3のエラーのチェックを行う。そ
して、セクタ3のチャック結果により、以下の(a)ま
たは(b)のいずれかの処理を行う。
【0057】(a)セクタ3にエラーがない場合 セクタ3のフラグ部の状態コードに「GOOD」を格納
し、セクタ3のデータ部のユーザデータ部にユーザデー
タ1をライトして、ライト処理は終了する。この場合、
セクタ3が最終代替先セクタとなる。
【0058】(b)セクタ3にもエラーが発生した場合 先ず、セクタ3のフラグ部の状態コートに「BAD」を
格納し、セクタ3のデータ部のユーザデータ部には、ス
ペア領域の代替先セクタとしてのセクタ4のアドレス
(スペアアドレス4)をライトする。
【0059】次に、セクタ2やセクタ3に対して行った
のと同様にしてセクタ4のエラーのチェックを行う。
【0060】このようにして、エラーの発生していない
スペア領域の最終代替先セクタを見つけるまで、上述し
た処理を繰り返す。ここまでのライト時の代替先制御
は、従来と同じである。
【0061】そして、この第1および第5の発明では、
最終の代替先のセクタが決まった後に、最終代替先セク
タのアドレスを、セクタ1のユーザデータ部に格納する
代替先制御を行う。その結果、リード処理の際に、セク
タ1のユーザデータ部に格納された最終代替先セクタの
アドレスを参照できるので、後述するように、速やかな
リード処理が可能となる。
【0062】次に、図5を参照して、第1実施例で上位
装置からメモリ部に対してリード処理を行う場合の代替
先制御について説明する。図5は、第1実施例の代替先
制御(リード処理時)の説明に供する流れ図である。
【0063】先ず、上位装置からメモリ部のセクタ1に
対してリード処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部によりメモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリード(転送)する。
【0064】次に、セクタ1のヘッダ部のフラグ部に格
納されている状態コードをチェックすることにより、セ
クタ1のエラーの有無をチェックする。そして、チェッ
クに結果により、以下の(1)または(2)のいずれか
の処理を行う。
【0065】(1)セクタ1にエラーがない場合 セクタ1のデータ部のユーザデータ部にユーザデータ1
をリードして、リード処理は終了する。
【0066】(2)セクタ1にエラーがある場合 先ず、セクタ1のデータ部のユーザデータ部に格納され
ている、スペア領域に設けた最終代替先セクタのアドレ
ス(スペアアドレス)に従って、最終代替先セクタをリ
ードする。
【0067】次に、最終代替先セクタのユーザデータ部
に格納されているユーザデータ1を上記装置にリードし
て、このリード処理は終了する。
【0068】このように、セクタ1に最終代替先セクタ
のアドレスが格納されているので、代替先セクタにエラ
ーが発生した場合も、最終代替先セクタに速やかにアク
セスすることができる。
【0069】次に、比較のため、図6を参照して、従来
の不揮発性半導体ディスク装置においてリード処理を行
う場合の代替先制御について説明する。図6は、従来の
代替先制御(リード処理時)の説明に供する流れ図であ
る。
【0070】先ず、上位装置からメモリ部のセクタ1に
対してリード処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部によりメモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリードする。
【0071】次に、セクタ1のヘッダ部のフラグ部に格
納されている状態コードをチェックすることにより、セ
クタ1のエラーの有無をチェックする。そして、チェッ
クの結果により、以下の(1)または(2)のいずれか
の処理を行う。
【0072】(1)セクタ1にエラーがない場合 セクタ1のデータ部のユーザデータ部にユーザデータ1
を上位装置にリードして、このリード処理は終了する。
【0073】(2)セクタ1にエラーがある場合 先ず、セクタ1のデータ部のユーザデータ部に格納され
ている、スペア領域の代替先のセクタであるセクタ2の
アドレス(スペアアドレス2)を参照してセクタ2をリ
ードする。
【0074】次に、セクタ2のエラーのチェックをセク
タ1の場合と同様にして行う。そして、チェック結果に
より以下の(i)または(ii)のいずれかの処理を行
う。
【0075】(i)セクタ2にエラーがない場合 このセクタ2が最終代替先セクタである。従って、セク
タ2のデータ部のユーザデータ部に格納されているユー
ザデータ1をリードして、このリード処理は終了する。
【0076】(ii)セクタ2にもエラーがある場合 先ず、セクタ2のデータ部のユーザデータ部に格納され
ている、スペア領域の更なる代替先のセクタであるセク
タ3のアドレス(スペアアドレス3)を参照して、セク
タ3をリードする。
【0077】次に、そして、セクタ1やセクタ2に対し
て行ったのと同様にしてセクタ3のエラーのチェックを
行う。以下、エラーの発生していない最終代替先セクタ
を見つけるまで、上述した処理を繰り返す。このため、
