JPH08128235A - 自動搬送霊廟礼拝装置 - Google Patents

自動搬送霊廟礼拝装置

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JPH08128235A
JPH08128235A JP6292345A JP29234594A JPH08128235A JP H08128235 A JPH08128235 A JP H08128235A JP 6292345 A JP6292345 A JP 6292345A JP 29234594 A JP29234594 A JP 29234594A JP H08128235 A JPH08128235 A JP H08128235A
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mausoleum
room
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box
worship
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Mitsutake Igarashi
三毅 五十嵐
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FUJITAC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 霊廟内に安置された納骨箱を透明板がはめ込
まれた小窓を通して礼拝できるようにすると共に通常は
礼拝室を霊廟内より明るく照明して霊廟内が見えないよ
うにしておき、納骨箱が収納棚から小窓の位置に搬送さ
れた後、納骨箱をスポットライトで照明して初めて礼拝
室からは納骨箱だけが見えるようにして厳かな雰囲気で
礼拝することができるようにする。 【構成】 多数の納骨箱12を立体的に収納する収納棚
4が設けられた霊廟8と礼拝室3とを隔壁2で分離する
と共に該隔壁2に透明な板10がはめ込まれた小窓11
と観音開きの扉14を配設して礼拝室3を構成し、更に
該礼拝室3に扉14を開いたときに点灯する照明灯を、
また小窓11の霊廟8側前方に納骨箱12を照明するス
ポットライト13を配設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動搬送霊廟礼拝装置
に係り、特に霊廟内に安置された納骨箱を透明板がはめ
込まれた小窓を通して礼拝できるようにすると共に通常
は礼拝室を霊廟内より明るく照明して霊廟内が見えない
ようにしておき、納骨箱が収納棚から小窓の位置に搬送
された後、納骨箱をスポットライトで照明して初めて礼
拝室からは納骨箱だけが見えるようにして厳かな雰囲気
で礼拝することができるようにした自動搬送霊廟礼拝装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、墓地のほとんどは、住居近くのお
寺の敷地内に区画分けされて平面的に配置されていた。
しかし土地価格の高騰などから住居近くに墓地を確保す
ることが困難となり、次第に遠方に墓地を所有せざるを
得なかったり、それでも墓地が高額なために購入するこ
とができないといった傾向が強まっている。
【0003】このような状況下においては、たとえ墓地
が入手できたとしても、気の向いたとき気軽に先祖の墓
に墓参することは難しく、彼岸等の折りに墓参する程度
になってしまい、先祖とのつながりも次第に薄くなりつ
つあるのが現状である。
【0004】このような問題を解決する一案として、納
骨箱を集合させて狭いスペースに立体的に効率よく収納
する、いわゆる団地タイプの墓所が提案されている。
【0005】この団地タイプの墓所は、納骨箱を立体的
に配設された収納場所に収納するものであって、他人の
墓所と極めて接近した状態に配置された収納場所に納骨
箱が収納されているので、墓参時に上下左右の他人の墓
所も墓参する形となり気分的にすっきりしないという欠
点があった。
【0006】上記欠点を解消する対策として、納骨箱を
立体的に配設された収納場所に収納し、墓参時には該収
納場所から納骨箱を自動搬送装置によって礼拝室に搬送
し、遺族は先祖の納骨箱のみを見ながら墓参するように
してものが提案されているが、搬送のための自動搬送装
置に多くのスペースを要するものであった。
【0007】また、墓所そのものの全体スペースは限定
されているので、収納されている納骨箱の数に比較して
十分に多くの礼拝室を設けることができず、通常1つの
