JPH08121855A - アンダーフロア空調用吹出し口 - Google Patents

アンダーフロア空調用吹出し口

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JPH08121855A
JPH08121855A JP25339694A JP25339694A JPH08121855A JP H08121855 A JPH08121855 A JP H08121855A JP 25339694 A JP25339694 A JP 25339694A JP 25339694 A JP25339694 A JP 25339694A JP H08121855 A JPH08121855 A JP H08121855A
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lower cylinder
center
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air
ventilation holes
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Noriko Sekihara
典子 関原
Takuya Arai
卓也 荒井
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 細長い空間に設置しても吹出し気流がパーテ
ィションや壁を伝わらず、ドラフトを生じなくさせるア
ンダーフロア空調用吹出し口を提供することを目的とす
る。 【構成】 下筒102の底面1中心に対し対称位置に略
扇形の通気孔101を2か所設け、グリル103直前で
の風速に分布を生じさせ、旋回羽根104により旋回気
流を形成するグリル103を介して居室へ吹出すので、
吹出し気流の拡散特性を偏平にすることができ、吹出し
気流がパーティションや壁に当たらない向きに設置しド
ラフトを生じない快適な空調環境を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床構造の二重床内
に空調空気を供給し、供給された空調空気を居室に吹き
出して空調を行うアンダーフロア空調用吹出し口に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおける空調はOA機器
などの発達により負荷が偏在化し、局所的な負荷に対応
した空調としてアンダーフロア空調が普及してきてい
る。
【0003】従来、この種のアンダーフロア空調用吹出
し口は、図19、図20に示す構成が一般的であった。
以下、その構成について図19、20を参照しながら説
明する。
【0004】図に示すように、側面に空気取り入れ用の
通気孔101を設けた下筒102と通気孔101を通過
する空調空気を居室に吹出す下筒102の上部に接する
グリル103を備え、グリル103には旋回流を形成す
る旋回羽根104が設けられている。
【0005】上記構成において、空調空気は下筒102
の通気孔101に導入され、グリル103を通過する際
に、旋回羽根104により旋回気流となり居室内に吹出
すことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のアン
ダーフロア空調用吹出し口105では、吹出し空気が円
周方向に均等に旋回流を形成しながら拡散するので、廊
下などの細長い空間ではパーティションや壁に吹出し気
流が衝突し、前記パーティションや壁に沿って空気が流
れ、ドラフトの原因となるという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、細長
い空間に設置しても吹出し気流がパーティションや壁を
伝わってドラフトを生じなくすることを第1の目的とす
る。
【0008】第2の目的は、居室内の同一点での風速を
変動させ、居室内の空気の拡散を促進し空気温度の分布
を減少させることにある。
【0009】第3の目的は、居室内の吹出し領域を選択
して空調空気を吹出すことにある。第4の目的は、居室
内の吹出し方向と風量を任意に調節して空調空気を吹出
すことにある。
【0010】第5の目的は、吹出し気流の拡散特性を切
り替えることにある。第6の目的は、居室内の同一点で
の風速を変動させ、快適性を向上することにある。
【0011】第7の目的は、空調機の風量調整が容易な
