JPH08115820A - コモンモードチョークコイル - Google Patents
コモンモードチョークコイルInfo
- Publication number
- JPH08115820A JPH08115820A JP27441294A JP27441294A JPH08115820A JP H08115820 A JPH08115820 A JP H08115820A JP 27441294 A JP27441294 A JP 27441294A JP 27441294 A JP27441294 A JP 27441294A JP H08115820 A JPH08115820 A JP H08115820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- choke coil
- common mode
- noise
- input
- common
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 25
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノーマルモードの信号を通過し、コモンモー
ドのノイズを吸収する、コモンモードチョークコイルを
提供する。 【構成】 コモンモードチョークコイル10は、入力端
子12aおよび12bを含む。入力端子12aおよび1
2bには、第1のチョークコイル14aの入力端が接続
される。第1のチョークコイル14aは、ノーマルモー
ドの信号を通過しかつコモンモードのノイズを遮断する
ためのものである。第1のチョークコイル14aの出力
端は、出力端子22aおよび22bに接続される。さら
に、入力端子12aおよび12bには、第2のチョーク
コイル14bの入力端が接続される。第2のチョークコ
イル14bは、ノーマルモードの信号を遮断しかつコモ
ンモードのノイズを通過するためのものである。第2の
チョークコイル14bの出力端は、終端抵抗24aおよ
び24bを介して接地される。終端抵抗24aおよび2
4bは、コモンモードのノイズを熱に変換して消費する
ためのものである。
ドのノイズを吸収する、コモンモードチョークコイルを
提供する。 【構成】 コモンモードチョークコイル10は、入力端
子12aおよび12bを含む。入力端子12aおよび1
2bには、第1のチョークコイル14aの入力端が接続
される。第1のチョークコイル14aは、ノーマルモー
ドの信号を通過しかつコモンモードのノイズを遮断する
ためのものである。第1のチョークコイル14aの出力
端は、出力端子22aおよび22bに接続される。さら
に、入力端子12aおよび12bには、第2のチョーク
コイル14bの入力端が接続される。第2のチョークコ
イル14bは、ノーマルモードの信号を遮断しかつコモ
ンモードのノイズを通過するためのものである。第2の
チョークコイル14bの出力端は、終端抵抗24aおよ
び24bを介して接地される。終端抵抗24aおよび2
4bは、コモンモードのノイズを熱に変換して消費する
ためのものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコモンモードチョーク
コイルに関し、特に、ノーマルモードの信号を通過し、
コモンモードのノイズを遮断する、コモンモードチョー
クコイルに関する。
コイルに関し、特に、ノーマルモードの信号を通過し、
コモンモードのノイズを遮断する、コモンモードチョー
クコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば電話線などの2線式の伝送線に
おいては、主として、信号がノーマルモードであり、ノ
イズがコモンモードであるので、コモンモードのノイズ
を遮断するために、コモンモードチョークコイルが使用
される。
おいては、主として、信号がノーマルモードであり、ノ
イズがコモンモードであるので、コモンモードのノイズ
を遮断するために、コモンモードチョークコイルが使用
される。
【0003】図9および図10は従来のコモンモードチ
ョークコイルの一例を示す図解図である。このコモンモ
ードチョークコイル1は、1つのコア2に2つの巻線3
および4が施されたものである。このコモンモードチョ
ークコイル1は、ノーマルモードの信号に対しては、図
9に示すように、2つの巻線3および4によってコア2
に発生する磁界が互いに打ち消し、コモンモードのノイ
ズに対しては、図10に示すように、2つの巻線3およ
び4によってコア2に発生する磁界が互いに重畳するよ
うに形成されている。この結果、このコモンモードチョ
ークコイル1は、コモンモードのノイズに対してはチョ
ークコイルとして作用し、大きなインピーダンスをもっ
てコモンモードのノイズを遮断する。
ョークコイルの一例を示す図解図である。このコモンモ
ードチョークコイル1は、1つのコア2に2つの巻線3
および4が施されたものである。このコモンモードチョ
ークコイル1は、ノーマルモードの信号に対しては、図
9に示すように、2つの巻線3および4によってコア2
に発生する磁界が互いに打ち消し、コモンモードのノイ
ズに対しては、図10に示すように、2つの巻線3およ
び4によってコア2に発生する磁界が互いに重畳するよ
うに形成されている。この結果、このコモンモードチョ
