JPH08119005A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JPH08119005A
JPH08119005A JP6264152A JP26415294A JPH08119005A JP H08119005 A JPH08119005 A JP H08119005A JP 6264152 A JP6264152 A JP 6264152A JP 26415294 A JP26415294 A JP 26415294A JP H08119005 A JPH08119005 A JP H08119005A
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control
margin
brake
detecting
vehicle
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JP6264152A
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Mamoru Sawada
護 沢田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, spinning or skidding of wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/175Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel spin during vehicle acceleration, e.g. for traction control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • F16D2066/001Temperature

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば加速スリップ制御におけるエンジン制
御とブレーキ制御との切り替え時の様に、制御状態を好
適に変更して車両を制御できる車両制御装置を提供する
こと。 【構成】 ステッフ゜310では、エンジン制御の余裕度τE/G
が、第1移行モードに移行するための判定値τE/GSを上
回るか否かを判定し、上回る場合は、ステッフ゜330にて、余
裕度τE/Gを変更するためのエンジン制御を実行する。ス
テッフ゜340では、エンジン制御量を余裕度τE/Gに応じて減
少側に補正し徐々にエンジン制御の度合を低減する。ステ
ッフ゜350では、エンジン制御の度合の低減に応じてブレー
キ制御量を増加側に補正しブレーキ制御の度合を増加す
る。一方、ステッフ゜360では、余裕度E/Gが第1移行モード
を終了するための判定値τE/GEを上回るか否かを判定
し、上回る場合は、ステッフ゜380にて、ブレーキモードによ
る処理に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両の加速スリ
ップ制御の際にエンジン制御とブレーキ制御とを併用し
て車両の制御を行なう様に、制御手段における制御状態
を変更して車両の制御を行なう車両制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両の発進時および加
速時に発生する加速スリップを好適に抑制する装置とし
て、加速スリップ制御装置が知られている。この装置に
おいては、例えば駆動輪の加速スリップ率が基準スリッ
プ率を越えたときに、加速スリップが発生したと判定
し、その判定結果に基づいて、駆動輪の加速スリップ率
が目標とする加速スリップ率の範囲内に収まるように加
速スリップ制御を行なっている。
【0003】具体的には、加速スリップが発生した場合
には、加速による駆動輪のスリップを抑制する方法とし
て、例えば左右の駆動輪速度の平均値に基づき、スロッ
トルバルブの開度によってエンジン出力を調節するエン
ジン制御と、車輪のブレーキ油圧によってブレーキ力を
調節するブレーキ制御とを行なっている。
【0004】ところが、この装置においては、加速スリ
ップを単一の設定値と比較して、それ以上なら加速スリ
ップが発生したと判断して、エンジン制御とブレーキ制
御とを同時に実行するので、例えば中低速領域での加速
スリップ制御を好適に行なう目的で、エンジン制御とブ
レーキ制御との分担割合を中低速領域で適正にする様に
設定値を定めた場合には、車速によっては、ギヤ比の関
係から、制動の効き過ぎによって減速感が発生したり、
左右の制動力のアンバランスによる直進性の悪化が生じ
ることがあった。
【0005】この対策として、車速の高い領域では、エ
ンジン制御を行うための設定値をブレーキ制御を行なう
ための設定値より低くする装置、即ち、加速スリップ制
御に占めるブレーキ制御の割合を小さくする装置が提案
されている(特開平3−74226号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置では、単に車速の高い領域にて前記設定値
を変更するだけであるので、車両制御をより好適に行な
うためには、一層の改善が望まれている。
【0007】例えばこの装置では、車速が低い領域から
高い領域に変化した場合には、車速の領域の変化に応じ
て、エンジン制御を行なうための前記設定値をいきなり
変更することになるので、制御状態も急激に変化してし
まい、車両の安定的な制御のためには好ましくない。つ
まり、加速スリップ制御におけるエンジン制御とブレー
キ制御との様に、複数の制御手段を用いて車両の制御を
行なう場合には、より好適に車両の制御を行うために、
制御状態の変更等に改善の余地があった。
【0008】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、例えば加速スリップ制御におけるエン
ジン制御とブレーキ制御との切り替えの様に、制御状態
を好適に変更して車両を安定して制御できる車両制御装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、図1
に例示する様に、車両を制御する制御手段と、該制御手
段の制御禁止に至るまでの余裕度を検出する余裕度検出
手段と、該余裕度検出手段によって検出された余裕度に
応じて、前記制御手段の制御を抑制する制御抑制手段
と、を備えたことを特徴とする車両制御装置を要旨とす
る。
【0010】請求項2の発明は、前記制御手段として、
異なる2つの制御手段を備えるとともに、前記制御手段
のうち少なくとも一方の制御手段の制御禁止に至るまで
の余裕度を検出する余裕度検出手段と、該余裕度検出手
段によって検出された余裕度に応じて、当該余裕度が検
出された制御手段の制御を抑制する制御抑制手段と、を
備えたことを特徴とする前記請求項1記載の車両制御装
置を要旨とする。
【0011】請求項3の発明は、前記制御抑制手段は、
制御量を徐々に変更して制御を抑制する移行モードを備
えたことを特徴とする前記請求項1又は2記載の車両制
御装置を要旨とする。請求項4の発明は、前記制御抑制
手段の制御が行われる場合には、前記余裕度に応じて、
該余裕度の変化の度合を調節する制御を行なうことを特
