JPH08125701A - 無線通信におけるfsk変調器 - Google Patents
無線通信におけるfsk変調器Info
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- JPH08125701A JPH08125701A JP25558894A JP25558894A JPH08125701A JP H08125701 A JPH08125701 A JP H08125701A JP 25558894 A JP25558894 A JP 25558894A JP 25558894 A JP25558894 A JP 25558894A JP H08125701 A JPH08125701 A JP H08125701A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は無線通信におけるFSK変調器に関
し,少ないシンセサイザを用いて小規模な回路でFSK
変調,チャネル切替及び周波数オフセット及び波形オフ
セットの各機能を実現することを目的とする。 【構成】無変調の第1のローカル周波数を発生する無変
調信号発生部1の出力と,予め2つの周波数を発生する
よう設定され,入力されるデータ信号に応じて対応する
一方の周波数信号を発生するダイレクト・ディジタル・
シンセサイザ(DDS)2の出力とが入力される変調用
ミキサ3を設ける。変調用ミキサの出力は狭帯域バンド
パスフィルタ4を通すことにより希望波を含む一方の単
側帯波を取り出し,DDSにより周波数オフセット及び
波形オフセットをかけるよう構成する。
し,少ないシンセサイザを用いて小規模な回路でFSK
変調,チャネル切替及び周波数オフセット及び波形オフ
セットの各機能を実現することを目的とする。 【構成】無変調の第1のローカル周波数を発生する無変
調信号発生部1の出力と,予め2つの周波数を発生する
よう設定され,入力されるデータ信号に応じて対応する
一方の周波数信号を発生するダイレクト・ディジタル・
シンセサイザ(DDS)2の出力とが入力される変調用
ミキサ3を設ける。変調用ミキサの出力は狭帯域バンド
パスフィルタ4を通すことにより希望波を含む一方の単
側帯波を取り出し,DDSにより周波数オフセット及び
波形オフセットをかけるよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信におけるDDS
ドライブによるFSK変調器に関する。無線通信におい
て複数の無線局から移動式受信器を呼び出す送信機等に
使用するFSK変調器は,データにより中間周波数をF
SK変調する機能,複数チャネルから一つのチャネルを
選択するチャネル切替機能や,隣接無線局の無線信号に
よるビートの発生を防ぐための周波数オフセットまたは
波形オフセット等の別々の周波数変更の手段を必要とす
るため,回路規模が大きくなり,信号の品質が悪くなる
等の点で改善が望まれている。
ドライブによるFSK変調器に関する。無線通信におい
て複数の無線局から移動式受信器を呼び出す送信機等に
使用するFSK変調器は,データにより中間周波数をF
SK変調する機能,複数チャネルから一つのチャネルを
選択するチャネル切替機能や,隣接無線局の無線信号に
よるビートの発生を防ぐための周波数オフセットまたは
波形オフセット等の別々の周波数変更の手段を必要とす
るため,回路規模が大きくなり,信号の品質が悪くなる
等の点で改善が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図10は従来例の説明図,図11はシン
セサイザの構成図,図12は周波数及び波形オフセット
の説明図である。この例は,携帯の受信専用端末を無線
により呼出すディジタル式の無線呼び出し(ページャ
ー)の基地局に設けられる送信機の構成である。
セサイザの構成図,図12は周波数及び波形オフセット
の説明図である。この例は,携帯の受信専用端末を無線
により呼出すディジタル式の無線呼び出し(ページャ
ー)の基地局に設けられる送信機の構成である。
【0003】図10において,80は制御部,81は中
間周波数(例えば,70MHz)に対し送信すべきディ
ジタルの2値(0と1)により周波数変調(例えば,+
5KHzと−5KHz)した出力を発生するPLL(Ph
ase Locked Loop)形のシンセサイザ(以下,この形式の
ものをシンセサイザという),82は狭帯域バンドパス
フィルタ,83は可変に設定されるチャネル(例えば,
1チャネルの帯域が25KHz)に対応する無変調の高
周波(例えば,210MHz)を発生するシンセサイ
ザ,84は第1のミキサ,85は第2のミキサ,86は
周波数オフセット用のシンセサイザ,87は第3のミキ
サ,88は波形オフセット用シンセサイザである。
間周波数(例えば,70MHz)に対し送信すべきディ
ジタルの2値(0と1)により周波数変調(例えば,+
5KHzと−5KHz)した出力を発生するPLL(Ph
ase Locked Loop)形のシンセサイザ(以下,この形式の
ものをシンセサイザという),82は狭帯域バンドパス
フィルタ,83は可変に設定されるチャネル(例えば,
1チャネルの帯域が25KHz)に対応する無変調の高
周波(例えば,210MHz)を発生するシンセサイ
ザ,84は第1のミキサ,85は第2のミキサ,86は
周波数オフセット用のシンセサイザ,87は第3のミキ
サ,88は波形オフセット用シンセサイザである。
【0004】図10の動作を説明すると,シンセサイザ
81において70MHz等の中間周波数に対し制御部8
0で発生するデータの2値に対応して,±5KHzのF
SK(周波数シフトキーイング)変調を行う。
81において70MHz等の中間周波数に対し制御部8
0で発生するデータの2値に対応して,±5KHzのF
SK(周波数シフトキーイング)変調を行う。
【0005】このシンセサイザ81は,図11に示すよ
うにPLLの構成を備え,TCXO(水晶発振器)90
から発生する中間周波数(IF)が位相比較器91に供
給されて出力周波数と位相が比較され,比較結果の信号
はローパスフィルタ92を通ってVCO(電圧制御発振
器)93へ供給されて位相差に対応する周波数が発生す
る。このVCO93には,上記制御部80から発生する
2値データを表す変調信号が入力され,この変調信号に
よりVCO93は中間周波数(70MHz)に対し+5
KHzまたは−5KHzだけ周波数シフトを行うと共
に,ループを介して位相比較器91へ供給する。この変
調を行う時,周波数シフトはPLLのループ制御による
