JPH0811678A - シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器 - Google Patents
シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器Info
- Publication number
- JPH0811678A JPH0811678A JP6144949A JP14494994A JPH0811678A JP H0811678 A JPH0811678 A JP H0811678A JP 6144949 A JP6144949 A JP 6144949A JP 14494994 A JP14494994 A JP 14494994A JP H0811678 A JPH0811678 A JP H0811678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detonator
- chamber
- casing
- holder
- gas generating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、シートベルト巻取用動力発生装置
にガスを供給するためのガス発生器の着火薬及び駆動薬
の保護に関し、ガス発生剤室内の着火薬,駆動薬に湿気
を与えることを防止し、着火薬,駆動薬の着火を確実に
できる 【構成】 ケーシング内に形成されたホルダ室,ガス発
生剤室と、ホルダ室に収容されるとともにケーシングの
一側に開口した雷管室を有する雷管ホルダと、ケーシン
グの一側に形成され雷管ホルダを押さえるかしめ部と、
雷管ホルダに形成されガス発生剤室と雷管室とを連通す
る細径管路と、雷管ホルダの雷管側の面とケーシングの
かしめ部の間に塗布されたシール樹脂層と、雷管ホルダ
の雷管側の反対側の面とケーシングの段部上の間に挟持
された第1薄膜材とを備えている。
にガスを供給するためのガス発生器の着火薬及び駆動薬
の保護に関し、ガス発生剤室内の着火薬,駆動薬に湿気
を与えることを防止し、着火薬,駆動薬の着火を確実に
できる 【構成】 ケーシング内に形成されたホルダ室,ガス発
生剤室と、ホルダ室に収容されるとともにケーシングの
一側に開口した雷管室を有する雷管ホルダと、ケーシン
グの一側に形成され雷管ホルダを押さえるかしめ部と、
雷管ホルダに形成されガス発生剤室と雷管室とを連通す
る細径管路と、雷管ホルダの雷管側の面とケーシングの
かしめ部の間に塗布されたシール樹脂層と、雷管ホルダ
の雷管側の反対側の面とケーシングの段部上の間に挟持
された第1薄膜材とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートベルト巻取装置
の緊急引込装置に動力を供給するためのシートベルト巻
取用動力発生装置に係わり、特に、この装置にガスを供
給するためのガス発生器の着火薬及び駆動薬の保護に関
する。
の緊急引込装置に動力を供給するためのシートベルト巻
取用動力発生装置に係わり、特に、この装置にガスを供
給するためのガス発生器の着火薬及び駆動薬の保護に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両には、衝突時の
ショックから乗員を保護するためにシートベルトが配置
されている。乗員に掛け渡されたシートベルトは、シー
トベルト巻取装置によって拘束されている。
ショックから乗員を保護するためにシートベルトが配置
されている。乗員に掛け渡されたシートベルトは、シー
トベルト巻取装置によって拘束されている。
【0003】そして、近時、急停止時或いは衝突時に、
運転者を確実にシートベルトにより保護するため、シー
トベルトの巻き取りを行なうシートベルト巻取装置に、
緊急引込装置を配置し、この緊急引込装置によりシート
ベルトを瞬時に引き込むことが要求される。
運転者を確実にシートベルトにより保護するため、シー
トベルトの巻き取りを行なうシートベルト巻取装置に、
緊急引込装置を配置し、この緊急引込装置によりシート
ベルトを瞬時に引き込むことが要求される。
【0004】かかるシートベルト巻取装置として例えば
実開平1−240345号公報に示すものが図4に示す
ように知られている。図4において、車体101のセン
タピラー102の下部に固設されたシートベルト巻取装
置103から上方に繰り出されたシートベルト104
は、センタピラー102の上方に取着されたスルーリン
グ105を通過した後下向きに延出され、シート106
の後部側面にそのシートベルト端部107を取着してい
る。
実開平1−240345号公報に示すものが図4に示す
ように知られている。図4において、車体101のセン
タピラー102の下部に固設されたシートベルト巻取装
置103から上方に繰り出されたシートベルト104
は、センタピラー102の上方に取着されたスルーリン
グ105を通過した後下向きに延出され、シート106
の後部側面にそのシートベルト端部107を取着してい
る。
【0005】そして、シートベルト104のスルーリン
グ105とシートベルト端部107との間には、シート
ベルト104に沿って移動自在なようにタングプレート
108が設けられている。
グ105とシートベルト端部107との間には、シート
ベルト104に沿って移動自在なようにタングプレート
108が設けられている。
【0006】シート106に着座した乗員が、シートベ
ルト巻取装置103からシートベルト104を引き出し
た後、シートベルト端部107の固着点と反対側のシー
ト側面に取着されたバックル109にタングプレート1
08を繋着することにより、乗員の肩から胸、及び腰回
りにかけてシートベルト104が掛け渡されている。
ルト巻取装置103からシートベルト104を引き出し
た後、シートベルト端部107の固着点と反対側のシー
ト側面に取着されたバックル109にタングプレート1
08を繋着することにより、乗員の肩から胸、及び腰回
りにかけてシートベルト104が掛け渡されている。
【0007】このようなシートベルト巻取装置では、例
えば瞬間的にシートベルトを引き込む必要があるため、
例えば動力として火薬の燃焼ガスが利用される。すなわ
ち、火薬の燃焼ガスにより、シリンダ内のピストンを瞬
間的に移動させ、このピストンに一端を連結されるケー
