JPH0812402A - 天然岩石調発泡化粧仕上材 - Google Patents

天然岩石調発泡化粧仕上材

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JPH0812402A
JPH0812402A JP6163279A JP16327994A JPH0812402A JP H0812402 A JPH0812402 A JP H0812402A JP 6163279 A JP6163279 A JP 6163279A JP 16327994 A JP16327994 A JP 16327994A JP H0812402 A JPH0812402 A JP H0812402A
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智江 福田
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重博 流谷
Norihiko Yoshioka
典彦 吉岡
Susumu Yamamoto
晋 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物及び土木構築物表面に美観の目的か
ら、軽量でありながら数センチメートルの厚みの立体模
様形状や天然岩石形状を、簡便に付与する材料を得る。 【構成】 孔開き型枠にポリエーテルポリール、水、触
媒からなる主材(A)と、HMDI系ポリイソシアネー
トからなる硬化剤(B)と、着色材料(C)と、充填材
(D)からなる発泡型ウレタン樹脂組成物である。 【効果】 発泡型ウレタン樹脂組成物を使用するため、
厚膜で軽量かつ着色材料の混入により意匠的に美しい立
体模様形状が形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート、鉄等の建
築及び土木構造物表面に、数センチメートルの厚みの立
体形状模様を付与する材料もしくは、天然岩石形状の軽
量体を形成する材料に関するものであり、特にその厚み
形成において発泡型ウレタン樹脂組成物を利用し、発泡
層自身による色彩上の美しさも有しているものである。
【0002】
【従来技術】従来より天然石や自然石を模倣した人工材
料が各種使用されている。このようなものの中で、合成
樹脂を主体として着色骨材や各種充填材を配合した大理
石調や御影石調を呈する組成物は成形や塗布によって自
由な形状を与えることが可能であり最近特にその使用量
が増加している。しかしながら、これら材料は天然石や
自然石に比較すれば確かにその重量は軽量であるが、合
成樹脂に各種の着色骨材や充填材を配合している為、軽
量材料というにはその重量は充分大きいものである。例
えば特開昭55−113529号公報には、大理石模様
を有する成形品の製造方法として、その特許請求の範囲
には、「1.不飽和ポリエステル樹脂、補強繊維、充て
ん剤、増粘剤、硬化剤、離型剤等からなるSMCを製造
する過程で模様形成材として前記SMCと異なる色調の
着色剤を含む不飽和ポリエステル樹脂の増粘処理された
薄片状物をSMCの表面に部分的に散在させることによ
りSMCを製造し、これを熱圧成形することを特徴とす
る大理石妙を有する成形品の製造方法。」と記載されて
おり、また特開平1−257153号公報には、模造花
こう岩およびその製造法として、その特許請求の範囲に
は、「(1)アクリル酸エステル系を主材とした母材樹
脂20〜60重量%(模造花こう岩総量に対し、以下同
じ)中に、平均粒径2〜70μmの無機質充填材30〜
79重量%および粒度0.1mm以上の白色、黒色また
は着色有彩の無機質粒子1〜40重量%が分散した混合
物からなり、前記無機質充填材としてシリカ系充填材を
模造花こう岩総量に対し少なくとも30重量%含有する
ことを特徴とする模造花こう岩。」と記載されており、
また、特公平5−9587号公報には、混合材の塗布方
法として、その特許請求の範囲には、「1.適度に粉砕
した自然石を、合成樹脂中に混入してなる混合材の異な