吹出し気流の拡散特性の切り替えを行うことにある。
【0012】第8の目的は、空調機の風量調整が容易な
吹出し気流の拡散特性の切り替えを行い変動風を吹出す
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、底面中心に対し対称位置に
通気孔を複数個設けた下筒と、前記下筒の上部下流側に
位置し前記通気孔を通過する空調空気を居室に吹出すグ
リルと、前記グリル内に旋回流を形成する旋回羽根を備
えた構成としたものである。
【0014】本発明の第2の目的を達成するための第2
の手段は、グリルの下筒側の中心部に設けられた下筒駆
動用モータと、前記下筒駆動用モータと前記下筒中心を
接続する回転軸を設けた構成としたものである。
【0015】本発明の第3の目的を達成するための第3
の手段は、回転可能な下筒と前記下筒の底面の通気孔を
塞ぐ寸法を有する1対の遮蔽翼を前記底面の中心に対し
対称位置に有する遮蔽板を前記下筒の内側底部に接し前
記下筒とは独立に回転不可能に設けた構成としたもので
ある。
【0016】本発明の第4の目的を達成するための第4
の手段は、遮蔽板を下筒とは独立に回転可能に設けた構
成としたものである。
【0017】本発明の第5の目的を達成するための第5
の手段は、下筒の底面の中心に対して対称位置に均等に
複数個の通気孔を設けた前記下筒と、前記底面の複数個
の前記通気孔のうち1/4個を塞ぐ寸法を有する拡散切
り替え翼を前記底面の中心に対し対称に1対組み合わせ
た拡散切り替え板を前記下筒の内側底部に接して前記下
筒とは独立に回転可能に設けた構成としたものである。
【0018】本発明の第6の目的を達成するための第6
の手段は、拡散切り替え板駆動用モータと拡散切り替え
板の中心を接続した回転軸を設けた構成としたものであ
る。
【0019】本発明の第7の目的を達成するための第7
の手段は、下筒の底面に中心に対し対称位置に中心角度
(2α+β)度の略扇型の通気孔を2か所設けた前記下
筒と、前記通気孔内を移動可能な中心角度β度の前記拡
散切り替え翼1対を前記底面中心に対し対称位置に設け
た前記拡散切り替え板を前記下筒とは独立に回転可能に
前記下筒の内側底部に接して設け、α+β=90度か
つ、α≦βである構成としたものである。
【0020】本発明の第8の目的を達成するための第8
の手段は、グリルの下筒側の中心部に回転方向切り替え
可能な拡散切り替え板駆動用モータと、前記拡散切り替
え板駆動用モータと前記拡散切り替え板の中心を接続し
た回転軸を設けた構成としたものである。
【0021】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、ア
ンダーフロア空調用吹出し口の下筒の底面に設けた通気
孔から空調空気が導入され、グリルを通過する風速に分
布が生じることにより、吹出し旋回気流の拡散特性を偏
平にすることができるものである。
【0022】また、第2の手段の構成により、下筒の2
つの通気孔の位置が回転移動し、偏平な拡散特性を持つ
吹出し旋回気流を回転させることができるものである。
【0023】また、第3の手段の構成により、下筒の通
気孔を塞ぐ遮蔽板を設け、遮蔽板と下筒の2つの通気孔
が重なって塞がれると、空調空気は床下空調用吹出し口
に導入されず居室内に吹き出さないことができるもので
ある。
【0024】また、第4の手段の構成により、下筒と遮
蔽板を独立に回転し、下筒の位置により吹出し空気の偏
平な拡散の向きを変更し、遮蔽板の位置により吹出し風
量を変更することができるものである。
【0025】また、第5の手段の構成により、拡散切り
替え板を下筒の底面に設けた4つの通気孔のどれにも重
ならない位置にすると吹出し旋回気流は周囲に均等に拡
散し、拡散切り替え板を下筒の底面の中心に対し対称の
位置にある2つの通気孔と重なるようにすると吹出し旋
回気流は周囲に偏平に拡散することができるものであ
る。
【0026】また、第6の手段の構成により、拡散切り
替え板をモータにより回転させて下筒の底面の開口部を
4つの通気孔と2つの通気孔を連続的に切り替え、吹出
し旋回気流の周囲への拡散を均等拡散と偏平拡散に連続
的に切り替えることができるものである。
【0027】また、第7の手段の構成により、拡散特性
を切り替えても下筒底面に設けた通気孔の開口面積が一
定であり、拡散特性の切り替えによる圧力損失の変化を
極めて小さくすることができるものである。
【0028】また、第8の手段の構成により、拡散切り
