JPH08121461A - ボールジョイント用カバーシール装置 - Google Patents

ボールジョイント用カバーシール装置

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JPH08121461A
JPH08121461A JP26056994A JP26056994A JPH08121461A JP H08121461 A JPH08121461 A JP H08121461A JP 26056994 A JP26056994 A JP 26056994A JP 26056994 A JP26056994 A JP 26056994A JP H08121461 A JPH08121461 A JP H08121461A
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JP
Japan
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ball
cover
oil
seal
ball joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP26056994A
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English (en)
Inventor
Tokuyuki Okazaki
岡▲崎▼徳幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールジョイント用カバーのシール面の潤滑
効果を向上させることである。 【構成】 ソケット11の球状内周面と摺動自在に嵌合
するボール部6を有するボールスタッド13に、ボール
部6からカバー1のシール面3と嵌合する軸部7の外周
面15に至る油道12と給油孔14とを形成し、ボール
スタッド13とカバー1との摺動面に潤滑油を供給可能
に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールジョイント用カ
バーシール装置に関し、特に、ボールジョイントのカバ
ーの摺動面のシール装置に関する。
【0002】
【従来技術】本発明に関するボールジョイント用カバー
の従来例としては、例えば、実開平5−83441号公
報が存在する。この公報の従来例として示されるボール
ジョイント用カバーは、その作動状態が図5に示される
構成を有する。図5は、ボールジョイントの断面図であ
る。このボールジョイント用カバーは、一端に球部32
を有するボールスタッド30と、この球部32に嵌合し
たベアリング35を保持するソケット33とが連結して
いる。
【0003】この連結部にダスト等が侵入するのを防止
すると共に、球部32の潤滑を行うためのグリースを保
管する役目をするダストカバー37が、一端をソケット
33に嵌着すると共に、他端をボールスタッド30の軸
部31に摺動自在に嵌合している。
【0004】又、軸部31の一端には、ナックルアーム
36が取付けられており、このナックルアーム36の側
面とダストカバー37のダストリップ39とが密接して
いる。尚、34はベアリング35を支持すると共に、球
部32とベアリング35との締付を調整するためのスペ
ーサ34である。
【0005】又、ダストカバー37には、シール部38
を有すると共に、このシール部38の近傍には補強環4
0が埋設されている。更に、シール部38の内周には嵌
合面43を有する。尚、符号41および42は、シール
部38が摺動時の摩擦等により軸部31又はナックルア
ーム36との間に間隙を惹起した状態である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
たボールジョイントのダストカバー37はボールジョイ
ント5のベアリング35とボールスタッド30の球部3
2とが回転および揺動可能に連結されているので、ボー
ルスタッド30が揺動するとダストカバー37のボール
スタッド30との嵌合面43は摩擦により一時的に間隙
を惹起することがある。又、嵌合面43は潤滑作用が不
十分となるため摩耗することが認められる。特に、嵌合
面43の一部周面が極端に摩耗することがある。これら
は、ゴム状弾性材製のダストカバー37の嵌合面43が
ボールスタッド30の軸部31との間で摩擦が増大する
ためであることが認められる。
【0007】本発明は、上述のような従来技術の問題点
に鑑み成されたものであって、その目的は、カバーのボ
ールスタッドとのシール面およびダストリップのシール
能力を向上させると共に、摩耗を防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、その技術的手段は、以下のように構成
されている。すなわち、球状内周面を有するソケット、
ソケットの球状内周面と摺動自在に嵌合するボール部を
