JPH08130126A - 電子機器用コイルボビン - Google Patents
電子機器用コイルボビンInfo
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- JPH08130126A JPH08130126A JP6266575A JP26657594A JPH08130126A JP H08130126 A JPH08130126 A JP H08130126A JP 6266575 A JP6266575 A JP 6266575A JP 26657594 A JP26657594 A JP 26657594A JP H08130126 A JPH08130126 A JP H08130126A
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- winding
- coil bobbin
- winding frame
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- impregnating agent
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Links
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワックス、ワニス等の含浸剤が速やかに巻線
内奥に含浸しやすい構造として絶縁性、巻線の固定が良
好な電子機器用コイルボビンを提供する。 【構成】 電子機器用コイルボビン20は巻線を捲回す
る巻枠部21と該巻枠部21の両端部に設けられて巻線
止めとなる鍔部(上鍔部23、下鍔部22)とを有し、
さらに下鍔部22には垂下する端子5a…が4本植設さ
れているドラム型コイルボビンであって、上記に加えて
下鍔部22及び上鍔部23の巻枠側には外縁から巻枠部
21に到るまで外部から含浸剤が入り込むように導入溝
Mが四方から数本刻設されている構成である。
内奥に含浸しやすい構造として絶縁性、巻線の固定が良
好な電子機器用コイルボビンを提供する。 【構成】 電子機器用コイルボビン20は巻線を捲回す
る巻枠部21と該巻枠部21の両端部に設けられて巻線
止めとなる鍔部(上鍔部23、下鍔部22)とを有し、
さらに下鍔部22には垂下する端子5a…が4本植設さ
れているドラム型コイルボビンであって、上記に加えて
下鍔部22及び上鍔部23の巻枠側には外縁から巻枠部
21に到るまで外部から含浸剤が入り込むように導入溝
Mが四方から数本刻設されている構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に用いるトラ
ンスやチョークコイル等のコイル部品における巻線材の
固定、耐圧向上のために行うワックス、ワニス、その他
含浸剤のコーティングの際に、巻数が多い場合でも捲回
された内奥の巻線まで含浸されるように工夫された電子
機器用コイルボビンの構造に関するものである。
ンスやチョークコイル等のコイル部品における巻線材の
固定、耐圧向上のために行うワックス、ワニス、その他
含浸剤のコーティングの際に、巻数が多い場合でも捲回
された内奥の巻線まで含浸されるように工夫された電子
機器用コイルボビンの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータを始めとする電子機
器の軽薄短小化、低コスト且つ高性能化に伴い基板に搭
載される個々の電子部品の小型化が求められており、ト
ランス、チョークコイル及びノイズフィルタ等のコイル
部品においても小型化とともに耐圧向上、低コスト化の
要請が強い。
器の軽薄短小化、低コスト且つ高性能化に伴い基板に搭
載される個々の電子部品の小型化が求められており、ト
ランス、チョークコイル及びノイズフィルタ等のコイル
部品においても小型化とともに耐圧向上、低コスト化の
要請が強い。
【0003】一般に上記コイル部品は、ポリアミド、ポ
リイミド、PBT、PET、フェノール、ジアリル、ポ
リエステル等の合成樹脂製のコイルボビンに巻線を捲回
して前記コイルボビンの鍔部に植設された端子にからげ
半田接続されている構造を有する。
リイミド、PBT、PET、フェノール、ジアリル、ポ
リエステル等の合成樹脂製のコイルボビンに巻線を捲回
して前記コイルボビンの鍔部に植設された端子にからげ
半田接続されている構造を有する。
【0004】上記電子機器用コイルボビンの構造例とし
てドラム型コイルボビン及びそれを用いたトランスの製
造工程を図6に基づいて以下詳述する。
てドラム型コイルボビン及びそれを用いたトランスの製
造工程を図6に基づいて以下詳述する。
