JPH08130944A - 作業用走行車における作業部のローリング制御装置 - Google Patents
作業用走行車における作業部のローリング制御装置Info
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- JPH08130944A JPH08130944A JP29900294A JP29900294A JPH08130944A JP H08130944 A JPH08130944 A JP H08130944A JP 29900294 A JP29900294 A JP 29900294A JP 29900294 A JP29900294 A JP 29900294A JP H08130944 A JPH08130944 A JP H08130944A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローリング制御装置にギヤ機構を介設したも
のでありながら、ローリング制御装置が故障した場合に
は、被制御部材を手動で中立位置に戻して作業を続行で
きるようにする。 【構成】 強制ローリング制御機構中に介設される中間
ギヤ19のギヤ軸21を単体で抜き取ってギヤ噛合を解
除できるようにする。
のでありながら、ローリング制御装置が故障した場合に
は、被制御部材を手動で中立位置に戻して作業を続行で
きるようにする。 【構成】 強制ローリング制御機構中に介設される中間
ギヤ19のギヤ軸21を単体で抜き取ってギヤ噛合を解
除できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用型田植機等の作業
用走行車における作業部のローリング制御装置に関する
ものである。
用走行車における作業部のローリング制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種作業用走行車のなかには、走行機体に対してロー
リング自在に連結される作業部を、アクチュエータ駆動
に基づいて直接もしくは間接的にローリング制御するロ
ーリング制御装置を備えるものがある。そして、このも
のでは、前記ローリング制御装置が故障した場合、被制
御部材(作業部もしくは中間部材)を手動で中立位置に
戻し、該中立位置で被制御部材のローリングを適宜ロッ
クすることによりローリング制御無し(ローリング弾機
によるローリング制御を除く)で作業を続行することが
可能であるが、ローリング制御装置をギヤ機構を用いて
構成したものでは、アクチュエータの駆動停止に伴って
被制御部材のローリングがロックされてしまうため、ロ
ーリング制御装置が故障した場合に、被制御部材を手動
で中立位置に戻すことが困難になるという不都合があっ
た。
この種作業用走行車のなかには、走行機体に対してロー
リング自在に連結される作業部を、アクチュエータ駆動
に基づいて直接もしくは間接的にローリング制御するロ
ーリング制御装置を備えるものがある。そして、このも
のでは、前記ローリング制御装置が故障した場合、被制
御部材(作業部もしくは中間部材)を手動で中立位置に
戻し、該中立位置で被制御部材のローリングを適宜ロッ
クすることによりローリング制御無し(ローリング弾機
によるローリング制御を除く)で作業を続行することが
可能であるが、ローリング制御装置をギヤ機構を用いて
構成したものでは、アクチュエータの駆動停止に伴って
被制御部材のローリングがロックされてしまうため、ロ
ーリング制御装置が故障した場合に、被制御部材を手動
で中立位置に戻すことが困難になるという不都合があっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を一掃することができる作業用走
行車における作業部のローリング制御装置を提供するこ
とを目的として創案されたものであって、走行機体に対
してローリング自在に連結される作業部を、アクチュエ
ータ駆動に基づいてローリング制御するローリング制御
装置を備えると共に、該ローリング制御装置には、アク
チュエータ動力を伝動するギヤ機構を介設してなる作業
用走行車において、前記ギヤ機構を構成する噛合ギヤの
うち、少なくとも一方の噛合ギヤを支持するギヤ軸を抜
き取り可能に構成して、上記噛合ギヤ同志の噛合状態を
解除可能にしたことを特徴とするものである。また、走
行機体に対してローリング自在に連結される作業部を、
アクチュエータ駆動に基づいてローリング制御するロー
リング制御装置を備えると共に、該ローリング制御装置
には、アクチュエータ動力を伝動するギヤ機構を介設し
てなる作業用走行車において、前記ギヤ機構を構成する
噛合ギヤのうち、少なくとも一方の噛合ギヤを、噛合部
とギヤ軸連結部とに分割形成すると共に、前記噛合部を
ギヤ軸連結部に対して着脱自在に組み付けたことを特徴
とするものである。そして本発明は、この構成によっ
て、ローリング制御装置にギヤ機構を介設したものであ
りながら、ローリング制御装置が故障した場合には、被
制御部材を手動で中立位置に戻して作業を続行すること
ができるようにしたものである。
情に鑑みこれらの課題を一掃することができる作業用走
行車における作業部のローリング制御装置を提供するこ
とを目的として創案されたものであって、走行機体に対
してローリング自在に連結される作業部を、アクチュエ
ータ駆動に基づいてローリング制御するローリング制御
装置を備えると共に、該ローリング制御装置には、アク
チュエータ動力を伝動するギヤ機構を介設してなる作業
用走行車において、前記ギヤ機構を構成する噛合ギヤの
うち、少なくとも一方の噛合ギヤを支持するギヤ軸を抜
き取り可能に構成して、上記噛合ギヤ同志の噛合状態を
解除可能にしたことを特徴とするものである。また、走
行機体に対してローリング自在に連結される作業部を、
アクチュエータ駆動に基づいてローリング制御するロー
リング制御装置を備えると共に、該ローリング制御装置
には、アクチュエータ動力を伝動するギヤ機構を介設し
てなる作業用走行車において、前記ギヤ機構を構成する