替え板をモータにより回転させて下筒の底面の開口面積
を一定にして圧力損失の変化を小さく保ちながら、拡散
特性を均等拡散と偏平拡散とに切り替えて、居室内の同
一地点における風速を変化させることができるものであ
る。
【0029】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1〜
図4を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分
に対しては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0030】図に示すように、底面1の中心に対し対称
位置に略扇形の通気孔101を2か所設けた下筒102
と2つの通気孔101を通過する空調空気を居室に吹出
す下筒102の上部下流側に接するグリル103を備
え、グリル103には旋回流を形成する旋回羽根104
が設けられている。
【0031】上記構成により、アンダーフロア空調用吹
出し口105の下筒102の底面1に設けた通気孔10
1から空調空気が導入される。グリル103の直前での
風速は通気孔101の直上部分で速くなっており、グリ
ル103を通過する風速に分布が生じる。下筒102の
底面1に設けた通気孔101がグリル103の中心に対
し対称となっているため、グリル103直前の吹出し風
速の分布はグリル103の中心に対し対称になる。空調
空気は風速に分布があるまま、旋回羽根104により偏
向されて旋回気流となり、居室に吹出される。実験結果
図4の通り、吹出し風速の大きい部分は吹出し気流の到
達距離が長く、吹出し風速の小さい部分では吹出し気流
の到達距離が短いため、アンダーフロア空調用吹出し口
105の吹出し旋回気流の周囲への拡散は均等になら
ず、偏平に拡散することができる。
【0032】このように本発明の第1実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、偏平な拡散特性を持つ
旋回気流を吹出すので、吹出し気流がパーティションや
壁に当たらないので、パーティションや壁を伝わってド
ラフトが生じない快適な空調環境を提供することができ
る。
【0033】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0034】なお、本実施例では下筒の底面に2つの通
気孔を設けたが、通気孔に補強等のためのリブ等を設け
て通気孔が3つ以上の開口となってもよいことは言うま
でもない。
【0035】つぎに本発明の第2実施例について、図5
を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同一であ
る部分は同一番号を付し、説明を省略する。
【0036】図に示すように、グリル103の下筒10
2側の中心部に下筒駆動用モータ2を設け、下筒駆動用
モータ2と下筒102の底面1中心を接続した回転軸3
を設けている。
【0037】上記構成により、下筒駆動用モータ2によ
り回転軸3が回転し、回転軸3に接続された下筒102
が回転する。したがって、下筒102の底面1に設けら
れた2つの通気孔101の位置が回転移動し、グリル1
03直前の吹出し風速の分布も回転移動するので居室へ
の吹出し風速も回転移動し、吹出し旋回気流は偏平な拡
散特性を回転移動することができる。
【0038】このように本発明の第2実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、居室内の同一地点にお
ける風速が変動して居室内の拡散が促進され、室内温度
の片寄りを減少することができる。
【0039】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0040】なお、本実施例では下筒の底面に2つの通
気孔を設けたが、通気孔に補強等のためのリブ等を設け
て通気孔が3つ以上の開口となってもよいことは言うま
でもない。
【0041】なお、本実施例ではモータにより駆動した
が、手動で下筒を回転させてもよいことは言うまでもな
い。
【0042】なお、本実施例ではモータのみを設置した
が、タイマーと組み合わせて時間により運転を変えても
よいことは言うまでもない。
【0043】なお、本実施例ではモータのみを設置した
が、リモコンと組み合わせて遠隔操作を行ってもよいこ
とは言うまでもない。
【0044】なお、本実施例ではモータのみを設置した