一端に有すると共に軸部を有するボールスタッドおよび
ソケットに密封に嵌着する取付部を一端に有すると共に
他端にボールスタッドの軸部と摺動自在に嵌合するシー
ル面を有するゴム状弾性材製のカバーを具備し、ボール
スタッドのボール部又はカバーに覆われた軸部の外周面
からカバーのシール面と嵌合する軸部の外周面に連通す
る油道と給油孔とを有するものである。
【0009】
【作用】上述の技術的手段により、ソケットのボールシ
ートに摺動自在に嵌合したボールスタッドのボール部
は、摺動しながら揺動と回動とを行う。このとき、カバ
ーも同様に対応変形する。そうすると、カバー内の容積
は、それに対応して、変化するから、カバー内の潤滑油
の圧力は加減されることになる。その結果、ボール部と
ボールシートに内在する余分の潤滑油はポンプ作用によ
り油道と給油孔を通って、カバーのシール面に供給され
る。特に、ボールシートとボール部との間隙を通して供
給されるので、一度に多量供給されることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明に係わる一実施例のボールジョ
イント用カバーシール装置の断面図である。図1におい
て、ボールスタッド13の一端にはボール部6を有し、
他端にはねじが設けられている。そして、その間には、
軸部7を有する。このボールスタッド13にはボール部
6から軸部7に達する油道12が設けられている。ま
た、油道12から軸部7の外周面15に達する小径の給
油孔14が設けられている。
【0011】ボールスタッド13のボール部6に摺動自
在に嵌合するソケットのボールシート9の嵌合面は球状
内周面26に形成されており、外周がソケット11に固
着されて一体を成している。また、ボールシート9はソ
ケット11に有する支持板21により支持されている。
この支持板21には給油栓10が設けられており、ボー
ル部6の摺動面と油道12側に給油できるようになされ
ている。又、支持板21は、ボールシート9を弾性的に
支持している。ボールシート9は耐摩耗性合成樹脂材製
であるが、含油焼結金属で作ることもできる。ボールシ
ート9を一体に保持するソケット11は、外周に溝部2
4を有し、この溝部24にカバー1の取付部2を取付け
られるようになっている。
【0012】ボールスタッド13の一方の端部には、ね
じが設けられており、ねじを通過して嵌着したナックル
8は、ナットにより固着されている。
【0013】カバー1はゴム状弾性材製であり、ゴム又
は弾性プラスチックで構成されている。カバー1は一端
に取付部2を有すると共に、他端に嵌合部16を有す
る。この取付部2は、ソケット11の溝部24に嵌着
し、バンド25により締付けられて固着されている。
又、嵌合部16は、ボールスタッド13の軸部7の外周
面15に摺動自在に嵌合している。嵌合部16は、内周
がシール面3に形成されており、シール面3には二つの
シールリップ4を有する。又、上面にはダストリップ1
8を有すると共に、ダストリップ18はナックル8の側
面に密接している。更に、嵌合部16には、補強環20
が埋設されている。ボールスタッド13に有する給油孔
14は、カバー1のシール面に開口している。
【0014】図2には、その嵌合部16と軸部7との拡
大断面図である。給油孔14の開口部は嵌合部16のシ
ール面3に対向し、開口部の角部が円弧状又は45°に
加工されて面取17に形成されている。そして、シール
面3に潤滑が十分に作用するように構成されている。
【0015】カバー1内部には、グリース等の潤滑油が
内在しているが、これはニップル10から供給されて、
ボール部6とボールシート9との摺動面に供給される。
【0016】図3は、本発明の他の実施例に係るボール
ジョイント用カバーシール装置の断面図である。
【0017】図3は、図1とボールジョイント5全体の
構成は同一符号で示す通り略同じであるが、油道12が
ボールスタッド13を貫通している点が相違する。この
ボールスタッド13の軸心を貫通するように油道12を
設けることによって、油道12全容積に潤滑油を保存す
ることができると共に、シール面3に付着している油が
劣化した場合には、容易に排除できるようにするためで
ある。
【0018】又、シール面3に、シールリップ4を3個
設けた点でも図1と相違する。このシールリップ4を多
数にすれば、潤滑油とあいまって軸部7の摺動抵抗を小
さくできるためである。
【0019】図4は、本発明の更に他の実施例を示すボ
ールジョイント用カバーシール装置の断面図である。こ
の実施例も、全体構成は同一符号で示す通り、図1と略
同じである。
【0020】図4において、図1のボールジョイントと
相違する点は、カバー1のシール面3が、軸方向に平面
状に形成されている点である。これは、潤滑油が、ダス
トリップ18に容易に流入できるようにして、ダストリ
ップのシール能力を向上させることを目的とし、潤滑油
