JPH0812700A - マウスcd40に対するモノクローナル抗体 - Google Patents

マウスcd40に対するモノクローナル抗体

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JPH0812700A
JPH0812700A JP6173718A JP17371894A JPH0812700A JP H0812700 A JPH0812700 A JP H0812700A JP 6173718 A JP6173718 A JP 6173718A JP 17371894 A JP17371894 A JP 17371894A JP H0812700 A JPH0812700 A JP H0812700A
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JP
Japan
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cells
monoclonal antibody
antibody
mouse
hybridoma
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JP6173718A
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Yuki Miyabe
由紀 宮部
Naoto Tamura
直人 田村
Hideo Yakida
秀雄 八木田
Yasushi Okumura
康 奥村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 マウスのCD40に特異的に反応するモノク
ローナル抗体、その活性フラグメント、該モノクローナ
ル抗体の製造方法、及び該モノクローナル抗体を産生す
るハイブリドーマの提供。 【構成】 マウスの細胞表面抗原であるCD40分子に
特異的に反応するモノクローナル抗体またはその活性フ
ラグメント。WEHI231細胞で免疫感作した齧歯類
動物から脾臓を摘出して常法に従ってマウスのミエロー
マ細胞と融合、所望の抗体を生成するハイブリドーマを
選択した後、限界希釈法により、単一クローンにし、
(7)この単一クローンのハイブリドーマの培養上清液
からモノクローナル抗体を回収することを特徴とするマ
ウスのCD40に対するモノクローナル抗体の製造方
法。マウスの細胞表面に存在するCD40分子に特異的
に反応するモノクローナル抗体を産生するハイブリドー
マ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノクローナル抗体に
関し、さらに詳しくは、マウスのCD40分子に特異的
に反応するモノクローナル抗体、その活性フラグメン
ト、該モノクローナル抗体の製造方法、及び該モノクロ
ーナル抗体を産生するハイブリドーマに関する。なお、
本発明において、モノクローナル抗体の活性フラグメン
トとは、抗原抗体反応活性を有するフラグメントを指称
し、具体的には、F(ab′)2、Fab′、Fab、
Fv、及び組み替えFv体、一本鎖Fv(scFv)な
どである。
【0002】
【従来の技術】B細胞の増殖、分化に対するT細胞の作
用様式には、2通りあり、そのひとつは、インターロイ
キン(IL)などの種々のサイトカインを産生、分泌し
て、B細胞の増殖と抗体産生細胞への分化を誘導するも
のである。T細胞によるもうひとつの作用様式は、B細
胞と接触することによって、B細胞を活性化する働きで
ある。特に、B細胞が、T細胞依存性抗原に対する特異
抗体を産生する際には、B細胞に対するT細胞の物理的
な接触が不可欠である。この場合、T細胞は、抗原分子
を仲介として、B細胞と接触することにより、B細胞を
活性化させる。すなわち、T細胞は、特異抗原の存在下
に、MHCクラスIIの一致したB細胞と結合し、こう
したB細胞のみがT細胞の補助によって、増殖、分化す
ることができる。このように、B細胞の活性化には、T
細胞との特異抗原依存性の接触が必要であることから、
T細胞の表面に存在する何らかの分子が、B細胞の表面
に存在する分子と結合することにより、B細胞に活性化
シグナルを伝達すると想定されている。
【0003】最近、このような接触依存性のシグナル伝
