JPH081318A - スライディングノズル用下部ノズル - Google Patents
スライディングノズル用下部ノズルInfo
- Publication number
- JPH081318A JPH081318A JP6162831A JP16283194A JPH081318A JP H081318 A JPH081318 A JP H081318A JP 6162831 A JP6162831 A JP 6162831A JP 16283194 A JP16283194 A JP 16283194A JP H081318 A JPH081318 A JP H081318A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- durability
- lower nozzle
- different materials
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、一材質のみの構成からなるノズルでは
耐用が低かった鋼種等に適用でき耐用を向上させること
ができ、ノズルの製造コストを低く抑えることができる
ようにする。 【構成】 異なる2種類以上の材質を意図的に混合する
ことなく、一個の上部ノズル固体中に配置して成形さ
れ、焼成したあと、その異なる材質間の接合にモルタル
や、キャスタブル等を介さないことを特徴としている。 【効果】 本発明による下部ノズルは、重要部により耐
食性の高い材質を、非重要部に安価な材質を組み合わせ
ることにより耐用とコストの低減を可能にした。これに
より製鋼プロセスにおいて原単価の低減に寄与すること
ができる。
耐用が低かった鋼種等に適用でき耐用を向上させること
ができ、ノズルの製造コストを低く抑えることができる
ようにする。 【構成】 異なる2種類以上の材質を意図的に混合する
ことなく、一個の上部ノズル固体中に配置して成形さ
れ、焼成したあと、その異なる材質間の接合にモルタル
や、キャスタブル等を介さないことを特徴としている。 【効果】 本発明による下部ノズルは、重要部により耐
食性の高い材質を、非重要部に安価な材質を組み合わせ
ることにより耐用とコストの低減を可能にした。これに
より製鋼プロセスにおいて原単価の低減に寄与すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、溶鋼の流量を制御す
るスライディングノズルに使用される下部ノズルに関す
るものである。
るスライディングノズルに使用される下部ノズルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】取鍋からタンディッシュへ、あるいはタ
ンディッシュからモールドへ溶鋼を流す際には、取鍋や
タンディッシュの下部に設置されたスライディングノズ
ルプレート(以下SNプレートと呼ぶ)を用いて溶鋼の
流量制御が行われる。このSNは、プレートを中心とし
てその上下にそれぞれ上部ノズル、下部ノズルを配置し
て構成されるのが一般的である。従来、ここに配置され
る下部ノズルは、ハイアルミナ質,アルミナカーボン質
等の材質が主に使用されている。ところが、このような
単一の材質を用いた場合は以下のような問題が発生して
いた。
ンディッシュからモールドへ溶鋼を流す際には、取鍋や
タンディッシュの下部に設置されたスライディングノズ
ルプレート(以下SNプレートと呼ぶ)を用いて溶鋼の
流量制御が行われる。このSNは、プレートを中心とし
てその上下にそれぞれ上部ノズル、下部ノズルを配置し
て構成されるのが一般的である。従来、ここに配置され
る下部ノズルは、ハイアルミナ質,アルミナカーボン質
等の材質が主に使用されている。ところが、このような
単一の材質を用いた場合は以下のような問題が発生して
いた。
【0003】溶鋼の流れやノズル孔内の残留溶鋼を洗浄
する際の酸素洗浄のため、ノズル孔径が拡大(溶損)し
て溶鋼漏れの危険が生じてくる。この溶損を防止するた
めには、ノズルを構成する原料の耐火度を上げる手法が
一般的に取られる。しかし、耐火度を上げると、溶鋼流
による急激な熱衝撃により、ノズル孔を中心に亀裂を生
じ、この亀裂により溶鋼漏れが発生する危険性が高くな
る。
する際の酸素洗浄のため、ノズル孔径が拡大(溶損)し
て溶鋼漏れの危険が生じてくる。この溶損を防止するた
めには、ノズルを構成する原料の耐火度を上げる手法が
一般的に取られる。しかし、耐火度を上げると、溶鋼流
による急激な熱衝撃により、ノズル孔を中心に亀裂を生
じ、この亀裂により溶鋼漏れが発生する危険性が高くな
る。
【0004】以上のような観点から、SNに使用される
下部ノズルは、耐熱衝撃性を有すること、耐溶損性
に優れていること、などが要求される。しかし、前述の
ような単一の材質で上記を満足させることは難しい。
下部ノズルは、耐熱衝撃性を有すること、耐溶損性
に優れていること、などが要求される。しかし、前述の
ような単一の材質で上記を満足させることは難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記を解決する手段と
して、ノズル孔の回りのみを円筒状に成形した高耐火度
の材質(ジルコニア等)を配置する方式(いわゆるリン
グ方式)が行なわれているのは公知のところである。そ
の外縁の材質との接合は、モルタルやキャスタブルを介
して接合される。しかし、このリング方式の場合、リン
グの肉厚が薄くなったり、または外縁部の肉厚が薄くな
ったりする。この場合、その各々の部位の強度確保が難
しく、溶鋼による熱衝撃により亀裂が発生し、溶鋼漏れ
を生じることがあった。また、リングを接合する作業や
キャスタブルで鋳込む作業は手間がかかりコストアップ
の要因にもなっている。
して、ノズル孔の回りのみを円筒状に成形した高耐火度
の材質(ジルコニア等)を配置する方式(いわゆるリン
グ方式)が行なわれているのは公知のところである。そ
の外縁の材質との接合は、モルタルやキャスタブルを介
して接合される。しかし、このリング方式の場合、リン
グの肉厚が薄くなったり、または外縁部の肉厚が薄くな
ったりする。この場合、その各々の部位の強度確保が難
しく、溶鋼による熱衝撃により亀裂が発生し、溶鋼漏れ
を生じることがあった。また、リングを接合する作業や
キャスタブルで鋳込む作業は手間がかかりコストアップ
の要因にもなっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決することを目的としている。以下にその詳細を記
す。本発明は、異なる2種類以上の材質を意図的に混合