徴とする前記請求項1〜3のいずれか記載の車両制御装
置を要旨とする。
【0012】請求項5の発明は、前記余裕度が所定値以
下になった場合には、前記制御手段の制御を禁止するこ
とを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか記載の車両
制御装置を要旨とする。請求項6の発明は、前記制御手
段の制御が禁止された場合は、前記余裕度に応じて、前
記制御手段の制御を復帰させる制御復帰手段を備えたこ
とを特徴とする前記請求項1〜5のいずれか記載の車両
制御装置を要旨とする。
【0013】請求項7の発明は、前記制御復帰手段は、
制御量を徐々に変更して前記制御手段の制御を復帰させ
る移行モードを備えたことを特徴とする前記請求項6記
載の車両制御装置を要旨とする。
【0014】請求項8の発明は、前記制御復帰手段は、
前記余裕度が所定値を越えたときに前記復帰のための移
行モードに移行することを特徴とする前記請求項7記載
の車両制御装置を要旨とする。
【0015】請求項9の発明は、図2に例示する様に、
前記制御手段として、同一の機能を達成するための第1
制御手段と第2制御手段とを備えた車両制御装置におい
て、前記第1制御手段の制御禁止に至るまでの余裕度を
検出する第1余裕度検出手段と、該第1余裕度検出手段
によって検出された余裕度に応じて、前記第1制御手段
の制御量を調節する第1制御調節手段と、該第1制御調
節手段の制御量に応じて、前記第2制御手段の制御量を
調節する第2制御調節手段と、を備えたことを特徴とす
る前記請求項2〜8のいずれか記載の車両制御装置を要
旨とする。
【0016】請求項10の発明は、前記第1制御手段の
制御量の減少度合に応じて、前記第2制御手段の制御量
を増加させることを特徴とする前記請求項9記載の車両
制御装置を要旨とする。請求項11の発明は、前記第1
制御手段の制御禁止が解除されて第1制御手段の制御が
復帰する場合には、前記第1制御手段の復帰の状態に応
じて、前記第2制御手段の制御量を調節することを特徴
とする前記請求項9又は10記載の車両制御装置を要旨
とする。
【0017】請求項12の発明は、前記第1制御手段の
復帰における制御量の増加度合に応じて、前記第2制御
手段の制御量を減少させることを特徴とする前記請求項
11記載の車両制御装置を要旨とする。
【0018】請求項13の発明は、図3に例示する様
に、前記制御手段として、同一の機能を達成するための
第1制御手段と第2制御手段とを備えた車両制御装置に
おいて、前記第2制御手段の制御禁止に至るまでの余裕
度を検出する第2余裕度検出手段と、前記第1制御手段
の制御の禁止中に、前記第2余裕度検出手段によって検
出した前記第2制御手段の余裕度に応じて、該第2制御
手段を抑制する第2制御抑制手段と、該第2制御抑制手
段の制御状態に応じて、車両の運転者に警告を行なう警
告手段と、を備えたことを特徴とする車両制御装置を要
旨とする。
【0019】請求項14の発明は、図4に例示する様
に、車輪の駆動力を制御する駆動力制御手段と、車輪の
制動力を制御する制動力制御手段と、前記駆動力制御手
段の余裕度を検出する駆動力余裕度検出手段と、前記制
動力制御手段の余裕度を検出する制動力余裕度検出手段
と、前記駆動力余裕度検出手段及び制動力余裕度検出手
段の余裕度に応じて、前記駆動力制御手段及び制動力制
御手段の制御の度合を調節する制御度合調節手段と、を
備えたことを特徴とする前記請求項2〜13のいずれか
記載の車両制御装置を要旨とする。
【0020】請求項15の発明は、図5に例示する様
に、加速スリップを検出する加速スリップ検出手段と、
前記加速スリップを抑制するためにエンジン出力を抑制
するエンジン制御手段と、前記加速スリップを抑制する
ために駆動輪ブレーキを制御するブレーキ制御手段と、
前記エンジン制御手段の余裕度を検出するエンジン余裕
度検出手段と、前記ブレーキ制御手段の余裕度を検出す
るブレーキ余裕度検出手段と、前記エンジン余裕度検出
手段及びブレーキ余裕度検出手段の余裕度に応じて、前
記エンジン制御手段及びブレーキ制御手段の制御の度合
を調節する制御度合調節手段と、を備えたことを特徴と
する前記請求項2〜14のいずれか記載の車両制御装置
を要旨とする。
【0021】請求項16の発明は、図6に例示する様
に、左右輪速度差を検出する左右輪速度差検出手段と、
前記左右輪速度差を抑制するためにエンジン出力を抑制
するエンジン制御手段と、前記左右輪速度差を抑制する
ために駆動輪ブレーキを制御するブレーキ制御手段と、
前記エンジン制御手段の余裕度を検出するエンジン余裕
度検出手段と、前記ブレーキ制御手段の余裕度を検出す
るブレーキ余裕度検出手段と、前記エンジン余裕度検出
手段及びブレーキ余裕度検出手段の余裕度に応じて、前
記エンジン制御手段及びブレーキ制御手段の制御の度合
を調節する制御度合調節手段と、を備えたことを特徴と
する前記請求項2〜15のいずれか記載の車両制御装置
を要旨とする。
【0022】
【作用及び発明の効果】請求項1の発明では、余裕度検
出手段によって、車両を制御する制御手段の制御禁止に
至るまでの余裕度を検出し、制御抑制手段によって、こ
の検出された余裕度に応じて制御手段の制御を抑制す
る。
【0023】つまり、本発明では、ある制御禁止の条件
が満たされた場合に、例えば通常の制御状態から急に制
御禁止とするのではなく、制御禁止に至る前に予めその
制御の余裕度をチェックし、この余裕度に応じて制御手
段による制御を抑制するので、制御状態の急変を抑制し
て安定した車両の制御を実現できる。
【0024】この余裕度とは、あとどの程度この制御を
継続すると制御禁止に至るかを示す指標であり、例えば
制御禁止に至るまでの時間や制御量などのパラメータを
採用できる。従って、例えばあと何秒この制御が可能か
という時間等を採用する場合には、この残された時間等
に応じて、制御を徐々に禁止状態に移行することができ
る。
【0025】請求項2の発明では、制御手段として、異
なる2つの制御手段を備えている。そして、余裕度検出
手段によって、少なくとも一方の制御手段の制御禁止に
至るまでの余裕度を検出し、制御抑制手段によって、こ
の検出された余裕度に応じて、余裕度が検出された制御
手段の制御を抑制する。
【0026】つまり、本発明では、制御手段が複数ある
構成を例示しており、余裕度を検出した1又は2の制御
手段に対して、その余裕度に応じて当該制御手段の制御
を抑制するので、例えば後述する加速スリップ制御にお
けるエンジン制御手段とブレーキ制御手段との様に、複
数の制御手段に対しても前記請求項1と同様な作用効果
を奏する。
【0027】請求項3の発明では、制御量を徐々に変更
して制御を抑制する移行モードを備えているので、従来
の様な制御の急変による悪影響を抑制して、制御を変更
する場合における車両の安定化に寄与する。請求項4の
発明では、制御抑制手段の制御が行われる場合には、余
裕度に応じて、余裕度の変化の度合を調節する制御を行
なうので、当該制御手段による制御の状態を好適に調節
することができる。
【0028】例えば、余裕度が少なくなってきたら、余
裕度の減少度合が少なくなる制御に変更することによっ
て、十分な制御の移行時間を確保できるので、制御性が