ークコイル1は、コモンモードのノイズに対してはチョ
ークコイルとして作用し、大きなインピーダンスをもっ
てコモンモードのノイズを遮断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
モンモードチョークコイル1がコモンモードのノイズに
対して高インピーダンスになると、伝送線が不整合状態
となり、図11に示すように、コモンモードのノイズが
入力側に反射される。そして、この反射によって、入力
側の伝送線に定在波が発生し、入力側の伝送線がアンテ
ナとして作用し、入力側の伝送線からノイズが放射され
てしまう。
モンモードチョークコイル1がコモンモードのノイズに
対して高インピーダンスになると、伝送線が不整合状態
となり、図11に示すように、コモンモードのノイズが
入力側に反射される。そして、この反射によって、入力
側の伝送線に定在波が発生し、入力側の伝送線がアンテ
ナとして作用し、入力側の伝送線からノイズが放射され
てしまう。
【0005】同様に、図12に示すように、このコモン
モードチョークコイル1を2個使用した平衡信号の伝送
線においても、それぞれのコモンモードチョークコイル
1の入力側の伝送線からコモンモードのノイズが放射さ
れてしまう。
モードチョークコイル1を2個使用した平衡信号の伝送
線においても、それぞれのコモンモードチョークコイル
1の入力側の伝送線からコモンモードのノイズが放射さ
れてしまう。
【0006】従来、そのようなノイズの放射を抑えるた
めに、コモンモードチョークコイルをノイズの発生源に
できるだけ近づけたり、損失の大きいフェライトで伝送
線の一部を覆ったりしているが、それぞれ、部品配置が
不自由になったり装置が長大なものになったりするなど
の問題がある。
めに、コモンモードチョークコイルをノイズの発生源に
できるだけ近づけたり、損失の大きいフェライトで伝送
線の一部を覆ったりしているが、それぞれ、部品配置が
不自由になったり装置が長大なものになったりするなど
の問題がある。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、ノ
ーマルモードの信号を通過し、コモンモードのノイズを
吸収する、コモンモードチョークコイルを提供すること
である。
ーマルモードの信号を通過し、コモンモードのノイズを
吸収する、コモンモードチョークコイルを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力端子
と、その入力端が入力端子に接続され、ノーマルモード
の信号を通過しかつコモンモードのノイズを遮断するた
めの第1のチョークコイルと、第1のチョークコイルの
出力端に接続される出力端子と、その入力端が入力端子
に接続され、ノーマルモードの信号を遮断しかつコモン
モードのノイズを通過するための第2のチョークコイル
とを含み、第2のチョークコイルの出力端がコモンモー
ドのノイズを消費するためのインピーダンスを介して終
端される、コモンモードチョークコイルである。
と、その入力端が入力端子に接続され、ノーマルモード
の信号を通過しかつコモンモードのノイズを遮断するた
めの第1のチョークコイルと、第1のチョークコイルの
出力端に接続される出力端子と、その入力端が入力端子
に接続され、ノーマルモードの信号を遮断しかつコモン
モードのノイズを通過するための第2のチョークコイル
とを含み、第2のチョークコイルの出力端がコモンモー
ドのノイズを消費するためのインピーダンスを介して終
端される、コモンモードチョークコイルである。
【0009】なお、この発明にかかるコモンモードチョ
ークコイルでは、第2のチョークコイルの出力端がたと
えば終端抵抗を介して終端されてもよい。
ークコイルでは、第2のチョークコイルの出力端がたと
えば終端抵抗を介して終端されてもよい。
【0010】
【作用】入力端子にノーマルモードの信号が入力される
と、そのノーマルモードの信号は、第2のチョークコイ
ルで遮断されるとともに、第1のチョークコイルを通過
して、出力端子から出力される。
と、そのノーマルモードの信号は、第2のチョークコイ
ルで遮断されるとともに、第1のチョークコイルを通過
して、出力端子から出力される。
【0011】また、入力端子にコモンモードのノイズが
入力されると、そのコモンモードのノイズは、第1のチ
ョークコイルで遮断されるとともに、第2のチョークコ
イルを通過して、たとえば終端抵抗などのインピーダン
スで消費される。そのため、コモンモードのノイズが吸
収される。
入力されると、そのコモンモードのノイズは、第1のチ
ョークコイルで遮断されるとともに、第2のチョークコ
イルを通過して、たとえば終端抵抗などのインピーダン
スで消費される。そのため、コモンモードのノイズが吸
収される。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、ノーマルモードの信
号を通過し、コモンモードのノイズを吸収する、コモン
モードチョークコイルが得られる。
号を通過し、コモンモードのノイズを吸収する、コモン
モードチョークコイルが得られる。
【0013】また、この発明にかかるコモンモードチョ
ークコイルでは、コモンモードのノイズが吸収されるの
で、コモンモードのノイズの放射を抑えるために、それ
