JPH08120097A - 透湿性シート及びそれを用いた吸収性物品 - Google Patents
透湿性シート及びそれを用いた吸収性物品Info
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- JPH08120097A JPH08120097A JP7202573A JP20257395A JPH08120097A JP H08120097 A JPH08120097 A JP H08120097A JP 7202573 A JP7202573 A JP 7202573A JP 20257395 A JP20257395 A JP 20257395A JP H08120097 A JPH08120097 A JP H08120097A
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Abstract
湿性、耐水圧性等を有し、更に、人体への安全性及び変
質等に対する安定性の高い透湿性シートを提供するこ
と、並びに、吸収した体液を漏らさず気化放出して、ム
レること無く、快適な装着感を与える吸収性物品を提供
すること。 【解決手段】 ハード成分とソフト成分とのブロック共
重合ポリエステル樹脂及び充填剤からなることを特徴と
する無孔の透湿性シート、並びに液透過性の表面材2
と、防漏性の裏面材4と、これら両面材の間に配置され
る吸収体3とからなる吸収性物品において、上記裏面材
が、上記透湿性シートにより形成されていることを特徴
とする吸収性物品。
Description
のある無孔の透湿性シート及びそれを用いた吸収性物品
に関する。
透湿性及び防水性シートとしては、ポリエチレンやポリ
プロピレン等のオレフィン樹脂中に40重量部以上の無
機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸また
は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シー
トが知られている。また、上記微多孔性シートとして
は、特公平5−38011号公報において、特定の結晶
性ポリマー(ポリプロピレン等)と特定の化合物(鉱物
油等)とを溶融混練し、シート成形(冷却)過程で相分
離を起こさせたシートを延伸して得られる微多孔性シー
トも提案されている。上記微多孔性シートは、通気性及
び透湿性に優れ、結露現象を生じないため壁紙や包装用
シート等に好適に用いられている。また、上記微多孔性
シートは、更に柔軟性を付与することにより、例えば、
使い捨てオムツ、生理用ナプキン等の吸収性物品の裏面
材として使用することができるものである。
は、一般にオレフィン樹脂として線状低密度ポリエチレ
ンを用いることが提案されている。しかしながら、単に
上記低密度ポリエチレンに無機充填剤を多量に混合し、
シート状に成形した後、一軸または二軸に延伸して得ら
れる微多孔性シートは、シート強度に問題があり、特に
吸収性物品の裏面材として用いた場合には、要求される
引き裂き強度、耐モミ強度を満足し得ないという問題が
あった。
性シートに不織布をホットメルト接着剤等を用いて接着
して強度を向上させる方法が提案されているが、該方法
では、引き裂き強度は向上するものの、耐モミ強度が不
十分で、着用中の人体の動きによって微孔が起点になっ
て亀裂が伝播拡大し、液防漏性が無くなってしまうとい
う問題がある。
特定のポリウレタンシートと伸縮性不織布とを積層して
なる無孔の伸縮性透湿性シートが提案されている。
するイソシアネートによって下記する如き種々の問題が
生じる。即ち、上記イソシアネートとして芳香族イソシ
アネートを用いた場合、該イソシアネートと反応してポ
リウレタンをなすポリオール等との反応性が高いため、
ポリウレタンシート中における未反応イソシアネート残
存量は少ないものの、該ポリウレタンシートが自然条件
で保存しても激しく黄変するため、例えば吸収性物品等
に用いた場合に商品価値を著しく損なうという問題があ
る。
族イソシアネートを用いた場合、得られるポリウレタン
シートは黄変し難いものの、非芳香族イソシアネートの
反応性が劣るため、未反応イソシアネートが残存し、例
えば吸収性物品等に用いた場合に、該未反応イソシアネ
ートが皮膚を激しく刺激するという問題がある。
イソシアネートのいずれを用いた場合においても、これ
らのイソシアネートは、空気中の水分によっても反応し
てウレア結合を造るが、高分子化反応後期における水と
