JPH08130519A - ステレオ復調回路 - Google Patents

ステレオ復調回路

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JPH08130519A
JPH08130519A JP26763294A JP26763294A JPH08130519A JP H08130519 A JPH08130519 A JP H08130519A JP 26763294 A JP26763294 A JP 26763294A JP 26763294 A JP26763294 A JP 26763294A JP H08130519 A JPH08130519 A JP H08130519A
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JP
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circuit
signal
output signal
stereo
subcarrier
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JP26763294A
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English (en)
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Mikio Yamagishi
幹夫 山岸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポーラー変調方式のステレオ復調回路出力信号
に直流成分が発生することを防止する。 【構成】コンポジット信号からPLL回路3で再生され
る副搬送波信号はキャンセル信号発生回路9に印加さ
れ、キャンセル発生回路9から副搬送波キャンセル信号
が発生する。前記副搬送波キャンセル信号は第1加算回
路10でコンポジット信号と加算され、第1加算回路1
0の出力信号はステレオデコーダー2で前記副搬送波信
号によりステレオ復調される。このようにステレオ復調
前に副搬送波信号をキャンセルすることにより、ステレ
オデコーダー2の出力信号中の直流成分を除去すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポーラー変調方式で変
調された信号をステレオ復調するステレオ復調回路の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】FMステレオ放送の1つとして、ポーラ
ー変調方式によるものが知られている。この方式による
FMステレオ放送は、現在においても世界の一部地域で
実用されている。ポーラー変調方式においては、ステレ
オ和信号(L+R)から成る主チャンネル信号と、3
1.25kHzの副搬送波をステレオ差信号(L−R)
で振幅変調した副チャンネル信号とを重畳した信号(コ
ンポジット信号)とで主搬送波をFM変調して送信して
いる。ポーラー変調方式で変調された送信信号は、FM
受信機で受信され、FM検波された後、図2に示す如き
ステレオ復調回路に印加され、ステレオ復調される。
【0003】図2において、前段のFM検波回路(図示
せず)で検波されたコンポジット信号はバッファ回路
(1a)を介してステレオデコーダー(2)に印加され
る。また、コンポジット信号はバッファ回路(1b)を
介してPLL回路(3)に印加され、コンポジット信号
に含まれる副搬送波周波数が再生される。また、コンポ
ジット信号はバッファ回路(1c)を介して同期検波回
路(4)に印加され、副搬送波信号により同期検波され
る。ステレオ放送受信時には、副搬送波信号が存在する
ので、同期検波回路(4)から出力信号が発生し、ロー
パスフィルタ(5)において平滑される。ローパスフィ
ルタ(5)の出力信号はトリガ発生回路(6)に印加さ
れ、該トリガ発生回路(6)から前記出力信号に応じた
トリガ信号が発生する。そして、前記トリガ信号により
スイッチ(7)がオン状態となり、PLL回路(3)か
らの副搬送波信号がステレオデコーダー(2)に印加さ
れる。その後、ステレオデコーダー(2)において、コ
ンポジット信号がステレオ復調され、ステレオデコーダ
ー(2)から左オーディオ出力信号(L信号)及び右オ
ーディオ出力信号(R信号)が発生する。
【0004】また、モノラル放送時には、副搬送波信号
が存在しないので、同期検波回路(4)から出力信号が
発生せず、従って、トリガ信号も発生しない。その為、
スイッチ(7)はオフ状態となり、ステレオデコーダー
(2)はコンポジット信号のステレオ復調を行わず、入
力コンポジット信号がそのまま出力端子に発生し、モノ
ラル受信が行われる。