遅延が存在するため,VCO93から目的とする周波数
の出力だけでなく,周波数のダイナミックな変化に伴っ
て発生するスプリアス(相互変調波,高調波等)が含ま
れる。
うにPLLの構成を備え,TCXO(水晶発振器)90
から発生する中間周波数(IF)が位相比較器91に供
給されて出力周波数と位相が比較され,比較結果の信号
はローパスフィルタ92を通ってVCO(電圧制御発振
器)93へ供給されて位相差に対応する周波数が発生す
る。このVCO93には,上記制御部80から発生する
2値データを表す変調信号が入力され,この変調信号に
よりVCO93は中間周波数(70MHz)に対し+5
KHzまたは−5KHzだけ周波数シフトを行うと共
に,ループを介して位相比較器91へ供給する。この変
調を行う時,周波数シフトはPLLのループ制御による
遅延が存在するため,VCO93から目的とする周波数
の出力だけでなく,周波数のダイナミックな変化に伴っ
て発生するスプリアス(相互変調波,高調波等)が含ま
れる。
【0006】図10の狭帯域バンドパスフィルタ82は
上記のようにスプリアスを抑制するため設けられ,その
出力は第1のミキサ84へ入力され,シンセサイザ83
からの設定されたチャネルに対応する無変調のローカル
周波数(210MHzとする)と混合され,混合出力の
周波数(280M±5KHz)が発生する。通常はこの
出力がRF信号として電力増幅等の処理が行われて送信
される。
上記のようにスプリアスを抑制するため設けられ,その
出力は第1のミキサ84へ入力され,シンセサイザ83
からの設定されたチャネルに対応する無変調のローカル
周波数(210MHzとする)と混合され,混合出力の
周波数(280M±5KHz)が発生する。通常はこの
出力がRF信号として電力増幅等の処理が行われて送信
される。
【0007】一方,無線呼び出しの場合,複数の基地局
から同じ受信機に対し一定のデータ速度(例えば,51
2bps)のビット信号が送信される。この場合,各基
地局から同じチャネルの信号が送られると,複数の基地
局の信号の間でビートが発生する。例えば,512bp
sの信号速度の場合,“1”と“0”が交互に発生する
と256bpsのビートとなる。
から同じ受信機に対し一定のデータ速度(例えば,51
2bps)のビット信号が送信される。この場合,各基
地局から同じチャネルの信号が送られると,複数の基地
局の信号の間でビートが発生する。例えば,512bp
sの信号速度の場合,“1”と“0”が交互に発生する
と256bpsのビートとなる。
【0008】このようなビットの発生を防止するため,
図12に示す周波数オフセットや波形オフセットが用い
られる。図12のA.は周波数オフセットの例であり,
受信機に対し基地局1,基地局2,基地局3の3つの基
地局から呼び出し信号を,同じチャネル(例えば,28
0MHz)で送信する場合,ビートの発生を防止するた
め,データの2値に対しシフト(変移)する周波数を各
基地局に対し異なる値に設定する。
図12に示す周波数オフセットや波形オフセットが用い
られる。図12のA.は周波数オフセットの例であり,
受信機に対し基地局1,基地局2,基地局3の3つの基
地局から呼び出し信号を,同じチャネル(例えば,28
0MHz)で送信する場合,ビートの発生を防止するた
め,データの2値に対しシフト(変移)する周波数を各
基地局に対し異なる値に設定する。
【0009】すなわち,基地局1の場合は280MHz
±5KHzに設定し,基地局2の場合は280MHz±
5KHzの信号に対し+1KHzだけ周波数シフトし
て,280MHz+6KHzと280MHz−4KHz
に設定し,基地局3の場合は+2KHzだけ周波数シフ
トすることにより280MHz+7KHzと280MH
z−3KHzに設定する。
±5KHzに設定し,基地局2の場合は280MHz±
5KHzの信号に対し+1KHzだけ周波数シフトし
て,280MHz+6KHzと280MHz−4KHz
に設定し,基地局3の場合は+2KHzだけ周波数シフ
トすることにより280MHz+7KHzと280MH
z−3KHzに設定する。
【0010】次に図12のB.は波形オフセットの例を
示し,周波数が同じでも各基地局で発生する信号の位相
が互いに異なるよう図のように設定する。この場合,位
相を互いに異ならせることは,周波数オフセットを時間
的に実行することと同じである。
示し,周波数が同じでも各基地局で発生する信号の位相
が互いに異なるよう図のように設定する。この場合,位
相を互いに異ならせることは,周波数オフセットを時間
的に実行することと同じである。
【0011】上記図12のような周波数オフセットまた
は波形オフセットを施すために,図10の構成ではミキ
サ85が設けられ,周波数オフセット用シンセサイザ8
6に設定された希望する周波数オフセット値(+1KH
zや+2KHz等)の周波数信号が発生すると,その信
号とミキサ84から出力された信号(280MHz±5
KHz)と混合されて,周波数オフセットされた出力信
号が発生する。波形オフセットの場合,波形オフセット
用シンセサイザ88に希望する設定した波形が発生して
同様にミキサ85で混合されて設定した波形の信号が出
力される。
は波形オフセットを施すために,図10の構成ではミキ
サ85が設けられ,周波数オフセット用シンセサイザ8
6に設定された希望する周波数オフセット値(+1KH
zや+2KHz等)の周波数信号が発生すると,その信
号とミキサ84から出力された信号(280MHz±5
KHz)と混合されて,周波数オフセットされた出力信
号が発生する。波形オフセットの場合,波形オフセット
用シンセサイザ88に希望する設定した波形が発生して
同様にミキサ85で混合されて設定した波形の信号が出
力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
周波数オフセット,波形オフセットの機能を備えた無線
通信のFSK変調器を構成するには,FSK変調,チャ
ネル切替,周波数オフセットまたは波形オフセット用に
別々の周波数変更手段が必要となり,3〜4個のシンセ
サイザを使用して多段階のミキシングを行う必要があ
る。そのため,回路規模が大きくなり,C/N(搬送波
対雑音比)が悪く,残留FM(Frequency Modulation)
が増大し,スプリアスが充分に抑圧できないという問題
があった。
周波数オフセット,波形オフセットの機能を備えた無線
通信のFSK変調器を構成するには,FSK変調,チャ
ネル切替,周波数オフセットまたは波形オフセット用に