ブルの移動により、シートベルトの端部を引き込んでロ
ックするようになっている。
えば瞬間的にシートベルトを引き込む必要があるため、
例えば動力として火薬の燃焼ガスが利用される。すなわ
ち、火薬の燃焼ガスにより、シリンダ内のピストンを瞬
間的に移動させ、このピストンに一端を連結されるケー
ブルの移動により、シートベルトの端部を引き込んでロ
ックするようになっている。
【0008】この種のシートベルト巻取用動力発生装置
として例えば特開平3−132447号公報に示すもの
が図5,図6に示すように知られている。図5はシート
ベルト巻取用動力発生装置を示し、図6はシートベルト
巻取用動力発生装置のガス発生器を示している。
として例えば特開平3−132447号公報に示すもの
が図5,図6に示すように知られている。図5はシート
ベルト巻取用動力発生装置を示し、図6はシートベルト
巻取用動力発生装置のガス発生器を示している。
【0009】図において、符号201は、ガス発生器2
02を収容するハウジングを示している。このハウジン
グ201内には、ガス発生器202で発生した燃焼ガス
を導くガス通路203が形成されている。
02を収容するハウジングを示している。このハウジン
グ201内には、ガス発生器202で発生した燃焼ガス
を導くガス通路203が形成されている。
【0010】このハウジング201の側方には、ハウジ
ング201の軸線にほぼ垂直にシリンダ204が突設さ
れている。すなわち、このシリンダ204の先端には、
雄螺子部205が形成され、この雄螺子部205をハウ
ジング201に形成される雌螺子部206に螺合するこ
とによりシリンダ204がハウジング201に接続され
ており、シリンダ204のハウジング201側開口が、
ガス通路203に連通されている。
ング201の軸線にほぼ垂直にシリンダ204が突設さ
れている。すなわち、このシリンダ204の先端には、
雄螺子部205が形成され、この雄螺子部205をハウ
ジング201に形成される雌螺子部206に螺合するこ
とによりシリンダ204がハウジング201に接続され
ており、シリンダ204のハウジング201側開口が、
ガス通路203に連通されている。
【0011】このシリンダ204内には、ピストン20
7が収容されており、このピストン207のハウジング
201側には、ケーブル208の一端が連結されてい
る。そして、このケーブル208は、ガス通路203の
一部を通りハウジング201のシリンダ204と反対側
から外部に引き出されている。
7が収容されており、このピストン207のハウジング
201側には、ケーブル208の一端が連結されてい
る。そして、このケーブル208は、ガス通路203の
一部を通りハウジング201のシリンダ204と反対側
から外部に引き出されている。
【0012】ケーブル208の引き出し側端には、図示
しない緊急引込装置に連結されるケーブルエンド部20
9が固着されている。ピストン207のハウジング20
1側には、シールリング210が配置され、また、ケー
ブル208を被嵌してケーブルシール211が配置され
ている。
しない緊急引込装置に連結されるケーブルエンド部20
9が固着されている。ピストン207のハウジング20
1側には、シールリング210が配置され、また、ケー
ブル208を被嵌してケーブルシール211が配置され
ている。
【0013】ガス発生器202の刺突雷管212の側方
(図面上方)には、撃針213が配置されており、この
撃針213は、所定の撃針作動装置214により、刺突
雷管212に刺突可能とされている。
(図面上方)には、撃針213が配置されており、この
撃針213は、所定の撃針作動装置214により、刺突
雷管212に刺突可能とされている。
【0014】図6はガス発生器202の詳細を示すもの
で、図において符号215は、ケーシングを示してい
る。ケーシング215の一側215Aは開口して雷管室
219が形成され、その他側215Bは、着火薬,駆動
薬216を収容するガス発生剤室217が形成されてい
る。
で、図において符号215は、ケーシングを示してい
る。ケーシング215の一側215Aは開口して雷管室
219が形成され、その他側215Bは、着火薬,駆動
薬216を収容するガス発生剤室217が形成されてい
る。
【0015】そして、ガス発生剤室217の前方には、
塞板218が配置され、この塞板218は、ケーシング
215にかしめにより固定されている。雷管室219に
は刺突雷管212が収容され、この刺突雷管212は、
ケーシング215にかしめにより固定されている。ま
た、ケーシング215の外周には、ハウジング201の
雌螺子部220に螺合する雄螺子部221が形成されて
いる。
塞板218が配置され、この塞板218は、ケーシング
215にかしめにより固定されている。雷管室219に
は刺突雷管212が収容され、この刺突雷管212は、
ケーシング215にかしめにより固定されている。ま
た、ケーシング215の外周には、ハウジング201の
雌螺子部220に螺合する雄螺子部221が形成されて
いる。
【0016】そして、ガス発生剤室217と雷管室21
9とが、細径管路222により連通されている。
9とが、細径管路222により連通されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシー
トベルト巻取用動力発生装置にあっては、ガス発生剤室
217と雷管室219とが、細径管路222により連通
されているので、外部からの湿気が雷管室219の内壁
面と刺突雷管212の間を通って、ガス発生剤室217
内に浸入する虞がある。このため、ガス発生剤室217
内の気密を保つことができず、外部からの湿気でガス発
生剤室217内の着火薬,駆動薬216が湿ってしま
い、着火が不確実となる虞がある。
トベルト巻取用動力発生装置にあっては、ガス発生剤室
217と雷管室219とが、細径管路222により連通
されているので、外部からの湿気が雷管室219の内壁
面と刺突雷管212の間を通って、ガス発生剤室217
内に浸入する虞がある。このため、ガス発生剤室217
内の気密を保つことができず、外部からの湿気でガス発
生剤室217内の着火薬,駆動薬216が湿ってしま
い、着火が不確実となる虞がある。
【0018】そこで、外部からの湿気浸入防止のため
に、雷管室219の内周面と刺突雷管212の間にラッ
