JPH08116579A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH08116579A
JPH08116579A JP6248171A JP24817194A JPH08116579A JP H08116579 A JPH08116579 A JP H08116579A JP 6248171 A JP6248171 A JP 6248171A JP 24817194 A JP24817194 A JP 24817194A JP H08116579 A JPH08116579 A JP H08116579A
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JP
Japan
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communication line
terminal device
potential
data
downstream
Prior art date
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Pending
Application number
JP6248171A
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English (en)
Inventor
Shogo Imada
昭吾 今田
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答データの送信タイミングを正確に制御す
ることができ、不必要なデータの受信をなくし、さらに
故障の発生個所を容易に検知することができるデータ通
信装置を提供する。 【構成】 複数の端末装置M,Sは、1の通信ラインK
によって直列に接続される。各端末装置M,Sは、下流
側通信ラインKdを接続/切断する切換回路5と、優先
順位の上位の端末装置に接続されている上流側通信ライ
ンKuの電位を検出するレベル判定回路10とを備え、
マスタ端末装置Mからの要求データを受信したときは、
下流側通信ラインKdを切断し、上流側通信ラインKu
が予め定める第1の電位(ハイレベル)であることが検
出されてから予め定める第1の期間経過した後に応答デ
ータを送信し、送信終了後に下流側通信ラインKdを接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載された複数
のECU(Electronic Control Unit)間のデータ通信
に好適に実施されるデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、本発明の前提となるデータ通信
装置1の全体的構成を示すブロック図である。データ通
信装置1は、1つのマスタ端末装置Mと、複数のスレー
ブ端末装置S1〜Sn(総称するときは参照符Sを用い
る)とを含んで構成される。端末装置M,Sは、通信ラ
インKによって接続されている。データ通信装置1は、
ISO9141(国際標準規格)に準拠した通信方式が
実施される。この通信方式は、いわゆるマスタスレーブ
方式であり、マスタ端末装置Mから複数のスレーブ端末
装置Sに対して要求データを送信し、各スレーブ端末装
置Sは要求データを受信し、それぞれのスレーブ端末装
置Sがマスタ端末装置Mに応答データを送信する方式で
ある。
【0003】スレーブ端末装置S1〜Snには、優先順
位が定められており、優先順位の上位のスレーブ端末装
置から順番にマスタ端末装置Mに対して応答データを送
信する。ここでは、参照符Sの添え字1〜nが優先順位
を表すものとする。端末装置M,Sは、待機状態では予
め定める第1の電位(ハイレベル)に設定されている通
信ラインKを、前記第1の電位より低い予め定める第2
の電位(ローレベル)に引下げる手段を有し、これら2
つのレベルを所定のタイミングで切換えることでビット
データを作成し、データを送信する。予め定める数のビ
ットデータによってバイトデータが構成され、さらに予
め定める数のバイトデータによってメッセージデータが
構成される。このメッセージデータが前記要求データお
よび応答データに相当する。
【0004】図13は、図1に示すデータ通信装置1に
おいて実施される従来の通信手順を説明するためのタイ
ムチャートである。マスタ端末装置Mからの要求データ
を受信してから、各スレーブ端末装置S1〜Snは、そ
れぞれの優先順位に応じて予め定められたタイミングパ
ラメータT1〜Tnだけ経過した後に応答データを送信
するように構成されている。
【0005】要求データと応答データとの間、および応
答データ同志の間は、予め定める期間T0だけ間隔をあ
ける必要がある。したがって、スレーブ端末装置S1が
要求データを受信してから応答データを送信するまでの
期間を規定するタイミングパラメータT1は、期間T0
に等しく、またはこれよりも大きく選ばれる。スレーブ
端末装置S2が要求データを受信してから応答データを
送信するまでの期間を規定するタイミングパラメータT
2は、前記タイミングパラメータT1と、スレーブ端末
装置S1が応答データを送信する際に必要とする期間
と、前記予め定める期間T0との総和に等しく、あるい
はそれよりも大きく選ばれる。他のスレーブ端末装置S
3〜Snについても同様にしてタイミングパラメータT
3〜Tnが決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の通信手順が実施
される通信装置では、スレーブ端末装置Sがマスタ端末
装置Mに送信する応答データのデータ量が制限されてし
まう。すなわち、送信するデータ量が多く、応答データ
の送信期間が長くなると、期間T0を確保することがで
きなくなり、通信エラーが発生するおそれがある。ま
た、次のスレーブ端末装置の応答期間に重なってしま