【0005】ところで、ポーラー変調方式のコンポジッ
ト信号は、
【0006】
【数1】
【0007】となり、PLL回路(3)で前記コンポジ
ット信号から再生される副搬送波信号は、sinωtと
なる。ステレオデコーダー(2)において、このコンポ
ジット信号と副搬送波信号とを掛け算すると、
【0008】
【数2】
【0009】となる信号が得られ、さらに、式(2)中
の(1+L−R)をデコードすることにより、L及びR
信号が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステレ
オ時、コンポジット信号と副搬送波信号とを掛け算した
結果、式(2)の如く(L−R)信号成分の他に直流成
分が発生する。一方、モノラル時には、オーディオ信号
以外の直流成分は存在しないので、モノラルまたはステ
レオの動作切換時ステレオデコーダー(2)の出力信号
に直流変動が生じ、ショック音が発生するという問題が
あった。
【0011】また、ステレオデコーダー(2)のステレ
オ動作時に、コンポジット信号をデコードし、L及びR
信号に分離すると、式(2)中の前記直流成分により、
L及びR信号の間のバイアスに差が生じ、L及びR信号
のダイナミックレンジがアンバランスになるという問題
が発生していた。さらに、ステレオ放送の識別及びステ
レオ動作切換え用の信号を得る為には、コンポジット信
号中の副搬送波と再生された副搬送波信号とを同期検波
し平滑する必要があるが、同期検波回路(4)の出力信
号は式(2)のようになるので、ステレオ動作切換が誤
動作しないように同期検波回路(4)の出力信号中の低
周波成分及びビート成分を十分に除去する必要があっ
た。その為には、ローパスフィルタ(5)の遮断周波数
を数Hz以下に設定しなければならず、ローパスフィル
タを構成するコンデンサー(8)が大容量となり、特に
IC化には不向きとなっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されるものであり、コンポジット信号から副搬送波周
波数を再生するPLL回路と、前記コンポジット信号を
前記PLL回路の出力信号に応じてデコードするステレ
オデコーダーと、前記コンポジット信号と前記PLL回
路の出力信号とを同期検波する同期検波回路と、前記同
期検波回路の出力信号を平滑するローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタの出力信号に応じて前記ステレオ
デコーダーに印加されるPLL回路の出力信号を導通ま
たは遮断させるスイッチとから成るポーラー変調方式の
ステレオ復調回路において、前記PLL回路の出力信号
に応じて副搬送波キャンセル信号を発生するキャンセル
信号発生回路と、 前記コンポジット信号に前記副搬送
波キャンセル信号を加算する第1加算回路とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】また、前記ステレオデコーダーの出力信号
に応じて、前記同期検波回路の出力信号中の低周波成分
を除去する除去回路を備えたことを特徴とする。さら
に、前記ステレオデコーダーの左オーディオ出力信号を
反転する反転回路と、該反転回路の出力信号と前記ステ
レオデコーダーの右オーディオ出力信号とを加算する第
2加算回路と、前記同期検波回路とローパスフィルタと
の間に接続され、前記同期検波回路の出力信号と前記該
第2加算回路の出力信号とを加算する第3加算回路とを
備えたことを特徴とする。
【0014】さらにまた、前記ステレオデコーダーにお
いて、前記ステレオ復調回路の後段の回路に印加される
左及び右オーディオ出力信号の出力端子と、前記キャン
セル回路に印加される左及び右オーディオ出力信号とを
発生するステレオデコーダーの出力端子を異ならせるこ
とを特徴とする。またさらに、前記ステレオデコーダー
の左及び右オーディオ出力信号の直流成分を比較する比
較回路と、該比較回路の出力信号に応じて、前記副搬送
波キャンセル信号のレベルを可変する可変回路とを備え
たことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、コンポジット信号からPLL
回路で再生される副搬送波周波数を有する信号は、キャ
ンセル信号発生回路に印加され、キャンセル発生回路か
ら副搬送波キャンセル信号が発生する。前記副搬送波キ
ャンセル信号は、第1加算回路でコンポジット信号と加
算され、第1加算回路の出力信号はステレオデコーダー
で前記副搬送波信号によりステレオ復調される。このよ
うにステレオ復調前に副搬送波信号をキャンセルするこ
とにより、ステレオデコーダーの出力信号中の直流成分
を除去することができる。
【0016】また、ステレオデコーダーから発生する左
オーディオ信号は反転回路で反転され、ステレオデコー
