JPH08126883A - 強酸性水生成装置 - Google Patents
強酸性水生成装置Info
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- JPH08126883A JPH08126883A JP26574094A JP26574094A JPH08126883A JP H08126883 A JPH08126883 A JP H08126883A JP 26574094 A JP26574094 A JP 26574094A JP 26574094 A JP26574094 A JP 26574094A JP H08126883 A JPH08126883 A JP H08126883A
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強酸性水の生成過程において発生する塩素ガ
スの濃度を低減させる対策を講じる。 【構成】 原水と所定の塩分濃度に保たれた混合溶液と
の混合水を電解槽31に供給して電解を行うことにより
強酸性水を生成する強酸性水生成装置であって、電解前
水温計48によって計測された電解前水温値と、電解後
水温計49によって計測された電解後水温値とから温度
上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水温値とに基づ
いて、CPU42にて塩素ガスの発生度合いを判別す
る。そして、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度
合いが一定の条件を超えていると判別されたときには、
発生した塩素ガスの濃度を低減させるべく、ファン57
を駆動するか、電解を停止する。
スの濃度を低減させる対策を講じる。 【構成】 原水と所定の塩分濃度に保たれた混合溶液と
の混合水を電解槽31に供給して電解を行うことにより
強酸性水を生成する強酸性水生成装置であって、電解前
水温計48によって計測された電解前水温値と、電解後
水温計49によって計測された電解後水温値とから温度
上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水温値とに基づ
いて、CPU42にて塩素ガスの発生度合いを判別す
る。そして、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度
合いが一定の条件を超えていると判別されたときには、
発生した塩素ガスの濃度を低減させるべく、ファン57
を駆動するか、電解を停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水等から得られる
原水と、所定の塩分濃度に保たれた混合溶液との混合水
を電解槽に供給して電解を行うことにより、強酸性水を
生成する強酸性水生成装置に係り、より詳細には、強酸
性水の生成過程において発生する塩素ガスの濃度を低減
させる機構を備えた強酸性水生成装置に関する。ここ
で、強酸性水生成装置とは、pH7前後及び残留塩分
0.3〜0.8ppmの状態の水から、強酸性水である
pH2〜3、酸化還元電位900〜1400mV及び残
留塩素20〜50ppmの水を生成する装置のことであ
る。
原水と、所定の塩分濃度に保たれた混合溶液との混合水
を電解槽に供給して電解を行うことにより、強酸性水を
生成する強酸性水生成装置に係り、より詳細には、強酸
性水の生成過程において発生する塩素ガスの濃度を低減
させる機構を備えた強酸性水生成装置に関する。ここ
で、強酸性水生成装置とは、pH7前後及び残留塩分
0.3〜0.8ppmの状態の水から、強酸性水である
pH2〜3、酸化還元電位900〜1400mV及び残
留塩素20〜50ppmの水を生成する装置のことであ
る。
【0002】
【従来の技術】水道水等を原水としてこれに塩水(例え
ばNaCl溶液)を混合し、この混合水を電気分解して
殺菌力を有する強酸性水を生成する強酸性水生成装置
は、主要部として混合液貯蔵タンク、電解槽、電解電
源、生成水貯蔵タンク及び制御部等を備えた構成とされ
るのが一般的である。この種の強酸性水生成装置におい
ては、水道管に連結される給水管路に電磁給水弁、流量
計及び混合器等が設けられ、混合器の流出側の配管が電
解槽の流入口に接続されている。また、混合器には、塩
水を貯蔵する混合液貯蔵タンクからの吐出管が吐出ポン
プを介して接続されている。
ばNaCl溶液)を混合し、この混合水を電気分解して
殺菌力を有する強酸性水を生成する強酸性水生成装置
は、主要部として混合液貯蔵タンク、電解槽、電解電
源、生成水貯蔵タンク及び制御部等を備えた構成とされ
るのが一般的である。この種の強酸性水生成装置におい
ては、水道管に連結される給水管路に電磁給水弁、流量
計及び混合器等が設けられ、混合器の流出側の配管が電
解槽の流入口に接続されている。また、混合器には、塩
水を貯蔵する混合液貯蔵タンクからの吐出管が吐出ポン
プを介して接続されている。
【0003】また、電解槽は、隔膜によって隔てられた
陽極室と陰極室とからなり、陽極室に陽極となる電極を
配置し、陰極室に陰極となる電極を対向して配置してい
る。そして、陽極室側に強酸性水を送出する送出管が接
続され、陰極側にアルカリイオン水を送出する送出管が
接続されている。そして、強酸性水を送出する送出管
は、電磁三方弁を介して生成水貯蔵タンク内に導かれ、
アルカリイオン水を送出する送出管は、電磁三方弁を介
して排出配管に接続されている。
陽極室と陰極室とからなり、陽極室に陽極となる電極を
配置し、陰極室に陰極となる電極を対向して配置してい
る。そして、陽極室側に強酸性水を送出する送出管が接
続され、陰極側にアルカリイオン水を送出する送出管が
接続されている。そして、強酸性水を送出する送出管
は、電磁三方弁を介して生成水貯蔵タンク内に導かれ、
アルカリイオン水を送出する送出管は、電磁三方弁を介
して排出配管に接続されている。
【0004】上記構成の強酸性水生成装置によれば、電
磁給水弁を開弁して水道水を導入すると、制御部が流量
計からの流量測定値に応じて吐出ポンプを駆動し、混合
液貯蔵タンクに貯蔵された塩水を混合器に送出する。そ
して、混合器により混合された水道水と塩水との混合水
が電解槽に導入されると、電解電源から電解槽の両電極
に直流電圧を印加し、混合水の電気分解を行う。これに
より、電解槽の陽極室側に強酸性水が生成されて送出管
から順次送出され、生成水貯蔵タンク内に順次貯蔵され
ることになる。一方、電解槽の陰極室側に生成されたア
ルカリ水は、本装置では排出配管を通じて外部に排出さ
れることになる。
磁給水弁を開弁して水道水を導入すると、制御部が流量
計からの流量測定値に応じて吐出ポンプを駆動し、混合
液貯蔵タンクに貯蔵された塩水を混合器に送出する。そ
して、混合器により混合された水道水と塩水との混合水
が電解槽に導入されると、電解電源から電解槽の両電極
に直流電圧を印加し、混合水の電気分解を行う。これに
より、電解槽の陽極室側に強酸性水が生成されて送出管
から順次送出され、生成水貯蔵タンク内に順次貯蔵され
ることになる。一方、電解槽の陰極室側に生成されたア
ルカリ水は、本装置では排出配管を通じて外部に排出さ
れることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
強酸性水生成装置においては、強酸性水の生成過程にお
いて塩素ガスが発生する。この発生した塩素ガスは、本
来、人体にとって有害なものであるが、従来装置ではこ
の発生する塩素ガスについて特に対策は講じられていな
かった。
強酸性水生成装置においては、強酸性水の生成過程にお
いて塩素ガスが発生する。この発生した塩素ガスは、本
来、人体にとって有害なものであるが、従来装置ではこ
の発生する塩素ガスについて特に対策は講じられていな
かった。
【0006】つまり、強酸性水生成装置が通常の使用状
態において正常に動作している場合には、強酸性水の生
成過程において発生する塩素ガスは比較的少なく、その
ため自然拡散によっても人体に影響を与えない程度にそ
の塩分濃度を低減できるからである。しかしながら、強
酸性水生成装置が例えば動作不良を起こした場合や、一
定の使用条件を超えている場合等には、人体に影響を与
える程度の塩素ガスを発生する可能性もあることから、
塩素ガスに対する対策を講じておくことは、安全確保の
面からも重要なことである。
態において正常に動作している場合には、強酸性水の生
成過程において発生する塩素ガスは比較的少なく、その
ため自然拡散によっても人体に影響を与えない程度にそ
の塩分濃度を低減できるからである。しかしながら、強
酸性水生成装置が例えば動作不良を起こした場合や、一
定の使用条件を超えている場合等には、人体に影響を与
える程度の塩素ガスを発生する可能性もあることから、
塩素ガスに対する対策を講じておくことは、安全確保の
面からも重要なことである。
【0007】本発明はこのような実情に鑑みて創案され
たもので、その目的は、強酸性水の生成過程において発
生する塩素ガスの濃度を低減させる対策を講じた強酸性
水生成装置を提供することにある。
たもので、その目的は、強酸性水の生成過程において発
生する塩素ガスの濃度を低減させる対策を講じた強酸性
水生成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の強酸性水生成装置は、外
部から導入された原水と、混合液貯蔵タンクに貯蔵され
ている所定の塩分濃度に保たれた混合溶液との混合水を
電解槽に供給して電解を行うことにより強酸性水を生成
する強酸性水生成装置に適用し、強酸性水の生成過程に
おいて発生する塩素ガスの濃度を低減させる機構を備え
たものである。また、本発明の請求項2に記載の強酸性
水生成装置は、外部から導入された原水と、混合液貯蔵
タンクに貯蔵されている所定の塩分濃度に保たれた混合
溶液との混合水を電解槽に供給して電解を行うことによ
り強酸性水を生成する強酸性水生成装置に適用し、前記
混合水の電解前の水温値を計測する電解前水温値計測手
段と、電解後の生成水の水温値を計測する電解後水温値
計測手段と、前記電解前水温値計測手段による電解前水
温値と前記電解後水温値計測手段による電解後水温値と
から温度上昇値を求めるとともに、この温度上昇値と前
記電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを判
別する判別手段と、この判別手段による判別結果に基づ
き、塩素ガスの発生度合いが一定の条件を超えていると
判別されたときには、発生した塩素ガスの濃度を低減さ
せる機構を制御する制御手段とを備えた構成とする。ま
た、本発明の請求項3に記載の強酸性水生成装置は、請
求項2に記載の強酸性水生成装置において、一定の条件
を、温度上昇値が基準値以上であって、かつ電解後水温
値が基準温度以上であり、しかもこの状態が一定時間経
過したときとしたものである。また、本発明の請求項4
に記載の強酸性水生成装置は、請求項2に記載の強酸性
水生成装置において、前記電解槽の電解電流値を計測す
る電流値計測手段を備えるとともに、前記判別手段は、
この計測された電解電流値より求めた温度上昇値と、前
記電解前水温値と前記電解後水温値とから求めた温度上
昇値とを併用する構成とする。また、本発明の請求項5
に記載の強酸性水生成装置は、請求項4に記載の強酸性
水生成装置において、一定の条件を、前記電解電流値よ
り求めた温度上昇値又は前記電解前水温値と前記電解後
水温値とから求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基
