JPH08120248A - アクリル系粘着剤組成物 - Google Patents
アクリル系粘着剤組成物Info
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- JPH08120248A JPH08120248A JP25658294A JP25658294A JPH08120248A JP H08120248 A JPH08120248 A JP H08120248A JP 25658294 A JP25658294 A JP 25658294A JP 25658294 A JP25658294 A JP 25658294A JP H08120248 A JPH08120248 A JP H08120248A
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- acrylic copolymer
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- meth
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高極性被着体面及び低極性被着体面のいづれ
にも高い接着力を有し、凝集力に優れたアクリル系粘着
剤組成物を提供する。 【構成】 アルキル(メタ)アクリレートと下記の一般
式(1)で表されるカプロラクトン変性(メタ)アクリ
レートとからなるアクリル系共重合体、粘着付与樹脂及
びポリイソシアネート化合物からなるアクリル系粘着剤
組成物であって、前記カプロラクトン変性(メタ)アク
リレートの配合比率が、前記アクリル系共重合体に対し
て、0.05〜1.00重量%であり、前記アクリル系
共重合体の重量平均分子量(Mw)が、20万〜150
万であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)が、2.0〜4.0であり、
かつ、前記粘着付与樹脂の水酸基指数(A)が、1.5
〜8.0、軟化点指数(B)が、4.5〜6.5である
アクリル系粘着剤組成物。 式中、Rは、水素又はメチル基を表し、nは、1〜5の
整数を表す。
にも高い接着力を有し、凝集力に優れたアクリル系粘着
剤組成物を提供する。 【構成】 アルキル(メタ)アクリレートと下記の一般
式(1)で表されるカプロラクトン変性(メタ)アクリ
レートとからなるアクリル系共重合体、粘着付与樹脂及
びポリイソシアネート化合物からなるアクリル系粘着剤
組成物であって、前記カプロラクトン変性(メタ)アク
リレートの配合比率が、前記アクリル系共重合体に対し
て、0.05〜1.00重量%であり、前記アクリル系
共重合体の重量平均分子量(Mw)が、20万〜150
万であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)が、2.0〜4.0であり、
かつ、前記粘着付与樹脂の水酸基指数(A)が、1.5
〜8.0、軟化点指数(B)が、4.5〜6.5である
アクリル系粘着剤組成物。 式中、Rは、水素又はメチル基を表し、nは、1〜5の
整数を表す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い接着性、凝集力を
有するアクリル系粘着剤組成物に関する。
有するアクリル系粘着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建材、家電製品、自動車用緩
衝材、隙間テープ等の用途に、表面を粘着剤で加工した
粘着テープ、粘着シート等の粘着加工品が広く用いられ
ている。
衝材、隙間テープ等の用途に、表面を粘着剤で加工した
粘着テープ、粘着シート等の粘着加工品が広く用いられ
ている。
【0003】このような粘着加工品に用いる粘着剤組成
物としては、ゴム系粘着剤組成物に比べて、耐候性、耐
溶剤性等に優れることから、アクリル系粘着剤組成物が
広く用いられている。近年、これら粘着加工品の用途拡
大に伴い、要求される特性も高度化する傾向にある。
物としては、ゴム系粘着剤組成物に比べて、耐候性、耐
溶剤性等に優れることから、アクリル系粘着剤組成物が
広く用いられている。近年、これら粘着加工品の用途拡
大に伴い、要求される特性も高度化する傾向にある。
【0004】例えば、家電製品等では、粘着加工品をプ
ラスチック等の曲面に貼合わせる必要があり、これに見
合った粘着力及び粘着剤組成物自身の弾力性(以下「曲
面接着性」という)が要求されている。また、用途によ
っては、プラスチック成形品に貼合わせられた粘着加工
品の端部に垂直に荷重が生じる場合があり、この荷重に
耐えうるだけの粘着性及び粘着剤組成物自身の弾力性
(以下「定荷重剥離力」という)が要求されている。
ラスチック等の曲面に貼合わせる必要があり、これに見
合った粘着力及び粘着剤組成物自身の弾力性(以下「曲
面接着性」という)が要求されている。また、用途によ
っては、プラスチック成形品に貼合わせられた粘着加工
品の端部に垂直に荷重が生じる場合があり、この荷重に
耐えうるだけの粘着性及び粘着剤組成物自身の弾力性
(以下「定荷重剥離力」という)が要求されている。
【0005】このような粘着剤組成物の曲面接着性、定
荷重剥離力等の粘着力と応力変形追従性とのバランス力
を満足させるために、極性モノマーや高凝集力モノマー
を多く使用し、又は、粘着付与樹脂の添加量を多くし若
しくは硬化剤量を多くすることによる工夫がなされてき
た。
荷重剥離力等の粘着力と応力変形追従性とのバランス力
を満足させるために、極性モノマーや高凝集力モノマー
を多く使用し、又は、粘着付与樹脂の添加量を多くし若
しくは硬化剤量を多くすることによる工夫がなされてき
た。
【0006】アクリル系共重合体は、それ自身にタック
感があり、粘着付与樹脂を添加しなくても粘着剤となり
うるが、ポリエチレンやポリプロピレン等の低極性表面
を持つ被着体に対しては、単独で良好な接着性を発揮し
にくい面があった。特に、金属板等の極性面への接着特
性の向上を目的として、アクリル系共重合体におけるカ
ルボキシル基含有単量体の共重合量を増やすと、ポリエ
チレンやポリプロピレンに対する接着力は、事実上許容
できないほど低下してしまうことが認められる。このた
め、通常は他の粘着剤と同じように粘着付与樹脂を添加
し、低極性被着体接着力を向上させようとしている。
