JPH0812056B2 - 相対姿勢測定装置 - Google Patents
相対姿勢測定装置Info
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- JPH0812056B2 JPH0812056B2 JP5105795A JP10579593A JPH0812056B2 JP H0812056 B2 JPH0812056 B2 JP H0812056B2 JP 5105795 A JP5105795 A JP 5105795A JP 10579593 A JP10579593 A JP 10579593A JP H0812056 B2 JPH0812056 B2 JP H0812056B2
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- incident light
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- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は目標物とこの目標物を追
跡する目標物追跡体との間の相互の方位角・仰角,即ち
相対姿勢を光信号を用いて測定する相対姿勢測定装置に
関し、特に妨害光があっても上記目標物との間の相対姿
勢を高い精度で測定できる相対姿勢測定装置に関する。
跡する目標物追跡体との間の相互の方位角・仰角,即ち
相対姿勢を光信号を用いて測定する相対姿勢測定装置に
関し、特に妨害光があっても上記目標物との間の相対姿
勢を高い精度で測定できる相対姿勢測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の相対姿勢測定装置が人工
衛星のランデブ・ドッキングにおける目標物であるター
ゲット宇宙機の姿勢標定用に用いるランデブ・レーザ・
レーダとして知られている。この相対姿勢測定装置は、
目標物追跡体であるチェイサ宇宙機と上記ターゲット宇
宙機との間の相互の方位角,仰角等,移動体間の相対姿
勢あるいは固定点から移動体に対する相対姿勢を測定す
る。
衛星のランデブ・ドッキングにおける目標物であるター
ゲット宇宙機の姿勢標定用に用いるランデブ・レーザ・
レーダとして知られている。この相対姿勢測定装置は、
目標物追跡体であるチェイサ宇宙機と上記ターゲット宇
宙機との間の相互の方位角,仰角等,移動体間の相対姿
勢あるいは固定点から移動体に対する相対姿勢を測定す
る。
【0003】図3は従来の相対姿勢測定装置のブロック
図である。また、図4は図3に示す相対姿勢測定装置に
使用した撮像素子16aの結像する2次元像である。
図である。また、図4は図3に示す相対姿勢測定装置に
使用した撮像素子16aの結像する2次元像である。
【0004】図3および図4を参照すると、この相対姿
勢測定装置は、上記チェイサ宇宙機等に固定された測定
部40と上記ターゲット宇宙機等の目標物1に固定され
たリフレクタ2とを含み、測定部40において目標物1
と測定部40との相対姿勢を測定する。
勢測定装置は、上記チェイサ宇宙機等に固定された測定
部40と上記ターゲット宇宙機等の目標物1に固定され
たリフレクタ2とを含み、測定部40において目標物1
と測定部40との相対姿勢を測定する。
【0005】測定部40内の光源13は、レーザ光を発
生するレーザ発振器であり、波長λ0=約830nmの
出射光H1を発生する。この出射光H1は、ハーフミラ
ー12とレンズを含む光学系11とを介して空間に放射
される。この出射光H1はリフレクタ2に導かれる。リ
フレクタ2は、コーナーキューブ等で構成され、入射し
た出射光H1をこの出射光H1の入射方向に反射して反
射光H2とする。反射光H2は、光学系11を介してハ
ーフミラー12に再び導入され、さらに、CCD等を用
いる2次元の撮像素子16aに導かれる。ここで、測定
部40の光学系11には、太陽3の放射する太陽光P1
が目標物1で反射されて反射太陽光P2とされた妨害光
も導入されている。この反射太陽光P2も、反射光H1
と同様に、光学系11とハーフミラー12とを介して撮
像素子16aに導かれる。なお、太陽光P1は、波長λ
1=500nm付近を主スペクトラムとし、光源11か
らの出射光H1の波長λ0=830nm付近にもスペク
トラムが広がっている。
生するレーザ発振器であり、波長λ0=約830nmの
出射光H1を発生する。この出射光H1は、ハーフミラ
ー12とレンズを含む光学系11とを介して空間に放射
される。この出射光H1はリフレクタ2に導かれる。リ
フレクタ2は、コーナーキューブ等で構成され、入射し