噛合ギヤのうち、少なくとも一方の噛合ギヤを、噛合部
とギヤ軸連結部とに分割形成すると共に、前記噛合部を
ギヤ軸連結部に対して着脱自在に組み付けたことを特徴
とするものである。そして本発明は、この構成によっ
て、ローリング制御装置にギヤ機構を介設したものであ
りながら、ローリング制御装置が故障した場合には、被
制御部材を手動で中立位置に戻して作業を続行すること
ができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は乗用型田植機の走行機体で
あって、該走行機体1の後部には、油圧昇降作動する昇
降リンク機構2を介して植付作業部3が連結されてい
る。そして植付作業部3は、前記昇降リンク機構2の後
端部に着脱自在に連結され、かつ下端部には前後を向く
ボス部4aが一体的に設けられたホルダフレーム4、該
ホルダフレーム4のボス部4aに軸受を介して回動自在
に軸支されるローリング支軸5、該ローリング支軸5の
後端部に一体的に連結され、かつ左右両側に苗載台支持
ステー6aが立設された作業部フレーム6、該作業部フ
レーム6に一体的に組付けられるプランタケース7、該
プランタケース7に並設されるプランタアーム8、前記
苗載台支持ステー6aの上端部およびプランタケース7
の上端部にスライドピースSを介して左右往復移動自在
に支持され、かつプランタアーム8の掻取タイミングに
合わせて強制的に横送りされる前傾姿勢の苗載台9、プ
ランタケース7の底部に左右方向所定間隔を存して設け
られるフロート10等で構成されている。即ち、植付作
業部3は、昇降リンク機構2を介して走行機体1に連結
されるホルダフレーム4に対し、ローリング支軸5を介
してローリング自在に支持されているが、以上の基本構
成は何れも従来通りである。
明する。図面において、1は乗用型田植機の走行機体で
あって、該走行機体1の後部には、油圧昇降作動する昇
降リンク機構2を介して植付作業部3が連結されてい
る。そして植付作業部3は、前記昇降リンク機構2の後
端部に着脱自在に連結され、かつ下端部には前後を向く
ボス部4aが一体的に設けられたホルダフレーム4、該
ホルダフレーム4のボス部4aに軸受を介して回動自在
に軸支されるローリング支軸5、該ローリング支軸5の
後端部に一体的に連結され、かつ左右両側に苗載台支持
ステー6aが立設された作業部フレーム6、該作業部フ
レーム6に一体的に組付けられるプランタケース7、該
プランタケース7に並設されるプランタアーム8、前記
苗載台支持ステー6aの上端部およびプランタケース7
の上端部にスライドピースSを介して左右往復移動自在
に支持され、かつプランタアーム8の掻取タイミングに
合わせて強制的に横送りされる前傾姿勢の苗載台9、プ
ランタケース7の底部に左右方向所定間隔を存して設け
られるフロート10等で構成されている。即ち、植付作
業部3は、昇降リンク機構2を介して走行機体1に連結
されるホルダフレーム4に対し、ローリング支軸5を介
してローリング自在に支持されているが、以上の基本構
成は何れも従来通りである。
【0005】前記昇降リンク機構2は、単一のアッパリ
ンク2aと、左右一対のロワリンク2bと、各リンク2
a、2bの後端部同志を連結するリンクホルダ(図示せ
ず)とを備えた所謂三点リンク機構に構成されている。
そして、リンクホルダを前記ホルダフレーム4に一体的
に連結した状態では、アッパリンク2aもしくはロワリ
ンク2bに連結されるリフトシリンダ(図示せず)の伸
縮に基づいて上下に揺動して植付作業部3を昇降させる
ようになっている。
ンク2aと、左右一対のロワリンク2bと、各リンク2
a、2bの後端部同志を連結するリンクホルダ(図示せ
ず)とを備えた所謂三点リンク機構に構成されている。
そして、リンクホルダを前記ホルダフレーム4に一体的
に連結した状態では、アッパリンク2aもしくはロワリ
ンク2bに連結されるリフトシリンダ(図示せず)の伸
縮に基づいて上下に揺動して植付作業部3を昇降させる
ようになっている。
【0006】12は前記ホルダフレーム4と植付作業部
3との間に介設される中間フレームであって、該中間フ
レーム12の下端部に前後方向を向いて一体的に形成さ
れるボス部12aは、ホルダフレーム4のボス部4aに
回動自在に外嵌支持されている。即ち、中間フレーム4
は、ホルダフレーム4および植付作業部3に対して相対
的にローリング自在となり、しかも、そのローリング支
点は植付作業部3のローリング支点に一致するようにな
っている。また、前記中間フレーム4は、直立姿勢のフ
レーム本体12bと、該フレーム本体12bの上端部か
ら苗載台9の裏側面に沿って前傾状に突出するT字フレ
ーム部12cとで構成されるが、側面視における中間フ
レーム12は、前記苗載台支持ステー6aと苗載台9と
の間に位置するように配設されている。
3との間に介設される中間フレームであって、該中間フ
レーム12の下端部に前後方向を向いて一体的に形成さ
れるボス部12aは、ホルダフレーム4のボス部4aに
回動自在に外嵌支持されている。即ち、中間フレーム4
は、ホルダフレーム4および植付作業部3に対して相対
的にローリング自在となり、しかも、そのローリング支
点は植付作業部3のローリング支点に一致するようにな
っている。また、前記中間フレーム4は、直立姿勢のフ
レーム本体12bと、該フレーム本体12bの上端部か
ら苗載台9の裏側面に沿って前傾状に突出するT字フレ
ーム部12cとで構成されるが、側面視における中間フ
レーム12は、前記苗載台支持ステー6aと苗載台9と
の間に位置するように配設されている。
【0007】13は左右一対のコイル弾機で構成される
ローリング弾機であって、該ローリング弾機13は、中
間フレーム12のT字フレーム部12cと苗載台9の左
右両端部との間にハの字状に介設されている。即ち、左
右のローリング弾機13は、苗載台9の横送りに伴って
背反的に伸縮して苗載台9の偏荷重をバランスし、この
バランス作用に基づいて苗載台横送りに伴う植付作業部
3のローリングを規制するようになっている。
ローリング弾機であって、該ローリング弾機13は、中
