JPH0812885A - シート材料及びその製造方法 - Google Patents
シート材料及びその製造方法Info
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- JPH0812885A JPH0812885A JP12715995A JP12715995A JPH0812885A JP H0812885 A JPH0812885 A JP H0812885A JP 12715995 A JP12715995 A JP 12715995A JP 12715995 A JP12715995 A JP 12715995A JP H0812885 A JPH0812885 A JP H0812885A
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- sheet
- formula
- weight
- fiber
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アスベスト繊維を使用することなく、優れた
柔軟性、シール性及び耐熱性を発揮し、耐薬品性、特に
耐代替フロン性に優れたガスケットやパッキング等とし
て使用することのできるシート材料及びその製造方法。 【構成】 アスベスト以外の無機充填材と、ゴム材と、
実質的に一般式(I)〜(III) (式中、R1〜R5は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有機繊維又は無
機繊維による繊維成分とよりなる。
柔軟性、シール性及び耐熱性を発揮し、耐薬品性、特に
耐代替フロン性に優れたガスケットやパッキング等とし
て使用することのできるシート材料及びその製造方法。 【構成】 アスベスト以外の無機充填材と、ゴム材と、
実質的に一般式(I)〜(III) (式中、R1〜R5は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有機繊維又は無
機繊維による繊維成分とよりなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材料及びその製造
方法に関するものであり、更に詳しくは、アスベスト繊
維を使用することなく、優れた柔軟性、シール性及び耐
熱性を発揮し、更に耐薬品性、特に耐代替フロン性に優
れたガスケットやパッキング等として使用することので
きるシート材料及びその製造方法に関するものである。
方法に関するものであり、更に詳しくは、アスベスト繊
維を使用することなく、優れた柔軟性、シール性及び耐
熱性を発揮し、更に耐薬品性、特に耐代替フロン性に優
れたガスケットやパッキング等として使用することので
きるシート材料及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばガスケットやパッキン
グ等に使用されるシート材料としては、アスベストシー
トが知られており、この従来品は、一般的には基材繊維
としてのアスベストの他、結合材としてゴム材や充填材
を使用し、柔軟性、シール性、耐熱性及び強度を持たせ
ようとしていたが、天然物であるアスベストは、近年、
資源の枯渇及びそれに伴う入手難という問題が生じると
共に、人体に対する悪影響が指摘されるに至り、現在で
はその使用が再検討されている。
グ等に使用されるシート材料としては、アスベストシー
トが知られており、この従来品は、一般的には基材繊維
としてのアスベストの他、結合材としてゴム材や充填材
を使用し、柔軟性、シール性、耐熱性及び強度を持たせ
ようとしていたが、天然物であるアスベストは、近年、
資源の枯渇及びそれに伴う入手難という問題が生じると
共に、人体に対する悪影響が指摘されるに至り、現在で
はその使用が再検討されている。
【0003】このため、上記のようなシート材料の分野
でも、アスベストに代わる繊維基材を用いたアスベスト
シートの代替物を製造しようという研究が盛んに行なわ
れていて、たとえば、アスベストの代替として、ガラス
繊維、ロックウール、セラミック繊維等、炭素繊維等の
無機繊維又はアラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリア
クロニトリル繊維、フェノール繊維等の有機繊維の使用
が提案されている。
でも、アスベストに代わる繊維基材を用いたアスベスト
シートの代替物を製造しようという研究が盛んに行なわ
れていて、たとえば、アスベストの代替として、ガラス
繊維、ロックウール、セラミック繊維等、炭素繊維等の
無機繊維又はアラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリア
クロニトリル繊維、フェノール繊維等の有機繊維の使用
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
無機、有機繊維は、いずれもアスベストに比べて繊維径
が大きく、緻密な構造とするためには不利な形状となっ
ており、十分満足の行くシール性が得られていない。
無機、有機繊維は、いずれもアスベストに比べて繊維径
が大きく、緻密な構造とするためには不利な形状となっ
ており、十分満足の行くシール性が得られていない。
【0005】そこで、この欠点を補うために、熱可塑性
を有するポリオレフィン繊維等を使用して、熱融着によ
りシール性を向上させる試みがなされているが、これら
の繊維は概ね180℃以下の温度で再溶融してしまい、
耐熱性が十分である。
を有するポリオレフィン繊維等を使用して、熱融着によ
りシール性を向上させる試みがなされているが、これら
の繊維は概ね180℃以下の温度で再溶融してしまい、
耐熱性が十分である。
【0006】更に、最近になって、オゾン層破壊の原因
となっているフロンに代え、別の冷媒の使用が検討され
ているが、このような代替フロン溶媒に対する十分な耐
久性を有するシート材料の開発が望まれている。
となっているフロンに代え、別の冷媒の使用が検討され
ているが、このような代替フロン溶媒に対する十分な耐
久性を有するシート材料の開発が望まれている。
【0007】本発明は、上記した従来技術の難点を解消
して、アスベスト繊維を使用することなく、優れた柔軟
性、シール性及び耐熱性を発揮し、耐薬品性、特に耐代
替フロン性に優れたガスケットやパッキング等として使
用することのできるシート材料及びその製造方法を提供
することを目的としてなされた。
して、アスベスト繊維を使用することなく、優れた柔軟
性、シール性及び耐熱性を発揮し、耐薬品性、特に耐代
替フロン性に優れたガスケットやパッキング等として使