た出射光H1をこの出射光H1の入射方向に反射して反
射光H2とする。反射光H2は、光学系11を介してハ
ーフミラー12に再び導入され、さらに、CCD等を用
いる2次元の撮像素子16aに導かれる。ここで、測定
部40の光学系11には、太陽3の放射する太陽光P1
が目標物1で反射されて反射太陽光P2とされた妨害光
も導入されている。この反射太陽光P2も、反射光H1
と同様に、光学系11とハーフミラー12とを介して撮
像素子16aに導かれる。なお、太陽光P1は、波長λ
1=500nm付近を主スペクトラムとし、光源11か
らの出射光H1の波長λ0=830nm付近にもスペク
トラムが広がっている。
【0006】撮像素子16aは、リフレクタ2からの反
射光H2を2次元のリフレクタ像A1として結像し(図
4参照)、このリフレクタ像A1に対応するとともに複
数の画素からなる電気信号S1を生じる。電気信号S1
はアナログ・デジタル変換器(A/D)17aによりデ
ジタル信号S3に変換され、このデジタル信号S3は角
演算回路19に供給される。角度演算回路19は、マイ
クロプロセッサ(CPU)192とメモリ191とを含
み、デジタル信号S3に応答してリフレクタ2を固定し
た目標物1と測定部40との間の相互の方位角および仰
角,即ち相対姿勢を撮像素子16aの結像する2次元像
の1フレームごとに算出する。なお、この2次元像のフ
レーム信号は、撮像素子16aの画素走査信号から得る
ことができる。
射光H2を2次元のリフレクタ像A1として結像し(図
4参照)、このリフレクタ像A1に対応するとともに複
数の画素からなる電気信号S1を生じる。電気信号S1
はアナログ・デジタル変換器(A/D)17aによりデ
ジタル信号S3に変換され、このデジタル信号S3は角
演算回路19に供給される。角度演算回路19は、マイ
クロプロセッサ(CPU)192とメモリ191とを含
み、デジタル信号S3に応答してリフレクタ2を固定し
た目標物1と測定部40との間の相互の方位角および仰
角,即ち相対姿勢を撮像素子16aの結像する2次元像
の1フレームごとに算出する。なお、この2次元像のフ
レーム信号は、撮像素子16aの画素走査信号から得る
ことができる。
【0007】ここで、撮像素子16aの視野中心の座標
はFであり、リフレクタ像A1の中心の座標はFA とな
っている。撮像素子16aには、水平方向画素数NH が
711個,垂直方向画素数NV が485個の2次元CC
DセンサμPD3543(日本電気(株)製)を使用で
きる。いま、反射太陽光P2が撮像素子16aに供給さ
れていない場合には、電気信号S1はリフレクタ像A1
対応の画素のみを含む。この場合には、角度演算回路1
08は、この電気信号S1に従うデジタル信号S3から
リフレクタ像A1の中心の座標FA を求め、さらに、こ
の座標FA と視野中心Fとのずれを求めて、リフレクタ
2を固定した目標物1と測定部40との間の相互の方位
角および仰角,即ち相対姿勢を算出する。
はFであり、リフレクタ像A1の中心の座標はFA とな
っている。撮像素子16aには、水平方向画素数NH が
711個,垂直方向画素数NV が485個の2次元CC
DセンサμPD3543(日本電気(株)製)を使用で
きる。いま、反射太陽光P2が撮像素子16aに供給さ
れていない場合には、電気信号S1はリフレクタ像A1
対応の画素のみを含む。この場合には、角度演算回路1
08は、この電気信号S1に従うデジタル信号S3から
リフレクタ像A1の中心の座標FA を求め、さらに、こ
の座標FA と視野中心Fとのずれを求めて、リフレクタ
2を固定した目標物1と測定部40との間の相互の方位
角および仰角,即ち相対姿勢を算出する。
【0008】しかし、撮像素子16aには、反射太陽光
P2も供給されており、この反射太陽光P2に対応する
2次元の太陽像B1も当然結像する(図4参照)。従っ
て、電気信号S1はリフレクタ像A1の画素および太陽
像B1の画素をともに含み、角度演算回路19は、リフ
レクタ像A1と太陽像B1との中間をリフレクタ2の像
として認識し、目標物1と測定部40との相対姿勢を正
確に計算できないことになる。また、太陽像B1が、後
述のとおり、撮像素子16aの視野いっぱいに広がる
と、上記相対姿勢の測定が不能になる。
P2も供給されており、この反射太陽光P2に対応する
2次元の太陽像B1も当然結像する(図4参照)。従っ
て、電気信号S1はリフレクタ像A1の画素および太陽
像B1の画素をともに含み、角度演算回路19は、リフ
レクタ像A1と太陽像B1との中間をリフレクタ2の像
として認識し、目標物1と測定部40との相対姿勢を正
確に計算できないことになる。また、太陽像B1が、後
述のとおり、撮像素子16aの視野いっぱいに広がる