間フレーム12のT字フレーム部12cと苗載台9の左
右両端部との間にハの字状に介設されている。即ち、左
右のローリング弾機13は、苗載台9の横送りに伴って
背反的に伸縮して苗載台9の偏荷重をバランスし、この
バランス作用に基づいて苗載台横送りに伴う植付作業部
3のローリングを規制するようになっている。
【0008】14は左右一対のコイル弾機で構成される
バランス弾機であって、該バランス弾機14は、中間フ
レーム12のフレーム本体12bと作業部フレーム6と
の間にハの字状に介設されるものであるが、その付勢力
は、植付作業部3の全体荷重をバランスし得るように設
定されている。つまり、前記ローリング弾機13および
バランス弾機14により植付作業部3を弾持して、前記
フロート10の浮力に基づく植付作業部3の従動的な田
面追随作用を許容する所謂従動ローリング制御を可能に
するが、苗載台9の横送りに伴う偏荷重をバランスする
ローリング弾機13と、植付作業部3の全体荷重をバラ
ンスするバランス弾機14とを別々に設けているため、
各弾機13、14の付勢力設定を簡略化すると共に、バ
ランスすべき荷重に対応した最適な付勢力設定を行うこ
とができるようになっている。
バランス弾機であって、該バランス弾機14は、中間フ
レーム12のフレーム本体12bと作業部フレーム6と
の間にハの字状に介設されるものであるが、その付勢力
は、植付作業部3の全体荷重をバランスし得るように設
定されている。つまり、前記ローリング弾機13および
バランス弾機14により植付作業部3を弾持して、前記
フロート10の浮力に基づく植付作業部3の従動的な田
面追随作用を許容する所謂従動ローリング制御を可能に
するが、苗載台9の横送りに伴う偏荷重をバランスする
ローリング弾機13と、植付作業部3の全体荷重をバラ
ンスするバランス弾機14とを別々に設けているため、
各弾機13、14の付勢力設定を簡略化すると共に、バ
ランスすべき荷重に対応した最適な付勢力設定を行うこ
とができるようになっている。
【0009】17は前記ホルダフレーム4の側方位置に
ベース18を介して設けられる減速機構付のモータであ
って、該モータ17の駆動力を出力するピニオンギヤ1
7aには中間ギヤ19の大径ギヤ部19aが噛合してい
るが、この大径ギヤ部19aと一体回動する小径ギヤ部
19bは、中間フレーム12から側方に突設される円弧
形状のラック20に上方から噛合している。即ち、ホル
ダフレーム4と中間フレーム12との間には、前記モー
タ17の駆動に基づいて中間フレーム12を左右方向に
強制的にローリングさせる強制ローリング制御機構が構
成されているが、その配設位置は、前方の苗載台支持ス
テー6a、後方の苗載台9、下方のプランタケース7に
よって囲まれる側面視略三角形状の空間内に設定されて
おり、そのため強制ローリング制御機構を水、泥土、障
害物等から有効に保護することができるようになってい
る。
ベース18を介して設けられる減速機構付のモータであ
って、該モータ17の駆動力を出力するピニオンギヤ1
7aには中間ギヤ19の大径ギヤ部19aが噛合してい
るが、この大径ギヤ部19aと一体回動する小径ギヤ部
19bは、中間フレーム12から側方に突設される円弧
形状のラック20に上方から噛合している。即ち、ホル
ダフレーム4と中間フレーム12との間には、前記モー
タ17の駆動に基づいて中間フレーム12を左右方向に
強制的にローリングさせる強制ローリング制御機構が構
成されているが、その配設位置は、前方の苗載台支持ス
テー6a、後方の苗載台9、下方のプランタケース7に
よって囲まれる側面視略三角形状の空間内に設定されて
おり、そのため強制ローリング制御機構を水、泥土、障
害物等から有効に保護することができるようになってい
る。
【0010】21は前記中間ギヤ19のボス部19cを
回動自在に支持するギヤ軸であって、該ギヤ軸21は、
ベース18に溶着される断面凹形状の軸支部材22に嵌
合状に組付けられるが、軸支部材22に嵌合するギヤ軸
21の基端部には、軸支部材22内に突出する固定ボル
ト23に螺込み可能な螺子孔21aが穿設される一方、
ギヤ軸21の先端部には、六角柱形状のボルト頭21b
が一体的に形成されている。即ち、所定の工具を用いて
ボルト頭21bを回し操作すれば、ギヤ軸21を単体で
抜き取ることが可能であるため、前記モータ17等の故
障に基づいて中間アーム12のローリングがロックされ
たとしても、ギヤ軸21を抜き取ってギヤ噛合を解除す
ることによって中間アーム12を手動で中立位置までロ
ーリング操作することが可能になり、しかる後、後述す
るロック機構を用いて中間アーム12のローリングをロ
ックすれば、強制ローリング制御無しの状態、つまり両
弾機13、14による従動的ローリング制御のみを有効
にする状態で作業を続行することができるようになって
いる。
回動自在に支持するギヤ軸であって、該ギヤ軸21は、
ベース18に溶着される断面凹形状の軸支部材22に嵌
合状に組付けられるが、軸支部材22に嵌合するギヤ軸
21の基端部には、軸支部材22内に突出する固定ボル
ト23に螺込み可能な螺子孔21aが穿設される一方、
ギヤ軸21の先端部には、六角柱形状のボルト頭21b
が一体的に形成されている。即ち、所定の工具を用いて
ボルト頭21bを回し操作すれば、ギヤ軸21を単体で
抜き取ることが可能であるため、前記モータ17等の故
障に基づいて中間アーム12のローリングがロックされ
たとしても、ギヤ軸21を抜き取ってギヤ噛合を解除す
ることによって中間アーム12を手動で中立位置までロ
ーリング操作することが可能になり、しかる後、後述す
るロック機構を用いて中間アーム12のローリングをロ
ックすれば、強制ローリング制御無しの状態、つまり両
弾機13、14による従動的ローリング制御のみを有効
にする状態で作業を続行することができるようになって
いる。
【0011】また、前記ギヤ軸21の軸芯点Aは、ロー
リング支軸5の軸芯点Bと、モータ出力軸の軸芯点Cと
を結ぶ直線に対して一側方に偏倚すべく配置されてい