る色のもの複数種を1機のスプレーガン内の別個のタン
クにそれぞれ用意し、該複数種の混合材を複数の吹付け
口を有する多頭式スプレーガンの別個の吹付け口から同
時に吹き付けることによって、非混合多色状に塗布する
ことを特徴とする混合材の塗布方法。」と記載されてお
り、また、特公平2−22028号公報には、「1.素
材に、または素材に下塗を行った後、雲母片に染料また
は顔料を樹脂接着加工して得られた大きさが1〜10m
mの薄片状着色雲母と樹脂液または塗料を重量比で1:
99〜40:60に混合した着色雲母入り塗材をスプレ
ーまたはローラーで塗装して石造模様層を形成すること
を特徴とする石造模様仕上方法。」が記載されている
が、記載されているが何れも軽量材料である旨の記載は
全くなされていない。一方、軽量材料としては、ポリエ
チレンフォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、、ポリスチ
レンフォーム、ポリウレタンフォーム等の有機系発泡材
や、水可溶性珪酸塩、燐酸塩、セメントをバインダーと
して、各種発泡剤によって発泡硬化させた無機系発泡材
が従来より知られており、これらは主として軽量断熱材
や緩衝材として使用されている。これらの材料は、その
内部に有する気泡構造によって上記の断熱効果や軽量効
果を発揮すると共に、その構成成分から形成される骨格
によってその形状を保っている。しかしながら、これら
の有機系、無機系発泡材は軽量断熱材や緩衝材としての
利用以外に、積極的に色彩や形状を付与して意匠性材料
として使用されるには至っていない。例えば、特開昭5
7−212219号公報には、「連通気泡を有する硬質
ポリウレタンフォームの製造法」として、その特許請求
の範囲には、「活性水素含有化合物、有機ポリイソシア
ネート等より硬質ポリウレタンフォームを製造するに際
して、整泡剤として、一般式(AB)n (ただし、nは
4以上の整数、Aはシロキサンブロック、Bはポリオキ
シアルキレンブロック)有するシロキサン−ポリオキシ
アルキレンブロック)を有するシロキサン−ポリオキシ
アルキレンブロック共重合体と軟質ポリウレタンフォー
ム用有機けい素系界面活性剤とを併用することを特徴と
する連通気泡を有する硬質ポリウレタンフォームの製造
法。」と記載されており、特開昭60−123521号
公報には、難燃性ポリウレタンフォームの製造方法とし
て、その特許請求の範囲には、「ポリエーテルポリオー
ル、有機イソシアネート、水、並びに触媒や整泡剤等の
必要な添加物を含むウレタンフォームの原料中に、前記
ポリエーテルポリオール100重量部に対して10〜5
0重量部のトリアリールホスフェート及びジルコニウム
化合物5.0〜30重量部を添加混合し、発泡させるこ
とを特徴とする難燃性ポリウレタンフォームの製造方
法。」と記載されているが、何れも色彩や形状を付与さ
せる点、特に自然石、天然石調にさせることについては
何ら記載されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決使用とす
る問題点は上記したように、従来の自然石、天然石を模
倣した成形物や塗材においては軽量体であるものがな
く、逆に軽量体と言われるもの、特にプラスチックフォ
ームにおいては、断熱材、緩衝材としての目的以外に、
自然石、天然石を模倣したような材料がない、という両
方の問題を一挙に解決し、軽量かつ天然岩石調の立体形
状を形成する組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するために、本発明者らは現場発泡型プラスチックフォ
ームを使用することに想到し、その中でも特定の発泡型
ウレタン樹脂組成物を利用する方法を発明した。すなわ
ち、本発明は以下のような構成からなるものである。 1.ポリエーテルポリオールに対して、水、触媒、界面
活性剤から成る主剤(A)と、HMDI系ポリイソシア
ネートから成る硬化剤(B)と、着色材料(C)と、充