カー等の塗料を塗布することが行なわれている。ところ
が、雷管室219内に刺突雷管212を収容すると、ラ
ッカー等の塗料が細径管路222に流動し、該細径管路
222が目詰まりし、刺突雷管212の作動時の火炎が
ガス発生剤室217内へ確実に伝達されなくなる虞があ
る。
に、雷管室219の内周面と刺突雷管212の間にラッ
カー等の塗料を塗布することが行なわれている。ところ
が、雷管室219内に刺突雷管212を収容すると、ラ
ッカー等の塗料が細径管路222に流動し、該細径管路
222が目詰まりし、刺突雷管212の作動時の火炎が
ガス発生剤室217内へ確実に伝達されなくなる虞があ
る。
【0019】また、外部からの湿気浸入防止のために、
ケーシング215と塞板218の間にシールをすること
もできる。ところが、ケーシング215と塞板218の
間のシールが確実に行なわれないと、ハウジング201
の雌螺子部220とケーシング215の雄螺子部221
の間から浸入した湿気が、ガス発生剤室217に浸入す
る虞がある。
ケーシング215と塞板218の間にシールをすること
もできる。ところが、ケーシング215と塞板218の
間のシールが確実に行なわれないと、ハウジング201
の雌螺子部220とケーシング215の雄螺子部221
の間から浸入した湿気が、ガス発生剤室217に浸入す
る虞がある。
【0020】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、ガス発生剤室内の着火
薬,駆動薬に湿気を与えることを防止し、着火薬,駆動
薬の着火を確実にできるシートベルト巻取用動力発生装
置のガス発生器を提供することである。
なされたもので、その目的は、ガス発生剤室内の着火
薬,駆動薬に湿気を与えることを防止し、着火薬,駆動
薬の着火を確実にできるシートベルト巻取用動力発生装
置のガス発生器を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一側が開口する筒状のケーシングと、ケーシング内の一
側に形成された筒状のホルダ室と、ケーシングの内壁面
に形成された段部を介してホルダ室と連続するとともに
該ホルダ室の内壁面より小径になっているガス発生剤室
と、ガス発生剤室に収容された着火薬及び駆動薬と、ホ
ルダ室に収容されるとともにケーシングの一側に開口し
た雷管室を有する雷管ホルダと、ケーシングの一側に形
成され雷管ホルダを押さえるかしめ部と、雷管室内に保
持された雷管と、雷管ホルダに形成されガス発生剤室と
雷管室とを連通する細径管路と、雷管ホルダの雷管側の
面とケーシングのかしめ部の間に塗布されたシール樹脂
層と、雷管ホルダの雷管側の反対側の面とケーシングの
段部上の間に挟持された第1薄膜材とを備えていること
を特徴とする。
一側が開口する筒状のケーシングと、ケーシング内の一
側に形成された筒状のホルダ室と、ケーシングの内壁面
に形成された段部を介してホルダ室と連続するとともに
該ホルダ室の内壁面より小径になっているガス発生剤室
と、ガス発生剤室に収容された着火薬及び駆動薬と、ホ
ルダ室に収容されるとともにケーシングの一側に開口し
た雷管室を有する雷管ホルダと、ケーシングの一側に形
成され雷管ホルダを押さえるかしめ部と、雷管室内に保
持された雷管と、雷管ホルダに形成されガス発生剤室と
雷管室とを連通する細径管路と、雷管ホルダの雷管側の
面とケーシングのかしめ部の間に塗布されたシール樹脂
層と、雷管ホルダの雷管側の反対側の面とケーシングの
段部上の間に挟持された第1薄膜材とを備えていること
を特徴とする。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、雷管室の底面と雷管との間の部分には細径
管路の一端を塞ぐ第2薄膜材が挟持されていることを特
徴とする。
明において、雷管室の底面と雷管との間の部分には細径
管路の一端を塞ぐ第2薄膜材が挟持されていることを特
徴とする。
【0023】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、第1薄膜材は合成樹脂フィルムで
あることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項
1,2,3のいずれか記載の発明において、第1薄膜材
は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されている
ことを特徴とする。
記載の発明において、第1薄膜材は合成樹脂フィルムで
あることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項
1,2,3のいずれか記載の発明において、第1薄膜材
は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されている
ことを特徴とする。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明においては、自動車の衝突
時等に撃針が雷管の表面に衝突すると、雷管が発火し、
火炎が細径管路を通りガス発生剤室内に浸入し、ガス発
生剤室内の着火薬,駆動薬が爆発し、ガス発生剤室でガ
スが発生する。
時等に撃針が雷管の表面に衝突すると、雷管が発火し、
火炎が細径管路を通りガス発生剤室内に浸入し、ガス発
生剤室内の着火薬,駆動薬が爆発し、ガス発生剤室でガ
スが発生する。
【0025】そして、雷管ホルダはケーシングのかしめ
部によってかしめられているので、かしめ部によりシー
ル樹脂層は雷管ホルダの雷管側の面の上に押圧され、同
時に、雷管ホルダの雷管側の反対側の面により第1薄膜
材は段部上に押圧されている。
部によってかしめられているので、かしめ部によりシー
ル樹脂層は雷管ホルダの雷管側の面の上に押圧され、同
時に、雷管ホルダの雷管側の反対側の面により第1薄膜
材は段部上に押圧されている。
【0026】従って、シール樹脂層及び第1薄膜材によ
り、外部からの湿気がガス発生剤室内に浸入することが
防止され、ガス発生剤室は密封状態に保持され、外部か
らの湿気でガス発生剤室内の着火薬,駆動薬が湿ること
が防止されている。
り、外部からの湿気がガス発生剤室内に浸入することが
防止され、ガス発生剤室は密封状態に保持され、外部か