する事なく、一個の上部ノズル固体中に配置して成形さ
れ、焼成したあと、その異なる材質間の接合にモルタル
や、キャスタブル等を介さないことを特徴としている。
を解決することを目的としている。以下にその詳細を記
す。本発明は、異なる2種類以上の材質を意図的に混合
する事なく、一個の上部ノズル固体中に配置して成形さ
れ、焼成したあと、その異なる材質間の接合にモルタル
や、キャスタブル等を介さないことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記ノズル煉瓦を構成する耐火物材質は、アル
ミナカーボン質,ハイアルミナ質,マグネシア質,ジル
コニア質等が選ばれ、その材質系の組合せは問わない
(例えば、アルミナカーボン質とアルミナカーボン質の
組合せ、アルミナカーボン質とマグネシアカーボン質の
組合せなど)。一般的には、ノズル孔周辺の重要部に
は、より耐溶損性に優れる材質が選定され、その外縁部
には、比較的安価な材質が適用される。これらの材質を
組合されたノズルは、成形時に同時に高圧プレスにて形
成され、その後、焼成等の工程を経て、必要に応じてピ
ッチ含浸処理等を施して使用される。
ミナカーボン質,ハイアルミナ質,マグネシア質,ジル
コニア質等が選ばれ、その材質系の組合せは問わない
(例えば、アルミナカーボン質とアルミナカーボン質の
組合せ、アルミナカーボン質とマグネシアカーボン質の
組合せなど)。一般的には、ノズル孔周辺の重要部に
は、より耐溶損性に優れる材質が選定され、その外縁部
には、比較的安価な材質が適用される。これらの材質を
組合されたノズルは、成形時に同時に高圧プレスにて形
成され、その後、焼成等の工程を経て、必要に応じてピ
ッチ含浸処理等を施して使用される。
【0008】本発明品は、ノズル孔周辺の重要部に耐溶
損性に優れる材質等が選定されるため、従来一材質のみ
の構成からなるノズルでは耐用が低かった鋼種等に適用
でき耐用を向上させることが可能である。また、その外
縁部の非重要部には比較的安価な材質を適用でき、しか
もモルタルセットやキャスタブル等の鋳込み作業がなく
なることがあるため、ノズルの製造コストを低く抑える
ことができる。以下実施例について図面を参照しながら
説明する。
損性に優れる材質等が選定されるため、従来一材質のみ
の構成からなるノズルでは耐用が低かった鋼種等に適用
でき耐用を向上させることが可能である。また、その外
縁部の非重要部には比較的安価な材質を適用でき、しか
もモルタルセットやキャスタブル等の鋳込み作業がなく
なることがあるため、ノズルの製造コストを低く抑える
ことができる。以下実施例について図面を参照しながら
説明する。
【0009】
【実施例】表1に示すように、異なる2材質組合せをノ
ズル孔周辺部1とその外縁部2に適用し、成形時に同時
に形成した焼成下部ノズルを実使用した。その結果表2
に示すような耐用の向上が得られた。
ズル孔周辺部1とその外縁部2に適用し、成形時に同時
に形成した焼成下部ノズルを実使用した。その結果表2
に示すような耐用の向上が得られた。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明による下部ノズル
は、重要部により耐食性の高い材質を、非重要部に安価
な材質を組み合わせることにより耐用とコストの低減を
可能にした。これにより製鋼プロセスにおいて原単価の
低減に寄与することが可能である。
は、重要部により耐食性の高い材質を、非重要部に安価
な材質を組み合わせることにより耐用とコストの低減を
可能にした。これにより製鋼プロセスにおいて原単価の
低減に寄与することが可能である。
【図1】本発明下部ノズルの実施例の縦断面図である。
【図2】本発明下部ノズルの他の実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図3】本発明下部ノズルの他の実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図4】本発明下部ノズルの他の実施例の縦断面図であ
る。
る。
1 ノズル孔周辺部(重要部) 2 外縁部(非重要部) 3 ノズル孔 4 鉄皮
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 35/64
Claims (3)
- 【請求項1】 溶鋼が通過するノズル孔の周辺部(重要
部1)とその外縁部(非重要部2)の材質において材質
を異にすることを特徴とするスライディングノズル用下
部ノズル。 - 【請求項2】 前記材質で焼成してなることを特徴とす
る請求項1に記載のスライディングノズル用下部ノズ
ル。 - 【請求項3】 前記材質1,2の接合部にモルタル,キ
ャスタブル等を介さず、成形時に同時に形成されること
を特徴とする請求項1,2に記載のスライディングノズ
ル用下部ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162831A JPH081318A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | スライディングノズル用下部ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162831A JPH081318A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | スライディングノズル用下部ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081318A true JPH081318A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15762077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6162831A Pending JPH081318A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | スライディングノズル用下部ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081318A (ja) |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP6162831A patent/JPH081318A/ja active Pending
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