い、データが破壊されてしまうおそれがある。
【0007】また、前記タイミングパラメータT1〜T
nは、車両に搭載するECUの数および種類に応じて設
定しなければならない。車両に搭載するECUの数や種
類は、車種によって異なるため、同一機能のECUであ
っても、異なる車種であれば異なるパラメータを設定す
る必要があり、設定作業が面倒である。
【0008】さらに、上述したように通信ラインKはロ
ーレベルがドミナントレベルであり、通信ラインKまた
は端末装置M,Sの故障によってローレベルに固定され
てしまうと、通信ラインKは使用不能となり、その結果
通信不能となってしまう。
【0009】通信ラインKは、各端末装置M,Sに共通
に接続されているため、スレーブ端末装置Sは受信した
データがマスタ端末装置Mからの要求データであるか、
あるいは他のスレーブ端末装置Sがマスタ端末装置Mに
送信した応答データであるかを判断しなければならず、
このような処理が端末装置に対して負担となる場合があ
る。特に、ECUの持つ機能が低く、処理能力が低いE
CUにとっては重要な問題である。データの種類の判断
は、データの先頭部分に付加されているヘッダ部分を解
析して行う。ヘッダ部分には、発信元、送信先、データ
長などの当該データの特性を示すデータが含まれる。
【0010】本発明の目的は、応答データの送信タイミ
ングの制御を正確に行うことができ、不必要なデータの
受信をなくし、さらに故障の発生個所を容易に検知する
ことができるデータ通信装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ送信の
順序を決定する優先順位が定められている複数の端末装
置を1の通信ラインで接続し、通信ラインは予め定める
第1の電位が待機状態であり、各端末装置はこの第1の
電位とそれよりも低い予め定める第2の電位とを所定の
タイミングで切換えることによってデータを作成して送
信し、優先順位の最上位の端末装置からの要求データに
応答して、要求データに対する応答データを優先順位に
従って順番に送信するデータ通信装置において、複数の
端末装置は、1の通信ラインによって直列に接続され、
各端末装置は、優先順位の下位の端末装置に接続されて
いる下流側通信ラインを接続および切断する切換手段
と、優先順位の上位の端末装置に接続されている上流側
通信ラインの電位を検出する検出手段とを備え、要求デ
ータを受信したときは、下流側通信ラインを切断し、上
流側通信ラインが第1の電位であることが検出されてか
ら予め定める第1の期間経過した後に応答データを送信
し、送信終了後に下流側通信ラインを接続することを特
徴とするデータ通信装置である。また本発明は、前記端
末装置は、優先順位の下位の端末装置に接続されている
下流側通信ラインを第1の電位に設定する第1の設定手
段と、優先順位の下位の端末装置に接続されている下流
側通信ラインを第2の電位に設定する第2の設定手段と
を備え、下流側通信ラインを切断した後に下流側通信ラ
インを第2の電位に設定し、応答データを送信した後に
下流側通信ラインを第1の電位に設定することを特徴と
する。また本発明は、前記端末装置は、予め定める第2
の期間継続して通信ラインが第1および第2の電位とは
異なる電位であることが検出されたときは、下流側通信
ラインを切断し、上流側通信ラインが第1の電位であれ
ば、下流側通信ラインを接続して再度通信ラインの電位
を検出し、第1および第2の電位とは異なる電位であれ
ば下流側に異常ありと判断し、上流側通信ラインが第1
および第2の電位とは異なる電位であれば、上流側に異
常ありと判断することを特徴とする。また本発明は、前
記端末装置は、異常ありと判断したときは、異常フラグ
をオンにすることを特徴とする。また本発明は、前記端
末装置は、上流側通信ラインを前記第1および第2の電
位の間に選ばれる予め定める第3の電位に設定する第3
の設定手段を備え、下流側通信ラインを切断して上流側
通信ラインの電位を検出し、前記第3の電位であれば、
優先順位が最上位であると判断することを特徴とする。
また本発明は、前記複数の端末装置のうちの少なくとも
優先順位が最上位の端末装置は、上流側通信ラインを接
続および切断する第2の切換手段と、前記第2の切換手
段の上流側に接続され、上流側に接続された端末装置か
ら送信される初期化信号を検出する信号検出手段とを備
え、初期化信号が検出されなければ、優先順位が最上位
であると判断して前記第2の切換手段によって上流側通
信ラインを切断し、初期化信号が検出されると、優先順
位が第2位であると判断してを上流側通信ラインを接続
することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、複数の端末装置のうち、優先
順位の最上位の端末装置、すなわち第1位の端末装置か
ら要求データが送信されると、第2位以下の端末装置は
それぞれ下流側通信ラインを切断する。これによって、
下位の端末装置は自分自身が応答データを送信するまで
の間、上位の端末装置が送信する不必要な応答データを
受信する必要がなくなる。第2位以下の端末装置は、そ
れぞれ上流側通信ラインが待機状態である第1の電位で
あることを検出してから、予め定める第1の期間経過し
た後に応答データを送信し、送信終了後に下流側通信ラ
インを接続する。したがって、第2位の端末装置は、第
1位の端末装置からの要求データを受信し、下流側通信
ラインを切断した時点では、上流側通信ラインによって
第1位の端末装置と接続されているだけである。第1位
と第2位の端末装置の間の通信ラインは、第1位の端末
装置が下流側通信ラインを切断しないので、待機状態で
ある第1の電位であり、この電位を検出した第2位の端
末装置は予め定める第1の期間経過後に第1位の端末装
置に対して応答データを送信する。この間第3位以下の
端末装置においては、上流側通信ラインは切断されてい