をノイズの発生源にできるだけ近づけたり、損失の大き
いフェライトで伝送線の一部を覆ったりする必要がな
く、部品配置が不自由になったり装置が長大なものにな
ったりするなどの問題もない。
ークコイルでは、コモンモードのノイズが吸収されるの
で、コモンモードのノイズの放射を抑えるために、それ
をノイズの発生源にできるだけ近づけたり、損失の大き
いフェライトで伝送線の一部を覆ったりする必要がな
く、部品配置が不自由になったり装置が長大なものにな
ったりするなどの問題もない。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す図解図であ
り、図2はその回路図である。このコモンモードチョー
クコイル10は、入力端子12aおよび12bを含む。
り、図2はその回路図である。このコモンモードチョー
クコイル10は、入力端子12aおよび12bを含む。
【0016】入力端子12aおよび12bには、第1の
チョークコイル14aの入力端が接続される。第1のチ
ョークコイル14aは、ノーマルモードの信号を通過し
かつコモンモードのノイズを遮断するためのものであ
る。第1のチョークコイル14aは、たとえばリング状
のコア16aを含み、コア16aには、2つの巻線18
aおよび20aが巻かれる。この場合、2つの巻線18
aおよび20aの一端にノーマルモードの信号を入力し
た場合に2つの巻線18aおよび20aによってコア1
6aに発生する磁界が互いに打ち消し、2つの巻線18
aおよび20aの一端にコモンモードのノイズを入力し
た場合に2つの巻線18aおよび20aによってコア1
6aに発生する磁界が互いに重畳するように、2つの巻
線18aおよび20aが巻かれる。そして、2つの巻線
18aおよび20aの一端が、入力端子12aおよび1
2bにそれぞれ接続される。
チョークコイル14aの入力端が接続される。第1のチ
ョークコイル14aは、ノーマルモードの信号を通過し
かつコモンモードのノイズを遮断するためのものであ
る。第1のチョークコイル14aは、たとえばリング状
のコア16aを含み、コア16aには、2つの巻線18
aおよび20aが巻かれる。この場合、2つの巻線18
aおよび20aの一端にノーマルモードの信号を入力し
た場合に2つの巻線18aおよび20aによってコア1
6aに発生する磁界が互いに打ち消し、2つの巻線18
aおよび20aの一端にコモンモードのノイズを入力し
た場合に2つの巻線18aおよび20aによってコア1
6aに発生する磁界が互いに重畳するように、2つの巻
線18aおよび20aが巻かれる。そして、2つの巻線
18aおよび20aの一端が、入力端子12aおよび1
2bにそれぞれ接続される。
【0017】また、第1のチョークコイル14aの出力
端、すなわち2つの巻線18aおよび20aの他端に
は、出力端子22aおよび22bがそれぞれ接続され
る。
端、すなわち2つの巻線18aおよび20aの他端に
は、出力端子22aおよび22bがそれぞれ接続され
る。
【0018】さらに、入力端子12aおよび12bに
は、第2のチョークコイル14bの入力端が接続され
る。第2のチョークコイル14bは、ノーマルモードの
信号を遮断しかつコモンモードのノイズを通過するため
のものである。第2のチョークコイル14bは、たとえ
ばリング状のコア16bを含み、コア16bには、2つ
の巻線18bおよび20bが巻かれる。この場合、2つ
の巻線18bおよび20bの一端にノーマルモードの信
号を入力した場合に2つの巻線18bおよび20bによ
ってコア16bに発生する磁界が互いに重畳し、2つの
巻線18bおよび20bの一端にコモンモードのノイズ
を入力した場合に2つの巻線18bおよび20bによっ
てコア16bに発生する磁界が互いに打ち消すように、
2つの巻線18bおよび20bが巻かれる。そして、2
つの巻線18bおよび20bの一端が、入力端子12a
および12bにそれぞれ接続される。
は、第2のチョークコイル14bの入力端が接続され
る。第2のチョークコイル14bは、ノーマルモードの
信号を遮断しかつコモンモードのノイズを通過するため
のものである。第2のチョークコイル14bは、たとえ
ばリング状のコア16bを含み、コア16bには、2つ
の巻線18bおよび20bが巻かれる。この場合、2つ
の巻線18bおよび20bの一端にノーマルモードの信
号を入力した場合に2つの巻線18bおよび20bによ
ってコア16bに発生する磁界が互いに重畳し、2つの
巻線18bおよび20bの一端にコモンモードのノイズ
を入力した場合に2つの巻線18bおよび20bによっ
てコア16bに発生する磁界が互いに打ち消すように、
2つの巻線18bおよび20bが巻かれる。そして、2
つの巻線18bおよび20bの一端が、入力端子12a
および12bにそれぞれ接続される。
【0019】また、第2のチョークコイル14bの出力
端、すなわち2つの巻線18bおよび20bの他端は、
それぞれ、終端抵抗24aおよび24bを介して接地さ
れ終端される。これらの終端抵抗24aおよび24b
は、それぞれ、コモンモードのノイズを熱に変換して消
費するためのものである。
端、すなわち2つの巻線18bおよび20bの他端は、
それぞれ、終端抵抗24aおよび24bを介して接地さ
れ終端される。これらの終端抵抗24aおよび24b
は、それぞれ、コモンモードのノイズを熱に変換して消