填材(D)からなる天然岩石調発泡化粧仕上材。 2.着色材料が(C)が、粒子径0.1〜5mmの着色
骨材および/または着色顔料であり、充填材(D)が粒
子径0.2〜250μの無機質粉体であることを特徴と
する請求項1の天然岩石調発泡化粧仕上材。 3.OH価300〜800mgKOH/gで重量平均分
子量1000〜10000のポリエーテルポリオールが
100重量部に対して、水が1〜5重量部、3級アミン
触媒1〜5重量部、有機金属触媒1〜5重量部、界面活
性剤1〜10重量部の主剤(A)と、NCO価10〜2
5%のHMDI系ポリイソシアヌレートから成る硬化剤
(B)と、粒子径0.1〜5mmの着色骨材および/ま
たは着色顔料(C)と、粒子径0.2〜250μの無機
質粉体(D)を重量部でA:B:C:D=100:15
0〜350:1〜300:10〜300の比率で配合す
ることを特徴とする天然岩石調発泡化粧仕上材。 本発明の天然岩石調発泡化粧仕上材は、ポリエーテルポ
リオールに対して、水、触媒、界面活性剤から成る主剤
(A)と、HMDI系ポリイソシアネートから成る硬化
剤(B)と、着色材料(C)と、充填材(D)からなる
ものであり、水とイソシアネートとの反応により、尿素
結合を生じるとともに炭酸ガスを発生することが特徴で
ある。この炭酸ガスの発生および前述の尿素結合と過剰
のイソシアネートとの3次元架橋によって、着色された
ポリウレタンフォームが形成される。ポリエーテルポリ
オールは、1種以上のポリオールと1種以上のエポキシ
化合物を反応させて得られるものである。使用されるポ
リオールとしては、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエ
タン、ペンタエリスリトール、1,2,6−ヘキサント
リオール、ビスフェノールA、α−メチルグリコキシ
ド、ソルビトール、シュークローズ等でそのOH価が3
00〜800mgKOH/g、重量平均分子量1000
〜10000程度のものがあげられる。また、エチレン
ジアミン等も使用可能である。一般的には、プロピレン
グリコールが使用されるが、望ましくは強度等の理由か
ら高密度タイプのソルビトール系、シュークロース系が
望ましい。エポキシ化合物としては、アルキレンオキサ
イド、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド等があげられるが、一般的にはプロピレンオキサイ
ドが使用される。触媒として使用されるものは、イソシ
アネートとポリオールの架橋反応を活性化させる傾向の
強いものと、イソシアネートと水の炭酸ガス発泡反応を
活性化させる傾向の強いものがあるが、両方の性質を有
するものがほとんどである。このような触媒として代表
的なものは、3級アミン化合物および有機金属化合物が
使用される。3級アミン化合物としては、トリエチルア
ミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン等のモノ
アミン類、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルプロパン
1,3−ジアミン等のジアミン類、N,N,N’,
N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン、テト
ラメチルグアニジン等のトリアミン類、トリエチレンジ
アミン、N,N’−ジメチルピペラジン、N−メチルモ
ルホリン等の環状アミン、ジメチルアミノエタノール、
ジメチルアミノエトキシエタノール等のアルコールアミ
ン類、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、エ
チレングリコールビス(3−ジメチル)−アミノプロピ
ルエーテル等のエーテルアミン類があげられる。有機金
属化合物としては、酢酸錫、オクチル酸錫、オレイン酸
錫、ラウリン酸錫、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル
錫ジラウレート、ジブチル錫ジクロライド、オクタン酸
