JPH0813179B2 - 内燃機関の始動用電動機 - Google Patents
内燃機関の始動用電動機Info
- Publication number
- JPH0813179B2 JPH0813179B2 JP62171163A JP17116387A JPH0813179B2 JP H0813179 B2 JPH0813179 B2 JP H0813179B2 JP 62171163 A JP62171163 A JP 62171163A JP 17116387 A JP17116387 A JP 17116387A JP H0813179 B2 JPH0813179 B2 JP H0813179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal combustion
- combustion engine
- electric motor
- output shaft
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の始動用電動機に係り、特にモータ
部の電機子の冷却に好適なように改良した始動用電動機
に関するものである。
部の電機子の冷却に好適なように改良した始動用電動機
に関するものである。
従来の始動用電動機冷却技術については、実用新案公
報昭61−98360号に記載のようにモータ内部にフアンを
設けて冷却する構造、特開昭58−228119号に記載のよう
にコアーの一部をフアン形状にして冷却する構造、及び
実用新案公報昭60−26524号に記載のようにシヤフトを
ヒートパイプとして使用する構造などが公知となつてい
たが、電機子の冷却について見れば、該電機子の外面を
空冷するものであつて、電機子の内部に冷却風を導入す
るという事は考えられていなかつた。
報昭61−98360号に記載のようにモータ内部にフアンを
設けて冷却する構造、特開昭58−228119号に記載のよう
にコアーの一部をフアン形状にして冷却する構造、及び
実用新案公報昭60−26524号に記載のようにシヤフトを
ヒートパイプとして使用する構造などが公知となつてい
たが、電機子の冷却について見れば、該電機子の外面を
空冷するものであつて、電機子の内部に冷却風を導入す
るという事は考えられていなかつた。
内燃機関始動用電動機の定格運転時間は一般に30秒と
定められており、通常の使用では数秒の運転で内燃機関
は始動する。
定められており、通常の使用では数秒の運転で内燃機関
は始動する。
しかし、何らかの不具合によつて内燃機関が始動しな
い場合、一般の運転者は始動せんがため長時間始動電動
機を使用することになり、モータ部は発熱によりトルク
が低下して増々始動条件が悪化する。
い場合、一般の運転者は始動せんがため長時間始動電動
機を使用することになり、モータ部は発熱によりトルク
が低下して増々始動条件が悪化する。
このため、始動用電動機の運転時間が長くなり、バツ
テリが放電してしまう迄、5〜30分に及ぶ場合もある。
このような状況において、バツテリを過放電させて損耗
することの他に、始動用電動機が発熱によつて焼損する
という問題も重要になつてくる。そこで、このような最
悪条件下に於てもモータ部が焼損することの無いよう、
短時間定格のモータに対しても強制循環による冷却を行
なつて保護する必要が生じて来た。
テリが放電してしまう迄、5〜30分に及ぶ場合もある。
このような状況において、バツテリを過放電させて損耗
することの他に、始動用電動機が発熱によつて焼損する
という問題も重要になつてくる。そこで、このような最
悪条件下に於てもモータ部が焼損することの無いよう、
短時間定格のモータに対しても強制循環による冷却を行
なつて保護する必要が生じて来た。
更に、自動車が走行中には始動電動機は休止している
が、機関の発熱の為に昇温するので、この始動用電動機
を走行中に予め冷却しておくことの必要が生じている。
その理由は次の如くである。すなわち、走行直後エンジ
ンの発熱によつてモータ部の温度が上昇すると自然空冷
のみでは仲々冷却されず、モータの巻線抵抗が増し再始
動時の起動トルクが低下する。このため再始動不良が発
生しないよう高温時においても高トルクの発生するモー
タを必要とするが、走行時にもモータを冷却することに
よつて小形のモータでも目的(再始動の確実性)を達成
することが可能となる。
が、機関の発熱の為に昇温するので、この始動用電動機
を走行中に予め冷却しておくことの必要が生じている。
その理由は次の如くである。すなわち、走行直後エンジ
ンの発熱によつてモータ部の温度が上昇すると自然空冷
のみでは仲々冷却されず、モータの巻線抵抗が増し再始
動時の起動トルクが低下する。このため再始動不良が発
生しないよう高温時においても高トルクの発生するモー
タを必要とするが、走行時にもモータを冷却することに
よつて小形のモータでも目的(再始動の確実性)を達成