費するためのものである。
【0020】このコモンモードチョークコイル10で
は、図3に示すように、入力端子12aおよび12bに
たとえば同位相のコモンモードのノイズが入力される
と、第1のチョークコイル14aの巻線18aおよび2
0aによってコア16aに発生する磁界が互いに重畳
し、第1のチョークコイル14aが高インピーダンスと
なる。さらに、第2のチョークコイル14bの巻線18
bおよび20bによってコア16bに発生する磁界が互
いに打ち消し、コモンモードのノイズが、第2のチョー
クコイル14bを通過し、終端抵抗24aおよび24b
で熱に変換され消費される。すなわち、このコモンモー
ドチョークコイル10では、入力端子12aおよび12
bにコモンモードのノイズが入力されると、そのコモン
モードのノイズは、第1のチョークコイル14aで遮断
されるとともに、第2のチョークコイル14bを通過し
て、終端抵抗24aおよび24bによって熱に変換され
消費される。この場合の時間と入力端子に入力されるノ
イズの入力電圧および入力端子に反射するノイズの反射
電圧との関係を図4に示し、時間と終端抵抗に印加され
るノイズの印加電圧および出力端子から出力されるノイ
ズの出力電圧との関係を図5に示す。
は、図3に示すように、入力端子12aおよび12bに
たとえば同位相のコモンモードのノイズが入力される
と、第1のチョークコイル14aの巻線18aおよび2
0aによってコア16aに発生する磁界が互いに重畳
し、第1のチョークコイル14aが高インピーダンスと
なる。さらに、第2のチョークコイル14bの巻線18
bおよび20bによってコア16bに発生する磁界が互
いに打ち消し、コモンモードのノイズが、第2のチョー
クコイル14bを通過し、終端抵抗24aおよび24b
で熱に変換され消費される。すなわち、このコモンモー
ドチョークコイル10では、入力端子12aおよび12
bにコモンモードのノイズが入力されると、そのコモン
モードのノイズは、第1のチョークコイル14aで遮断
されるとともに、第2のチョークコイル14bを通過し
て、終端抵抗24aおよび24bによって熱に変換され
消費される。この場合の時間と入力端子に入力されるノ
イズの入力電圧および入力端子に反射するノイズの反射
電圧との関係を図4に示し、時間と終端抵抗に印加され
るノイズの印加電圧および出力端子から出力されるノイ
ズの出力電圧との関係を図5に示す。
【0021】また、このコモンモードチョークコイル1
0では、図6に示すように、入力端子12aおよび12
bにノーマルモードの信号が入力されると、第1のチョ
ークコイル14aの巻線18aおよび20aによってコ
ア16aに発生する磁界が互いに打ち消し、ノーマルモ
ードの信号が第1のチョークコイル14aを通過する。
さらに、第2のチョークコイル14bの巻線18bおよ
び20bによってコア16bに発生する磁界が互いに重
畳し、第2のチョークコイル14bが高インピーダンス
となる。すなわち、このコモンモードチョークコイル1
0では、入力端子12aおよび12bにノーマルモード
の信号が入力されると、そのノーマルモードの信号は、
第2のチョークコイル14bで遮断されるとともに、第
1のチョークコイル14aを通過して、出力端子22a
および22bから出力される。
0では、図6に示すように、入力端子12aおよび12
bにノーマルモードの信号が入力されると、第1のチョ
ークコイル14aの巻線18aおよび20aによってコ
ア16aに発生する磁界が互いに打ち消し、ノーマルモ
ードの信号が第1のチョークコイル14aを通過する。
さらに、第2のチョークコイル14bの巻線18bおよ
び20bによってコア16bに発生する磁界が互いに重
畳し、第2のチョークコイル14bが高インピーダンス
となる。すなわち、このコモンモードチョークコイル1
0では、入力端子12aおよび12bにノーマルモード
の信号が入力されると、そのノーマルモードの信号は、
第2のチョークコイル14bで遮断されるとともに、第
1のチョークコイル14aを通過して、出力端子22a
および22bから出力される。
【0022】したがって、このコモンモードチョークコ
イル10では、ノーマルモードの信号が通過され、コモ
ンモードのノイズが吸収される。そのため、このコモン
モードチョークコイル10では、コモンモードのノイズ
の放射を抑えるために、それをノイズの発生源にできる
だけ近づけたり、損失の大きいフェライトで伝送線の一
部を覆ったりする必要がなく、部品配置が不自由になっ
たり装置が長大なものになったりするなどの問題もな
い。
イル10では、ノーマルモードの信号が通過され、コモ
ンモードのノイズが吸収される。そのため、このコモン
モードチョークコイル10では、コモンモードのノイズ
の放射を抑えるために、それをノイズの発生源にできる
だけ近づけたり、損失の大きいフェライトで伝送線の一
部を覆ったりする必要がなく、部品配置が不自由になっ
たり装置が長大なものになったりするなどの問題もな
い。
【0023】なお、このコモンモードチョークコイル1
0は、終端抵抗24aおよび24bを負荷とみれば、ノ
ーマルモードの信号とコモンモードの信号とを分離する
装置ともみることができる。さらに、このコモンモード
チョークコイル10は、入出力が逆方向の信号に対して
も同様に動作するため、ノイズを吸収する用途以外にも
