JPH08122380A - 表面電位測定器 - Google Patents
表面電位測定器Info
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- JPH08122380A JPH08122380A JP26363194A JP26363194A JPH08122380A JP H08122380 A JPH08122380 A JP H08122380A JP 26363194 A JP26363194 A JP 26363194A JP 26363194 A JP26363194 A JP 26363194A JP H08122380 A JPH08122380 A JP H08122380A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】物体の時々刻々の表面電位と該表面電位のピー
ク値と交流の表面電位の振幅値との測定を簡単且つ小型
な構成で行うことができる表面電位測定器を提供する。 【構成】センサ部3の出力から測定対象物Wの時々刻々
の実電位信号を生成する実電位信号生成回路部29と、
交流電位信号を生成する交流電位信号生成回路部30
と、ピーク検出回路23と、測定値を表示する表示器8
とを備える。実電位を測定するリアル測定モードと、実
電位のピーク値を測定するピーク測定モードと交流電位
の振幅値を測定する交流測定モードとの三つの測定モー
ドを有し、各測定モードに対応させて回路部29,3
0,23及び表示器8の接続構成をON/OFFスイッ
チ21,22,24,25により切換えることで、各測
定モードの測定を行う。
ク値と交流の表面電位の振幅値との測定を簡単且つ小型
な構成で行うことができる表面電位測定器を提供する。 【構成】センサ部3の出力から測定対象物Wの時々刻々
の実電位信号を生成する実電位信号生成回路部29と、
交流電位信号を生成する交流電位信号生成回路部30
と、ピーク検出回路23と、測定値を表示する表示器8
とを備える。実電位を測定するリアル測定モードと、実
電位のピーク値を測定するピーク測定モードと交流電位
の振幅値を測定する交流測定モードとの三つの測定モー
ドを有し、各測定モードに対応させて回路部29,3
0,23及び表示器8の接続構成をON/OFFスイッ
チ21,22,24,25により切換えることで、各測
定モードの測定を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電体等の物体の表面
電位を非接触で測定する表面電位測定器に関する。
電位を非接触で測定する表面電位測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表面電位測定器として
は、所謂、静電誘導型や振動型、回転セクタ型のものが
一般に知られており、これらの測定器は、物体に導体材
料から成るセンサ電極を対向配置したとき、静電誘導に
より物体の表面電位に応じたレベルの電位がセンサ電極
に生じることを利用し、該センサ電極の電位レベルを検
出することで、物体の表面電位を測定するものである。
は、所謂、静電誘導型や振動型、回転セクタ型のものが
一般に知られており、これらの測定器は、物体に導体材
料から成るセンサ電極を対向配置したとき、静電誘導に
より物体の表面電位に応じたレベルの電位がセンサ電極
に生じることを利用し、該センサ電極の電位レベルを検
出することで、物体の表面電位を測定するものである。
【0003】この場合、静電誘導型の測定器にあって
は、センサ電極に生じる電位を、そのまま該センサ電極
に接続されたコンデンサに充電し、該コンデンサの充電
電圧を検出することで、物体の表面電位を把握してそれ
を表示器に表示する。
は、センサ電極に生じる電位を、そのまま該センサ電極
に接続されたコンデンサに充電し、該コンデンサの充電
電圧を検出することで、物体の表面電位を把握してそれ
を表示器に表示する。
【0004】また、振動型や回転セクタ型の測定器にあ
っては、抵抗を介して接地したセンサ電極と物体との間
で音叉型振動体を振動させたり、回転羽根車を回転させ
ることで、センサ電極に物体の表面電位に応じた振幅レ
ベルを有する交流の電位信号を生ぜしめ、その電位信号
の振幅レベルを検出することで、物体の表面電位を把握
してそれを表示器に表示する。
っては、抵抗を介して接地したセンサ電極と物体との間
で音叉型振動体を振動させたり、回転羽根車を回転させ
ることで、センサ電極に物体の表面電位に応じた振幅レ
ベルを有する交流の電位信号を生ぜしめ、その電位信号
の振幅レベルを検出することで、物体の表面電位を把握
してそれを表示器に表示する。
【0005】尚、センサ電極に生じる電位レベルは、物
体に表面電位だけでなく、物体からの距離にも依存す
る。このため、上記測定器にあっては、表面電位を測定
するためのセンサ電極と物体との距離をあらかじめ定め
ておき、その距離で測定を行った場合に、正しく表面電
位を測定することができるようになっている場合が多
い。
体に表面電位だけでなく、物体からの距離にも依存す
る。このため、上記測定器にあっては、表面電位を測定
するためのセンサ電極と物体との距離をあらかじめ定め
ておき、その距離で測定を行った場合に、正しく表面電
位を測定することができるようになっている場合が多
い。
【0006】ところで、この種の表面電位測定器は、本
来、定常的、あるいは時間的変化の緩やかな表面電位の
測定を目的としており、前記センサ電極の電位レベルに
より時々刻々把握される物体の表面電位をそのまま表示
器に表示し、あるいは、測定器の使用者が随時、測定器
に備えられたホールドスイッチを操作することで、その
操作時点における表面電位の測定値を継続的に表示器に
表示するようにしている。
来、定常的、あるいは時間的変化の緩やかな表面電位の
測定を目的としており、前記センサ電極の電位レベルに
より時々刻々把握される物体の表面電位をそのまま表示
器に表示し、あるいは、測定器の使用者が随時、測定器
に備えられたホールドスイッチを操作することで、その
操作時点における表面電位の測定値を継続的に表示器に
表示するようにしている。
【0007】一方、表面電位を測定しようとする物体の
種類や状態、測定環境等によっては、物体の表面電位が
比較的頻繁に時間的変動を生じたり、あるいは交流電圧
となっている場合が多々あり、このような表面電位を測
定する場合には、物体の表面電位のピーク値や交流の表
面電位の振幅値を測定することが望まれる。
種類や状態、測定環境等によっては、物体の表面電位が
比較的頻繁に時間的変動を生じたり、あるいは交流電圧
となっている場合が多々あり、このような表面電位を測
定する場合には、物体の表面電位のピーク値や交流の表
面電位の振幅値を測定することが望まれる。
【0008】しかしながら、前記の表面電位測定器にあ
っては、物体の時々刻々の表面電位を測定して表示する
ものであるため、その表示から、時間的変動を生じる表
面電位のピーク値や交流の表面電位の振幅値を把握する
ことは困難である。
っては、物体の時々刻々の表面電位を測定して表示する
ものであるため、その表示から、時間的変動を生じる表
面電位のピーク値や交流の表面電位の振幅値を把握する
ことは困難である。
【0009】この場合、前記の表面電位測定器におい
て、時間的変動を生じる表面電位のピーク値や交流の表
面電位振幅値をも容易に測定することができるようにす
るためには、前記センサ電極の電位レベルから前記のよ
うに物体の時々刻々の表面電位を測定・表示するための
回路構成と、センサ電極の電位レベルから物体の表面電
位のピーク値を測定するための回路構成と、センサ電極
の電位レベルから交流の表面電位を測定・表示するため
の回路構成とをそれぞれ測定器に備え、それらの回路構
成を選択的に切換えることができるようにすることが考
えられる。
て、時間的変動を生じる表面電位のピーク値や交流の表
面電位振幅値をも容易に測定することができるようにす
るためには、前記センサ電極の電位レベルから前記のよ
うに物体の時々刻々の表面電位を測定・表示するための
回路構成と、センサ電極の電位レベルから物体の表面電
位のピーク値を測定するための回路構成と、センサ電極
の電位レベルから交流の表面電位を測定・表示するため
の回路構成とをそれぞれ測定器に備え、それらの回路構
成を選択的に切換えることができるようにすることが考
えられる。
【0010】しかしながら、それらの3種類の回路構成
をそれぞれ独立的に測定器に備えることは、測定器の大
型化を招くと共にコスト的に不利なものとなり、このこ
とは、特に安価・小型化が要求される携帯型の測定器に
おいて顕著なものとなる。
をそれぞれ独立的に測定器に備えることは、測定器の大
型化を招くと共にコスト的に不利なものとなり、このこ
とは、特に安価・小型化が要求される携帯型の測定器に
おいて顕著なものとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、物体の時々刻々の表面電位と該表面電位のピ
ーク値と交流の表面電位の振幅値との測定を簡単且つ小
型な構成で行うことができる表面電位測定器を提供する
ことを目的とする。