礼拝室に対して100程度の納骨箱が対応して収納され
ており、盆や彼岸等の多数の遺族が集中して墓参する時
期には、大変混雑して相当長時間待ってからでないと墓
参することができないという欠点があった。
【0008】上記した混雑を緩和すために礼拝室の数を
増やすと、各々の礼拝室のスペースが狭くなり、また互
いの礼拝室が近接した状態となって周りの墓参者を気に
しながらの墓参となってしまい、落ち着いた雰囲気での
墓参ができないという欠点が生ずる。
【0009】また団地タイプの墓所は、単に機能面だけ
を重視したものがほとんどであり、先祖の霊との触れ合
いを求める墓地としての雰囲気に欠けるきらいがあり、
墓参者に冷たい印象を与え、精神的な満足感を与えるこ
とが難しいという欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、霊廟に配設された収納棚に納骨箱
を立体的に収納することにより、狭いスペースに極めて
効率よく多くの納骨箱を収納できるようにすることであ
り、またこれによって墓地の価格を低下させて容易に墓
地を入手できるようにすることである。
【0011】また他の目的は、霊廟を礼拝室から隔壁で
分離して配置し、墓参者の関係者の納骨箱のみを霊廟か
ら自動搬送装置で礼拝室に搬送することにより、墓参者
は多数の納骨箱が収納された霊廟を見ることがなく、ま
た他人の墓に墓参するような形となることもなく、自分
だけの墓所として礼拝室を利用できるようにすることで
あり、またこれによって本来のゆったりとした墓参の雰
囲気を確保できるようにすることである。
【0012】更に他の目的は、上記構成により、住居近
くに墓所を容易に確保できるようにすることであり、ま
たこれによって気が向いたときに気軽に墓参して先祖と
のつながりを強めることができるようにすることであ
る。
【0013】また他の目的は、霊廟と礼拝室とを分離す
る隔壁に透明板がはめ込まれた小窓を配設し、該小窓の
前方の載置台上に収納棚から取り出し搬送された納骨箱
を載置し、墓参者は小窓を通して納骨箱を礼拝できるよ
うにすることによって、自動搬送装置により効率よく納
骨箱を搬送できるようにすることであり、またこれによ
って墓参者が待つことなく墓参できるようにすることで
ある。
【0014】更に他の目的は、霊廟と礼拝室とを分離す
る隔壁に透明板がはめ込まれた小窓を配設すると共に該
小窓の霊廟側にスポットライトを配設して小窓の前方に
安置された納骨箱を照明することにより、照明されたと
きに初めて納骨箱を礼拝室から目視できるようにして厳
かな雰囲気で墓参できるようにすることである。
【0015】また他の目的は、礼拝室の祭壇に配設され
た扉を開いたとき点灯して礼拝室を照明する照明灯を祭
壇に設けることにより、納骨箱が搬送され、載置台上に
安置されて墓参の準備が完了するまでは霊廟内よりも礼
拝室を明るくして霊廟内が見えないようにし、また小窓
の前方に納骨箱が安置された後スポットライトで該納骨
箱を照明することによって初めて納骨箱を礼拝室から目
視できるようにすることであり、またこれによって霊廟
内の機械装置を墓参者に意識させることなく、冷たい雰
囲気を与えることなく墓参できるようにすることであ
る。
【0016】更に他の目的は、礼拝室の祭壇に観音開き
の扉を配設し、扉を開いたとき該扉が隣接する礼拝室と
を隔離する隔離板として作用するように配設することに
より、多数の礼拝室を隣接させて設けたにもかかわらず
扉を開いたとき互いの礼拝室が独立して構成されるよう
にすることであり、またこれによって多くの礼拝室を配
設できるようにして盆や彼岸等の多数の遺族が墓参する
時期にも待つことなく、また長時間かけてゆったりとし
た気分で墓参できるようにし、精神的満足感を墓参者に
与えることができるようにすることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、多数の納骨箱が収納された霊廟と墓参のための
礼拝室とを分離する隔壁と、該隔壁に沿って複数配置さ
れた前記礼拝室の前記隔壁に夫々設けられ透明板がはめ
込まれた小窓と、該小窓の霊廟側前方に前記納骨箱が安
置された後該納骨箱を前記礼拝室から目視できるように
照明するスポットライトとを備えたことを特徴とするも
のである。
【0018】また本発明(請求項2)は、多数の納骨箱
が収納された霊廟と墓参のための礼拝室とを分離する隔
壁と、該隔壁に沿って複数配置された前記礼拝室の前記
隔壁に夫々設けられ透明板がはめ込まれた小窓と、前記