することが可能となる。
このため従来一般的には自然空冷でモータの発熱をヨ
ーク外周から放熱するその他に、開放形電動機において
は空気の流れは電動機の一端の通気孔からの他端の通気
孔に通気する構造とするか、通気孔から自然放熱する構
造となつている。このような従来の構造は、モータ小形
化の点については配慮されていなかつた。このためエン
ジンへの取付スペースを大きく必要とした。
ーク外周から放熱するその他に、開放形電動機において
は空気の流れは電動機の一端の通気孔からの他端の通気
孔に通気する構造とするか、通気孔から自然放熱する構
造となつている。このような従来の構造は、モータ小形
化の点については配慮されていなかつた。このためエン
ジンへの取付スペースを大きく必要とした。
加えて始動電動機部には水が注ぎかかること(散水)
があるが、従来の構造では散水に対する配慮がなされて
おらず浸水による錆びや絶縁劣化の問題があつた。
があるが、従来の構造では散水に対する配慮がなされて
おらず浸水による錆びや絶縁劣化の問題があつた。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、始動用
電動機、特にその電機子を有効に冷却し得るように改良
するとともに、機関の運転中においても常に電機子を冷
却し続け得るように改良した始動用電動機を提供するこ
とを目的とする。
電動機、特にその電機子を有効に冷却し得るように改良
するとともに、機関の運転中においても常に電機子を冷
却し続け得るように改良した始動用電動機を提供するこ
とを目的とする。
上記の目的を達成するために創作した本発明の基本的
原理は次記の2つである。
原理は次記の2つである。
(i)電機子内に冷却風を導入して有効に冷却するた
め、電機子に軸心方向の通風孔を穿設する。
め、電機子に軸心方向の通風孔を穿設する。
(ii)機関の運転中、格別の通風用機器を用いることな
く強制的に空気を循環させるため、「機関の運転に伴つ
て発生する負圧や正圧」を利用する。ここに負圧の例と
しては吸気管内の負圧や、ターボチヤージヤ吸入口の負
圧が利用可能であり、正圧の例としては、ターボチヤー
ジヤの吐出圧力や排気圧力が利用可能である。
く強制的に空気を循環させるため、「機関の運転に伴つ
て発生する負圧や正圧」を利用する。ここに負圧の例と
しては吸気管内の負圧や、ターボチヤージヤ吸入口の負
圧が利用可能であり、正圧の例としては、ターボチヤー
ジヤの吐出圧力や排気圧力が利用可能である。
上記の原理を実用技術面に適用するための具体的な構
成として、本発明は、軸方向の一端が内燃機関に連結さ
れると共に、その他端が減速機,クラッチを有するハウ
ジングに連結され、かつ内部に回転自在に支障された出
力軸と該出力軸にコイルを巻回した鉄心および整流子と
を軸方向に沿って備えた内燃機関の始動用電動機におい
て、 前記出力軸と鉄心と整流子とに軸方向に沿って貫通形
成され、かつスプライン孔とセレーション孔と多角形孔
との何れかの形状をなす空気通路を形成し、前記内燃機
関の運転に伴って発生する正圧若しくは負圧により、ハ
ウジング内に流入した空気が始動用電動機内の出力軸と
鉄心と整流子との前記空気通路を通過させるように構成
したことを特徴とするものである。
成として、本発明は、軸方向の一端が内燃機関に連結さ
れると共に、その他端が減速機,クラッチを有するハウ
ジングに連結され、かつ内部に回転自在に支障された出
力軸と該出力軸にコイルを巻回した鉄心および整流子と
を軸方向に沿って備えた内燃機関の始動用電動機におい
て、 前記出力軸と鉄心と整流子とに軸方向に沿って貫通形
成され、かつスプライン孔とセレーション孔と多角形孔
との何れかの形状をなす空気通路を形成し、前記内燃機
関の運転に伴って発生する正圧若しくは負圧により、ハ
ウジング内に流入した空気が始動用電動機内の出力軸と
鉄心と整流子との前記空気通路を通過させるように構成
したことを特徴とするものである。
[作用] 本発明によれば、内燃機関の運転に伴って発生する正
圧若しくは負圧により、ハウジング内に流入した空気が
始動用電動機内の出力軸と鉄心と整流子との前記空気通
路を通過させるように構成しているので、内燃機関が運
転すれば、ハウジング内に流入した空気が始動用電動機
内の出力軸と鉄心と整流子とのそれぞれを通過して冷却
するので、格別の送風機器を用いずに強制通風を行うこ
とができる。しかも、空気通路が何れも軸方向に沿って
設けられているので、前記の強制通風が電機子内部を良
好に流通し、有効に冷却を行うことができる。
圧若しくは負圧により、ハウジング内に流入した空気が
始動用電動機内の出力軸と鉄心と整流子との前記空気通
路を通過させるように構成しているので、内燃機関が運
転すれば、ハウジング内に流入した空気が始動用電動機
内の出力軸と鉄心と整流子とのそれぞれを通過して冷却
するので、格別の送風機器を用いずに強制通風を行うこ
とができる。しかも、空気通路が何れも軸方向に沿って