スペア領域の代替先セクタに次々にエラーが発生した場
合には、最終代替先セクタにアクセスするのに大変時間
がかかっていた。
【0078】この点、この発明の実施例では、上述した
ようにセクタ1に最終代替先セクタのアドレスが格納さ
れているので、代替先セクタにエラーが発生した場合
も、速やかに最終代替先セクタにアクセスすることがで
きる。
【0079】<第2実施例>第2実施例では、この出願
に係る第2および第6の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。
【0080】第2実施例の不揮発性半導体ディスク装置
の機能ブロック図は、図1に示した機能ブロック図と同
様である。ここでは、図7に、コントローラ部12のよ
り詳細な機能ブロック図を示す。
【0081】図7に示すように、コントローラ部12と
マイクロコントローラ部14とを繋ぐインターフェイス
バス20は、コントローラ部12内のマイクロコントロ
ーラインターフェイス部48と繋がっている。このマイ
クロコントローラインターフェイス部48からは内部バ
ス50が延びている。この内部バス50には、バッファ
52が繋がっている。また、この内部バス50には、上
位装置インターフェイス部54が繋がっており、この上
位装置インターフェイス部54はシステムバス20を介
して上位装置18と繋がっている。また、この内部バス
50には、メモリインターフェイス部56が繋がってお
り、このメモリインターフェイス部56は、インターフ
ェイスバス24を介してメモリ部16と繋がっている。
また、この内部バス50には、メモリアクセスコントロ
ール部58が繋がっており、さらにメモリアクセスコン
トローラ部58は、メモリインターフェイス部56と繋
がっている。また、内部バス50には、ECC(Error C
orrect Control) コントロール部60が繋がっており、
このECCコントロール部60は、(i) で示すメモリバ
ス62を介してメモリインターフェイス部56と繋がっ
ている。さらに、このECCコントロール部60は、メ
モリアクセスコントロール部58と繋がっている。
【0082】次に、図8に、ECCコントロール部60
のより詳細な機能ブロック図を示す。図8に示すよう
に、ECCコントロール部60は、ヘッダ部64、デー
タ部66およびコントロール部68とを具え、これら各
部は、それぞれ(i) で示すメモリバス62と(ii)で示す
ラインを経て内部バス50と繋がっている。さらに、コ
ントロール部68は、(iii) で示すラインによってメモ
リアクセスコントロール部58と繋がっている。また、
このコントロール68部は、メモリアクセスコントロー
ル部58によって制御されており、かつ、ヘッダ部64
およびデータ部66をそれぞれ制御している。
【0083】次に、図9に、第2実施例のメモリ部のセ
クタの論理フォーマットを示す。第2実施例では、第1
実施例のヘッダ部用CRC情報部40の代わりに、ヘッ
ダ部用エラー検出・訂正手段により制御されるヘッダ部
用エラー検出・訂正情報部46を設けている。また、各
セクタのヘッダ部用エラー検出・訂正情報部46以外の
論理フォーマットは、図2に示した第1実施例のセクタ
の論理フォーマットと同一である。
【0084】以下、図10を参照して、第2実施例にお
けるセクタへのアクセス制御について、従来例と対比さ
せて説明する。図10の(A)は、比較のための従来の
アクセス制御の説明に供するセクタの図であり、図10
の(B)および(C)は、第2実施例のアクセス制御の
説明に供するセクタの図である。この実施例では、図9
に示したセクタのユーザ領域のセクタ1に注目して説明
する。
【0085】先ず、第2実施例のアクセス制御の説明に
先立ち、図10の(A)を参照して、比較例としての従
来のアクセス制御について説明する。従来の不揮発性半
導体ディスク装置においては、セクタのヘッダ部用CR
C情報部においてCRC方式によりヘッダ部の全データ
について各セクタのエラーの検出を行っていた。このた
め、ヘッダ部およびデータ部ともにエラーのない場合
は、上位装置へユーザデータ部に格納されているユーザ
データを転送して正常終了する。しかし、あるセクタの
ヘッダ部にのみエラーが発生した場合、当該セクタのデ
ータ部が正常であっても当該セクタ全部をエラーとし
て、上位装置に対して異常終了通知を行っていた。この
ため、正常なデータを有効に利用して上位装置に転送す
ることができなかった。
【0086】一方、図10の(B)に示すように、第2
実施例のアクセス制御方法においては、セクタ1のヘッ
ダ部用エラー検出・訂正情報部において、ヘッダ部の全
データについてのエラーの検出を行うだけでなく、検出
されたエラーが訂正可能な場合には訂正を行う。このヘ
ッダ部用エラー検出・訂正情報部は、コントロール部内
のヘッダ部用エラー検出・訂正手段としてのECCコン
トロール部にによって制御されている。その結果、ヘッ
ダ部のみにエラーが発生しても、このエラーが訂正可能
な場合は、フラグ部の状態コードを「BAD」から「G
OOD」へ訂正した後、ユーザデータ部のユーザデータ
を上位装置に転送して正常終了することができる。ま