を解消し、物体の時々刻々の表面電位と該表面電位のピ
ーク値と交流の表面電位の振幅値との測定を簡単且つ小
型な構成で行うことができる表面電位測定器を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、測定対象物に対向配置したとき、静電誘
導により該測定対象物の表面電位に応じた信号を出力す
るセンサ部と、前記センサ部の出力信号から前記測定対
象物の時々刻々の実電位を示す実電位信号を生成する実
電位信号生成回路部と、前記センサ部の出力信号から前
記測定対象物の交流電位を示す交流電位信号を生成する
交流電位信号生成回路部と、前記実電位信号を入力した
とき、該実電位信号のピークレベルを示すピーク信号を
前記測定対象物の実電位のピーク値として生成すると共
に、前記交流電位信号を入力したとき、該交流電位信号
のピークレベルを示すピーク信号を前記測定対象物の交
流電位の振幅値として生成するピーク信号生成回路部
と、前記測定対象物の実電位と該実電位のピーク値と交
流電位の振幅値とをそれぞれ測定するためのリアル測定
モードとピーク測定モードと交流測定モードとを選択的
に切換設定するためのモード切換設定手段と、前記各測
定モードにおける測定値を表示する表示手段と、前記リ
アル測定モードが選択されたとき、前記表示手段に前記
実電位信号を入力して前記測定対象物の実電位を表示せ
しめるべく前記実電位信号生成回路部を該表示手段に接
続する第1のスイッチ手段と、前記ピーク測定モードが
選択されたとき、前記ピーク信号生成回路部に前記実電
位信号を入力すべく前記実電位信号生成回路部を該ピー
ク信号生成回路部に接続すると共に、前記表示手段に前
記ピーク信号を入力して前記測定対象物の実電位のピー
ク値を表示せしめるべく該ピーク信号生成回路部を前記
表示手段に接続する第2のスイッチ手段と、前記交流測
定モードが選択されたとき、前記ピーク信号生成回路部
に前記交流電位信号を入力すべく前記交流電位信号生成
回路部を該ピーク信号生成回路部に接続すると共に、前
記表示手段に前記ピーク信号を入力して前記測定対象物
の交流電位の振幅値を表示せしめるべく該ピーク信号生
成回路部を前記表示手段に接続する第3のスイッチ手段
とを備えたことを特徴とする。
成するために、測定対象物に対向配置したとき、静電誘
導により該測定対象物の表面電位に応じた信号を出力す
るセンサ部と、前記センサ部の出力信号から前記測定対
象物の時々刻々の実電位を示す実電位信号を生成する実
電位信号生成回路部と、前記センサ部の出力信号から前
記測定対象物の交流電位を示す交流電位信号を生成する
交流電位信号生成回路部と、前記実電位信号を入力した
とき、該実電位信号のピークレベルを示すピーク信号を
前記測定対象物の実電位のピーク値として生成すると共
に、前記交流電位信号を入力したとき、該交流電位信号
のピークレベルを示すピーク信号を前記測定対象物の交
流電位の振幅値として生成するピーク信号生成回路部
と、前記測定対象物の実電位と該実電位のピーク値と交
流電位の振幅値とをそれぞれ測定するためのリアル測定
モードとピーク測定モードと交流測定モードとを選択的
に切換設定するためのモード切換設定手段と、前記各測
定モードにおける測定値を表示する表示手段と、前記リ
アル測定モードが選択されたとき、前記表示手段に前記
実電位信号を入力して前記測定対象物の実電位を表示せ
しめるべく前記実電位信号生成回路部を該表示手段に接
続する第1のスイッチ手段と、前記ピーク測定モードが
選択されたとき、前記ピーク信号生成回路部に前記実電
位信号を入力すべく前記実電位信号生成回路部を該ピー
ク信号生成回路部に接続すると共に、前記表示手段に前
記ピーク信号を入力して前記測定対象物の実電位のピー
ク値を表示せしめるべく該ピーク信号生成回路部を前記
表示手段に接続する第2のスイッチ手段と、前記交流測
定モードが選択されたとき、前記ピーク信号生成回路部
に前記交流電位信号を入力すべく前記交流電位信号生成
回路部を該ピーク信号生成回路部に接続すると共に、前
記表示手段に前記ピーク信号を入力して前記測定対象物
の交流電位の振幅値を表示せしめるべく該ピーク信号生
成回路部を前記表示手段に接続する第3のスイッチ手段
とを備えたことを特徴とする。
【0013】さらに、前記交流測定モードが選択された
とき、前記ピーク信号生成回路部の出力を前記振幅値を
測定する前記交流電位の周期よりも長い時定数でリセッ
トせしめるリセット手段を備えたことを特徴とする。
とき、前記ピーク信号生成回路部の出力を前記振幅値を
測定する前記交流電位の周期よりも長い時定数でリセッ
トせしめるリセット手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記モード切換設定手段によ
り、前記リアル測定モードが設定されると、測定対象物
に対向配置される前記センサ部の信号から測定対象物の
時々刻々の実電位を示す前記実電位信号を生成する前記
実電位信号生成回路部が前記第1のスイッチ手段により
前記表示手段に接続され、該実電位信号が表示手段に入
力される。これにより該表示手段は、測定対象物の時々
刻々の実電位を表示する。
り、前記リアル測定モードが設定されると、測定対象物
に対向配置される前記センサ部の信号から測定対象物の
時々刻々の実電位を示す前記実電位信号を生成する前記
実電位信号生成回路部が前記第1のスイッチ手段により
前記表示手段に接続され、該実電位信号が表示手段に入
力される。これにより該表示手段は、測定対象物の時々
刻々の実電位を表示する。
【0015】また、前記モード切換設定手段により、前
記ピーク測定モードが設定されると、前記第2のスイッ
チ手段により、前記実電位信号生成回路部が前記ピーク
信号生成回路部に接続されると共に、該ピーク信号生成
回路部が前記表示手段に接続され、この時、ピーク信号
生成回路部は、実電位信号生成回路部から入力される前
記実電位信号のピークレベルを示すピーク信号を生成
し、これを表示手段に入力する。これにより該表示手段
は、測定対象物の時々刻々の実電位のピーク値を表示す
る。
記ピーク測定モードが設定されると、前記第2のスイッ
チ手段により、前記実電位信号生成回路部が前記ピーク
信号生成回路部に接続されると共に、該ピーク信号生成
回路部が前記表示手段に接続され、この時、ピーク信号
生成回路部は、実電位信号生成回路部から入力される前
記実電位信号のピークレベルを示すピーク信号を生成
し、これを表示手段に入力する。これにより該表示手段
は、測定対象物の時々刻々の実電位のピーク値を表示す
る。
【0016】また、前記モード切換設定手段により、前
記交流測定モードが設定されると、前記第3のスイッチ
手段により、前記センサ部の信号から測定対象物の交流
電位を示す前記交流電位信号を生成する前記交流電位信
号生成回路部が前記ピーク信号生成回路部に接続される
と共に、該ピーク信号生成回路部が前記表示手段に接続
され、この時、ピーク信号生成回路部は、交流電位信号
生成回路部から入力される前記交流電位信号のピークレ
ベル、すなわち振幅を示すピーク信号を生成し、これを
表示手段に入力する。これにより該表示手段は、測定対
象物の交流電位の振幅値を表示する。
記交流測定モードが設定されると、前記第3のスイッチ
手段により、前記センサ部の信号から測定対象物の交流
電位を示す前記交流電位信号を生成する前記交流電位信
号生成回路部が前記ピーク信号生成回路部に接続される
と共に、該ピーク信号生成回路部が前記表示手段に接続
され、この時、ピーク信号生成回路部は、交流電位信号
生成回路部から入力される前記交流電位信号のピークレ
ベル、すなわち振幅を示すピーク信号を生成し、これを
表示手段に入力する。これにより該表示手段は、測定対
象物の交流電位の振幅値を表示する。
【0017】従って、前記三つの測定モードにおける測
定を、前記実電位信号生成回路部やピーク信号生成回路
部を共用しつつ行うことが可能となる。
定を、前記実電位信号生成回路部やピーク信号生成回路
部を共用しつつ行うことが可能となる。
【0018】さらに、前記リセット手段を備えたときに
は、前記ピーク信号生成回路部の出力を前記振幅値を測
定する前記交流電位の周期よりも長い時定数でリセット
せしめることで、換言すれば、ピーク信号生成回路部の
出力のリセットを緩やかに行わせることで、測定対象物
の交流電位の振幅値が一定であるような場合には、その
一定の振幅値に対応したピーク信号をピーク信号生成回
路部から出力して、該交流電位の振幅値を前記表示手段
に表示させることが可能となる一方、該交流電位の振幅
値が時間的に変化するような場合には、その振幅値の変
化に対応したピーク信号をピーク信号生成回路部から出
力して、該交流電位の振幅値の変化を前記表示手段に表
示させることが可能となる。
は、前記ピーク信号生成回路部の出力を前記振幅値を測
定する前記交流電位の周期よりも長い時定数でリセット
せしめることで、換言すれば、ピーク信号生成回路部の
出力のリセットを緩やかに行わせることで、測定対象物
の交流電位の振幅値が一定であるような場合には、その
一定の振幅値に対応したピーク信号をピーク信号生成回
路部から出力して、該交流電位の振幅値を前記表示手段
に表示させることが可能となる一方、該交流電位の振幅