達において、B細胞上のCD40分子が重要な働きをし
ていることが判明した。さらに、このCD40に対応す
るT細胞上の分子が、CD40リガンドとして同定され
た。CD40を通して活性化されたB細胞は、分化、増
殖、クラススイッチをT細胞の非存在下に起こすことか
ら、抗CD40抗体による刺激が、T細胞の接触依存性
のヘルパー活性を代替しているのではないかと考えられ
た。
【0004】CD40は、45〜50kDaの膜糖蛋白
であり、そのcDNAは、831塩基対の読み取り枠
(open reading frame)を持ち、そ
して、細胞外部分は193アミノ酸、膜貫通部は22ア
ミノ酸、細胞質ドメイン(cytoplasmic d
omain)は22アミノ酸からなっている。CD40
は、構造的には、神経成長因子受容体(NGF受容体:
nerve growth factor recep
tor)ファミリーに属しており、NGF受容体、腫瘍
壊死因子受容体(TNF受容体)、T細胞上のCD2
7、及びFas抗原と類似性を有している。
【0005】CD40は、B細胞関連抗原であり、正常
B細胞、腫瘍B細胞などに発現している。CD40は、
B細胞以外にも、胸腺上皮細胞や、濾胞樹状細胞(fo
llicular dendritic cell)、
相互連結細胞(interdigitaing cel
l)に発現が見られる。しかし、これらの細胞における
CD40の機能は、不明である。CD40は、膀胱腫
瘍、肺癌、乳癌、結腸癌などの腫瘍細胞にも発現する場
合があり、腫瘍細胞の増殖にも関係している可能性があ
る。
【0006】CD40リガンドは、活性化T細胞に発現
する。活性化T細胞上のCD40リガンドがB細胞上の
CD40と結合することにより、B細胞を活性化すると
考えられている。抗CD40抗体刺激によって、B細胞
の増殖、分化、クラススイッチ、アポトーシスの抑制と
いった現象が見られるが、これらの現象は、T細胞上の
CD40リガンドによって接触依存性に調節されている
と考えられる。
【0007】T細胞によるB細胞の活性化とは逆方向
に、活性化B細胞に発現されるB7抗原は、T細胞上の
CD28と結合することにより、T細胞を活性化するこ
とが知られている。CD40/CD40リガンド、及び
B7/CD28の組み合わせ以外にも、CD22、CD
11a/CD18などT−B相互作用をつかさどる分子
が見いだされている。そして、これらの分子によって、
T−B間の接触依存性の情報交換が行われている。
【0008】IL−4、IL−10などのサイトカイン
は、接触非依存性にCD40/CD40リガンドを介し
て、活性化されたB細胞を増殖分化させる。この場合、
B細胞は、抗CD40抗体のみでは抗体産生は起きず、
IL−10の添加によりIgG、IgA、IgM産生細
胞に分化し、また、IL−4添加によりIgE産生細胞
に分化することが知られている。したがって、B細胞の
抗体産生細胞への分化は、接触依存性の分子と非依存性
の分子によって調節されているといえる。
【0009】野々山 恵章らは、血清Ig全般が低値を
示す分類不能型免疫不全症(common varia
ble immunodeficiency)やIgM
は正常ないし高値を示すが、IgGやIgAへのクラス
スイッチが起きずに低値を示す高IgM症候群(hyp
er−IgM syndrome)などの免疫不全患者
のB細胞を、抗CD40抗体とサイトカインで刺激する
と、IgMとIgE産生が誘導されることを明らかにし
た(臨床免疫第25巻第5号第611〜615頁)。こ
のことから、これらの免疫不全患者のT細胞にCD40
リガンドの異常があると推定された。そこで、T細胞を
PMA、PHAで活性化し、CD40リガンドを検討し
た結果、発現低下や機能異常が見られたことが報告され
ている。CD40リガンド発現不全は、低グロブリン血
症やクラススイッチ障害の原因になっている可能性があ
り、in vivoでもCD40/CD40リガンドに
よるB細胞の活性化が重要であることが示唆されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マウ
スのCD40に特異的に反応するモノクローナル抗体、
その活性フラグメント、該モノクローナル抗体の製造方
法、及び該モノクローナル抗体を産生するハイブリドー