別々の周波数変更手段が必要となり,3〜4個のシンセ
サイザを使用して多段階のミキシングを行う必要があ
る。そのため,回路規模が大きくなり,C/N(搬送波
対雑音比)が悪く,残留FM(Frequency Modulation)
が増大し,スプリアスが充分に抑圧できないという問題
があった。
【0013】本発明は上記の問題を解決し,少ないシン
セサイザを用いて小規模な回路でFSK変調,チャネル
切替及び周波数またはオフセット等の各機能を実現する
ことができるFSK変調器を提供することを目的とす
る。
セサイザを用いて小規模な回路でFSK変調,チャネル
切替及び周波数またはオフセット等の各機能を実現する
ことができるFSK変調器を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1は第1のローカル周波数を
発生する無変調信号発生部,2は入力されるデータ信号
の2値に対応する2つの周波数の何れかの周波数信号を
発生するダイレクト・ディジタル・シンセサイザ(DD
Sで表示),3は無変調信号発生部1からの第1のロー
カル周波数の出力とDDS2の出力を混合して変調出力
を発生する変調用ミキサ,4は変調用ミキサ3の出力か
ら一方の単側帯波の希望波だけを取り出す狭帯域バンド
パスフィルタ(BPF),5は指定されたチャネルに対
応して可変に設定された第2のローカル周波数を発生す
るシンセサイザ,6はバンドパスフィルタ4の出力とシ
ンセサイザ5の出力をミキシングして,送信信号を発生
する周波数変換用ミキサである。DDS2はサイン波形
(または三角波)のサンプル値を記憶したROMが内蔵
され,予め希望する2つの周波数に対応する2つの分周
数を設定しておくと,高速のクロックを分周することに
よりROMのデータを順次読み出してデータ信号の値に
応じた周波数信号を発生する。
図である。図1において,1は第1のローカル周波数を
発生する無変調信号発生部,2は入力されるデータ信号
の2値に対応する2つの周波数の何れかの周波数信号を
発生するダイレクト・ディジタル・シンセサイザ(DD
Sで表示),3は無変調信号発生部1からの第1のロー
カル周波数の出力とDDS2の出力を混合して変調出力
を発生する変調用ミキサ,4は変調用ミキサ3の出力か
ら一方の単側帯波の希望波だけを取り出す狭帯域バンド
パスフィルタ(BPF),5は指定されたチャネルに対
応して可変に設定された第2のローカル周波数を発生す
るシンセサイザ,6はバンドパスフィルタ4の出力とシ
ンセサイザ5の出力をミキシングして,送信信号を発生
する周波数変換用ミキサである。DDS2はサイン波形
(または三角波)のサンプル値を記憶したROMが内蔵
され,予め希望する2つの周波数に対応する2つの分周
数を設定しておくと,高速のクロックを分周することに
よりROMのデータを順次読み出してデータ信号の値に
応じた周波数信号を発生する。
【0015】本発明は無変調の第1のローカル周波数信
号をデータ信号に対応した周波数信号を発生するDDS
の出力と混合(ミキシング)して変調して,狭帯域バン
ドパスフィルタを通過させる構成を備えることによりF
SK変調,周波数オフセット,波形オフセットの3つの
機能を実現するものである。
号をデータ信号に対応した周波数信号を発生するDDS
の出力と混合(ミキシング)して変調して,狭帯域バン
ドパスフィルタを通過させる構成を備えることによりF
SK変調,周波数オフセット,波形オフセットの3つの
機能を実現するものである。
【0016】
【作用】図1において,無変調信号発生部1から第1の
ローカル周波数が変調用ミキサ3へ供給される。DDS
2はデータ信号が入力するとそのデータの2値に対応す
る予め設定された周波数信号を発生する。無変調信号発
生部1の第1ローカル周波数信号は変調用ミキサ3にお
いてDDS2から発生したデータに対応する周波数信号
によりFSK変調される。この変調出力は狭帯域バンド
パスフィルタ4へ入力され,変調出力に含まれる上,下
の側帯波及び無変調の第1ローカル周波数信号の中から
希望波を含む片側の側帯波だけを通過させ,他の周波数
成分は阻止する。狭帯域バンドパスフィルタ4の出力
は,周波数変換用ミキサ6に入力され,シンセサイザ5
に設定された通信用に使用するチャネルに対応する周波
数に変換されて送信用のRF信号として出力される。
ローカル周波数が変調用ミキサ3へ供給される。DDS
2はデータ信号が入力するとそのデータの2値に対応す
る予め設定された周波数信号を発生する。無変調信号発
生部1の第1ローカル周波数信号は変調用ミキサ3にお
いてDDS2から発生したデータに対応する周波数信号
によりFSK変調される。この変調出力は狭帯域バンド
パスフィルタ4へ入力され,変調出力に含まれる上,下
の側帯波及び無変調の第1ローカル周波数信号の中から
希望波を含む片側の側帯波だけを通過させ,他の周波数
成分は阻止する。狭帯域バンドパスフィルタ4の出力
は,周波数変換用ミキサ6に入力され,シンセサイザ5
に設定された通信用に使用するチャネルに対応する周波
数に変換されて送信用のRF信号として出力される。
【0017】この構成において,ミキサ3によりFSK
変調を実行し,DDS2に複数の設定手段を設けて,任
意の周波数オフセット及び波形オフセットをかけること
ができる。
変調を実行し,DDS2に複数の設定手段を設けて,任
意の周波数オフセット及び波形オフセットをかけること
ができる。
【0018】
【実施例】図2は実施例1の構成図である。この図2の
構成は本発明を無線呼び出し(ページャー)の送信機に
実施した例である。
構成は本発明を無線呼び出し(ページャー)の送信機に
実施した例である。
【0019】図中,10はデータを出力すると共に各シ
ンセサイザを制御する制御部,11は基準となる周波数
(10MHz)の信号を発生する水晶発振回路(TCX
Oで表示),12はデータ入力により50KHz(マー
ク)と60KHz(スペース)の周波数信号を発生する
DDS,13は無変調の固定周波数(70MHz−55
KHzの周波数とする)を発生する固定シンセサイザ,
14は送信信号のチャネルを設定することにより対応し
た周波数信号(280MHz帯域のチャネルとする)を
発生する可変シンセサイザ,15は第1のミキサであ
り,例えばDBM(Double Balanced Mixer)を使用す
る。16は70MHzを中心とする周波数信号を通過さ
せる狭帯域バンドパスフィルタ,17は70MHzの中
間周波数(IF)を増幅するIF増幅器(Amp) ,18は