る。即ち、ギヤ軸21の軸芯点Aを、ローリング支軸5
の軸芯点Bと、モータ出力軸の軸芯点Cとを結ぶ直線上
に配置した場合は、仮令ギヤ軸21を抜き取ったとして
も中間ギヤ19をラジアル方向に外すことが不可能であ
るが、前記直線から一側方に偏倚するようにギヤ軸21
の軸芯点Aを配置しているため、中間ギヤ19の一側方
に確保されるスペースを利用して中間ギヤ19の取り外
しができるようになっている。
リング支軸5の軸芯点Bと、モータ出力軸の軸芯点Cと
を結ぶ直線に対して一側方に偏倚すべく配置されてい
る。即ち、ギヤ軸21の軸芯点Aを、ローリング支軸5
の軸芯点Bと、モータ出力軸の軸芯点Cとを結ぶ直線上
に配置した場合は、仮令ギヤ軸21を抜き取ったとして
も中間ギヤ19をラジアル方向に外すことが不可能であ
るが、前記直線から一側方に偏倚するようにギヤ軸21
の軸芯点Aを配置しているため、中間ギヤ19の一側方
に確保されるスペースを利用して中間ギヤ19の取り外
しができるようになっている。
【0012】ところで、前記ラック20の前方をホルダ
フレーム4およびベース18で覆う一方、後方を苗載台
9で覆うことによりラック20の防泥効果を確保してい
るが、さらに本実施例では、ホルダフレーム4の背面
に、ラック20の前方および上方を覆う断面逆L字状の
第一カバー24を設けて防泥効果を高めている。
フレーム4およびベース18で覆う一方、後方を苗載台
9で覆うことによりラック20の防泥効果を確保してい
るが、さらに本実施例では、ホルダフレーム4の背面
に、ラック20の前方および上方を覆う断面逆L字状の
第一カバー24を設けて防泥効果を高めている。
【0013】一方、25は中間フレーム12に設けられ
る第二カバーであって、該第二カバー25は、ラック2
0および小径ギヤ部19bの後方および上方を覆うべく
断面逆L字状に形成されている。つまり、モータ駆動に
伴って相対移動する第一および第二カバー24、25に
よってラック20および小径ギヤ部19bをカバーする
が、両カバー24、25の上片24a、25a同志は、
中間フレーム12のローリング角に拘わらず常に重合す
るようになっている。
る第二カバーであって、該第二カバー25は、ラック2
0および小径ギヤ部19bの後方および上方を覆うべく
断面逆L字状に形成されている。つまり、モータ駆動に
伴って相対移動する第一および第二カバー24、25に
よってラック20および小径ギヤ部19bをカバーする
が、両カバー24、25の上片24a、25a同志は、
中間フレーム12のローリング角に拘わらず常に重合す
るようになっている。
【0014】さらに、本実施例では、前記第一カバー2
4の上片先端縁に起立片24bを形成する一方、起立片
24bの前方までオーバーラップする第二カバー25の
上片先端縁に垂下片25bを形成し、そして両片24
b、25bを前後に重合させてラビリンスを形成してい
るため、ラック20および小径ギヤ部19bの防泥効果
をさらに高めることができるようになっている。
4の上片先端縁に起立片24bを形成する一方、起立片
24bの前方までオーバーラップする第二カバー25の
上片先端縁に垂下片25bを形成し、そして両片24
b、25bを前後に重合させてラビリンスを形成してい
るため、ラック20および小径ギヤ部19bの防泥効果
をさらに高めることができるようになっている。
【0015】26は中間フレーム12の背面部にセンサ
ブラケット27を介して設けられる振り子式等のローリ
ング検知センサであって、該ローリング検知センサ26
のローリング検知値は図示しない制御部に入力されるよ
うになっている。そして制御部においては、入力される
ローリング検知値を所定の設定値(水平設定値もしくは
傾斜設定値)に一致させるべく前記モータ17を正逆駆
動制御し、このモータ制御に基づいて中間フレーム12
を一定姿勢に強制ローリング制御(水平制御もしくは傾
斜制御)するようになっている。
ブラケット27を介して設けられる振り子式等のローリ
ング検知センサであって、該ローリング検知センサ26
のローリング検知値は図示しない制御部に入力されるよ
うになっている。そして制御部においては、入力される
ローリング検知値を所定の設定値(水平設定値もしくは
傾斜設定値)に一致させるべく前記モータ17を正逆駆
動制御し、このモータ制御に基づいて中間フレーム12
を一定姿勢に強制ローリング制御(水平制御もしくは傾
斜制御)するようになっている。
【0016】28は中間フレーム12から後方に向けて
突設されるストッパピンであって、該ストッパピン28
は、プランタケース7に一体的に設けられるストッパプ
レート29の凹部29aに遊嵌して植付作業部3のロー
リング規制機構を構成している。つまり、ストッパピン
28は、中間フレーム12に対する植付作業部3の相対
的なローリング角度が所定角度以内であれば植付作業部
3のローリングを許容するが、中間フレーム12に対す
る植付作業部3の相対的なローリング角度が所定角度に
達した場合には、凹部29aの左右端部に接当して植付
作業部3のそれ以上のローリングを規制するようになっ
ている。
突設されるストッパピンであって、該ストッパピン28
は、プランタケース7に一体的に設けられるストッパプ
レート29の凹部29aに遊嵌して植付作業部3のロー
リング規制機構を構成している。つまり、ストッパピン
28は、中間フレーム12に対する植付作業部3の相対
的なローリング角度が所定角度以内であれば植付作業部
3のローリングを許容するが、中間フレーム12に対す
る植付作業部3の相対的なローリング角度が所定角度に
達した場合には、凹部29aの左右端部に接当して植付
作業部3のそれ以上のローリングを規制するようになっ
ている。
【0017】30は中間フレーム12のT字フレーム1
2cから垂下状に突出する垂下ブラケットであって、該
垂下ブラケット30の下端部は、ホルダフレーム4の上
端部に設けられるガイド板31の前面に左右摺動自在に
接当している。つまり、前記ローリング弾機13の付勢
力を受ける中間フレーム12の後方への傾倒を、ガイド