値が時間的に変化するような場合には、その振幅値の変
化に対応したピーク信号をピーク信号生成回路部から出
力して、該交流電位の振幅値の変化を前記表示手段に表
示させることが可能となる。
【0019】
【実施例】本発明の一例を図1乃至図7を参照して説明
する。図1は本実施例の表面電位測定器の外観斜視図、
図2及び図3は図1の測定器の要部の回路構成図、図4
乃至図7は図1の測定器の作動を説明するための線図で
ある。
する。図1は本実施例の表面電位測定器の外観斜視図、
図2及び図3は図1の測定器の要部の回路構成図、図4
乃至図7は図1の測定器の作動を説明するための線図で
ある。
【0020】図1を参照して、本実施例の表面電位測定
器1は、その箱形の筐体2の前面部に、電位検出用のセ
ンサ部3を備え、筐体2の側面部には、測定モードの切
換設定を行うための一組の操作スイッチ5,6(モード
切換設定手段)と電源スイッチ7とが設けられ、さら
に、筐体2の上面部には測定表面電位を表示する表示器
8(表示手段)が設けられている。
器1は、その箱形の筐体2の前面部に、電位検出用のセ
ンサ部3を備え、筐体2の側面部には、測定モードの切
換設定を行うための一組の操作スイッチ5,6(モード
切換設定手段)と電源スイッチ7とが設けられ、さら
に、筐体2の上面部には測定表面電位を表示する表示器
8(表示手段)が設けられている。
【0021】この場合、センサ部3は、所謂振動型のも
のであり、図2に示すように測定対象物Wに対向配置さ
れる導体材料からなる平板状のセンサ電極9と、その前
方で測定対象物Wとの間に設けられた導体材料からなる
音叉型振動体10とにより構成されている。センサ電極
9は筐体2内で抵抗11を介して接地され、また、音叉
型振動体10は筐体2内で直接的に接地されている。そ
して、測定に際しては、音叉型振動体10は、その両側
部に固着された圧電素子12,12を介して後述の回路
により所定周波数(例えば400Hz)で振動されるよ
うになっており、この時、センサ電極9に、測定対象物
Wの表面電位に応じた振幅レベルを有する上記所定周波
数の交流信号が静電誘導により生じる。
のであり、図2に示すように測定対象物Wに対向配置さ
れる導体材料からなる平板状のセンサ電極9と、その前
方で測定対象物Wとの間に設けられた導体材料からなる
音叉型振動体10とにより構成されている。センサ電極
9は筐体2内で抵抗11を介して接地され、また、音叉
型振動体10は筐体2内で直接的に接地されている。そ
して、測定に際しては、音叉型振動体10は、その両側
部に固着された圧電素子12,12を介して後述の回路
により所定周波数(例えば400Hz)で振動されるよ
うになっており、この時、センサ電極9に、測定対象物
Wの表面電位に応じた振幅レベルを有する上記所定周波
数の交流信号が静電誘導により生じる。
【0022】また、操作スイッチ5,6は、それぞれ2
接点切換式のスイッチであり、操作スイッチ5を図1の
矢印a側に操作したとき、操作スイッチ6の操作位置に
かかわらず表面電位の時々刻々の実電位を測定するため
のリアル測定モードが設定され、操作スイッチ5を図1
の矢印b側に操作し、且つ操作スイッチ6を図1の矢印
c側に操作したとき、表面電位のピーク値を測定するた
めのピーク測定モードが設定され、操作スイッチ5を図
1の矢印b側に操作し、且つ操作スイッチ6を図1の矢
印d側に操作したとき、交流の表面電位の振幅値を測定
するための交流測定モードが設定されるようになってい
る。
接点切換式のスイッチであり、操作スイッチ5を図1の
矢印a側に操作したとき、操作スイッチ6の操作位置に
かかわらず表面電位の時々刻々の実電位を測定するため
のリアル測定モードが設定され、操作スイッチ5を図1
の矢印b側に操作し、且つ操作スイッチ6を図1の矢印
c側に操作したとき、表面電位のピーク値を測定するた
めのピーク測定モードが設定され、操作スイッチ5を図
1の矢印b側に操作し、且つ操作スイッチ6を図1の矢
印d側に操作したとき、交流の表面電位の振幅値を測定
するための交流測定モードが設定されるようになってい
る。
【0023】尚、本実施例の表面電位測定器1は、セン
サ電極9と測定対象物Wとの距離をあらかじめ定めた所
定距離D0 とした状態で測定対象物Wの表面電位を測定
するものであり、その距離合わせを行うための光を測定
対象物Wの表面に照光する照光手段13(図1参照)が
備えられている。この照光手段13は、筐体2の前面部
に前記サンサ部3に近接して設けられた凸レンズ14
と、該凸レンズ14を介して測定対象物Wに光を照光す
べく筐体2内に設けられたLED等により構成された発
光体15とを備えている。そして、該発光体15から発
せられる光は、凸レンズ14を通過して前記所定距離D
0 の位置に焦点を結び、センサ電極9と測定対象物Wと
の距離が上記所定距離D0 である場合にのみ、測定対象
物Wの表面に鮮明な光源の像を生ぜしめ、それ以外の距
離では、鮮明な光源の像は得られないようになってい
る。これにより、測定者は、測定対象物Wの表面に生じ
る光の像を確認することで、センサ電極9と測定対象物
Wとの距離を上記所定距離D0に合わせることができる
ようになっている。
サ電極9と測定対象物Wとの距離をあらかじめ定めた所
定距離D0 とした状態で測定対象物Wの表面電位を測定
するものであり、その距離合わせを行うための光を測定
対象物Wの表面に照光する照光手段13(図1参照)が
備えられている。この照光手段13は、筐体2の前面部
に前記サンサ部3に近接して設けられた凸レンズ14
と、該凸レンズ14を介して測定対象物Wに光を照光す
べく筐体2内に設けられたLED等により構成された発
光体15とを備えている。そして、該発光体15から発
せられる光は、凸レンズ14を通過して前記所定距離D
0 の位置に焦点を結び、センサ電極9と測定対象物Wと
の距離が上記所定距離D0 である場合にのみ、測定対象
物Wの表面に鮮明な光源の像を生ぜしめ、それ以外の距
離では、鮮明な光源の像は得られないようになってい
る。これにより、測定者は、測定対象物Wの表面に生じ
る光の像を確認することで、センサ電極9と測定対象物
Wとの距離を上記所定距離D0に合わせることができる
ようになっている。
【0024】図2に示すように、筐体2の内部には、前
記センサ電極9に測定対象物Wの表面電位に応じて生じ
る信号(交流信号)を必要レベルに増幅する増幅回路
(プリアンプ)16と、該増幅回路16の出力をさらに
増幅する増幅回路17と、該増幅回路17の出力から表
面電位の時々刻々の実電位に応じたレベルの実電位信号
を生成する実電位信号生成回路18と、増幅回路17の
出力から表面電位の交流電圧成分を抽出するローパスフ
ィルタ19と、該ローパスフィルタ19の出力を増幅し
て表面電位の交流電圧成分に応じた振幅レベルの交流電
位信号を生成する増幅回路20と、実電位信号生成回路
18及び増幅回路20の出力側にそれぞれON/OFF
スイッチ21,22を介して入力側が接続されたピーク
ホールド回路23(ピーク信号生成回路部)と、ピーク
ホールド回路23及び実電位信号生成回路18の出力側
にそれぞれON/OFFスイッチ24,25を介して入
力側が接続されたA/D変換回路26と、前記操作スイ
ッチ5,6の操作位置に応じてON/OFFスイッチ2
1,22,24,25等を駆動するスイッチ駆動回路2
7と、ピークホールド回路23の入力信号の極性(正か
負か)を検出する正負検出回路28とが備えられ、A/
D変換回路26の出力側が表示器8に接続されている。
記センサ電極9に測定対象物Wの表面電位に応じて生じ
る信号(交流信号)を必要レベルに増幅する増幅回路
(プリアンプ)16と、該増幅回路16の出力をさらに
増幅する増幅回路17と、該増幅回路17の出力から表
面電位の時々刻々の実電位に応じたレベルの実電位信号
を生成する実電位信号生成回路18と、増幅回路17の
出力から表面電位の交流電圧成分を抽出するローパスフ
ィルタ19と、該ローパスフィルタ19の出力を増幅し
て表面電位の交流電圧成分に応じた振幅レベルの交流電
位信号を生成する増幅回路20と、実電位信号生成回路
18及び増幅回路20の出力側にそれぞれON/OFF
スイッチ21,22を介して入力側が接続されたピーク
ホールド回路23(ピーク信号生成回路部)と、ピーク
ホールド回路23及び実電位信号生成回路18の出力側
にそれぞれON/OFFスイッチ24,25を介して入
力側が接続されたA/D変換回路26と、前記操作スイ
ッチ5,6の操作位置に応じてON/OFFスイッチ2
1,22,24,25等を駆動するスイッチ駆動回路2
7と、ピークホールド回路23の入力信号の極性(正か
負か)を検出する正負検出回路28とが備えられ、A/
D変換回路26の出力側が表示器8に接続されている。
【0025】ここで、かかる回路構成を本発明の構成に
対応させると、増幅回路16,17及び実電位信号生成
回路18は実電位信号生成回路部29を構成し、増幅回
路16,17、ローパスフィルタ19及び増幅回路20
は交流電位信号生成回路部30を構成する。また、ON
/OFFスイッチ25及びスイッチ駆動回路27は第1
のスイッチ手段31を、ON/OFFスイッチ21,2