向上するとともに、車両の安定化に寄与する。逆に、余
裕度が多くなってきたら、余裕度の減少度合が多くなる
制御へと移行することによって、必要な制御を重点的に
行なうことができる。
【0029】請求項5の発明では、余裕度が所定値以下
になった場合には、制御手段の制御を禁止するので、つ
まり、当該制御を行なう限界に近づいた場合は、確実に
その制御を停止できるので、車両制御を安全に行なうこ
とができる。請求項6の発明では、制御手段の制御が禁
止されている場合は、制御復帰手段によって、余裕度に
応じて制御手段の制御を復帰させる。
【0030】つまり、本発明では、従来の様に、制御を
復帰させる条件が満たされた場合に、急に通常の制御に
復帰するのではなく、余裕度の程度に応じて復帰するこ
とにより、制御状態の急変を抑制して車両の安定的な制
御を実現できる。請求項7の発明では、制御復帰手段
は、制御量を徐々に変更して制御手段の制御を復帰させ
る移行モードを備えている。従って、この復帰のための
移行モードにて、制御量を徐々に変更することにより、
制御状態の急変を抑制して車両の安定的な制御を実現で
きる。
【0031】請求項8の発明では、制御復帰手段は、余
裕度が所定値を越えたときに復帰のための移行モードに
移行する。即ち、制御の禁止と復帰との間にヒステリシ
スを設けてあるので、制御の禁止と復帰との間のハンチ
ングを防止できる。請求項9の発明では、第1余裕度検
出手段によって、第1制御手段の制御禁止に至るまでの
余裕度を検出し、第1制御調節手段によって、この検出
された余裕度に応じて第1制御手段の制御量を調節す
る。それとともに、第2制御調節手段によって、第1制
御調節手段の制御量に応じて第2制御手段の制御量を調
節する。
【0032】つまり、本発明は、同一の機能を達成する
ための第1制御手段と第2制御手段とを備えるものであ
り、例えば第1制御手段の制御の度合に応じて、第2制
御手段の制御の度合を調節することによって、制御状態
の急変を抑制して車両の安定的な制御を実現できるとと
もに、両制御手段による同一の目的を確実に達成でき
る。
【0033】請求項10の発明では、第1制御手段の制
御量の減少度合に応じて、第2制御手段の制御量を増加
させるので、例えば第1制御手段の余裕度が小さくなっ
て、その制御の度合が小さくなっても、他方の第2制御
手段の度合を増加させることによって、同一の目的を確
実に達成できる。
【0034】請求項11の発明では、第1制御手段の制
御禁止が解除されて第1制御手段の制御が復帰する場合
には、第1制御手段の復帰の状態に応じて、第2制御手
段の制御量を調節する。つまり、本発明は、第1制御手
段の復帰の度合に応じて、第2制御手段の制御の度合を
調節することによって、制御状態の急変を抑制して車両
の安定的な制御を実現できるとともに、スムーズに両制
御手段による制御状態に復帰できる。
【0035】請求項12の発明では、第1制御手段の復
帰における制御量の増加度合に応じて、第2制御手段の
制御量を減少させるので、制御状態の急変を抑制して車
両の安定的な制御を実現できるとともに、両制御手段に
よる制御状態に好適に復帰できる。
【0036】請求項13の発明では、第2余裕度検出手
段によって、第2制御手段の制御禁止に至るまでの余裕
度を検出し、第2制御抑制手段によって、第1制御手段
の制御の禁止中に、第2制御手段の余裕度に応じて第2
制御手段を抑制する。それとともに、警告手段によっ
て、第2制御抑制手段の制御状態に応じて、車両の運転
者に警告を行なう。
【0037】つまり、本発明では、両制御手段が制御禁
止に至る前に、余裕度に応じて警告を行なうことができ
るので、車両制御における安全性が向上する。この警告
方法としては、例えばランプやブザー等が挙げられる。
また、車両の挙動を(安全の範囲内で)変化させること
によっても運転者に警告を与えることができる。具体的
には、燃料カット(FCT)気筒数を増減させてエンジ
ンを振動させることにより、車両のゆるやかな(但し従
来の振動とは異なった)振動を発生させる方法が挙げら
れる。また、スロットルを開閉することにより、同様に
車両のゆるやかな振動を発生させる方法が挙げられる。
また、ブレーキ油圧を増減させて駆動スリップを増減さ
せることにより、同様に車両のゆるやかな振動を発生さ
せる方法が挙げられる。
【0038】請求項14の発明では、駆動力余裕度検出
手段によって、車輪の駆動力を制御する駆動力制御手段
の余裕度を検出し、制動力余裕度検出手段によって、車
輪の制動力を制御する制動力制御手段の余裕度を検出す
る。そして、制御度合調節手段によって、駆動力余裕度
検出手段及び制動力余裕度検出手段の余裕度に応じて、
駆動力制御手段及び制動力制御手段の制御の度合を調節
する。
【0039】つまり、本発明では、駆動力余裕度検出手
段及び制動力余裕度検出手段の余裕度に応じて、両制御
手段の制御の度合を調節するので、各制御手段の状態に
応じて、制御状態の急変を抑制して車両の安定的な制御
を実現できるとともに、目的に応じた最も好適な制御を
行なうことができる。
【0040】ここで、前記駆動力制御手段としては、例
えばリンクレス(第2スロットル)などの吸入空気量に
よるエンジン制御や、燃料カット制御(減筒制御)、噴
射量制御、空燃比の噴射量制御によるエンジン制御など
を採用できる。また、例えばシフト位置、ライン圧(ク
ラッチ係合度合)などのトランスミッションの電子制御
(ECT制御)を採用できる。更に、電気自動車の場合
は、例えば電動モータの制御などを採用できる。
【0041】一方、制動力制御手段としては、全ての駆
動輪に独立して、又は一部の駆動輪のみ独立して(他は
同時に)、或は全ての駆動輪同時にブレーキ油圧をかけ
る制動力制御などを採用できる。請求項15の発明で
は、加速スリップ検出手段によって、加速スリップを検
出し、この加速スリップを抑制するために、エンジン制
御手段によって、エンジン出力を抑制し、ブレーキ制御
手段によって、駆動輪ブレーキを制御する。また、エン
ジン余裕度検出手段によって、エンジン制御手段の余裕
度を検出するとともに、ブレーキ余裕度検出手段によっ
て、ブレーキ制御手段の余裕度を検出する。そして、制
御度合調節手段によって、エンジン余裕度検出手段及び
ブレーキ余裕度検出手段の余裕度に応じて、エンジン制
御手段及びブレーキ制御手段の制御の度合を調節する。
【0042】つまり、本発明では、加速スリップ制御に
おいて、エンジン余裕度検出手段及びブレーキ余裕度検
出手段の余裕度に応じて、両制御手段の制御の度合を調
節するので、各制御手段の状態に応じて、制御状態の急
変を抑制して車両の安定的な制御を実現できるととも
に、目的に応じた最も好適な制御を行なうことができ
る。
【0043】請求項16の発明では、左右輪速度差検出
手段によって、左右輪速度差を検出し、この左右輪速度
差を抑制するために、エンジン制御手段によって、エン
ジン出力を抑制し、ブレーキ制御手段によって、左右輪
速度差を抑制するために駆動輪ブレーキを制御する。ま
た、エンジン余裕度検出手段によって、エンジン制御手
段の余裕度を検出するとともに、ブレーキ余裕度検出手
段によって、ブレーキ制御手段の余裕度を検出する。そ
して、制御度合調節手段によって、エンジン余裕度検出