板31に対する垂下ブラケット30の接当に基づいて規
制する傾倒規制機構を構成している。
2cから垂下状に突出する垂下ブラケットであって、該
垂下ブラケット30の下端部は、ホルダフレーム4の上
端部に設けられるガイド板31の前面に左右摺動自在に
接当している。つまり、前記ローリング弾機13の付勢
力を受ける中間フレーム12の後方への傾倒を、ガイド
板31に対する垂下ブラケット30の接当に基づいて規
制する傾倒規制機構を構成している。
【0018】さらに、前記ガイド板31の左右両端部に
は、垂下ブラケット30の下端部を挟んで対向する左右
一対の折曲片31aが形成されるが、該左右の折曲片3
1aには、垂下ブラケット30との接当に基づいて検知
作動するリミットスイッチ32がそれぞれ設けられてい
る。即ち、左右のリミットスイッチ32は、ホルダフレ
ーム4に対する中間フレーム12の相対的なローリング
角度が所定角度に達したことを接当検知すると共に、該
検知信号を前記制御部に出力してモータ17のリミット
自動停止を行うようになっている。
は、垂下ブラケット30の下端部を挟んで対向する左右
一対の折曲片31aが形成されるが、該左右の折曲片3
1aには、垂下ブラケット30との接当に基づいて検知
作動するリミットスイッチ32がそれぞれ設けられてい
る。即ち、左右のリミットスイッチ32は、ホルダフレ
ーム4に対する中間フレーム12の相対的なローリング
角度が所定角度に達したことを接当検知すると共に、該
検知信号を前記制御部に出力してモータ17のリミット
自動停止を行うようになっている。
【0019】33は前記作業部フレーム6の左右位置に
所定間隔(左右ロワリンク2b間隔)を存して設けられ
る左右一対のストッパブラケットであって、該ストッパ
ブラケット33は、左右ロワリンク2bの下面を臨むよ
う前方に突出すると共に、その先端部にはストッパボル
ト34が螺着されている。即ち、植付作業部3を上昇さ
せるべく昇降リンク機構2を油圧作動した場合には、略
上限位置で左右のロワリンク2bが左右のストッパボル
ト34にそれぞれ接当することになり、このため植付作
業部3は、強制的に平行姿勢に復帰せしめられると共
に、走行機体1に対するローリングがロックされるよう
になっている。
所定間隔(左右ロワリンク2b間隔)を存して設けられ
る左右一対のストッパブラケットであって、該ストッパ
ブラケット33は、左右ロワリンク2bの下面を臨むよ
う前方に突出すると共に、その先端部にはストッパボル
ト34が螺着されている。即ち、植付作業部3を上昇さ
せるべく昇降リンク機構2を油圧作動した場合には、略
上限位置で左右のロワリンク2bが左右のストッパボル
ト34にそれぞれ接当することになり、このため植付作
業部3は、強制的に平行姿勢に復帰せしめられると共
に、走行機体1に対するローリングがロックされるよう
になっている。
【0020】35は左右各ロワリンク2bに上下揺動自
在に枢支される左右一対の第一リンクプレートであっ
て、該第一リンクプレート35は、ストッパ36との接
当に基づいて下方への揺動が規制されている。さらに、
37は第一リンクプレート35の先端部(後端部)に前
後揺動自在に枢支される第二リンクプレートであって、
該第二リンクプレート37に形成される長孔37aに
は、前記ストッパブラケット33から外側方に突出する
規制ピン38が遊嵌状に係合している。そして、前記規
制ピン38は、植付作業部3が通常植付高さである場合
には、仮令植付作業部3が前記ストッパピン28の許容
範囲で最大限にローリングしたとしても、第一リンクプ
レート35の揺動および長孔37aの融通作用に基づい
て何らローリング規制を受けないが、通常植付高さより
も低い所定高さを越えて植付作業部3が下降した場合に
は、ロアリンク2bと植付作業部3との相対角度変化に
伴って規制ピン38が第二リンクプレート37に対して
下降し、そしてこの状態では、第一リンクプレート35
の揺動範囲と長孔37aに対する規制ピン38の移動範
囲との和がストッパピン28の許容範囲よりも小さくな
るため、植付作業部3のローリング許容範囲が規制され
るようになっている。さらに、第二リンクプレート37
に対する規制ピン38の距離は、植付作業部3の下降に
伴って大きくなるため、前記所定高さから下降するほど
ローリング規制量が大きくなり、そして、下降限度付近
では、植付作業部3の僅かなローリングのみを許容する
ようになっている。つまり、植付作業部3は、昇降リン
ク機構2のリンク特性により、下降するほど走行機体1
の後輪1aに近づくため、前記所定高さを越えて下降し
た状態では、後輪1aの後方に位置するフロート10が
植付作業部3のローリングに伴って後輪1aに干渉する
惧れがあり、そこで前記ローリング規制に基づいてフロ
ート10と後輪1aとの干渉を回避するが、本実施例で
は、第一リンクプレート35の揺動および長孔37aの
融通作用に基づいて植付作業部3のローリング範囲を設
定しているため、長孔37aの融通作用のみでローリン
グ範囲を設定した場合に比して第二リンクプレート37
の下方への突出量を小さくすることが可能であり、その
結果、下方スペースを最小限に抑えることができる許り
でなく、第二リンクプレート37が藁を引掛けたり、田
面を乱す不都合も防止できるようになっている。
在に枢支される左右一対の第一リンクプレートであっ
て、該第一リンクプレート35は、ストッパ36との接
当に基づいて下方への揺動が規制されている。さらに、
37は第一リンクプレート35の先端部(後端部)に前
後揺動自在に枢支される第二リンクプレートであって、
該第二リンクプレート37に形成される長孔37aに
は、前記ストッパブラケット33から外側方に突出する
規制ピン38が遊嵌状に係合している。そして、前記規
制ピン38は、植付作業部3が通常植付高さである場合
には、仮令植付作業部3が前記ストッパピン28の許容
範囲で最大限にローリングしたとしても、第一リンクプ
レート35の揺動および長孔37aの融通作用に基づい
て何らローリング規制を受けないが、通常植付高さより