設けられているので、前記の強制通風が電機子内部を良
好に流通し、有効に冷却を行うことができる。
第1図は本発明の始動用電動機の1実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
1は始動装置のハウジングである。このハウジング1
に対してモータ4が取りつけられている。
に対してモータ4が取りつけられている。
上記のモータ4は電機子2を回転自在に支承すると共
に、その周囲に界磁石3を固定的に設置した構造であ
る。
に、その周囲に界磁石3を固定的に設置した構造であ
る。
上記の電機子2の出力軸5とピニオン6とは、減速機
25及び一方向クラツチ7を介して連結されている。
25及び一方向クラツチ7を介して連結されている。
前記のハウジング1には電磁ソレノイド8が装着され
ていて、該電磁ソレノイド8の作動により、シフトレバ
ー9を介してピニオン6が前後進動せしめられる。
ていて、該電磁ソレノイド8の作動により、シフトレバ
ー9を介してピニオン6が前後進動せしめられる。
電機子2の出力軸5には鉄心16及び整流子10が軸方向
に沿って嵌着され、該鉄心16にはコイル20が巻装されて
いる。
に沿って嵌着され、該鉄心16にはコイル20が巻装されて
いる。
整流子10の外周側には、ブラシホルダプレート13に固
定されてブラシ15が配設されている。上記ブラシホルダ
プレート13はブラシカバー11に固定されている。
定されてブラシ15が配設されている。上記ブラシホルダ
プレート13はブラシカバー11に固定されている。
上記ブラシカバー11に対して、キヤツプ18を介して吸
気通路管19が連通固着され、内燃機関の吸気管(図示せ
ず)に接続されている。
気通路管19が連通固着され、内燃機関の吸気管(図示せ
ず)に接続されている。
一方、ハウジング1には吸気孔21が設けられて大気に
連通している。
連通している。
前記の出力軸5には、その中心線に沿つて空気通路22
が貫通穿設されている。
が貫通穿設されている。
また、鉄心16には、軸心と平行に複数個の空気通路23
が設けられている。さらに整流子10には軸心と平行に複
数個の空気通路24が設けられている。
が設けられている。さらに整流子10には軸心と平行に複
数個の空気通路24が設けられている。
機関が運転されている間は吸気管内に負圧を生じるの
で、該吸気管(図示せず)に対して吸気通路管19を介し
て連通されたモータ4内空間も負圧になる。
で、該吸気管(図示せず)に対して吸気通路管19を介し
て連通されたモータ4内空間も負圧になる。
このため、機関が始動されると、吸気孔21から大気が
吸入されてモータ4内に吸入される。
吸入されてモータ4内に吸入される。
吸入された空気の一部は電機子2の外周部の隙間を通
り、その他の部分は空気通路22,23,24に分流し、通気孔
17内で合流する。
り、その他の部分は空気通路22,23,24に分流し、通気孔
17内で合流する。
上記の空気の流動により、電機子2は内部からも効率
よく冷却される。
よく冷却される。
第2図乃至第5図は、それぞれ異なる実施例を示し、
出力軸5及び鉄心16(コイル20を巻装している)の横断
面図である。
出力軸5及び鉄心16(コイル20を巻装している)の横断
面図である。
第2図の如く、出力軸5の中心孔として設けた空気通
路22bの断面形状をスプライン孔状としたり、又は第3
図の如くセレーシヨン孔状の空気通路22cを設けたりす
ると、表面積が大きくて冷却能率が高い。
路22bの断面形状をスプライン孔状としたり、又は第3
図の如くセレーシヨン孔状の空気通路22cを設けたりす
ると、表面積が大きくて冷却能率が高い。
第4図の実施例は、鉄心16に設ける空気通路26を出力
軸5に接せしめて設けたものである。
軸5に接せしめて設けたものである。
第5図の実施例は出力軸5′の外周を六角柱状とし、
鉄心16の内腔との間に隙間を形成して空気通路27として
作用せしめるものである。
鉄心16の内腔との間に隙間を形成して空気通路27として
作用せしめるものである。
本発明の始動用電動機によれば、出力軸と鉄心と整流
子とに軸方向に沿って貫通形成され、かつスプライン孔
とセレーション孔と多角形孔との何れかの形状をなす空
気通路を形成し、前記内燃機関の運転に伴って発生する
正圧若しくは負圧により、ハウジング内に流入した空気
が始動用電動機内の出力軸と鉄心と整流子との前記空気
通路を通過させるように構成したので、簡単な構成で、
機関の運転中において電機子を有効に冷却することが出
来るので、運転中に始動電動機を低温に保持し得る。始
動電動機を低温に保つておくと、エンストに際しての再
起動が強力に、かつ確実に行われる。
子とに軸方向に沿って貫通形成され、かつスプライン孔
とセレーション孔と多角形孔との何れかの形状をなす空
気通路を形成し、前記内燃機関の運転に伴って発生する
正圧若しくは負圧により、ハウジング内に流入した空気