と相まってダスト等の多い環境でも能力発揮するように
するためである。
【0021】又、ボールスタッド13のボール部6の上
部に径方向へ複数本の油道12を形成して軸心を通る油
道12に連通させた点でも図1のボールジョイント5と
相違する。これは、シール面3への給油および劣化した
潤滑油の排除を容易にするためである。
【0022】以上のように構成された本発明のボールジ
ョイントのカバーシール装置は、ソケットのボールシー
ト9とボールスタッドのボール部6とが摺動しながら揺
動するので、カバー1のシール面3もボールスタッド1
3の軸部7と摺動する。同時に、シール面3に設けられ
たシールリップ4も同様に摺動する。又、ダストリップ
18も摺動する。このとき、カバー1は、それに対応し
て変形すると共に、油道12および給油孔14を通して
潤滑油をシール面3へ供給したり、排除したりする作用
を行う。このため、カバー1のシール面3は、潤滑作用
を発揮し、軸部7と摩擦を大にして摩耗したり、シール
面3を変形させたりすることを効果的に防止することが
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明のボールジョイント用カバーシー
ル装置は、ボールスタッドにボールシートの内周面から
カバーのシール面に達する一連の油道および給油孔を形
成してあるので、カバーのシール面の摺動時の潤滑作用
を発揮することができる。特に、ボール部の作動および
それに伴うカバー内の容積変化に対応して潤滑油をカバ
ーのシール面に供給できると共に、潤滑作用で品質が低
下した潤滑油は外部へ排除することも期待できる効果を
奏する。そして、カバーのシール面およびダストカバー
の摺動による摩耗を防止すると共にシール効果を向上さ
せることが期待できる。又、カバーのシール面と軸部外
周面との間にダスト等が付着するときには、作動時のカ
バーの変形に伴うポンプ作用で、給油孔から潤滑油を供
給してダストを外方へ排出することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るボールジョイント
用カバーシール装置の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るボールジョイント
用カバーシール装置の要部断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るボールジョイント
用カバーシール装置の断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係るボールジョイント
用カバーシール装置の断面図である。
【図5】従来例に係るカバー付ボールジョイントの断面
図である。
【符号の説明】
1……カバー 2……取付部 3……シール面 4……シールリップ 5……ボールジョイント 6……ボール部 7……軸部 8……ナックル 9……ボールシート 10……ニップル(給油栓) 11……ソケット 12……油道 13……ボールスタッド 14……給油孔 15……外周面 16……嵌合部 17……面取 18……ダストリップ 19……油溝 20……補強環 21……支持板 22……給油口 23……めくら蓋 24……溝部 25……バンド 26……球状内周面 30……ボールスタッド 31……軸部 32……球部 33……ソケット 34……スペーサ 35……ベアリング 36……ナックルアーム 37……ダストカバー 38……シール部 39……ダストリップ 40……補強環 41……間隙 42……間隙 43……嵌合面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状内周面(26)を有するソケット
    (11)、前記ソケット(11)の球状内周面(26)
    と摺動自在に嵌合するボール部(6)を一端に有すると
    共に軸部(7)を有するボールスタッド(13)および
    前記ソケット(11)に密封に嵌着する取付部(2)を
    一端に有すると共に他端に前記ボールスタッド(13)
    の前記軸部(7)と摺動自在に嵌合するシール面(3)
    を有するゴム状弾性材製のカバー(1)を具備し、前記
    ボールスタッド(13)の前記ボール部(6)又は前記
    カバー(1)に覆われた前記軸部(7)の外周面(1
    5)から前記カバー(1)のシール面(3)と嵌合する
    前記軸部(7)の外周面(15)に連通する油道(1
    2)と給油孔(14)とを有することを特徴とするボー
    ルジョイント用カバーシール装置。
JP26056994A 1994-10-25 1994-10-25 ボールジョイント用カバーシール装置 Pending JPH08121461A (ja)

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