JPH08127836A - ガラス切断用工具 - Google Patents
ガラス切断用工具Info
- Publication number
- JPH08127836A JPH08127836A JP26516594A JP26516594A JPH08127836A JP H08127836 A JPH08127836 A JP H08127836A JP 26516594 A JP26516594 A JP 26516594A JP 26516594 A JP26516594 A JP 26516594A JP H08127836 A JPH08127836 A JP H08127836A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cemented carbide
- glass cutting
- strength
- grain growth
- experiment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/10—Glass-cutting tools, e.g. scoring tools
- C03B33/105—Details of cutting or scoring means, e.g. tips
- C03B33/107—Wheel design, e.g. materials, construction, shape
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 金属相としての一種以上の鉄族金属を0.5
〜4wt%、粒成長抑制剤としてVC,NbC,TaC,
TiC,Cr3 C2 ,Mo2 C,ZrC,HfCのうち
一種以上を0.1〜3wt%、残部をWCおよび不可避不
純物からなる組成を有し、且つWCの平均粒径が0.2
〜1.5μm であり、Hvが2100Kg/mm2 以
上、である超硬合金のホイールよるなるガラス切断用工
具。 【効果】 強度、耐摩耗性ともに大きく、加工寿命が大
幅に改善された。
〜4wt%、粒成長抑制剤としてVC,NbC,TaC,
TiC,Cr3 C2 ,Mo2 C,ZrC,HfCのうち
一種以上を0.1〜3wt%、残部をWCおよび不可避不
純物からなる組成を有し、且つWCの平均粒径が0.2
〜1.5μm であり、Hvが2100Kg/mm2 以
上、である超硬合金のホイールよるなるガラス切断用工
具。 【効果】 強度、耐摩耗性ともに大きく、加工寿命が大
幅に改善された。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超硬合金のホイールよ
りなるガラス切断用工具に関するものである。
りなるガラス切断用工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス切断用工具として高価なダ
イヤモンド工具の代わりに工具鋼を用いることが提案さ
れ、さらに工具鋼の耐摩耗性の低さに鑑みてWC基超硬
合金よりなる工具を提案されてきた。
イヤモンド工具の代わりに工具鋼を用いることが提案さ
れ、さらに工具鋼の耐摩耗性の低さに鑑みてWC基超硬
合金よりなる工具を提案されてきた。
【0003】特公昭59−29096号は、そのような
工具に用いられる材料として、 ・硬質相形成成分としてのVC:0.1〜3.0wt%、 ・結合相形成成分としての一種以上の鉄族金属:5〜2
0wt%、 ・硬質相形成成分としてのWCおよび不可避不純物:残
部、からなる組成を有し、且つ ・WCの平均粒径が0.3〜3.0μm である、 以上のことを特徴とする超硬合金を説明し、このような
構成により切断特性が著しく改善されたものであること
が記載されている。
工具に用いられる材料として、 ・硬質相形成成分としてのVC:0.1〜3.0wt%、 ・結合相形成成分としての一種以上の鉄族金属:5〜2
0wt%、 ・硬質相形成成分としてのWCおよび不可避不純物:残
部、からなる組成を有し、且つ ・WCの平均粒径が0.3〜3.0μm である、 以上のことを特徴とする超硬合金を説明し、このような
構成により切断特性が著しく改善されたものであること
が記載されている。
【0004】
【従来技術の課題】上記従来の超硬合金は、工具鋼に比
べて切断特性が改善されたものではあったが、鉄族金属
を5wt%以上も含み、そのためHvが1700〜205
0Kg/mm2 程度にとどまり、さらなる強度、耐久性
の向上が期待されていた。
べて切断特性が改善されたものではあったが、鉄族金属
を5wt%以上も含み、そのためHvが1700〜205
0Kg/mm2 程度にとどまり、さらなる強度、耐久性
の向上が期待されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の課題に鑑みてなされたもので、金属相として鉄族金属
を少量に抑え、且つ粒成長抑制剤として有効成分を若干
量含有せしめることによってWCの平均粒径を小さく抑
え、強度、耐摩耗性ともに向上せしめ、加工寿命を大幅
に改善した超硬合金のホイールよりなる工具であって、
該超硬合金は、 ・金属相としての一種以上の鉄族金属を0.5〜4wt
%、 ・粒成長抑制剤としてVC,NbC,TaC,TiC,
Cr3 C2 ,Mo2 C,ZrC,HfCのうち一種以上
を0.1〜3wt%、 ・残部をWCおよび不可避不純物からなる組成を有する
