JPH0812142A - 輪転機の給紙部 - Google Patents

輪転機の給紙部

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JPH0812142A
JPH0812142A JP6143396A JP14339694A JPH0812142A JP H0812142 A JPH0812142 A JP H0812142A JP 6143396 A JP6143396 A JP 6143396A JP 14339694 A JP14339694 A JP 14339694A JP H0812142 A JPH0812142 A JP H0812142A
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Masayoshi Suzuki
雅義 鈴木
Yukikazu Shoji
幸和 小路
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストを低減でき、オーダチェンジを迅
速に行うことができ、紙継ぎ確実に行うことができ、
従来のような係合時及び運転時に発生していた騒音や
振動を防止できる。 【構成】 (1)主軸22の軸方向の両側の分割アーム
23a、23b及び24a、24bのそれぞれが独立し
て移動するので、軸方向一方の側の一対の分割アームに
巻取紙が装着されたまま、他方の側の一対のアームに同
じ巾あるいは異なる巾の巻取紙が装着される。(2)そ
の上、分割アーム23a、23b及び24a、24bの
間に設けたアクチュエータ26、27により分割アーム
のサドルが主軸22のレール上を同時に反対方向に移動
して、分割アーム23a、23b及び24a、24bが
開閉する。この開閉により巻取紙が装着されるので、分
割アーム23a、23b及び24a、24bの間隔の中
心を輪転機巾中心と一致するように予めセットしておけ
ば、装着した巻取紙巾中心と輪転機巾中心とが常に一致
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は輪転機の給紙部に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の輪転機の給紙部を図6〜図8によ
り説明すると、図5の1が給紙部で、この給紙部1は、
ターニング側(以下T側)のフレーム2aと、スリップ
リング側(以下S側)のフレーム2bと、これらフレー
ム2a、2b間に回転可能に支持された主軸3と、同主
軸3に回転方向には係合し軸方向には移動可能に取付け
られた一対のアーム4a、4bと、各アーム4a、4b
のそれぞれに回転可能に且つ軸方向には移動し得るよう
に取付けられた2組の巻取紙支持軸5a1 、5a 2 、5
1 、5b2 とにより構成されている。
【0003】主軸3のT側端には、ターニング装置6
と、同ターニング装置6により駆動されるウォームホイ
ール7とがあり、主軸3のS側には、スリップリング8
がある。また主軸3の軸方向には、ラック9が固定さ
れ、このラック9がアーム4a、4bのピニオン10
a、10bに噛合している。巻取紙支持軸5a1 、5a
2 には、アーム4aに固定された巻取紙加速装置17
と、同巻取紙加速装置17により駆動される歯車11
と、巻取紙より巻戻されたウェブの張力を制御するため
に支持軸5a1 、5a2 の回転を制御するブレーキ装置
12と、巻取紙支持軸5a1 、5a2 を回転可能に支持
してアーム4aに嵌合している軸受13と、同軸受13
のラックに係合するピニオンにより巻取紙支持軸5
1 、5a2 を軸方向に移動させる駆動装置14とがあ
る。
【0004】巻取紙支持軸5b1 、5b2 には、アーム
4bに移動し得るように嵌合し且つ巻取紙支持軸5
1 、5b2 を回転可能に支持する軸受15と、同軸受
15を巻取紙支持軸5b1 、5b2 の軸方向に移動させ
るエアシリンダ16とがある。図8の17が巻取紙加速
装置で、同巻取紙加速装置17は、駆動モータ18と、
同駆動モータ18の出力軸に固定された歯付きベルト用
プーリ19と、レバー20と、レバー20に回転可能に
取付けられた中間歯車21と、歯付きプーリ22と、上
記レバー20を揺動させるエアシリンダ23とにより構
成され、エアシリンダ23により中間歯車21が揺動し
