JPH08128418A - ねじ締結構造 - Google Patents
ねじ締結構造Info
- Publication number
- JPH08128418A JPH08128418A JP29033794A JP29033794A JPH08128418A JP H08128418 A JPH08128418 A JP H08128418A JP 29033794 A JP29033794 A JP 29033794A JP 29033794 A JP29033794 A JP 29033794A JP H08128418 A JPH08128418 A JP H08128418A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base portion
- main body
- boss
- screw
- outer diameter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に腕時計等の小型精密機器にあって、多数
の精密部品同士を共締めする際の作業性向上と部品保護
に有効なねじ締結構造を提供する。 【構成】 機器本体のケース体1上に複数の部品を重ね
て共締めするとき、ケース体1に部品位置決めを兼ねた
貫通孔付きまたは雌ねじ付きの複数のボス部25が立ち
上って設けられ、各部品にはボス部25の外径に所定の
嵌合代をもって挿通する複数の締結孔が設けられ、ボス
部を介しねじによって各部品を共締めするにあたり、ボ
ス部25が基部25aとこの上の本体部25bとからな
っていて、基部25aはその外径D1と各部品の締結孔
との間に前記嵌合代を有するよう形成するとともに、本
体部25bの外径D2は基部25aよりも小さく、本体
部25bと基部25aとの境界は傾斜面による段差部2
5cとしてある。
の精密部品同士を共締めする際の作業性向上と部品保護
に有効なねじ締結構造を提供する。 【構成】 機器本体のケース体1上に複数の部品を重ね
て共締めするとき、ケース体1に部品位置決めを兼ねた
貫通孔付きまたは雌ねじ付きの複数のボス部25が立ち
上って設けられ、各部品にはボス部25の外径に所定の
嵌合代をもって挿通する複数の締結孔が設けられ、ボス
部を介しねじによって各部品を共締めするにあたり、ボ
ス部25が基部25aとこの上の本体部25bとからな
っていて、基部25aはその外径D1と各部品の締結孔
との間に前記嵌合代を有するよう形成するとともに、本
体部25bの外径D2は基部25aよりも小さく、本体
部25bと基部25aとの境界は傾斜面による段差部2
5cとしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に腕時計等の精密
小型機器で複数部品の共締めによる組立作業性を向上さ
せたねじ締結構造に関する。
小型機器で複数部品の共締めによる組立作業性を向上さ
せたねじ締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般産業機器における部品組立では、多
くの場合、1つの部品に対して複数個の締結用ボルトや
ねじ類が用いられる。特に、腕時計等の小型精密機器の
ように、機能面やデザイン面で厚さ方向の寸法大型化を
抑える必要がある製品では、LSI基板などを含む小型
の多種多様な部品が上下に重なり合ってケースに内蔵さ
れ、それら各部品を共通のねじで共締めすることが多
い。また、ほとんどの場合、部品に対してはその複数個
所にて複数個のねじが用いられるため、ねじとねじのセ
ンター間のピッチ寸法には高精度が要求される。
くの場合、1つの部品に対して複数個の締結用ボルトや
ねじ類が用いられる。特に、腕時計等の小型精密機器の
ように、機能面やデザイン面で厚さ方向の寸法大型化を
抑える必要がある製品では、LSI基板などを含む小型
の多種多様な部品が上下に重なり合ってケースに内蔵さ
れ、それら各部品を共通のねじで共締めすることが多
い。また、ほとんどの場合、部品に対してはその複数個
所にて複数個のねじが用いられるため、ねじとねじのセ
ンター間のピッチ寸法には高精度が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、部品の仕上
げ精度とか、それに設けた締結用の貫通孔やねじ孔の精
度にばらつきがあると、各部品のそうした貫通孔やねじ
孔に共通のねじを用いて挿通またはねじ込みによって共
締めする際、部品のなかにはねじによるねじ込みが困難