た、ヘッダ部のエラーが訂正不可能な場合は、ユーザデ
ータ部のユーザデータを上位装置に転送して正常終了す
る。従って、セクタ1のヘッダ部にのみエラーが発生し
た場合にも、セクタ1の正常なユーザデータを有効に利
用することができる。
【0087】尚、データ部にもエラーが発生しかつこの
エラーが訂正不可能な場合は、上位装置に対して異常終
了通知を行う。
【0088】次に、図10の(C)を参照して、ユーザ
データを転送後に、さらに代替先処理を行う場合につい
て説明する。上位装置へユーザデータ1を転送した後、
マイクロコントローラ部により、ヘッダ部だけが訂正不
可能なエラーとなったセクタ1の代替先処理を行う。即
ち、セクタ1のヘッダ部のフラグ部に格納される状態コ
ードを「GOOD」から「BAD」に変更し、セクタ1
のユーザデータ部に、代替先セクタのアドレスを格納す
る。一方、スペア領域内で空きセクタを検索し、この空
きセクタを代替先セクタとしてそのユーザデータ部に、
上位装置とのアクセスデータであるユーザデータ1を格
納して代替先処理を終了する。このような代替先処理を
行えば、次回のアクセス時にヘッダ部のエラーの検出お
よび訂正の処理を省略することが可能となる。このた
め、上位装置からセクタ1への連続アクセスに対して速
やかに応答することができる。
【0089】次に、これらの発明の理解を容易にするた
め、この実施例と従来例とを比較してより詳細に説明す
る。図11は、第2実施例のアクセス制御の説明に供す
る流れ図である。ここでは、図11を参照して、上位装
置からメモリ部に対してリード処理を行う場合のアクセ
ス制御について説明する。
【0090】先ず、上位装置からメモリ部のセクタ1に
対してリード処理の指令が発せられると、マイクロコン
トロール部では、メモリ部のユーザ領域のセクタ1をバ
ッファへリード(転送)する。
【0091】次に、ヘッダ部用エラー検出・訂正手段に
よりヘッダ部用エラー検出・訂正情報部を制御して、セ
クタ1のヘッダ部をECCチェックする。このECCチ
ェックの結果によって、以下の(1)〜(3)のいずれ
かの処理を行う。
【0092】(1)セクタ1のヘッダ部にエラーがない
場合 以下のアクセス処理(A)を行う。尚、図11において
アクセス処理(A)に対応する部分を(A)で示す。
【0093】先ず、セクタ1のユーザデータ部のECC
チェックをユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部に
おいて行う。次に、このユーザデータ部のECCチェッ
クの結果によって、以下の(i)〜 (iii)のいずれかの
処理を行う。
【0094】(i)ユーザデータ部にエラーがない場合 セクタ1のユーザデータ部に格納されているユーザデー
タを上位装置へリードして、リード処理は終了する。
【0095】(ii)ユーザデータ部に訂正可能なエラー
がある場合 ユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部によりユーザ
データ部のエラーを訂正する。そして、セクタ1のユー
ザデータ部に格納されているユーザデータを上位装置へ
リードして、リード処理は終了する。
【0096】(iii)ユーザデータ部に訂正不可能なエラ
ーがある場合 上位装置に対して異常終了通知を行う。
【0097】(2)セクタ1のヘッダ部に訂正可能なエ
ラーが発生した場合 先ず、ヘッダ部用エラー検出・訂正手段により、このエ
ラーを訂正した後、上記の(1)の場合と同様のアクセ
ス処理(A)を行う。
【0098】(3)セクタ1のヘッダ部に定積不可能な
エラーが発生した場合 上記の(1)の場合と同様に処理(A)を行う。
【0099】従って、セクタ1のヘッダ部にのみエラー
が発生した場合にも、セクタ1の正常なユーザデータを
有効に利用することができる。
【0100】次に、上記(3)の場合、ユーザデータを
上位装置に転送後に、引き続いて行う代替先処理(B)
について説明する。尚、図11において代替先処理
(B)に相当する部分を(B)で示す。
【0101】この代替先処理では、先ず、訂正不可能な
エラーの発生したセクタ1のヘッダ部フラグ部の状態コ
ードを「GOOD」から「BAD」に変更する。そし
て、セクタ1のユーザデータ部にスペア領域の代替先セ
クタのアドレスを格納する。
【0102】次に、代替先セクタのユーザデータ部に、
セクタ1のユーザデータ部に格納されていたユーザデー
タ1を格納して、代替処理を終了する。
【0103】このような代替先処理を行えば、次回のア
クセス時にヘッダ部のエラーの検出および訂正の処理を
省略することが可能となる。このため、上位装置からセ
クタ1への連続アクセスに対して速やかに応答すること
ができる。
【0104】次に、比較のため、図12を参照して、従
来のアクセス制御について説明する。図12は、従来の
アクセス制御の説明に供する流れ図である。
【0105】従来は、図12に示すように、ヘッダ部の
CRCチェックを行い、ヘッダ部にエラーがない場合
(上記の(1)の場合)にだけ、セクタ1のユーザデー
タ部のユーザデータを上位装置へ転送していた。そし
て、ヘッダ部にエラーがあった場合(上記の(2)およ