るため、電位は検出されず、したがって、上位の端末装
置が送信する応答データを受信することもない。第2位
の端末装置は、応答データ送信終了後に下流側通信ライ
ンを接続する。これによって第3位の端末装置は、上流
側通信ラインが第1の電位になったことを検出する。以
下、第2位の端末装置と同様の動作を第3位以下の端末
装置が順番に実行していく。これによって、各端末装置
が応答データを送信する間隔を常に第1の期間とするこ
とができ、応答データが重なることによるデータの破壊
や応答データ間に所定の間隔が確保されないことによる
通信エラーの発生を防ぐことができる。
【0013】さらに好ましくは、下流側通信ラインを切
断した後に、下流側通信ラインを第2の電位に設定し、
応答データの送信終了後に第1の電位に設定する。これ
によって、優先順位が第3位以下の端末装置において
は、上流側通信ラインが第2の電位であることを検出し
て、上流側通信ラインが切断されていることを判断する
ので、上流側通信ラインの電位検出動作が安定し、誤検
出、誤動作の発生が防止される。
【0014】また本発明に従えば、通信ラインが第1お
よび第2の電位とは異なる電位で予め定める第2の期間
継続したときは、各端末装置は下流側通信ラインを切断
し、異常発生個所の検知動作を行う。下流側通信ライン
を切断した状態で上流側通信ラインが待機状態である第
1の電位であれば、当該端末装置よりも上流側において
は異常が発生していないと判断する。したがって下流通
信ラインを接続して再度通信ラインの電位を検出する。
このとき通信ラインが第1および第2の電位とは異なる
電位であれば、当該端末装置よりも下流側に異常が発生
していると判断する。また、下流側通信ラインを切断し
た時点で上流側通信ラインが第1および第2の電位とは
異なる電位であれば、当該端末装置よりも上流側におい
て異常が発生していると判断する。このように通信装置
内のいずれかの個所において故障が発生し、通信ライン
が第1および第2の電位とは異なる電位で固定されてし
まった場合であっても、故障個所を特定することによっ
て、当該故障個所よりも上流側の端末装置間および下流
側端末装置間においてはデータ通信を続行することがで
き、すべてのデータ通信が停止してしまうことはない。
【0015】また好ましくは、各端末装置は、異常あり
と判断したときは異常フラグをオンにする。これによっ
て当該異常フラグを見ることによって故障個所を容易に
特定することができ、故障発生時の対応が容易になる。
【0016】また本発明に従えば、各端末装置は、下流
側通信ラインを切断して上流側通信ラインの電位を検出
する。各端末装置は上流側通信ラインを前記第1および
第2の電位の間に選ばれる第3の電位に設定する第3の
設定手段を備える。端末装置にさらに優先順位の高い端
末装置が接続されていなければ上流側通信ラインは前記
第3の設定手段によって第3の電位に設定されるので、
自分自身が優先順位が最上位であると判断する。端末装
置にさらに優先順位が上位の端末装置が接続されている
場合は、その上位の端末装置によって上流側通信ライン
は待機状態である第1の電位に設定されるので、当該端
末装置は自分自身が優先順位が最上位ではないことを認
識する。これによって、複数の端末装置を通信ラインに
直列に接続した場合、優先順位が最上位である端末装置
は自分自身が最上位であることを自動的に認識し、いわ
ゆるマスタ端末装置として機能する。また、本来優先順
位が最上位でない端末装置であっても、たとえば通信ラ
インが切断された場合などは当該切断個所の下流側に位
置する端末装置が優先順位が最上位であることになり、
当該端末装置は自分自身が最上位であると認識し、いわ
ゆるマスタ端末装置として機能することができる。
【0017】また本発明に従えば、前記複数の端末装置
のうちの少なくとも優先順位が最上位の端末装置は、さ
らに上流側に端末装置が接続されているかどうかを、初
期化信号の有無に基づいて判断する。初期化信号が検出
されなければ、端末装置が上流側には接続されておら
ず、優先順位が最上位であると判断して上流側通信ライ
ンを切断し、下位の端末装置に対して要求データを送信
して通信処理を開始する。初期化信号が検出されれば、
上流側にさらに端末装置が接続されたと認識し、優先順
位が第2位であると判断し、上流側通信ラインを接続し
て初期化信号に基づく初期化動作を実行し、要求データ
の受信を待つ。これによって、複数の端末装置を通信ラ
インに直列に接続した場合、優先順位が最上位である端
末装置は自分自身が最上位であることを自動的に認識
し、いわゆるマスタ端末装置として機能する。また、上
記第2の切換手段および信号検出手段を全ての端末装置
に設けた場合は、本来優先順位が最上位でない端末装置
であっても、たとえば通信ラインが切断された場合など
は当該切断箇所の下流側に位置する端末装置が優先順位
が最上位であることになり、当該端末装置が自分自身が
最上位であると認識し、いわゆるマスタ端末装置として
機能することができる。
【0018】
【実施例】図1は、一実施例であるデータ通信装置1の
全体的構成を示すブロック図である。データ通信装置1
は、1つのマスタ端末装置Mと、複数のスレーブ端末装
置S1〜Sn(総称するときは参照符Sを用いる)とを
含んで構成される。端末装置M,Sは、車両に搭載され
たECUで実現され、予め定める制御を実行する。さら
にマスタ端末装置Mは必要に応じて外部ツールであるテ
スタなどで実現される。端末装置M,Sは、通信ライン
Kによって接続されている。データ通信装置1は、IS
O9141に準拠した通信方式が実施される。この通信
方式は、いわゆるマスタスレーブ方式であり、マスタ端
末装置Mから複数のスレーブ端末装置Sに対して要求デ
ータを送信し、各スレーブ端末装置Sは要求データを受
信し、それぞれのスレーブ端末装置Sがマスタ端末装置
Mに応答データを送信する方式である。