使用することができる。図7は図1に示す実施例の他の
使用例を示す図解図である。図7に示す使用例では、ラ
ジオの音声信号を出力する回路がバッファアンプ26を
介してコモンモードチョークコイル10の出力端子22
aおよび22bに接続され、コモンモードチョークコイ
ル10の第2のチョークコイル14bの巻線18bおよ
び20bの他端がコンデンサ28を介してラジオのチュ
ーナに接続され、コモンモードチョークコイル10の入
力端子12aおよび12bがイヤホン30に接続されて
いる。図7に示す使用例では、イヤホン30のケーブル
32aおよび32bが、ラジオのチューナのアンテナを
兼ねている。
0は、終端抵抗24aおよび24bを負荷とみれば、ノ
ーマルモードの信号とコモンモードの信号とを分離する
装置ともみることができる。さらに、このコモンモード
チョークコイル10は、入出力が逆方向の信号に対して
も同様に動作するため、ノイズを吸収する用途以外にも
使用することができる。図7は図1に示す実施例の他の
使用例を示す図解図である。図7に示す使用例では、ラ
ジオの音声信号を出力する回路がバッファアンプ26を
介してコモンモードチョークコイル10の出力端子22
aおよび22bに接続され、コモンモードチョークコイ
ル10の第2のチョークコイル14bの巻線18bおよ
び20bの他端がコンデンサ28を介してラジオのチュ
ーナに接続され、コモンモードチョークコイル10の入
力端子12aおよび12bがイヤホン30に接続されて
いる。図7に示す使用例では、イヤホン30のケーブル
32aおよび32bが、ラジオのチューナのアンテナを
兼ねている。
【0024】図8は図1に示す実施例を使用した平衡信
号の伝送線の一例を示す回路図である。図8に示す伝送
線では、ドライバの後段およびレシーバの前段にそれぞ
れコモンモードチョークコイル10が使用されている。
図8に示す伝送線では、ノーマルモードの信号は通過さ
れるが、コモンモードのノイズは、ドライバの後段およ
びレシーバの前段の各コモンモードチョークコイル10
で吸収される。
号の伝送線の一例を示す回路図である。図8に示す伝送
線では、ドライバの後段およびレシーバの前段にそれぞ
れコモンモードチョークコイル10が使用されている。
図8に示す伝送線では、ノーマルモードの信号は通過さ
れるが、コモンモードのノイズは、ドライバの後段およ
びレシーバの前段の各コモンモードチョークコイル10
で吸収される。
【0025】なお、上述の実施例では第1のチョークコ
イル14aおよび第2のチョークコイル14bにリング
状のコア16aおよび16bが用いられているが、第1
のチョークコイルおよび第2のチョークコイルに用いら
れるコアの形状は、リング状以外の他の形状であっても
よい。
イル14aおよび第2のチョークコイル14bにリング
状のコア16aおよび16bが用いられているが、第1
のチョークコイルおよび第2のチョークコイルに用いら
れるコアの形状は、リング状以外の他の形状であっても
よい。
【0026】また、上述の実施例に使用される第1のチ
ョークコイル14aにおいて、一方のコイル18aまた
は20aの入出力端を逆にとれば、その第1のチョーク
コイル14aを、ノーマルモードの信号を遮断しかつコ
モンモードのノイズを通過するための第2のチョークコ
イルとして使用することができる。同様に、第2のチョ
ークコイル14bにおいて、一方のコイル18bまたは
20bの入出力端を逆にとれば、その第2のチョークコ
イル14bを、ノーマルモードの信号を通過しかつコモ
ンモードのノイズを遮断するための第1のチョークコイ
ルとして使用することができる。
ョークコイル14aにおいて、一方のコイル18aまた
は20aの入出力端を逆にとれば、その第1のチョーク
コイル14aを、ノーマルモードの信号を遮断しかつコ
モンモードのノイズを通過するための第2のチョークコ
イルとして使用することができる。同様に、第2のチョ
ークコイル14bにおいて、一方のコイル18bまたは
20bの入出力端を逆にとれば、その第2のチョークコ
イル14bを、ノーマルモードの信号を通過しかつコモ
ンモードのノイズを遮断するための第1のチョークコイ
ルとして使用することができる。
【0027】さらに、上述の実施例では第2のチョーク
コイル14bの出力端が終端抵抗24aおよび24bを
介して終端されているが、第2のチョークコイルの出力
端は、抵抗に代えて、コモンモードのノイズを消費する
ためのインピーダンスを有する他の電子部品要素を介し
て終端されてもよい。
コイル14bの出力端が終端抵抗24aおよび24bを
介して終端されているが、第2のチョークコイルの出力
端は、抵抗に代えて、コモンモードのノイズを消費する
ためのインピーダンスを有する他の電子部品要素を介し
て終端されてもよい。
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1に示す実施例の回路図である。
【図3】図1に示す実施例にコモンモードのノイズを入
力した状態を示す図解図である。
力した状態を示す図解図である。
【図4】図1に示す実施例にコモンモードのノイズを入
力した場合の時間と入力電圧および反射電圧との関係を
示すグラフである。
力した場合の時間と入力電圧および反射電圧との関係を
示すグラフである。