と、上記相対姿勢の測定が不能になる。
【0009】なお、上述の相対姿勢測定装置用ではない
が、撮像素子への妨害光による2次元像の結像があって
も、この妨害光による結像の悪影響を除去する赤外線探
知装置が、公開特許公報(特開昭61−76970)に
開示されている。この赤外線探知装置では、上記撮像素
子として空間的または時間的に同一の画面を構成する2
種類の光検知素子を用い、上記2種類の光検知素子の各
各が波長3ないし5μmおよび波長8ないし12μmに
感度をそれぞれ有している。そして、これら2種類の光
検知素子の出力による電気信号各各の等価的な画面上の
同一部分の値を比較して探知すべき目標と妨害光とを見
分けている。ここで、この赤外線探知装置では、光検知
素子の分光感度特性を利用して目標と妨害光とを見分け
ていることに注意すべきである。
が、撮像素子への妨害光による2次元像の結像があって
も、この妨害光による結像の悪影響を除去する赤外線探
知装置が、公開特許公報(特開昭61−76970)に
開示されている。この赤外線探知装置では、上記撮像素
子として空間的または時間的に同一の画面を構成する2
種類の光検知素子を用い、上記2種類の光検知素子の各
各が波長3ないし5μmおよび波長8ないし12μmに
感度をそれぞれ有している。そして、これら2種類の光
検知素子の出力による電気信号各各の等価的な画面上の
同一部分の値を比較して探知すべき目標と妨害光とを見
分けている。ここで、この赤外線探知装置では、光検知
素子の分光感度特性を利用して目標と妨害光とを見分け
ていることに注意すべきである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の相対姿勢
測定装置は、測定部の光学系に太陽光のような妨害光が
入射すると、撮像素子に目標物の2次元像であるリフレ
クタ像だけでなく妨害光による偽像も結像するので、角
度演算回路が上記リフレクタ像とこの測定部との正確な
相対姿勢を計算することができなくなり、最悪の場合に
は相対姿勢の測定が不能になるという課題があった。
測定装置は、測定部の光学系に太陽光のような妨害光が
入射すると、撮像素子に目標物の2次元像であるリフレ
クタ像だけでなく妨害光による偽像も結像するので、角
度演算回路が上記リフレクタ像とこの測定部との正確な
相対姿勢を計算することができなくなり、最悪の場合に
は相対姿勢の測定が不能になるという課題があった。
【0011】また、互いに異なる分光感度特性を有する
2種類の光検知素子によりリフレクタ像と妨害光とを見
分ける上記赤外線探知装置の技術は、所望する分光感度
特性の光検知素子を2種類とも得ることが困難であり、
特にレーザ・ダイオードによる波長830nmのレーザ
光あるいはHe・Neレーザによる波長660nmのレ
ーザ光のみに分光感度を有する光検知素子を得ることが
困難であるので、光源回路にレーザ発振器を用いること
の多いこの相対姿勢測定装置には、上記赤外線探知装置
の技術を適用することが困難である。
2種類の光検知素子によりリフレクタ像と妨害光とを見
分ける上記赤外線探知装置の技術は、所望する分光感度
特性の光検知素子を2種類とも得ることが困難であり、
特にレーザ・ダイオードによる波長830nmのレーザ
光あるいはHe・Neレーザによる波長660nmのレ
ーザ光のみに分光感度を有する光検知素子を得ることが
困難であるので、光源回路にレーザ発振器を用いること
の多いこの相対姿勢測定装置には、上記赤外線探知装置
の技術を適用することが困難である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の相対姿勢測定装
置は、第1の波長の出射光を生じる光源回路と、前記出
射光を第1の光端子に受けて光入出力端子から空間に放
射し入射光を前記光入出力端子に受けてこの入射光のう
ちの前記第1の波長付近の入射光を第2の光端子に生じ
るとともに前記入射光のうちの前記第1の波長とは互い
に波長の異なる第2の波長付近の入射光を第3の光端子
に生じる光学回路と、前記第2の光端子から前記第1の
波長付近の入射光を受けてこの入射光の2次元像に対応
するとともに複数の画素からなる第1の電気信号を生じ
る第1の撮像素子と、前記第3の光端子から前記第2の
波長付近の入射光を受けてこの入射光の2次元像に対応
するとともに複数の画素からなる第2の電気信号を生じ
る前記第1の撮像素子とほぼ同じ特性の第2の撮像素子
と、前記第1の電気信号と前記第2の電気信号とを前記
2次元像の対応する座標の画素ごとに比較し前記第1の
電気信号のみが前記2次元像の存在を示すときの画素を
第3の電気信号とする比較器と、前記第3の電気信号の