が、通信制御システムと組み合わせてシステム制御して
もよいことは言うまでもない。
【0045】つぎに本発明の第3実施例について、図6
〜図8を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同
一である部分は同一番号を付し、説明を省略する。
【0046】図に示すように、下筒102は回転可能で
あり、下筒102が回転すると底面1の通気孔101の
位置が回転移動する。下筒102の底面1の通気孔10
1を塞ぐ寸法を有する略扇形の遮蔽翼4を1対底面1の
中心に対し対称に組み合わせた遮蔽板5を下筒102の
内側底部6に設け、遮蔽板5は回転不可能に固定してあ
る。
【0047】上記構成により、遮蔽板5は下筒102の
通気孔101を閉鎖することができる寸法を有するの
で、遮蔽板5と下筒102の2つの通気孔101が重な
り、閉鎖されると、空調空気はアンダーフロア空調用吹
出し口105に導入されず居室内に吹出されない。空調
空気を吹出したくない領域に対応するように遮蔽板5の
位置を固定設置すると、下筒102の通気孔101を回
転移動しても遮蔽板5の設置してある領域では下筒10
2の通気孔101が遮蔽板5により閉鎖され、空調空気
がアンダーフロア空調用吹出し口105内に導入され
ず、居室内に空調空気を吹出さないので、吹出したくな
い領域に対応する位置に遮蔽板5を固定設置すると下筒
102を回転させても吹出すことがないようにすること
ができる。
【0048】このように本発明の第3実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、吹出し領域を限定する
ことができる。
【0049】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0050】なお、本実施例では下筒の底面に2つの通
気孔を設けたが、通気孔に補強等のためのリブ等を設け
て通気孔が3つ以上の開口となってもよいことは言うま
でもない。
【0051】なお、本実施例では手動により駆動した
が、モータにより下筒を回転させてもよいことは言うま
でもない。
【0052】なお、本実施例では遮蔽板の寸法を下筒の
通気孔を完全に閉鎖可能な寸法としたが、遮蔽板の面積
を小さくすることにより、吹出し風量の少ない領域を限
定することができることは言うまでもない。
【0053】なお、本実施例では遮蔽板を下筒の底部の
下筒内部に設置したが、下筒外部に設置しても効果は変
わらない。
【0054】つぎに本発明の第4実施例について、図
9、図10を参照しながら説明する。なお、第1および
第3実施例と同一である部分は同一番号を付し、説明を
省略する。
【0055】図に示すように、遮蔽板5は下筒102と
は独立に回転可能になっている。上記構成により、下筒
102を回転して下筒102の通気孔101の位置を変
更することにより、偏平な吹出し特性である吹出し旋回
気流の拡散方向を変更することができ、一方、下筒10
2は遮蔽板5と独立に回転可能なので、遮蔽板5を回転
し、遮蔽板5と下筒102の2つの通気孔101の開口
部分の面積を調整することにより吹出し風量を調整する
ことができる。たとえば、通気孔101の開口部分の面
積を減少することによりアンダーフロア空調用吹出し口
105から居室に吹出される吹出し風量は減少し、さら
に遮蔽板5を回転して通気孔101が完全に閉鎖される
と空調空気はアンダーフロア空調用吹出し口105へ導
入されず、居室内に吹出さない。
【0056】このように本発明の第4実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、吹出し気流の拡散方向
を変更するとともに吹出し風量を調整することができ
る。
【0057】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0058】なお、本実施例では下筒の底面に2つの通
気孔を設けたが、通気孔に補強等のためのリブ等を設け
て通気孔が3つ以上の開口となってもよいことは言うま
でもない。
【0059】なお、本実施例では手動より駆動したが、
モータにより下筒を回転させてもよいことは言うまでも
ない。
【0060】なお、本実施例では遮蔽板の寸法を下筒の
通気孔を完全に閉鎖可能な寸法としたが、遮蔽板の面積
を小さくすることにより、吹出し風量の少ない領域を限
定することができることは言うまでもない。
【0061】なお、本実施例では遮蔽板を下筒の底部の
