JPH0812922A - 屋外物品表面を処理する方法 - Google Patents
屋外物品表面を処理する方法Info
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- JPH0812922A JPH0812922A JP6162498A JP16249894A JPH0812922A JP H0812922 A JPH0812922 A JP H0812922A JP 6162498 A JP6162498 A JP 6162498A JP 16249894 A JP16249894 A JP 16249894A JP H0812922 A JPH0812922 A JP H0812922A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】テトラアルコキシシランまたはその多量体を加
水分解させたシラノール基を有するシラン化合物Aを含
む媒体Bからなり、Aの含有割合がB100重量部に対
して0.01〜100重量部である表面処理剤を用い、
屋外物品の疎水性合成樹脂塗膜表面をこの表面処理剤で
処理して薄膜を形成する、屋外物品の処理方法。 【効果】建築物の窓枠の下などの雨水が集まって流れる
部分に発生しやすいすじ状の汚れの発生が防止される。
水分解させたシラノール基を有するシラン化合物Aを含
む媒体Bからなり、Aの含有割合がB100重量部に対
して0.01〜100重量部である表面処理剤を用い、
屋外物品の疎水性合成樹脂塗膜表面をこの表面処理剤で
処理して薄膜を形成する、屋外物品の処理方法。 【効果】建築物の窓枠の下などの雨水が集まって流れる
部分に発生しやすいすじ状の汚れの発生が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疎水性合成樹脂塗膜表
面を有する屋外物品表面を表面処理する方法、およびか
かる表面処理により形成された薄膜を有する屋外物品に
関する。
面を有する屋外物品表面を表面処理する方法、およびか
かる表面処理により形成された薄膜を有する屋外物品に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属、無機材、プラスチッ
ク、木材、紙、皮革、繊維等の製品は、その保護、意匠
性の付与、機能性の付与などの目的で合成樹脂塗料によ
る塗装などの表面被覆が行われ、表面に疎水性合成樹脂
塗膜が形成されていることが多い。
ク、木材、紙、皮革、繊維等の製品は、その保護、意匠
性の付与、機能性の付与などの目的で合成樹脂塗料によ
る塗装などの表面被覆が行われ、表面に疎水性合成樹脂
塗膜が形成されていることが多い。
【0003】最近、耐候性に優れた塗料としてフッ素樹
脂塗料が多く使われている。このフッ素樹脂塗料は、そ
れ以前の合成樹脂塗料に比べ格段の耐候性を示すが、表
面につく汚れについては、他の合成樹脂塗料の場合と同
程度であり、高機能商品としてはその改善が望まれてい
る。
脂塗料が多く使われている。このフッ素樹脂塗料は、そ
れ以前の合成樹脂塗料に比べ格段の耐候性を示すが、表
面につく汚れについては、他の合成樹脂塗料の場合と同
程度であり、高機能商品としてはその改善が望まれてい
る。
【0004】特に、疎水性合成樹脂塗膜を有する屋外で
使用される物品(以下屋外物品という)においては、そ
の雨にさらされる疎水性合成樹脂塗膜表面に雨水による
斑点状の汚れが発生しやすい。さらに、建築物の窓枠の
下などの雨水が集まって流れる部分にすじ状の汚れ(以
下、雨すじ汚れという)が発生しやすい。この雨すじ汚
れは洗浄により容易に除去できるものではあるが、度重
なる洗浄は繁雑であるばかりでなく、ビルなどの大型屋
外物品においては洗浄作業が容易でない。よって、雨す
じ汚れの発生の少ない表面を有する塗装屋外物品が望ま
れる。
使用される物品(以下屋外物品という)においては、そ
の雨にさらされる疎水性合成樹脂塗膜表面に雨水による
斑点状の汚れが発生しやすい。さらに、建築物の窓枠の
下などの雨水が集まって流れる部分にすじ状の汚れ(以
下、雨すじ汚れという)が発生しやすい。この雨すじ汚
れは洗浄により容易に除去できるものではあるが、度重
なる洗浄は繁雑であるばかりでなく、ビルなどの大型屋
外物品においては洗浄作業が容易でない。よって、雨す
じ汚れの発生の少ない表面を有する塗装屋外物品が望ま
れる。
【0005】従来、塗装物品の表面の汚れの発生を解決
しようとして、多フッ素化カーボン鎖と親水基を有する
重合体を添加した塗料用組成物が提案されている(特開
平1−198653号公報)。しかし、この塗料用組成
物による塗装表面は、雨水による斑点上の汚れの発生抑
制効果は認められるが、雨すじ汚れの発生を防止する点
については充分なものではなかった。
しようとして、多フッ素化カーボン鎖と親水基を有する
重合体を添加した塗料用組成物が提案されている(特開
平1−198653号公報)。しかし、この塗料用組成
物による塗装表面は、雨水による斑点上の汚れの発生抑
制効果は認められるが、雨すじ汚れの発生を防止する点
については充分なものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、疎水性合
成樹脂塗膜表面を有する屋外物品表面における特に雨す
じ汚れの発生を防止するための表面処理剤を見いだし
た。本発明は、この表面処理剤を用いた上記屋外物品の
新規な表面処理方法、およびこの方法による表面処理さ
れた屋外物品を提供するものである。
成樹脂塗膜表面を有する屋外物品表面における特に雨す
じ汚れの発生を防止するための表面処理剤を見いだし
た。本発明は、この表面処理剤を用いた上記屋外物品の
新規な表面処理方法、およびこの方法による表面処理さ
れた屋外物品を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決すべくなされた下記発明である。
を解決すべくなされた下記発明である。
【0008】4官能加水分解性シラン化合物ないしその
多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシラン
化合物(A)または該シラン化合物(A)と合成樹脂造
膜成分(C)とを媒体(B)に溶解ないし分散してな
り、かつシラン化合物(A)の含有割合が媒体(B)1
00重量部に対して0.01〜100重量部の割合であ
る表面処理剤を用いて、疎水性合成樹脂塗膜を有する屋
外物品の該塗膜表面を処理し、該塗膜表面にシラン化合
物(A)または該シラン化合物(A)と合成樹脂造膜成
分(C)から形成される薄膜を形成することを特徴とす
る屋外物品表面を処理する方法。
多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシラン
化合物(A)または該シラン化合物(A)と合成樹脂造
膜成分(C)とを媒体(B)に溶解ないし分散してな
り、かつシラン化合物(A)の含有割合が媒体(B)1
00重量部に対して0.01〜100重量部の割合であ
る表面処理剤を用いて、疎水性合成樹脂塗膜を有する屋
外物品の該塗膜表面を処理し、該塗膜表面にシラン化合
物(A)または該シラン化合物(A)と合成樹脂造膜成
分(C)から形成される薄膜を形成することを特徴とす
る屋外物品表面を処理する方法。
【0009】疎水性合成樹脂塗膜を有する屋外物品の該
塗膜表面上に下記シラン化合物(A)または下記シラン
化合物(A)と合成樹脂造膜成分(C)とを含む表面処
理剤から形成された薄膜を有する屋外物品であり、シラ
ン化合物(A)が4官能加水分解性シラン化合物ないし
その多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシ
ラン化合物(A)である、屋外物品。
塗膜表面上に下記シラン化合物(A)または下記シラン
化合物(A)と合成樹脂造膜成分(C)とを含む表面処
理剤から形成された薄膜を有する屋外物品であり、シラ
ン化合物(A)が4官能加水分解性シラン化合物ないし
その多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシ
ラン化合物(A)である、屋外物品。
【0010】本発明の表面処理方法は、疎水性合成樹脂
で塗装された屋外物品の特に雨すじ汚れが発生しやすい
疎水性合成樹脂塗膜表面部分へ適用される。この表面処
理により形成された薄膜は、きわめて良好に長期間雨す
じ汚れの発生を防止することができる。
で塗装された屋外物品の特に雨すじ汚れが発生しやすい
疎水性合成樹脂塗膜表面部分へ適用される。この表面処
理により形成された薄膜は、きわめて良好に長期間雨す
じ汚れの発生を防止することができる。
【0011】4官能加水分解性シラン化合物ないしその
多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシラン
化合物(A)(以下単にシラン化合物Aという)におけ
る4官能加水分解性シラン化合物とは、ケイ素原子に4
個の加水分解性基が結合したシラン化合物である。4個
の加水分解性基は異なるものであってもよいが、通常は
同一の加水分解性基である。加水分解性基としては、例
えばアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アシルオ
キシ基、アリールオキシ基、アミノキシ基、アミド基、
ケトオキシム基、イソシアネート基、ハロゲン原子など
がある。特にアルコキシ基やアルコキシアルコキシ基な
どの1価アルコールの水酸基の水素原子を除いた基が好
ましい。最も好ましい加水分解性基はアルコキシ基であ
り、その炭素数は4以下、特に1〜2が好ましい。
多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシラン
化合物(A)(以下単にシラン化合物Aという)におけ
る4官能加水分解性シラン化合物とは、ケイ素原子に4
個の加水分解性基が結合したシラン化合物である。4個
の加水分解性基は異なるものであってもよいが、通常は
同一の加水分解性基である。加水分解性基としては、例
えばアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アシルオ
キシ基、アリールオキシ基、アミノキシ基、アミド基、
ケトオキシム基、イソシアネート基、ハロゲン原子など
がある。特にアルコキシ基やアルコキシアルコキシ基な
どの1価アルコールの水酸基の水素原子を除いた基が好
ましい。最も好ましい加水分解性基はアルコキシ基であ
り、その炭素数は4以下、特に1〜2が好ましい。
【0012】上記のように、本発明において好ましい4
官能加水分解性シラン化合物は、テトラアルコキシシラ
ンであり、例えばテトラメトキシシラン、テトラエトキ
シシラン、テトラプロポキシシシラン、テトラブトキシ
シシなどがある。特にテトラメトキシシランとテトラエ
トキシシランが好ましい。
官能加水分解性シラン化合物は、テトラアルコキシシラ
ンであり、例えばテトラメトキシシラン、テトラエトキ
シシラン、テトラプロポキシシシラン、テトラブトキシ
シシなどがある。特にテトラメトキシシランとテトラエ
トキシシランが好ましい。
【0013】4官能加水分解性シラン化合物の多量体
は、4官能加水分解性シラン化合物が加水分解して生成
するシラノール基による反応で2分子以上が縮合して生
成する多量体である。4官能加水分解性シラン化合物の
縮合分子数を以下多量体の多量化度という。多量化度は
また多量体1分子中のケイ素原子の数を表す。本発明に
使用する多量体の多量化度は、それが余り大きい多量体
では、高粘度となり取り扱いが困難となり、媒体に対す
る溶解度が低すぎ、また表面処理剤中でゲル状物となり
やすい。したがって、通常は10以下、特に8以下が好
ましい。
は、4官能加水分解性シラン化合物が加水分解して生成
するシラノール基による反応で2分子以上が縮合して生
成する多量体である。4官能加水分解性シラン化合物の
縮合分子数を以下多量体の多量化度という。多量化度は
また多量体1分子中のケイ素原子の数を表す。本発明に
使用する多量体の多量化度は、それが余り大きい多量体
では、高粘度となり取り扱いが困難となり、媒体に対す
る溶解度が低すぎ、また表面処理剤中でゲル状物となり
やすい。したがって、通常は10以下、特に8以下が好
ましい。
【0014】4官能加水分解性シラン化合物の多量体
は、通常多くは線状の分子構造を持つと考えられる。し
かし、環状、分岐状、網目状の分子構造を持つものも混
在していると考えられる。本発明に用いる多量体はこの
ような線状分子構造を持つものばかりでなく、他の分子
構造を持つものを含んでいてもよい。以下多量体は線状
分子構造を持つものとして説明するが、これに限られる
ものではない。
は、通常多くは線状の分子構造を持つと考えられる。し
かし、環状、分岐状、網目状の分子構造を持つものも混
在していると考えられる。本発明に用いる多量体はこの
ような線状分子構造を持つものばかりでなく、他の分子
構造を持つものを含んでいてもよい。以下多量体は線状
分子構造を持つものとして説明するが、これに限られる
ものではない。
【0015】テトラアルコキシシランおよびその多量体
(線状分子構造を持つもの)は、RO{Si(OR)2
O}n Rで表すことができる。Rはアルキル基であり、
nは多量化度を表す。nはテトラアルコキシシランで1
であり、多量体ではnが2以上の整数である。通常入手
できる多量体はnが異なる多量体の混合物であり、その
多量化度は平均したnで表される。