感があり、粘着付与樹脂を添加しなくても粘着剤となり
うるが、ポリエチレンやポリプロピレン等の低極性表面
を持つ被着体に対しては、単独で良好な接着性を発揮し
にくい面があった。特に、金属板等の極性面への接着特
性の向上を目的として、アクリル系共重合体におけるカ
ルボキシル基含有単量体の共重合量を増やすと、ポリエ
チレンやポリプロピレンに対する接着力は、事実上許容
できないほど低下してしまうことが認められる。このた
め、通常は他の粘着剤と同じように粘着付与樹脂を添加
し、低極性被着体接着力を向上させようとしている。
【0007】しかしながら、アクリル系共重合体に粘着
付与樹脂を添加することにより得られた粘着剤は、常温
での低極性被着体に対する接着強度自体は、目的通り向
上するが、特に低温でのタックが著しく低下するという
欠点を有していた。
付与樹脂を添加することにより得られた粘着剤は、常温
での低極性被着体に対する接着強度自体は、目的通り向
上するが、特に低温でのタックが著しく低下するという
欠点を有していた。
【0008】特開平3−281587号公報には、含有
させる粘着付与樹脂である樹脂酸エステル化物の水酸基
価を50〜100とすることにより、凝集力等の粘着特
性を損なうことなく耐剥離性及び低温タックに優れたア
クリル系粘着剤組成物を製造する技術が開示されてい
る。しかしながら、上記技術により、低温における接着
性は改善されるものの、ウレタンフォームやポリエチレ
ンフォーム等の合成樹脂発泡体への接着性、凝集力とい
う点では必ずしも満足できるものではなかった。
させる粘着付与樹脂である樹脂酸エステル化物の水酸基
価を50〜100とすることにより、凝集力等の粘着特
性を損なうことなく耐剥離性及び低温タックに優れたア
クリル系粘着剤組成物を製造する技術が開示されてい
る。しかしながら、上記技術により、低温における接着
性は改善されるものの、ウレタンフォームやポリエチレ
ンフォーム等の合成樹脂発泡体への接着性、凝集力とい
う点では必ずしも満足できるものではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、高極性被着体面及び低極性被着体面のいづれにも高
い接着力を有し、凝集力に優れたアクリル系粘着剤組成
物を提供することを目的とする。
み、高極性被着体面及び低極性被着体面のいづれにも高
い接着力を有し、凝集力に優れたアクリル系粘着剤組成
物を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、アルキ
ル(メタ)アクリレートと下記の一般式(1)で表され
るカプロラクトン変性(メタ)アクリレートとからなる
アクリル系共重合体、粘着付与樹脂及びポリイソシアネ
ート化合物からなるアクリル系粘着剤組成物であって、
上記カプロラクトン変性(メタ)アクリレートの配合比
率が、上記アクリル系共重合体に対して、0.05〜
1.00重量%であり、上記アクリル系共重合体の重量
平均分子量(Mw)が、20万〜150万であり、重量
平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(M
w/Mn)が、2.0〜4.0であり、かつ、上記粘着
付与樹脂の水酸基指数(A)が、1.5〜8.0、軟化
点指数(B)が、4.5〜6.5とするところに存す
る。
ル(メタ)アクリレートと下記の一般式(1)で表され
るカプロラクトン変性(メタ)アクリレートとからなる
アクリル系共重合体、粘着付与樹脂及びポリイソシアネ
ート化合物からなるアクリル系粘着剤組成物であって、
上記カプロラクトン変性(メタ)アクリレートの配合比
率が、上記アクリル系共重合体に対して、0.05〜
1.00重量%であり、上記アクリル系共重合体の重量
平均分子量(Mw)が、20万〜150万であり、重量
平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(M
w/Mn)が、2.0〜4.0であり、かつ、上記粘着
付与樹脂の水酸基指数(A)が、1.5〜8.0、軟化
点指数(B)が、4.5〜6.5とするところに存す
る。
【0011】
【化2】
【0012】式中、Rは、水素又はメチル基を表し、n
は、1〜5の整数を表す。
は、1〜5の整数を表す。
【0013】本発明で使用されるアルキル(メタ)アク
リレートとしては、アルキル基の炭素数が2〜14のも
のが好ましく、より好ましくは炭素数が4〜9のもので
ある。このようなものとしては、例えば、エチルアクリ
レート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロ
ピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリ
レート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブ
チル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アク
リレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、イソノニルアクリレート、
ラウリル(メタ)アクリレート等が挙げられ、単独でも
2種以上併用してもよい。
リレートとしては、アルキル基の炭素数が2〜14のも
のが好ましく、より好ましくは炭素数が4〜9のもので
ある。このようなものとしては、例えば、エチルアクリ
レート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロ
ピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリ
レート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブ
チル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アク
リレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、イソノニルアクリレート、
ラウリル(メタ)アクリレート等が挙げられ、単独でも
2種以上併用してもよい。
【0014】上記一般式(1)で表されるカプロラクト
ン変性(メタ)アクリレートの配合比率は、上記アクリ