らの湿気でガス発生剤室内の着火薬,駆動薬が湿ること
が防止されている。
【0027】請求項2記載の発明においては、雷管室の
底面と雷管との間の部分には細径管路の一端を塞ぐ第2
薄膜材が挟持されているので、雷管室から細径管路を介
して、ガス発生剤室に湿気が浸入することが防止されて
いる。
底面と雷管との間の部分には細径管路の一端を塞ぐ第2
薄膜材が挟持されているので、雷管室から細径管路を介
して、ガス発生剤室に湿気が浸入することが防止されて
いる。
【0028】請求項3記載の発明においては、第1薄膜
材は合成樹脂フィルムであるので、ガス発生剤室が密封
状態にされる。請求項4記載の発明においては、第1薄
膜材は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されて
いるので、ガス発生剤室の密封状態がより確実になる。
材は合成樹脂フィルムであるので、ガス発生剤室が密封
状態にされる。請求項4記載の発明においては、第1薄
膜材は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されて
いるので、ガス発生剤室の密封状態がより確実になる。
【0029】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図3は請求項1記載の発明の実施例
に係わるシートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器
を示す。
明する。図1ないし図3は請求項1記載の発明の実施例
に係わるシートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器
を示す。
【0030】図2において、符号1は、ガス発生器2を
収容するマニホールドケースを示している。マニホール
ドケース1は段部1Aを有する段付円筒部1Bと、段付
円筒部1Bに連通して段付円筒部1Bの軸線に傾斜して
該段付円筒部1Bの側方に一体に形成された取付部1C
とから構成されている。
収容するマニホールドケースを示している。マニホール
ドケース1は段部1Aを有する段付円筒部1Bと、段付
円筒部1Bに連通して段付円筒部1Bの軸線に傾斜して
該段付円筒部1Bの側方に一体に形成された取付部1C
とから構成されている。
【0031】このマニホールドケース1内には、ガス発
生器2が収容されるとともにこのガス発生器2で発生し
た燃焼ガスを導くガス通路3が形成されている。このマ
ニホールドケース1の側方には、取付部にシリンダ4が
突設されている。すなわち、このシリンダ4の先端に
は、雄螺子部4Aが形成され、この雄螺子部4Aをマニ
ホールドケース1の取付部1Cに形成される雌螺子部1
Dに螺合することによりシリンダ4がマニホールドケー
ス1に接続されており、シリンダ4のマニホールドケー
ス1側開口が、ガス通路3に連通されている。
生器2が収容されるとともにこのガス発生器2で発生し
た燃焼ガスを導くガス通路3が形成されている。このマ
ニホールドケース1の側方には、取付部にシリンダ4が
突設されている。すなわち、このシリンダ4の先端に
は、雄螺子部4Aが形成され、この雄螺子部4Aをマニ
ホールドケース1の取付部1Cに形成される雌螺子部1
Dに螺合することによりシリンダ4がマニホールドケー
ス1に接続されており、シリンダ4のマニホールドケー
ス1側開口が、ガス通路3に連通されている。
【0032】このシリンダ4内には、ピストン5が収容
されており、このピストン5のマニホールドケース1側
には、ケーブル6の一端が連結されている。このケーブ
ル6は、ガス通路3の一部を通りマニホールドケース1
のシリンダ4と反対側から外部に引き出されている。
されており、このピストン5のマニホールドケース1側
には、ケーブル6の一端が連結されている。このケーブ
ル6は、ガス通路3の一部を通りマニホールドケース1
のシリンダ4と反対側から外部に引き出されている。
【0033】図1,図3はガス発生器2の詳細を示すも
ので、図において符号7は、ケーシングを示している。
ケーシング7は耐食性に優れたアルミニウム製(JI
S:A5052)で、有底筒状に形成され、内壁面に段
部8が形成されている。ケーシング7の一側に大径部9
が形成され、この大径部9に連通して段部8を介して連
続する筒状の小径部10が形成されている。
ので、図において符号7は、ケーシングを示している。
ケーシング7は耐食性に優れたアルミニウム製(JI
S:A5052)で、有底筒状に形成され、内壁面に段
部8が形成されている。ケーシング7の一側に大径部9
が形成され、この大径部9に連通して段部8を介して連
続する筒状の小径部10が形成されている。
【0034】前記大径部9内に筒状のホルダ室12が形
成され、ホルダ室12に連続してガス発生剤室13が小
径部10内に形成され、ガス発生剤室13はガス発生剤
室13の内壁面より小径になっている。
成され、ホルダ室12に連続してガス発生剤室13が小
径部10内に形成され、ガス発生剤室13はガス発生剤
室13の内壁面より小径になっている。
【0035】小径部10はこれに一体の底部11で塞が
れ、この底部11は薄く、破裂自在になっており、これ
により、後述する着火薬20,駆動薬21が爆発したと
きに発生したガスが通り抜けてガス通路3に入っていく
ようになっている。
れ、この底部11は薄く、破裂自在になっており、これ
により、後述する着火薬20,駆動薬21が爆発したと
きに発生したガスが通り抜けてガス通路3に入っていく
ようになっている。
【0036】ケーシング7の大径部9に開口部7Aが形
成され、その周縁部に環状のかしめ部14が形成されて
いる。ホルダ室12に雷管ホルダ15が収容され、この
雷管ホルダ15は硫黄快削鋼(SUM)からなり、雷管
室16を有している。雷管室16はケーシング7の一側
に向けて開口している。雷管ホルダ15はかしめ部14
でかしめらてホルダ室12内に固定されている。そし
て、図3に示すように、ケーシング7のかしめ前には、
ケーシング7のかしめ部14は二点鎖線で示す状態にな
っており、ケーシング7の軸線に対して約10°内側に
向けて傾斜している。これにより、かしめ作業を容易に
できる。かしめ部14は二点鎖線で示すかしめ部14を
プレスすることにより実線で示す状態となる。
成され、その周縁部に環状のかしめ部14が形成されて