(線状分子構造を持つもの)は、RO{Si(OR)2
O}n Rで表すことができる。Rはアルキル基であり、
nは多量化度を表す。nはテトラアルコキシシランで1
であり、多量体ではnが2以上の整数である。通常入手
できる多量体はnが異なる多量体の混合物であり、その
多量化度は平均したnで表される。
【0016】また、テトラアルコキシシランなどの4官
能加水分解性シラン化合物およびその多量体の多量化の
程度を「シリカ分」で表すこともある。「シリカ分」と
は、その化合物から生成するシリカ(SiO2 )の重量
割合をいい、その化合物を完全に加水分解し焼成して生
成するシリカの量を測定することにより得られる。ま
た、「シリカ分」はその化合物1分子に対してその1分
子から生成するシリカの割合を示すものであり、式[シ
リカ分(重量%)=多量化度×(SiO2 の分子量)×
100/(その化合物の分子量)]で計算される値であ
る。
能加水分解性シラン化合物およびその多量体の多量化の
程度を「シリカ分」で表すこともある。「シリカ分」と
は、その化合物から生成するシリカ(SiO2 )の重量
割合をいい、その化合物を完全に加水分解し焼成して生
成するシリカの量を測定することにより得られる。ま
た、「シリカ分」はその化合物1分子に対してその1分
子から生成するシリカの割合を示すものであり、式[シ
リカ分(重量%)=多量化度×(SiO2 の分子量)×
100/(その化合物の分子量)]で計算される値であ
る。
【0017】テトラメトキシシランの多量体のシリカ分
を40重量%以上とすることにより、またそれ以外の多
量体のシリカ分を35重量%以上とすることにより長期
にわたって雨すじ汚れの発生を防止できる。
を40重量%以上とすることにより、またそれ以外の多
量体のシリカ分を35重量%以上とすることにより長期
にわたって雨すじ汚れの発生を防止できる。
【0018】テトラアルコキシシランやその多量体は市
販のものを使用できる。多量体としては例えばメチルシ
リケート51、エチルシリケート40、エチルシリケー
ト48等と呼ばれているものがある。この商品名中の数
字はシリカ分の値を示しているといわれている。例え
ば、メチルシリケート51はシリカ分51重量%のテト
ラメトキシシランの多量体である。
販のものを使用できる。多量体としては例えばメチルシ
リケート51、エチルシリケート40、エチルシリケー
ト48等と呼ばれているものがある。この商品名中の数
字はシリカ分の値を示しているといわれている。例え
ば、メチルシリケート51はシリカ分51重量%のテト
ラメトキシシランの多量体である。
【0019】本発明におけるシラン化合物Aは、上記4
官能加水分解性シラン化合物ないしその多量体を加水分
解して得られるものである。加水分解性シラン化合物の
加水分解によりシラノール基が生成する。しかし通常の
場合それに付随して生成したシラノール基による縮合反
応も起こりやすい。したがって、縮合反応が起こりやす
い場合はポットライフの面から加水分解を行った後短時
間のうちに表面処理剤を使用することが好ましい。もち
ろん縮合反応の起こりにくいものや縮合反応を抑制した
ものを使用できる。例えば、加水分解触媒や水を含まな
いか少量含む加水分解されたテトラアルコキシシランの
多量体が使用できる。
官能加水分解性シラン化合物ないしその多量体を加水分
解して得られるものである。加水分解性シラン化合物の
加水分解によりシラノール基が生成する。しかし通常の
場合それに付随して生成したシラノール基による縮合反
応も起こりやすい。したがって、縮合反応が起こりやす
い場合はポットライフの面から加水分解を行った後短時
間のうちに表面処理剤を使用することが好ましい。もち
ろん縮合反応の起こりにくいものや縮合反応を抑制した
ものを使用できる。例えば、加水分解触媒や水を含まな
いか少量含む加水分解されたテトラアルコキシシランの
多量体が使用できる。
【0020】加水分解反応は、通常、4官能加水分解性
シラン化合物ないしその多量体に加水分解触媒と水を加
えて撹拌することにより行われる。この加水分解をエタ
ノール、イソプロピルアルコール等のアルコールの存在
下に行ってもよい。また、必要に応じ加熱または冷却を
してもよい。
シラン化合物ないしその多量体に加水分解触媒と水を加
えて撹拌することにより行われる。この加水分解をエタ
ノール、イソプロピルアルコール等のアルコールの存在
下に行ってもよい。また、必要に応じ加熱または冷却を
してもよい。
【0021】加水分解触媒としては、酸触媒や塩基触媒
などがあり、多くの場合酸触媒が使用される。塩基触媒
は縮合反応を促進する効果が高く、本発明においては好
ましい触媒とはいえない。酸触媒としては加水分解触媒
として知られているものを特に限定されることなく使用
できる。例えば、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸、酢酸、
パラトルエンスルホン酸等の有機酸等が例示される。特
に塩酸などの無機酸を使用することが好ましい。
などがあり、多くの場合酸触媒が使用される。塩基触媒
は縮合反応を促進する効果が高く、本発明においては好
ましい触媒とはいえない。酸触媒としては加水分解触媒
として知られているものを特に限定されることなく使用
できる。例えば、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸、酢酸、
パラトルエンスルホン酸等の有機酸等が例示される。特
に塩酸などの無機酸を使用することが好ましい。
【0022】本発明におけるシラン化合物Aとしてはテ
トラアルコキシシランの多量体を加水分解して得られる
ものが最も好ましい。多量体の多量化度は2〜10、特
に2〜8が好ましい。多量化度の高すぎるものは前記の
ように水などの媒体に対する溶解度が低い、媒体に溶解
した溶液の粘度が高い、目的とする雨すじ汚れの発生を
防止する効果が低下する、などの理由で好ましいもので
はない。一方多量化度1のもの、すなわちテトラアルコ
キシシラン単独のものは、加水分解の際縮合反応も過度
に起りやすいためゲル化しやすいなどの理由で、取り扱
いが繁雑でしかも目的とする雨すじ汚れの発生を防止す
る効果も充分達成されにくい。
トラアルコキシシランの多量体を加水分解して得られる
ものが最も好ましい。多量体の多量化度は2〜10、特
に2〜8が好ましい。多量化度の高すぎるものは前記の
ように水などの媒体に対する溶解度が低い、媒体に溶解
した溶液の粘度が高い、目的とする雨すじ汚れの発生を
防止する効果が低下する、などの理由で好ましいもので
はない。一方多量化度1のもの、すなわちテトラアルコ
キシシラン単独のものは、加水分解の際縮合反応も過度
に起りやすいためゲル化しやすいなどの理由で、取り扱
いが繁雑でしかも目的とする雨すじ汚れの発生を防止す
る効果も充分達成されにくい。
【0023】テトラアルコキシシランの多量体として
は、テトラメトキシシランの多量体とテトラエトキシシ
ランの多量体が好ましい。そのうちでも少量で効果を発
揮し、他の塗膜物性の低下を起こすことなく最も良好な
雨すじ汚れ発生防止効果を発揮し得るテトラエトキシシ
ランの多量体が好ましい。
は、テトラメトキシシランの多量体とテトラエトキシシ
ランの多量体が好ましい。そのうちでも少量で効果を発
揮し、他の塗膜物性の低下を起こすことなく最も良好な
雨すじ汚れ発生防止効果を発揮し得るテトラエトキシシ
ランの多量体が好ましい。
【0024】本発明における表面処理剤は、シラン化合
物Aが媒体(B)に溶解ないし分散されているものが好
ましい。特に、均一な溶液状になっているものが、均一
で薄い薄膜(表面処理により形成されるもの)を形成す
るうえで好ましい。また、作業安定性、環境保全性等の
理由から水性媒体が好ましいが非水性媒体でもよい。水
性媒体は、基本的には水のみか、水と水溶性有機溶剤の
混合媒体が好ましい。なお、媒体が水だけの場合であっ
てもシラン化合物Aを製造するための加水分解を水媒体
中で行うとアルコールなどの加水分解により副生する副
生物が混入した媒体となる。本発明における媒体はこの
ような副生媒体を含んでいるものを使用できる。
物Aが媒体(B)に溶解ないし分散されているものが好
ましい。特に、均一な溶液状になっているものが、均一
で薄い薄膜(表面処理により形成されるもの)を形成す
るうえで好ましい。また、作業安定性、環境保全性等の
理由から水性媒体が好ましいが非水性媒体でもよい。水
性媒体は、基本的には水のみか、水と水溶性有機溶剤の
混合媒体が好ましい。なお、媒体が水だけの場合であっ
てもシラン化合物Aを製造するための加水分解を水媒体
中で行うとアルコールなどの加水分解により副生する副
生物が混入した媒体となる。本発明における媒体はこの
ような副生媒体を含んでいるものを使用できる。
【0025】水溶性有機溶剤としては、エタノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノール、エチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジアセトンアルコール等の水溶性アルコール
類が好ましく、その1種または2種以上を使用できる。
この有機溶剤としては沸点が200℃以下、特に110
℃以下の水溶性有機溶剤が好ましい。沸点があまりに高
いものは表面処理によって形成される薄膜中に残りやす
く好ましくない。また、水の蒸発を早める目的のため
に、水と共沸する溶剤、例えばアセトン、エタノール、
イソプロピルアルコール等を使用できる。
ソプロパノール、n−ブタノール、エチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジアセトンアルコール等の水溶性アルコール
類が好ましく、その1種または2種以上を使用できる。
この有機溶剤としては沸点が200℃以下、特に110
℃以下の水溶性有機溶剤が好ましい。沸点があまりに高
いものは表面処理によって形成される薄膜中に残りやす
く好ましくない。また、水の蒸発を早める目的のため
に、水と共沸する溶剤、例えばアセトン、エタノール、
イソプロピルアルコール等を使用できる。
【0026】非水性媒体としては、上記エタノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノール等のアルコール類、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン
類、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類、キシレ
ン、トルエン等の芳香族系溶剤、脂肪族系溶剤、エーテ
ル系溶剤、石油系溶剤等を使用できる。このような非水
性媒体としては、アルコール類、ケトン類、エステル類
等の極性溶媒が好ましい。非水性媒体のうち、特にアル
コール類などは加水分解のための少量の水を配合して用
いてもよい。これらの非水性媒体は1種または2種以上
を使用できる。
ソプロパノール、n−ブタノール等のアルコール類、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン
類、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類、キシレ
ン、トルエン等の芳香族系溶剤、脂肪族系溶剤、エーテ
ル系溶剤、石油系溶剤等を使用できる。このような非水
性媒体としては、アルコール類、ケトン類、エステル類
等の極性溶媒が好ましい。非水性媒体のうち、特にアル
コール類などは加水分解のための少量の水を配合して用
いてもよい。これらの非水性媒体は1種または2種以上
を使用できる。
【0027】表面処理剤中のシラン化合物Aの含有割合
は、媒体(B)100重量部に対して0.01〜100
重量部の割合が好ましく、さらに好ましくは0.1〜1
0重量部の割合である。シラン化合物Aの量が少なすぎ
ると表面処理剤の効果を達成するために多量の処理剤を
使用しなくてはならず、塗装性が悪くなるため好ましく
ない。逆に、多すぎると形成される薄膜が厚くなりす
ぎ、脆くなったり割れてしまうため好ましくない。ま
た、シラン化合物Aは非水性媒体に希釈して用いること
により貯蔵安定性が向上するという効果もある。
は、媒体(B)100重量部に対して0.01〜100
重量部の割合が好ましく、さらに好ましくは0.1〜1
0重量部の割合である。シラン化合物Aの量が少なすぎ
ると表面処理剤の効果を達成するために多量の処理剤を
使用しなくてはならず、塗装性が悪くなるため好ましく
ない。逆に、多すぎると形成される薄膜が厚くなりす
ぎ、脆くなったり割れてしまうため好ましくない。ま
た、シラン化合物Aは非水性媒体に希釈して用いること
により貯蔵安定性が向上するという効果もある。
【0028】非水性媒体としては前述のものが特に限定
されることなく使用でき、特にアルコール類が好まし
い。2種以上の非水性媒体を混合して使用する場合はそ
の少なくとも1種はアルコール類であることが好まし
い。アルコール類の使用量はシラン化合物Aと等当量以
上、特に2倍当量以上であることが好ましい。
されることなく使用でき、特にアルコール類が好まし
い。2種以上の非水性媒体を混合して使用する場合はそ
の少なくとも1種はアルコール類であることが好まし
い。アルコール類の使用量はシラン化合物Aと等当量以
上、特に2倍当量以上であることが好ましい。
【0029】表面処理剤によって形成される薄膜の膜厚
は0.01〜50μmが好ましく、より好ましくは0.