【0005】先ず、合成樹脂を金型等により成形加工す
ることにより形成されたドラム型コイルボビン10は、
巻線を捲回する巻枠部1と、該巻枠部1の上下両端部に
設けられて巻線止めとなる鍔部(下鍔部2、上鍔部3)
とを有し、さらには該下鍔部2には垂下する端子5a、
5b‥が植設されている。
ることにより形成されたドラム型コイルボビン10は、
巻線を捲回する巻枠部1と、該巻枠部1の上下両端部に
設けられて巻線止めとなる鍔部(下鍔部2、上鍔部3)
とを有し、さらには該下鍔部2には垂下する端子5a、
5b‥が植設されている。
【0006】上記ドラム型コイルボビン10を自動巻線
機に装着して、前記端子5aに自動巻線機によって巻線
8(エナメル銅線、ポリウレタン銅線などの絶縁被覆導
線)の一端をからげた後、巻枠部1に所定巻数N捲回
し、端子5bにからげて残りを切断する。この捲回動作
を1次巻線、2次巻線共に行い、からげ部分を半田付け
して巻線工程を終える。
機に装着して、前記端子5aに自動巻線機によって巻線
8(エナメル銅線、ポリウレタン銅線などの絶縁被覆導
線)の一端をからげた後、巻枠部1に所定巻数N捲回
し、端子5bにからげて残りを切断する。この捲回動作
を1次巻線、2次巻線共に行い、からげ部分を半田付け
して巻線工程を終える。
【0007】次にフェライト等の磁性体コアでコイルボ
ビン10の形状に合わせた相等しい形状のE型コア9
a、9bを向かい合わせにコイルボビン10のコア嵌挿
孔7に嵌装して日型閉磁路を形成する。尚、上記E型コ
ア9a、9bは図示されない止め金具、テーピング、接
着剤の何れかの方法にて固定される。
ビン10の形状に合わせた相等しい形状のE型コア9
a、9bを向かい合わせにコイルボビン10のコア嵌挿
孔7に嵌装して日型閉磁路を形成する。尚、上記E型コ
ア9a、9bは図示されない止め金具、テーピング、接
着剤の何れかの方法にて固定される。
【0008】最後にワックス、ワニスないしその他充填
剤(総称して含浸剤12という)の溜められた中にトラ
ンス本体11を端子5を上にして浸して幾層にも捲回さ
れた巻線8に含浸させてコーティングする(端子部分は
浸さない)。このコーティングによって巻線8は巻枠部
1にしっかりと固定されるとともに絶縁性(耐圧)も向
上する。
剤(総称して含浸剤12という)の溜められた中にトラ
ンス本体11を端子5を上にして浸して幾層にも捲回さ
れた巻線8に含浸させてコーティングする(端子部分は
浸さない)。このコーティングによって巻線8は巻枠部
1にしっかりと固定されるとともに絶縁性(耐圧)も向
上する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ワ
ックス、ワニスその他充填剤のコイル部品への含浸方法
(浸漬法)においては、巻線8の巻数Nが少ない場合は
単に含浸剤12の液溜に浸すだけで容易に巻枠部1に捲
回された巻線8全体に含浸剤が行き渡ることができる
が、巻数Nが数千回にも達するような幾層にも捲回され
た場合は該捲回された内奥の巻線まで含浸剤が到達しな
いままの状態となる。
ックス、ワニスその他充填剤のコイル部品への含浸方法
(浸漬法)においては、巻線8の巻数Nが少ない場合は
単に含浸剤12の液溜に浸すだけで容易に巻枠部1に捲
回された巻線8全体に含浸剤が行き渡ることができる
が、巻数Nが数千回にも達するような幾層にも捲回され
た場合は該捲回された内奥の巻線まで含浸剤が到達しな
いままの状態となる。
【0010】この場合、巻線8の巻枠部1への固定、及
び耐圧の向上という含浸剤の効果は期待できないという
問題点があった。
び耐圧の向上という含浸剤の効果は期待できないという
問題点があった。
【0011】そこで上記含浸を充分に行うための対策と
して真空含浸の方法がある。これは真空状態下にコイル
部品を置いて含浸剤を注入し含浸させるものであり、上
記不十分な含浸の問題は解決され得るが、この真空含浸
方法では端子5a…にまで含浸剤が付着し、実装時の半
田付け性の問題(後工程で前記端子の余分な含浸剤コー
ティング部分の除去が必要なことやワックス、ワニス材
の限定等の問題)が残ることと、真空含浸専用の設備が
新たに必要になるというコスト面の問題があった。
して真空含浸の方法がある。これは真空状態下にコイル
部品を置いて含浸剤を注入し含浸させるものであり、上
記不十分な含浸の問題は解決され得るが、この真空含浸
方法では端子5a…にまで含浸剤が付着し、実装時の半
田付け性の問題(後工程で前記端子の余分な含浸剤コー
ティング部分の除去が必要なことやワックス、ワニス材
の限定等の問題)が残ることと、真空含浸専用の設備が