下筒内部に設置したが、下筒外部に設置しても効果は変
わらない。
【0062】つぎに本発明の第5実施例について、図1
1、図12を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一である部分は同一番号を付し、説明を省略する。
【0063】図に示すように、下筒102の底面1の中
心に対し対称位置に均等に略扇形の通気孔101を4か
所設けた下筒102と、底面1の1つの通気孔101を
塞ぐ寸法の略扇形の拡散切り替え翼7を底面1の中心に
対し対称の位置に1対組み合わせた拡散切り替え板8を
下筒102の内側底部6に接して下筒102とは独立に
回転可能に設けている。
【0064】上記構成により、拡散切り替え板8を下筒
102の4つの通気孔101のどれにも重ならない位置
に設定すると4つの通気孔101から均等に空調空気が
導入される。導入された空調空気はグリル103を通過
して居室へ均等に旋回拡散する。一方、4つの通気孔1
01のうち、下筒102の底面1の中心に対して対称の
位置にある2つの通気孔101を塞ぐように拡散切り替
え板8の位置を設定すると、塞がれていない2つの通気
孔101からのみ空調空気が導入される。塞がれていな
い通気孔101は下筒102の底面1の中心に対して対
称の位置にあり、グリル103の直前での風速に分布が
生じ、居室への吹出し旋回拡散を偏平にすることができ
る。
【0065】このように本発明の第5実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、吹出し気流の拡散特性
を均等拡散と偏平拡散とに切り替えて、負荷、レイアウ
トに合わせることができる。
【0066】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0067】なお、本実施例では下筒の底面に4つの通
気孔を設けたが、通気孔の数が異なっても、通気孔と拡
散切り替え翼が重なったときに、下筒の中心に対し対称
の位置に通気孔が開放され、グリル直前での風速に分布
が生じるような複数個の通気孔を設けてもよく、なんら
効果は変わらない。
【0068】つぎに本発明の第6実施例について、図1
3を参照しながら説明する。なお、第1および第5実施
例と同一である部分は同一番号を付し、説明を省略す
る。
【0069】図に示すように、底面1の中心に対し対称
位置に中心角度45度以下の略扇形の通気孔101を4
か所設けた下筒102と、底面1の1つの通気孔101
を塞ぐ寸法の略扇形の拡散切り替え翼7を底面1の中心
に対し対称に2つ組み合わせた拡散切り替え板8を下筒
102の内側底部6に接して下筒102とは独立に回転
可能に設け、グリル103の下筒102側の中心部に拡
散切り替え板駆動用モータ9を設け、拡散切り替え板駆
動用モータ9と拡散切り替え板8の中心を接続した回転
軸10を設けている。
【0070】上記構成により、拡散切り替え板駆動用モ
ータ9により回転軸10を回転し、拡散切り替え板8の
位置を変更する。たとえば、拡散切り替え板8と下筒1
02の通気孔101が重ならない位置にあるときは4つ
の通気孔101から均等に空調空気が導入される。導入
された空調空気はグリル103を通過して居室へ均等に
旋回拡散する。一方、4つの通気孔101のうち、下筒
102の底面1の中心に対して対称の位置にある2つの
通気孔101を塞ぐように拡散切り替え板8の位置を設
定すると、塞がれていない2つの通気孔101からのみ
空調空気が導入される。塞がれていない通気孔101は
下筒102の底面1の中心に対して対称の位置にあるの
で、グリル103の直前での風速に分布が生じ、居室で
の吹出し気流の旋回拡散は偏平になる。拡散切り替え板
駆動用モータ9の回転を1/8回転ずつ行うと、通気孔
101は4つ開放と2つ開放の切り替えを繰り返し(図
示せず)、吹出し気流の均等拡散と偏平拡散を交互に行
うことができる。
【0071】このように本発明の第6実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、吹出し気流の拡散特性
を均等拡散と偏平拡散と交互に変更できるので、居室内
の同一地点における風速に変化がある変動風を形成し快
適性を向上することができる。
【0072】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0073】つぎに本発明の第7実施例について、図1