て、巻取紙支持軸5a1 、5a2 の歯車11に噛合う。
【0005】図7の6がターニング装置で、同ターニン
グ装置6により主軸3を回転すると、一対のアーム4
a、4bが巻取紙の直径により変る変動位置のペースタ
位置P 1 、P2 と、固定位置の通常運転位置R等との間
に回動する。一方、エアシリンダ25により待機位置
(上昇位置)と紙継ぎ位置(下降位置)との間を揺動す
る紙継ぎ装置26が設けられており、同紙継ぎ装置26
には、先行の巻取紙よりのウェブを次の巻取紙の外周面
に押付けて貼着するゴムローラ27と貼着後前記ウェブ
を切断するカッタ28とが設けられている。
【0006】前記図6〜図8に示す輪転機の給紙部1で
巻取紙の装着及び紙継ぎを行うときには、 (1)アーム4a、4bが運転位置Rにあるときは、例
えば一方の巻取紙支持軸5a1 、5b1 は、回転し巻戻
しを行っている巻取紙を保持し、他方の巻取紙支持軸5
2 、5b2 は、巻取紙装着位置Lにきている。
【0007】一方、装着される巻取紙の最大巾と最小巾
との間を複数に区分し、(例えば最大巾より中間巾ま
で、中間巾より最小巾まで、の2区分)、区分された範
囲の巻取紙巾に応じて一対のアーム4a、4bの巻取紙
側の側端が、前記区分された数と同数の、主軸3上にあ
る間隔を置いて、輪転機の巾方向の基準となるマシンセ
ンタ(以下輪転機巾中心)より算出された位置に罫書か
れたT側及びS側の線の1つに合うようにピニオン10
a、10bを回して、一対のアーム4a、4bを移動さ
せる。 (2)このようにして、前記巻取紙巾区分に相当する罫
線位置に移動した一対のアーム4a、4bの間は、巻取
紙巾以上に開かれているので、アーム4a、4b間に巻
取紙を入れ、巻取紙T側側端の紙管を巻取紙支持軸5a
のテーパコーン(チャックコーン)に挿入する。このと
き、巻取紙のT側側端がアーム4aの巻取紙側側端より
設定(輪転機巾中心より算出)された距離l1 の位置に
くるように巻取紙支持軸5aを駆動装置14により移動
させる。この移動位置は、巻取紙支持軸5aのテーパコ
ーンの先端からアーム4aの巻取紙側側端よりの移動距
離l 2 により定められ、駆動装置14のピニオン軸の軸
端に取付けられたポテンショメータにより検出されて、
距離l2 が調整される。 (3)上記のようにして巻取紙のT側端が挿入される
と、エアシリンダ16により軸受15従って巻取紙支持
軸5bが紙管内に押込まれて、巻取紙がチャッキング
(装着)される。 (4)次いで先行の巻取紙が印刷のため消費されてその
径が規定値以下になると、巻取紙装着装置の巻取紙は、
ターニング装置6により約150°回転して、巻取紙の
径に応じたペースタ位置Pに移動するので、巻取紙の直
径は、この回動位置により検出され、巻取紙加速装置1
7により先行の巻取紙のウェブ速度と同一周速になるま
で加速され、周速が一致すると、一定の紙継ぎ位置に降
下している紙継装置26により紙継ぎされる。紙継後、
アーム4a、4bはさらに回動して、位置が変動しない
固定の運転位置Rまで移動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図6〜図8に示す
従来の輪転機の給紙部には、次の問題があった。即ち、 (1)巻取紙のT側アームの巻取紙側側端の位置をきめ
て装着すると、巻取紙の重量が約1トンと重いので、主
軸が若干撓み、巻取紙装着位置より巻取紙径に応じて約
150度回転してペースタ位置にくると、巻取紙のT側
アーム側側端のきめた位置がずれる。
【0009】そのため、巻取紙のT側アーム側側端の位
置を、T側アームの巻取紙支持軸を移動して調整せねば
ならない。また巻取紙支持軸の移動量には、制限がある
ので、移動量が不足する場合は、T側アームを移動する
必要があるが、この場合、一体アームなので、アームの
一方の巻取紙支持軸により巻取紙を保持している間は、
巻取紙装着位置にあるアームの他方の巻取紙支持軸に、
アームを移動させて、巻取紙を装着することができな
い。
【0010】このようにして巻取紙の巾方向の装着位置
をきめても、巻取紙巾中心と輪転機巾中心とは、巻取紙
巾寸法誤差等により決ずしも一致しない。一方、刷版を
装着する印刷ユニットの版胴及び折機の折り装置の各胴
は、すべて輪転機巾中心を基準として、これら各胴の巾