用することのできるシート材料及びその製造方法を提供
することを目的としてなされた。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用したシート材料の構成は、少なくともア
スベスト以外の無機充填材と、ゴム材と、実質的に式
に本発明が採用したシート材料の構成は、少なくともア
スベスト以外の無機充填材と、ゴム材と、実質的に式
【化13】 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基を表す。)、又は、式
コキシ基を表す。)、又は、式
【化14】 (式中、R2、R3は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を表す。)、又は、式
アルコキシ基を表す。)、又は、式
【化15】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有機繊維又は無
機繊維による繊維成分とよりなることを特徴とするか、
或いは、かかる構成のシート状物と、ポリカルボジイミ
ド樹脂で処理された補強材とよりなることを特徴とする
ものである。
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有機繊維又は無
機繊維による繊維成分とよりなることを特徴とするか、
或いは、かかる構成のシート状物と、ポリカルボジイミ
ド樹脂で処理された補強材とよりなることを特徴とする
ものである。
【0009】又、上記目的を達成するために本発明が採
用したシート材料の製造方法の構成は、少なくともアス
ベスト以外の無機充填材と、ゴム材と、実質的に前記式
で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイミド樹
脂粉末と、必要に応じ有機繊維又は無機繊維による繊維
成分とを混抄又は混練してシート状物とし、該シート状
物を上記ポリカルボジイミド樹脂粉末の軟化点以上の温
度で加熱成形することを特徴とするか、或いは、かかる
構成のシート状物とポリカルボジイミド樹脂で処理され
た補強材とを重ね合わせた後、上記ポリカルボジイミド
樹脂粉末の軟化点以上の温度で加熱成形することを特徴
とするものである。
用したシート材料の製造方法の構成は、少なくともアス
ベスト以外の無機充填材と、ゴム材と、実質的に前記式
で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイミド樹
脂粉末と、必要に応じ有機繊維又は無機繊維による繊維
成分とを混抄又は混練してシート状物とし、該シート状
物を上記ポリカルボジイミド樹脂粉末の軟化点以上の温
度で加熱成形することを特徴とするか、或いは、かかる
構成のシート状物とポリカルボジイミド樹脂で処理され
た補強材とを重ね合わせた後、上記ポリカルボジイミド
樹脂粉末の軟化点以上の温度で加熱成形することを特徴
とするものである。
【0010】以下に本発明を詳細に説明する。
【0011】上記のとおり、本発明のシート材料の第1
の態様は、少なくともアスベスト以外の無機充填材と、
ゴム材と、実質的に上記式で表される繰り返し単位を有
するポリカルボジイミド樹脂粉末と、必要に応じ添加さ
れる有機繊維又は無機繊維による繊維成分とよりなるも
のであり、これらのうちの無機充填材としてはアスベス
ト以外の無機充填材であればよく、特に制限はない。具
体的には、ガラス繊維等の繊維類、及び、クレー、タル
ク、硫酸バリウム、マイカ、バーミキュライト、炭酸カ
ルシウム、シリカ、ウォラストナイト、硫酸マグネシウ
ム、チタン酸カリウム、カーボンブラック等の粉末状、
りんぺん状或いはウイスカー状物、或いはこれらを適宜
に混合したものを例示することができる。
の態様は、少なくともアスベスト以外の無機充填材と、
ゴム材と、実質的に上記式で表される繰り返し単位を有
するポリカルボジイミド樹脂粉末と、必要に応じ添加さ
れる有機繊維又は無機繊維による繊維成分とよりなるも
のであり、これらのうちの無機充填材としてはアスベス
ト以外の無機充填材であればよく、特に制限はない。具
体的には、ガラス繊維等の繊維類、及び、クレー、タル
ク、硫酸バリウム、マイカ、バーミキュライト、炭酸カ
ルシウム、シリカ、ウォラストナイト、硫酸マグネシウ
ム、チタン酸カリウム、カーボンブラック等の粉末状、
りんぺん状或いはウイスカー状物、或いはこれらを適宜
に混合したものを例示することができる。
【0012】又、ゴム材としては、ニトリルゴム(NB
R)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレン
ゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、ブタジエン
ゴム(BR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロ
ピレンゴム(EPM)、エチレン酢ビゴム(EVA)、
塩素化ポリエチレンゴム(CPE)、エピクロロヒドリ
ンゴム(ECO)、ニトリルイソプレンゴム(NI
R)、フッ素ゴム(FRM)、シリコーンゴム(S
i)、天然ゴム(NR)、及びこれらのラテックス等、
従来よりジョイントシート又は成形用ゴムとして公知の
ものを使用することができる。
R)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレン
ゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、ブタジエン
ゴム(BR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロ
ピレンゴム(EPM)、エチレン酢ビゴム(EVA)、
塩素化ポリエチレンゴム(CPE)、エピクロロヒドリ
ンゴム(ECO)、ニトリルイソプレンゴム(NI
R)、フッ素ゴム(FRM)、シリコーンゴム(S
i)、天然ゴム(NR)、及びこれらのラテックス等、
従来よりジョイントシート又は成形用ゴムとして公知の
ものを使用することができる。
【0013】本発明で使用するポリカルボジイミド樹脂
それ自体は周知のものか、或いは周知のものと同様にし
て製造することができるものであって{米国特許第2,
94l,956号明細書;特公昭47−33279号公
報;J.Org.Chem,28,2069〜2075
(1963)Chemical Review l98
l,vol.8l.No.4,6l9〜62l等参
照}、例えば、カルボジイミド化触媒の存在下、有機ジ