【図5】図1に示す実施例にコモンモードのノイズを入
力した場合の時間と印加電圧および出力電圧との関係を
示すグラフである。
力した場合の時間と印加電圧および出力電圧との関係を
示すグラフである。
【図6】図1に示す実施例にノーマルモードの信号を入
力した状態を示す図解図である。
力した状態を示す図解図である。
【図7】図1に示す実施例の他の使用例を示す図解図で
ある。
ある。
【図8】図1に示す実施例を使用した平衡信号の伝送線
の一例を示す回路図である。
の一例を示す回路図である。
【図9】従来のコモンモードチョークコイルにノーマル
モードの信号を入力した状態を示す図解図である。
モードの信号を入力した状態を示す図解図である。
【図10】従来のコモンモードチョークコイルにコモン
モードのノイズを入力した状態を示す図解図である。
モードのノイズを入力した状態を示す図解図である。
【図11】従来のコモンモードチョークコイルにコモン
モードのノイズを入力した状態を示す図解図である。
モードのノイズを入力した状態を示す図解図である。
【図12】従来のコモンモードチョークコイルを使用し
た平衡信号の伝送線の一例を示す回路図である。
た平衡信号の伝送線の一例を示す回路図である。
10 コモンモードチョークコイル 12a,12b 入力端子 14a 第1のチョークコイル 14b 第2のチョークコイル 16a,16b コア 18a,18b,20a,20b コイル 22a,22b 出力端子 24a,24b 終端抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】 入力端子、 その入力端が前記入力端子に接続され、ノーマルモード
の信号を通過しかつコモンモードのノイズを遮断するた
めの第1のチョークコイル、 前記第1のチョークコイルの出力端に接続される出力端
子、およびその入力端が前記入力端子に接続され、ノー
マルモードの信号を遮断しかつコモンモードのノイズを
通過するための第2のチョークコイルを含み、 前記第2のチョークコイルの出力端がコモンモードのノ
イズを消費するためのインピーダンスを介して終端され
る、コモンモードチョークコイル。 - 【請求項2】 前記第2のチョークコイルの出力端は終
端抵抗を介して終端される、請求項1に記載のコモンモ
ードチョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27441294A JPH08115820A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | コモンモードチョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27441294A JPH08115820A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | コモンモードチョークコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08115820A true JPH08115820A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17541315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27441294A Pending JPH08115820A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | コモンモードチョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08115820A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11289235A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信濾波方法及び通信線用フィルタ |
| JP2006054761A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 電力線搬送通信装置 |
| WO2006040869A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | フィルタ回路、及びそれを搭載する差動伝送システムと電源装置 |
| JP2006191006A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-07-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 差動伝送路の輻射ノイズ抑制回路 |
| JP2007129291A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ノイズフィルタおよびノイズフィルタ回路 |
| JP2007329912A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-12-20 | Sony Deutsche Gmbh | 信号受信方法及び受信機 |
| JP2009290843A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 信号伝送装置 |