新たに必要になるというコスト面の問題があった。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、上記真空含浸方法を用いずとも従前の浸漬法で
コイルボビンの巻線が捲回された内奥の巻枠部まで含浸
剤が含浸しやすい構造の電子機器用コイルボビンを提供
するものである。
であり、上記真空含浸方法を用いずとも従前の浸漬法で
コイルボビンの巻線が捲回された内奥の巻枠部まで含浸
剤が含浸しやすい構造の電子機器用コイルボビンを提供
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻線を捲回す
る巻枠部と、該巻枠部の両端部に設けられて巻線止めと
なる鍔部と、を有する電子機器用コイルボビンにおい
て、(1)前記鍔部の巻枠側に外部から含浸剤が入り込
む導入溝を鍔部外縁から巻枠部に達するまで刻設したこ
とを特徴とする電子機器用コイルボビンを提供すること
により、(2)また、前記含浸剤の導入溝を一方の鍔部
外縁から巻枠部に到り、続いて巻軸に平行に巻枠部を渡
って他方の鍔部に到り、さらに該鍔部の巻枠側外縁まで
刻設したことを特徴とする電子機器用コイルボビンを提
供することにより、上記目的を達成するものである。
る巻枠部と、該巻枠部の両端部に設けられて巻線止めと
なる鍔部と、を有する電子機器用コイルボビンにおい
て、(1)前記鍔部の巻枠側に外部から含浸剤が入り込
む導入溝を鍔部外縁から巻枠部に達するまで刻設したこ
とを特徴とする電子機器用コイルボビンを提供すること
により、(2)また、前記含浸剤の導入溝を一方の鍔部
外縁から巻枠部に到り、続いて巻軸に平行に巻枠部を渡
って他方の鍔部に到り、さらに該鍔部の巻枠側外縁まで
刻設したことを特徴とする電子機器用コイルボビンを提
供することにより、上記目的を達成するものである。
【0014】
【作用】本発明においては、巻枠部の両端に鍔部を有す
る電子機器用コイルボビンの鍔部の巻枠側に外部から含
浸剤が入り込む導入溝が刻設されているので、含浸の際
は、含浸剤はこの導入溝を伝って巻枠表面にまで容易に
入り込むことができる。
る電子機器用コイルボビンの鍔部の巻枠側に外部から含
浸剤が入り込む導入溝が刻設されているので、含浸の際
は、含浸剤はこの導入溝を伝って巻枠表面にまで容易に
入り込むことができる。
【0015】したがって、いち早く巻枠部表面に到達し
た含浸剤は巻枠部を伝わりつつ捲回された巻線の内奥か
ら外側に向かってさらに含浸が進むので、充分に巻線全
体に含浸剤が行き渡ることが短時間に達成される。
た含浸剤は巻枠部を伝わりつつ捲回された巻線の内奥か
ら外側に向かってさらに含浸が進むので、充分に巻線全
体に含浸剤が行き渡ることが短時間に達成される。
【0016】また、前記導入溝が巻枠部にも刻設されて
いる場合は鍔部から入り込んだ含浸剤はそのまま該巻枠
部の溝を伝って巻枠部中心に直ちに到達するので巻線へ
の含浸の進行程度は前述よりもさらに速まり、充分な含
浸が達成される。
いる場合は鍔部から入り込んだ含浸剤はそのまま該巻枠
部の溝を伝って巻枠部中心に直ちに到達するので巻線へ
の含浸の進行程度は前述よりもさらに速まり、充分な含
浸が達成される。
【0017】上記含浸剤の導入溝の断面形状に制限はな
く、一般にはU溝、V溝が刻設される。
く、一般にはU溝、V溝が刻設される。
【0018】また、導入溝の数は両端の鍔部に少なくと
も一カ所に設けられるが、速やかな含浸を得るためには
複数カ所に設けることが望ましい。然るに多数の導入溝
を平行に連続して刻設した場合には鍔部の巻枠側全体が
波型形状に成形されることになり、巻枠部も同様であ
る。
も一カ所に設けられるが、速やかな含浸を得るためには
複数カ所に設けることが望ましい。然るに多数の導入溝
を平行に連続して刻設した場合には鍔部の巻枠側全体が
波型形状に成形されることになり、巻枠部も同様であ
る。
【0019】また、導入溝の設置カ所は鍔部の巻枠側で
あればどのカ所からも鍔部外縁から巻枠部に向かって刻
設できる。
あればどのカ所からも鍔部外縁から巻枠部に向かって刻
設できる。
【0020】上記導入溝によってワックス、ワニス、そ
の他含浸剤が浸漬方法によっても充分に巻線全体が含浸
され、巻線の固定、耐圧向上が実現される。
の他含浸剤が浸漬方法によっても充分に巻線全体が含浸
され、巻線の固定、耐圧向上が実現される。
【0021】
【実施例】本発明に係わる実施例を図面に基いて詳細に
説明する。尚、前述の従来例と同等部位については同符
合にて表記する。
説明する。尚、前述の従来例と同等部位については同符
合にて表記する。
【0022】図1は本発明の請求項1に係わる電子機器
用コイルボビンの構造例を説明するための斜視図であ
り、図2は同実施例における含浸剤の侵入経路を説明す
るための正面図であり、図3は請求項1に係わる電子機