び(3)の場合)は、ユーザデータ部にエラーがなくと
も、上位装置に対して異常終了通知をしていた。
【0106】<第3実施例>第3実施例では、この出願
に係る第3および第7の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。第3
実施例の不揮発性半導体ディスク装置の機能ブロック図
も、図1に示した機能ブロック図と同様である。
【0107】先ず、第3実施例の初期化制御の説明に先
立ち、本発明の理解を容易にするため、図13を参照し
て、従来の初期化制御について説明する。図13は、従
来の初期化制御の説明に供する、セクタの論理フォーマ
ット図である。図13の上側のセクタは、初期化前の状
態を示し、下側のセクタは初期化後の状態を示してい
る。
【0108】図13の上側の論理フォーマット図に示す
ように、初期化前の状態では、各セクタのカウント部に
は、当該セクタのライト回数が格納されている。また、
フラグ部の状態コードが「GOOD」のセクタのユーザ
データ部にはユーザデータが格納されており、一方、状
態コードが「BAD」のセクタのユーザデータ部には、
スペア領域の代替先セクタのアドレス(スペアアドレ
ス)が格納されている。
【0109】従来は、セクタの初期化を行うと、フラグ
部の状態コードが「GOOD」のセクタのユーザデータ
部には固定データを格納され、一方、状態コードが「B
AD」のセクタのユーザデータ部には、スペア領域の代
替先セクタのアドレス(スペアアドレス)がそのまま格
納されていた。また、ヘッダ部のヘッダ部用CRC情報
部には、適切なデータが格納されていた。
【0110】そして、従来は、各セクタのカウント部の
ライト回数が「0」に書き換えられていた。このため、
セクタの初期化を行うと現在の各セクタのライト回数が
分からなくなっていた。
【0111】次に、図14を参照して、第3実施例の初
期化制御について説明する。図14は、第3実施例の初
期化制御の説明に供する、セクタの論理フォーマット図
である。図14の上側のセクタは、初期化前の状態を示
し、下側のセクタは初期化後の状態を示している。
【0112】図14の上側の論理フォーマット図に示す
ように、初期化前の状態では、従来同様、各セクタのカ
ウント部に、当該セクタのライト回数が格納されてい
る。また、フラグ部の状態コードが「GOOD」のセク
タのユーザデータ部にはユーザデータが格納されてお
り、一方、状態コードが「BAD」のセクタのユーザデ
ータ部には、スペア領域の代替先セクタのアドレス(ス
ペアアドレス)が格納されている。
【0113】この実施例では、セクタの初期化を行う
と、従来同様、フラグ部の状態コードが「GOOD」の
セクタのユーザデータ部には固定データが格納され、一
方、状態コードが「BAD」のセクタのユーザデータ部
には、スペア領域の代替先セクタのアドレス(スペアア
ドレス)がそのまま格納される。また、ヘッダ部のヘッ
ダ部用エラー検出・訂正情報部には、適切なデータが格
納される。
【0114】そして、この実施例では、各セクタのカウ
ント部のライト回数は、初期化によってもそのまま保持
される。このため、初期化を行っても現在の各セクタの
ライト回数を知ることができる。
【0115】次に、これらの発明の理解を容易にするた
め、第3実施例と従来例と比較してより詳細に説明す
る。先ず、比較のため、図15を参照して、従来の初期
化制御について説明する。図15は、従来の初期化制御
の説明に供する流れ図である。
【0116】上位装置からメモリ部に対してフォーマッ
トコマンドが発せられると、マイクロコントローラ部で
は、メモリ部のセクタをバッファへリード(転送)す
る。
【0117】次に、ヘッダ部用CRC情報部を制御し
て、セクタのヘッダ部のフラグ部の状態コードのチェッ
クを行う。このチェックの結果によって、以下の(1)
または(2)のいずれかの処理を行う。
【0118】(1)フラグ部の状態コードが「GOO
D」の場合 カウント部のライト回数を「0」にする。また、ユーザ
データ部に固定データを格納する。
【0119】(2)フラグ部の状態コードが「BAD」
の場合 カウント部のライト回数を「0」にする。また、ユーザ
データ部にスペアアドレスはそのまま保持する。
【0120】そして、この処理を全てのセクタについて
行う。
【0121】このように、従来は、カウント部のライト
回数が「0」に書き換えられていた。このため、従来
は、初期化によって現在の各セクタのライト回数が分か
らなくなっていた。
【0122】次に、図16を参照して、第3および第7
の発明従来の初期化制御について説明する。図16は、
第3実施例の初期化制御の説明に供する流れ図である。
【0123】上位装置からメモリ部に対してフォーマッ
トコマンドが発せられると、マイクロコントローラ部で
は、メモリ部のセクタをバッファへリード(転送)す
る。
【0124】次に、ヘッダ部用エラー検出・訂正情報部
を制御して、セクタのヘッダ部のフラグ部の状態コード
のチェックを行う。このチェックの結果によって、以下
の(1)または(2)のいずれかの処理を行う。
【0125】(1)フラグ部の状態コードが「GOO