手段及びブレーキ余裕度検出手段の余裕度に応じて、エ
ンジン制御手段及びブレーキ制御手段の制御の度合を調
節する。
【0044】つまり、本発明では、左右速度輪差を抑制
する(差を低減する)いわゆるEDL制御において、エ
ンジン余裕度検出手段及びブレーキ余裕度検出手段の余
裕度に応じて、両制御手段の制御の度合を調節するの
で、各制御手段の状態に応じて、制御状態の急変を抑制
して車両の安定的な制御を実現できるとともに、目的に
応じた最も好適な制御を行なうことができる。また、こ
のEDL制御によって、スタック脱出等の走破性が向上
する。
【0045】ここで、前記請求項15,16にてとりう
る具体的な構成について述べる。 a)エンジン制御手段 ・前記エンジン制御手段としては、燃料カット制御(減
筒制御)、噴射量制御、点火時期の遅角制御、第2スロ
ットルの開度の制御などを採用できる。
【0046】・また、前記余裕度としては、例えば触媒
温度の変化量、この変化量に基づいて算出される禁止温
度に至る時間、(酸素濃度に基づくフィードバック制御
時の)排ガス中の許容エミッションの悪化量、この悪化
量に基づいて算出される禁止エミッションまでの時間、
エンジン回転速度の変化量、このエンジン回転速度の変
化量に基づいて算出される禁止エンジン回転速度までの
時間、駆動モータや制御装置等の温度、駆動モータや制
御装置等の駆動時間などを採用できる。
【0047】・前記余裕度を変更する手段としては、触
媒温度の上昇やエミッションの増加によってその余裕度
が低下した場合は、(通常のFCTより多くの気筒のF
CTを行なう)多気筒FCTによって未燃ガスを減少さ
せ、触媒温度の上昇やエミッションの増加を抑制して余
裕度を増加させる手段を採用できる。また、エンジン回
転速度が高回転になりそうな場合は、シフトアップによ
りエンジン回転速度を低減する手段を採用できる。更
に、モータ(コイル)の発熱量が増加する場合は、発熱
量の少ない励磁方法を採用できる。例えば、ステップモ
ータの1−2相励磁より2相励磁の方が発熱量が少な
い。また、励磁相を固定するより適宜切り替えた方が発
熱量が少ない。
【0048】・前記エンジン制御の移行モードとしては
(例えばエンジン制御量を減少する場合)、目標値(速
度、エンジン出力)を低下させる手段、制御ゲインを低
下(エンジン出力減少側)させる手段、ブレーキ増加量
に見合ったエンジン出力が減少する様に、FCT気筒数
を増加又は遅角量を増加又はスロットル開度を低下する
手段などを採用できる。尚、エンジン制御量を増加させ
る場合は、これらの対策の逆となる。
【0049】b)ブレーキ制御手段 ・前記ブレーキ制御手段としては、駆動輪に、ブレーキ
油圧をかける手段を採用できる。 ・前記余裕度としては、アクチュエータ(モータ、ソレ
ノイド)の温度、制御時間、デューティ比などを採用で
きる。また、ブレーキ系の温度(パッド温度、油温)を
採用できる。更に、電子制御装置の温度、制御時間など
を採用できる。
【0050】・前記余裕度を変更する手段としては、ブ
レーキ制御量を減少側に調節するものであればよく、特
に限定はない。 ・前記ブレーキ制御の移行モードとしては(例えばブレ
ーキ制御量を減少する場合;増加側はその逆となる)、
目標値(速度、制動力、油圧)を低下させる手段、上限
値を設定する手段、制御ゲインを低下(ブレーキ減少
側)させる手段、エンジン制御の減少量に見合った制動
力が減少する様に油圧を減少させる手段、加速スリップ
率を低減する制御からEDL制御に移行する手段などを
採用できる。
【0051】
【実施例】以下に、本発明の車両制御装置の実施例を、
図面に基づいて説明する。図7は、内燃機関2を動力源
とするフロントエンジン・リヤドライブ(FR)方式の
車両に、本実施例の車両制御装置を搭載した全体構成図
である。
【0052】図7に示すように、内燃機関(エンジン)
2の吸気通路4には、その上流側より、駆動モータ6に
より開閉されるサブスロットルバルブ8と、アクセルペ
ダル10と連動して開閉される主スロットルバルブ12
と、吸入空気の脈動を抑えるサージタンク14と、燃料
を吸気ポート16に噴射する燃料噴射弁18とが設けら
れ、気筒20内には、高電圧を供給する点火コイル22
に接続された点火プラグ24が設けられている。
【0053】また、全ての車輪26FL〜RRには、図示し
ない油圧ポンプや電磁弁を有する油圧回路28によって
各車輪26FL〜RRに対して制動力を与えるホイールシリ
ンダ30が設けられている。更に、車両の運転状態を検
出するセンサとして、サージタンク14の圧力を検出す
る吸気圧センサ32と、主スロットルバルブ12の開度
を検出する主スロットル開度センサ34と、サブスロッ
トルバルブ8の開度を検出するサブスロットル開度セン
サ36と、エンジン2のクランク軸2aの回転速度(エ
ンジン回転速度)を検出する回転速度センサ38と、変
速機40の変速比を検出する変速比センサ42と、排ガ
スを浄化する触媒(図示せず)の温度を検出する触媒温
度センサ43と、ブレーキ油温を検出する油温センサ4
5とが配置されている。
【0054】また、左右転動輪(左右前輪)26FL,2
6FRには、左右転動輪26FL,26FRの回転速度をそれ
ぞれ検出する転動輪速度センサ44FL,44FRが配置さ
れ、左右駆動輪(左右後輪)26RL,26RRには、左右
駆動輪26RL,26RRの回転速度(駆動輪速度)を各々
検出する駆動輪速度センサ44RL,44RRが配置されて
いる。
【0055】前記各センサからの信号は、加速スリップ
制御回路50に入力され、加速スリップ制御回路50か
らは、後述する加速スリップ制御を行なうために、アク
チュエータに対して制御信号が出力される。この加速ス
リップ制御回路50は、図8のブロック図に示す様に、
周知のCPU50a,ROM50b,RAM50c,バ
ックアップRAM50d、入出力ポート50e、及びそ
れらを接続するバス50fからなるマイクロコンピュー
タとして構成されている。
【0056】加速スリップ制御回路50の入出力ポート
50eには、センサとして、前記吸気圧センサ32と、
主スロットル開度センサ34と、サブスロットル開度セ
ンサ36と、回転速度センサ38と、変速比センサ42
と、触媒温度センサ43と、油温センサ45と、転動輪
速度センサ44FL,44FRと、駆動輪速度センサ44R
L,44RRとが接続されている。また、アクチュエータ
として、図示しない駆動回路を介して、駆動モータ6
と、燃料噴射弁18と、点火コイル22と、油圧回路2
8とに加え、後述する制御の禁止状態への移行を報知す
る警告ランプ51及び警告ブザー53が接続されてい
る。
【0057】そして、この加速スリップ制御回路50に
おいては、左右駆動輪26RL,26RRに発生する加速ス
リップを例えば加速スリップ率に基づいて検出し、加速
スリップ率が所定範囲内に収まる様に、サブスロットル
バルブ8の開度、(燃料カットを含む)燃料噴射量又は
点火時期を調節することにより、エンジン2の出力トル
クを制御して加速スリップを抑制する(以下エンジン制
御と称す)。また、左右駆動輪26RL,26RRのホイー
ルシリンダ30RL,30RRの油圧を調節して制動力を制
御し、同様に加速スリップを抑制する(以下ブレーキ制
御と称す)。