も低い所定高さを越えて植付作業部3が下降した場合に
は、ロアリンク2bと植付作業部3との相対角度変化に
伴って規制ピン38が第二リンクプレート37に対して
下降し、そしてこの状態では、第一リンクプレート35
の揺動範囲と長孔37aに対する規制ピン38の移動範
囲との和がストッパピン28の許容範囲よりも小さくな
るため、植付作業部3のローリング許容範囲が規制され
るようになっている。さらに、第二リンクプレート37
に対する規制ピン38の距離は、植付作業部3の下降に
伴って大きくなるため、前記所定高さから下降するほど
ローリング規制量が大きくなり、そして、下降限度付近
では、植付作業部3の僅かなローリングのみを許容する
ようになっている。つまり、植付作業部3は、昇降リン
ク機構2のリンク特性により、下降するほど走行機体1
の後輪1aに近づくため、前記所定高さを越えて下降し
た状態では、後輪1aの後方に位置するフロート10が
植付作業部3のローリングに伴って後輪1aに干渉する
惧れがあり、そこで前記ローリング規制に基づいてフロ
ート10と後輪1aとの干渉を回避するが、本実施例で
は、第一リンクプレート35の揺動および長孔37aの
融通作用に基づいて植付作業部3のローリング範囲を設
定しているため、長孔37aの融通作用のみでローリン
グ範囲を設定した場合に比して第二リンクプレート37
の下方への突出量を小さくすることが可能であり、その
結果、下方スペースを最小限に抑えることができる許り
でなく、第二リンクプレート37が藁を引掛けたり、田
面を乱す不都合も防止できるようになっている。
【0021】一方、39はホルダフレーム4に設けられ
るロックピンであって、該ロックピン39は、ホルダフ
レーム4の側部に設けられる側面視略冂字状のブラケッ
ト40に前後スライド自在に貫通支持されるものである
が、中間フレーム12のブラケット41に形成されるロ
ック41aに嵌入操作(後方スライド操作)することに
よってモータ等の故障時に中間フレーム12のローリン
グを中立位置でロックすることができるようになってい
る。
るロックピンであって、該ロックピン39は、ホルダフ
レーム4の側部に設けられる側面視略冂字状のブラケッ
ト40に前後スライド自在に貫通支持されるものである
が、中間フレーム12のブラケット41に形成されるロ
ック41aに嵌入操作(後方スライド操作)することに
よってモータ等の故障時に中間フレーム12のローリン
グを中立位置でロックすることができるようになってい
る。
【0022】また、42は走行機体1と植付作業部3と
の間に亘って配設される操作ワイヤであって、該操作ワ
イヤ42の植付作業部側には、マーカ装置やフロート調
整装置に接続される一方、走行機体側には、マーカ操作
具やフロート調整操作具が接続されるが、植付作業部3
を走行機体1から切離す際には、操作ワイヤ42を分断
する必要があるため、操作ワイヤ2の中間部にはジョイ
ント機構43が設けられている。このジョイント機構4
3は、両端部のアウタ受け部44a、45aにワイヤ挿
通用の切欠き44b、45bを有し、かつアウタ受け部
44a、45a同志が重合するように嵌合可能な一対の
アウタ受け部材44、45と、インナワイヤ42aの先
端部同志を接離自在連結するジョイント46とを用いて
構成されるが、本実施例においては、一方のアウタ受け
部材44のアウタ受け部44aを、所定間隙を存して折
り返し形成すると共に、その間隙にスペーサ(ワッシ
ャ)47を挿入してアウタ受け部44aを強度アップし
ているため、アウタ受け部材44、45を仮令プラスチ
ック等で樹脂成形しても操作荷重による変形や破損を防
止することができる。
の間に亘って配設される操作ワイヤであって、該操作ワ
イヤ42の植付作業部側には、マーカ装置やフロート調
整装置に接続される一方、走行機体側には、マーカ操作
具やフロート調整操作具が接続されるが、植付作業部3
を走行機体1から切離す際には、操作ワイヤ42を分断
する必要があるため、操作ワイヤ2の中間部にはジョイ
ント機構43が設けられている。このジョイント機構4
3は、両端部のアウタ受け部44a、45aにワイヤ挿
通用の切欠き44b、45bを有し、かつアウタ受け部
44a、45a同志が重合するように嵌合可能な一対の
アウタ受け部材44、45と、インナワイヤ42aの先
端部同志を接離自在連結するジョイント46とを用いて
構成されるが、本実施例においては、一方のアウタ受け
部材44のアウタ受け部44aを、所定間隙を存して折
り返し形成すると共に、その間隙にスペーサ(ワッシ
ャ)47を挿入してアウタ受け部44aを強度アップし
ているため、アウタ受け部材44、45を仮令プラスチ
ック等で樹脂成形しても操作荷重による変形や破損を防
止することができる。
【0023】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、モータ17の駆動に基づいて中間フレーム12を
強制ローリング制御するものであるため、モータ17等
が故障した場合には、中間フレーム12のローリングが
不測の位置でロックされて作業不能となるが、本実施例
においては、モータ動力を伝動する中間ギヤ19のギヤ
軸21を単体で抜き取ることが可能であるため、ギヤ噛
合を解除して中間アーム12を手動で中立位置までロー
リング操作することができる。従って、中立位置まで手
動で戻した中間アーム12のローリングをロック機構を
用いてロックすれば、強制ローリング制御無しの状態、
つまり両弾機13、14による従動的ローリング制御の
みを有効にする状態で作業を続行することができ、この
結果、仮令モータ17等の故障時であっても作業不能状
態に陥ることを回避して信頼性の向上に寄与することが
できる。
いて、モータ17の駆動に基づいて中間フレーム12を
強制ローリング制御するものであるため、モータ17等
が故障した場合には、中間フレーム12のローリングが
不測の位置でロックされて作業不能となるが、本実施例
においては、モータ動力を伝動する中間ギヤ19のギヤ
軸21を単体で抜き取ることが可能であるため、ギヤ噛