4〜図16を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一である部分は同一番号を付し、説明を省略する。
【0074】図に示すように、下筒102の底面1に中
心に対し対称位置に中心角度(2α+β)度の略扇型の
通気孔101を2か所設けた下筒102と、通気孔10
1内を移動可能な中心角度β度の拡散切り替え翼7を1
対底面1の中心に対し対称位置に設けた拡散切り替え板
8を下筒102とは独立に回転可能に下筒102の内側
底部6に接して設け、α+β=90度かつ、α≦βの関
係が成り立つ。ここで、説明の便宜上、α=β=45度
とする。
【0075】上記構成により、図14に示すように拡散
切り替え翼7が下筒102の通気孔101の中央に位置
するように拡散切り替え板8を設定すると、下筒102
の通気孔101は拡散切り替え翼7により分割され、中
心角度135度の通気孔101は中心角度45度の通気
孔101と中心角度45度の拡散切り替え翼7と中心角
度45度の通気孔101になる。下筒102の2つの通
気孔101と拡散切り替え板8の拡散切り替え翼7は下
筒102の底面1の中心に対して対称位置にあるで、下
筒102の底面1には中心角度45度の通気孔101が
均等に配置されることになり、空調空気は4つの通気孔
101から均等に空調空気が導入される。導入された空
調空気はグリル103を通過して居室へ均等に旋回拡散
する。すなわち、中心角度(2α+β)度の略扇型の通
気孔101の中央に中心角度β度の拡散切り替え翼7が
位置すると、中心角度(2α+β)度の略扇型の通気孔
101は中心角度α度の通気孔101に分割され、α+
β=90度であるため、分割された中心角度α度の通気
孔101は底面1の中心に対称位置に均等に配置され、
下筒102内に均等に空調空気が導入され、居室へ均等
に旋回拡散する。
【0076】一方、図15に示すように下筒102の通
気孔101の端に拡散切り替え翼7が位置するように拡
散切り替え板8を設定すると、通気孔101は中心角度
45度の拡散切り替え翼7により塞がれて、中心角度9
0度の通気孔101になる。下筒102の2つの通気孔
101と拡散切り替え板8の拡散切り替え翼7は下筒1
02の底面1の中心に対して対称なので、下筒102の
底面1には中心角度90度の通気孔101が底面1の中
心に対し対称に配置されることになり、グリル103の
直前での風速に分布が生じ、居室での吹出し気流の旋回
拡散は偏平になる。すなわち、下筒102の通気孔10
1の端に拡散切り替え翼7が位置するように拡散切り替
え板8を設定すると、通気孔101は中心角度2α度と
なり、2つの通気孔101は底面1の中心に対称位置に
配置され、グリル103の直前での風速に分布が生じ、
居室での吹出し気流の旋回拡散は偏平になる。
【0077】拡散切り替え翼7が下筒102の通気孔1
01内のどこにあっても開口部分の中心角度は90度
(2α度)と一定であるため、拡散切り替え板8の位置
を変更してもアンダーフロア空調用吹出し口105のも
つ圧力損失はほとんど変わらずに吹出し気流の拡散特性
を均等拡散と偏平拡散に切り替えることができる。
【0078】このように本発明の第7実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、吹出し気流特性を切り
替えても圧力損失がほとんど変わらないので、気流特性
を変更する度に空調機の送風機の運転調整を必要としな
いことができる。
【0079】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0080】なお、本実施例では下筒の底面に2つの通
気孔を設けたが、通気孔に補強等のためのリブ等を設け
て通気孔が3つ以上の開口となってもよいことは言うま
でもない。
【0081】つぎに本発明の第8実施例について、図1
7、図18を参照しながら説明する。なお、第1および
第7実施例と同一である部分は同一番号を付し、説明を
省略する。
【0082】図に示すように、グリル103の下筒10
2側の中心部に回転方向切り替え可能な拡散切り替え板
駆動用モータ9と、拡散切り替え板駆動用モータ9と拡
散切り替え板8の中心を接続した回転軸10を設けてい
る。
【0083】上記構成により、拡散切り替え板駆動用モ
ータ9を連続的に正反回転して回転軸10を回転し、拡
散切り替え板8が回転移動する。たとえば、拡散切り替
え板8の拡散切り替え翼7が下筒102の通気孔101