いる。ホルダ室12に雷管ホルダ15が収容され、この
雷管ホルダ15は硫黄快削鋼(SUM)からなり、雷管
室16を有している。雷管室16はケーシング7の一側
に向けて開口している。雷管ホルダ15はかしめ部14
でかしめらてホルダ室12内に固定されている。そし
て、図3に示すように、ケーシング7のかしめ前には、
ケーシング7のかしめ部14は二点鎖線で示す状態にな
っており、ケーシング7の軸線に対して約10°内側に
向けて傾斜している。これにより、かしめ作業を容易に
できる。かしめ部14は二点鎖線で示すかしめ部14を
プレスすることにより実線で示す状態となる。
【0037】雷管ホルダ15にはガス発生剤室13と雷
管室16とを連通する細径管路17が形成されている。
雷管室16には刺突雷管18が収容されている。また、
ガス発生剤室13に着火薬20及び駆動薬21が収容さ
れている。着火薬20はボロン系硝酸カリウムからな
る。駆動薬21はシングルベース系発射薬からなり、こ
のシングルベース系発射薬はニトロセルロース,ジフェ
ニルアミン,硝酸カリウム,黒鉛とで構成されている。
管室16とを連通する細径管路17が形成されている。
雷管室16には刺突雷管18が収容されている。また、
ガス発生剤室13に着火薬20及び駆動薬21が収容さ
れている。着火薬20はボロン系硝酸カリウムからな
る。駆動薬21はシングルベース系発射薬からなり、こ
のシングルベース系発射薬はニトロセルロース,ジフェ
ニルアミン,硝酸カリウム,黒鉛とで構成されている。
【0038】上述の細径管路17は、直径が0.5〜
1.2mmとされ、また、全長が直径の5〜8倍とされ
ている。これにより、着火薬20,駆動薬21の燃焼ガ
スの刺突雷管18側への逆流を確実に防止することが可
能となる。
1.2mmとされ、また、全長が直径の5〜8倍とされ
ている。これにより、着火薬20,駆動薬21の燃焼ガ
スの刺突雷管18側への逆流を確実に防止することが可
能となる。
【0039】上述の刺突雷管18は雷管室16の開口周
縁部に形成された押さえ部19で雷管室16内にかしめ
られている。また、刺突雷管18内に収容される爆粉に
は、テトラセンが0.5〜10重量%含有されている。
縁部に形成された押さえ部19で雷管室16内にかしめ
られている。また、刺突雷管18内に収容される爆粉に
は、テトラセンが0.5〜10重量%含有されている。
【0040】そして、雷管ホルダ15の雷管側の面15
Aと、ケーシング7のかしめ部14の間にシール樹脂層
22が挟持されている。なお、ケーシング7のかしめ部
14のかしめの前に、予め、シール樹脂層22の素とな
るゲル状態のシール樹脂剤が雷管ホルダ15の雷管側の
面15Aに塗布される。そして、例えば、シール樹脂層
22は、かしめ部14の形成前にシリコン系樹脂を10
mg〜50mg程度塗布して硬化させることにより形成
される。シリコン系樹脂は粘弾性に優れ、塗布時点のゲ
ル状態及び硬化時点の硬化状態においてでも広範囲に亘
って途切れのない塗膜を形成しており、これによりシー
ル性を確実にできる。
Aと、ケーシング7のかしめ部14の間にシール樹脂層
22が挟持されている。なお、ケーシング7のかしめ部
14のかしめの前に、予め、シール樹脂層22の素とな
るゲル状態のシール樹脂剤が雷管ホルダ15の雷管側の
面15Aに塗布される。そして、例えば、シール樹脂層
22は、かしめ部14の形成前にシリコン系樹脂を10
mg〜50mg程度塗布して硬化させることにより形成
される。シリコン系樹脂は粘弾性に優れ、塗布時点のゲ
ル状態及び硬化時点の硬化状態においてでも広範囲に亘
って途切れのない塗膜を形成しており、これによりシー
ル性を確実にできる。
【0041】雷管ホルダ15の雷管側の反対側の面15
Bと、ケーシング7の段部8上の間に第1薄膜材23が
挟持されている。第1薄膜材23は、その厚さが50μ
mで、円形形状をしており、合成樹脂フィルムに20〜
30μmの厚さの粘着剤を塗布して構成され、合成樹脂
フィルムとしてはポリエステル系フィルム或いはポリイ
ミド系フィルムが用いられる。
Bと、ケーシング7の段部8上の間に第1薄膜材23が
挟持されている。第1薄膜材23は、その厚さが50μ
mで、円形形状をしており、合成樹脂フィルムに20〜
30μmの厚さの粘着剤を塗布して構成され、合成樹脂
フィルムとしてはポリエステル系フィルム或いはポリイ
ミド系フィルムが用いられる。
【0042】図2に示すように、上述のガス発生器2
は、キャップ24でマニホールドケース1内に固定され
ている。キャップ24の側方(図2の図面の上方)に
は、撃針(図示せず)が配置されており、この撃針は、
所定の撃針作動装置により、刺突雷管18に刺突可能と
されている。
は、キャップ24でマニホールドケース1内に固定され
ている。キャップ24の側方(図2の図面の上方)に
は、撃針(図示せず)が配置されており、この撃針は、
所定の撃針作動装置により、刺突雷管18に刺突可能と
されている。
【0043】以上のように構成されたシートベルト巻取
用動力発生装置のガス発生器では、自動車の衝突時等に
撃針作動装置が作動し、撃針が刺突雷管18の表面に突
き刺さると、刺突雷管18が発火し、火炎が細径管路1
7を通りガス発生剤室13内に浸入し、ガス発生剤室1
3内の着火薬20に引火され、燃焼される。
用動力発生装置のガス発生器では、自動車の衝突時等に
撃針作動装置が作動し、撃針が刺突雷管18の表面に突
き刺さると、刺突雷管18が発火し、火炎が細径管路1
7を通りガス発生剤室13内に浸入し、ガス発生剤室1
3内の着火薬20に引火され、燃焼される。
【0044】そして、この燃焼により、ケーシング7の
底部11が破裂し、燃焼ガスが、ガス通路3を通り、シ
リンダ4内に流入し、シリンダ4内のピストン5が移動
され、このピストン5に一端を連結されるケーブル6が
移動され、このケーブル6の移動により緊急引込装置が
駆動され、この緊急引込装置の駆動によりシートベルト
が瞬時に引き込まれる。
底部11が破裂し、燃焼ガスが、ガス通路3を通り、シ
リンダ4内に流入し、シリンダ4内のピストン5が移動
され、このピストン5に一端を連結されるケーブル6が
移動され、このケーブル6の移動により緊急引込装置が
駆動され、この緊急引込装置の駆動によりシートベルト
が瞬時に引き込まれる。
