JPH0812383A - 合わせガラス用中間膜 - Google Patents
合わせガラス用中間膜Info
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- JPH0812383A JPH0812383A JP15203994A JP15203994A JPH0812383A JP H0812383 A JPH0812383 A JP H0812383A JP 15203994 A JP15203994 A JP 15203994A JP 15203994 A JP15203994 A JP 15203994A JP H0812383 A JPH0812383 A JP H0812383A
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- interlayer film
- laminated glass
- silane coupling
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- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
- B32B17/10761—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing vinyl acetal
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 膜の自着性、吸湿性及び可塑剤のブリードが
なく、耐熱性や耐湿性に優れ、しかも調湿を必要とせ
ず、高価なオートクレーブを使用することなく、比較的
低い温度で合わせ加工が可能で、ガラス板との接着性や
透明性の良好な合わせガラス用中間膜を得る。 【構成】 この合わせガラス用中間膜は、エチレン−酢
酸ビニル共重合体の部分鹸化物をジカルボン酸無水物に
よって部分エステル化して得られ、酢酸ビニル成分0.
5〜35重量%、ビニルアルコール成分4〜18重量
%、ビニルアルコールのジカルボン酸部分エステル成分
6〜60重量%の変性樹脂100重量部と、シランカッ
プリング剤0.01〜4重量部とからなる。シランカッ
プリング剤としては、アミノ基(有機官能性基)及びア
ルコキシ基(加水分解性基)を有する化合物が好適であ
る。
なく、耐熱性や耐湿性に優れ、しかも調湿を必要とせ
ず、高価なオートクレーブを使用することなく、比較的
低い温度で合わせ加工が可能で、ガラス板との接着性や
透明性の良好な合わせガラス用中間膜を得る。 【構成】 この合わせガラス用中間膜は、エチレン−酢
酸ビニル共重合体の部分鹸化物をジカルボン酸無水物に
よって部分エステル化して得られ、酢酸ビニル成分0.
5〜35重量%、ビニルアルコール成分4〜18重量
%、ビニルアルコールのジカルボン酸部分エステル成分
6〜60重量%の変性樹脂100重量部と、シランカッ
プリング剤0.01〜4重量部とからなる。シランカッ
プリング剤としては、アミノ基(有機官能性基)及びア
ルコキシ基(加水分解性基)を有する化合物が好適であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を変性して得られる変性樹脂を主成分とする
合わせガラス用中間膜に関する。
ル共重合体を変性して得られる変性樹脂を主成分とする
合わせガラス用中間膜に関する。
【0002】
【従来の技術】合わせガラス用中間膜としては、可塑剤
を含有するポリビニルブチラール中間膜が、広く使用さ
れている。
を含有するポリビニルブチラール中間膜が、広く使用さ
れている。
【0003】この種のポリビニルブチラール中間膜は、
強靱で透明性やガラスとの接着性に優れているが、特
に、膜に自着性や吸湿性があり、また可塑剤もブリード
しやすく、しかも高価なオートクレーブを用いて高温高
圧下で合わせ加工を行う必要がある。
強靱で透明性やガラスとの接着性に優れているが、特
に、膜に自着性や吸湿性があり、また可塑剤もブリード
しやすく、しかも高価なオートクレーブを用いて高温高
圧下で合わせ加工を行う必要がある。
【0004】上記欠点を改良した中間膜として、特公昭
47−2103号公報には、エチレン−酢酸ビニル共重
合体の部分鹸化物を無水フタル酸によって部分エステル
化した特定成分の変性樹脂からなる中間膜が提案されて
いる。
47−2103号公報には、エチレン−酢酸ビニル共重
合体の部分鹸化物を無水フタル酸によって部分エステル
化した特定成分の変性樹脂からなる中間膜が提案されて
いる。
【0005】また、特公平2−53381号公報には、
エチレン−酢酸ビニル共重合体に有機過酸化物及びシラ
ンカップリング剤を配合してなる熱架橋性の中間膜が提
案されている。
エチレン−酢酸ビニル共重合体に有機過酸化物及びシラ
ンカップリング剤を配合してなる熱架橋性の中間膜が提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記変性樹脂からなる
中間膜及び熱架橋性の中間膜は、高価なオートクレーブ
以外にプレス機や圧着ロールを用いて合わせわせ加工が
可能であるが、ガラスとの接着性が不充分で、耐熱性や
耐湿性も充分に満足のいくものではない。
中間膜及び熱架橋性の中間膜は、高価なオートクレーブ
以外にプレス機や圧着ロールを用いて合わせわせ加工が
可能であるが、ガラスとの接着性が不充分で、耐熱性や
耐湿性も充分に満足のいくものではない。
【0007】また、通常、性能の良い合わせガラスを得
るために、比較的高温(約130℃以上)で合わせわせ
加工が行われているが、高温になるほど中間膜が流動し
やすくなり、加工作業性が悪化する。
るために、比較的高温(約130℃以上)で合わせわせ
加工が行われているが、高温になるほど中間膜が流動し
やすくなり、加工作業性が悪化する。
【0008】また、ガラス板としてポリカーボネートや
ポリメチルメタクリレート等の有機ガラス板を用いる場
合、このような高温で加熱加圧すると、これ等の有機ガ
ラス板が熱変形するので、無機ガラス板に限られる。
ポリメチルメタクリレート等の有機ガラス板を用いる場
合、このような高温で加熱加圧すると、これ等の有機ガ
ラス板が熱変形するので、無機ガラス板に限られる。
【0009】さらに、上記中間膜を用いて装飾合わせガ
ラスを作製する場合、この中間膜の間に装飾模様を印刷
したポリエステルフィルム等を介在させるが、このフィ
ルムの印刷インキには耐熱染料が必要で、コスト高にな
る。
ラスを作製する場合、この中間膜の間に装飾模様を印刷
したポリエステルフィルム等を介在させるが、このフィ
ルムの印刷インキには耐熱染料が必要で、コスト高にな
る。