D」の場合 カウント部のライト回数はそのまま保持する。また、ユ
ーザデータ部に固定データを格納する。
【0126】(2)フラグ部の状態コードが「BAD」
の場合 カウント部のライト回数はそのまま保持する。また、ユ
ーザデータ部にスペアアドレスはそのまま保持する。
【0127】そして、この処理を全てのセクタについて
行う。
【0128】このため、この実施例では、初期化を行っ
ても現在の各セクタのライト回数が保持される。このた
め、ライト回数が制限回数に達したセクタに対して効率
的に代替処理を行うことができる。
【0129】<第4実施例>第4実施例では、この出願
に係る第4および第8の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその制御方法の一例について説明する。
【0130】先ず、図17に、第4実施例の不揮発性半
導体ディスク装置の機能ブロック図を示す。この実施例
の不揮発性半導体ディスク装置10は、図1に示した機
能ブロック図に、コンフィギュレーション設定部が加わ
ったものである。このコンフィギュレーション設定部
は、インターフェイスバスによりコントローラ部12と
繋がっている。また、この実施例では、コントローラ部
12と上位装置とを繋ぐシステムバスの仕様が日本電子
工業振興協会で標準化されているICメモリガイドライ
ンに準拠している。
【0131】従来、ICメモリガイドラインに準拠して
いる場合、上位装置からのリセット指示によって装置を
立ち上げると設定が常にメモリモードに設定されてい
た。その結果、ブートデバイスとして不揮発性半導体デ
ィスクメモリ装置を使うことができなくなってしまって
いた。
【0132】一方、この実施例では、後述するように、
コンフィギュレーション設定部の設定により、コンフィ
ギュレーション可能なモードであるI/Oマップモード
で立ち上げることができる。
【0133】次に、図18を参照して、コンフィギュレ
ーション設定部として、ディップスイッチを設けた実施
例について説明する。図18は、コンフィギュレーショ
ン設定部の内部の説明に供する図である。
【0134】このコンフィギュレーション設定部70
は、多くのディップスイッチ72を具え、各スイッチ7
2の一端はグランドに落とされており、もう一端は、デ
ィップレジスタ74に繋がっている。このディップレジ
スタ74は、バス76を介してマイクロコントローラ部
12と繋がっている。そして、この各スイッチ72の開
閉の組み合わせは、コンフィギュレーション設定部70
の設定をI/Oマップモードの設定にすることができ
る。
【0135】次に、図19を参照して、第4実施例の立
ち上げ制御について説明する。図19は、第4実施例の
立ち上げ制御の説明に供する流れ図である。
【0136】立ち上げ処理にあたっては、先ず、初期化
処理が行われる。
【0137】次に、ディップレジスタの各ディップスイ
ッチの開閉の組み合わせのデータをマイクロコントロー
ラ部へリード(転送)する。
【0138】マイクロコントローラ部では、このデータ
により、I/Oマップモードの設定で、不揮発性半導体
ディスク装置を立ち上げる。
【0139】その結果、システムバスの仕様がICメモ
リガイドラインに準拠している場合でもブートデバイス
として不揮発性半導体ディスクメモリ装置を使うことが
できる。
【0140】上述した各実施例は、これらの発明の一例
にすぎず、これらの発明は多くの変形および変更を行う
ことができる。例えば、上記装置としては、パーソナル
コンピュータの他に、例えば、カメラといった様々な入
力装置を用いることができる。
【0141】また、第4実施例では、コンフィギュレー
ション設定部の設定にディップスイッチを用いた例につ
いて説明したが、この設定手段は、必ずしもディップス
イッチに限定されず、不揮発性の手段ならば何でも良
い。
【0142】
【発明の効果】
<第1および第5の発明>この出願に係る第1および第
5の発明の不揮発性半導体ディスク装置およびその代替
先制御方法によれば、ユーザ領域のセクタにエラーが発
生して当該セクタが使用不可能となり、かつ、当該セク
タのスペア領域の代替先セクタも使用不可能となった場
合に、当該セクタのユーザデータ部に格納されているこ
の代替先セクタのアドレスを、スペア領域の最終代替先
セクタのアドレスに変更する代替先制御をコントローラ
部により行う。
【0143】このため、スペア領域の代替先セクタにエ
ラーが発生した場合にも、速やかに最終代替先セクタへ
アクセスすることができる。
【0144】<第2および第6の発明>また、この出願
に係る第2および第6の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびそのアクセス制御方法によれば、メモリ部の
セクタのヘッダ部のみにエラーが発生した場合、コント
ローラ部の有するヘッダ部用エラー検出・訂正手段によ
り、当該ヘッダ部のエラーを検出し、ヘッダ部用エラー
検出・訂正情報部を制御して、当該エラーの訂正を行
い、かつ、当該セクタのユーザデータ部に格納されてい
る正常データを上位装置に転送することにより、動作を