の反応はウレア結合に至らずアミンとして残存するた
め、該アミンが皮膚を激しく刺激しカブれる等の問題が
ある。また、ポリウレタンシートが分解するとアミンを
生成し、吸収性物品等に用いた場合に皮膚刺激の基とな
る(特に、無孔で透湿性を発現する上記ポリウレタンシ
ートは、吸収性物品に用いた場合の吸水により通常のポ
リウレタンより分解され易いものである。)。また、ウ
レタン化反応に使用されるアミン触媒も同様に皮膚刺激
の基となる。要するに、上記ポリウレタンシートは、吸
収性物品等人体に直接接触する用途には好ましくないも
のである。
人体に対する安全性、並びに柔軟性、強度特に耐モミ強
度、透湿性及び耐水圧等の所望の物性を全て満足するに
至っていないのが現状である。
は、透湿性のコポリエーテルエステルからなるシートを
使用した吸収性物品が開示されている。しかし、上記シ
ートを吸収性物品の裏面材として用いた場合には、裏面
材に要求される性能を実用上要求されている程度に満足
することができなかった。即ち、吸収性物品の裏面材と
しては、例えば、生理用ナプキンにおいては、ショーツ
から引き剥がす際にシートの引き裂き強度が必要とさ
れ、また、サイドフラップを有する生理用ナプキンにお
いては、剛性、ボリューム、及び肌触りの良さ等が要求
されるが、上記公報において提案されている上記シート
ではこれらの要求を満足していなかった。
に耐モミ強度に優れ、且つ透湿性、耐水圧性等を有し、
更に、人体への安全性及び変質等に対する安定性の高い
透湿性シートを提供することにある。また、本発明の別
の目的は、吸収した体液を漏らさず気化放出して、ムレ
ること無く、快適な装着感を与える吸収性物品を提供す
ることにある。
題を解決するために、鋭意検討した結果、特定のブロッ
ク共重合ポリエステル樹脂と充填剤とからなるシート
が、上記目的を達成し得ることを知見した。
ので、ハード成分とソフト成分とのブロック共重合ポリ
エステル樹脂及び充填剤からなることを特徴とする無孔
の透湿性シートを提供するものである。
漏性の裏面材と、これら両面材の間に配置される吸収体
とからなる吸収性物品において、上記裏面材が、上記透
湿性シートにより形成されていることを特徴とする吸収
性物品を提供するものである。
それを用いた本発明の吸収性物品について詳述する。先
ず、本発明の透湿性シートについて詳述する。
共重合ポリエステル樹脂と充填剤とからなる無孔の透湿
性シートである。上記透湿性シートは、その膜厚が好ま
しくは10〜500μmであり、透湿度が好ましくは
0.5g/100cm2 ・Hr以上、更に好ましくは1.
0〜2.5g/100cm2 ・Hrであり、耐水圧が好ま
しくは2m以上であり、耐モミ強度が好ましくは30分
以上、更に好ましくは60分以上、最も好ましくは12
0分以上である。
ブロック共重合ポリエステル樹脂は、ハード成分とソフ
ト成分とからなるブロック共重合体である。
分とジオール成分とを反応させて得られるポリエステル
等が好ましく挙げられる。上記ジカルボン酸成分として
は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸;コハク酸、ア
ジピン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸等が挙げ
られ、上記ジオール成分としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサメ
チレングリコール、ネオペンチルグリコール等脂肪族ジ
オール;シクロヘキサンジメタノール、パラキシリレン
グリコール、ビスフェノールAのエチレノキサイド2モ
ル付加物等の芳香族ジオール等が挙げられ、それぞれ使
用に際しては、単独若しくは混合物として用いることが
できる。
ル成分とは、少なくともいずれか一方に芳香族環を有す
るものを用いて組み合わせるのが好ましく、また繰り返
し単位の平均分子量は、上記芳香族環に連結した1エス
テル基当り、180以下、好ましくは160以下となる
ように上記ジカルボン酸成分と上記ジオール成分とを選
択して組合せるのが好ましい。
テル及び/又は脂肪族ポリエステルが用いられる。上記
ポリエーテルとしては、ポリエチレングリコール、ポリ
(エチレン/プロピレン)ブロックポリグリコール、ポ
リテトラメチレングリコール、ポリヘキサメチレングリ
コール等が用いられ、上記脂肪族ポリエステルとして
は、ポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジペー
ト、ポリカプロラクトン等が挙げられる。
脂は、上記ハード成分が、芳香族ジカルボン酸と脂肪族
ジオールとのポリエステル又は脂肪族ジカルボン酸と芳
香族ジオールとのポリエステルであり、上記ソフト成分
が、ポリエーテル及び/又は脂肪族ポリエステルである
のが好ましい。具体的には、上記ハード成分は、テレフ
タル酸、フタル酸及び/又はナフタレンジカルボン酸、
好ましくはフタル酸及び/又はナフタレンジカルボン酸
と、エチレングリコール、プロピレングリコール及びブ
タンジオール、好ましくはエチレングリコール、プロピ
レングリコール及びテトラメチレングリコールからなる
群から選択される一種以上とのポリエステルであるのが
望ましい。また、上記ソフト成分は、ポリ(エチレン/
プロピレン)ブロックポリグリコール及び/またはポリ
テトラメチレングリコールであるのが望ましい。
(Tg)は、好ましくは50℃以上、上記ソフト成分の
ガラス転移点温度(Tg)は、好ましくは20℃以下で
あるのが、被膜強度、非ブロッキング性、透湿性、成形
加工性の点から好ましい。上記ハード成分のTgが50
℃未満であると、吸収性物品の裏面材等に用いた場合
に、使用/保存温度において形状保持性が劣り、上記ソ
フト成分のTgが20℃を超えると、使用温度における
透湿度が低下するので、上記範囲とするのが好ましい。
ここで、上記ガラス転移点温度(Tg)は、DSCで測
定することにより得られる値である。
脂の分子量、並びに上記ハード成分及び上記ソフト成分
の組成比は、ハード成分として用いるジカルボン酸成分
及びジオール成分の種類及び分子量、また、ソフト成分
として用いるポリエーテル及び/又はポリエステルの種
類及び分子量、更にはハード成分とソフト成分との繰り
返し数によって異なるが、上記ブロック共重合ポリエス
テル樹脂全体として、メルトフローインデックス(MF
I)が、好ましくは1〜25、更に好ましくは5〜1
8、平衡水分率が、好ましくは0.30〜1.40%、
更に好ましくは0.50〜0.90%となるように、上
記分子量及び上記組成比を調節するのが被膜強度、非ブ
ロッキング性、透湿性及び成形加工性等の点において好
ましい。
成形加工性が劣り、25を超えると、常温でも粘着性が
強くブロッキングが生じたり、膜形状保持性が劣るの
で、上記範囲内とするのが好ましい。また、上記平衡水
分率が0.30%未満であると、透湿度が低くなり、
1.40%を超えると、弾性率が低下して形状保持性が
劣り、また粘着性が強くブロッキングが生じるので上記
範囲内とするのが好ましい。ここで、上記MFIは、A
STMD1238に準拠して測定した200℃における
値である。また、上記ブロック共重合ポリエステル樹脂
のうち結晶融点が180℃を超えるものについての上記
MFIは、ASTMD1238に準拠して測定した23
0℃における値であり、該値が上述の範囲であるのが好
ましい。また、上記平衡水分率は、23℃/0%RHに
48時間保存した時の重量をW 0 、23℃/65%RH
に48時間保存した時の重量をW1 とした時、〔(W1
−W0 )×100〕/W0 で示される値である。
製するには、上記ハード成分と上記ソフト成分とを、通
常公知のエステル交換反応させる等して容易に得ること
ができる。
重合ポリエステル樹脂は、これ自身は勿論のこと、該ブ
ロック共重合ポリエステル樹脂の分解生成物も皮膚刺激
を与えることのない安全なものであり、経時着色が全く
無く、変質も起こり難い樹脂であり、吸収性物品等の衛
生品用の材料等として優れた素材である。
ステル樹脂と共に用いられる上記充填剤は、透湿性シー
トのシート形成性及び耐ブロッキング性及びシート剛性
を向上させるために用いられる成分である。即ち、上記
ブロック共重合ポリエステル樹脂から無孔で透湿性を有
するシートを得るには、上記ソフト成分の比率を多くす
るのが好ましいが、該ソフト成分の比率を多くすると、
樹脂の流動、変形が起こり、ブロキング性が強くフィル
ム形成性が著しく低下するという問題が生じる。本発明
者らは、この問題を解決すべく種々検討した結果、上記
ブロック共重合ポリエステル樹脂に該ブロック共重合ポ
リエステル樹脂と非相溶の充填剤を混合することによ
り、透湿性を低下させることなく、シート形成性を向上
させ且つブロッキングを防止させることができることを
見い出したものである。また、充填剤を混合することに
より、シート剛性を向上させることができる。
性シートにおける透湿性並びにシート形成性及び耐ブロ
ッキング性という相反する特性を両立させるために用い
