JPH08128299A - トンネルの型枠継手 - Google Patents
トンネルの型枠継手Info
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- JPH08128299A JPH08128299A JP6290684A JP29068494A JPH08128299A JP H08128299 A JPH08128299 A JP H08128299A JP 6290684 A JP6290684 A JP 6290684A JP 29068494 A JP29068494 A JP 29068494A JP H08128299 A JPH08128299 A JP H08128299A
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Abstract
ンネルの軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に
接続できる、十分な強度を備えたトンネルの型枠継手を
提供すること。 【構成】 接合端面に複数の継手孔8を形成した型枠ピ
ース7を設け、該ピース7をトンネルの軸方向に配置す
る。相対する型枠ピース7の継手孔8に挿入して、トン
ネルの軸方向に隣接する型枠ピース7を接続する、少な
くとも半径方向に弾性変形可能な略円筒軸状のトンネル
の型枠継手であること。型枠継手9の両端部に係合フラ
ンジ9bと凹孔10を設け、該継手9の周面に軸方向に
沿って、前記凹孔10に連通する複数のスリット11を
形成する。継手孔8の奥部に前記係合フランジ9bと係
合可能な係合部8dを形成する。
Description
できるとともに、トンネルの軸方向に隣接する型枠ピー
スを迅速かつ強固に接続できる十分な強度を備えたトン
ネルの型枠継手に関する。
ネルを築造する場合、一般にいわゆるセグメント工法か
直打ちライニング工法の何れかが採用される。このう
ち、セグメント工法は、例えば特開平3ー132600
号公報のように、シールド機でトンネルを掘削し、シー
ルドのテール部に継手金物とボルトナットとを用いて、
複数のセグメントピースを筒状に組み立て、該セグメン
トをトンネルの覆工体として構築するとともに、シール
ド機を前進させて、セグメントを延設するようにしてい
る。
機でトンネルを掘削し、該シールドのテール部に型枠を
組み立て、該枠と地山との間にコンクリートを加圧して
直打ちし、該コンクリートが所定強度に達したところ
で、型枠を解体し、上記コンクリートをトンネルの覆工
体として構築するとともにシールド機を前進させて、型
枠を組み立ててコンクリートを打設するようにしてい
る。
は、構造上、土圧や水圧等の外力によってセグメント本
体や継手部に曲げモーメントや軸圧縮力が生じ、この曲
げモーメントを継手金物間を連結するボルトに分担させ
ている。したがって、ボルトの連結部周辺に高い剛性と
強度を要求されるため、継手金物の強度強化やセグメン
トピースに多量の鉄筋を埋設する等して、セグメントが
非常に高価になるという問題があった。
より人手で行なっているが、その場合には多大の労力と
時間を要し、しかも締め付け力が不均一になったり緩み
が生じたりする問題もある。なお、最近ではセグメント
を組み立てるロボットが開発されているが、位置合わせ
やボルトの締結が非常に複雑で大規模になり、組み立て
スピードにも問題があって実用に供し難い。
シールドテール部とセグメントとの間のテールボイドの
発生を避けられず、当該空間を填充し覆工強度を強化す
るための裏込め注入が不可欠になって、工期の長期化と
工費増を助長する一方、上記注入を完全に充填すること
は困難であった。
条件によっては覆工体に曲げモーメントが発生するた
め、コンクリートを鉄筋で補強する必要があり、その場
合には施工環境が複雑で施工スピードが遅くなり、工期
の長期化を助長する。この場合、無筋構造体ではトンネ
ルの用途によって、ヒビ割れの問題から二次覆工を要す
ることがあり、その場合には覆工構造としては高品質と
なるが、二次覆工は一次覆工が完了してから施工するの
で、その分工期が長くなる等の問題がある。
との間に所定圧の覆工材を打設し、それらの間に覆工材
を高密度に充填するとともに、覆工材の打設圧により型
枠に軸圧縮力を形成し、該型枠と覆工材とで内外二重の
トンネル覆工体を構成することで、型枠の軽量化と強度
および剛性の低減を図り、型枠のコスト低減とその組み
付けの容易化を実現して、工期の短縮化と工費の低減を
図り、シールド工法やTBM工法の合理化を促すように
した、トンネルの覆工構造と覆工装置および築造方法を
開発し、これを特願平5ー351317号として既に出
願している。
かつ迅速性を要請され、これに適う型枠継手として、例
えばUSP5232302号がある。上記継手は、型枠
であるセグメントの軸方向、つまりトンネルの長さ方向
側の端面に圧入孔を設け、該孔に合成樹脂製のプラグ状
のアンカーを圧入し、軸方向に隣接する一対のセグメン
トを摩擦結合するものである。上記アンカーは半径方向
に弾性変形可能に構成され、その周面に先端方向に段階
的に縮径する複数の円筒部を有し、各円筒部は周面に鋸
歯状の環状溝を有し、該溝にアンカーよりも高摩擦係数
の合成樹脂製の環状パッドを装着し、その内部に金属管
製の補強枠を埋設している。
複雑で部品点数が多く、製造が複雑でコスト高になると
ともに、セグメントの接続強度を環状パッドと圧入孔と
の間の摩擦力によっているため、概して結合強度が低
い、という問題があった。しかも、上記アンカーによっ
て接続するセグメントは、土圧や水圧等の外力によって
継手部に曲げモーメントや軸圧縮力が生じるトンネルの
構造上、継手部のに大きな強度を要する一方、これを合
成樹脂製とするには強度上の不安があった
題を解決し、簡単な構成で安価に製作できるとともに、
軸方向に隣接する型枠ピースを十分な強度で迅速かつ強
固に接続できるようにした、トンネルの型枠継手を提供
することを目的とする。
ネルの型枠継手は、接合端面に複数の継手孔を形成した
型枠ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置
し、相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネル
の軸方向に隣接する型枠ピースを接続する、少なくとも
半径方向に弾性変形可能な略円筒軸状のトンネルの型枠
継手において、型枠継手の両端部に係合フランジと凹孔
を設け、該継手の周面に軸方向に沿って、前記凹孔に連
通する複数のスリットを形成するとともに、継手孔の奥
部に前記係合フランジと係合可能な係合部を形成し、型
枠継手を大きな弾性変形を利用して、型枠ピースを迅速
かつ強固に接続するようにしている。本発明は、接合端
面に複数の継手孔を形成した型枠ピースを設け、該ピー
スをトンネルの軸方向に配置し、相対する型枠ピースの
継手孔に挿入して、トンネルの軸方向に隣接する型枠ピ
ースを接続する、少なくとも半径方向に弾性変形可能な
略円筒軸状のトンネルの型枠継手において、型枠継手の
両端部にスリットを軸方向に形成するとともに、継手孔
の奥部に前記スリットに係入して、型枠継手の端部を拡
径可能な突片を設け、拡径した型枠継手の両端部を継手
孔に圧接して、型枠ピースを強固に接続するようにして
いる。本発明は、接合端面に複数の継手孔を形成した型
枠ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置
し、相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネル
の軸方向に隣接する型枠ピースを接続する、少なくとも
半径方向に弾性変形可能な略円筒軸状のトンネルの型枠
継手において、型枠継手の両端部に係合フランジとスリ
ットを軸方向に形成するとともに、継手孔を係合フラン
ジよりも小径に形成し、該継手孔の奥部に前記係合フラ
ンジと係合可能な係合部を設け、係合フランジを縮径
し、その弾性によって係合フランジを継手孔に圧接する
とともに、該フランジを係合部に係合させて、型枠ピー