【0019】スレーブ端末装置S1〜Snには、優先順
位が定められており、優先順位の上位のスレーブ端末装
置から順番にマスタ端末装置Mに対して応答データを送
信する。ここでは、参照符Sの添え字1〜nが優先順位
を表すものとする。
【0020】端末装置M,Sは、待機状態では予め定め
る第1の電位(ハイレベル)に設定されている通信ライ
ンKを、前記第1の電位よりは低い予め定める第2の電
位(ローレベル)に引下げる手段を有し、これら2つの
レベルを所定のタイミングで切換えることでビットデー
タを作成し、データを送信する。予め定める数のビット
データによってバイトデータが構成され、さらに予め定
める数のバイトデータによってメッセージデータが構成
される。このメッセージデータが前記要求データおよび
応答データに相当する。
【0021】図2は、各端末装置M,Sの構成を示すブ
ロック図である。端末装置M,Sは、データの送信およ
び受信、各種演算、各種制御などを実行する制御回路2
を含む。制御回路2は、マイクロコンピュータなどで実
現され、シリアルデータ入力端子Sin、シリアルデー
タ出力端子Sout、各種信号の入出力用のポートP
0,P1,P2を備える。
【0022】端末装置M,Sは、通信ラインKを接続す
るための接続端子3,4を備え、接続端子3には優先順
位の上位の端末装置に接続される上流側通信ラインKu
が接続され、接続端子4には優先順位の下位の端末装置
に接続される下流側通信ラインKdが接続される。接続
端子3と接続端子4とは、端末装置内部で接続されてい
る。
【0023】接続端子3と接続端子4との間には、通信
ラインK、詳しくは下流側通信ラインKdとシリアルデ
ータ入力端子Sinおよびシリアルデータ出力端子So
utとを接続および切断する切換回路5が接続されてい
る。切換回路5は、制御回路2のポートP0からのライ
ンカット信号によって制御される。切換回路5は、互い
に逆向きに並列に接続された2つのバッファ6,7によ
って構成される。バッファ6,7は、たとえばスリース
テートバッファで構成され、ラインカット信号が与えら
れたときには何も出力しない状態となり、これによって
端子Sin,Soutと接続端子4との間が切断され、
すなわち下流側通信ラインKdが切断されたことにな
る。
【0024】接続端子3と切換回路5との間の信号線に
は、入力バッファ8を介して制御回路2のシリアルデー
タ入力端子Sinが接続され、出力バッファ9を介して
制御回路2のシリアルデータ出力端子Soutが接続さ
れる。さらに接続端子3と切換回路5との間の信号線に
はレベル判定回路10が接続される。レベル判定回路1
0は、通信ラインKの電位、特に切換回路5によって下
流側通信ラインKdが切断された際には上流側通信ライ
ンKuの電位を検出する。検出結果は制御回路2のポー
トP2に与えられる。
【0025】さらに接続端子3に近接して、レベル設定
回路11が設けられる。レベル設定回路11は、通信ラ
インK(Ku)を前記第1および第2の電位の間に選ば
れる予め定める第3の電位に設定する。レベル設定回路
11は、端末装置の電源電位+Bと信号線との間に接続
される抵抗R1と、信号線とグランド電位との間に接続
される抵抗R2とによって構成される。抵抗R1,R2
は、ともにたとえば100KΩに選ばれる。ただし、前
記第3の電位は、バッファ8,9のしきい値レベルより
高いレベルに設定する必要がある。通信ラインKがハイ
レベルのときの電位が+B・R2/(R1+R2)とな
り、このときに通信ラインKがハイレベルであることを
検出しなければならないからである。
【0026】接続端子4と切換回路5との間の信号線に
は、レベル設定回路12が接続され、当該レベル設定回
路12は、通信ラインK(通信ライン切断時には通信ラ
インKd)を予め定める第1の電位(ハイレベル)に設
定する。レベル設定回路12は、前記電源電位+Bと信
号線との間に接続される抵抗R3によって構成される。
抵抗R3は、たとえば510Ωに選ばれる。さらに、接
続端子4と切換回路5との間の信号線とグランド電位
(第2の電位)との間にスイッチ13が介在される。ス
イッチ13は、制御回路2のポートP1からの信号によ
って開閉が制御される。
【0027】図3は、端末装置Maの構成例を示すブロ
ック図である。図1の端末装置Mと同一の構成には同一
の参照符号を付して説明を省略する。端末装置Maで
は、レベル設定回路11とバッファ8,9との間に第2
の切換回路14を設けている。切換回路14は、切換回
路5と同様に、2つのバッファ15,16を互いに逆向
きに並列に接続して構成され、制御回路2のポートP3
からのラインカット信号によって制御される。レベル判
定回路10は、レベル設定回路11と切換回路14との
間に接続され、通信ラインKの電位、特に切換回路14
によって上流側通信ラインKuが接続された際には、上
流側通信ラインKuの電位を検出する。検出結果は、制
御回路2のポートP2に与えられる。
【0028】なお、端末装置Maでは、レベル設定回路
11が設定する第3の電位は、バッファ8,9のしきい
値レベルよりも必ずしも高いレベルに設定する必要はな
い。なぜならば、上流側に端末装置が接続されていない
ときは、切換回路14によって上流側通信ラインKuは
切断されており、データ通信に用いられている通信ライ
ンKの電位とは無関係であり、レベル判定回路10が上
流側に端末装置が接続された場合とレベル設定回路11
だけの場合とでの上流側通信ラインKuの電位の違いを
検出すればよいからである。
【0029】図4は、通信装置1におけるスレーブ端末
装置Sの動作を説明するフローチャートであり、図5は
図4のフローチャートに従って実行される通信手順を説
明するタイムチャートである。ステップa1では、マス
タ端末装置Mからの要求データを受信したかどうかを判
断する。要求データは通信ラインKを介して各スレーブ
端末装置Sに与えられ、入力バッファ8を介して制御回