【0058】例えば低μ路でのドライバの急激なアクセ
ル操作によって、駆動輪26RL,26RRに加速スリップ
が発生すると、加速スリップ制御回路50は、例えば燃
料カットによる減筒制御(FCT制御)の指令を出力す
ることにより、エンジン2の出力トルクを抑制するエン
ジン制御を開始する。それとともに、油圧回路28に対
して制御信号を出力することにより、ホイールシリンダ
30RL,30RRの油圧を調節して、駆動輪26RL,26
RRに対する制動力を制御するブレーキ制御を開始する。
尚、エンジン制御の方法としては、サブスロットルバル
ブ8の閉方向への駆動、燃料噴射量の減量或は点火時期
の遅角等を採用できるが、ここでは、FCTによるエン
ジン制御を例にとって説明する。
【0059】次に、上述した構成を備えた本実施例の車
両制御装置の動作について、図9及び図12の説明図、
図10,図11,図13〜図16のフローチャートに基
づいて説明する。図9のモードの説明図に示す様に、本
実施例では、加速スリップ制御を行なう場合には、FC
Tによるエンジン制御(E/G制御)と制動力を調節す
るブレーキ制御とを組み合わせたモード、即ち、通常モ
ード、ブレーキモード、エンジンモード、禁止モード、
及びそれらのモード間を移行する際の第1〜第4移行モ
ードを使用して制御を行なう。
【0060】具体的には、通常モードでは、FCT制御
とブレーキ制御とを併用し、ブレーキモードではFCT
制御は禁止してブレーキ制御だけを行ない、エンジンモ
ードでは、FCT制御だけを行なってブレーキ制御は禁
止し、禁止モードでは、FCT制御及びブレーキ制御の
いずれの制御も禁止する。
【0061】・前記通常モードとブレーキモードとの間
には、第1移行モードが設けられており、この第1移行
モードでは、通常モードからブレーキモードに移行する
際には、エンジン制御を徐々に抑制する様に機能すると
ともに、ブレーキ制御の度合を徐々に増大する様に機能
する。逆に、ブレーキモードから通常モードに復帰する
際には、エンジン制御を徐々に復帰する様に機能すると
ともに、ブレーキ制御の度合を徐々に減少する様に機能
する。
【0062】・通常モードとエンジンモードとの間に
は、第2移行モードが設けられており、この第2移行モ
ードでは、通常モードからエンジンモードに移行する際
には、ブレーキ制御を徐々に抑制する様に機能するとと
もに、エンジン制御の度合を徐々に増大する様に機能す
る。逆に、エンジンモードから通常モードに復帰する際
には、ブレーキ制御を徐々に復帰する様に機能するとと
もに、エンジン制御の度合を徐々に減少する様に機能す
る。
【0063】・ブレーキモードと禁止モードとの間に
は、第3移行モードが設けられており、この第3移行モ
ードでは、ブレーキモードから禁止モードに移行する際
には、ブレーキ制御を徐々に抑制する様に機能する。
尚、この第3移行モードは、前記第1,2移行モードと
は異なり、ブレーキモードから禁止モードへの一方への
移行に使用されるのみである。
【0064】・エンジンモードと禁止モードとの間に
は、第4移行モードが設けられており、この第4移行モ
ードでは、エンジンモードから禁止モードに移行する際
には、エンジン制御を徐々に抑制する様に機能する。
尚、この第4移行モードは、前記3移行モードと同様
に、エンジンモードから禁止モードへの一方への移行に
使用されるのみである。
【0065】次に、上述した各モードに移行する際等の
処理について説明する。図10に本実施例の処理のメイ
ンルーチンを示す様に、ステップ10では、エンジン制
御の余裕度を演算し、ステップ20では、ブレーキ制御
の余裕度を演算し、ステップ30では、制御モードを選
択する処理を行ない、前記ステップ10に戻る。以下、
各ステップの処理について、順番に説明する。
【0066】まず、前記ステップ10のエンジン制御の
余裕度の演算処理について、図11及び図12に基づい
て説明する。図11のステップ100では、図12に示
す様に、エンジン制御における余裕度項目の現時点t0
における評価値χE/Gを演算する。例えば余裕度が触
媒温度に関するものであるならば、現在の触媒温度を求
める。
【0067】続くステップ110では、評価値χE/G
の変化量を演算する。つまり、図12のグラフの傾きで
示される例えば触媒温度の変化率を求める。続くステッ
プ120では、現時点t0における評価値χE/Gとそ
の変化量とから、制御禁止の限界値χE/GLに至るま
で到達時間を算出し、一旦本処理を終了する。つまり、
現在の触媒温度とその変化率とから、当該制御を禁止す
る限界温度に至るまでの時間を求め、これを現時点t0
における余裕度τE/Gとする。
【0068】この様に、本処理では、例えば現在の触媒
温度とその変化率とから触媒温度の限界値に達するまで
の時間を求める様に、現時点t0の評価値χE/Gとそ
の変化量とから、エンジン制御の余裕度τE/Gを算出
することができる。尚、ここでは、余裕度τE/Gとし
て、到達時間を例に挙げたが、それに以外にも、例えば
FCT制御を行なう場合には、ΣFCT気筒数×時間t
の様に、限界までの制御許容量等を採用できる。
【0069】次に、前記ステップ20のブレーキ制御の
余裕度の演算処理について、図13に基づいて説明す
る。図13のステップ200では、ブレーキ制御におけ
る余裕度項目の現時点t0における評価値χBを演算す
る。例えば余裕度がブレーキ油温に関するものであるな
らば、現在ブレーキ油温を求める。
【0070】続くステップ210では、評価値χBの変
化量を演算する。例えばブレーキ油温の変化率を求め
る。続くステップ220では、現時点t0における評価
値χBとその変化量とから、制御禁止の限界値χBに至
るまで到達時間を算出し、一旦本処理を終了する。つま
り、現在のブレーキ油温とその変化率とから当該制御を
禁止する限界温度に至るまでの時間を求め、これを現時
点t0における余裕度τBとする。
【0071】この様に、本処理では、例えば現在のブレ
ーキ油温とその変化率とからブレーキ油温の限界値に達
するまでの時間を求める様に、現時点t0の評価値χB
とその変化量とから、ブレーキ制御の余裕度τBを算出
することができる。次に、前記ステップ30のモード選
択の処理について、図14〜図16に基づいて説明す
る。
【0072】a)通常モードからブレーキモードへの移
行方法 図14のステップ300にて、現在第1移行モード中で
あるか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ360に進み、一方否定判断されるとステップ310
に進む。
【0073】ステップ310では、エンジン制御の余裕
度τE/G(時間)が、第1移行モードに移行するため
の開始判定値τE/GS(時間)を下回るか否か、即ち
エンジン制御のために残された時間が少なくなったか否
かをを判定する。ここで肯定判断されるとステップ32
0に進み、一方否定判断されると、通常モードにおける
制御を継続するために、一旦本処理を終了する。
【0074】ステップ320では、残り時間(余裕度τ
E/G)が少なくなり、第1移行モードによる処理が開
始されるので、第1移行モードの状態であることを示す
フラグをセットする。続くステップ330では、余裕度
τE/Gを変更するためのエンジン制御を実行する。例