ダーから発生する右オーディオ信号と反転回路の出力信
号とが第2加算回路で加算され、さらに、同期検波回路
の出力信号と第2加算回路の出力信号とを加算すること
により、同期検波回路の出力信号中の低周波成分が除去
される。よって、ローパスフィルタの遮断周波数を低周
波帯に設定することができ、ローパスフィルタを構成す
るコンデンサーの容量を小さくできる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
り、(9)は副搬送波信号に応じて副搬送波キャンセル
信号を発生するキャンセル信号発生回路、(10)はコ
ンポジット信号と副搬送波キャンセル信号とを加算する
第1加算回路、(11)はステレオデコーダ(2)の左
出力信号を反転増幅する第1アンプ、(12)はステレ
オデコーダ(2)の右出力信号を増幅する第2アンプ、
(13)は第1アンプ(11)及び第2アンプ(12)
の出力信号を加算する第2加算回路、(14)は第2加
算回路(13)と同期検波回路(4)との出力信号を加
算する第3加算回路である。尚、従来と同一の回路につ
いては、従来と同一の符号を付し、説明を省略する。
【0018】図1において、入力端子(15)に印加さ
れるコンポジット信号は、ポーラー変調方式で変調され
ているので、式(1)の如く表される。前記コンポジッ
ト信号は、バッファ回路(1b)を介してPLL回路
(3)に印加される。PLL回路(3)はコンポジット
信号中の副搬送波信号にロックし、副搬送波信号sin
ωtを再生する。再生された副搬送波信号はキャンセル
信号発生回路(9)に印加され、前記副搬送波信号に応
じた副搬送波キャンセル信号(−1×sinωt)が作
成される。副搬送波キャンセル信号は第1加算回路(1
0)に印加され、バッファ回路(1a)を介して第1加
算回路(10)に印加されるコンポジット信号と加算さ
れる。よって、第1加算回路(10)の出力信号は、
【0019】
【数3】
【0020】となり、ステレオデコーダー(2)に印加
される。また、コンポジット信号はバッファ回路(1
c)を介して同期検波回路(4)に印加され、PLL回
路(3)からの副搬送波信号によって同期検波されるの
で、同期検波回路(4)の出力信号は式(2)のように
なる。同期検波回路(4)の出力信号は、第3加算回路
(14)で後述する第2加算回路(13)の出力信号と
加算され、ローパスフィルタ(5)に印加される。そし
て、ローパスフィルタ(5)の出力信号に応じて、トリ
ガ信号がトリガ発生回路(6)から発生し、前記トリガ
信号によってスイッチ(7)がオン状態、即ち、図示の
状態になる。その為、PLL回路(3)から発生する副
搬送波信号がスイッチ(7)を介してステレオデコーダ
(2)に印加される。
【0021】ステレオデコーダ(2)において、式
(3)で表される第1加算回路(10)の出力信号とP
LL回路(3)の出力信号とが掛け算され、
【0022】
【数4】
【0023】となる信号が発生する。そして、式(4)
の(L−R)/2をデコードすることにより、L及びR
信号に分離される。ステレオデコーダ(2)から発生す
るL及びR信号は、コンデンサー(16)及び(17)
でデエンファシスがかけられる。ここで、第1加算回路
(10)には、式(3)の如く副搬送波信号成分sin
ωtが含まれていないので、L及びR信号に直流成分は
表れない。
【0024】また、コンデンサー(16)及び(17)
に印加される前記L及びR信号を発生する出力端と異な
るステレオデコーダー(2)の他の出力端から、L及び
R信号が第1及び第2アンプ(11)及び(12)に印
加される。L信号は、第1アンプ(11)において増幅
率−1/2で増幅された後、第2加算回路(13)に印
加され、R信号は、第2アンプ(12)において増幅率
1/2で増幅された後、第2加算回路(13)に印加さ
れる。よって、第2加算回路(13)の出力信号は、
(−L+R)/2となり、第3加算回路(14)に印加
される。第3加算回路(14)において、同期検波回路
(4)の出力信号と第2加算回路(13)の出力信号が
加算され、加算された信号は、式(2)より、
【0025】
【数5】
【0026】となる。式(5)より、第3加算回路(1
4)の出力信号は直流成分及びビート成分だけとなり、
ローパスフィルタ(5)の遮断周波数をオーディオ信号
成分帯に設定することができる。その為、ローパスフィ
ルタ(5)を構成するコンデンサー(18)の容量を小
さくすることができる。尚、ステレオデコーダー(2)
の左及び右出力信号は、デエンファシスがかけられてい
ないため、コンポジット信号中の左及び右オーディオ信
号成分と同一の周波数特性を有しているとともに、ステ
レオデコーダー(2)の出力信号に直流成分が含まれて
いないので、同期検波回路(4)の出力信号中の(L−