スを強固かつ確実に接続するようにしている。本発明
は、接合端面に複数の継手孔を形成した型枠ピースを設
け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、相対する型
枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸方向に隣接
する型枠ピースを接続する、略円筒軸状のトンネルの型
枠継手において、型枠継手の両端部に少なくとも軸方向
に弾性変形可能なフリクションピンを突設し、型枠継手
を継手孔に挿入時、フリクションピンの両端部を継手孔
の内面に圧接し、該ピンの軸方向の弾性を利用して、型
枠ピースを強固に接続するとともに、型枠継手と継手孔
の構成を簡潔にしている。本発明は、接合端面に複数の
継手孔を形成した型枠ピースを設け、該ピースをトンネ
ルの軸方向に配置し、相対する型枠ピースの継手孔に挿
入して、トンネルの軸方向に隣接する型枠ピースを接続
する、略円筒軸状のトンネルの型枠継手において、型枠
継手の両端部周面に少なくとも半径方向に弾性変形可能
なフリクションリングを装着し、該リングの外周面を継
手ピンの両端部周面から突出し、型枠継手を継手孔に挿
入時、フリクションリングの外周面を継手孔の内面に圧
接させ、該リングの弾性を利用して型枠ピースを接続す
るようにしている。本発明は、接合端面に複数の継手孔
を形成した型枠ピースを設け、該ピースをトンネルの軸
方向に配置し、相対する型枠ピースの継手孔に挿入し
て、トンネルの軸方向に隣接する型枠ピースを接続す
る、少なくとも半径方向に弾性変形可能な略円筒軸状の
トンネルの型枠継手において、型枠継手の周面に少なく
とも半径方向に弾性変形可能な鋸歯状断面のフリクショ
ンビードを形成し、型枠継手を継手孔に挿入時、フリク
ションビードの外周面を継手孔の内面に圧接させ、該ビ
ードの弾性をを利用して型枠ピースを接続するようにし
ている。本発明は、接合端面に複数の継手孔を形成した
型枠ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置
し、相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネル
の軸方向に隣接する型枠ピースを接続する、略円筒軸状
のトンネルの型枠継手において、型枠継手の周面に接着
剤を塗布し、該型枠継手を接着剤を介して継手孔に固定
し、型枠ピースを簡便に接続するようにしている。本発
明は、接合端面に複数の継手孔を形成した型枠ピースを
設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、相対する
型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸方向に隣
接する型枠ピースを接続する、略円筒軸状のトンネルの
型枠継手において、型枠ピースの接合端面に埋設、圧
入、螺着、接着等の適宜手段で固定可能な継手ソケット
を設け、該ソケットの内部に型枠継手の略半分長を圧入
可能な嵌合孔を設け、該ソケットを型枠ピースに対向配
置し、それらの嵌合孔に型枠継手の各半部を圧入または
嵌合して、型枠ピースに直接継手孔を成形する成形上お
よび金型設計上の不具合を解消し、継手孔と略同形の嵌
合孔を型枠ピースと別個の継手ソケットに設けること
で、上記ピースと嵌合孔の成形を容易かつ精密に行える
ようにしている。本発明は、接合端面に複数の継手孔を
形成した型枠ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方
向に配置し、相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、
トンネルの軸方向に隣接する型枠ピースを接続する、略
円筒軸状のトンネルの型枠継手において、型枠継手の両
側に軸方向に沿ってスリットを形成し、該スリットを介
して型枠継手を半径方向に弾性変形可能に設け、継手ソ
ケットを利用して型枠ピースを強固に接続するようにし
ている。本発明は、嵌合孔の奥部にスリットに差し込み
可能なクサビ状の突片を設け、突片によるクサビ効果に
よって、型枠継手と継手ソケットとを強固に連結するよ
うにしている。本発明は、型枠継手の両端部に係合フラ
ンジを設けるとともに、該フランジよりも小径な嵌合孔
の奥部に係合フランジと係合可能な係合部を設け、型枠
継手と継手ソケットとを強固かつ確実に連結するように
している。本発明は、型枠継手の両端部に少なくとも軸
方向に弾性変形可能なフリクションピンを突設し、該ピ
ンの弾性を利用して、型枠ピースを強固に接続するとと
もに、型枠ピースと嵌合孔の成形を容易にしている。本
発明は、型枠継手の両端部周面に少なくとも半径方向に
弾性変形可能なフリクションリングを装着し、該リング
の弾性を利用して、型枠ピースを強固に接続するととも
に、型枠ピースと嵌合孔の成形を容易にしている。本発
明は、フリクションピンおよびフリクションリングを軟
質の合成樹脂製またはゴム製にして、継手孔または嵌合
孔への型枠継手の挿入力を軽減するようにしている。本
発明は、型枠継手の周面に少なくとも半径方向に弾性変
形可能な鋸歯状断面のフリクションビードを形成し、該
ビードの弾性を利用して、型枠ピースを強固に接続する
とともに、型枠ピースと嵌合孔の成形を容易にしてい
る。本発明は、型枠継手の周面に接着剤を塗布し、型枠
ピースを簡便に接続するとともに、型枠ピースと嵌合孔
の成形を容易にしている。本発明は、型枠継手を合成樹
脂製とし、この種の継手を安価に製作するようにしてい
る。本発明は、型枠ピースは、その外周面と該ピースを
設置する掘削穴との間を充填する覆工材による打設圧に
よって、その円周方向に作用する軸圧縮力を生成され、
該軸圧縮力により型枠ピースに作用する外力や曲げ応力
および曲げモーメントに対抗させ、型枠ピースを接続す
る型枠継手の強度負担を軽減し、強度上安全な合成樹脂
製の型枠継手を実現させている。
継手の両端部に係合フランジと凹孔を設け、該継手の周
面に軸方向に沿って、前記凹孔に連通する複数のスリッ
トを形成し、その半径方向への弾性変形を促す。また、
継手孔の奥部に前記係合フランジと係合可能な係合部を
形成し、それらの係合によって係合フランジの抜け止め
を強化し、隣接する型枠ピースの接続を堅固にする。請
求項2の発明は、型枠継手の両端部にスリットを軸方向
に形成するとともに、継手孔の奥部に前記スリットに係
入して、型枠継手の端部を拡径可能な突片を設け、拡径
した型枠継手の両端部を継手孔に圧接して、型枠ピース
を強固に接続する。請求項3の発明は、型枠継手の両端
部に係合フランジとスリットを軸方向に形成するととも
に、継手孔を係合フランジよりも小径に形成し、該継手
孔の奥部に前記係合フランジと係合可能な係合部を設
け、係合フランジを縮径し、その弾性によって係合フラ
ンジを継手孔に圧接するとともに、該フランジを係合部
に係合させて、型枠ピースを強固かつ確実に接続する。
請求項4の発明は、型枠継手の両端部に少なくとも軸方
向に弾性変形可能なフリクションピンを突設し、型枠継
手を継手孔に挿入時、フリクションピンの両端部を継手
孔の内面に圧接し、該ピンの軸方向の弾性を利用して、
型枠ピースを強固に接続し、また型枠継手と継手孔の構
成を簡潔にする。請求項5の発明は、型枠継手の両端部
周面に少なくとも半径方向に弾性変形可能なフリクショ
ンリングを装着し、該リングの外周面を継手ピンの両端
部周面から突出し、型枠継手を継手孔に挿入時、フリク
ションリングの外周面を継手孔の内面に圧接させ、該リ
ングの弾性を利用して型枠ピースを接続する。請求項6
の発明は、型枠継手の周面に少なくとも半径方向に弾性
変形可能な鋸歯状断面のフリクションビードを形成し、
型枠継手を継手孔に挿入時、フリクションビードの外周
面を継手孔の内面に圧接させ、該ビードの弾性をを利用
して型枠ピースを接続する。請求項7の発明は、型枠継
手の周面に接着剤を塗布し、該型枠継手を接着剤を介し
継手孔に固定して、型枠ピースを簡便に接続する。請求
項8の発明は、型枠ピースの接合端面に埋設、圧入、螺
着、接着等の適宜手段で継手ソケットを固定する。継手