【0010】この発明は、上記従来中間膜の有する欠点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、膜の自着性、吸湿性及び可塑剤のブリードがなく、
耐熱性や耐湿性に優れ、しかも調湿を必要とせず、高価
なオートクレーブを使用することなく、比較的低い温度
で合わせ加工が可能で、ガラス板との接着性や透明性の
良好な合わせガラス用中間膜を提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、膜の自着性、吸湿性及び可塑剤のブリードがなく、
耐熱性や耐湿性に優れ、しかも調湿を必要とせず、高価
なオートクレーブを使用することなく、比較的低い温度
で合わせ加工が可能で、ガラス板との接着性や透明性の
良好な合わせガラス用中間膜を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エチレン−
酢酸ビニル共重合体の部分鹸化物をジカルボン酸無水物
によって部分エステル化して得られ、酢酸ビニル成分
0.5〜35重量%、ビニルアルコール成分4〜18重
量%、ビニルアルコールのジカルボン酸部分エステル成
分6〜60重量%の変性樹脂100重量部と、シランカ
ップリング剤0.01〜4重量部とからなる合わせガラ
ス用中間膜によって達成することができる。
酢酸ビニル共重合体の部分鹸化物をジカルボン酸無水物
によって部分エステル化して得られ、酢酸ビニル成分
0.5〜35重量%、ビニルアルコール成分4〜18重
量%、ビニルアルコールのジカルボン酸部分エステル成
分6〜60重量%の変性樹脂100重量部と、シランカ
ップリング剤0.01〜4重量部とからなる合わせガラ
ス用中間膜によって達成することができる。
【0012】この発明に用いるエチレン−酢酸ビニル共
重合体の部分鹸化物は、エチレン−酢酸ビニル共重合体
を部分加水分解して得られる。部分加水分解は、例え
ば、酸や塩基を触媒としてメタノール中で反応させるこ
とにより加水分解し、酢酸ビニル成分を一部残留させる
ことにより行われる。
重合体の部分鹸化物は、エチレン−酢酸ビニル共重合体
を部分加水分解して得られる。部分加水分解は、例え
ば、酸や塩基を触媒としてメタノール中で反応させるこ
とにより加水分解し、酢酸ビニル成分を一部残留させる
ことにより行われる。
【0013】ここで、エチレン−酢酸ビニル共重合体と
しては、酢酸ビニルを5〜50重量%含有し、メルトイ
ンデックス(MI)が1〜200のものを用いるのが適
当である。
しては、酢酸ビニルを5〜50重量%含有し、メルトイ
ンデックス(MI)が1〜200のものを用いるのが適
当である。
【0014】酢酸ビニル含有量が多すぎると、得られる
中間膜の透明性は向上するが、引張り特性が低下し、逆
に、酢酸ビニル含有量が少なすぎると、得られる中間膜
の引張り特性は充分であるが、透明性が低下する。
中間膜の透明性は向上するが、引張り特性が低下し、逆
に、酢酸ビニル含有量が少なすぎると、得られる中間膜
の引張り特性は充分であるが、透明性が低下する。
【0015】メルトインデックスが低すぎると、得られ
る中間膜の流動性が低下して製膜が難しくなり、逆に、
メルトインデックスが高すぎると、得られる中間膜の加
工作業性が悪化する。
る中間膜の流動性が低下して製膜が難しくなり、逆に、
メルトインデックスが高すぎると、得られる中間膜の加
工作業性が悪化する。
【0016】この発明においては、上記エチレン−酢酸
ビニル共重合体の部分鹸化物を、ジカルボン酸無水物に
よって部分エステル化する。部分エステル化は、例え
ば、上記部分鹸化物とジカルボン酸無水物とを、トルエ
ンやキシレンなどの溶剤に混合し、これを加熱すること
により行われる。
ビニル共重合体の部分鹸化物を、ジカルボン酸無水物に
よって部分エステル化する。部分エステル化は、例え
ば、上記部分鹸化物とジカルボン酸無水物とを、トルエ
ンやキシレンなどの溶剤に混合し、これを加熱すること
により行われる。
【0017】ジカルボン酸無水物としては、無水マレイ
ン酸、無水琥珀酸、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロフ
タル酸等が用いられ、これ等は単独で用いてもよく、二
種以上を併用してもよい。これ等のジカルボン酸無水物
は、その大部分が一個のカルボキシル基を残した形で上
記部分鹸化物に結合される。こうして、変性樹脂が得ら
れる。
ン酸、無水琥珀酸、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロフ
タル酸等が用いられ、これ等は単独で用いてもよく、二
種以上を併用してもよい。これ等のジカルボン酸無水物
は、その大部分が一個のカルボキシル基を残した形で上
記部分鹸化物に結合される。こうして、変性樹脂が得ら
れる。
【0018】この発明においては、上記変性樹脂におい
て、酢酸ビニル成分0.5〜35重量%、ビニルアルコ
ール成分4〜18重量%、ビニルアルコールのジカルボ
ン酸部分エステル成分5〜60重量%のものを使用す
る。
て、酢酸ビニル成分0.5〜35重量%、ビニルアルコ
ール成分4〜18重量%、ビニルアルコールのジカルボ
ン酸部分エステル成分5〜60重量%のものを使用す
る。
【0019】酢酸ビニル成分が少なくなると、得られる
中間膜の透明性や流動性が低下し、逆に酢酸ビニル成分
が多くなると、得られる中間膜の接着性や引張り特性が
低下するため、酢酸ビニル成分は0.5〜35重量%に
限定される。
中間膜の透明性や流動性が低下し、逆に酢酸ビニル成分
が多くなると、得られる中間膜の接着性や引張り特性が
低下するため、酢酸ビニル成分は0.5〜35重量%に
限定される。
【0020】ビニルアルコール成分が少なくなると、得
られる中間膜の接着性や引張り特性が低下し、逆にビニ
ルアルコール成分が多くなると、耐水性が低下するた
め、ビニルアルコール成分は4〜18重量%に限定され
る。
られる中間膜の接着性や引張り特性が低下し、逆にビニ
ルアルコール成分が多くなると、耐水性が低下するた
め、ビニルアルコール成分は4〜18重量%に限定され
る。
【0021】ビニルアルコールのジカルボン酸部分エス
テル成分が少なくなると、得られる中間膜の透明性が低
下し、逆にビニルアルコールのジカルボン酸部分エステ
ル成分が多くなると、引張り特性が低下するため、ビニ
ルアルコールのジカルボン酸部分エステル成分は5〜6
0重量%に限定される。
テル成分が少なくなると、得られる中間膜の透明性が低
下し、逆にビニルアルコールのジカルボン酸部分エステ
ル成分が多くなると、引張り特性が低下するため、ビニ
ルアルコールのジカルボン酸部分エステル成分は5〜6
0重量%に限定される。
【0022】なお、上記変性樹脂は、メルトインデック
ス(MI)が2〜50のものを用いるのが好ましい。メ