超硬合金であって、 ・WCの平均粒径が0.2〜1.5μm であり、且つ、 ・Hvが2100Kg/mm2 以上、 であることを特徴とするガラス切断用工具に関する。
の課題に鑑みてなされたもので、金属相として鉄族金属
を少量に抑え、且つ粒成長抑制剤として有効成分を若干
量含有せしめることによってWCの平均粒径を小さく抑
え、強度、耐摩耗性ともに向上せしめ、加工寿命を大幅
に改善した超硬合金のホイールよりなる工具であって、
該超硬合金は、 ・金属相としての一種以上の鉄族金属を0.5〜4wt
%、 ・粒成長抑制剤としてVC,NbC,TaC,TiC,
Cr3 C2 ,Mo2 C,ZrC,HfCのうち一種以上
を0.1〜3wt%、 ・残部をWCおよび不可避不純物からなる組成を有する
超硬合金であって、 ・WCの平均粒径が0.2〜1.5μm であり、且つ、 ・Hvが2100Kg/mm2 以上、 であることを特徴とするガラス切断用工具に関する。
【0006】なお、本発明の範囲をこのように限定した
理由は次のとおりである。すなわち、上記金属相として
の鉄族金属が0.5wt%未満であると、焼結性が低くな
り、焼結しない恐れがあり、また焼結しても強度が低く
容易にチッピングする。他方、4wt%を越えると耐摩耗
性が低下する。なお、特に望ましくは2〜3wt%の範囲
である。
理由は次のとおりである。すなわち、上記金属相として
の鉄族金属が0.5wt%未満であると、焼結性が低くな
り、焼結しない恐れがあり、また焼結しても強度が低く
容易にチッピングする。他方、4wt%を越えると耐摩耗
性が低下する。なお、特に望ましくは2〜3wt%の範囲
である。
【0007】次に、上記粒成長抑制剤が0.1wt%未満
であると、粒成長抑制効果がなく耐摩耗性が不足し、他
方、3wt%を越えると強度が低下(MORが低下)す
る。なお、特に望ましくは0.2〜2wt%の範囲であ
る。
であると、粒成長抑制効果がなく耐摩耗性が不足し、他
方、3wt%を越えると強度が低下(MORが低下)す
る。なお、特に望ましくは0.2〜2wt%の範囲であ
る。
【0008】また、WC平均粒径が0.2μm 未満であ
ると、強度が不足気味となり、他方1.5μm を越える
と耐摩耗性が不足する。
ると、強度が不足気味となり、他方1.5μm を越える
と耐摩耗性が不足する。
【0009】最後に、機械的特性としてHvが2100
未満であると、耐摩耗性が十分でなくなる。
未満であると、耐摩耗性が十分でなくなる。
【0010】以上のような理由により、本発明の範囲を
決定した。
決定した。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。原料粉末
として、 WC粉末 97.0wt%(平均粒径0.4μm ) Co粉末 2wt% Cr3C2粉末 0.8wt% VC粉末 0.2wt% からなる組成に配合し、振動ミルにて20時間、湿式混
合、粉砕、乾燥後、所定の形状に成形した。
として、 WC粉末 97.0wt%(平均粒径0.4μm ) Co粉末 2wt% Cr3C2粉末 0.8wt% VC粉末 0.2wt% からなる組成に配合し、振動ミルにて20時間、湿式混
合、粉砕、乾燥後、所定の形状に成形した。
【0012】この成形体を0.1torrの真空中、1
350℃で1時間保持した後、1250℃、Ar100
0atmで1時間保持し、さらにHIP処理を施しつつ
焼結させた後、研削加工によりホイール形状とした超硬
合金製のガラス切断用工具(カッターホイール)を作製
した。
350℃で1時間保持した後、1250℃、Ar100
0atmで1時間保持し、さらにHIP処理を施しつつ
焼結させた後、研削加工によりホイール形状とした超硬
合金製のガラス切断用工具(カッターホイール)を作製
した。
【0013】また、この方法で得られたカッターホイー
ルについて密度、ビッカーズ硬度、抗折強度を測定し
た。その結果は次のとおりである。
ルについて密度、ビッカーズ硬度、抗折強度を測定し
た。その結果は次のとおりである。
【0014】 密度 ρ 15.2g/cm3 ビッカーズ硬度 Hv 2300Kg/mm2 抗折強度 MOR 150Kg/mm2 ところで、前記ガラス切断工具を用いて、以下のように
寿命評価実験を行った。実験1 (被切断材) A社 白板 1.1t〔ソーダライム〕 (切断条件) 押込圧力 2.0Kg/cm2 押込量 0.3mm 刃先荷重 1.0Kg 切断速度 500mm/sec. (カッターホイール形状) 外径 2.5mm 内径 1.1mm 厚さ 1.0mm 角度 130° (結果) 寿命 約7000カット 尚、従来品による同様実験において結果は約5000カ
ットであった。
寿命評価実験を行った。実験1 (被切断材) A社 白板 1.1t〔ソーダライム〕 (切断条件) 押込圧力 2.0Kg/cm2 押込量 0.3mm 刃先荷重 1.0Kg 切断速度 500mm/sec. (カッターホイール形状) 外径 2.5mm 内径 1.1mm 厚さ 1.0mm 角度 130° (結果) 寿命 約7000カット 尚、従来品による同様実験において結果は約5000カ
ットであった。
【0015】実験2 (被切断材) B社 白板 0.5t〔ソーダライム〕 (切断条件) 押込圧力 1.6Kg/cm2 押込量 0.2mm 刃先荷重 0.8Kg 切断速度 400mm/sec. (カッターホイール形状) 外径 2.5mm 内径 0.8mm 厚さ 0.65mm 角度 125° (結果) 寿命 約8000カット 尚、従来品による同様実験において結果は約6000カ