もしくは不可能となる場合が多々あり、組立作業性を著
しく低下させるものであった。特に、上記実例の腕時計
用LSI基板の場合、無理な締め付けや圧入による締結
は、作業不良をきたすことは勿論、基板上に搭載の電子
部品に損傷を与えることがあるため、極力避けられるこ
とが望ましい。したがって、この発明の目的は、特に腕
時計等の小型精密機器にあって、多数の精密部品同士を
共締めする際の作業性向上と部品保護に有効なねじ締結
構造を提供することにある。
げ精度とか、それに設けた締結用の貫通孔やねじ孔の精
度にばらつきがあると、各部品のそうした貫通孔やねじ
孔に共通のねじを用いて挿通またはねじ込みによって共
締めする際、部品のなかにはねじによるねじ込みが困難
もしくは不可能となる場合が多々あり、組立作業性を著
しく低下させるものであった。特に、上記実例の腕時計
用LSI基板の場合、無理な締め付けや圧入による締結
は、作業不良をきたすことは勿論、基板上に搭載の電子
部品に損傷を与えることがあるため、極力避けられるこ
とが望ましい。したがって、この発明の目的は、特に腕
時計等の小型精密機器にあって、多数の精密部品同士を
共締めする際の作業性向上と部品保護に有効なねじ締結
構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によるねじ締結構造は、機器の本体ケース
上に複数の部品を重ねて共締めするとき、本体ケースに
部品位置決めを兼ねた貫通孔付きまたは雌ねじ付きの複
数のボス部が立ち上って設けられ、各部品にはボス部の
外径に所定の嵌合代をもって挿通する複数の締結孔が設
けられ、ボス部を介しねじによって各部品を共締めする
にあたり、ボス部が基部とこの上の本体部とからなって
いて、基部はその外径と各部品の締結孔との間に前記嵌
合代を有するよう形成するとともに、本体部の外径は基
部よりも小さく段差成形されてなっている。この発明に
よるねじ締結構造では、基部と本体部との間の段差部を
傾斜面で形成することができる。また、この発明による
ねじ締結構造では、機器が腕時計であって、この本体ケ
ース上に設けられたボス部に挿通して位置決めされかつ
共締めされる複数の部品の1つをLSI基板とすること
ができる。
に、この発明によるねじ締結構造は、機器の本体ケース
上に複数の部品を重ねて共締めするとき、本体ケースに
部品位置決めを兼ねた貫通孔付きまたは雌ねじ付きの複
数のボス部が立ち上って設けられ、各部品にはボス部の
外径に所定の嵌合代をもって挿通する複数の締結孔が設
けられ、ボス部を介しねじによって各部品を共締めする
にあたり、ボス部が基部とこの上の本体部とからなって
いて、基部はその外径と各部品の締結孔との間に前記嵌
合代を有するよう形成するとともに、本体部の外径は基
部よりも小さく段差成形されてなっている。この発明に
よるねじ締結構造では、基部と本体部との間の段差部を
傾斜面で形成することができる。また、この発明による
ねじ締結構造では、機器が腕時計であって、この本体ケ
ース上に設けられたボス部に挿通して位置決めされかつ
共締めされる複数の部品の1つをLSI基板とすること
ができる。
【0005】
【作用】機器本体ケースであるケース体に対して、例え
ばLSI基板等の電子部品がその締結孔をケース体側に
設けたボス部に挿通させて落し込まれる。このとき、各
部品に加工精度上の寸法誤差などがある場合、ボス部の
中心軸に対して部品の締結孔がずれることがあるが、そ
の際、落し込み時に部品の締結孔の下端が一度ボス部の
段差部に当接し、そこの傾斜面に案内されて部品の締結
孔は円滑にボス部の基部に落し込まれて、嵌合代が片寄
りなどした状態で嵌合する。円滑に嵌合すれば嵌合代が
片寄りとなっても一向に問題はない。傾斜段差部による
落し込みで、部品に無理を生じることなく保護すること
ができる。
ばLSI基板等の電子部品がその締結孔をケース体側に
設けたボス部に挿通させて落し込まれる。このとき、各
部品に加工精度上の寸法誤差などがある場合、ボス部の
中心軸に対して部品の締結孔がずれることがあるが、そ
の際、落し込み時に部品の締結孔の下端が一度ボス部の
段差部に当接し、そこの傾斜面に案内されて部品の締結
孔は円滑にボス部の基部に落し込まれて、嵌合代が片寄
りなどした状態で嵌合する。円滑に嵌合すれば嵌合代が
片寄りとなっても一向に問題はない。傾斜段差部による
落し込みで、部品に無理を生じることなく保護すること
ができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明によるねじ締結構造を腕時計