ルトインデックスが低すぎると、得られる中間膜の流動
性が低下して製膜が難しくなり、逆に、メルトインデッ
クスが高すぎると、得られる中間膜の加工作業性が悪化
し、また粘性が低下してガラスとの接着性が低下する。
ここで、変性樹脂のメルトインデックスは、JIS K
7210に準拠し、温度190℃、荷重2.16 kg
f の条件で測定される値である。
ス(MI)が2〜50のものを用いるのが好ましい。メ
ルトインデックスが低すぎると、得られる中間膜の流動
性が低下して製膜が難しくなり、逆に、メルトインデッ
クスが高すぎると、得られる中間膜の加工作業性が悪化
し、また粘性が低下してガラスとの接着性が低下する。
ここで、変性樹脂のメルトインデックスは、JIS K
7210に準拠し、温度190℃、荷重2.16 kg
f の条件で測定される値である。
【0023】この発明においては、上記変性樹脂にシラ
ンカップリング剤が配合される。このシランカップリン
グ剤は、中間膜とガラスとの接着性を改善するためのも
ので、公知のいかなるシランカップリング剤も使用可能
である。
ンカップリング剤が配合される。このシランカップリン
グ剤は、中間膜とガラスとの接着性を改善するためのも
ので、公知のいかなるシランカップリング剤も使用可能
である。
【0024】このようなシランカップリング剤として
は、例えば、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−
アミノプロピルメチルジブトキシシラン、3−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルヘキシルジメトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−(2−アミノメチル)−3−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノ基(有機官
能性基)及びアルコキシ基(加水分解性基)を有する化
合物が挙げられる。
は、例えば、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−
アミノプロピルメチルジブトキシシラン、3−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルヘキシルジメトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−(2−アミノメチル)−3−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノ基(有機官
能性基)及びアルコキシ基(加水分解性基)を有する化
合物が挙げられる。
【0025】その他、ビニルトリエトキシシラン、3−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、
3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メル
カプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−クロロプ
ロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエ
トキシシラン等のビニル、メタクリル基、メルカプト
基、塩素(いずれも有機官能性基)及びアルコキシ基
(加水分解性基)を有する化合物が挙げられる。
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、
3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メル
カプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−クロロプ
ロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエ
トキシシラン等のビニル、メタクリル基、メルカプト
基、塩素(いずれも有機官能性基)及びアルコキシ基
(加水分解性基)を有する化合物が挙げられる。
【0026】これ等のシランカップリング剤の配合量が
少ないと、得られる中間膜の接着性が改善されず、逆に
シランカップリング剤の配合量が多くなると、得られる
中間膜の透明性が低下する。それゆえ、上記シランカッ
プリング剤の配合量は、上記変性樹脂100重量部に対
して0.01〜4重量部に限定される。
少ないと、得られる中間膜の接着性が改善されず、逆に
シランカップリング剤の配合量が多くなると、得られる
中間膜の透明性が低下する。それゆえ、上記シランカッ
プリング剤の配合量は、上記変性樹脂100重量部に対
して0.01〜4重量部に限定される。
【0027】特に、下記の一般式(I)で表される化合
物は、少量で効果が大きく好適である。
物は、少量で効果が大きく好適である。
【0028】
【化4】 (式中、Rは少なくとも一つのアミノ基で置換された炭
化水素基、X1 〜X3は少なくとも一つがアルコキシ
基、他はアルキル基である。)
化水素基、X1 〜X3は少なくとも一つがアルコキシ
基、他はアルキル基である。)
【0029】このようなシランカップリング剤として
は、例えば、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−
アミノプロピルメチルジブトキシシラン、3−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルヘキシルジメトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−(2−アミノメチル)−3−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
は、例えば、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−
アミノプロピルメチルジブトキシシラン、3−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピルヘキシルジメトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−(2−アミノメチル)−3−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
【0030】その中でも、一般式(II)で表される化合
物は、さらに少量で効果が大きく好適である。
物は、さらに少量で効果が大きく好適である。
【0031】
【化5】 (式中、Rは少なくとも一つのアミノ基で置換された炭
化水素基、、X4 〜X 6 は少なくとも一つが炭素数1〜