示す2次元像の中心を計算しこの2次元像の中心と前記
第1の撮像素子および前記第2の撮像素子のいずれかの
視野中心との相対姿勢を計算する角度演算回路とを備え
ている。
置は、第1の波長の出射光を生じる光源回路と、前記出
射光を第1の光端子に受けて光入出力端子から空間に放
射し入射光を前記光入出力端子に受けてこの入射光のう
ちの前記第1の波長付近の入射光を第2の光端子に生じ
るとともに前記入射光のうちの前記第1の波長とは互い
に波長の異なる第2の波長付近の入射光を第3の光端子
に生じる光学回路と、前記第2の光端子から前記第1の
波長付近の入射光を受けてこの入射光の2次元像に対応
するとともに複数の画素からなる第1の電気信号を生じ
る第1の撮像素子と、前記第3の光端子から前記第2の
波長付近の入射光を受けてこの入射光の2次元像に対応
するとともに複数の画素からなる第2の電気信号を生じ
る前記第1の撮像素子とほぼ同じ特性の第2の撮像素子
と、前記第1の電気信号と前記第2の電気信号とを前記
2次元像の対応する座標の画素ごとに比較し前記第1の
電気信号のみが前記2次元像の存在を示すときの画素を
第3の電気信号とする比較器と、前記第3の電気信号の
示す2次元像の中心を計算しこの2次元像の中心と前記
第1の撮像素子および前記第2の撮像素子のいずれかの
視野中心との相対姿勢を計算する角度演算回路とを備え
ている。
【0013】また、この構成において、この相対姿勢測
定装置との距離および姿勢を互いに変化しうる前記空間
上の目標物に配置され前記光源回路からの出射光をこの
出射光の入射方向に反射するリフレクタをさらに備え、
前記光源回路の生じる出射光が、約830nmの波長の
レーザ光であり、前記第3の光端子が、500nm付近
の波長の入射光のみを生じ、前記第1および第2の撮像
素子が、2次元CC撮像素子である構成を採ることもで
きる。
定装置との距離および姿勢を互いに変化しうる前記空間
上の目標物に配置され前記光源回路からの出射光をこの
出射光の入射方向に反射するリフレクタをさらに備え、
前記光源回路の生じる出射光が、約830nmの波長の
レーザ光であり、前記第3の光端子が、500nm付近
の波長の入射光のみを生じ、前記第1および第2の撮像
素子が、2次元CC撮像素子である構成を採ることもで
きる。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0015】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。また、図2は本実施例の動作を説明するための図で
あり、(a)は出射光H1のスペクトラム、(b)は太
陽光P1のスペクトラム、(c)はバンドパスフィルタ
15aの透過特性、(d)はバンドパスフィルタ15b
の透過特性、(e)は撮像素子16aの受信する光の強
度、(f)は撮像素子16bの受信する光の強度、
(g)は撮像素子16aの結像する2次元像、(h)は
撮像素子16bの結像する2次元像である。
る。また、図2は本実施例の動作を説明するための図で
あり、(a)は出射光H1のスペクトラム、(b)は太
陽光P1のスペクトラム、(c)はバンドパスフィルタ
15aの透過特性、(d)はバンドパスフィルタ15b
の透過特性、(e)は撮像素子16aの受信する光の強
度、(f)は撮像素子16bの受信する光の強度、
(g)は撮像素子16aの結像する2次元像、(h)は
撮像素子16bの結像する2次元像である。
【0016】図1および図2を併せ参照すると、この相
対姿勢測定装置の測定部4は、図3に示した相対姿勢測
定装置と同様に、ハーフミラー12と光学系11とを介
して光源13からの波長λ0の出射光H1(図2(a)
参照)を目標物1に配置したリフレクタ2の方向に放射
し、また、リフレクタ2からの反射光H2と太陽3から
の光P1(図2(b)参照)をリフレクタ2で反射した
反射太陽光P2とを光学系11に受け、これら反射光H
1および反射太陽光P2をハーフミラー12にさらに導
く。
対姿勢測定装置の測定部4は、図3に示した相対姿勢測
定装置と同様に、ハーフミラー12と光学系11とを介
して光源13からの波長λ0の出射光H1(図2(a)
参照)を目標物1に配置したリフレクタ2の方向に放射
し、また、リフレクタ2からの反射光H2と太陽3から
の光P1(図2(b)参照)をリフレクタ2で反射した
反射太陽光P2とを光学系11に受け、これら反射光H
1および反射太陽光P2をハーフミラー12にさらに導
く。
【0017】ハーフミラー12は反射光H2および反射
太陽光P2をさらにハーフミラー14に導き、ハーフミ
ラー14はこれら反射光H2および反射太陽光P2を2