マを提供することにある。前記したとおり、T細胞上の
CD40リガンドは、B細胞上のCD40と結合してB
細胞を活性化し、一方、B細胞上のB7は、T細胞上の
CD28と結合しT細胞を活性化する。これらの2つの
経路は、T細胞受容体によるT細胞の活性化、あるいは
表面IgによるB細胞の活性化という、抗原特異的では
あるが、それだけでは不十分なシグナルを、CD40等
の分子が補助分子として増幅する役割を果たしているこ
とを示している。特に、これら2つの経路は、活性化が
強力であることから、最も主要な補助因子であると考え
られる。
【0011】コグネイトT−B相互作用という古くから
認められる現象について、新しい方法による解析が可能
になってきた。CD40リガンド及びB7は、発現して
いる各細胞自体には活性化シグナルを送らずに、接触す
る相手方の細胞にシグナルを送る分子として存在するよ
うである。CD40リガンドは、活性化によって初めて
発現するが、その調節機構は未だ明らかでない。従来、
抗ヒトCD40抗体、IL−4を用いることにより、C
D40の機能やB細胞活性化におけるCD40の役割等
の解明が進められてきたが、これは、B細胞に抗ヒトC
D40抗体を添加し培養するというin vitro
の解析にすぎなかった。
【0012】本発明者らは、マウスCD40に反応する
抗体を作製すればin vivoでの解析ができ、CD
40の機能や役割の解明が進むのではないかと考え、抗
体の作製を試みた。そして、マウスCD40と反応する
モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマを樹立す
ることに成功し、本発明を完成するに至った。
【0013】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、マウスの細胞表面抗原であるCD40分子に特異的
に反応するモノクローナル抗体またはその活性フラグメ
ントが提供される。また、本発明によれば、(1)齧歯
類動物をWEHI231細胞で免疫感作し、(2)免疫
した齧歯類動物から脾臓を摘出して、脾細胞の懸濁液を
形成し、(3)該脾細胞懸濁をマウスのミエローマ細胞
と融合促進剤の存在下で混合して、両細胞を融合し、
(4)融合した細胞を未融合のミエローマ細胞を支持し
ない媒質中で希釈して培養して、抗体産生細胞とミエロ
ーマ細胞が融合したハイブリドーマを選別し、(5)ハ
イブリドーマを含有する各培養穴中の上清液について、
免疫感作したWEHI231(CD40)との反応性を
指標として、抗体の存在を確認し、(6)所望の抗体を
生成するハイブリドーマを選択した後、限界希釈法によ
り、単一クローンにし、(7)この単一クローンのハイ
ブリドーマの培養上清液からモノクローナル抗体を回収
することを特徴とするマウスCD40に対するモノクロ
ーナル抗体の製造方法が提供される。さらに、本発明に
よれば、マウスの細胞表面に存在するCD40分子に特
異的に反応するモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマが提供される。
【0014】以下、本発明について詳述する。本発明の
モノクローナル抗体は、マウスのCD40に特異的に反
応するモノクローナル抗体である。該モノクローナル抗
体は、IgG型のハムスター抗体である。サブクラス
は、IgG1型である。このモノクローナル抗体の活性
フラグメントとは、抗原抗体反応活性を有するフラグメ
ントを指称し、具体的には、F(ab′)2、Fa
b′、Fab、Fv、及び組み替えFv体、一本鎖Fv
(scFv)などが挙げられる。生体内におけるCD4
0のB細胞活性化における役割を解明する等の目的のた
めには、必ずしも、モノクローナル抗体分子の全体を用
いる必要がなく、活性を有する限り、分子の一部を用い
ることができ、また、場合によっては、その方が好まし
いことがある。
【0015】本発明に係るマウスのCD40に対するモ
ノクローナル抗体、及び該モノクローナル抗体を産生す
るハイブリドーマは、以下の工程を含む方法により製造
することができる。 (1)CD40を発現しているWEHI231細胞を抗
原として、齧歯類動物(例えば、アルメニアンハムスタ
ー)を免疫感作する。 (2)免疫した齧歯類動物から脾臓を摘出して、脾細胞