の端部にあるときを初期状態とすると、下筒102の底
面1には中心角度2α度の通気孔101が底面1の中心
に対し対称に配置されることになり、グリル103の直
前での風速に分布が生じ、居室での吹出し気流の旋回拡
散は偏平になる。
【0084】また、拡散切り替え板駆動用モータ9によ
り回転軸10がα度回転して拡散切り替え翼7が下筒1
02の通気孔101の中央に位置するように拡散切り替
え板8を設定すると、下筒102の通気孔101は拡散
切り替え翼7により分割され、下筒102の底面1には
中心角度α度の通気孔101が均等に配置されることに
なり、4つの通気孔101から均等に空調空気が導入さ
れ、導入された空調空気はグリル103を通過して居室
へ均等に旋回拡散する。
【0085】さらに、拡散切り替え板駆動用モータ9に
より回転軸10がα度回転し、拡散切り替え翼7が下筒
102の通気孔101の初期状態と反対側の端部に達す
ると、下筒102の底面1には中心角度2α度の通気孔
101が底面1の中心に対し対称に配置され、その配置
は初期状態から45度回転した状態である。グリル10
3の直前での風速に分布が生じ、居室での吹出し気流の
旋回拡散は初期状態から45度回転した偏平な拡散にな
る。
【0086】拡散切り替え翼7が下筒102の通気孔1
01の初期状態と反対側の端部にきたとき、拡散切り替
え板駆動用モータ9の回転方向を切り替えて拡散切り替
え翼7の位置を初期状態に戻すように回転する。拡散切
り替え翼7の回転方向が反対でも拡散切り替え翼7と通
気孔101の重なりが同様であれば同様の吹出し気流の
拡散特性が得られ、通気孔101の開口部分の中心角度
の和は常に2αと一定、すなわち、開口面積は常に一定
であるので圧力損失の変化は極めて小さい。
【0087】拡散切り替え板駆動用モータ9により回転
軸10を介して拡散切り替え板8を連続的に往復回転す
ると、拡散切り替え翼7と通気孔101の重なりが順次
変化して居室での拡散特性も変化し、居室内の同一地点
における風速を連続的に変化させることができる。
【0088】このように本発明の第8実施例のアンダー
フロア空調用吹出し口によれば、圧力損失がほとんど変
わらずに吹出し気流の拡散特性を切り替えて、居室内の
風速を変化させて変動風を空調機の送風機の運転調整を
必要とせずに実現することができる。
【0089】なお、本実施例では下筒の底面に略扇型の
通気孔を設けたが、通気孔の形が異なっても、下筒の中
心に対し対称の位置にグリル直前での風速に分布が生じ
るような通気孔を設けてもよく、なんら効果は変わらな
い。
【0090】なお、本実施例では下筒の底面に2つの通
気孔を設けたが、通気孔に補強等のためのリブ等を設け
て通気孔が3つ以上の開口となってもよいことは言うま
でもない。
【0091】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、パーティションや壁などのある場所では吹
出し口を吹出し気流がパーティションや壁に当たらない
向きに設置するので、パーティションや壁を伝わってド
ラフトが生じない快適な空調環境を提供することができ
る効果のあるアンダーフロア空調用吹出し口が提供でき
る。
【0092】また、居室内の同一地点における風速が変
動して居室内の拡散が促進され、室内温度の片寄りを減
少することができる効果のあるアンダーフロア空調用吹
出し口が提供できる。
【0093】また、吹出し領域を限定することができる
効果のあるアンダーフロア空調用吹出し口が提供でき
る。
【0094】また、吹出し気流の拡散方向を変更すると
ともに吹出し風量を調整することができる効果のあるア
ンダーフロア空調用吹出し口が提供できる。
【0095】また、吹出し気流の拡散特性を均等拡散と
偏平拡散とに切り替えて、負荷、レイアウトに合わせる
ことができる効果のあるアンダーフロア空調用吹出し口
が提供できる。
【0096】また、吹出し気流の拡散特性を均等拡散と
偏平拡散と交互に変更できるので、居室内の同一地点に
おける風速に変化がある変動風を形成し快適性を向上す
ることができる効果のあるアンダーフロア空調用吹出し
口が提供できる。
【0097】また、吹出し気流特性を切り替えても圧力
損失がほとんど変わらないので、気流特性を変更する度
に空調機の送風機の運転調整を必要としないことができ
る効果のあるアンダーフロア空調用吹出し口が提供でき
る。
【0098】また、吹出し気流の拡散特性を切り替えて