分岐する。分岐された反射光H2および反射太陽光P2
の一方は、波長λ0付近を通過域とするバンドパスフィ
ルタ15a(図2(c)参照)に導かれる。バンドパス
フィルタ15aは、反射光H2および太陽反射光P2の
うちの波長λ0付近の成分のみを反射光H3および反射
太陽光P3として通過させ(図2(e)参照)、これら
反射光H3および反射太陽光P3を撮像素子16aに結
像させる。撮像素子16aは、反射光H3からリフレク
タ像A1を結像し、反射太陽光P3から太陽像B2を結
像する(図2(g)参照)。撮像素子16aに結像する
2次元像は図4に示したとほぼ同じ2次元像であるが、
この実施例の撮像素子16aは、図4の太陽像B1を生
じる反射太陽光P2より弱い強度の反射太陽光P3を受
けて太陽像B2を結像している。
太陽光P2をさらにハーフミラー14に導き、ハーフミ
ラー14はこれら反射光H2および反射太陽光P2を2
分岐する。分岐された反射光H2および反射太陽光P2
の一方は、波長λ0付近を通過域とするバンドパスフィ
ルタ15a(図2(c)参照)に導かれる。バンドパス
フィルタ15aは、反射光H2および太陽反射光P2の
うちの波長λ0付近の成分のみを反射光H3および反射
太陽光P3として通過させ(図2(e)参照)、これら
反射光H3および反射太陽光P3を撮像素子16aに結
像させる。撮像素子16aは、反射光H3からリフレク
タ像A1を結像し、反射太陽光P3から太陽像B2を結
像する(図2(g)参照)。撮像素子16aに結像する
2次元像は図4に示したとほぼ同じ2次元像であるが、
この実施例の撮像素子16aは、図4の太陽像B1を生
じる反射太陽光P2より弱い強度の反射太陽光P3を受
けて太陽像B2を結像している。
【0018】一方、ハーフミラー14により分岐された
反射光H2および反射太陽光P2の他方は、波長λ1付
近を通過域とするバンドパスフィルタ15b(図2
(d)参照)に導かれる。バンドパスフィルタ15b
は、太陽反射光P2のうちの波長λ1付近の成分のみを
反射太陽光P4として通過させ(図2(f)参照)、こ
の反射太陽光P4を撮像素子16aとほぼ同一特性の撮
像素子16bに結像させる。撮像素子16bは太陽像B
3を結像する(図2(h)参照)。なお、バンドパスフ
ィルタ15aおよび15bは、ガラス(SiO2 )の基
板上にゲルマニウム(Ge)などの薄い層を何層かコー
ティングすることにより形成でき、上述の動作を実現さ
せる所要特性,つまり透過率を10%にする波長域1%
程度と互いに異なる波長λ0および波長λ1における減
衰量30dB程度との両者を容易に実現できる。
反射光H2および反射太陽光P2の他方は、波長λ1付
近を通過域とするバンドパスフィルタ15b(図2
(d)参照)に導かれる。バンドパスフィルタ15b
は、太陽反射光P2のうちの波長λ1付近の成分のみを
反射太陽光P4として通過させ(図2(f)参照)、こ
の反射太陽光P4を撮像素子16aとほぼ同一特性の撮
像素子16bに結像させる。撮像素子16bは太陽像B
3を結像する(図2(h)参照)。なお、バンドパスフ
ィルタ15aおよび15bは、ガラス(SiO2 )の基
板上にゲルマニウム(Ge)などの薄い層を何層かコー
ティングすることにより形成でき、上述の動作を実現さ
せる所要特性,つまり透過率を10%にする波長域1%
程度と互いに異なる波長λ0および波長λ1における減
衰量30dB程度との両者を容易に実現できる。
【0019】ここで、撮像素子16aおよび16bに結
像する太陽像B2およびB3の大きさは、太陽反射光P
2を生じる目標物1が鏡面反射体であったり、太陽光P
1が目標物1に当らずに直接光学系11に入射される場
合には、ほぼ太陽3の視度に比例する。この場合には、
撮像素子16a上のリフレクタ像A1と太陽像B2とが
重なることは殆ど考えられない。一方、目標物1が太陽
光P1を乱反射する場合には、反射太陽光P3およびP
4の2次元像は撮像素子16aおよび16bの視野いっ
ぱいに広がることがある。しかし、この場合にも、リフ
レクタ2が入射光の入射方向にのみ光を反射する性質が
あるところから、リフレクタ像A1の範囲内に太陽反射
光P3による太陽像B2およびB3を結ぶことはない。
像する太陽像B2およびB3の大きさは、太陽反射光P
2を生じる目標物1が鏡面反射体であったり、太陽光P
1が目標物1に当らずに直接光学系11に入射される場
合には、ほぼ太陽3の視度に比例する。この場合には、
撮像素子16a上のリフレクタ像A1と太陽像B2とが
重なることは殆ど考えられない。一方、目標物1が太陽
光P1を乱反射する場合には、反射太陽光P3およびP
4の2次元像は撮像素子16aおよび16bの視野いっ