イソシアネートの脱二酸化炭素を伴う縮合反応により容
易に製造することができる。
それ自体は周知のものか、或いは周知のものと同様にし
て製造することができるものであって{米国特許第2,
94l,956号明細書;特公昭47−33279号公
報;J.Org.Chem,28,2069〜2075
(1963)Chemical Review l98
l,vol.8l.No.4,6l9〜62l等参
照}、例えば、カルボジイミド化触媒の存在下、有機ジ
イソシアネートの脱二酸化炭素を伴う縮合反応により容
易に製造することができる。
【0014】上記ポリカルボジイミド樹脂の製造に使用
される有機ジイソシアネートとしては、脂肪族系、脂環
式系、芳香族系、芳香−脂肪族系等のいずれのタイプの
ものであってもよく、これらは単独で用いても、或い
は、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
される有機ジイソシアネートとしては、脂肪族系、脂環
式系、芳香族系、芳香−脂肪族系等のいずれのタイプの
ものであってもよく、これらは単独で用いても、或い
は、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
【0015】而して、本発明において使用されるポリカ
ルボジイミド樹脂には、下記式 −R−N=C=N− (但し、式中のRは有機ジイソシアネート残基を表す)
で示される少なくともl種の繰り返し単位からなる単独
重合体または共重合体が包含される。
ルボジイミド樹脂には、下記式 −R−N=C=N− (但し、式中のRは有機ジイソシアネート残基を表す)
で示される少なくともl種の繰り返し単位からなる単独
重合体または共重合体が包含される。
【0016】有機ジイソシアネート残基である上記式に
おけるRとしては、中でも芳香族ジイソシアネート残基
が好適である(ここで、有機ジイソシアネート残基と
は、有機ジイソシアネート分子から2つのイソシアネー
ト基(NCO)を除いた残りの部分をいう)。このよう
な有機ジイソシアネートの具体例としては、式(1)、
おけるRとしては、中でも芳香族ジイソシアネート残基
が好適である(ここで、有機ジイソシアネート残基と
は、有機ジイソシアネート分子から2つのイソシアネー
ト基(NCO)を除いた残りの部分をいう)。このよう
な有機ジイソシアネートの具体例としては、式(1)、
【化16】 又は式(2)、
【化17】 又は式(3)、
【化18】 で表されるものを例示することができる。
【0017】上記式中の置換基について説明すれば、R
1、R2及びR3は水素原子、メチル基、エチル基、プロ
ピル基やブチル基等に代表される低級アルキル基又は対
応する低級アルコキシ基を、R4及びR5は水素原子、R
1乃至R3と同様の低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表わしている。
1、R2及びR3は水素原子、メチル基、エチル基、プロ
ピル基やブチル基等に代表される低級アルキル基又は対
応する低級アルコキシ基を、R4及びR5は水素原子、R
1乃至R3と同様の低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表わしている。
【0018】具体的には、有機ジイソシアネートが上記
式(1)で表されるものとしては、2、4−トリレンジ
イソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレン
ジイソシアネートの混合物等のトリレンジイソシアネー
トや、1−メトキシフェニル−2,4−ジイソシアネー
ト等を、又、有機ジイソシアネートが上記式(2)で表
されるものとしては、o−トリジンジイソシアネート等
を、更に、有機ジイソシアネートが上記式(3)で表さ
れるものとしては、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシア
ネートや3,3’−ジメチル−4,4’−ジフェニルエ
ーテルジイソシアネート等をそれぞれ挙げることがで
き、これらジイソシアネート類は、単独で又は2種以上
の混合物として使用することができる。
式(1)で表されるものとしては、2、4−トリレンジ
イソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレン
ジイソシアネートの混合物等のトリレンジイソシアネー
トや、1−メトキシフェニル−2,4−ジイソシアネー
ト等を、又、有機ジイソシアネートが上記式(2)で表
されるものとしては、o−トリジンジイソシアネート等
を、更に、有機ジイソシアネートが上記式(3)で表さ
れるものとしては、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシア
ネートや3,3’−ジメチル−4,4’−ジフェニルエ
ーテルジイソシアネート等をそれぞれ挙げることがで
き、これらジイソシアネート類は、単独で又は2種以上
の混合物として使用することができる。
【0019】上記有機ジイソシアネートをポリカルボジ
イミド樹脂へ変換する反応は、カルボジイミド化触媒の
存在下で行なうものであり、このカルボジイミド化触媒
としては、例えば3−メチル−1−フェニル−2−ホス
ホレン−1−オキシド等のホスホレンオキシド類を挙げ
ることができる。
イミド樹脂へ変換する反応は、カルボジイミド化触媒の
存在下で行なうものであり、このカルボジイミド化触媒
としては、例えば3−メチル−1−フェニル−2−ホス
ホレン−1−オキシド等のホスホレンオキシド類を挙げ
ることができる。
【0020】本発明で使用する粉状のポリカルボジイミ
ド樹脂は、例えば特開平5−239223号公報に記載
されているポリカルボジイミド樹脂溶液を噴霧乾燥する
方法、或いは、D. J. Lyman, Die Makromol. Chem., 6
7, 1 (1963)、L. M. Alberinoら(J. Appl. Polym. Sc
i., 21, 1999(1977))等に記載されている、一般的な溶
媒中で反応させて析出する粉状の生成物を捕集する方法
等により得ることができる。
ド樹脂は、例えば特開平5−239223号公報に記載
されているポリカルボジイミド樹脂溶液を噴霧乾燥する
方法、或いは、D. J. Lyman, Die Makromol. Chem., 6
7, 1 (1963)、L. M. Alberinoら(J. Appl. Polym. Sc
i., 21, 1999(1977))等に記載されている、一般的な溶
媒中で反応させて析出する粉状の生成物を捕集する方法