鉛、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッケル、オクタン酸コ
バルト等があげられる。これら3級アミン化合物と有機
金属化合物は1種以上を併用することが可能であり、併
用によって適宜反応挙動を目的のポリウレタンフォーム
を製造できるように調整すればよい。3級アミン化合物
と有機金属化合物の配合比率としては、ポリエーテルポ
リオール100重量部に対して、合計量で1〜10重量
部程度とするのが望ましい。特に発泡性と硬化性のバラ
ンスのためには、3級アミン化合物と有機金属触媒の比
率は、5〜1:1〜5がより望ましい。界面活性剤は、
発泡剤として使用する水を油面にて充分に乳化させ、イ
ソシアネートとの反応において、均一な泡を形成させる
整泡剤として機能するものとして、非極性フェノール類
と適量のエチレンオキサイドとの反応物が使用される。
また、形成された泡の安定剤として機能するものとし
て、スルホン化物やポリシロキサン−ポリオキシアルキ
レンコポリマー等が使用される。さらに、整泡剤として
機能するものとしては、メチルポリシロキサンをベース
とするものが使用される。界面活性剤の配合比率として
は、ポリエーテルポリオール100重量部に対して1〜
10重量部程度とするのが望ましい。つぎに水の配合比
率は、ポリエーテルポリオール100重量部に対して1
〜5重量部である。つぎにポリイソシアネートは、トリ
レンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、HMDI、イソホ
ロンジイソシアネート及びこれらのイソシアネートのカ
ルボジイミド変性体、ビュレット変性体、二量体、三量
体、プレポリマー等でそのNCO価が10〜25%程度
のものがあげられるが、耐黄変性や耐候性に優れる点な
どから、HMDI及びその三量体(イソシアヌレートタ
イプ)がより望ましい。ポリイソシアネートの配合比率
は、ポリオールとの組み合わせによって多少の変動はあ
るが、ポリエーテルポリオール、水、触媒、界面活性剤
からなる主剤(A)成分に100重量部に対して、10
0〜400重量部である。特に耐黄変性や耐候性に優れ
る点などから、HMDIやその三量体(イソシアヌレー
トタイプ)を使用する場合には、150〜350重量部
が望ましい。さらに、着色材料としては、着色顔料およ
び/または着色骨材があげられる。このような着色顔料
としては、無機系および有機系のものがあり、無機系の
ものとしては、二酸化チタン、亜鉛華、リトポン、酸化
ジルコン等の白色、合成酸化鉄(Fe2 3 )、ベンガ
ラ等の赤色、合成酸化鉄(α−FeO・OH)、オーカ
等の黄色、酸化クロム等の緑色、コバルト青、群青等の
青、カーボンブラック等の黒があげられる。一方、有機
系のものとしては、アゾ顔料として、ブリリアントカー
ミン6B,ウオッチングレッド等のアゾレーキ系、レー
キレッド4R、パーマネントレッドFB、ハンザイエロ
ーG、ジスアゾイエローG、パーマネントイエローHR
等の不溶性アゾ系、クロモフタールレッド、クロモフタ
ールイエロー3G、ノバパームオレンジHL等の縮合ア
ゾ系が、縮合多環式顔料として、銅フタロシアニン、、
塩素化銅フタロシアニン等のフタロシアニン系、インダ
ンスロン、アンスラピリミジン、フラバンスロン、ペリ
ノン、チオインジゴ、ペリレン等のスレン系、キナクリ
ドンレッド等のキナクリドン系、ジオキサジンバイオレ
ット等のジオキサジン系、イソインドリノンイエロー等
のイソインドリノン系、イソインドリンイエロー等のイ
ソインドリン系、キノフタロンイエロー等のキノフタロ
ン系、アゾ系ニッケル錯体等の金属錯体があげられる。
また、その他に染付レーキ系顔料があげられる。着色骨
材としては、天然または人工を問わず使用できる。例え
ば、天然骨材としては、珪砂、川砂、山砂、寒水石、白
竜石、白王、花崗岩、マイカ等、人工骨材としては、陶
磁器粉粒、着色ガラス粉粒、パーライト、バーミキュラ
イト、着色珪砂、着色マイカ、チタンマイカ等があげら