1〜30μmである。また、下記合成樹脂造膜成分
(C)を使用しないないしはごく少量使用した表面処理
剤によって形成される薄膜は脆くなりやすいので0.1
〜10μmであることが好ましい。
は0.01〜50μmが好ましく、より好ましくは0.
1〜30μmである。また、下記合成樹脂造膜成分
(C)を使用しないないしはごく少量使用した表面処理
剤によって形成される薄膜は脆くなりやすいので0.1
〜10μmであることが好ましい。
【0030】合成樹脂造膜成分(C)(以下、単に造膜
成分Cという)をシラン化合物Aの1重量部に対して
0.01〜100重量部の割合で、好ましくは0.1〜
10重量部の割合で表面処理剤中に配合することによ
り、表面処理剤の造膜性が良好となり、強靭な薄膜が形
成される。さらに、疎水性合成樹脂塗膜との密着性も向
上する。
成分Cという)をシラン化合物Aの1重量部に対して
0.01〜100重量部の割合で、好ましくは0.1〜
10重量部の割合で表面処理剤中に配合することによ
り、表面処理剤の造膜性が良好となり、強靭な薄膜が形
成される。さらに、疎水性合成樹脂塗膜との密着性も向
上する。
【0031】造膜成分としてはフッ素樹脂、アクリル樹
脂、アクリルシリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、アル
キッド樹脂、エポキシ樹脂等の塗料として用いられる各
種樹脂を使用できる。これらの樹脂は2種以上使用する
こともできる。この樹脂としては特に塗料用に使用され
るいわゆる塗料用フッ素樹脂が耐候性の面から好まし
い。さらに特に屋外物品上の疎水性合成樹脂塗膜がフッ
素樹脂塗料の塗膜の場合その塗膜との密着性の面から好
ましい。
脂、アクリルシリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、アル
キッド樹脂、エポキシ樹脂等の塗料として用いられる各
種樹脂を使用できる。これらの樹脂は2種以上使用する
こともできる。この樹脂としては特に塗料用に使用され
るいわゆる塗料用フッ素樹脂が耐候性の面から好まし
い。さらに特に屋外物品上の疎水性合成樹脂塗膜がフッ
素樹脂塗料の塗膜の場合その塗膜との密着性の面から好
ましい。
【0032】塗料用フッ素樹脂としては、フルオロオレ
フィンの1種以上の重合体またはフルオロオレフィンと
他の共重合可能な単量体を共重合して得られる共重合体
からなる樹脂が、溶剤に対する溶解性、表面処理剤塗膜
の耐候性、表面処理剤の塗装作業性、表面処理剤の造膜
性等の点から好ましい。その他、フッ化ビニリデンの重
合体や共重合体からなる塗料用フッ素樹脂など種々の溶
媒溶解性の塗料用フッ素樹脂を使用することができる。
以下、フルオロオレフィン系共重合体からなる塗料用フ
ッ素樹脂を主として説明する。
フィンの1種以上の重合体またはフルオロオレフィンと
他の共重合可能な単量体を共重合して得られる共重合体
からなる樹脂が、溶剤に対する溶解性、表面処理剤塗膜
の耐候性、表面処理剤の塗装作業性、表面処理剤の造膜
性等の点から好ましい。その他、フッ化ビニリデンの重
合体や共重合体からなる塗料用フッ素樹脂など種々の溶
媒溶解性の塗料用フッ素樹脂を使用することができる。
以下、フルオロオレフィン系共重合体からなる塗料用フ
ッ素樹脂を主として説明する。
【0033】フルオロオレフィンとしては、例えばテト
ラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ト
リフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、ペンタフルオロプロピレン等の炭素数2
あるいは3のフルオロオレフィンが挙げられる。特にテ
トラフルオロエチレンとクロロトリフルオロエチレンが
好ましい。フルオロオレフィン系共重合体としては、フ
ッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/ヘキサフル
オロプロピレン共重合体のようなフルオロオレフィン2
種以上の共重合体であってもよい。しかし、フルオロオ
レフィンとフルオロオレフィン以外の共重合可能な単量
体を共重合して得られる共重合体がより好ましい。
ラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ト
リフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、ペンタフルオロプロピレン等の炭素数2
あるいは3のフルオロオレフィンが挙げられる。特にテ
トラフルオロエチレンとクロロトリフルオロエチレンが
好ましい。フルオロオレフィン系共重合体としては、フ
ッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/ヘキサフル
オロプロピレン共重合体のようなフルオロオレフィン2
種以上の共重合体であってもよい。しかし、フルオロオ
レフィンとフルオロオレフィン以外の共重合可能な単量
体を共重合して得られる共重合体がより好ましい。
【0034】このフルオロオレフィンと共重合可能な単
量体としては、ビニルエーテル、ビニルエステル、アリ
ルエーテル、アリルエステル、イソプロペニルエーテ
ル、イソプロペニルエステル、メタリルエーテル、メタ
リルエステル、α−オレフィン、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル等の単量体がある。これらの単量
体は2種以上を併用できる。
量体としては、ビニルエーテル、ビニルエステル、アリ
ルエーテル、アリルエステル、イソプロペニルエーテ
ル、イソプロペニルエステル、メタリルエーテル、メタ
リルエステル、α−オレフィン、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル等の単量体がある。これらの単量
体は2種以上を併用できる。
【0035】ここでビニルエーテルとしては、例えばエ
チルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、シクロヘ
キシルビニルエーテル、(フルオロアルキル)ビニルエ
ーテル、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)等の
アルキルビニルエーテルが好ましい。ビニルエステルと
しては、例えば分岐状のアルキル基を有する「ベオバ−
10」(シェル化学製商品名)、ピバリン酸ビニル、バ
ーサチック酸ビニル、酪酸ビニル、酢酸ビニル等の脂肪
酸ビニルエステルが好ましい。
チルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、シクロヘ
キシルビニルエーテル、(フルオロアルキル)ビニルエ
ーテル、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)等の
アルキルビニルエーテルが好ましい。ビニルエステルと
しては、例えば分岐状のアルキル基を有する「ベオバ−
10」(シェル化学製商品名)、ピバリン酸ビニル、バ
ーサチック酸ビニル、酪酸ビニル、酢酸ビニル等の脂肪
酸ビニルエステルが好ましい。
【0036】さらにアリルエーテルとしては、エチルア
リルエーテル、シクロヘキシルアリルエーテル等のアル
キルアリルエーテルが好ましく、アリルエステルとして
は、プロピオン酸アリル、酢酸アリル等の脂肪酸アリル
エステルが好ましい。イソプロペニルエーテルとして
は、メチルイソプロペニルエーテル等のアルキルイソプ
ロペニルエーテルが好ましく、α−オレフィンとして
は、エチレン、プロピレン、イソブチレン等が好まし
い。
リルエーテル、シクロヘキシルアリルエーテル等のアル
キルアリルエーテルが好ましく、アリルエステルとして
は、プロピオン酸アリル、酢酸アリル等の脂肪酸アリル
エステルが好ましい。イソプロペニルエーテルとして
は、メチルイソプロペニルエーテル等のアルキルイソプ
ロペニルエーテルが好ましく、α−オレフィンとして
は、エチレン、プロピレン、イソブチレン等が好まし
い。
【0037】フルオロオレフィンの共重合割合があまり
に少ないと、耐候性のある造膜成分として充分に優れた
機能が発揮されない。また、フルオロオレフィンの共重
合割合があまりに多くなると、溶剤への溶解性等が低下
するため好ましくない。したがって、フルオロオレフィ
ンが全単量体に対して30〜70モル%の割合で、特に
は40〜60モル%の割合で、共重合したフッ素樹脂が
好ましい。
に少ないと、耐候性のある造膜成分として充分に優れた
機能が発揮されない。また、フルオロオレフィンの共重
合割合があまりに多くなると、溶剤への溶解性等が低下
するため好ましくない。したがって、フルオロオレフィ
ンが全単量体に対して30〜70モル%の割合で、特に
は40〜60モル%の割合で、共重合したフッ素樹脂が
好ましい。
【0038】上述のようなフルオロオレフィンと共重合
されている単量体のうちでは、特にビニルエーテル、ビ
ニルエステル、アリルエーテル、アリルエステルがフル
オロオレフィンとの共重合性に優れる点から好ましい。
さらに、炭素数1〜10の直鎖状、分岐状あるいは脂環
状のアルキル基を有するアルキルビニルエーテル、脂肪
酸ビニルエステル、アルキルアリルエーテル、脂肪酸ア
リルエステルが好ましい。
されている単量体のうちでは、特にビニルエーテル、ビ
ニルエステル、アリルエーテル、アリルエステルがフル
オロオレフィンとの共重合性に優れる点から好ましい。
さらに、炭素数1〜10の直鎖状、分岐状あるいは脂環
状のアルキル基を有するアルキルビニルエーテル、脂肪
酸ビニルエステル、アルキルアリルエーテル、脂肪酸ア
リルエステルが好ましい。
【0039】塗料用フッ素樹脂は、上記の如き共重合成
分の他に、硬化剤と反応して架橋される官能基を有して
いてもよい。この官能基を有するフッ素樹脂を硬化剤と
反応させて架橋することによりより強靭な塗膜が得られ
る。この官能基としては、イソシアネート系硬化剤やア
ミノプラスト系硬化剤などと反応し得る活性水素含有
基、例えば水酸基、アミノ基、酸アミド基、カルボン酸
基などがある。また、それ以外にエポキシ基、ハロゲ
ン、二重結合などの官能基も例示される。
分の他に、硬化剤と反応して架橋される官能基を有して
いてもよい。この官能基を有するフッ素樹脂を硬化剤と
反応させて架橋することによりより強靭な塗膜が得られ
る。この官能基としては、イソシアネート系硬化剤やア
ミノプラスト系硬化剤などと反応し得る活性水素含有
基、例えば水酸基、アミノ基、酸アミド基、カルボン酸
基などがある。また、それ以外にエポキシ基、ハロゲ
ン、二重結合などの官能基も例示される。
【0040】このような官能基の導入方法としては、官
能基を有する単量体、例えば、ヒドロキシブチルビニル
エーテル、ヒドロキシブチルアリルエーテル、エチレン
グリコールモノアリルエーテル、シクロヘキサンジオー
ルモノビニルエーテル、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、ウンデセン酸、グリシジルビニルエーテル、
グリシジルアリルエーテルなどを共重合せしめる方法が
ある。
能基を有する単量体、例えば、ヒドロキシブチルビニル
エーテル、ヒドロキシブチルアリルエーテル、エチレン
グリコールモノアリルエーテル、シクロヘキサンジオー
ルモノビニルエーテル、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、ウンデセン酸、グリシジルビニルエーテル、
グリシジルアリルエーテルなどを共重合せしめる方法が