路2のデータ入力端子Sinに与えられる。要求データ
を受信したと判断したときはステップa2に進み、ライ
ンカット信号を切換回路5に与え、下流側通信ラインK
dを切断する。ステップa3では、レベル判定回路10
からの出力に基づいて上流側通信ラインKuがハイレベ
ルであるかどうかを判断する。ハイレベルであればステ
ップa4に進み、予め定める期間T0だけ待機した後、
ステップa5において応答データを送信する。その後、
ステップa6では応答データ送信終了後に下流側通信ラ
インKdを接続する。期間T0は、応答データ同士間に
必ず確保しなければならない期間であり、ISO914
1によって予め定められている。たとえば、0〜50m
secに選ばれる。
【0030】上述の動作は各スレーブ端末装置Sにおい
てそれぞれ実行される。したがって、図5のタイムチャ
ートに示すように、マスタ端末装置Mからの要求データ
の受信が終了した時刻t1から期間T0経過した時刻t
2からスレーブ端末装置S1は応答データを送信する。
このときスレーブ端末装置S1は、時刻t1以降応答デ
ータを送信し終える時刻t3までの間、下流側通信ライ
ンKdを切断する。スレーブ端末装置S1は、応答デー
タの送信終了後に下流側通信ラインKdを接続する。こ
れによって時刻t3以降、スレーブ端末装置S2は上流
側通信ラインKuがハイレベルになったことを検知す
る。したがって時刻t3から期間T0が経過した時刻t
4からスレーブ端末装置S2は応答データを送信する。
【0031】スレーブ端末装置S3〜Snについても同
様に、上位の端末装置の応答データの送信が終了した時
刻から期間T0経過してから応答データを送信する。ス
レーブ端末装置Snは、スレーブ端末装置Sn−1によ
る応答データの送信を終了した時刻t5から期間T0経
過した時刻t6から応答データを送信し、これでマスタ
端末装置Mから送信された要求データに対する応答動作
が終了する。
【0032】このように、各スレーブ端末装置Sは、マ
スタ端末装置Mからの要求データを受信した時点で下流
側通信ラインKdを切断する。これによって、下位の端
末装置は応答データを送信するまでの間、不必要なデー
タを受信することがなく、スレーブ端末装置の負担が軽
減される。また各スレーブ端末装置Sは、上流側通信ラ
インKuがハイレベルであることを検知してから、予め
定める期間T0経過した後に応答データを送信するの
で、確実に上位の端末装置の応答データの送信が終了し
てから自分自身が応答データを送信することができ、応
答データが重なりデータが破壊されることが防止され
る。また、各スレーブ端末装置Sにパラメータとして期
間T0を設定するだけでよく、タイミング制御を比較的
容易にかつ正確に行うことができる。
【0033】図6は、スレーブ端末装置Sが行う他の動
作を説明するフローチャートであり、図7は図6に従っ
て端末装置が実行する通信手順を説明するタイムチャー
トである。ステップb1においてマスタ端末装置Mから
の要求データを受信すると、ステップb2に進み、下流
側通信ラインKdを切断する。ステップb3では下流側
通信ラインKdを、スイッチ13を閉じることによって
ローレベルに設定する。ステップb4では、上流側通信
ラインKuがハイレベルであるかどうかを判断する。ハ
イレベルであることが検出されるとステップb5に進
み、期間T0待機した後、ステップb6において応答デ
ータを送信する。その後ステップb7で下流側通信ライ
ンKdを、スイッチ13を開くことによってハイレベル
に設定し、ステップb8において下流側通信ラインKd
を接続する。
【0034】図7に示すように、図6に示すフローチャ
ートに従って端末装置が行う通信手順は、前述の図5の
タイムチャートとほぼ同じである。異なる点は、スレー
ブ端末装置Sは、マスタ端末装置Mからの要求データを
受信した時点で単に下流側通信ラインKdを切断するだ
けでなく、下流側通信ラインKdを予め定める第2のレ
ベルに固定して設定することである。これによってレベ
ル判定回路10によるレベル検出動作が安定し、誤検
出、誤動作の発生が防がれ、誤って下位の端末装置が応
答データを送信し、データが重なることによるデータの
破壊や通信エラーの発生が防がれる。
【0035】図8は、通信装置1においてエラーが発生
した際の各端末装置の動作を説明するフローチャートで
ある。ステップc1では通信ラインKがローレベルに固
定され、予め定める第2の期間経過したかどうかが判断
される。なお、ここでのローレベルとは、前述した第
1、第2および第3の電位のいずれにも該当しない電位
であり、すなわち、正常時には検出されない電位を意味
する。判断が肯定であればステップc2に進み、下流側
通信ラインKdを切断する。ステップc3では、上流側
通信ラインKuがハイレベルであるかどうかを判断す
る。ハイレベルであれば、上流側は正常であるのでステ
ップc4において下流側通信ラインKdを接続する。そ
の後、ステップc5において再び通信ラインKがハイレ
ベルであるかどうかを判断する。判断が肯定であればス
テップc6に進み、当該端末装置の上流側および下流側
において異常が発生していないと判断し、待機状態にな
る。
【0036】ステップc3において、上流側通信ライン
Kuがハイレベルでなく、ローレベルである場合は、当
該端末装置よりも上流側にて故障が発生していることに
なり、ステップc7に進み、異常フラグをオンにする。
【0037】またステップc5において、通信ラインK
がハイレベルでなくローレベルであると判断された場合
は、当該端末装置の下流側にて故障が発生していること
になり、ステップc7に進み、異常フラグをオンにす
る。
【0038】このように故障が発生し、通信ラインKが
一定期間ローレベルに固定された場合は、各端末装置は
一旦下流側通信ラインKdを切断し、上流側の端末装置
から順に通信ラインKの電位を検出し、故障が上流側で