れる。また、これら着色骨材と複合する場合にはガラス
粒や溶融シリカ等の透明骨材も使用できる。これら着色
骨材の粒子径は特に限定されないが、発泡反応への影響
や、比重差による沈降の問題を加味すると、0.1〜5
mm程度が望ましい。これら着色顔料と着色骨材の配合
比率は、両者を合わせて(A)成分100重量部に対し
て1〜300重量部程度までが好ましい。充填材として
は、カオリン、タルク、マイカ、炭酸カルシウム、硫酸
バリウム、亜鉛華、シリカ、水酸化アルミニウム、アル
ミナ、フライアッシュ、ベントナイト、セラミックス粉
が使用でき、その配合比率としては(A)成分を100
重量部に対して、10〜300重量部である。さらに必
要に応じて繊維質、例えば、、ロックウール、ガラス繊
維、炭素繊維、スチール繊維等も適宜配合可能である。
本発明の仕上材にはさらに必要に応じて難燃剤を配合す
ることができる。このような難燃剤としては、三酸化ア
ンチモン、変性メタホウ酸バリウム、塩素化ポリオレフ
ィン、メラミン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、クロロアルキルホスフェート、
ジメチル・メチルホスフェート、ポリメリックホスファ
イト、臭素−リン化合物、有機臭素化合物、アンモニウ
ムポリホスフェート等の非反応性のもの、ジエチル・ビ
スヒドロキシエチル・アミノエチルホスフェート、ネオ
ペンチールブロマイド−ポリエーテル、ネオペンチール
ブロマイド−アジペート、ジブロモプロパノール、ジブ
ロモネオペンチルグリコール、トランス,2,3−ジブ
ロモ−2−ブチン−1,4−ジオール、臭素化ポリエー
テル等の反応性のものが使用でき、発泡硬化反応を阻害
しない程度に適宜配合することができる。上記のように
本発明の仕上材は各成分を現場にて混合することにより
徐々に発泡硬化反応を開始する。このときコテ、刷毛、
ローラーにて塗布することにより施工する。また、混合
物を吹付けたり、硬化剤とそれ以外の成分を別々に多頭
ガンによって吹き付け施工面にて混合させたり、スタテ
ィックミキサーによって先端混合させて吹付けたり、異
色に調整した仕上材を同様に多頭ガンにより非混合状に
吹き付けたり、スタティックミキサーによって先端混合
させて吹付けたりすることが可能である。なお、着色骨
材や充填材は、主剤側に最初から混合した既調合タイ
プ、または、主剤、硬化剤を混合する際に添加してもよ
い。つぎに本発明の天然岩石調発泡化粧仕上材を、建築
物および土木構造物の表面に用いる場合には、プライマ
ー層を塗布する必要がある。プライマーとしては、下地
がコンクリート面の場合には一液型の湿気硬化型のウレ
タン樹脂プライマー、一液および二液反応硬化型のエポ
キシ樹脂プライマー等のコンクリート下地への密着性お
よびシール性に優れた浸透型のプライマーが好ましい。
また、場合によっては、水分散型変性アミドアミンアダ
クトにより乳化され硬化するエポキシ樹脂フィラーを用
いても良い。さらに下地が鉄部の場合には、エポキシ鉛
丹プライマー等が使用できる。本発明の天然岩石調発泡
化粧仕上材は、建築物および土木構造物の表面に用いる
以外に、型枠に流し込んだり、単に水平面に適当量を流
下するだけで発泡し、置き石のような立体形状を形成で
きる。本発明の天然岩石調発泡化粧仕上材から形成され
た立体模様形状には、さらにその表面にプライマーを介
して、各種の化粧仕上げを施すことができる。このよう
な化粧塗材としては、水性系、溶剤系各種の着色および
透明塗材があげられるが、特に合成樹脂系エマルション
を結合材とする着色骨材を含有する自然石調仕上げ塗料
を塗布する場合は、立体模様形状があたかも天然の岩石
様になり、遠景においても美観の向上に大きな効果があ
る。本発明の他の実施形態として、建築物及び土木構造
物の代わりに、コンクリート板、ALC板、石膏ボー
ド、スレート板、木毛セメント板、ガラス板、金属板、
プラスチック板等の板材に対して、発泡厚付け仕上を施
したり、さらにプライマーを介して自然石調塗材を塗布
した発泡厚付け化粧板材があげられる。このような板材