ある。
【0041】また、共重合体を変性せしめることにより
官能基を導入する方法、例えば、水酸基またはエポキシ
基に、無水コハク酸のような多塩基酸無水物を反応せし
めてカルボン酸基を導入する方法、イソシアネートアル
キルメタアクリレートなどを反応せしめて二重結合を導
入する方法なども適用できる。
官能基を導入する方法、例えば、水酸基またはエポキシ
基に、無水コハク酸のような多塩基酸無水物を反応せし
めてカルボン酸基を導入する方法、イソシアネートアル
キルメタアクリレートなどを反応せしめて二重結合を導
入する方法なども適用できる。
【0042】官能基を有する共重合単位は、共重合体中
の全共重合単位に対して5〜20モル%であることが好
ましい。
の全共重合単位に対して5〜20モル%であることが好
ましい。
【0043】造膜成分Cとしてのフッ素樹脂としては、
官能基を有するものであってもその官能基を架橋する成
分、すなわち硬化剤と併用する必要性は必ずしもない。
硬化剤、特に多価イソシアナート化合物などの硬化剤
は、アルコール類、水、シラン化合物Aなどの表面処理
剤中の他の成分と容易に反応するので、表面処理剤中に
あらかじめ配合して使用することは困難な場合が少なく
ない。一方、たとえ官能基を有するフッ素樹脂であって
も、硬化剤を併用することなく造膜成分Cとして充分な
効果を発揮する。また、水酸基やカルボン酸基などの官
能基を有するフッ素樹脂はアルコール類等の極性溶媒に
対する溶解性が高いため、この理由でたとえ硬化剤を使
用しない場合であっても官能基を有するフッ素樹脂の使
用が好ましい。
官能基を有するものであってもその官能基を架橋する成
分、すなわち硬化剤と併用する必要性は必ずしもない。
硬化剤、特に多価イソシアナート化合物などの硬化剤
は、アルコール類、水、シラン化合物Aなどの表面処理
剤中の他の成分と容易に反応するので、表面処理剤中に
あらかじめ配合して使用することは困難な場合が少なく
ない。一方、たとえ官能基を有するフッ素樹脂であって
も、硬化剤を併用することなく造膜成分Cとして充分な
効果を発揮する。また、水酸基やカルボン酸基などの官
能基を有するフッ素樹脂はアルコール類等の極性溶媒に
対する溶解性が高いため、この理由でたとえ硬化剤を使
用しない場合であっても官能基を有するフッ素樹脂の使
用が好ましい。
【0044】こうしたフッ素樹脂としては、商品名ルミ
フロン(旭硝子)、セフラルコート(セントラル硝
子)、ザフロン(東亜合成)、ゼッフル(ダイキン工
業)、フルオネート(大日本インキ工業)、フローレン
(日本合成ゴム)、カイナー(アトケム)などとして市
販されているものを使用できる。
フロン(旭硝子)、セフラルコート(セントラル硝
子)、ザフロン(東亜合成)、ゼッフル(ダイキン工
業)、フルオネート(大日本インキ工業)、フローレン
(日本合成ゴム)、カイナー(アトケム)などとして市
販されているものを使用できる。
【0045】なお、後述のように屋外物品が有する疎水
性合成樹脂塗膜としては、フッ素樹脂塗料の塗装により
形成された塗膜が最も好ましい。このフッ素樹脂塗料用
フッ素樹脂としては上記のものが使用できる。その場
合、官能基を有するフッ素樹脂は通常硬化剤と併用され
る。以下この疎水性合成樹脂塗膜を形成するフッ素樹脂
塗料用の硬化剤、配合剤などについて、造膜成分Cとし
てのフッ素樹脂にかかわる説明と同時に説明する。した
がって下記の硬化剤等の説明は造膜成分Cとして必須で
あることを意味するものではない。
性合成樹脂塗膜としては、フッ素樹脂塗料の塗装により
形成された塗膜が最も好ましい。このフッ素樹脂塗料用
フッ素樹脂としては上記のものが使用できる。その場
合、官能基を有するフッ素樹脂は通常硬化剤と併用され
る。以下この疎水性合成樹脂塗膜を形成するフッ素樹脂
塗料用の硬化剤、配合剤などについて、造膜成分Cとし
てのフッ素樹脂にかかわる説明と同時に説明する。した
がって下記の硬化剤等の説明は造膜成分Cとして必須で
あることを意味するものではない。
【0046】硬化剤としては、フッ素樹脂の官能基と反
応してをフッ素樹脂を架橋し得るものであれば特に限定
されることなく使用できる。例えば水酸基を有するフッ
素樹脂に使用する硬化剤としては、例えばアミノプラス
ト系硬化剤、イソシアネート系硬化剤、多塩基酸系硬化
剤、多価アミン系硬化剤などを挙げられる。
応してをフッ素樹脂を架橋し得るものであれば特に限定
されることなく使用できる。例えば水酸基を有するフッ
素樹脂に使用する硬化剤としては、例えばアミノプラス
ト系硬化剤、イソシアネート系硬化剤、多塩基酸系硬化
剤、多価アミン系硬化剤などを挙げられる。
【0047】アミノプラスト系硬化剤としては、メチロ
ールメラミン類、メチロールグアナミン類、メチロール
尿素類などが使用できる。メチロールメラミン類として
は、ブチル化メチロールメラミン、メチル化メチロール
メラミン等の低級アルコールによりエーテル化されたメ
チロールメラミン、エポキシ変性メチロールメラミン等
を使用できる。メチロール尿素類としては、メチル化メ
チロール尿素、エチル化メチロール尿素等のアルキル化
メチロール尿素なども使用できる。アミノプラスト系硬
化剤を使用する場合は通常酸性触媒を使用し架橋反応を
促進する。
ールメラミン類、メチロールグアナミン類、メチロール
尿素類などが使用できる。メチロールメラミン類として
は、ブチル化メチロールメラミン、メチル化メチロール
メラミン等の低級アルコールによりエーテル化されたメ
チロールメラミン、エポキシ変性メチロールメラミン等
を使用できる。メチロール尿素類としては、メチル化メ
チロール尿素、エチル化メチロール尿素等のアルキル化
メチロール尿素なども使用できる。アミノプラスト系硬
化剤を使用する場合は通常酸性触媒を使用し架橋反応を
促進する。
【0048】イソシアネート系硬化剤としては多価イソ
シアネート化合物やそのブロック化物がある。多価イソ
シアネート化合物は、2以上のイソシアネート基を有す
る化合物であり、またその変性体や多量体からなる2以
上のイソシアネート基を有する化合物であってもよい。
シアネート化合物やそのブロック化物がある。多価イソ
シアネート化合物は、2以上のイソシアネート基を有す
る化合物であり、またその変性体や多量体からなる2以
上のイソシアネート基を有する化合物であってもよい。
【0049】多価イソシアネート化合物としては、テト
ラメチレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシ
アナート、ヘキサメチレントリイソシアナート、リジン
ジイソシアネートなどの脂肪族多価イソシアネート化合
物、イソホロンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、ジイソシアネートメチルシクロ
ヘキサンなどの脂環族多価イソシアネート化合物、およ
びキシリレンジイソシアネートなどの無黄変性芳香族多
価イソシアネート化合物が使用される。
ラメチレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシ
アナート、ヘキサメチレントリイソシアナート、リジン
ジイソシアネートなどの脂肪族多価イソシアネート化合
物、イソホロンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、ジイソシアネートメチルシクロ
ヘキサンなどの脂環族多価イソシアネート化合物、およ
びキシリレンジイソシアネートなどの無黄変性芳香族多
価イソシアネート化合物が使用される。
【0050】多価イソシアネート化合物の変性体や多量
体としては、例えばウレタン変性体、ウレア変性体、イ
ソシアヌレート変性体、ビューレット変性体、アロファ
ネート変性体、カルボジイミド変性体などと呼ばれてい
るものがある。特に3量体であるイソシアヌレート変性
体やトリメチロールプロパンなどの多価アルコールとの
反応生成物であるウレタン変性体などが好ましい。
体としては、例えばウレタン変性体、ウレア変性体、イ
ソシアヌレート変性体、ビューレット変性体、アロファ
ネート変性体、カルボジイミド変性体などと呼ばれてい
るものがある。特に3量体であるイソシアヌレート変性
体やトリメチロールプロパンなどの多価アルコールとの
反応生成物であるウレタン変性体などが好ましい。
【0051】フリーのイソシアネート基を有するイソシ
アネート系硬化剤を使用した塗料組成物は常温硬化が可
能となる。特に現場施行による塗装においてはほぼ必須
の硬化剤である。ブロック化されたイソシアネート基を
有するイソシアネート系硬化剤は他の硬化剤と同様通常
は加熱硬化型の塗料組成物となる。イソシアネート系硬
化剤を使用する場合は、通常ジブチル錫ジラウレートな
どのウレタン化触媒が使用される。
アネート系硬化剤を使用した塗料組成物は常温硬化が可
能となる。特に現場施行による塗装においてはほぼ必須
の硬化剤である。ブロック化されたイソシアネート基を
有するイソシアネート系硬化剤は他の硬化剤と同様通常
は加熱硬化型の塗料組成物となる。イソシアネート系硬
化剤を使用する場合は、通常ジブチル錫ジラウレートな
どのウレタン化触媒が使用される。
【0052】なお、疎水性合成樹脂塗膜形成のためのフ
ッ素樹脂塗料において硬化剤が必要な場合は、硬化剤の
配合量はフッ素樹脂樹脂100重量部に対して0.1〜
100重量部、特には1〜50重量部、の割合とするこ
とが好ましい。
ッ素樹脂塗料において硬化剤が必要な場合は、硬化剤の
配合量はフッ素樹脂樹脂100重量部に対して0.1〜
100重量部、特には1〜50重量部、の割合とするこ
とが好ましい。
【0053】本発明における表面処理剤は前記のように
アルカリ性であるとシラン化合物Aの縮合が促進される
ため、表面処理剤の貯蔵安定性が悪くなりやすい。した
がって、そのpHは7以下とすることが好ましい。特に
貯蔵安定性の面からpHを3〜4程度とすることが好ま
しい。このため前記のように加水分解用に酸触媒を使用
することが好ましい。またさらに酸触媒とともにpHを
安定化させるために緩衝剤を併用することが好ましい。
緩衝剤としては酢酸、炭酸などの弱酸またはそれらの塩
が好ましい。緩衝剤自体も加水分解触媒としての効果を
有することもある。これら酸触媒または緩衝剤(D)の
合計は媒体(B)100重部に対して0.001〜10
0重量部、特には0.01〜10重量部、の割合で使用
することが好ましい。
アルカリ性であるとシラン化合物Aの縮合が促進される
ため、表面処理剤の貯蔵安定性が悪くなりやすい。した
がって、そのpHは7以下とすることが好ましい。特に
貯蔵安定性の面からpHを3〜4程度とすることが好ま
しい。このため前記のように加水分解用に酸触媒を使用
することが好ましい。またさらに酸触媒とともにpHを
安定化させるために緩衝剤を併用することが好ましい。
緩衝剤としては酢酸、炭酸などの弱酸またはそれらの塩
が好ましい。緩衝剤自体も加水分解触媒としての効果を
有することもある。これら酸触媒または緩衝剤(D)の
合計は媒体(B)100重部に対して0.001〜10
0重量部、特には0.01〜10重量部、の割合で使用
することが好ましい。
【0054】本発明において水性媒体を用いる場合、界
面活性剤(E)を併用することが好ましい。界面活性剤
を配合することにより、疎水性合成樹脂塗膜上に表面処
理剤を適用したときにハジキの発生を抑制でき、均一な
薄膜を形成できる。界面活性剤(E)の配合量は、界面
活性剤の種類、疎水性合成樹脂塗膜の種類によって適宜
選択される。しかし通常は、水性媒体100重量部に対
して0.001〜100重量部の割合、好ましくは0.