ル系共重合体に対して、0.05〜1.00重量%であ
る。0.05重量%未満であると、凝集力が得にくくな
り、1.00重量%を超えると、凝集力が高くなり過ぎ
て凹凸面への接着性が得にくくなるため、上記範囲に限
定される。
ン変性(メタ)アクリレートの配合比率は、上記アクリ
ル系共重合体に対して、0.05〜1.00重量%であ
る。0.05重量%未満であると、凝集力が得にくくな
り、1.00重量%を超えると、凝集力が高くなり過ぎ
て凹凸面への接着性が得にくくなるため、上記範囲に限
定される。
【0015】上記モノマー以外に必要に応じて、共重合
可能なビニルモノマーを併用してもよい。このようなも
のとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン
酸、(無水)マレイン酸、(無水)フマル酸等のカルボ
キシル基含有ビニルモノマー;(メタ)アクリロニトリ
ル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタ
ム、アクリロイルモルフォリン、(メタ)アクリルアミ
ド、ジメチルアミノ(メタ)アクリレート、ジエチルア
ミノ(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルア
クリルアミド等の高極性基を有するビニルモノマー;メ
チルエステル(メタ)アクリレート、スチレン、酢酸ビ
ニル等が挙げられる。
可能なビニルモノマーを併用してもよい。このようなも
のとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン
酸、(無水)マレイン酸、(無水)フマル酸等のカルボ
キシル基含有ビニルモノマー;(メタ)アクリロニトリ
ル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタ
ム、アクリロイルモルフォリン、(メタ)アクリルアミ
ド、ジメチルアミノ(メタ)アクリレート、ジエチルア
ミノ(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルア
クリルアミド等の高極性基を有するビニルモノマー;メ
チルエステル(メタ)アクリレート、スチレン、酢酸ビ
ニル等が挙げられる。
【0016】上記アクリル系共重合体に対する上記ビニ
ルモノマーの配合量は、0.5〜30重量%が好まし
い。0.5重量%未満であると、凝集力が得にくくな
り、30重量%を超えると、凝集力が高くなり過ぎて凹
凸面への接着性が得にくくなる。
ルモノマーの配合量は、0.5〜30重量%が好まし
い。0.5重量%未満であると、凝集力が得にくくな
り、30重量%を超えると、凝集力が高くなり過ぎて凹
凸面への接着性が得にくくなる。
【0017】上記アクリル系共重合体の製造方法として
は、例えば、上記ビニルモノマーに重合開始剤を添加し
て、溶液重合、塊状重合、懸濁重合、光重合等が挙げら
れるが、重合熱を分散できる点、粘度を調整できる点、
粘着付与樹脂を均一に混合し易い点等から、溶液重合が
好ましく用いられる。上記溶液重合に用いられる重合開
始剤としては、例えば、アゾイソブチロニトリル、過酸
化ベンゾイル等が挙げられる。
は、例えば、上記ビニルモノマーに重合開始剤を添加し
て、溶液重合、塊状重合、懸濁重合、光重合等が挙げら
れるが、重合熱を分散できる点、粘度を調整できる点、
粘着付与樹脂を均一に混合し易い点等から、溶液重合が
好ましく用いられる。上記溶液重合に用いられる重合開
始剤としては、例えば、アゾイソブチロニトリル、過酸
化ベンゾイル等が挙げられる。
【0018】上記アクリル系共重合体の重量平均分子量
(Mw)は、20万〜150万である。20万未満であ
ると、必要な凝集力が得にくくなり、150万を超える
と、粘度が高くなり粘着付与樹脂との混合や塗工工程で
の生産性が悪くなるので、上記範囲に限定される。好ま
しくは35万〜75万である。
(Mw)は、20万〜150万である。20万未満であ
ると、必要な凝集力が得にくくなり、150万を超える
と、粘度が高くなり粘着付与樹脂との混合や塗工工程で
の生産性が悪くなるので、上記範囲に限定される。好ま
しくは35万〜75万である。
【0019】また、上記アクリル系共重合体の重量平均
分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/M
n)、即ち、分子量分布は、2.0〜4.0である。
2.0未満であると、重合体を製造することは実質的に
不可能であり、4.0を超えると、凝集力と粘着力との
バランスが悪くなるため、上記範囲に限定される。好ま
しくは2.0〜3.5である。
分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/M
n)、即ち、分子量分布は、2.0〜4.0である。
2.0未満であると、重合体を製造することは実質的に
不可能であり、4.0を超えると、凝集力と粘着力との
バランスが悪くなるため、上記範囲に限定される。好ま
しくは2.0〜3.5である。
【0020】本発明で使用される粘着付与樹脂として
は、例えば、水酸基を有するものであって、主としてロ
ジン系化合物のエステル化物等が挙げられる。上記ロジ
ン系化合物としては、例えば、ロジンモノマー、重合ロ
ジン、不均化ロジン、水添ロジン及びこれらの混合物等
が挙げられ、上記ロジン系化合物のエステル化物として
は、例えば、上記ロジン系化合物と多価アルコールとの
エステル化物等が挙げられる。上記多価アルコールとし
ては、例えば、ジエチレングリコール、グリセリン、ペ
ンタエリスリトール等が挙げられ、中でも、グリセリ
ン、ペンタエリスリトールが好ましく用いられる。
は、例えば、水酸基を有するものであって、主としてロ
ジン系化合物のエステル化物等が挙げられる。上記ロジ
ン系化合物としては、例えば、ロジンモノマー、重合ロ
ジン、不均化ロジン、水添ロジン及びこれらの混合物等
が挙げられ、上記ロジン系化合物のエステル化物として
は、例えば、上記ロジン系化合物と多価アルコールとの
エステル化物等が挙げられる。上記多価アルコールとし
ては、例えば、ジエチレングリコール、グリセリン、ペ
ンタエリスリトール等が挙げられ、中でも、グリセリ
ン、ペンタエリスリトールが好ましく用いられる。
【0021】また、水酸基を含まないものとして、例え