正常終了させるためのアクセス制御をコントローラ部に
より行う。
【0145】このため、セクタのヘッダ部にのみエラー
が発生した場合に、当該セクタの正常なデータ部を有効
に利用できる。
【0146】さらに、正常データを上位装置に転送した
後、当該セクタのユーザデータ部に、スペア領域の代替
先セクタのアドレスを格納し、当該代替先セクタのユー
ザデータ部に正常データを格納すれば、上位装置から当
該セクタへの連続アクセスにたいして速やかに応答する
ことができる。
【0147】<第3および第7の発明>また、この出願
に係る第3および第7の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその初期化制御方法によれば、上位装置から
のフォーマットコマンドにより、メモリ部の初期化を行
うにあたり、カウント部に格納されているライト回数を
保持する初期化制御をコントローラ部により行う。
【0148】その結果、初期化を行っても現在の各セク
タのライト回数が分かる。このため、ライト回数が制限
回数に達したセクタに対して効率的に代替処理を行うこ
とができる。
【0149】<第4および第8の発明>また、この出願
に係る第4および第8の発明の不揮発性半導体ディスク
装置およびその立ち上げ制御方法によれば、コンフィギ
ュレーション設定部の設定により、コンフィギュレーシ
ョン可能なモードであるI/Oマップモードで立ち上げ
る立ち上げ制御をマイクロコントローラ部により行う。
【0150】その結果、ブートデバイスとして不揮発性
半導体ディスクメモリ装置を使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の不揮発性半導体ディスク装置の機
能ブロック図である。
【図2】第1実施例のセクタの論理フォーマットの説明
に供する図である。
【図3】(A)は、第1実施例の代替先制御の説明に供
するセクタ図であり、(B)は、従来の代替先制御の説
明に供するセクタ図である。
【図4】第1実施例の代替先制御(ライト処理時)の説
明に供する流れ図である。
【図5】第1実施例の代替先制御(リード処理時)の説
明に供する流れ図である。
【図6】従来の代替先制御(リード処理時)の説明に供
する流れ図である。
【図7】コントローラ部の機能ブロック図である。
【図8】ECCコントロール部の機能ブロック図であ
る。
【図9】第2実施例のメモリ部のセクタの論理フォーマ
ットである。
【図10】(A)は、従来のアクセス制御の説明に供す
るセクタ図であり、(B)および(C)は、第2実施例
のアクセス制御の説明に供するセクタ図である。
【図11】第2実施例のアクセス制御の説明に供する流
れ図である。
【図12】従来のアクセス制御の説明に供する流れ図で
ある。
【図13】従来の初期化制御の説明に供する、セクタの
論理フォーマット図である。
【図14】第3実施例の初期化制御の説明に供する流れ
図である。
【図15】従来の初期化制御の説明に供する流れ図であ
る。
【図16】第3実施例の初期化制御の説明に供する、セ
クタの論理フォーマット図である。
【図17】第4実施例の不揮発性半導体ディスク装置の
機能ブロック図である。
【図18】コンフィギュレーション設定部の内部の構造
の説明に供する図である。
【図19】第4実施例の立ち上げ制御の説明に供する流
れ図である。
【符号の説明】
10:不揮発性半導体ディスク装置 12:コントローラ部 14:マイクロコントローラ部 16:メモリ部 18:上位装置 20:システムバス 22、24:インターフェイスバス 26:ユーザ領域 28:スペア領域 30:セクタ 32:ヘッダ部 34:データ部 36:フラグ部 38:カウント部 40:ヘッダ部用CRC情報部 42:ユーザデータ部 44:ユーザデータ部用エラー検出・訂正情報部 46:ヘッダ部用エラー検出・訂正情報部 48:マイクロコントローラインターフェイス部 50:内部バス 52:バッファ 54:上位装置インターフェイス部 56:メモリインターフェイス部 58:メモリアクセスコントロール部 60:ECCコントロール部 62:メモリバス 64:ヘッダ部 66:データ部 68:コントロール部 70:コンフィギュレーション設定部 72:ディップスイッチ 74:ディップレジスタ 76:バス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置とシステムバスで繋がれたコン
    トローラ部を具え、該コントローラ部とインターフェイ
    スバスでそれぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ
    部とメモリ部とを具え、 該メモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ領域お
    よびスペア領域を具え、 該ユーザ領域および該スペア領域は、それぞれ複数のセ
    クタを具え、 各該セクタは、ヘッダ部とユーザデータ部とを具えた不
    揮発性半導体ディスク装置であって、 前記マイクロコントローラ部は、前記ユーザ領域のセク
    タにエラーが発生して当該セクタが使用不可能となり、