準値以上であって、かつ前記電解後水温値が基準温度以
上であり、しかもこの状態が一定時間経過したときとし
たものである。また、本発明の請求項6に記載の強酸性
水生成装置は、請求項2に記載の強酸性水生成装置にお
いて、電解後の生成水の導電率を計測する導電率計測手
段を備えるとともに、前記判別手段は、この計測された
電解後導電率より求めた温度上昇値と、前記電解前水温
値と前記電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用
する構成とする。また、本発明の請求項7に記載の強酸
性水生成装置は、請求項6に記載の強酸性水生成装置に
おいて、一定の条件を、前記電解後導電率より求めた温
度上昇値又は前記電解前水温値と前記電解後水温値とか
ら求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基準値以上で
あって、かつ前記電解後水温値が基準温度以上であり、
しかもこの状態が一定時間経過したときとしたものであ
る。また、本発明の請求項8に記載の強酸性水生成装置
は、外部から導入された原水と、混合液貯蔵タンクに貯
蔵されている所定の塩分濃度に保たれた混合溶液との混
合水を電解槽に供給して電解を行うことにより強酸性水
を生成する強酸性水生成装置に適用し、前記混合水の電
解前の水温値を計測する電解前水温値計測手段と、電解
後の生成水の水温値を計測する電解後水温値計測手段
と、電解後の生成水の導電率を計測する導電率計測手段
と、前記電解槽の電解電流値を計測する電流値計測手段
と、前記電解前水温値計測手段による電解前水温値と前
記電解後水温値計測手段による電解後水温値とから温度
上昇値を求めるとともに、この温度上昇値と前記電解後
水温値、及び前記導電率計測手段による電解後導電率と
前記電流値計測手段による電解電流値のそれぞれに基づ
いて塩素ガスの発生度合いを判別する判別手段と、この
判別手段による判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合
いが一定の条件を超えていると判別されたときには、発
生した塩素ガスの濃度を低減させる機構を制御する制御
手段とを備えた構成とする。また、本発明の請求項9に
記載の強酸性水生成装置は、請求項8に記載の強酸性水
生成装置において、一定の条件を、温度上昇値が基準値
以上であって、かつ電解後水温値が基準温度以上であ
り、しかもこの状態が一定時間経過したとき、又は電解
後導電率と電解電流値とに基づいて求められた塩分濃度
が基準値以上であるとき、のいずれか一方の条件を満た
したときとしたものである。
め、本発明の請求項1に記載の強酸性水生成装置は、外
部から導入された原水と、混合液貯蔵タンクに貯蔵され
ている所定の塩分濃度に保たれた混合溶液との混合水を
電解槽に供給して電解を行うことにより強酸性水を生成
する強酸性水生成装置に適用し、強酸性水の生成過程に
おいて発生する塩素ガスの濃度を低減させる機構を備え
たものである。また、本発明の請求項2に記載の強酸性
水生成装置は、外部から導入された原水と、混合液貯蔵
タンクに貯蔵されている所定の塩分濃度に保たれた混合
溶液との混合水を電解槽に供給して電解を行うことによ
り強酸性水を生成する強酸性水生成装置に適用し、前記
混合水の電解前の水温値を計測する電解前水温値計測手
段と、電解後の生成水の水温値を計測する電解後水温値
計測手段と、前記電解前水温値計測手段による電解前水
温値と前記電解後水温値計測手段による電解後水温値と
から温度上昇値を求めるとともに、この温度上昇値と前
記電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを判
別する判別手段と、この判別手段による判別結果に基づ
き、塩素ガスの発生度合いが一定の条件を超えていると
判別されたときには、発生した塩素ガスの濃度を低減さ
せる機構を制御する制御手段とを備えた構成とする。ま
た、本発明の請求項3に記載の強酸性水生成装置は、請
求項2に記載の強酸性水生成装置において、一定の条件
を、温度上昇値が基準値以上であって、かつ電解後水温
値が基準温度以上であり、しかもこの状態が一定時間経
過したときとしたものである。また、本発明の請求項4
に記載の強酸性水生成装置は、請求項2に記載の強酸性
水生成装置において、前記電解槽の電解電流値を計測す
る電流値計測手段を備えるとともに、前記判別手段は、
この計測された電解電流値より求めた温度上昇値と、前
記電解前水温値と前記電解後水温値とから求めた温度上
昇値とを併用する構成とする。また、本発明の請求項5
に記載の強酸性水生成装置は、請求項4に記載の強酸性
水生成装置において、一定の条件を、前記電解電流値よ
り求めた温度上昇値又は前記電解前水温値と前記電解後
水温値とから求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基
準値以上であって、かつ前記電解後水温値が基準温度以
上であり、しかもこの状態が一定時間経過したときとし
たものである。また、本発明の請求項6に記載の強酸性
水生成装置は、請求項2に記載の強酸性水生成装置にお
いて、電解後の生成水の導電率を計測する導電率計測手
段を備えるとともに、前記判別手段は、この計測された
電解後導電率より求めた温度上昇値と、前記電解前水温
値と前記電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用
する構成とする。また、本発明の請求項7に記載の強酸
性水生成装置は、請求項6に記載の強酸性水生成装置に
おいて、一定の条件を、前記電解後導電率より求めた温
度上昇値又は前記電解前水温値と前記電解後水温値とか
ら求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基準値以上で
あって、かつ前記電解後水温値が基準温度以上であり、
しかもこの状態が一定時間経過したときとしたものであ
る。また、本発明の請求項8に記載の強酸性水生成装置
は、外部から導入された原水と、混合液貯蔵タンクに貯
蔵されている所定の塩分濃度に保たれた混合溶液との混
合水を電解槽に供給して電解を行うことにより強酸性水
を生成する強酸性水生成装置に適用し、前記混合水の電
解前の水温値を計測する電解前水温値計測手段と、電解
後の生成水の水温値を計測する電解後水温値計測手段
と、電解後の生成水の導電率を計測する導電率計測手段
と、前記電解槽の電解電流値を計測する電流値計測手段
と、前記電解前水温値計測手段による電解前水温値と前
記電解後水温値計測手段による電解後水温値とから温度
上昇値を求めるとともに、この温度上昇値と前記電解後
水温値、及び前記導電率計測手段による電解後導電率と
前記電流値計測手段による電解電流値のそれぞれに基づ
いて塩素ガスの発生度合いを判別する判別手段と、この
判別手段による判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合
いが一定の条件を超えていると判別されたときには、発
生した塩素ガスの濃度を低減させる機構を制御する制御
手段とを備えた構成とする。また、本発明の請求項9に
記載の強酸性水生成装置は、請求項8に記載の強酸性水
生成装置において、一定の条件を、温度上昇値が基準値
以上であって、かつ電解後水温値が基準温度以上であ
り、しかもこの状態が一定時間経過したとき、又は電解
後導電率と電解電流値とに基づいて求められた塩分濃度
が基準値以上であるとき、のいずれか一方の条件を満た
したときとしたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の強酸性水生成装置の作用につ
いて説明する。強酸性水の生成過程において発生する塩
素ガスの濃度を低減させる機構として、例えば生成水貯
蔵タンクの近傍にファンを取り付ける。そして、このフ
ァンを塩素ガスの発生度合いに応じて駆動することによ
り、発生した塩素ガスを強制的に拡散させる。これによ
り、塩素ガスが大量に発生した場合でも、ファンによる
強制拡散によって塩素ガスの濃度を低減できるので、安
全状態を維持することが可能となる。
いて説明する。強酸性水の生成過程において発生する塩
素ガスの濃度を低減させる機構として、例えば生成水貯
蔵タンクの近傍にファンを取り付ける。そして、このフ
ァンを塩素ガスの発生度合いに応じて駆動することによ
り、発生した塩素ガスを強制的に拡散させる。これによ
り、塩素ガスが大量に発生した場合でも、ファンによる
強制拡散によって塩素ガスの濃度を低減できるので、安
全状態を維持することが可能となる。
【0010】請求項2及び3に記載の強酸性水生成装置
の作用について説明する。電解前水温値計測手段による
電解前水温値と電解後水温値計測手段による電解後水温
値とから温度上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水
温値とに基づいて、判別手段により塩素ガスの発生度合
いを判別する。そして、その判別結果に基づき、塩素ガ
スの発生度合いが一定の条件を超えているときには、発
生した塩素ガスの濃度を低減させる機構(例えば、ファ
ン等)を制御手段によって駆動制御する。又は、電解を
停止若しくは電解電源電圧値を下げる制御を行う。
の作用について説明する。電解前水温値計測手段による
電解前水温値と電解後水温値計測手段による電解後水温
値とから温度上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水
温値とに基づいて、判別手段により塩素ガスの発生度合
いを判別する。そして、その判別結果に基づき、塩素ガ
スの発生度合いが一定の条件を超えているときには、発
生した塩素ガスの濃度を低減させる機構(例えば、ファ
ン等)を制御手段によって駆動制御する。又は、電解を
停止若しくは電解電源電圧値を下げる制御を行う。
【0011】ここで、一定の条件とは、温度上昇値が基
準値以上(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水
温値が基準温度以上(例えば、35℃以上)であり、し
かもこの状態が一定時間(例えば、5分)経過したとき
とする。電解後水温値が高い場合には、塩素イオンが水
中に溶けられず、ガスとして大量に発生するからであ
る。そのため、この状態を判別してファン等を駆動する
ことにより、塩素ガスが大量に発生した場合でも、塩素
ガスの濃度を確実に低減できるので、安全状態を維持す
ることが可能となる。
準値以上(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水
温値が基準温度以上(例えば、35℃以上)であり、し
かもこの状態が一定時間(例えば、5分)経過したとき
とする。電解後水温値が高い場合には、塩素イオンが水
中に溶けられず、ガスとして大量に発生するからであ
る。そのため、この状態を判別してファン等を駆動する
ことにより、塩素ガスが大量に発生した場合でも、塩素
ガスの濃度を確実に低減できるので、安全状態を維持す
ることが可能となる。
【0012】請求項4及び5に記載の強酸性水生成装置
の作用について説明する。判別手段では、電流値計測手
段によって計測された電解電流値より求めた温度上昇値
と、電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上昇
値とを併用して、塩素ガスの発生度合いを判別する。そ