方向の位置がセットされる。 (2)上述のように一体アームなので、一対のT側及び
S側アームの一方の巻取紙支持軸により巻取紙を保持
し、他方の巻取紙支持軸に巻取紙を装着するには、T側
及びS側アームの巻取紙支持軸を軸方向に移動せねばな
らないし、T側アームの巻取紙支持軸をペースタ位置で
駆動する巻取紙加速装置をT側アームに設置するので、
これら回転するアーム及び巻取紙支持軸の周りの構造が
複雑になり、多くの部品が必要で、コストが嵩む。 (3)巻取紙加速装置がT側アームの支持軸に係合する
とき及び駆動時のギャメッシュのため、騒音が発生する
し、T側アームが振動する。 (4)ペースタ位置は、装着する巻取紙の径に応じて変
化するので、巻取紙よりウェブを安定して取出すため
に、別に固定した位置の運転位置を設けねばならない。
【0011】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、コストを低減でき、
オーダチェンジを迅速に行うことができ、紙継ぎ確実
に行うことができ、従来のような係合時及び運転時に
発生していた騒音や振動を防止できる輪転機の給紙部を
提供しようとする点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の輪転機の給紙部は、給紙部の主軸に回転
方向には係合し軸方向には独立して移動可能な複数組の
分割アームを有し、同各分割アームを同主軸の軸方向の
両側に配設したことを特徴としている(請求項1)。
【0013】前記輪転機の給紙部において、主軸の軸方
向に敷設したレールと各分割アームに固定して同レール
上を移動するサドルとにより構成した分割アーム移動装
置を具えている(請求項2)。前記輪転機の給紙部にお
いて、主軸に平行な巻取紙支持軸を有し、同巻取紙支持
軸を分割アームのそれぞれに軸方向移動を拘束し且つ回
転を可能に取付けてもよい(請求項3)。
【0014】前記輪転機の給紙部において、分割アーム
の主軸回転方向における紙継ぎのためのペースタ位置を
固定にしてもよい(請求項4)。前記輪転機の給紙部に
おいて、ペースタ位置と待機位置との間を移動する駆動
装置と巻取紙の外径を検出して同駆動装置を停止させる
センサと同駆動装置の停止位置により巻取紙の直径を算
出する演算装置とにより構成した紙継ぎ装置を具えてい
てもよい(請求項5)。
【0015】前記輪転機の給紙部において、紙継ぎ装置
をペースタ位置の巻取紙外径に接近させたときに作動す
るセンサと、同センサからの信号により前記紙継ぎ装置
の移動速度を減速させる制御装置とを具えていてもよい
(請求項6)。前記輪転機の給紙部において、巻取紙加
速装置の出力軸端と巻取紙支持軸端とを軸方向に結合し
て同巻取紙支持軸を駆動する巻取紙加速装置を具えてい
てもよい(請求項7)。
【0016】前記輪転機の給紙部において、巻取紙加速
装置を給紙部フレームに取り付けてもよい(請求項
8)。前記輪転機の給紙部において、巻取紙加速装置の
出力軸に芯ずれに追従する追従機構を設けてもよい(請
求項9)。前記輪転機の給紙部において、巻取紙加速装
置を主軸の軸方向に移動させるアクチュエータを具えて
いてもよい(請求項10)。
【0017】
【作用】
(1)主軸の軸方向の両側の各分割アームのそれぞれが
独立して移動するので、軸方向一方の側の一対の分割ア
ームに巻取紙が装着されたまま、他方の側の一対のアー
ムに同じ巾あるいは異なる巾の巻取紙が装着される。 (2)その上、給紙部の巻取紙装着装置の一対の分割ア
ームの間に設けたエアシリンダにより分割アームのサド
ルが主軸のレール上を同時に反対方向に移動して、分割
アームが開閉する。この開閉により巻取紙が装着される
ので、各一対の分割アームの間隔の中心を輪転機巾中心
と一致するように予めセットしておけば、装着した巻取
紙巾中心と輪転機巾中心とが常に一致する。 (3)上述のように各一対の分割アームの開閉により巻
取紙を装着するため、各分割アームの巻取紙支持軸を軸
方向に移動する必要がなくて、巻取紙支持軸の軸方向の
移動が不要で、巻取紙支持軸の構造が簡単化した。 (4)ターニング装置により主軸が回転すると、分割ア
ームが各ターニング位置に回動する。これらターニング
位置のうち、ペースタ位置を固定し、ペースタ位置にお
ける巻取紙の径に合せて紙継装置の方を移動する。また
固定にしたため、巻取紙加速装置が給紙部のフレームの