等により得ることができる。
【0021】本発明で使用するポリカルボジイミド樹脂
粉末は粉状であるので、シート材料中に均一分散させる
ことができ、アスベスト以外の無機充填材や後述する繊
維成分間に均一に密に充填することができるので、シー
ト材料の靭性やシール性が向上する。
粉末は粉状であるので、シート材料中に均一分散させる
ことができ、アスベスト以外の無機充填材や後述する繊
維成分間に均一に密に充填することができるので、シー
ト材料の靭性やシール性が向上する。
【0022】本発明では更に上記成分に加え、必要に応
じ適宜の繊維成分を添加してもよく、この繊維成分には
有機繊維及び無機繊維が含まれ、具体的にはポリアミド
繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ポリエステル繊維、ポ
リアクリロニトリル繊維或いはそれらのパルプ、セルロ
ース類(綿、麻、パルプなど)等を例示することができ
る。
じ適宜の繊維成分を添加してもよく、この繊維成分には
有機繊維及び無機繊維が含まれ、具体的にはポリアミド
繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ポリエステル繊維、ポ
リアクリロニトリル繊維或いはそれらのパルプ、セルロ
ース類(綿、麻、パルプなど)等を例示することができ
る。
【0023】上記説明した各成分の割合は、使用目的或
いは条件等に応じ適宜決定すれば良いが、例えば、 アスベスト以外の無機充填材 30〜90重量% ゴム材 5〜50重量% ポリカルボジイミド樹脂粉末 1〜50重量% 繊維成分 0〜50重量% という範囲を挙げることができる。
いは条件等に応じ適宜決定すれば良いが、例えば、 アスベスト以外の無機充填材 30〜90重量% ゴム材 5〜50重量% ポリカルボジイミド樹脂粉末 1〜50重量% 繊維成分 0〜50重量% という範囲を挙げることができる。
【0024】一方、本発明のシート材料の第2の態様
は、少なくともアスベスト以外の無機充填材と、ゴム材
と、実質的に上記式で表される繰り返し単位を有するポ
リカルボジイミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有
機繊維又は無機繊維による繊維成分とよりなるシート状
物、即ち、上記説明した本発明のシート材料に、更にポ
リカルボジイミド樹脂で処理された補強材を適用したも
のである。
は、少なくともアスベスト以外の無機充填材と、ゴム材
と、実質的に上記式で表される繰り返し単位を有するポ
リカルボジイミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有
機繊維又は無機繊維による繊維成分とよりなるシート状
物、即ち、上記説明した本発明のシート材料に、更にポ
リカルボジイミド樹脂で処理された補強材を適用したも
のである。
【0025】上記構成の本発明シート材料で使用するポ
リカルボジイミド樹脂としては、例えば前記ポリカルボ
ジイミド樹脂粉末を製造する際に使用したものを採用す
れば簡便である。尚、ポリカルボジイミド樹脂の一般的
製造方法としては、D.J.Lymanら(Die M
akromol.Chem.,67,1(196
3))、B.Dyerら(J.Amer.Chem.S
oc.,80,5495(1958))、L.M.Al
berinoら(J.Appl.Polym.Sc
i.,21,1999(1977))、T.W.Cam
pbell(J.Org.Chem.,28,2069
(1963))等の文献や、特開昭51−61599
号、特開平2−292316号等の公報に開示されてい
る。
リカルボジイミド樹脂としては、例えば前記ポリカルボ
ジイミド樹脂粉末を製造する際に使用したものを採用す
れば簡便である。尚、ポリカルボジイミド樹脂の一般的
製造方法としては、D.J.Lymanら(Die M
akromol.Chem.,67,1(196
3))、B.Dyerら(J.Amer.Chem.S
oc.,80,5495(1958))、L.M.Al
berinoら(J.Appl.Polym.Sc
i.,21,1999(1977))、T.W.Cam
pbell(J.Org.Chem.,28,2069
(1963))等の文献や、特開昭51−61599
号、特開平2−292316号等の公報に開示されてい
る。
【0026】又、本発明シート材料で使用する補強材と
しては、例えば、アスベスト以外の無機繊維又は有機繊
維よりなる織布、不織布又は紙状物や、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネイトフィル
ム、ポリイミドフィルム、ポリカルボジイミドフィルム
或いは、ステンレス板、鉄板、銅板、アルミニウム板等
の金属板を挙げることができる。尚、本発明にいう「ポ
リカルボジイミド樹脂で処理された補強材」なる概念に
は、ポリカルボジイミド樹脂自体によるフィルムが含ま
れるものである。
しては、例えば、アスベスト以外の無機繊維又は有機繊
維よりなる織布、不織布又は紙状物や、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネイトフィル
ム、ポリイミドフィルム、ポリカルボジイミドフィルム
或いは、ステンレス板、鉄板、銅板、アルミニウム板等
の金属板を挙げることができる。尚、本発明にいう「ポ
リカルボジイミド樹脂で処理された補強材」なる概念に
は、ポリカルボジイミド樹脂自体によるフィルムが含ま
れるものである。
【0027】尚、本発明シート材料のいずれの態様につ
いても、繊維成分は補強材として使用されるものである
から、強度を必要としない場合等には添加しなくてもよ
く、ポリカルボジイミド樹脂で処理された補強材につい
ても同様である。
いても、繊維成分は補強材として使用されるものである
から、強度を必要としない場合等には添加しなくてもよ
く、ポリカルボジイミド樹脂で処理された補強材につい
ても同様である。
【0028】更に、本発明シート材料は、シート状物と
補強材との多層構成としてもよい。例えば、シート状物
の両面を補強材で補強したり、或いはその補強材に更に
シート状物を適用したりすることもできる。
補強材との多層構成としてもよい。例えば、シート状物
の両面を補強材で補強したり、或いはその補強材に更に
シート状物を適用したりすることもできる。
【0029】而して、上記のように特徴付けられる本発
明のシート材料は、少なくともアスベスト以外の無機充
填材と、ゴム材と、実質的に前記式で表される繰り返し
単位を有するポリカルボジイミド樹脂粉末と、必要に応