4及びスイッチ駆動回路27は第2のスイッチ手段32
を、ON/OFFスイッチ22,24及びスイッチ駆動
回路27は第3のスイッチ手段33を構成する。
対応させると、増幅回路16,17及び実電位信号生成
回路18は実電位信号生成回路部29を構成し、増幅回
路16,17、ローパスフィルタ19及び増幅回路20
は交流電位信号生成回路部30を構成する。また、ON
/OFFスイッチ25及びスイッチ駆動回路27は第1
のスイッチ手段31を、ON/OFFスイッチ21,2
4及びスイッチ駆動回路27は第2のスイッチ手段32
を、ON/OFFスイッチ22,24及びスイッチ駆動
回路27は第3のスイッチ手段33を構成する。
【0026】この場合、ピークホールド回路23は、正
負検出回路28により検出される入力信号の極性でもっ
て、該入力信号のピークレベルを図示しないコンデンサ
にホールドして出力する。
負検出回路28により検出される入力信号の極性でもっ
て、該入力信号のピークレベルを図示しないコンデンサ
にホールドして出力する。
【0027】尚、正負検出回路28は、操作スイッチ
5,6により交流測定モードが設定されたときには、後
述するようにスイッチ駆動回路27から与えられる信号
により、ピークホールド回路23の入力信号の極性を常
に正として検出するようになっている。また、正負検出
回路28には、ピークホールド回路23の入力信号と共
に該ピークホールド回路23の出力信号も入力されてお
り、後述のピーク測定モードの測定においてピークホー
ルド回路23がその入力信号の極性のピークレベルをホ
ールドして出力した後、該入力信号が0レベルもしくは
低レベルで極性が反転しても既にピークホールド回路2
3がホールドしているピークレベルの極性を検出して該
ピークホールド回路23に付与するようにしている。ま
た、ピークホールド回路23のピークレベルを保持・出
力するコンデンサは、ON/OFFスイッチ34及び抵
抗35を介して接地されており、ON/OFFスイッチ
34をONにすることで、保持したピークレベル(ピー
クホールド回路23の出力)が該コンデンサの容量と抵
抗35の抵抗値とにより定まる時定数でもってリセット
されるようになっている。
5,6により交流測定モードが設定されたときには、後
述するようにスイッチ駆動回路27から与えられる信号
により、ピークホールド回路23の入力信号の極性を常
に正として検出するようになっている。また、正負検出
回路28には、ピークホールド回路23の入力信号と共
に該ピークホールド回路23の出力信号も入力されてお
り、後述のピーク測定モードの測定においてピークホー
ルド回路23がその入力信号の極性のピークレベルをホ
ールドして出力した後、該入力信号が0レベルもしくは
低レベルで極性が反転しても既にピークホールド回路2
3がホールドしているピークレベルの極性を検出して該
ピークホールド回路23に付与するようにしている。ま
た、ピークホールド回路23のピークレベルを保持・出
力するコンデンサは、ON/OFFスイッチ34及び抵
抗35を介して接地されており、ON/OFFスイッチ
34をONにすることで、保持したピークレベル(ピー
クホールド回路23の出力)が該コンデンサの容量と抵
抗35の抵抗値とにより定まる時定数でもってリセット
されるようになっている。
【0028】前記各ON/OFFスイッチ21,22,
24,25,34は、例えば半導体IC(アナログスイ
ッチ)により構成されたものであり、その制御入力部に
Hレベル(正レベル)の信号を付与したときONし、L
レベル(負レベル)の信号を付与したときにOFFする
ようになっている。
24,25,34は、例えば半導体IC(アナログスイ
ッチ)により構成されたものであり、その制御入力部に
Hレベル(正レベル)の信号を付与したときONし、L
レベル(負レベル)の信号を付与したときにOFFする
ようになっている。
【0029】そして、これらのON/OFFスイッチ2
1,22,24,25,34の駆動等を行うための前記
スイッチ駆動回路27は、図3に示すように、前記操作
スイッチ5,6の操作位置に応じて、前記筐体2内に備
えられた電源回路(図示しない)から正電圧又は負電圧
が付与される6本の制御ライン36〜41を備えてい
る。ここで、制御ライン36はON/OFFスイッチ2
5に、制御ライン37は表示器8に、制御ライン38は
ON/OFFスイッチ21に、制御ライン39はON/
OFFスイッチ34に、制御ライン40はON/OFF
スイッチ22と表示器8と正負検出回路28とに、制御
ライン41はON/OFFスイッチ24に接続されてい
る。
1,22,24,25,34の駆動等を行うための前記
スイッチ駆動回路27は、図3に示すように、前記操作
スイッチ5,6の操作位置に応じて、前記筐体2内に備
えられた電源回路(図示しない)から正電圧又は負電圧
が付与される6本の制御ライン36〜41を備えてい
る。ここで、制御ライン36はON/OFFスイッチ2
5に、制御ライン37は表示器8に、制御ライン38は
ON/OFFスイッチ21に、制御ライン39はON/
OFFスイッチ34に、制御ライン40はON/OFF
スイッチ22と表示器8と正負検出回路28とに、制御
ライン41はON/OFFスイッチ24に接続されてい
る。
【0030】図3を参照して明らかなように、操作スイ
ッチ5をa側に操作したとき(リアル測定モードを設定
したとき)、制御ライン36からON/OFFスイッチ
25にHレベルの信号が付与されて該スイッチ25がO
Nすると共に、制御ライン39からON/OFFスイッ
チ34にHレベルの信号が付与されて該スイッチ34が
ONし、さらに、制御ライン37から表示器8にHレベ
ルの信号が付与される。このとき、表示器8に付与され
るHレベルの信号は、表示器8が直流の測定モードであ
る旨を示す“DC”という表示を行うための指示信号と
して使用される。
ッチ5をa側に操作したとき(リアル測定モードを設定
したとき)、制御ライン36からON/OFFスイッチ
25にHレベルの信号が付与されて該スイッチ25がO
Nすると共に、制御ライン39からON/OFFスイッ
チ34にHレベルの信号が付与されて該スイッチ34が
ONし、さらに、制御ライン37から表示器8にHレベ
ルの信号が付与される。このとき、表示器8に付与され
るHレベルの信号は、表示器8が直流の測定モードであ
る旨を示す“DC”という表示を行うための指示信号と
して使用される。
【0031】また、操作スイッチ5をb側に操作し、且
つ操作スイッチ6をc側に操作したとき(ピーク測定モ
ードを設定したとき)、制御ライン38からON/OF
Fスイッチ21にHレベルの信号が付与されて該スイッ
チ21がONすると共に、制御ライン41からON/O
FFスイッチ24にHレベルの信号が付与されて該スイ
ッチ24がONし、さらに、前記リアル測定モードと同
様に、制御ライン37から表示器8に“DC”表示を行
うためのHレベルの信号が付与される。
つ操作スイッチ6をc側に操作したとき(ピーク測定モ
ードを設定したとき)、制御ライン38からON/OF
Fスイッチ21にHレベルの信号が付与されて該スイッ
チ21がONすると共に、制御ライン41からON/O
FFスイッチ24にHレベルの信号が付与されて該スイ
ッチ24がONし、さらに、前記リアル測定モードと同
様に、制御ライン37から表示器8に“DC”表示を行
うためのHレベルの信号が付与される。
【0032】また、操作スイッチ5をb側に操作し、且
つ操作スイッチ6をd側に操作したとき(交流測定モー
ドを設定したとき)、制御ライン41からON/OFF
スイッチ24にHレベルの信号が付与されて該スイッチ
24がONすると共に、制御ライン40からON/OF
Fスイッチ22にHレベルの信号が付与されて該スイッ
チ22がONし、同時に該制御ライン40から表示器8
及び正負検出回路28にHレベルの信号が付与される。
このとき、表示器8に付与されるHレベルの信号は、表
示器8が交流の測定モードである旨を示す“AC”とい
う表示を行うための指示信号として使用される。また、
正負検出回路28に付与されるHレベルの信号は、前述
したように、ピークホールド回路23がその入力信号の
正極側のピークレベルをホールドするために使用され
る。
つ操作スイッチ6をd側に操作したとき(交流測定モー
ドを設定したとき)、制御ライン41からON/OFF
スイッチ24にHレベルの信号が付与されて該スイッチ
24がONすると共に、制御ライン40からON/OF
Fスイッチ22にHレベルの信号が付与されて該スイッ
チ22がONし、同時に該制御ライン40から表示器8
及び正負検出回路28にHレベルの信号が付与される。
このとき、表示器8に付与されるHレベルの信号は、表
示器8が交流の測定モードである旨を示す“AC”とい
う表示を行うための指示信号として使用される。また、
正負検出回路28に付与されるHレベルの信号は、前述
したように、ピークホールド回路23がその入力信号の
正極側のピークレベルをホールドするために使用され
る。
【0033】このような、操作スイッチ5,6の操作位
置に応じた各ON/OFFスイッチ21,22,24,
25,34のON/OFF状態を次の表1に示す。
置に応じた各ON/OFFスイッチ21,22,24,