合を解除して中間アーム12を手動で中立位置までロー
リング操作することができる。従って、中立位置まで手
動で戻した中間アーム12のローリングをロック機構を
用いてロックすれば、強制ローリング制御無しの状態、
つまり両弾機13、14による従動的ローリング制御の
みを有効にする状態で作業を続行することができ、この
結果、仮令モータ17等の故障時であっても作業不能状
態に陥ることを回避して信頼性の向上に寄与することが
できる。
【0024】しかも、ギヤ軸21の抜き取りに基づいて
ギヤ噛合を解除するため、再度ギヤ噛合させた際に、噛
合ギヤ同志の噛合寸法が変化することがなく、この結
果、噛合寸法の再調整を不要にして作業性を向上させる
許りか、噛合寸法の調整不良に基づいて作動不良が生じ
ることも回避することができる。
ギヤ噛合を解除するため、再度ギヤ噛合させた際に、噛
合ギヤ同志の噛合寸法が変化することがなく、この結
果、噛合寸法の再調整を不要にして作業性を向上させる
許りか、噛合寸法の調整不良に基づいて作動不良が生じ
ることも回避することができる。
【0025】さらに、前記ギヤ軸21の軸芯点Aは、ロ
ーリング支軸5の軸芯点Bと、モータ出力軸の軸芯点C
とを結ぶ直線に対して一側方に偏倚すべく配置されてい
るため、中間ギヤ19の一側方に確保されるスペースを
利用して中間ギヤ19をラジアル方向に取り外すことが
できる。このため、スラスト方向にモータカバー等の部
材が対向する状態で中間ギヤ19を配設したものであっ
ても、殊更対向部材を取り外すことなく中間ギヤ19の
取り外しが可能になり、この結果、取り外し作業の手間
を減らして作業性を向上させることができる。
ーリング支軸5の軸芯点Bと、モータ出力軸の軸芯点C
とを結ぶ直線に対して一側方に偏倚すべく配置されてい
るため、中間ギヤ19の一側方に確保されるスペースを
利用して中間ギヤ19をラジアル方向に取り外すことが
できる。このため、スラスト方向にモータカバー等の部
材が対向する状態で中間ギヤ19を配設したものであっ
ても、殊更対向部材を取り外すことなく中間ギヤ19の
取り外しが可能になり、この結果、取り外し作業の手間
を減らして作業性を向上させることができる。
【0026】尚、本発明は、前記実施例に限定されない
ものであることは勿論であって、例えばローリング制御
を行うアクチュエータとして、電動式、油圧式を問わな
いことは言うまでもない。また、図11に示す第二実施
例のように、モータ17のピニオンギヤ17aを扇状ギ
ヤ50に直接噛合させて植付作業部3を強制ローリング
制御するものにおいても実施することが可能である。つ
まり、前記ピニオンギヤ17aのギヤ軸(第二実施例で
はピニオンギヤ17aを抜止めする抜止めボルト51)
もしくは扇状ギヤ50のギヤ軸52を単体で抜き取り可
能にすれば、第一実施例と略同様の効果を奏することに
なる。また、図12に示す第三実施例の如く、扇状ギヤ
50の噛合部50aとギヤ軸連結部50bとを分割形成
すると共に、噛合部50aをギヤ軸連結部50bに対し
て着脱自在に組み付けた場合でも、噛合部50aの取り
外しに基づいてギヤ噛合を解除することができるため、
第一実施例と略同様の効果を奏することになる。
ものであることは勿論であって、例えばローリング制御
を行うアクチュエータとして、電動式、油圧式を問わな
いことは言うまでもない。また、図11に示す第二実施
例のように、モータ17のピニオンギヤ17aを扇状ギ
ヤ50に直接噛合させて植付作業部3を強制ローリング
制御するものにおいても実施することが可能である。つ
まり、前記ピニオンギヤ17aのギヤ軸(第二実施例で
はピニオンギヤ17aを抜止めする抜止めボルト51)
もしくは扇状ギヤ50のギヤ軸52を単体で抜き取り可
能にすれば、第一実施例と略同様の効果を奏することに
なる。また、図12に示す第三実施例の如く、扇状ギヤ
50の噛合部50aとギヤ軸連結部50bとを分割形成
すると共に、噛合部50aをギヤ軸連結部50bに対し
て着脱自在に組み付けた場合でも、噛合部50aの取り
外しに基づいてギヤ噛合を解除することができるため、
第一実施例と略同様の効果を奏することになる。
【0027】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、アクチュエータ駆動に基づいて作
業部をローリング制御するローリング制御装置に、アク
チュエータ動力を伝動するギヤ機構を介設したものであ
るが、ギヤ機構を構成する噛合ギヤのうち、少なくとも
一方の噛合ギヤを支持するギヤ軸を抜き取り可能に構成
したため、仮令アクチュエータ等の故障に基づいて被制
御部材のローリングがロックされたとしても、ギヤ軸を
抜き取って噛合ギヤ同志の噛合状態を解除すれば、被制
御部材の自由ローリングが許容されることになる。従っ
て、ローリング制御装置が故障した場合であっても、被
制御部材を中立位置に戻して適宜ロックすることにより
作業の続行が可能になる。
れたものであるから、アクチュエータ駆動に基づいて作
業部をローリング制御するローリング制御装置に、アク
チュエータ動力を伝動するギヤ機構を介設したものであ
るが、ギヤ機構を構成する噛合ギヤのうち、少なくとも
一方の噛合ギヤを支持するギヤ軸を抜き取り可能に構成
したため、仮令アクチュエータ等の故障に基づいて被制
御部材のローリングがロックされたとしても、ギヤ軸を
抜き取って噛合ギヤ同志の噛合状態を解除すれば、被制
御部材の自由ローリングが許容されることになる。従っ
て、ローリング制御装置が故障した場合であっても、被
制御部材を中立位置に戻して適宜ロックすることにより
作業の続行が可能になる。
【0028】しかも、ギヤ軸の抜き取りに基づいてギヤ
噛合を解除するため、ギヤ軸を着脱しても噛合ギヤ同志
の噛合寸法(バックラッシュ)が変化することがなく、
この結果、噛合寸法の再調整を不要にする許りでなく、
調整不良に基づく作動不良の発生も防止することができ
る。
噛合を解除するため、ギヤ軸を着脱しても噛合ギヤ同志
の噛合寸法(バックラッシュ)が変化することがなく、
この結果、噛合寸法の再調整を不要にする許りでなく、