が始動用電動機内の出力軸と鉄心と整流子との前記空気
通路を通過させるように構成したので、簡単な構成で、
機関の運転中において電機子を有効に冷却することが出
来るので、運転中に始動電動機を低温に保持し得る。始
動電動機を低温に保つておくと、エンストに際しての再
起動が強力に、かつ確実に行われる。
第1図本発明の1実施例を示す縦断面図である。 第2図乃至第5図はそれぞれ異なる実施例における電機
子の横断面図である。 2……電機子、4……モータ、5……出力軸、10……整
流子、11……ブラシカバー、16……鉄心、19……吸気通
路管、22,23,24……空気通路。
子の横断面図である。 2……電機子、4……モータ、5……出力軸、10……整
流子、11……ブラシカバー、16……鉄心、19……吸気通
路管、22,23,24……空気通路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−94534(JP,A) 実開 昭60−96978(JP,U) 実願 昭58−188346号(実開 昭60− 96978号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向の一端が内燃機関の吸気管に連結さ
れると共に、その他端が減速機等を有するハウジングに
連結され、かつ内部に回転自在に支障された出力軸と該
出力軸にコイルを巻回した鉄心および整流子とを軸方向
に沿って備えた内燃機関の始動用電動機において、前記
出力軸と鉄心と整流子とに軸方向に沿って貫通形成さ
れ、かつスプライン孔とセレーション孔と多角形孔との
何れかの形状をなす空気通路を形成し、前記内燃機関の
運転に伴って発生する正圧若しくは負圧により、ハウジ
ング内に流入した空気が始動用電動機内の出力軸と鉄心
と整流子との前記空気通路を通過させるように構成した
ことを特徴とする内燃機関の始動用電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62171163A JPH0813179B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 内燃機関の始動用電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62171163A JPH0813179B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 内燃機関の始動用電動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6416237A JPS6416237A (en) | 1989-01-19 |
| JPH0813179B2 true JPH0813179B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=15918162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62171163A Expired - Lifetime JPH0813179B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 内燃機関の始動用電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813179B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5947661A (en) * | 1994-01-19 | 1999-09-07 | Horkos Corp. | Cutting chip air-stream removing device for a mechanical tool |
| JP4764761B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2011-09-07 | 株式会社マキタ | 集塵カップ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6194534A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-13 | Nippon Denso Co Ltd | 自動車用電動モ−タ |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP62171163A patent/JPH0813179B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6416237A (en) | 1989-01-19 |
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