えば余裕度τE/Gが触媒温度に関するものであるなら
ば、触媒温度の上昇を抑える様なエンジン制御を行な
う。具体的には、通常のFCT制御を行なっている場合
には、触媒温度の上昇勾配が大きいので、この通常のF
CT制御を移行時用のFCT制御、即ち、通常のFCT
気筒数(例えば1,2気筒)より多くのFCT気筒数
(例えば4,5気筒)に変更することによって、触媒温
度の上昇を抑えて余裕度τE/Gを延長する。続くステ
ップ340では、エンジン制御量を前記余裕度τE/G
に応じて減少側に補正し、徐々にエンジン制御の度合を
低減してゆく。
【0075】続くステップ350では、前記エンジン制
御の度合を低減するのに応じて、ブレーキ制御量を増加
側に補正し、ブレーキ制御の度合を増加してゆく。一
方、前記ステップ300にて、第1移行モード中である
と判断されて進むステップ360では、余裕度τE/G
が、第1移行モードを終了するための終了判定値τE/
GE(但し、開始判定値τE/GS>終了判定値τE/
GE)を下回るか否か、即ち残り時間が極めて少なく制
御禁止まであと僅かか否かを判定する。ここで肯定判断
されるとステップ370に進み、一方否定判断される
と、前記ステップ330に進んで、第1移行モードにお
ける制御を継続する。尚、他の判定方法として、エンジ
ン制御量の所定の減少補正が終了したかという判定を行
なってもよい。
【0076】ステップ370では、残り時間(余裕度τ
E/G)が極めて少なくなり、第1移行モードによる処
理が終了するので、第1移行モードの状態であることを
示すフラグをリセットする。続くステップ380では、
ブレーキモードによる処理に移行し、一旦本処理を終了
する。
【0077】つまり、本処理では、余裕度τE/Gに応
じて、第1移行モードにて、余裕度を変更するための上
述した移行時用のFCT制御(多気筒FCT)を行な
い、更に、エンジン制御の度合を徐々に低減するととも
に、ブレーキ制御の度合を徐々に増加して、スムーズに
通常モードからブレーキモードに移行するための処理を
行なう。
【0078】b)ブレーキモードから通常モードへの移
行(復帰)方法 図15のステップ400にて、現在第1移行モード中で
あるか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ460に進み、一方否定判断されるとステップ410
に進む。
【0079】ステップ410では、エンジン制御の余裕
度τE/Gが、第1移行モードに移行(復帰)するため
の判定値τE/GS’を上回るか否か、即ち余裕度τE
/Gである時間が増加したか否かを判定する。ここで肯
定判断されるとステップ420に進み、一方否定判断さ
れると、ブレーキモードにおける制御を継続するため
に、一旦本処理を終了する。尚、判定値τE/GS’
は、ヒステリシスを設けて制御のハンチングを防止する
ために、前記終了判定値τE/GEより大きな余裕度と
なる様に設定されている。
【0080】ステップ420では、残り時間(余裕度τ
E/G)が多くなり、第1移行モードによる復帰用の処
理が開始されるので、第1移行モードの状態であること
を示すフラグをセットする。続くステップ430では、
余裕度τE/Gを変更するためのエンジン制御を実行す
る。例えば余裕度τE/Gが触媒温度に関するものであ
るならば、触媒温度の上昇を抑える様なエンジン制御を
行なう。具体的には、例えば通常のFCT制御を上述し
た移行時用のFCT制御に変更し、触媒温度の上昇を抑
えて余裕度τE/Gを大きくする様に設定する。
【0081】続くステップ440では、エンジン制御量
を前記余裕度τE/Gに応じて増加側に補正し、徐々に
エンジン制御の度合を増加してゆく。続くステップ45
0では、前記エンジン制御の度合を増加するのに応じ
て、ブレーキ制御量を減少側に補正し、ブレーキ制御の
度合を減少してゆく。
【0082】一方、前記ステップ400にて、第1移行
モード中であると判断されて進むステップ460では、
第1移行モードの復帰用の処理の終了判定を行なうため
に、エンジン制御量の所定の増加補正が終了したか否か
を判定する。ここで肯定判断されるとステップ470に
進み、一方否定判断されると、前記ステップ430に進
んで、第1移行モードにおける制御を継続する。
【0083】ステップ470では、第1移行モードによ
る復帰処理が終了するので、第1移行モードの状態であ
ることを示すフラグをリセットする。続くステップ48
0では、通常モードによる処理に移行し、一旦本処理を
終了する。
【0084】つまり、本処理では、ブレーキモードから
の復帰処理として、余裕度τE/Gに応じて、第1移行
モードにて、余裕度を変更する制御を行ない、更に、エ
ンジン制御の度合を徐々に増加するとともに、ブレーキ
制御の度合を徐々に減少して、スムーズに通常モードか
らブレーキモードに移行するための処理を行なう。
【0085】c)通常モードからエンジンモードへの移
行方法 この第2移行モードに関する処理は、エンジン制御とブ
レーキ制御とが異なるだけで、それ以外は、前記a)の
通常モードからブレーキモードへの移行方法の処理と同
様であるので、説明は省略する。
【0086】d)エンジンモードから通常モードへの移
行(復帰)方法 この第2移行モードに関する復帰の際の処理は、エンジ
ン制御とブレーキ制御とが異なるだけで、それ以外は、
前記b)のブレーキモードから通常モードへの移行(復
帰)方法の処理と同様であるので、説明は省略する。
【0087】e)エンジンモードから禁止モードへの移
行方法 図16のステップ500にて、現在第4移行モード中で
あるか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ550に進み、一方否定判断されるとステップ510
に進む。
【0088】ステップ510では、エンジン制御の余裕
度τE/Gが、第4移行モードに移行するための開始判
定値τE/GSを下回るか否か、即ち残り時間が少なく
なったか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステ
ップ520に進み、一方否定判断されると、(ブレーキ
制御が禁止されている)エンジンモードにおける制御を
継続するために、一旦本処理を終了する。
【0089】ステップ520では、残り時間(余裕度τ
E/G)が少なくなり、第4移行モードによる処理が開
始されるので、第4移行モードの状態であることを示す
フラグをセットする。続くステップ530では、禁止モ
ードへの移行中であることを運転者に警告するために、
警告ランプ51の点灯や警告ブザー53を鳴らす制御を
行なう。
【0090】続くステップ540では、エンジン制御量
を減少側に補正して、エンジン制御を徐々に抑制する制
御を行ない、一旦本処理を終了する。一方、前記ステッ
プ500にて、第4移行モード中であると判断されて進
むステップ550では、余裕度τE/Gが、第4移行モ
ードを終了するための終了判定値τE/GE(但し、開
始判定値τE/GS>終了判定値τE/GE)を下回る
か否か、即ち残り時間が極めて少なくなったか否かを判
定する。ここで肯定判断されるとステップ560に進
み、一方否定判断されると、前記ステップ530に進ん