調整不良に基づく作動不良の発生も防止することができ
る。
【0029】また、前記ギヤ機構を構成する噛合ギヤの
うち、少なくとも一方の噛合ギヤを、噛合部とギヤ軸連
結部とに分割形成すると共に、前記噛合部をギヤ軸連結
部に対して着脱自在に組み付けた場合には、噛合部の取
り外しに基づいてギヤ噛合を解除することができるた
め、上記のものと略同様の効果を奏することができる。
うち、少なくとも一方の噛合ギヤを、噛合部とギヤ軸連
結部とに分割形成すると共に、前記噛合部をギヤ軸連結
部に対して着脱自在に組み付けた場合には、噛合部の取
り外しに基づいてギヤ噛合を解除することができるた
め、上記のものと略同様の効果を奏することができる。
【図1】乗用型田植機の側面図である。
【図2】植付作業部の側面図である。
【図3】同上要部側面図である。
【図4】同上要部背面図である。
【図5】同上要部正面図である。
【図6】中間ギヤの断面図である。
【図7】昇降リンク機構と作業部フレームとの間に構成
されるローリング規制機構の正面図である。
されるローリング規制機構の正面図である。
【図8】強制ローリング制御機構の分解斜視図である。
【図9】操作ワイヤのジョイント機構を示す正面図であ
る。
る。
【図10】同上分解斜視図である。
【図11】(A)は第二実施例を示すギヤ機構の正面
図、(B)は要部断面図である。
図、(B)は要部断面図である。
【図12】(A)は第三実施例を示す扇状ギヤの正面
図、(B)は要部側面図である。
図、(B)は要部側面図である。
1 走行機体 3 植付作業部 4 ホルダフレーム 12 中間フレーム 13 ローリング弾機 14 バランス弾機 17 モータ 19 中間ギヤ 20 ラック 21 ギヤ軸
Claims (2)
- 【請求項1】 走行機体に対してローリング自在に連結
される作業部を、アクチュエータ駆動に基づいてローリ
ング制御するローリング制御装置を備えると共に、該ロ
ーリング制御装置には、アクチュエータ動力を伝動する
ギヤ機構を介設してなる作業用走行車において、前記ギ
ヤ機構を構成する噛合ギヤのうち、少なくとも一方の噛
合ギヤを支持するギヤ軸を抜き取り可能に構成して、上
記噛合ギヤ同志の噛合状態を解除可能にしたことを特徴
とする作業用走行車における作業部のローリング制御装
置。 - 【請求項2】 走行機体に対してローリング自在に連結
される作業部を、アクチュエータ駆動に基づいてローリ
ング制御するローリング制御装置を備えると共に、該ロ
ーリング制御装置には、アクチュエータ動力を伝動する
ギヤ機構を介設してなる作業用走行車において、前記ギ
ヤ機構を構成する噛合ギヤのうち、少なくとも一方の噛
合ギヤを、噛合部とギヤ軸連結部とに分割形成すると共
に、前記噛合部をギヤ軸連結部に対して着脱自在に組み
付けたことを特徴とする作業用走行車における作業部の
ローリング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29900294A JPH08130944A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 作業用走行車における作業部のローリング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29900294A JPH08130944A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 作業用走行車における作業部のローリング制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08130944A true JPH08130944A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17866970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29900294A Pending JPH08130944A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 作業用走行車における作業部のローリング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08130944A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015223103A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 株式会社クボタ | 植播系作業機 |
| JP2016136897A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社クボタ | 作業機 |
| JP2020145988A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 株式会社クボタ | 作業機 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP29900294A patent/JPH08130944A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015223103A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 株式会社クボタ | 植播系作業機 |
| JP2016136897A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社クボタ | 作業機 |
| JP2020145988A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 株式会社クボタ | 作業機 |
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