【0045】そして、雷管ホルダ15はケーシング7の
かしめ部14によってかしめられているので、かしめ部
14によりシール樹脂層22は雷管ホルダ15の雷管側
の面15Aの上に押圧され、同時に、雷管ホルダ15の
雷管側の反対側の面15Bにより第1薄膜材23は段部
8上に押圧されている。また、シール樹脂層22,第1
薄膜材23がケーシング7の大径部9内に保持される。
かしめ部14によってかしめられているので、かしめ部
14によりシール樹脂層22は雷管ホルダ15の雷管側
の面15Aの上に押圧され、同時に、雷管ホルダ15の
雷管側の反対側の面15Bにより第1薄膜材23は段部
8上に押圧されている。また、シール樹脂層22,第1
薄膜材23がケーシング7の大径部9内に保持される。
【0046】従って、シール樹脂層22及び第1薄膜材
23により、外部からの湿気がガス発生剤室13内に浸
入することが防止され、ガス発生剤室13は密封状態に
保持され、外部からの湿気でガス発生剤室13内の着火
薬20,駆動薬21が湿ることが防止されている。ちな
みに、ガス発生剤室13内の圧力は10-3atom/ml とな
っている。
23により、外部からの湿気がガス発生剤室13内に浸
入することが防止され、ガス発生剤室13は密封状態に
保持され、外部からの湿気でガス発生剤室13内の着火
薬20,駆動薬21が湿ることが防止されている。ちな
みに、ガス発生剤室13内の圧力は10-3atom/ml とな
っている。
【0047】以上の如き構成によれば、シール樹脂層2
2及び第1薄膜材23により、外部からの湿気がガス発
生剤室13内に浸入することを防止し、ガス発生剤室1
3を密封状態に保持できる。従って、外部からの湿気が
ガス発生剤室13内の着火薬20,駆動薬21を湿らす
ことを防止し、着火薬20,駆動薬21の着火を確実に
できる。
2及び第1薄膜材23により、外部からの湿気がガス発
生剤室13内に浸入することを防止し、ガス発生剤室1
3を密封状態に保持できる。従って、外部からの湿気が
ガス発生剤室13内の着火薬20,駆動薬21を湿らす
ことを防止し、着火薬20,駆動薬21の着火を確実に
できる。
【0048】また、ケーシング7のかしめ部14の雷管
ホルダ15をかしめる力を利用して、雷管ホルダ15の
雷管側の面15Aと、ケーシング7のかしめ部14の間
にシール樹脂層22を密着でき、また、雷管ホルダ15
の雷管側の反対側の面15Bと、ケーシング7の段部8
上の間に第1薄膜材23を密着でき、ガス発生剤室13
を密封状態に保持するために、シール部材として通常用
いられるOリングを装着する必要がない。
ホルダ15をかしめる力を利用して、雷管ホルダ15の
雷管側の面15Aと、ケーシング7のかしめ部14の間
にシール樹脂層22を密着でき、また、雷管ホルダ15
の雷管側の反対側の面15Bと、ケーシング7の段部8
上の間に第1薄膜材23を密着でき、ガス発生剤室13
を密封状態に保持するために、シール部材として通常用
いられるOリングを装着する必要がない。
【0049】さらに、ケーシング7のかしめ部14のか
しめの際に、予め、雷管ホルダ15の雷管側の面15A
にシール樹脂層22の素となるゲル状態のシール樹脂剤
を塗布しておくので、かしめ部14の形状にシール樹脂
剤22がなじみ、シール性を確実にできる。
しめの際に、予め、雷管ホルダ15の雷管側の面15A
にシール樹脂層22の素となるゲル状態のシール樹脂剤
を塗布しておくので、かしめ部14の形状にシール樹脂
剤22がなじみ、シール性を確実にできる。
【0050】そして、第1薄膜材23は合成樹脂フィル
ムに粘着剤を塗布して構成されているので、第1薄膜材
23を確実に位置決めすることができ、ガス発生剤室1
3の密封状態をより確実にできる。
ムに粘着剤を塗布して構成されているので、第1薄膜材
23を確実に位置決めすることができ、ガス発生剤室1
3の密封状態をより確実にできる。
【0051】そして、また、マニホールドケース1とケ
ーシング7の外周面の間から、たとえ湿気が浸入して
も、ケーシング7の小径部10はこれに一体の底部11
で塞がれているので、湿気がガス発生剤室13内に浸入
することを防止できる。これは、従来例(図5,図6)
において、ハウジング201の雌螺子部220とケーシ
ング215の雄螺子部221の間から浸入した湿気が、
ケーシング215と塞板218からガス発生剤室217
に浸入する虞があるのに対して、密封効果を確実に生じ
せしめているものである。
ーシング7の外周面の間から、たとえ湿気が浸入して
も、ケーシング7の小径部10はこれに一体の底部11
で塞がれているので、湿気がガス発生剤室13内に浸入
することを防止できる。これは、従来例(図5,図6)
において、ハウジング201の雌螺子部220とケーシ
ング215の雄螺子部221の間から浸入した湿気が、
ケーシング215と塞板218からガス発生剤室217
に浸入する虞があるのに対して、密封効果を確実に生じ
せしめているものである。
【0052】なお、本発明の実施例において、雷管室1
6の底面と刺突雷管18との間に細径管路17の一端を
塞ぐ合成樹脂フィルムからなる第2薄膜材を挟持するこ
ともできる。これにより、雷管室16から細径管路17
を介して、ガス発生剤室13に湿気が浸入することを防
止し、着火の確実性をより高めることができる。この場
合、第2薄膜材を合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して
構成し、ガス発生剤室13の密封状態をより確実にでき
る。
6の底面と刺突雷管18との間に細径管路17の一端を
塞ぐ合成樹脂フィルムからなる第2薄膜材を挟持するこ
ともできる。これにより、雷管室16から細径管路17
を介して、ガス発生剤室13に湿気が浸入することを防
止し、着火の確実性をより高めることができる。この場
合、第2薄膜材を合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して
構成し、ガス発生剤室13の密封状態をより確実にでき
る。
【0053】また、本実施例において、第1薄膜材23
は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されている
が、第1薄膜材23を合成樹脂フィルムだけで構成する
こともでき、この場合にもガス発生剤室13を密封状態