25,34のON/OFF状態を次の表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】尚、前記ピークホールド回路23の出力を
リセットするための前記ON/OFFスイッチ34及び
抵抗35は、ピークホールド回路23のコンデンサと前
記スイッチ駆動回路27と併せて、本発明の構成に対応
してリセット手段42を構成するものである。
リセットするための前記ON/OFFスイッチ34及び
抵抗35は、ピークホールド回路23のコンデンサと前
記スイッチ駆動回路27と併せて、本発明の構成に対応
してリセット手段42を構成するものである。
【0036】図2を参照して、前記筐体2内には、さら
に、センサ部3の音叉型振動体10を駆動するための駆
動回路として、前記圧電素子12,12のうちの一方の
圧電素子12の出力信号から高周波ノイズを除去するた
めのローパスフィルタ43と、該ローパスフィルタ43
の出力を増幅して他方の圧電素子12に付与すると共に
初期駆動用の信号を該他方の圧電素子12に付与する駆
動用増幅回路44とを備えている。この駆動用増幅回路
44は、初期駆動用の信号を該他方の圧電素子12に付
与することにより前記音叉型振動体10の振動を開始せ
しめ、この時、該振動により前記一方の圧電素子12に
生じる信号を増幅して他方の圧電素子に付与することに
より、音叉型振動体10の振動を所定周波数で継続させ
る。
に、センサ部3の音叉型振動体10を駆動するための駆
動回路として、前記圧電素子12,12のうちの一方の
圧電素子12の出力信号から高周波ノイズを除去するた
めのローパスフィルタ43と、該ローパスフィルタ43
の出力を増幅して他方の圧電素子12に付与すると共に
初期駆動用の信号を該他方の圧電素子12に付与する駆
動用増幅回路44とを備えている。この駆動用増幅回路
44は、初期駆動用の信号を該他方の圧電素子12に付
与することにより前記音叉型振動体10の振動を開始せ
しめ、この時、該振動により前記一方の圧電素子12に
生じる信号を増幅して他方の圧電素子に付与することに
より、音叉型振動体10の振動を所定周波数で継続させ
る。
【0037】尚、図2中、45は駆動用増幅回路44の
出力を基に、前記実電位信号生成回路18が実電位信号
を生成するために必要なパルスを発生するパルス発生/
移相調整回路である。
出力を基に、前記実電位信号生成回路18が実電位信号
を生成するために必要なパルスを発生するパルス発生/
移相調整回路である。
【0038】次に、本実施例の表面電位測定器の作動を
説明する。
説明する。
【0039】例えば測定対象物Wの表面電位が定常的あ
るいは時間的変化の緩やかな直流電位である場合に、そ
の表面電位を測定する際には、電源スイッチ7をON操
作すると共に、操作スイッチ5を図1及び図3のa側に
操作し、測定モードをリアル測定モードに設定する。そ
して、この状態で照光手段13により発せられる光を測
定対象物Wの表面に照射しつつ測定器1の筐体2を測定
対象物Wに接近させ、測定対象物Wの表面に照射された
光の像により前述したように測定対象物Wとセンサ部3
のセンサ電極9との距離が所定距離D0 となったことが
確認される位置で測定器1の筐体2を保持する。尚、セ
ンサ部3の音叉型振動体10は、電源スイッチ7をON
操作することで、前記ローパスフィルタ43及び駆動用
増幅回路44により圧電素子12,12を介して所定周
波数(本実施例では400Hz)で振動される。また、
操作スイッチ5をa側に操作することで、ON/OFF
スイッチ25,34がON状態となる(表1参照)。
るいは時間的変化の緩やかな直流電位である場合に、そ
の表面電位を測定する際には、電源スイッチ7をON操
作すると共に、操作スイッチ5を図1及び図3のa側に
操作し、測定モードをリアル測定モードに設定する。そ
して、この状態で照光手段13により発せられる光を測
定対象物Wの表面に照射しつつ測定器1の筐体2を測定
対象物Wに接近させ、測定対象物Wの表面に照射された
光の像により前述したように測定対象物Wとセンサ部3
のセンサ電極9との距離が所定距離D0 となったことが
確認される位置で測定器1の筐体2を保持する。尚、セ
ンサ部3の音叉型振動体10は、電源スイッチ7をON
操作することで、前記ローパスフィルタ43及び駆動用
増幅回路44により圧電素子12,12を介して所定周
波数(本実施例では400Hz)で振動される。また、
操作スイッチ5をa側に操作することで、ON/OFF
スイッチ25,34がON状態となる(表1参照)。
【0040】この時、センサ部3のセンサ電極9には、
音叉型振動体10の振動と静電誘導とにより、測定対象
物Wの表面電位に応じた振幅レベルの交流信号が誘起さ
れ、その交流信号が増幅回路16,17を介して実電位
信号生成回路18に入力される。該実電位信号生成回路
18に入力される交流信号は例えば図4の実線uで示す
ような正弦波となり、その振幅レベルVD が測定対象物
Wの表面電位に比例したレベルで、周波数は音叉型振動
体10の振動周波数と同一となる。
音叉型振動体10の振動と静電誘導とにより、測定対象
物Wの表面電位に応じた振幅レベルの交流信号が誘起さ
れ、その交流信号が増幅回路16,17を介して実電位
信号生成回路18に入力される。該実電位信号生成回路
18に入力される交流信号は例えば図4の実線uで示す
ような正弦波となり、その振幅レベルVD が測定対象物
Wの表面電位に比例したレベルで、周波数は音叉型振動
体10の振動周波数と同一となる。
【0041】一方、実電位信号生成回路18には、図4
に破線で示すように実電位信号生成回路18に入力され
る交流信号と同期し、且つ該交流信号が最大レベルとな
るようなタイミングでもってパルスPがパルス発生/移
相調整回路45から付与される。そして、実電位信号生
成回路18は、パルスPが付与された時の交流信号のレ
ベル、すなわち、該交流信号の振幅レベルを該パルスP
が付与される毎に保持して出力する。これにより、実電
位信号生成回路18から図4に実線qで示すように測定
対象物Wの表面電位に比例したレベルVD の実電位信号
が出力される。
に破線で示すように実電位信号生成回路18に入力され
る交流信号と同期し、且つ該交流信号が最大レベルとな
るようなタイミングでもってパルスPがパルス発生/移
相調整回路45から付与される。そして、実電位信号生
成回路18は、パルスPが付与された時の交流信号のレ
ベル、すなわち、該交流信号の振幅レベルを該パルスP
が付与される毎に保持して出力する。これにより、実電
位信号生成回路18から図4に実線qで示すように測定
対象物Wの表面電位に比例したレベルVD の実電位信号
が出力される。
【0042】実電位信号生成回路18から出力された実
電位信号は、ON状態となっているON/OFFスイッ
チ25を介してA/D変換器26に付与されてデジタル
データに変換され、そのデジタルデータを表示器8が測
定対象物Wの表面電位を示すデータとして表示する。こ
の場合、前述のようにセンサ部3のセンサ電極9と測定
対象物Wとの距離合わせがなされた状態で、表示器8に
測定対象物Wの正しい表面電位の表示がなされるよう
に、前記増幅回路17のゲインが調整されており、これ
により表示器8の表示により測定対象物Wの表面電位の
実電位が測定される。
電位信号は、ON状態となっているON/OFFスイッ
チ25を介してA/D変換器26に付与されてデジタル
データに変換され、そのデジタルデータを表示器8が測
定対象物Wの表面電位を示すデータとして表示する。こ
の場合、前述のようにセンサ部3のセンサ電極9と測定
対象物Wとの距離合わせがなされた状態で、表示器8に
測定対象物Wの正しい表面電位の表示がなされるよう
に、前記増幅回路17のゲインが調整されており、これ
により表示器8の表示により測定対象物Wの表面電位の
実電位が測定される。
【0043】尚、かかるリアル測定モードにおける測定
時には、前記ON/OFFスイッチ34がON状態とさ
れるため、その測定の間に、ピークホールド回路23の
出力がリセットされる。
時には、前記ON/OFFスイッチ34がON状態とさ
れるため、その測定の間に、ピークホールド回路23の
出力がリセットされる。
【0044】また、この時、表示器8には、スイッチ駆
動回路27の制御ライン37からHレベルの信号が付与
されることで、該表示器8は、直流の測定モードである
旨を示す“DC”という表示を併せて行う。
動回路27の制御ライン37からHレベルの信号が付与
されることで、該表示器8は、直流の測定モードである
旨を示す“DC”という表示を併せて行う。
【0045】かかるリアル測定モードにおいて、測定対
象物Wの表面電位が比較的大きな時間的変動を生じるよ
うな場合には、それに追従して表示器8の表示も変化す
る。
象物Wの表面電位が比較的大きな時間的変動を生じるよ
うな場合には、それに追従して表示器8の表示も変化す
る。
【0046】このような測定対象物Wの表面電位のピー
ク値を測定する際には、操作スイッチ5を図1及び図3
のb側に操作すると共に、操作スイッチ6をc側に操作
し、測定モードをピーク測定モードに設定する。このよ