6のアルコキシ基、他は炭素数1〜6のアルキル基であ
る。)
化水素基、、X4 〜X 6 は少なくとも一つが炭素数1〜
6のアルコキシ基、他は炭素数1〜6のアルキル基であ
る。)
【0032】このようなシランカップリング剤として
は、例えば、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルメチルジブトキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルヘキシルジメトキシシラン等が挙げられる。
は、例えば、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラ
ン、3−アミノプロピルメチルジブトキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルヘキシルジメトキシシラン等が挙げられる。
【0033】その中でも、一般式(III)で表される化
合物、すなわち、N−(2−アミノエチル)−3−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシランは、さらに少量で効
果が大きく最適である。
合物、すなわち、N−(2−アミノエチル)−3−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシランは、さらに少量で効
果が大きく最適である。
【0034】
【化6】 (式中、RはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプ
ロピル基、X7 〜X9は二つがメトキシ基、他はメチル
基である。)
ロピル基、X7 〜X9は二つがメトキシ基、他はメチル
基である。)
【0035】なお、この発明においては、変性樹脂の劣
化を防止する目的で、必要に応じて、熱安定剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤等公知の添加剤が配合されてもよ
い。
化を防止する目的で、必要に応じて、熱安定剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤等公知の添加剤が配合されてもよ
い。
【0036】上記熱安定剤としては、例えば、ステアリ
ン酸カルシウム、ジアルカノール、脂肪族第3級アミン
等が挙げられる。酸化防止剤としては、t−ブチルヒド
ロキシトルエン(BHT)、チバガイギー社製の「イル
ガノックス1010」等が挙げられる。
ン酸カルシウム、ジアルカノール、脂肪族第3級アミン
等が挙げられる。酸化防止剤としては、t−ブチルヒド
ロキシトルエン(BHT)、チバガイギー社製の「イル
ガノックス1010」等が挙げられる。
【0037】紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾト
リアゾール系やヒンダードアミン系等の紫外線吸収剤が
挙げられる。ベンゾトリアゾール系としては、例えば、
チバガイギー社製の「チヌビンP」、「チヌビン32
0」、「チヌビン326」、「チヌビン328等が挙げ
られ、ヒンダードアミン系としては、例えば、アデカア
ーガス社製の「LA−57」等が挙げられる。
リアゾール系やヒンダードアミン系等の紫外線吸収剤が
挙げられる。ベンゾトリアゾール系としては、例えば、
チバガイギー社製の「チヌビンP」、「チヌビン32
0」、「チヌビン326」、「チヌビン328等が挙げ
られ、ヒンダードアミン系としては、例えば、アデカア
ーガス社製の「LA−57」等が挙げられる。
【0038】この発明の合わせガラス用中間膜を得るに
は、従来公知の任意の成形方法が採用される。例えば、
上記変性樹脂とシランカップリング剤との混合物を、押
出機で溶融混練してシート状に押出す方法、或いはロー
ルで溶融混練してシート状に成形する方法等が挙げられ
る。中間膜の厚さは、一般に0.3〜1.5mmとされる
が、これに限定されない。
は、従来公知の任意の成形方法が採用される。例えば、
上記変性樹脂とシランカップリング剤との混合物を、押
出機で溶融混練してシート状に押出す方法、或いはロー
ルで溶融混練してシート状に成形する方法等が挙げられ
る。中間膜の厚さは、一般に0.3〜1.5mmとされる
が、これに限定されない。
【0039】この発明の合わせガラス用中間膜を用い
て、合わせガラスを製造するには、一般に、フロートガ
ラス等の透明無機ガラス板或いはポリカーボネートやポ
リメチルメタクリレート等の透明有機ガラス板の間に上
記中間膜を介在させ、このサンドイッチ体をゴムバック
に入れ、約20torr以下の真空度で一定時間脱気し
た後、脱気状態のまま約80℃以上のオーブンに移し、
この温度で一定時間保持することにより、ガラス板と中
間膜とを接着させる方法が採用される。
て、合わせガラスを製造するには、一般に、フロートガ
ラス等の透明無機ガラス板或いはポリカーボネートやポ
リメチルメタクリレート等の透明有機ガラス板の間に上
記中間膜を介在させ、このサンドイッチ体をゴムバック
に入れ、約20torr以下の真空度で一定時間脱気し
た後、脱気状態のまま約80℃以上のオーブンに移し、
この温度で一定時間保持することにより、ガラス板と中
間膜とを接着させる方法が採用される。
【0040】また、上記のサンドイッチ体を、100℃
程度の加圧ゴムロールに一定時間通過させた後、約80
℃以上のオーブンに移し、この温度で一定時間保持する
ことによりガラス板と中間膜とを接着させる方法も採用
することができる。
程度の加圧ゴムロールに一定時間通過させた後、約80
℃以上のオーブンに移し、この温度で一定時間保持する
ことによりガラス板と中間膜とを接着させる方法も採用
することができる。
【0041】なお、この合わせガラス用中間膜の間に、
各種の模様を印刷したポリエステルフィルム、ポリウレ
タンフィルム、紙、金属シート等のフィルム又はシート
を介在させて複層化中間膜或いは装飾性中間膜とし、こ
れを用いて、例えば、次ぎのような層構成の合わせガラ
スを製造することもできる。
各種の模様を印刷したポリエステルフィルム、ポリウレ
タンフィルム、紙、金属シート等のフィルム又はシート
を介在させて複層化中間膜或いは装飾性中間膜とし、こ
れを用いて、例えば、次ぎのような層構成の合わせガラ
スを製造することもできる。
【0042】無機ガラス/中間膜/ポリエステルフィル
ム/中間膜/無機ガラス 無機ガラス/中間膜/ポリウレタンフィルム/中間膜/
無機ガラス 無機ガラス/中間膜/金属シート/中間膜/無機ガラス 無機ガラス/中間膜/紙/中間膜/無機ガラス ポリカーボネート板/中間膜/ポリエステルフィルム/
中間膜/ポリカーボネート板 アクリル板/中間膜/金属シート/中間膜/アクリル板 アクリル板/中間膜/紙/中間膜/アクリル板