| US7791444B2 (en) | 2008-02-29 | 2010-09-07 | Tdk Corporation | Balun transformer using a drum-shaped core |
| US7804188B2 (en) | 2007-02-28 | 2010-09-28 | Denso Corporation | Termination circuit, vehicle-mounted control apparatus, and vehicle-mounted communication system |
| WO2013132980A1 (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | 住友電気工業株式会社 | 通信装置及び通信システム |
| US20140119461A1 (en) * | 2011-08-25 | 2014-05-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Signal transmission device |
| WO2014174743A1 (ja) * | 2013-04-26 | 2014-10-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号伝送装置、信号伝送システム、信号伝送方法及びコンピュータ装置 |
| JP2016144056A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 株式会社村田製作所 | ノイズフィルタ部品、及び、吸収型ノイズフィルタ |
| CN108092641A (zh) * | 2016-11-21 | 2018-05-29 | 株式会社村田制作所 | 搭载无线电路的电子设备 |
| JP2019118781A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社日立製作所 | 磁気共鳴イメージング装置 |
| WO2021187241A1 (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-23 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 通信機器 |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP27441294A patent/JPH08115820A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11289235A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信濾波方法及び通信線用フィルタ |
| JP2006054761A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 電力線搬送通信装置 |
| WO2006040869A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | フィルタ回路、及びそれを搭載する差動伝送システムと電源装置 |
| JP2006191006A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-07-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 差動伝送路の輻射ノイズ抑制回路 |
| JP2007129291A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ノイズフィルタおよびノイズフィルタ回路 |
| JP2007329912A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-12-20 | Sony Deutsche Gmbh | 信号受信方法及び受信機 |
| US7804188B2 (en) | 2007-02-28 | 2010-09-28 | Denso Corporation | Termination circuit, vehicle-mounted control apparatus, and vehicle-mounted communication system |
| US7791444B2 (en) | 2008-02-29 | 2010-09-07 | Tdk Corporation | Balun transformer using a drum-shaped core |
| JP2009290843A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 信号伝送装置 |
| US20140119461A1 (en) * | 2011-08-25 | 2014-05-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Signal transmission device |