ソケットの内部に型枠継手の略半分長を圧入可能な嵌合
孔を設け、該ソケットを型枠ピースに対向配置し、それ
らの嵌合孔に型枠継手の各半部を圧入または嵌合して、
型枠ピースに直接継手孔を成形する成形上および金型設
計上の不具合を解消する。継手孔と略同形の嵌合孔を型
枠ピースと別個の継手ソケットに設けることで、上記ピ
ースと嵌合孔の成形を容易かつ精密に行える。請求項9
の発明は、スリットを介して型枠継手を半径方向に弾性
変形可能にするとともに、継手ソケットを利用して型枠
ピースを強固に接続する。請求項10の発明は、嵌合孔
の奥部にスリットに差し込み可能なクサビ状の突片を設
け、突片によるクサビ効果によって型枠継手を嵌合孔に
強固に圧接し、型枠ピースを堅固に接続する。請求項1
1の発明は、型枠継手の両端部に係合フランジを設ける
とともに、該フランジよりも小径な嵌合孔の奥部に係合
フランジと係合可能な係合部を設け、それらの係合によ
って型枠継手と継手ソケットとの抜け止めを強化し、型
枠ピースを強固に接続する。請求項12の発明は、型枠
継手の両端部に少なくとも軸方向に弾性変形可能なフリ
クションピンを突設し、該ピンの弾性を利用して、型枠
ピースを強固に接続するとともに、型枠ピースと嵌合孔
の成形を容易にする。請求項13の発明は、型枠継手の
両端部周面に少なくとも半径方向に弾性変形可能なフリ
クションリングを装着し、該リングの弾性を利用して、
型枠ピースを強固に接続するとともに、型枠ピースと嵌
合孔の成形を容易にする。請求項14の発明は、フリク
ションピンおよびフリクションリングを軟質の合成樹脂
製またはゴム製にし、継手孔または嵌合孔への型枠継手
の挿入力を軽減する。請求項15の発明は、型枠継手の
周面に少なくとも半径方向に弾性変形可能な鋸歯状断面
のフリクションビードを形成し、該ビードの弾性を利用
して、型枠ピースを強固に接続するとともに、型枠ピー
スと嵌合孔の成形を容易にする。請求項16の発明は、
型枠継手の周面に接着剤を塗布し、型枠ピースを簡便に
接続するとともに、型枠ピースと嵌合孔の成形を容易に
する。請求項17の発明は、型枠継手を合成樹脂製と
し、この種の継手を安価に製作するようにしている。請
求項18の発明は、接続すべき型枠ピースが、その外周
面と該ピースを設置する掘削穴との間を充填する覆工材
による打設圧によって、その円周方向に作用する軸圧縮
力を生成される。そして、上記軸圧縮力によって、型枠
ピースに作用する外力や曲げ応力および曲げモーメント
に対抗させ、型枠ピースを接続する型枠継手の強度負担
を軽減して、強度上安全な合成樹脂製の型枠継手を実現
させる。
用した図示実施例について説明すると、図1乃至図7に
おいて1は地山2の内部をシールド機(図示略)で掘削
した掘削穴で、該穴1の内側にシールド機の周壁を構成
する鋼板製のスキンプレート3が配置され、該プレート
3の内側に複数のシールドジャッキ4が軸方向へ伸縮可
能に配置されている。
の筒状の存置型枠5が掘削穴1と同軸方向に隣接して配
置され、それらの前端部がシールド機の後端部、つまり
掘進機と反対側端部のシールドテール部6に位置してい
る。
成され、これは例えばコンクリート系材料により曲面板
状に成形されていて、その内部に所定量の鉄筋を埋設し
て強度を強化している。この場合の鉄筋の量は、該型枠
5ないし型枠ピース7の運搬時や、組み立て時にヒビ割
れが生じない程度の強度を維持し得る相当量で足り、従
来のセグメントピースのような多量の鉄筋を要しない。
径に形成され、また存置型枠ピース7の形状寸法を規定
する上記存置型枠5の分割数は、トンネルの径によって
異なるが、運搬や組み立ての施工性を考慮して、5〜1
0程度に分割されている。したがって、存置型枠ピース
7の断面形状もトンネルの径によって異なり、これらは
実施例の場合、同形の地紙形状に形成され、かつ軸方向
長さを同長に形成されている。
うに存置型枠5に対し曲げモーメントや曲げ応力が低減
する分、強度や剛性を低減されて薄厚に形成され、実施
例では従来の同形状のセグメントピースの厚さの略2/
3に形成されている。
は継手孔8,8が設けられ、該孔8,8に型枠継手であ
る円筒軸状の継手ピン9,9が圧入されている。継手孔
8は存置型枠ピース7の軸方向に形成され、その形状は
前記継手ピン9の片側半部と略同形状に形成されてい
て、これは上記ピース7の端面に開口した係入部8a
と、該係入部8aより内側へ縮径するテーパ部8bと、
テーパ部8bの小径部に連続する挿通部8cと、該挿通
部8cに連続する係入部8aと略同径の係合部8dと、
該係合部8dより内側へ縮径するテーパ部8eとを有し
ている
ニアリング・プラスティックまたはFRP等の合成樹脂
で構成され、少なくとも半径方向へ弾性変形可能にされ
ていて、これは図5のように水平および垂直軸線に対し
対称に形成され、その両端に先細のテーパ面9a,9a
を有する係合フランジ部9b,9bが形成され、前記係
合部8d,8dと係合可能にされている。
径軸部9c,9cが形成され、該軸部9c,9cの他端
に中央側へ増径するテーパ面9d,9dが形成され、該
テーパ面9d,9dの間に、係合フランジ部9bと略同
径の大径軸部9eが形成されている。
が形成され、その奥部は小径軸部9c,9cの内側端部
に位置しており、また係合フランジ部9b,9bと小径
軸部9c,9cの周面には、複数のスリット11,11
が形成され、該スリット11,11が凹孔10,10に
連通している。図中、12,12は存置型枠ピース7の
軸方向側端面に取付けたシールパッキンである。
存置型枠5に対し曲げモーメントや曲げ応力が低減する
ため、その円周方向の端面を隣接する存置型枠ピース7
の端面に単に接合して筒状に組み付けられ、従来のよう
に各ピース7,7同士を円周方向に連結したり、このた
めの継手を特に要しないが、例えば存置型枠5の組み立
て時の安全を図るため、存置型枠ピース7相互を仮止め
する場合は、公知のボルト継手やホゾ継手を採用する。
5の外周面と、スキンプレート3との間には、複数の打
設管13が存置型枠5の円周方向に配置され、該管13
はシールド機の軸方向の移動と同動可能にされていて、
その打設口13aを後方に向け、所定圧の覆工材14を
吐出可能にしている。実施例では覆工材14として、流
動性に富み、かつ材料分離抵抗性を有するコンクリート
系のものを使用しており、またその吐出圧は、シールド
テール部6における土圧と水圧との相加以上に設定さ
れ、かつ当該圧を覆工材14が硬化するまで保持可能に
している。
等の分配弁(図示略)に接続され、該分配弁はコンクリ
ートポンプ等の圧送ポンプ(図示略)に連通していて、
前記覆工材14を順次打設管13に圧送可能にしてお
り、これら打設管13と圧送ポンプと分配弁等で、覆工
装置の覆工材打設手段を構成している。
存置型枠5との間隔は、従来の直打ちライニング工法に
おけるコンクリート厚よりも存置型枠5の介在分、薄厚
に設定され、該覆工材14の覆工厚t2 と存置型枠5の
厚さt1 との相加厚を、従来の直打ちライニング工法に
おけるコンクリート厚と同厚に設定している。
法に適用しているが、これに限らず山岳トンネルの築造
に採用されるTBM工法(トンネルボーリングマシンを
使用する工法)に適用することも可能である。
し、前述の構成と対応する部分には同一の符号を用いて
いる。このうち、図8および図13に示す第2実施例
は、継手孔8,8に継手ピン9,9を直接圧入する代わ
りに、存置型枠ピース7に継手ソケット15を埋設若し
くは圧入、螺着、接着等適宜手段で固定し、該ソケット
15に継手ピン9を圧入し、軸方向に隣接する存置型枠
ピース7,7を接続している。
ス7の軸方向側端面に、継手ソケット15が埋設され、
または継手孔8に圧入若しくはネジ連結または接着され
て固定されている。継手ソケット15は継手ピン9と同
様に、機械的性質に優れるエンジニアリング・プラステ
ィックまたはFRP等の合成樹脂で円筒状に構成され、
その長さは継手孔8と同長に形成されていて、その内側
に凹孔状の嵌合孔16が形成されている。
て緩やかに増径するテーパ孔状に形成され、その奥部に
はクサビ状の突片17が突設されていて、該突片17を