して、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合いが
一定の条件を超えているときには、発生した塩素ガスの
濃度を低減させる機構(例えば、ファン等)を制御手段
によって駆動制御する。又は、電解を停止若しくは電解
電源電圧値を下げる制御を行う。
の作用について説明する。判別手段では、電流値計測手
段によって計測された電解電流値より求めた温度上昇値
と、電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上昇
値とを併用して、塩素ガスの発生度合いを判別する。そ
して、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合いが
一定の条件を超えているときには、発生した塩素ガスの
濃度を低減させる機構(例えば、ファン等)を制御手段
によって駆動制御する。又は、電解を停止若しくは電解
電源電圧値を下げる制御を行う。
【0013】ここで、一定の条件とは、電解電流値より
求めた温度上昇値又は電解前水温値と電解後水温値とか
ら求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基準値以上
(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水温値が基
準温度以上(例えば、35℃以上)であり、しかもこの
状態が一定時間(例えば、5分)経過したときとする。
つまり、塩素ガスの発生度合いの判別に際し、電解電流
値より求めた温度上昇値と、電解前水温値と電解後水温
値とから求めた温度上昇値とを併用することにより、例
えば電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上昇
値が不測に低い値となった場合でも、電解電流値より求
めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度合いを正確に
判別することが可能となるものである。
求めた温度上昇値又は電解前水温値と電解後水温値とか
ら求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基準値以上
(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水温値が基
準温度以上(例えば、35℃以上)であり、しかもこの
状態が一定時間(例えば、5分)経過したときとする。
つまり、塩素ガスの発生度合いの判別に際し、電解電流
値より求めた温度上昇値と、電解前水温値と電解後水温
値とから求めた温度上昇値とを併用することにより、例
えば電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上昇
値が不測に低い値となった場合でも、電解電流値より求
めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度合いを正確に
判別することが可能となるものである。
【0014】請求項6及び7に記載の強酸性水生成装置
の作用について説明する。判別手段では、導電率計測手
段によって計測された電解後導電率より求めた温度上昇
値と、電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上
昇値とを併用して、塩素ガスの発生度合いを判別する。
そして、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合い
が一定の条件を超えているときには、発生した塩素ガス
の濃度を低減させる機構(例えば、ファン等)を制御手
段によって駆動制御する。又は、電解を停止する制御を
行う。
の作用について説明する。判別手段では、導電率計測手
段によって計測された電解後導電率より求めた温度上昇
値と、電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上
昇値とを併用して、塩素ガスの発生度合いを判別する。
そして、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合い
が一定の条件を超えているときには、発生した塩素ガス
の濃度を低減させる機構(例えば、ファン等)を制御手
段によって駆動制御する。又は、電解を停止する制御を
行う。
【0015】ここで、一定の条件とは、電解後導電率よ
り求めた温度上昇値又は電解前水温値と電解後水温値と
から求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基準値以上
(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水温値が基
準温度以上(例えば、35℃以上)であり、しかもこの
状態が一定時間(例えば、5分)経過したときとする。
つまり、塩素ガスの発生度合いの判別に際し、電解後導
電率より求めた温度上昇値と、電解前水温値と電解後水
温値とから求めた温度上昇値とを併用することにより、
例えば電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上
昇値が不測に低い値となった場合でも、電解後導電率よ
り求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度合いを正
確に判別することが可能となるものである。
り求めた温度上昇値又は電解前水温値と電解後水温値と
から求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基準値以上
(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水温値が基
準温度以上(例えば、35℃以上)であり、しかもこの
状態が一定時間(例えば、5分)経過したときとする。
つまり、塩素ガスの発生度合いの判別に際し、電解後導
電率より求めた温度上昇値と、電解前水温値と電解後水
温値とから求めた温度上昇値とを併用することにより、
例えば電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上
昇値が不測に低い値となった場合でも、電解後導電率よ
り求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度合いを正
確に判別することが可能となるものである。
【0016】請求項8及び9に記載の強酸性水生成装置
の作用について説明する。電解前水温値計測手段による
電解前水温値と電解後水温値計測手段による電解後水温
値とから温度上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水
温値、及び導電率計測手段による電解後導電率と電流値
計測手段による電解電流値のそれぞれに基づいて、判別
手段により塩素ガスの発生度合いを判別する。そして、
その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合いが一定の
条件を超えているときには、発生した塩素ガスの濃度を
低減させる機構(例えば、ファン等)を制御手段によっ
て駆動制御する。又は、電解を停止する制御を行う。
の作用について説明する。電解前水温値計測手段による
電解前水温値と電解後水温値計測手段による電解後水温
値とから温度上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水
温値、及び導電率計測手段による電解後導電率と電流値
計測手段による電解電流値のそれぞれに基づいて、判別
手段により塩素ガスの発生度合いを判別する。そして、
その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度合いが一定の
条件を超えているときには、発生した塩素ガスの濃度を
低減させる機構(例えば、ファン等)を制御手段によっ
て駆動制御する。又は、電解を停止する制御を行う。
【0017】ここで、一定の条件とは、温度上昇値が基
準値以上(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水
温値が基準温度以上(例えば、35℃以上)であり、し
かもこの状態が一定時間(例えば、5分)経過したと
き、又は電解後導電率と電解電流値とに基づいて求めら
れた塩分濃度が基準値(例えば、飽和濃度)以上である
とき、のいずれか一方の条件を満たしたときとする。
準値以上(例えば10℃以上)であって、かつ電解後水
温値が基準温度以上(例えば、35℃以上)であり、し
かもこの状態が一定時間(例えば、5分)経過したと
き、又は電解後導電率と電解電流値とに基づいて求めら
れた塩分濃度が基準値(例えば、飽和濃度)以上である
とき、のいずれか一方の条件を満たしたときとする。
【0018】電解後水温値が高い場合には、塩素イオン
が水中に溶けられず、ガスとして大量に発生するからで
ある。そのため、この状態を判別してファン等を駆動す
ることにより、塩素ガスが大量に発生した場合でも、塩
素ガスの濃度を確実に低減できるので、安全状態を維持
することが可能となる。
が水中に溶けられず、ガスとして大量に発生するからで
ある。そのため、この状態を判別してファン等を駆動す
ることにより、塩素ガスが大量に発生した場合でも、塩
素ガスの濃度を確実に低減できるので、安全状態を維持
することが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は、本発明の強酸性水生成装置の全体構成図
である。図2において、図示しない水道管から水道水を
取り込む配管21aに、電磁給水弁22、減圧弁23、
定流量弁24及び流量計25が順次取り付けられ、流量
計25の出力側の配管21bに、混合溶液(本実施例で
は食塩水)が貯蔵された混合液貯蔵タンク26の出力配
管21cが連結されて、混合器27に接続されている。
出力配管21cには、混合液貯蔵タンク26に貯蔵され
た食塩水の吐出量を調整する定量吐出ポンプ28と、混
合液貯蔵タンク26内への逆流を防止する逆止弁29と
が取り付けられている。
する。図2は、本発明の強酸性水生成装置の全体構成図
である。図2において、図示しない水道管から水道水を
取り込む配管21aに、電磁給水弁22、減圧弁23、
定流量弁24及び流量計25が順次取り付けられ、流量
計25の出力側の配管21bに、混合溶液(本実施例で
は食塩水)が貯蔵された混合液貯蔵タンク26の出力配
管21cが連結されて、混合器27に接続されている。
出力配管21cには、混合液貯蔵タンク26に貯蔵され
た食塩水の吐出量を調整する定量吐出ポンプ28と、混
合液貯蔵タンク26内への逆流を防止する逆止弁29と
が取り付けられている。
【0020】そして、混合器27の出力側の配管21d
に、配管内を流れる混合水の導電率を計測する電解前導
電率計30と、混合水の水温を計測する電解前水温計4
8とが取り付けられて、電解槽31の流入口31aに接
続されている。電解槽31は、その内部が隔膜31bに
て2室に仕切られており、各電解室には、電解電源32
での切り替えによって陰極にも陽極にもなる1対の電極
31c,31dがそれぞれ配置されている。隔膜31b
は、水素イオン、水酸イオン、その他の金属イオンを良
く通し、水分子を通り難くした合成樹脂性の薄膜により
形成されている。
に、配管内を流れる混合水の導電率を計測する電解前導
電率計30と、混合水の水温を計測する電解前水温計4
8とが取り付けられて、電解槽31の流入口31aに接