の懸濁液を形成する。 (3)該脾細胞懸濁液を、あらかじめ培養しておいたマ
ウスのミエローマ細胞と融合促進剤(例えば、ポリエチ
レングリコール)の存在下で混合して、両細胞を融合さ
せる。ここで用いるミエローマ細胞としては、次の選択
培養において、抗体産生細胞と識別可能なもの(例え
ば、8−アザグアニン耐性株)を用いる。
【0016】(4)融合した細胞を未融合のミエローマ
細胞を支持しない媒質中で希釈して培養して、抗体産生
細胞とミエローマ細胞が融合したハイブリドーマを選別
する。すなわち、抗体産生細胞は生存できるが、ミエロ
ーマ細胞は死滅する選択培地(例えば、ヒポキサンチン
−アミノプテリン−チミジン培地;HAT培地)中で培
養することにより、ハイブリドーマを選別する。 (5)ハイブリドーマを含有する各培養穴(ウエル)中
の上清液について、前記免疫感作に用いたWEHI23
1(CD40)との反応性を指標として、抗体の存在を
確認する(例えば、ELISA法)。これにより、選択
培地中で増殖した細胞の培養上清中に分泌されている抗
体が、所望の抗原に対するものか否かを決定する。
【0017】(6)所望の抗体を生成するハイブリドー
マを選択した後、限界希釈法によりクローニングして、
単一クローンにする。 (7)この単一クローンのハイブリドーマの培養上清液
からモノクローナル抗体を回収する。 (8)回収したモノクローナル抗体が細胞表面のマウス
CD40分子と特異的に反応することを確認する。
【0018】
【実施例】以下、本発明について、実施例を挙げて具体
的に説明する。
【0019】[実施例1] (1)免疫感作 マウスB細胞株であるWEHI231細胞(マウスCD
40分子を発現している細胞)1×107個をPBSに
懸濁し、polyApolyUアジュバンドと共に、ア
ルメニアンハムスターの腹腔に免疫感作した。次いで、
1週間後、WEHI231 1×107コをpolyA
polyUと混合し、同一ハムスターの腹腔に追加免疫
感作した。この操作を1週間に一回、合計4回繰り返し
て、免疫感作を実施した。
【0020】(2)細胞融合 上記で免疫感作したハムスターから脾臓を取り出した。
取り出した脾臓を細断後、メッシュで濾過し、RPMI
1640培地に浮遊させ、脾細胞1×108個を得た。
この脾細胞を、マウス由来の8−アザグアニン耐性株
(ヒポキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェ
ラーゼ欠損株)P3U1(2×107個)と、約5:1
の割合で混合し、遠心した(1500rpm、5分
間)。得られた細胞のペレットに、融合促進剤として5
0%ポリエチレングリコール4000(メルク社製)/
RPMI1640溶液2mlを、37℃の温水中で攪拌
しながら6分間を要して加え、細胞融合を行った。細胞
融合後、大量(約40ml)のRPMI1640液を加
え、遠心分離して上清を除去した。次いで、ヒポキサン
チン(100μM)、アミノプテリン(0.4μM)、
及びチミジン(10μM)を含む10%FBS−RMP
I1640培地(HAT)培地にて、脾細胞が1×10
6コ/mlになるように調製した。
【0021】(3)ハイブリドーマの選択 上記で調製した細胞浮遊液を、96ウェル(培養穴)マ
イクロプレート5枚に200μlずつ分注し、37℃、
CO2下にあるCO2インキュベータで細胞を培養した。
2週間後には、ハイブリドーマのみがコロニーを形成
し、増殖していることが確認できた。
【0022】(4)抗体の検出 ハイブリドーマが十分増殖していることが確認されたの
で、その培養上清を用い、得られたハイブリドーマが産
生する抗体が、CD40分子と反応するか否かをFAC
Sで調べ、抗体の検出を行った。まず、免疫感作に用い
たWEHI231細胞との反応性を調べ、さらに、マウ
スCD40トランスフェクタントと反応するものを選別
した。WEHI231細胞を回収後、フィッシャーチュ
ーブに細胞を1×106個ずつ入れ、次いで、ハイブリ
ドーマの培養上清を200μl入れて、氷上で30分間
反応させた。次に、PBSで遠心洗浄(3000rp
m、1分間、3回)し、FITC−抗ハムスターIg′
S[カルタグ製](100倍希釈)を100μl入れ、
氷上で20分間反応させた。その後、PBSで遠心洗浄
を2回行い、PBS200μlに懸濁し、FACSca