介し嵌合孔16の内部を嵌合小孔16a,16bに区画
している。継手ピン9は図11のように略円筒状に形成
され、その長さは嵌合孔16の長さの二倍に形成され、
その両端部から中間部に亙って先細のスリット18,1
8が形成されていて、上記ピン9を二股状に分割し、か
つこの分割片を弾性に抗して半径方向へ変位可能にして
いる。このように、この実施例では継手ソケット15を
存置型枠ピース7と別個に構成しているから、複雑な嵌
合孔16の製作に応じられる。
を介して、存置型枠5を組み立てる場合は、例えば存置
型枠ピース7に継手ソケット15を埋め込み、または圧
入若しくはネジ連結または接着等の手段で固定し、該ソ
ケット15の端面を存置型枠ピース7の端面と同一面上
に位置付け、該面に嵌合孔16を開口させ、その片側の
嵌合孔16、つまり坑口側に向けて配置する嵌合孔16
に継手ピン9を押し込み、該ピン9を適宜仮止めして置
く。したがって、継手ピン9の過半部は、型枠ピース7
の端面の外側に突出しており、この型枠ピース7をエレ
クター(図示略)を介して、接続予定の存置型枠ピース
7の切羽側の所定位置へ移動する。
覆工体として構築され、その切羽側に配置した継手ソケ
ット15の嵌合孔16が開口していて、該孔16に前記
継手ピン9の先端を位置付け後、これをシールドジャッ
キを介して押し込み、嵌合孔16に圧入する。
7の端面が当接するまで行なわれ、これにより継手ピン
9の両端部に突片17が刺し込まれ、突片17によるク
サビ効果によって、突片17と継手ピン9とが強力に連
結される。また、突片17の刺し込みによって、継手ピ
ン9の両端部が弾性に抗して押し開けられ、それらの外
径が嵌合孔16よりも大径になって、係合作用を呈する
とともに、継手ピン9の外周部が嵌合小孔16a,16
bに圧接して、嵌合孔16からの離脱を阻止され、相対
する存置型枠ピース7,7を強力に接続する。
円周方向の隣接位置に別の存置型枠ピース7を位置付
け、坑口側に突出した継手ピン9を嵌合孔16に押し込
み、これを圧入する。以下、前述と同じ要領で存置型枠
ピース7を円周方向に順次組み付け、1リング分、つま
り6個の存置型枠ピース7を組み付けたところで、1リ
ングの存置型枠5の組み付けが終了する。なお、後述の
ようにこの工法では構造上、円周方向に配置した存置型
枠ピース7同士を連結する必要はないが、例えば存置型
枠5の組み立て時の安全を図るために、それらを仮止め
する場合は、公知のボルト継手やホゾ継手を採用する。
端を上述のように予め嵌合孔16に仮止めする代わり
に、相対する嵌合孔16,16の間に継手ピン9を介在
し、該ピン9の両端を嵌合孔16,16に挿入して圧入
してもよく、そのようにすることで継手ピン9の仮止め
の手間を省け、全工程を現場作業で処理し得る。このよ
うに、この実施例は簡単な構成によって、継手ピン9と
嵌合孔16,16との接触面積を増大させ、かつ当該状
態をクサビ作用で堅持させることで、上述の実施例に比
べて、存置型枠ピース7,7の連結を強力かつ長期に亙
って維持し得るようにしている。
2実施例と同様に存置型枠ピース7に継手ソケット15
を埋設若しくは適宜手段で固定し、該ソケット15に継
手ピン9を圧入して、軸方向に隣接する存置型枠ピース
7,7を接続する基本構成を採用し、その組み付け法は
第2実施例と実質的に同一である。
は、嵌合孔16を係合フランジ9bよりも小径に形成
し、かつその中間部を拡径して係合部16cを形成し、
当該部より奥部に亙って緩やかに縮径するテーパ部16
dを形成して、第2実施例の継手ソケット15よりも構
成を簡潔にし、その金型製作を容易にさせている。ま
た、継手ピン9は、その両端部に前記係合部16cとテ
ーパ部16dとに係合可能な、係合フランジ9bとテー
パ面9aとを形成し、かつそれらの内部に先細のスリッ
ト18を形成して、その両側の係合フランジ9b,9b
を弾性に抗して縮径させ、その弾性によって係合フラン
ジ9bを嵌合孔16内面に圧接し、かつ該フランジ9b
を係合部16cとに係合させて、強固かつ確実な接続を
可能にしている。
て、継手ソケット15を省略し、該ソケット15の内部
に形成した嵌合孔16を前記継手孔8として、存置型枠
ピース7に直接形成し、該孔8に嵌合小孔16a,16
bや突片17、および係合部16c、テーパ部16dを
設けてもよく、そのようにすることで上記ソケット15
の省略分、部品点数と金型代を低減できるとともに、そ
の成形の手間を解消して、安価な型枠ピース7を製作で
きる。
手孔8,8に継手ピン9を直接圧入する第1実施例の基
本構成を採用するとともに、継手ピン9に少なくとも軸
方向へ弾性変位可能なフリクションピン19を圧入し、
該ピン19の軸端部と継手孔8の内面との間の摩擦力に
よって、軸方向に隣接する存置型枠ピース7,7を接続
している。
実施例の継手孔8の係合部8dとテーパ部8eとを省略
し、その分挿通部8cを長尺に形成して構成され、また
継手ピン9は第1実施例の継手ピン9の係合フランジ9
bとテーパ部9aとを省略し、その分小径軸部9cを長
尺に形成して構成され、該軸部9cの端部側にピン孔2
0,20を継手ピン9の軸方向と直交方向に形成し、こ
れらの孔20,20にフリクションピン19,19を圧
入している。
向に変位可能な軟質の合成樹脂またはゴム等の弾性部材
で構成され、ピン孔20への圧入時には図示のように、
その両軸端部が小径軸部9cの外面へ突出し、その長さ
は大径軸部9eの外径、したがって係入部8aの内径よ
りも短小に形成され、継手孔8への圧入時には軸方向へ
押し縮められて、両軸端部を継手孔8の内面に圧接させ
ている。このように、この実施例では係合フランジ9b
や継手ソケット15を省略し、代わりにピン孔20やフ
リクションピン19を要するが、それらの構成は頗る簡
単であるから、前述の実施例に比べて構成が全体的に簡
潔になる。
立てる場合、継手ピン9のピン孔20,20にフリクシ
ョンピン19,19を例えば工場で予め圧入し、かつこ
れを存置型枠ピース7の片側の継手孔8,8に圧入して
置く。このようにすると、継手ピン9が継手孔8に押し
込まれ、フリクションピン19,19が軸方向に押し縮
められ、その弾性によって該ピン19の両軸端部が挿通
部8cを圧接し、それらの間の接触面圧力と摩擦力と
で、存置型枠ピース7とが一体に連結される。
継手ピン9,9の半部が突出しており、これをエレクタ
ー(図示略)を介して、接続予定の既に固定した存置型
枠ピース7の切羽側の所定位置へ移動し、該ピース7の
継手孔8の前部に継手ピン9の先端部を位置付け、これ
をシールドジャッキを介して坑口側に押し込んで、継手
孔8に圧入する。この場合、継手ピン9の圧入に際し
て、その一端を上述のように予め嵌合孔16に仮止めす
る代わりに、相対する嵌合孔16,16の間に継手ピン
9を介在し、該ピン9の両端を嵌合孔16,16に挿入
して圧入してもよく、そのようにすることで継手ピン9
の仮止めの手間を省け、全工程を現場作業で処理し得
る。
に押し込まれ、フリクションピン19,19が軸方向に
押し縮められ、その弾性によって該ピン19の両軸端部
が挿通部8cを圧接し、存置型枠ピース7と一体に連結
されて、軸方向に隣接する存置型枠ピース7が接続され
る。すなわち、この実施例は前述の係合フランジ9bや
継手ソケット15を省略し、継手孔8と継手ピン9の構
成を簡潔にするとともに、フリクションピン19,19
による軸方向の弾性と摩擦力によって、存置型枠ピース
7に対する連結力を増強するようにしている。
4実施例のフリクションピン19の代わりに、同質のフ
リクションリング21を継手ピン9の周面に装着し、該
リング21の周面と継手孔8の内面との間の摩擦力によ
って、軸方向に隣接する存置型枠ピース7,7を接続し
ている。
手孔8と実質的に同一で、構成を簡潔にしており、また
継手ピン9の小径軸部9c,9c周面に環状溝22,2
2を形成し、該溝22に少なくとも半径方向へ弾性変位
可能なフリクションリング21を緊密に取付けている。
み立てる場合、継手ピン9の環状溝22,22にフリク
ションリング21,21を例えば工場で予め取付け、か
つこれを存置型枠ピース7の片側の継手孔8,8に圧入