ぱいに広がることがある。しかし、この場合にも、リフ
レクタ2が入射光の入射方向にのみ光を反射する性質が
あるところから、リフレクタ像A1の範囲内に太陽反射
光P3による太陽像B2およびB3を結ぶことはない。
【0020】さて、撮像素子16aは2次元のリフレク
タ像A1および太陽像B2に対応するとともに複数の画
素からなる電気信号S1を生じる。電気信号S1はアナ
ログ・デジタル変換器(A/D)17aによりデジタル
信号S3に変換される。一方、撮像素子16bは2次元
の太陽像B3に対応するとともに複数の画素からなる電
気信号S2を生じる。電気信号S2はアナログ・デジタ
ル変換器(A/D)17bによりデジタル信号S3に変
換される。デジタル信号S3とS4とは、比較器18に
より、上記撮像素子16aおよび16bの2次元像の1
フレームごとにしかも対応する座標の画素ごとに比較さ
れる。即ち、比較器18は、撮像素子16aに像の存在
を示すとともに撮像素子16bに像の存在を示さない画
素をデジタル信号S5として生じる。つまり、撮像素子
16aには図2(g)に示すとおりリフレクタ像A1と
太陽像B2があり、撮像素子16bには図2(h)に示
すとおり太陽像B2と同じ座標に太陽像B3があるの
で、デジタル信号S5としては、撮像素子16a上の太
陽像B2が消去され、リフレクタ像A1を示す画素のみ
が出力される。上述のとおり、比較器18からのデジタ
ル信号S5は、太陽反射光P2に起因する偽像(太陽像
B2)が除去され、目標とするリフレクタ像A1に対応
する画素のみを有する。なお、比較器18は、出力する
デジタル信号S5に下限のしきい値を設け、また画素の
有無のみを識別する信号とすると、上記リフレクタ像A
1の存在する座標が一層明確になる。
タ像A1および太陽像B2に対応するとともに複数の画
素からなる電気信号S1を生じる。電気信号S1はアナ
ログ・デジタル変換器(A/D)17aによりデジタル
信号S3に変換される。一方、撮像素子16bは2次元
の太陽像B3に対応するとともに複数の画素からなる電
気信号S2を生じる。電気信号S2はアナログ・デジタ
ル変換器(A/D)17bによりデジタル信号S3に変
換される。デジタル信号S3とS4とは、比較器18に
より、上記撮像素子16aおよび16bの2次元像の1
フレームごとにしかも対応する座標の画素ごとに比較さ
れる。即ち、比較器18は、撮像素子16aに像の存在
を示すとともに撮像素子16bに像の存在を示さない画
素をデジタル信号S5として生じる。つまり、撮像素子
16aには図2(g)に示すとおりリフレクタ像A1と
太陽像B2があり、撮像素子16bには図2(h)に示
すとおり太陽像B2と同じ座標に太陽像B3があるの
で、デジタル信号S5としては、撮像素子16a上の太
陽像B2が消去され、リフレクタ像A1を示す画素のみ
が出力される。上述のとおり、比較器18からのデジタ
ル信号S5は、太陽反射光P2に起因する偽像(太陽像
B2)が除去され、目標とするリフレクタ像A1に対応
する画素のみを有する。なお、比較器18は、出力する
デジタル信号S5に下限のしきい値を設け、また画素の
有無のみを識別する信号とすると、上記リフレクタ像A
1の存在する座標が一層明確になる。
【0021】デジタル信号S5は、マイクロプロセッサ
(CPU)192とメモリ191とを含む角度演算回路
19に供給され、従来技術によると同様に、デジタル信
号S5に応答してリフレクタ2を固定した目標物1と測
定部40との間の相互の方位角および仰角,即ち相対姿
勢を撮像素子16aの結像する2次元像の1フレームご
とに算出する。即ち、撮像素子16aの視野中心の座標
F(図2(g)参照)とリフレクタ像A1の中心座標F
A とのずれを求めて、リフレクタ2を固定した目標物1
と測定部40との間の相互の方位角および仰角,即ち相
対姿勢を算出する。
(CPU)192とメモリ191とを含む角度演算回路
19に供給され、従来技術によると同様に、デジタル信
号S5に応答してリフレクタ2を固定した目標物1と測
定部40との間の相互の方位角および仰角,即ち相対姿
勢を撮像素子16aの結像する2次元像の1フレームご
とに算出する。即ち、撮像素子16aの視野中心の座標
F(図2(g)参照)とリフレクタ像A1の中心座標F
A とのずれを求めて、リフレクタ2を固定した目標物1
と測定部40との間の相互の方位角および仰角,即ち相
対姿勢を算出する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の相対姿勢測
定装置は、光学回路によって、妨害光および目標物から
の反射光を含む入射光のうちの上記反射光の波長付近成