ば、C5(脂肪族)系及びC9(芳香族)系等の石油樹
脂、テルペン樹脂、キシレン樹脂、スチレン樹脂、これ
らの変性フェノール化合物、エステル化しない上記ロジ
ン化合物等が挙げられる。
ば、C5(脂肪族)系及びC9(芳香族)系等の石油樹
脂、テルペン樹脂、キシレン樹脂、スチレン樹脂、これ
らの変性フェノール化合物、エステル化しない上記ロジ
ン化合物等が挙げられる。
【0022】上記粘着付与樹脂の水酸基指数(A)は、
1.5〜8.0である。1.5未満であると、凹凸面へ
の接着性が悪くなり、8.0を超えると、充分な凝集力
が得られなくなるので、上記範囲に限定される。また、
軟化点指数(B)は、4.5〜6.5である。4.5未
満であると、ポリオレフィンへの接着性が低くなり、
6.5を超えると、凹凸面への接着性や低温での粘着力
が低下するので、上記範囲に限定される。
1.5〜8.0である。1.5未満であると、凹凸面へ
の接着性が悪くなり、8.0を超えると、充分な凝集力
が得られなくなるので、上記範囲に限定される。また、
軟化点指数(B)は、4.5〜6.5である。4.5未
満であると、ポリオレフィンへの接着性が低くなり、
6.5を超えると、凹凸面への接着性や低温での粘着力
が低下するので、上記範囲に限定される。
【0023】上記水酸基指数(A)とは、(各粘着付与
樹脂の水酸基価)と(アクリル系共重合体と粘着付与樹
脂の合計量に対する各粘着付与樹脂の重量%)との積の
総和を示したものであり、粘着剤系内に存在する粘着付
与樹脂の水酸基の濃度を表すパラメーターであり、JI
S K 0070に準じて測定され、次式により算出さ
れる。 水酸基指数(A)=Σ(OHV(i)×W(i)) OHV(i):第i成分の水酸基価、W(i):第i成
分の重量分率
樹脂の水酸基価)と(アクリル系共重合体と粘着付与樹
脂の合計量に対する各粘着付与樹脂の重量%)との積の
総和を示したものであり、粘着剤系内に存在する粘着付
与樹脂の水酸基の濃度を表すパラメーターであり、JI
S K 0070に準じて測定され、次式により算出さ
れる。 水酸基指数(A)=Σ(OHV(i)×W(i)) OHV(i):第i成分の水酸基価、W(i):第i成
分の重量分率
【0024】上記軟化点指数(B)は、粘着剤全体の凝
集力レベルを示すパラメーターであり、各粘着付与樹脂
の重量分率(アクリル系共重合体と粘着付与樹脂の合計
量に対する各粘着付与樹脂の重量%)と軟化点との商の
総和を10000倍した値を示したもので、次式により
算出される。 軟化点指数(B)=Σ(W(i)/Sp(i))×104 W(i):第i成分の重量分率、Sp(i):第i成分
の軟化点 本発明のアクリル系粘着剤組成物は、水酸基指数(A)
及び軟化点指数(B)の値が上記範囲内であれば、上記
粘着付与樹脂を任意に併用することができる。
集力レベルを示すパラメーターであり、各粘着付与樹脂
の重量分率(アクリル系共重合体と粘着付与樹脂の合計
量に対する各粘着付与樹脂の重量%)と軟化点との商の
総和を10000倍した値を示したもので、次式により
算出される。 軟化点指数(B)=Σ(W(i)/Sp(i))×104 W(i):第i成分の重量分率、Sp(i):第i成分
の軟化点 本発明のアクリル系粘着剤組成物は、水酸基指数(A)
及び軟化点指数(B)の値が上記範囲内であれば、上記
粘着付与樹脂を任意に併用することができる。
【0025】上記アクリル系粘着剤組成物には、必要に
応じて、可塑剤、軟化剤、充填剤、顔料、染料等の添加
剤を用いてもよい。
応じて、可塑剤、軟化剤、充填剤、顔料、染料等の添加
剤を用いてもよい。
【0026】本発明で使用されるポリイソシアネート化
合物としては特に限定されず、例えば、トリレンジイソ
シアネート(TDI)、トリジンジイソシアネート(T
ODI)、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)等の芳香族ジイソシア
ネート化合物;ヘキサメチレンジイソシアネート(HM
DI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等の
脂肪族又は脂環式ジイソシアネート化合物;トリメチロ
ールプロパンのトリレンジイソシアネート3量体付加
物、トリフェニルメタントリイソシアネート、メチレン
ビス(4−フェニルメタン)トリイソシアネート等のト
リイソシアネート化合物等が挙げられる。
合物としては特に限定されず、例えば、トリレンジイソ
シアネート(TDI)、トリジンジイソシアネート(T
ODI)、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)等の芳香族ジイソシア
ネート化合物;ヘキサメチレンジイソシアネート(HM
DI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等の
脂肪族又は脂環式ジイソシアネート化合物;トリメチロ
ールプロパンのトリレンジイソシアネート3量体付加
物、トリフェニルメタントリイソシアネート、メチレン
ビス(4−フェニルメタン)トリイソシアネート等のト
リイソシアネート化合物等が挙げられる。
【0027】上記ポリイソシアネート化合物の添加量
は、上記アクリル系共重合体100重量部に対して、
0.05〜2.00重量部が好ましい。0.05重量部
未満であると、ポリイソシアネート化合物を配合するこ
とにより期待される凝集力改善効果が充分ではなく、
2.00重量部を超えると、粘着剤の架橋度が高くなり
すぎるため充分な粘着剤力が得られなくなる。
は、上記アクリル系共重合体100重量部に対して、
0.05〜2.00重量部が好ましい。0.05重量部
未満であると、ポリイソシアネート化合物を配合するこ
とにより期待される凝集力改善効果が充分ではなく、
2.00重量部を超えると、粘着剤の架橋度が高くなり
すぎるため充分な粘着剤力が得られなくなる。
【0028】本発明のアクリル系粘着剤組成物を、基材
の片面又は両面に塗布して粘着材層を形成させることに
より粘着テープが得られる。上記基材としては、例え
ば、紙、不織布、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹
脂等の合成樹脂フィルム;ポリオレフィン樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリクロロプレン樹脂、アクリル系樹脂等