定位置に設置される。 (5)ペースタ位置が固定なので、運転位置に兼用され
る。 (6)ペースタ位置で、紙継ぎ装置が巻取紙の外径位置
に合せて移動するので、巻取紙径が変っても確実に紙継
ぎが行われる。 (7)紙継ぎ装置の減速用センサと停止センサとにより
紙継ぎ装置が紙継ぎ位置に正確に停止されて、巻取紙が
加速される。 (8)ブレーキ装置を有する巻取紙支持軸が回転して、
この巻取紙支持軸にチャックされた巻取紙が加速され
る。このチャックされた巻取紙の周速と先行の巻取紙よ
りのウェブ走行速度が一致すると、紙継ぎが行われる。 (9)巻取紙支持軸のブレーキ装置側軸端穴と巻取紙加
速装置の出力軸端のテーパ面とが係合して、動力が伝達
される。 (10)ペースタ位置が固定なので、巻取紙加速装置の
静止部材(フレーム)に取付け可能である。 (11)巻取紙加速装置の出力軸端が面内移動可能に支
持されているので、ペースタ位置で支持軸の軸端穴と巻
取紙加速装置の出力軸とが若干ずれていてもスムーズに
挿入可能である。 (12)アクチュエータ(例えばエアシリンダ)により
巻取紙加速装置が主軸の軸方向に移動するので、主軸の
軸方向に、巻取紙巾に応じて移動している分割アームの
支持軸に巻取紙加速装置の連結が可能である。
【0018】
【実施例】次に本発明の輪転機の給紙部を図1〜図5に
示す一実施例により説明すると、図1及び図2は、輪転
機の給紙部の側面図及び正面図、図3及び図4は、紙継
ぎ装置の正面図及び側面図、図5は、巻取紙加速装置の
側面図を示している。なお図1乃至図5の記号は、図6
乃至図8の記号とは関係なく記入してあるので、同一記
号が必ずしも同一部材ではない。
【0019】図1及び図2の21が給紙部で、同給紙部
21には、T側及びS側フレーム2a及び2bに回転可
能支持された主軸22と、主軸22に回転方向には係合
し軸方向には移動可能に且つ相互に独立して移動し得る
ように取付けられた2組の分割アーム23a、24a及
び23b、24bと、各分割アーム23a、24a及び
23b、24bのそれぞれに回転可能に且つ軸方向の移
動は拘束されて取付けられた1本の巻取紙支持軸25a
及び25bがある。
【0020】軸22に取付けられている各一対の分割型
アーム23a、23bの間及び24a、24bの間に
は、2本のエアシリンダ26及び27が主軸22の軸方
向に作動可能に設置され、また主軸22の軸方向に沿っ
て敷設されたレール28a、28b及び29a、29b
上に跨座して走行するサドル(またはスライドユニッ
ト)30a、30b及び31a、31bが分割アーム2
3a、23b及び24a、24bのベースプレート32
a、32b及び33a、33bのそれぞれに取付けられ
ている。
【0021】図2に示すように主軸22がターニング装
置6により回転すると、分割アーム23aと24a、2
3bと24bは、ターニング円軌道のペースタ位置Pと
運転位置Rとを一緒にした位置P及びR及び巻取紙装着
装置Lに回動して停止する。位置P及びRでは分割アー
ム23aと24a、23bと24bは回動せず、固定位
置となるので、位置P及びRの巻取紙の径に応じて紙継
ぎ装置61が紙継ぎ駆動装置71により移動して、紙継
ぎが行われる。
【0022】紙継ぎ装置61には、図3のエアシリンダ
64及び65により作動するペースタローラ62及びカ
ッタ63と、巻取紙の外径を検出してこの巻取紙に近接
しつつある紙継ぎ装置61の移動速度を減速させるとと
もに巻取紙の外径を検出して巻取紙を加速する減速用セ
ンサ66と、巻取紙外径位置を検出してこの位置に紙継
ぎ装置61を停止させる停止センサ67と、停止位置よ
り巻取紙の直径を算出する演算装置(図示せず)と、紙
継ぎ駆動装置71(図4参照)の案内レール72に沿っ
て転動する4個のコロ68と、駆動装置71の歯付ベル
ト73に係合する歯付ベルト片69とが設けられてい
る。また紙継ぎ駆動装置71には、図4の案内レール7
2と、歯付ベルト73との他に、駆動モータ74と、歯
付ベルト用プーリ群75とが設置されている。
【0023】図5に示す巻取紙加速装置81には、減速
用センサ66の指令により、ペースタ位置Pにある分割
アーム23a及び24aの巻取紙支持軸25aのブレー
キ装置12側の軸端80に設けられたテーパ穴80aに
係合するテーパ部82aを有する出力軸82aと、出力