うな操作スイッチ5,6の操作により、ON/OFFス
イッチ21,24がON状態となる(表1参照)。ま
た、前記リアル測定モードの場合と同様に、電源スイッ
チ7をON操作した状態で、筐体2を測定対象物Wに近
づけて、該測定対象物Wとセンサ部3のセンサ電極9と
の距離を所定距離D0 に保持する。
ク値を測定する際には、操作スイッチ5を図1及び図3
のb側に操作すると共に、操作スイッチ6をc側に操作
し、測定モードをピーク測定モードに設定する。このよ
うな操作スイッチ5,6の操作により、ON/OFFス
イッチ21,24がON状態となる(表1参照)。ま
た、前記リアル測定モードの場合と同様に、電源スイッ
チ7をON操作した状態で、筐体2を測定対象物Wに近
づけて、該測定対象物Wとセンサ部3のセンサ電極9と
の距離を所定距離D0 に保持する。
【0047】この時、前記実電位信号生成回路18は、
前述のリアル測定モードの場合と同様に、測定対象物W
の表面電位の実電位に応じたレベルの実電位信号を生成
・出力し、その実電位信号は、例えば図5に実線rで示
すような信号となる。そして、実電位信号生成回路18
から出力される実電位信号は、ON/OFFスイッチ2
1を介してピークホールド回路23に入力される。そし
て、該ピークホールド回路23は、入力される実電位信
号のピークレベルの電圧(これが測定対象物Wの表面電
位のピーク値を示す)を図示しないコンデンサにホール
ドしてその電圧値を出力し、例えば図5の実線rで示す
実電位信号が入力されると、そのピークレベルの電圧V
P をホールドして出力する。尚、その後に電圧VP を越
えるレベルの実電位信号がピークホールド回路23に入
力されると、そのピークレベルの電圧がピークホールド
回路23から継続的に出力されることとなる。また、ピ
ークホールド回路23がホールドする実電位信号のピー
クレベルの電圧は、該実電位信号の極性(これは正負検
出回路28により検出される)、すなわち、測定対象物
Wの表面電位の極性のものであり、例えば該表面電位の
極性が負であれば、その負の極性のピークレベルの電圧
がホールドされる。
前述のリアル測定モードの場合と同様に、測定対象物W
の表面電位の実電位に応じたレベルの実電位信号を生成
・出力し、その実電位信号は、例えば図5に実線rで示
すような信号となる。そして、実電位信号生成回路18
から出力される実電位信号は、ON/OFFスイッチ2
1を介してピークホールド回路23に入力される。そし
て、該ピークホールド回路23は、入力される実電位信
号のピークレベルの電圧(これが測定対象物Wの表面電
位のピーク値を示す)を図示しないコンデンサにホール
ドしてその電圧値を出力し、例えば図5の実線rで示す
実電位信号が入力されると、そのピークレベルの電圧V
P をホールドして出力する。尚、その後に電圧VP を越
えるレベルの実電位信号がピークホールド回路23に入
力されると、そのピークレベルの電圧がピークホールド
回路23から継続的に出力されることとなる。また、ピ
ークホールド回路23がホールドする実電位信号のピー
クレベルの電圧は、該実電位信号の極性(これは正負検
出回路28により検出される)、すなわち、測定対象物
Wの表面電位の極性のものであり、例えば該表面電位の
極性が負であれば、その負の極性のピークレベルの電圧
がホールドされる。
【0048】このようにピークホールド回路23から出
力される表面電位のピーク値を示すレベルの信号は、O
N/OFFスイッチ24を介してA/D変換器26に付
与されてデジタルデータに変換され、そのデジタルデー
タを表示器8が測定対象物Wの表面電位を示すデータと
して表示する。この表示器8の表示により測定対象物W
の表面電位のピーク値が測定される。
力される表面電位のピーク値を示すレベルの信号は、O
N/OFFスイッチ24を介してA/D変換器26に付
与されてデジタルデータに変換され、そのデジタルデー
タを表示器8が測定対象物Wの表面電位を示すデータと
して表示する。この表示器8の表示により測定対象物W
の表面電位のピーク値が測定される。
【0049】尚、表示器8には、前記リアル測定モード
の場合と同様に、直流の測定モードである旨を示す“D
C”という表示が併せて行われる。
の場合と同様に、直流の測定モードである旨を示す“D
C”という表示が併せて行われる。
【0050】また、かかるピーク測定モードにおいて、
例えば表示器8の表示を確認すべく測定器1を測定対象
物Wから離反させると、ピークホールド回路23に入力
される信号レベルが0レベルとなったり、あるいは他の
帯電体の影響で極性が反転することがあるが、本実施例
においては、ピークホールド回路23の出力を正負検出
回路28に入力することで、ピークホールド回路23に
入力される実電位信号の極性が既にピークホールド回路
23から出力されている信号レベルに対して大きなレベ
ルで反転しない限り、該正負検出回路28はピークホー
ルド回路23の出力の極性と同じ極性を検出してピーク
ホールド回路23に付与するようにしている。これによ
り、上記のように測定対象物Wの表面電位のピーク値の
測定後に測定器1を測定対象物Wから離反させた際に、
ピークホールド回路23に入力される信号レベルが0レ
ベルとなったり、あるいは他の帯電体の影響で極性が反
転しても、ピークホールド回路23は現在ホールドして
いる入力信号のピークレベルをそのまま保持し、従っ
て、表示器8も前記測定相性物の表面電位の極性のピー
ク値を継続して表示する。この場合、前記操作スイッチ
5をa側に操作し、あるいは、操作スイッチ5をb側に
したままで操作スイッチ6をd側に操作して、前記ON
/OFFスイッチ34をON状態とすれば、ピークホー
ルド回路23の出力や表示器8の表示がリセットされる
ことはもちろんである。
例えば表示器8の表示を確認すべく測定器1を測定対象
物Wから離反させると、ピークホールド回路23に入力
される信号レベルが0レベルとなったり、あるいは他の
帯電体の影響で極性が反転することがあるが、本実施例
においては、ピークホールド回路23の出力を正負検出
回路28に入力することで、ピークホールド回路23に
入力される実電位信号の極性が既にピークホールド回路
23から出力されている信号レベルに対して大きなレベ
ルで反転しない限り、該正負検出回路28はピークホー
ルド回路23の出力の極性と同じ極性を検出してピーク
ホールド回路23に付与するようにしている。これによ
り、上記のように測定対象物Wの表面電位のピーク値の
測定後に測定器1を測定対象物Wから離反させた際に、
ピークホールド回路23に入力される信号レベルが0レ
ベルとなったり、あるいは他の帯電体の影響で極性が反
転しても、ピークホールド回路23は現在ホールドして
いる入力信号のピークレベルをそのまま保持し、従っ
て、表示器8も前記測定相性物の表面電位の極性のピー
ク値を継続して表示する。この場合、前記操作スイッチ
5をa側に操作し、あるいは、操作スイッチ5をb側に
したままで操作スイッチ6をd側に操作して、前記ON
/OFFスイッチ34をON状態とすれば、ピークホー
ルド回路23の出力や表示器8の表示がリセットされる
ことはもちろんである。
【0051】次に測定対象物Wの表面電位が交流電位成
分を含んでいる場合に、その交流電位の振幅値を測定す
る際には、操作スイッチ5を図1及び図3のb側に操作
すると共に、操作スイッチ6をd側に操作し、測定モー
ドを交流測定モードに設定する。このような操作スイッ
チ5,6の操作により、ON/OFFスイッチ22,2
4,34がON状態となる(表1参照)。また、前記リ
アル測定モード等の場合と同様に、電源スイッチ7をO
N操作した状態で、筐体2を測定対象物Wに近づけて、
該測定対象物Wとセンサ部3のセンサ電極9との距離を
所定距離D0 に保持する。
分を含んでいる場合に、その交流電位の振幅値を測定す
る際には、操作スイッチ5を図1及び図3のb側に操作
すると共に、操作スイッチ6をd側に操作し、測定モー
ドを交流測定モードに設定する。このような操作スイッ
チ5,6の操作により、ON/OFFスイッチ22,2
4,34がON状態となる(表1参照)。また、前記リ
アル測定モード等の場合と同様に、電源スイッチ7をO
N操作した状態で、筐体2を測定対象物Wに近づけて、
該測定対象物Wとセンサ部3のセンサ電極9との距離を
所定距離D0 に保持する。
【0052】本実施例の表面電位測定器1においては、
前記音叉型振動体10の振動周波数よりも低周波数の交
流電位を測定するようになっており、このような交流電
位成分が測定対象物Wに生じている場合には、前記増幅
回路17からは、例えば図6に実線sで示すような信号
が出力される。この場合、音叉型振動体10が閉じられ
た時、センサ電極9を電界から完全に遮蔽していない構
造のため、増幅回路17から出力される信号sは、同図
示のように、音叉型振動体10の振動周波数の交流信号
が表面電位の交流電位信号成分により正側が負側に対し
てより大きく振幅変調された形の信号となる。
前記音叉型振動体10の振動周波数よりも低周波数の交
流電位を測定するようになっており、このような交流電
位成分が測定対象物Wに生じている場合には、前記増幅
回路17からは、例えば図6に実線sで示すような信号