分のみを上記入射光の2次元像として第1の撮像素子に
結像させるとともに、上記妨害光の主スペクトラム付近
のみを上記入射光の2次元像として上記第1の撮像素子
とほぼ同じ特性の第2の撮像素子に結像させ、上記第1
の撮像素子の出力と上記第2の撮像素子の出力とを対応
する座標の画素ごとに比較し、上記第1の撮像素子の出
力が2次元像の存在を示すとともに上記第2の撮像素子
の出力が2次元像の存在を示さない画素を上記目標物の
2次元像とするので、上記妨害光によって生じる偽像を
除去でき、上記目標物とこの測定部との間の相対姿勢を
測定精度の低下や測定不能を回避できるいう効果があ
る。
定装置は、光学回路によって、妨害光および目標物から
の反射光を含む入射光のうちの上記反射光の波長付近成
分のみを上記入射光の2次元像として第1の撮像素子に
結像させるとともに、上記妨害光の主スペクトラム付近
のみを上記入射光の2次元像として上記第1の撮像素子
とほぼ同じ特性の第2の撮像素子に結像させ、上記第1
の撮像素子の出力と上記第2の撮像素子の出力とを対応
する座標の画素ごとに比較し、上記第1の撮像素子の出
力が2次元像の存在を示すとともに上記第2の撮像素子
の出力が2次元像の存在を示さない画素を上記目標物の
2次元像とするので、上記妨害光によって生じる偽像を
除去でき、上記目標物とこの測定部との間の相対姿勢を
測定精度の低下や測定不能を回避できるいう効果があ
る。
【0023】また、この発明は、入手しやすい同一種類
の撮像素子を用いるので、構成が簡単でしかも安価にな
るという効果も有する。
の撮像素子を用いるので、構成が簡単でしかも安価にな
るという効果も有する。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の動作を説明するための図であり、
(a)は出射光H1のスペクトラム、(b)は太陽光P
1のスペクトラム、(c)はバンドパスフィルタ15a
の透過特性、(d)はバンドパスフィルタ15bの透過
特性、(e)は撮像素子16aの受信する光の強度、
(f)は撮像素子16bの受信する光の強度、(g)は
撮像素子16aの結像する2次元像、(h)は撮像素子
16bの結像する2次元像である。
(a)は出射光H1のスペクトラム、(b)は太陽光P
1のスペクトラム、(c)はバンドパスフィルタ15a
の透過特性、(d)はバンドパスフィルタ15bの透過
特性、(e)は撮像素子16aの受信する光の強度、
(f)は撮像素子16bの受信する光の強度、(g)は
撮像素子16aの結像する2次元像、(h)は撮像素子
16bの結像する2次元像である。
【図3】従来の相対姿勢測定装置のブロック図である。
【図4】図3に示す相対姿勢測定装置に使用した撮像素
子16aの結像する2次元像である。
子16aの結像する2次元像である。
1 目標物 2 リフレクタ 3 太陽 4 測定部 11 光学系 12,14 ハーフミラー 13 光源 15a,15b バンドパスフィルタ 16a,16b 撮像素子 17a,17b アナログ・デジタル変換器(A/
D) 18 比較器 19 角度演算回路 191 メモリ 192 マイクロプロセッサ(CPU)
D) 18 比較器 19 角度演算回路 191 メモリ 192 マイクロプロセッサ(CPU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 17/06 9108−2F
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の波長の出射光を生じる光源回路
と、前記出射光を第1の光端子に受けて光入出力端子か
ら空間に放射し入射光を前記光入出力端子に受けてこの
入射光のうちの前記第1の波長付近の入射光を第2の光
端子に生じるとともに前記入射光のうちの前記第1の波
長とは互いに波長の異なる第2の波長付近の入射光を第
3の光端子に生じる光学回路と、前記第2の光端子から
前記第1の波長付近の入射光を受けてこの入射光の2次
元像に対応するとともに複数の画素からなる第1の電気
信号を生じる第1の撮像素子と、前記第3の光端子から
前記第2の波長付近の入射光を受けてこの入射光の2次
元像に対応するとともに複数の画素からなる第2の電気
信号を生じる前記第1の撮像素子とほぼ同じ特性の第2
の撮像素子と、前記第1の電気信号と前記第2の電気信
号とを前記2次元像の対応する座標の画素ごとに比較し
前記第1の電気信号が前記2次元像の存在を示すととも
に前記第2の電気信号が前記2次元像の存在を示さない
画素の集合を第3の電気信号とする比較器と、前記第3
の電気信号の示す2次元像の中心を計算しこの2次元像
の中心と前記第1の撮像素子および前記第2の撮像素子