じ有機繊維又は無機繊維による繊維成分とを混抄又は混
練して得られるシート状物、或いは、かかる構成のシー
ト状物とポリカルボジイミド樹脂で処理された補強材と
を重ね合わせたものを、上記ポリカルボジイミド樹脂粉
末の軟化点以上の温度で加熱成形する本発明製造方法に
より得ることができる。
明のシート材料は、少なくともアスベスト以外の無機充
填材と、ゴム材と、実質的に前記式で表される繰り返し
単位を有するポリカルボジイミド樹脂粉末と、必要に応
じ有機繊維又は無機繊維による繊維成分とを混抄又は混
練して得られるシート状物、或いは、かかる構成のシー
ト状物とポリカルボジイミド樹脂で処理された補強材と
を重ね合わせたものを、上記ポリカルボジイミド樹脂粉
末の軟化点以上の温度で加熱成形する本発明製造方法に
より得ることができる。
【0030】ビーターシートを作る方法又はジョイント
シートを作る方法で得られたシート状物の加熱成形は、
周知の手段を利用することにより行うことができ、又、
加熱温度としては150℃以上という数値を例示するこ
とができる。
シートを作る方法で得られたシート状物の加熱成形は、
周知の手段を利用することにより行うことができ、又、
加熱温度としては150℃以上という数値を例示するこ
とができる。
【0031】尚、本発明シート材料を製造するに際し、
アクリル樹脂エマルジョン、フェノール樹脂エマルジョ
ン、ポリビニルアルコールエマルジョンやゴムエマルジ
ョン等の等の有機バインダー等を、得られるシート材料
に悪影響をおよぼさない範囲で添加することもできる。
尚、上記充填材中、クレー、タルク、シリカ、ウォラス
トナイト、マイカ等はバインダーとしても機能し、得ら
れるシート材料の強度を向上させることができ、従って
本発明においては充填材とバインダーとの間に明確な区
別はない。
アクリル樹脂エマルジョン、フェノール樹脂エマルジョ
ン、ポリビニルアルコールエマルジョンやゴムエマルジ
ョン等の等の有機バインダー等を、得られるシート材料
に悪影響をおよぼさない範囲で添加することもできる。
尚、上記充填材中、クレー、タルク、シリカ、ウォラス
トナイト、マイカ等はバインダーとしても機能し、得ら
れるシート材料の強度を向上させることができ、従って
本発明においては充填材とバインダーとの間に明確な区
別はない。
【0032】
【実施例】以下に本発明を実施例により更に詳細に説明
する。
する。
【0033】実施例1 (1)ポリカルボジイミド樹脂粉末の製造 MDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト)675gとフェニルイソシアネート71.4gと
を、テトラクロロエチレン2458g中でカルボジイミ
ド化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン
−1−オキシド)1.5gと共に120℃で4時間反応
させ、淡黄色で透明のポリカルボジイミド樹脂溶液(樹
脂濃度20%)を得た。この溶液を12時間で40℃に
冷却し、粘度が270cpのスラリー状ポリカルボジイ
ミド樹脂を得た。このスラリー状ポリカルボジイミド樹
脂を乾燥温度60℃、空気圧力2Kg/cm2、スラリ
ー供給量1l/hの条件で噴霧乾燥し、淡黄色の粉末を
得た。
ト)675gとフェニルイソシアネート71.4gと
を、テトラクロロエチレン2458g中でカルボジイミ
ド化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン
−1−オキシド)1.5gと共に120℃で4時間反応
させ、淡黄色で透明のポリカルボジイミド樹脂溶液(樹
脂濃度20%)を得た。この溶液を12時間で40℃に
冷却し、粘度が270cpのスラリー状ポリカルボジイ
ミド樹脂を得た。このスラリー状ポリカルボジイミド樹
脂を乾燥温度60℃、空気圧力2Kg/cm2、スラリ
ー供給量1l/hの条件で噴霧乾燥し、淡黄色の粉末を
得た。
【0034】(2)シート材料の製造 ポリカルボジイミド樹脂粉末 12重量% 無機充填材 65重量% ゴム材(NBRラテックス固形分) 23重量% 上記配合の組成物を混合して抄造し、シートを作成し
た。次に、厚さ0.1mmのガラスクロスをポリカルボ
ジイミド樹脂の溶液(ポリマー濃度:5重量%、溶媒:
テトラヒドロフラン)に浸漬し、乾燥した。樹脂分は2
0重量%であり、表面及びガラス繊維間がポリカルボジ
イミド樹脂で処理された補強材を得た。この補強材の両
面を上記の抄造で得られたシートではさみ込み、180
℃で加熱加圧成形して厚さ0.5mmのシートを得た。
尚、上記ポリカルボジイミド樹脂溶液は、4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)を、テトラ
ヒドロフラン(THF)中でカルボジイミド化触媒と共
に反応させて得たものである(以下、テトラヒドロフラ
ンを溶媒としたポリカルボジイミド溶液は、同様の方法
で製造した)。
た。次に、厚さ0.1mmのガラスクロスをポリカルボ
ジイミド樹脂の溶液(ポリマー濃度:5重量%、溶媒:
テトラヒドロフラン)に浸漬し、乾燥した。樹脂分は2
0重量%であり、表面及びガラス繊維間がポリカルボジ
イミド樹脂で処理された補強材を得た。この補強材の両
面を上記の抄造で得られたシートではさみ込み、180
℃で加熱加圧成形して厚さ0.5mmのシートを得た。
尚、上記ポリカルボジイミド樹脂溶液は、4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)を、テトラ
ヒドロフラン(THF)中でカルボジイミド化触媒と共
に反応させて得たものである(以下、テトラヒドロフラ
ンを溶媒としたポリカルボジイミド溶液は、同様の方法
で製造した)。
【0035】得られたシートの引張強度とシール性及び
フロンに対する耐性(R12、R134aに対しJIS
R−3453に準じて70℃、24時間浸漬後の引張
強度変化率の測定結果)を検討した。尚、シール特性
は、まず得られたシートから所定の形状を打ち抜いてガ
スケットを形成し、このガスケットをフランジ面間に挿
入してトルクレンチにより100kg/cm2で締付け
た後、内部に7kg/cm2の窒素を流し、フランジか
らの窒素洩れを水上置換法により10分間補集し、その
容積を洩れ量として、シール特性を示す値とした。
フロンに対する耐性(R12、R134aに対しJIS
R−3453に準じて70℃、24時間浸漬後の引張
強度変化率の測定結果)を検討した。尚、シール特性
は、まず得られたシートから所定の形状を打ち抜いてガ
スケットを形成し、このガスケットをフランジ面間に挿