IF増幅器17から出力するFSK変調信号の周波数を
可変シンセサイザ14から発生する第2のローカル周波
数信号(チャネルを指定する210MHz)により変更
する第2のミキサである。
ンセサイザを制御する制御部,11は基準となる周波数
(10MHz)の信号を発生する水晶発振回路(TCX
Oで表示),12はデータ入力により50KHz(マー
ク)と60KHz(スペース)の周波数信号を発生する
DDS,13は無変調の固定周波数(70MHz−55
KHzの周波数とする)を発生する固定シンセサイザ,
14は送信信号のチャネルを設定することにより対応し
た周波数信号(280MHz帯域のチャネルとする)を
発生する可変シンセサイザ,15は第1のミキサであ
り,例えばDBM(Double Balanced Mixer)を使用す
る。16は70MHzを中心とする周波数信号を通過さ
せる狭帯域バンドパスフィルタ,17は70MHzの中
間周波数(IF)を増幅するIF増幅器(Amp) ,18は
IF増幅器17から出力するFSK変調信号の周波数を
可変シンセサイザ14から発生する第2のローカル周波
数信号(チャネルを指定する210MHz)により変更
する第2のミキサである。
【0020】19〜22は従来の送信機と同様の回路で
あり,19は第2のミキサから発生する2つの信号成分
(加算分と減算分)の中の加算成分の側帯波(280M
Hz)を通過させるバンドパスフィルタ,20はRF(R
adio Frequency) 増幅器(Amp), 21はローパスフィル
タ(LPFで表示),22はアンテナへの出力を発生す
るアイソレータである。
あり,19は第2のミキサから発生する2つの信号成分
(加算分と減算分)の中の加算成分の側帯波(280M
Hz)を通過させるバンドパスフィルタ,20はRF(R
adio Frequency) 増幅器(Amp), 21はローパスフィル
タ(LPFで表示),22はアンテナへの出力を発生す
るアイソレータである。
【0021】制御部10はDDS12に対し動作する前
にデータの2値に対応して発生させたい周波数を発生す
るための設定値を格納する制御を行い,送信動作時には
送信すべきデータ信号をDDS12へ供給する。また,
制御部10は,固定シンセサイザ13の動作を制御する
信号を出力すると共に可変シンセサイザ14に対し送信
信号のチャネルの設定値及び動作の制御信号を出力す
る。
にデータの2値に対応して発生させたい周波数を発生す
るための設定値を格納する制御を行い,送信動作時には
送信すべきデータ信号をDDS12へ供給する。また,
制御部10は,固定シンセサイザ13の動作を制御する
信号を出力すると共に可変シンセサイザ14に対し送信
信号のチャネルの設定値及び動作の制御信号を出力す
る。
【0022】図3にDDSの基本的な構成を示す。DD
S12は,サイン波テーブル120にサイン波(1サイ
クル)を表す232個のサンプル値(ディジタルコード)
が書き込まれており,このサイン波テーブル120から
サイン波のサンプリング値を表すディジタルコードを読
み出す周期(間隔)を変えることにより対応する周波数
のサイン波を発生することができる。図3の2つの分周
数レジスタ121,122にはマーク(“1”に対
応),スペース(“0”に対応)により発生させたい周
波数,この例では50KHzと60KHzに対応する分
周数が制御部10から予め設定され,TCXO11から
発生するクロック信号が入力されると,それぞれに設定
された分周数の分周(カウント)動作を行う。また,制
御部10から入力する送信データ(“1”または
“0”)に応じて分周数レジスタ121または分周数レ
ジスタ122の出力の一方がサイン波テーブル120へ
出力するよう切替えられるセレクタ123,124が配
置されている。サイン波テーブル120から読み出され
たディジタルコードは,D・A変換部125によりアナ
ログ信号に変換され,50KHzまたは60KHzのサ
イン波が出力される。
S12は,サイン波テーブル120にサイン波(1サイ
クル)を表す232個のサンプル値(ディジタルコード)
が書き込まれており,このサイン波テーブル120から
サイン波のサンプリング値を表すディジタルコードを読
み出す周期(間隔)を変えることにより対応する周波数
のサイン波を発生することができる。図3の2つの分周
数レジスタ121,122にはマーク(“1”に対
応),スペース(“0”に対応)により発生させたい周
波数,この例では50KHzと60KHzに対応する分
周数が制御部10から予め設定され,TCXO11から
発生するクロック信号が入力されると,それぞれに設定
された分周数の分周(カウント)動作を行う。また,制
御部10から入力する送信データ(“1”または
“0”)に応じて分周数レジスタ121または分周数レ
ジスタ122の出力の一方がサイン波テーブル120へ
出力するよう切替えられるセレクタ123,124が配
置されている。サイン波テーブル120から読み出され
たディジタルコードは,D・A変換部125によりアナ
ログ信号に変換され,50KHzまたは60KHzのサ
イン波が出力される。
【0023】図2の説明に戻って,固定シンセサイザ1
3は無変調の固定周波数として70MHz−55KHz
の周波数を発生し第1のミキサ(DBMで構成)15へ
入力される。第1のミキサ15は,DDS12から出力
するデータ(例えば,512bpsの速度)に応じて変
化する周波数信号とミキシング(混合)される。
3は無変調の固定周波数として70MHz−55KHz
の周波数を発生し第1のミキサ(DBMで構成)15へ
入力される。第1のミキサ15は,DDS12から出力
するデータ(例えば,512bpsの速度)に応じて変
化する周波数信号とミキシング(混合)される。
【0024】図4に第1のミキサ15から出力される周
波数成分の分布を示す。このミキシングから出力される
主な信号として,(70MH−55KHz)±50KH
zと(70MHz−55KHz)±60KHzの合計4
つの周波数成分があるが,図4のdに示す70MHz+
5KHzと70MHz−5KHzの2つがそれぞれデー
タの50KHzと60KHzに対応する希望波として,
狭帯域BPF16(図2)により取り出される。
波数成分の分布を示す。このミキシングから出力される
主な信号として,(70MH−55KHz)±50KH
zと(70MHz−55KHz)±60KHzの合計4
つの周波数成分があるが,図4のdに示す70MHz+
5KHzと70MHz−5KHzの2つがそれぞれデー
タの50KHzと60KHzに対応する希望波として,