して置く。このようにすると、継手ピン9が継手孔8に
押し込まれ、フリクションリング21,21が半径方向
に押し縮められ、その弾性によって該リング21が挿通
部8c内面を圧接し、それらの間の接触面圧力と摩擦力
とで、存置型枠ピース7と一体に連結される。
継手ピン9,9の半部が突出しており、これをエレクタ
ー(図示略)を介して、接続予定の既に固定した存置型
枠ピース7の切羽側の所定位置へ移動し、該ピース7の
継手孔8の前部に継手ピン9の先端部を位置付け、これ
をシールドジャッキを介して坑口側に押し込み、継手孔
8に圧入する。この場合、継手ピン9の圧入に際して、
その一端を上述のように予め嵌合孔16に仮止めする代
わりに、相対する嵌合孔16,16の間に継手ピン9を
介在し、該ピン9の両端を嵌合孔16,16に挿入して
圧入してもよく、そのようにすることで継手ピン9の仮
止めの手間を省け、全工程を現場作業で処理し得る。
に押し込まれ、フリクションリング21,21が半径方
向に押し縮められ、その弾性によって該リング21の外
周部が挿通部8cを圧接し、存置型枠ピース7と一体に
連結されて、軸方向に隣接する存置型枠ピース7が接続
される。すなわち、この実施例は前述の係合フランジ9
bや継手ソケット15を省略し、継手孔8と継手ピン9
の構成を簡潔にするとともに、前述のフリクションピン
19よりも接触面積を増大し、フリクションリング2
1,21による半径方向の弾性と摩擦力の増大とによっ
て、存置型枠ピース7に対する連結力を増強するように
している。
4および第5実施例のフリクションピン19やフリクシ
ョンリング21の代わりに、小径軸部9cを直軸状また
は先端側に緩やかに縮径するテーパ軸状に形成し、その
周面に少なくとも半径方向に変位可能な多数の鋸歯状の
フリクションビード23を形成し、これを継手孔8に圧
入して、フリクションビード23と継手孔8の内面との
間の接触面圧力と摩擦力とによって、軸方向に隣接する
存置型枠ピース7,7を接続している。
の継手孔8と実質的に同一であるが、挿通部8cを直孔
状または奥部側に緩やかに縮径するテーパ孔状に形成し
て、構成を簡潔にしており、また継手ピン9の小径軸部
9c,9c周面に多数のフリクションビード23を形成
している。この第6実施例で存置型枠5を組み立てる場
合、存置型枠ピース7の片側の継手孔8,8に、継手ピ
ン9を例えば工場で予め圧入して置く。
に押し込まれ、フリクションビード23,23が半径方
向に押し縮められ、その弾性によって該リブ23が挿通
部8c内面を圧接し、それらの間の接触面圧力と摩擦力
とで、存置型枠ピース7と一体に連結される。
継手ピン9,9の半部が突出しており、これをエレクタ
ー(図示略)を介して、接続予定の既に固定した存置型
枠ピース7の切羽側の所定位置へ移動し、該ピース7の
継手孔8の前部に継手ピン9の先端部を位置付け、これ
をシールドジャッキを介して坑口側に押し込み、継手孔
8に圧入する。この場合、継手ピン9の圧入に際して、
その一端を上述のように予め嵌合孔16に仮止めする代
わりに、相対する嵌合孔16,16の間に継手ピン9を
介在し、該ピン9の両端を嵌合孔16,16に挿入して
圧入してもよく、そのようにすることで継手ピン9の仮
止めの手間を省け、全工程を現場作業で処理し得る。
が継手孔8に押し込まれ、フリクションビード23,2
3が半径方向に押し潰され、その弾性によって該ビード
23の外周部が挿通部8cを圧接し、存置型枠ピース7
と一体に連結されて、軸方向に隣接する存置型枠ピース
7が接続される。すなわち、この実施例は前述したフリ
クションピン19やフリクションリング21の代わり
に、フリクションビード23を形成し、部品点数の低減
と構成の簡潔化を図るとともに、上記ピン19やリング
21の組み付けを要せず、これを直接継手孔8に圧入す
るようにして、存置型枠ピース7,7の接続を迅速に行
なえるようにしている。
述のフリクションピン19やフリクションリング21、
フリクションリブ23の代わりに、小径軸部9cを直軸
状または先端側に緩やかに縮径するテーパ軸状に形成
し、その周面に熱硬化性樹脂等の合成樹脂製の接着剤2
4を塗布し、これを継手孔8に挿入して、接着剤24に
よる接着力によって、軸方向に隣接する存置型枠ピース
7,7を接続している。
手孔8と略同様であるが、挿通部8cを直孔状に形成
し、該孔8に挿入する継手ピン9の小径軸部9cを直軸
状に形成していて、継手孔8と継手ピン9との間に接着
剤24の塗布代を構成する微小な隙間を形成している。
てる場合、継手ピン9の片側周面に接着剤24を塗布
し、これを存置型枠ピース7の片側の継手孔8,8に挿
入して、継手ピン9の片側半部を予め型枠ピース7に接
着固定して置く。この場合、上記作業は接着剤24を塗
布し、これを継手孔8に差し込むだけで、これを圧入す
るときのような特別の圧入手段を要しないから、工場に
限らず作業現場でも容易に行なえる。
片面には、継手ピン9,9の他側半部が突出しており、
その突出周面に接着剤24を塗布後、これをエレクター
(図示略)を介して、接続予定の既に固定した存置型枠
ピース7の切羽側の所定位置へ移動し、該ピン9の先端
部を存置型枠ピース7の継手孔8の前部に位置付け、こ
れをシールドジャッキを介して坑口側に押し込み、継手
孔8に挿入する。軸方向に隣接する存置型枠ピース7,
7は、接着剤24の固化後、一体に接続される。
の一端を上述のように予め嵌合孔16に仮止めする代わ
りに、相対する嵌合孔16,16の間に接着剤を全周面
に塗布した継手ピン9を介在し、該ピン9の両端を嵌合
孔16,16に挿入して圧入してもよく、そのようにす
ることで継手ピン9の仮止めの手間を省け、全工程を現
場作業で処理し得る。すなわち、この実施例は前述した
各実施例の圧入力や摩擦力および係合力等の機械的な連
結手段の代わりに、接着剤24の接着力によって存置型
枠ピース7,7の接続を容易かつ迅速に行なえるように
している。
2実施例の応用例を示し、第1実施例の存置型枠ピース
7に形成した継手孔8と同形状の嵌合孔16を継手ソケ
ット15に形成し、該ソケット15を上記ピース7に埋
設し、または圧入等適宜手段で固定して、上記ピース7
に直接継手孔8を成形する成形上および金型設計上の困
難を回避し、これを別個に継手ソケット15に成形する
ことで、上記ピース7の成形の容易化と、継手孔8成形
の容易化および精密化を図るようにしている。この場
合、嵌合孔16に対する継手ピン9の接続法およびその
作用効果は、第1および第2実施例と実質的に同一であ
る。
4実施例の応用例を示し、第4実施例の存置型枠ピース
7に形成した継手孔8と同形状の嵌合孔16を継手ソケ
ット15に形成し、該ソケット15を上記ピース7に埋
設し、または圧入等適宜手段で固定して、上記ピース7
に直接継手孔8を成形する成形上および金型設計上の困
難を回避し、これを別個に継手ソケット15に成形する
ことで、上記ピース7の成形の容易化と、継手孔8成形
の容易化および精密化を図るようにしている。
の接続法およびその作用効果は、第2および第4実施例
と実質的に同一であり、またこの実施例の嵌合孔16の
構成は、第2,3,8および後述する第10実施例のそ
れに比べて簡単であるから、その成形および金型設計の
容易化を図れる。なお、第4実施例の継手孔8は、第5
および第7実施例の継手孔8の構成と実質的に同一であ
るから、本実施例を第5および第7実施例に適用するこ
とも可能である。
第6実施例の応用例を示し、第6実施例の存置型枠ピー
ス7に形成した継手孔8と同形状の嵌合孔16を継手ソ
ケット15に形成し、該ソケット15を上記ピース7に
埋設し、または圧入等適宜手段で固定して、上記ピース
7に直接継手孔8を成形する成形上および金型設計上の
困難を回避し、これを別個に継手ソケット15に成形す
ることで、上記ピース7の成形の容易化と、継手孔8成
形の容易化および精密化を図るようにしている この場合、嵌合孔16に対する継手ピン9の接続法およ
びその作用効果は、第2および第6実施例と実質的に同
一である。
ース7は、その軸方向側端面の所定位置に継手孔8を形
成し、また必要に応じて円周方向側端部に、ボルト継手