に適用した実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図
3は、実施例の小ねじ保持締結構造が採用された腕時計
の一例を示す正面外観図と、モジュール分解斜視図と、
この分解斜視図で示されるモジュール組立底面図で斜視
図である。この発明でいう機器の本体ケースであるケー
ス体1には透明ガラス2を通して時刻や日付を液晶表示
などする表示部3、この表示部3に表示される時刻や日
付はもとより、気温、気圧、高度等の各種情報を設定、
変更、リセットなどするための各種押釦スイッチ4、5
やカーソルスイッチ6が配置されている。また、近年ユ
ーザーの嗜好性を高めるために赤外線信号によるデータ
通信部も設けられ、LED等による発光部7やホトトラ
ンジスタ等による受光部8の一対が備わっている。ま
た、こうした各種表装部を備えたケース体1の内部に
は、図3に示すように、それら表装部駆動用のモジュー
ル10が内蔵されている。モジュール10を内蔵するケ
ース体1の裏面開口部には、カバー部材である裏蓋11
が締結されてケース体1を閉塞している。この裏蓋11
を利用して内側面にアラーム放音発生源として振動を利
用する圧電素子12なども配置されている。
に適用した実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図
3は、実施例の小ねじ保持締結構造が採用された腕時計
の一例を示す正面外観図と、モジュール分解斜視図と、
この分解斜視図で示されるモジュール組立底面図で斜視
図である。この発明でいう機器の本体ケースであるケー
ス体1には透明ガラス2を通して時刻や日付を液晶表示
などする表示部3、この表示部3に表示される時刻や日
付はもとより、気温、気圧、高度等の各種情報を設定、
変更、リセットなどするための各種押釦スイッチ4、5
やカーソルスイッチ6が配置されている。また、近年ユ
ーザーの嗜好性を高めるために赤外線信号によるデータ
通信部も設けられ、LED等による発光部7やホトトラ
ンジスタ等による受光部8の一対が備わっている。ま
た、こうした各種表装部を備えたケース体1の内部に
は、図3に示すように、それら表装部駆動用のモジュー
ル10が内蔵されている。モジュール10を内蔵するケ
ース体1の裏面開口部には、カバー部材である裏蓋11
が締結されてケース体1を閉塞している。この裏蓋11
を利用して内側面にアラーム放音発生源として振動を利
用する圧電素子12なども配置されている。
【0007】図2の分解図で示すように、モジュール1
0は次の各部材からなっている。上記ケース体1の表側
に設けられた表示部3用の開口窓3aに臨んで、外側か
ら透明ガラス2で保護された液晶表示装置(LCD)1
3が配置されている。このLCD13はスペーサ部材を
兼ねた合成樹脂製の上ハウジング14に取り付けられ、
この上ハウジング14にはLSI基板15も積合して組
み付けられていて、インターコネクタ16、17を介し
てLCD13とLSI基板15を電子的に接続して電子
回路を構成している。上ハウジング14には導電性ゴム
による上記押釦スイッチ4用の接点ゴム18なども設け
られる。LSI基板15の下方には合成樹脂製の下ハウ
ジング19が配置され、この下ハウジング19を利用し
て電源電池20が格納されている。電池20は押え板2
1によって格納部19aに保持され、平小ねじによる電
池押えねじ30と座金31を用いて押え板21を下ハウ
ジング19に締結している。
0は次の各部材からなっている。上記ケース体1の表側
に設けられた表示部3用の開口窓3aに臨んで、外側か
ら透明ガラス2で保護された液晶表示装置(LCD)1
3が配置されている。このLCD13はスペーサ部材を
兼ねた合成樹脂製の上ハウジング14に取り付けられ、
この上ハウジング14にはLSI基板15も積合して組
み付けられていて、インターコネクタ16、17を介し
てLCD13とLSI基板15を電子的に接続して電子
回路を構成している。上ハウジング14には導電性ゴム
による上記押釦スイッチ4用の接点ゴム18なども設け
られる。LSI基板15の下方には合成樹脂製の下ハウ
ジング19が配置され、この下ハウジング19を利用し
て電源電池20が格納されている。電池20は押え板2
1によって格納部19aに保持され、平小ねじによる電
池押えねじ30と座金31を用いて押え板21を下ハウ
ジング19に締結している。
【0008】また、電池20を格納した下ハウジング1
9の外側からは、全体輪環状で電気導通材による地板2