ム/中間膜/無機ガラス 無機ガラス/中間膜/ポリウレタンフィルム/中間膜/
無機ガラス 無機ガラス/中間膜/金属シート/中間膜/無機ガラス 無機ガラス/中間膜/紙/中間膜/無機ガラス ポリカーボネート板/中間膜/ポリエステルフィルム/
中間膜/ポリカーボネート板 アクリル板/中間膜/金属シート/中間膜/アクリル板 アクリル板/中間膜/紙/中間膜/アクリル板
【0043】
【作用】エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分鹸化物を
ジカルボン酸無水物によって部分エステル化して得ら
れ、酢酸ビニル成分0.5〜35重量%、ビニルアルコ
ール成分4〜18重量%、ビニルアルコールのジカルボ
ン酸部分エステル成分6〜60重量%の変性樹脂を用い
ると、自着性及び吸湿性が改善され、耐熱性や透明性も
良好な中間膜が得られる。また、可塑剤を使用しないの
で可塑剤のブリードが発生しない。しかも、比較的低い
温度で合わせ加工が可能となる。
ジカルボン酸無水物によって部分エステル化して得ら
れ、酢酸ビニル成分0.5〜35重量%、ビニルアルコ
ール成分4〜18重量%、ビニルアルコールのジカルボ
ン酸部分エステル成分6〜60重量%の変性樹脂を用い
ると、自着性及び吸湿性が改善され、耐熱性や透明性も
良好な中間膜が得られる。また、可塑剤を使用しないの
で可塑剤のブリードが発生しない。しかも、比較的低い
温度で合わせ加工が可能となる。
【0044】そして、上記変性樹脂100重量部に、シ
ランカップリング剤0.01〜4重量部が配合される
と、シランカップリング剤の作用により、上記の諸性能
を低下させずに、ガラス(有機又は無機)と中間膜の接
着性が向上する。特に、シランカップリング剤として、
前記の一般式(I)、(II)、(III)で表されるアミ
ノ基(有機官能性基)及びアルコキシ基(加水分解性
基)を有する化合物が有効である。
ランカップリング剤0.01〜4重量部が配合される
と、シランカップリング剤の作用により、上記の諸性能
を低下させずに、ガラス(有機又は無機)と中間膜の接
着性が向上する。特に、シランカップリング剤として、
前記の一般式(I)、(II)、(III)で表されるアミ
ノ基(有機官能性基)及びアルコキシ基(加水分解性
基)を有する化合物が有効である。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を示す。実施例1 変性樹脂の合成 酢酸ビニル含有量40重量%のエチレン−酢酸ビニル共
重合体(EVAFLEX40Y・W:三井デュポンポリ
ケミカル社製)を加水分解して、鹸化度38モル%の部
分鹸化物を得た。この部分鹸化物180gと無水フタル
酸50gとを、ピリジン40cc及びキシレン1.5リ
ットル中に混合し、110℃で4時間反応させて、変性
樹脂を得た。
重合体(EVAFLEX40Y・W:三井デュポンポリ
ケミカル社製)を加水分解して、鹸化度38モル%の部
分鹸化物を得た。この部分鹸化物180gと無水フタル
酸50gとを、ピリジン40cc及びキシレン1.5リ
ットル中に混合し、110℃で4時間反応させて、変性
樹脂を得た。
【0046】得られた変性樹脂の組成を赤外線分析法及
び化学分析法で測定したところ、酢酸ビニル成分25重
量%、ビニルアルコール成分10重量%、ビニルアルコ
ールのフタル酸部分エステル成分10重量%、残りはエ
チレン成分であった。また、JIS K 7210に準
拠し、温度190℃、荷重2.16 kgf の条件で測定
されるメルトインデックス(MI)は10であった。
び化学分析法で測定したところ、酢酸ビニル成分25重
量%、ビニルアルコール成分10重量%、ビニルアルコ
ールのフタル酸部分エステル成分10重量%、残りはエ
チレン成分であった。また、JIS K 7210に準
拠し、温度190℃、荷重2.16 kgf の条件で測定
されるメルトインデックス(MI)は10であった。
【0047】中間膜の作製 上記変性樹脂100重量部とシランカップリング剤とし
てN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン0.05重量部とを混合し、この混
合物をラボプラストミル(東洋精機社製)に供給し18
0℃で5分間、60回転/分で加熱溶融し、これをポリ
エステルフィルムで挟み、プレス機によりシート状に成
形し室温になるまで放置して、ポリエステルフィルムで
保護した厚さ400μm の中間膜を作製した。
てN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン0.05重量部とを混合し、この混
合物をラボプラストミル(東洋精機社製)に供給し18
0℃で5分間、60回転/分で加熱溶融し、これをポリ
エステルフィルムで挟み、プレス機によりシート状に成
形し室温になるまで放置して、ポリエステルフィルムで
保護した厚さ400μm の中間膜を作製した。
【0048】合わせガラスの作製 上記中間膜のポリエステルフィルムを剥がし、これを予
め洗浄し乾燥しておいた厚さ3mmの透明フロートガラス
板に挟み、このサンドイッチ体をゴムバックに入れ、1
0torrの真空度で20分間脱気した後、脱気状態の
まま100℃のオーブンに移し、この温度で30分間保
持することによりガラス板と中間膜とを接着させて、合
わせガラスを得た。
め洗浄し乾燥しておいた厚さ3mmの透明フロートガラス
板に挟み、このサンドイッチ体をゴムバックに入れ、1
0torrの真空度で20分間脱気した後、脱気状態の
まま100℃のオーブンに移し、この温度で30分間保
持することによりガラス板と中間膜とを接着させて、合
わせガラスを得た。
【0049】実施例2 厚さ3mmの透明フロートガラス板に替えて、厚さ3mmの
透明ポリカーボネート板(ユーピロンシートNF200
U:三菱ガス化学社製)を用いた。それ以外は実施例1
と同様に行った。
透明ポリカーボネート板(ユーピロンシートNF200
U:三菱ガス化学社製)を用いた。それ以外は実施例1
と同様に行った。
【0050】実施例3 シランカップリング剤として、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、N−(2−アミノエチル)−3−
アミノプロピルトリメトキシシラン0.3重量部を用い
た。また、厚さ3mmの透明フロートガラス板に替えて、
厚さ3mmの透明ポリメチルメタクリレート板(アクリラ
イトHR:三菱レイヨン社製)を用いた。それ以外は実
施例1と同様に行った。
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、N−(2−アミノエチル)−3−
アミノプロピルトリメトキシシラン0.3重量部を用い