続されている。電解槽31は、その内部が隔膜31bに
て2室に仕切られており、各電解室には、電解電源32
での切り替えによって陰極にも陽極にもなる1対の電極
31c,31dがそれぞれ配置されている。隔膜31b
は、水素イオン、水酸イオン、その他の金属イオンを良
く通し、水分子を通り難くした合成樹脂性の薄膜により
形成されている。
【0021】また、電解槽31の各電解室の上部には、
電気分解によって各電極31c,31dの周辺に生成さ
れた強酸性水及びアルカリ水を取り出す流出口31e,
31fが形成されており、これら各流出口31e,31
fに接続された各配管21e,21fに、それぞれ第1
及び第2電磁三方弁33,34が取り付けられている。
電気分解によって各電極31c,31dの周辺に生成さ
れた強酸性水及びアルカリ水を取り出す流出口31e,
31fが形成されており、これら各流出口31e,31
fに接続された各配管21e,21fに、それぞれ第1
及び第2電磁三方弁33,34が取り付けられている。
【0022】そして、第1電磁三方弁33の一方の出力
側配管21gに、電気分解後の生成水の導電率を計測す
る電解後導電率計35と、電気分解後の生成水の水温を
計測する電解後水温計49とが取り付けられて、第3電
磁三方弁36に接続されており、第3電磁三方弁36の
一方の出力側配管21iは、生成された強酸性水を貯蔵
する生成水貯蔵タンク37内に導かれている。また、第
3電磁三方弁36の他方の出力側配管21jは、外部へ
の排出配管となっている。
側配管21gに、電気分解後の生成水の導電率を計測す
る電解後導電率計35と、電気分解後の生成水の水温を
計測する電解後水温計49とが取り付けられて、第3電
磁三方弁36に接続されており、第3電磁三方弁36の
一方の出力側配管21iは、生成された強酸性水を貯蔵
する生成水貯蔵タンク37内に導かれている。また、第
3電磁三方弁36の他方の出力側配管21jは、外部へ
の排出配管となっている。
【0023】一方、第2電磁三方弁34の一方の出力側
配管21kも外部への排出配管となっており、第1電磁
三方弁33の他方の出力配管21hが、第2電磁三方弁
34の一方の出力配管21kに、第2電磁三方弁34の
他方の出力配管21mが、第1電磁三方弁33の一方の
出力配管21gにそれぞれ接続されている。
配管21kも外部への排出配管となっており、第1電磁
三方弁33の他方の出力配管21hが、第2電磁三方弁
34の一方の出力配管21kに、第2電磁三方弁34の
他方の出力配管21mが、第1電磁三方弁33の一方の
出力配管21gにそれぞれ接続されている。
【0024】また、生成水貯蔵タンク37には液量セン
サ41が取り付けられているとともに、その取出用配管
21nに吐出ポンプ38が取り付けられており、吐出ポ
ンプ38の出力側配管が2つに分岐されて、各分岐配管
21p,21qに電磁給水弁43,44を介してそれぞ
れ蛇口39,40が取り付けられている。さらに、生成
水貯蔵タンク37の近傍には、強酸性水の生成過程にお
いて発生する塩素ガスを強制拡散させるためのファン5
7が取り付けられた構成となっている。
サ41が取り付けられているとともに、その取出用配管
21nに吐出ポンプ38が取り付けられており、吐出ポ
ンプ38の出力側配管が2つに分岐されて、各分岐配管
21p,21qに電磁給水弁43,44を介してそれぞ
れ蛇口39,40が取り付けられている。さらに、生成
水貯蔵タンク37の近傍には、強酸性水の生成過程にお
いて発生する塩素ガスを強制拡散させるためのファン5
7が取り付けられた構成となっている。
【0025】そして、このように構成された電磁給水弁
22、流量計25、定量吐出ポンプ28、電解前及び電
解後導電率計30,35、電解前及び電解後水温計4
8,49、電解電源32、各電磁三方弁33,34,3
6、吐出ポンプ38、各蛇口39,40、液量センサ4
1、各電磁給水弁43,44及びファン57等のそれぞ
れは、図中破線により示すように、その機能に応じてC
PU42と双方向又は一方向に接続された構成となって
いる。CPU42は、本装置全体の動作制御を行うもの
であり、図示は省略しているが、動作プログラムを格納
したROMやRAM等を備えている。
22、流量計25、定量吐出ポンプ28、電解前及び電
解後導電率計30,35、電解前及び電解後水温計4
8,49、電解電源32、各電磁三方弁33,34,3
6、吐出ポンプ38、各蛇口39,40、液量センサ4
1、各電磁給水弁43,44及びファン57等のそれぞ
れは、図中破線により示すように、その機能に応じてC
PU42と双方向又は一方向に接続された構成となって
いる。CPU42は、本装置全体の動作制御を行うもの
であり、図示は省略しているが、動作プログラムを格納
したROMやRAM等を備えている。
【0026】図1は、上記構成の強酸性水生成装置にお
いて、本発明に係わる部分の電気的構成を示している。
なお、図1中において、図2に示した強酸性水生成装置
の構成部品及び構成部材と同一部品及び同一部材には、
同一符号を付している。
いて、本発明に係わる部分の電気的構成を示している。
なお、図1中において、図2に示した強酸性水生成装置
の構成部品及び構成部材と同一部品及び同一部材には、
同一符号を付している。
【0027】すなわち、基本的には電解前水温計48
と、電解後水温計49と、電解後導電率計35と、電解
電源32の電解電圧により電解槽31の電極31c,3
1d間を流れる電解電流値を計測する電流値計測部65
と、電解後導電率計35により計測された電解後導電率
及び電流値計測部65により計測された電解電流値に基
づいて塩分濃度を求める塩分濃度計測手段(CPU42
がこれに該当する)と、原則として電解前水温計48に
より計測された電解前水温値及び電解後水温計49によ
り計測された電解後水温値に基づいて塩素ガスの発生度
合いを判別する判別手段(CPU42がこれに該当す
る)と、判別手段による判別結果に基づき、塩素ガスの
発生度合いが一定の条件を超えていると判別したときに
はファン57を駆動する駆動部56と、危険を知らせる
ための報知部58とで構成されている。
と、電解後水温計49と、電解後導電率計35と、電解
電源32の電解電圧により電解槽31の電極31c,3
1d間を流れる電解電流値を計測する電流値計測部65
と、電解後導電率計35により計測された電解後導電率
及び電流値計測部65により計測された電解電流値に基
づいて塩分濃度を求める塩分濃度計測手段(CPU42
がこれに該当する)と、原則として電解前水温計48に
より計測された電解前水温値及び電解後水温計49によ
り計測された電解後水温値に基づいて塩素ガスの発生度
合いを判別する判別手段(CPU42がこれに該当す
る)と、判別手段による判別結果に基づき、塩素ガスの
発生度合いが一定の条件を超えていると判別したときに
はファン57を駆動する駆動部56と、危険を知らせる
ための報知部58とで構成されている。
【0028】判別手段は、電解後水温値から電解前水温
値を引いて求めた温度上昇値に基づいて塩素ガスの発生
度合いを判別する他に、電流値計測部65によって計測
された電解電流値より求めた温度上昇値、又は電解後導
電率計35によって計測された電解後導電率より求めた
温度上昇値も併用して塩素ガスの発生度合いを判別す
る。また、判別手段は、塩分濃度計測手段によって求め
られた塩分濃度をも加味して塩素ガスの発生度合いを判
別するようになっている。
値を引いて求めた温度上昇値に基づいて塩素ガスの発生
度合いを判別する他に、電流値計測部65によって計測
された電解電流値より求めた温度上昇値、又は電解後導
電率計35によって計測された電解後導電率より求めた
温度上昇値も併用して塩素ガスの発生度合いを判別す
る。また、判別手段は、塩分濃度計測手段によって求め
られた塩分濃度をも加味して塩素ガスの発生度合いを判
別するようになっている。
【0029】また、電流値計測部65は、計測された電
解電流値を増幅する増幅回路55と、その出力をデジタ
ルデータに変換してCPU42に導くA/D変換回路5
3とで構成されている。そして、電解後導電率計35で
計測された電解後導電率は、A/D変換回路51でデジ
タルデータに変換されてCPU42に導かれている。ま
た、CPU42には、電解後水温計49で計測された温
度データがA/D変換回路52でデジタルデータに変換
されて導かれているとともに、電解前水温計48で計測
された温度データがA/D変換回路54でデジタルデー
タに変換されて導かれている。
解電流値を増幅する増幅回路55と、その出力をデジタ
ルデータに変換してCPU42に導くA/D変換回路5
3とで構成されている。そして、電解後導電率計35で
計測された電解後導電率は、A/D変換回路51でデジ
タルデータに変換されてCPU42に導かれている。ま
た、CPU42には、電解後水温計49で計測された温
度データがA/D変換回路52でデジタルデータに変換
されて導かれているとともに、電解前水温計48で計測
された温度データがA/D変換回路54でデジタルデー
タに変換されて導かれている。
【0030】また、CPU42からの制御信号によって
動作する報知部58は、塩素ガスの発生等を表示する表
示部や警報音を発するブザー等を備えている。電解後導
電率計35は、一定の距離を存した一定面積を有する一
対の電極61,62(本実施例では、その形状を平行平
板としている)が配管21g内に設けられ、この一対の
電極61,62のうち一方の電極61はアースに接続さ
れているとともに、他方の電極62は、基準電圧Vcc
(例えば12V)とアースとの間に直列接続された2個
の分割抵抗の中点aに接続されている。そして、この中
点aより更に抵抗分割によって得られるアナログ電圧
が、A/D変換回路51によってデジタルデータに変換
されて、CPU42に取り込まれるようになっている。
動作する報知部58は、塩素ガスの発生等を表示する表
示部や警報音を発するブザー等を備えている。電解後導
電率計35は、一定の距離を存した一定面積を有する一
対の電極61,62(本実施例では、その形状を平行平
板としている)が配管21g内に設けられ、この一対の
電極61,62のうち一方の電極61はアースに接続さ
れているとともに、他方の電極62は、基準電圧Vcc
(例えば12V)とアースとの間に直列接続された2個
の分割抵抗の中点aに接続されている。そして、この中
点aより更に抵抗分割によって得られるアナログ電圧
が、A/D変換回路51によってデジタルデータに変換
されて、CPU42に取り込まれるようになっている。
【0031】CPU42は、電流値計測部65によって
計測された電解電流値に基づいて演算により電解後の生
成水の温度上昇値を求めるとともに、電解後導電率計3
5によって計測された電解後導電率に基づいて演算によ
り電解後の生成水の温度上昇値を求める。そして、これ
らの温度上昇値を併用して塩素ガスの発生度合いを判別
する。また、CPU42は、電解後導電率計35により
計測された電解後導電率と、電極31c,31d間を流
れる電解電流値とに基づいて塩分濃度を計測する。
計測された電解電流値に基づいて演算により電解後の生
成水の温度上昇値を求めるとともに、電解後導電率計3
5によって計測された電解後導電率に基づいて演算によ
り電解後の生成水の温度上昇値を求める。そして、これ
らの温度上昇値を併用して塩素ガスの発生度合いを判別
する。また、CPU42は、電解後導電率計35により
計測された電解後導電率と、電極31c,31d間を流
れる電解電流値とに基づいて塩分濃度を計測する。