R)成分を確実に除去できる。
【0027】また、図1において、ステレオデコーダー
(2)から発生するL及びR信号をそれぞれ増幅率−1
/2、1/2で増幅した後に加算し、(−L+R)/2
の信号を得ているが、前記L及びR信号を増幅率1/2
で増幅した後引き算し、(−L+R)/2の信号を得て
もよい。さらに、前記L及びR信号を増幅率1/2で増
幅した後引き算し、(L−R)/2の信号を得て、その
後、第3加算回路(14)の代わりに引き算回路を設
け、同期検波回路(4)の出力信号と(L−R)/2の
信号とを引き算し、同期検波回路(4)の出力信号中の
(L−R)成分を除去する。
【0028】図3は、図1の要部の具体回路例であり、
(19)は差動対(20)、(21)及び(22)を含
む掛算回路と、電流ミラー回路(23)、(24)及び
(25)とにより構成されるキャンセル信号発生回路、
(26)は差動対(27)、(28)及び(29)を含
む掛算回路と、電流ミラー回路(30)及び(31)と
により構成されるステレオデコーダーである。
【0029】図3において、PLL回路(3)により、
再生された副搬送波信号Q及び*Qは差動対(20)及
び(21)に印加され、差動対(22)に印加される基
準電圧Vrefを、抵抗(32)及び(33)で分圧し
た電圧と掛け算される。尚、信号*Qは、信号Qの反転
信号を示す。差動対(20)及び(21)の出力信号は
それぞれ電流ミラー回路(23)及び(24)に供給さ
れる。電流ミラー回路(23)の出力電流は電流ミラー
回路(25)に供給され、さらに、電流ミラー回路(2
4)及び(25)の出力電流は接続点(b)で混合さ
れ、負荷抵抗(34)に供給される。負荷抵抗(34)
の一端から発生する信号は副搬送波キャンセル信号とし
て、第1加算回路(10)において、入力端子(35)
に印加されるコンポジット信号と加算される。尚、副搬
送波キャンセル信号のレベルは、抵抗(32)及び(3
3)の分圧比と、負荷抵抗(34)の値と、定電流源
(36)の電流値の値で決定される。また、抵抗(3
2)及び(33)の一方を可変抵抗とし可変すれば、コ
ンポジット信号中の副搬送波のレベルに応じて、副搬送
波キャンセル信号のレベルを可変し、前記副搬送波をキ
ャンセルできる。その後、第1加算回路(10)の出力
信号は差動対(29)に印加され、差動対(27)及び
(28)に印加される副搬送波信号Q及び*Qと掛け算
される。掛け算することによってコンポジット信号はL
及びR信号に分離され、差動対(27)及び(28)の
出力信号が供給される電流ミラー回路(30)及び(3
1)の出力端に、L及びR信号がそれぞれ発生する。電
流ミラー回路(30)の出力信号は負荷抵抗(37)及
び(38)に供給され、電流ミラー回路(31)の出力
信号は負荷抵抗(39)及び(40)に供給される。負
荷抵抗(37)及び(39)の一端から発生する信号
は、それぞれ、コンデンサー(16)及び(17)によ
ってデエンファシスがかけられ、出力端子(41)及び
(42)に発生する。また、負荷抵抗(38)及び(4
0)の一端に発生する信号はそれぞれ第1及び第2アン
プで増幅された後、第2加算回路(13)で加算され、
後段の第3加算回路(14)に伝送される。負荷抵抗
(38)及び(40)の一端から発生する信号は、後段
に伝送される信号と分離されて、第1及び第2アンプ
(11)及び(12)に印加されているので、前記信号
の周波数特性はコンポジット信号中の低周波成分の特性
と等しい。その為、第3加算回路(14)において、同
期検波回路(4)の出力信号中の低周波成分を確実に除
去できる。
【0030】また、図4は、本発明の他の実施例であ
り、(43)はステレオデコーダー(2)の出力信号を
比較する比較回路、(44)は比較回路(43)の出力
信号を平滑する平滑回路、(45)は平滑回路(44)
の出力信号に応じて利得が制御される可変利得増幅器で
ある。図4において、ステレオデコーダー(2)から発
生するL及びR信号は、それぞれ比較回路(43)の
(+)及び(−)端子に印加され、比較される。その
後、比較回路(43)の出力信号は平滑回路(44)で
平滑される。その為、比較回路(43)及び平滑回路
(44)において、L及びR信号中に含まれる直流成分
が比較されることと等しくなる。そして、平滑回路(4
4)の出力信号は可変利得増幅器(45)に印加され、
前記出力信号に応じて副搬送波キャンセル信号のレベル
が可変される。前記左及び右オーディオ信号中の直流成
分に応じてレベルが調整された副搬送波キャンセル信号
は、第1加算回路(10)に印加される。そして、第1
加算回路(10)において、コンポジット信号中の副搬
送波信号がキャンセルされる。ここで、可変利得増幅器
(45)は、平滑回路(44)の出力レベルが大の時、