の合成樹脂発泡体等が挙げられる。更に、粘着材自体の
みをシート状に形成することにより、基材層を有しない
ノンサポートタイプの両面粘着テープを得ることができ
る。
の片面又は両面に塗布して粘着材層を形成させることに
より粘着テープが得られる。上記基材としては、例え
ば、紙、不織布、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹
脂等の合成樹脂フィルム;ポリオレフィン樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリクロロプレン樹脂、アクリル系樹脂等
の合成樹脂発泡体等が挙げられる。更に、粘着材自体の
みをシート状に形成することにより、基材層を有しない
ノンサポートタイプの両面粘着テープを得ることができ
る。
【0029】本発明2は、アルキル(メタ)アクリレー
トと4−ヒドロキシ−n−ブチルアクリレートとからな
るアクリル系共重合体、粘着付与樹脂及びポリイソシア
ネート化合物からなるアクリル系粘着剤組成物におい
て、上記4−ヒドロキシ−n−ブチルアクリレートの配
合比率が、上記アクリル系共重合体に対して、0.05
〜1.00重量%であり、上記アクリル系共重合体の重
量平均分子量(Mw)が、20万〜150万であり、上
記アクリル系共重合体の重量平均分子量(Mw)と数平
均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、2.0〜
4.0であり、かつ、上記粘着付与樹脂の水酸基指数
(A)が、1.5〜8.0、軟化点指数(B)が、4.
5〜6.5であるアクリル系粘着剤組成物である。
トと4−ヒドロキシ−n−ブチルアクリレートとからな
るアクリル系共重合体、粘着付与樹脂及びポリイソシア
ネート化合物からなるアクリル系粘着剤組成物におい
て、上記4−ヒドロキシ−n−ブチルアクリレートの配
合比率が、上記アクリル系共重合体に対して、0.05
〜1.00重量%であり、上記アクリル系共重合体の重
量平均分子量(Mw)が、20万〜150万であり、上
記アクリル系共重合体の重量平均分子量(Mw)と数平
均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が、2.0〜
4.0であり、かつ、上記粘着付与樹脂の水酸基指数
(A)が、1.5〜8.0、軟化点指数(B)が、4.
5〜6.5であるアクリル系粘着剤組成物である。
【0030】上記4−ヒドロキシ−n−ブチルアクリレ
ートの配合比率は、上記アクリル系共重合体に対して、
0.05〜1.00重量%である。0.05重量%未満
であると、凝集力が得にくくなり、1.00重量%を超
えると、凝集力が高くなり過ぎて凹凸面への接着性が得
にくくなるため、上記範囲に限定される。
ートの配合比率は、上記アクリル系共重合体に対して、
0.05〜1.00重量%である。0.05重量%未満
であると、凝集力が得にくくなり、1.00重量%を超
えると、凝集力が高くなり過ぎて凹凸面への接着性が得
にくくなるため、上記範囲に限定される。
【0031】
【作用】本発明のアクリル系粘着剤組成物は、分子量と
分子量分布が限定され、カプロラクトン変性(メタ)ア
クリレートが含有された特定組成のアクリル系共重合体
と、限定された範囲の水酸基指数及び軟化点指数を有す
る粘着付与樹脂とポリイソシアネート化合物を組み合わ
せることにより、常温粘着力及びポリオレフィン等の低
極性被着体への接着性を確保でき、凹凸面への接着性、
凝集力、保持力に優れている。特に一般式(1)で表さ
れるカプロラクトン変性(メタ)アクリレートは、他の
重合性ビニルと共重合させた場合には、官能基である水
酸基が主鎖よりフレキシブルに運動可能な下記の一般式
(2)で表される結合を介し、かつ、離れた位置にある
ため反応性に富む。
分子量分布が限定され、カプロラクトン変性(メタ)ア
クリレートが含有された特定組成のアクリル系共重合体
と、限定された範囲の水酸基指数及び軟化点指数を有す
る粘着付与樹脂とポリイソシアネート化合物を組み合わ
せることにより、常温粘着力及びポリオレフィン等の低
極性被着体への接着性を確保でき、凹凸面への接着性、
凝集力、保持力に優れている。特に一般式(1)で表さ
れるカプロラクトン変性(メタ)アクリレートは、他の
重合性ビニルと共重合させた場合には、官能基である水
酸基が主鎖よりフレキシブルに運動可能な下記の一般式
(2)で表される結合を介し、かつ、離れた位置にある
ため反応性に富む。
【0032】
【化3】
【0033】式中、nは、1〜5の整数を表す。
【0034】また、4−ヒドロキシ−n−ブチルアクリ
レートは、分子内に二重結合と水酸基とを有し、他の重
合性ビニルと共重合させた場合には、官能基である水酸
基が主鎖から柔軟性と運動性とに富む脂肪族鎖であるn
−ブチル基を介し、かつ、離れた位置にあるため反応性
に富む。従って、官能基である水酸基が、架橋剤として
用いるポリイソシアネート化合物の−N=C=O基と速
やかに反応するため、粘着剤組成物系内で架橋反応に関
与せず、未反応のまま失活したり、自己反応するポリイ
ソシアネート化合物量を効果的に低減する。即ち、粘着
剤組成物系内に存在するポリイソシアネート化合物に起
因するバルキーな構造物を低減することに等しく、従っ
て粘着剤の硬化を抑制し、ウレタンフォームやポリエチ
レンフォーム等の合成樹脂発泡体が持つ凹凸表面への接
着性を向上させる。
レートは、分子内に二重結合と水酸基とを有し、他の重
合性ビニルと共重合させた場合には、官能基である水酸
基が主鎖から柔軟性と運動性とに富む脂肪族鎖であるn
−ブチル基を介し、かつ、離れた位置にあるため反応性
に富む。従って、官能基である水酸基が、架橋剤として
用いるポリイソシアネート化合物の−N=C=O基と速
やかに反応するため、粘着剤組成物系内で架橋反応に関
与せず、未反応のまま失活したり、自己反応するポリイ
ソシアネート化合物量を効果的に低減する。即ち、粘着
剤組成物系内に存在するポリイソシアネート化合物に起
因するバルキーな構造物を低減することに等しく、従っ
て粘着剤の硬化を抑制し、ウレタンフォームやポリエチ
レンフォーム等の合成樹脂発泡体が持つ凹凸表面への接
着性を向上させる。