【0032】そして、基本的には、電解前水温計48に
より計測された電解前水温値及び電解後水温計49によ
り計測された電解後水温値に基づき、一定の条件を超え
たか否かで塩素ガスの発生度合いを判別するとともに、
電流値計測部65によって計測された電解電流値より求
めた温度上昇値、又は電解後導電率計35によって計測
された電解後導電率より求めた温度上昇値も併用して塩
素ガスの発生度合いを判別する。また、塩分濃度計測手
段によって求められた塩分濃度をも加味して塩素ガスの
発生度合いを判別する。
より計測された電解前水温値及び電解後水温計49によ
り計測された電解後水温値に基づき、一定の条件を超え
たか否かで塩素ガスの発生度合いを判別するとともに、
電流値計測部65によって計測された電解電流値より求
めた温度上昇値、又は電解後導電率計35によって計測
された電解後導電率より求めた温度上昇値も併用して塩
素ガスの発生度合いを判別する。また、塩分濃度計測手
段によって求められた塩分濃度をも加味して塩素ガスの
発生度合いを判別する。
【0033】ここで、一定の条件とは、電解後水温値か
ら電解前水温値を引いて求めた温度上昇値が基準値以上
であって、かつ電解後水温値が基準温度以上であり、し
かもこの状態が一定時間経過したときとする(請求項3
に対応している)。具体的には、電解後水温値から電解
前水温値を引いた温度上昇値が例えば10℃以上であっ
て、かつ電解後水温値が例えば35℃以上であり、しか
もこの状態で例えば5分間経過したときとする。
ら電解前水温値を引いて求めた温度上昇値が基準値以上
であって、かつ電解後水温値が基準温度以上であり、し
かもこの状態が一定時間経過したときとする(請求項3
に対応している)。具体的には、電解後水温値から電解
前水温値を引いた温度上昇値が例えば10℃以上であっ
て、かつ電解後水温値が例えば35℃以上であり、しか
もこの状態で例えば5分間経過したときとする。
【0034】また、電流値計測部65によって計測され
た電解電流値より求めた温度上昇値を併用した場合の一
定の条件とは、電解電流値より求めた温度上昇値又は電
解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温度上昇値
のいずれか一方の値が基準値(例えば10℃)以上であ
って、かつ電解後水温値が基準温度(例えば35℃)以
上であり、しかもこの状態が一定時間(例えば5分)経
過したときとする(請求項5に対応している)。
た電解電流値より求めた温度上昇値を併用した場合の一
定の条件とは、電解電流値より求めた温度上昇値又は電
解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温度上昇値
のいずれか一方の値が基準値(例えば10℃)以上であ
って、かつ電解後水温値が基準温度(例えば35℃)以
上であり、しかもこの状態が一定時間(例えば5分)経
過したときとする(請求項5に対応している)。
【0035】また、電解後導電率計35によって計測さ
れた電解後導電率より求めた温度上昇値を併用した場合
の一定の条件とは、電解後導電率より求めた温度上昇値
又は電解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温度
上昇値のいずれか一方の値が基準値(例えば10℃)以
上であって、かつ電解後水温値が基準温度(例えば35
℃)以上であり、しかもこの状態が一定時間(例えば5
分)経過したときとする(請求項7に対応している)。
れた電解後導電率より求めた温度上昇値を併用した場合
の一定の条件とは、電解後導電率より求めた温度上昇値
又は電解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温度
上昇値のいずれか一方の値が基準値(例えば10℃)以
上であって、かつ電解後水温値が基準温度(例えば35
℃)以上であり、しかもこの状態が一定時間(例えば5
分)経過したときとする(請求項7に対応している)。
【0036】また、塩分濃度をも加味した場合の一定の
条件とは、電解後水温値から電解前水温値を引いて求め
た温度上昇値が基準値(例えば10℃)以上であって、
かつ電解後水温値が基準温度(例えば35℃)以上であ
り、しかもこの状態が一定時間(例えば5分)経過した
とき、又は電解後導電率と電解電流値とに基づいて求め
られた塩分濃度が基準値以上であるとき、のいずれか一
方の条件を満たしたときとする。
条件とは、電解後水温値から電解前水温値を引いて求め
た温度上昇値が基準値(例えば10℃)以上であって、
かつ電解後水温値が基準温度(例えば35℃)以上であ
り、しかもこの状態が一定時間(例えば5分)経過した
とき、又は電解後導電率と電解電流値とに基づいて求め
られた塩分濃度が基準値以上であるとき、のいずれか一
方の条件を満たしたときとする。
【0037】次に、上記構成の強酸性水生成装置の動作
について、(1)電解前水温値と電解後水温値とに基づ
いて塩素ガスの発生度合いを判別する場合、(2)電流
値計測部65によって計測された電解電流値より求めた
温度上昇値を併用して、電解前水温値と電解後水温値と
に基づいて塩素ガスの発生度合いを判別する場合、
(3)電解後導電率計35によって計測された電解後導
電率より求めた温度上昇値を併用して、電解前水温値と
電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを判別
する場合、(4)塩分濃度をも加味して、電解前水温値
と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを判
別する場合に分けて説明する。
について、(1)電解前水温値と電解後水温値とに基づ
いて塩素ガスの発生度合いを判別する場合、(2)電流
値計測部65によって計測された電解電流値より求めた
温度上昇値を併用して、電解前水温値と電解後水温値と
に基づいて塩素ガスの発生度合いを判別する場合、
(3)電解後導電率計35によって計測された電解後導
電率より求めた温度上昇値を併用して、電解前水温値と
電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを判別
する場合、(4)塩分濃度をも加味して、電解前水温値
と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを判
別する場合に分けて説明する。
【0038】(1)電解前水温値と電解後水温値とに基
づいて塩素ガスの発生度合いを判別する場合(請求項2
及び3に対応)。 電磁給水弁22を開弁して水道水を導入すると、CPU
42が流量計25からの流量測定値に応じて定量吐出ポ
ンプ28を駆動し、混合液貯蔵タンク26に貯蔵された
塩水を混合器27に送出する。そして、混合器27によ
り混合された水道水と塩水との混合水が電解槽31に導
入されると、電解電源32から電解槽31の両電極31
c,31dに直流電圧を印加し、混合水の電気分解を行
う。これにより、電解槽31の陽極側の電解室に強酸性
水が生成されて配管21eから順次送出され、生成水貯
蔵タンク37内に順次貯蔵されることになる。
づいて塩素ガスの発生度合いを判別する場合(請求項2
及び3に対応)。 電磁給水弁22を開弁して水道水を導入すると、CPU
42が流量計25からの流量測定値に応じて定量吐出ポ
ンプ28を駆動し、混合液貯蔵タンク26に貯蔵された
塩水を混合器27に送出する。そして、混合器27によ
り混合された水道水と塩水との混合水が電解槽31に導
入されると、電解電源32から電解槽31の両電極31
c,31dに直流電圧を印加し、混合水の電気分解を行
う。これにより、電解槽31の陽極側の電解室に強酸性
水が生成されて配管21eから順次送出され、生成水貯
蔵タンク37内に順次貯蔵されることになる。
【0039】一方、電解槽31の陰極側の電解室に生成
されたアルカリ水は、本装置では排出配管21kを通じ
て外部に排出される。このような強酸性水生成装置にお
いては、強酸性水の生成過程において塩素ガスが発生す
る。CPU42では、この塩素ガスの発生度合いを、電
解前水温計48によって計測した電解前水温値と、電解
後水温計49によって計測した電解後水温値とに基づい
て求めている。
されたアルカリ水は、本装置では排出配管21kを通じ
て外部に排出される。このような強酸性水生成装置にお
いては、強酸性水の生成過程において塩素ガスが発生す
る。CPU42では、この塩素ガスの発生度合いを、電
解前水温計48によって計測した電解前水温値と、電解
後水温計49によって計測した電解後水温値とに基づい
て求めている。
【0040】すなわち、CPU42では、電解後水温値
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求め、次にこの
温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これらの値が
一定の条件を超えているか否かを判断する。つまり、温
度上昇値が10℃以上であり、かつ電解後水温値が35
℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過してい
るとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを超えた
と判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生したと判
断する。
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求め、次にこの
温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これらの値が
一定の条件を超えているか否かを判断する。つまり、温
度上昇値が10℃以上であり、かつ電解後水温値が35
℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過してい
るとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを超えた
と判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生したと判
断する。
【0041】電解後水温値が35℃以上と高い場合に
は、塩素イオンが水中に溶けられず、ガスとして大量に
発生するからである。そして、塩素ガスの発生度合いが
一定のレベルを超えたと判断した場合には、CPU42
は、ファン57を駆動して大量に発生した塩素ガスを強
制的に拡散させ、塩素ガス濃度を低減させる。ただし、
ファン57を駆動する代わりに、電解電源32から電解
槽31の両電極31c,31dへの直流電圧の印加を停
止して、その後の塩素ガスの発生を防止するようにして
もよく、またこれらの両方の手段を併用してもよい。こ
れにより、発生した塩素ガスの濃度を確実に低減するこ
とができるものである。
は、塩素イオンが水中に溶けられず、ガスとして大量に
発生するからである。そして、塩素ガスの発生度合いが
一定のレベルを超えたと判断した場合には、CPU42
は、ファン57を駆動して大量に発生した塩素ガスを強
制的に拡散させ、塩素ガス濃度を低減させる。ただし、
ファン57を駆動する代わりに、電解電源32から電解
槽31の両電極31c,31dへの直流電圧の印加を停
止して、その後の塩素ガスの発生を防止するようにして
もよく、またこれらの両方の手段を併用してもよい。こ
れにより、発生した塩素ガスの濃度を確実に低減するこ