| US9160483B2 (en) * | 2011-08-25 | 2015-10-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Signal transmission device with data length changer |
| WO2013132980A1 (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | 住友電気工業株式会社 | 通信装置及び通信システム |
| WO2014174743A1 (ja) * | 2013-04-26 | 2014-10-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号伝送装置、信号伝送システム、信号伝送方法及びコンピュータ装置 |
| JP5966159B2 (ja) * | 2013-04-26 | 2016-08-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号伝送装置、信号伝送システム、信号伝送方法及びコンピュータ装置 |
| JP2016144056A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 株式会社村田製作所 | ノイズフィルタ部品、及び、吸収型ノイズフィルタ |
| CN108092641A (zh) * | 2016-11-21 | 2018-05-29 | 株式会社村田制作所 | 搭载无线电路的电子设备 |
| US10630335B2 (en) | 2016-11-21 | 2020-04-21 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Wireless circuit-mounted electronic apparatus |
| JP2019118781A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社日立製作所 | 磁気共鳴イメージング装置 |
| WO2021187241A1 (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-23 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 通信機器 |
| JPWO2021187241A1 (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08115820A (ja) | コモンモードチョークコイル | |
| US5999066A (en) | Interface module for a sending section and a receiving section | |
| US5659273A (en) | Line termination for multiple differential transmission lines | |
| US5077543A (en) | Balanced low-pass common mode filter | |
| US4313222A (en) | H-F Portion of TV receiver | |
| US5422619A (en) | Common mode choke coil | |
| US4951312A (en) | Balanced transmission device | |
| US6677829B2 (en) | Balanced transmission termination device and receiver unit composed thereof | |
| JPS63131704A (ja) | ガラスアンテナの補償増幅装置 | |
| JP3295347B2 (ja) | インターフェイスモジュール | |
| US7498895B2 (en) | Noise filter, outdoor unit and air conditioner | |
| JPH04372213A (ja) | Lan用伝送インターフェース回路 | |
| JPH05121988A (ja) | 電力線搬送通信用ローパスフイルタ | |
| JP3164567B2 (ja) | ノイズフィルタ | |
| JPH06236822A (ja) | ノイズフィルタ回路 | |
| US5796853A (en) | Speaker and amplifier system | |
| JP2857677B2 (ja) | Catv用保安器 | |
| JP2580087Y2 (ja) | Amステレオ放送受信機のバーアンテナ回路 | |
| EP0469663B1 (en) | Tuned radio receiving circuit | |
| JPH06189391A (ja) | スピーカーの回路並びに該回路に用いるコイル | |
| JPS58141038A (ja) | 平衡受信回路 | |
| JP4581089B2 (ja) | 伝導性電磁雑音抑制装置 | |
| JPH0424650Y2 (ja) | ||
| JPS638100Y2 (ja) | ||
| JPS6214926B2 (ja) |