入してトルクレンチにより100kg/cm2で締付け
た後、内部に7kg/cm2の窒素を流し、フランジか
らの窒素洩れを水上置換法により10分間補集し、その
容積を洩れ量として、シール特性を示す値とした。
【0036】実施例2 実施例1で製造した ポリカルボジイミド樹脂粉末 15重量% 無機充填材 65重量% ゴム材(NBRラテックス固形分) 20重量% 上記配合の組成物を混合して抄造し、シートを作成し
た。次に、厚さ0.1mmのポリエステルフィルムの表
面にポリカルボジイミド樹脂の溶液(ポリマー濃度:3
重量%、溶媒:テトラクロロエチレン)をスプレーして
乾燥し、ポリカルボジイミド樹脂で処理された補強材を
得た。この補強材の両面を上記の抄造で得られたシート
ではさみ込み、200℃で加熱加圧成形して厚さ0.5
mmのシートを得た。得られたシートの引張強度、シー
ル性及び耐フロン性を検討した。尚上記ポリカルボジイ
ミド樹脂溶液は、2,4−トリレンジイソシアネート/
2,6−トリレンジイソシアネート混合物(混合割合8
0:20〔TDI〕)を、テトラクロロエチレン中でカ
ルボジイミド化触媒と共に反応させて得たものである
(以下、テトラクロロエチレンを溶媒としたポリカルボ
ジイミド樹脂溶液は、同様の方法で製造した)。
た。次に、厚さ0.1mmのポリエステルフィルムの表
面にポリカルボジイミド樹脂の溶液(ポリマー濃度:3
重量%、溶媒:テトラクロロエチレン)をスプレーして
乾燥し、ポリカルボジイミド樹脂で処理された補強材を
得た。この補強材の両面を上記の抄造で得られたシート
ではさみ込み、200℃で加熱加圧成形して厚さ0.5
mmのシートを得た。得られたシートの引張強度、シー
ル性及び耐フロン性を検討した。尚上記ポリカルボジイ
ミド樹脂溶液は、2,4−トリレンジイソシアネート/
2,6−トリレンジイソシアネート混合物(混合割合8
0:20〔TDI〕)を、テトラクロロエチレン中でカ
ルボジイミド化触媒と共に反応させて得たものである
(以下、テトラクロロエチレンを溶媒としたポリカルボ
ジイミド樹脂溶液は、同様の方法で製造した)。
【0037】実施例3 実施例1で製造した ポリカルボジイミド樹脂粉末 14重量% 無機充填材 65重量% ゴム材(NBR) 21重量% 上記配合の組成物にトルエンの適当量(配合物の全重量
に対し8割程度の重量)を加え混練機で混練した後、カ
レンダーロールで成形してシート状物とした。次に、厚
さ0.15mmのカーボンクロスをポリカルボジイミド
樹脂の溶液(ポリマー濃度5重量%、溶媒:テトラクロ
ロエチレン)に浸漬し、乾燥して樹脂分5重量%のポリ
カルボジイミド樹脂で処理された補強材を得た。この補
強材の両面を上記の抄造で得られたシートではさみ込
み、200℃で加熱加圧成形して厚さ0.5mmのシー
トを得た。得られたシートの引張強度、シール性及び耐
フロン性を検討した。
に対し8割程度の重量)を加え混練機で混練した後、カ
レンダーロールで成形してシート状物とした。次に、厚
さ0.15mmのカーボンクロスをポリカルボジイミド
樹脂の溶液(ポリマー濃度5重量%、溶媒:テトラクロ
ロエチレン)に浸漬し、乾燥して樹脂分5重量%のポリ
カルボジイミド樹脂で処理された補強材を得た。この補
強材の両面を上記の抄造で得られたシートではさみ込
み、200℃で加熱加圧成形して厚さ0.5mmのシー
トを得た。得られたシートの引張強度、シール性及び耐
フロン性を検討した。
【0038】実施例4 実施例1で製造した ポリカルボジイミド樹脂粉末 17重量% 無機充填材 68重量% ゴム材(NBR、アクリル混合ゴムラテックス固形分) 15重量% 上記配合の組成物を混合して抄造し、シートを作成し
た。次に厚さ0.1mmのステンレス板上にポリカルボ
ジイミド樹脂の溶液(ポリマー濃度:3重量%、溶媒テ
トラヒドロフラン)をスプレーして乾燥し、ポリカルボ
ジイミド樹脂で処理された補強材を得た。この補強材の
両面を上記方法で得られたシートではさみ込み、200
℃で加熱加圧成形して厚さ0.6mmのシートを得た。
得られたシートの引張強度、シール特性及び耐フロン性
を検討した。
た。次に厚さ0.1mmのステンレス板上にポリカルボ
ジイミド樹脂の溶液(ポリマー濃度:3重量%、溶媒テ
トラヒドロフラン)をスプレーして乾燥し、ポリカルボ
ジイミド樹脂で処理された補強材を得た。この補強材の
両面を上記方法で得られたシートではさみ込み、200
℃で加熱加圧成形して厚さ0.6mmのシートを得た。
得られたシートの引張強度、シール特性及び耐フロン性
を検討した。
【0039】実施例5 (1)ポリカルボジイミド樹脂粉末の製造 MDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト)600gとフェニルイソシアネート23.8gと
を、テトラクロロエチレン3840g中でカルボジイミ
ド化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン
−1−オキシド)10gと共に120℃で4.5時間反
応させた。反応溶液を室温に冷却して沈殿物を生成さ
せ、この沈殿物を濾別、乾燥し、粉砕することにより、
ポリカルボジイミド樹脂の粉末を得た。
ト)600gとフェニルイソシアネート23.8gと
を、テトラクロロエチレン3840g中でカルボジイミ
ド化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン
−1−オキシド)10gと共に120℃で4.5時間反
応させた。反応溶液を室温に冷却して沈殿物を生成さ
せ、この沈殿物を濾別、乾燥し、粉砕することにより、
ポリカルボジイミド樹脂の粉末を得た。
【0040】(2)シート材料の製造 ポリカルボジイミド樹脂粉末 15重量% 無機充填材 52重量% アラミドパルプ 10重量% ゴム材(NBRラテックス固形分) 23重量% 上記配合の組成物を抄造し、シートを作成した後、18
0℃で加熱加圧成形して厚さ05mmのシートを得た。
得られたシートの引張強度シール特性及び耐フロン性を
検討した。
0℃で加熱加圧成形して厚さ05mmのシートを得た。
得られたシートの引張強度シール特性及び耐フロン性を
検討した。
【0041】実施例6 実施例5で製造した ポリカルボジイミド樹脂粉末 20重量% アラミドパルプ 5重量% セルロースパルプ 2重量% 無機充填材 58重量% ゴム材(NBR) 15重量% 上記配合の組成物にトルエンの適当量(組成物の全重量
に対して8割程度の重量)を加えて混練機で混練し、ロ
ールでシート化した。このシートを、180℃で加熱加
圧成形し厚さ0.7mmのシートを得た。得られたシー