発生したのかあるいは下流側で発生したのかを検出した
レベルに基づいて判断する。これによって、正常な端末
装置間の通信ラインKは待機状態に復帰し、必要に応じ
てデータ通信を行うことができる。また異常フラグを見
ることによって故障の発生した個所を容易に特定するこ
とができる。
【0039】図9は、端末装置のさらに他の動作を説明
するフローチャートである。ステップd1では下流側通
信ラインKdを切断し、ステップd2において上流側通
信ラインKuのレベルを判定する。上流側通信ラインK
uのレベルが電源電位+Bである場合はステップd3に
進み、当該端末装置は優先順位が最上位ではないと判定
する。ステップd2において判定したレベルが+B/2
である場合は、ステップd4に進み、当該端末装置の優
先順位が最上位であると判定する。すなわち、接続端子
3よりも上流側には端末装置が接続されていない場合
は、切換回路5によって下流側通信ラインKdを切断す
ることによってレベル判定回路10はレベル設定回路1
1によって設定された第3の電位、すなわち+B/2を
検出することになる。したがって、当該端末装置が最上
位であると判断することができる。
【0040】このように下流側通信ラインKdを切断
し、上流側通信ラインKuのレベルを判断することによ
って自分の優先順位が最上位であるかどうかを判断する
ことができる。これによって端末装置を通信ラインKに
接続することによって、最上位である端末装置は、自分
が最上位であることを自動的に認識することができ、自
動的にマスタ端末装置Mとして機能することができる。
またたとえば通信ラインKが切断されたような故障が発
生した場合であっても、当該切断個所よりも下流側にお
いても、その中で最も最上位である端末装置がマスタ端
末装置として機能することが可能となる。
【0041】図10は、本発明の他の実施例を説明する
ためのブロック図である。図10に示す端末装置Mb
は、図1に示す端末装置Mと類似しており、同一の構成
には同一の参照符を付して説明を省略する。端末装置M
bは、自己が優先順位が最上位の端末装置であるかどう
かを判断するための構成として、レベル設定回路11の
代わりに第2の切換回路14を設けたことである。切換
回路14は、互いに逆向きに並列に接続された2つのバ
ッファ15,16によって構成される。バッファ15,
16は、たとえばスリーステートバッファで構成され、
制御回路2のポートP3からのラインカット信号によっ
て制御される。ラインカット信号が与えられたときには
何も出力しない状態となり、これによって端子Sin,
Soutと接続端子3との間が切断され、すなわち上流
側通信ラインKuが切断されたことになる。
【0042】切換回路14と接続端子3との間には、レ
ベル設定回路18が接続され、当該レベル設定回路18
は、通信ラインK(通信ライン切断時には上流側通信ラ
インKu)を予め定める第1の電位(ハイレベル)に設
定する。レベル設定回路18は、前記電源電位+Bと信
号線との間に接続される抵抗R4によって構成される。
抵抗R4は、たとえば510Ωに選ばれる。さらに切換
回路14と接続端子3との間にはバッファ17が接続さ
れ、バッファ17の出力は制御回路2のポートP2に与
えられる。制御回路2は、ポートP2の入力信号を監視
し、上流側通信ラインKuに接続された端末装置から送
信される初期化信号の入力の有無を検知する。
【0043】図11は、マスタ端末装置からスレーブ端
末装置Sに送信される初期化信号の具体例を示すタイム
チャートである。初期化信号とは、いわゆるマスタスレ
ーブ方式の通信を開始するにあたって、端末装置間の通
信速度や、通信を行うスレーブ端末装置を指定するアド
レス信号などを設定するための信号である。
【0044】図11(1)には、第1の初期化信号が示
されている。マスタ端末装置は、最低速の通信レートで
ある5ボー(ビット/sec)にて初期化信号を送信す
る。この初期化信号を受信したスレーブ端末装置Sは、
同期信号SYNと、動作確認のためのキーワードKW
1,KW2をマスタ端末装置に送信する。マスタ端末装
置は、確認信号として前記キーワードKW2の論理値を
反転したキーワードバーKW2を送信する。続いてスレ
ーブ端末装置Sは、初期化信号によって与えられたアド
レスデータをその論理値を反転してマスタ端末装置に送
信する。このような信号のやり取りを前記初期化信号に
よって設定された通信速度にて行い、正常に通信が行え
ると判断した後、マスタ端末装置は要求データを送信
し、これに応答してスレーブ端末装置Sは応答データを
送信する。
【0045】図11(2)には、第2の初期化信号が示
されている。第2の初期化信号は、たとえばISO91
41によって予め定められているパルス幅W1,W2を
有するパルス信号で実現される。初期化信号のパルス幅
W1,W2を適宜選択することによって、上述した第1
の初期化信号と同様に通信速度や、通信対象となるスレ
ーブ端末装置のアドレスなどがスレーブ端末装置Sに送
信される。初期化信号のパルス幅W1はたとえばローレ
ベルに選ばれ、パルス幅W2はたとえばハイレベルに選
ばれる。その後、マスタ端末装置から要求データを送信
し、この要求データに応答してスレーブ端末装置Sは応
答データを送信する。
【0046】図12は、図10に示すマスタ端末装置M
bの動作を説明するフローチャートである。このフロー
チャートに示される処理は、周期的に、たとえば1ms
ecごとに繰返して実行される。ステップe1では、上
流側に接続された他の端末装置、たとえばテスタなどの
いわゆる外部ツールとの通信が行われているかどうかを
通信フラグに基づいて判断する。通信中でなければ(通
信フラグ=オフ)ステップe2に進み、通信中であれば
(通信フラグ=オン)ステップe9に進む。
【0047】ステップe2では、制御回路2はポートP
2に入力される信号に基づいて初期化信号が入力された
かどうかを判断する。初期化信号が入力されなければ、