01〜10重量部の割合が採用される。特にその結果、
表面処理剤の表面張力が30dyn/cm以下になるよ
う、特に20dyn/cm以下となるよう、その種類や
量を調整することが好ましい。
面活性剤(E)を併用することが好ましい。界面活性剤
を配合することにより、疎水性合成樹脂塗膜上に表面処
理剤を適用したときにハジキの発生を抑制でき、均一な
薄膜を形成できる。界面活性剤(E)の配合量は、界面
活性剤の種類、疎水性合成樹脂塗膜の種類によって適宜
選択される。しかし通常は、水性媒体100重量部に対
して0.001〜100重量部の割合、好ましくは0.
01〜10重量部の割合が採用される。特にその結果、
表面処理剤の表面張力が30dyn/cm以下になるよ
う、特に20dyn/cm以下となるよう、その種類や
量を調整することが好ましい。
【0055】界面活性剤の種類は特に限定されないが、
非イオン系のものが好ましい。少量で界面活性効果の高
いフッ素系界面活性剤が特に好ましい。フッ素系界面活
性剤としては、例えばパーフルオロアルキル基含有のア
ルキルエーテル系、アルキルエステル系、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン系、ポリオキシエチレンアルキル
アミド系などのフッ素系界面活性剤が好ましい。
非イオン系のものが好ましい。少量で界面活性効果の高
いフッ素系界面活性剤が特に好ましい。フッ素系界面活
性剤としては、例えばパーフルオロアルキル基含有のア
ルキルエーテル系、アルキルエステル系、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン系、ポリオキシエチレンアルキル
アミド系などのフッ素系界面活性剤が好ましい。
【0056】本発明における表面処理剤中に、屋外物品
表面の疎水性合成樹脂塗膜との密着性を高めるためにシ
ランカップリング剤を配合することも好ましい。本発明
においてシランカップリング剤とは前記のような加水分
解性基とそれ以外の有機基を有するシラン化合物をい
う。加水分解性基以外の有機基は末端炭素原子でケイ素
原子に結合している。この有機基は官能基を有しない炭
化水素基であってもよいが、少なくとも1つの有機基は
官能基を有することが好ましい。このケイ素原子に結合
する加水分解性基としては特にアルコキシ基が好ましい
が、さらにイソシアネート基も好ましい。特に、2〜3
個のアルコキシ基を有するシラン化合物が好ましい。
表面の疎水性合成樹脂塗膜との密着性を高めるためにシ
ランカップリング剤を配合することも好ましい。本発明
においてシランカップリング剤とは前記のような加水分
解性基とそれ以外の有機基を有するシラン化合物をい
う。加水分解性基以外の有機基は末端炭素原子でケイ素
原子に結合している。この有機基は官能基を有しない炭
化水素基であってもよいが、少なくとも1つの有機基は
官能基を有することが好ましい。このケイ素原子に結合
する加水分解性基としては特にアルコキシ基が好ましい
が、さらにイソシアネート基も好ましい。特に、2〜3
個のアルコキシ基を有するシラン化合物が好ましい。
【0057】上記シランカップリング剤において、加水
分解性基以外の有機基としては、官能基を有する有機基
を1つ有し、他の有機基がある場合にはそれは通常アル
キル基などの官能基を有しない有機基であることが通例
である。官能基を有する有機基における官能基として
は、例えばアミノ基、エポキシ基、メルカプト基、イソ
シアネート基などがある。特にアミノ基やエポキシ基を
有するシランカップリング剤が添加量が少なくても密着
性が改善されるため好ましい。
分解性基以外の有機基としては、官能基を有する有機基
を1つ有し、他の有機基がある場合にはそれは通常アル
キル基などの官能基を有しない有機基であることが通例
である。官能基を有する有機基における官能基として
は、例えばアミノ基、エポキシ基、メルカプト基、イソ
シアネート基などがある。特にアミノ基やエポキシ基を
有するシランカップリング剤が添加量が少なくても密着
性が改善されるため好ましい。
【0058】シランカップリング剤の配合量はシラン化
合物A100重量部またはシラン化合物Aと造膜成分C
の合計100重量部に対して1〜50重量部が適当であ
り、好ましくは5〜30重量部である。
合物A100重量部またはシラン化合物Aと造膜成分C
の合計100重量部に対して1〜50重量部が適当であ
り、好ましくは5〜30重量部である。
【0059】シランカップリング剤は表面処理剤中に配
合して用いる以外に、屋外物品表面の疎水性合成樹脂塗
膜に予めプライマーとして処理する方法でも使用でき
る。この場合、シランカップリング剤を直接塗布しても
よいし、アルコール、水等の適当な溶剤に溶解して塗布
してもよい。このプライマー上に次いで表面処理剤が適
用される。
合して用いる以外に、屋外物品表面の疎水性合成樹脂塗
膜に予めプライマーとして処理する方法でも使用でき
る。この場合、シランカップリング剤を直接塗布しても
よいし、アルコール、水等の適当な溶剤に溶解して塗布
してもよい。このプライマー上に次いで表面処理剤が適
用される。
【0060】シランカップリング剤以外に同様の効果を
発揮し得る他の化合物も使用できる。シランカップリン
グ剤やそれ以外の密着性向上剤としては、例えば以下の
ような化合物がある。
発揮し得る他の化合物も使用できる。シランカップリン
グ剤やそれ以外の密着性向上剤としては、例えば以下の
ような化合物がある。
【0061】メチルトリメトキシシラン、ジメチルビニ
ルメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリメトキ
シシラン、メチルシリルトリイソシアネート、ビニルシ
リルトリイソシアネート、ジエトキシシリルジイソシア
ネート、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシ
ラン、クロロメチルジメチルシラン、メチルトリクロロ
シラン、クロロメチルジメチルビニルシラン、ヘキサメ
チルシラザン、環状シラザン、N,N−ビス(トリメチ
ルシリル)トリフルオロアセトアミド、N−トリメチル
シリルアセトアミド、N−トリメチルシリルフェニルウ
レア、ビストリメチルシリルウレア、ジメチルトリメチ
ルシリルアミン、トリメチルシリルイミダゾール、トリ
メチルシリルジメチルアミン、メチルトリアセトキシシ
ラン、1,3−ビス(γ−アミノプロピル)−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン、3−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピル
メチルジエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、CH3 Si
[ON=C(CH3 )(C2 H5 )]3 。
ルメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリメトキ
シシラン、メチルシリルトリイソシアネート、ビニルシ
リルトリイソシアネート、ジエトキシシリルジイソシア
ネート、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシ
ラン、クロロメチルジメチルシラン、メチルトリクロロ
シラン、クロロメチルジメチルビニルシラン、ヘキサメ
チルシラザン、環状シラザン、N,N−ビス(トリメチ
ルシリル)トリフルオロアセトアミド、N−トリメチル
シリルアセトアミド、N−トリメチルシリルフェニルウ
レア、ビストリメチルシリルウレア、ジメチルトリメチ
ルシリルアミン、トリメチルシリルイミダゾール、トリ
メチルシリルジメチルアミン、メチルトリアセトキシシ
ラン、1,3−ビス(γ−アミノプロピル)−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン、3−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピル
メチルジエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、CH3 Si
[ON=C(CH3 )(C2 H5 )]3 。
【0062】市販品としては、東芝シリコーン社製のT
SL8000シリーズ、TSL8100シリーズ、TS
L8300シリーズ、TSL9306、TSL88シリ
ーズ、XC95シリーズ、XC99シリーズ、信越化学
社製のKBM1000シリーズ、KBE1000シリー
ズ、KBC100シリーズ、KBM400,500,6
00,700,800,900シリーズ、X−12シリ
ーズ、KBP503シリーズ、日本ユニカー社製のAZ
シリース、Aシリーズ、ユニオンカーバイドのシランカ
ップリング剤Aシリーズなどが挙げられる。
SL8000シリーズ、TSL8100シリーズ、TS
L8300シリーズ、TSL9306、TSL88シリ
ーズ、XC95シリーズ、XC99シリーズ、信越化学
社製のKBM1000シリーズ、KBE1000シリー
ズ、KBC100シリーズ、KBM400,500,6
00,700,800,900シリーズ、X−12シリ
ーズ、KBP503シリーズ、日本ユニカー社製のAZ
シリース、Aシリーズ、ユニオンカーバイドのシランカ
ップリング剤Aシリーズなどが挙げられる。
【0063】好ましいシランカップリング剤は、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジメト
キシシラン、N−(2−アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−
アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシ
シランなどのアミノ基含有シランカップリング剤、およ
び、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−
グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシランなどのエポキシ基含有シランカップリング剤で
ある。
ミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジメト
キシシラン、N−(2−アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−
アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシ
シランなどのアミノ基含有シランカップリング剤、およ
び、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−
グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシランなどのエポキシ基含有シランカップリング剤で
ある。
【0064】本発明においては、疎水性合成樹脂塗膜表
面に表面処理剤により形成された薄膜表面付近でシラン
化合物Aがさらに加水分解ないし縮合を起こすと考えら
れる。この反応を促進する触媒を表面処理剤に配合する
こともできる。このような触媒としては金属キレート、
金属エステル、金属アルコキシドなどの金属化合物触媒
がある。この触媒の金属成分としては、アルミニウム、
チタン、ケイ素、錫、亜鉛などが挙げられる。具体的に
は、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス(エチ
ルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(アセチル
アセトネート)などの金属化合物触媒がある。その使用
量はシラン化合物A100重量部に対して0.1〜20
重量部が適当であり、好ましくは1〜10重量部であ
る。
面に表面処理剤により形成された薄膜表面付近でシラン
化合物Aがさらに加水分解ないし縮合を起こすと考えら
れる。この反応を促進する触媒を表面処理剤に配合する
こともできる。このような触媒としては金属キレート、
金属エステル、金属アルコキシドなどの金属化合物触媒
がある。この触媒の金属成分としては、アルミニウム、
チタン、ケイ素、錫、亜鉛などが挙げられる。具体的に
は、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス(エチ
ルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(アセチル
アセトネート)などの金属化合物触媒がある。その使用
量はシラン化合物A100重量部に対して0.1〜20
重量部が適当であり、好ましくは1〜10重量部であ
る。
【0065】本発明における表面処理剤は、上記成分の
他に、顔料、紫外線吸収剤、光安定剤、レベリング剤、
つや消し剤などが含まれていてもよい。しかし表面処理
剤により形成される薄膜は透明な薄膜であることが好ま
しい。したがって、顔料などの透明性を阻害する成分は
通常使用しないことが好ましい。もちろん、顔料等の透
明性を阻害するおそれのある添加剤であっても透明性を
損なわない範囲で使用できる。
他に、顔料、紫外線吸収剤、光安定剤、レベリング剤、
つや消し剤などが含まれていてもよい。しかし表面処理
剤により形成される薄膜は透明な薄膜であることが好ま
しい。したがって、顔料などの透明性を阻害する成分は
通常使用しないことが好ましい。もちろん、顔料等の透
明性を阻害するおそれのある添加剤であっても透明性を
損なわない範囲で使用できる。
【0066】本発明における表面処理剤は、通常の塗布
方法を用いることにより容易に均一な薄膜が形成され
る。塗布方法としては特に限定されず、例えば刷毛塗
り、ローラー塗り、タンポ塗り、スプレー塗布、スピン
コート、フローコートなどを採用できる。また、塗布後
は、常温で乾燥するだけで薄膜が形成されるが、場合に
より強制乾燥を行ってもよい。
方法を用いることにより容易に均一な薄膜が形成され
る。塗布方法としては特に限定されず、例えば刷毛塗
り、ローラー塗り、タンポ塗り、スプレー塗布、スピン
コート、フローコートなどを採用できる。また、塗布後
は、常温で乾燥するだけで薄膜が形成されるが、場合に
より強制乾燥を行ってもよい。
【0067】本発明における表面処理剤は、屋外物品に
塗装された疎水性合成樹脂からなる塗膜表面に雨すじ汚
れが発生することを抑制するために使用される。雨すじ
汚れは疎水性表面に発生しやすく、この表面処理剤によ
って形成される薄膜表面上には発生し難くなる。したが
って、本発明における表面処理剤は疎水性合成樹脂で塗
装された屋外物品の雨にさらされる部分や雨水が流下す
る部分に適用される。もちろん同時にその周辺の部分に
適用されてもよい。
塗装された疎水性合成樹脂からなる塗膜表面に雨すじ汚
れが発生することを抑制するために使用される。雨すじ
汚れは疎水性表面に発生しやすく、この表面処理剤によ
って形成される薄膜表面上には発生し難くなる。したが
って、本発明における表面処理剤は疎水性合成樹脂で塗
装された屋外物品の雨にさらされる部分や雨水が流下す
る部分に適用される。もちろん同時にその周辺の部分に
適用されてもよい。
【0068】疎水性合成樹脂塗膜を形成する合成樹脂と
してはフッ素樹脂、アクリル樹脂、アクリルシリコーン
樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂等の塗料として用いられる各種疎水性樹脂がある。こ
れらの樹脂は2種以上混合使用できる。疎水性合成樹脂
塗膜としては、特に疎水性が高く雨すじ汚れが発生しや
すいフッ素樹脂塗料により形成される塗膜が本発明の適
用の必要性が高い。
してはフッ素樹脂、アクリル樹脂、アクリルシリコーン
樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂等の塗料として用いられる各種疎水性樹脂がある。こ
れらの樹脂は2種以上混合使用できる。疎水性合成樹脂
塗膜としては、特に疎水性が高く雨すじ汚れが発生しや
すいフッ素樹脂塗料により形成される塗膜が本発明の適
用の必要性が高い。
【0069】フッ素樹脂塗料以外の塗料による合成樹脂
塗膜は、その塗膜が劣化しやすいために表面の処理剤に
より形成された薄膜が剥離しやすく、表面処理による効
果が失われやすい。一方、フッ素樹脂塗膜はこのような
劣化が少なく、本発明の目的にかない、充分な効果が発
揮される。
塗膜は、その塗膜が劣化しやすいために表面の処理剤に
より形成された薄膜が剥離しやすく、表面処理による効
果が失われやすい。一方、フッ素樹脂塗膜はこのような
劣化が少なく、本発明の目的にかない、充分な効果が発
揮される。
【0070】フッ素樹脂塗料としては、前述の造膜成分
に用いるフッ素樹脂を使用できる。疎水性合成樹脂塗膜
表面がより強靭な塗膜となることから、官能基を有する
フッ素樹脂と硬化剤を基本成分とするフッ素樹脂塗料を
用いることが好ましい。その他、これ以外のタイプのフ
ッ素樹脂塗料であってもよい。
に用いるフッ素樹脂を使用できる。疎水性合成樹脂塗膜
表面がより強靭な塗膜となることから、官能基を有する
フッ素樹脂と硬化剤を基本成分とするフッ素樹脂塗料を
用いることが好ましい。その他、これ以外のタイプのフ
ッ素樹脂塗料であってもよい。
【0071】本発明者は、表面処理剤により形成された
薄膜により雨すじ汚れの発生が防止される作用は基本的
に薄膜表面が親水性かつ撥油性であることによると考え
ている。雨水中の油性汚れは疎水性表面上に雨水の流れ
に沿って付着し、乾燥によりすじ状の汚れとして残る。
一方、親水性かつ撥油性の表面では油性汚れは拡がらな
いために、その表面と油性汚れとの接触面積が狭くな
る。そのため、油性汚れのその表面に対する付着性が低
く、油性汚れは雨水の流れとともに流下しやすい。
薄膜により雨すじ汚れの発生が防止される作用は基本的
に薄膜表面が親水性かつ撥油性であることによると考え
ている。雨水中の油性汚れは疎水性表面上に雨水の流れ
に沿って付着し、乾燥によりすじ状の汚れとして残る。
一方、親水性かつ撥油性の表面では油性汚れは拡がらな
いために、その表面と油性汚れとの接触面積が狭くな
る。そのため、油性汚れのその表面に対する付着性が低
く、油性汚れは雨水の流れとともに流下しやすい。
【0072】表面の疎水性−親水性の程度は水中でのオ
クタン接触角を測定することにより測定できる。水中で
のオクタン接触角が大きいほど表面は親水性でありかつ
撥油性が高い。雨すじ汚れの発生を充分に防止するため
には水中でのオクタン接触角が102度以上であること
が好ましいことを本発明者は見いだした。前述の本発明
における表面処理剤は、それにより形成される薄膜の水
中でのオクタン接触角を102度以上とすることができ
るものである。
クタン接触角を測定することにより測定できる。水中で
のオクタン接触角が大きいほど表面は親水性でありかつ
撥油性が高い。雨すじ汚れの発生を充分に防止するため
には水中でのオクタン接触角が102度以上であること
が好ましいことを本発明者は見いだした。前述の本発明
における表面処理剤は、それにより形成される薄膜の水
中でのオクタン接触角を102度以上とすることができ
るものである。
【0073】本発明者はまたオクタン接触角と同様、表
面の前進張力と雨すじ汚れの発生のしやすさとの間にも
相関性があることを見いだした。すなわち、表面の前進
張力が0dyn/cmよりも小さい場合には雨すじ汚れ
が発生しやすく、これよりも大きい場合には雨すじ汚れ
が発生し難いことを見いだした。したがって、塗装屋外
物品表面の雨すじ汚れの発生を防止するためには、表面
処理剤より形成された薄膜の表面の前進張力が0dyn
/cm以上であることが好ましい。このような前進張力
を有する薄膜は雨すじ汚れ防止効果が極めて優れてい
る。
面の前進張力と雨すじ汚れの発生のしやすさとの間にも
相関性があることを見いだした。すなわち、表面の前進
張力が0dyn/cmよりも小さい場合には雨すじ汚れ
が発生しやすく、これよりも大きい場合には雨すじ汚れ
が発生し難いことを見いだした。したがって、塗装屋外
物品表面の雨すじ汚れの発生を防止するためには、表面
処理剤より形成された薄膜の表面の前進張力が0dyn
/cm以上であることが好ましい。このような前進張力
を有する薄膜は雨すじ汚れ防止効果が極めて優れてい
る。
【0074】表面の前進張力とは、表面処理剤により形
成された薄膜を有する試料を蒸留水中に浸漬させるとき
の、水面に試料が接触した時点での単位周囲長さあたり
の張力をいう。試料を蒸留水より引き上げるときの、水
面から試料が離れる時点での単位周囲長さあたりの張力
である後退張力と区別される。
成された薄膜を有する試料を蒸留水中に浸漬させるとき
の、水面に試料が接触した時点での単位周囲長さあたり
の張力をいう。試料を蒸留水より引き上げるときの、水
面から試料が離れる時点での単位周囲長さあたりの張力
である後退張力と区別される。
【0075】この前進張力は、動的接触角測定装置を用
いて測定できる。また、前進張力は直接測定することが
困難なため、試料を一定速度で25℃の蒸留水に浸漬さ
せながら試料の重量変化の測定を重量変化量(dyn)
が一定になるまで行い、この変化量の直線を試料が水面
に接触した時点まで外挿し、試料が水面に接触した時点
での重量変化量を求めこれを試料の単位周囲長さ(c
m)で割ることにより決定される値である。なお、本発
明者らは、前進張力として浸漬速度20mm/minで
測定して得られる値を採用した。
いて測定できる。また、前進張力は直接測定することが
困難なため、試料を一定速度で25℃の蒸留水に浸漬さ
せながら試料の重量変化の測定を重量変化量(dyn)
が一定になるまで行い、この変化量の直線を試料が水面
に接触した時点まで外挿し、試料が水面に接触した時点
での重量変化量を求めこれを試料の単位周囲長さ(c
m)で割ることにより決定される値である。なお、本発
明者らは、前進張力として浸漬速度20mm/minで
測定して得られる値を採用した。
【0076】屋外物品を構成する基材の材料は、限定さ
れるものではない。例えば、コンクリート、ALC(軽
量気泡コンクリート)、GRC(ガラス繊維強化コンク
リート)、CFRC(カーボン繊維強化コンクリー
ト)、石、スレート、ガラス等の無機材料、アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチ
レン樹脂等の樹脂やゴムなどの合成有機材料、木材等の
天然有機材料、アルミニウム、銅、真鍮、チタン、鉄、
ステンレス、亜鉛鋼板、鋼板等の金属材料、さらにはF
RP(ガラス繊維強化合成樹脂)、CFRP(カーボン
繊維強化合成樹脂)等の有機無機複合材料などがある。
れるものではない。例えば、コンクリート、ALC(軽
量気泡コンクリート)、GRC(ガラス繊維強化コンク
リート)、CFRC(カーボン繊維強化コンクリー
ト)、石、スレート、ガラス等の無機材料、アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチ
レン樹脂等の樹脂やゴムなどの合成有機材料、木材等の
天然有機材料、アルミニウム、銅、真鍮、チタン、鉄、
ステンレス、亜鉛鋼板、鋼板等の金属材料、さらにはF
