JPH0811837B2 - 溶融塩電解メツキ方法 - Google Patents
溶融塩電解メツキ方法Info
- Publication number
- JPH0811837B2 JPH0811837B2 JP62039185A JP3918587A JPH0811837B2 JP H0811837 B2 JPH0811837 B2 JP H0811837B2 JP 62039185 A JP62039185 A JP 62039185A JP 3918587 A JP3918587 A JP 3918587A JP H0811837 B2 JPH0811837 B2 JP H0811837B2
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- JP
- Japan
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- molten salt
- steel material
- iron
- plating
- tank
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は溶融塩をメッキ浴液として用いる鋼材の電解
メッキ方法に関する。
メッキ方法に関する。
従来より、例えば溶融塩アルミニウム電解メッキは鋼
材へのメッキ方法として知られているが、ほとんど実用
化されていない。その1つの理由として鋼材の表面を活
性化する適当な手段が開発されていなかつたことがあげ
られる。
材へのメッキ方法として知られているが、ほとんど実用
化されていない。その1つの理由として鋼材の表面を活
性化する適当な手段が開発されていなかつたことがあげ
られる。
従来の水溶液電解メッキ方式ではメッキ前に脱脂、酸
洗、水洗等の前処理によつて鋼材表面の活性化を行つて
いるが、溶融塩電解メッキでは水洗後の十分な乾燥が必
要である。そのうちの最後の乾燥はメッキ浴液である塩
化アルミニウム系混合溶融塩が水分で劣化することを防
止するために行なうものであるが、この処理によつて鋼
材が酸化され、酸化被膜を生じ、メッキの密着性が損な
われるとう問題があつた。
洗、水洗等の前処理によつて鋼材表面の活性化を行つて
いるが、溶融塩電解メッキでは水洗後の十分な乾燥が必
要である。そのうちの最後の乾燥はメッキ浴液である塩
化アルミニウム系混合溶融塩が水分で劣化することを防
止するために行なうものであるが、この処理によつて鋼
材が酸化され、酸化被膜を生じ、メッキの密着性が損な
われるとう問題があつた。
この問題は本出願人らが先に提案した方法、すなわ
ち、鋼材を溶融塩電解めつきするに先立つて該鋼材に陽
極溶解処理を行い鋼材表面の活性化を図ることを特徴と
する鋼材の溶融塩電解めつき方法、によつて解決され
た。〔特開昭63−143282号公報参照〕 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記提案方法には鋼材の陽極溶解によ
り溶融塩浴液中に溶出した鉄分は鉄イオンとなつて浴液
中に蓄積され、この鉄イオンを含んだ浴液は鋼材に付着
してメッキ槽中の溶融塩浴液に持込まれ、メッキ浴液中
の鉄イオンを増加させ、メッキ浴液中の鉄イオンが増加
すると鋼材へのメッキ被膜に鉄が混入しメッキ被膜の品
質を悪化させるという問題があつた。
ち、鋼材を溶融塩電解めつきするに先立つて該鋼材に陽
極溶解処理を行い鋼材表面の活性化を図ることを特徴と
する鋼材の溶融塩電解めつき方法、によつて解決され
た。〔特開昭63−143282号公報参照〕 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記提案方法には鋼材の陽極溶解によ
り溶融塩浴液中に溶出した鉄分は鉄イオンとなつて浴液
中に蓄積され、この鉄イオンを含んだ浴液は鋼材に付着
してメッキ槽中の溶融塩浴液に持込まれ、メッキ浴液中
の鉄イオンを増加させ、メッキ浴液中の鉄イオンが増加
すると鋼材へのメッキ被膜に鉄が混入しメッキ被膜の品
質を悪化させるという問題があつた。
本発明は上述した先に提案した方法における欠点を解
消しうる溶融塩電解メッキ方法を提供しようとするもの
である。
消しうる溶融塩電解メッキ方法を提供しようとするもの
である。
本発明は、鋼材を陽極溶解槽の溶融塩浴液中で陽極溶
解させ、その表面を活性化した後、鋼材をメッキ槽に移
して溶融塩電解メッキを行う方法において、鋼材の陽極
溶解によって生じた鉄イオンを鉄よりもイオン化傾向の
高いアルミニウム粉を添加することにより還元して金属
鉄として析出させ、前記浴液から金属鉄を固液分離する
ことを特徴とするアルミニウム含有金属の溶融塩電解メ
ッキ方法である。
解させ、その表面を活性化した後、鋼材をメッキ槽に移
して溶融塩電解メッキを行う方法において、鋼材の陽極
溶解によって生じた鉄イオンを鉄よりもイオン化傾向の
高いアルミニウム粉を添加することにより還元して金属
鉄として析出させ、前記浴液から金属鉄を固液分離する
ことを特徴とするアルミニウム含有金属の溶融塩電解メ
ッキ方法である。