が出力される。この場合、音叉型振動体10が閉じられ
た時、センサ電極9を電界から完全に遮蔽していない構
造のため、増幅回路17から出力される信号sは、同図
示のように、音叉型振動体10の振動周波数の交流信号
が表面電位の交流電位信号成分により正側が負側に対し
てより大きく振幅変調された形の信号となる。
【0053】そして、このように増幅回路17から出力
される信号は、ローパスフィルタ19に入力され、該ロ
ーパスフィルタ19により前記音叉型振動体10の振動
周波数を含む高周波成分が除去され、さらに増幅回路2
0により増幅される。これにより、増幅回路20から、
図7に実線tで示すように測定対象物Wの交流電位成6
に比例したレベルの交流電位信号が出力される。
される信号は、ローパスフィルタ19に入力され、該ロ
ーパスフィルタ19により前記音叉型振動体10の振動
周波数を含む高周波成分が除去され、さらに増幅回路2
0により増幅される。これにより、増幅回路20から、
図7に実線tで示すように測定対象物Wの交流電位成6
に比例したレベルの交流電位信号が出力される。
【0054】この増幅回路20から出力される交流電位
信号は、ON/OFFスイッチ22を介してピークホー
ルド回路23に入力される。そして、該ピークホールド
回路23は、入力される交流電位信号の正のピークレベ
ルの電圧(これが測定対象物Wの交流電位の振幅値を示
す)を図示しないコンデンサにホールドして出力し、例
えば図7に実線tで示した交流電位信号が入力される
と、その振幅レベルの電圧VACをホールドして出力す
る。
信号は、ON/OFFスイッチ22を介してピークホー
ルド回路23に入力される。そして、該ピークホールド
回路23は、入力される交流電位信号の正のピークレベ
ルの電圧(これが測定対象物Wの交流電位の振幅値を示
す)を図示しないコンデンサにホールドして出力し、例
えば図7に実線tで示した交流電位信号が入力される
と、その振幅レベルの電圧VACをホールドして出力す
る。
【0055】このようにピークホールド回路23から出
力される表面電位の交流電位成分の振幅値を示すレベル
の信号は、ON/OFFスイッチ24を介してA/D変
換器26に付与されてデジタルデータに変換され、その
デジタルデータを表示器8が測定対象物Wの交流電位の
振幅値を示すデータとして表示する。この場合、前述の
ようにセンサ部3のセンサ電極9と測定対象物Wとの距
離合わせがなされた状態で、表示器8に測定対象物Wの
正しい交流電位の振幅値表示がなされるように、前記増
幅回路20のゲインが調整されており、これにより表示
器8の表示により測定対象物Wの交流電位の振幅値が測
定される。
力される表面電位の交流電位成分の振幅値を示すレベル
の信号は、ON/OFFスイッチ24を介してA/D変
換器26に付与されてデジタルデータに変換され、その
デジタルデータを表示器8が測定対象物Wの交流電位の
振幅値を示すデータとして表示する。この場合、前述の
ようにセンサ部3のセンサ電極9と測定対象物Wとの距
離合わせがなされた状態で、表示器8に測定対象物Wの
正しい交流電位の振幅値表示がなされるように、前記増
幅回路20のゲインが調整されており、これにより表示
器8の表示により測定対象物Wの交流電位の振幅値が測
定される。
【0056】尚、表示器8には、スイッチ駆動回路27
の制御ライン40からHレベルの信号が付与されること
で、該表示器8は、交流の測定モードである旨を示す
“AC”という表示を併せて行う。
の制御ライン40からHレベルの信号が付与されること
で、該表示器8は、交流の測定モードである旨を示す
“AC”という表示を併せて行う。
【0057】また、かかる交流測定モードにおいては、
前記ON/OFFスイッチ34がON状態とされるた
め、前記ピークホールド回路23の出力が、それをホー
ルドするコンデンサ(図示しない)の容量と、該コンデ
ンサにON/OFFスイッチ34を介して接続される前
記抵抗35の抵抗値とにより定まる時定数でもってリセ
ットされる。この場合、該時定数は、測定する交流電位
の周期よりも十分に長いものに設定されている。
前記ON/OFFスイッチ34がON状態とされるた
め、前記ピークホールド回路23の出力が、それをホー
ルドするコンデンサ(図示しない)の容量と、該コンデ
ンサにON/OFFスイッチ34を介して接続される前
記抵抗35の抵抗値とにより定まる時定数でもってリセ
ットされる。この場合、該時定数は、測定する交流電位
の周期よりも十分に長いものに設定されている。
【0058】このため、測定対象物Wの交流電位の振幅
が時間的に変化しない場合は、ピークホールド回路23
は、交流電位の振幅値を示すほぼ一定レベルの電圧を出
力し、従って、表示器8により表示される交流電位の振
幅値もほぼ一定となる。
が時間的に変化しない場合は、ピークホールド回路23
は、交流電位の振幅値を示すほぼ一定レベルの電圧を出
力し、従って、表示器8により表示される交流電位の振
幅値もほぼ一定となる。
【0059】一方、測定対象物Wの交流電位の振幅が時
間的変動を生じる場合、例えば測定の途中で測定対象物
Wの交流電位が減少した場合には、その減少前にピーク
ホールド回路23にホールドされる電圧がその減少後に
は、前記時定数でもって減衰し、最終的には減少後の交
流電位の振幅値に対応したレベルとなる。従って、表示
器8の表示も減少後の交流電位の振幅値を表示するよう
になる。尚、交流電位が増加した場合には、それに追従
してピークホールド回路23の出力が増加し、従って表
示器8に表示される交流電位の振幅値も増加することは
もちろんである。
間的変動を生じる場合、例えば測定の途中で測定対象物
Wの交流電位が減少した場合には、その減少前にピーク
ホールド回路23にホールドされる電圧がその減少後に
は、前記時定数でもって減衰し、最終的には減少後の交
流電位の振幅値に対応したレベルとなる。従って、表示
器8の表示も減少後の交流電位の振幅値を表示するよう
になる。尚、交流電位が増加した場合には、それに追従
してピークホールド回路23の出力が増加し、従って表
示器8に表示される交流電位の振幅値も増加することは
もちろんである。
【0060】このように、交流測定モードにおいては、
ピークホールド回路23の出力を所定の時定数でもって
リセットするためのON/OFFスイッチ34をON状
態としておくことで、表示器8の表示により、測定対象
物Wの交流電位の振幅値の変化の様子を把握することが
できる。
ピークホールド回路23の出力を所定の時定数でもって
リセットするためのON/OFFスイッチ34をON状
態としておくことで、表示器8の表示により、測定対象
物Wの交流電位の振幅値の変化の様子を把握することが
できる。
【0061】また、一般に、測定対象物Wの交流電位に
対応して前記センサ電極9から得られる信号成分は比較
的小さいため、測定を行うべく表面電位測定器1を測定
対象物Wに接近させる際に、その影響で前記増幅回路2
0から測定対象物Wの交流電位の実際の振幅値よりも大
きな振幅レベルの交流電位信号が出力されやすい。そし
て、このような場合に、ピークホールド回路23から出
力される電圧レベルは、測定開始初期には、測定対象物
Wの交流電位の実際の振幅値に対応したレベルよりも大
きなレベルとなって、表示器8に実際の振幅値よりも大
きな値が表示されることとなるが、ON/OFFスイッ
チ34をON状態としておくことで、センサ電極9と測
定対象物Wとの距離合わせがなされた後には、最終的
に、ピークホールド回路23から出力される電圧レベル
が測定対象物Wの交流電位の実際の振幅値に対応したレ
ベルとなって、表示器8に実際の振幅値が正しく表示さ
れることとなる。
対応して前記センサ電極9から得られる信号成分は比較
的小さいため、測定を行うべく表面電位測定器1を測定
対象物Wに接近させる際に、その影響で前記増幅回路2
0から測定対象物Wの交流電位の実際の振幅値よりも大
きな振幅レベルの交流電位信号が出力されやすい。そし
て、このような場合に、ピークホールド回路23から出
力される電圧レベルは、測定開始初期には、測定対象物
Wの交流電位の実際の振幅値に対応したレベルよりも大
きなレベルとなって、表示器8に実際の振幅値よりも大
きな値が表示されることとなるが、ON/OFFスイッ
チ34をON状態としておくことで、センサ電極9と測
定対象物Wとの距離合わせがなされた後には、最終的
に、ピークホールド回路23から出力される電圧レベル
が測定対象物Wの交流電位の実際の振幅値に対応したレ
ベルとなって、表示器8に実際の振幅値が正しく表示さ
れることとなる。
【0062】以上説明したように、本実施例の表面電位
測定器1は、操作スイッチ5,6の操作位置に応じて、
ON/OFFスイッチ21,22,24,25,34を
適宜ON/OFFさせることで、リアル測定モード、ピ
ーク測定モード及び交流測定モードの各測定を、各測定
モードについて必要な回路構成を互いに共用しつつ回路
部品の少ない簡単な回路構成で容易且つ的確に行うこと
ができる。
測定器1は、操作スイッチ5,6の操作位置に応じて、
ON/OFFスイッチ21,22,24,25,34を
適宜ON/OFFさせることで、リアル測定モード、ピ