にできる。
は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されている
が、第1薄膜材23を合成樹脂フィルムだけで構成する
こともでき、この場合にもガス発生剤室13を密封状態
にできる。
【0054】さらに、本実施例においては、第1薄膜材
23は、その厚さが50μmで、合成樹脂フィルムの厚
さが20〜30μmとなっているが、かかる数値に限定
されることはない。
23は、その厚さが50μmで、合成樹脂フィルムの厚
さが20〜30μmとなっているが、かかる数値に限定
されることはない。
【0055】そして、本実施例においては、合成樹脂フ
ィルムとしてはポリエステル系フィルム或いはポリイミ
ド系フィルムが用いられているが、かかる材料に限定さ
れることはない。
ィルムとしてはポリエステル系フィルム或いはポリイミ
ド系フィルムが用いられているが、かかる材料に限定さ
れることはない。
【0056】そして、また、本実施例においては、シー
ル樹脂層としてシリコン系樹脂を挙げているが、かかる
材料に限定されることはない。
ル樹脂層としてシリコン系樹脂を挙げているが、かかる
材料に限定されることはない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、シール樹脂層及び第1薄膜材により、外部か
らの湿気がガス発生剤室内に浸入することを防止し、ガ
ス発生剤室を密封状態に保持できる。従って、外部から
の湿気がガス発生剤室内の着火薬,駆動薬を湿らすこと
を防止し、着火薬,駆動薬の着火を確実にできる。
によれば、シール樹脂層及び第1薄膜材により、外部か
らの湿気がガス発生剤室内に浸入することを防止し、ガ
ス発生剤室を密封状態に保持できる。従って、外部から
の湿気がガス発生剤室内の着火薬,駆動薬を湿らすこと
を防止し、着火薬,駆動薬の着火を確実にできる。
【0058】また、ケーシングのかしめ部の雷管ホルダ
をかしめる力を利用して、雷管ホルダの雷管側の面とケ
ーシングのかしめ部の間にシール樹脂層を密着でき、雷
管ホルダの雷管側の反対側の面とケーシングの段部上の
間に第1薄膜材を密着でき、ガス発生剤室を密封状態に
保持するために、シール部材として通常用いられるOリ
ングを装着する必要がない。
をかしめる力を利用して、雷管ホルダの雷管側の面とケ
ーシングのかしめ部の間にシール樹脂層を密着でき、雷
管ホルダの雷管側の反対側の面とケーシングの段部上の
間に第1薄膜材を密着でき、ガス発生剤室を密封状態に
保持するために、シール部材として通常用いられるOリ
ングを装着する必要がない。
【0059】さらに、ケーシングのかしめ部のかしめの
際に、予め、雷管ホルダの雷管側の面にシール樹脂層の
素となるゲル状態のシール樹脂剤を塗布しておくので、
かしめ部の形状にシール樹脂剤がなじみ、シール性を確
実にできる。
際に、予め、雷管ホルダの雷管側の面にシール樹脂層の
素となるゲル状態のシール樹脂剤を塗布しておくので、
かしめ部の形状にシール樹脂剤がなじみ、シール性を確
実にできる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、雷管室の底
面と雷管との間の部分には細径管路の一端を塞ぐ第2薄
膜材が挟持されているので、雷管室から細径管路を介し
て、ガス発生剤室に湿気が浸入することを防止し、着火
の確実性をより高めることができる。
面と雷管との間の部分には細径管路の一端を塞ぐ第2薄
膜材が挟持されているので、雷管室から細径管路を介し
て、ガス発生剤室に湿気が浸入することを防止し、着火
の確実性をより高めることができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、第1薄膜材
は合成樹脂フィルムであるので、ガス発生剤室が密封状
態にできる。請求項4記載の発明によれば、第1薄膜材
は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されている
ので、ガス発生剤室の密封状態をより確実にできる。
は合成樹脂フィルムであるので、ガス発生剤室が密封状
態にできる。請求項4記載の発明によれば、第1薄膜材
は合成樹脂フィルムに粘着剤を塗布して構成されている
ので、ガス発生剤室の密封状態をより確実にできる。
【図1】請求項1記載の発明の実施例に係わるシートベ
ルト巻取用動力発生装置のガス発生器の要部断面図であ
る。
ルト巻取用動力発生装置のガス発生器の要部断面図であ
る。
【図2】同実施例に係わるシートベルト巻取用動力発生
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図3】図1のシール樹脂層,第1薄膜材を示す拡大図
である。
である。
【図4】従来におけるシートベルの装着状態を示す斜視
図である。
図である。
【図5】従来におけるシートベルト巻取用動力発生装置
の断面図である。
の断面図である。
【図6】従来におけるシートベルト巻取用動力発生装置
のガス発生器の断面図である。
のガス発生器の断面図である。
2 ガス発生器 7 ケーシング 8 段部 12 ホルダ室 13 ガス発生剤室 15 雷管ホルダ 16 雷管室 17 細径管路 18 刺突雷管(雷管) 20 着火薬 21 駆動薬 22 シール樹脂層 23 第1薄膜材
Claims (4)
- 【請求項1】 一側が開口する筒状のケーシングと、 ケーシング内の一側に形成された筒状のホルダ室と、 ケーシングの内壁面に形成された段部を介してホルダ室
と連続するとともに該ホルダ室の内壁面より小径になっ
ているガス発生剤室と、 ガス発生剤室に収容された着火薬及び駆動薬と、 ホルダ室に収容されるとともにケーシングの一側に開口
した雷管室を有する雷管ホルダと、 ケーシングの一側に形成され雷管ホルダを押さえるかし
め部と、 雷管室内に保持された雷管と、 雷管ホルダに形成されガス発生剤室と雷管室とを連通す
る細径管路と、 雷管ホルダの雷管側の面とケーシングのかしめ部の間に
塗布されたシール樹脂層と、 雷管ホルダの雷管側の反対側の面とケーシングの段部上
の間に挟持された第1薄膜材とを備えていることを特徴
とするシートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器。 - 【請求項2】 雷管室の底面と雷管との間の部分には細