のいずれかの視野中心との相対姿勢を計算する角度演算
回路とを備えることを特徴とする相対姿勢測定装置。 - 【請求項2】 この相対姿勢測定装置との距離および姿
勢を互いに変化しうる前記空間上の目標物に配置され前
記光源回路からの前記出射光をこの出射光の入射方向に
反射するリフレクタをさらに備えることを特徴とする請
求項1記載の相対姿勢測定装置。 - 【請求項3】 前記光源回路の生じる出射光が、約83
0nmの波長のレーザ光であり、 前記第3の光端子が、500nm付近の波長の入射光の
みを生じ、 前記第1および第2の撮像素子が、2次元CCD撮像素
子であることを特徴とする請求項2記載の相対姿勢測定
装置。 - 【請求項4】 入射された光をその入射方向に反射光と
して生じるリフレクタを有する空間上の目標物との距離
および姿勢を互いに変化しうる目標物追跡体に設けら
れ、 第1の波長のレーザ光を生じる光源回路と、前記レーザ
光を第1の光端子に受けてこのレーザ光を光入出力端子
から前記目標物の方向に放射し入射光を前記光入出力端
子に受けてこの入射光のうちの前記第1の波長付近の入
射光を第2の光端子に生じるとともに前記入射光のうち
の前記第1の波長とは互いに波長の異なる第2の波長付
近の入射光を第3の光端子に生じる光学回路と、前記第
2の光端子から前記第1の波長付近の入射光を受けてこ
の入射光の2次元像に対応するとともに複数の画素から
なる第1の電気信号を生じる第1の撮像素子と、前記第
3の光端子から前記第2の波長付近の入射光を受けてこ
の入射光の2次元像に対応するとともに複数の画素から
なる第2の電気信号を生じる前記第2の撮像素子とほぼ
同じ特性の第2の撮像素子と、前記第1の電気信号と前
記第2の電気信号とを前記2次元像の対応する座標の画
素ごとに比較し前記第1の電気信号のみが前記2次元像
の存在を示す画素を第3の電気信号とする比較器と、前
記第3の電気信号の示す2次元像の中心を計算しこの2
次元像の中心と前記第1の撮像素子および前記第2の撮
像素子のいずれかの視野中心との相対姿勢を計算する角
度演算回路とを備えることを特徴とする相対姿勢測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5105795A JPH0812056B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 相対姿勢測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5105795A JPH0812056B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 相対姿勢測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06317416A JPH06317416A (ja) | 1994-11-15 |
| JPH0812056B2 true JPH0812056B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=14417067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5105795A Expired - Lifetime JPH0812056B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 相対姿勢測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812056B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9157734B2 (en) | 2012-06-15 | 2015-10-13 | Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. | Optical automatic attitude measurement for lightweight portable optical systems |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP5105795A patent/JPH0812056B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06317416A (ja) | 1994-11-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960723 |