【0035】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0036】製造例1アクリル共重合体A〜Lの作成 表1に示した配合組成に従って、n−ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、アクリル酸、カプロラクトン変性
(メタ)アクリレート(プラクセルFM−2D、ダイセ
ル化学社製)及びラウリルメルカプタンを酢酸エチル8
0重量部と共に、攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロ
ート、窒素ガス導入口を備えた五つ口フラスコ中に仕込
み、攪拌溶解して均一混合物とした後、窒素ガスで約3
0分間パージして、モノマー溶液中に存在する酸素を除
去した。
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、アクリル酸、カプロラクトン変性
(メタ)アクリレート(プラクセルFM−2D、ダイセ
ル化学社製)及びラウリルメルカプタンを酢酸エチル8
0重量部と共に、攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロ
ート、窒素ガス導入口を備えた五つ口フラスコ中に仕込
み、攪拌溶解して均一混合物とした後、窒素ガスで約3
0分間パージして、モノマー溶液中に存在する酸素を除
去した。
【0037】その後、窒素ガスでフラスコ内空気を置換
し、攪拌しながら昇温し、これを70℃に保持してベン
ゾイルパーオキシド0.03重量部を酢酸エチル1重量
部に溶解させた溶液を、滴下ロートにより滴下した後、
そのままの温度で10時間重合反応させてアクリル系共
重合体の溶液を得た。
し、攪拌しながら昇温し、これを70℃に保持してベン
ゾイルパーオキシド0.03重量部を酢酸エチル1重量
部に溶解させた溶液を、滴下ロートにより滴下した後、
そのままの温度で10時間重合反応させてアクリル系共
重合体の溶液を得た。
【0038】アクリル系共重合体A〜Lの分子量測定 上記により得られたアクリル系共重合体溶液の重量平均
分子量(Mw)及び数平均分子量(Mn)、(Mw/M
n)の測定を行った。上記分子量は、ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィーにより、標準ポリスチレンを基
準とし、テトラヒドロフランを溶離剤とし、検出は屈折
系を用いて測定した。その結果を表1に示した。
分子量(Mw)及び数平均分子量(Mn)、(Mw/M
n)の測定を行った。上記分子量は、ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィーにより、標準ポリスチレンを基
準とし、テトラヒドロフランを溶離剤とし、検出は屈折
系を用いて測定した。その結果を表1に示した。
【0039】
【表1】
【0040】実施例1アクリル系粘着剤組成物の作成 アクリル系共重合体Bと各種粘着付与樹脂を表2に示し
た配合組成に従って、トルエンで希釈しながら均一に混
合して55重量%の粘着剤組成物の溶液を得た。得られ
た粘着剤組成物の水酸基指数及び軟化指数を表2に示し
た。なお、表2中の粘着付与樹脂は、以下に示した通り
である。「OHV」は水酸基価、「Sp」は、軟化点
(絶対温度)を示した。
た配合組成に従って、トルエンで希釈しながら均一に混
合して55重量%の粘着剤組成物の溶液を得た。得られ
た粘着剤組成物の水酸基指数及び軟化指数を表2に示し
た。なお、表2中の粘着付与樹脂は、以下に示した通り
である。「OHV」は水酸基価、「Sp」は、軟化点
(絶対温度)を示した。
【0041】粘着付与樹脂1;不均化ロジンのグリセリ
ンエステル化物、「スーパーエステルA100」(OH
V=10.1、Sp=373、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂2;C9系石油樹脂、「オリゴテック14
0」(OHV=0、Sp=393、三菱石油社製) 粘着付与樹脂3;C5系石油樹脂、「FTR6100」
(OHV=0、Sp=373、三菱石油社製) 粘着付与樹脂4;ロジンモノマー及び重合ロジンの混合
物をペンタエリスリトール及びグリセリン混合物により
エステル化したもの、「ペンセルD125」(OHV=
30.5、Sp=398、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂5;不均化ロジンのペンタエリスリトール
エステル化物「スーパーエステルA125」(OHV=
10.4、Sp=398、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂6;ロジンモノマー及び重合ロジンの混合
物、「シルバタック140」(OHV=0、Sp=41
3、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂7;ロジンモノマー及び重合ロジンの混合
物をペンタエリスリトール及びグリセリン混合物により
エステル化したもの、「ペンセルD160」(OHV=
41.0、Sp=433、荒川化学工業社製)
ンエステル化物、「スーパーエステルA100」(OH
V=10.1、Sp=373、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂2;C9系石油樹脂、「オリゴテック14
0」(OHV=0、Sp=393、三菱石油社製) 粘着付与樹脂3;C5系石油樹脂、「FTR6100」
(OHV=0、Sp=373、三菱石油社製) 粘着付与樹脂4;ロジンモノマー及び重合ロジンの混合
物をペンタエリスリトール及びグリセリン混合物により
エステル化したもの、「ペンセルD125」(OHV=
30.5、Sp=398、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂5;不均化ロジンのペンタエリスリトール
エステル化物「スーパーエステルA125」(OHV=
10.4、Sp=398、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂6;ロジンモノマー及び重合ロジンの混合
物、「シルバタック140」(OHV=0、Sp=41
3、荒川化学工業社製) 粘着付与樹脂7;ロジンモノマー及び重合ロジンの混合