2を用いて、多数の平小ねじ23により下ハウジング1
9等の部材を共締めして上記ケース体1に締結するよう
になっている。地板22にはその端部にスプリング接点
24が設けてあって、このスプリング接点24を上記イ
ンターコネクタ16に接続させて通電可能となってい
る。地板22の外側からは、絶縁シート32、33を介
して裏蓋11でもって閉塞し、以上のごときモジュール
10がケース体1に内蔵される。
9の外側からは、全体輪環状で電気導通材による地板2
2を用いて、多数の平小ねじ23により下ハウジング1
9等の部材を共締めして上記ケース体1に締結するよう
になっている。地板22にはその端部にスプリング接点
24が設けてあって、このスプリング接点24を上記イ
ンターコネクタ16に接続させて通電可能となってい
る。地板22の外側からは、絶縁シート32、33を介
して裏蓋11でもって閉塞し、以上のごときモジュール
10がケース体1に内蔵される。
【0009】ここで、図4は、図3のA−A矢印線によ
る断面図で、この発明のねじ締結構造の実例部断面を示
している。図2を併用して説明すれば、それぞれ間隔寸
法P1、P2・・・をもって配置される上記多数の平小ね
じ23に対応して、上記ケース体1側にはねじ受け用の
ボス部25が突出成形されている。この平小ねじ23と
ボス部25との螺合により上記LSI基板15、下ハウ
ジング19、そして地板22が共締めされる構造となっ
ている。これらLSI基板15、下ハウジング19およ
び地板22の各部品には、平小ねじ23が挿通する締結
孔26、27、28がそれぞれ貫通孔として設けられて
いる。
る断面図で、この発明のねじ締結構造の実例部断面を示
している。図2を併用して説明すれば、それぞれ間隔寸
法P1、P2・・・をもって配置される上記多数の平小ね
じ23に対応して、上記ケース体1側にはねじ受け用の
ボス部25が突出成形されている。この平小ねじ23と
ボス部25との螺合により上記LSI基板15、下ハウ
ジング19、そして地板22が共締めされる構造となっ
ている。これらLSI基板15、下ハウジング19およ
び地板22の各部品には、平小ねじ23が挿通する締結
孔26、27、28がそれぞれ貫通孔として設けられて
いる。
【0010】図4において、ケース体1側のボス部25
は、基部25aとこの上の本体部25bとからなってい
て、基部25aはその外径D1と上記LSI基板15の
孔径dを有する締結孔26との間に嵌合代cを有するよ
う形成されている。本体部25bの外径D2は基部25
aの外径D1よりも小さく段差成形されている。また、
その段差部25cは好適勾配による傾斜面となってい
る。
は、基部25aとこの上の本体部25bとからなってい
て、基部25aはその外径D1と上記LSI基板15の
孔径dを有する締結孔26との間に嵌合代cを有するよ
う形成されている。本体部25bの外径D2は基部25
aの外径D1よりも小さく段差成形されている。また、
その段差部25cは好適勾配による傾斜面となってい
る。
【0011】以上の構成による実施例のねじ締結構造の
組立態様と作用について図4〜図6を中心に説明すれ
ば、図5に示すように、ケース体1に対して、LCD1
3等が順次組付けられ、LSI基板15がその締結孔2
6をボス部25に挿通させて落し込まれる。このとき、
各部品に加工精度上の寸法誤差などがある場合、ボス部
25の中心軸に対してLSI基板15の締結孔26がず
れることがある。こうした場合、落し込み時にLSI基
板15の締結孔26の下端が一度ボス部25の段差部2
5cに当接し、そこの傾斜面に案内されてLSI基板1
5の締結孔26は円滑にボス部25の基部25aに落し
込まれて、図6のように嵌合代cが片寄りした2cの状
態で嵌合する。円滑に嵌合すれば嵌合代cが片寄りとな
っても一向に問題はない。下ハウジング19や地板22
の各締結孔27、28は普通ばか孔と呼ばれるように、
ボス部25の本体部25bの外径D2との間にかなりの
遊び寸法をもっているため、それらの部品の共締めには
問題はない。かかる要領でもって複数の平小ねじ23に
より共締めが行われる。このことは、各部品や締結孔に
ある程度のレベルの加工精度の範囲で、遊びをもって確
実に共締めが可能になることを意味するものである。
組立態様と作用について図4〜図6を中心に説明すれ
ば、図5に示すように、ケース体1に対して、LCD1
3等が順次組付けられ、LSI基板15がその締結孔2
6をボス部25に挿通させて落し込まれる。このとき、
各部品に加工精度上の寸法誤差などがある場合、ボス部