られる成分であり、上記ブロック共重合ポリエステル樹
脂と非相溶の充填剤であれば特に制限されずに用いるこ
とができるが、具体的には例えば、「ポリマーコンパウ
ンド事業の展開」〔1993年5月31日付,(株)シ
ーエムシー発行〕の169〜179頁の「充填剤による
高機能化」の項に記載されている充填剤、並びに「増補
プラスチックおよびゴム用添加剤実用便覧」〔1989
年7月20日(株)化学工業社発行〕の489〜787
頁の「充填剤」及び「補強剤」の項に記載されている充
填剤、補強材等が挙げられる。また、上記充填剤の使用
に際しては、上記の文献に記載の使用法に準じて使用す
ることができる。
ロック共重合ポリエステル樹脂の成形温度で軟化し難い
有機物が好ましく用いられ、具体的には合成または天然
パルプ粉、シリカ、タルク等が挙げられる。また、上記
充填剤の形状は、溶融混練成形性からは粒状が好まし
く、補強性からは繊維状及びフレーク状が好ましい。更
に、成形性と補強性から、上記充填剤の平均サイズは、
0.5〜1000μmであるのが好ましく、アスペクト
比が2〜20であるのが好ましい。
合ポリエステル樹脂100重量部に対して、0.1〜8
0重量部とするのが好ましく、1〜60重量部とするの
が更に好ましい。
填剤とからなる本発明の透湿性シートの製法は、上記
ブロック共重合ポリエステル樹脂と上記充填剤とを溶融
混練してダイより吐出し、ロールにより冷却して成形す
る溶融混練成形法、上記ブロック共重合ポリエステル
樹脂を可溶性溶剤(例えば、テトラクロルエタン等の塩
素系溶剤等)に溶かした溶液に上記充填剤を混合した
後、剥離フィルム上に塗布乾燥し、次いで剥離フィルム
を除去する方法等により容易に製造することができる。
脂は、熱安定性の良い樹脂であるので、本発明の透湿性
シートの製造方法としては、溶融押出法が経済的にも好
ましく用いられる。
じて、安定剤、着色剤等を添加混合することもできる。
脂は熱可塑性エラストマーに分類される良好な伸縮性を
有するので、本発明の透湿性シートは優れた伸縮性を有
し、吸収性物品の裏面材等に特に適している。また、本
発明の透湿性シートは、後述するように、本発明の吸収
性物品の裏面材として用いることができる他、テントの
内張り、レインウェア等のアウトドア用の衣類の内張り
等の材料として用いることができる。
を参照しながら詳細に説明する。本発明の吸収性物品と
しての生理用ナプキン1は、図1に示すように、液透過
性の表面材2と、防漏性の裏面材4と、これらの両面材
2,4の間に配置される吸収体3とからなり、上記裏面
材4が、上記透湿性シート(本発明の透湿性シート)に
より形成されている。
発明の透湿性シートを用いているので、該裏面材が水蒸
気を通すためムレることがなく、柔軟なフィット性に富
み、人体の動きによる亀裂発生がなく防漏性に優れ快適
な装着感を与えるものである。
ンを例示して説明したが、本発明の吸収性物品はこれに
限定されるものではなく、他の吸収性物品、例えば、使
い捨ておむつ、吸収パッド等にも適用される。また、上
記表面材2及び上記吸収体3としては、通常公知の材料
により形成した、通常の表面材及び吸収体を特に制限な
く用いることができる。
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
樹脂〔東洋紡(株)製、商品名「ペルプレンP−30
B」(ハード成分がテレフタル酸とブタンジオールとか
らなるTg57℃のポリエステルであり、ソフト成分が
ポリテトラメチレングリコールからなるTg7℃のポリ
エーテルジオールであるブロック共重合ポリエステル樹
脂で、MFR=14、平衡水分量=0.58%)〕10
0重量部とシリカ〔徳山曹達(株)、商品名「ファイン
シール F−80」、平均粒径1.5μ)10重量部と
をミキサーにて予備混合した後、通常のφ50mm押出成
形機を用い、Tダイより溶融吐出し、引き取り速度20
m/minで引き取り、厚さ25μの無孔の透湿性シー
トを得た。
耐水圧、引き裂き強度及び剛性を評価した。その結果を
下記〔表1〕に示す。尚、透湿度及び耐水圧は下記測定
法により測定した。
定 (4)剛性;得られた防漏シートを用いてサイドフラッ
プを有する生理用ナプキンを作り、これを10人のモニ
ターに装着してもらい、以下の基準で剛性を評価した。 ・サイドフラップ部の操作性が大変よい・・・・・◎ ・サイドフラップ部の操作性がよい・・・・・・・○ ・サイドフラップ部の操作性がやや劣る・・・・・△ ・サイドフラップ部の操作性が悪い・・・・・・・×