器用コイルボビンの他の実施例を説明するための斜視図
である。また、図4は請求項2に係わる電子機器用コイ
ルボビンの構造例を説明するための斜視図であり、図5
は請求項2に係わる電子機器用コイルボビンの他の実施
例の斜視図である。
用コイルボビンの構造例を説明するための斜視図であ
り、図2は同実施例における含浸剤の侵入経路を説明す
るための正面図であり、図3は請求項1に係わる電子機
器用コイルボビンの他の実施例を説明するための斜視図
である。また、図4は請求項2に係わる電子機器用コイ
ルボビンの構造例を説明するための斜視図であり、図5
は請求項2に係わる電子機器用コイルボビンの他の実施
例の斜視図である。
【0023】図1において、電子機器用コイルボビン2
0は巻線を捲回する巻枠部21と該巻枠部21の両端部
に設けられて巻線止めとなる鍔部(上鍔部23、下鍔部
22)とを有し、さらに下鍔部22には垂下する端子5
a…が4本植設されているドラム型コイルボビンであっ
て、上記に加えて下鍔部22及び上鍔部23の巻枠側に
は外縁から巻枠部21に到るまで外部から含浸剤が入り
込むように導入溝Mが四方から数本刻設されていること
に特徴がある。
0は巻線を捲回する巻枠部21と該巻枠部21の両端部
に設けられて巻線止めとなる鍔部(上鍔部23、下鍔部
22)とを有し、さらに下鍔部22には垂下する端子5
a…が4本植設されているドラム型コイルボビンであっ
て、上記に加えて下鍔部22及び上鍔部23の巻枠側に
は外縁から巻枠部21に到るまで外部から含浸剤が入り
込むように導入溝Mが四方から数本刻設されていること
に特徴がある。
【0024】本電子機器用コイルボビン20を使用し、
図2のように巻枠部21に巻線8を捲回してE型コア9
a、9bを装着した後、ワックス、ワニスその他充填剤
に浸漬法にて含浸させたコイル部品25においては、矢
印のように上鍔部23、下鍔部22の各導入溝Mから含
浸剤12が入り込み、速やかに巻枠部21に達して多層
に捲回された巻線8全体に行き渡るのである。
図2のように巻枠部21に巻線8を捲回してE型コア9
a、9bを装着した後、ワックス、ワニスその他充填剤
に浸漬法にて含浸させたコイル部品25においては、矢
印のように上鍔部23、下鍔部22の各導入溝Mから含
浸剤12が入り込み、速やかに巻枠部21に達して多層
に捲回された巻線8全体に行き渡るのである。
【0025】上記コイルボビン20は、従来同様にポリ
アミド、ポリイミド、フェノール、ジアリル、ポリエス
テル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)等の合成樹脂を材料と
しており、該合成樹脂を金型等により成型加工すること
により一体形成され、端子5a…共々導入溝Mも同時に
成形される。
アミド、ポリイミド、フェノール、ジアリル、ポリエス
テル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)等の合成樹脂を材料と
しており、該合成樹脂を金型等により成型加工すること
により一体形成され、端子5a…共々導入溝Mも同時に
成形される。
【0026】尚、上記コイルボビン20には磁性体コア
(磁心)が嵌装されるようになっているが、勿論トラン
ス以外のチョークコイル等で磁心のない空心型コイルボ
ビンでもよいことは云うまでもない。
(磁心)が嵌装されるようになっているが、勿論トラン
ス以外のチョークコイル等で磁心のない空心型コイルボ
ビンでもよいことは云うまでもない。
【0027】また、本発明の構成要素たる導入溝Mの個
数は少なくとも1個以上であればよいが、含浸の程度は
導入溝の数が多い程、また溝断面が大きい程良好とな
る。
数は少なくとも1個以上であればよいが、含浸の程度は
導入溝の数が多い程、また溝断面が大きい程良好とな
る。
【0028】しかし溝断面の大きさはコイルボビンの強
度に直接影響するので電子機器用の小型のコイルボビン
では鍔部の強度を確保しつつ導入溝Mの数を増やすのが
よいであろう。而して導入溝Mを増やしていくと、図3
の電子機器用コイルボビン30のように上鍔部33、下
鍔部32の巻枠側を波型に成形した形状となる。
度に直接影響するので電子機器用の小型のコイルボビン
では鍔部の強度を確保しつつ導入溝Mの数を増やすのが
よいであろう。而して導入溝Mを増やしていくと、図3
の電子機器用コイルボビン30のように上鍔部33、下
鍔部32の巻枠側を波型に成形した形状となる。
【0029】次に本発明の請求項2に係わる実施例を図
4を基に説明する。
4を基に説明する。
【0030】図4における電子機器用コイルボビン40
は前記含浸剤の導入溝Mを上鍔部43外縁f1から巻枠