礼拝室の祭壇に配設された扉を開いたとき点灯して前記
霊廟内が見えないように前記礼拝室を前記霊廟内より明
るく照明する照明灯と、前記小窓の霊廟側前方に前記納
骨箱が安置された後該納骨箱を前記礼拝室から目視でき
るように照明するスポットライトとを備えたことを特徴
とするものである。
【0019】また本発明(請求項3)は、多数の納骨箱
が収納された霊廟と墓参のための礼拝室とを分離する隔
壁と、該隔壁に沿って複数配置された前記礼拝室の前記
隔壁に夫々設けられ透明板がはめ込まれた小窓と、前記
礼拝室の祭壇に開閉自在に配設され開いたとき隣接する
礼拝室とを隔離する隔離板として作用するように配設さ
れた扉と、該扉を開いたとき点灯して前記霊廟内が見え
ないように前記礼拝室を前記霊廟内より明るく照明する
照明灯と、前記小窓の霊廟側前方に前記納骨箱が安置さ
れた後該納骨箱を前記礼拝室から目視できるように照明
するスポットライトとを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0020】また本発明(請求項4)は、多数の納骨箱
を収納する収納棚が配設された霊廟と、該霊廟と墓参の
ための礼拝室とを分離する隔壁と、該隔壁に沿って複数
配置された前記礼拝室の前記隔壁に夫々設けられ透明板
がはめ込まれた小窓と、前記礼拝室の祭壇に配設された
扉を開いたとき点灯して前記霊廟内が見えないように前
記礼拝室を前記霊廟内より明るく照明する照明灯と、前
記収納棚と前記小窓の前記霊廟側前方に配設され前記納
骨箱を載置する載置台との間で前記納骨箱を搬送する自
動搬送装置と、該自動搬送装置により前記収納棚から搬
送された前記納骨箱が前記載置台上に安置された後該納
骨箱を前記礼拝室から目視できるように照明するスポッ
トライトとを備えたことを特徴とするものである。
【作用】
【0021】本発明に係る自動搬送霊廟礼拝装置は、多
数の納骨箱を収納する収納棚が配設された霊廟と、祭壇
が配設された礼拝室とを透明板がはめ込まれた小窓を備
えた隔壁で分離すると共に、祭壇に設けられた扉を開く
ことにより該扉が隣接する礼拝室とを隔離する隔離板と
して作用するように構成されており、多数の礼拝室を隣
接させて設けたにもかかわらず該礼拝室を墓参者専用の
礼拝室として利用でき、落ち着いた雰囲気で墓参するこ
とができる。
【0022】また祭壇に設けられた扉を開いたとき、礼
拝室を霊廟内より明るく照明して該霊廟内が目視できな
いようにし、自動搬送装置によって収納棚から取り出さ
れた納骨箱が小窓の前方に搬送されて安置され、礼拝の
準備が完了してから納骨箱をスポットライトで照明する
ようにしたので、準備完了後に初めて納骨箱を礼拝室か
ら目視することができ、墓参者は霊廟内の機械装置を意
識することなく、従来の墓所と同様の厳かな気分で墓参
することができる。
【0023】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図3において、本発明に係る自動搬送霊
廟礼拝装置1は、隔壁2と、自動搬送装置6と、霊廟8
と、小窓11と、スポットライト13と、扉14と、照
明灯(図示せず)とを備えている。
【0024】隔壁2は、霊廟8と礼拝室3とを隔離する
ためのものであって、霊廟8内に配設された収納棚4の
両面と平行に設けられた二重の壁2a,2bから構成さ
れ、該二重の壁2a,2bは、格子が設けられた仕切り
壁2cによって適宜の大きさに区画分けされ、壁2a,
2b及び仕切り壁2cによって祭壇9が構成されてい
る。
【0025】各祭壇9の壁2aには、夫々ガラス或いは
半透明ガラス等の透明板10がはめ込まれた小窓11が
設けられ、該小窓11の霊廟8側には載置台5上に載置
された納骨箱12を照明するスポットライト13が配設
されおり、該スポットライト13によって照明された納
骨箱12を礼拝室3から小窓11を通して目視できるよ
うに構成されている。
【0026】壁2bには、裏面に格子が設けられた観音
開きの扉14が各祭壇9に対応して設けられており、墓
参者15が扉14を開くことにより隣りの墓参者15と
の間を該扉14によって隔離するように構成され、また
各祭壇9には照明灯(図示せず)が配設され扉14を開
いたとき点灯して祭壇9を霊廟8内よりも明るく照明し
て霊廟8内を見えなくするように構成されている。
【0027】礼拝室3は、墓参者15が墓参するための
部屋であって、祭壇9よりも床16が一段低く設定さ
れ、墓参者15は通常の墓参時には礼拝室3までしか立
ち入ることはなく、祭壇9へは納骨或いは祭壇9内の飾