端末装置Mbは自分が最上位のいわゆるマスタ端末装置
であると判断し、ステップe3において下位の端末装置
Sとの通信処理を行う。
【0048】ステップe2において初期化信号が検出さ
れたときには、ステップe4において初期化が完了した
かどうかを判断する。初期化が完了していなければ、ス
テップe5に進み、下位の端末装置との間で行われてい
る通信処理を中断する。この中断作業は、マスタ端末装
置Mbから通信処理を中断する旨を報知するメッセージ
データを送信することによって行われる。
【0049】ステップe4において初期化が完了すると
ステップe6に進み、マスタ端末装置Mbは、自分がマ
スタ端末装置であるかスレーブ端末装置であるかを判断
するための識別フラグをオフに設定する。ステップe7
では、上流側端末装置との通信処理を行うため、通信フ
ラグをオンにし、ステップe8では切換回路14を接続
し、上流側通信ラインKuを接続する。
【0050】ステップe1において上位の端末装置と通
信中であればステップe9に進み、上流側端末装置との
通信処理を行う。これは、上流側端末装置からの要求デ
ータに対する応答データを送信することによって行われ
る。
【0051】ステップe10では、通信が終了したかど
うか、すなわち上流側端末装置に対して応答データを送
信したかどうかを判断する。通信処理が終了すると、ス
テップe11に進み、識別フラグをオンに設定し、ステ
ップe12において通信フラグをオフにし、ステップe
13では切換回路14によって上流側通信ラインKuを
切断する。
【0052】このように上流側通信ラインKuから初期
化信号が入力されたかどうかを判断することによって、
自分の優先順位が最上位であるかどうかを判断すること
ができる。これによって、端末装置を上流側通信ライン
Kuの上流側に接続することによって、接続前に最上位
であった端末装置は、新たに接続された端末装置からの
初期化信号によって自分が優先順位が第2位であること
を自動的に認識することができ、自動的にスレーブ端末
装置Sとして機能することができる。これによって、複
数の端末装置によって構成されていたシステムにおい
て、その最上位の端末装置にさらに別の端末装置を接続
することによって、新たに接続した端末装置が最上位と
なり、接続前に最上位であった端末装置が自動的に第2
のスレーブ端末装置に変更されるため、前記システムか
ら必要なデータを読出す際などの作業の手間が省ける。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各端末装
置が送信する応答データの送信タイミングを正確に制御
することができ、データの破壊や送信エラーの発生が防
止される。また上位の端末装置の応答データの送信が終
了するまでは下位の端末装置への通信ラインは切断され
ているので、下位の端末装置は不要なデータを受信する
ことはなく、端末装置の処理の負担が軽減される。また
単に通信ラインを切断するだけではなく、強制的に予め
定める第2の電位に設定することで、下位の端末装置に
おける通信ラインのレベル検出動作の安定性が増し、誤
検出、誤動作の発生が防がれる。
【0054】また本発明によれば、通信ラインが第1お
よび第2の電位とは異なる電位で一定期間固定されてし
まった場合、すなわち故障がいずれかの個所にて発生し
た場合、各端末装置は下流側通信ラインを切断して上位
の端末装置との間で故障が発生しているかどうか、さら
には下位の端末装置との間で故障が発生しているかを判
断し、故障が発生していなければ、通信ラインを接続し
て待機状態に復帰させる。これによって故障個所を除い
た端末装置間ではデータ通信を行うことができ、データ
通信の信頼性が向上する。また故障が検出された端末装
置に異常フラグを立てることによって、故障が発生した
個所を容易に特定することができる。
【0055】また本発明によれば、各端末装置は自己の
優先順位が最上位であるかどうかを、上流側通信ライン
のレベルを検知することによって、あるいは初期化信号
の有無を検出することによって判断するので、端末装置
を複数個優先順位に従って接続しただけで最上位の端末
装置は自動的に自己が最上位の端末装置であると認識
し、いわゆるマスタ端末装置として機能する。また、故
障が発生し、上位との接続が切断された場合などであっ
ても、切断個所から下位の端末装置間においてもその中
で最上位の端末装置がマスタ端末装置として機能するこ
とができ、データ通信の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデータ通信装置1の全
体的構成を示すブロック図である。
【図2】端末装置M,Sの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】端末装置Maの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】端末装置Sの通信動作を説明するフローチャー
トである。
【図5】図4に示すフローチャートに従って各端末装置
が実行する通信手順を説明するタイムチャートである。
【図6】端末装置Sが実行する他の通信動作を説明する
フローチャートである。
【図7】図6に示すフローチャートに従って各端末装置
が行う通信手順を説明するタイムチャートである。
【図8】エラー発生時に端末装置が行う動作を説明する
フローチャートである。
【図9】端末装置Mが行う動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】端末装置の他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】マスタ端末装置Mとスレーブ端末装置Sとの
間で行われる初期化手順を示すタイムチャートである。
【図12】マスタ端末装置Mの動作を説明するフローチ
ャートである。