すなわち、本発明は、陽極溶解槽の溶融塩浴液中に鋼
材を浸漬させ、それに対面するよう陰極板を懸吊し、鋼
材が陽極になるよう通電することにより、鋼材表面の鉄
金属を溶解させ、鋼材の表面を還元状態として活性化さ
せる際に生じた鉄イオンを、ただちに金属鉄粉に変える
ために、鋼材の陽極溶解浴中に鉄よりもイオン化傾向の
高い金属粉を添加混合させ、鋼材に付着された浴液中に
鉄イオンが含有されないようにし、前記先に提案した方
法の欠点を解消しうるようにしたものである。
材を浸漬させ、それに対面するよう陰極板を懸吊し、鋼
材が陽極になるよう通電することにより、鋼材表面の鉄
金属を溶解させ、鋼材の表面を還元状態として活性化さ
せる際に生じた鉄イオンを、ただちに金属鉄粉に変える
ために、鋼材の陽極溶解浴中に鉄よりもイオン化傾向の
高い金属粉を添加混合させ、鋼材に付着された浴液中に
鉄イオンが含有されないようにし、前記先に提案した方
法の欠点を解消しうるようにしたものである。
本発明を鋼帯の連続溶融塩電解メッキ方法に適用した
一実施例を第1図によつて説明する。
一実施例を第1図によつて説明する。
第1図において、1は鋼帯、2はメッキ槽、2aは陽極
溶解槽、3はメッキ槽陽極板、3aは陽極溶解槽陰極板、
4はメッキ浴液、4aは陽極溶解浴液、5および5aはコン
ダクタロール、6および6aはデフレクタロール、7およ
び7aは直流電源である(以上5〜7、5a〜7aのaのつか
ない符号はメッキ槽2、aのついた符号は陽極溶解槽2a
にそれぞれかかわる部材を示す) また、8は陽極溶解浴液4aの循環回路、9はポンプ、
10はフイルタなどの金属鉄分機械器、11は分離された金
属鉄排出ライン、12はアルミニウム粉等の鉄よりイオン
化傾向の大きい金属粉の添加ラインである。
溶解槽、3はメッキ槽陽極板、3aは陽極溶解槽陰極板、
4はメッキ浴液、4aは陽極溶解浴液、5および5aはコン
ダクタロール、6および6aはデフレクタロール、7およ
び7aは直流電源である(以上5〜7、5a〜7aのaのつか
ない符号はメッキ槽2、aのついた符号は陽極溶解槽2a
にそれぞれかかわる部材を示す) また、8は陽極溶解浴液4aの循環回路、9はポンプ、
10はフイルタなどの金属鉄分機械器、11は分離された金
属鉄排出ライン、12はアルミニウム粉等の鉄よりイオン
化傾向の大きい金属粉の添加ラインである。
第1図に示すように鋼帯1は図示されない装置により
脱脂、酸洗、水洗、乾燥処理を受けたあと、コンダクタ
ロール5a、デフレクタロール6aにより陽極溶解槽2a内陽
極溶解浴液4aに浸漬され、下降、上昇し、つづいてコン
ダクタロール5およびデフレクタロール6によりメッキ
槽2内のメッキ浴液4に浸漬され、下降、上昇し、図示
されない巻取りリールに巻取られる。陽極溶解槽2a、メ
ッキ槽2内には鋼帯1に対面して、それぞれ陰極板3a、
陽極板3が懸吊されており、直流電源7aのプラス側はコ
ンダクタロール5aに、マイナス側は陰極板3aに、また直
流電源7のプラス側は陽極板3に、マイナス側はコンダ
クタロール5に接続されており、それぞれ浴液4a,4を介
して電気回路が形成されている。
脱脂、酸洗、水洗、乾燥処理を受けたあと、コンダクタ
ロール5a、デフレクタロール6aにより陽極溶解槽2a内陽
極溶解浴液4aに浸漬され、下降、上昇し、つづいてコン
ダクタロール5およびデフレクタロール6によりメッキ
槽2内のメッキ浴液4に浸漬され、下降、上昇し、図示
されない巻取りリールに巻取られる。陽極溶解槽2a、メ
ッキ槽2内には鋼帯1に対面して、それぞれ陰極板3a、
陽極板3が懸吊されており、直流電源7aのプラス側はコ
ンダクタロール5aに、マイナス側は陰極板3aに、また直
流電源7のプラス側は陽極板3に、マイナス側はコンダ
クタロール5に接続されており、それぞれ浴液4a,4を介
して電気回路が形成されている。
鋼帯1が槽2a,2に連続的に供給され、各電気回路に前
記のように通電されれば、まず陽極溶解槽2a中で鋼帯1
は陽極溶解され、表面の酸化被膜が除かれて活性化さ
れ、つづいてメッキ槽2でメッキ処理を受ける。その際
陽極溶解浴液4a中に鉄よりもイオン化傾向の大きいアル
ミニウム粉などの金属粉を添加ライン12よりあらかじめ
分散させておけば、鋼帯1が陽極溶解されて鉄イオンが
生じても、ただちに金属鉄に還元され、浴液4a中にはほ
とんど鉄イオンが存在しないこととなる。
記のように通電されれば、まず陽極溶解槽2a中で鋼帯1
は陽極溶解され、表面の酸化被膜が除かれて活性化さ
れ、つづいてメッキ槽2でメッキ処理を受ける。その際
陽極溶解浴液4a中に鉄よりもイオン化傾向の大きいアル
ミニウム粉などの金属粉を添加ライン12よりあらかじめ
分散させておけば、鋼帯1が陽極溶解されて鉄イオンが
生じても、ただちに金属鉄に還元され、浴液4a中にはほ
とんど鉄イオンが存在しないこととなる。
このようにして、陽極溶解浴液4aには鉄粉が次第に増
加するので、浴液4aは循環回路8を通つてポンプ9によ
り金属鉄分離機器10に送られ、金属鉄がライン11より排
出される。
加するので、浴液4aは循環回路8を通つてポンプ9によ