狭帯域BPF16(図2)により取り出される。
【0025】この時,bとして示す反対側のサイドバン
ド(70MHz−105KHzと70MHz−115K
Hz)の信号波や,cに示す固定シンセサイザ13の無
変調波のローカル信号(70MHz−55KHz)及
び,動特性(変調)時に帯域が広がって隣接チャネルに
相当する帯域へ漏洩する図4のaに示す高次スプリアス
成分(50KHz,60KHz間隔)や,dに示す変調
により生じるキャリア近傍のスプリアス等の信号波は不
要波として狭帯域BPF16により阻止される。狭帯域
BPF16は,狭帯域・高減衰量のものを使用し,一般
的には複数断の水晶フィルタを用いる。
ド(70MHz−105KHzと70MHz−115K
Hz)の信号波や,cに示す固定シンセサイザ13の無
変調波のローカル信号(70MHz−55KHz)及
び,動特性(変調)時に帯域が広がって隣接チャネルに
相当する帯域へ漏洩する図4のaに示す高次スプリアス
成分(50KHz,60KHz間隔)や,dに示す変調
により生じるキャリア近傍のスプリアス等の信号波は不
要波として狭帯域BPF16により阻止される。狭帯域
BPF16は,狭帯域・高減衰量のものを使用し,一般
的には複数断の水晶フィルタを用いる。
【0026】狭帯域BPF16を通過した70MHz±
5KHzのIF(中間周波数)信号は,IF増幅器17
で増幅されて第2のミキサ18へ入力する。第2のミキ
サ18の他方の入力として可変シンセサイザ14から送
信用のチャネルに対応する第2ローカル信号が入力され
る。この例では,第2ローカル信号は,制御部10から
のチャネル数(nとする)を指示する信号により,可変
シンセサイザ14から210MHz帯のチャネル間隔が
25KHzで用意された複数チャネルの中のチャネルn
に対応する周波数(210MHz±25×nKHz)が
発生するものとする。
5KHzのIF(中間周波数)信号は,IF増幅器17
で増幅されて第2のミキサ18へ入力する。第2のミキ
サ18の他方の入力として可変シンセサイザ14から送
信用のチャネルに対応する第2ローカル信号が入力され
る。この例では,第2ローカル信号は,制御部10から
のチャネル数(nとする)を指示する信号により,可変
シンセサイザ14から210MHz帯のチャネル間隔が
25KHzで用意された複数チャネルの中のチャネルn
に対応する周波数(210MHz±25×nKHz)が
発生するものとする。
【0027】第2のミキサ18においてIF増幅器17
のIF出力と第2ローカル信号がミキシングされること
により,両者を加算した280MHz±5KHz−25
×nKHzの信号波と両者の差の信号波が発生するが,
バンドパスフィルタ19において280MHzの周波数
帯域の信号だけ通過され,RF増幅器20,ローパスフ
ィルタ21及びアイソレータ22を通ってアンテナから
送信される。
のIF出力と第2ローカル信号がミキシングされること
により,両者を加算した280MHz±5KHz−25
×nKHzの信号波と両者の差の信号波が発生するが,
バンドパスフィルタ19において280MHzの周波数
帯域の信号だけ通過され,RF増幅器20,ローパスフ
ィルタ21及びアイソレータ22を通ってアンテナから
送信される。
【0028】次に本発明による変調の制御について,以
下の(1) 〜(3) の各場合について説明する。 (1) FSK変調だけで周波数オフセット,波形オフセッ
トが無い場合 この場合,単純にマークデータに対して,DDS12
(図2)の出力を50KHzに,スペースデータに対し
てはDDS12の出力を60KHzとすればよい。図5
にDDSの出力の切替の様子を示す。このように,周波
数が変更されてもDDSから出力される信号の位相が連
続するように切替えられるので,図5に示すようにな
り,切替位置で屈折点が生じるだけで不連続点を生じな
い。
下の(1) 〜(3) の各場合について説明する。 (1) FSK変調だけで周波数オフセット,波形オフセッ
トが無い場合 この場合,単純にマークデータに対して,DDS12
(図2)の出力を50KHzに,スペースデータに対し
てはDDS12の出力を60KHzとすればよい。図5
にDDSの出力の切替の様子を示す。このように,周波
数が変更されてもDDSから出力される信号の位相が連
続するように切替えられるので,図5に示すようにな
り,切替位置で屈折点が生じるだけで不連続点を生じな
い。
【0029】上記図3に示すようなDDS−IC(集積
回路)を使用する場合,2つのレジスタに50KHz,
60KHzのデータ(分周数に対応)を書き込み,その
後は入力データに応じてレジスタを選択する制御を行う
だけで変調をかけることができる。変調時の帯域の広が
り(送信データのビットレートに応じた間隔で生じる近
傍のスプリアス)が狭帯域フィルタだけで充分に抑圧で
きない場合は,周波数の変更を段階的に行うことで軽減
することができる。
回路)を使用する場合,2つのレジスタに50KHz,
60KHzのデータ(分周数に対応)を書き込み,その
後は入力データに応じてレジスタを選択する制御を行う
だけで変調をかけることができる。変調時の帯域の広が
り(送信データのビットレートに応じた間隔で生じる近
傍のスプリアス)が狭帯域フィルタだけで充分に抑圧で
きない場合は,周波数の変更を段階的に行うことで軽減
することができる。
【0030】その場合,実現可能な段階数はDDS出力
周波数の変更に要する時間とビットレートとの関係で決
まる。多段階の周波数変更が必要な場合は,毎回DDS
の全データを更新するのではなく,多数の周波数レジス
タを備えたDDS−ICを使用し,短い時間で周波数を
切替えるようにすることが有効となる。
周波数の変更に要する時間とビットレートとの関係で決
まる。多段階の周波数変更が必要な場合は,毎回DDS
の全データを更新するのではなく,多数の周波数レジス
タを備えたDDS−ICを使用し,短い時間で周波数を
切替えるようにすることが有効となる。
【0031】(2) 周波数オフセットがある場合 周波数オフセットが+750Hzとすると,±5KHz
のFSKの変移量をそれぞれ次のようにすればよい。
のFSKの変移量をそれぞれ次のようにすればよい。
【0032】マークの場合 −5KHz+750Hz
=−4.25KHz スペースの場合 +5KHz+750Hz=+5.75
KHz 従って,ローカルの周波数オフセットが−55KHzの
場合のDDS出力周波数は,次のようにすればよい。周
波数の段階的変化に関しては,上記(1) と同様である。