可変利得増幅器(45)の利得が大となり、また、平滑
回路(44)の出力レベルが小の時、前記利得が小とな
るように成されている。尚、図4の如く、可変利得増幅
器(45)を設けることにより副搬送波キャンセル信号
のレベルを制御しなくとも、図3の抵抗(32)または
(33)の一方を可変抵抗とし、平滑回路(44)の出
力信号に応じて前記可変抵抗の抵抗値を可変するように
してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、再生された副搬送波信
号に応じて副搬送波キャンセル信号を生成し、副搬送波
キャンセル信号をコンポジット信号に加算しているの
で、ステレオ復調回路の出力信号中に不要な直流成分が
発生しなくなり、ステレオ/モノラル切換時の直流変動
によるショック音発生が防止できる。また、前述の不要
な直流成分に起因した左及び右オーディオ信号間のバイ
アス差がなくなり、前記バイアス差による悪影響を防止
できる。
【0032】また、ステレオ識別のために用いられる同
期検波回路の出力信号から低周波成分を除去した後、前
記出力信号をローパスフィルタで平滑しているので、ロ
ーパスフィルタの遮断周波数をオーディオ信号帯に設定
でき、その為、ローパスフィルタを構成するコンデンサ
ーの容量を小さくできる。特にコンデンサーを低容量化
できるので、IC化に好適な回路であり、セットの小型
にも好適である。
【0033】さらに、ステレオ復調回路の後段の回路に
印加されるステレオデコーダーの出力信号と、除去回路
に印加されるステレオデコーダーの出力信号とを発生す
る出力端子を異ならせているので、除去回路において、
前記後段の回路の影響を受けずに、同期検波回路の出力
信号中の低周波成分を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】本発明の要部を示す回路図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
9 キャンセル信号発生回路 10 第1加算回路 11 第1アンプ 12 第2アンプ 13 第2加算回路 14 第3加算回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンポジット信号から副搬送波周波数を再
    生するPLL回路と、前記コンポジット信号を前記PL
    L回路の出力信号に応じてデコードするステレオデコー
    ダーと、前記コンポジット信号と前記PLL回路の出力
    信号とを同期検波する同期検波回路と、前記同期検波回
    路の出力信号を平滑するローパスフィルタと、前記ロー
    パスフィルタの出力信号に応じて前記ステレオデコーダ
    ーに印加されるPLL回路の出力信号を導通または遮断
    させるスイッチとから成るポーラー変調方式のステレオ
    復調回路において、 前記PLL回路の出力信号に応じて副搬送波キャンセル
    信号を発生するキャンセル信号発生回路と、 前記コンポジット信号に前記副搬送波キャンセル信号を
    加算する第1加算回路とを備えたことを特徴とするステ
    レオ復調回路。
  2. 【請求項2】前記ステレオデコーダーの出力信号に応じ
    て、前記同期検波回路の出力信号中の低周波成分を除去
    する除去回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ステレオ復調回路。
  3. 【請求項3】前記ステレオデコーダーの左オーディオ出
    力信号を反転する反転回路と、 該反転回路の出力信号と前記ステレオデコーダーの右オ
    ーディオ出力信号とを加算する第2加算回路と、 前記同期検波回路とローパスフィルタとの間に接続さ
    れ、前記同期検波回路の出力信号と前記該第2加算回路
    の出力信号とを加算する第3加算回路とを備えたことを
    特徴とする請求項2記載のステレオ復調回路。
  4. 【請求項4】前記ステレオデコーダーにおいて、前記ス
    テレオ復調回路の後段の回路に印加される左及び右オー
    ディオ出力信号の出力端子と、前記キャンセル回路に印
    加される左及び右オーディオ出力信号の出力端子とを異
    ならせることを特徴とする請求項2記載のステレオ復調
    回路。
  5. 【請求項5】前記ステレオデコーダーの左及び右オーデ
    ィオ出力信号の直流成分を比較する比較回路と、 該比較回路の出力信号に応じて、前記副搬送波キャンセ
    ル信号のレベルを可変する可変回路とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のステレオ復調回路。
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