り付け時等の特別の時以外は立ち入ることはない。
【0028】また図示の実施例においては、礼拝室3は
夫々個別の部屋としては構成されておらず、連続した大
きな部屋となっているが、墓参時に墓参者15が扉14
を開くことにより該扉14によって両隣りの墓参者15
との間が隔離されて夫々の礼拝室3が独立して構成され
るようになっている。
【0029】霊廟8は、多数の納骨箱12を効率よく収
納するためのものであって、図示の実施例においては、
収納棚4、載置台5及び自動搬送装置6が整然と配置さ
れて構成されている。
【0030】収納棚4は、納骨箱12を収納するための
ものであって、仕切り板4aによって多くの収納庫4b
に区分けされ、両面に形成された各収納庫4bに夫々納
骨箱12を1つずつ整理して立体的に収納できるように
なっており、例えば1台の収納棚4は片面20列7段か
ら構成されており、両面で合計280の収納庫4bが設
けられ、280の納骨箱12を収納できるようになって
いる。
【0031】これに対応する礼拝室3は、片面4室、両
面で8室の礼拝室3が配設され、1つの礼拝室3が受け
持つべき納骨箱12の数は、35個であり従来の受け持
つべき納骨箱12の数100個に比較して約1/3とな
っている。
【0032】載置台5は、墓参時に墓参者15の関係者
の納骨箱12を載置するための台であって、小窓11の
霊廟8側に夫々配設され、該載置台5上に載置された納
骨箱12が礼拝室3から小窓11を通して目視できるよ
うになっている。
【0033】自動搬送装置6は、納骨箱12を収納棚4
と載置台5との間で搬送するためのものであって、リフ
タ18及び移送装置22とから構成されている。
【0034】リフタ18は、移送装置22を収納棚4に
沿って上下左右に往復動させるためのものであって、収
納棚4の両面に夫々1台ずつ配設されており、床23に
配設されたレール24及び上方に配設されたレール25
に案内されて本体26が左右方向に往復動自在に構成さ
れ、該本体26には移送装置22が固定された昇降台2
8が上下動自在に配設されている。
【0035】移送装置22は、第1腕19、ベルトコン
ベア(図示せず)及び第2腕21とから構成され、第1
腕19及び第2腕21は互いに反対方向を向いて配設さ
れている以外は全く同一機構となっており、駆動モータ
(図示せず)により回転する雄ねじ(図示せず)に螺合
して移送装置22から出没するように構成されている。
【0036】ベルトコンベアが配設された可動台(図示
せず)には、エアシリンダのピストンロッド(図示せ
ず)が固定されており、該シリンダを作動させてベルト
コンベア全体を上下方向に往復移動させるように構成さ
れている。
【0037】そして制御装置(図示せず)からの指令に
より、リフタ18を作動させて移送装置22を所定の納
骨箱12の前方に位置決めして停止させ、次いで駆動モ
ータを始動させて雄ねじを回転させ、第1腕19を収納
棚4に収納された納骨箱12の下方に進入させた後、リ
フタ18を上方に移動させて納骨箱12を第1腕19上
に移動させるようになっている。
【0038】次いで駆動モータを逆方向に回転させて納
骨箱12を積載した第1腕19を引き込んで元の位置に
戻し、収納棚4からの納骨箱12の取出し作業が終わる
ように構成されている。
【0039】再びリフタ18を作動させて移送装置22
を所定の礼拝室3の小窓11の前方に移送して停止させ
た後、エアシリンダを作動させてベルトコンベアを第1
腕19より上方まで上昇させて納骨箱12を第1腕19
からベルトコンベア上に移し換え、該ベルトコンベアを
走行させて納骨箱12を第2腕21の位置まで搬送する
ようになっている。
【0040】次いでエアシリンダ作動させてベルトコン
ベアを降下させ、納骨箱12をベルトコンベアから第2
腕21に移し換えた後、駆動モータを回転させて第2腕
21を伸長させて納骨箱12を載置台5の上方位置まで
搬送し、リフタ18を降下させて納骨箱12を載置台5
上に安置するように構成されている。
【0041】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図1から図3におい
て、墓参するにはまず墓参者15が管理事務所に行き、
氏名等の必要情報を操作装置(図示せず)から制御装置
(図示せず)に入力する。
【0042】制御装置は、墓参すべき礼拝室3をCRT
(図示せず)に表示して墓参者15に伝達すると共に、
該墓参者15の関係者の納骨箱12を所定の礼拝室3に
搬送するように自動搬送装置6に指令する。