やホゾ継手のために、ネジ孔や凹凸部(図示略)を設け
ているが、存置型枠ピース7は後述のように円周方向に
作用する軸圧縮力によって、曲げモーメントや曲げ応力
が著しく低減するから、従来のセグメントのような強度
や強固な継手手段を要しない。
チールセグメントや、ダクタイル鋳鉄セグメントまたは
合成セグメントのような高価で堅牢な材質で構成する必
要がなく、またこれを鉄筋コンクリートで構成する場合
でも、従来の鉄筋コンクリートセグメントに比べて、鉄
筋の使用量を節減できるとともに、型枠ピース7の厚さ
t1 を従来のセグメントの厚さの略2/3に形成できる
から、その分安価で小型軽量化を図れる。
枠ピース7の強度低減と小型軽量化によって合成樹脂単
体で中実構造に構成され、従来のように補強部材や高摩
擦係数を有する環状パッドの装着した中空構造のものに
比べて、構造が簡単で部品点数が少なく、金型の構造も
簡単になって、これを安価に製作することができる。
9とを用いてトンネルを築造する場合、図1乃至図7の
実施例では、地山2の内部をシールド機(図示略)によ
って掘削穴1を掘削し、そのシールドテール部6に所要
量の存置型枠ピース7を搬入して、存置型枠5を組み立
てる。
枠ピース7の一方の軸方向側端面に継手ピン9を取付け
る。実施例では上記型枠ピース7の搬入前に、予め継手
ピン9を取付けており、その場合は、存置型枠ピース7
の継手孔8に継手ピン9の一方の係合フランジ9bを位
置付け、この他側の係合フランジ9bを適宜な押圧手段
で押圧し、前記一方の係合フランジ9bを継手孔8に押
し込む。
入部8aに導かれてテーパ部8bと当接し、当該部で更
に押し込まれて半径方向に押し縮められ、この縮径作用
を凹孔10とスリット11とが促す。その後、係合フラ
ンジ9bは挿通部8cに導かれ、継手孔8の奥部の係合
部8dに移動したところで、弾性により原形を回復し、
係合部8dと係合する。
側半部が継手孔8に圧入されて、存置型枠ピース7に固
定され、その他側半部が上記型枠ピース7の端面に突出
しており、該ピース7をエレクター(図示略)を介し
て、接続予定の存置型枠ピース7の切羽側の所定位置へ
移動する。この場合、継手ピン9の圧入に際して、その
一端を上述のように予め嵌合孔16に仮止めする代わり
に、相対する嵌合孔16,16の間に継手ピン9を介在
し、該ピン9の両端を嵌合孔16,16に挿入して圧入
してもよく、そのようにすることで継手ピン9の仮止め
の手間を省け、全工程を現場作業で処理し得る。
覆工体として構築され、その切羽側に配置した継手孔8
は図1のように開口していて、該孔8に継手ピン9の先
端を位置付け後、これをシールドジャッキ4を介して押
し込み、継手孔8に圧入する
7の端面が当接するまで行なわれ、これは前述と同様に
係合フランジ9bが係入部8aに導かれてテーパ部8b
と当接し、当該部で更に押し込まれて半径方向に押し縮
められ、この縮径作用を凹孔10とスリット11が促
す。この後、係合フランジ9bは挿通部8cに導かれ、
継手孔8の奥部の係合部8dに移動したところで、弾性
により原形を回復し、係合部8dと係合する。
円周方向の隣接位置に別の存置型枠ピース7を位置付
け、坑口側に突出した継手ピン9の先端を継手孔8に位
置付け後、これをシールドジャッキ4を介して押し込
み、継手孔8に圧入する。以下、前述と同じ要領で存置
型枠ピース7を円周方向に順次組み付け、1リング分、
つまり6個の存置型枠ピース7を組み付けたところで、
1リングの存置型枠5の組み付けが終了する。
うに存置型枠ピース7の切羽側の端面に継手ピン9が取
付けられていないから、当該端面にシールドジャッキ4
の先端を支障なく押し当てることができ、上記作業を円
滑かつ迅速に行なえる。
7,7は、後述のように円周方向に作用する軸圧縮力に
よって、曲げモーメントや曲げ応力が著しく低減するか
ら、従来のように強固に接続する必要はないが、存置型
枠5の組み立て時の安全を図る場合は、例えば円周方向
に隣接する存置型枠ピース7,7の端面を突き合わせ、
それらの端部に形成したネジ孔(図示略)の位置を合わ
せ、それらにボルトを内側から差し込むボルト継手や、
または円周方向に隣接する存置型枠ピース7,7の端面
に形成した凹凸部(図示略)を係合するホゾ継手を採用
すればよい。したがって、上記存置型枠ピース7,7の
接続作業を簡易かつ迅速に行なえ、従来のようなこのた
めの高価な継手金物や、その煩雑な接続作業が不要にな
り、その分従来のセグメント工法に比べて、型枠のコス
ト低減と工期の短縮化を図れる。
7を接続する場合は、エレクタとシールドジャッキ4を
駆使して、継手ピン9を継手孔8に押し込み、また円周
方向側の存置型枠ピース7,7を接続する場合は、ボル
トをネジ孔に差し込み、または相対する凹凸部を係合さ
せるだけでの簡単な作業でよく、従来のセグメント工法
のように、多数の継手金具をいちいちボルト締めする面
倒がない。
存置型枠5を接続したところで、該型枠5とスキンプレ
ート3との間に、存置型枠5の円周方向に沿って配置し
た複数の打設管13から覆工材14を打ち込む。
を介して、コンクリートポンプ等の圧送ポンプ(図示
略)に連通しており、該ポンプを駆動して覆工材14を
各打設管13に順次圧送する。この場合、覆工材14の
打設作業は掘削穴1の掘削作業と同時に行なわれ、シー
ルド機の掘削に伴なって打設管13が軸方向へ同動し、
その打設口13aを覆工材14の吐出側端面に近接して
打設し、かつその際の覆工材14の打設圧は、シールド
テール部6における土圧に水圧を相加した圧力以上に設
定されている。
され、これが打設口13aから吐出されて、掘削穴1の
内壁と存置型枠5の外周との間を充填していく。したが
って、存置型枠5は上記覆工材14を打ち込むための型
枠の役割を果たし、一方、覆工材14は打設圧力によっ
て、地山2の内壁と存置型枠5の外周に高密度に密着か
つ充填し、これが硬化するまで前記圧力下に置かれる。
この場合、覆工材14への打設圧力は種々の方向に作用
し、その一部は図2の矢視のように存置型枠5に作用し
て、同図上の矢視のように存置型枠5の円周方向に作用
する軸圧縮力を生成させる。
状態が停止され、覆工材14が前記圧力下から解放され
る一方、存置型枠5は覆工材14が硬化する間に、前記
軸圧縮力を十分かつ一様に形成され、硬化後においても
当該状態を維持して、一種のプレストレスを形成し外力
に対抗する。
高密度に密着して、それらの間における歪みの発生の余
地をなくし、または抑止するから、上述した軸圧縮力と
相俟って、存置型枠5やそれらの接続部分における曲げ
モーメント、それに伴う曲げ応力の発生を阻止する。そ
れゆえに、存置型枠5の強度と剛性を低減でき、前述の
ように存置型枠5の薄厚化と補強用の鉄筋量の節減、お
よび継手強度の低減とその簡易な連結法が可能になり、
存置型枠5ないし存置型枠ピース7には、その運搬や組
み立てに要する程度の強度と剛性があれば足りる。
テールボイドの裏込め注入を要するうえに、該注入を完
全に行うことは技術的に不可能で、当該部の空隙の発生
を避けられず、この空隙に土圧や水圧等の外力が作用し
て歪みが発生し、セグメントに曲げモーメントや曲げ応
力が作用するため、これらに対抗し得る強度と剛性をセ
グメントに要する結果、多量の補強用の鉄筋と強固な継
手金物を要する不合理がある。
施工条件によって覆工体に曲げモーメントが発生するた
め、鉄筋の補強を要する場合があるが、本発明は覆工材
14の硬化後の覆工体を存置型枠5で支持し補強してい
るから、覆工材14を鉄筋で補強する必要がなく、この
鉄筋の補強による施工速度の遅延を免れる。
が存置型枠5と一体になって、該枠5とともに内外二重
の覆工体を形成し、トンネルを支持する。すなわち、存
置型枠5は覆工材14の打設用型枠として機能後、その
まま覆工体の一部として用いているから、従来の直打ち
ライニング工法のように、これを解体し移動する面倒が
なく、この種の工事を合理的に行える。
材14硬化後の覆工体と、存置型枠5とが内外二重の覆
工体を形成し、このうち覆工材14による覆工体が、地
山2と存置型枠5との間に高密度に密着して地山2を支
持し、土圧や水圧による沈下を防止するとともに、該覆