=−4.25KHz スペースの場合 +5KHz+750Hz=+5.75
KHz 従って,ローカルの周波数オフセットが−55KHzの
場合のDDS出力周波数は,次のようにすればよい。周
波数の段階的変化に関しては,上記(1) と同様である。
【0033】マークの場合: −4.25KHz−(−
55KHz)=50.75KHz スペースの場合:+5.75KHz−(−55KHz)
=60.75KHz (3) 波形オフセットがある場合 図6は波形オフセットの制御の例を示す図である。この
例は,データ速度が512Hz(512bps)の時
に,出力信号の波形を+750Hz〜−750Hzの範
囲で変移させて波形オフセットをかける場合の制御の様
子を示す。このような波形オフセットは,DDSの出力
周波数を変移させることにより発生するが,その波形は
第1のミキサ15から出力するIF周波数としても発生
する。このため,図6の縦軸はDDS出力周波数(H
z)または70M(メガ)IF周波数(Hz)を表し,
横軸は時間を表し,スペースデータとマークデータの波
形を示す。
55KHz)=50.75KHz スペースの場合:+5.75KHz−(−55KHz)
=60.75KHz (3) 波形オフセットがある場合 図6は波形オフセットの制御の例を示す図である。この
例は,データ速度が512Hz(512bps)の時
に,出力信号の波形を+750Hz〜−750Hzの範
囲で変移させて波形オフセットをかける場合の制御の様
子を示す。このような波形オフセットは,DDSの出力
周波数を変移させることにより発生するが,その波形は
第1のミキサ15から出力するIF周波数としても発生
する。このため,図6の縦軸はDDS出力周波数(H
z)または70M(メガ)IF周波数(Hz)を表し,
横軸は時間を表し,スペースデータとマークデータの波
形を示す。
【0034】この図6には,説明を簡単にするため波形
を8段階の三角波近似の例を示しているが,実際には段
階数を多くして,途中の周波数値を調整してサイン波近
似とするのが望ましい。スペースデータとマークデータ
の波形の変化点に関して,図6には省略されているが,
上記(1),(2) と同様に段階的な周波数変化を行うことに
より帯域の広がりを軽減することができる。
を8段階の三角波近似の例を示しているが,実際には段
階数を多くして,途中の周波数値を調整してサイン波近
似とするのが望ましい。スペースデータとマークデータ
の波形の変化点に関して,図6には省略されているが,
上記(1),(2) と同様に段階的な周波数変化を行うことに
より帯域の広がりを軽減することができる。
【0035】波形オフセットの位相は, 上記図12の
A.に示したように3つの基地局の場合,局間で2π/
3ずつずらす必要があるので,3つの波形オフセットテ
ーブルを予め設けて,その一つを選択してマークデー
タ,スペースデータに対応する周波数データと重畳する
制御をすることにより実現できる。
A.に示したように3つの基地局の場合,局間で2π/
3ずつずらす必要があるので,3つの波形オフセットテ
ーブルを予め設けて,その一つを選択してマークデー
タ,スペースデータに対応する周波数データと重畳する
制御をすることにより実現できる。
【0036】図7は実施例2の構成である。この実施例
2は,上記図2に示す実施例1においてDBMで構成す
る第1のミキサ15の代わりに直交変調器23を使用
し,それに付随して−90°シフタ24を設けた点に特
徴を備え,図7のその他の各符号10〜14,16〜2
2で表す各部は上記図2と同じである。
2は,上記図2に示す実施例1においてDBMで構成す
る第1のミキサ15の代わりに直交変調器23を使用
し,それに付随して−90°シフタ24を設けた点に特
徴を備え,図7のその他の各符号10〜14,16〜2
2で表す各部は上記図2と同じである。
【0037】この実施例では,固定シンセサイザ13か
らの70MHz−55KHzの第1ローカル信号(無変
調)を2分し,−90°シフタ24で90°の位相差を
加えて直交変調器23へ入力する。DDS12からのサ
イン波で直交変調器23のI(Inphase),Q(Quadratu
re) 入力をドライブ(一方のみドライブまたは両方を同
一信号でドライブ)すると,DDS12の出力の50K
Hz,60KHzに応じて,上記図4に示したのと同様
の各周波数の信号が発生し,狭帯域BPF16により上
記実施例1(図2)と同様に希望波だけ取り出され,他
の周波数成分は減衰される。この後,上記実施例1と同
じ動作により送信信号が出力される。
らの70MHz−55KHzの第1ローカル信号(無変
調)を2分し,−90°シフタ24で90°の位相差を
加えて直交変調器23へ入力する。DDS12からのサ
イン波で直交変調器23のI(Inphase),Q(Quadratu
re) 入力をドライブ(一方のみドライブまたは両方を同
一信号でドライブ)すると,DDS12の出力の50K
Hz,60KHzに応じて,上記図4に示したのと同様
の各周波数の信号が発生し,狭帯域BPF16により上
記実施例1(図2)と同様に希望波だけ取り出され,他
の周波数成分は減衰される。この後,上記実施例1と同
じ動作により送信信号が出力される。
【0038】上記の実施例は,RF周波数が比較的高い
周波数(280MHz帯域)であり,チャネル切替が必
要な場合の構成であるが,RF周波数が水晶フィルタで
対応できる範囲(数10MHz以下)で,且つチャネル
切替が不要なシステムにおける実施例を図8,図9を用
いて説明する。
周波数(280MHz帯域)であり,チャネル切替が必
要な場合の構成であるが,RF周波数が水晶フィルタで
対応できる範囲(数10MHz以下)で,且つチャネル
切替が不要なシステムにおける実施例を図8,図9を用
いて説明する。
【0039】図8は実施例3の構成図である。この例
は,RF周波数が50MHzでチャネル切替えが不要
(固定)なため,実施例1,実施例2で必須な構成であ
った可変シンセサイザ14,第2のミキサ18は不要と
なって簡易な構成になっている。
は,RF周波数が50MHzでチャネル切替えが不要
(固定)なため,実施例1,実施例2で必須な構成であ
った可変シンセサイザ14,第2のミキサ18は不要と
なって簡易な構成になっている。
【0040】図8において,30は制御部,31は水晶
発振器(TCXO),32はDDS,33は固定シンセ
サイザ,34はミキサ,35は狭帯域BPF(バンドパ
スフィルタ),36は増幅器,37はLPF(ローパス
フィルタ),38はアイソレータ,39はアンテナであ