で、警告の処理を継続する。尚、他の判定方法として、
第4移行モードに移行してから所定時間経過したかとい
う判定を行なってもよい。
【0091】ステップ560では、残り時間(余裕度τ
E/G)が極めて少なくなり、第4移行モードによる処
理が終了するので、第4移行モードの状態であることを
示すフラグをリセットする。続くステップ570では、
禁止モードであることを示すフラグをセットする。
【0092】続くステップ580では、既に終了してい
るブレーキ制御だけでなく、エンジン制御も終了し、一
旦本処理を終了する。つまり、本処理では、余裕度τE
/Gに応じて、第4移行モードにて、禁止モードに至る
まで警告を行なうとともに、エンジン制御量を徐々に低
減して、スムーズにエンジンモードから禁止モードに移
行するための処理を行なう。
【0093】f)ブレーキモードから禁止モードへの移
行方法 この第3移行モードに関する処理は、エンジン制御とブ
レーキ制御とが異なるだけで、それ以外は、前記e)の
エンジンモードから禁止モードへの移行方法の処理と同
様であるので、説明は省略する。
【0094】尚、前記a)〜f)の移行モードの処理に
おいては、余裕度が所定値以下の小さな値になった場合
には、制御処理の途中でも、安全のために当該余裕度に
関する制御を禁止する。次に、上述した処理によって生
じる本実施例の効果について述べる。
【0095】(1)本実施例では、通常モードとエンジ
ンモードとの間、通常モードとブレーキモードとの間、
エンジンモードと禁止モードとの間、ブレーキモードと
禁止モードとの間の様に、モードを変更する際には、移
行モードにおいて、余裕度に応じて制御量を徐々に増加
させたり減少させたりしているので、モードを変更する
際のショックが低減されるとともに、車両の安定的な制
御を実現できる。
【0096】(2)また、前記移行モードにおいて、エ
ンジン制御やブレーキ制御の抑制を行なう場合には、余
裕度に応じて、余裕度の変化の度合を調節する制御を行
なうので、当該制御手段による制御の状態を好適に調節
することができる。例えば、エンジン制御における触媒
温度の余裕度が少なくなってきたら、余裕度の減少度合
が少なくなる移行時用のFCT制御へと移行することに
よって、十分な移行時間を確保でき、制御性を向上する
ことができる。
【0097】(3)更に、エンジンモードやブレーキモ
ードにおいて、各々ブレーキ制御やエンジン制御が禁止
されている場合に、禁止されている制御の余裕度が回復
してきたときには、例えばブレーキモード設定時に触媒
温度が低下して触媒温度の余裕度が生じてきたときに
は、この余裕度に応じて、当該余裕度に関する制御(こ
の場合はエンジン制御)を徐々に復帰させることができ
る。従って、制御を復帰する場合にも制御を抑制する場
合と同様に、制御状態の急変を抑制して車両の安定的な
制御を実現できる。
【0098】(4)その上、制御の復帰のときには、余
裕度が(抑制終了の余裕度より大きな)所定値を越えた
ときに移行モードに移行(復帰)するので、即ち、制御
の禁止と復帰との間にヒステリシスを設けてあるので、
制御の禁止と復帰との間のハンチングを防止できる。
【0099】(5)また、第1,2移行モードにおいて
は、エンジン制御とブレーキ制御とが互いに共同して、
加速スリップを抑制するという同一の目的を好適に達成
することができる。例えば第1移行モードにおいては、
余裕度に応じてエンジン制御の度合を徐々に低減する
が、その低減の度合応じてブレーキ制御の度合を徐々に
増加しているので、制御状態の急変を抑制して車両を安
定的に制御し、加速スリップ制御を好適に行なうことが
できる。
【0100】尚、この一方の制御(例えばエンジン制
御)の度合によって変化する他方の制御(例えばブレー
キ制御)の度合は、エンジン制御の度合のみによって決
定してもよいが、ブレーキ制御の余裕度も参照しながら
決定することがより一層好ましい。この場合、例えばブ
レーキ制御の余裕度が何等かの理由で急減した場合は、
エンジン制御の度合を逆に増加することも考えられる。
また、ブレーキ制御の余裕度が所定値以下の小さな値に
なった場合には、ブレーキ制御を禁止して、エンジン制
御のみを行なうことになる。
【0101】(6)更に、同一の目的を達成するため2
つの制御の度合の関係は、制御の復帰の場合にも前記
(5)と同様なことが言える。つまり、制御の復帰の際
にも、制御状態の急変を抑制して車両を安定的に制御
し、加速スリップ制御を好適に行なうことができる。
【0102】(7)また、本実施例では、エンジン制御
及びブレーキ制御の2つの制御のうち一方の制御が既に
禁止されている第3,4移行モードの場合には、両制御
が停止される禁止モードに移行中であることを運転者に
警告するために、警告ランプ51や警告ブザー53を駆
動しているので、運転者は車両の制御状態を事前に且つ
確実に把握することができる。尚、警告ランプ51等で
警告するだけでなく、それに加えて、積極的に車体の挙
動を変化させて警告してもよい。
【0103】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の態様で実施しうることはいうまでもない。例え
ば、前記実施例では、加速スリップ制御として、加速ス
リップ率を低減する様に駆動輪速度を調節する例につい
て説明したが、それとは別に、左右の駆動輪速度差を低
減するEDL制御を行なってもよい。この場合は、例え
ば低μ路における走破性の向上等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の構成を例示するブロック図
である。
【図2】 請求項9の発明の構成を例示するブロック図
である。
【図3】 請求項13の発明の構成を例示するブロック
図である。
【図4】 請求項14発明の構成を例示するブロック図
である。
【図5】 請求項15の発明の構成を例示するブロック
図である。
【図6】 請求項16の発明の構成を例示するブロック
図である。
【図7】 実施例の車両制御系全体の構成を示す概略構
成図である。
【図8】 実施例の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 実施例のモード間の関係を示すブロック図で
ある。
【図10】 実施例の全体の処理を示すメインのフロー
チャートである。
【図11】 エンジン制御余裕度演算処理を示すフロー
チャートである。
【図12】 余裕度を示す説明図である。
【図13】 ブレーキ制御余裕度演算処理を示すフロー
チャートである。
【図14】 第1移行モードの移行処理を示すフローチ
ャートである。
【図15】 第1移行モードの復帰処理を示すフローチ
ャートである。
【図16】 第4移行モードの移行処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2…内燃機関(エンジン) 18…燃料噴射
弁 22…点火コイル 28…油圧回路 38…回転速度センサ 36…サブスロ
ットル開度センサ 44RL,44RR…駆動輪速度センサ 43…触媒温度
センサ 45…油温センサ 50…加速スリ
ップ制御回路 51…警告ランプ 53…警告ブザ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を制御する制御手段と、 該制御手段の制御禁止に至るまでの余裕度を検出する余