部41に到り(以上m1部分)、続いて巻軸に平行に巻
枠部41を渡って下鍔部42に到り(以上m2部分)、
さらに該下鍔部42の巻枠側外縁f2まで(以上m3部
分)刻設したことを特徴とする。
は前記含浸剤の導入溝Mを上鍔部43外縁f1から巻枠
部41に到り(以上m1部分)、続いて巻軸に平行に巻
枠部41を渡って下鍔部42に到り(以上m2部分)、
さらに該下鍔部42の巻枠側外縁f2まで(以上m3部
分)刻設したことを特徴とする。
【0031】上記のように含浸剤が入り込む導入溝Mが
巻枠部41にまで設けられている場合には、当然ながら
含浸剤が導入溝Mのm1、m3部分を経て巻枠部41に
到達した後、m2部分を通って巻線内奥から含浸するの
が極めて速やかに行われることは明らかである。
巻枠部41にまで設けられている場合には、当然ながら
含浸剤が導入溝Mのm1、m3部分を経て巻枠部41に
到達した後、m2部分を通って巻線内奥から含浸するの
が極めて速やかに行われることは明らかである。
【0032】以上のように本発明の電子機器用コイルボ
ビンはその鍔部ないし巻枠部に設けた含浸剤の導入溝に
よって従来の浸漬法による含浸によっても速やかな多層
巻線への含浸が実現されるので、ワックス、ワニスその
他充填剤のコーティングによる巻線同士間、巻線ー磁心
間の絶縁性の向上(耐圧向上)が図られる。
ビンはその鍔部ないし巻枠部に設けた含浸剤の導入溝に
よって従来の浸漬法による含浸によっても速やかな多層
巻線への含浸が実現されるので、ワックス、ワニスその
他充填剤のコーティングによる巻線同士間、巻線ー磁心
間の絶縁性の向上(耐圧向上)が図られる。
【0033】上記導入溝は始めより金型に刻設しておく
ことによってコイルボビンの金型成形時に同時に成形さ
れ、低コストに実現できることは云うまでもない。
ことによってコイルボビンの金型成形時に同時に成形さ
れ、低コストに実現できることは云うまでもない。
【0034】念の為に付言すれば、本発明に係わる電子
機器用コイルボビンは鍔部と巻枠部を有するコイルボビ
ン全てに適用でき、上記実施例のように縦置のドラム型
コイルボビンに限らず、例えば図5の斜視図に示される
ような横置型の極めて低背のコイルボビン50であって
も導入溝Mは刻設される。
機器用コイルボビンは鍔部と巻枠部を有するコイルボビ
ン全てに適用でき、上記実施例のように縦置のドラム型
コイルボビンに限らず、例えば図5の斜視図に示される
ような横置型の極めて低背のコイルボビン50であって
も導入溝Mは刻設される。
【0035】上記コイルボビン50は巻枠部51両端部
に配された鍔部52、53各々に基台部54、55が延
設されて巻軸方向に端子56、57が植設されている
が、該基台部54、55も本発明中における鍔部の一部
変形として含まれることは勿論である。
に配された鍔部52、53各々に基台部54、55が延
設されて巻軸方向に端子56、57が植設されている
が、該基台部54、55も本発明中における鍔部の一部
変形として含まれることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】本発明に係わる電子機器用コイルボビン
は、上記のように構成されているため、巻数が多い多層
コイル部品に対して、従来の浸漬法によるワックス、ワ
ニスその他の含浸剤の含浸によっても速やかに巻線全体
に含浸され、巻枠部への巻線の固定が堅固となり且つ絶
縁性が向上するという優れた効果を有する。
は、上記のように構成されているため、巻数が多い多層
コイル部品に対して、従来の浸漬法によるワックス、ワ
ニスその他の含浸剤の含浸によっても速やかに巻線全体
に含浸され、巻枠部への巻線の固定が堅固となり且つ絶
縁性が向上するという優れた効果を有する。
【図1】 本発明の請求項1に係わる電子機器用コイル
ボビンの構造例を説明するための斜視図である。
ボビンの構造例を説明するための斜視図である。
【図2】 同実施例における含浸剤の侵入経路を説明す
るための正面図である。
るための正面図である。
【図3】 請求項1に係わる電子機器用コイルボビンの
他の実施例を説明するための斜視図である。
他の実施例を説明するための斜視図である。
【図4】 請求項2に係わる電子機器用コイルボビンの
構造例を説明するための斜視図である。
構造例を説明するための斜視図である。
【図5】 請求項2に係わる電子機器用コイルボビンの
他の実施例の斜視図である。
他の実施例の斜視図である。
【図6】 従来のドラム型コイルボビン及びそれを用い
たトランスの製造工程を説明するための図である。
たトランスの製造工程を説明するための図である。
1 巻枠部 2、22、32、42 下鍔部 3、23、33、43 上鍔部 5a、5b‥、56、57 端子 8 巻線 9a、9b E型コア 10、20、30、40、50 電子機器用コイ