nで測定した。その結果、WEHI231細胞との反応
が確認されたハイブリドーマについて、さらに、マウス
CD40トランスフェクタントを用い、同様の方法でF
ACS染色した。これにより、トランスフェクタントと
反応するクローンが確認でき、細胞表面に発現するマウ
スCD40に特異的に反応する抗体を産生するハイブリ
ドーマを取得することができた。
【0023】(5)クローニング 抗体産生細胞を、限界希釈法により1個/ウェルとなる
ように、96ウェル・マイクロプレートに分注し、培養
した。10日間の培養後、シングルコロニーの増殖が確
認できたため、再び(4)の抗体検出の操作を施した。
その結果、マウスCD40に対するクローンが得られ
た。得られたクローンは、IgG1型のモノクローナル
抗体であり、これをHM40−3と命名した。
【0024】
【発明の効果】本発明のマウスCD40に対するモノク
ローナル抗体は、以下に述べるような用途が考えられ
る。本発明のモノクローナル抗体を用いることにより、
生体内におけるCD40のB細胞活性化における役割が
分かると共に、未だ不明である胸腺上皮細胞や濾胞樹状
細胞、相互連結細胞におけるCD40の機能についての
解明に役立つ。CD40は、広くT細胞−抗原提示細胞
間の相互作用において、また、B細胞の分化において、
なんらかの役割を果たしていることが予想され、これら
の解明に役立つ。また、CD40は、腫瘍細胞の増殖に
も関係している可能性があるため、本発明のモノクロー
ナル抗体は、腫瘍細胞増殖機構を解明する有用な手がか
りを与えることになる。したがって、本発明のモノクロ
ーナル抗体は、生体内におけるCD40の生理的役割等
を解明するための薬剤等として、免疫系分野における研
究と関連産業分野において有用である。また、本発明の
ハイブリドーマは、この有用なCD40に特異的に反応
するモノクローナル抗体を産生することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12N 15/02 (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 奥村 康 東京都文京区本郷2−1−1 順天堂大学 医学部免疫学教室内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウスの細胞表面抗原であるCD40分
    子に特異的に反応するモノクローナル抗体またはその活
    性フラグメント。
  2. 【請求項2】 IgG型のハムスター抗体である請求項
    1記載のモノクローナル抗体またはその活性フラグメン
    ト。
  3. 【請求項3】 (1)齧歯類動物をWEHI231細胞
    で免疫感作し、(2)免疫した齧歯類動物から脾臓を摘
    出して、脾細胞の懸濁液を形成し、(3)該脾細胞懸濁
    をマウスのミエローマ細胞と融合促進剤の存在下で混合
    して、両細胞を融合し、(4)融合した細胞を未融合の
    ミエローマ細胞を支持しない媒質中で希釈して培養し
    て、抗体産生細胞とミエローマ細胞が融合したハイブリ
    ドーマを選別し、(5)ハイブリドーマを含有する各培
    養穴中の上清液について、免疫感作したWEHI231
    (CD40)との反応性を指標として、抗体の存在を確
    認し、(6)所望の抗体を生成するハイブリドーマを選
    択した後、限界希釈法により、単一クローンにし、
    (7)この単一クローンのハイブリドーマの培養上清液
    からモノクローナル抗体を回収することを特徴とするマ
    ウスのCD40に対するモノクローナル抗体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 該齧歯類動物がアルメニアンハムスター
    に属し、該ミエローマ細胞がP3U1である請求項3記
    載の製造方法。
  5. 【請求項5】 マウスの細胞表面に存在するCD40分
    子に特異的に反応するモノクローナル抗体を産生するハ
    イブリドーマ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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