径管路の一端を塞ぐ第2薄膜材が挟持されていることを
特徴とする請求項1記載のシートベルト巻取用動力発生
装置のガス発生器。 - 【請求項3】 第1薄膜材は合成樹脂フィルムであるこ
とを特徴とする請求項1または2記載のシートベルト巻
取用動力発生装置のガス発生器。 - 【請求項4】 第1薄膜材は合成樹脂フィルムに粘着剤
を塗布して構成されていることを特徴とする請求項1,
2,3のいずれか記載のシートベルト巻取用動力発生装
置のガス発生器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144949A JPH0811678A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器 |
| EP95922761A EP0714819B1 (en) | 1994-06-27 | 1995-06-26 | Gas producer for seat belt take-up power generating device |
| DE69518054T DE69518054T2 (de) | 1994-06-27 | 1995-06-26 | Gasgenerator für eine vorrichtung zum erzeugen der sicherheitsgurtstrammenergie |
| US08/552,630 US5799977A (en) | 1994-06-27 | 1995-06-26 | Gas generator for seat belt retracting power generating device |
| PCT/JP1995/001272 WO1996000157A1 (en) | 1994-06-27 | 1995-06-26 | Gas producer for seat belt take-up power generating device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144949A JPH0811678A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811678A true JPH0811678A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15373941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6144949A Pending JPH0811678A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811678A (ja) |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6144949A patent/JPH0811678A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6454306B1 (en) | Gas generator for seat belt pretensioner | |
| US5553890A (en) | Pretensioner for a safety belt drive | |
| EP1441193B1 (en) | Initiator and gas generator | |
| EP1383664B1 (en) | Gas generator | |
| JP2001097173A (ja) | エアバッグ用ガス発生器の点火手段 | |
| EP0778181A3 (en) | Igniter for gas bag inflator | |
| US20060097506A1 (en) | Micro gas generator | |
| JPWO2002092539A1 (ja) | 着火薬組成物、及びその着火薬組成物を用いた点火具 | |
| JPH0899596A (ja) | 着火性ガス発生材料の着火方法及びその着火装置 | |
| JP2005280515A (ja) | ガス発生器 | |
| EP0790158A1 (en) | Inflator assembly | |
| US6979024B2 (en) | Gas generator for seat belt pretensioner | |
| JP2001021293A (ja) | スクイブ、及びスクイブの製造方法 | |
| WO1996000157A1 (en) | Gas producer for seat belt take-up power generating device | |
| US6874813B2 (en) | Hybrid gas generator for a side airbag applied to motor vehicle safety | |
| US5437471A (en) | Inflator with starter for side collision air bag device | |
| JPH0811678A (ja) | シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器 | |
| JPH092204A (ja) | シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器 | |
| JPH08324383A (ja) | シートベルト巻取用動力発生装置のガス発生器 | |
| JP2001097176A (ja) | エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置 | |
| US7752969B2 (en) | Micro gas generator | |
| US7448649B2 (en) | Gas generator | |
| JP2023032209A (ja) | ガス発生器 | |
| JP2001191891A (ja) | 電気式イニシエータ及びそれを用いて形成したプリテンショナー用ガス発生器 | |
| JP2000329500A (ja) | スクイブ |