25の中心軸に対してLSI基板15の締結孔26がず
れることがある。こうした場合、落し込み時にLSI基
板15の締結孔26の下端が一度ボス部25の段差部2
5cに当接し、そこの傾斜面に案内されてLSI基板1
5の締結孔26は円滑にボス部25の基部25aに落し
込まれて、図6のように嵌合代cが片寄りした2cの状
態で嵌合する。円滑に嵌合すれば嵌合代cが片寄りとな
っても一向に問題はない。下ハウジング19や地板22
の各締結孔27、28は普通ばか孔と呼ばれるように、
ボス部25の本体部25bの外径D2との間にかなりの
遊び寸法をもっているため、それらの部品の共締めには
問題はない。かかる要領でもって複数の平小ねじ23に
より共締めが行われる。このことは、各部品や締結孔に
ある程度のレベルの加工精度の範囲で、遊びをもって確
実に共締めが可能になることを意味するものである。
【0012】なお、実施例のねじ締結構造が適用された
上記腕時計にあって、電池20の交換などすると、それ
までの使用中に設定してあった各種データのメモリ等は
ランダムになる場合がある。こうした場合、再使用にす
る前に、それまでのデータをクリアするためのAC(オ
ールクリア)スイッチが備わっている。すなわち、図7
〜図9に示すように、上記下ハウジング19には逆U字
状に成形されたクリア端子板40が装着されてメモリ制
御部に導通可能となっている。また、このクリア端子板
40に対をなす端子部材として上記地板22には、弾性
を利用して上下方向への撓みが可能な押圧端子部41が
形成してある。したがって、図8のような定常状態か
ら、オールクリア操作時は、先端鋭利な小径棒治具42
を用い、この棒治具42で地板22の押圧端子部41を
下方に押し下げて撓ませると、押圧端子部41が下方の
クリア端子板40に接触して、その電気的接触によるク
リア信号をメモリ制御部に送出するようになっている。
下ハウジング19では、(+)(−)一対の電極板43、4
4や端子板45を介して電池20から上記LSI基板1
5側への電圧供給が行われるようになっている。
上記腕時計にあって、電池20の交換などすると、それ
までの使用中に設定してあった各種データのメモリ等は
ランダムになる場合がある。こうした場合、再使用にす
る前に、それまでのデータをクリアするためのAC(オ
ールクリア)スイッチが備わっている。すなわち、図7
〜図9に示すように、上記下ハウジング19には逆U字
状に成形されたクリア端子板40が装着されてメモリ制
御部に導通可能となっている。また、このクリア端子板
40に対をなす端子部材として上記地板22には、弾性
を利用して上下方向への撓みが可能な押圧端子部41が
形成してある。したがって、図8のような定常状態か
ら、オールクリア操作時は、先端鋭利な小径棒治具42
を用い、この棒治具42で地板22の押圧端子部41を
下方に押し下げて撓ませると、押圧端子部41が下方の
クリア端子板40に接触して、その電気的接触によるク
リア信号をメモリ制御部に送出するようになっている。
下ハウジング19では、(+)(−)一対の電極板43、4
4や端子板45を介して電池20から上記LSI基板1
5側への電圧供給が行われるようになっている。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるね
じ保持構造は、特に腕時計等の精密小型機器における部
品同士のねじ締結に最適であり、機器の本体ケースに例
えばLSI基板等の数種の電子部品を共締めする際、ね
じ込み用ボス部に設けられた傾斜面による落し込み段差
部からそうしたLSI基板を落し込めるので、従来のよ
うに仕上げ加工精度誤差などで無理な嵌め込みで、精密
部品に損傷を与えるなどの不具合が防止され、多数の精
密部品同士を共締めする際の作業性向上と部品保護に有
効である。
じ保持構造は、特に腕時計等の精密小型機器における部
品同士のねじ締結に最適であり、機器の本体ケースに例
えばLSI基板等の数種の電子部品を共締めする際、ね
じ込み用ボス部に設けられた傾斜面による落し込み段差
部からそうしたLSI基板を落し込めるので、従来のよ
うに仕上げ加工精度誤差などで無理な嵌め込みで、精密
部品に損傷を与えるなどの不具合が防止され、多数の精
密部品同士を共締めする際の作業性向上と部品保護に有
効である。
【図1】この発明によるねじ保持締結構造が適用された
腕時計の平面図。
腕時計の平面図。
【図2】腕時計のモジュールの分解斜視図。
【図3】モジュールの組立底面図。