た。また、厚さ3mmの透明フロートガラス板に替えて、
厚さ3mmの透明ポリメチルメタクリレート板(アクリラ
イトHR:三菱レイヨン社製)を用いた。それ以外は実
施例1と同様に行った。
【0051】実施例4 シランカップリング剤として、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン0.1重量部を用いた。それ以外は実施例1と同
様に行った。
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン0.1重量部を用いた。それ以外は実施例1と同
様に行った。
【0052】実施例5 酢酸ビニル含有量43重量%のエチレン−酢酸ビニル共
重合体(ウルトラセン760:東ソー社製)を加水分解
して、鹸化度65モル%の部分鹸化物を得た。この部分
鹸化物180gと無水マレイン酸50gとを、ピリジン
40cc及びキシレン1.5リットル中に混合し、11
0℃で4時間反応させて、変性樹脂を得た。
重合体(ウルトラセン760:東ソー社製)を加水分解
して、鹸化度65モル%の部分鹸化物を得た。この部分
鹸化物180gと無水マレイン酸50gとを、ピリジン
40cc及びキシレン1.5リットル中に混合し、11
0℃で4時間反応させて、変性樹脂を得た。
【0053】得られた変性樹脂の組成を赤外線分析法及
び化学分析法で測定したところ、酢酸ビニル成分15重
量%、ビニルアルコール成分10重量%、ビニルアルコ
ールのマレイン酸部分エステル成分25重量%、残りは
エチレン成分であった。また、JIS K 7210に
準拠し、温度190℃、荷重2.16 kgf の条件で測
定されるメルトインデックス(MI)は6であった。
び化学分析法で測定したところ、酢酸ビニル成分15重
量%、ビニルアルコール成分10重量%、ビニルアルコ
ールのマレイン酸部分エステル成分25重量%、残りは
エチレン成分であった。また、JIS K 7210に
準拠し、温度190℃、荷重2.16 kgf の条件で測
定されるメルトインデックス(MI)は6であった。
【0054】この変性樹脂100重量部と、シランカッ
プリング剤として3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン0.2重量部を用いること以外は、実施例1と同様に
行った。
プリング剤として3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン0.2重量部を用いること以外は、実施例1と同様に
行った。
【0055】実施例6 実施例5で用いた変性樹脂100重量部と、シランカッ
プリング剤として3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン0.1重量部を用いること以外は、実施例1と同様に
行った。
プリング剤として3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン0.1重量部を用いること以外は、実施例1と同様に
行った。
【0056】実施例7 酢酸ビニル含有量43重量%のエチレン−酢酸ビニル共
重合体(ウルトラセン760:東ソー社製)を加水分解
して、鹸化度35モル%の部分鹸化物を得た。この部分
鹸化物180gと無水琥珀酸50gとを、ピリジン40
cc及びキシレン1.5リットル中に混合し、110℃
で4時間反応させて変性樹脂を得た。
重合体(ウルトラセン760:東ソー社製)を加水分解
して、鹸化度35モル%の部分鹸化物を得た。この部分
鹸化物180gと無水琥珀酸50gとを、ピリジン40
cc及びキシレン1.5リットル中に混合し、110℃
で4時間反応させて変性樹脂を得た。
【0057】得られた変性樹脂の組成を赤外線分析法及
び化学分析法で測定したところ、酢酸ビニル成分28重
量%、ビニルアルコール成分15重量%、ビニルアルコ
ールの琥珀酸部分エステル成分25重量%、残りはエチ
レン成分であった。また、JIS K 7210に準拠
し、温度190℃、荷重2.16 kgf の条件で測定さ
れるメルトインデックス(MI)は10であった。
び化学分析法で測定したところ、酢酸ビニル成分28重
量%、ビニルアルコール成分15重量%、ビニルアルコ
ールの琥珀酸部分エステル成分25重量%、残りはエチ
レン成分であった。また、JIS K 7210に準拠
し、温度190℃、荷重2.16 kgf の条件で測定さ
れるメルトインデックス(MI)は10であった。
【0058】この変性樹脂100重量部と、シランカッ
プリング剤として3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン0.1重量部を用いること以外は、実施例1と同様に
行った。
プリング剤として3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン0.1重量部を用いること以外は、実施例1と同様に
行った。
【0059】実施例8 シランカップリング剤として、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、3−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン0.2重量部を用いた。それ以外は、実施例
1と同様に行った。
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、3−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン0.2重量部を用いた。それ以外は、実施例
1と同様に行った。
【0060】実施例9 シランカップリング剤として、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン0.2重量部を用いた。それ以外は実施例
1と同様に行った。
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部に替えて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン0.2重量部を用いた。それ以外は実施例
1と同様に行った。
【0061】比較例1 シランカップリング剤を全く配合しなかった。それ以外
は実施例1と同様に行った。
は実施例1と同様に行った。
【0062】比較例2 シランカップリング剤として、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部を5重量部に変更した。それ以外は実施例1
と同様に行った。
ル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン0.