軸82が自在接手83を介して連結される入力軸84
と、出力軸82を回転可能に取付けた軸受85をばね8
6により3点支持して入力軸84を回転可能に支持し且
つ上下一対のレール87を敷設した移動筒88と、移動
筒88に固定された移動用ブラケット89及びブラケッ
ト90と、ブラケット90に設置されたモータ91と歯
付ベルト用プーリ群92と歯付ベルト93とよりなる駆
動装置94と、フレーム2aに固定されたエアシリンダ
95と、上、下一対のブラケット96と、これらブラケ
ット96に固定されたスライドケース97とがある。
【0024】次に前記図1〜図5に示す輪転機の給紙部
の作用を具体的に説明する。同給紙部21により巻取紙
の装着及び紙継ぎを行うときには (1)エアシリンダ26または27により、巻取紙装着
装置53、54(図1参照)と連動しつつ一対の分割ア
ーム23a、23bまたは24a、24bを同時に反対
方向に同じ距離だけ移動させ(以下同調移動)、巻取紙
の巾に応じて巻取紙が十分入り得る間隔を形成する。な
お移動前の一対の分割アーム23a、bまたは24a、
bの間隔の中心は、輪転機巾中心と一致するように予め
セットされている。 (2)次いで巻取紙をこの開いた間隔の間に置き、エア
シリンダ26または27により一対の分割アーム23
a、bまたは24a、bを閉じる方向に同調移動させ、
巻取紙の紙管の両側端内に巻取紙支持軸25a、25b
のテーパコーンを押込んで、チャックする。そのため、
装着された巻取紙巾中心と、輪転機巾中心とが一致す
る。 (3)ターニング装置6により主軸22を回転させ、分
割アーム23a、24aまたは23b、24bを前記
(1)(2)項の巻取紙装着(チャック)を行った巻取
紙装着位置Lからペースタ位置Pと運転位置Rとを一緒
にした位置P及びRに回動する。 (4)位置P及びRは、固定しているので、この位置に
ある分割アーム23a、24aまたは23b、24bに
装着された巻取紙の径に応じた位置まで紙継ぎ装置61
が紙継ぎ駆動装置71により移動し、接近すると、減速
用センサ66により巻取紙の外径が検出され、巻取紙加
速装置81に巻取紙を加速する旨の指令を発するすると
ともに、紙継ぎ装置61を減速し、停止センサ67によ
り巻取紙の外径位置を検出して、この位置に紙継ぎ装置
61を停止させる。 (5)減速用センサ66の指令により巻取紙加速装置8
1は、エアシリンダ95により主軸22の軸方向に待期
位置から移動して、位置P及びRにある分割アーム23
a、24aの巻取紙支持軸25aのブレーキ装置側軸端
部の穴80aに出力軸のテーパ部82aを係合させる。
互いが係合すると、モータ91により支持軸25aが回
転し、装着巻取紙の周速が先行の巻取紙よりのウェブの
走行速度と同一になると、これら装着巻取紙と先行のウ
ェブが紙継ぎ装置のペースタローラ62とより貼合され
たのち、カッタ63によりウェブが切断され、切断され
ると、紙継ぎが完了する。
【0025】
【発明の効果】本発明の輪転機の給紙部は前記のように
給紙部の主軸には係合し軸方向には独立して移動可能な
複数組の分割アームを有し、同各分割アームを同主軸の
軸方向の両側に配設しており、同各分割アームをエアシ
リンダにより同時に反対方向に開閉するようにしたの
で、巻取紙巾中心を輪転機巾中心に一致させて巻取紙を
装着することができ、分割アームのターニングにより巻
取紙巾中心を移動させることがなく、また分割アームの
巻取紙支持軸の軸方向の移動を不要にでき、巻取紙支持
軸の構造を簡単化できて、コストを低減できる。
【0026】また上述のようにアームを分割アームとし
たので、一方の分割アームにより巻取紙を保持しつつ他
方の分割アームで同じ巾あるいは異なる巾の巻取紙を装
着できて、オーダチェンジを迅速に行うことができる。
また分割アームのターニング位置のうち、ペースタ位置
と運転位置を一緒にして、固定位置にしたので、この位
置における紙継ぎを巻取紙の径に応じて紙継ぎ装置を移
動させることにより行う。そして紙継ぎ装置に設けた減
速用センサと停止センサとにより、紙継ぎ装置を巻取紙
外径位置に正確に停止させ且つ巻取紙を加速するので、
紙継ぎを確実に行うことができる。
【0027】またペースタ位置が固定位置なので、巻取
紙加速装置を静止部材であるフレームの一定位置に取付
けることができる。このため、この巻取紙加速装置をペ