ーク測定モード及び交流測定モードの各測定を、各測定
モードについて必要な回路構成を互いに共用しつつ回路
部品の少ない簡単な回路構成で容易且つ的確に行うこと
ができる。
【0063】尚、本実施例においては、前記ON/OF
Fスイッチ21,22,24,25,34として半導体
スイッチ素子を使用したが、リレースイッチを使用する
ことも可能であり、また、各測定モードに対応して使用
者が適宜操作する操作スイッチを使用することも可能で
ある。
Fスイッチ21,22,24,25,34として半導体
スイッチ素子を使用したが、リレースイッチを使用する
ことも可能であり、また、各測定モードに対応して使用
者が適宜操作する操作スイッチを使用することも可能で
ある。
【0064】また、本実施例においては、振動型の測定
器を例にとって説明したが、静電誘導型や回転セクタ型
のものについても本発明を適用することができることは
もちろんである。
器を例にとって説明したが、静電誘導型や回転セクタ型
のものについても本発明を適用することができることは
もちろんである。
【0065】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、モード切換設定手段により設定されるリアル
測定モード、ピーク測定モード及び交流測定モードの各
測定モードに対応させて、実電位信号生成回路部や交流
電位信号生成回路部、ピーク信号生成回路部と表示手段
との接続構成を第1乃至第3のスイッチ手段により適宜
変更せしめるようにしたことによって、物体の時々刻々
の表面電位と該表面電位のピーク値と交流の表面電位の
振幅値との測定を少ない回路部品構成で簡単且つ小型な
構成で行うことができ、特に携帯型の表面電位測定器に
おいて好適な安価で小型な測定器を提供することができ
る。
によれば、モード切換設定手段により設定されるリアル
測定モード、ピーク測定モード及び交流測定モードの各
測定モードに対応させて、実電位信号生成回路部や交流
電位信号生成回路部、ピーク信号生成回路部と表示手段
との接続構成を第1乃至第3のスイッチ手段により適宜
変更せしめるようにしたことによって、物体の時々刻々
の表面電位と該表面電位のピーク値と交流の表面電位の
振幅値との測定を少ない回路部品構成で簡単且つ小型な
構成で行うことができ、特に携帯型の表面電位測定器に
おいて好適な安価で小型な測定器を提供することができ
る。
【0066】さらに、交流測定モードにおいてピーク信
号生成回路部の出力を測定する交流電位の周期よりも長
い時定数でリセットせしめるリセット手段を備えたこと
によって、交流電位の振幅値が時間的に変化するような
場合であっても、その振幅値の変化の様子を表示手段に
表示させることができ、交流電位の振幅値の測定を的確
に行うことができる。
号生成回路部の出力を測定する交流電位の周期よりも長
い時定数でリセットせしめるリセット手段を備えたこと
によって、交流電位の振幅値が時間的に変化するような
場合であっても、その振幅値の変化の様子を表示手段に
表示させることができ、交流電位の振幅値の測定を的確
に行うことができる。
【図1】本発明の一例の表面電位測定器の外観斜視図。
【図2】図1の表面電位測定器の要部の回路構成図。
【図3】図1の表面電位測定器の要部の回路構成図。
【図4】図1の表面電位測定器の作動を説明するための
線図。
線図。
【図5】図1の表面電位測定器の作動を説明するための
線図。
線図。
【図6】図1の表面電位測定器の作動を説明するための
線図。
線図。
【図7】図1の表面電位測定器の作動を説明するための
線図。
線図。
1…表面電位測定器、3…センサ部、5,6…モード切
換設定手段、8…表示手段(表示器)、23…ピーク信
号生成回路部(ピークホールド回路)、29…実電位信
号生成回路部、30…交流電位信号生成回路部、31…
第1のスイッチ手段、32…第2のスイッチ手段、33
…第3のスイッチ手段、W…測定対象物。
換設定手段、8…表示手段(表示器)、23…ピーク信
号生成回路部(ピークホールド回路)、29…実電位信
号生成回路部、30…交流電位信号生成回路部、31…
第1のスイッチ手段、32…第2のスイッチ手段、33
…第3のスイッチ手段、W…測定対象物。
Claims (2)
- 【請求項1】測定対象物に対向配置したとき、静電誘導
により該測定対象物の表面電位に応じた信号を出力する
センサ部と、 前記センサ部の出力信号から前記測定対象物の時々刻々
の実電位を示す実電位信号を生成する実電位信号生成回
路部と、 前記センサ部の出力信号から前記測定対象物の交流電位
を示す交流電位信号を生成する交流電位信号生成回路部
と、 前記実電位信号を入力したとき、該実電位信号のピーク
レベルを示すピーク信号を前記測定対象物の実電位のピ
ーク値として生成すると共に、前記交流電位信号を入力
したとき、該交流電位信号のピークレベルを示すピーク
信号を前記測定対象物の交流電位の振幅値として生成す
るピーク信号生成回路部と、 前記測定対象物の実電位と該実電位のピーク値と交流電
位の振幅値とをそれぞれ測定するためのリアル測定モー
ドとピーク測定モードと交流測定モードとを選択的に切
換設定するためのモード切換設定手段と、 前記各測定モードにおける測定値を表示する表示手段
と、 前記リアル測定モードが選択されたとき、前記表示手段
に前記実電位信号を入力して前記測定対象物の実電位を
表示せしめるべく前記実電位信号生成回路部を該表示手
段に接続する第1のスイッチ手段と、 前記ピーク測定モードが選択されたとき、前記ピーク信
号生成回路部に前記実電位信号を入力すべく前記実電位
信号生成回路部を該ピーク信号生成回路部に接続すると
共に、前記表示手段に前記ピーク信号を入力して前記測
定対象物の実電位のピーク値を表示せしめるべく該ピー
ク信号生成回路部を前記表示手段に接続する第2のスイ
ッチ手段と、 前記交流測定モードが選択されたとき、前記ピーク信号
生成回路部に前記交流電位信号を入力すべく前記交流電
位信号生成回路部を該ピーク信号生成回路部に接続する
と共に、前記表示手段に前記ピーク信号を入力して前記
測定対象物の交流電位の振幅値を表示せしめるべく該ピ
ーク信号生成回路部を前記表示手段に接続する第3のス
イッチ手段とを備えたことを特徴とする表面電位測定
器。 - 【請求項2】前記交流測定モードが選択されたとき、前
記ピーク信号生成回路部の出力を前記振幅値を測定する
前記交流電位の周期よりも長い時定数でリセットせしめ
るリセット手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
の表面電位測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26363194A JPH08122380A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 表面電位測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26363194A JPH08122380A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 表面電位測定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08122380A true JPH08122380A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17392195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26363194A Pending JPH08122380A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 表面電位測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08122380A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106970273A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-07-21 | 北京卫星环境工程研究所 | 基于电光调制的旋叶式表面电位测量装置 |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP26363194A patent/JPH08122380A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106970273A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-07-21 | 北京卫星环境工程研究所 | 基于电光调制的旋叶式表面电位测量装置 |
| CN106970273B (zh) * | 2017-03-30 | 2019-10-29 | 北京卫星环境工程研究所 | 基于电光调制的旋叶式表面电位测量装置 |
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