示す生理用ナプキンを作成した。即ち、上記透湿シート
により裏面材を形成し、ポリエチレン−ポリプロピレン
複合繊維からなる坪量20g/m2 の不織布を用いて表
面材を形成し、坪量260g/m2 からなる線状パルプ
を用いて吸収体を形成し、上記透湿シートの不織布の層
が吸収体と接するように各部材を接着して、長さ170
mm、幅70mmの図1に示す構成の生理用ナプキンを得
た。得られた生理用ナプキンのブロッキング性、耐モミ
強度及びムレ度を下記の如くして評価した。の結果を下
記〔表1〕に示す。
ートを2枚重ね合わせて1Hr常温(20℃)で放置し
た後、剥離させ、該剥離時の状態を観察し、下記の如く
評価した。 全く粘着せずに剥離し、べたつき全くなし・・・・・・
・・・・◎ 剥離するが、ややべたつき有り・・・・・・・・・・・
・・・・○ 剥離するが、べたつきありフィルム同士再度自着する・
・・・・△ 一体化して剥離せず・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・×
ンに馬血6gを注入して吸収させた後、ゴムと鉄製疑骨
とからなる成人サイズの人体モデル(該人体モデルは両
脚及び股間が人体と同じ動きをする)にショーツを介し
て通常の装着状態となるように装着し、120歩/mi
nで両脚を動かした際に、馬血が裏面材を漏洩してくる
時間を測定して評価した。この際、両脚を動かした時に
は、ナプキンの長さ方向のほぼ中央部が表面材を上(人
体モデル側)にして凸形状になり、且つ、ナプキンの幅
方向の両端が脚の動きに追随するので、ナプキン全体に
対してモミが働く。また、ナプキン両端が前後に動く距
離は約20mmである。
10人のモニターに装着してもらい、以下の基準でムレ
度を評価した。 ・ムレ感がなくさわやかな感じ・・・・・○ ・ややムレ感がある・・・・・・・・・・△ ・非常にムレる・・・・・・・・・・・・×
えて、炭酸カルシウム〔備北粉化工業(株)製、「ソフ
トン2200」、平均粒径1μ)を用い、ブロック共重
合ポリエステル樹脂40重量部及び炭酸カルシウム10
0重量部として以外は、実施例1と同様にして厚さ25
μの透湿性シートを得た。得られた透湿性シートについ
て、実施例1と同様の評価をした。その結果を下記〔表
1〕に示す。また、得られて透湿性シートを用いて実施
例1と同様にして生理用ナプキンを得た。得られた生理
用ナプキンについて、実施例1と同様にして評価した。
その結果を〔表1〕に示す。
〔「ウルトゼックス2520F」、商品名、三井石油化
学工業(株)製〕100重量部、表面処理炭酸カルシウ
ム(1.1ミクロン)150重量部、及びポリエステル
樹脂(トリメチロールプロパン/アジピン酸/ステアリ
ン酸=2モル/1モル/4モルからなるポリエステル樹
脂、SV=240、AV=1、OHV=8)5重量部か
らなる混合物を、溶融混練してインフレーション成形機
にて膜厚50μmのシートに成形し、通常のロール延伸
機を使用して50℃で2.3倍に延伸し、80℃でアニ
ーリングして全面白化した45μmのシートを得た。得
られたシートについて実施例1と同様の評価を行った。
その結果を〔表1〕に示す。また、得られたシートによ
り裏面材を形成した以外は、実施例1と同様にして、上
記シートにより裏面材が形成されてなる図1に示す構成
の生理用ナプキンを得た。得られた生理用ナプキンにつ
いて、実施例1と同様の評価を行った。その結果を〔表
1〕に示す。
マー(シェル化学製,商品名「SEBSクレイントンG
1657」)を用い、Tダイ成形して膜厚25μの防漏
シートを得た。得られたシートについて実施例1と同様
の評価を行った。その結果を〔表1〕に示す。また、得
られたシートにより裏面材を形成した以外は、実施例1
と同様にして、上記シートにより裏面材が形成されてな
る図1に示す構成の生理用ナプキンを得た。得られた生
理用ナプキンについて、実施例1と同様の評価を行っ
た。その結果を〔表1〕に示す。
特に耐モミ強度に優れ、且つ透湿性、耐水圧性等を有
し、更に、人体への安全性及び変質等に対する安定性の
高いものである。また、本発明の吸収性物品は、吸収し
た体液を漏らさず気化放出して、ムレること無く、快適
な装着感を与えるものである。
の吸収性物品の1例としての生理用ナプキンを示す一部
破断斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ハード成分とソフト成分とのブロック共
重合ポリエステル樹脂及び充填剤からなることを特徴と