り金属鉄分離機器10に送られ、金属鉄がライン11より排
出される。
本発明によれば、陽極溶解槽の浴液に生成する鉄イオ
ンが鉄よりもイオン化傾向の高い金属によつて還元され
鉄粉に変換されるので、鉄イオンが鋼材に付着してメッ
キ槽へ送られ、メッキ処理を損うことがなくなり、長時
間安定な運転が可能となり、密着性のよいメッキ被膜の
鋼材が得られる。
ンが鉄よりもイオン化傾向の高い金属によつて還元され
鉄粉に変換されるので、鉄イオンが鋼材に付着してメッ
キ槽へ送られ、メッキ処理を損うことがなくなり、長時
間安定な運転が可能となり、密着性のよいメッキ被膜の
鋼材が得られる。
第1図は本発明を鋼帯の連続溶融塩電解メッキ方法に適
用した一実施例を説明するための図である。
用した一実施例を説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C25F 7/02 (72)発明者 田口 俊夫 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 柳 謙一 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 米田 順吉 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 内田 淳一 兵庫県尼崎市西長洲本通1丁目3番地 住 友金属工業株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 瀬戸 宏久 兵庫県尼崎市西長洲本通1丁目3番地 住 友金属工業株式会社総合技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−143282(JP,A) 特公 昭41−4566(JP,B1) 特公 昭48−32072(JP,B1) 特公 平6−86677(JP,B2) 日本めっき技術研究会編「現場技術者の ための実用めっき(▲I▼)初版 昭和53 年9月25日 槇書店発行,P.47〜49
Claims (1)
- 【請求項1】鋼材を陽極溶解槽の溶融塩浴液中で陽極溶
解させ、その表面を活性化した後、鋼材をメッキ槽に移
して溶融塩電解メッキを行う方法において、鋼材の陽極
溶解によって生じた鉄イオンを鉄よりもイオン化傾向の
高いアルミニウム粉を添加することにより還元して金属
鉄として析出させ、前記浴液から金属鉄を固液分離する
ことを特徴とするアルミニウム含有金属の溶融塩電解メ
ッキ方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62039185A JPH0811837B2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 溶融塩電解メツキ方法 |
| KR1019880006732A KR910000981B1 (ko) | 1986-12-05 | 1988-06-04 | 강제의 용융염 전해도금방법 및 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62039185A JPH0811837B2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 溶融塩電解メツキ方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63206495A JPS63206495A (ja) | 1988-08-25 |
| JPH0811837B2 true JPH0811837B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=12546054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62039185A Expired - Lifetime JPH0811837B2 (ja) | 1986-12-05 | 1987-02-24 | 溶融塩電解メツキ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811837B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522351B2 (ja) * | 1971-08-31 | 1980-06-16 |
-
1987
- 1987-02-24 JP JP62039185A patent/JPH0811837B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 日本めっき技術研究会編「現場技術者のための実用めっき(▲I▼)初版昭和53年9月25日槇書店発行,P.47〜49 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63206495A (ja) | 1988-08-25 |
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