も圧力損失がほとんど変わらず、居室内の風速を変化さ
せて変動風を空調機の送風機の運転調整を必要とせずに
実現することができる効果のあるアンダーフロア空調用
吹出し口が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1実施例のアンダーフロア空
調用吹出し口の平面図 (b)同側断面図
【図2】同水平断面図
【図3】(a)同吹出し状態を示す図 (b)同通気孔の説明図
【図4】(a)同A−A断面の吹出し拡散特性図 (b)同B−B断面の吹出し拡散特性図
【図5】同第2実施例の同構成図
【図6】同第3実施例の同構成図
【図7】同水平断面図
【図8】同水平断面図
【図9】同第4実施例の同構成図
【図10】(a)同吹出し状態を示す図 (b)同通気孔の説明図
【図11】同第5実施例の同水平断面図
【図12】(a)同吹出し状態を示す図 (b)同吹出し状態を示す図
【図13】同第6実施例の同構成図
【図14】同第7実施例の同水平断面図
【図15】同水平断面図
【図16】(a)同吹出し状態を示す図 (b)同通気孔の説明図 (c)同吹出し状態を示す図 (d)同通気孔の説明図 (e)同吹出し状態を示す図 (f)同通気孔の説明図
【図17】同第8実施例の同水平断面図
【図18】同水平断面図
【図19】(a)従来のアンダーフロア空調用吹出し口
の平面図 (b)同側断面図
【図20】(a)同吹出し状態説明図 (b)同吹出し状態説明図
【符号の説明】
2 下筒駆動用モータ 3 回転軸 4 遮蔽翼 5 遮蔽板 7 拡散切り替え翼 8 拡散切り替え板 9 拡散切り替え板駆動用モータ 10 回転軸 101 通気孔 102 下筒 103 グリル 104 旋回羽根 105 アンダーフロア空調用吹出し口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面中心に対し対称位置に通気孔を複数
    個設けた下筒と、前記下筒の上部下流側に位置し前記通
    気孔を通過する空調空気を居室に吹出すグリルと、前記
    グリル内に旋回流を形成する旋回羽根を備えたアンダー
    フロア空調用吹出し口。
  2. 【請求項2】 グリルの下筒側の中心部に設けられた下
    筒駆動用モータと、前記下筒駆動用モータと前記下筒中
    心を接続する回転軸を設けた請求項1記載のアンダーフ
    ロア空調用吹出し口。
  3. 【請求項3】 回転可能な下筒と前記下筒の底面の通気
    孔を塞ぐ寸法を有する1対の遮蔽翼を前記底面の中心に
    対し対称位置に有する遮蔽板を前記下筒の内側底部に接
    し前記下筒とは独立に回転不可能に設けた請求項1記載
    のアンダーフロア空調用吹出し口。
  4. 【請求項4】 遮蔽板を下筒とは独立に回転可能に設け
    た請求項1または3記載のアンダーフロア空調用吹出し
    口。
  5. 【請求項5】 下筒の底面の中心に対して対称位置に均
    等に複数個の通気孔を設けた前記下筒と、前記底面の複
    数個の前記通気孔のうち1/4を塞ぐ寸法を有する拡散
    切り替え翼を前記底面の中心に対し対称に1対組み合わ
    せた拡散切り替え板を前記下筒の内側底部に接して前記
    下筒とは独立に回転可能に設けた請求項1記載のアンダ
    ーフロア空調用吹出し口。
  6. 【請求項6】 拡散切り替え板駆動用モータと拡散切り
    替え板の中心を接続した回転軸を設けた請求項1または
    5記載のアンダーフロア空調用吹出し口。
  7. 【請求項7】 下筒の底面に中心に対し対称位置に中心
    角度(2α+β)度の略扇型の通気孔を2か所設けた前
    記下筒と、前記通気孔内を移動可能な中心角度β度の前
    記拡散切り替え翼1対を前記底面中心に対し対称位置に
    設けた前記拡散切り替え板を前記下筒とは独立に回転可
    能に前記下筒の内側底部に接して設け、α+β=90度
    かつ、α≦βである請求項1記載のアンダーフロア空調
    用吹出し口。
  8. 【請求項8】 グリルの下筒側の中心部に回転方向切り
    替え可能な拡散切り替え板駆動用モータと、前記拡散切
    り替え板駆動用モータと前記拡散切り替え板の中心を接
    続した回転軸を設けた請求項1または7記載のアンダー
    フロア空調用吹出し口。
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