る。なお,33は必ずしもシンセサイザである必要はな
く,固定周波数を発生する他の発振回路,例えばTCX
O31の出力またはその逓倍出力を用いることができ
る。
発振器(TCXO),32はDDS,33は固定シンセ
サイザ,34はミキサ,35は狭帯域BPF(バンドパ
スフィルタ),36は増幅器,37はLPF(ローパス
フィルタ),38はアイソレータ,39はアンテナであ
る。なお,33は必ずしもシンセサイザである必要はな
く,固定周波数を発生する他の発振回路,例えばTCX
O31の出力またはその逓倍出力を用いることができ
る。
【0041】この実施例では,DDS32は水晶発振器
31で発生する10MHzのクロックを受け,制御部3
0からのデータに対応して50KHzまたは60KHz
の周波数信号が発生し,固定シンセサイザ33からは5
5MHz−55KHzの周波数が発生する。ミキサ34
は50MHz−55KHzとDDS32からの周波数信
号をミキシングし,その出力として発生する50MHz
±5KHz及び50MHz−105KHz,50MHz
−115KHzの中から,50MHz±5KHzの周波
数だけを狭帯域BPF35において通過させ,増幅器3
6,LPF37及びアイソレータ38を介してアンテナ
39から送信される。
31で発生する10MHzのクロックを受け,制御部3
0からのデータに対応して50KHzまたは60KHz
の周波数信号が発生し,固定シンセサイザ33からは5
5MHz−55KHzの周波数が発生する。ミキサ34
は50MHz−55KHzとDDS32からの周波数信
号をミキシングし,その出力として発生する50MHz
±5KHz及び50MHz−105KHz,50MHz
−115KHzの中から,50MHz±5KHzの周波
数だけを狭帯域BPF35において通過させ,増幅器3
6,LPF37及びアイソレータ38を介してアンテナ
39から送信される。
【0042】この実施例3の場合も,ミキサ34におい
てFSK変調が行われて,DDS32により周波数オフ
セット,波形オフセットをかけることができる。図9は
実施例4の構成図である。この実施例は,微弱電波また
は有線等でスプリアス(不要輻射)の抑圧が必要ないシ
ステムの場合に適用される。
てFSK変調が行われて,DDS32により周波数オフ
セット,波形オフセットをかけることができる。図9は
実施例4の構成図である。この実施例は,微弱電波また
は有線等でスプリアス(不要輻射)の抑圧が必要ないシ
ステムの場合に適用される。
【0043】図9において,40〜42,44,45の
各部は,それぞれ上記図8の30〜32,34,36と
同じものであり説明を省略する。43はチャネル変更用
の可変シンセサイザである。
各部は,それぞれ上記図8の30〜32,34,36と
同じものであり説明を省略する。43はチャネル変更用
の可変シンセサイザである。
【0044】この構成では,制御部40からのデータ入
力によりDDS42から50KHzまたは60KHzの
周波数を発生し,可変シンセサイザ43からは制御部4
0から指定されたチャネルに対応する数10MHz(例
えば,50MHz帯域)の周波数が発生する。DDS4
2と可変シンセサイザ43の出力はミキサ44でミキシ
ングされ,その出力は狭帯域BPFを通ることなく増幅
器45で増幅されアンテナまたは有線の伝送路へ送出さ
れる。なお,増幅器45の出力に対して軽いローパスフ
ィルタ(LPF)または広帯域のBPF,アイソレータ
等を状況に応じて付加しても良い。
力によりDDS42から50KHzまたは60KHzの
周波数を発生し,可変シンセサイザ43からは制御部4
0から指定されたチャネルに対応する数10MHz(例
えば,50MHz帯域)の周波数が発生する。DDS4
2と可変シンセサイザ43の出力はミキサ44でミキシ
ングされ,その出力は狭帯域BPFを通ることなく増幅
器45で増幅されアンテナまたは有線の伝送路へ送出さ
れる。なお,増幅器45の出力に対して軽いローパスフ
ィルタ(LPF)または広帯域のBPF,アイソレータ
等を状況に応じて付加しても良い。
【0045】上記の各実施例1,実施例3,実施例4の
構成においてFSKの変調器として使用するミキサ(図
2の第1のミキサ15,図8のミキサ34,図9のミキ
サ44)は,公知の構成のミキサを利用することがで
き,具体的にはDBM(ダブル・バランスド・ミキサ)
や,トランジスタによるミキサ等である。また,ミキサ
に対応する機能を持つ実施例2の直交変調器23は,
I,Qの2信号ではなく1信号で使用する。
構成においてFSKの変調器として使用するミキサ(図
2の第1のミキサ15,図8のミキサ34,図9のミキ
サ44)は,公知の構成のミキサを利用することがで
き,具体的にはDBM(ダブル・バランスド・ミキサ)
や,トランジスタによるミキサ等である。また,ミキサ
に対応する機能を持つ実施例2の直交変調器23は,
I,Qの2信号ではなく1信号で使用する。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば一般的に2個のシンセサ
イザ(第1と第2のシンセサイザ,DDSは除く)だけ
で,FSK変調機能と周波数オフセット及び波形オフセ
ットの全ての機能を実現できるため回路規模を小さくす
ることができる。また,従来のように多段階のミキシン
グを行う必要がないため,C/Nの確保,残留FM(周
波数変調)の低減,及びスプリアスの抑圧を実現するこ
とができる。
イザ(第1と第2のシンセサイザ,DDSは除く)だけ
で,FSK変調機能と周波数オフセット及び波形オフセ
ットの全ての機能を実現できるため回路規模を小さくす
ることができる。また,従来のように多段階のミキシン
グを行う必要がないため,C/Nの確保,残留FM(周
波数変調)の低減,及びスプリアスの抑圧を実現するこ
とができる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例1の構成図である。
【図3】DDSの基本的な構成を示す図である。
【図4】第1のミキサから出力される周波数成分の分布
を示す図である。
を示す図である。
【図5】DDSの出力の切替の様子を示す図である。
【図6】波形オフセットの制御の例を示す図である。
【図7】実施例2の構成図である。
【図8】実施例3の構成図である。
【図9】実施例4の構成図である。
【図10】従来例の説明図である。
【図11】シンセサイザの構成図である。
【図12】周波数及び波形オフセットの説明図である。
1 無変調信号発生部 2 ダイレクト・ディジタル・シンセサイザ(DD