は予め工場等において製造したものを、建築土木作業現
場に搬入し、貼り付けたり、取り付けたりすることで、
同様に遠景での重厚感を発揮できる。
【0005】
【実施例】
(実施例1)表1に示した配合例1により、主剤
(A)、硬化剤(B)、着色材料(C)、充填材(D)
を調整し、6mm厚のスレート板に、一液変性エポキシ
樹脂系プライマーを塗付後未乾燥時に、厚み2mmの発
泡ポリスチレン製の目地型枠を貼り付けて、縦100m
m×横200mm×深さ2mmの枠を形成し、プライマ
ーの乾燥硬化後に、この枠内に(A)と(B)を混合し
たものを流し込んで発泡体を製造した。この時発泡開始
時間と発泡終了時間、発泡倍率と発泡体の密度を同時に
測定した。さらに、形成された発泡体をスレート板に付
着した状態にて試験体として、以下に述べる試験方法に
従って物性試験を行った。(但し、圧縮強度の測定のみ
は別途試験体を作製した。) なお配合例において使用した各成分は、以下に示した物
を使用した。 ポリエーテルポリオール 住友バイエルウレタン株式会社製 ソルビトール・ポリエチレンオキサイド系 「SBUポリオール0480」 3級アミン 住友バイエルウレタン株式会社製 2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール 「デスモラピッドDB」 シリコン系整泡剤 トーレシリコン株式会社製 「SH193」 オクチル酸第一錫 日東化成株式会社製 「T−9」 HMDI系ポリイソシアネート 住友バイエルウレタン株式会社製 HMDI系イソシアヌレート 「スミジュールN3500」 TDI系ポリイソシアネート 住友バイエルウレタン株式会社製 TDI系イソシネート 「スミジュールT−80」 MDI系ポリイソシアネート 住友バイエルウレタン株式会社製 MDI系イソシネート 「スミジュール44V10」 <圧縮強度>JIS K 7220-1983 硬質発泡プラスチックの
圧縮試験方法に準拠して圧縮強度を測定した。試験体は
表1に示した配合例1により、主剤(A)、硬化剤
(B)、着色材料(C)、充填材(D)を調整し、10
00ccのポリエチレンカップ中で混合し発泡体を形成
した。発泡硬化反応が完全に終了した後に、発泡体を5
cm角の立方体に切り出し使用した。また、クロスヘッ
ドの移動速度は10mm/minにて行った。 <付着強度>JIS K 5400 8.7 付着強さ試験方法に準拠
して、上記の試験体表面をサンドペーパーによって目荒
らししたものに40mm×40mmの鋼製ジグを二液型
エポキシ樹脂接着剤にて接着する。24時間後に鋼製ジ
グに沿って周囲を40mm×40mmの大きさにスレー
ト板に達するまで切り傷を付け、下部引張用の鋼製ジグ
及び鋼製当て板を用いて、試料面に鉛直方向にオートグ
ラフにて引張力を加えて最大引張荷重を求めた。 <耐水性試験>試験体を水に14日間浸漬後に常温乾燥
し、その表面状態を観察し浸漬前との状態の変化を評価
した。評価基準は、異常のない物を○、白化を生じた物
を△、表面侵食された物を×とした。 <耐酸性試験>3%塩酸水溶液に7日間浸漬後に常温乾
燥し、その表面状態を観察し浸漬前との状態の変化を評
価した。評価基準は、異常のない物を○、白化を生じた
物を△、表面侵食された物を×とした。 <耐溶剤性試験>トルエンに3日間浸漬後に常温乾燥
し、その表面状態を観察し浸漬前との状態の変化を評価
した。評価基準は、異常のない物を○、表面軟化した物
を×とした。 <耐候性試験>JIS K 5400 9.3 促進耐候性試験で規定
するサンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験機に
て、1000時間促進試験を行った後に常温乾燥し、そ
の表面状態を観察し浸漬前との状態の変化を評価した。
評価基準は、異常のない物を○、白化を生じた物を△、
表面侵食された物を×とした。これらの試験の結果につ
いて表2に示した。結果より配合例1で作製した発泡体
は各物性において十分な性能を有していることがわかっ
た。