とができるものである。
【0042】また、CPU42は、ファン57の駆動や
電解の停止とともに、報知部58を駆動制御し、塩素ガ
スの発生を表示部に表示させたり、ブザーを鳴らす等し
て、危険を使用者に報知するようになっている。
電解の停止とともに、報知部58を駆動制御し、塩素ガ
スの発生を表示部に表示させたり、ブザーを鳴らす等し
て、危険を使用者に報知するようになっている。
【0043】(2)電流値計測部65によって計測され
た電解電流値より求めた温度上昇値を併用して、電解前
水温値と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合
いを判別する場合(請求項4及び5に対応)。 強酸性水を生成する過程は、上記した(1)の動作説明
の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。電
解電流値と導電率とは、図3に示すように直線的な比例
関係となる。そして、導電率は、水温が1℃上がる毎に
2%上昇することから、この関係と図3に示す関係とか
ら、電解電流値に基づいて電解前後の水温の温度上昇値
を予測することが可能となる。
た電解電流値より求めた温度上昇値を併用して、電解前
水温値と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合
いを判別する場合(請求項4及び5に対応)。 強酸性水を生成する過程は、上記した(1)の動作説明
の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。電
解電流値と導電率とは、図3に示すように直線的な比例
関係となる。そして、導電率は、水温が1℃上がる毎に
2%上昇することから、この関係と図3に示す関係とか
ら、電解電流値に基づいて電解前後の水温の温度上昇値
を予測することが可能となる。
【0044】すなわち、CPU42では、電解後水温値
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求めるととも
に、電解電流値より温度上昇値を求める。そして、次に
これら温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これら
の値が一定の条件を超えているか否かを判断する。つま
り、電解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温度
上昇値、又は電解電流値より求めた温度上昇値のいずれ
か一方の値が10℃以上であり、かつ電解後水温値が3
5℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過して
いるとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを超え
たと判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生したと
判断する。この後の動作は、(1)で説明した場合と同
様である。
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求めるととも
に、電解電流値より温度上昇値を求める。そして、次に
これら温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これら
の値が一定の条件を超えているか否かを判断する。つま
り、電解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温度
上昇値、又は電解電流値より求めた温度上昇値のいずれ
か一方の値が10℃以上であり、かつ電解後水温値が3
5℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過して
いるとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを超え
たと判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生したと
判断する。この後の動作は、(1)で説明した場合と同
様である。
【0045】つまり、塩素ガスの発生度合いの判別に際
し、電解電流値より求めた温度上昇値と、電解前水温値
と電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用するこ
とにより、例えば電解前水温値と電解後水温値とから求
めた温度上昇値が不測に低い値となった場合でも、電解
電流値より求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度
合いを正確に判別することが可能となるものである。つ
まり、計測した一方の温度上昇値に誤りがあっても、計
測した他方の温度上昇値を用いることによって、一方の
計測誤りを是正することが可能となるものである。
し、電解電流値より求めた温度上昇値と、電解前水温値
と電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用するこ
とにより、例えば電解前水温値と電解後水温値とから求
めた温度上昇値が不測に低い値となった場合でも、電解
電流値より求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度
合いを正確に判別することが可能となるものである。つ
まり、計測した一方の温度上昇値に誤りがあっても、計
測した他方の温度上昇値を用いることによって、一方の
計測誤りを是正することが可能となるものである。
【0046】(3)電解後導電率計35によって計測さ
れた電解後導電率より求めた温度上昇値を併用して、電
解前水温値と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生
度合いを判別する場合(請求項6及び7に対応)。 強酸性水を生成する過程は、上記した(1)の動作説明
の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。電
解電流値と導電率とは、図3に示すように直線的な比例
関係となる。そして、導電率は、水温が1℃上がる毎に
2%上昇することから、この関係と図3に示す関係とか
ら、電解後導電率に基づいて電解前後の水温の温度上昇
値を予測することが可能となる。
れた電解後導電率より求めた温度上昇値を併用して、電
解前水温値と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生
度合いを判別する場合(請求項6及び7に対応)。 強酸性水を生成する過程は、上記した(1)の動作説明
の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。電
解電流値と導電率とは、図3に示すように直線的な比例
関係となる。そして、導電率は、水温が1℃上がる毎に
2%上昇することから、この関係と図3に示す関係とか
ら、電解後導電率に基づいて電解前後の水温の温度上昇
値を予測することが可能となる。
【0047】すなわち、CPU42では、電解後水温値
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求めるととも
に、電解後導電率より温度上昇値を求める。そして、次
にこれら温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これ
らの値が一定の条件を超えているか否かを判断する。つ
まり、電解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温
度上昇値、又は電解後導電率より求めた温度上昇値のい
ずれか一方の値が10℃以上であり、かつ電解後水温値
が35℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過
しているとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを
超えたと判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生し
たと判断する。この後の動作は、(1)で説明した場合
と同様である。
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求めるととも
に、電解後導電率より温度上昇値を求める。そして、次
にこれら温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これ
らの値が一定の条件を超えているか否かを判断する。つ
まり、電解後水温値から電解前水温値を引いて求めた温
度上昇値、又は電解後導電率より求めた温度上昇値のい
ずれか一方の値が10℃以上であり、かつ電解後水温値
が35℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過
しているとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを
超えたと判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生し
たと判断する。この後の動作は、(1)で説明した場合
と同様である。
【0048】つまり、塩素ガスの発生度合いの判別に際
し、電解後導電率より求めた温度上昇値と、電解前水温
値と電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用する
ことにより、例えば電解前水温値と電解後水温値とから
求めた温度上昇値が不測に低い値となった場合でも、電
解後導電率より求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発
生度合いを正確に判別することが可能となるものであ
る。つまり、計測した一方の温度上昇値に誤りがあって
も、計測した他方の温度上昇値を用いることによって、
一方の計測誤りを是正することが可能となるものであ
る。
し、電解後導電率より求めた温度上昇値と、電解前水温
値と電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用する
ことにより、例えば電解前水温値と電解後水温値とから
求めた温度上昇値が不測に低い値となった場合でも、電
解後導電率より求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発
生度合いを正確に判別することが可能となるものであ
る。つまり、計測した一方の温度上昇値に誤りがあって
も、計測した他方の温度上昇値を用いることによって、
一方の計測誤りを是正することが可能となるものであ
る。
【0049】(4)塩分濃度をも加味して、電解前水温
値と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを
判別する場合(請求項8及び9に対応)。 強酸性水を生成する過程は、上記した(1)の動作説明
の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。こ
のような強酸性水生成装置においては、強酸性水の生成
過程において塩素ガスが発生する。CPU42では、こ
の塩素ガスの発生度合いを、電解前水温計48によって
計測した電解前水温値と、電解後水温計49によって計
測した電解後水温値とに基づいて求めているとともに、