物をペンタエリスリトール及びグリセリン混合物により
エステル化したもの、「ペンセルD160」(OHV=
41.0、Sp=433、荒川化学工業社製)
【0042】粘着テープの作成 表2に示した粘着剤組成物の溶液に、トリメチロールプ
ロパンのトリレンジイソシアネート付加物の酢酸エチル
溶液(コロネートL55E、固形分55重量%、日本ポ
リウレタン工業社製)1.0重量部をアクリル系共重合
体100重量部に対して添加して均一に混合した後、剥
離シート上に塗布、乾燥して65μmの粘着剤層を形成
させた積層体を得た。上記積層体を坪量14g/m2 の
不織布の両面にラミネートすることにより、転写した
後、40℃中で3日間養生して両面粘着テープを得た。
得られた粘着テープの片面を38μm厚のポリエステル
フィルムで裏打ちし、片面粘着テープ試料とした。上記
両面粘着テープ及び上記片面粘着テープを用いて、SP
粘着力、ポリプロピレン粘着力、保持力及びウレタンフ
ォーム密着性の測定を以下の方法により行った。結果を
表3に示した。
ロパンのトリレンジイソシアネート付加物の酢酸エチル
溶液(コロネートL55E、固形分55重量%、日本ポ
リウレタン工業社製)1.0重量部をアクリル系共重合
体100重量部に対して添加して均一に混合した後、剥
離シート上に塗布、乾燥して65μmの粘着剤層を形成
させた積層体を得た。上記積層体を坪量14g/m2 の
不織布の両面にラミネートすることにより、転写した
後、40℃中で3日間養生して両面粘着テープを得た。
得られた粘着テープの片面を38μm厚のポリエステル
フィルムで裏打ちし、片面粘着テープ試料とした。上記
両面粘着テープ及び上記片面粘着テープを用いて、SP
粘着力、ポリプロピレン粘着力、保持力及びウレタンフ
ォーム密着性の測定を以下の方法により行った。結果を
表3に示した。
【0043】SP粘着力の測定 上記片面粘着テープを、JIS Z 0237に準じ
て、SUS304板に25mm幅で貼合わせ、23℃、
20分間放置した後、180°方向、引っ張り速度30
0mm/minの条件で、剥離強度を測定した。
て、SUS304板に25mm幅で貼合わせ、23℃、
20分間放置した後、180°方向、引っ張り速度30
0mm/minの条件で、剥離強度を測定した。
【0044】ポリプロピレン粘着力の測定 上記片面粘着テープを、ポリプロピレン板に25mm幅
で貼合わせ、23℃、20分間放置した後、180°方
向、引っ張り速度300mm/minの条件で、剥離強
度を測定した。
で貼合わせ、23℃、20分間放置した後、180°方
向、引っ張り速度300mm/minの条件で、剥離強
度を測定した。
【0045】保持力の測定 上記片面粘着テープを、SUS304板に20×20m
mの面積で貼合わせ、23℃、20分間、続いて80
℃、1時間放置した後、鉛直方向に1kgfの荷重をか
けて1時間後のズレ長さ(又は落下時間)を測定した。
mの面積で貼合わせ、23℃、20分間、続いて80
℃、1時間放置した後、鉛直方向に1kgfの荷重をか
けて1時間後のズレ長さ(又は落下時間)を測定した。
【0046】ウレタンフォーム密着性の測定 上記両面粘着テープを、SUS304板に25mm幅で
貼合わせた積層体と、幅20mm、長さ100mm、厚
さ5mmにカットした密度0.05g/cm3のウレタ
ンフォーム発泡体シートを、5℃雰囲気下に2時間以上
放置した後、2kgfローラーを用いてウレタンフォー
ム厚みが50%となるように貼合わせ、5℃、24時間
放置した後、90°方向、引っ張り速度300mm/m
inの条件で、剥離強度を測定した。
貼合わせた積層体と、幅20mm、長さ100mm、厚
さ5mmにカットした密度0.05g/cm3のウレタ
ンフォーム発泡体シートを、5℃雰囲気下に2時間以上
放置した後、2kgfローラーを用いてウレタンフォー
ム厚みが50%となるように貼合わせ、5℃、24時間
放置した後、90°方向、引っ張り速度300mm/m
inの条件で、剥離強度を測定した。
【0047】実施例2〜5及び比較例1〜7 アクリル系共重合体A〜Fと各種粘着付与樹脂を表2に
示した配合組成に従って、トルエンで希釈しながら均一
に混合して55重量%の粘着剤組成物の溶液を得た。得
られた上記粘着剤組成物の水酸基指数及び軟化指数を表
2に示した。表2に示した粘着剤組成物の溶液を、実施
例1と同様にして両面粘着テープ及び片面粘着テープの
物性測定を行った。結果を表3に示した。
示した配合組成に従って、トルエンで希釈しながら均一
に混合して55重量%の粘着剤組成物の溶液を得た。得
られた上記粘着剤組成物の水酸基指数及び軟化指数を表
2に示した。表2に示した粘着剤組成物の溶液を、実施
例1と同様にして両面粘着テープ及び片面粘着テープの
物性測定を行った。結果を表3に示した。
【0048】実施例6〜10及び比較例8〜14 アクリル系共重合体G〜Lと各種粘着付与樹脂を表4に
示した配合組成に従って、トルエンで希釈しながら均一
に混合して55重量%の粘着剤組成物の溶液を得た。得
られた上記粘着剤組成物の水酸基指数及び軟化指数を表
4に示した。表4に示した粘着剤組成物の溶液を、実施
例1と同様にして両面粘着テープ及び片面粘着テープの
物性測定を行った。結果を表5に示した。
示した配合組成に従って、トルエンで希釈しながら均一
に混合して55重量%の粘着剤組成物の溶液を得た。得
られた上記粘着剤組成物の水酸基指数及び軟化指数を表
4に示した。表4に示した粘着剤組成物の溶液を、実施
例1と同様にして両面粘着テープ及び片面粘着テープの
物性測定を行った。結果を表5に示した。
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】
【表5】
【0053】
【発明の効果】本発明のアクリル系粘着剤組成物は、上
述の構成よりなるので、極性の高い被着体面のみなら
ず、低極性の被着体面に対しても高い接着性を有する。
更に、高温下での凝集力や樹脂発泡体等の凹凸表面にも
比較的接着性が高く、各種用途の粘着テープ及び両面粘
着テープに好適に使用できる。
述の構成よりなるので、極性の高い被着体面のみなら
ず、低極性の被着体面に対しても高い接着性を有する。
更に、高温下での凝集力や樹脂発泡体等の凹凸表面にも
比較的接着性が高く、各種用途の粘着テープ及び両面粘