【表1】
【表2】 (実施例2〜3)配合例2、配合例3をそれぞれ使用し
た以外は実施例1と同様にし、さらに物性試験を行った
ところ、配合例2は御影石調となり、配合例2は少し黄
色味がかった御影石調となった。結果を表2に示した
が、実施例1と同様に各発泡体は各物性において十分な
性能を有していることがわかった。 (比較例1〜3)配合例4、配合例5、配合例6を使用
した以外は実施例1と同様にして物性試験を行った。但
し、発泡開始時間は主材(A)と硬化剤(B)を混合直
後から反応を開始するため測定不能であった。結果を表
2に示した。何れも圧縮強度、付着強度が低く、耐候性
試験では黄色に変色してしまい天然岩石調発泡化粧仕上
材として外部には使用できないことがわかった。
【0006】
【発明の効果】本発明は、建築及び土木構造物の下地材
層に、厚付けの立体模様形状を付与することができる材
料および方法であり、この厚付け立体模様形状により、
遠景においても重厚感のある意匠性が得られるメリット
がある。その他本発明におけるメリットを以下に列記す
る。 (1)厚付けにもかかわらず軽量の為、剥離脱落という
危険性がない。 (2)発泡型ウレタン樹脂組成物により、現場で塗布に
よって施工できるため、成形物を製造し、運搬し、取り
付けるというような大掛かりな作業は必要ない。 (3)塗布作業ゆえ、下地の凹凸や曲面等どのような部
位でも施工可能。 (4)HMDI系のポリウレタンフォームが形成される
ため、外部使用においても耐候性、耐酸性に優れる。そ
の結果、酸性雨によっても表面の劣化を生じ難い。 (5)独立気泡のポリウレタンフォームが形成されるた
め、外部からの雨水の侵入が起こり難く、膨れ、剥離
や、冬期における凍結破壊も生じ難い。 (6)発泡型ウレタン樹脂組成物の発泡硬化反応は早
く、また発熱するため、工期の短縮および寒冷地におけ
る施工も可能。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 14:02 A 14:36 24:40) (C08G 18/08 101:00) C04B 103:50 111:40 (72)発明者 吉岡 典彦 大阪府茨木市清水1丁目25番10号エスケー 化研株式会社研究所内 (72)発明者 山本 晋 大阪府茨木市清水1丁目25番10号エスケー 化研株式会社研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエーテルポリオールに対して、水、触
    媒、界面活性剤から成る主剤(A)と、ヘキサメチレン
    ジイソシアネート系(以下、HMDI系という。)ポリ
    イソシアネートから成る硬化剤(B)と、着色材料
    (C)と、充填材(D)からなる天然岩石調発泡化粧仕
    上材。
  2. 【請求項2】着色材料(C)が、粒子径0.1〜5mm
    の着色骨材および/または着色顔料であり、充填材
    (D)が粒子径0.2〜250μの無機質粉体であるこ
    とを特徴とする請求項1の天然岩石調発泡化粧仕上材。
  3. 【請求項3】OH価300〜800mgKOH/gで重
    量平均分子量1000〜10000のポリエーテルポリ
    オールが100重量部に対して、水が1〜5重量部、3
    級アミン触媒1〜5重量部、有機金属触媒1〜5重量
    部、界面活性剤1〜10重量部の主剤(A)と、NCO
    価10〜25%のHMDI系ポリイソシアヌレートから
    成る硬化剤(B)と、粒子径0.1〜5mmの着色骨材
    および/または着色顔料(C)と、粒子径0.2〜25
    0μの無機質粉体(D)をA:B:C:D=100:1
    50〜350:1〜300:10〜300の比率で配合
    することを特徴とする天然岩石調発泡化粧仕上材。
  4. 【請求項4】請求項3に記載した天然岩石調発泡化粧仕
    上材を使用して作製した人工石材。
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