工体を存置型枠5が支持し補強する。したがって、存置
型枠5は土圧や水圧の影響を受けるが、存置型枠5は円
周方向に作用する軸圧縮力を保有していて、これが土圧
や水圧等の外力による曲げモーメントや曲げ応力に対抗
するから、それらが低減しトンネル強度が増強する。そ
れゆえ、存置型枠ピース7,7を接続する継手ピン9の
強度負担が軽減され、これを合成樹脂製とすることが可
能になる。
合フランジ9bまたは同等の係合作用を奏する構成を設
けて、存置型枠ピース7,7からの抜け止めを強化し、
その連結力を増強したから、従来の先細の円筒形状の継
手ピンのように、接続強度を専ら圧入力と摩擦力に依存
するものに比べて、存置型枠ピース7,7を強力に接続
することができる。
うに、型枠継手の両端部に係合フランジと凹孔を設け、
該継手の周面に軸方向に沿って、前記凹孔に連通する複
数のスリットを形成したから、その半径方向への弾性変
形を促すことができ、その分型枠継手の圧入力を軽減す
ることができる。また、継手孔の奥部に前記係合フラン
ジと係合可能な係合部を形成したから、それらの係合に
よって係合フランジの抜け止めが強化され、隣接する型
枠ピースを堅固に接続することができる。本発明のトン
ネルの型枠継手は、型枠継手の両端部にスリットを軸方
向に形成するとともに、継手孔の奥部に前記スリットに
係入して、型枠継手の端部を拡径可能な突片を設けたか
ら、拡径した型枠継手の両端部を継手孔に圧接して、型
枠ピースを強固に接続することができる。本発明のトン
ネルの型枠継手は、型枠継手の両端部に係合フランジと
スリットを軸方向に形成するとともに、継手孔を係合フ
ランジよりも小径に形成し、該継手孔の奥部に前記係合
フランジと係合可能な係合部を設けたから、係合フラン
ジを縮径し、その弾性によって係合フランジを継手孔に
圧接するとともに、該フランジを係合部に係合させて、
型枠ピースを強固かつ確実に接続することができる 本発明のトンネルの型枠継手は、型枠継手の両端部に少
なくとも軸方向に弾性変形可能なフリクションピンを突
設し、型枠継手を継手孔に挿入時、フリクションピンの
両端部を継手孔の内面に圧接したから、該ピンの軸方向
の弾性を利用して、型枠ピースを強固に接続できるとと
もに、型枠継手と継手孔の構成を簡潔にすることができ
る。また、本発明のトンネルの型枠継手は、型枠継手の
両端部周面に少なくとも半径方向に弾性変形可能なフリ
クションリングを装着し、該リングの外周面を継手ピン
の両端部周面から突出し、型枠継手を継手孔に挿入時、
フリクションリングの外周面を継手孔の内面に圧接させ
たから、該リングの弾性を利用して型枠ピースを接続す
ることができる。本発明のトンネルの型枠継手は、型枠
継手の周面に少なくとも半径方向に弾性変形可能な鋸歯
状断面のフリクションビードを形成し、型枠継手を継手
孔に挿入時、フリクションビードの外周面を継手孔の内
面に圧接させたから、該ビードの弾性を利用して型枠ピ
ースを接続することができる。本発明のトンネルの型枠
継手は、型枠継手の周面に接着剤を塗布し、該型枠継手
を接着剤を介し継手孔に固定したから、型枠ピースを簡
便に接続することができる。本発明のトンネルの型枠継
手は、型枠ピースの接合端面に埋設、圧入、螺着、接着
等適宜手段で固定可能な継手ソケットを設け、該ソケッ
トの内部に型枠継手の略半分長を圧入可能な嵌合孔を設
け、該ソケットを型枠ピースに対向配置し、それらの嵌
合孔に型枠継手の各半部を圧入または嵌合したから、型
枠ピースに直接継手孔を成形する成形上および金型設計
上の不具合を解消することができる。また、継手孔と略
同形の嵌合孔を型枠ピースと別個の継手ソケットに設け
ることで、上記ピースと嵌合孔の成形を容易かつ精密に
行うことができる。本発明のトンネルの型枠継手は、ス
リットを介して型枠継手を半径方向に弾性変形可能にす
るとともに、継手ソケットを利用して型枠ピースを強固
に接続することができる。本発明のトンネルの型枠継手
は、嵌合孔の奥部にスリットに差し込み可能なクサビ状
の突片を設けたから、突片によるクサビ効果によって型
枠継手を嵌合孔に強固に圧接し、型枠ピースを堅固に接
続することができる。本発明のトンネルの型枠継手は、
型枠継手の両端部に係合フランジを設けるとともに、該
フランジよりも小径な嵌合孔の奥部に係合フランジと係
合可能な係合部を設けたから、それらの係合によって型
枠継手と継手ソケットとの抜け止めを強化し、型枠ピー
スを強固に接続することができる。本発明のトンネルの
型枠継手は、型枠継手の両端部に少なくとも軸方向に弾
性変形可能なフリクションピンを突設したから、該ピン
の弾性を利用して、型枠ピースを強固に接続するととも
に、型枠ピースと嵌合孔の成形を容易に行うことができ
る。本発明のトンネルの型枠継手は、型枠継手の両端部
周面に少なくとも半径方向に弾性変形可能なフリクショ
ンリングを装着したから、該リングの弾性を利用して、
型枠ピースを強固に接続するとともに、型枠ピースと嵌
合孔の成形を容易に行うことができる。本発明のトンネ
ルの型枠継手は、フリクションピンおよびフリクション
リングを軟質の合成樹脂製またはゴム製にし、継手孔ま
たは嵌合孔への型枠継手の挿入力を軽減することができ
る。本発明のトンネルの型枠継手は、型枠継手の周面に
少なくとも半径方向に弾性変形可能な鋸歯状断面のフリ
クションビードを形成したから、該ビードの弾性を利用
して、型枠ピースを強固に接続するとともに、型枠ピー
スと嵌合孔の成形を容易に行うことができる。本発明の
トンネルの型枠継手は、型枠継手の周面に接着剤を塗布
したから、型枠ピースを簡便に接続するとともに、型枠
ピースと嵌合孔の成形を容易に行うことができる。本発
明のトンネルの型枠継手は、型枠継手を合成樹脂製とし
たから、従来のように補強部材や環状パッドの装着を要
するものに比べて、この種の継手を容易かつ安価に製作
することができる。本発明のトンネルの型枠継手は、型
枠ピースの外周面と、該ピースを設置する掘削穴との間
を充填する覆工材による打設圧によって、型枠ピースに
その円周方向に作用する軸圧縮力が生成され、この軸圧
縮力が、型枠ピースに作用する外力や曲げ応力および曲
げモーメントに対抗して、型枠ピースを接続する型枠継
手の強度負担を軽減し、強度上安全な合成樹脂製の型枠
継手を提供することができる
設後の状況を示している。
断面図示している。
況を示す断面図である。
る。
ある。
る。
示す断面図である。
る。
ある。
る。
示す断面図である。
る。
ある。
一部を断面図示している。
示す断面図である。
る。
一部を断面図示している。
示す断面図である。
る。
る。
示す断面図である。
る。
一部を断面図示している。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
を示す断面図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、少なくとも半径
方向に弾性変形可能な略円筒軸状のトンネルの型枠継手
において、型枠継手の両端部に係合フランジと凹孔を設
け、該継手の周面に軸方向に沿って、前記凹孔に連通す
る複数のスリットを形成するとともに、継手孔の奥部に
前記係合フランジと係合可能な係合部を形成したことを
特徴とするトンネルの型枠継手。 - 【請求項2】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、少なくとも半径
方向に弾性変形可能な略円筒軸状のトンネルの型枠継手
において、型枠継手の両端部にスリットを軸方向に形成
するとともに、継手孔の奥部に前記スリットに係入し
て、型枠継手の端部を拡径可能な突片を設け、型枠継手
を継手孔の内面に圧接したことを特徴とするトンネルの
型枠継手。 - 【請求項3】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、少なくとも半径
方向に弾性変形可能な略円筒軸状のトンネルの型枠継手
において、型枠継手の両端部に係合フランジとスリット
を軸方向に形成するとともに、継手孔を係合フランジよ
りも小径に形成し、該継手孔の奥部に前記係合フランジ