トの引張強度、シール特性及び耐フロン性を検討した。
に対して8割程度の重量)を加えて混練機で混練し、ロ
ールでシート化した。このシートを、180℃で加熱加
圧成形し厚さ0.7mmのシートを得た。得られたシー
トの引張強度、シール特性及び耐フロン性を検討した。
【0042】実施例7 (1)ポリカルボジイミド樹脂粉末の製造 80−TDI(2,4−トリレンジイソシアネートと
2,6−トリレンジイソシアネートとの8:2の混合
物)100gとMDI(4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネート)575gとフェニルイソシアネート3
5.7gとを、テトラクロロエチレン2700g中でカ
ルボジイミド化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−
ホスホレン−1−オキシド)1.4gと共に120℃で
4時間反応させ、淡黄色で透明のポリカルボジイミド樹
脂溶液を得た。この溶液を室温まで冷却し、沈殿物を生
成させ、この沈殿物を濾別、乾燥し、粉砕することによ
りポリカルボジイミド樹脂の粉末を得た。
2,6−トリレンジイソシアネートとの8:2の混合
物)100gとMDI(4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネート)575gとフェニルイソシアネート3
5.7gとを、テトラクロロエチレン2700g中でカ
ルボジイミド化触媒(3−メチル−1−フェニル−2−
ホスホレン−1−オキシド)1.4gと共に120℃で
4時間反応させ、淡黄色で透明のポリカルボジイミド樹
脂溶液を得た。この溶液を室温まで冷却し、沈殿物を生
成させ、この沈殿物を濾別、乾燥し、粉砕することによ
りポリカルボジイミド樹脂の粉末を得た。
【0043】 (2)シート材料の製造 ポリカルボジイミド樹脂粉末 20重量% アラミドパルプ 3重量% 炭素繊維 2重量% 無機充填材 60重量% ゴム材(クロロプレンラテックス固形分) 15重量% 上記配合の組成物を混合して抄造しシート化した。次
に、厚さ0.1mmのステンレス板上にポリカルボジイ
ミド樹脂の溶液(ポリマー濃度3重量%、溶媒テトラク
ロロエチレン)をスプレーして乾燥し、ポリカルボジイ
ミド樹脂で処理された補強材を得た。この補強材の両面
を上記方法で得られたシートではさみ込み、200℃で
加熱加圧成形して厚さ0.6mmのシートを得た。得ら
れたシートの引っ張り強度、シール特性及び耐フロン性
を検討した。
に、厚さ0.1mmのステンレス板上にポリカルボジイ
ミド樹脂の溶液(ポリマー濃度3重量%、溶媒テトラク
ロロエチレン)をスプレーして乾燥し、ポリカルボジイ
ミド樹脂で処理された補強材を得た。この補強材の両面
を上記方法で得られたシートではさみ込み、200℃で
加熱加圧成形して厚さ0.6mmのシートを得た。得ら
れたシートの引っ張り強度、シール特性及び耐フロン性
を検討した。
【0044】比較例1 市販のノンアスベストジョイントシートの引張強度、シ
ール特性及び耐フロン性を検討した。
ール特性及び耐フロン性を検討した。
【0045】以上の実施例1乃至7と比較例1について
の測定結果を以下の表1に示す。
の測定結果を以下の表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明シート材料は、従来品のようにア
スベスト繊維を使用することないので、人体に対する悪
影響を懸念する必要がない。又、柔軟性、シール性及び
耐熱性に優れており、例えばガスケットやパッキング等
に使用されるシート材料として優れている。
スベスト繊維を使用することないので、人体に対する悪
影響を懸念する必要がない。又、柔軟性、シール性及び
耐熱性に優れており、例えばガスケットやパッキング等
に使用されるシート材料として優れている。
【0048】更に、本発明のシート材料は、耐薬品性、
特に代替フロン溶媒に対して優れた耐久性を有してい
る。
特に代替フロン溶媒に対して優れた耐久性を有してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 5/18 CEZ C08K 3/00 KCS 7/02 KDW C08L 21/00 LBM
Claims (17)
- 【請求項1】 少なくともアスベスト以外の無機充填材
と、ゴム材と、実質的に式 【化1】 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基を表す。)、又は、式 【化2】 (式中、R2、R3は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を表す。)、又は、式 【化3】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有機繊維又は無
機繊維による繊維成分とよりなることを特徴とするシー
ト材料。 - 【請求項2】 少なくともアスベスト以外の無機充填材
と、ゴム材と、実質的に式 【化4】 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基を表す。)、又は、式 【化5】 (式中、R2、R3は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を表す。)、又は、式 【化6】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ添加される有機繊維又は無
機繊維による繊維成分とによるシート状物と、ポリカル
ボジイミド樹脂で処理された補強材とよりなることを特
徴とするシート材料。 - 【請求項3】 前記ポリカルボジイミド樹脂粉末は、5
00℃以上の熱分解温度を有するものである請求項1又
は2に記載のシート材料。 - 【請求項4】 前記ポリカルボジイミド樹脂粉末を2種
以上使用する請求項1又は2に記載のシート材料。 - 【請求項5】 前記必要に応じ添加される繊維成分が、
ポリアミド繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ポリエステ
ル繊維、ポリアクリロニトリル繊維、セルロース類
(綿、麻、パルプ等)である請求項1又は2に記載のシ
ート材料。 - 【請求項6】 前記補強材が、アスベスト以外の無機繊
維又は有機繊維よりなる織布、不織布又は紙状物等であ
る請求項2に記載のシート材料。 - 【請求項7】 前記補強材が、ポリエステルフィルム、
ポリアミドフィルム、ポリカーボネイトフィルム、ポリ
イミドフィルム、ポリカルボジイミドフィルム等である