ルボビン 11 トランス本体 12 含浸剤 25 コイル部品 54、55 基台部 M 導入溝 f1、f2 鍔部外縁
ルボビン 11 トランス本体 12 含浸剤 25 コイル部品 54、55 基台部 M 導入溝 f1、f2 鍔部外縁
Claims (2)
- 【請求項1】 巻線を捲回する巻枠部と、該巻枠部の両
端部に設けられて巻線止めとなる鍔部と、を有する電子
機器用コイルボビンにおいて、前記鍔部の巻枠側に外部
から含浸剤が入り込む導入溝を鍔部外縁から巻枠部に達
するまで刻設したことを特徴とする電子機器用コイルボ
ビン。 - 【請求項2】 前記含浸剤の導入溝を一方の鍔部外縁か
ら巻枠部に到り、続いて巻軸に平行に巻枠部を渡って他
方の鍔部に到り、さらに該鍔部の巻枠側外縁まで刻設し
たことを特徴とする請求項1記載の電子機器用コイルボ
ビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266575A JPH08130126A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 電子機器用コイルボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266575A JPH08130126A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 電子機器用コイルボビン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08130126A true JPH08130126A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17432722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6266575A Pending JPH08130126A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 電子機器用コイルボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08130126A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014007836A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機のステータ |
| WO2020100196A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-22 | 三菱電機株式会社 | 固定子及び該固定子を備えた圧縮機 |
| CN112908643A (zh) * | 2019-12-04 | 2021-06-04 | Tdk株式会社 | 绕线架及线圈装置 |
| JP2021125630A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | ファナック株式会社 | コイルケースを備えたリアクトルおよびコイルケース |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6266575A patent/JPH08130126A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014007836A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機のステータ |
| WO2020100196A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-22 | 三菱電機株式会社 | 固定子及び該固定子を備えた圧縮機 |
| CN112908643A (zh) * | 2019-12-04 | 2021-06-04 | Tdk株式会社 | 绕线架及线圈装置 |
| CN112908643B (zh) * | 2019-12-04 | 2025-01-03 | Tdk株式会社 | 绕线架及线圈装置 |
| JP2021125630A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-08-30 | ファナック株式会社 | コイルケースを備えたリアクトルおよびコイルケース |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991019 |