ースタ位置にきたアームの巻取紙支持軸にエアシリンダ
により移動させて連結させることができ、フローテング
により支持された巻取紙加速装置の出力軸先端のテーパ
部と巻取紙支持軸端のテーパ穴部とをスムースに係合さ
せ、動力を確実に伝達させることが可能で、従来のよう
な係合時及び運転時に発生していた騒音や振動を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の輪転機の給紙部の一実施例を示
す側面図である。
【図2】図2は同給紙部の正面図である。
【図3】図3は同給紙部の紙継ぎ装置の正面図である。
【図4】図4は同給紙部の紙継ぎ装置の側面図である。
【図5】図5は同給紙部の巻取紙加速装置の係合状態を
示す側面図である。
【図6】図6は従来の輪転機の給紙部を示す側面図であ
る。
【図7】図7は同給紙部の正面図である。
【図8】図8は同給紙部の巻取紙加速装置を示す正面図
である。
【符号の説明】
L 巻取紙装着位置 P ペースタ位置 R 運転位置 2a、2b フレーム 6 ターニング位置 12 ブレーキ装置 21 給紙部 22 主軸 23a、23b 分割アーム 24a、24b 〃 25a、25b 巻取紙支持軸 26、27 エアシリンダ 28、29 レール 30、31 サドル 32a、32 べースプレート(アーム
の) 33b、33a 〃 61 紙継ぎ装置 62 ペースタローラ 63 カッタ 66 減速用センサ 67 停止センサ 68 コロ 69 歯付きベルト片 71 紙継ぎ駆動装置 72 案内レール 73 歯付ベルト 74 モータ 75 歯付ベルト片 80 軸端(支持軸25a、b
の) 80a テーパ穴 82 出力軸 82a テーパ部 84 入力軸 85 軸受 86 ばね 87 レール 88 移動筒 89、90 ブラケット 94 駆動装置 95 エアシリンダ 96 ブラケット 97 スライドケース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部の主軸に回転方向には係合し軸方
    向には独立して移動可能な複数組の分割アームを有し、
    同各分割アームを同主軸の軸方向の両側に配設したこと
    を特徴とする輪転機の給紙部。
  2. 【請求項2】 前記主軸の軸方向に敷設したレールと前
    記各分割アームに固定して同レール上を移動するサドル
    とにより構成した分割アーム移動装置を具えている請求
    項1記載の輪転機の給紙部。
  3. 【請求項3】 前記主軸に平行な巻取紙支持軸を有し、
    同巻取紙支持軸を前記分割アームのそれぞれに軸方向移
    動を拘束し且つ回転を可能に取付けた請求項1記載の輪
    転機の給紙部。
  4. 【請求項4】 前記分割アームの主軸回転方向における
    紙継ぎのためのペースタ位置を固定にした請求項1記載
    の輪転機の給紙部。
  5. 【請求項5】 前記ペースタ位置と待機位置との間を移
    動する駆動装置と巻取紙の外径を検出して同駆動装置を
    停止させるセンサと同駆動装置の停止位置により巻取紙
    の直径を算出する演算装置とにより構成した紙継ぎ装置
    を具えている請求項1記載の輪転機の給紙部。
  6. 【請求項6】 前記紙継ぎ装置を前記ペースタ位置の巻
    取紙外径に接近させたときに作動するセンサと、同セン
    サからの信号により前記紙継ぎ装置の移動速度を減速さ
    せる制御装置とを具えている請求項5記載の輪転機の給
    紙部。
  7. 【請求項7】 巻取紙支持軸端と巻取紙加速装置の出力
    軸端とを軸方向に結合して同巻取紙支持軸を駆動する巻
    取紙加速装置を具えている請求項3記載の輪転機の給紙
    部。
  8. 【請求項8】 前記巻取紙加速装置を給紙部フレームに
    取り付けた請求項7記載の輪転機の給紙部。
  9. 【請求項9】 前記巻取紙加速装置の出力軸に芯ずれに
    追従する追従機構を設けた請求項7記載の輪転機の給紙
    部。
  10. 【請求項10】前記巻取紙加速装置を主軸の軸方向に移
    動させるアクチュエータを具えている請求項7記載の輪
    転機の給紙部。
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