する無孔の透湿性シート。 - 【請求項2】 上記ブロック共重合ポリエステル樹脂
は、そのメルトフローインデックスが1〜25であり且
つ平衡水分率が0.30%〜1.40%であり、また、
上記ハード成分のガラス転移点温度(Tg)が50℃以
上、上記ソフト成分のガラス転移点温度(Tg)が20
℃以下であることを特徴とする請求項1記載の透湿性シ
ート。 - 【請求項3】 上記ハード成分が、フタル酸及び/又は
ナフタレンジカルボン酸と、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール及びブタンジオールからなる群より選
択される1種以上とのポリエステルであり、上記ソフト
成分が、ポリ(エチレン/プロピレン)ブロックポリグ
リコール及び/又はポリテトラメチレングリコールであ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の透湿性シー
ト。 - 【請求項4】 上記充填剤が、繊維状、粒状又はフレー
ク状の無機物又は有機物であることを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1項記載の透湿性シート。 - 【請求項5】 上記透湿性シートは、その膜厚が10〜
500μmであり、透湿度が0.5g/100cm2 ・H
r以上であり、耐水圧が2m以上であり、耐モミ強度が
30min以上であることを特徴とする請求項1〜4の
いずれか1項記載の透湿性シート。 - 【請求項6】 液透過性の表面材と、防漏性の裏面材
と、これら両面材の間に配置される吸収体とからなる吸
収性物品において、上記裏面材が、請求項1〜5のいず
れか1項記載の透湿性シートにより形成されていること
を特徴とする吸収性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20257395A JP3534906B2 (ja) | 1994-09-02 | 1995-08-08 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-210271 | 1994-09-02 | ||
| JP21027194 | 1994-09-02 | ||
| JP20257395A JP3534906B2 (ja) | 1994-09-02 | 1995-08-08 | 吸収性物品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08120097A true JPH08120097A (ja) | 1996-05-14 |
| JP3534906B2 JP3534906B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=26513462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20257395A Expired - Lifetime JP3534906B2 (ja) | 1994-09-02 | 1995-08-08 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3534906B2 (ja) |
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| JPH1085257A (ja) * | 1996-09-17 | 1998-04-07 | Kao Corp | 使い捨ておむつ |
| JPH11138673A (ja) * | 1997-11-05 | 1999-05-25 | Kao Corp | 透湿フィルム |
| US5938648A (en) * | 1997-12-03 | 1999-08-17 | The Procter & Gamble Co. | Absorbent articles exhibiting improved internal environmental conditions |
| US6187696B1 (en) | 1997-12-03 | 2001-02-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Breathable composite sheet structure |
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