    裕度検出手段と、 該余裕度検出手段によって検出された余裕度に応じて、
    前記制御手段の制御を抑制する制御抑制手段と、 を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段として、異なる2つの制御
    手段を備えるとともに、 前記制御手段のうち少なくとも一方の制御手段の制御禁
    止に至るまでの余裕度を検出する余裕度検出手段と、 該余裕度検出手段によって検出された余裕度に応じて、
    当該余裕度が検出された制御手段の制御を抑制する制御
    抑制手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項1記載の車両制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御抑制手段は、制御量を徐々に変
    更して制御を抑制する移行モードを備えたことを特徴と
    する前記請求項1又は2記載の車両制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御抑制手段の制御が行われる場合
    には、前記余裕度に応じて、該余裕度の変化の度合を調
    節する制御を行なうことを特徴とする前記請求項1〜3
    のいずれか記載の車両制御装置。
  5. 【請求項5】 前記余裕度が所定値以下になった場合に
    は、前記制御手段の制御を禁止することを特徴とする前
    記請求項1〜4のいずれか記載の車両制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段の制御が禁止された場合
    は、前記余裕度に応じて、前記制御手段の制御を復帰さ
    せる制御復帰手段を備えたことを特徴とする前記請求項
    1〜5のいずれか記載の車両制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御復帰手段は、制御量を徐々に変
    更して前記制御手段の制御を復帰させる移行モードを備
    えたことを特徴とする前記請求項6記載の車両制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御復帰手段は、前記余裕度が所定
    値を越えたときに前記復帰のための移行モードに移行す
    ることを特徴とする前記請求項7記載の車両制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段として、同一の機能を達成
    するための第1制御手段と第2制御手段とを備えた車両
    制御装置において、 前記第1制御手段の制御禁止に至るまでの余裕度を検出
    する第1余裕度検出手段と、 該第1余裕度検出手段によって検出された余裕度に応じ
    て、前記第1制御手段の制御量を調節する第1制御調節
    手段と、 該第1制御調節手段の制御量に応じて、前記第2制御手
    段の制御量を調節する第2制御調節手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項2〜8のいずれか
    記載の車両制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第1制御手段の制御量の減少度合
    に応じて、前記第2制御手段の制御量を増加させること
    を特徴とする前記請求項9記載の車両制御装置。
  11. 【請求項11】 前記第1制御手段の制御禁止が解除さ
    れて第1制御手段の制御が復帰する場合には、前記第1
    制御手段の復帰の状態に応じて、前記第2制御手段の制
    御量を調節することを特徴とする前記請求項9又は10
    記載の車両制御装置。
  12. 【請求項12】 前記第1制御手段の復帰における制御
    量の増加度合に応じて、前記第2制御手段の制御量を減
    少させることを特徴とする前記請求項11記載の車両制
    御装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段として、同一の機能を達
    成するための第1制御手段と第2制御手段とを備えた車
    両制御装置において、 前記第2制御手段の制御禁止に至るまでの余裕度を検出
    する第2余裕度検出手段と、 前記第1制御手段の制御の禁止中に、前記第2余裕度検
    出手段によって検出した前記第2制御手段の余裕度に応
    じて、該第2制御手段を抑制する第2制御抑制手段と、 該第2制御抑制手段の制御状態に応じて、車両の運転者
    に警告を行なう警告手段と、 を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  14. 【請求項14】 車輪の駆動力を制御する駆動力制御手
    段と、 車輪の制動力を制御する制動力制御手段と、 前記駆動力制御手段の余裕度を検出する駆動力余裕度検
    出手段と、 前記制動力制御手段の余裕度を検出する制動力余裕度検
    出手段と、 前記駆動力余裕度検出手段及び制動力余裕度検出手段の
    余裕度に応じて、前記駆動力制御手段及び制動力制御手
    段の制御の度合を調節する制御度合調節手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項2〜13のいずれ
    か記載の車両制御装置。
  15. 【請求項15】 加速スリップを検出する加速スリップ
    検出手段と、 前記加速スリップを抑制するためにエンジン出力を抑制
    するエンジン制御手段と、 前記加速スリップを抑制するために駆動輪ブレーキを制
    御するブレーキ制御手段と、 前記エンジン制御手段の余裕度を検出するエンジン余裕
    度検出手段と、 前記ブレーキ制御手段の余裕度を検出するブレーキ余裕
    度検出手段と、 前記エンジン余裕度検出手段及びブレーキ余裕度検出手
    段の余裕度に応じて、前記エンジン制御手段及びブレー
    キ制御手段の制御の度合を調節する制御度合調節手段
    と、 を備えたことを特徴とする前記請求項2〜14のいずれ
    か記載の車両制御装置。
  16. 【請求項16】 左右輪速度差を検出する左右輪速度差
    検出手段と、 前記左右輪速度差を抑制するためにエンジン出力を抑制
    するエンジン制御手段と、 前記左右輪速度差を抑制するために駆動輪ブレーキを制
    御するブレーキ制御手段と、 前記エンジン制御手段の余裕度を検出するエンジン余裕
    度検出手段と、 前記ブレーキ制御手段の余裕度を検出するブレーキ余裕
    度検出手段と、 前記エンジン余裕度検出手段及びブレーキ余裕度検出手
    段の余裕度に応じて、前記エンジン制御手段及びブレー
    キ制御手段の制御の度合を調節する制御度合調節手段
    と、 を備えたことを特徴とする前記請求項2〜15のいずれ
    か記載の車両制御装置。
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