RP(ガラス繊維強化合成樹脂)、CFRP(カーボン
繊維強化合成樹脂)等の有機無機複合材料などがある。
【0077】また本発明における屋外物品としては、雨
すじ汚れが発生しやすい箇所を有する屋外物品である。
例えば、自動車、電車、ヘリコプター、船、自転車、雪
上車、ロープウェイ、リフト、フォバークラフト、自動
二輪車等の輸送用機器、サッシュ、シャッター、貯水タ
ンク、ドア、バルコニー、建築用外板パネル、屋根材、
階段、天窓、コンクリート塀などの建築用部材、ビル、
家屋などの建築物の外壁、ガードレール、歩道橋、防音
壁、標識、高速道路側壁、鉄道高架橋、橋梁などの道路
部材、タンク、パイプ、塔、煙突などのプラント設備、
ビニールハウス、温室、サイロ、農業用シートなどの農
業用設備、電柱、送電鉄塔、パラボラアンテナなどの通
信用設備、電気配線ボックス、照明器具、エアコン屋外
器、洗濯機などの電気機器、およびそのカバー、モニュ
メント、墓石、舗装材、風防シート、防水シート、建築
用養生シートなどが挙げられる。
すじ汚れが発生しやすい箇所を有する屋外物品である。
例えば、自動車、電車、ヘリコプター、船、自転車、雪
上車、ロープウェイ、リフト、フォバークラフト、自動
二輪車等の輸送用機器、サッシュ、シャッター、貯水タ
ンク、ドア、バルコニー、建築用外板パネル、屋根材、
階段、天窓、コンクリート塀などの建築用部材、ビル、
家屋などの建築物の外壁、ガードレール、歩道橋、防音
壁、標識、高速道路側壁、鉄道高架橋、橋梁などの道路
部材、タンク、パイプ、塔、煙突などのプラント設備、
ビニールハウス、温室、サイロ、農業用シートなどの農
業用設備、電柱、送電鉄塔、パラボラアンテナなどの通
信用設備、電気配線ボックス、照明器具、エアコン屋外
器、洗濯機などの電気機器、およびそのカバー、モニュ
メント、墓石、舗装材、風防シート、防水シート、建築
用養生シートなどが挙げられる。
【0078】特に、ビル、家屋などの固定建築物および
鉄塔、橋梁などの固定構築物の外表面の塗装面に本発明
が適用されることが好ましい。このような固定構造物の
多くは雨水が流れ落ちる表面を有しており、その表面が
疎水性の高い塗装表面であると雨すじ汚れが発生しやす
い。しかもこれら固定構造物は大型のものが多く、度重
なる洗浄は繁雑かつ高いコストを要する。本発明はこの
ような固定構造物に対して適用されることが最も好まし
い。
鉄塔、橋梁などの固定構築物の外表面の塗装面に本発明
が適用されることが好ましい。このような固定構造物の
多くは雨水が流れ落ちる表面を有しており、その表面が
疎水性の高い塗装表面であると雨すじ汚れが発生しやす
い。しかもこれら固定構造物は大型のものが多く、度重
なる洗浄は繁雑かつ高いコストを要する。本発明はこの
ような固定構造物に対して適用されることが最も好まし
い。
【0079】以下本発明を実施例や比較例により具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。なお、以下の例において使用量の割合を示
す「部」は特に言及しないかぎり重量部をいう。
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。なお、以下の例において使用量の割合を示
す「部」は特に言及しないかぎり重量部をいう。
【0080】
「表面処理剤調製例1」エチルシリケート40[コルコ
ート社製のテトラエトキシシラン多量体(平均多量化度
約5)でシラノール基を含有しないもの]20部に0.
01Nの塩酸10部を混合し、60℃で1時間加水分解
反応させ、シラノール基を有するシラン化合物を含む均
一な溶液を得た。この溶液に水950部、酢酸0.5
部、フッ素系界面活性剤C8 F17CONH(C2 H4
O)15CH3 の0.01部を加え撹拌して均一な溶液と
した。この溶液を処理剤1という。
ート社製のテトラエトキシシラン多量体(平均多量化度
約5)でシラノール基を含有しないもの]20部に0.
01Nの塩酸10部を混合し、60℃で1時間加水分解
反応させ、シラノール基を有するシラン化合物を含む均
一な溶液を得た。この溶液に水950部、酢酸0.5
部、フッ素系界面活性剤C8 F17CONH(C2 H4
O)15CH3 の0.01部を加え撹拌して均一な溶液と
した。この溶液を処理剤1という。
【0081】「表面処理剤調製例2」水酸基を有するフ
ッ素樹脂(クロロトリフルオロエチレン/エチルビニル
エーテル/ヒドロキシブチルビニルエーテルの共重合
体、水酸基価100mgKOH/g)に無水コハク酸を
反応させてその水酸基の一部をカルボキシル基に変性し
(フッ素樹脂の酸価50mgKOH/g、水酸基価50
mgKOH/g)、さらにそのカルボキシル基の70%
をアンモニアで中和した。処理剤1の100部にこのフ
ッ素樹脂0.5部を加えて混合して均一な溶液とした。
この溶液を処理剤2という。
ッ素樹脂(クロロトリフルオロエチレン/エチルビニル
エーテル/ヒドロキシブチルビニルエーテルの共重合
体、水酸基価100mgKOH/g)に無水コハク酸を
反応させてその水酸基の一部をカルボキシル基に変性し
(フッ素樹脂の酸価50mgKOH/g、水酸基価50
mgKOH/g)、さらにそのカルボキシル基の70%
をアンモニアで中和した。処理剤1の100部にこのフ
ッ素樹脂0.5部を加えて混合して均一な溶液とした。
この溶液を処理剤2という。
【0082】「表面処理剤調製例3」処理剤1の100
部にγ−アミノプロピルトリメトキシシラン0.2部を
加え均一な溶液とした。この溶液を処理剤3という。
部にγ−アミノプロピルトリメトキシシラン0.2部を
加え均一な溶液とした。この溶液を処理剤3という。
【0083】「表面処理剤調製例4」エチルシリケート
40の10部、イソプロパノール50部、濃塩酸0.5
部、およびイオン交換水10部を混合し、60℃にて撹
拌しながら2時間反応させた。この反応液に、イソプロ
パノール200部とn−ブタノール230部を加え、撹
拌して均一な溶液とした。この溶液を処理剤4という。
40の10部、イソプロパノール50部、濃塩酸0.5
部、およびイオン交換水10部を混合し、60℃にて撹
拌しながら2時間反応させた。この反応液に、イソプロ
パノール200部とn−ブタノール230部を加え、撹
拌して均一な溶液とした。この溶液を処理剤4という。
【0084】「表面処理剤調製例5」クロロトリフルオ
ロエチレン/ウンデセン酸/エチルビニルエーテル/ヒ
ドロキシブチルビニルエーテル(モル比50/10/2
5/15)からなる共重合体のイソプロピルアルコール
溶液(固形分50重量%)の2部を上記処理剤4の10
0部に加えて混合し、処理剤5を得た。
ロエチレン/ウンデセン酸/エチルビニルエーテル/ヒ
ドロキシブチルビニルエーテル(モル比50/10/2
5/15)からなる共重合体のイソプロピルアルコール
溶液(固形分50重量%)の2部を上記処理剤4の10
0部に加えて混合し、処理剤5を得た。
【0085】「試験体の製造例」水酸基を有するフッ素
樹脂(クロロトリフルオロエチレン/シクロヘキシルビ
ニルエーテル/エチルビニルエーテル/ヒドロキシブチ
ルビニルエーテル=50/15/25/10モル%の共
重合体)のキシレン溶液(固形分60重量%、水酸基価
50)100部に、硬化剤としてコロネートHX(日本
ポリウレタン製イソシアネート系硬化剤)18部、顔料
として酸化チタン25部、および硬化触媒としてジブチ
ル錫ジラウレートを樹脂に対して7ppm添加し、均一
に混合しフッ素樹脂塗料を製造した。このフッ素樹脂塗
料を20cm×60cmのアルミニウム板に塗装して室
温で1週間乾燥させた試験体を得た。
樹脂(クロロトリフルオロエチレン/シクロヘキシルビ
ニルエーテル/エチルビニルエーテル/ヒドロキシブチ
ルビニルエーテル=50/15/25/10モル%の共
重合体)のキシレン溶液(固形分60重量%、水酸基価
50)100部に、硬化剤としてコロネートHX(日本
ポリウレタン製イソシアネート系硬化剤)18部、顔料
として酸化チタン25部、および硬化触媒としてジブチ
ル錫ジラウレートを樹脂に対して7ppm添加し、均一
に混合しフッ素樹脂塗料を製造した。このフッ素樹脂塗
料を20cm×60cmのアルミニウム板に塗装して室
温で1週間乾燥させた試験体を得た。
【0086】「実施例1、比較例1」上記試験体に処理
剤1、2、3、4、5をそれぞれ乾燥膜厚1〜2μmと
なるよう塗装し室温で1日間乾燥させた。処理剤1によ
る被処理試験体の表面の前進張力は32.4dyn/c
mであった。また、処理剤2によるものは前進張力は1
7.6dyn/cm、処理剤4によるものは前進張力2
8.6dyn/cm、処理剤2によるものは前進張力2
0.4dyn/cm、処理剤5によるものは前進張力2
1.3dyn/cmであった。処理剤を塗布しない試験
体の表面の前進張力は−3.6dyn/cmであった。
剤1、2、3、4、5をそれぞれ乾燥膜厚1〜2μmと
なるよう塗装し室温で1日間乾燥させた。処理剤1によ
る被処理試験体の表面の前進張力は32.4dyn/c
mであった。また、処理剤2によるものは前進張力は1
7.6dyn/cm、処理剤4によるものは前進張力2
8.6dyn/cm、処理剤2によるものは前進張力2
0.4dyn/cm、処理剤5によるものは前進張力2
1.3dyn/cmであった。処理剤を塗布しない試験
体の表面の前進張力は−3.6dyn/cmであった。
【0087】この被処理試験体と処理剤の塗布を行わな
かった試験体を折曲げ、下部が鉛直(長さ30cm)、
上部が水平面から30度(長さ30cm)となるように
して川崎市に屋外暴露した。暴露中1週間に平均1回1
mm以上の降雨があった。
かった試験体を折曲げ、下部が鉛直(長さ30cm)、
上部が水平面から30度(長さ30cm)となるように
して川崎市に屋外暴露した。暴露中1週間に平均1回1
mm以上の降雨があった。
【0088】処理剤を塗布しなかった試験体(比較例
1)では、3週間後に鉛直面に雨すじ汚れが発生した。
しかし、処理剤1、2、3、4または5を塗布した試験
体(実施例1)ではいずれも、暴露5か月経過しても雨
すじ汚れは発生しなかった。
1)では、3週間後に鉛直面に雨すじ汚れが発生した。
しかし、処理剤1、2、3、4または5を塗布した試験
体(実施例1)ではいずれも、暴露5か月経過しても雨
すじ汚れは発生しなかった。
【0089】「実施例2」エチルシリケート40の10
0部に、硝酸0.001重量%水溶液27部とエタノー
ル100部を加えて、常温で加水分解した。得られた溶
液に、イソプロパノール/n−ブタノール/トルエン=
1/1/1の配合比(重量比)の溶剤3200部とアセ
チルアセトンを0.1部を配合し、表面処理剤6を製造
した。この表面処理剤6を既設ビルのフッ素樹脂塗装さ
れたコンクリート外壁の一部に乾燥膜厚2〜5μmとな
るように上塗りし乾燥した。
0部に、硝酸0.001重量%水溶液27部とエタノー
ル100部を加えて、常温で加水分解した。得られた溶
液に、イソプロパノール/n−ブタノール/トルエン=
1/1/1の配合比(重量比)の溶剤3200部とアセ
チルアセトンを0.1部を配合し、表面処理剤6を製造
した。この表面処理剤6を既設ビルのフッ素樹脂塗装さ
れたコンクリート外壁の一部に乾燥膜厚2〜5μmとな
るように上塗りし乾燥した。
【0090】「実施例3」実施例2における表面処理剤
6の100部に、表1の処方に調整された溶剤可溶型フ
ッ素樹脂組成物溶液を100部加えて表面処理剤7を製
造し、既設ビルのフッ素樹脂塗装アルミニウムパネル外
壁の一部に実施例2と同様に上塗りし乾燥した。
6の100部に、表1の処方に調整された溶剤可溶型フ
ッ素樹脂組成物溶液を100部加えて表面処理剤7を製