05重量部を5重量部に変更した。それ以外は実施例1
と同様に行った。
【0063】比較例3 実施例7で用いた変性樹脂100重量部と、シランカッ
プリング剤として3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン0.005重量部を用いること以外は、実施例1と同
様に行った。
プリング剤として3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン0.005重量部を用いること以外は、実施例1と同
様に行った。
【0064】比較例4 実施例7で用いた変性樹脂100重量部と、シランカッ
プリング剤として3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン5重量部を用いること以外は、実施例1と同様に行っ
た。
プリング剤として3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン5重量部を用いること以外は、実施例1と同様に行っ
た。
【0065】比較例5 中間膜の作製 メルトインデンクス(MI)2、酢酸ビニル含有量20
重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVAFLE
X360:三井デュポンポリケミカル社製)100重量
部と、有機過酸化物として1,1−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(パーヘキサ3M:日本油脂社製)1重量部と、架橋助
剤としてトリアリルイソシアヌレート(タイク:日本化
成社製)3重量部と、シランカップリング剤として3−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.3重量
部とを混合し、この混合物を100℃に加熱したロール
ミルにより混練し、厚さ400μm の中間膜を作製し
た。
重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVAFLE
X360:三井デュポンポリケミカル社製)100重量
部と、有機過酸化物として1,1−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(パーヘキサ3M:日本油脂社製)1重量部と、架橋助
剤としてトリアリルイソシアヌレート(タイク:日本化
成社製)3重量部と、シランカップリング剤として3−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.3重量
部とを混合し、この混合物を100℃に加熱したロール
ミルにより混練し、厚さ400μm の中間膜を作製し
た。
【0066】合わせガラスの作製 上記中間膜を厚さ3mmの透明フロートガラス板に挟み、
このサンドイッチ体をゴムバックに入れ、10torr
の真空度で20分間脱気した後、脱気状態のまま130
℃のオーブンに移し、この温度で30分間保持すること
によりガラス板と中間膜とを接着させて、合わせガラス
を得た。
このサンドイッチ体をゴムバックに入れ、10torr
の真空度で20分間脱気した後、脱気状態のまま130
℃のオーブンに移し、この温度で30分間保持すること
によりガラス板と中間膜とを接着させて、合わせガラス
を得た。
【0067】こうして得られた実施例1〜9及び比較例
1〜5の合わせガラスについて、下記の方法で、透明性
試験、接着性試験、耐衝撃性試験、冷熱試験、耐湿試
験、煮沸試験を行った。その結果をまとめて表1〜表3
に示す。
1〜5の合わせガラスについて、下記の方法で、透明性
試験、接着性試験、耐衝撃性試験、冷熱試験、耐湿試
験、煮沸試験を行った。その結果をまとめて表1〜表3
に示す。
【0068】(1)透明性試験 合わせガラスについて、積分式濁度計(東京電色社製)
を用い、温度23℃、相対湿度50%における全光線透
過率(%)とヘイズ(%)とを測定した。
を用い、温度23℃、相対湿度50%における全光線透
過率(%)とヘイズ(%)とを測定した。
【0069】(2)接着性試験 透明フロートガラス又は透明ポリカーボネート板又は透
明ポリメチルメタクリレート板を片面に、上記各実施例
及び比較例の中間膜を重ね、その上にポリエステルフィ
ルムを重ね、これを各実施例及び比較例の合わせガラス
の製造条件と同じ条件で接着させ、その後幅2cm、長さ
10cmにカットして試料とした。
明ポリメチルメタクリレート板を片面に、上記各実施例
及び比較例の中間膜を重ね、その上にポリエステルフィ
ルムを重ね、これを各実施例及び比較例の合わせガラス
の製造条件と同じ条件で接着させ、その後幅2cm、長さ
10cmにカットして試料とした。
【0070】この試料のポリエステルフィルムを剥が
し、テンシロンUCE500(オリエンテック社製)を
用い、引張り速度500mm/分で中間膜を90度に剥離
させ、その剥離強度( kg/cm)を測定した。
し、テンシロンUCE500(オリエンテック社製)を
用い、引張り速度500mm/分で中間膜を90度に剥離
させ、その剥離強度( kg/cm)を測定した。
【0071】(3)耐衝撃性試験 JIS R3205に準拠して、温度23℃、相対湿度
50%で4時間保持した合わせガラスを支持枠に水平に
保持し、鉛散弾を充填した重量45 kgの加撃体を30
cmの高さから振子式に自由落下させてショットバッグ試
験を行った。破壊部分に直径75mmの球が自由に通過で
きる開口が生じた場合を×、生じない場合を○とした。
50%で4時間保持した合わせガラスを支持枠に水平に
保持し、鉛散弾を充填した重量45 kgの加撃体を30
cmの高さから振子式に自由落下させてショットバッグ試
験を行った。破壊部分に直径75mmの球が自由に通過で
きる開口が生じた場合を×、生じない場合を○とした。
【0072】(4)冷熱試験 合わせガラスを70℃で2時間放置した後、70℃から
−20℃まで2時間かけて冷却し、さらに−20℃で2
時間放置した後、−20℃から70℃まで2時間かけて
加熱する。これを1サイクルとし、合計10サイクル試
験した後、層剥離の有無を観察した。層剥離のない場合
を○、層剥離のある場合を×とした。
−20℃まで2時間かけて冷却し、さらに−20℃で2
時間放置した後、−20℃から70℃まで2時間かけて
加熱する。これを1サイクルとし、合計10サイクル試
験した後、層剥離の有無を観察した。層剥離のない場合
を○、層剥離のある場合を×とした。
【0073】(5)耐湿試験 合わせガラスを温度55℃、相対湿度98%で2週間放
置した後、層剥離の有無を観察した。層剥離のない場合
を○、層剥離のある場合を×とした。
置した後、層剥離の有無を観察した。層剥離のない場合
を○、層剥離のある場合を×とした。
【0074】(6)煮沸試験 合わせガラスを沸騰水中に2時間放置した後、層剥離の
有無を観察した。層剥離のない場合を○、層剥離のある
場合を×とした。
有無を観察した。層剥離のない場合を○、層剥離のある
場合を×とした。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】
【発明の効果】上述の通り、この発明の合わせガラス用
中間膜は、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分鹸化物