【図13】従来の通信手順を説明するタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1 データ通信装置 2 制御回路 3,4 接続端子 5,14 切換回路 6,7,15,16,17 バッファ 8 入力バッファ 9 出力バッファ 10 レベル判定回路 11,12,18 レベル設定回路 13 スイッチ K 通信ライン M,Ma,Mb マスタ端末装置 S スレーブ端末装置 R1〜R4 抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 11/22 330 M H04L 12/40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信の順序を決定する優先順位が
    定められている複数の端末装置を1の通信ラインで接続
    し、通信ラインは予め定める第1の電位が待機状態であ
    り、各端末装置はこの第1の電位とそれよりも低い予め
    定める第2の電位とを所定のタイミングで切換えること
    によってデータを作成して送信し、優先順位の最上位の
    端末装置からの要求データに応答して、要求データに対
    する応答データを優先順位に従って順番に送信するデー
    タ通信装置において、 複数の端末装置は、1の通信ラインによって直列に接続
    され、 各端末装置は、 優先順位の下位の端末装置に接続されている下流側通信
    ラインを接続および切断する切換手段と、 優先順位の上位の端末装置に接続されている上流側通信
    ラインの電位を検出する検出手段とを備え、 要求データを受信したときは、下流側通信ラインを切断
    し、上流側通信ラインが第1の電位であることが検出さ
    れてから予め定める第1の期間経過した後に応答データ
    を送信し、送信終了後に下流側通信ラインを接続するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記端末装置は、 優先順位の下位の端末装置に接続されている下流側通信
    ラインを第1の電位に設定する第1の設定手段と、 優先順位の下位の端末装置に接続されている下流側通信
    ラインを第2の電位に設定する第2の設定手段とを備
    え、 下流側通信ラインを切断した後に下流側通信ラインを第
    2の電位に設定し、 応答データを送信した後に下流側通信ラインを第1の電
    位に設定することを特徴とする請求項1記載のデータ通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記端末装置は、予め定める第2の期間
    継続して通信ラインが第1および第2の電位とは異なる
    電位であることが検出されたときは、下流側通信ライン
    を切断し、 上流側通信ラインが第1の電位であれば、下流側通信ラ
    インを接続して再度通信ラインの電位を検出し、第1お
    よび第2の電位とは異なる電位であれば下流側に異常あ
    りと判断し、 上流側通信ラインが第1および第2の電位とは異なる電
    位であれば、上流側に異常ありと判断することを特徴と
    する請求項1記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記端末装置は、異常ありと判断したと
    きは、異常フラグをオンにすることを特徴とする請求項
    3記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記端末装置は、 上流側通信ラインを前記第1および第2の電位の間に選
    ばれる予め定める第3の電位に設定する第3の設定手段
    を備え、 下流側通信ラインを切断して上流側通信ラインの電位を
    検出し、 前記第3の電位であれば、優先順位が最上位であると判
    断することを特徴とする請求項1記載のデータ通信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記複数の端末装置のうちの少なくとも
    優先順位が最上位の端末装置は、 上流側通信ラインを接続および切断する第2の切換手段
    と、 前記第2の切換手段の上流側に接続され、上流側に接続
    された端末装置から送信される初期化信号を検出する信
    号検出手段とを備え、 初期化信号が検出されなければ、優先順位が最上位であ
    ると判断して前記第2の切換手段によって上流側通信ラ
    インを切断し、初期化信号が検出されると、優先順位が
    第2位であると判断して上流側通信ラインを接続するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
JP6248171A 1994-10-13 1994-10-13 データ通信装置 Pending JPH08116579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009129172A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Yamatake Corp 状態制御システム及び装置
JP2018107623A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 トヨタ自動車株式会社 車載通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009129172A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Yamatake Corp 状態制御システム及び装置
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Effective date: 20030408