造し、既設ビルのフッ素樹脂塗装アルミニウムパネル外
壁の一部に実施例2と同様に上塗りし乾燥した。
【0091】「実施例4」実施例3の表面処理剤7の製
造において用いた溶剤可溶型フッ素樹脂組成物溶液中の
コロネートHX(日本ポリウレタン製)とエアロジルT
600(日本エアロジル製)を除いた組成物溶液(固形
分2重量%)を使用し、実施例2における表面処理剤6
の100部にこの溶液100部を加えて表面処理剤8を
製造し、フッ素樹脂塗装ALC(軽量気泡コンクリー
ト)製外壁の一部に実施例2と同様に上塗りし乾燥し
た。
造において用いた溶剤可溶型フッ素樹脂組成物溶液中の
コロネートHX(日本ポリウレタン製)とエアロジルT
600(日本エアロジル製)を除いた組成物溶液(固形
分2重量%)を使用し、実施例2における表面処理剤6
の100部にこの溶液100部を加えて表面処理剤8を
製造し、フッ素樹脂塗装ALC(軽量気泡コンクリー
ト)製外壁の一部に実施例2と同様に上塗りし乾燥し
た。
【0092】「比較例2、3、4」実施例2、3、4に
おける屋外物品において、表面処理剤で表面処理しなか
った部分を評価した。
おける屋外物品において、表面処理剤で表面処理しなか
った部分を評価した。
【0093】実施例2〜4、比較例2〜4の結果を表2
に示す。エチルシリケート40などの加水分解性シリル
基を有する化合物の加水分解物の水酸基の作用により実
施例2〜4では雨すじ汚れは見られず、ΔL値のマイナ
スは小さなものとなったと考えられる。表2中ΔL値は
明度変化を表し、マイナスが大きい程雨すじ汚れが発生
していることを表す。
に示す。エチルシリケート40などの加水分解性シリル
基を有する化合物の加水分解物の水酸基の作用により実
施例2〜4では雨すじ汚れは見られず、ΔL値のマイナ
スは小さなものとなったと考えられる。表2中ΔL値は
明度変化を表し、マイナスが大きい程雨すじ汚れが発生
していることを表す。
【0094】
【表1】
【0095】
【表2】
【0096】
【発明の効果】本発明の表面処理剤による処理により、
建築物の窓枠の下などの雨水が集まって流れる部分に発
生しやすいすじ状の汚れの発生が防止される。
建築物の窓枠の下などの雨水が集まって流れる部分に発
生しやすいすじ状の汚れの発生が防止される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 7/04 Z C09D 5/00 PPG PPT PPU PSD 183/04 PMS E04F 13/02 B 9127−2E (31)優先権主張番号 特願平6−92205 (32)優先日 平6(1994)4月28日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 内野 文二 神奈川県川崎市幸区塚越3丁目474番地2 旭硝子株式会社玉川分室内
Claims (12)
- 【請求項1】4官能加水分解性シラン化合物ないしその
多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシラン
化合物(A)または該シラン化合物(A)と合成樹脂造
膜成分(C)とを媒体(B)に溶解ないし分散してな
り、かつ該シラン化合物(A)の含有割合が媒体(B)
100重量部に対して0.01〜100重量部の割合で
ある表面処理剤を用いて、疎水性合成樹脂塗膜を有する
屋外物品の該塗膜表面を処理し、該塗膜表面にシラン化
合物(A)または該シラン化合物(A)と合成樹脂造膜
成分(C)から形成される薄膜を形成することを特徴と
する屋外物品表面を処理する方法。 - 【請求項2】4官能加水分解性シラン化合物がテトラア
ルコキシシランである、請求項1の方法。 - 【請求項3】合成樹脂造膜成分(C)がフッ素樹脂であ
る、請求項1の方法。 - 【請求項4】表面処理剤がさらに酸触媒または緩衝剤
(D)を含む、請求項1、2または3の方法。 - 【請求項5】媒体(B)が水性媒体であり、表面処理剤
がさらに界面活性剤(E)を含む、請求項1〜4のいず
れか1項の方法。 - 【請求項6】疎水性合成樹脂塗膜がフッ素樹脂塗料の塗
膜である、請求項1の方法。 - 【請求項7】疎水性合成樹脂塗膜を有する屋外物品の該
塗膜表面上に下記シラン化合物(A)または下記シラン
化合物(A)と合成樹脂造膜成分(C)とを含む表面処
理剤から形成された薄膜を有する屋外物品であり、シラ
ン化合物(A)が4官能加水分解性シラン化合物ないし
その多量体を加水分解してなるシラノール基を有するシ
ラン化合物(A)である、屋外物品。 - 【請求項8】4官能加水分解性シラン化合物がテトラア
ルコキシシランである、請求項7の屋外物品。 - 【請求項9】疎水性合成樹脂塗膜がフッ素樹脂塗料の塗
膜である、請求項7の屋外物品。 - 【請求項10】薄膜の膜厚が0.01〜50μmであ
る、請求項7の屋外物品。 - 【請求項11】シラン化合物(A)から形成された薄膜
が、シラン化合物(A)またはシラン化合物(A)と合
成樹脂造膜成分(C)とを媒体(B)に溶解ないし分散
してなり、かつシラン化合物(A)の含有割合が媒体
(B)100重量部に対して0.01〜100重量部の
割合である表面処理剤を疎水性合成樹脂塗膜表面に塗布
し乾燥して得られた薄膜である、請求項7の屋外物品。 - 【請求項12】合成樹脂造膜成分(C)がフッ素樹脂で
ある、請求項7または11の屋外物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162498A JPH0812922A (ja) | 1993-07-14 | 1994-07-14 | 屋外物品表面を処理する方法 |
Applications Claiming Priority (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19701793 | 1993-07-14 | ||
| JP23251693 | 1993-08-25 | ||
| JP4146394 | 1994-03-11 | ||
| JP5-197017 | 1994-04-28 | ||
| JP6-41463 | 1994-04-28 | ||
| JP6-92205 | 1994-04-28 | ||
| JP9220594 | 1994-04-28 | ||
| JP5-232516 | 1994-04-28 | ||
| JP6162498A JPH0812922A (ja) | 1993-07-14 | 1994-07-14 | 屋外物品表面を処理する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0812922A true JPH0812922A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=27522169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6162498A Pending JPH0812922A (ja) | 1993-07-14 | 1994-07-14 | 屋外物品表面を処理する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812922A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999021929A1 (fr) * | 1997-10-29 | 1999-05-06 | Daikin Industries, Ltd. | Composition de matiere de revetement |
| WO1999025781A1 (en) * | 1997-11-18 | 1999-05-27 | Daikin Industries, Ltd. | Water-base synthetic resin dispersion composition |
| WO1999037725A1 (en) * | 1998-01-26 | 1999-07-29 | Daikin Industries, Ltd. | Coating composition |
| JP2000080330A (ja) * | 1998-09-07 | 2000-03-21 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 上塗り塗料組成物及びその塗膜の形成方法 |
| JP2002082620A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-03-22 | Nippon Paint Co Ltd | 低汚染性塗膜が形成された表示物 |
| JP2002173642A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-06-21 | Tama Kagaku Kogyo Kk | 構造物表面の汚染防止用塗装剤組成物及びその製造方法 |
| KR100342680B1 (ko) * | 1999-05-04 | 2002-07-03 | 이승열 | 오염 방지제의 제조방법 |
| JP2002336771A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-26 | Clion Co Ltd | 塗装パネルの製造方法 |
| JP2003105261A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Atomix Co Ltd | 合成樹脂成形品用表面処理剤 |
| JP2005238001A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Ltd | 防錆塗装した金属製品 |
| JP2007217514A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Tohpe Corp | クリヤーコーティング組成物およびそれからなる塗装品 |
| WO2010114018A1 (ja) | 2009-03-31 | 2010-10-07 | ダイキン工業株式会社 | 常温硬化性樹脂塗料組成物 |
| JP2011021157A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Dainippon Toryo Co Ltd | 塗料組成物 |
| WO2011142463A1 (ja) * | 2010-05-14 | 2011-11-17 | 旭硝子株式会社 | 紫外線吸収膜形成用塗布液および紫外線吸収ガラス物品 |
| WO2018181427A1 (ja) | 2017-03-30 | 2018-10-04 | 日東電工株式会社 | 遮熱断熱基板 |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP6162498A patent/JPH0812922A/ja active Pending
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| JPWO2011142463A1 (ja) * | 2010-05-14 | 2013-07-22 | 旭硝子株式会社 | 紫外線吸収膜形成用塗布液および紫外線吸収ガラス物品 |
| WO2018181427A1 (ja) | 2017-03-30 | 2018-10-04 | 日東電工株式会社 | 遮熱断熱基板 |
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