電解後導電率計35によって計測された電解後導電率
と、電流値計測部65によって計測された電解電流値と
から求めた塩分濃度に基づいて求めている。
値と電解後水温値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを
判別する場合(請求項8及び9に対応)。 強酸性水を生成する過程は、上記した(1)の動作説明
の場合と同様であるので、ここでは説明を省略する。こ
のような強酸性水生成装置においては、強酸性水の生成
過程において塩素ガスが発生する。CPU42では、こ
の塩素ガスの発生度合いを、電解前水温計48によって
計測した電解前水温値と、電解後水温計49によって計
測した電解後水温値とに基づいて求めているとともに、
電解後導電率計35によって計測された電解後導電率
と、電流値計測部65によって計測された電解電流値と
から求めた塩分濃度に基づいて求めている。
【0050】すなわち、CPU42では、電解後水温値
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求め、次にこの
温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これらの値が
一定の条件を超えているか否かを判断する。つまり、温
度上昇値が10℃以上であり、かつ電解後水温値が35
℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過してい
るとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを超えた
と判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生したと判
断する。電解後水温値が35℃以上と高い場合には、塩
素イオンが水中に溶けられず、ガスとして大量に発生す
るからである。
から電解前水温値を引いて温度上昇値を求め、次にこの
温度上昇値と電解後水温値とに基づいて、これらの値が
一定の条件を超えているか否かを判断する。つまり、温
度上昇値が10℃以上であり、かつ電解後水温値が35
℃以上であって、しかもこの状態が5分以上経過してい
るとき、塩素ガスの発生度合いが一定のレベルを超えた
と判断する。すなわち、塩素ガスが大量に発生したと判
断する。電解後水温値が35℃以上と高い場合には、塩
素イオンが水中に溶けられず、ガスとして大量に発生す
るからである。
【0051】また、CPU42では、電解後導電率と電
解電流値とに基づいて求められた塩分濃度が基準値(例
えば、飽和濃度)以上であるとき、塩素ガスの発生度合
いが一定のレベルを超えたと判断する。電解後導電率計
35より得られる導電率と、電極31c,31d間を流
れる電解電流値とは、図3に示すように直線的な比例関
係となる。
解電流値とに基づいて求められた塩分濃度が基準値(例
えば、飽和濃度)以上であるとき、塩素ガスの発生度合
いが一定のレベルを超えたと判断する。電解後導電率計
35より得られる導電率と、電極31c,31d間を流
れる電解電流値とは、図3に示すように直線的な比例関
係となる。
【0052】導電率は、逆から言えば内部を流れる水
(例えば水道水)の抵抗分を示す値であり、導電率が上
がっていくとそれに合わせて電解電流値も高くなる。つ
まり、水道水に対する塩水の混合割合が増えれば増える
程(すなわち、塩分濃度が上がれば上がる程)、抵抗率
が下がって導電率が上がることになる。従って、塩分濃
度は導電率の値から求めることができる。CPU42で
は、このような導電率と電解電流値と塩分濃度との正常
時の関係データを予めデータベースとして格納しておく
ことにより、このデータベースに格納された関係データ
と、導電率及び電解電流値の各計測データとから、その
ときの塩分濃度を求めることができる。
(例えば水道水)の抵抗分を示す値であり、導電率が上
がっていくとそれに合わせて電解電流値も高くなる。つ
まり、水道水に対する塩水の混合割合が増えれば増える
程(すなわち、塩分濃度が上がれば上がる程)、抵抗率
が下がって導電率が上がることになる。従って、塩分濃
度は導電率の値から求めることができる。CPU42で
は、このような導電率と電解電流値と塩分濃度との正常
時の関係データを予めデータベースとして格納しておく
ことにより、このデータベースに格納された関係データ
と、導電率及び電解電流値の各計測データとから、その
ときの塩分濃度を求めることができる。
【0053】そして、温度上昇値と電解後水温値とに基
づく判断、及び塩分濃度に基づく判断により、塩素ガス
の発生度合いが一定のレベルを超えたと判断した場合に
は、CPU42は、ファン57を駆動して大量に発生し
た塩素ガスを強制的に拡散させ、塩素ガス濃度を低減さ
せる。ただし、ファン57を駆動する代わりに、電解電
源32から電解槽31の両電極31c,31dへの直流
電圧の印加を停止して、その後の塩素ガスの発生を防止
するようにしてもよく、またこれらの両方の手段を併用
してもよい。これにより、発生した塩素ガスの濃度を確
実に低減することができるものである。
づく判断、及び塩分濃度に基づく判断により、塩素ガス
の発生度合いが一定のレベルを超えたと判断した場合に
は、CPU42は、ファン57を駆動して大量に発生し
た塩素ガスを強制的に拡散させ、塩素ガス濃度を低減さ
せる。ただし、ファン57を駆動する代わりに、電解電
源32から電解槽31の両電極31c,31dへの直流
電圧の印加を停止して、その後の塩素ガスの発生を防止
するようにしてもよく、またこれらの両方の手段を併用
してもよい。これにより、発生した塩素ガスの濃度を確
実に低減することができるものである。
【0054】また、CPU42は、ファン57の駆動や
電解の停止とともに、報知部58を駆動制御し、塩素ガ
スの発生を表示部に表示させたり、ブザーを鳴らす等し
て、危険を使用者に報知するようになっている。このよ
うに、温度上昇値と電解後水温値とに基づく判断と、塩
分濃度に基づく判断とを併用すれば、例えば温度上昇値
と電解後水温値とに基づく判断が一定のレベル以下であ
ると誤って判断された場合であっても、塩分濃度に基づ
く判断が一定のレベルを超えていると判断された場合に
は、この判断に基づいてファン57等を駆動し、また電
解を停止する等の制御が可能となるものである。つま
り、一方の判断に誤りがあっても、他方の判断でこの誤
りを是正することが可能となっている。
電解の停止とともに、報知部58を駆動制御し、塩素ガ
スの発生を表示部に表示させたり、ブザーを鳴らす等し
て、危険を使用者に報知するようになっている。このよ
うに、温度上昇値と電解後水温値とに基づく判断と、塩
分濃度に基づく判断とを併用すれば、例えば温度上昇値
と電解後水温値とに基づく判断が一定のレベル以下であ
ると誤って判断された場合であっても、塩分濃度に基づ
く判断が一定のレベルを超えていると判断された場合に
は、この判断に基づいてファン57等を駆動し、また電
解を停止する等の制御が可能となるものである。つま
り、一方の判断に誤りがあっても、他方の判断でこの誤
りを是正することが可能となっている。
【0055】また、本発明の強酸性水生成装置によれ
ば、電解前水温値と電解後水温値とに基づいて、また、
これらに電解電流値より求めた温度上昇値又は電解後導
電率より求めた温度上昇値を併用して、さらには電解後
導電率と電解電流値とから求めた塩分濃度をも加味し
て、塩素ガスの発生度合いを判断するようにしており、
塩素ガスセンサといった専用の検出装置を使用していな
いので、その分簡単で安価な回路構成となっている。
ば、電解前水温値と電解後水温値とに基づいて、また、
これらに電解電流値より求めた温度上昇値又は電解後導
電率より求めた温度上昇値を併用して、さらには電解後
導電率と電解電流値とから求めた塩分濃度をも加味し
て、塩素ガスの発生度合いを判断するようにしており、
塩素ガスセンサといった専用の検出装置を使用していな
いので、その分簡単で安価な回路構成となっている。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の強酸性水生成
装置は、強酸性水の生成過程において発生する塩素ガス
の濃度を低減させる機構を備えた構成としたので、この
機構を塩素ガスの発生度合いに応じて駆動制御すること
により、発生した塩素ガスを強制的に拡散させることが
できる。そのため、塩素ガスが大量に発生した場合で
も、この機構による強制拡散によって塩素ガスの濃度を
低減できるので、安全状態を常に維持することができる
ものである。また、本発明の請求項2及び3に記載の強
酸性水生成装置は、電解前水温値と電解後水温値とから
温度上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水温値とに
基づいて、塩素ガスの発生度合いを判別し、その判別結
果に基づき、塩素ガスの発生度合いが一定の条件を超え
ているときには、発生した塩素ガスの濃度を低減させる
機構を駆動制御するか、又は電解を停止若しくは電解を
コントロールするように構成したので、塩素ガスが大量
に発生した場合でも、塩素ガスの濃度を確実に低減でき
るので、安全状態を常に維持することができるものであ
る。また、塩素ガスセンサといった専用の検出装置を使
用せず、既存の計測機器の組み合わせによって塩素ガス
の発生度合いを予測しているので、その分簡単で安価な
回路構成とすることができる。また、本発明の請求項4
及び5に記載の強酸性水生成装置は、塩素ガスの発生度
合いの判別に際し、電解電流値より求めた温度上昇値
と、電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上昇
値とを併用するように構成したので、例えば電解前水温
値と電解後水温値とから求めた温度上昇値が不測に低い
値となった場合でも、電解電流値より求めた温度上昇値
に従って塩素ガスの発生度合いを正確に判別することが
できるものである。つまり、計測した一方の温度上昇値
に誤りがあっても、計測した他方の温度上昇値を用いる
ことによって、一方の計測誤りを是正することができる
ので、安全性がより向上するものである。また、塩素ガ
スセンサといった専用の検出装置を使用せず、既存の計
測機器の組み合わせによって塩素ガスの発生度合いを予
測しているので、その分簡単で安価な回路構成とするこ
とができる。また、本発明の請求項6及び7に記載の強
酸性水生成装置は、塩素ガスの発生度合いの判別に際
し、電解電流値より求めた温度上昇値と、電解前水温値
と電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用するこ
とにより、例えば電解前水温値と電解後水温値とから求
めた温度上昇値が不測に低い値となった場合でも、電解
電流値より求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度
合いを正確に判別することができるものである。つま
り、計測した一方の温度上昇値に誤りがあっても、計測
した他方の温度上昇値を用いることによって、一方の計
測誤りを是正することができるので、安全性がより向上
するものである。また、塩素ガスセンサといった専用の
検出装置を使用せず、既存の計測機器の組み合わせによ
って塩素ガスの発生度合いを予測しているので、その分
簡単で安価な回路構成とすることができる。また、本発
明の請求項8及び9に記載の強酸性水生成装置は、電解
前水温値及び電解後水温値から求めた温度上昇値と電解
後水温値とに基づいて、又は電解後導電率と電解電流値