着テープに好適に使用できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 アルキル(メタ)アクリレートと下記の
一般式(1)で表されるカプロラクトン変性(メタ)ア
クリレートとからなるアクリル系共重合体、粘着付与樹
脂及びポリイソシアネート化合物からなるアクリル系粘
着剤組成物であって、前記カプロラクトン変性(メタ)
アクリレートの配合比率が、前記アクリル系共重合体に
対して、0.05〜1.00重量%であり、前記アクリ
ル系共重合体の重量平均分子量(Mw)が、20万〜1
50万であり、前記アクリル系共重合体の重量平均分子
量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/M
n)が、2.0〜4.0であり、かつ、前記粘着付与樹
脂の水酸基指数(A)が、1.5〜8.0、軟化点指数
(B)が、4.5〜6.5であることを特徴とするアク
リル系粘着剤組成物。 【化1】 式中、Rは、水素又はメチル基を表し、nは、1〜5の
整数を表す。 - 【請求項2】 アルキル(メタ)アクリレートと4−ヒ
ドロキシ−n−ブチルアクリレートとからなるアクリル
系共重合体、粘着付与樹脂及びポリイソシアネート化合
物からなるアクリル系粘着剤組成物であって、前記4−
ヒドロキシ−n−ブチルアクリレートの配合比率が、前
記アクリル系共重合体に対して、0.05〜1.00重
量%であり、前記アクリル系共重合体の重量平均分子量
(Mw)が、20万〜150万であり、前記アクリル系
共重合体の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)が、2.0〜4.0であり、
かつ、前記粘着付与樹脂の水酸基指数(A)が、1.5
〜8.0、軟化点指数(B)が、4.5〜6.5である
ことを特徴とするアクリル系粘着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25658294A JPH08120248A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | アクリル系粘着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25658294A JPH08120248A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | アクリル系粘着剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08120248A true JPH08120248A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17294640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25658294A Pending JPH08120248A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | アクリル系粘着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08120248A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001049216A (ja) * | 1999-08-04 | 2001-02-20 | Nippon Shokubai Co Ltd | 粘着剤組成物および該組成物を用いた粘着製品 |
| JP2002309208A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Sony Chem Corp | 粘着剤組成物、偏光フィルム及び液晶表示装置 |
| JP2003049144A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱伝導性感圧接着剤及び熱伝導性感圧接着シート |
| JP2006213808A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Nitto Denko Corp | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層、および粘着剤付光学部材、ならびに画像表示装置 |
| JP2006249404A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-09-21 | Nitto Denko Corp | 粘着テープ及び粘着剤組成物 |
| JP2007204551A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Inoac Corp | ポリウレタン発泡体及びそれを用いたシール材 |
| JP2007291299A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Sekisui Chem Co Ltd | アクリル系粘着剤組成物 |
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| JP2015110724A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-06-18 | 積水化学工業株式会社 | 粘着テープ |
| CN113956432A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-01-21 | 广东十辰十新材料有限公司 | 一种可降解uv树脂及基于其的可降解uv压敏胶 |
| JP2023005131A (ja) * | 2021-06-28 | 2023-01-18 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 粘着剤組成物および粘着シート |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP25658294A patent/JPH08120248A/ja active Pending
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