をジカルボン酸無水物によって部分エステル化して得ら
れ、酢酸ビニル成分0.5〜35重量%、ビニルアルコ
ール成分4〜18重量%、ビニルアルコールのジカルボ
ン酸部分エステル成分6〜60重量%の変性樹脂100
重量部と、シランカップリング剤0.01〜4重量部と
からなり、それにより膜の自着性、吸湿性及び可塑剤の
ブリードがなく、耐熱性及び耐湿性に優れ、しかも調湿
を必要とせず、高価なオートクレーブを使用することな
く、比較的低い温度で合わせ加工が可能で、ガラス板と
の接着性や透明性の良好な合わせガラス用中間膜が得ら
れる。
中間膜は、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分鹸化物
をジカルボン酸無水物によって部分エステル化して得ら
れ、酢酸ビニル成分0.5〜35重量%、ビニルアルコ
ール成分4〜18重量%、ビニルアルコールのジカルボ
ン酸部分エステル成分6〜60重量%の変性樹脂100
重量部と、シランカップリング剤0.01〜4重量部と
からなり、それにより膜の自着性、吸湿性及び可塑剤の
ブリードがなく、耐熱性及び耐湿性に優れ、しかも調湿
を必要とせず、高価なオートクレーブを使用することな
く、比較的低い温度で合わせ加工が可能で、ガラス板と
の接着性や透明性の良好な合わせガラス用中間膜が得ら
れる。
【0079】また、中間膜の合わせ加工性が優れてお
り、オートクレーブを使用せずに、例えばゴムバックや
加圧ゴムロールで脱気した後、オーブンやプレスにより
比較的低い温度、例えば100℃で合わせ加工ができる
ので、合わせガラスの製造コストが安くなる。
り、オートクレーブを使用せずに、例えばゴムバックや
加圧ゴムロールで脱気した後、オーブンやプレスにより
比較的低い温度、例えば100℃で合わせ加工ができる
ので、合わせガラスの製造コストが安くなる。
【0080】さらに、上記のように比較的低い温度で合
わせ加工ができるので、ガラス板として無機ガラス板だ
けでなく、ポリカーボネートやポリメチルメタクリレー
ト等の有機ガラス板を熱変形させることなく用いること
ができ、また、装飾合わせガラスを作製する場合に、印
刷インキに耐熱染料を使用する必要がなくなり、コスト
が安くなる。
わせ加工ができるので、ガラス板として無機ガラス板だ
けでなく、ポリカーボネートやポリメチルメタクリレー
ト等の有機ガラス板を熱変形させることなく用いること
ができ、また、装飾合わせガラスを作製する場合に、印
刷インキに耐熱染料を使用する必要がなくなり、コスト
が安くなる。
【0081】したがって、この発明の合わせガラス用中
間膜を用いた合わせガラスは、建物の窓ガラス、透明ド
アー、透明間仕切り板、車両の窓ガラス等に好適に使用
することができる。
間膜を用いた合わせガラスは、建物の窓ガラス、透明ド
アー、透明間仕切り板、車両の窓ガラス等に好適に使用
することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分鹸
化物をジカルボン酸無水物によって部分エステル化して
得られ、酢酸ビニル成分0.5〜35重量%、ビニルア
ルコール成分4〜18重量%、ビニルアルコールのジカ
ルボン酸部分エステル成分6〜60重量%の変性樹脂1
00重量部と、シランカップリング剤0.01〜4重量
部とからなる合わせガラス用中間膜。 - 【請求項2】 シランカップリング剤が、下記の一般式
(I)で表される化合物からなる請求項1記載の合わせ
ガラス用中間膜。 【化1】 (式中、Rは少なくとも一つのアミノ基で置換された炭
化水素基、X1 〜X3は少なくとも一つがアルコキシ
基、他はアルキル基である。) - 【請求項3】 シランカップリング剤が、下記の一般式
(II)で表される化合物からなる請求項1記載の合わ
せガラス用中間膜。 【化2】 (式中、Rは少なくとも一つのアミノ基で置換された炭
化水素基、X4 〜X6は二つが炭素数1〜6のアルコキ
シ基、他は炭素数1〜6のアルキル基である。) - 【請求項4】 シランカップリング剤が、下記の一般式
(III)で表される化合物からなる請求項1記載の合
わせガラス用中間膜。 【化3】 (式中、RはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプ
ロピル基、X7 〜X9は二つがメトキシ基、他はメチル
基である。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15203994A JPH0812383A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 合わせガラス用中間膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15203994A JPH0812383A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 合わせガラス用中間膜 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0812383A true JPH0812383A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15531727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15203994A Pending JPH0812383A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 合わせガラス用中間膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812383A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024071341A1 (ja) * | 2022-09-30 | 2024-04-04 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
| WO2025041807A1 (ja) * | 2023-08-23 | 2025-02-27 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス並びに合わせガラス用中間膜の製造方法 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP15203994A patent/JPH0812383A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024071341A1 (ja) * | 2022-09-30 | 2024-04-04 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
| WO2025041807A1 (ja) * | 2023-08-23 | 2025-02-27 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス並びに合わせガラス用中間膜の製造方法 |
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