【図4】実施例のねじ保持構造による複数部品の組立断
面図。
面図。
【図5】実施例のねじ保持構造による組立時の態様を示
す断面図。
す断面図。
【図6】実施例のねじ保持構造による組立後の態様を示
す断面図。
す断面図。
【図7】実施例のねじ保持構造が適用された腕時計にオ
ールクリア端子が備わった形態の分解斜視図。
ールクリア端子が備わった形態の分解斜視図。
【図8】実施例のねじ保持構造が適用された腕時計にお
けるオールクリア態様を示す断面図。
けるオールクリア態様を示す断面図。
【図9】実施例のねじ保持構造が適用された腕時計にお
けるオールクリア態様を示す断面図。
けるオールクリア態様を示す断面図。
1 ケース体 3 表示部 10 モジュール 11 裏蓋 15 LSI基板 19 下ハウジング 20 電池 22 地板 23 平小ねじ 25 ボス部 25a 基部 25b 本体部 25c 傾斜段差部
Claims (3)
- 【請求項1】 機器の本体ケース上に複数の部品を重ね
て共締めするとき、本体ケースに部品位置決めを兼ねた
貫通孔付きまたは雌ねじ付きの複数のボス部が立ち上っ
て設けられ、各部品にはボス部の外径に所定の嵌合代を
もって挿通する複数の締結孔が設けられ、ボス部を介し
ねじによって各部品を共締めするねじ締結構造におい
て、 ボス部が基部とこの上の本体部とからなっていて、基部
はその外径と各部品の締結孔との間に前記嵌合代を有す
るよう形成するとともに、本体部の外径は基部よりも小
さく段差成形されてなることを特徴とするねじ締結構
造。 - 【請求項2】 基部と本体部との間の段差部を傾斜面で
形成したことを特徴とする請求項1記載のねじ締結構
造。 - 【請求項3】 機器が腕時計であって、この本体ケース
上に設けられたボス部に挿通して位置決めされかつ共締
めされる複数の部品の1つがLSI基板であることを特
徴とする請求項1記載のねじ締結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29033794A JPH08128418A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | ねじ締結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29033794A JPH08128418A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | ねじ締結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08128418A true JPH08128418A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17754758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29033794A Pending JPH08128418A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | ねじ締結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08128418A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030810A (ja) * | 2008-10-29 | 2009-02-12 | Itoki Corp | 机 |
| JP2017009407A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | カシオ計算機株式会社 | モジュール及び時計 |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP29033794A patent/JPH08128418A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030810A (ja) * | 2008-10-29 | 2009-02-12 | Itoki Corp | 机 |
| JP2017009407A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | カシオ計算機株式会社 | モジュール及び時計 |
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