    かつ、当該セクタのスペア領域の代替先セクタも使用不
    可能となった場合に、当該セクタのユーザデータ部に格
    納されている該代替先セクタのアドレスを、スペア領域
    の最終代替先セクタのアドレスに変更するための代替先
    制御手段としてはたらくマイクロコントローラ部である
    ことを特徴とする不揮発性半導体ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上位装置とシステムバスで繋がれたコン
    トローラ部を具え、該コントローラ部とインターフェイ
    スバスでそれぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ
    部とメモリ部とを具え、 該メモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ領域お
    よびスペア領域を具え、 該ユーザ領域および該スペア領域は、それぞれ複数のセ
    クタを具え、 各該セクタは、ヘッダ部とユーザデータ部とを具え、 該ヘッダ部は、状態コードを格納するためのフラグ部、
    ライト回数を格納するためのカウント部およびヘッダ部
    用エラー検出・訂正情報部を具え、 該データ部は、ユーザデータ部およびユーザデータ部用
    エラー検出・訂正情報部を具えた不揮発性半導体ディス
    ク装置であって、 前記コントローラ部は、前記メモリ部のセクタのヘッダ
    部のみにエラーが発生した場合、当該ヘッダ部のエラー
    を検出し、前記ヘッダ部用エラー検出・訂正情報部を制
    御して、当該エラーの訂正を行うためのヘッダ部用エラ
    ー検出・訂正手段を有し、かつ、 前記コントローラ部は、当該セクタのユーザデータ部に
    格納されている正常データを上位装置に転送することに
    より、動作を正常終了させるためのアクセス制御手段と
    してはたらくマクロコントローラであることを特徴とす
    る不揮発性半導体ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の不揮発性半導体ディス
    ク装置において、 前記コントローラ部は、前記正常データを前記上位装置
    に転送した後、当該セクタの前記ユーザデータ部に、前
    記スペア領域の代替先セクタのアドレスを格納し、当該
    代替先セクタのユーザデータ部に前記正常データを格納
    するためのアクセス制御手段としてもはたらくコントロ
    ーラ部であることを特徴とする不揮発性半導体ディスク
    装置。
  4. 【請求項4】 上位装置とシステムバスで繋がれたコン
    トローラ部を具え、該コントローラ部とインターフェイ
    スバスでそれぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ
    部とメモリ部とを具え、 該メモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ領域お
    よびスペア領域を具え、 該ユーザ領域および該スペア領域に、それぞれ複数のセ
    クタを具え、 各該セクタは、ヘッダ部とデータ部とを具え、 該ヘッダ部は、状態コードを格納するためのフラグ部、
    ライト回数を格納するためのカウント部およびヘッダ部
    用エラー検出・訂正情報部を具え、 該データ部は、ユーザデータ部およびユーザデータ部用
    エラー検出・訂正情報部を具えた不揮発性半導体ディス
    ク装置であって、 前記コントローラ部は、上位装置からのフォーマットコ
    マンドにより、前記カウント部に格納されているライト
    回数を保持してメモリ部を初期化するための初期化制御
    手段としてはたらくコントローラ部であることを特徴と
    する不揮発性半導体ディスク装置。
  5. 【請求項5】 ICメモリカードガイドライン準拠した
    システムバスによって上位装置と繋がれたコントローラ
    部を具え、該コントローラ部とインターフェイスバスで
    それぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ部とメモ
    リ部とを具えた不揮発性半導体ディスク装置であって、 前記コントローラ部とインターフェイスバスで繋がれた
    コンフィギュレーション設定部を具え、 前記マイクロコントローラ部は、該コンフィギュレーシ
    ョン設定部の設定により、コンフィギュレーション可能
    なモードであるI/Oマップモードで立ち上げるための
    立ち上げ制御手段としてはたらくマイクロコントローラ
    部であることを特徴とする不揮発性半導体ディスク装
    置。
  6. 【請求項6】 上位装置とシステムバスで繋がれたコン
    トローラ部を具え、該コントローラ部とインターフェイ
    スバスでそれぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ
    部とメモリ部とを具え、 該メモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ領域お
    よびスペア領域を具え、 該ユーザ領域および該スペア領域は、それぞれ複数のセ
    クタを具え、 各該セクタは、ヘッダ部とユーザデータ部とを具えた不
    揮発性半導体ディスク装置を用いた代替先制御処理方法
    であって、 前記ユーザ領域のセクタにエラーが発生して当該セクタ
    が使用不可能となり、かつ、当該セクタのスペア領域の
    代替先セクタも使用不可能となった場合に、当該セクタ
    のユーザデータ部に格納されている該代替先セクタのア
    ドレスを、スペア領域の最終代替先セクタのアドレスに
    変更する代替先制御を前記マイクロコントローラ部によ
    って行うことを特徴とする不揮発性半導体ディスク装置
    の制御方法。
  7. 【請求項7】 上位装置とシステムバスで繋がれたコン
    トローラ部を具え、該コントローラ部とインターフェイ
    スバスでそれぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ
    部とメモリ部とを具え、 該メモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ領域お
    よびスペア領域を具え、 該ユーザ領域および該スペア
    領域は、それぞれ複数のセクタを具え、 各該セクタは、ヘッダ部とユーザデータ部とを具え、 該ヘッダ部は、状態コードを格納するためのフラグ部、
    ライト回数を格納するためのカウント部およびヘッダ部
    用エラー検出・訂正情報部を具え、 該データ部は、ユーザデータ部およびユーザデータ部用
    エラー検出・訂正情報部を具えた不揮発性半導体ディス
    ク装置を用いたアクセス制御方法であって、 前記メモリ部のセクタのヘッダ部のみにエラーが発生し
    た場合、前記コントローラ部の有するヘッダ部用エラー
    検出・訂正手段により、当該ヘッダ部のエラーを検出
    し、前記ヘッダ部用エラー検出・訂正情報部を制御し
    て、当該エラーの訂正を行い、かつ、 当該セクタのユーザデータ部に格納されている正常デー
    タを上位装置に転送することにより、動作を正常終了さ
    せるためのアクセス制御を前記コントローラ部により行
    うことを特徴とする不揮発性半導体ディスク装置の制御
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のアクセス制御方法にお
    いて、 前記コントローラ部により、前記正常データを前記上位
    装置に転送した後、当該セクタの前記ユーザデータ部
    に、前記スペア領域の代替先セクタのアドレスを格納
    し、当該代替先セクタのユーザデータ部に前記正常デー
    タを格納することを特徴とする不揮発性半導体ディスク
    装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 上位装置とシステムバスで繋がれたコン
    トローラ部を具え、該コントローラ部とインターフェイ
    スバスでそれぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ
    部とメモリ部とを具え、 該メモリ部は、論理フォーマットとして、ユーザ領域お
    よびスペア領域を具え、 該ユーザ領域および該スペア領域に、それぞれ複数のセ
    クタを具え、 各該セクタは、ヘッダ部とデータ部とを具え、 該ヘッダ部は、状態コードを格納するためのフラグ部、
    ライト回数を格納するためのカウント部およびヘッダ部
    用エラー検出・訂正情報部を具え、 該データ部は、ユーザデータ部およびユーザデータ部用
    エラー検出・訂正情報部を具えた不揮発性半導体ディス
    ク装置を用いる初期化制御方法であって、 上位装置からのフォーマットコマンドにより、前記カウ
    ント部に格納されているライト回数を保持してメモリ部
    を初期化するための初期化制御を前記コントローラ部に
    より行うことを特徴とする不揮発性半導体ディスク装置
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 ICメモリカードガイドラインに準拠
    したシステムバスによって上位装置と繋がれたコントロ
    ーラ部を具え、該コントローラ部とインターフェイスバ
    スでそれぞれ個別に繋がれたマイクロコントローラ部、
    メモリ部およびコンフィギュレーション設定部を具えた
    不揮発性半導体ディスク装置を用いた立ち上げ制御方法
    であって、 該コンフィギュレーション設定部の設定により、コンフ
    ィギュレーション可能なモードであるI/Oマップモー
    ドで立ち上げるための立ち上げ制御を前記マイクロコン
    トローラにより行うことを特徴とする不揮発性半導体デ
    ィスク装置の制御方法。
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