請求項2に記載のシート材料。 - 【請求項8】 前記補強材が、ステンレス板、鉄板、銅
板、アルミニウム板等の金属板である請求項2に記載の
シート材料。 - 【請求項9】 アスベスト以外の無機充填材を30〜9
0重量%、ゴム材を5〜50重量%、ポリカルボジイミ
ド樹脂粉末を1〜50重量%と繊維成分を0〜50重量
%含有する請求項1に記載のシート材料。 - 【請求項10】 前記シート状物は、アスベスト以外の
無機充填材を30〜90重量%、ゴム材を5〜50重量
%、ポリカルボジイミド樹脂粉末を1〜50重量%と繊
維成分を0〜50重量%含有するものである請求項2に
記載のシート材料。 - 【請求項11】 複数層のシート状物と、複数層の補強
材とよりなる請求項2に記載のシート材料。 - 【請求項12】 少なくともアスベスト以外の無機充填
材と、ゴム材と、実質的に式 【化7】 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基を表す。)、又は、式 【化8】 (式中、R2、R3は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を表す。)、又は、式 【化9】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ有機繊維又は無機繊維によ
る繊維成分とを混抄又は混練してシート状物とし、該シ
ート状物を上記ポリカルボジイミド樹脂粉末の軟化点以
上の温度で加熱成形することを特徴とするシート材料の
製造方法。 - 【請求項13】 少なくともアスベスト以外の無機充填
材と、ゴム材と、実質的に式 【化10】 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基を表す。)、又は、式 【化11】 (式中、R2、R3は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を表す。)、又は、式 【化12】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基又は低級
アルコキシ基を、Xは酸素原子又はメチレン基を夫々表
す。)で表される繰り返し単位を有するポリカルボジイ
ミド樹脂粉末と、必要に応じ有機繊維又は無機繊維によ
る繊維成分とを混抄又は混練してシート状物とすると共
に、該シート状物とポリカルボジイミド樹脂で処理され
た補強材とを重ね合わせた後、上記ポリカルボジイミド
樹脂粉末の軟化点以上の温度で加熱成形することを特徴
とするシート材料の製造方法。 - 【請求項14】 前記ポリカルボジイミド樹脂粉末を2
種以上使用する請求項12又は13に記載のシート材料
の製造方法。 - 【請求項15】 加熱成形は、150℃以上の温度で行
う請求項12又は13に記載のシート材料の製造方法。 - 【請求項16】 アスベスト以外の無機充填材を30〜
90重量%、ゴム材を5〜50重量%、ポリカルボジイ
ミド樹脂粉末を1〜50重量%と繊維成分を0〜50重
量%とする請求項12に記載のシート材料の製造方法。 - 【請求項17】 前記シート状物は、アスベスト以外の
無機充填材を30〜90重量%、ゴム材を5〜50重量
%、ポリカルボジイミド樹脂粉末を1〜50重量%と繊
維成分を0〜50重量%とする請求項13に記載のシー
ト材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12715995A JP3463902B2 (ja) | 1994-04-27 | 1995-04-26 | シート材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11370294 | 1994-04-27 | ||
| JP6-113702 | 1994-04-27 | ||
| JP12715995A JP3463902B2 (ja) | 1994-04-27 | 1995-04-26 | シート材料及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0812885A true JPH0812885A (ja) | 1996-01-16 |
| JP3463902B2 JP3463902B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=26452648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12715995A Expired - Fee Related JP3463902B2 (ja) | 1994-04-27 | 1995-04-26 | シート材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3463902B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008239766A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Ask Technica Corp | ジョイントシート |
| RU2644909C2 (ru) * | 2015-09-22 | 2018-02-14 | Закрытое акционерное общество "ВАТИ-Пром" | Слоистый уплотнительный материал |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP12715995A patent/JP3463902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008239766A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Ask Technica Corp | ジョイントシート |
| RU2644909C2 (ru) * | 2015-09-22 | 2018-02-14 | Закрытое акционерное общество "ВАТИ-Пром" | Слоистый уплотнительный материал |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3463902B2 (ja) | 2003-11-05 |
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