ットであった。
ットであった。
【0016】実験1および実験2の結果から明らかなよ
うに、本実施例の超硬合金によるカッターホイールによ
れば従来品より30〜40%の寿命向上が達成された。
うに、本実施例の超硬合金によるカッターホイールによ
れば従来品より30〜40%の寿命向上が達成された。
【0017】次に、本発明の超硬合金の性能を確かめる
ため、さらに以下のような実験を行った。
ため、さらに以下のような実験を行った。
【0018】実験3 表1に示す組成の粉末を調製し、前述の実施例の方法に
準じて超硬合金を作製し、それぞれの試料についてビッ
カーズ硬度、抗折強度を測定した。また、上記実験3に
準じて寿命評価実験を行った。その結果を表1に示す。
なお、試料10のみは1700℃で焼成したものであ
る。
準じて超硬合金を作製し、それぞれの試料についてビッ
カーズ硬度、抗折強度を測定した。また、上記実験3に
準じて寿命評価実験を行った。その結果を表1に示す。
なお、試料10のみは1700℃で焼成したものであ
る。
【0019】
【表1】
【0020】表1から明らかなように、本発明範囲内の
試料については寿命カット数が7000以上であり、範
囲外のものに比べて2倍近くあるいは2倍以上の寿命、
すなわち耐久性を有していた。
試料については寿命カット数が7000以上であり、範
囲外のものに比べて2倍近くあるいは2倍以上の寿命、
すなわち耐久性を有していた。
【0021】
【発明の効果】叙上のように、本発明はガラス切断用工
具のホイールを、金属相として鉄族金属を少量に抑え、
且つ粒成長抑制剤として有効成分を若干量含有せしめる
ことによってWCの平均粒径を小さく抑えた超硬合金で
構成し、これにより強度、耐摩耗性ともに向上せしめ
た。
具のホイールを、金属相として鉄族金属を少量に抑え、
且つ粒成長抑制剤として有効成分を若干量含有せしめる
ことによってWCの平均粒径を小さく抑えた超硬合金で
構成し、これにより強度、耐摩耗性ともに向上せしめ
た。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属相としての一種以上の鉄族金属を
0.5〜4wt%、 粒成長抑制剤としてVC,NbC,TaC,TiC,C
r3 C2 ,Mo2 C,ZrC,HfCのうち一種以上を
0.1〜3wt%、 残部をWCおよび不可避不純物からなる組成を有する超
硬合金であって、 WCの平均粒径が0.2〜1.5μm であり、且つ、 Hvが2100Kg/mm2 以上である超硬合金のホイ
ールよりなるガラス切断用工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26516594A JPH08127836A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ガラス切断用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26516594A JPH08127836A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ガラス切断用工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08127836A true JPH08127836A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17413512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26516594A Pending JPH08127836A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | ガラス切断用工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08127836A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105586523A (zh) * | 2016-01-20 | 2016-05-18 | 刘岗 | 环保节能水刀除膜机 |
| CN107245626A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-10-13 | 江苏大学 | 一种高熵效应增强(W,Ti,V)C‑Co硬质合金力学性能的方法 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26516594A patent/JPH08127836A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105586523A (zh) * | 2016-01-20 | 2016-05-18 | 刘岗 | 环保节能水刀除膜机 |
| CN107245626A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-10-13 | 江苏大学 | 一种高熵效应增强(W,Ti,V)C‑Co硬质合金力学性能的方法 |
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