とから求めた塩分濃度に基づいて、塩素ガスの発生度合
いを判別し、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度
合いが一定の条件を超えているときには、発生した塩素
ガスの濃度を低減させる機構を駆動制御するか、又は電
解を停止するように構成したので、塩素ガスが大量に発
生した場合でも、塩素ガスの濃度を確実に低減できるの
で、安全状態を常に維持することができる。また、温度
上昇値と電解後水温値とに基づく判断と、塩分濃度に基
づく判断とを併用しているので、一方の判断に誤りがあ
っても、他方の判断でこの誤りを是正することができる
ので、安全性がより向上するものである。また、塩素ガ
スセンサといった専用の検出装置を使用せず、既存の計
測機器の組み合わせによって塩素ガスの発生度合いを予
測しているので、その分簡単で安価な回路構成とするこ
とができる。
装置は、強酸性水の生成過程において発生する塩素ガス
の濃度を低減させる機構を備えた構成としたので、この
機構を塩素ガスの発生度合いに応じて駆動制御すること
により、発生した塩素ガスを強制的に拡散させることが
できる。そのため、塩素ガスが大量に発生した場合で
も、この機構による強制拡散によって塩素ガスの濃度を
低減できるので、安全状態を常に維持することができる
ものである。また、本発明の請求項2及び3に記載の強
酸性水生成装置は、電解前水温値と電解後水温値とから
温度上昇値を求め、この温度上昇値と電解後水温値とに
基づいて、塩素ガスの発生度合いを判別し、その判別結
果に基づき、塩素ガスの発生度合いが一定の条件を超え
ているときには、発生した塩素ガスの濃度を低減させる
機構を駆動制御するか、又は電解を停止若しくは電解を
コントロールするように構成したので、塩素ガスが大量
に発生した場合でも、塩素ガスの濃度を確実に低減でき
るので、安全状態を常に維持することができるものであ
る。また、塩素ガスセンサといった専用の検出装置を使
用せず、既存の計測機器の組み合わせによって塩素ガス
の発生度合いを予測しているので、その分簡単で安価な
回路構成とすることができる。また、本発明の請求項4
及び5に記載の強酸性水生成装置は、塩素ガスの発生度
合いの判別に際し、電解電流値より求めた温度上昇値
と、電解前水温値と電解後水温値とから求めた温度上昇
値とを併用するように構成したので、例えば電解前水温
値と電解後水温値とから求めた温度上昇値が不測に低い
値となった場合でも、電解電流値より求めた温度上昇値
に従って塩素ガスの発生度合いを正確に判別することが
できるものである。つまり、計測した一方の温度上昇値
に誤りがあっても、計測した他方の温度上昇値を用いる
ことによって、一方の計測誤りを是正することができる
ので、安全性がより向上するものである。また、塩素ガ
スセンサといった専用の検出装置を使用せず、既存の計
測機器の組み合わせによって塩素ガスの発生度合いを予
測しているので、その分簡単で安価な回路構成とするこ
とができる。また、本発明の請求項6及び7に記載の強
酸性水生成装置は、塩素ガスの発生度合いの判別に際
し、電解電流値より求めた温度上昇値と、電解前水温値
と電解後水温値とから求めた温度上昇値とを併用するこ
とにより、例えば電解前水温値と電解後水温値とから求
めた温度上昇値が不測に低い値となった場合でも、電解
電流値より求めた温度上昇値に従って塩素ガスの発生度
合いを正確に判別することができるものである。つま
り、計測した一方の温度上昇値に誤りがあっても、計測
した他方の温度上昇値を用いることによって、一方の計
測誤りを是正することができるので、安全性がより向上
するものである。また、塩素ガスセンサといった専用の
検出装置を使用せず、既存の計測機器の組み合わせによ
って塩素ガスの発生度合いを予測しているので、その分
簡単で安価な回路構成とすることができる。また、本発
明の請求項8及び9に記載の強酸性水生成装置は、電解
前水温値及び電解後水温値から求めた温度上昇値と電解
後水温値とに基づいて、又は電解後導電率と電解電流値
とから求めた塩分濃度に基づいて、塩素ガスの発生度合
いを判別し、その判別結果に基づき、塩素ガスの発生度
合いが一定の条件を超えているときには、発生した塩素
ガスの濃度を低減させる機構を駆動制御するか、又は電
解を停止するように構成したので、塩素ガスが大量に発
生した場合でも、塩素ガスの濃度を確実に低減できるの
で、安全状態を常に維持することができる。また、温度
上昇値と電解後水温値とに基づく判断と、塩分濃度に基
づく判断とを併用しているので、一方の判断に誤りがあ
っても、他方の判断でこの誤りを是正することができる
ので、安全性がより向上するものである。また、塩素ガ
スセンサといった専用の検出装置を使用せず、既存の計
測機器の組み合わせによって塩素ガスの発生度合いを予
測しているので、その分簡単で安価な回路構成とするこ
とができる。
【図1】本発明の強酸性水生成装置の電気的構成を示す
概略ブロック図である。
概略ブロック図である。
【図2】本発明の強酸性水生成装置の全体構成図であ
る。
る。
【図3】電解電流値と導電率との関係を示すグラフであ
る。
る。
26 混合液貯蔵タンク 31 電解槽 32 電解電源 35 電解後導電率計 42 CPU(判別手段及び塩分濃度計測手段を含む) 48 電解前水温計 49 電解後水温計 56 駆動部 57 ファン 65 電流値計測部
Claims (9)
- 【請求項1】 外部から導入された原水と、混合液貯蔵
タンクに貯蔵されている所定の塩分濃度に保たれた混合
溶液との混合水を電解槽に供給して電解を行うことによ
り強酸性水を生成する強酸性水生成装置において、 強酸性水の生成過程において発生する塩素ガスの濃度を
低減させる機構を備えたことを特徴とする強酸性水生成
装置。 - 【請求項2】 外部から導入された原水と、混合液貯蔵
タンクに貯蔵されている所定の塩分濃度に保たれた混合
溶液との混合水を電解槽に供給して電解を行うことによ
り強酸性水を生成する強酸性水生成装置において、 前記混合水の電解前の水温値を計測する電解前水温値計
測手段と、 電解後の生成水の水温値を計測する電解後水温値計測手
段と、 前記電解前水温値計測手段による電解前水温値と前記電
解後水温値計測手段による電解後水温値とから温度上昇
値を求めるとともに、この温度上昇値と前記電解後水温
値とに基づいて塩素ガスの発生度合いを判別する判別手
段と、 この判別手段による判別結果に基づき、塩素ガスの発生
度合いが一定の条件を超えていると判別されたときに
は、発生した塩素ガスの濃度を低減させる機構を制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする強酸性水生成装
置。 - 【請求項3】 前記一定の条件とは、前記温度上昇値が
基準値以上であって、かつ前記電解後水温値が基準温度
以上であり、しかもこの状態が一定時間経過したときで
ある請求項2記載の強酸性水生成装置。 - 【請求項4】 前記電解槽の電解電流値を計測する電流
値計測手段を備えるとともに、前記判別手段は、この計
測された電解電流値より求めた温度上昇値と、前記電解
前水温値と前記電解後水温値とから求めた温度上昇値と
を併用することを特徴とする請求項2記載の強酸性水生
成装置。 - 【請求項5】 前記一定の条件とは、前記電解電流値よ
り求めた温度上昇値又は前記電解前水温値と前記電解後
水温値とから求めた温度上昇値のいずれか一方の値が基
準値以上であって、かつ前記電解後水温値が基準温度以
上であり、しかもこの状態が一定時間経過したときであ
る請求項4記載の強酸性水生成装置。 - 【請求項6】 電解後の生成水の導電率を計測する導電
率計測手段を備えるとともに、前記判別手段は、この計
測された電解後導電率より求めた温度上昇値と、前記電
解前水温値と前記電解後水温値とから求めた温度上昇値
とを併用することを特徴とする請求項2記載の強酸性水
生成装置。 - 【請求項7】 前記一定の条件とは、前記電解後導電率
より求めた温度上昇値又は前記電解前水温値と前記電解
後水温値とから求めた温度上昇値のいずれか一方の値が
基準値以上であって、かつ前記電解後水温値が基準温度
以上であり、しかもこの状態が一定時間経過したときで
ある請求項6記載の強酸性水生成装置。 - 【請求項8】 外部から導入された原水と、混合液貯蔵
タンクに貯蔵されている所定の塩分濃度に保たれた混合
溶液との混合水を電解槽に供給して電解を行うことによ
り強酸性水を生成する強酸性水生成装置において、 前記混合水の電解前の水温値を計測する電解前水温値計
測手段と、 電解後の生成水の水温値を計測する電解後水温値計測手
段と、 電解後の生成水の導電率を計測する導電率計測手段と、 前記電解槽の電解電流値を計測する電流値計測手段と、 前記電解前水温値計測手段による電解前水温値と前記電
解後水温値計測手段による電解後水温値とから温度上昇
値を求めるとともに、この温度上昇値と前記電解後水温
値、及び前記導電率計測手段による電解後導電率と前記
電流値計測手段による電解電流値のそれぞれに基づいて
塩素ガスの発生度合いを判別する判別手段と、 この判別手段による判別結果に基づき、塩素ガスの発生
度合いが一定の条件を超えていると判別されたときに
は、発生した塩素ガスの濃度を低減させる機構を制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする強酸性水生成装
置。 - 【請求項9】 前記一定の条件とは、前記温度上昇値が
基準値以上であって、かつ前記電解後水温値が基準温度
以上であり、しかもこの状態が一定時間経過したとき、
又は前記電解後導電率と前記電解電流値とに基づいて求
められた塩分濃度が基準値以上であるとき、のいずれか
一方の条件を満たしたときである請求項8記載の強酸性
水生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26574094A JPH08126883A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 強酸性水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26574094A JPH08126883A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 強酸性水生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08126883A true JPH08126883A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17421342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26574094A Pending JPH08126883A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 強酸性水生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08126883A (ja) |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26574094A patent/JPH08126883A/ja active Pending
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