S) 3 変調用ミキサ 4 狭帯域バンドパスフィルタ 5 シンセサイザ 6 周波数変換用ミキサ
S) 3 変調用ミキサ 4 狭帯域バンドパスフィルタ 5 シンセサイザ 6 周波数変換用ミキサ
Claims (6)
- 【請求項1】 無線通信におけるFSK変調器におい
て,無変調の第1のローカル周波数を発生する無変調信
号発生部と,予め2つの周波数を発生するよう設定さ
れ,入力されるデータ信号に応じて対応する一方の周波
数信号を発生するダイレクト・ディジタル・シンセサイ
ザ(DDS)と,前記無変調信号発生部の出力と前記D
DSの出力を混合してFSK変調出力を発生する変調用
ミキサと,前記変調用ミキサの出力から一方の単側帯波
を取り出す狭帯域バンドパスフィルタとを備えることを
特徴とする無線通信におけるFSK変調器。 - 【請求項2】 無線通信におけるFSK変調器におい
て,無変調の第1のローカル周波数を発生する無変調信
号発生部と,予め2つの周波数を発生するよう設定さ
れ,入力されるデータ信号に応じて対応する一方の周波
数信号を発生するダイレクト・ディジタル・シンセサイ
ザと,前記無変調発生部の出力と,その位相差を加えた
出力とが入力され,前記ダイレクト・ディジタル・シン
セサイザの出力をIQ入力に受けて駆動される直交変調
器と,前記直交変調器の出力から一方の単側帯波を取り
出す狭帯域バンドパスフィルタとを備えることを特徴と
する無線通信におけるFSK変調器。 - 【請求項3】 請求項1または2において,指定された
チャネルに対応する第2のローカル周波数を発生する可
変シンセサイザと,前記狭帯域バンドパスフィルタの出
力と前記可変シンセサイザの出力を混合して,送信用の
周波数へ変換する周波数変換用ミキサとを備えることを
特徴とする無線通信におけるFSK変調器。 - 【請求項4】 請求項1乃至3において,前記ダイレク
ト・ディジタル・シンセサイザに予めFSK変調出力を
送信する局に対して付与された周波数オフセットを設定
し,前記入力データに対応する周波数の発生時に周波数
オフセットをかけることを特徴とする無線通信における
FSK変調器。 - 【請求項5】 請求項1乃至4において,前記ダイレク
ト・ディジタル・シンセサイザに予めFSK変調出力を
送信する局に対して付与された波形オフセットを設定
し,前記入力データに対応する周波数の発生時に波形オ
フセットをかけることを特徴とする無線通信におけるF
SK変調器。 - 【請求項6】 請求項1乃至5において,前記ダイレク
ト・ディジタル・シンセサイザに多数の周波数レジスタ
を設け,該周波数レジスタを切替えることにより出力さ
れる信号の周波数を小刻みに変化させることを特徴とす
る無線通信におけるFSK変調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25558894A JPH08125701A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 無線通信におけるfsk変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25558894A JPH08125701A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 無線通信におけるfsk変調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08125701A true JPH08125701A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17280815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25558894A Pending JPH08125701A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 無線通信におけるfsk変調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08125701A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5784413A (en) * | 1996-09-06 | 1998-07-21 | General Instrument Corporation | Direct digital synthesis frequency-agile QPSK modulator |
| JP2006093793A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Kenwood Corp | 無線通信装置及び無線通信方法 |
| JP2013064742A (ja) * | 2004-08-26 | 2013-04-11 | Honeywell Internatl Inc | レーダ高度計 |
| US8866667B2 (en) | 2012-02-22 | 2014-10-21 | Honeywell International Inc. | High sensitivity single antenna FMCW radar |
| US9660605B2 (en) | 2014-06-12 | 2017-05-23 | Honeywell International Inc. | Variable delay line using variable capacitors in a maximally flat time delay filter |
| US10018716B2 (en) | 2014-06-26 | 2018-07-10 | Honeywell International Inc. | Systems and methods for calibration and optimization of frequency modulated continuous wave radar altimeters using adjustable self-interference cancellation |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25558894A patent/JPH08125701A/ja active Pending
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