【0043】墓参者15は、指示された礼拝室3に行
き、観音開きの扉14を開くと、該扉14は隣りの墓参
者15との間を隔離して独立した礼拝室3を構成して墓
参者15だけの墓所としての雰囲気を作り出し、更に祭
壇9の照明灯(図示せず)が点灯して祭壇9を霊廟8内
よりも明るく照明する。
【0044】このとき霊廟8内は、暗い状態となってい
るので礼拝室3の小窓11からは霊廟8内を見ることは
できず、霊廟8内に自動搬送装置6等の機械装置がある
ことを墓参者に意識させることはない。
【0045】図1において、リフタ18は制御装置から
の指令により作動し、本体26がレール24及びレール
25に案内されて左右方向に移動すると共に移送装置2
2を上下に移動して該移送装置22を所定の納骨箱12
の前方に位置決めして停止させる。
【0046】駆動モータを始動させて雄ねじを回転さ
せ、第1腕19を収納棚4方向に伸ばし、収納棚4に収
納された納骨箱12の下方に進入させた後、リフタ18
をわずかに上方に移動させて納骨箱12を第1腕19上
に載せる。
【0047】次いで駆動モータを逆方向に回転させて納
骨箱12を積載した第1腕19を引き込み、元の位置に
戻して収納棚4からの納骨箱12の取出し作業が終わ
る。
【0048】再びリフタ18を作動させて移送装置22
を制御装置から指令された所定の礼拝室3の小窓11の
前方まで移送して停止させた後、エアシリンダを作動さ
せてベルトコンベアを上昇させ、納骨箱12を第1腕1
9からベルトコンベア上に移し換える。
【0049】そしてベルトコンベアを走行させ、納骨箱
12を第2腕21の位置まで移送した後、ベルトコンベ
アを降下させて納骨箱12をベルトコンベアから第2腕
21に移し換える。
【0050】次いで、駆動モータを回転させて第2腕2
1を伸長させて納骨箱12を載置台5の上方位置まで搬
送した後、リフタ18を降下させて納骨箱12を載置台
5上の所定の位置に安置して納骨箱12の礼拝室3への
搬送が終了する。
【0051】納骨箱12が載置台5上に安置されると、
小窓11の上下に配設されたスポットライト13が点灯
して納骨箱12を照明するので、墓参者15は初めて礼
拝室3から小窓11を通して納骨箱12を目視できるよ
うになり、ここで参拝をする。
【0052】墓参者15の参拝が終わり、扉14を閉じ
ると、これを検出装置(図示せず)が検出して制御装置
に伝達するので、祭壇9の照明灯(図示せず)及びスポ
ットライト13を消灯すると共にリフタ18及び移送装
置22を先の順序とは逆に作動させて納骨箱12を載置
台5から収納棚4の所定の収納庫4bに搬送して収納す
る。
【0053】上記した如く、墓参者15は管理事務所に
おいて必要事項を入力するだけの簡単な操作で墓参する
ことができ、また霊廟8内の機械装置を意識することな
く、厳かな雰囲気で墓参することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、上記のように霊廟に配設され
た収納棚に納骨箱を立体的に収納するようにしたので、
狭いスペースに極めて効率よく多くの納骨箱を収納で
き、またこの結果墓地の価格を低下させて容易に墓地を
入手できるという効果がある。
【0055】また霊廟を礼拝室から隔壁で分離して配置
し、墓参者の関係者の納骨箱のみを霊廟から自動搬送装
置で礼拝室に搬送するようにしたので、墓参者は多数の
納骨箱が収納された霊廟を見ることがなく、また他人の
墓に墓参するような形となることもなく、自分だけの墓
所として礼拝室を利用できる効果があり、またこの結果
本来のゆったりとした墓参の雰囲気を確保できるという
効果がある。
【0056】更には、上記構成により、住居近くに墓所
を容易に確保でき、またこの結果気が向いたときに気軽
に墓参して先祖とのつながりを強めることができる効果
がある。
【0057】また霊廟と礼拝室とを分離する隔壁に透明
板がはめ込まれた小窓を配設し、該小窓の前方の載置台
上に収納棚から取り出し搬送された納骨箱を載置し、墓
参者は小窓を通して納骨箱を礼拝できるようにしたの
で、自動搬送装置により効率よく納骨箱を搬送でき、ま
たこの結果墓参者が待つことなく墓参できるという効果
がある。
【0058】更には、霊廟と礼拝室とを分離する隔壁に
透明板がはめ込まれた小窓を配設すると共に該小窓の霊
廟側にスポットライトを配設して小窓の前方に安置され
た納骨箱を照明するようにしたので、照明されたときに
初めて納骨箱を礼拝室から目視できるため、厳かな雰囲
気で墓参できるという効果がある。