と係合可能な係合部を設けたことを特徴とするトンネル
の型枠継手。 - 【請求項4】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、略円筒軸状のト
ンネルの型枠継手において、型枠継手の両端部に少なく
とも軸方向に弾性変形可能なフリクションピンを突設
し、型枠継手を継手孔に挿入時、フリクションピンの両
端部を継手孔の内面に圧接させたことを特徴とするトン
ネルの型枠継手。 - 【請求項5】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、略円筒軸状のト
ンネルの型枠継手において、型枠継手の両端部周面に少
なくとも半径方向に弾性変形可能なフリクションリング
を装着し、該リングの外周面を継手ピンの両端部周面か
ら突出し、型枠継手を継手孔に挿入時、フリクションリ
ングの外周面を継手孔の内面に圧接させたことを特徴と
するトンネルの型枠継手。 - 【請求項6】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、少なくとも半径
方向に弾性変形可能な略円筒軸状のトンネルの型枠継手
において、型枠継手の周面に少なくとも半径方向に弾性
変形可能な鋸歯状断面のフリクションビードを形成し、
型枠継手を継手孔に挿入時、フリクションビードの外周
面を継手孔の内面に圧接させたことを特徴とするトンネ
ルの型枠継手。 - 【請求項7】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、略円筒軸状のト
ンネルの型枠継手において、型枠継手の周面に接着剤を
塗布し、該型枠継手を接着剤を介して継手孔に固定した
ことを特徴とするトンネルの型枠継手。 - 【請求項8】 接合端面に複数の継手孔を形成した型枠
ピースを設け、該ピースをトンネルの軸方向に配置し、
相対する型枠ピースの継手孔に挿入して、トンネルの軸
方向に隣接する型枠ピースを接続する、略円筒軸状のト
ンネルの型枠継手において、型枠ピースの接合端面に固
定可能な継手ソケットを設け、該ソケットの内部に型枠
継手の略半分長を圧入可能な嵌合孔を設け、該ソケット
を型枠ピースに対向配置し、それらの嵌合孔に型枠継手
の各半部を圧入または嵌合したことを特徴とするトンネ
ルの型枠継手。 - 【請求項9】 型枠継手の両側に軸方向に沿ってスリッ
トを形成し、該スリットを介して型枠継手を半径方向に
弾性変形可能に設けた請求項8記載のトンネルの型枠継
手。 - 【請求項10】 嵌合孔の奥部にスリットに差し込み可
能なクサビ状の突片を設けた請求項9記載のトンネルの
型枠継手。 - 【請求項11】 型枠継手の両端部に係合フランジを設
けるとともに、該フランジよりも小径な嵌合孔の奥部に
係合フランジと係合可能な係合部を設けた請求項8記載
のトンネルの型枠継手。 - 【請求項12】 型枠継手の両端部に少なくとも軸方向
に弾性変形可能なフリクションピンを突設した請求項8
記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項13】 型枠継手の両端部周面に少なくとも半
径方向に弾性変形可能なフリクションリングを装着した
請求項8記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項14】 フリクションピンおよびフリクション
リングを軟質の合成樹脂製またはゴム製にした請求項
4,5,12,13記載のトンネルの型枠継手 - 【請求項15】 型枠継手の周面に少なくとも半径方向
に弾性変形可能な鋸歯状断面のフリクションビードを形
成した請求項8記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項16】 型枠継手の周面に接着剤を塗布した請
求項8記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項17】 型枠継手を合成樹脂製とした請求項1
乃至16記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項18】 型枠ピースは、その外周面と該ピース
を設置する掘削穴との間を充填する覆工材による打設圧
によって、その円周方向に作用する軸圧縮力を生成され
る請求項1乃至13記載のトンネルの型枠継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29068494A JP3523918B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | トンネルの型枠継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29068494A JP3523918B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | トンネルの型枠継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08128299A true JPH08128299A (ja) | 1996-05-21 |
| JP3523918B2 JP3523918B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=17759168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29068494A Expired - Fee Related JP3523918B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | トンネルの型枠継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3523918B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITPN20100022A1 (it) * | 2010-04-21 | 2011-10-22 | Fama Mec S R L | Dispositivo per la connessione di blocchi in calcestruzzo |
| CN112081604A (zh) * | 2019-06-14 | 2020-12-15 | 奥普特马斯Oe解决方案有限公司 | 联接预铸造施工段的联接件和具有其的预铸造施工段 |
| CN116988808A (zh) * | 2023-07-21 | 2023-11-03 | 中山大学 | 一种用于地下空间的防水韧性衬砌支护结构 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP29068494A patent/JP3523918B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN112081604A (zh) * | 2019-06-14 | 2020-12-15 | 奥普特马斯Oe解决方案有限公司 | 联接预铸造施工段的联接件和具有其的预铸造施工段 |
| JP2020204251A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | オプティマス オーイー ソリューションズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | プレキャスト構造セグメントを一緒に結合するための継手およびそのような継手を有するプレキャスト構造セグメント |
| CN116988808A (zh) * | 2023-07-21 | 2023-11-03 | 中山大学 | 一种用于地下空间的防水韧性衬砌支护结构 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3523918B2 (ja) | 2004-04-26 |
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