【0059】また礼拝室の祭壇に配設された扉を開いた
とき点灯して礼拝室を照明する照明灯を祭壇に設け、納
骨箱が搬送され、載置台上に安置されて墓参の準備が完
了するまでは霊廟内よりも礼拝室を明るくして霊廟内が
見えないようにし、また小窓の前方に納骨箱が安置され
た後スポットライトで該納骨箱を照明することによって
初めて納骨箱を礼拝室から目視できるようにしたので、
霊廟内の機械装置を墓参者に意識させることなく、冷た
い雰囲気を与えることなく墓参できるという効果があ
る。
【0060】更には、礼拝室の祭壇に観音開きの扉を配
設し、扉を開いたとき該扉が隣接する礼拝室とを隔離す
る隔離板として作用するように配設したので、多数の礼
拝室を隣接させて設けたにもかかわらず扉を開いたとき
互いの礼拝室が独立して構成されるという効果があり、
またこの結果多くの礼拝室を配設できるため、盆や彼岸
等の多数の遺族が墓参する時期にも待つことなく、また
長時間かけてゆったりとした気分で墓参できる効果があ
り、精神的満足感を墓参者に与えることができる等の極
めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動搬送霊廟礼拝装置の斜視図である。
【図2】自動搬送霊廟礼拝装置の縦断面図である。
【図3】自動搬送霊廟礼拝装置の使用状態を示す要部拡
大縦断面図である。
【符号の説明】
1 自動搬送霊廟礼拝装置 2 隔壁 3 礼拝室 4 収納棚 5 載置台 6 自動搬送装置 8 霊廟 9 祭壇 10 透明板 11 小窓 12 納骨箱 13 スポットライト 14 扉

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の納骨箱が収納された霊廟と墓参の
    ための礼拝室とを分離する隔壁と、該隔壁に沿って複数
    配置された前記礼拝室の前記隔壁に夫々設けられ透明板
    がはめ込まれた小窓と、該小窓の霊廟側前方に前記納骨
    箱が安置された後該納骨箱を前記礼拝室から目視できる
    ように照明するスポットライトとを備えたことを特徴と
    する自動搬送霊廟礼拝装置。
  2. 【請求項2】 多数の納骨箱が収納された霊廟と墓参の
    ための礼拝室とを分離する隔壁と、該隔壁に沿って複数
    配置された前記礼拝室の前記隔壁に夫々設けられ透明板
    がはめ込まれた小窓と、前記礼拝室の祭壇に配設された
    扉を開いたとき点灯して前記霊廟内が見えないように前
    記礼拝室を前記霊廟内より明るく照明する照明灯と、前
    記小窓の霊廟側前方に前記納骨箱が安置された後該納骨
    箱を前記礼拝室から目視できるように照明するスポット
    ライトとを備えたことを特徴とする自動搬送霊廟礼拝装
    置。
  3. 【請求項3】 多数の納骨箱が収納された霊廟と墓参の
    ための礼拝室とを分離する隔壁と、該隔壁に沿って複数
    配置された前記礼拝室の前記隔壁に夫々設けられ透明板
    がはめ込まれた小窓と、前記礼拝室の祭壇に開閉自在に
    配設され開いたとき隣接する礼拝室とを隔離する隔離板
    として作用するように配設された扉と、該扉を開いたと
    き点灯して前記霊廟内が見えないように前記礼拝室を前
    記霊廟内より明るく照明する照明灯と、前記小窓の霊廟
    側前方に前記納骨箱が安置された後該納骨箱を前記礼拝
    室から目視できるように照明するスポットライトとを備
    えたことを特徴とする自動搬送霊廟礼拝装置。
  4. 【請求項4】 多数の納骨箱を収納する収納棚が配設さ
    れた霊廟と、該霊廟と墓参のための礼拝室とを分離する
    隔壁と、該隔壁に沿って複数配置された前記礼拝室の前
    記隔壁に夫々設けられ透明板がはめ込まれた小窓と、前
    記礼拝室の祭壇に配設された扉を開いたとき点灯して前
    記霊廟内が見えないように前記礼拝室を前記霊廟内より
    明るく照明する照明灯と、前記収納棚と前記小窓の前記
    霊廟側前方に配設され前記納骨箱を載置する載置台との
    間で前記納骨箱を搬送する自動搬送装置と、該自動搬送
    装置により前記収納棚から搬送された前記納骨箱が前記
    載置台上に安置された後該納骨箱を前記礼拝室から目視
    できるように照明するスポットライトとを備えたことを
    特徴とする自動搬送霊廟礼拝装置。
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